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JP2008120144A - 自動車の前部構造 - Google Patents

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JP2008120144A
JP2008120144A JP2006303477A JP2006303477A JP2008120144A JP 2008120144 A JP2008120144 A JP 2008120144A JP 2006303477 A JP2006303477 A JP 2006303477A JP 2006303477 A JP2006303477 A JP 2006303477A JP 2008120144 A JP2008120144 A JP 2008120144A
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headlamp
shroud
front side
side frame
lamp housing
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JP2006303477A
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Yoriaki Kondo
自明 近藤
Katsutoshi Noguchi
勝利 野口
Shinji Yamauchi
真二 山内
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Abstract

【課題】ヘッドランプの後退時にヘッドランプとの当接によるフロントサイドフレーム前端のフランジ部の変形を抑制しつつ、ヘッドランプをフロントサイドフレームに近接させるレイアウト、車両デザインの採用が可能となる自動車の前部構造を提供する。
【解決手段】正面視でランプハウジング33下面がフロントサイドフレーム1のフランジ部18の上部と一部ラップするように配設されたヘッドランプ17と、を備え、ヘッドランプ7の一部ラップする部位から前方側のランプハウジング33下面に、後方から前方に向かうに従って下がる傾斜部37、または、傾斜部37および水平部が形成されたことを特徴とする。
【選択図】図4

Description

この発明は、ヘッドランプがフロントサイドフレームの前方かつ上方に隣接して配置されるような自動車の前部構造に関する。
従来、上述例の自動車の前部構造としては、特許文献1に開示された構造がある。
すなわち、前端にフランジ部が形成されたフロントサイドフレームと、後端に形成されたフランジ部が上記フロントサイドフレームのフランジ部に締結されたバンパレインフォースメントとを備えると共に、バルブと、該バルブを収容するランプハウジングと、ランプハウジング前部に取付けられたレンズとから成るヘッドランプを備え、このヘッドランプがフロントサイドフレームの前方かつ上方に隣接して配置された自動車の前部構造である。
この従来構造においては、正面視でヘッドランプのランプハウジングの下面がフロントサイドフレームのフランジ部の上部とラップしていないので、特に問題は生じないが、車両デザインの関係上、ヘッドランプの上下位置を若干低位置に設定して、正面視でヘッドランプのランプハウジングの下面がフロントサイドフレームのフランジ部の上部と一部ラップするような構造を採用した場合には、次の如き問題点が発生する。
つまり、ヘッドランプはそのハウジング側の受け部に対してレンズを嵌合しており、この合せ部が突出している関係上、車両の軽度の正面衝突時において、ヘッドランプが後退すると、このヘッドランプとフロントサイドフレーム前端のフランジ部とが当接して、該フランジ部が変形する問題点がある。要するに、上記衝突時においてバンパレインフォースメント、ヘッドランプが変形、破損することは、やむを得ないとしても、フロントサイドフレーム前端のフランジ部(車体側部品)が変形すると、該車体側部品まで修理を余儀なくされる問題点がある。
特開2005−178705号公報
そこで、この発明は、ヘッドランプを正面視でそのランプハウジングの下面がフロントサイドフレームのフランジ部の上部と一部ラップするように配設すると共に、この一部ラップする部位から前方側のランプハウジング下面が、後方から前方に向かうに従って下がる傾斜部を備える、または、該傾斜部および水平部を備えるように構成することで、ヘッドランプの後退時にヘッドランプとの当接によるフロントサイドフレーム前端のフランジ部の変形を抑制しつつ、ヘッドランプをフロントサイドフレームに近接させるレイアウト、車両デザインの採用が可能となる自動車の前部構造の提供を目的とする。
この発明による自動車の前部構造は、前端にフランジ部が形成されたフロントサイドフレームと、後端に形成されたフランジ部が上記フロントサイドフレームのフランジ部と締結されるバンパレインフォースメントと、バルブと該バルブを収容するランプハウジングと該ランプハウジング前部に取付けられたレンズとを備えて上記フロントサイドフレームの前方かつ上方に隣接して配置されると共に、正面視で上記ランプハウジング下面が上記フロントサイドフレームのフランジ部の上部と一部ラップするように配設されたヘッドランプと、を備え、上記ヘッドランプの一部ラップする部位から前方側のランプハウジング下面に、後方から前方に向かうに従って下がる傾斜部、または、傾斜部および水平部が形成されたものである。
上記構成によれば、車両が衝突した際、ヘッドランプは後退するが、該ヘッドランプのランプハウジング下面には上述の傾斜部が設けられているので、この傾斜部がフロントサイドフレーム前端のフランジ部に当接すると、ヘッドランプは傾斜部の形状により該フランジ部から逃げる方向に変位するので、フロントサイドフレーム前端のフランジ部の変形が抑制される。つまり、車体側部品の変形を抑制しつつ、ヘッドランプをフロントサイドフレームに近接させるレイアウト、車両デザインの採用が可能となる。
この発明の一実施態様においては、上記傾斜部は、前端が上記ヘッドランプのレンズとランプハウジングとの合せ面まで延びるように形成され、上記傾斜部前端の下端が上記ヘッドランプのレンズとランプハウジングとの合せ面と同一位置またはそれより下方位置になるように形成されたものである。
上記構成によれば、フロントサイドフレーム前端のフランジ部と、ヘッドランプの合せ面との当接を、上述の傾斜部にて確実に防止することができる。
この発明の一実施態様においては、上記傾斜部は、上記ランプハウジング下面を前後方向に延び、かつ、車幅方向に離間する複数のリブによって構成されたものである。
上記構成によれば、複数のリブにより傾斜部を容易に形成することができると共に、該リブによりランプハウジングの剛性向上を図ることができる。すなわち、ランプハウジングの剛性向上と、傾斜部の形成の容易化との両立を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記フロントサイドフレーム間にシュラウドが取付けられると共に、上記ヘッドランプの内端側が該シュラウドに取付けられる構造であって、ヘッドランプとシュラウド、または、シュラウドとフロントサイドフレームとの取付け部が前方からの所定以上の荷重作用時に離脱するように構成されたものである。
上述の所定以上の荷重作用時は、車両の軽衝突時に設定してもよい。
上記構成によれば、車両に対する前方からの所定以上の荷重作用時に、ヘッドランプとシュラウドとの取付け部、または、シュラウドとフロントサイドフレームとの取付け部が離脱するので、ヘッドランプ後退時におけるフロントサイドフレームに対する損傷を防止することができる。
この発明の一実施態様においては、上記ランプハウジングの車幅方向内端側に、シュラウドに向けて延びる突出片を一体形成し、該突出片が前方からの所定以上の荷重作用時に破断するようにシュラウドに取付けられたものである。
上記構成によれば、前方からの所定以上の荷重作用時に、ランプハウジングをシュラウドに取付ける突出片が確実に破断するので、ヘッドランプの後退時において車体側部品が損傷するのを確実に防止することができる。
この発明の一実施態様においては、上記フロントサイドフレーム前部と車体側壁とを橋渡すシュラウドサイドメンバを備え、上記シュラウド上部が該シュラウドサイドメンバ上面に取付けられると共に、上記フロントサイドフレームの内端に沿って立設される板状のブラケットを介してフロントサイドフレームに支持され、上記シュラウドサイドメンバおよび板状のブラケットは上記ヘッドランプと干渉しないように設けられたものである。
上記構成によれば、シュラウドサイドメンバおよび板状のブラケットがヘッドランプと干渉しないように設けられているので、ヘッドランプの後退時に車体側部品としてのシュラウドサイドメンバ、板状のブラケットに対する損傷をも回避することができる。
この発明によれば、ヘッドランプを正面視でそのランプハウジングの下面がフロントサイドフレームのフランジ部の上部と一部ラップするように配設すると共に、この一部ラップする部位から前方側のランプハウジング下面が、後方から前方に向かうに従って下がる傾斜部を備える、または、該傾斜部および水平部を備えるように構成したので、ヘッドランプの後退時にヘッドランプとの当接によるフロントサイドフレーム前端のフランジ部の変形を抑制しつつ、ヘッドランプをフロントサイドフレームに近接させるレイアウト、車両デザインの採用が可能となる効果がある。
ヘッドランプの後退時にヘッドランプ当接によるフロントサイドフレーム前端のフランジ部の変形を抑制しつつ、ヘッドランプをフロントサイドフレームに近接されるレイアウト、車両デザインの採用を可能にするという目的を、前端にフランジ部が形成されたフロントサイドフレームと、後端に形成されたフランジ部が上記フロントサイドフレームのフランジ部と締結されるバンパレインフォースメントと、バルブと該バルブを収容するランプハウジングと該ランプハウジング前部に取付けられたレンズとを備えて上記フロントサイドフレームの前方かつ上方に隣接して配置されると共に、正面視で上記ランプハウジング下面が上記フロントサイドフレームのフランジ部の上部と一部ラップするように配設されたヘッドランプと、を備え、上記ヘッドランプの一部ラップする部位から前方側のランプハウジング下面に、後方から前方に向かうに従って下がる傾斜部、または、傾斜部および水平部を形成するという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は自動車の前部構造を示し、図1において、エンジンルームEの左右両側を車両の前後方向に延びる車体フレームとしてのフロントサイドフレーム1,1を設けている。このフロントサイドフレーム1は図3にも示すように、フロントサイドフレームインナ2とフロントサイドフレームアウタ3とを接合して、車両の前後方向に延びる閉断面4を備えた車体剛性部材である。
一方、図示しないヒンジピラーから車両前方へ突出する左右一対のエプロンレインフォースメント5,5を設けている。
このエプロンレインフォースメント5は図2にも示すように、エプロンレインフォースメントアッパ6とエプロンレインフォースメントロア7とを接合して、車両の前後方向に延びる閉断面8を備えた車体剛性部材である。
そして、車外側上部がエプロンレインフォースメント5に、また車内側下部がフロントサイドフレーム1にそれぞれ接合固定された左右のエプロンパネル9,9を設け、このエプロンパネル9には、ホイールアーチ部10と、サスタワー部11とを一体または一体的に形成している。
図2は、図1の片側(左側)の正面視であって、図1、図2に示すように、左右のフロントサイドフレーム1,1の前部相互間には、シュラウド12(いわゆるラジエータシュラウド)を配置している。このシュラウド12は左右のサイド部12S,12Sと、アッパ部12Uと、ロア部12Lとを正面視で方形枠状に組合わせたものである。
図3は図1のA−A線矢視断面図、すなわち、シュラウド12の車体への締結部で断面した縦断面図であって、図1、図3に示すように、フロントサイドフレーム1の前部には、その内端に沿って板状のブラケット13を立設し、この板状のブラケット13の上部と、上述のエプロンレインフォースメント5の前部との間には、シュラウドサイドメンバ14を張架している。ここで、上述の板状のブラケット13はその断面構造をコ字状、またはハット状に形成することで、該ブラケット13それ自体の剛性向上を図るように構成している。
上述のシュラウドサイドメンバ14は、門形断面形状に構成されて、該シュラウドサイドメンバ14それ自体の剛性を確保すべく形成されると共に、このシュラウドサイドメンバ14の前部は板状のブラケット13の上部に溶接固定され、また、シュラウドサイドメンバ14の後部はエプロンレインフォースメント5の前部に溶接固定されている。
一方、上述のシュラウド12におけるアッパ部12Uには、図3に示すように車両方向外方へ突出する取付け片12aを一体形成し、この取付け片12aをボルト15、ナット16等の締結部材を用いて、シュラウドサイドメンバ14の前部上面に取付けている。
すなわち、上述のシュラウド12は、その上部がシュラウドサイドメンバ14上面に取付けられると共に、フロントサイドフレーム1の内端に沿って立設された板状のブラケット13を介してフロントサイドフレーム1に支持されたものであって、上述のシュラウドサイドメンバ14および板状のブラケット13は後述するヘッドランプ17と干渉しないように設けられている。
図4は図2のB−B線に沿う要部の断面図であって、図1、図2、図4に示すように、フロントサイドフレーム1の前端にはフランジ部18を一体的に形成する一方、後端にフランジ部19を有するバンパレインフォースメント20を設けている。
このバンパレインフォースメント20は、左右のフロントサイドフレーム1,1の前部に対応する左右一対のクラッシュカン21,21と、これら左右一対のクラッシュカン21,21の前部に接合されて車幅方向に延びるバンパビーム22と、左右のフロントサイドフレーム1,1の前方に対応する左右一対のプリクラッシュカン23,23とを備えている。
上述のクラッシュカン21はその前後に接合フランジ21a,21bを有し、
後側の接合フランジ21bには上述のフランジ部19を接合固定している。また、バンパビーム22はその後端部に接合フランジ22aを有し、この接合フランジ22aをクラッシュカン21の前側の接合フランジ21aに接合固定している。さらに、上述のプリクラッシュカン23はその後端部をバンパビーム22の前面に接合固定したものである。
そして、フロントサイドフレーム1前端のフランジ部18と、バンパレインフォースメント20後端のフランジ部19とが、図4に示すように、ボルト24、ナット25等の複数組みの締結部材を用いて締結固定されている。
図5は車両の要部正面図であって、上述のエンジンルームEの上方はボンネット26で覆われ、車体側部はフェンダパネル27で覆われ、バンパレインフォースメント20の前部にはバンパフェース28が設けられている。さらに、バンパフェース28の車幅方向中央に形成された開口部29と、フロントグリル30の開口部との両者から、シュラウド12で保持されるラジエータ(熱交換器)に走行風が供給されるように構成している。
ところで、図4に示すように、フロントサイドフレーム1の前方かつ上方に隣接して上述のヘッドランプ17が配置されている。このヘッドランプ17は図6(但し、図6は図2のC−C線矢視断面図)にも示すように、バルブ31,32と、これらの各バルブ31,32を収容するランプハウジング33と、ランプハウジング33の前部に取付けられるレンズ34(詳しくはアウタレンズ)と、リフレクタ35等を備え、レンズ34はランプハウジング33前部の合せ面36で嵌合固定されている。
さらに、この実施例では、図4に示すように、正面視でランプハウジング33の下面がフロントサイドフレーム1のフランジ部18の上部と距離Lだけ一部ラップするように配設されている。
正面視で上記両者33,18がオーバラップすると、車両の衝突時(特に軽度の正面衝突時)に、ヘッドランプ17が後退した際、車体側部品としてのフランジ部18が変形、損傷する恐れがあるので、これを抑止する目的で、ヘッドランプ17の上記一部ラップする部位、すなわち、フロントサイドフレーム1のフランジ部18と対向する部位から前方側のランプハウジング33下面には、後方から前方に向かうに従って下がる傾斜部37が形成されている。
図4で示す傾斜部37は、ヘッドランプ17のレンズ34とランプハウジング33との合せ面36まで延びる連続的な傾斜部であって、この傾斜部37の前端の下端は上記合せ面36と同一位置(同一高さ位置)となるように形成されている。
また、上述の傾斜部37は、図4、図7(但し、図7はヘッドランプ17を後方下方から見上げた状態で示すヘッドランプ単体の斜視図)に示すように、ランプハウジング33下面を前後方向に延び、かつ車幅方向に離間した複数のリブ37Rによって構成したものである。
図8はヘッドランプ配設部位の底面図であって、図2、図7、図8に示すように、ランプハウジング33の車幅方向内端側には、シュラウド12に向けて延びる2つの突出片38,39を一体形成し、これらの各突出片38,39が前方からの所定以上の荷重作用時(車両の軽度の正面衝突による荷重入力時)に破断(図10参照)するように、これら各突出片38,39をシュラウド12のサイド部12Sにおける取付け部12b,12cに取付けている。
ランプハウジング33の上側の突出片38は、図2に示すように、シュラウドサイド部12Sの上側の取付け部12bにボルト、ナット40を用いて連結されており、ランプハウジング33の下側の突出片39は、図2、図6に示すように、シュラウドサイド部12Sの下側の略U字状の取付け部12cにボルト、ナット41を用いて連結されている。
要するに、ヘッドランプ17の内端側をシュラウド12に取付けると共に、ヘッドランプ17とシュラウド12との取付け部(突出片38,39参照)が、前方からの所定以上の荷重作用時に離脱するように取付けられたものである。
さらに、図3で既述したように、ヘッドランプ17は前述のシュラウドサイドメンバ14および板状のブラケット13とも干渉しないように配置されると共に、該ヘッドランプ17における後部車外側のランプハウジング33は、図9に側面図で示すように、複数組のボルト、ナット42,42を用いて、フェンダパネル27の前端折曲げ部27aに取付けられている。
なお、図1、図2において、43は後方が開放するバンパビーム22の後部を閉塞するクロージングプレートの一部であって、このクロージングプレート43の一部をバンパビーム22の上下幅よりも広幅に形成し、ボルト、ナット44を用いて、該クロージングプレート43およびバンパビーム22を、シュラウド12におけるサイド部12Sの前面に取付けるように構成している。また、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示し、矢印INは車両内方を示し、矢印OUTは車両外方を示し、矢印UPは車両上方を示す。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下作用を説明する。
車両の軽度の正面衝突時(軽衝突時)において、ヘッドランプ17に前方からの所定以上の荷重X(図10参照)が作用すると、ランプハウジング33の突出片38,39は図6のノーマル状態から図10に示すように破断されて、ヘッドランプ17とシュラウド12との取付けが離脱し、ヘッドランプ17が後退する。
ヘッドランプ17のランプハウジング33下面は正面視でフロントサイドフレーム1のフランジ部18上部と一部ラップしており、ヘッドランプ17の後退によりランプハウジング33下面が上記フランジ部18に当接するが、このランプハウジング33下面には傾斜部37が形成されているので、ヘッドランプ17は該傾斜部37の形状によりフランジ部18から逃げる方向に変位して、フロントサイドフレーム1前端のフランジ部18の変形を抑制することができる。
また、ヘッドランプ17はシュラウドサイドメンバ14および板状のブラケット13とも干渉しないように配置(図3参照)されているので、これらの車体側部品に対する損傷をも回避することができる。
このように図1〜図10で示した実施例の自動車の前部構造は、前端にフランジ部18が形成されたフロントサイドフレーム1と、後端に形成されたフランジ部19が上記フロントサイドフレーム1のフランジ部18と締結されるバンパレインフォースメント20と、バルブ31,32と該バルブ31,32を収容するランプハウジング33と該ランプハウジング33前部に取付けられたレンズ34とを備えて上記フロントサイドフレーム1の前方かつ上方に隣接して配置されると共に、正面視で上記ランプハウジング33下面が上記フロントサイドフレーム1のフランジ部18の上部と一部ラップするように配設されたヘッドランプ17と、を備え、上記ヘッドランプ17の一部ラップする部位から前方側のランプハウジング33下面に、後方から前方に向かうに従って下がる傾斜部37が形成されたものである(図4、図6参照)。
この構成によれば、車両が衝突した際、ヘッドランプ17は後退するが、該ヘッドランプ17のランプハウジング33下面には上述の傾斜部37が設けられているので、この傾斜部37がフロントサイドフレーム1前端のフランジ部18に当接すると、ヘッドランプ17は傾斜部37の形状により該フランジ部18から逃げる方向に変位するので、フロントサイドフレーム1前端のフランジ部18の変形が抑制される。つまり、車体側部品の変形を抑制しつつ、ヘッドランプ17をフロントサイドフレーム1に近接させるレイアウト、車両デザインの採用が可能となる。
また、上記傾斜部37は、前端が上記ヘッドランプ17のレンズ34とランプハウジング33との合せ面36まで延びるように形成され、上記傾斜部37の前端の下端が上記ヘッドランプ17のレンズ34とランプハウジング33との合せ面36と同一高さ位置になるように形成されたものである(図4参照)。換言すれば、上記傾斜部37はその後部から合せ面36に至る前部まで連続し、中途部に段差を有さないものである。
この構成によれば、フロントサイドフレーム1前端のフランジ部18と、ヘッドランプ17の合せ面36との当接を、上述の傾斜部37にて確実に防止することができる。
さらに、上記傾斜部37は、上記ランプハウジング33下面を前後方向に延び、かつ、車幅方向に離間する複数のリブ37Rによって構成されたものである(図7参照)。
この構成によれば、複数のリブ37Rにより傾斜部37を容易に形成することができると共に、該リブ37Rによりランプハウジング33の剛性向上を図ることができる。すなわち、ランプハウジング33の剛性向上と、傾斜部37の形成の容易化との両立を図ることができる。
加えて、上記フロントサイドフレーム1,1間にシュラウド12が取付けられると共に、上記ヘッドランプ17の内端側が該シュラウド12に取付けられる構造であって、ヘッドランプ17とシュラウド12との取付け部(突出片38,39参照)が前方からの所定以上の荷重作用時に離脱するように構成されたものである(図2、図10参照)。
この構成によれば、車両に対する前方からの所定以上の荷重作用時に、ヘッドランプ17とシュラウド12との取付け部が離脱するので、ヘッドランプ17後退時におけるフロントサイドフレーム1に対する損傷を防止することができる。
また、上記ランプハウジング33の車幅方向内端側に、シュラウド12に向けて延びる突出片38,39を一体形成し、該突出片38,39が前方からの所定以上の荷重作用時に破断するようにシュラウド12に取付けられたものである(図2、図10参照)。
この構成によれば、前方からの所定以上の荷重作用時に、ランプハウジング33をシュラウド12に取付ける突出片38,39が確実に破断するので、ヘッドランプ17の後退時において車体側部品が損傷するのを確実に防止することができる。
さらに、上記フロントサイドフレーム1前部と車体側壁とを橋渡すシュラウドサイドメンバ14を備え、上記シュラウド12の上部が該シュラウドサイドメンバ14上面に取付けられると共に、上記フロントサイドフレーム1の内端に沿って立設される板状のブラケット13を介してフロントサイドフレーム1に支持され、上記シュラウドサイドメンバ14および板状のブラケット13は上記ヘッドランプ17と干渉しないように設けられたものである(図3参照)。
この構成によれば、シュラウドサイドメンバ14および板状のブラケット13がヘッドランプ17と干渉しないように設けられているので、ヘッドランプ17の後退時に車体側部品としてのシュラウドサイドメンバ14、板状のブラケット13に対する損傷をも回避することができる。
図11は自動車の前部構造の他の実施例を示し、図4で示した実施例においては、ヘッドランプ17のランプハウジング33下面に形成した傾斜部37の前端下端が合せ面36と同一高さ位置になるように構成したが、図11に示すこの実施例では、ランプハウジング33下面に形成した傾斜部37の前端下端が合せ面の高さ位置よりも下方位置になるように形成したものである。
このように構成しても、フロントサイドフレーム1前端のフランジ部18と、ヘッドランプ17の合せ面36との当接を、上記傾斜部37により確実に防止することができる。
図11で示したこの実施例においても、その他の構成、作用、効果については先の実施例と同様であるから、図11において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
図12は自動車の前部構造のさらに他の実施例を示し、ヘッドランプ17のフランジ部18と上下方向に対向する部位よりも前方側において、水平部45と、後方から前方に向かうに従って下がる傾斜部37とをランプハウジング33の下面に形成したものである。
このように構成してもフロントサイドフレーム1前端のフランジ部18と、ヘッドランプ17の合せ面36との当接を、上記傾斜部37にて確実に防止することができる。また、図12で示したこの実施例においても、その他の構成、作用、効果については先の実施例と同様であるから、図12において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
図13は自動車の前部構造のさらに他の実施例を示し、ヘッドランプ17のフランジ部18と上下方向に対向する部位よりも前方側において、前低後高状の傾斜部、つまり、後方から前方に向かうに従って下がる傾斜部37と、水平部45とを交互にランプハウジング33の下面に形成し、前側の水平部45の前端下端を合せ面36と同一高さ位置になるように構成したものである。
このように構成しても、フロントサイドフレーム1前端のフランジ部18と、ヘッドランプ17の合せ面36との当接を、上記傾斜部37,37にて確実に防止することができ、また、図13で示したこの実施例においても、その他の構成、作用、効果については先の実施例と同様であるから、図13において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明のヘッドランプとシュラウドとの取付け部は、実施例の突出片38,39に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
本発明の自動車の前部構造を示す斜視図 図1の要部正面図 図1のA−A線に沿う縦断面図 図2のB−B線矢視断面図 車両の要部正面図 図2のC−C線矢視断面図 ヘッドランプを後方下方から見た状態で示す斜視図 ヘッドランプ配設部分の底面図 図2の部分側面図 軽衝突時の説明図 自動車の前部構造の他の実施例を示す断面図 自動車の前部構造のさらに他の実施例を示す断面図 自動車の前部構造のさらに他の実施例を示す断面図
符号の説明
1…フロントサイドフレーム
12…シュラウド
13…ブラケット
14…シュラウドサイドメンバ
17…ヘッドランプ
18…フランジ部
19…フランジ部
20…バンパレインフォースメント
31,32…バルブ
33…ランプハウジング
34…レンズ
36…合せ面
37…傾斜部
37R…リブ
38,39…突出片
45…水平部

Claims (6)

  1. 自動車の前部構造であって、
    前端にフランジ部が形成されたフロントサイドフレームと、
    後端に形成されたフランジ部が上記フロントサイドフレームのフランジ部と締結されるバンパレインフォースメントと、
    バルブと該バルブを収容するランプハウジングと該ランプハウジング前部に取付けられたレンズとを備えて上記フロントサイドフレームの前方かつ上方に隣接して配置されると共に、正面視で上記ランプハウジング下面が上記フロントサイドフレームのフランジ部の上部と一部ラップするように配設されたヘッドランプと、を備え、
    上記ヘッドランプの一部ラップする部位から前方側のランプハウジング下面に、後方から前方に向かうに従って下がる傾斜部、または、傾斜部および水平部が形成されたことを特徴とする
    自動車の前部構造。
  2. 上記傾斜部は、前端が上記ヘッドランプのレンズとランプハウジングとの合せ面まで延びるように形成され、
    上記傾斜部前端の下端が上記ヘッドランプのレンズとランプハウジングとの合せ面と同一位置またはそれより下方位置になるように形成されたことを特徴とする
    請求項1記載の自動車の前部構造。
  3. 上記傾斜部は、上記ランプハウジング下面を前後方向に延び、かつ、車幅方向に離間する複数のリブによって構成されたことを特徴とする
    請求項1または2記載の自動車の前部構造。
  4. 上記フロントサイドフレーム間にシュラウドが取付けられると共に、上記ヘッドランプの内端側が該シュラウドに取付けられる構造であって、ヘッドランプとシュラウド、または、シュラウドとフロントサイドフレームとの取付け部が前方からの所定以上の荷重作用時に離脱するように構成されたことを特徴とする
    請求項1〜3の何れか1に記載の自動車の前部構造。
  5. 上記ランプハウジングの車幅方向内端側に、シュラウドに向けて延びる突出片を一体形成し、
    該突出片が前方からの所定以上の荷重作用時に破断するようにシュラウドに取付けられたことを特徴とする
    請求項4記載の自動車の前部構造。
  6. 上記フロントサイドフレーム前部と車体側壁とを橋渡すシュラウドサイドメンバを備え、
    上記シュラウド上部が該シュラウドサイドメンバ上面に取付けられると共に、上記フロントサイドフレームの内端に沿って立設される板状のブラケットを介してフロントサイドフレームに支持され、上記シュラウドサイドメンバおよび板状のブラケットは上記ヘッドランプと干渉しないように設けられたことを特徴とする
    請求項4または5記載の自動車の前部構造。
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JP2017088127A (ja) * 2015-11-17 2017-05-25 トヨタ自動車株式会社 車両前部構造

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