JP2008130125A - 光ピックアップ駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】光ディスクのデータを記録又は再生する際に光路中に生じた球面収差を補正する球面収差補正素子を高速に駆動する光ピックアップ駆動装置を提供する。
【解決手段】フォトダイオード16から出力された電圧信号に基づいて生成されたRF振幅信号から最短記録波長及び最長記録波長を分離する分離回路181と、最短記録波長を平均化して第1波長を求める第1積分回路182と、最長記録波長を平均化して第2波長を求める第2積分回路183と、第1波長及び第2波長が重なるクロスポイントを検出し、ポイント信号とするポイント検出器184と、ポイント信号に基づいて、最適な位置を特定する移動方向及び移動距離を求め、収差補正素子13を最適な位置に移動させる電圧を収差補正素子13の駆動を制御するアクチュエータ20に出力する電圧出力回路186とを有する。
【選択図】 図1
【解決手段】フォトダイオード16から出力された電圧信号に基づいて生成されたRF振幅信号から最短記録波長及び最長記録波長を分離する分離回路181と、最短記録波長を平均化して第1波長を求める第1積分回路182と、最長記録波長を平均化して第2波長を求める第2積分回路183と、第1波長及び第2波長が重なるクロスポイントを検出し、ポイント信号とするポイント検出器184と、ポイント信号に基づいて、最適な位置を特定する移動方向及び移動距離を求め、収差補正素子13を最適な位置に移動させる電圧を収差補正素子13の駆動を制御するアクチュエータ20に出力する電圧出力回路186とを有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、光ディスクのデータを記録又は再生する際に光ディスクへ照射する光ビームの光路中に生じた球面収差を補正する収差補正素子を駆動する光ピックアップ駆動装置に関する。
近年、データの記録再生用の情報記録媒体として、光ディスクが多用されている。光ディスクのデータの記録又は再生を行う光ディスク記録再生装置は、光ピックアップ装置によって光ディスクに光を照射してデータを記録又は再生する。
図5に従来の光ディスク記録再生装置が備える光ピックアップ装置1aを示す。図5に示す光ピックアップ装置1aを備える光ディスク記録再生装置では、光ディスクに記録されるデータを再生する際、光源であるレーザダイオード(LD)10から再生用の光ビーム(入射光)が出射され、コリメーションレンズ11を通って発散光から平行光に変更される。コリメーションレンズ11を通過した平行光である光ビーム(入射光)は、次に偏光ビームスプリッタ(PBS)12を通過し、収差補正素子13を通過した後、対物レンズ14によって、光ディスク2上のディスク保護膜2bを介して、そのデータ面2aに集光される。対物レンズ14は、光ピックアップ駆動装置18aの第1電圧出力回路185から第1駆動電圧を入力した第1アクチュエータ19によって所定位置に移動されることで、入射光をデータ面2a上の再生するデータが記録されている位置に集光させる。
光ディスク2のデータ面2a上で記憶されるデータを含んだ反射光は、対物レンズ14及び収差補正素子13を通過する。収差補正素子13は、光ピックアップ駆動装置18aの第2電圧出力回路186から第2駆動電圧を入力した第2アクチュエータによって所定位置に移動されることで、対物レンズ14によって生じた球面収差を補正することができる。
収差補正素子13から出力された反射光は、PBS12により反射してフォトダイオード(PD)16側に向きを変えて集光レンズ15を通過した後に、PD16に入光する。PD16は、入力した光(反射光)を光電変換し、電圧信号として出力する。
信号処理回路17が、PD16から入力した電圧信号に基づいて、電圧信号に含まれるデータを再生用信号として出力すると、この再生用信号を入力したデータ再生機構(図示せず)によってデータが再生される。また、信号処理回路17は、PD16から入力した電圧信号から、RF振幅信号を生成して光ピックアップ駆動装置18aに出力する。
光ピックアップ駆動装置18aは、第1電圧出力回路185及び第2電圧出力回路186を有している。第1電圧出力回路185は、RF振幅信号に従って対物レンズ14を最適な位置に移動させる第1駆動電圧を生成し、第1アクチュエータに出力する。第2電圧出力回路186は、第2アクチュエータ20を介して収差補正素子13を複数のポイントに移動させながら各ポイントでジッターを求め、ジッターが最小になるポイントを収差補正素子13のベストポイントとして決定し、ベストポイントに移動させる第2駆動電圧を生成して第2アクチュエータに出力する。なお、第1電圧出力回路185及び第2電圧出力回路186では、RF振幅信号の最長記録波長(8T)を用いて、それぞれ駆動電圧を生成し、第2アクチュエータ20に出力する。
また、光ディスク記録再生装置においてデータを光ディスクに記録させる場合、光ピックアップ装置1aでは記録用のLDから照射される記録用の光ビームを収差補正素子13や対物レンズ14等の光学ユニットを介して光ディスク2に集光させ、光ディスク2のデータ面2aにデータを記録させる。このデータ記録の場合にも上述した再生の場合と同様に、光ピックアップ駆動装置18aは、信号処理回路17からのRF振幅信号によって収差補正素子13や対物レンズ14を駆動させる。
従来、光ピックアップ装置の収差補正素子を含む可動部への配線を簡素化した駆動方法があった(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、配線が複雑になることによる装置の大型化と信号による共振の発生を防ぐために、配線を簡素化した光ピックアップ装置及び駆動方法が記載されている。
一方、近年、光ディスクへのデータの記録の高密度化とデータ転送の高速化が進んでいる。赤色レーザ用ディスクよりも近年になって利用されるようになった青色レーザ用光ディスクでは、記録層が2層構造であることもあり、赤色レーザ用ディスクと比較して、記録データ量を高密度化することができる。
一方、赤色レーザより遅れて開発された青色レーザを利用する青色レーザ用光ディスクは、光ディスクのデータ面を保護する保護膜の厚さのばらつきが大きいという問題がある。また、2層構造の光ディスクの場合、第1層の保護膜と第2層の保護膜の厚さが異なり、ディスク保護膜の厚さにばらつきが生じる。
例えば、光ディスク記録再生装置では、光ディスク2で記憶されるデータを記録又は再生する際、光路中の光ビームに球面収差が生じる。球面収差を補正するため、図5に示す光ピックアップ装置1aは、光ディスク2との距離を調整しながら球面収差を補正させる収差補正素子13を設け、データの記録又は再生時に生じる球面収差を補正している。しかし、ディスク保護膜2bの厚さのばらつきが大きい場合、ばらつき小さい場合よりも多くの時間を球面収差の補正に要し、データ転送の高速化は妨げられる。
図6は、青色レーザ用単層ディスクにおける、基準位置に対する収差補正素子13の移動距離とジッターの関係を調査した結果の一例である。図6に示すグラフは、ディスク保護膜2bの厚さが93μm、100μm、105μmの場合に収差補正素子13を任意の範囲で移動させた場合に求められた光ピックアップ装置1aでのジッター(%)の値をプロットしている。
通常、光ピックアップ装置1aでは、ディスク保護膜2bの厚さが100μmであるとして設計している。したがって、例えばディスク保護膜2bの厚さが100μmである場合、収差補正素子13が基準位置にある(移動距離が0である場合)場合であっても、ジッターは6.7%であり、光ピックアップ装置1aによって検出されるデータの精度は良好といえる値であった。一方、収差補正素子13が基準位置にあるとき、ディスク保護膜2bの厚さが93μmである場合にはジッターは8.3%であり、ディスク保護膜2bの厚さが105μmである場合にはジッターは9.6%であった。図6に示すように、ディスク保護膜2bの厚さのばらつきによってジッターが悪化することがわかる。
特開平11−137052号公報
上述した特許文献1では、光ピックアップ装置の構成の簡素化については記載されているものの、収差補正素子の駆動を高速化する技術については記載されていない。すなわち、従来の光ピックアップ装置1aの光ピックアップ駆動装置18aは、光ディスク記録再生装置におけるデータの記録再生の際、ディスクの保護膜の厚さのばらつきにより生じる球面収差を補正するために収差補正素子13を複数のポイントに移動させてジッターを求めた後、一度通過した各ポイントの中からジッターが最小となるベストポイントに再び収差補正素子13を移動する等の処理時間が必要となる。したがって、特に青色レーザに対応する光ディスク2ようにディスク保護膜2bの厚さにばらつきがある場合にはこの処理時間は特に多くなり、データ転送の高速化が妨げられる問題があった。
上記課題に鑑み本発明は、光ディスクのデータを記録又は再生する最に光路中に生じた球面収差を補正する収差補正素子を高速に駆動する光ピックアップの光ピックアップ駆動装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、請求項1に係る本発明は、光ビームを出射する光源10と、光ビームを光ディスクに集光させる対物レンズ14と、光ディスク2からの反射光に含まれる球面収差を補正する収差補正素子13と、収差補正素子13を通過した反射光を入力して電圧信号に変換して出力するフォトダイオード16とを有する光ピックアップ装置1に対し、前記収差が生じないように収差補正素子13を最適な位置に移動制御する光ピックアップ駆動装置18であって、フォトダイオード16から出力された電圧信号に基づいて生成されたRF振幅信号から最短記録波長及び最長記録波長を分離する分離回路181と、最短記録波長を平均化して第1波長を求める第1積分回路182と、最長記録波長を平均化して第2波長を求める第2積分回路183と、第1波長及び第2波長が重なるクロスポイントを検出し、ポイント信号とするポイント検出器184と、ポイント信号に基づいて、最適な位置を特定する移動方向及び移動距離を求め、収差補正素子13を最適な位置に移動させる電圧を収差補正素子13の駆動を制御するアクチュエータ20に出力する電圧出力回路186とを有することを特徴としている。
本発明では、光ディスクのデータを記録又は再生する際に光路中に生じた光ディスクの保護膜の厚さのばらつきによって生じる球面収差を補正する収差補正素子を高速に駆動し、球面収差の補正を高速に実現する光ピックアップの光ピックアップ駆動装置を提供することができる。
以下に、図1を参照しながら光ピックアップ装置1と、光ピックアップ装置1に接続される本発明の最良の実施形態に係る光ピックアップ駆動装置18について説明する。光ピックアップ装置1及び光ピックアップ駆動装置18は光ディスク記録再生装置に備えられ、光ディスク2のデータの記録又は再生の際に利用される。具体的には、光ピックアップ駆動装置18は、データの記録又は再生の際に光ピックアップ装置1二備えられる対物レンズ14及び収差補正素子13を駆動させる。図1に示す光ピックアップ装置1は、図5を用いて上述した光ピックアップ装置1aと同一であるため、各構成については同一の符号を付して説明を省略する。
光ディスク2では、ディスク保護膜2bによってデータが記憶されるデータ面2aが保護されている。図示を用いた説明を省略するが、この光ディスク2は、光ディスク記録再生装置の光ディスク回転装置が備えるスピンドルモータの回転軸に固着したターンテーブル上に選択的に装着される。
例えば、光ディスク2に記録されるデータが再生される場合、スピンドルモータの回転軸を中心に回転されながら、LD10から出射された光ビーム(入射光)がPBS12及び収差補正素子13を介して対物レンズ14によって光ディスク2に集光される。この対物レンズ14は、所定のステージ(図示せず)に沿って光ディスク2と垂直な方向(x1方向又はx2方向)に移動することが可能であり、第1アクチュエータ19の制御によって所定位置に移動されると、入射光をデータ面2a上の再生するデータが記録される位置に集光させることができる。
その後、光ディスク2に照射された光ビームの反射光となり、再び対物レンズ14、収差補正素子13及びPBS12を通過して集光レンズ15を通行した後に、PD16に入光する。PD16は、入力した反射光を光電変換し、電圧信号として出力されると、データ再生機構(図示せず)によってデータが再生される。また、PD16は、入力した反射光から生成した電圧信号を信号処理回路17に出力する。
ここで、収差補正素子13は、対物レンズ14から入力した反射光の球面収差を補正して出力する素子である。この収差補正素子13は、所定のステージ(図示せず)に沿って光ディスク2と垂直な方向(x1方向又はx2方向)に移動することが可能であり、所定位置に移動されることで、反射光に生じた球面収差を補正することができる。
信号処理回路17は、PD16から入力した電圧信号から、RF振幅信号を生成し、出力する。RF振幅信号は、入力した電気信号から求めたRF信号の振幅を表す信号である。信号処理回路17は、RF振幅信号の他にフォーカス信号及びトラッキング信号も生成して出力するが、本発明に係る光ピックアップ駆動装置18ではこれらの信号を利用しないため、説明を省略する。
本発明に係る光ピックアップ駆動装置18は、収差補正素子13及び対物レンズ14を駆動させるため、分離回路181、第1積分回路182、第2積分回路183、ポイント検出器184、第1電圧出力回路185及び第2電圧出力回路186を備えている。
分離回路181は、信号処理回路17から入力したRF振幅信号から最短記録波長(2T)と最長記録波長(8T)とを分離する。分離回路181は、RF信号から分離された最短記録波長を第1積分回路182に出力し、最長記録波長を第2積分回路183に出力する。
第1積分回路182は、入力した最短記録波長を平均化するとともにゲイン調整して得られた第1波長をポイント検出器184に出力する。また、第2積分回路183でも、入力した最長記録波長を平均化するとともにゲイン調整した第2波長をポイント検出器184に出力する。
ポイント検出器184は、入力した第1波長及び第2波長が重なるクロスポイントを検出し、クロスポイントとなる電圧値をクロスポイント信号として第1電圧出力回路185及び第2電圧出力回路186に出力する。
第1電圧出力回路185は、入力したクロスポイント信号に基づいて、入射光が光ディスク2のデータ面2aに集光する位置に対物レンズ14を移動させるための第1駆動電圧を生成する。また、第1電圧出力回路185は、生成した第1駆動電圧を第1アクチュエータ19及び第2電圧出力回路186に出力する。第1駆動電圧は、対物レンズ14を移動させる方向(x1方向又はx2方向)及び基準位置D1からの移動距離を特定する駆動電圧である。
第1アクチュエータ19は、第1電圧出力回路185から入力する第1駆動電圧によって特定される方向及び距離に従って対物レンズ14をステージ(図示せず)に沿って移動させる。
第2電圧出力回路186は、第1駆動電圧及びクロスポイント信号に基づいて、反射光の球面収差を補正する位置に収差補正素子13を移動させるための第2駆動電圧を生成する。また、第2電圧出力回路186は、生成した第2駆動電圧を第2アクチュエータ20に出力する。第2駆動電圧は、収差補正素子13を移動させる方向(x1方向又はx2方向)及び基準位置D2からの移動距離を特定する駆動電圧である。
第2アクチュエータ20は、第2電圧出力回路186から入力する第2駆動電圧によって、特定された方向及び距離に従って収差補正素子13をステージ(図示せず)に沿って移動させる。
図2に、第1駆動電圧とクロスポイント信号との関係を示している。図2に示すように、横軸に第2駆動電圧を示し、縦軸にLD10から出力される電圧信号(V)を示して第1波長及び第2波長が重なるクロスポイントの電圧値をクロスポイント信号として求めている。
具体的には、第1駆動電圧を大きくすると第1アクチュエータの制御によって、対物レンズ14がステージ(図示せず)に沿ってx1又はx2方向に移動する。対物レンズ14が移動すると、対物レンズ14の移動に合わせて対物レンズ14によって生じる収差量も変動するため、PD16から出力される電圧信号も変動する。最短記録波長及び最長記録波長はPD16から出力される電圧信号によって求められるため、クロスポイントも最短記録波長及び最長記録波長によって定められる。
また、対物レンズ14の移動量と最短記録波長と最長記録波長の関係から、球面収差を補正するための基準位置D2からの移動距離を算出することができるので、算出された式に従って、対物レンズ14移動量に相当する第2駆動電圧を求めることができる。従って、第2電圧出力回路186は、第2アクチュエータ20に、このようにして求めた第2駆動電圧を出力すれば、第2アクチュエータ20は、収差補正素子13を移動させて球面収差を補正することができる。
図3を用いて光ピックアップ駆動装置18における処理の流れを説明する。分離回路181は信号処理回路17からRF振幅信号を入力すると(S1)、RF振幅信号から最短記録波長(2T)と最長記録波長(8T)を分離する(S2)。また、分離回路181は、分離した最短記録波長を第1積分回路へ出力し、最長記録波長を第2積分回路へ出力する(S3)。
第1積分回路182は、入力した最短記録波長から第1波長を求めてポイント検出器184に出力する(S4)。また、第2積分回路183は、入力した最長記録波長から第2波長を求めてポイント検出器184に出力する(S5)。
ポイント検出器184は、入力した第1波長及び第2波長からクロスポイントを求め、クロスポイント信号として第1電圧出力回路185及び第2電圧出力回路186に出力する(S6)。
第1電圧出力回路185は、入力したクロスポイント信号に基づいて第1駆動電圧を生成する(S7)。また、第1電圧出力回路185は、第1駆動電圧を第1アクチュエータ19及び第2電圧出力回路186に出力する(S8)。
第2電圧出力回路186は、入力したクロスポイント信号及び第1駆動信号に基づいて第2駆動電圧を生成する(S9)。また、第2電圧出力回路186は、第2駆動電圧を第2アクチュエータ20に出力する。
このようにして、光ピックアップ駆動装置18は、各アクチュエータ19,20に駆動電圧を出力し、対物レンズ14又は収差補正素子13を駆動させる。すなわち、第1アクチュエータ19は、入力した第1駆動電圧にしたがって、対物レンズ14を駆動する。また、第2アクチュエータ20は、入力した第2駆動電圧にしたがって、収差補正素子13を駆動する。
図4は、ディスク保護膜2bの厚さが異なる光ディスク2において、図1を用いて説明した光ピックアップ駆動装置18に駆動される収差補正素子13の移動距離とジッターの関係を測定した結果のグラフを示している。図4に示すグラフは、ディスク保護膜2bの厚さが93μm、100μm、105μmの場合に収差補正素子13の基準位置D2からを1.2mm(x1方向への移動)〜1.5mm(x2方向への移動)まで移動させた任意の点で求められた光ピックアップ装置1でのジッター(%)の値がプロットされている。
図4に示す例では、例えば、ディスク保護膜2bの厚さが100μmである場合、基準位置D2におけるジッターは11.8%であった。また、ディスク保護膜2bの厚さが93μmである場合、収差補正素子13を基準位置D2からx1方向に0.5mm移動させたときのジッターは11.6%であって、ディスク保護膜2bの厚さが100μmである場合と大きな差がなく、補正されることがわかる。さらに、ディスク保護膜2bの厚さが105μmである場合、収差補正素子13を基準位置D2からx2方向に0.5mm移動させたときのジッターは11.8%であり、ディスク保護膜2bの厚さが100μmの場合と同一であり、補正されることがわかる。
このように本発明の最良の実施形態に係る光ピックアップ駆動装置18によれば、分離回路181によってRF振幅信号を最短記録波長(2T)と最長記録波長(8T)に分離し、最短記録波長と最長記録波長から求めたクロスポイントに基づいて第2駆動信号を求めて収差補正素子13を移動させ、対物レンズ14によって反射光に生じる球面収差を補正する。これにより、従来は収差補正素子13を複数の位置に移動させてジッター量を求め、ジッター量が小さい位置を最適な位置として収差補正素子13を移動させていた場合と比較して、複数の位置に収差補正素子13を移動させてから最適な位置に移動させる場合と比較して、短時間で収差補正素子13を最適な位置に移動させることができる。
なお、光ピックアップ装置1では、データの記録再生の際に対物レンズ14及び収差補正素子13は上述したようにフォーカシング駆動(ディスクと垂直な方向に移動)させるが、フォーカシング駆動とともにトラッキング駆動(ディスクと平行方向に回転中心軸から外側に向けての移動)させることも必要である。このトラッキング駆動は、従来の光ピックアップ装置と同様であるため図示を用いた説明を省略するが、対物レンズ14及び収差補正素子13を光ディスク2の回転に追従させながら所定のステージ上をステッピングモータによってディスクと平行方向に回転中心軸から外側に向けて移動させることである。
本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1…光ピックアップ装置
2…ディスク
2a…データ面
2b…ディスク保護膜
10…レーザダイオード(LD)
11…コリメーションレンズ
12…偏光ビームスプリッタ(PBS)
13…収差補正素子
14…対物レンズ
15…集光レンズ
16…フォトダイオード(PD)
17…信号処理回路
18…光ピックアップ駆動装置
19…第1アクチュエータ
20…第2アクチュエータ
181…分離回路
182…第1積分回路
183…第2積分回路
184…ポイント検出器
185…第1電圧出力回路
186…第2電圧出力回路
2…ディスク
2a…データ面
2b…ディスク保護膜
10…レーザダイオード(LD)
11…コリメーションレンズ
12…偏光ビームスプリッタ(PBS)
13…収差補正素子
14…対物レンズ
15…集光レンズ
16…フォトダイオード(PD)
17…信号処理回路
18…光ピックアップ駆動装置
19…第1アクチュエータ
20…第2アクチュエータ
181…分離回路
182…第1積分回路
183…第2積分回路
184…ポイント検出器
185…第1電圧出力回路
186…第2電圧出力回路
Claims (1)
- 光ビームを出射する光源と、前記光ビームを光ディスクに集光させる対物レンズと、前記光ディスクからの反射光に含まれる球面収差を補正する収差補正素子と、前記収差補正素子を通過した反射光を入力して電圧信号に変換して出力するフォトダイオードとを有する光ピックアップ装置に対し、前記収差が生じないように前記収差補正素子を最適な位置に移動制御する光ピックアップ駆動装置であって、
前記フォトダイオードから出力された電圧信号に基づいて生成されたRF振幅信号から最短記録波長及び最長記録波長を分離する分離回路と、
前記最短記録波長を平均化して第1波長を求める第1積分回路と、
前記最長記録波長を平均化して第2波長を求める第2積分回路と、
前記第1波長及び前記第2波長が重なるクロスポイントを検出し、ポイント信号とするポイント検出器と、
前記ポイント信号に基づいて、前記最適な位置を特定する移動方向及び移動距離を求め、前記収差補正素子を前記最適な位置に移動させる電圧を前記収差補正素子の駆動を制御するアクチュエータに出力する電圧出力回路と、
を有することを特徴とする光ピックアップ駆動装置。
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|---|---|---|---|
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Citations (1)
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| JP2006294151A (ja) * | 2005-04-12 | 2006-10-26 | Ricoh Co Ltd | 球面収差補検出装置とそれを具備した光ピックアップおよび光情報処理装置 |
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2006
- 2006-11-17 JP JP2006311858A patent/JP2008130125A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006294151A (ja) * | 2005-04-12 | 2006-10-26 | Ricoh Co Ltd | 球面収差補検出装置とそれを具備した光ピックアップおよび光情報処理装置 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100713 |
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