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JP2008123270A - 還元対価算出装置、還元対価算出システム、および還元対価算出方法 - Google Patents

還元対価算出装置、還元対価算出システム、および還元対価算出方法 Download PDF

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JP2008123270A JP2006306826A JP2006306826A JP2008123270A JP 2008123270 A JP2008123270 A JP 2008123270A JP 2006306826 A JP2006306826 A JP 2006306826A JP 2006306826 A JP2006306826 A JP 2006306826A JP 2008123270 A JP2008123270 A JP 2008123270A
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Atsushi Abe
敦 阿部
Masahiko Matano
雅彦 俣野
Takeshi Matsuo
武 松尾
Nobuaki Nakano
信明 中野
Junichi Nakamura
淳一 中村
Tsukasa Sano
司 佐野
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Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

【課題】商業施設における利用者の増加を図るとともに、公共交通網を利用した利用者に対して公平なサービスを提供することで、不公平感を利用者に感じさせない還元対価算出装置を提供する。
【解決手段】還元対価算出装置1は、道路網管理装置2から通知された通過情報、およびクレジット取引情報に基づいて、各利用者について、高速道路網の利用毎に利用料金の還元の対象になる還元対象事象であるかどうかを判断する。また、還元対価算出装置1は、還元対象事象であると判断した場合に、利用者に還元する対価の額を算出し、これを道路網管理装置2に通知する。
【選択図】図3

Description

この発明は、高速道路網や、鉄道路線網等の公共交通網の利用者に還元する対価を算出する還元対価算出装置、この還元対価算出装置を適用した還元対価算出システム、および、これらに対応する還元対価算出方法に関する。
従来、高速道路網等の有料道路と、商業施設と、が連携し、高速道路網の利用にかかる料金を割り引くシステムが提案されている(特許文献1等参照)。このシステムは、高速道路網を利用して商業施設に赴く利用者を増加させることで、商業施設における来客数の増加、および高速道路網の利用の促進を図るものである。特許文献1は、公知のETCシステムを利用したシステムである。具体的には、高速道路網の入口や出口を通過した車両(すなわち、高速道路網を利用した車両)をETCシステムで検出することにより、高速道路網を利用した利用者を特定する。また、商業施設での取引に使用されたクレジットカード等の識別コードから、当該商業施設で取引を行った利用者を特定する。また、商業施設の駐車場の出入口に設けたETCゲート装置で、駐車場に出入りした車両を検出することにより、当該商業施設を利用した利用者を特定する。そして、高速道路網を利用して商業施設に赴いた利用者を特定し、ここで特定した利用者毎に高速道路網の利用料金を割り引く。これにより、高速道路網を利用して商業施設に赴くことに対する利用者の抵抗感を和らげている。
特開2003−216990号公報
しかしながら、特許文献1で提案されているシステムは、高速道路網の利用料金の割引の対象となる利用者を、高速道路網を利用したこと、および商業施設に赴いたことを条件にしていた。このため、商業施設に赴くことが目的でない利用者であっても、高速道路網を利用したときに、高速道路網の出口を出てから目的の場所(商業施設以外の場所)に行く前に、商業施設に立ち寄れば、高速道路網の利用料金の割引が受けられる。すなわち、商業施設に赴くことが目的でない利用者であっても、高速道路網の利用料金の割引が受けられる。したがって、利用者に対する高速道路網の利用料金の割引にかかるサービスが適正に行えておらず、商業施設に行くことが目的であった利用者に、不公平感を感じさせるという問題があった。また、高速道路網の運営・維持を管理する管理会社にとっては、単なる利用料金の値下げにしかなっておらず、商業施設における利用者の増加という効果が小さかった。
この発明の目的は、商業施設における利用者の増加を図るとともに、公共交通網を利用した利用者に対して公平なサービスを提供することで、不公平感を利用者に感じさせない還元対価算出装置を提供することにある。
また、この発明は、上記還元対価算出装置を適用した還元対価算出システムや、還元対価算出方法を提供することを目的とする。
この発明の還元対価算出装置は、上記課題を解決するために以下の構成を備えている。
(1)入口ポイント、および出口ポイントがそれぞれ複数設けられた公共交通網の利用者に還元する対価を算出する還元対価算出手段と、
前記入口ポイント、および前記出口ポイント毎に、そのポイントに設置されているゲート装置により通過が検出された利用者の通過情報を取得して記憶する通過情報記憶手段と、
前記公共交通網の利用者が商業施設で行った取引にかかる取引情報を取得して記憶する取引情報記憶手段と、
出口ポイント毎に、対価の還元対象になる商業施設を対応づけた対象商業施設情報を記憶する対象商業施設記憶手段と、
各利用者について、前記通過情報記憶手段に記憶している前記通過情報、前記取引情報記憶手段に記憶している前記取引情報、および対象商業施設記憶手段に記憶している前記対象商業施設情報を用いて、出口ポイントの通過が検出されてから、次に入口ポイントの通過が検出されるまでの間に、この出口ポイントに対応づけられている対価の還元対象になる商業施設で取引が行われている事象を、還元対象事象として抽出する還元対象事象抽出手段と、を備え、
前記還元対価算出手段は、前記還元対象事象抽出手段により抽出された還元対象事象に基づいて、該当する利用者に還元する対価の額を算出する手段である。
この構成では、通過情報記憶手段が、高速道路網や鉄道路線網等の公共交通網の入口ポイントや出口ポイントに設置されているゲート装置により通過が検出された利用者の通過情報を記憶する。例えば、高速道路網における入口ポイントや出口ポイントはインタチェンジであり、ゲート装置はETCゲート装置である。また、鉄道路線網における入口ポイントや出口ポイントは各駅の改札口であり、ゲート装置は自動改札機である。通過情報には、例えば、そのポイントを通過した利用者を特定するための情報(ETCカードの識別コード、定期券やSFカード等の乗車券の識別コード)、入場、出場の区別、通過日時等が含まれる。また、取引情報記憶手段が、商業施設で行われた取引にかかる取引情報を記憶する。この取引情報には、例えば、その取引を行った利用者を特定するための情報(取引で使用されたクレジットカードやポイントカード等の識別コード)、取引を行った商業施設(店舗、テーマパーク、駐車場等)の識別コード、取引金額、取引日時等が含まれる。還元対象事象抽出手段が、各利用者について、出口ポイントを通過し、その後この出口ポイントに対応づけられている商業施設で取引を行い、さらに入口ポイントを通過した事象を、還元対象事象として抽出する。すなわち、公共交通網を利用して商業施設に赴き、その後再度公共交通網を利用した事象を、還元対象事象として抽出する。そして、還元対価算出手段が、各利用者について抽出された還元対象事象毎に、該当する利用者に還元する対価の額を算出する。各利用者には、ここで算出された額の対価が還元される。
このように、公共交通網を利用して商業施設に赴いただけでは還元対象事象として抽出されない構成としたので、公共交通網を利用して、商業施設に一時的に立ち寄った利用者にまで、対価の還元を行うことがない。言い換えれば、商業施設に赴くことが目的であった利用者が公共交通網を利用したときに、その利用者に対して対価が還元される。したがって、公共交通網を利用した利用者に対して公平なサービスを提供することができ、不公平感を利用者に感じさせることがない。また、公共交通網の運営・維持を管理する管理会社にとっては、単なる利用料金の値下げにならず、効率的に商業施設に赴く利用者を増加させることができる。
(2)前記還元対価算出手段は、前記還元対象事象抽出手段により抽出された還元対象事象における、出口ポイントに対応づけられている商業施設で行われた取引の取引金額に基づいて、該当する利用者に還元する対価の額を算出する手段である。
この構成では、商業施設での取引金額に基づいて、利用者に還元する対価の額が算出されるので、利用者に対して一層公平なサービスの提供が行える。
(3)前記還元対価算出手段は、公共交通網の利用金額を上限として、利用者に還元する対価の額を算出する手段である。
この構成では、利用者に還元する対価の額の上限が、公共交通網の利用金額に設定されるので、利用者に還元する対価の額が公共交通網の利用料金を超えることがない。
(4)前記還元対象事象抽出手段は、出口ポイントを通過してから、次に入口ポイントを通過するまでの時間が、予め定めた第1の判定時間を超えている事象については前記還元対象事象として抽出しない手段である。
この構成では、公共交通網の利用料金の還元対象とするかどうかの条件に、出口ポイントを通過してから、次に入口ポイントを通過するまでの時間を加えたので、対価の還元対象である商業施設以外の場所で時間を費やした利用者に対して、対価の還元が行われるのを抑えられる。これにより、利用者に対して一層公平なサービスの提供が行える。
(5)前記出口ポイント毎に、各入口ポイントに対する前記第1の判定時間を登録した第1の判定時間情報を記憶する第1の判定時間記憶手段を備えている。
この構成では、出口ポイントに対応づけられている対価の還元の対象になる商業施設の性質(一般的な利用者がその商業施設で費やす時間等)や、出口ポイント、商業施設、入口ポイントをこの順に回る経路の距離等に応じて、第1の判定時間を設定することができる。これにより、利用者に対して、よりよいサービスを提供することができる。
(6)前記還元対象事象抽出手段は、商業施設での最後の取引が行われてから、次に入口ポイントを通過するまでの時間が、予め定めた第2の判定時間を超えている事象については前記還元対象事象として抽出しない手段である。
この構成では、公共交通網の利用料金の還元対象とするかどうかの条件に、商業施設での最後の取引が行われてから、次に入口ポイントを通過するまでの時間を加えたので、対価の還元対象である商業施設を出てから、入口ポイントを通過するまでの間に、対価の還元対象である商業施設以外の場所で時間を費やした利用者に対して、対価の還元が行われるのを抑えられる。すなわち、上記(4)と同様に、対価の還元対象である商業施設以外の場所で時間を費やした利用者に対して、対価の還元が行われるのを抑えられる。したがって、利用者に対して一層公平なサービスの提供が行える。
(7)前記入口ポイント毎に、各商業施設に対する前記第2の判定時間を登録した第2の判定時間情報を記憶する第2の判定時間記憶手段を備えている。
この構成では、出口ポイントに対応づけられている対価の還元の対象になる商業施設の性質や、商業施設から入口ポイントまでの経路の距離等に応じて、第2の判定時間を設定することができる。したがって、利用者に対して、よりよいサービスを提供することができる。
(8)前記還元対象事象抽出手段は、出口ポイントを通過してから、商業施設での最初の取引が行われるまでの時間が、予め定めた第3の判定時間を超えている事象については前記還元対象事象として抽出しない手段である。
この構成では、公共交通網の利用料金の還元対象とするかどうかの条件に、出口ポイントを通過してから、商業施設での最初の取引が行われるまでの時間を加えたので、出口ポイントを通過してから、対価の還元対象である施設に行くまでの間に、対価の還元対象である商業施設以外の場所で時間を費やした利用者に対して、対価の還元が行われるのを抑えられる。すなわち、上記(4)や(6)と同様に、対価の還元対象である商業施設以外の場所で時間を費やした利用者に対して、対価の還元が行われるのを抑えられる。したがって、利用者に対して一層公平なサービスの提供が行える。
(9)前記出口ポイント毎に、各商業施設に対する前記第3の判定時間を登録した第3の判定時間情報を記憶する第3の判定時間記憶手段を備えている。
この構成では、出口ポイントに対応づけられている対価の還元の対象になる商業施設の性質や、出口ポイントから商業施設までの経路の距離等に応じて、第3の判定時間を設定することができる。したがって、利用者に対して、よりよいサービスを提供することができる。
この発明によれば、公共交通網を利用した利用者に対して公平なサービスを提供することができ、不公平感を利用者に感じさせることがない。また、公共交通網の運営・維持を管理する管理会社にとっては、単なる利用料金の値下げにならず、効率的に商業施設に赴く利用者を増加させることができる。
以下、この発明の実施形態について説明する。
まず、この実施形態の還元対価算出システムの概要について簡単に説明する。この実施形態の還元対価算出システムは、提携している商業施設(店舗、テーマパーク、駐車場等)に赴いた利用者が高速道路網を利用していた場合に、高速道路網の利用に対して還元する対価の額を算出し、算出した額の対価を利用者に還元するシステムである。例えば、図1に示すように、高速道路網を利用して提携している商業施設に赴き、再び高速道路網を利用して商業施設から帰った利用者に対して、高速道路網の利用料金の一部を還元する。これにより、高速道路網を利用して商業施設に赴くことに対する利用者の抵抗感を和らげ、商業施設に赴く利用者の増加を図るものである。図1では、出口Aで出場し、提携している商業施設を経由して入口Aで入場した利用者を例示しているが、入口B等で入場した利用者に対しても同様のサービスを提供する。また、図2に示すように、目的の場所に向かって高速道路網を走行しているときに、食事や給油等のために、一旦高速道路網から出場し、提携している商業施設を利用した後に、再び高速道路網に入場して目的の場所に移動した利用者に対して、高速道路網の利用料金の一部を還元する。これにより、高速道路網にサービスエリアやパーキングエリアを設けるスペースがなくても、高速道路網外の商業施設で食事や給油等のサービスを利用者に提供することができる。このシステムでは、高速道路網から出場したインタチェンジと、再度高速道路網に入場したインタチェンジとが、同じであるかどうかにかかわらず、高速道路網の利用料金の一部を利用者に還元する。また、高速道路網の利用料金の還元が目的で、提携している商業施設に一時的に立ち寄っただけの高速道路網の利用者に対して、利用料金の還元を行わないための制限機能を設けており、利用者に対して公平なサービスを提供し、不公平感を利用者に感じさせない。また、単なる高速道路網の利用料金の値下げにならず、効率的に商業施設に赴く利用者の増加が図れる。この制限機能の詳細については後述する。
図3は、この発明の実施形態である還元対価算出システムの構成を示す概略図である。この実施形態の還元対価算出システムは、図3に示すように、還元対価算出装置1と、高速道路網管理装置2と、クレジット取引管理装置3と、取引処理装置4と、を備えている。還元対価算出装置1は、高速道路網の利用者に還元する金額を算出する。高速道路網管理装置2は、高速道路網の運営・維持にかかる管理を行う。高速道路網管理装置2には、出入口であるインタチェンジに設けられたETCゲート装置2aや、高速道路網の利用者に対して案内表示を行う表示盤2b等が図示していない各地域の管制センタ等を介して接続されている。クレジット取引管理装置3は、クレジットカード会社の装置であり、クレジット取引毎にその可否についての認証を行ったり、クレジット取引にかかる取引情報(以下、クレジット取引情報と言う。)を管理する。取引処理装置4は、商業施設に設置されているPOS端末やCAT等である。取引処理装置4は、クレジットカードを使用した取引(すなわち、クレジット取引)を処理するときには、周知のように、クレジット取引管理装置3に対して取引可否の認証要求を行う。また、取引処理装置4は、クレジット取引管理装置3で許可された取引を処理し、その取引にかかるクレジット取引情報をクレジット管理装置3に通知する。図1中に示す6は、利用者の車両であり、車両6にはETCゲート装置2aと無線通信を行う車載機(不図示)が搭載されている。
ここで、この還元対価算出システムにおけるデータ等の流れについて簡単に説明しておく。利用者の車両が高速道路網のインタチェンジを通過するときに、ETCゲート装置2aと車載機との間で無線通信が行われる。このとき、ETCゲート装置2aは、車載機に挿入されているETCカード(不図示)の識別コードを取得し、通過車両についての入場情報、または出場情報を道路網管理装置2に通知する。ETCゲート装置2aが、道路網管理装置2に通知する入場情報には、入場したインタチェンジの識別コード(このETCゲート装置2aが設置されているインタチェンジの識別コード)、ETCカードの識別コード、入場日時等が含まれている。また、出場情報には、出場したインタチェンジの識別コード(このETCゲート装置2aが設置されているインタチェンジの識別コード)、ETCカードの識別コード、出場日時、利用区間等が含まれている。高速道路網管理装置2は、ETCゲート装置2aから通知された入場情報、および出場情報(以下、これらを総称して呼ぶ場合には、通過情報と言う。)を還元対価算出装置1に通知する。還元対価算出装置1と、道路網管理装置2とは、専用回線や公衆回線等を介してデータ通信可能に接続されている。
また、取引処理装置4は、利用者が商業施設でクレジット取引を行ったときには、そのクレジット取引にかかるクレジット取引情報をクレジット取引管理装置3に通知する。このクレジット取引情報には、取引を行った商業施設を識別する商業施設コード、取引に使用されたクレジットカードの識別コード、取引金額、取引日時等が含まれている。商業施設は、周知のようにクレジット取引にかかる取引金額をクレジットカード会社から受け取る。また、クレジットカード会社は、そのクレジット取引を行った利用者に対して取引金額を請求する。クレジット取引管理装置3と、取引処理装置4とは、専用回線や公衆回線等を介してデータ通信可能に接続されている。
また、クレジット取引管理装置3は、取引処理装置4から通知されたクレジット取引情報を還元対価算出装置1に通知する。ここで、クレジット取引管理装置3は、予め定められたクレジットカードが使用されたクレジット取引についてのみクレジット取引情報を送信する構成としてもよいし、予め定められた商業施設で行われたクレジット取引についてのみクレジット取引情報を通知する構成としてもよいし、さらには予め定められたクレジットカードが使用され、且つ予め定められた商業施設で行われたクレジット取引についてのみクレジット取引情報を通知する構成としてもよい。還元対価算出装置1と、クレジット取引管理装置3とは、専用回線や公衆回線等を利用してデータ通信可能に接続されている。
なお、図3では、還元対価管理装置1に接続されているクレジット取引管理装置3を1つだけ示したが、複数のクレジットカード会社のクレジット取引管理装置3を還元対価管理装置1に接続した構成であってもよい。
還元対価算出装置1は、道路網管理装置2から通知された通過情報、およびクレジット取引管理装置3から通知されたクレジット取引情報を用いて、各利用者の高速道路網の利用毎に利用料金の還元の対象になる事象(以下、還元対象事象と言う。)であるかどうかを判断する。また、還元対価算出装置1は、還元対象事象であると判断した場合に、利用者に還元する対価の額(この実施形態では、高速道路網の利用に対する割引金額)を算出し、これを還元対価通知として道路網管理装置2に通知する。道路網管理装置2は、各利用者について、その利用者の通過情報と、還元対価算出装置1から通知された還元対価通知と、に基づいて、高速道路網の利用にかかる利用明細を作成し、クレジット取引管理装置3に通知する。道路網管理装置2と、クレジット取引管理装置3とは、専用回線や公衆回線等を利用してデータ通信可能に接続されている。高速道路網の運営・維持を管理している管理会社は、各利用者の高速道路網の利用にかかる利用料金をクレジットカード会社から受け取る。クレジットカード会社は、利用者毎に、その利用者による高速道路網の利用にかかる利用料金を請求する。
次に、還元対価算出装置1の構成について説明する。図4は、還元対価算出装置の主要部の構成を示す図である。還元対価算出装置1は、制御部11と、利用者データベース12(利用者DB12)と、通過情報記憶部13と、取引情報記憶部14と、条件記憶部15と、通信部16と、を備えている。制御部11は、還元対価算出装置1本体各部の動作を制御する。利用者データベース12には、利用者毎に、その利用者のETCカードの識別コードと、1または複数のクレジットカードの識別コードと、を関連づけた利用者テーブル(図5参照)が登録されている。一般に、ETCシステムで高速道路網を利用する場合、高速道路網の利用にかかる料金の精算に用いるクレジットカードが必要である。また、最近では、ETCカードとクレジットカードとを一体化したカードもある。この一体化したカードには、ETCカードとクレジットカードとの識別コードが異なるものもあれば、同じものもある。このため、利用者データベースに登録されているETCカードの識別コードと、クレジットカードの識別コードと、が同じである利用者もいる(図5中に示す○本×太)。
通過情報記憶部13は、高速道路網管理装置2から通知された通過情報を記憶する。取引情報記憶部14は、クレジット取引管理装置3から通知されたクレジット取引情報を記憶する。条件記憶部15には、高速道路網の利用形態に対して、料金の割引対象になる還元対象事象であるかどうかを判断するための情報が記憶されている。ここで、条件記憶部15に記憶されている各種情報について説明する。条件記憶部15は、図6に示す、高速道路網の出口と、その出口付近の商業施設と、を対応づけた商業施設テーブルを記憶している。この商業施設テーブルに登録されている商業施設が、高速道路網の利用料金の割引サービスに提携している。また、条件記憶部15は、図7に示す、高速道路網の各出口と、各入口との間における第1の判定時間を登録した第1の判定時間テーブルを記憶している。この第1の判定時間は、対応する出口で高速道路網を出場してから、対応する入口で高速道路網に入場するまでの時間の上限を定めたテーブルである。この第1の判定時間は、高速道路網の出口に対応づけられている商業施設の性質(一般的な利用者が商業施設で費やす時間)や、高速道路網の出口、商業施設、高速道路網の入口をこの順に回る経路の距離等に応じて設定している。また、出口と入口とが大きく離れている等、高速道路網からの出場と、その次の高速道路網への入場が、利用者における高速道路網の一連の利用でないと考えられる出口と入口とに対する第1の判定時間については0に設定している。また、条件記憶部15は、図8に示す、高速道路網の各入口と、各商業施設との間における第2の判定時間を登録した第2の判定時間テーブルを記憶している。この第2の判定時間は、対応する商業施設で最後に行われたクレジット取引から、対応する入口で高速道路網に入場するまでの時間の上限を定めたテーブルである。この第2の判定時間は、その商業施設の性質や、その商業施設から高速道路網入口までの距離(移動時間)等に基づいて設定されている。また、商業施設と入口とが大きく離れている等、商業施設の利用と、その次の高速道路網への入場による高速道路網の利用が関連しないと考えられる商業施設と入口とに対する第2の判定時間については0に設定している。さらに、条件記憶部15は、図9に示す、高速道路網の各出口と、各商業施設との間における第3の判定時間を登録した第3の判定時間テーブルを記憶している。この第3の判定時間は、対応する出口で高速道路網を出場してから、対応する商業施設で最初に行われたクレジット取引までの時間の上限を定めたテーブルである。この第3の判定時間は、その商業施設の性質や、高速道路網の出口から、その商業施設までの距離(移動時間)等に基づいて設定されている。また、高速道路網の出口と商業施設とが大きく離れている等、今回の高速道路網の利用と、商業施設の利用と、が関連しないと考えられる出口と商業施設とに対する第3の判定時間については0に設定している。
通信部16は、高速道路網管理装置2や、クレジット取引管理装置3等とのデータ通信を制御する。
高速道路網管理装置2は、還元対価算出装置1や、クレジット取引管理装置3との間でデータ通信を行う構成を備え、高速道路網の各利用者についての通過情報を還元対価算出装置1に通知し、各利用者についての高速道路網の利用料金に対する還元対価通知を還元対価算出装置1から受け取る。また、各ETCゲート装置2aから通知された通過情報を蓄積的に記憶する記憶部を備えている。さらに、高速道路網管理装置2は、還元対価算出装置1から受け取った各利用者についての還元対価通知を用いてクレジットカード会社に対して請求する高速道路網の利用明細を作成する。また、クレジット取引管理装置3は、公知のクレジット取引処理システムで使用されているクレジットカード会社のサーバ装置と、略同様の構成であり、還元対価算出装置1とデータ通信を行う構成を備えている点で相違する。また、クレジット取引管理装置3は、取引処理装置4から通知されたクレジット取引情報を還元対価算出装置1に通知する機能を有している。取引処理装置4や、ETCゲート装置2aについては、公知であるので、ここでは説明を省略する。
次に、この実施形態の還元対価算出システムの動作について説明する。
高速道路網の各出入口に設置されているETCゲート装置2aは、ゲートを通過する車両に搭載されている車載機との無線通信により、ETCカードの識別コードを取得し、その車両についての通過情報を生成し、高速道路網管理装置2に通知する。高速道路網管理装置2は、ETCゲート装置2aから通知された通過情報を記憶部に記憶するとともに、還元対価算出装置1に通知する。高速道路網管理装置2は、ETCゲート装置2aからの通過情報を受信する毎に、その通過情報を還元対価算出装置1に通知する構成であってもよいし、一定期間毎に、その一定期間内に通知された通過情報を纏めて通知する構成であってもよい。この実施形態では、高速道路網管理装置2は、一定期間毎に、その一定期間内に通知された通過情報を纏めて還元対価算出装置1に通知する構成であるとして説明する。
また、取引処理装置4は、クレジット取引を処理する毎に、そのクレジット取引にかかるクレジット取引情報をクレジット取引管理装置3に送信する。クレジット取引管理装置3は、取引処理装置4から通知されたクレジット取引情報を記憶するとともに、予め定められている条件を満足するクレジット取引情報を還元対価算出装置1に通知する。この条件は、例えば以下の(1)〜(3)が考えられる。
(1)提携している商業施設(条件記憶部15に記憶している商業施設テーブルに登録されている商業施設)で行われたクレジット取引にかかる取引情報
(2)利用者データベース12に登録されている識別コードのクレジットカードが使用されたクレジット取引にかかる取引情報
(3)上記(1)と(2)のアンド条件を満たすクレジット取引にかかる取引情報
(3)の条件が、クレジット取引管理装置3から還元対価算出装置1への無用なクレジット取引情報の通知を最も抑えることができる。上記(1)〜(3)の条件設定は、クレジット取引管理装置3と、還元対価算出装置1との通信量だけでなく、クレジット取引管理装置3の負荷等も考慮して決めるのが望ましい。また、クレジット取引管理装置3は、取引処理装置4からのクレジット取引情報を受信する毎に、そのクレジット取引情報が還元対価算出装置1に通知すべきものであるかどうか(予め定められている条件を満足するクレジット取引情報であるかどうか)を判断し、還元対価算出装置1に通知すべきものであれば通知する構成であってもよいし、一定期間毎に、その一定期間内に通知されたクレジット取引情報の中で、還元対価算出装置1に通知すべきものであるクレジット取引情報を纏めて通知する構成であってもよい。この実施形態では、一定期間毎に、その一定期間内に通知されたクレジット取引情報の中で、還元対価算出装置1に通知すべきものであるクレジット取引情報を纏めて通知する構成であるとして説明する。
なお、高速道路網管理装置2が通過情報を還元対価算出装置1に通知するタイミング、およびクレジット取引管理装置3がクレジット取引情報を還元対価算出装置1に通知するタイミングについては、還元対価算出装置1が後述する還元対価算出処理を行うときに必要な通過情報、およびクレジット取引情報が通知されているタイミングになるように決めればよい。
図10は、還元対価算出装置の動作を示すフローチャートである。還元対価算出装置1は、通信部16において高速道路網管理装置2からの通過情報の通知を受信すると(s1)、今回通知された通過情報を通過情報記憶部13に記憶する(s2)。また、還元対価算出装置1は、通信部16においてクレジット取引管理装置3からのクレジット取引情報の通知を受信すると(s3)、今回通知されたクレジット取引情報を取引情報記憶部14に記憶する(s4)。還元対価算出装置1は、高速道路の利用者について、利用料金の還元対価を算出するタイミングになると(s5)、還元対価を算出する還元対価算出処理を行う(s6)。s6にかかる還元対価算出処理は、例えば、高速道路網管理装置2から指示されたタイミングで行うようにしてもよい。
図11は、s6にかかる還元対価算出処理を示すフローチャートである。還元対価算出装置1は、各利用者について、高速道路網の利用にかかる利用料金を還元する期間を決定する(s11)。この期間は、例えば高速道路網の利用に対する今回の決済と一致する期間とすればよい。還元対価算出装置1は、s11で決定した期間の全ての通過情報を通過情報記憶部13から抽出する(s12)。また、s11で決定した期間の全てのクレジット取引情報を取引情報記憶部14から抽出する(s13)。還元対価算出装置1は、s12で抽出した通過情報の中から1つの通過情報を選択する(s14)。そして、s12で抽出した通過情報の中で、s14で選択した通過情報とETCカードの識別コードが同じである通過情報を全て抽出する(s15)。s14、s15にかかる処理を実行することで、1人の利用者について、s11で決定した期間における高速道路網の利用にかかる通過情報が抽出される。
還元対価算出装置1は、利用者データベース12を検索し、今回抽出した通過情報のETCカードの識別コードに関連付けられているクレジットカードの識別コードを全て抽出する(s16)。還元対価算出装置1は、s13で抽出した取引情報の中から、s16で抽出したクレジットカードの識別コードと一致するクレジット取引情報を全て抽出する(s17)。還元対価算出装置1は、s15で抽出した通過情報、およびs17で抽出したクレジット取引情報を時系列にソートする(s18)。還元対価算出装置1は、このソートした情報から、高速道路網の利用料金を還元する対象となる還元対象事象を抽出する(s19)。s19では、s18でソートした情報において、
(1)出場情報と、その次の入場情報との間にクレジット取引情報があり、
(2)出場情報と、その次の入場情報との間にあるクレジット取引情報の中に、出場情報に含まれている高速道路網の出口に対応づけられている商業施設で行われた、クレジット取引情報があり、
(3)出場情報における出場日時と、入場情報における入場日時と、の時間差が、該当する高速道路網の出口と入口とに対して設定されている第1の判定時間以内であり、
(4)出場情報に含まれている高速道路網の出口に対応づけられている商業施設で行われた最後のクレジット取引と、入場情報における入場日時と、の時間差が、該当する商業施設と高速道路網の入口とに対して設定されている第2の判定時間以内であり、
(5)出場情報における出場日時と、出場情報に含まれている高速道路網の出口に対応づけられている商業施設で行われた最初のクレジット取引と、の時間差が、該当する高速道路網の出口と商業施設とに対して設定されている第3の判定時間以内である、
事象を還元対象事象として抽出する。
なお、上記(3)、(4)、(5)の条件については、任意の1つの条件を満足する事象を還元対象事象として抽出する構成としてもよいし、任意の2つの条件を満足する事象を還元対象事象として抽出する構成としてもよい。
これにより、商業施設に赴くことが目的でない利用者が、高速道路網を利用したときに、高速道路網の出口を出てから目的の場所(商業施設以外の場所)に行く前に、商業施設に一時的に立ち寄った場合等の事象が、還元対象事象として抽出されるのを抑えることができる。例えば、上記(4)の条件によれば、利用者が提携している商業施設を出てから、次に高速道路網に入場するまでの間に、提携している商業施設以外の場所で時間を費やした事象が還元対象事象として抽出されるのを抑えられる。また、上記(5)の条件によれば、利用者が高速道路網の出口で出場してから、提携している商業施設に行くまでの間に、提携している商業施設以外の場所で時間を費やした事象が還元対象事象として抽出されのを抑えられる。
還元対価算出装置1は、s19で抽出した還元対象事象毎に、高速道路網の利用料金に対して利用者に還元する額を算出する(s20)。s20では、還元対象事象毎に予め定めた一定金額を利用者に還元する額としてもよいし、またこの還元対象事象に含まれているクレジット取引情報における提携している商業施設でのクレジット取引にかかる取引金額の合計の5%を利用者に還元する額としてもよい。また、提携している商業施設でのクレジット取引にかかる取引金額の合計から利用者に還元する額を決定する場合には、その還元対象事象における高速道路網の利用料金を上限として、還元する額を算出するようにしてもよい。
還元対価算出装置1は、上述したs14〜s20にかかる処理を行っていない、s12で抽出した通過情報あれば(未処理の利用者がいれば)(s21)、s14に戻り、上記処理を繰り返す。還元対価算出装置1は、全ての利用者について、上述したs14〜s20にかかる処理が完了すると、本処理を終了する。
還元対価算出装置1は、s6にかかる処理が完了すると、各利用者について、還元対象事象と還元する額と対応づけた還元対価通知を作成し(s7)、ここで作成した還元対価通知を高速道路網管理装置2に通知する(s8)。
高速道路網管理装置2は、各利用者について記憶している通過情報、および還元対価算出装置1から通知された各利用者についての還元対価通知に基づいて、各利用者に対する高速道路網の利用にかかる利用明細を作成する。高速道路網管理装置2は、ここで作成した各利用者に対する高速道路網の利用にかかる利用明細をクレジット取引管理装置3に通知する。これにより、高速道路網を運営・維持する管理会社は、各利用者の高速道路網の利用にかかる利用料金をクレジットカード会社から受け取る。また、クレジットカード会社は、各利用者に対して高速道路網の利用にかかる利用料金を請求する。
なお、クレジットカード会社は、利用者に対して、商業施設等で利用したクレジット取引にかかる請求も行う。各利用者に対する高速道路網の利用明細の作成や、この利用明細をクレジット取引管理装置3に通知する処理については、還元対価算出装置1で行うようにしてもよい。
このように、この実施形態の還元対価算出システムによれば、高速道路網を利用して商業施設に赴き、再び高速道路網を利用して商業施設から帰った利用者に対して、高速道路網の利用料金の一部を還元することができる。これにより、高速道路網を利用して商業施設に赴くことに対する利用者の抵抗感を和らげ、商業施設に赴く利用者の増加を図ることができる。また、目的の場所に向かって高速道路網を走行しているときに、食事や給油等のために、一旦高速道路網から出場し、商業施設を利用した後に、再び高速道路網に入場して目的の場所に移動する利用者に対しても、高速道路網の利用料金の一部を還元することができる。これにより、高速道路網にサービスエリアやパーキングエリアを設けるスペースがなくても、高速道路網外の商業施設で食事や給油等のサービスを利用者に提供することができる。したがって、高速道路網の利用者に対するサービスの向上が図れる。さらに、高速道路網の利用料金の還元が目的で、提携している商業施設に一時的に立ち寄っただけの高速道路網の利用者に対して、利用料金を還元するのを抑えられるので、不公平感を利用者に感じさせることもない。また、単なる高速道路網の利用料金の値下げにならず、効率的に商業施設に赴く利用者の増加が図れる。
また、高速道路網の出口付近に設置されている表示盤2bで、その出口に対応づけられている提携している商業施設の混雑の程度を表示する構成を、高速道路網管理装置2や、その地域の管制センタに設けてもよい。このようにすれば、利用者が高速道路網から出場する前に、提携している商業施設の混雑の程度を認識することができ、利用者に対するサービスの一層の向上が図れる。
なお、本願発明は、高速道路網だけでなく、鉄道路線網等の他の公共交通網の利用者に対して料金を還元するシステムにも適用できる。
また、上記実施形態では、利用者が提携している商業施設に赴いたことを、その商業施設で行われたクレジット取引により判断する構成であったが、ポイントカード等の他のカードを使用した取引を加えて判断するようにしてもよい。この場合には、利用者データベース12にポイントカードの識別コードを登録しておけばよい。また、提携している商業施設が駐車場等である場合には、入場口や出場口にETCゲート装置2aを設置し、この駐車場への利用者の入出場を検出するようにしてもよい。
この発明の実施形態である還元対価算出システムの概要を説明する図である。 この発明の実施形態である還元対価算出システムの概要を説明する図である。 この発明の実施形態である還元対価算出システムの構成を示す概略図である。 還元対価算出装置の主要部の構成を示す図である。 利用者テーブルを示す図である。 店舗テーブルを示す図である。 第1の判定時間テーブルを示す図である。 第2の判定時間テーブルを示す図である。 第2の判定時間テーブルを示す図である。 この還元対価算出システムの還元対価算出装置の動作を示すフローチャートである。 この還元対価算出装置における還元対価算出処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1−還元対価算出装置
2−高速道路網管理装置
2a−ETCゲート装置
2b−表示盤
3−クレジット取引管理装置
4−取引処理装置
6−車両
11−制御部
12−利用者データベース
13−通過情報記憶部
14−取引情報記憶部
15−条件記憶部
16−通信部

Claims (12)

  1. 入口ポイント、および出口ポイントがそれぞれ複数設けられた公共交通網の利用者に還元する対価を算出する還元対価算出手段と、
    前記入口ポイント、および前記出口ポイント毎に、そのポイントに設置されているゲート装置により通過が検出された利用者の通過情報を取得して記憶する通過情報記憶手段と、
    前記公共交通網の利用者が商業施設で行った取引にかかる取引情報を取得して記憶する取引情報記憶手段と、
    出口ポイント毎に、対価の還元対象になる商業施設を対応づけた対象商業施設情報を記憶する対象商業施設記憶手段と、
    各利用者について、前記通過情報記憶手段に記憶している前記通過情報、前記取引情報記憶手段に記憶している前記取引情報、および対象商業施設記憶手段に記憶している前記対象商業施設情報を用いて、出口ポイントの通過が検出されてから、次に入口ポイントの通過が検出されるまでの間に、この出口ポイントに対応づけられている対価の還元対象になる商業施設で取引が行われている事象を、還元対象事象として抽出する還元対象事象抽出手段と、を備え、
    前記還元対価算出手段は、前記還元対象事象抽出手段により抽出された還元対象事象に基づいて、該当する利用者に還元する対価の額を算出する手段である、
    還元対価算出装置。
  2. 前記還元対価算出手段は、前記還元対象事象抽出手段により抽出された還元対象事象における、出口ポイントに対応づけられている商業施設で行われた取引の取引金額に基づいて、該当する利用者に還元する対価の額を算出する手段である、
    請求項1に記載の還元対価算出装置。
  3. 前記還元対価算出手段は、前記公共交通網の利用金額を上限として、利用者に還元する対価の額を算出する手段である、
    請求項1または2に記載の還元対価算出装置。
  4. 前記公共交通網は、高速道路網である請求項1〜3のいずれかに記載の還元対価算出装置。
  5. 前記還元対象事象抽出手段は、出口ポイントを通過してから、次に入口ポイントを通過するまでの時間が、予め定めた第1の判定時間を超えている事象については前記還元対象事象として抽出しない手段である、
    請求項1〜4のいずれかに記載の還元対価算出装置。
  6. 前記出口ポイント毎に、各入口ポイントに対する前記第1の判定時間を登録した第1の判定時間情報を記憶する第1の判定時間記憶手段を備えた、
    請求項5に記載の還元対価算出装置。
  7. 前記還元対象事象抽出手段は、商業施設での最後の取引が行われてから、次に入口ポイントを通過するまでの時間が、予め定めた第2の判定時間を超えている事象については前記還元対象事象として抽出しない手段である、
    請求項1〜6のいずれかに記載の還元対価算出装置。
  8. 前記入口ポイント毎に、各商業施設に対する前記第2の判定時間を登録した第2の判定時間情報を記憶する第2の判定時間記憶手段を備えた、
    請求項7に記載の還元対価算出装置。
  9. 前記還元対象事象抽出手段は、出口ポイントを通過してから、商業施設での最初の取引が行われるまでの時間が、予め定めた第3の判定時間を超えている事象については前記還元対象事象として抽出しない手段である、
    請求項1〜8のいずれかに記載の還元対価算出装置。
  10. 前記出口ポイント毎に、各商業施設に対する前記第3の判定時間を登録した第3の判定時間情報を記憶する第3の判定時間記憶手段を備えた、
    請求項9に記載の還元対価算出装置。
  11. 公共交通網の入口ポイント、および出口ポイントに設けられたゲート装置により検出された利用者の通過にかかる通過情報を管理する通過情報管理装置と、
    商業施設で利用者が行った取引にかかる取引情報を管理する取引情報管理装置と、
    前記公共交通網の利用者に還元する対価を算出する還元対価算出装置と、を有する還元対価算出システムであって、
    前記還元対価算出装置は、
    前記通過情報管理装置から、前記入口ポイント、および前記出口ポイント毎に、そのポイントで通過が検出された利用者の通過情報を取得して記憶する通過情報記憶手段と、
    前記取引情報管理装置から、前記公共交通網の利用者が商業施設で行った取引にかかる取引情報を取得して記憶する取引情報記憶手段と、
    出口ポイント毎に、対価の還元対象になる商業施設を対応づけた対象商業施設情報を記憶する対象商業施設記憶手段と、
    各利用者について、前記通過情報記憶手段に記憶している前記通過情報、前記取引情報記憶手段に記憶している前記取引情報、および対象商業施設記憶手段に記憶している前記対象商業施設情報を用いて、出口ポイントの通過が検出されてから、次に入口ポイントの通過が検出されるまでの間に、この出口ポイントに対応づけられている対価の還元対象になる商業施設で取引が行われている事象を、還元対象事象として抽出する還元対象事象抽出手段と、
    前記還元対象事象抽出手段により抽出された還元対象事象に基づいて、該当する利用者に還元する対価の額を算出する還元対価算出手段と、を備えている、
    還元対価算出システム。
  12. コンピュータに、入口ポイント、および出口ポイントがそれぞれ複数設けられた公共交通網の利用者に還元する対価を算出させる還元対価算出方法であって、
    前記入口ポイント、および前記出口ポイント毎に、そのポイントに設置されているゲート装置により通過が検出された利用者の通過情報を通過情報記憶手段に記憶させる第1のステップと、
    前記公共交通網の利用者が商業施設で行った取引にかかる取引情報を取引情報記憶手段に記憶させる第2のステップと、
    各利用者について、前記通過情報記憶手段に記憶している前記通過情報、前記取引情報記憶手段に記憶している前記取引情報、および対象商業施設記憶手段に記憶している、出口ポイントと対価の還元対象になる商業施設とを対応づけた対象商業施設情報を用いて、出口ポイントの通過が検出されてから、次に入口ポイントの通過が検出されるまでの間に、この出口ポイントに対応づけられている対価の還元対象になる商業施設で取引が行われている事象を、還元対象事象として抽出する第3のステップと、
    前記第3のステップで抽出された還元対象事象に基づいて、該当する利用者に還元する対価の額を算出する第4のステップと、を備えた、還元対価算出方法。
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