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JP2008128294A - 多ポット型ディスクブレーキ - Google Patents

多ポット型ディスクブレーキ Download PDF

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JP2008128294A
JP2008128294A JP2006311563A JP2006311563A JP2008128294A JP 2008128294 A JP2008128294 A JP 2008128294A JP 2006311563 A JP2006311563 A JP 2006311563A JP 2006311563 A JP2006311563 A JP 2006311563A JP 2008128294 A JP2008128294 A JP 2008128294A
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Yoshiki Matsuzaki
善樹 松崎
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Abstract

【課題】シリンダ部とピストン間のシールの耐久性を悪化させることなく、パッドの偏磨耗の発達を抑制する多ポット型ディスクブレーキを提供する。
【解決手段】複数のピストン3a,3bと、複数のピストン3a,3bを収容する複数のシリンダ部2a,2bが並設されたキャリパ2とを備える多ポット型ディスクブレーキ1であって、各シリンダ部2a,2bの全ては、その底部2a1,2b1寄り領域にシリンダ径を拡大する溝2a3,2b3が形成されている。そしてシリンダ部2a,2bの溝2a3,2b3の一つ2b3は、他のシリンダ部2aの溝2a3に比べてシリンダ部2a,2bの底部2a1,2b1側からの軸方向長さが短く、該溝2b3を有するシリンダ部2bに挿入されたピストン3bが他のシリンダ部2aに挿入されたピストン3aよりもキャリパ2に対する傾動許容角度が小さい構成になっている。
【選択図】図3

Description

本発明は、パッドをディスクロータに押圧する複数のピストンと、複数のピストンを収容する複数のシリンダ部が並設されたキャリパとを備える多ポット型ディスクブレーキに関する。
多ポット型ディスクブレーキは、複数のピストンと、複数のピストンを収容する複数のシリンダ部(ポット)が並設されたキャリパを有している。一般に複数のシリンダ部は、同一の形状に成形されており、シリンダ部の内周面とピストンの外周面間のクリアランスが複数全て同じである。そのためパッドが偏磨耗した場合は、複数全てのピストンがシリンダ部に対して同時にこじれ、ピストンのシリンダ部に対する摺動抵抗が急激に大きくなる問題がある。そのため制動終了時にピストンが制動前の位置に戻り難く、非制動時にパッドがディスクロータから十分に離間できず、パッドがディスクロータに非制動時に摺接する引き摺り現象が生じてしまう問題がある。
従来、特許文献1に記載のディスクブレーキも知られている。このディスクブレーキは、ロータ回入側のピストンを収容するシリンダ部と、ロータ回出側のピストンを収容するシリンダ部が並設されたキャリパを有しており、ロータ回出側のシリンダ部とピストン間のクリアランスが、ロータ回入側の該クリアランスよりも大きくなっている。したがってキャリパが制動時に太鼓型に変形した場合であってもロータ回出側のピストンがロータ回出側のシリンダ部に対してこじれることが防止される。そのためロータ回入側のピストンとロータ回出側のピストンによる推力の差が生じることを抑制して、パッドの偏摩耗を抑制することができる。
しかしロータ回出側のシリンダ部とピストン間のクリアランスが大きいために、該クリアランスをシールするシール部材の耐久性が低下するという問題があった。またピストンは、通常、表面に傷付き防止用にクロムメッキやニッケルメッキが施されている。そのためピストン13が図5に示すようにシリンダ部12aに対して傾き、シリンダ部12aの内周面にピストン13の底部13aが摺接してシリンダ部12aの内周面12a1に陥没12a2が生じやすい。その結果、陥没12a2によってピストン13がシリンダ部12aに対して移動し難くなり、制動終了時にピストン13が制動前の位置に戻り難くなり、パッド15のディスクロータRに対する引き摺り現象が生じる問題があった。
特開2005−9612号公報
そこで本発明は、シリンダ部とピストン間のシールの耐久性を悪化させることなく、パッドの偏磨耗の発達を抑制し、かつパッドのディスクロータに対する引き摺り現象を抑制する構成を備える多ポット型ディスクブレーキを提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明は、各請求項に記載の通りの構成を備える多ポット型ディスクブレーキであることを特徴とする。請求項1に記載の発明によると、複数のピストンと、複数のピストンを収容する複数のシリンダ部が並設されたキャリパを備え、各シリンダ部の全ては、その底部寄り領域にシリンダ径を拡大する溝が形成されている。そしてシリンダ部の溝の一つは、他のシリンダ部の溝に比べてシリンダ部の底部側からの軸方向長さが短く、該溝を有するシリンダ部に挿入されたピストンが他のシリンダ部に挿入されたピストンよりもキャリパに対する傾動許容角度が小さくなっている。
したがってピストンは、シリンダ部に形成された溝の軸方向長さによって傾動許容角度が調整される。そして傾動許容角度(自由度)が最も小さいピストンによってパッドの傾きを抑制することができる。そのため該ピストンによってパッドの偏磨耗を抑制することができる。一方、他のピストンは、シリンダ部に対してこじれ難くなるため、複数のピストンの全てがシリンダ部に対してこじれる形態に比べて、制動終了時にピストンが制動前の位置に戻りやすい。このためパッドのディスクロータに対する引き摺り現象を抑制することができる。
しかもピストンの底部は、シリンダ部の底部領域に形成された溝によってシリンダ部の内周面に摺接することが避けられる。そのためシリンダ部の内周面に陥没が形成されず、陥没によってピストンが移動し難くなることが抑制される。かくしてパッドのディスクロータに対する引き摺り現象を抑制することができる。またピストンの傾動許容角度は、シリンダ部底部領域の溝によって調整できるため、シリンダ部の挿入口部側とピストン間のクリアランスを大きくする必要がない。そのため該クリアランスをシールするシール部材の耐久性を悪化させることもない。
請求項2に記載の発明によると、ピストンは、シリンダ部の溝によって形成された段差の頂点部と、ピストンの挿入口となるシリンダ部の挿入口部の二点によって、キャリパに対する傾動許容角度が決定され、かつその傾動許容角度は、パッドの摩擦材の厚みによらない構成になっている。
従来のピストン13は、図5に示すようにシリンダ部12aの挿入口部12a3とピストン13の底部13aによって傾動許容量が決定され、パッド15の摩擦材15aの消耗によって底部13aの位置が変わり、該傾動許容量が除々に大きくなる。しかもピストン13は、陥没12a2を越える毎に矢印13b,13cに傾動方向が反転し、これによりピストン13とパッド5の間に隙間を形成しやすいという問題がある。これに対して本発明のピストンは、シリンダ部の溝によって形成された段差の頂点部と挿入口部の二点によって傾動許容量が決定される。そのためパッドの摩擦材が消耗しても傾動許容量が変わらない。しかもピストンによって段差の頂点部が削られた場合でも、ピストンの傾動方向は、一定方向であり、ピストンとパッドの間に隙間が形成され難い。
請求項3に記載の発明によると、キャリパは、ディスクロータよりも車両側に配設されるパッドをディスクロータに押圧する複数のインナ側のピストンを収容する複数のインナ側のシリンダ部と、ディスクロータよりも車両外側に配設されるパッドをディスクロータに押圧する複数のアウタ側のピストンを収容する複数のアウタ側のシリンダ部とを有している。そしてインナ側のシリンダ部の一つに形成された溝が、他のインナ側のシリンダ部に形成された溝よりも軸方向長さが短く、アウタ側のシリンダ部の一つに形成された溝が、他のアウタ側のシリンダ部に形成された溝よりも軸方向長さが短くなっている。したがってアウタ側とインナ側のいずれにおいても、パッドの偏磨耗の発達を抑制することができる。しかもシリンダ部とピストン間のシールの耐久性を悪化させることなく、かつパッドのディスクロータに対する引き摺り現象を抑制することもできる。
本発明の実施の形態を図1〜4にしたがって説明する。ディスクブレーキ1は、図1,2に示すように対向型のディスクブレーキであって、一対のパッド5,6と、複数のピストン3a〜3dと、ピストン3a〜3dを収容する複数のシリンダ部(ポット)2a〜2dを備えるキャリパ2を有している。
パッド5,6は、図2に示すようにディスクロータRとの間で摩擦力を生じる摩擦材5a,6aと、摩擦材5a,6aの裏面を支持する裏板5b,6bを一体に有している。パッド5,6は、キャリパ2の外周面中央に形成された開口部2eからキャリパ2内に挿入され、ディスクロータRの車両側(右側)と車両外側(左側)に配される。パッド5,6の上部に一対のハンガーピン4が挿通され、一対のハンガーピン4の両端部がキャリパ2に支持されることで、パッド5,6がキャリパ2に対してロータ軸方向に移動可能に取付けられる。
キャリパ2は、図2に示すように車両側の部材10に取付けられる取付部2jを有し、車両側からディスクロータRをロータ軸方向に跨ぐ構成になっている。キャリパ2のインナ側部(車両側部)には、図1に示すようにパッド5をディスクロータRに押圧するピストン3a,3bが挿入されるシリンダ部2a,2bが並設されている。キャリパ2のアウタ側部(車両外側部)には、パッド6をディスクロータRに押圧するピストン3c,3dが挿入されるシリンダ部2c,2dが並設されている。
インナ側のシリンダ部2a,2bは、図3に示すように円柱状の孔であって、底部2a1,2b1と内周面2a2,2b2を有している。内周面2a2,2b2の底部2a1寄り領域には、シリンダ径を拡大する溝2a3,2b3が形成されている。溝2a3,2b3の径方向深さは、ピストン3a,3bの底部3a1,3b1が内周面2a2,2b2に摺接することを避ける程度に深くなっている。
二つの溝2a3,2b3の直径は、図3に示すようにほぼ同じである。溝2b3の底部2b1側からの軸方向長さ2b7は、溝2a3の底部2a1側からの軸方向長さ2a7よりも短くなっており、例えば、2b7が2a7の3分の2以下、2分の1以上になっている。シリンダ部2a,2bの内周面2a2,2b2には、溝2a3,2b3によって段差が形成されており、段差の頂点部2a5,2b5と溝2a3,2b3の間に傾斜面2a5,2b5が形成されている。
シリンダ部2a,2bに収容されたピストン3a,3bの傾斜許容角度(自由度)は、図4に示すようにシリンダ部2a,2bの頂点部2a5,2b5と挿入口部2a6,2b6の二点によって決定される。すなわち溝2a3,2b3の軸方向長さが短いほど、ピストン3a,3bの傾斜許容角度(自由度)が小さくなる。そのためピストン3bの傾斜許容角度3b2がピストン3aの傾斜許容角度よりも小さくなっている。
シリンダ部2a,2bの挿入口部2a6,2b6寄り領域には、図3に示すようにシール部材7が嵌め込まれる凹部2a7,2b7が形成されている。シール部材7は、弾性材料(例えばゴム)を原料として環状に形成されており、シリンダ部2a,2bの内周面2a2,2b2とピストン3a,3bの外周面の間をシールする。シール部材7は、制動時にピストン3a,3bがディスクロータRに向けて移動することで弾性変形され、制動終了時に弾性戻りすることでピストン3a,3bを制動前の位置に戻す。
シリンダ部2a,2b内の液圧を上昇させると、図4に示すようにピストン3a,3bがディスクロータRに向けて進出して、パッド5をディスクロータRに押圧する。パッド5は、ディスクロータRの回転方向(図3上方)に移動しようとするが、その移動がキャリパ2に形成されたトルク受部2hによって規制される。そのためパッド5とディスクロータRの摺接部に摩擦力fが発生し、制動力が生じる。パッド5がトルク受部2hに当接する位置は、摺接部から軸方向にt離れているために、パッド5には、M=f・tのトルクが加わる。そのためパッド5のディスクロータRへの面圧は、ロータ回出側よりもロータ回入側の方が高くなり、パッド5に偏磨耗が生じる傾向がある。
これに対してピストン3bは、図4に示すように他のピストン3aよりも自由度が小さくなっている。そのためパッド5のディスクロータRに対する傾きがピストン3bによって抑制され、これによりパッド5の偏磨耗を抑制することができる。一方、ピストン3bは、シリンダ部2aに対してこじれることが防止される。そのためパッド5は、制動終了時に制動前の位置に戻りやすい。
アウタ側のシリンダ部2c,2dは、インナ側のシリンダ部2a,2bと同様に形成されており、それぞれ溝を有している。そしてシリンダ部2bの溝は、軸方向長さがシリンダ部2aの溝の軸方向長さよりも短くなっている。そのためピストン3dの自由度がピストン3cの自由度よりも小さくなっている。
以上のようにしてディスクブレーキ1が形成されている。すなわちシリンダ部2a,2b(2c,2d)の全ては、図3に示すようにその底部2a1,2b1寄り領域にシリンダ径を拡大する溝2a3,2b3が形成されている。そしてシリンダ部2b(2d)の溝2b3は、他のシリンダ部2a(2c)の溝2a3に比べてシリンダ部2a,2b(2c,2d)の底部2a1,2b1側からの軸方向長さが短く、該溝2b3を有するシリンダ部2b(2d)に挿入されたピストン3b(3d)が他のシリンダ部2a(2c)に挿入されたピストン3a(3c)よりもキャリパ2に対する傾動許容角度が小さくなっている。
したがってピストン3a,3b(3c,3d)は、シリンダ部2a,2b(2c,2d)に形成された溝2a3,2b3の軸方向長さによって傾動許容角度が調整される。そして傾動許容角度(自由度)が最も小さいピストン3b(3d)によってパッド5の傾きを抑制することができる。そのため該ピストン3b(3d)によってパッド5の偏磨耗を抑制することができる。一方、他のピストン3a(3c)は、シリンダ部2a(2c)に対してこじれ難くなるため、複数のピストンの全てがシリンダ部に対してこじれる形態に比べて、制動終了時にピストン3a,3b(3c,3d)が制動前の位置に戻りやすい。このためパッド5のディスクロータRに対する引き摺り現象を抑制することができる。
しかもピストン3a,3b(3c,3d)の底部2a1,2b1は、シリンダ部2a,2b(2c,2d)の底部2a1,2b1領域に形成された溝2a3,2b3によってシリンダ部2a,2b(2c,2d)の内周面2a2,2b2に摺接することが避けられる。そのためシリンダ部2a,2b(2c,2d)の内周面2a2,2b2に陥没が形成されず、陥没によってピストン3a,3b(3c,3d)が移動し難くなることが抑制される。かくしてパッド5のディスクロータRに対する引き摺り現象を抑制することができる。またピストン3a,3b(3c,3d)の傾動許容角度は、シリンダ部2a,2b(2c,2d)底部2a1,2b1領域の溝2a3,2b3によって調整できるため、シリンダ部2a,2b(2c,2d)の挿入口部側とピストン3a,3b(3c,3d)間のクリアランスを大きくする必要がない。そのため該クリアランスをシールするシール部材7の耐久性を悪化させることもない。
ピストン3a,3b(3c,3d)は、図3に示すようにシリンダ部2a,2b(2c,2d)の溝2a3,2b3によって形成された段差の頂点部2a5,2b5と、ピストン3a,3b(3c,3d)の挿入口となるシリンダ部2a,2b(2c,2d)の挿入口部2a6,2b6の二点によって、キャリパ2に対する傾動許容角度が決定され、かつその傾動許容角度は、パッド5の摩擦材5aの厚みによらない構成になっている。すなわち摩擦材5aの新品からフル磨耗までその傾動許容角度が変わらない。
すなわち摩擦材5aの新品からフル磨耗までピストン3a,3b(3c,3d)の傾動許容角度が変わらない。しかも段差の頂点部2a5,2b5がピストン3a,3b(3c,3d)によって削られた場合でも、該頂点部2a5,2b5に対してピストン3a,3b(3c,3d)の外周面が摺動しても該頂点部2a5,2b5が原因でピストン3a,3b(3c,3d)が大きく傾動することもない。
またキャリパ2は、図1に示すように複数のインナ側のシリンダ部2a,2bと、複数のアウタ側のシリンダ部2c,2dとを有している。そしてインナ側のシリンダ部2a,2bの一つ2bに形成された溝2b3が、他のインナ側のシリンダ部2aに形成された溝2a3よりも軸方向長さが短く、アウタ側のシリンダ部2c,2dの一つ2dに形成された溝が、他のアウタ側のシリンダ部2cに形成された溝よりも軸方向長さが短くなっている。したがってアウタ側とインナ側のいずれにおいても、パッド5の偏磨耗の発達を抑制することができる。しかもシリンダ部2a〜2dとピストン3a〜3d間のシールの耐久性を悪化させることなく、かつパッド5のディスクロータRに対する引き摺り現象を抑制することもできる。
(他の実施の形態)
本発明は、上記実施の形態に限定されず、以下の形態であっても良い。
(1)上記実施の形態は、対向型のディスクブレーキであったが、浮動型のディスクブレーキに応用した形態であっても良い。すなわち車両側の部材に取付けられるマウントと、マウントに移動可能に取付けられディスクロータを跨ぐキャリパと、キャリパの車両側部に並設されて形成された複数のシリンダ部に挿入された複数のピストンを有し、複数のピストンによってインナ側に配されたパッドをディスクロータに押圧し、キャリパの車両外側部に形成された爪部によってアウタ側のパッドをディスクロータに押圧する形態に応用した形態であっても良い。
(2)上記実施の形態は、インナ側とアウタ側のそれぞれに一対のピストンとシリンダ部を有していた。しかしインナ側とアウタ側のそれぞれに三つ以上のピストンとシリンダ部を有している形態であっても良い。そして複数のシリンダ部の底部寄り領域に溝を有し、シリンダ部の溝の一つが他のシリンダ部の溝に比べて軸方向長さが短くなっている形態であっても良い。
ディスクブレーキの上面図である。 図1のII−II線断面矢視図である。 ディスクブレーキの一部上側断面図である。 パッドが偏磨耗した際のディスクブレーキの一部上側断面図である。 従来のディスクブレーキのシリンダ部の断面とピストンとパッドの上面拡大図である。
符号の説明
1・・・ディスクブレーキ
2・・・キャリパ
2a〜2d,12a・・・シリンダ部
2a2,2b2,12a1・・・内周面
2a1,2b1,13a・・・底部
2a6,2b6,12a3・・・挿入口部
2a3,2b3・・・溝
2a5,2b5・・・頂点部
3a〜3d,13・・・ピストン
5,6,15・・・パッド
7・・・シール部材

Claims (3)

  1. パッド(5,6)をディスクロータ(R)に押圧する複数のピストン(3a〜3d)と、前記複数のピストン(3a〜3d)を収容する複数のシリンダ部(2a〜2d)が並設されたキャリパ(2)とを備える多ポット型ディスクブレーキ(1)であって、
    前記各シリンダ部(2a〜2d)の全ては、その底部(2a1,2b1)寄り領域にシリンダ径を拡大する溝(2a3,2b3)が形成されており、前記シリンダ部(2a〜2d)の溝(2a3,2b3)の一つ(2b3)は、他のシリンダ部(2a)の溝(2a3)に比べてシリンダ部(2a,2b)の底部(2a1,2b1)側からの軸方向長さが短く、該溝(2b3)を有するシリンダ部(2b)に挿入されたピストン(3b)が他のシリンダ部(2a)に挿入されたピストン(3a)よりも前記キャリパ(2)に対する傾動許容角度が小さい構成になっていることを特徴とする多ポット型ディスクブレーキ(1)。
  2. 請求項1に記載の多ポット型ディスクブレーキ(1)であって、
    ピストン(3a,3b)は、シリンダ部(2a,2b)の溝(2a3,2b3)によって形成された段差の頂点部(2a5,2b5)と、ピストン(3a,3b)の挿入口となるシリンダ部(2a,2b)の挿入口部(2a6,2b6)の二点によって、キャリパ(2)に対する傾動許容角度が決定され、かつその傾動許容角度は、パッド(5)の摩擦材(5a)の厚みによらない構成になっていることを特徴とする多ポット型ディスクブレーキ(1)。
  3. 請求項1または2に記載の多ポット型ディスクブレーキ(1)であって、
    キャリパ(2)は、ディスクロータ(R)よりも車両側に配設されるパッド(5)をディスクロータ(R)に押圧する複数のインナ側のピストン(3a,3b)を収容する複数のインナ側のシリンダ部(2a,2b)と、前記ディスクロータ(R)よりも車両外側に配設されるパッド(6)を前記ディスクロータ(R)に押圧する複数のアウタ側のピストン(3c,3d)を収容する複数のアウタ側のシリンダ部(2c,2d)とを有し、
    前記インナ側のシリンダ部(2a,2b)の一つ(2b)に形成された溝(2b3)が、他のインナ側のシリンダ部(2a)に形成された溝(2a3)よりも軸方向長さが短く、
    前記アウタ側のシリンダ部(2c,2d)の一つ(2d)に形成された溝が、他のアウタ側のシリンダ部(2c)に形成された溝よりも軸方向長さが短くなっていることを特徴とする多ポット型ディスクブレーキ(1)。

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