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JP2008130486A - 有機el素子および同有機el素子を有する有機el表示装置 - Google Patents

有機el素子および同有機el素子を有する有機el表示装置 Download PDF

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JP2008130486A
JP2008130486A JP2006316882A JP2006316882A JP2008130486A JP 2008130486 A JP2008130486 A JP 2008130486A JP 2006316882 A JP2006316882 A JP 2006316882A JP 2006316882 A JP2006316882 A JP 2006316882A JP 2008130486 A JP2008130486 A JP 2008130486A
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Nobutaka Mizuno
信貴 水野
Toshinori Hasegawa
利則 長谷川
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Abstract

【課題】発光効率を落とさずに、外光の反射率を抑えることで、外光下での視認性の高い有機EL素子を提供することを目的とする。
【解決手段】光取り出し面側に位置する第1電極と、光取り出し面と反対側に位置する第2電極とで有機発光層が挟持されて成り、前記第1電極の外側に偏光板が設けられた有機EL素子において、前記第2電極は、有機発光層側から順に半透過金属層、透明導電層、反射金属層を有する構成とされていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は有機化合物を用いた発光素子である有機EL素子および有機EL表示装置の技術分野に属する。
有機EL素子(有機発光素子、有機エレクトロルミネッセンス素子)は、有機発光層を一対の電極によって挟持して成る積層構造である。両電極間に駆動電圧を印加すると、陽極からは正孔が、陰極からは電子が注入され、注入された正孔と電子とが有機発光層で再結合し、発光する構成とされている。ここで有機発光層とは、発光層以外にも電子注入層、電子輸送層、正孔注入層、正孔輸送層といった有機層も含むことにする。
一般的な有機EL素子は発光効率を高めるために、光取り出し面側に位置する電極を透明電極とし、光取り出し面とは反対側に位置する電極を金属から成る反射電極とすることが多い。
しかし、反射電極を有する有機EL素子は外光の反射によるコントラストの低下という問題がある。
そこで、特許文献1では光取り出し面側の外側に偏光板を設けることで外光の反射を防止している。偏光板の具体例としては、特許文献2にあるような、直線偏光板と1/4波長板との組み合わせから成る円偏光板がある。
円偏光板は以下の通り作用する。有機EL素子に入射する光は、直線偏光板に入射する際、直線偏光板の偏光軸に合致する直線偏光のみが透過する。この直線偏光板は1/4波長板の影響を受けることで円偏光となる。よって、円偏光板を通過した光は円偏光となって有機EL素子内部に入るが、反射電極で反射する際に回転方向が逆の円偏光となる。反射した光は入射時とは逆の円偏光となって再度1/4波長板に入射する。そして、1/4波長板により直線偏光に変換された反射光は直線偏光板の偏光軸に合致していないため、直線偏光板により吸収される。このため、外光下での表示画像のコントラストが改善される。
しかし、円偏光板を有する有機EL素子は発光層から射出する光の約半分が円偏光板で吸収されるため、発光効率が落ちるという問題がある。
そこで、特許文献3では円偏光板の透過率や偏光効率を特定波長帯ごとに異ならせることで、発光効率を向上させている。
特許第2761453号公報 特開平9−127885号公報 特開2005−332815号公報
しかしながら、円偏光板は視感度の高い波長555nm周辺の外光反射を特に防止する構成になっているため波長555nmから離れる程、反射率が大きくなる。可視光は一般的に380nm〜780nmあたりの波長帯域であるため、円偏光板を用いるだけでは可視光全体の反射率を低くすることが難しく、青波長帯域である450nm前後、もしくは、赤波長帯域である600nm前後においての反射率が比較的高い。そのため、円偏光板を有する有機EL素子に外光が入射した場合、青みがかる、もしくは、赤みがかるという問題がある。
特に、特定波長帯の透過率を上げた円偏光板の場合、その特定波長帯の反射率も上がるため、コントラストが落ちる、特定波長帯の色味が出るという問題がある
円偏光板表面における反射を防止するために、円偏光板表面にARコートを施す手法もあるが、ARコートも視感度の高い波長555nmの反射率を中心に抑える設計になっているため、上記と同様な問題を抱える。
本発明はこのような問題点を解決すべく、偏光板を有する有機EL素子および有機EL表示装置において、発光効率をできるだけ落とさずに、外光の反射率を抑えることで、外光下での視認性を高めることを目的とする。
上記背景技術の課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明に係る有機EL素子は、
光取り出し面側に位置する第1電極と、光取り出し面と反対側に位置する第2電極とで有機発光層が挟持されて成り、前記第1電極の外側に偏光板が設けられた有機EL素子において、
第2電極は、有機発光層側から順に半透過金属層、透明導電層、反射金属層を有する構成とされていることを特徴とする。
本発明によれば、偏光板だけでは防止しきれない波長帯域の外光反射率を小さくすることができる。これにより外光下でも良好な視認性を得ることのできる有機EL素子、および有機EL表示装置を提供することが可能となる。
光取り出し面側に位置する第1電極と、前記光取り出し面と反対側に位置する第2電極とで挟持されて成り、前記第1電極の外側に偏光板が設けられた有機EL素子および同有機EL素子を有する有機EL表示装置である。
本発明に係る有機EL素子および同有機EL素子を有する有機EL表示装置は、偏光板だけでは防止しきれない波長帯域の外光反射率を下げるために、第2電極を有機発光層側から順に半透過金属層、透明導電層、反射金属層の3層で構成している。半透過金属層で反射する光と反射金属層で反射する光がお互い打ち消しあうよう、半透過金属層、透明導電層、反射金属層の膜厚を調整する。そのため、前記偏光板だけでは防止しきれない波長帯域の入射光は第2電極内で減衰され、良好に外光反射率を小さくすることができる。
特に、第2電極の反射金属層と半透過金属層との間の光学的距離が、<数1>を満たすように設定すると、より良好に入射光を減衰することができる。具体的には消光したい光の波長λにおいて、2つの反射光の位相が反転しており強度が等しいことが理想的である。強度の調整を半透過金属層の膜厚で行い、位相の調整を反射金属層と半透過金属層との間の光学的距離で行う。従って、半透過金属層の膜厚および光学的距離を適切に設定することが重要である。
Figure 2008130486
(mは1以上の整数)
但し、前記半透過金属層と前記透明導電層界面における反射光の位相シフトおよび前記金属反射層と前記透明導電層界面での反射光の位相シフトの合計をΦ、前記反射金属層と前記半透過金属層との間の光学的距離をL、消光したい光の波長をλとする。
<実施形態1>
本発明に係る有機EL素子の実施形態を図面に基いて説明する。
図1は本発明による有機EL素子に関する概略部分拡大断面図を示している。ここで説明する有機EL素子はTFT基板側から光を取り出すボトムエミッション方式である。
図1に示す有機EL素子は、TFT駆動回路が形成された基板1上に、コンタクトホールが設けられた平坦化膜(図示省略)が形成されている。この平坦化膜上に陽極(第1電極)として透明アノード電極2、有機発光層として正孔注入層3、正孔輸送層4、発光層5、電子輸送層6、電子注入層7、陰極(第2電極)として反射カソード電極11が順次形成されている。そして、光取り出し面側の基板1の表面(即ち、第1電極の外側)には偏光板14が設けられており、同偏光板14は直線偏光板12と1/4波長板13とから成る多層構造(円偏光板)とされている。
この有機EL素子は、反射カソード電極11が、半透過金属層8、透明導電層9、金属層10を順次積層した構成であることを特徴としている。
ここで、波長400nmの光の反射率を落とすために反射カソード電極11の構成を、
半透過金属層8;Ag 45nm
透明導電層9;ITO 60nm
金属層10;Al 100nm
とする。半透過金属層8と透明導電層9の間の反射光位相シフトおよび透明導電層9と金属層10の間の反射光位相シフトの合計はほぼ4π/5である。従って数1をm=1において成立させるにはL=120となる。光学距離Lは透明導電層9の屈折率と膜厚の積になる。波長400nmにおける透明導電層9の屈折率は2〜2.1前後のため、膜厚は60nmとした。位相シフトおよび反射率の計算等はフレネル係数を用いた光学計算から求められる。
上記構成の有機EL素子における有機発光層(n=1.7)から反射カソード電極11に入射した光の反射率を図2に示している。波長400nmでの反射率が47%と低くなっている一方、有機EL素子の発光波長に対応する450〜650nmの波長帯域での反射率は85%以上と高くなっており、高効率な有機EL素子となっていることが分かる。
なお、有機発光層の各層に用いる材料は従来から知られている有機EL材料を用いることができる。
透明アノード電極2の材料としては、正孔の注入を効率よく行うため、仕事関数が大きい材料が好適であり、例えばITO又はIZOなどの透明導電材料が用いられる。
反射カソード電極11の材料としては、電子の注入を効率よく行うため、仕事関数が小さい材料が好適である。金属層8に用いる材料の具体例としては、アルミニウム、カルシウム、マグネシウム、銀、金等の金属、あるいはこれら金属を含む合金が用いられる。
成膜方法に関しては有機材料、電極材料共に従来から知られている手法が用いられ、特に制限されるものではない。
<比較例1>
比較例1として、反射カソード電極が膜厚100nmのAgで形成されている以外は、実施形態1と同様な有機EL素子を考える。
比較例1における有機発光層(n=1.7)から反射カソード電極であるAgに入射した光の反射率を図2に示しているが、400〜500nmの波長帯域における反射率が上記実施形態1よりも高いことが分かる。
また、実施形態1、比較例1の有機EL素子における45度入射角での正反射特性の比較を行ったものを図3に示している。実施形態1は比較例1よりも400〜500nmの波長帯域における反射率が小さくなっているため、可視光全体の反射率平均も小さくなる。よって実施形態1の有機EL素子は比較例1の有機EL素子に較べて、外光下でも良好な視認性を得ることができる。
<実施形態2>
図4は本発明による有機EL表示装置に関する概略部分拡大断面図を示している。ここで説明する有機EL表示装置はガラス板(封止部材)側から光を取り出すトップエミッッション方式である。
図4に示す有機EL表示装置は、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の発光色を呈する有機EL素子212R、212G、212Bを有する。なお、本実施形態では、各色の有機EL素子212R、212G、212Bを本発明に係る有機EL素子で構成したが、少なくとも青色の発光色を呈する有機EL素子212Bを本発明に係る有機EL素子で構成すればよい。
具体的に云うと、TFT駆動回路が形成された基板21上にコンタクトホールが設けられた平坦化膜(図示省略)が形成されている。この平坦化膜上に、陽極(第2電極)として反射アノード電極26、有機発光層として正孔輸送層27、発光層28R(28G、28B)、電子輸送層29、電子注入層210、陰極(第1電極)として透明カソード電極211、保護層213が形成されている。そして、透明カソード電極211の外側には青透過偏光板217が形成されており、同青透過偏光板217は1/4波長板215と直線偏光板216とから成る多層構造(円偏光板)とされている。ちなみに、青透過円偏光板とは、通常の円偏光板に較べて青波長領域での透過率が高いものをいう。
この有機EL表示装置は、反射アノード電極26が金属層22、透明導電層23、半透過金属層24、透明導電層25を順次積層した構成であることを特徴としている。なお、本実施形態の反射アノード電極26は、正孔注入性の観点から透明導電層25を形成している。
ここで、反射アノード電極26の構成を、
金属層22;Al 100nm
透明導電層23;ITO 60nm
半透過金属層24;Ag 40nm
透明導電層25;IZO 20nm
とする。このとき、正孔の注入効率を上げるために有機発光層と接するアノード材料にはIZOを用いる。透明導電層23の膜厚は実施例1と同様にして求めた。
上記構成の有機EL素子における有機発光層(n=1.7)から反射アノード電極26に入射した光の反射率を図5に示している。波長400nmでの反射率が20%と低くなっている一方、450〜650nmの波長帯域での反射率は75%以上になっており、高効率な有機EL表示装置となっていることが分かる。
<比較例2>
比較例2として、反射アノード電極が膜厚100nmのAgと膜厚20nmのIZOとから成り、有機発光層、透明カソード電極、保護層は実施形態2と同様の有機EL表示装置を考える。
比較例2における有機発光層(n=1.7)からの反射アノード電極に入射した光の反射率を図5に示しているが、400〜500nmの波長帯域における反射率が実施形態2よりも高いことが分かる。
また、実施形態2、比較例2の有機EL表示装置における45度入射角での正反射特性の比較を行ったものを図6に示している。実施形態2では青波長帯域での透過率が高い青透過円偏光板を用いているため、通常の円偏光板よりも青波長帯域での反射が大きくなっている。この時の反射光のCIE色度座標は実施形態2が(0.24、0.24)、比較例2が(0.23、0.22)であった。つまり、実施形態2では、青透過円偏光板を用いた場合の反射光の青色味が改善されているのが分かる。
しかも、実施形態2は比較例2よりも400〜500nmの波長帯域における反射率が小さくなっているため、視感反射率(Y刺激値)も小さい。よって実施形態2の有機EL表示装置は比較例2の有機EL表示装置に較べて、外光下でも良好な視認性を得ることができる。
<実施形態3>
本発明による実施形態3として、実施形態2と同様な構成であるが、反射アノード電極における各層の膜厚が異なる有機EL表示装置を示す(図示省略)。
上記実施形態2と同様にして、光取り出し面とは反対側に位置する反射アノード電極26が金属層22、透明導電層23、半透過金属層24、透明導電層25を順次積層した構成とされている。
ここで、各層の膜厚を、
金属層22;Al 100nm
透明導電層23;ITO 70nm
半透過金属層24;Ag 15nm
とする。青波長帯における反射率を抑えるために、波長450nm前後を消光波長とする。半透過金属層24と透明導電層23の間の反射光位相シフトおよび透明導電層23と金属層22の間の反射光位相シフトの合計はほぼ11π/15である。従って数1をm=1において成立させるにはL=142.5となる。波長450nmにおける透明導電層23の屈折率は2〜2.1前後のため、膜厚は70nmとした。
上記構成の有機EL表示装置における有機発光層(n=1.7)から反射カソード電極11に入射した光の反射率を図7に示している。実施形態3は青透過円偏光板を用いた時の青色味を完全に消す構成としているため、青波長帯における反射率が抑えられている。実施形態1,2に較べて、本実施形態は反射率の低い領域が広帯域化している。これは半透過金属層の膜厚が薄いために、半透過金属層での反射率が低くなっているためである。
また、実施形態3、比較例2の有機EL表示装置における45度入射角での正反射特性の比較を行ったものを図8に示している。この時の反射光のCIE色度座標は実施形態3が(0.33,0.35)、比較例2が(0.23,0.22)であった。よって、実施形態3では青透過円偏光板を用いた場合の反射光の青色味が完全に消えており、視感反射率(Y刺激値)も比較例2に比べて小さい。従って、実施形態3の有機EL表示装置は外光下でも良好な視認性を得ることができる。
以上、実施形態により本発明を説明し、比較例を挙げながら本発明の効果を示した。ただし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態では光取り出し面側の電極を透明電極としてきたが、金属薄膜を光取り出し面側の電極に用いてもよい。
また、本発明は複数の金属層と複数の透明導電層を順次積層した構成でも同様な効果を得ることができる。偏光板に関しては、1/4波長板と直線偏光板からなる円偏光板を用いて説明したが、偏光板が1/4波長板と直線偏光板との組み合わせに制限されるわけではない。実際、実施形態2および実施形態3では青の波長帯域である400〜500nmでの透過率が通常の円偏光板よりも大きい、青透過円偏光板を用いている。但し、400〜500nmの波長帯域における透過率の極大値が50%以上で、500〜600nmの波長帯域における透過率の極小値が50%未満の円偏光板を青透過円偏光板とした。図9に透過率特性を示しているが、青透過円偏光板の400〜500nmの波長帯域における透過率の極大値は50%以上であるが、通常の円偏光板は50%未満である。
更に、複数の有機EL素子が積層されたマルチフォトン構成や多段階積層構成に対しても本発明は実施可能である。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
<実施例1>
実施形態1と同様のボトムエミッション方式の青色有機EL素子を以下に示す方法で作成した。
TFT駆動回路が形成された基板1上にコンタクトホールが設けられた平坦化膜(図示省略)を形成した。この上に透明アノード電極2としてIZOをスパッタリング法により60nmの膜厚で形成しパターニングした。次に、アクリル樹脂により素子分離膜(図示省略)を形成し陽極付き基板を作成した。これをイソプロピルアルコール(IPA)で超音波洗浄し、次いで、煮沸洗浄後乾燥させた。
さらに、UV/オゾン洗浄してから有機化合物を真空蒸着により形成した。
すなわち、正孔注入層3として、Cu配位のフタロシニアン(以下、CuPc)を10nmの膜厚で形成した。この際の真空度は1×10-4Pa、蒸着レートは0.2nm/secであった。
正孔輸送層4として、α−NPDを20nmの膜厚で形成した。この際の真空度は1×10-4Pa、蒸着レートは0.2nm/secであった。
発光層5として、ホストとしてBalqと発光性化合物Peryleneとを共蒸着(重量比90:10)して20nmの膜厚で形成した。この際の真空度は1×10-4Pa、蒸着レートは0.2nm/secであった。
電子輸送層6として、バソフェナントロリン(Bphen)を真空蒸着法にて10nmの膜厚で形成した。蒸着時の真空度は1×10-4Pa、成膜速度は0.2nm/secの条件であった。
電子注入層7として、BphenとCs2CO3とを共蒸着(重量比90:10)して30nmの膜厚で形成した。蒸着時の真空度は3×10-4Pa、成膜速度は0.2nm/secの条件であった。
半透過金属層8として、銀(Ag)を45nmの膜厚で形成した。蒸着時の真空度は1×10-4Pa、成膜速度は、0.2nm/secの条件であった。そして、真空を破ること無しにスパッタ装置に移動し、透明導電層9としてITOの透明電極を60nmの膜厚で形成した。さらに金属層10として、Alを100nmの膜厚で形成し、反射カノード電極11とした。
金属缶(図示省略)封止を行った後に、光取り出し面側の基板1の表面に円偏光板14を貼り付け所望の有機EL素子を得た。
<実施例2>
実施形態2と同様のトップエミッション方式のRGB有機EL素子を有する有機EL表示装置を以下に示す方法で作成した。
TFT駆動回路が形成された基板21上にコンタクトホールが設けられた平坦化膜(図示省略)を形成した。
この上に金属層22として、Alをスパッタリング法にて100nmの膜厚で形成しパターニングした。透明導電層23として、ITOをスパッタリング法にて50nmの膜厚で形成しパターニングした。半透過金属層24として、Agをスパッタリング法にて35nmの膜厚で形成し、さらに透明導電層25として、IZOをスパッタリング法にて20nmの膜厚で形成してパターニングすることで、反射アノード電極26を形成した。
次に、アクリル樹脂により素子分離膜(図示省略)を形成し陽極付き基板を作成した。これをイソプロピルアルコール(IPA)で超音波洗浄し、次いで、煮沸洗浄後乾燥させた。
さらに、UV/オゾン洗浄してから有機化合物を真空蒸着により形成した。
すなわち、共通の正孔輸送層27として、α−NPDを25nmの膜厚で形成した。この際の真空度は1×10-4Pa、蒸着レートは0.2nm/secであった。
発光層28として、シャドーマスクを用いて、RGBそれぞれの発光層を形成した。
Rの発光層28Rとしては、ホストとしてAlq3と、
発光性化合物DCM [4−(dicyanomethylene)−2−methyl−6(p−dimethylaminostyryl)−4H−pyran]と、
を共蒸着(重量比99:1)して50nmの膜厚で形成した。
Gの発光層28Gとしては、ホストとしてAlq3と、発光性化合物クマリン6とを共蒸着(重量比99:1)して35nmの膜厚で形成した。
Bの発光層28Bとしては、ホストとしてBalqと発光性化合物Peryleneとを共蒸着(重量比90:10)して20nmの膜厚で形成した。
この際の真空度は1×10-4Pa、蒸着レートは0.2nm/secであった。
共通の電子輸送層29として、バソフェナントロリン(Bphen)を真空蒸着法にて10nmの膜厚で形成した。蒸着時の真空度は1×10-4Pa、成膜速度は0.2nm/secの条件であった。
共通の電子注入層210として、BphenとCs2CO3とを共蒸着(重量比90:10)して20nmの膜厚で形成した。蒸着時の真空度は3×10-4Pa、成膜速度は0.2nm/secの条件であった。
そして、真空を破ること無しにスパッタ装置に移動し、透明カソード電極211としてIZOを60nmの膜厚で形成した。さらに保護膜213として、窒化酸化シリコンを700nmの膜厚で形成した。
続いて、保護層213まで形成した基板をスパッタ装置より取り出し、前記保護層213上に厚さ500umのアクリル樹脂(図示省略)を、さらに前記のアクリル樹脂層の上に厚さ700umのガラス板214をそれぞれ張り合わせた。
そして前記ガラス板214上に青透過円偏光板217を貼り付け、所望の有機EL表示装置を得た。
<実施例3>
実施形態3と略同様のトップエミッション方式のRGB有機EL素子を有する有機EL表示装置を作成した。
本実施例は実施例2と同様な構造をしているため、作成手順も同様である。但し、反射アノード電極26を、透明導電層23としてITOを70nmの膜厚で、半透過金属層24としてAgを15nmの膜厚で形成した。透明導電層23及び半透過金属層24の膜厚が異なることを除けば、作成方法、材料、膜厚は実施例2と同様にすることで、所望の有機EL表示装置を得た。
本発明に係る有機EL素子の概略断面図である。 実施形態1と比較例1との電極反射率の比較図である。 実施形態1と比較例1との正反射特性の比較図である。 本発明に係る有機EL表示装置の概略断面図である。 実施形態2と比較例2との電極反射率の比較図である。 実施形態2と比較例2との正反射特性の比較図である。 実施形態3と比較例2との電極反射率の比較図である。 実施形態3と比較例2との正反射特性の比較図である。 円偏光板の透過率の比較図である。
符号の説明
1 基板
2 透明アノード電極
3 正孔注入層
4 正孔輸送層
5 発光層
6 電子輸送層
7 電子注入層
8 半透過金属層
9 透明導電層
10 金属層
11 反射カソード電極
12 直線偏光板
13 1/4波長板
14 円偏光板
21 基板
22 金属層
23 透明導電層
24 半透過金属層
25 透明導電層
26 反射アノード電極
27 正孔輸送層
28 発光層
29 電子輸送層
210 電子注入層
211 透明カソード電極
212 有機EL素子
213 保護層
214 ガラス板

Claims (5)

  1. 光取り出し面側に位置する第1電極と、光取り出し面と反対側に位置する第2電極とで有機発光層が挟持されて成り、前記第1電極の外側に偏光板が設けられた有機EL素子において、
    第2電極は、有機発光層側から順に半透過金属層、透明導電層、反射金属層を有する構成とされていることを特徴とする、有機EL素子。
  2. 反射金属層と半透過金属層との間の光学的距離は、
    Figure 2008130486
    (mは1以上の整数)
    (但し、前記半透過金属層と前記透明導電層界面における反射光の位相シフトおよび前記金属反射層と前記透明導電層界面での反射光の位相シフトの合計をΦ、前記反射金属層と前記半透過金属層との間の光学的距離をL、消光したい光の波長をλとする。)
    を満たすように設定されていることを特徴とする、請求項1に記載の有機EL素子。
  3. 偏光板は多層構造からなることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の有機EL素子。
  4. 偏光板は1/4波長板と直線偏光板からなることを特徴とする、請求項3に記載の有機EL素子。
  5. 複数個の有機EL素子を有し、二色以上の発光色を呈する有機EL表示装置において、
    選択された発光色を呈する有機EL素子は、光取り出し面側に位置する第1電極と、光取り出し面と反対側に位置する第2電極とで有機発光層が挟持されて成り、前記第1電極の外側に偏光板が設けられていること、
    前記有機EL素子の第2電極は、有機発光層側から順に半透過金属層、透明導電層、反射金属層を有する構成とされていることを特徴とする、有機EL表示装置。
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