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JP2008130753A - 半導体チップおよびその製造方法 - Google Patents

半導体チップおよびその製造方法 Download PDF

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Masayoshi Tagami
政由 田上
Hiroyuki Kunishima
浩之 國嶋
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NEC Electronics Corp
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NEC Electronics Corp
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Abstract

【課題】組立実装時の応力による半導体チップの層間絶縁膜の剥がれや破壊を抑制する。
【解決手段】複数の素子形成領域が形成された半導体ウェハ上に、低誘電率膜108を含む絶縁膜および配線により構成された多層配線構造を形成する工程と、半導体ウェハの各素子形成領域を覆うとともに当該素子形成領域の外縁部が選択的に開口されたマスク膜を用い、半導体ウェハの上部から絶縁膜に電子線または紫外線を照射し、マスク膜の開口した領域に対応する箇所の低誘電率膜108を改質して当該低誘電率膜108に改質領域120を形成する工程と、半導体ウェハを、各素子形成領域の改質領域120上または当該改質領域120よりも外周のダイシングラインに沿って切断して個別化する工程とにより半導体チップ100を製造する。
【選択図】図1

Description

本発明は、多層配線構造を有する半導体チップおよびその製造方法に関する。
近年、半導体装置の高性能化に伴い、多層配線構造の層間絶縁膜として、比誘電率がSiOより低いいわゆるlow-k膜(低誘電率膜)が用いられるようになっている。低誘電率膜には様々な種類があるが、一般的に密着性や機械強度が弱い。
特許文献1(特開2000−100944号公報)には、ウェハ周辺部において、有機系材料からなる低誘電率有機系材料膜にUV光を照射し、表面に表面硬化領域を形成する技術が記載されている。これにより、低誘電率有機系材料膜の表面に機械的強度が高い表面硬化領域が形成され、CMP(化学的機械的研磨)時の膜剥がれの発生が抑えられるとされている。
ところで、半導体ウェハをダイシングする際に、まずレーザで多層配線構造に溝を形成し(レーザグルービング)、その後に半導体ウェハをダイシングする方法がとられることがある(特許文献2)。
特開2000−100944号公報 特開2006−140311号公報
上述したように、低誘電率膜は密着性や機械強度が弱いため、半導体ウェハ上に多層配線構造を形成した後、半導体ウェハをダイシングしてチップ化し、樹脂で封止する際にチップ端部で層間絶縁膜の剥離が生じるという問題があった。特許文献1に記載の技術では、半導体ウェハ周辺部において、有機系材料の表面が硬化されるだけなので、半導体ウェハをダイシングしてチップ化した後に樹脂で封止する際の層間絶縁膜の剥離を抑えることはできない。
本発明によれば、
複数の素子形成領域が形成された半導体ウェハ上に、低誘電率膜を含む絶縁膜および配線により構成された多層配線構造を形成する工程と、
前記半導体ウェハの各前記素子形成領域を覆うとともに当該素子形成領域の外縁部が選択的に開口されたマスク膜を用い、前記半導体ウェハの上部から前記絶縁膜に電子線または紫外線を照射し、前記マスク膜の開口した領域に対応する箇所の前記低誘電率膜を改質して当該低誘電率膜に改質領域を形成する工程と、
前記半導体ウェハを、各前記素子形成領域の前記改質領域上または当該改質領域よりも外周のダイシングラインに沿って切断して個別化する工程と、
を含む半導体チップの製造方法が提供される。
本発明によれば、
半導体ウェハおよびその上に形成され、低誘電率膜を含む絶縁膜および配線により構成された多層配線構造をダイシングラインに沿って分離した半導体チップであって、
前記多層配線構造の前記低誘電率膜の外周部に、電子線または紫外線の照射により当該低誘電率膜を改質した改質領域が形成され、前記改質領域は前記多層配線構造に選択的に形成された半導体チップが提供される。
以上の半導体チップの製造方法および半導体チップによれば、低誘電率膜を含む多層配線構造を有する半導体装置において、低誘電率膜の半導体チップ周辺部(ダイシングライン近傍)のみを電子線(EB)または紫外線(UV)等の励起光を用いて硬化・改質させることができる。これにより、半導体チップ周辺部の低誘電率膜の膜強度を増大させ、密着性も増大させることができる。そのため、組立実装時の応力による層間絶縁膜の剥がれや破壊を抑制することができ、機械的信頼性の高い半導体チップを実現できる。さらに、チップ周辺部の低誘電率膜のみにEBまたはUV等が照射されるため、半導体チップ内部の回路領域の低誘電率膜は硬化、改質されず、比誘電率の増大は発生しない。
なお、たとえば特許文献2に記載されたように、レーザで多層配線構造に溝を形成するレーザグルービングという技術が知られている。レーザグルービングでは、レーザが照射された箇所では絶縁膜が溶融等して切断される。この技術では、レーザ照射により多層配線構造に溝を形成するため、レーザの強度を高くする必要があり、レーザ深さ方向の制御が困難である。そのため、レーザが半導体ウェハまで達し、半導体ウェハのシリコンが溶解したり、飛び散りによるコンタミネーションが生じるという問題がある。このような問題を解決するためには、たとえば特許文献2に記載されたように、保護膜を設ける等の処理が必要となる。
本発明においては、EBまたはUV等の励起光により多層配線構造に溝を形成するのではなく、低誘電率膜の膜特性を変化させることを目的としている。そのため、励起光は半導体ウェハを改質しない程度の強度とすることができる。つまり、改質領域は、多層配線構造に選択的に形成され、半導体ウェハには形成されない。これにより、半導体ウェハのシリコンが溶解したり、飛び散りによるコンタミネーションが生じるという問題は生じない。また、このような目的のため、本発明の半導体チップの製造方法においては、EBまたはUV等の励起光を照射する際に、照射対象の多層配線構造上に所定パターンのマスク膜を形成し、マスク膜上からEBまたはUV等の励起光を半導体ウェハ全面に一括照射することができる。これにより、スループットを高めることもできる。また、マスク膜を用いて照射するので、励起光の照射領域を微細に設定することもでき、半導体チップを微細化することもできる。
以上説明したように、本発明によれば、組立実装時の応力による半導体チップの層間絶縁膜の剥がれや破壊を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、すべての図面において、共通の構成要素には同一の符号を付し、以下の説明において共通する説明を適宜省略する。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態における半導体チップ100の構成を示す断面図である。
半導体チップ100は、半導体基板102、その上に形成されたトランジスタ103を含むトランジスタ形成層104、その上に形成されたエッチング阻止膜106、低誘電率膜108、およびローカル配線110を含む多層配線構造、その上に形成された絶縁膜112およびグローバル配線111を含む多層配線構造であるグローバル配線層113、さらにその上に形成されたエッチングストッパ膜114およびパッシベーション層116、ならびにこれらを封止する封止樹脂130を含む。トランジスタ形成層104、ならびにエッチング阻止膜106、低誘電率膜108、およびローカル配線110を含む多層配線構造によりローカル配線層105が構成される。
本実施の形態において、ローカル配線110およびグローバル配線111は、銅を主成分とする銅配線により構成することができる。低誘電率膜108は、比誘電率が3.3以下、好ましくは2.9以下とすることができる。低誘電率膜108としては、たとえば、SiOC(H)膜やSiLK(登録商標)等の炭素含有膜、HSQ(ハイドロジェンシルセスキオキサン)膜、MHSQ(メチル化ハイドロジェンシルセスキオキサン)膜、MSQ(メチルシルセスキオキサン)膜、またはこれらのポーラス膜を用いることができる。エッチング阻止膜106は、たとえば、SiC膜、SiCN膜またはSiON膜等により構成することができる。さらに、グローバル配線層113において、絶縁膜112は、たとえばSiO膜とエッチング阻止膜106と同様のエッチング阻止膜との積層膜により構成することができる。
なお、本実施の形態において、ローカル配線層105の外周には、改質領域120が形成されている。改質領域120は、その層を構成する絶縁膜にEB(Electron Beam:電子線)またはUV(紫外線)を照射することにより形成される。紫外線の波長は、たとえば100nm以上400nm以下とすることができる。とくに、低誘電率膜108にEBまたはUVを照射することにより、改質領域120において、他の領域よりも膜密度が高くなる、機械的強度が高まる、接着強度が高まる等の効果が生じる。なお、改質領域120においては、比誘電率も他の領域よりも高くなる。しかし、本実施の形態において、半導体チップ周辺部の絶縁膜(低誘電率膜108)のみにEBまたはUVが照射されるため、半導体チップ内部の回路領域の低誘電率膜108は硬化、改質されず、比誘電率も上昇しない。
低誘電率膜108としてポーラス膜を用いた場合、改質領域120では、改質されていないもとの低誘電率膜108よりも空孔率が低くなる。また、低誘電率膜108として炭素含有膜を用いた場合、改質領域120では、改質されていないもとの低誘電率膜108よりも炭素濃度が低くなる。炭素濃度の減少は、SIMS(二次イオン質量分析法)やXPS(X線光電子分光分析法)などの測定により、簡単に観測できる。
図2は、半導体装置200の構成を示す上面図である。半導体装置200は、複数の素子形成領域202と、その外周に配置された外周領域204とが形成された半導体ウェハ201を含む。素子形成領域202には、回路が形成される。外周領域204には、ダイシングラインが設けられる。素子形成領域202は、略四辺形を有し、四辺の外周に外周領域204が形成される。
このような構成の半導体装置200をダイシングラインに沿ってダイシングすることにより、半導体装置200が個別化される。半導体装置200を個別化した後、封止樹脂130で封止することにより、図1に示した半導体チップ100が得られる。すなわち、平面視において、半導体チップ100は、略四辺形を有し、低誘電率膜108では四辺の外周に改質領域120が形成される。
図3および図4は、図1に示した半導体チップ100の製造手順の一部の一例を示す工程断面図である。図3は、半導体装置200を個別化する前、すなわち半導体ウェハ201をダイシングする前の状態を示す。以下、図1および図2も参照して説明する。
まず、半導体基板102(半導体ウェハ201)上にローカル配線層105を形成する(図3(a))。ローカル配線層105の多層配線構造は、通常のダマシン法等により形成することができる。
つづいて、半導体装置200の各素子形成領域202の回路が形成された領域を覆うとともに素子形成領域202の外縁部を選択的に開口したレジスト膜140をマスク膜として用い、半導体ウェハ201上部からローカル配線層105にEB(またはUV)を照射する(図3(b))。これにより、レジスト膜140の開口した領域に対応する箇所の低誘電率膜108が改質され、改質領域120が形成される。次いで、レジスト膜140を除去する(図3(c))。
図5は、図2に示した半導体装置200の上面図の拡大図である。
図5(a)に示すように、本実施の形態において、外周領域204は、ダイシングライン206よりも幅広く形成されている。図5(b)は、図3(b)に対応し、素子形成領域202上にレジスト膜140が形成された構成を示す上面図である。図5(c)は、図3(c)に対応し、外周領域204に改質領域120が形成された構成を示す上面図である。
その後、図4に示したように、ローカル配線層105上にグローバル配線層113を形成する。グローバル配線層113も通常のダマシン法等により形成することができる。つづいて、グローバル配線層113上にエッチングストッパ膜114およびパッシベーション層116をこの順で積層する(図4(a))。次いで、ダイシングライン206に沿ってダイシングを行う。これにより、半導体装置200が個別化される(図4(b))。さらにその後、個別化されたチップを封止樹脂で封止する。これにより、図1に示した構成の半導体チップ100が得られる。
本実施の形態において、ダイシングライン206が改質領域120上かつ改質領域120よりも外周に形成されている。そのため、ダイシングライン206に沿って半導体装置200を個別化すると、各半導体チップの低誘電率膜108の最外周部分に改質領域120が形成されることになる。これにより、半導体チップ周辺部の低誘電率膜の膜強度を増大させ、密着性も増大させることができる。
また、以上では、外周領域204全体に改質領域120を形成する例を示したが、図6に示したように、ダイシングライン206よりも内周側のチップ周辺領域のみに選択的に改質領域120を形成するようにしてもよい。このようにしても、ダイシングライン206に沿って半導体装置200をダイシングしたときに、各半導体チップの低誘電率膜108の最外周部分に改質領域120が形成されることになる。これにより、半導体チップ周辺部の低誘電率膜の膜強度を増大させ、密着性も増大させることができる。
また、改質領域120は、素子形成領域202の回路が形成された領域よりも外周に形成されていれば、半導体チップの最外周に形成されていなくてもよい。このようにしても、改質領域120において低誘電率膜の膜強度を増大させ、密着性も増大させることができる。そのため、改質領域120内部の回路部分を保護することができる。たとえば、通常、素子形成領域202には、回路を保護するシールリングが設けられるが、改質領域120は、シールリングの外周に形成されていればよい。
以上のように、低誘電率膜108を含むローカル配線層105を形成した後、グローバル配線層113の形成前に、上部からEB(またはUV)を照射することにより、低誘電率膜108の改質を効率よく行うことができる。後述するように、EB照射により電子を深く侵入させるためには、電子エネルギーを高くしなければならない。本実施の形態で説明したように、ローカル配線層105を形成した後にEB照射を行うことにより、それほど高くない電子エネルギーでもローカル配線層105中の低誘電率膜108を改質して改質領域120を形成することができる。
なお、以上では、ローカル配線層105を形成した後に改質領域120を形成するための露光を行ったが、半導体装置200において、最上層の低誘電率膜108が形成された後に露光を行うようにすることができる。たとえば、グローバル配線層113中にも低誘電率膜108が含まれるような場合は、最上層の低誘電率膜108が形成された後に露光を行うことができる。
(第2の実施の形態)
図7は、本実施の形態における半導体チップ100の製造手順の一例を示す工程断面図である。
ここでは、半導体基板102上にローカル配線層105、グローバル配線層113、エッチングストッパ膜114、およびパッシベーション層116を形成した後に改質領域120を形成するためにEB(またはUV)を照射する点で第1の実施の形態において図3および図4を参照して説明した例と異なる。
まず、半導体基板102上にローカル配線層105、グローバル配線層113、エッチングストッパ膜114、パッシベーション層116、およびパッド142をこの順で形成する(図7(a))。パッド142はアルミニウムにより構成することができる。
つづいて、パッド142上に、半導体装置200の各素子形成領域202の回路が形成された領域を覆うとともに素子形成領域202の外縁部を選択的に開口したレジスト膜144を形成し、レジスト膜144をマスク膜として用い、パッド142をパターニングする(図7(b))。これにより、パッド142にレジスト膜144のパターンが転写される。
レジスト膜144を除去した後、パッド142をマスク膜として、半導体ウェハ201上からEB(またはUV)を照射する(図7(c))。このときEB(またはUV)の照射領域に存在する絶縁膜が何らかの影響を受けるが、とくに低誘電率膜108が改質される。これにより、パッド142の開口した領域に対応する箇所の低誘電率膜108が改質され、改質領域120が形成される。ここで、アルミニウムにより構成されたパッド142をマスク膜として用いることにより、EB(またはUV)の照射強度を高めても、マスク膜の機能を充分保つようにすることができる。
ただし、マスク膜としての機能を保持できるのであれば、パッシベーション層116を形成後、パッド142を形成する前に、パッシベーション層116上にレジスト膜144と同様のパターンを有するレジスト膜を形成し、そのレジスト膜をマスク膜として半導体ウェハ201上からEB(またはUV)を照射してもよい。
(第3の実施の形態)
図8は、本実施の形態における半導体チップ100の構成を示す断面図である。
本実施の形態において、EB(またはUV)を照射する前に多層配線構造に溝を形成する点で第1の実施の形態と異なる。
図9から図11は、本実施の形態における半導体チップ100の製造手順を示す工程断面図である。
まず、第2の実施の形態で図7を参照して説明したのと同様に、半導体基板102上にローカル配線層105、グローバル配線層113、エッチングストッパ膜114、パッシベーション層116、およびパッド142を形成する(図9(a))。
つづいて、パッド142上に、所定パターンを有するレジスト膜144を形成する(図9(b))。レジスト膜144は、改質領域120を形成する領域近傍が開口し、それ以外の領域が覆われた構成を有する。次いで、レジスト膜144をマスクとしてパッド142、パッシベーション層116、エッチングストッパ膜114、グローバル配線層113、およびローカル配線層105を順次エッチングする。これにより、溝124が形成される(図9(c))。
その後、パッド142をマスク膜として、半導体ウェハ201上からEB(またはUV)を照射する(図10(a))。本実施の形態において、改質領域120を形成したい領域近傍に溝124が形成されているため、改質領域120を効率よく形成することができる。このとき、照射領域に存在する絶縁膜が何らかの影響を受けるが、とくに低誘電率膜108が改質され、改質領域120が形成される(図10(b))。なお、溝124は、半導体装置200を切断する目的ではなく、EB(またはUV)照射を効率よく行うために設けられるため、幅を広く形成する必要はない。たとえば、溝124は、ダイシングライン206の幅よりも幅が狭くてもよい。そのため、エッチングにより、半導体基板102を損傷することなく溝124を形成することができる。
つづいて、半導体装置200上全面に、パッド142をパターニングするためのレジスト膜146を形成し、露出した箇所のパッド142をエッチングにより除去する(図11(a))。次いでレジスト膜146を除去し、半導体装置200上全面にカバー膜148を形成する。その後、カバー膜148を所定パターンにエッチングする(図11(b))。この後、半導体装置200をダイシングして個別化する。
図12および図13は、本実施の形態における半導体装置200の構成を示す上面図である。図12に示すように、本実施の形態において、溝124は、素子形成領域202の外周の外周領域204に形成される。また、溝124は、ダイシングライン206の外縁に沿って形成される。図13は、改質領域120が形成された状態を示す図である。ここでは、溝124の周囲に改質領域120が形成されている。
なお、ここでは、ダイシングにより、溝124が形成された領域の一部が除去される例を示したが、溝124は、ダイシングライン206の内周に形成するようにしてもよい。この場合、図11(b)に示したように、カバー膜148を構成する材料で溝124が埋め込まれており、半導体チップの素子形成領域202側の層間絶縁膜の側面がカバー膜148を構成する材料で保護されており、層間の密着性を高めることができる。また、封止樹脂130と接する界面と素子形成領域202側の層間絶縁膜とが溝124により分離されることになり、強度を高めることもできる。
図14は、本実施の形態における半導体チップ100の製造手順の他の例を示す図である。ここでは、溝124は、パッド142、パッシベーション層116、エッチングストッパ膜114、およびグローバル配線層113にのみ形成される。この状態で、図10を参照して説明したのと同様に、パッド142をマスク膜として、半導体ウェハ201上部からEB(またはUV)を照射する。このとき、照射領域に存在する絶縁膜が何らかの影響を受けるが、とくに低誘電率膜108が改質され、改質領域120が形成される。
この後、図10〜図13を参照して説明したのと同様にしてダイシングを行う。これにより、図15に示した構成の半導体チップ100が得られる。
(実施例1)
絶縁膜にEBを照射した際の電子エネルギーと電子の侵入深さとの関係をシミュレーションした。図16は、そのシミュレーション結果を示す図である。図示したように、約10keVの電子エネルギーを用いた場合、電子が約1μm侵入することが示された。以上の実施の形態においては、EB照射時の半導体装置200の表面から改質対象の低誘電率膜108までの深さに応じてEBの電子エネルギーを決定することができる。
(実施例2)
低誘電率膜108としてポーラスSiOC膜(膜厚500nm)を含む積層膜を用い、電子エネルギー13keV、温度350℃でEBを照射した。図17は、照射時間と比誘電率(k値)との関係、図18は、照射時間と機械強度(Modulus)との関係、図19は、照射時間と密着強度との関係を示す図である。
図18および図19に示したように、低誘電率膜108にEBを照射することにより、機械強度および密着強度が上昇した。また図17に示したように、k値も上昇した。
また、EB照射前後の低誘電率膜108(ポーラスSiOC膜)の断面をTEM(透過型電子顕微鏡)観察したところ、EBが照射された領域は、他の領域よりも高密度化されている様子が観察された。
このときの膜質をFTIRスペクトル(Furier Transmittance Infra Red Spectrum)により評価した結果、C−H結合由来の3000cm-1付近にピークが存在する結合の吸収帯のピーク強度が減少した。これは、EBが照射された領域において、炭素濃度が低下したためと推察される。
また、EBに代えて、UV(紫外線)光を用いたランプを用いても以上と同様の傾向が確認された。
以上、図面を参照して本発明の実施の形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
第3の実施の形態において、パッド142を形成した後に溝124を形成する例を示したが、溝は、多層配線構造の積層途中で形成し、その後にEBまたはUV照射を行って改質領域120を形成した後に、残りの多層配線構造を形成するようにすることもできる。たとえば、ローカル配線層105を形成した段階で、ローカル配線層105に溝を形成し、ローカル配線層105の低誘電率膜108の改質を行い、その後にグローバル配線層113等を形成するようにすることもできる。
本発明の実施の形態における半導体チップの構成を示す断面図である。 半導体装置の構成を示す上面図である。 図1に示した半導体チップの製造手順の一部の一例を示す工程断面図である。 図1に示した半導体チップの製造手順の一部の一例を示す工程断面図である。 図2に示した半導体装置の上面図の拡大図である。 図2に示した半導体装置の他の例の上面図の拡大図である。 本発明の実施の形態における半導体チップの製造手順の他の例を示す工程断面図である。 本発明の実施の形態における半導体チップの構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態における半導体チップの製造手順を示す工程断面図である。 本発明の実施の形態における半導体チップの製造手順を示す工程断面図である。 本発明の実施の形態における半導体チップの製造手順を示す工程断面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の構成を示す上面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の構成を示す上面図である。 本発明の実施の形態における半導体チップの製造手順の他の例を示す図である。 本発明の実施の形態における半導体チップの構成を示す断面図である。 電子エネルギーと電子の侵入深さとの関係を示す図である。 照射時間と低誘電率膜の比誘電率(k値)との関係を示す図である。 照射時間と低誘電率膜の機械強度(Modulus)との関係を示す図である。 照射時間と低誘電率膜の密着強度との関係を示す図である。
符号の説明
100 半導体チップ
102 半導体基板
103 トランジスタ
104 トランジスタ形成層
105 ローカル配線層
106 エッチング阻止膜
108 低誘電率膜
110 ローカル配線
111 グローバル配線
112 絶縁膜
113 グローバル配線層
114 エッチングストッパ膜
116 パッシベーション層
120 改質領域
124 溝
130 封止樹脂
140 レジスト膜
142 パッド
144 レジスト膜
146 レジスト膜
148 カバー膜
200 半導体装置
201 半導体ウェハ
202 素子形成領域
204 外周領域
206 ダイシングライン

Claims (12)

  1. 複数の素子形成領域が形成された半導体ウェハ上に、低誘電率膜を含む絶縁膜および配線により構成された多層配線構造を形成する工程と、
    前記半導体ウェハの各前記素子形成領域を覆うとともに当該素子形成領域の外縁部が選択的に開口されたマスク膜を用い、前記半導体ウェハの上部から前記絶縁膜に電子線または紫外線を照射し、前記マスク膜の開口した領域に対応する箇所の前記低誘電率膜を改質して当該低誘電率膜に改質領域を形成する工程と、
    前記半導体ウェハを、各前記素子形成領域の前記改質領域上または当該改質領域よりも外周のダイシングラインに沿って切断して個別化する工程と、
    を含む半導体チップの製造方法。
  2. 請求項1に記載の半導体チップの製造方法において、
    前記多層配線構造を形成する工程は、前記低誘電率膜を含む絶縁膜および配線により構成されたローカル配線層を形成する工程と、その上に絶縁膜および配線により構成されたグローバル配線層を形成する工程とを含み、
    前記改質領域を形成する工程は、前記ローカル配線層を形成する工程と前記グローバル配線層を形成する工程との間に行われる半導体チップの製造方法。
  3. 請求項1に記載の半導体チップの製造方法において、
    前記改質領域を形成する工程は、当該改質領域を形成する領域近傍に、エッチングにより溝を形成する工程を含み、当該溝を形成した後に、前記半導体ウェハの上部から前記絶縁膜に電子線またはUVを照射し、前記マスク膜の開口した領域に対応する箇所の前記低誘電率膜を改質する半導体チップの製造方法。
  4. 請求項3に記載の半導体チップの製造方法において、
    前記溝は、前記ダイシングラインの幅よりも幅が狭く形成された半導体チップの製造方法。
  5. 請求項1から4いずれかに記載の半導体チップの製造方法において、
    前記改質領域は、前記低誘電率膜の他の領域よりも密度が高く形成された半導体チップの製造方法。
  6. 請求項1から5いずれかに記載の半導体チップの製造方法において、
    前記低誘電率膜は、ポーラス膜により構成され、前記改質領域は、前記低誘電率膜の他の領域よりも空孔率が低い半導体チップの製造方法。
  7. 請求項1から6いずれかに記載の半導体チップの製造方法において、
    前記低誘電率膜は、炭素含有膜により構成され、前記改質領域は、前記低誘電率膜の他の領域よりも炭素濃度が低い半導体チップの製造方法。
  8. 半導体ウェハおよびその上に形成され、低誘電率膜を含む絶縁膜および配線により構成された多層配線構造をダイシングラインに沿って分離した半導体チップであって、
    前記多層配線構造の前記低誘電率膜の外周部に、電子線または紫外線の照射により当該低誘電率膜を改質した改質領域が形成され、前記改質領域は前記多層配線構造に選択的に形成された半導体チップ。
  9. 請求項8に記載の半導体チップにおいて、
    前記多層配線構造は、前記低誘電率膜を含む絶縁膜および配線により構成されたローカル配線層と、その上に形成され、絶縁膜および配線により構成されたグローバル配線層とを含み、
    前記ローカル配線層の前記絶縁膜の外周部に、前記電子線または紫外線の照射により各前記絶縁膜を改質した改質領域が形成され、前記グローバル配線層の前記絶縁膜の外周部には前記電子線または紫外線の照射による改質領域が形成されていない半導体チップ。
  10. 請求項8または9に記載の半導体チップにおいて、
    前記低誘電率膜において、前記改質領域は、当該低誘電率膜の他の領域よりも密度が高く形成された半導体チップ。
  11. 請求項8から10いずれかに記載の半導体チップにおいて、
    前記低誘電率膜は、ポーラス膜により構成され、前記低誘電率膜において、前記改質領域は、当該低誘電率膜の他の領域よりも空孔率が低い半導体チップ。
  12. 請求項8から11いずれかに記載の半導体チップにおいて、
    前記低誘電率膜は、炭素含有膜により構成され、前記低誘電率膜において、前記改質領域は、当該低誘電率膜の他の領域よりも炭素濃度が低い半導体チップ。
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