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JP2008123014A - 接触防止システム - Google Patents

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JP2008123014A
JP2008123014A JP2006302641A JP2006302641A JP2008123014A JP 2008123014 A JP2008123014 A JP 2008123014A JP 2006302641 A JP2006302641 A JP 2006302641A JP 2006302641 A JP2006302641 A JP 2006302641A JP 2008123014 A JP2008123014 A JP 2008123014A
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Koichi Mitsuki
光一 三ツ木
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Shinko Electric Co Ltd
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Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】接触防止装置を設置した移動体を運転者が移動させる場合に、不注意などにより移動体を建物に接触させてしまうことを防ぐことができる接触防止システムを提供する。
【解決手段】接触防止装置10aは、各ICタグを識別する識別情報を記憶する識別情報記憶部11と、ICタグに対して電波を送信する電波送信部12と、ICタグから送信される識別情報を受信する識別情報受信部13を備える。また、識別情報受信部13が受信する識別情報が識別情報記憶部11に記憶されているか否かについて判定する識別情報判定部14と、識別情報が識別情報記憶部11に記憶されていると識別情報判定部14が判定した場合に警報を出力する警報出力部15を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、接触防止システム、特に、接触防止装置と少なくとも1つのICタグとを備える接触防止システムに関する。
従来から、車などの移動体を、車庫などの建物に移動させる際に、移動体の後方をカメラで撮影したり、移動体の後方に赤外線を照射してその反射光を検出したりすることにより、移動体と建物とが接触しないように、移動体の運転者が把握することができるようにした技術が知られている(特許文献1)。
特開2005−271814号公報
しかしながら、従来の技術では、カメラが撮影した映像を表示する表示装置などを介して、移動体の後方等の状況を運転者が目視により確認するものであったため、不注意などによって運転者が表示装置の目視を怠った場合に、移動体を建物に接触させてしまうことがあるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、接触防止装置を設置した移動体を運転者が移動させる場合に、不注意などにより移動体を建物に接触させてしまうことを防ぐことができる接触防止システムを提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、接触防止装置と少なくとも1つのICタグとを備える接触防止システムであって、前記接触防止装置は、前記各ICタグを識別する識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、前記ICタグに対して電波を送信する電波送信手段と、前記ICタグから送信される識別情報を受信する識別情報受信手段と、前記識別情報受信手段が受信する識別情報が前記識別情報記憶手段に記憶されているか否かについて判定する識別情報判定手段と、識別情報が前記識別情報記憶手段に記憶されていると前記識別情報判定手段が判定した場合に警報を出力する警報出力手段を備え、前記各ICタグは、自ICタグに割り当てられている識別情報を記憶する自識別情報記憶手段と、前記電波送信手段が送信した電波を受信する電波受信手段と、前記電波受信手段が受信した電波を利用して発電する発電手段と、前記発電した電力を利用して前記自識別情報記憶手段に記憶されている自ICタグの識別情報を読み出す識別情報読出手段と、前記識別情報読出手段が読み出した識別情報を前記接触防止装置に対して送信する識別情報送信手段とを備えることを特徴とする接触防止システムである。
本発明によれば、接触防止装置を移動体に設置し、ICタグを建物に取り付けた場合に、接触防止装置とICタグとが通信可能な距離に近づくと、接触防止装置の警報出力手段から警報が出力されるため、接触防止装置を設置した移動体を運転者が移動させる場合に、不注意などにより移動体を建物に接触させてしまうことを防ぐことができる。
また、請求項2に記載の発明は、接触防止装置と少なくとも1つのICタグとを備える接触防止システムであって、前記接触防止装置は、前記各ICタグを識別する識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、前記各ICタグの識別情報に対応付けて接触防止距離を記憶する接触防止距離記憶手段と、前記ICタグに対して電波を送信する電波送信手段と、前記ICタグから送信される識別情報を受信する識別情報受信手段と、前記識別情報受信手段が受信した識別情報の電波強度に基づいてICタグとの距離を算出する距離算出手段と、前記識別情報受信手段が受信する識別情報が前記識別情報記憶手段に記憶されているか否かについて判定する識別情報判定手段と、識別情報が前記識別情報記憶手段に記憶されていると前記識別情報判定手段が判定した場合に前記距離算出手段が算出した距離が前記接触防止距離記憶手段に記憶されている距離よりも小さいか否かについて判定する距離判定手段と、算出した距離が前記接触防止距離記憶手段に記憶されている距離よりも小さいと距離判定手段が判定した場合に警報を出力する警報出力手段とを備え、前記各ICタグは、自ICタグに割り当てられている識別情報を記憶する自識別情報記憶手段と、前記電波送信手段が送信した電波を受信する電波受信手段と、前記電波受信手段が受信した電波を利用して発電する発電手段と、前記発電した電力を利用して前記自識別情報記憶手段に記憶されている自ICタグの識別情報を読み出す識別情報読出手段と、前記識別情報読出手段が読み出した識別情報を前記接触防止装置に対して送信する識別情報送信手段とを備えることを特徴とする接触防止システムである。
本発明によれば、接触防止装置を移動体に設置し、ICタグを建物に取り付けた場合に、接触防止装置とICタグとが所定距離以内に近づくと、接触防止装置の警報出力手段から警報が出力されるため、接触防止装置を設置した移動体を運転者が移動させる場合に、不注意などにより移動体を建物に接触させてしまうことを防ぐことができる。
また、請求項3に記載の発明は、接触防止装置と少なくとも1つのICタグとを備える接触防止システムであって、前記接触防止装置は、前記各ICタグを識別する識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、前記ICタグに対して電波を送信する電波送信手段と、前記ICタグから送信される識別情報を受信する識別情報受信手段と、前記識別情報受信手段が受信する識別情報が前記識別情報記憶手段に記憶されているか否かについて判定する識別情報判定手段と、識別情報が前記識別情報記憶手段に記憶されていると前記識別情報判定手段が判定した場合に警報出力信号を前記ICタグに送信する警報出力信号送信手段とを備え、前記各ICタグは、自ICタグに割り当てられている識別情報を記憶する自識別情報記憶手段と、前記電波送信手段が送信した電波を受信する電波受信手段と、前記電波受信手段が受信した電波を利用して発電する発電手段と、前記発電した電力を利用して前記自識別情報記憶手段に記憶されている自ICタグの識別情報を読み出す識別情報読出手段と、前記識別情報読出手段が読み出した識別情報を前記接触防止装置に対して送信する識別情報送信手段と、前記警報出力信号送信手段から警報出力信号を受信した場合に警報を出力する警報出力手段とを更に備えることを特徴とする接触防止システムである。
本発明によれば、接触防止装置を移動体に設置し、ICタグを建物に取り付けた場合に、接触防止装置とICタグとが通信可能な距離に近づくと、ICタグの警報出力手段から警報が出力されるため、建物内で作業する作業員等は、移動体が建物に接近していることを把握することができる。
また、請求項4に記載の発明は、前記接触防止装置は移動体に設置され、前記接触防止装置は、前記警報出力手段が警報を出力する場合に前記移動体の駆動を停止させる第1の制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1から3までのいずれかの項に記載の接触防止システムである。
本発明によれば、警報出力手段が警報を出力する場合に移動体の駆動を第1の制御手段が停止させるようにしたので、ICタグを取り付ける建物等と移動体とが接触することを防ぐことができる。
また、請求項5に記載の発明は、前記警報出力手段の作動を停止する警報作動停止指示を取得する指示取得手段と、前記指示取得手段が警報作動停止指示を取得した場合には前記警報出力手段による警報の出力を停止させる第2の制御手段とを更に備えることを特徴とする請求項1から3までのいずれかの項に記載の接触防止システムである。
本発明によれば、指示取得手段が警報作動停止指示を取得した場合には警報出力手段による警報の出力を第2の制御手段が停止させるようにしたので、ICタグを取り付けた建物内に移動体を移動させるような場合であっても、移動体を運転する作業員等が指示取得手段に警報作動停止指示を入力することによって、警報出力手段から警報が出力されることなく建物内で移動体による作業を行なうことができる。
また、請求項6に記載の発明は、前記接触防止装置は移動体に設置され、前記接触防止装置は、前記移動体が駆動しているか否かについて検出する移動体駆動検出手段と、前記移動体が駆動していることを前記移動体駆動検出手段が検出していない場合には前記接触防止装置の各手段の動作を停止させる第3の制御手段とを更に備えることを特徴とする請求項1から3までのいずれかの項に記載の接触防止システムである。
本発明によれば、移動体が駆動していることを移動体駆動検出手段が検出していない場合には接触防止装置の各手段の動作を第3の制御手段が停止させるようにしたので、移動体が駆動していない間は、接触防止システムによる処理を停止させることができ、消費電力を低減することができる。
また、請求項7に記載の発明は、前記接触防止装置は移動体に設置され、前記接触防止装置は、前記移動体を駆動する操作指示が入力されているか否かについて検出する操作指示検出手段と、前記操作指示が入力されていることを前記操作指示検出手段が検出していない場合には前記接触防止装置の各手段の動作を停止させる第4の制御手段とを更に備えることを特徴とする請求項1から3までのいずれかの項に記載の接触防止システムである。
本発明によれば、操作指示が入力されていることを操作指示検出手段が検出していない場合には接触防止装置の各手段の動作を第4の制御手段が停止させるようにしたので、移動体を駆動する作業員等が移動体を操作していない場合は、接触防止システムによる処理を停止させることができ、消費電力を低減することができる。
本発明では、接触防止装置を設置した移動体を運転者が移動させる場合に、不注意などにより移動体を建物に接触させてしまうことを防ぐことができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1〜第3の実施形態による接触防止システムの適用例を示す図である。接触防止システムは、接触防止装置10(10a、10x)とICタグ20(20a、20x)とを備えている。ここでは、接触防止装置10aが、クレーン車などの移動体1のアーム部分に設置されており、ICタグ20aが、建物などの建物2に取り付けられている。また、接触防止装置10bが、移動体1の後部に設置されており、ICタグ20bが、人3が装着するヘルメットに取り付けられている。
なお、人3に取り付けるICタグは、ヘルメット(ICタグ20x)ではなく、胸(ICタグ20y)や腕(ICタグ20z)など、その他の場所に取り付けてもよい。
図2は、本発明の第1の実施形態による接触防止システム30aの構成を示すブロック図である。この接触防止システム30aは、接触防止装置10aとICタグ20aとを備えている。なお、図1における接触防止装置10bとICタグ20bの動作は、接触防止装置10aとICタグ20aと同じであるため、それらの説明を省略する。
接触防止装置10aは、識別情報記憶部11(識別情報記憶手段)、電波送信部12(電波送信手段)、識別情報受信部13(識別情報受信手段)、識別情報判定部14(識別情報判定手段)、警報出力部15(警報出力手段)を備えている。
識別情報記憶部11は、メモリなどの記憶装置を備えており、各ICタグを識別する識別情報を記憶する。識別情報は、タグIDなどである。識別情報記憶部11には、接触防止装置10aと接触させたくないICタグの識別情報が、接触防止システム30aの管理者等によって記録される。
図3は、本発明の第1の実施形態による接触防止装置10aの識別情報記憶部11が記憶する情報を示す図である。識別情報記憶部11は、0001、0003、0005の3つの識別情報を記憶している。
図2に戻り、電波送信部12は、送信アンテナを備えており、ICタグ20aに対して電波を送信する。識別情報受信部13は、受信アンテナを備えており、ICタグ20aから送信される識別情報を受信し、その受信した識別情報を識別情報判定部14に出力する。
識別情報判定部14は、CPU(Central Processing Unit)などの制御装置からなり、識別情報受信部13が受信する識別情報が、識別情報記憶部11に記憶されているか否かについて判定する。警報出力部15は、アラームなどの出力装置からなり、識別情報が識別情報記憶部11に記憶されていると識別情報判定部14が判定した場合に警報を出力する。
ICタグ20aは、自識別情報記憶部21(自識別情報記憶手段)、電波受信部22(電波受信手段)、発電部23(発電手段)、識別情報読出部24(識別情報読出手段)、識別情報送信部25(識別情報送信手段)を備えている。
自識別情報記憶部21は、メモリなどの記憶装置を備えており、自ICタグ20aを識別する識別情報を記憶する。
図4は、本発明の第1の実施形態によるICタグ20aの自識別情報記憶部21が記憶する情報を示す図である。自識別情報記憶部21は、自ICタグ20aの識別情報である0001を記憶している。自識別情報記憶部21には、ICタグ20aの製造時などに識別情報が記録される。
図2に戻り、電波受信部22は、受信アンテナを備えており、電波送信部12が送信した電波を受信する。発電部23は、コイルを備えており、電波受信部22が受信した電波を利用して、電磁誘導により発電する。
識別情報読出部24は、発電部23が発電した電力を利用して、自識別情報記憶部21に記憶されている自ICタグの識別情報(ここでは、0001)を読み出し、その識別情報を識別情報送信部25に出力する。識別情報送信部25は、送信アンテナを備えており、発電部23が発電した電力を利用して、識別情報読出部24が読み出した識別情報(ここでは、0001)を、接触防止装置10aに対して送信する。
図5は、本発明の第1の実施形態による接触防止システム30aの処理を示すシーケンス図である。図5の処理を行なう前提として、接触防止装置10aの識別情報記憶部11には、図3に示すような所定のICタグの識別情報が記録される(ステップS11)。また、ICタグ20aの自識別情報記憶部21には、図4に示すような自ICタグ20aの識別情報が記録される(ステップS21)。
接触防止装置10aの電波送信部12は、所定の時間間隔(例えば、5秒)で、電波をICタグに送信する(ステップS12)。接触防止装置10aとICタグ20aとが通信可能な距離にある場合には、ICタグ20aの電波受信部22は、接触防止装置10aから電波を受信する(ステップS22)。
ICタグ20aの発電部23は、ステップS22で受信した電波を利用して、電磁誘導により発電する(ステップS23)。そして、ICタグ20aの識別情報読出部24は、自識別情報記憶部21に記憶されている識別情報(ここでは、0001)を読み出す(ステップS24)。
そして、ICタグ20aの識別情報送信部25は、ステップS24で読み出した識別情報を接触防止装置10aに送信する(ステップS25)。
接触防止装置10aの識別情報受信部13は、識別情報をICタグ20aから受信する(ステップS13)。そして、識別情報判定部14は、ステップS13で受信した識別情報が識別情報記憶部11に記憶されているか否かについて判定する(ステップS14)。
ここでは、ステップS13で受信した識別情報(0001)が識別情報記憶部11に記憶されているので(図3参照)、識別情報判定部14はステップS14で「YES」と判定し、ステップS15に進む。一方、ステップS13で受信した識別情報が識別情報記憶部11に記憶されていない場合には、識別情報判定部14はステップS14で「NO」と判定し、ステップS12に進む。
ステップS15では、警報出力部15は、アラームを鳴らすことにより警報を出力する(ステップS15)。所定時間(例えば、1分)、アラームを鳴らした後は、ステップS12に進む。
本発明の第1の実施形態による接触防止システム30aによれば、接触防止装置10aを移動体1に設置し、ICタグ20aを建物2に取り付けた場合に、接触防止装置10aとICタグ20aとが通信可能な距離に近づくと、接触防止装置の警報出力部15から警報が出力されるため、接触防止装置10aを設置した移動体1を運転者が移動させる場合に、不注意などにより移動体1を建物2に接触させてしまうことを防ぐことができる。
次に、本発明の第2の実施形態による接触防止システム30bについて説明する。
図6は、本発明の第2の実施形態による接触防止システム30bの構成を示すブロック図である。この接触防止システム30bは、接触防止装置10bとICタグ20bとを備えている(図1参照)。なお、第1の実施形態(図2)と同じ構成をとる部分については、同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
接触防止装置10bは、接触防止距離記憶部31(接触防止距離記憶手段)、距離算出部32(距離算出手段)、距離判定部33(距離判定手段)を備える点で、第1の実施形態による接触防止装置10a(図2参照)と異なる。
接触防止距離記憶部31は、メモリなどの記憶装置を備えており、各ICタグの識別情報に対応付けて接触防止距離を記憶する。接触防止距離記憶部31には、接触防止装置10bとICタグとが、どの程度接近した場合に警報を出力するかについての接触防止距離の情報が、接触防止システム30bの管理者等によって記録される。
図7は、本発明の第2の実施形態による接触防止装置10bの接触防止距離記憶部31が記憶する情報を示す図である。接触防止距離記憶部31は、識別情報0001、0003、0005に対応付けて、それぞれ、接触防止距離2m、3m、4mを記憶している。
図6に戻り、距離算出部32は、識別情報受信部13が受信した識別情報の電波強度に基づいて、接触防止装置10bとICタグとの距離を算出する。
距離判定部33は、識別情報が識別情報記憶部11に記憶されていると識別情報判定部14が判定した場合に、距離算出部32が算出した距離が接触防止距離記憶部31に記憶されている距離よりも小さいか否かについて判定する。
図8は、本発明の第2の実施形態による接触防止システム30bの処理を示すシーケンス図である。図8の処理が、第1の実施形態による処理(図5参照)と同じ部分については、同一の符号を付してそれらの処理の説明を省略する。
図8の処理を行なう前提として、接触防止装置10bの接触防止距離記憶部31には、図7に示すような所定のICタグの識別情報に対応する接触防止距離が記録される(ステップS31)。
距離算出部32は、ステップS13で受信した識別情報の電波強度に基づいて、接触防止装置10bとICタグ20aとの距離を算出する(ステップS32)。ここでは、ステップS32で接触防止装置10bとICタグ20aとの距離が1mと算出された場合について説明する。
距離判定部33は、ステップS32で算出した距離(1m)が、接触防止距離記憶部31に記憶されている、ステップS13で受信した識別情報に対応する距離(ここでは、2m)よりも小さいか否かについて判定する(ステップS33)。
ここでは、ステップS32で算出した距離(1m)が、ステップS13で受信した識別情報(0001)に対応する距離(2m)よりも小さいので、距離判定部33はステップS33で「YES」と判定し、ステップS15に進む。一方、ステップS32で算出した距離が、ステップS13で受信した識別情報に対応する距離以上である場合には、距離判定部33はステップS33で「NO」と判定し、ステップS12に進む。
本発明の第2の実施形態による接触防止システム30bによれば、接触防止装置10bを移動体1に設置し、ICタグ20aを建物2に取り付けた場合に、接触防止装置10bとICタグ20aとが所定距離以内に近づくと、接触防止装置10bの警報出力部15から警報が出力されるため、接触防止装置10bを設置した移動体1を運転者が移動させる場合に、不注意などにより移動体1を建物2に接触させてしまうことを防ぐことができる。
次に、本発明の第3の実施形態による接触防止システム30cについて説明する。
図9は、本発明の第3の実施形態による接触防止システム30cの構成を示すブロック図である。この接触防止システム30cは、接触防止装置10cとICタグ20cとを備えている。なお、第1の実施形態(図2)と同じ構成をとる部分については、同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
接触防止装置10cは、警報出力信号送信部41(警報出力信号送信手段)を備える一方、警報出力部15を備えていない点で、第1の実施形態による接触防止装置10a(図2参照)と異なる。
また、ICタグ20cは、警報出力部42を備えている点で、第1の実施形態によるICタグ20a(図2参照)と異なる。
接触防止装置10cの警報出力信号送信部41は、識別情報受信部13が受信した識別情報が、識別情報記憶部11に記憶されていると識別情報判定部14が判定した場合に、警報出力信号をICタグ20cに送信する。
また、ICタグ20cの警報出力部42は、アラームなどの出力装置からなり、警報出力信号送信部41から警報出力信号を受信した場合に警報を出力する。
図10は、本発明の第3の実施形態による接触防止システム30cの処理を示すシーケンス図である。図10の処理が、第1の実施形態による処理(図5参照)と同じ部分については、同一の符号を付してそれらの処理の説明を省略する。
ステップS13で受信した識別情報(0001)が識別情報記憶部11に記憶されていると判定された場合(ステップS14で「YES」)に、警報出力信号送信部41は、警報出力信号をICタグ20cに送信する(ステップS41)。
ICタグ20cの警報出力部15は、警報出力信号送信部41から送信された警報出力信号を受信した場合に、アラームを鳴らすことにより警報を出力する(ステップS42)。
本発明の第3の実施形態による接触防止システム30cによれば、接触防止装置10cを移動体1に設置し、ICタグ20cを建物2に取り付けた場合に、接触防止装置10cとICタグ20cとが通信可能な距離に近づくと、ICタグ20cの警報出力部15から警報が出力されるため、建物2内で作業する作業員等は、移動体1が建物2に接近していることを把握することができる。
なお、上述した第1〜第3の実施形態における接触防止装置に、警報出力部が警報を出力する場合に移動体1の駆動を停止させる制御部(第1の制御手段)を設けるようにしてもよい。
このような構成を設けることにより、警報出力部が警報を出力する場合に、移動体1の駆動を制御部が停止させることができるので、ICタグを取り付ける建物等と移動体とが接触することを防ぐことができる。
また、上述した第1〜第3の実施形態における接触防止装置に、警報出力部の作動を停止する警報作動停止指示を取得する指示取得部(指示取得手段)と、指示取得部が警報作動停止指示を取得した場合には警報出力部による警報の出力を停止させる制御部(第2の制御手段)とを設けるようにしてもよい。
このような構成を設けることにより、ICタグを取り付けた建物内に移動体を移動させるような場合であっても、移動体を運転する作業員等が指示取得部に警報作動停止指示を入力することによって、警報出力部から警報が出力されることなく建物内で移動体による作業を行なうことができる。
また、上述した第1〜第3の実施形態における接触防止装置に、移動体が駆動しているか否かについて検出する移動体駆動検出部(移動体駆動検出手段)と、移動体が駆動していることを移動体駆動検出手段が検出していない場合には、接触防止装置の各部の動作を停止させる制御部(第3の制御手段)とを設けるようにしてもよい。
このような構成を設けることにより、移動体が駆動していない間は、接触防止システムによる処理を停止させることができ、消費電力を低減することができる。
また、上述した第1〜第3の実施形態における接触防止装置に、移動体を駆動する操作指示が入力されているか否かについて検出する操作指示検出部(操作指示検出手段)と、操作指示が入力されていることを操作指示検出部が検出していない場合には接触防止装置の各部の動作を停止させる制御部(第4の制御手段)を設けるようにしてもよい。
このような構成を設けることにより、移動体を駆動する作業員等が移動体を操作していない場合は、接触防止システムによる処理を停止させることができ、消費電力を低減することができる。
上述した第1〜第3の実施形態における接触防止システムでは、移動体1の駆動力を利用して発電して接触防止装置を動作させるようにすれば、接触防止装置とICタグの両方とも電力源が不要となり、接触防止システムを構築する際の費用を抑えることができる。
また、上述した第1及び第2の実施形態では、警報出力部15を接触防止装置内に設ける場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、警報出力部15を移動体1の運転席等に設置してもよい。これにより、移動体1の運転者は、移動体1が建物2に接近した場合に、運転席の近くに設置されている警報出力部15から出力される警報を、確実に知ることができる。
移動体1が接触する可能性のある建物2などをカメラや赤外線で監視すると、移動体1と建物2との間に障害物があると、移動体1の運転者は建物2の存在を把握することができず死角が生じる可能性があるが、上述した第1〜第3の実施形態では、接触防止装置とICタグとの間で電波により通信を行なうため、死角が生じることがない。
また、上述した第1〜第3の実施形態では、接触防止装置をクレーン車に設置し、ICタグを建物2に取り付ける場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、接触防止装置を建設機械、トラック、車両などその他の移動体に設置してもよい。また、ICタグを発電機、作業灯などその他の固定物に設置してもよい。
なお、以上説明した実施形態において、図2、図6、図9の識別情報記憶部11、電波送信部12、識別情報受信部13、識別情報判定部14、警報出力部15、自識別情報記憶部21、電波受信部22、発電部23、識別情報読出部24、識別情報送信部25、接触防止距離記憶部31、距離算出部32、距離判定部33、警報出力信号送信部41、警報出力部42の機能又はこれらの機能の一部を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより接触防止システムの制御を行なってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時刻の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時刻プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明の第1〜第3の実施形態による接触防止システムの適用例を示す図である。 本発明の第1の実施形態による接触防止システム30aの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態による接触防止装置10aの識別情報記憶部11が記憶する情報を示す図である。 本発明の第1の実施形態によるICタグ20aの自識別情報記憶部21が記憶する情報を示す図である。 本発明の第1の実施形態による接触防止システム30aの処理を示すシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態による接触防止システム30bの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態による接触防止装置10bの接触防止距離記憶部31が記憶する情報を示す図である。 本発明の第2の実施形態による接触防止システム30bの処理を示すシーケンス図である。 本発明の第3の実施形態による接触防止システム30cの構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態による接触防止システム30cの処理を示すシーケンス図である。
符号の説明
1・・・移動体、2・・・建物、3・・・人、10a、10b、10c・・・接触防止装置、11・・・識別情報記憶部、12・・・電波送信部、13・・・識別情報受信部、14・・・識別情報判定部、15・・・警報出力部、20a、20b、20c・・・ICタグ、21・・・自識別情報記憶部、22・・・電波受信部、23・・・発電部、24・・・識別情報読出部、25・・・識別情報送信部、31・・・接触防止距離記憶部、32・・・距離算出部、33・・・距離判定部、41・・・警報出力信号送信部、42・・・警報出力部、100a〜100c・・・接触防止システム

Claims (7)

  1. 接触防止装置と少なくとも1つのICタグとを備える接触防止システムであって、
    前記接触防止装置は、
    前記各ICタグを識別する識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
    前記ICタグに対して電波を送信する電波送信手段と、
    前記ICタグから送信される識別情報を受信する識別情報受信手段と、
    前記識別情報受信手段が受信する識別情報が前記識別情報記憶手段に記憶されているか否かについて判定する識別情報判定手段と、
    識別情報が前記識別情報記憶手段に記憶されていると前記識別情報判定手段が判定した場合に警報を出力する警報出力手段を備え、
    前記各ICタグは、
    自ICタグに割り当てられている識別情報を記憶する自識別情報記憶手段と、
    前記電波送信手段が送信した電波を受信する電波受信手段と、
    前記電波受信手段が受信した電波を利用して発電する発電手段と、
    前記発電した電力を利用して前記自識別情報記憶手段に記憶されている自ICタグの識別情報を読み出す識別情報読出手段と、
    前記識別情報読出手段が読み出した識別情報を前記接触防止装置に対して送信する識別情報送信手段とを備えることを特徴とする接触防止システム。
  2. 接触防止装置と少なくとも1つのICタグとを備える接触防止システムであって、
    前記接触防止装置は、
    前記各ICタグを識別する識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
    前記各ICタグの識別情報に対応付けて接触防止距離を記憶する接触防止距離記憶手段と、
    前記ICタグに対して電波を送信する電波送信手段と、
    前記ICタグから送信される識別情報を受信する識別情報受信手段と、
    前記識別情報受信手段が受信した識別情報の電波強度に基づいてICタグとの距離を算出する距離算出手段と、
    前記識別情報受信手段が受信する識別情報が前記識別情報記憶手段に記憶されているか否かについて判定する識別情報判定手段と、
    識別情報が前記識別情報記憶手段に記憶されていると前記識別情報判定手段が判定した場合に前記距離算出手段が算出した距離が前記接触防止距離記憶手段に記憶されている距離よりも小さいか否かについて判定する距離判定手段と、
    算出した距離が前記接触防止距離記憶手段に記憶されている距離よりも小さいと距離判定手段が判定した場合に警報を出力する警報出力手段とを備え、
    前記各ICタグは、
    自ICタグに割り当てられている識別情報を記憶する自識別情報記憶手段と、
    前記電波送信手段が送信した電波を受信する電波受信手段と、
    前記電波受信手段が受信した電波を利用して発電する発電手段と、
    前記発電した電力を利用して前記自識別情報記憶手段に記憶されている自ICタグの識別情報を読み出す識別情報読出手段と、
    前記識別情報読出手段が読み出した識別情報を前記接触防止装置に対して送信する識別情報送信手段とを備えることを特徴とする接触防止システム。
  3. 接触防止装置と少なくとも1つのICタグとを備える接触防止システムであって、
    前記接触防止装置は、
    前記各ICタグを識別する識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
    前記ICタグに対して電波を送信する電波送信手段と、
    前記ICタグから送信される識別情報を受信する識別情報受信手段と、
    前記識別情報受信手段が受信する識別情報が前記識別情報記憶手段に記憶されているか否かについて判定する識別情報判定手段と、
    識別情報が前記識別情報記憶手段に記憶されていると前記識別情報判定手段が判定した場合に警報出力信号を前記ICタグに送信する警報出力信号送信手段とを備え、
    前記各ICタグは、
    自ICタグに割り当てられている識別情報を記憶する自識別情報記憶手段と、
    前記電波送信手段が送信した電波を受信する電波受信手段と、
    前記電波受信手段が受信した電波を利用して発電する発電手段と、
    前記発電した電力を利用して前記自識別情報記憶手段に記憶されている自ICタグの識別情報を読み出す識別情報読出手段と、
    前記識別情報読出手段が読み出した識別情報を前記接触防止装置に対して送信する識別情報送信手段と、
    前記警報出力信号送信手段から警報出力信号を受信した場合に警報を出力する警報出力手段と、
    を更に備えることを特徴とする接触防止システム。
  4. 前記接触防止装置は移動体に設置され、
    前記接触防止装置は、前記警報出力手段が警報を出力する場合に前記移動体の駆動を停止させる第1の制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1から3までのいずれかの項に記載の接触防止システム。
  5. 前記警報出力手段の作動を停止する警報作動停止指示を取得する指示取得手段と、
    前記指示取得手段が警報作動停止指示を取得した場合には前記警報出力手段による警報の出力を停止させる第2の制御手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1から3までのいずれかの項に記載の接触防止システム。
  6. 前記接触防止装置は移動体に設置され、
    前記接触防止装置は、前記移動体が駆動しているか否かについて検出する移動体駆動検出手段と、
    前記移動体が駆動していることを前記移動体駆動検出手段が検出していない場合には前記接触防止装置の各手段の動作を停止させる第3の制御手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1から3までのいずれかの項に記載の接触防止システム。
  7. 前記接触防止装置は移動体に設置され、
    前記接触防止装置は、前記移動体を駆動する操作指示が入力されているか否かについて検出する操作指示検出手段と、
    前記操作指示が入力されていることを前記操作指示検出手段が検出していない場合には前記接触防止装置の各手段の動作を停止させる第4の制御手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1から3までのいずれかの項に記載の接触防止システム。
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