JP2008130142A - 光ピックアップ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】2層の光情報記録媒体に対応した従来の光ピックアップ装置では、迷光によりサブビームのプッシュプル信号を安定化する。
【解決手段】2層の光情報記録媒体101の記録/再生に対応した波長の光ビームL1を出射する半導体レーザ102と、波長の光ビームL1を0次回折光のメインビームと±1次回折光のサブビームに回折する回折格子103と、直線偏光(p偏光)の光ビームL1を円偏光に偏光する1/4波長板104と2層の光情報記録媒体101からの反射の前記光ビームL1を回折するホログラム素子105と、ホログラム素子105からの回折光を受光する第1の受光素子群106、第2の受光素子群107等を備える。
【選択図】図1
【解決手段】2層の光情報記録媒体101の記録/再生に対応した波長の光ビームL1を出射する半導体レーザ102と、波長の光ビームL1を0次回折光のメインビームと±1次回折光のサブビームに回折する回折格子103と、直線偏光(p偏光)の光ビームL1を円偏光に偏光する1/4波長板104と2層の光情報記録媒体101からの反射の前記光ビームL1を回折するホログラム素子105と、ホログラム素子105からの回折光を受光する第1の受光素子群106、第2の受光素子群107等を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、光ディスクなどの光情報記録媒体に、例えば、情報の記録、再生、消去などの処理を行う光学式情報処理装置において、その基幹部品である光学式ヘッド装置に使用される再生及び/又は記録信号及び各種サーボ信号の検出機能を有する光ピックアップ装置に関する。
現在、高精細の動画や情報を記録するには1枚の光情報記録媒体に記録できる容量を増大させる必要がある。そのため、光情報記録媒体に複数の記録層を設けることが考えられている。再生専用としては、DVD−ROM、DVD−Video等の専用光情報記録媒体があり、片面2層記録のものが商品化されている。そして、記録専用としてはDVD−R DL(Dual Layer)、DVD+R DL(Double Layer)等の片面2層記録の光情報記録媒体が商品化されている。また、次世代光情報記録媒体として、Blu−Ray Disc、HD−DVD等の片面2層の再生用と記録用の光情報記録媒体が登場してきている。さらには片面4層、8層の再生用と記録用の光情報記録媒体が考えられている。このような光情報記録媒体を再生記録するために、例えば、特許文献1に開示の技術が提案されている。
従来、図14に示すような光ピックアップ装置が考えられている。以下、この従来の光ピックアップ装置の動作原理を示す。図14は回折格子(ホログラム)を用いた一般的な光ピックアップ装置の光学原理的構成図である。図14に示す光ピックアップ装置において、1は記録/再生用のレーザ光源を出射する半導体レーザ素子、2はこのレーザ光源を平行光束にするコリメータレンズ、3はレーザ光源を1本のメインビームと2本のサブビームに回折させる回折格子である。4は偏光ビームスプリッタ、5は光情報記録媒体、6は3本のビームを光情報記録媒体5の方向に向ける立ち上げミラー、7は直線偏光を円偏光に変換する1/4波長板、8は3本のビームを光情報記録媒体5上に合焦させる対物レンズ、9は光情報記録媒体5からの反射光を受光する光検出器、10は光検出器9に反射光を集光する集光レンズ、11は、反射光を光検出器9に回折するためのホログラム素子である。ホログラム素子11は、図15に示すように円板状になってその中央に1本の分割線12が通っており、図15においてこの分割線12の左右に2種類の回折エリアを形成している。この分割線12の方向は、光情報記録媒体5から反射されてくるビームの光束パターンにおける光情報記録媒体5のトラック方向と略平行になるように設定されている。そして、各ホログラム領域11A、11Bの格子は円弧状に形成されている。
従って、3つのビーム(1本のメインビームと2本のサブビーム)は、上記分割線12を跨ぐようにして入射するので、少なくとも12本の±1次回折光が形成されるようになっている。この±1次回折光を受ける上記光検出器9は、図16に示すような受光面を有している。この例ではフォーカス検出にスポットサイズ法(SSD法)、トラッキング検出に位相差法(DPD法)と差動プッシュプル法(DPP法)を使用する場合を示している。すなわち、この受光面は、中心線13を対称軸として左右に2個ずつ3段に配列した12個の光検出セグメント14〜25よりなり、それぞれが上記12個の±1次回折光が到達する位置に対応させて配置されている。中段の4つの光検出セグメント18〜21はメインビームSP1によるスポットに対応しており、フォーカス検出とDPD検出を行なう。上段と下段の光検出セグメント14〜17及び22〜25は2つのサブビームSP2、SP3による光スポットにそれぞれ対応しており、DPP検出を行なうためのものである。また、中段の各光検出セグメント18〜21はそれぞれ水平方向に4つに分割されてそれぞれ4つのセルを形成している。従って、受光面全体で24の分割領域が存在することになる。更に、一方のホログラム領域11Aを通過する光は、4列あるセグメントの内の外側の2列のセグメント14、18、22及び17、21、25に入射するように、また他方のホログラム領域11Bを通過する光は、内側の2列のセグメント15、19、23及び16、20、24に入射するように、それぞれホログラムのピッチとパターンが設定されている。
この例ではサーボエラー信号のフォーカスエラー信号はSSD法で検出FE(SSD)し、トラッキングエラー信号はDPD法TE(DPD)とDPP法TE(DPP)(メインプッシュプルTE(MPP)とサブプッシュプルTE(SPP)の演算)で検出し、次の演算により生成される。
FE(SSD)=(B+C+F+G)―(A+D+E+H)
TE(DPD)=phase(A+B、E+F)+phase(C+D、G+H)
TE(MPP)=(A+B+C+D)―(E+F+G+H)
TE(SPP)=I―J
TE(DPP)=TE(MPP)―Gain(TE(SPP))
ここで、phase()は位相比較、Gain()はある係数、A、B、C、D、E、F、G、H、I、Jは、図19に示すセグメントの記号を用いて次のように、A=A1+A2、B=B1+B2、C=C1+C2、D=D1+D2、E=E1+E2、F=F1+F2、G=G1+G2、H=H1+H2、I=I1+I2+I3+I4、J=J1+J2+J3+J4である。
特開2001−229573号公報
TE(DPD)=phase(A+B、E+F)+phase(C+D、G+H)
TE(MPP)=(A+B+C+D)―(E+F+G+H)
TE(SPP)=I―J
TE(DPP)=TE(MPP)―Gain(TE(SPP))
ここで、phase()は位相比較、Gain()はある係数、A、B、C、D、E、F、G、H、I、Jは、図19に示すセグメントの記号を用いて次のように、A=A1+A2、B=B1+B2、C=C1+C2、D=D1+D2、E=E1+E2、F=F1+F2、G=G1+G2、H=H1+H2、I=I1+I2+I3+I4、J=J1+J2+J3+J4である。
しかしながら、図14に示すような従来の光ピックアップ装置では、2層の記録層を有する光情報記録媒体の場合には、情報の記録/再生を行っている記録層以外の記録層からの不要反射光の記録境界(他層記録境界迷光)が問題となる。具体的には、情報の記録/再生を行っている記録層で反射された光と情報の記録/再生を行っている記録層以外の記録層で反射された記録層と未記録層との境界の光とが重なった状態で、光を検出した場合には、正確な光量を求めることができなくなる。トラッキングエラー信号はDPP法で検出される。
このような一般的な回折格子(ホログラム素子)を用いた光ピックアップ装置で2層の光情報記録媒体を記録再生するときに一つの問題が生じる。2層光情報記録媒体は媒体の厚さ方向に2層の記録層があり、光ピックアップ装置に近い第1の記録層は半透明の記録層で構成され、光ピックアップ装置により第1の記録層と第2の記録層とでフォーカスを変えることにより両層について記録又は再生を行えるものである。
このような2層光情報記録媒体のトラッキング信号を検出するときに問題が発生する。2層光情報記録媒体のトラッキング用サブプッシュプル信号が乱れる。原因は、合焦されていない他方の記録層からの反射デフォーカス光となって検出器9の受光領域にかぶさってくることによることである。
図17にその様子を示す。図17は2層光情報記録媒体のうち、光ピックアップ装置に近い第1の記録層26に合焦しているときの様子を示す。検出器9上には合焦された第1の記録層26からの集光ビームの他に、合焦されていない他方のオフフォーカス層(第2の記録層27)からのデフォーカス光が受光領域に入射する。デフォーカス光は第2の記録層27の記録領域28と未記録領域29を跨いで通過するとき光量のアンバランスに起因してトラッキングエラー信号に特に影響を及ぼし、3ビームのうちサブビームよりも光量の大きいメインビームのデフォーカス光がその主要因となる。図18にメインビームのデフォーカス光が各セグメントを覆うように入射している様子を示す。メインビームのデフォーカス光はTE(MPP)を生成するセグメント18,19,20,21からはみ出し、TE(SPP)を生成するセグメント14,15,16,17,22,23,24,25にまで入射している。通常、TE(SPP)信号を生成するセグメントのゲインはTE(MPP)を生成するセグメントのゲインよりも大きく設定されているために、デフォーカス光はTE(SPP)に強く影響を及ぼす。デフォーカス光が第2の記録層27の記録領域28と未記録領域29を跨いで通過するときのTE(SPP)信号を図19に示す(今回は、AC信号のない場合を示している)。このようにTE(SPP)信号は記録領域28と未記録領域29を跨いで通過するときふらついてしまい安定したトラッキングエラー信号を生成することができないという問題が発生する。第2の記録層27に合焦しているときも同様の問題が発生する。
そこで、本発明はこの様な従来の光ピックアップ装置の課題を考慮し、少なくとも2層の光情報記録媒体への対応が可能であると共に、より正確かつ安定した記録及び/又は再生を実現するトラッキングエラー信号の検出を可能とする光ピックアップ装置を提供するものである。
第1の本発明は、光ビームを出射する半導体レーザ素子と、前記光ビームをメインビームと2つのサブビームに回折する回折格子と、前記回折格子により回折された回折光を光情報記録媒体の記録面に集光させるための集光光学系と、前記光情報記録媒体から反射された戻り光を回折するホログラム素子と、前記ホログラム素子により回折された回折光を受光する複数の受光素子とを備え、前記ホログラム素子は、前記光情報記録媒体のトラック方向と実質的に平行となる分割線により、第1の領域と第2の領域とに分割され、さらにトラック方向と実質的に垂直な方向に分割されて、前記第1の領域は第1の1の領域と第1の2の領域とに、前記第2の領域は、第1の1の領域の隣に位置する第2の1の領域と第1の2の領域の隣に位置する第2の2の領域とに分割され、前記ホログラム素子の第1の1の領域と第2の1の領域とにより回折された回折光は前記複数の受光素子に、前記光情報記録媒体のトラック方向と実質的に平行な方向に実質的に一直線方向に並ぶように回折して入射し、前記ホログラム素子の第1の2の領域と第2の2の領域とにより回折された回折光は、前記複数の受光素子に、前記光情報記録媒体のトラック方向と実質的に平行な方向に実質的に一直線方向に並ぶように回折して入射し、前記サブビームのプッシュプル信号に寄与しうる前記受光素子がトラック方向と垂直な方向と平行な分割線によって6つの領域に分割されていることを特徴とする光ピックアップ装置である。
また、第2の本発明は、前記半導体レーザ素子は、異なる2つの波長の光ビームを出射し、一方の波長の光ビームから生成されるサブビームは合焦状態において6つの領域に分割された前記受光素子のうち4つに入射し、他方の波長の光ビームから生成されるサブビームは合焦状態において6つの領域に分割された前記受光素子のうち4つに入射し、6つの領域に分割された前記受光素子のうち2つは異なる2つの波長の光ビームから生成されるサブビームの両方が入射していることを特徴とする光ピックアップ装置である。
また、第3の本発明は、前記回折格子は略半円の領域でサブビームを生成し、サブビームの前記受光素子の面積を略半分にすることで、前記光情報記録媒体の合焦している記録層以外で反射された戻り光に起因するトラッキング信号の迷光オフセットを低減することを特徴とする光ピックアップ装置である。
また、第4の本発明は、前記ホログラム素子の第1の1、第1の2、第2の1、第2の2の各領域は、前記受光素子を基準として前記光情報記録媒体に近い位置で結像するようにパワーが付与されている領域と、前記受光素子を基準として前記光情報記録媒体に遠い位置で結像するようにパワーが付与されている領域とが、交互に短冊状に形成されていることを特徴とする光ピックアップ装置である。
また、第5の本発明は、前記受光素子は、前記半導体レーザの出射するビームの両側に配置されていることを特徴とする光ピックアップ装置である。
また、第6の本発明は、前記受光素子は、半導体基板に形成されており、前記半導体基板上に前記半導体レーザが搭載されていることを特徴とする光ピックアップ装置である。
また、第7の本発明は、前記半導体レーザの一方に配置した前記受光素子から、フォーカス誤差信号生成用の出力をし、前記半導体レーザの他方に配置した前記受光素子から、トラッキング誤差信号生成用の出力をすることを特徴とする光ピックアップ装置である。
また、第8の本発明は、前記回折格子と前記ホログラム素子を一つの光学部材で形成していることを特徴とする光ピックアップ装置である。
また、第9の本発明は、前記回折格子と前記ホログラム素子と、前記半導体レーザと、前記複数の受光素子備えた前記半導体基板を一つのパッケージに組み込まれていることを特徴とする光ピックアップ装置である。
また、第10の本発明は、前記半導体レーザの出射する光ビームの波長に、650nm帯を含んでいることを特徴とする光ピックアップ装置である。
また、第11の本発明は、前記半導体レーザの出射する光ビームの波長に、405nm帯を含んでいることを特徴とする光ピックアップ装置である。
本発明の光ピックアップ装置によれば、少なくとも2層の光情報記録媒体への対応が可能であると共に、より正確かつ安定した記録及び/又は再生を実現するトラッキングエラー信号の検出を可能とするものである。
以下、図面を参照しながら、本発明による実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態における光ピックアップ装置の構成を模式的に示している。
図1は、本発明の第1の実施の形態における光ピックアップ装置の構成を模式的に示している。
図1に示した光ピックアップ装置は、光情報記録媒体101の記録及び再生に対応した第1の波長の光ビームL1およびL1よりも波長の長い第2の光ビームL2を出射する半導体レーザ102と、前記光ビームL1および前記光ビームL2それぞれを0次回折光のメインビームと±1次回折光のサブビーム(図示せず)に回折する回折格子103と、直線偏光(p偏光)の光ビームL1およびL2を円偏光に偏光する1/4波長板104と、前記光情報記録媒体101からの反射の前記光ビームL1および前記光ビームL2を回折するホログラム素子105と、前記ホログラム素子105からの回折光を受光する第1の受光素子群106、第2の受光素子群107を同一基板上に構成した集積回路基板108を備えている。また、前記回折格子103と前記ホログラム素子105は、一体の光学素子で形成した光学基板109からなる。さらに、前記1/4波長板104と前記光情報記録媒体101との間には、コリメータレンズ110と、対物レンズ111とが設けられている。前記光学基板109と前記集積回路基板108は、パッケージ112で一体化している。前記第1の受光素子群106は、トラッキングエラー信号生成用の受光素子群であり、前記第2の受光素子群107は、フォーカス誤差信号生成用の受光素子群である。
次に、本実施の形態の光ピックアップ装置の動作を説明する。
まず、光情報記録媒体101を再生または記録する場合、半導体レーザ102が駆動され、半導体レーザ102から出射した光ビームL1は、回折格子103で0次回折光のメインビームと±1次回折光のサブビーム(図示せず)に回折を受け、1/4波長板104で、p偏光の光ビームL1は円偏光になり、コリメータレンズ110、対物レンズ111を経て光情報記録媒体101に集光・反射され、再び対物レンズ111、コリメータレンズ110を経て、1/4波長板104に入射しs偏光となり、光ビーム分岐手段であるホログラム素子105に入射する。前記ホログラム素子105は、図2に示すように光情報記録媒体101のトラックと平行な分割線113と垂直な分割線114によって4つの領域115、116,117,118に分割されている。前記ホログラム素子105の4つの分割領域は、前記受光素子群106,107を基準として前記光情報記録媒体101に近い位置で結像するようにパワーが付与されている領域115a、116a、117a、118aと、前記受光素子106,107を基準として前記光情報記録媒体101から遠い位置で結像するようにパワーが付与されている領域115b、116b、117b、118bとが、交互に短冊状に形成されている。また、前記集積回路基板108の受光素子群106,107は図3に示すようになっている。受光素子群106は、目、田、目の字のように10分割されていて、受光素子群107は、5分割されている。前記ホログラム素子105に入射した光ビームL1のメインビームは、領域115によって回折を受けて図3のスポット115DMになり、領域116によって回折を受けて図3のスポット116DMになり、領域117によって回折を受けて図3のスポット117DMになり、領域118によって回折を受けて図3のスポット118DMになる。前記ホログラム素子105に入射した光ビームL1のサブビームは、領域115によって回折を受けて図3のスポット115DSになり、領域116によって回折を受けて図3のスポット116DSになり、領域117によって回折を受けて図3のスポット117DSになり、領域118によって回折を受けて図3のスポット118DSになる。光ビームL2についても同様に、半導体レーザ102から出射した光ビームL2は、回折格子103で0次回折光のメインビームと±1次回折光のサブビーム(図示せず)に回折を受け、1/4波長板104で、p偏光の光ビームL1は円偏光になり、コリメータレンズ110、対物レンズ111を経て光情報記録媒体101に集光・反射され、再び対物レンズ111、コリメータレンズ110を経て、1/4波長板104に入射しs偏光となり、光ビーム分岐手段であるホログラム素子105に入射する。前記ホログラム素子105に入射した光ビームL2のメインビームは、領域115によって回折を受けて図3のスポット115CMになり、領域116によって回折を受けて図3のスポット116CMになり、領域117によって回折を受けて図3のスポット117CMになり、領域118によって回折を受けて図3のスポット118CMになる。前記ホログラム素子105に入射した光ビームL2のサブビームは、領域115によって回折を受けて図3のスポット115CSになり、領域116によって回折を受けて図3のスポット116CSになり、領域117によって回折を受けて図3のスポット117CSになり、領域118によって回折を受けて図3のスポット118CSになる。
次に、サーボエラー信号のフォーカスエラー信号はSSD法で検出FE(SSD)し、トラッキングエラー信号はDPD法TE(DPD)とDPP法TE(DPP)(メインプッシュプルTE(MPP)とサブプッシュプルTE(SPP)の演算)で検出し、次の演算により生成される。
FE(SSD)=G―H
TE(DPD)=phase(A、D)―phase(B、C)
TE(MPP)=(C+D)―(A+D)
TE(SPP)=E−F
TE(DPP)=TE(MPP)―Gain(TE(SPP))
ここで、phase()は位相比較、Gain()はある係数、A、B、C、D、E、F、G、Hは、図3に示すセグメントの記号を用いて次のように、A=A101、B=B101、C=C101、D=D101、E=E101+E102+E103、F=F101+F102+F103、G=G101+G102+G103、H=H101+H102である。
TE(DPD)=phase(A、D)―phase(B、C)
TE(MPP)=(C+D)―(A+D)
TE(SPP)=E−F
TE(DPP)=TE(MPP)―Gain(TE(SPP))
ここで、phase()は位相比較、Gain()はある係数、A、B、C、D、E、F、G、Hは、図3に示すセグメントの記号を用いて次のように、A=A101、B=B101、C=C101、D=D101、E=E101+E102+E103、F=F101+F102+F103、G=G101+G102+G103、H=H101+H102である。
次に2層光情報記録媒体について説明する。図5は2層光情報記録媒体119のうち、光ピックアップ装置に近い第1の記録層120に合焦しているときの様子を示す。受光素子群106,107上には合焦された第1の記録層120からの集光ビームの他に、合焦されていない他方のオフフォーカス層(第2の記録層121)からのデフォーカス光が受光素子群106,107に入射する。デフォーカス光は第2の記録層121の記録領域122と未記録領域123を跨いで通過するとき光量のアンバランスに起因してトラッキングエラー信号に特に影響を及ぼし、3ビームのうちサブビームよりも光量の大きいメインビームのデフォーカス光がその主要因となる。図6にメインビームのデフォーカス光が各セグメントを覆うように入射している様子を示す(トラッキングエラー信号用の受光素子群106に入射するデフォーカス光のみを示す)。メインビームのデフォーカス光はTE(MPP)を生成するセグメントA,B,C,Dからはみ出し、TE(SPP)を生成するセグメントE,Fにまで入射している。通常、TE(SPP)信号を生成するセグメントE,FのゲインはTE(MPP)を生成するセグメントA,B,C,Dのゲインよりも大きく設定されているために、デフォーカス光はTE(SPP)に強く影響を及ぼす。デフォーカス光が第2の記録層121の記録領域122と未記録領域123を跨いで通過するときのTE(SPP)信号を図7に示す(今回は、AC信号のない場合を示している)。このようにTE(SPP)信号は記録領域122と未記録領域123を跨いで通過したとしても、ほとんどフラットな安定したトラッキングエラー信号を生成している。これは、デフォーカス光が記録・未記録境界を跨いだとしてもセグメントE、Fの出力変化はほぼ均一化されるため、安定したトラッキングエラー信号を生成することを可能としている。第2の記録層121に合焦しているときのメインビームのデフォーカス光が各セグメントを覆うように入射している様子を図8に示す。この場合も同様に安定したトラッキングエラー信号を生成することが可能である。
尚、本願発明のホログラム素子105の回折の一例として、上記実施の形態では、図3のビームスポットの場合について説明したが、これに限らず例えば、図4のビームスポットのように配置されていても良い。
また、光情報記録媒体の複数層の記録面の一例として、上記実施の形態では2層の記録面を有する場合について説明したが、これに限らず例えば、3層又はそれ以上の記録面を有する光情報記録媒体でも良く、この場合についても2層の場合と同様の効果を発揮し得る。
尚、本願発明のホログラム素子105の回折の一例として、上記実施の形態では、図3のビームスポットの場合について説明したが、これに限らず例えば、図4のビームスポットのように配置されていても良い。
また、光情報記録媒体の複数層の記録面の一例として、上記実施の形態では2層の記録面を有する場合について説明したが、これに限らず例えば、3層又はそれ以上の記録面を有する光情報記録媒体でも良く、この場合についても2層の場合と同様の効果を発揮し得る。
また、本発明の光ピックアップ装置は、上記実施の形態では、記録及び再生が可能な光情報記録媒体を取り扱う構成である場合について説明したが、これに限らず例えば、記録のみ、あるいは再生のみ可能な光ピックアップ装置であっても良い。
また、上記実施の形態では、1/4波長板104をホログラム素子105とコリメータレンズ110の間に配置したものについて説明したが、1/4波長板104をホログラム素子105と一体としても良いし、1/4波長板104を、対物レンズ111とコリメータレンズ110との間に配置されていても良い。
また、上記実施の形態では、半導体レーザの光ビームの波長は、光情報記録媒体のDVD系に対応する650nm帯でも良いし、光情報記録媒体のHD−DVD、Blu−Ray Disc系に対応する405nm帯でも良い。また、半導体レーザは単一波長のみを発振するものであっても良い。
本実施の形態によれば、少なくとも2層の光情報記録媒体への対応が可能であると共に、より正確かつ安定した記録・再生を実現するトラッキングエラー信号の検出を可能とすることができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態における光ピックアップ装置の模式図は第1の実施の形態と同じく図1のとおりである。但し、回折格子103は図9のとおり、メインビームの有効領域124には格子が形成されておらず、サブビームも光情報記録媒体のトラックに平行な方向にほぼ半円の領域125が有効となるように格子126が形成されている構成となっているものである。
本発明の第2の実施の形態における光ピックアップ装置の模式図は第1の実施の形態と同じく図1のとおりである。但し、回折格子103は図9のとおり、メインビームの有効領域124には格子が形成されておらず、サブビームも光情報記録媒体のトラックに平行な方向にほぼ半円の領域125が有効となるように格子126が形成されている構成となっているものである。
次に、本実施形態における受光素子108上のスポットについて説明する。図10は本実施形態における受光素子108上のスポット図であり、受光素子群106,107上には光情報記録媒体の合焦された記録層からの集光ビームスポットを示している。ここで、第1の実施の形態である図3においては光ビームL1の先行サブビームと後行サブビームそれぞれについて115DS,116DS,117DS,118DSの4つのスポットが発生し、光ビームL2の先行サブビームと後行サブビームそれぞれについて115CS,116CS,117CS,118CSの4つのスポットが発生していたが、本第2の実施の形態においては回折格子103上でのサブビームの有効領域はほぼ半円であるため、図10に示すように先行サブビームと後行サブビームでそれぞれ2つずつのスポットとなるか残りの2つのスポットは強度が十分小さいものとなる。したがって、サブビームの受光面積は略半分にすることができる。本実施の形態において、図5の2層光情報記録媒体における第1の記録層120に合焦しているときのオフフォーカス層121からのメインビームのデフォーカス光が各セグメントを覆うように入射している様子を図12に示す(トラッキングエラー信号用の受光素子群106に入射するデフォーカス光のみを示す)。メインビームのデフォーカス光はTE(MPP)を生成するセグメントA,B,C,Dからはみ出し、TE(SPP)を生成するセグメントE,Fにまで入射しているが第1の実施の形態に比較して迷光検出量は小さく、安定したTE(SPP)を得ることができる。また、図4の2層光情報記録媒体における第2の記録層121に合焦しているときのオフフォーカス層120からのメインビームのデフォーカス光が各セグメントを覆うように入射している様子を図13に示す(トラッキングエラー信号用の受光素子群106に入射するデフォーカス光のみを示す)。この場合においても安定したTE(SPP)を得ることができる。
尚、本願発明のホログラム素子105の回折の一例として、上記実施の形態では、図10のビームスポットの場合について説明したが、これに限らず例えば、図11のビームスポットのように配置されていても良い。
また、光情報記録媒体の複数層の記録面の一例として、上記実施の形態では2層の記録面を有する場合について説明したが、これに限らず例えば、3層又はそれ以上の記録面を有する光情報記録媒体でも良く、この場合についても2層の場合と同様の効果を発揮し得る。
また、光情報記録媒体の複数層の記録面の一例として、上記実施の形態では2層の記録面を有する場合について説明したが、これに限らず例えば、3層又はそれ以上の記録面を有する光情報記録媒体でも良く、この場合についても2層の場合と同様の効果を発揮し得る。
また、本発明の光ピックアップ装置は、上記実施の形態では、記録及び再生が可能な光情報記録媒体を取り扱う構成である場合について説明したが、これに限らず例えば、記録のみ、あるいは再生のみ可能な光ピックアップ装置であっても良い。
また、上記実施の形態では、1/4波長板104をホログラム素子105とコリメータレンズ110の間に配置したものについて説明したが、1/4波長板104をホログラム素子105と一体としても良いし、1/4波長板104を、対物レンズ111とコリメータレンズ110との間に配置されていても良い。
また、上記実施の形態では、半導体レーザの光ビームの波長は、光情報記録媒体のDVD系に対応する650nm帯でも良いし、光情報記録媒体のHD−DVD、Blu−Ray Disc系に対応する405nm帯でも良い。
本実施の形態によれば、少なくとも2層の光情報記録媒体への対応が可能であると共に、より正確かつ安定した記録・再生を実現するトラッキングエラー信号の検出を可能とすることができる。
本発明にかかる光ピックアップ装置は、少なくとも2層の光情報記録媒体への対応が可能であると共に、より正確かつ安定した記録及び/又は再生を実現するトラッキングエラー信号の検出を可能とする光ピックアップ装置として有用である。
1 半導体レーザ素子
2 コリメータレンズ
3 回折格子
4 偏光ビームスプリッタ
5 光情報記録媒体
6 立ち上げミラー
7 1/4波長板
8 対物レンズ
9 光検出器
10 集光レンズ
11 ホログラム素子
101 光情報記録媒体
102 半導体レーザ
103 回折格子
104 1/4波長板
105 ホログラム素子
106 第1の受光素子群
107 第2の受光素子群
108 集積回路基板
109 光学基板
110 コリメータレンズ
111 対物レンズ
112 パッケージ
119 2層光情報記録媒体
2 コリメータレンズ
3 回折格子
4 偏光ビームスプリッタ
5 光情報記録媒体
6 立ち上げミラー
7 1/4波長板
8 対物レンズ
9 光検出器
10 集光レンズ
11 ホログラム素子
101 光情報記録媒体
102 半導体レーザ
103 回折格子
104 1/4波長板
105 ホログラム素子
106 第1の受光素子群
107 第2の受光素子群
108 集積回路基板
109 光学基板
110 コリメータレンズ
111 対物レンズ
112 パッケージ
119 2層光情報記録媒体
Claims (11)
- 光ビームを出射する半導体レーザ素子と、
前記光ビームをメインビームと2つのサブビームに回折する回折格子と、
前記回折格子により回折された回折光を光情報記録媒体の記録面に集光させるための集光光学系と、
前記光情報記録媒体から反射された戻り光を回折するホログラム素子と、
前記ホログラム素子により回折された回折光を受光する複数の受光素子とを備え、
前記ホログラム素子は、前記光情報記録媒体のトラック方向と実質的に平行となる分割線により、第1の領域と第2の領域とに分割され、さらにトラック方向と実質的に垂直な方向に分割されて、前記第1の領域は第1の1の領域と第1の2の領域とに、前記第2の領域は、第1の1の領域の隣に位置する第2の1の領域と第1の2の領域の隣に位置する第2の2の領域とに分割され、前記ホログラム素子の第1の1の領域と第2の1の領域とにより回折された回折光は前記複数の受光素子に、前記光情報記録媒体のトラック方向と実質的に平行な方向に実質的に一直線方向に並ぶように回折して入射し、前記ホログラム素子の第1の2の領域と第2の2の領域とにより回折された回折光は、前記複数の受光素子に、前記光情報記録媒体のトラック方向と実質的に平行な方向に実質的に一直線方向に並ぶように回折して入射し、前記サブビームのプッシュプル信号に寄与しうる前記受光素子がトラック方向と垂直な方向と平行な分割線によって6つの領域に分割されていることを特徴とする光ピックアップ装置。 - 前記半導体レーザ素子は、異なる2つの波長の光ビームを出射し、一方の波長の光ビームから生成されるサブビームは合焦状態において6つの領域に分割された前記受光素子のうち4つに入射し、他方の波長の光ビームから生成されるサブビームは合焦状態において6つの領域に分割された前記受光素子のうち4つに入射し、6つの領域に分割された前記受光素子のうち2つは異なる2つの波長の光ビームから生成されるサブビームの両方が入射していることを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ装置。
- 前記回折格子は略半円の領域でサブビームを生成し、サブビームの前記受光素子の面積を略半分にすることで、前記光情報記録媒体の合焦している記録層以外で反射された戻り光に起因するトラッキング信号の迷光オフセットを低減することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光ピックアップ装置。
- 前記ホログラム素子の第1の1、第1の2、第2の1、第2の2の各領域は、前記受光素子を基準として前記光情報記録媒体に近い位置で結像するようにパワーが付与されている領域と、前記受光素子を基準として前記光情報記録媒体に遠い位置で結像するようにパワーが付与されている領域とが、交互に短冊状に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。
- 前記受光素子は、前記半導体レーザの出射するビームの両側に配置されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。
- 前記受光素子は、半導体基板に形成されており、前記半導体基板上に前記半導体レーザが搭載されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。
- 前記半導体レーザの一方に配置した前記受光素子から、フォーカス誤差信号生成用の出力をし、前記半導体レーザの他方に配置した前記受光素子から、トラッキング誤差信号生成用の出力をすることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。
- 前記回折格子と前記ホログラム素子を一つの光学部材で形成していることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。
- 前記回折格子と前記ホログラム素子と、前記半導体レーザと、前記複数の受光素子備えた前記半導体基板を一つのパッケージに組み込まれていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。
- 前記半導体レーザの出射する光ビームの波長に、650nm帯を含んでいることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。
- 前記半導体レーザの出射する光ビームの波長に、405nm帯を含んでいることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006313264A JP2008130142A (ja) | 2006-11-20 | 2006-11-20 | 光ピックアップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006313264A JP2008130142A (ja) | 2006-11-20 | 2006-11-20 | 光ピックアップ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008130142A true JP2008130142A (ja) | 2008-06-05 |
Family
ID=39555813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006313264A Pending JP2008130142A (ja) | 2006-11-20 | 2006-11-20 | 光ピックアップ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2008130142A (ja) |
-
2006
- 2006-11-20 JP JP2006313264A patent/JP2008130142A/ja active Pending
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