JP2008128470A - 自動変速機のパーキング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】単一方向のモータ回転で、リリース位置とロック位置とに切替えできる自動変速機のパーキング装置を提供する。
【解決手段】
軸方向に移動することでパーキングポール30をパーキングギヤ35に係脱するパーキングロッド21と、パーキングロッドを付勢して、パーキングポールをパーキングギヤに係合させる方向にパーキングロッドを移動させるパーキングロック用スプリング37と、パーキングロッドに取付けられたカムフォロア26と、モータ12と、非可逆性を有し、モータの回転を減速する減速機構と、減速機構によって減速された回転をカムフォロアに当接して伝達しパーキングポールをパーキングギヤから解放する方向にパーキングロッドを移動させるカム部材20とによって構成した。
【選択図】図1
【解決手段】
軸方向に移動することでパーキングポール30をパーキングギヤ35に係脱するパーキングロッド21と、パーキングロッドを付勢して、パーキングポールをパーキングギヤに係合させる方向にパーキングロッドを移動させるパーキングロック用スプリング37と、パーキングロッドに取付けられたカムフォロア26と、モータ12と、非可逆性を有し、モータの回転を減速する減速機構と、減速機構によって減速された回転をカムフォロアに当接して伝達しパーキングポールをパーキングギヤから解放する方向にパーキングロッドを移動させるカム部材20とによって構成した。
【選択図】図1
Description
本発明は、自動変速機のパーキング装置、特に、シフトバイワイヤ式自動変速機に好適なパーキング装置に関するものである。
に関するものである。
に関するものである。
自動車の自動変速機においては、パーキングレンジ(Pレンジ)、後退レンジ(Rレンジ)、ニュートラルレンジ(Nレンジ)および前進レンジ(Dレンジ)等の間で、必要なライン圧回路の切換えを行うレンジ切換えバルブが設けられている。このレンジ切換えバルブは、一般に、運転席のシフトレバーにより手動操作にて切換えられるようになっている。
この種の自動変速機においては、レンジ切換えバルブがPレンジに切換えられることにより、自動変速機の出力軸の回転をロックするパーキング機構が設けられている。かかるパーキング機構は、出力軸上に設けられたパーキングギヤと、このパーキングギヤに係脱可能に係合するパーキングポールからなり、セレクタレバーがPレンジに切換えられると、リンク機構等を介してパーキングロッドが摺動され、このパーキングロッドの摺動によりパーキングカムを介してパーキングポールが回動され、これによって、パーキングポールがパーキングギヤに係合されて、出力軸の回転をロックするようになっている。
ところで、上記したレンジ切換えバルブを運転席に設けたセレクタスイッチあるいはシフトボタンの操作によって切換える、いわゆるシフトバイワイヤ式自動変速機においては、自動変速機の出力軸の回転をロックするパーキング機構に、別個の駆動手段を用いることが必要となる。例えば、特許文献1には、駆動手段としてモータを用いたものが記載されている。
特開平4−63750号公報(公報第6頁<実施例3>、第7図)
上記した特許文献1の第7図に記載されたものは、可逆モータ(61)の正逆回転によって、ラックピニオン機構(64、66)を介してロッド(65)を進退させるものであり、可逆モータの正転によるロッドの一方向の軸移動により、カム部材がロック部材より離脱すると、ロック部材をスプリングの付勢力によってアンロック位置に戻すようになっている。
しかしながら、上記した特許文献1に記載のものにおいては、モータの回転をラックピニオン機構によってロッドの軸方向運動に変換する構成であるため、大きな減速比を得ることができず、ロック部材をアンロック位置に戻す際に必要な大きな推力を得ることが難しい問題がある。このために、特に、坂道に駐車した場合においては、自動変速機の駆動軸からの回転入力によってロック部材に大きな反力が作用すると、この反力によってカム部材が移動してしまう恐れがある。
しかも、上記した特許文献1に記載のものにおいては、ロック部材をロック位置、アンロック位置に回動させるために、モータを正逆回転させる必要があるため、モータ駆動回路が複雑となり、コスト高となる問題がある。
本発明は、上記した従来の問題を解消するためになされたもので、単一方向のモータ回転で、リリース位置とロック位置とに切替えできる自動変速機のパーキング装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明の特徴は、自動変速機の出力軸上に設けられたパーキングギヤに係脱可能なパーキングポールを係合させて車両の移動を規制するパーキング装置において、軸方向に移動することで前記パーキングポールを前記パーキングギヤに係脱するパーキングロッドと、前記パーキングロッドを付勢して、前記パーキングポールを前記パーキングギヤに係合させる方向に該パーキングロッドを移動させるパーキングロック用スプリングと、前記パーキングロッドに取付けられたカムフォロアと、モータと、非可逆性を有し、前記モータの回転を減速する減速機構と、該減速機構によって減速された回転を前記カムフォロアに当接して伝達し前記パーキングポールを前記パーキングギヤから解放する方向に前記パーキングロッドを移動させるカム部材とによって構成したことである。
請求項2に係る発明の特徴は、請求項1において、前記減速機構は、モータの回転軸に固定されたウォームギヤと、前記カム部材と同一の駆動軸に取り付けられたウォームホイールからなるウォーム機構であることである。
請求項3に係る発明の特徴は、請求項1または請求項2において、前記パーキングロッドの軸方向の移動に伴って、前記パーキングポールが前記パーキングギヤから係脱されたことを検出するセンサを備え、前記モータは、ドライバの要求レンジに応じた信号に基づいて駆動され、該信号が前記車両の移動を規制する信号である場合、前記パーキングポールを前記パーキングギヤから解放されたことを検出して前記モータを停止し、前記信号が前記車両の移動を規制から解除する信号である場合、前記パーキングポールを前記パーキングギヤに係合させたことを検出して前記モータを停止することである。
請求項1に係る発明によれば、パーキングロッドを付勢して、パーキングポールをパーキングギヤに係合させる方向にパーキングロッドを移動させるパーキングロック用スプリングと、パーキングロッドに取付けられたカムフォロアと、モータと、非可逆性を有し、モータの回転を減速する減速機構と、減速機構によって減速された回転をカムフォロアに当接して伝達しパーキングポールをパーキングギヤから解放する方向にパーキングロッドを移動させるカム部材とによって構成したので、例えば、坂道に駐車した場合のように、自動変速機の出力軸から大きな反力が作用しても、非可逆性を有する減速機構によってパーキングロッドが移動することを確実に防止することができる。
しかも、モータを正逆回転させる必要がないので、モータ駆動回路が簡単となるとともに、減速機構によってモータの駆動力を増幅できるので、モータが大型にならず、コストを低減できるようになる。
請求項2に係る発明によれば、減速機構は、モータの回転軸に固定されたウォームギヤと、カム部材と同一の駆動軸に取り付けられたウォームホイールからなるウォーム機構であるので、簡単な構成によって大きな減速比を得ることができる。
請求項3に係る発明によれば、パーキングロッドの軸方向の移動に伴って、パーキングポールがパーキングギヤから係脱されたことを検出するセンサを備え、モータは、ドライバの要求レンジに応じた信号に基づいて駆動され、信号が車両の移動を規制する信号である場合、パーキングポールをパーキングギヤから解放されたことを検出してモータを停止し、信号が車両の移動を規制から解除する信号である場合、パーキングポールをパーキングギヤに係合させたことを検出してモータを停止するので、パーキング装置を、センサの信号に基づいて、パーキングリリース状態およびパーキングロック状態に的確に制御することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は自動変速機のパーキング装置10の概要を示すもので、自動変速機のケース本体11には、一方向にのみ回転可能な例えば直流モータからなるモータ12が設置されている。モータ12のモータ軸には、回転軸13が連結され、回転軸13はケース本体11に取付けられた支持ブロック15に回転可能に支持されている。回転軸13にはウォームギヤ16が固定され、このウォームギヤ16に噛合うはす歯状のウォームホイール17が、ケース本体11に回転軸13の軸線に直角な軸線の回りに回転可能に支持された駆動軸18に固定されている。かかるモータ12の回転軸13に固定されたウォームギヤ16および駆動軸18に固定されたウォームホイール17によってウォーム機構19が構成され、このウォーム機構19によって、モータ12の回転を減速するとともに駆動力を増幅して駆動軸18に伝達する、非可逆性を有する減速機構を構成している。駆動軸18にはカム部材20がウォームホイール17と同軸上に一体的に取付けられ、このカム部材20の外周には、回転に伴ってリフト量が漸次減少するカム曲線部20aが全周に亘って形成されている。
ケース本体11には、上記回転軸13に平行なパーキングロッド21が、支持部23,24によって回転軸13に平行な方向に移動可能に支持され、パーキングロッド21にはカム部材20のカム曲線部20aに当接するフォロアローラ25を支持したカムフォロア26が一体的に取付けられている。
パーキングロッド21の一端、すなわち、図1の右方端には、パーキングカム27が摺動可能に嵌装され、パーキングカム27とパーキングロッド21との間に介挿されたスプリング28によって、パーキングカム27はパーキングロッド21に対して図1の右方に付勢され、パーキングロッド21上の所定の位置で抜け止めされている。
パーキングポール30は、図2に示すように、一方の端部31が回動可能に支持され、他方の端部32がパーキングカム27に係合するようになっている。パーキングポール30の中央部には、自動変速機の出力軸上に取付けられるパーキングギヤ35に離脱(係脱)可能に係合する係合部33が設けられている。パーキングポール30はスプリング34の付勢力によって、係合部33がパーキングギヤ35より離脱(解放)する方向に回動され、これによって、一方の端部32がパーキングカム27に常時当接されている。なお、図1および図3において、36は、パーキングロッド21の先端部を摺動可能に案内するガイド部材である。
パーキングロッド21と支持部23との間には、パーキングロック用のスプリング37が介挿され、このパーキングロック用スプリング37によってパーキングロッド21が図1の右方に付勢されている。パーキングロック用スプリング37は、パーキングカム27を介してパーキングポール30をパーキングギヤ35に係合させるに必要なばね荷重を有している。これによって、パーキングロッド21がパーキングロック用スプリング37の付勢力によって図1の右方に移動されると、パーキングカム27によってパーキングポール30が回動され、パーキングポール30の係合部33がパーキングギヤ35に係合されて、自動変速機の出力軸の回転が阻止される。また、パーキングロッド21がパーキングロック用スプリング37の付勢力に抗して図1の左方に移動されることにより、パーキングカム27がパーキングポール30より離脱(解放)され、これによって、パーキングポール30がスプリング34の付勢力によってパーキングギヤ35との係合を解除されるようになっている。
図1において、40は、パーキングポール30の端部位置を検知する、例えばホール素子のような位置センサで、この位置センサ40によって、パーキングロッド21の軸方向の移動に伴って、パーキングポール30がパーキングギヤ35に対し係合および離脱したことを検出するようになっている。かかる位置センサ40の検出信号に基づいて、後述するようにモータ12が制御される。
パーキングロッド12の他端、すなわち、図1の左方端には、切替えバルブ50が連結され、この切替えバルブ50は、Pレンジ以外が選択されて、パーキング装置10がリリース位置に位置決めされている状態においては、図1に示すように、ポンプP側に接続された供給ポート51を出力ポート52に接続し、タンクT側に接続された排出ポート53を遮断している。一方、Pレンジが選択されて、パーキング装置10がロック位置に位置決めされている状態においては、図3に示すように、ポンプP側に接続された供給ポート51を遮断し、タンクT側に接続された排出ポート53を出力ポート52に接続している。
切替えバルブ50の出力ポート52には、PRNDソレノイド弁66の入力ポート67が接続されている。PRNDソレノイド弁66は、主として、2つのソレノイド部71、72と、ソレノイド部71、72によって図1の左右方向に移動されるプランジャ73と、プランジャ73を中立位置に保持するスプリング74と、プランジャ73に連結されたスプール弁75とによって構成されており、2つのソレノイド部71、72は、選択された要求レンジに応じて制御される。
2つのソレノイド部71、72が共に消磁されている状態においては、プランジャ73がスプリング74によって中立位置に保持され、スプール弁75は入力ポート67を閉止し、Dレンジ用ポート77およびRレンジ用ポート78をそれぞれ排出ポート79に接続している。一方のソレノイド部71が励磁されて、プランジャ73がスプリング74のばね力に抗して図1の左方向に移動されると、スプール弁75が入力ポート67をDレンジ用ポート77に連通するように作動される。また、他方のソレノイド部72が励磁されて、プランジャ73がスプリング74のばね力に抗して図2の左方向に移動されると、スプール弁75が入力ポート67をRレンジ用ポート78に連通するように作動される。PRNDソレノイド弁66のDレンジ用ポート77およびRレンジ用ポート78は、自動変速機のライン圧制御回路80に接続されている。そして、Dレンジ用ポート77よりライン圧制御回路80に圧油が供給されると、複数のクラッチおよびブレーキからなる係合要素81がDレンジを成立するように制御され、Rレンジ用ポート78よりライン圧制御回路80に圧油が供給されると、複数のクラッチおよびブレーキからなる係合要素81がRレンジを成立するように制御される。
なお、各レンジにおける複数のクラッチおよびブレーキの係合、非係合は、例えば、特開2006−105333号公報に記載されているように周知の技術であるので、その詳細については説明を省略する。
このように、Pレンジが選択された状態においては、切替えバルブ50によって、ポンプP側に接続された供給ポート51とPRNDソレノイド弁66の入力ポート67との連通を遮断して、自動変速機のライン圧制御回路80に圧油を供給しないように制御し、PRNDソレノイド弁66等のソレノイドのフェール時における誤作動を防止できるようにしている。
図4に示すように、シフトレバー60には、車両の駐車を要求するPレンジ(パーキングレンジ)、後退走行を要求するRレンジ(リバースレンジ)、停止を要求するNレンジ(ニュートラルレンジ)および前進走行を要求するDレンジ(ドライブレンジ)を表わす文字(P、R、N、D)が表示されている。ドライバがシフトレバー60を操作することによって、1つの要求レンジが選択され、選択された要求レンジに応じた電気信号がPRND位置センサ62よりコントロールユニット61に入力される。なお、車両の駐車要求するPレンジは、車両の移動を規制するレンジであり、このレンジに基づいて出力される電気信号は、車両の移動を規制する信号とする。さらに、車両の後退走行を要求するRレンジ、停止を要求するNレンジおよび前進走行を要求するDレンジは、車両の移動を規制するレンジであり、このレンジに基づいて出力される電気信号は、車両の移動を規制から解除する信号、すなわち、車両の移動を許容する信号とする。コントロールユニット61には、モータ12、位置センサ40およびPRNDソレノイド弁66等が接続されている。なお、本実施の形態においては、レンジ選択手段としてシフトレバー60で示したが、ドライバによって選択された要求レンジに対応するシフト信号を発生させることができるものであれば、例えば、セレクタスイッチ、シフトボタン、音声入力装置等であってもよい。
以上のように構成された自動変速機のパーキング装置10は、ドライバによるシフトレバー60の選択操作に基づいて、モータ12を制御し、パーキング装置10をパーキングロック制御あるいはパーキングリリース制御する。以下、その動作について、図5、図6のフローチャート、および図7のタイムチャートに基づいて説明する。
例えば、図3に示すパーキングロック状態において、ドライバによるシフトレバー60の操作によってDレンジ、すなわち、NotPレンジが選択されると、NotP駆動フラグが成立し、図5に示す制御フローが実行される。まず、ステップS100において、カウンタの内容が0にリセットされ、続くステップS102において、タイマがリセットされ、同時に計時が開始される。
次いで、ステップS104において、モータ12への通電が開始され、これにより、モータ12が一方向に回転される。モータ12の回転はウォーム機構19により減速されてカム部材20に伝達され、カム部材20が図3の反時計回りに回転される。かかるカム部材20の回転によるカム曲線部20aのリフト量の増加に伴って、カムフォロア26とともにパーキングロッド21が、パーキングロック用スプリング37を圧縮しながら図3の左方向に移動される。
ステップS106においては、パーキングポール30の位置を検出する位置センサ40が、ロック位置にパーキングポール30を検出しなくなったか否かが判定される。すなわち、パーキングポール30がパーキングギヤ35より離脱(解放)され、位置センサ40の信号がOFFからONに切替わったか否かが判定される。位置センサ40がロック位置にパーキングポール30を検出しなくなる(位置センサ40の信号がOFFからONに変化する)と、ステップS106における判定結果がYESとなり、ステップS108に進んで、図7に示すように、モータ12への通電が停止される。
これに対して、ステップS106の判定結果がNOの場合には、ステップS110に進んで、位置センサ40による検出が規定時間を越えて繰り返されたか否か、すなわち、タイマによる計測時間(モータ12への通電時間)が設定時間T0を越えたか否かが判定される。タイマの計測時間、すなわち、モータ12への通電時間が設定時間T0を越えていない場合には、ステップS110における判定結果がNOとなり、ステップS104に戻って、モータ12への通電が継続される。ところが、ステップS110における判定結果がYESになった場合には、何らかの異常状態が想定されるため、ステップS120において故障と判断し、ステップS122で故障をドライバへ警告し、NotP駆動処理を終了する。
このようにして、モータ12が所定角度回転され、カム部材20の回転に伴ってパーキングロッド21が図3の左方向に所定量移動されると、図1に示すように、パーキングカム27に係合するパーキングポール30が、スプリング34の付勢力によってパーキングギヤ35より離脱され、パーキングギヤ35との係合を解除される。これにより、図7に示すように、位置センサ45の信号がOFFからONに切替わると、ステップS106における判定結果がYESとなり、モータ12への通電が終了される。
ステップS108において、モータ12への通電が停止されると、次いで、ステップS112において、モータ12の惰性回転が止まったか否か判定される。モータ12の惰性回転が止まった場合には、ステップS112における判定結果がYESとなり、続くステップS114で、カウンタの内容に1が加算される。
次いで、ステップS116において、まだ位置センサ40がロック位置にパーキングポール30を検出していないか否か、すなわち、位置センサ40のON状態が継続されているか否かが判定される。言い換えれば、モータ12の惰性回転によって、カム部材20が必要以上に回転され、ON状態にあった位置センサ40がOFF状態に変化する場合もあるため、モータ12が所定の角度範囲に停止されてパーキング装置10がリリース状態に保持されているか否かが確認される。位置センサ40がON状態に保持されている場合には、ステップS116における判定結果がYESとなり、NotP駆動処理が終了する。
ところが、カム部材20が回転しすぎて、位置センサ40がON状態に保持されていない場合には、ステップS116における判定結果がNOとなり、続くステップS118において、モータ12の駆動が規定回数を越えて繰り返されたか否か、すなわち、カウンタの内容が設定値C0を越えたか否かが判定される。カウンタの内容が設定値C0を越えていない場合には、上記したステップS102に戻って、NotP駆動処理をやり直す。ただし、これが所定回数繰り返されると、ステップS118における判定結果がYESとなり、ステップS120において故障と判断される。
パーキングロッド12がパーキングリリース位置に移動されると、パーキングロッド12の移動に連動して、切替えバルブ50が切替えられ、供給ポート51が出力ポート52に連通され、出力ポート52と排出ポート53との連通が遮断される。これにより、供給ポート51より出力ポート52に供給された圧油は、PRNDソレノイド弁66を介して自動変速機のライン圧制御回路80に供給される。
かかるパーキングリリース時においては、ウォーム機構19の非可逆性により、パーキングロック用スプリング37の付勢力によってパーキングロッド21がパーキングロック方向へ移動するのを拘束できるため、特別な保持手段を設けなくても、パーキング装置10がパーキングロック方向に作動されることを確実に防止できる。なお、非可逆性とは、モータ12の回転軸13に固定されたウォームギヤ16からウォームホイール17を、モータ12の回転に伴って回転させることができるが、ウォームホイール17からウォームギヤ16を回転させることができないことを意味している。
一方、図1に示すパーキングリリース状態において、ドライバによるシフトレバー60の操作によってPレンジが選択されると、P駆動フラグが成立し、図6に示す制御フローが実行される。まず、ステップS200において、カウンタの内容が0にリセットされるとともに、ステップS202において、タイマがリセットされて計時が開始される。
次いで、ステップS204において、モータ12への通電が開始され、これにより、モータ12が一方向に回転される。モータ12の回転はウォーム機構19により減速されてカム部材20に伝達され、カム部材20が図1の反時計回りに回転される。かかるカム部材20の回転により、カムフォロア26の当接位置が、カム曲線部20aの最大リフト位置から最小リフト位置に変化されるため、パーキングロッド21はパーキングロック用スプリング37の付勢力によって、図1の右方向に移動される。この結果、パーキングカム27によってパーキングポール30がスプリング34の付勢力に抗して回動され、パーキングポール30がパーキングギヤ35に係合され、自動変速機の出力軸の回転が阻止されるようになる。
ステップS206においては、パーキングポール30の位置を検出する位置センサ40が、ロック位置にパーキングポール30を検出したか否かが判定される。すなわち、パーキングポール30がパーキングギヤ35より離脱(解放)され、位置センサ40の信号がONからOFFに切替わったか否かが判定される。位置センサ40がロック位置にパーキングポール30を検出する(位置センサ40の信号がONからOFFに変化する)と、ステップS206における判定結果がYESとなり、ステップS208に進んで、図7に示すように、モータ12への通電が停止される。
これに対して、ステップS206における判定結果がNOの場合には、ステップS210に進んで、タイマによる計測時間(モータ12への通電時間)が設定時間T0より大きくなったか否かが判定される。タイマの計測時間が設定時間T0より小さい場合には、ステップS204に戻って、モータ12への通電が継続される。しかるに、ステップS210における判定結果がYESの場合には、ステップS220において、故障と判定するとともに、ステップS222において、図略の電動ブレーキシステムへ作動指令を出力し、電動ブレーキシステムによって車両を停止状態に保持するようにする。次いで、ステップS224において、故障をドライバに警告し、P駆動処理を終了する。
上記したステップS208において、モータ12への通電が停止されると、次いで、ステップS212において、モータ12の惰性回転が止まったか否か判定される。モータ12の惰性回転が止まった場合には、続くステップS214で、カウンタの内容に1が加算される。次いで、ステップS216において、位置センサ40がOFF状態に保持されているか否かが判定される。すなわち、モータ12の惰性回転によって、カム部材20が回りすぎていないか否かを判定し、回りすぎていない場合には、P駆動処理を終了する。
なお、車両の走行中に、シフトレバー60がPレンジに操作された場合にも、上記したと同様にして、モータ12が回転され、パーキングロッド21がパーキングロック用スプリング40の付勢力によって図1の右方向に移動されるが、回転しているパーキングギヤ35によってパーキングポール30がはね返されて係合が阻止されるため、パーキングカム27がスプリング28の付勢力に抗してパーキングロッド21上を相対摺動される。そして、車両が停止されると、そのスプリング28の付勢力によってパーキングポール30がパーキングギヤ35に係合される。
パーキングロッド21がパーキングロック位置に移動されると、パーキングロッド21の移動に連動して、切替えバルブ50が切替えられ、供給ポート51と出力ポート52との連通が遮断され、出力ポート52は排出ポート53に連通される。このように、切替えバルブ50によって、供給ポート51に供給された圧油のPRNDソレノイド弁66への供給が遮断される。
上記した実施の形態においては、モータ12の回転をウォーム機構19によって減速するようにしたが、減速機構としては、非可逆性を有する他の減速機構に変更することも可能である。
上記した実施の形態においては、パーキングロッド21に切替えバルブ50を連結したが、本発明にとって切替えバルブ50は必ずしも必要な要件ではなく、切替えバルブ50を別の駆動源によって切替えるようにしてもよいし、切替えバルブ50を省略することもできる。
斯様に、上記した実施の形態で述べた具体的構成は、本発明の一例を示したものにすぎず、本発明はそのような具体的構成に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の態様を採り得ることは勿論である。
10・・・パーキング装置、11・・・ケース本体、12・・・モータ、13・・・回転軸、18・・・駆動軸、16・・・ウォームギア、17・・・ウォームホイール、20・・・カム部材、21・・・パーキングロッド、26・・・カムフォロア、27・・・パーキングカム、30・・・パーキングポール、35・・・パーキングギヤ、37・・・パーキングロック用スプリング、40・・・位置センサ、50・・・切替えバルブ、60・・・シフトレバー、66・・・PRNDソレノイド弁。
Claims (3)
- 自動変速機の出力軸上に設けられたパーキングギヤに係脱可能なパーキングポールを係合させて車両の移動を規制するパーキング装置において、軸方向に移動することで前記パーキングポールを前記パーキングギヤに係脱するパーキングロッドと、前記パーキングロッドを付勢して、前記パーキングポールを前記パーキングギヤに係合させる方向に該パーキングロッドを移動させるパーキングロック用スプリングと、前記パーキングロッドに取付けられたカムフォロアと、モータと、非可逆性を有し、前記モータの回転を減速する減速機構と、該減速機構によって減速された回転を前記カムフォロアに当接して伝達し前記パーキングポールを前記パーキングギヤから解放する方向に前記パーキングロッドを移動させるカム部材とによって構成したことを特徴とする自動変速機のパーキング装置。
- 請求項1において、前記減速機構は、モータの回転軸に固定されたウォームギヤと、前記カム部材と同一の駆動軸に取り付けられたウォームホイールからなるウォーム機構であることを特徴とする自動変速機のパーキング装置。
- 請求項1または請求項2において、前記パーキングロッドの軸方向の移動に伴って、前記パーキングポールが前記パーキングギヤから係脱されたことを検出するセンサを備え、前記モータは、ドライバの要求レンジに応じた信号に基づいて駆動され、該信号が前記車両の移動を規制する信号である場合、前記パーキングポールを前記パーキングギヤから解放されたことを検出して前記モータを停止し、前記信号が前記車両の移動を規制から解除する信号である場合、前記パーキングポールを前記パーキングギヤに係合させたことを検出して前記モータを停止することを特徴とする自動変速機のパーキング装置。
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