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JP2008123628A - 光ディスク装置 - Google Patents

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JP2008123628A
JP2008123628A JP2006308354A JP2006308354A JP2008123628A JP 2008123628 A JP2008123628 A JP 2008123628A JP 2006308354 A JP2006308354 A JP 2006308354A JP 2006308354 A JP2006308354 A JP 2006308354A JP 2008123628 A JP2008123628 A JP 2008123628A
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optical
disk motor
housing
motor
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Sojiro Kirihara
聡二郎 桐原
Yoshiaki Yamauchi
良明 山内
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Hitachi LG Data Storage Inc
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Hitachi Ltd
Hitachi LG Data Storage Inc
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    • GPHYSICS
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

【課題】光ディスク装置のディスクモータプレートの耐衝撃性を向上させる。
【解決手段】光ディスク装置は、筐体内に挿入された光ディスクDを回転させるディスクモータ2と、光ディスクの半径方向に移動して光ディスクへの情報の記録または光ディスクからの情報の読取りを制御する光ピックアップと、ディスクモータ2及び光ピックアップを支持するベースであって筐体に直接挿入された光ディスクをディスクモータにチャッキングするよう支持するシャーシとを備える。ディスクモータをシャーシに固定するモータプレート4は、その光ピックアップ側でない側がシャーシに片持支持されるとともに、ディスクモータプレート4の光ピックアップ側には、ディスクモータプレート4の弾性変形を緩衝する突出部10aがボトムカバー10に設けられる。
【選択図】図3

Description

本発明は光ディスク装置に関するものである。
光ディスク装置は、光ディスクを回転駆動させるディスクモータと、光ディスクへの情報の記録または光ディスクからの情報の読取り制御を行う光ピックアップと、ユニットメカデッキと称される、ディスクモータを支持し、光ディスクをディスクモータにチャッキングするための機構と、を備えている。
このユニットメカデッキは、シャーシと、光ディスクをディスクモータにチャッキングし、又はこのチャッキングを解除するためにシャーシを昇降する昇降機構と、を備えている。光ディスクが光ディスク装置に挿入されると、シャーシ昇降機構がシャーシを光ディスクに対して押し上げて、光ディスクをディスクモータのクランパにチャッキングして光ディスクの再生及び記録を可能にしている。
光ディスクをユニットメカデッキまで運ぶ方式に、ディスクトレイ方式とスロットイン方式の2つのタイプがある。前者は、光ディスクをディスクトレイに上乗せしてディスクトレイごとディスク筐体にディスクを挿入するタイプである。後者は、光ディスクを光ディスク装置内にディスクトレイを用いずに直接挿入するタイプである。薄型であることが望まれる機器に対してスロットイン方式の光ディスク装置が採用されている。
この種の光ディスク装置には衝撃に対する対策が施されている。例えば、特開2003−281876号公報に開示されているように、光ディスク回転駆動機構が設置されたシャーシの下面に突出形成された第1のストッパー、第2のストッパーを、光ディスク回転駆動機構が下降位置にあるときに底板に当接させるように構成することにより、ディスクトレイの排出状態においてシャーシが他の部品に干渉・衝突するのを防止したディスクトレイ方式の光ディスク装置が存在する。
特開2003−281876号公報
光ディスク装置では、ディスクモータはディスクモータプレートに固定され、このディスクモータプレートがユニットメカデッキのシャーシに固定されている。ディスクモータプレートをシャーシに固定する際、光ピックアップ側を避けて、ディスクモータプレートの光ピックアップとは反対側をシャーシに固定した片持支持構造とされている。
しかしながら、このような片持支持構造では、ディスクモータをシャーシに固定する際の剛性が十分でない。しかも、ノート型パソコンなどに対する薄型化の要求によりユニットメカデッキも薄型化され、ディスクモータプレートが固定されるユニットメカデッキ自体の剛性も低下せざるを得ない。
このような状況下、光ディスク装置に例えば落下などにより強い衝撃が加わると、ディスクモータプレートに片持支持部を中心にした衝撃モーメントが加わって、ディスクモータプレートがその衝撃に抗し切れずに弾性変形の後塑性変形するおそれがある。すると、ディスクモータの光ピックアップ対する平行度が悪化して、光ディスクに対する再生や記録に障害を来たすという問題がある。
既述の従来例は、ディスクトレイの排出状態においてシャーシが他の部品に干渉・衝突するもので、ディスクモータプレートの変形を抑制することまでの配慮はない。
本発明はこのような課題を解決するために、ディスクモータプレートの耐衝撃性を向上させた光ディスク装置を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、本発明は、光ディスクに対して再生、又は、再生及び記録を行う光ディスク装置において、前記光ディスクが挿入される筐体と、前記筐体内に挿入された光ディスクを回転させるディスクモータと、前記光ディスクの半径方向を移動して前記光ディスクへの情報の記録または前記光ディスクからの情報の読取りを制御する光ピックアップと、前記ディスクモータを支持するベースであって、前記筐体に挿入された光ディスクを前記ディスクモータにチャッキングするよう支持するベースと、前記ディスクモータを前記ベースに固定するディスクモータプレートと、前記ディスクモータの前記筐体の底面に対する投影面内に位置し、前記ディスクモータプレートの弾性変形を緩衝する緩衝機構と、を備えることを特徴とするものである。
以上説明したように、本発明によれば、ディスクモータプレートの耐衝撃性を向上させた光ディスク装置を提供することができる。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態について説明する。図1は、光ディスクをディスクトレイによることなく直接筐体に挿入するスロットイン方式の光ディスク装置の平面図を示したものである。なお、以後、一例として、装置の全体厚さ寸法(筐体外面の上面と下面の間の距離)が9.5×10-3m以下とした光ディスク装置について説明する。また、光ディスク装置の内部構成を明瞭にするために、トップカバーの図示を省略している。
光ディスク装置1の筐体はトップカバーをボトムカバー10に組み付けることによって構成されている。トップカバーとボトムカバーとを組み合わせた空間内に既述のユニットメカデッキなどの部品が収納されている。この部品は主としてボトムカバー10に固定されている。
符号2は光ディスク(図示なし)を回転させるディスクモータ2である。このディスモータはボトムカバー10のほぼ中心位置に存在する。ディスクモータ2上には、クランパ3がディスクモータ2に対して同心円状に配置されている。このクランパ3はディスクモータからトップカバー側に突出してなり、光ディスクの中心孔に嵌入されて光ディスクをディスクモータにチャッキングする。ディスクモータはディスク平面部2a上に光ディスクをディスクモータと一体回転可能に支持する。
光ピックアップ500はスライダ5に固定されている。スライダ5は光ピックアップ500を光ディスクの半径方向に沿って進退させる移動機構である。符号12は略平行四辺形状のフレームからなるシャーシである。このシャーシ12に後述するようにディスクモータ2とスライダ5とが固定されている。ディスクモータ2とスライダ5とシャーシ12全体を既述のとおりユニットメカデッキと称する。
スライダ5の移動はねじ溝が形成されたリードスクリュー軸71と、リードスクリュー軸のねじ溝に螺合するねじ溝を内側に持った小片502と、この小片に結合された小スライダ504によって達成される。小スライダ504の一端が前記スライダ5の一端に固定されている。モータ60はリードスクリュー軸71を回転させる。リードスクリュー軸71の回転により小片502がリードスクリュー軸に沿って進退する。小片502を備える小スライダ504も同様であり、この小スライダ504に合わせてスライダ5も光ディスクの半径方向に進退移動する。符号72,73はスライダ5の往復動を案内する棒状のガイドである。リードスクリュー軸71などのスライダ5の移動機構もシャーシ12に固定されている。
レバー31、32、33は、光ディスクが筐体の前面7から筐体内に挿入されるとき、及び、光ディスクが筐体から排出されるときに、この挿入及び排出のための、光ディスクに対する動力源となる。レバー31は支点31aを中心にして回転する。ローラ41、42、43は、挿入された光ディスクの外周に当接して光ディスクのセンタリングを行う。スイッチ50は、モータ80への駆動入力の供給をオン・オフする。伝達機構21は、レバー32にモータ80の回転駆動力を伝達する。
このように構成された光ディスク装置1において、光ディスクが筐体の前面7から筐体内に直接挿入されると、光ディスクの外周にローラ41、42、43が、ローラ41、42、43の順で当接し、レバー31、32、33を変位させながら、光ディスクのセンタリングを行い、光ディスクをディスクモータ2の回転軸と略同心となる位置に位置決めする。
このとき、ローラ42は光ディスクの外周に押されてレバー31を支点31aの周りに矢印Eの方向に回動させる。レバー31の矢印E方向の回転角度が所定値に達するとスイッチ50をオンする。伝達機構21はギヤ列を備えて構成されている。また、ローラ42は、レバー31上に設けられている。
スイッチ50がオンするとモータ80が回転する。モータ80が回転すると、その回転駆動力が、伝達機構21によりレバー32に伝達される。レバー32は、伝達された力を昇降機構22に伝える。シャーシ12から昇降機構22に向けて小軸が突出し、これが昇降機構の昇降部材に係合する。昇降機構の昇降部材は小軸を介してシャーシ12を昇降させる。
昇降機構22は光ディスクが筐体内の所定位置まで挿入された状態でシャーシの先端側506をシャーシの基端側508を基準にして上昇させる。シャーシの基端側は支点25,26においてボトムカバー10に固定されている。この支点を基準にしてシャーシの先端側が基端側に対して傾動する。この結果シャーシ12がボトムプレート10に対して平行になり、クランパ3に光ディスクを係合する。
シャーシ12のディスクモータ2近傍にある小径穴からピン6が直角に露出している。このピンは、シャーシ12が昇降機構22によってボトムプレート側10に下降した際に光ディスクに弱当接して光ディスクをクランパ3から取り外す機能を果たすものである。
シャーシ12が光ディスクに対して持ち上がると、シャーシに固定されているディスクモータ2のクランパ3が光ディスクの中心孔に挿入され始め、ディスク平面支持部2aが光ディスクの中心孔周囲の平面部を押す状態となる。この状態からさらに、シャーシ12の先端側506を上昇させると、光ディスクがトップカバーの凹に当接し、トップカバーとディスク平面支持部2aに挟まれる形でほぼ完全にクランパ3にチャッキングされる。
図2は、光ディスクDがシャーシ12に固定されたディスクモータにチャッキングされた状態を示している。この状態では、光ピックアップ500が光ディスクの記録面に臨んでいる。光ピックアップ500を備えるスライダ5は、シャーシ12の内側空間510(図3参照)を、光ディスクDの記録面とボトムケース10との間を光ディスクDの径方向に沿って進退動する。図3は図2のB−B断面図であって、クランパ3に光ディスクDがチャッキングされている状態を示している。符号4はディスクモータ2をシャーシ12に固定するためのディスクモータプレートであり、符号10aは緩衝機構である突出部である。いずれも後ほど詳しく説明する。ディスクモータプレート4及びシャーシ12も薄型の金属から構成されている。光ディスクをディスクモータにチャッキングする工程を終了すると、光ディスクをディスクモータ2が回転させて光ピックアップ5が光ディスクに対して情報の記録または情報の読取りを行なう。
図4は、ディスクモータ2と、ディスクモータ2をシャーシ12に固定するためのディスクモータプレート4と、を示す斜視図である。ディスクモータプレート4は、ディスクモータ2のボトムプレート10側の端部に固定されている。図5はディスクモータプレートの背面図である。ディスクモータプレート4の光ピックアップ5側(図5のA)がほぼディスクモータの径に等しい半円の形状からなり、光ピックアップ5とは反対側(図5のB)が非半円の形状になっている。図4に示すようにディスクモータプレートの非半円形領域(図5のB)は、ディスクモータ2の円形の外縁の稜線からせり出す第1のフランジ520と第2のフランジ522を備えている。これらフランジはねじ穴4a,4b,4cを備えている。ディスモータプレート4のフランジをシャーシ12の背面にあてがい、ねじ穴にねじを螺着することによって、ディスクモータプレートの非半円形領域(図5のB)をシャーシ12に固定することができる。図1において、4a´はディスクモータプレートのねじ穴4aに対するシャーシ12に形成されたねじ穴であり、同様に4b´はねじ穴4bに対応するねじ穴、同様に4c´はねじ穴4bに対応するねじ穴である。これらねじ穴にねじが螺着されて既述のようにディスクモータプレート4をシャーシ12に固定することができる。
図1に示すように、ねじ穴4a´とねじ穴4b´は図示左側に互いにやや接近してシャーシに形成されている。一方、ねじ穴4c´は図示左側にねじ穴4a´とねじ穴4b´とは離間してシャーシに形成されている。このようにこれらねじ穴を均等にシャーシ12に形成できないのは、ピン6を避けてねじ穴を形成しなくてはならないからである。
図4に示すように、ディスクモータプレート4はピックアップとは反対側(図5のB)がシャーシ12に固定されており、ピックアップ側(図5のA)はシャーシに固定されることなく、ボトムプレート10から浮いた状態となっている。したがって、既述のように、落下衝撃がディスクモータプレートに加わると、ディスクモータプレートの非固定側(図5のA)に、既述の4a,4b、4cを支点にしたモーメントが加わり、ディスクモータの非固定側が塑性変形する恐れがある。
そもそも、図6に示すように、光ピックアップ500が光ディスクの記録・再生面を広く利用できるようにするため、スライダ5がディスクモータ2の直前まで接近するようになっており、ディスモータプレート4のピックアップ5側に既述のフランジ(図4及び5参照)を設けることができない。図6に示すように、スライダ5のディスクモータ2への進行方向側の端部5aはディスクモータ2の円形形状に即して環状に凹状を呈している。この環状凹部5aに光ディスクモータ2の円周外縁が嵌入することにより、光ピックアップ500をよりディスクモータ2に近づけることができる。
次に、既述の緩衝機構としての突出部(図2の10a)について詳しく説明する。図7は既述のボトムカバー10自体の平面図である。図8はそのA−A断面図である。符号538はディスクモータ2のコイルを収容するための開口であり、10aが扇状にトップカバー側に突出する突出部である。この突出部はディスクモータ2及びディスクモータプレート4のボトムカバー10に対する投影面内でディスクモータプレートの光ピックアップ側(図5のA)の領域に存在する。符号532は投影面の稜線である。
後述の図10に示すように、突出部10aが無い場合、ディスクモータプレート4の下端面からボトムカバー10までの距離がH1であるのに対して、突出部10aがあるとディスクモータプレート4の下端面から突出部までの距離がH2(H2<H1)となる。
したがって、ディスクモータプレート4に衝撃が加わってディスクモータプレート4が弾性変形してもその変形量はH1からH2の範囲に低減され、ディスクモータプレート4が限界弾性変形可能点を越えて塑性変形することを避けることができる。なお、ディスクモータ2などが固定されたシャーシ12をボトムカバーに組み付ける場合、設計や組み立て自由度をある程度確保するため、部品の交差を許容しなければならないために、どうしてもディスクモータプレート4とボトムプカバー10との間にある程度の隙間の発生を許容せざるを得ない。ディスクモータプレート4が塑性変形しやすいのはシャーシ12に固定されている近辺である。
図7及び図8の突出部10aはボトムカバーを金型に入れて加圧する絞り加工によって容易にボトムカバーに形成することができる。この突出部のサイズ、すなわち光ディスクの厚み方向の高さは、例えば、ボトムカバー10とディスクモータプレート4との間が1mm程度とすると、突出部の厚みは0.5mmから0.8mm程度である。そもそも突出部の厚みは、既述の製造設計上の自由度の観点と、ディスクモータプレートの弾性変形量低減のバランスの上で適宜設計されれば良い。
この突出部10aの形状は、平面視で扇形状として説明したが、これに限定されず、円形、矩形などであっても良い。また、ディスクモータプレートの円形領域(図5のA)の径がディスクモータより小さい場合には、突出部をディスクモータの投影面内に設けても良い。ディスクモータの傾きを抑えることによってディスクモータプレートの弾性変形量を少なくできるからである。
図9は、突出部の他の形態を説明するためのシャーシ12の背面図である。図9は、ディスクモータプレート4がシャーシ12の背面に片持支持されている状態を示している。既述のとおり、ディスクモータプレートをシャーシに固定するためのねじ孔4a,4b,4cは均等に配置されていない。したがって、ディスクモータプレートのピックアップ側ではない領域(図5のB)における支持も十分でなく、その分ディスクモータプレートのピックアップ側の領域(図5のA)の弾性変形も大きくなる。そこで、突出部が設けられるべきボトムカバー上の位置(4d)を工夫した。
すなわち、ディスクモータ2を支持するための3つのねじ孔4a、4b、4cのうち、4aと4cはディスクモータの回転中心を通る対角線上で対称な位置を占めている。したがって、4aを中心とするディスクモータプレート4の変形と4cを中心とするディスクモータプレートの変形とは互いに打ち消しあう関係にある。一方、4bとディスクプレートの回転中心を通る対角線上にはねじ孔が設けられていない。そこで、対角線上のディスクモータプレートの投影面の境界領域の4dで示される位置に突出部を設けることとした。したがって、ディスクモータプレートが4bを中心に弾性変形しても突出部がこの弾性変形を緩衝することができる。
図10及び図11は突出部10aの機能を説明するためのユニットメカデッキの断面図である。図10は光ディスクがディスクモータ2にチャッキングされていない待機状態を示す。この状態から図11に示すようにユニットメカデッキに矢印で示すボトムカバー10に直角な衝撃が加わると、シャーシの先端506は図1の昇降機構22によって最下端位置に固定されて図11に示すようにボトムカバー10に対して傾斜しているため、この衝撃による応力は剛性がシャーシに比較して小さいディスクモータプレート4をディスクモータプレートとシャーシとの結合部を中心に回転させる回転モーメントとして一気に加わることになる。
しかしながら、突出部10aは弾性変形したディスクモータプレート4に図11に示すように当接してディスクモータプレートのそれ以上の弾性変形を抑制する。
これに対して、この突出部が存在しないとディスクモータプレートが大きく弾性変形し、急激で過大な衝撃応力がディスクモータプレートに付加される状況下では、ディスクモータプレートが塑性変形してしまう。すると、図2のように光ピックアップに対して平行度良く光ディスクをディスクモータに固定することができなくなり、光ピックアップが光ディスクへ情報を書き込んだり、光ディスクから情報を読み出したりする制御動作に障害が出るなどの問題がある。このような衝撃は、光ディスクドライブを備えた機器を高い位置から硬い床面に落下させるような場合に頻発する。
(第2の実施の形態)
次に本発明の第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態は、ボトムケース部材10に形成する既述の突出部の断面の形状を既述の実施形態とは異なるようにしたことに特徴がある。図12は、この第2の実施の形態のボトムカバー部材10に形成された突出部10bの形状を示す断面図である。図12は、図7のA−A断面図に相当するものである。
図12に示すように、突出部10bはボトムケース10に対して傾斜して形成されている。図12のθは突出部10bの稜線の延長線(一点鎖線)とボトムケース10の稜線(一点鎖線)とが成す角度である。すなわち、突出部10bはこの角度θを持った傾斜面を備えている。
衝撃がシャーシに加わった際、ディスクモータプレートはシャーシとの結合部を中心にボトムケース側に撓む。この時、ディスクモータプレートはボトムプレートに対して突出部の傾斜面に当接する。突出部の傾斜面はディスクモータプレートの傾斜形態に合致するような傾斜形態に形成される。このようにすることにより、突出部10aの傾斜面のほぼ全体でディスクプレートを支えることができるので、ディスクモータプレートに対する衝撃緩衝効果を高めることができる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。この第3の実施の形態は、緩衝機構を既述の突出部ではなく、弾性部材により実現したことを特徴とするものである。この弾性部材10bは、例えば、図13に示すように、ディスクモータプレート4のボトムカバー10側に接着して設けられる。なお、この構成にかえて、ボトムカバー10の底面に弾性部材10bを接着するようにしてもよい。また、弾性部材10bの材質としては、例えば、クッション、プラスティックプレート、ゴムダンパーが用いられる。
図14及び図15は、それぞれ弾性部材を説明する図である。図14(a)は弾性部材100の平面図を示しており、(b)は(a)におけるA−A断面図を示している。弾性部材100は、(a)に示すように扇形状をしており、(b)に示すように、図12と同様に断面が三角形状を呈している。
図14(a)は弾性部材101の平面図を示しており、(b)は(a)にけるB−B断面図を示している。弾性部材101は、(a)に示すように平面は扇形状をしており、(b)に示すように断面は矩形状となっている。
これら弾性部材100、101の厚みを、十分な衝撃緩和作用を実現するために、ボトムカバー10とディスクモータプレート4とのクリアランス(最も間隔が大きいところ)+0.3mm程度とする。例えば、ボトムケース10とディスクモータプレート4のクリアランスが0.9mmの場合には、弾性部材100、101の厚みは1.2mmとする。弾性部材100、101はディスクモータプレート4の弾性変形を柔軟に抑制することができる。
以上説明したように、第1乃至第3の実施の形態に記載された発明によれば、優れた耐衝撃性を有する光ディスク装置を提供することができる。
なお、既述の実施形態では、スロットイン方式の光ディスク装置について説明したが、本発明をトレイ方式の光ディスク装置に提供することもできる。また、既述の実施形態における説明では、光ディスク装置の全体厚さ寸法(筐体外面の上面と下面の間の距離)を9.5×10-3m以下であるとしたが、これは例示でありこれに限られることはない。その他、当業者が予想される変更を既述の実施形態に適用することも可能である。
以上説明した実施形態によれば、光ディスクを回転させるディスクモータの支持機構が衝撃などによって塑性変形して、光ディスクが光ピックアップに対して奏する平行度が損なわれないようにすることができる。
本発明の第1の実施の形態に係わる光ディスク装置の内部構成の平面図。 光ディスクが収容された状態を示す同実施の形態に係わる平面図。 図2のB−B断面図。 ディスクモータ及びディスクモータプレートを示す斜視図。 ディスクモータプレートの背面図。 光ピックアップがディスクモータにもっとも近づいた状態を示す、第1の実施形態の平面図。 光ディスク装置の筐体を成すボトムカバーの背面図。 図7のA−A断面図。 ユニットメカデッキのシャーシの背面図。 緩衝機構(突出部)の効果を示すための、ユニットメカデッキ及びボトムカバーの断面図。 緩衝機構(突出部)の効果を示すための、ユニットメカデッキ及びボトムカバーの断面図。 突出部の他の構成を示すボトムカバーの断面図。 緩衝機構としての弾性部材の形態を示す、ユニットメカデッキの断面図。 弾性部材の形態を示す平面図(a)、及びそのA−A断面図。 弾性部材のさらに他の形態を示す平面図(a)、及びそのB−B断面図。
符号の説明
1 光ディスク装置、2 ディスクモータ、3 クランパ部、4 ディスクモータプレート、5 光ピックアップ(スライダ)、10 ボトムカバー部材、10a,10b 突出部、12 シャーシ、100,101 弾性部材

Claims (9)

  1. 光ディスクに対して再生、又は、再生及び記録を行う光ディスク装置において、
    前記光ディスクが挿入される筐体と、
    前記筐体内に挿入された光ディスクを回転させるディスクモータと、
    前記光ディスクの半径方向を移動して前記光ディスクへの情報の記録または前記光ディスクからの情報の読取りを制御する光ピックアップと、
    前記ディスクモータ及び前記光ピックアップを支持するベースであって、前記筐体に挿入された光ディスクを前記ディスクモータにチャッキングするよう支持するベースと、
    前記ディスクモータを前記ベースに固定するディスクモータプレートであって、その前記光ピックアップでない側が前記ディスクモータから前記ベースに向けたフランジ部を備え、このフランジ部が前記ベースに固定され、さらに、前記光ピックアップ側が前記ベースに対して固定されることなく構成されたディスクモータプレートと、
    前記ディスクモータプレートの前記光ピックアップ側の弾性変形を緩衝する緩衝機構と、
    を備える、光ディスク装置。
  2. 前記緩衝機構は、前記ディスクモータプレートの前記光ピックアップ側が前記筐体の底面に対して成す投影面内に位置する、請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 前記緩衝機構は、前記筐体の底面を前記ディスクプレート側に絞り加工した突出部からなる、請求項2記載の光ディスク装置。
  4. 前記光ディスクが前記ディスクモータにチャッキングされていない待機状態の際、前記ディスクモータプレートは前記筐体の底面に対して傾斜して前記ベースに固定され、前記突出部は前記傾斜に対応した傾斜形状を持って構成されてなる、請求項3記載の光ディスク装置。
  5. 前記緩衝機構は、前記ディスクモータの前記光ピックアップ側が前記筐体の底面に対して成す投影面内に位置する、請求項1記載の光ディスク装置。
  6. 前記緩衝機構は、前記筐体の底面と前記ディスクモータプレートとの間に設けられた弾性部材である、請求項1記載の光ディスク装置。
  7. 前記光ディスクを前記筐体に挿入する方式がスロットイン方式とした、請求項1記載の光ディスク装置。
  8. 前記筐体外面の上面と下面の間の距離は、9.5×10-3m以下である、請求項1記載の光ディスク装置。
  9. 光ディスクに対して再生、又は、再生及び記録を行う光ディスク装置において、
    前記光ディスクが挿入される筐体と、
    前記筐体内に挿入された光ディスクを回転させるディスクモータと、
    前記光ディスクの半径方向を移動して前記光ディスクへの情報の記録または前記光ディスクからの情報の読取りを制御する光ピックアップと、
    前記ディスクモータを支持するベースであって、前記筐体に挿入された光ディスクを前記ディスクモータにチャッキングするよう支持するベースと、
    前記ディスクモータを前記ベースに固定するディスクモータプレートと、
    前記ディスクモータの前記筐体の底面に対する投影面内に位置し、前記ディスクモータプレートの弾性変形を緩衝する緩衝機構と、
    を備える、光ディスク装置。
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