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JP2008120701A - 血糖値低下剤 - Google Patents

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JP2008120701A
JP2008120701A JP2006303856A JP2006303856A JP2008120701A JP 2008120701 A JP2008120701 A JP 2008120701A JP 2006303856 A JP2006303856 A JP 2006303856A JP 2006303856 A JP2006303856 A JP 2006303856A JP 2008120701 A JP2008120701 A JP 2008120701A
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Kuniaki Nejime
国昭 根路銘
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Abstract

【課題】植物成分から単離された化合物を有効成分とする、血糖値低下作用を有し、副作用の少ない糖尿病治療薬として好適な血糖値低下剤を提供すること。
【解決手段】センダン科植物(例えば、Melia azedarach L.、Melia azedarach var. subtripinnata)、ゴーヤー茶又はこれらの抽出物を含有する血糖値低下剤。センダン科植物の抽出物は、葉、実、枝又は樹皮の水性抽出物あるいは有機溶剤抽出物であり、ゴーヤー茶の抽出物は、ウリ科ニガウリの水性抽出物あるいは有機溶剤抽出物である。
【選択図】図1

Description

本発明は、糖尿病治療薬として好適な血糖値低下剤、特に、植物由来の成分を含有し、優れた血糖値低下効果を有する血糖値低下剤に関するものである。
進みゆく文明の過程で糖尿病患者は、高品質カロリー品質食品の登場やその他の生活習慣の変化によってますます増加の傾向にあり、米国CDCの報告によると2005年までに2200万人の糖尿病患者が発生するだろうと予測している。同様に、WHOは20才から、あるいはそれ以上の全年齢層で4%から5.4%の患者の増加があるだろうと予想し、糖尿病患者の増加は世界的な問題となっている。このため、血糖値を下げる合成薬剤が開発され、究極的な治療薬のインスリンも希望の薬剤として多くの患者の間で利用されている。
このような状況において、天然植物由来の血糖値低下物質が求められている。
一方、本発明者は、センダン科植物又はその抽出物が、抗腫瘍活性を有することを見出しているが(特許文献1)、これらが血糖値低下作用を有することは未だ知られていない。
特開2004−256426号公報
本発明は、植物成分から単離された化合物を有効成分とする、血糖値低下作用を有し、副作用の少ない血糖値低下剤を提供することを目的とする。
本発明は、植物成分における活性を研究している過程で、センダン科植物、ゴーヤー茶又はこれらの抽出物が、血糖値を有意義に下げる効果を有する成分を含有し、これを用いると上記課題を解決できるとの知見に基づいてなされたものである。
すなわち、本発明は、センダン科植物、ゴーヤー茶又はこれらの抽出物を含有することを特徴とする血糖値低下剤を提供する。
本発明によれば、優れた血糖値低下効果を有し、副作用が少ない血糖値低下剤を提供することができる。
本発明で用いるセンダン科植物は、センダン科(Meliaceae)に属する植物であって、太い枝先に羽状複葉をもち、円錐花序を有する常緑または落葉の高木が中心であるが、低木や草本状のものも存在している。これらのうち、特に、センダン(Melia Azedarach L.やMelia Azedarach var. subtripinnata)を用いるのが好ましい。本発明では、センダン科植物の葉、茎、枝、樹皮及び実を用いることができる。又、根皮を用いることもできる。センダン科植物自体をインフルエンザ予防・治療剤の有効成分として使用する場合には、これらを乾燥した後、微細に粉砕するか、あるいは直接に抽出して用いるのが好ましい。
本発明では、センダン科植物の葉、茎、枝、樹皮及び実を、例えば、乾燥し、粉砕した後、又は未乾燥の生の状態で、水、例えば、蒸留水やイオン交換水で、又は親水性若しくは疎水性有機溶媒で抽出した液自体又はその乾燥物を用いることができる。ここで用いる有機溶媒としては、酢酸エチル、四塩化炭素、クロロフォルム、ジクルロメタン、メタノール、エタノール、(イソ)プロピルアルコール、ブタノール、アセトン又はDMSOがあげられる。ここで親水性溶媒は、含水形態で用いることもできる。使用する水や溶媒の量は任意とすることができるが、5分の1〜10倍量で用いるのがよく、特に約等量で用いるのが好ましい。又、抽出は、60℃以下であるのがよく、さらに室温で行うのが好ましく、特に、ミキサーなどで攪拌しながら行うのがよい。
センダン科植物の抽出物中の有効成分が、分子量10000以下であるものとする。
水又は溶媒抽出物は、そのままの液体状態で使用することもできるが、乾燥し、粉末、顆粒などの固形状で用いることもできる。
本発明では、又、ゴーヤー茶又はこれらの抽出物を用いることができる。ここで、ゴーヤー茶は、ウリ科(Cucurbitaceae)に属する植物であるニガウリ植物を乾燥し、例えば、その乾物4gに対し1,000mlの熱水で1分間抽出して得ることができる。ゴーヤー茶の抽出物は、センダン科植物の抽出物を得るのと同様の方法で調製することができる。
尚、センダン科植物、ゴーヤー茶又はこれらの抽出物を含有する血糖値低下剤とする場合、これらに加えて、医薬上許容される各種の製剤用物質、例えば、賦形剤、希釈剤、崩壊剤、結合剤、被覆剤、潤滑剤、滑走剤、滑沢剤、風味剤、甘味剤、可溶化剤等を補助剤として含むことができる。具体的には、炭酸マグネシウム、二酸化チタン、ラクトース、マンニトール及びその他の糖類、タルク、ミルク蛋白、ゼラチン、澱粉、セルロース及びその誘導体、動物及び植物油、ポリエチレングリコール、グリセロールなどがあげられる。
本発明の血糖値低下剤は、経口投与するのが好ましいが、これに限定されるものではない。本発明の血糖値低下剤は、経口投与においては体重1kgあたり25ml程度の量で用いるのがよい。
次に本発明を実施例により詳細に説明する。
実施例1
センダン液の抽出法
センダン(Melia azedarach L.)の葉を、採集して無乾燥の生の状態で秤量した後、60〜65℃の乾燥機で一晩乾燥させた。この乾燥葉をだし袋に入れ11倍の熱水を加え、3時間浸漬した。その後、袋を取り出し、市販の洗濯機で脱水し抽出液を得た。この抽出液をプラスチックの遠沈管に分注し、遠心分離機を用いて毎分6,500回転で30分遠心し、得られた上清をセンダンの粗画総成分とした。
この方法で得られたそれぞれの粗画総成分から毒性成分の除去を行うために分子量の差を利用して精製を行った。精製にはPellicon 2 ミニホルダー(MILLIPORE)に分子量10,000の限外ろ過膜(MILLIPORE)を装着しペリスタルチックポンプ(MILLIPORE)で粗画総成分を入口圧と出口圧の圧力を運転マニュアルの運転条件内(入口圧;0.5〜4kg/cm2, 出口圧;0.2〜1kg/cm2)に調節しながら送液し、透過側出口より出てきた液を回収した。さらに回収した液をザルトリウスのミニザルト(0.22μm)でろ過滅菌後の試験に被検体(RE110-d)として使用した。被検体(RE110-d)中に含まれる抽出成分の分子量は約10,000以下である。
一方、ゴーヤー茶は、乾物4gに対し1,000mlの量の熱水で1分間抽出して、0.22μmのフィルターでろ過滅菌し、これを被検体(ゴーヤー茶)として使用した。
センダン部分精製抽出液の糖尿病治療効果を評価するために、II型糖尿病病態モデルマウス(AKITA/Slc、5週令、オス)を用いて糖尿病治療効果の評価試験を行った。糖尿病マウスは日本エスエルシーより購入した。投与方法は被検体を0.5mlずつ経口ゾンデを用いて毎日経口投与した。また対照群のマウスには精製水を同様に経口投与した。血糖値は測定前日から絶食状態で週に2回おこない、簡易血糖値測定器(ダイアメーター)を用いて測定した。
各種被検体投与群糖尿病マウスにおける血糖値を表1に示す。表1から、3種の被検体を投与する0日目の血糖値は、センダンのRE110成分群では309.4mg/dl、ゴーヤー茶群は277.0mg/dl、そして無処置群では242.2mg/dlとなっていて、糖尿病マウス個体の間でもかなり変動していることが明らかになった。これを起点にして、被検体投与開始から3日目の血糖値を調べてみると、RE110では124.6mg/dl、ゴーヤー茶では142.2mg/dl、対照群では156.8mg/dlとなっている。17日目までの血糖値の落差は明らかにセンダンが大きく、次にゴーヤー茶となって、対照群の数値は最も小さくなっていることが明らかになった。この差をもっと分かりやすくするために、3群の検査開始前の血糖値を基礎にして算定した血糖値の変化率を表2及び図1に示す。表2及び図1から、検査の全日程について血糖値の変化率が最も小さいのがRE110-dのセンダン成分で3日目に40.27、7日目に58.24、10日目に62.57、14日目に64.06、17日目に79.83%にまで低下していることが示された。これに似た傾向がゴーヤー茶にも見られ、3日目に51.34、7日目に64.98、10日目に65.20、14日目に127.00、17日目に79.83%の血糖値の相対数字になっている。ただ14日目に血糖値の減少は確認されなかったが、全体として、センダンに次ぐ糖尿病改善効果が認められた。
さらに、以上の結果をより分かりやすくするために、対照群の血糖値を100%にしたときのRE110群及びゴーヤー茶の血糖値の相対変化率を表3及び図2に示す。この比較によってRE110群の血糖値の変化はより明瞭に現れ、ゴーヤー茶処置群にもより有意義な治療効果が見られる。このように糖尿マウスを用いての糖尿病治療効果はセンダンの成分が最も大きく、治療開始してから3日目に40%近くにも達していることが確認された。それ以降7日、10日、14日、17日までの全期間にわたって有意義に血糖値が減少していることはセンダンの抽出成分がヒトの糖尿病の治療に利用できることを示している。
以上のことから、本発明の血糖値低下剤は、各種のドリンク剤などの種々の形態の製品として人々の健康に大きく寄与しえると考えられる。さらに、本発明の血糖値低下剤に基づく血糖値減少活性は、100℃、30分の加熱によっても失活しないものである。また、ゴーヤー茶にもこのような血糖値減少効果が同時に認められるので、ゴーヤー茶又はこの抽出物単独を有効成分とし、又はセンダン科植物又はその抽出物を組み合わせて、血糖値低下剤として用いることができる。
表1 各種被検体投与群糖尿病マウスにおける血糖値
Figure 2008120701
表2 各投与群糖尿病マウスにおける血糖値の変化率(%)
Figure 2008120701
表3 各投与群糖尿病マウスにおける血糖値の相対変化率(%)
Figure 2008120701
被検体(RE110-d:センダンの熱水抽出物)、被検体(ゴーヤー茶)及び対照群(精製水投与)の検査開始前の血糖値を基礎にして算定した血糖値の変化率を示す。 被検体(RE110-d:センダンの熱水抽出物)、被検体(ゴーヤー茶)及び対照群(精製水投与)について、対照群の血糖値を100%にしたときのRE110群及びゴーヤー茶の血糖値の相対変化率を示す。

Claims (6)

  1. センダン科植物、ゴーヤー茶又はこれらの抽出物を含有することを特徴とする血糖値低下剤。
  2. センダン科植物の抽出物が、センダン科植物の葉、実、枝又樹皮の水性抽出物である請求項1記載の血糖値低下剤。
  3. センダン科植物の抽出物が、センダン科植物の葉、実、枝又樹皮の有機溶剤抽出物である請求項1記載の血糖値低下剤。
  4. ゴーヤー茶の抽出物が、ゴーヤー茶の水性抽出物である請求項1記載の血糖値低下剤。
  5. ゴーヤー茶の抽出物が、ゴーヤー茶の有機溶剤抽出物である請求項1記載の血糖値低下剤。
  6. 糖尿病治療薬として用いるための請求項1〜6のいずれか1項記載の血糖値低下剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012506400A (ja) * 2008-10-24 2012-03-15 ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ A.indicaおよびm.charantiaまたはs.indicumの抽出物を含む外用組成物
CN103734817A (zh) * 2013-11-22 2014-04-23 镇江市丹徒区南山溪园茶叶专业合作社 一种降三高保健饮料配方及加工方法
KR20140048601A (ko) * 2012-10-16 2014-04-24 한국생명공학연구원 세드렐라 휘실리스 추출물 또는 이의 분획물을 함유하는 대사성 질환 예방 또는 치료용 조성물
US9034400B2 (en) 2011-01-28 2015-05-19 Piramal Enterprises Limited Process for preparation of a herbal extract

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