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JP2008111960A - 照明光学系および表示観察光学系、並びに光学装置 - Google Patents

照明光学系および表示観察光学系、並びに光学装置 Download PDF

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JP2008111960A JP2006294290A JP2006294290A JP2008111960A JP 2008111960 A JP2008111960 A JP 2008111960A JP 2006294290 A JP2006294290 A JP 2006294290A JP 2006294290 A JP2006294290 A JP 2006294290A JP 2008111960 A JP2008111960 A JP 2008111960A
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Sayako Yamamoto
彩恭子 山本
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Abstract

【課題】明るくてクリアな表示体の像を観察することができる観察光学系を提供する。
【解決手段】本発明では、光源21からの光を集光する照明光学系25と、照明光学系25を用いて集光された光によって照明されるとともに照明光学系25からの照明光が透過可能な表示体22とを備え、表示体22を透過する照明光を利用して表示体22に表示される像が観察される表示観察光学系20において、照明光学系25が、光源21側から表示体22側に向けて順に並んだ、正レンズ26と、表示体22側に凸面を向けたメニスカスレンズ27とから構成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、光源からの光を用いて表示体を照明する照明光学系に関する。
単一光源を照明に用いる場合、従来、光度を均一にするため光源からの光を拡散させる方式を採用しているが、これは、表示体を接眼レンズにより拡大観察する光学系、すなわち、ほぼ一定の方向からしか観察せず、大きな視野角を必要としない光学系においても同様であった。このため、光の拡散による照明で均一性は良いが、明るい表示ができなかった。
これに対し、光源の光を有効利用して明るくする小型ディスプレイ用のバックライトが種々提案されている。例えば、照明光を供給する光源と、照明光によって照明される液晶表示体と、光源と観察者の瞳孔とを共役に設定する光学部材とを有した光学系が提案されており、明るい液晶表示の観察を可能にしている(例えば、特許文献1を参照)。
特開平10−228057号公報
しかしながら、従来の光学系においては、光源と液晶表示体との間にフレネルレンズが配設されており、このフレネルレンズは普通のレンズよりも光学面の自由度が低いことから、明るさと照明の均一性の点で不十分であった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、明るくてクリアな表示体の像を観察するための照明光学系を提供することを目的とする。また、このような照明光学系を備えた表示観察光学系および光学装置を提供することを目的とする。
このような目的達成のため、本発明に係る照明光学系は、光源からの光を用いて表示体を照明する照明光学系であって、光源側から表示体側に向けて順に並んだ、正レンズと、表示体側に凸面を向けたメニスカスレンズとから構成される。
また、上述の発明において、正レンズの焦点距離をf1とし、メニスカスレンズの焦点距離をf2としたとき、f1<f2の条件を満足することが好ましい。
また、上述の発明において、メニスカスレンズの凸面が非球面であることが好ましい。
また、上述の発明において、正レンズおよびメニスカスレンズが樹脂を用いて形成されることが好ましい。
また、本発明に係る表示観察光学系は、光源からの光を用いて表示体を照明する照明光学系を備え、当該照明光学系が本発明に係る照明光学系であり、照明光学系を用いて照明された表示体に表示される像が接眼レンズにより拡大観察されることを特徴とする。
また、本発明に係る光学装置は、光源からの光を用いて表示体を照明する照明光学系を備え、当該照明光学系が本発明に係る照明光学系であることを特徴とする。
また、本発明に係る光学装置は、光源からの光を用いて表示体を照明する照明光学系を有し、照明光学系を用いて照明された表示体に表示される像が接眼レンズにより拡大観察される表示観察光学系を備え、当該表示観察光学系が本発明に係る表示観察光学系であることを特徴とする。
本発明によれば、明るくてクリアな表示体の像を得られるような照明を行うことができる。
以下、本願の好ましい実施形態について図を参照しながら説明する。第1実施形態の表示観察光学系および照明光学系を備えた一眼レフカメラ1が図1に示されている。この一眼レフカメラ1は、対物レンズ2と、ミラー3と、撮影用の撮像素子4と、ファインダー光学系10とを備えて構成される。また、ファインダー光学系10は、物体側から順に並んだ、焦点板11と、コンデンサレンズ12と、ペンタプリズム13と、表示系光学部材14と、接眼レンズ15とを有して構成され、対物レンズ2によって焦点板11上に結像された像を接眼レンズ15により観察できるようになっている。なお、接眼レンズ15の後方にアイポイントEPが設けられる。
対物レンズ2は、被写体像を撮像素子3上もしくは焦点板11上に結像する。ミラー3は、対物レンズ2を通る光軸に対して45度の角度で挿入されており、通常時(撮影待機状態)には、対物レンズ2を通った被写体(図示せず)からの光を反射して焦点板11上に結像させ、シャッターレリーズ時にはミラーアップ状態となって跳ね上がり、対物レンズ2を通った被写体(図示せず)からの光が撮像素子3上に結像するようになっている。すなわち、撮像素子3と焦点板11とは、光学的に共役な位置に配設される。
ペンタプリズム13は、対物レンズ2によって結像された焦点板11上の被写体像(倒立像)を、上下左右反転して正立像にする。また、ペンタプリズム13は、観察者が被写体像を正立像として観察できるようにするとともに、ファインダー光学系10をコンパクトに構成できるようにしている。焦点板11とペンタプリズム13との間にコンデンサレンズ12が設けられ、焦点板11上の被写体像をペンタプリズム13に導いている。コンデンサレンズ12は、光束の発散を抑える正の屈折力を有しており、対物レンズ2の射出瞳から離れるに従い光束の広がりが大きくなることから、正立光学系や接眼光学系が大型化するのを防ぐため、対物レンズ2によって形成される被写体像の結像位置の近傍(例えば、本実施形態のように焦点板11とペンタプリズム13との間)に配設されている。
表示系光学部材14は、2つのプリズム、具体的には、内部に3つの第1〜第3反射面A〜Cを有する第1光学部材14aと、第3反射面Cにて貼り合わせられた第2光学部材14bとから構成され、ペンタプリズム13と接眼レンズ15との間に配設される。第1光学部材14aは、内部に3つの第1〜第3反射面A〜Cを有しており、表示体22からの表示情報に基づく表示光束を、これら反射面A〜Cで3回反射させて、接眼レンズ15へと導いている。第2光学部材14bは、第3反射面Cがファインダー光学系10の光軸に対し傾斜して配置されているため、該第3反射面Cに基づく光軸の偏向を補償する面を有する補償光学部材を有しており、ファインダー光学系10の光軸上に設けられている。
接眼レンズ15は、物体側から順に並んだ、正レンズである第1レンズ16と、メニスカスレンズである第2レンズ17とから構成される。なお、第2レンズ17は、物体側に凸面を向けたメニスカスレンズである。
ところで、このような一眼レフカメラ1に設けられる表示観察光学系20は、図2にも示すように、光源21からの光を集光する照明光学系25と、照明光学系25を用いて集光された光によって照明される表示体22と、表示観察用接眼レンズ23と、前述の表示系光学部材14および接眼レンズ15とを有して構成され、表示体22を透過する照明光を利用して表示体22に表示される像が観察されるようになっている。なお、図2において、表示系光学部材14は厚い平行面板に展開した状態で示されている。
光源21には、いわゆるSMD型(Surface Mount Device)のLEDが用いられる。表示体22は透過型液晶を用いた表示体であり、光源21および照明光学系25からの光によって照明されるとともに、表示体22に表示される形状の領域だけ光を透過させるようになっている。
照明光学系25は、光源21と表示体22との間に配設され、光源21側から表示体22側に向けて順に並んだ、両凸形状の正レンズ26と、表示体22側に凸面を向けたメニスカスレンズ27とから構成される。そして、表示観察光学系20の全系において、光源21と観察者の瞳孔とを共役な結像関係にして、光源21からの光線を瞳孔に効率よく入射させる働きをしている。つまり、光源21の像をアイポイントEPに結像させている。
そして、前述の表示観察光学系20により、表示体22を観察する際のルーペ倍率が決定され、表示体22に表示される像が拡大観察されることになる。このように表示観察用接眼レンズ23および接眼レンズ15を有する表示観察光学系20を用いることで、表示体22に表示される像の拡大観察が可能になる。また、アイポイントEPで照明されている観察径は、照明光学系25および接眼レンズ15を含めた表示観察光学系20の全系における光源21の像の大きさ、すなわち光源21の結像倍率で決定される。
なお、表示体22を観察する際の視度、解像は表示観察光学系20の性能により決定されるが、実際には、観察者は表示体22を透過した光を観察するため、表示観察光学系20の収差が補正されていたとしても、光源21の結像性能、特にサインコンディション(正弦条件)が大きく崩れていると、観察すべき表示が放射方向ににじむなどしてクリアな像が得られない。すなわち、表示観察光学系20の全系においてもサインコンディション(正弦条件)を補正する必要がある。
このような構成の一眼レフカメラ1において、被写体(不図示)からの光は、対物レンズ2を通り、ミラー3で焦点板11の方向に反射され、焦点板11上に被写体像が結像される。そして、ファインダー光学系10において、焦点板11上の被写体像からの光束は、コンデンサレンズ12、ペンタプリズム13、表示系光学部材14、および接眼レンズ15を通過してアイポイントEPに導かれ、アイポイントEPにて観察者は被写体(不図示)の実像を観察することができる。また、シャッターレリーズ時には、対物レンズ2を通った被写体(不図示)からの光は、ミラー3がミラーアップ状態となるため、撮像素子3上に結像される。
また、光源21から射出された光は、照明光学系25の正レンズ26およびメニスカスレンズ27を通過して集光され、照明光として表示体22に達する。表示体22に達した光は、表示体22を透過して表示観察用接眼レンズ23を通過したのち表示系光学部材14へと入射する。表示系光学部材14に入射した表示体22からの表示光束は、第1光学部材14aの3つの反射面A〜Cで反射し、接眼レンズ15へと導かれる。そして、ここで上記被写体像と重ねるように表示され、アイポイントEPにて観察者は表示体22の像と被写体像とを同一視野で観察できるようになっている。
前述したように、光源21にSMD型(Surface Mount Device)のLEDを用いているが、一般に光源の発光面積は非常に小さく、発光部分の大きさは0.4mmである。そこで、本実施形態では、照明光学系25のレンズを2枚構成にしてパワーを大きくすることにより、光源像の結像倍率を5倍とし、アイポイントEPでの光源像を約2mmに拡大して表示体22の像を明るくかつ見やすくしている。
さらに、本実施形態では、照明光学系25の屈折力を大きくしつつ表示を見やすくするため、正レンズ26における表示体22側の面m3(以下、図2を参照)および、メニスカスレンズ27における光源21側の面m4は、NA(開口数)の大きい光を光源21に対し放射状に導く形状となっており、メニスカスレンズ27における表示体22側の面m5で大きく屈折させることにより、照明光を広範囲まで広げ、表示体22を最周辺まで照明することを可能にしている。その一方で、光源21から近くNAの大きい光もレンズの中心付近を通る正レンズ26の光源21側の面m2を、光源21に対し凸向きにすることで、両凸形状の正レンズ26として、大きな屈折力を持つことを可能としている。
また、上述したように、メニスカスレンズ27における光源21側の面m4は、NA(開口数)の大きい光を光源21に対し放射状に導く形状となっており、さらにメニスカスレンズ27はメニスカス形状を有している。このレンズのパワー(屈折力)を強くするには、表示体22側の面m5の曲率半径を極力小さくすればよいが、あまりにも小さいと最周辺の光線よりもレンズが小さくなってしまう。一方、メニスカスレンズ27のレンズ外径を維持しようとすると、曲率半径をあまり小さくできないため大きな屈折力を持つことが難しい。よって、正レンズ26の焦点距離をf1、メニスカスレンズ27の焦点距離をf2とするとき、次の条件式(1)で表される条件を満足することが好ましい。
f1<f2 …(1)
条件式(1)で表される条件を満足しないと、表示体22を最周辺まで照明することができず好ましくない。さらに、メニスカスレンズ27は、次の条件式(2)で表される条件を満足することが好ましい。
1<SF<2 …(2)
ここで、SFはメニスカスレンズ27のシェイプファクター(形状因子)であり、SF=(Rf+Rr)/(Rf−Rr)の条件式で定義される。また、Rfはメニスカスレンズ27における光源21側の面m4の曲率半径であり、Rrはメニスカスレンズ27における表示体22側の面m5の曲率半径である。
条件式(2)は、表示体22を均一に照明するためのものである。条件式(2)で表される条件を満足しないと、表示体22全体を均一に照明するのが困難になり好ましくない。
また、メニスカスレンズ27における表示体22側の面(凸面)m5に、非球面を用いることが好ましい。このようにすれば、メニスカスレンズ27の周辺部を透過する照明光が大きく屈折し、かつ主光線と周辺光の通過位置が離れているメニスカスレンズ27の表示体22側の面(凸面)m5を非球面にすることで、効率よく収差を補正しクリアな像を得ることが可能になる。
さらに、正レンズ26およびメニスカスレンズ27を樹脂製にすることが好ましい。このようにすれば、非球面の導入を容易にしたり、その精度を高めたりすることができる。さらには、レンズの軽量化や量産性を高めることも期待できる。
また、前述したように、表示体22に透過型液晶を用いることで、透過する照明光の位置や透過率を電気的に変更することにより、観察される表示内容を可変にすることができる。例えば、表示内容を多点測距機能付きの(一眼レフ)カメラのファインダー視野に合成させる場合、合焦部分のみを点灯表示したり、また、一般にファインダー視野の下側や右側等に表示される撮影情報を、当該視野に重ねて点灯表示したりすることが可能になる。
第1実施形態におけるレンズデータを表1に示す。以下に示す各表(表1および表2)において、左端の項目は光源21からの光学面の順序(以下、面番号と称する)を示し、rは各光学面の曲率半径、dは各光学面から次の光学面までの光軸上の距離(以下、面間隔と称する)、n(d)はd線(波長587.6nm)に対する屈折率、νdはアッベ数をそれぞれ表している。また、表1における面番号0〜16は、図2における面m0〜m16と対応している。
各表中において*印が付される非球面は、光軸に垂直な方向の高さ(入射高)をh、非球面の頂点における接平面から高さhにおける非球面上の位置までの光軸に沿った距離(非球面量)をx、基準球面の曲率半径(近軸曲率半径)をr、円錐定数をΚ、n次の非球面係数をCnとしたとき、次の条件式(3)で表される。
x=(h/r)/{1+(1−Κ×h/r1/2
+C4×h+C6×h+C8×h+C10×h10 …(3)
なお、各表中の曲率半径r、面間隔d、その他長さの単位は「mm」である。但し、光学系は比例拡大または比例縮小しても、本発明と同等の光学性能が得られるので、これに限られるものではない。
(表1)
面番号 r d n(d) νd
0 0.00000 0.60 1.49108 57.57
1 0.00000 0.10 1.00000
2 16.98640 2.30 1.49108 57.57
3 −3.34265 0.71 1.00000
4 −10.80525 3.20 1.49108 57.57
5* −3.64398 0.50 1.00000
6 0.00000 1.20 1.51680 64.10
7 0.00000 16.10 1.00000
8 47.25487 3.10 1.52444 56.21
9* −19.04012 0.30 1.00000
10 0.00000 33.59 1.56883 56.05
11 0.00000 5.30 1.00000
12* 34.74597 9.28 1.80610 40.94
13 −118.73123 0.92 1.00000
14 165.57515 2.41 1.80518 25.40
15 31.54903 23.70 1.00000
16 0.00000 E P 1.00000
(非球面係数)
面番号 Κ C4 C6 C8 C10
5 0.7351 0.00000 0.00000 0.00000 0.00000
9 −0.3463 0.00000 0.00000 0.00000 0.00000
12 −0.3753 0.00000 0.00000 0.00000 0.00000
(条件対応値)
f1=5.8
f2=8.6
条件式(1)5.8<8.6
条件式(2)SF=1.803
このように本実施形態では、上記条件式(1)〜(2)が全て満たされていることが分かる。また図3に、第1実施形態におけるアイポイントEP上での光源像のサインコンディション(正弦条件)を示す。図3から分かるように、サインコンディション(正弦条件)が良好に補正されていることが分かる。これにより、明るくかつクリアな表示体22の像の観察が可能になる。
この結果、第1実施形態に係る表示観察光学系20および一眼レフカメラ1によれば、光源21からの光は、表示体22を絞りとして、光源21と表示体22との間に配設された照明光学系25、表示観察用接眼レンズ23、表示体22からの表示光束を接眼レンズ15へ導く表示系光学部材14、および表示体22を観察するための接眼レンズ15を介してアイポイントEPで結像させることにより、小さな単一光源で、表示体22を均一に照明しつつ、非常に明るい表示画像(表示体22の像)を観察することができる。このように、第1実施形態の照明光学系25によれば、明るくてクリアな表示体の像を得られるような照明を行うことができる。また、照明光学系25のレンズを2枚構成にして大きなパワーを持たせ、アイポイントEPで光源21の結像倍率を上げているため、アイポイントEP上での光源像が大きくなり、広範囲にわたる観察径を確保できる。それと同時に、NA(開口数)の大きい光まで利用することとなる。
さらに、照明光学系25のレンズを、両凸形状の正レンズ26と、表示体22側に凸面を向けたメニスカスレンズ27とからなる2枚構成にすることにより、実際のレンズ間隔よりも主点間隔を広くすることで、合成のレンズのパワーを大きくしている。このように合成パワーを高めることにより、光源21の結像倍率を向上させることができる。また、照明光学系25における表示体22側のレンズをメニスカスレンズ27にすることにより、高倍率を保ちつつもNA(開口数)の大きい光を効率よく放射状に導くことで、光源21からの光を表示体22の広範囲に均一に照明することができる。
次に、本願の第2実施形態について図4を参照しながら説明する。第2実施形態の表示観察光学系40は、図4に示すように、光源41からの光を集光する照明光学系45と、照明光学系45を用いて集光された光によって照明される表示体42と、表示体42に表示される像を拡大観察するための接眼レンズ43,55とを有して構成され、表示体42を透過する照明光を利用して表示体42に表示される像が観察されるようになっている。
光源41には、いわゆるSMD型(Surface Mount Device)のLEDが用いられる。表示体42は、透過型液晶を用いた表示体であり、第1実施形態の表示体22と同様の構成である。そのため、透過する照明光の位置や透過率を電気的に変更することにより、観察される表示内容を可変にすることができる。
照明光学系45は、光源41と表示体42との間に配設され、光源41側から表示体42側に向けて順に並んだ、両凸形状の正レンズ46と、表示体42側に凸面を向けたメニスカスレンズ47とから構成される。そして、表示観察光学系40の全系において、光源41と観察者の瞳孔とを共役な結像関係にして、光源41からの光線を瞳孔に効率よく入射させる働きをしている。つまり、光源41の像をアイポイントEPに結像させている。
接眼レンズ43,55は正レンズであり、この接眼レンズ43,55により、表示体42を観察する際のルーペ倍率が決定され、表示体42に表示される像が拡大観察されることになる。このように接眼レンズ43,55を用いることで、表示体42に表示される像の拡大観察が可能になる。また、アイポイントEPで照明されている観察径は、照明光学系45および接眼レンズ43,55を含めた表示観察光学系40の全系における光源41の像の大きさ、すなわち光源41の結像倍率で決定される。なお、第1実施形態の場合と同様に、第2実施形態に係る表示観察光学系40の全系においても、サインコンディション(正弦条件)を補正する必要がある。
このような構成の表示観察光学系40において、光源41から射出された光は、照明光学系45の正レンズ46およびメニスカスレンズ47を通過して集光され、照明光として表示体42に達する。表示体42に達した光は表示体42を透過して、表示体42からの表示光束が接眼レンズ43,55へと導かれる。そして、アイポイントEPにて観察者は表示体42の像を観察することになる。
第2実施形態の照明光学系45は、第1実施形態の照明光学系25と同様の構成であり、第1実施形態の場合と同様の効果を得ることができる。なお、第1実施形態の場合と同様に、正レンズ46の焦点距離をf1、メニスカスレンズ47の焦点距離をf2とするとき、前述の条件式(1)で表される条件を満足することが好ましい。また、メニスカスレンズ47は、前述の条件式(2)で表される条件を満足することが好ましい。さらに、メニスカスレンズ47における表示体42側の面(凸面)に、非球面を用いることが好ましく、また、正レンズ46およびメニスカスレンズ47を樹脂製にすることが好ましい。このようにすれば、第1実施形態の場合と同様の効果を得ることができる。
第2実施形態におけるレンズデータを表2に示す。なお、表2における面番号0〜12は、図4における面m0〜m12と対応している。また、表2において、非球面形状に形成されたレンズ面には、面番号の右に*印を付している。
(表2)
面番号 r d n(d) νd
0 0.00000 0.60 1.585180 30.24
1 0.00000 0.20 1.000000
2 90.42890 2.70 1.585180 30.24
3 −2.94030 1.40 1.000000
4 −32.11700 3.00 1.585180 30.24
5* −4.61540 0.50 1.000000
6 0.00000 1.20 1.516800 64.10
7 0.00000 2.50 1.000000
8 39.72350 2.00 1.516800 64.10
9* 0.00000 18.00 1.000000
10 19.31180 3.00 1.806098 40.92
11 −445.68340 23.70 1.000000
12 0.00000 E P 1.000000
(非球面係数)
面番号 Κ C4 C6 C8 C10
5 0.5219 0.00000 0.00000 0.00000 0.00000
9 −0.4457 0.00000 0.00000 0.00000 0.00000
(条件対応値)
f1=4.9
f2=8.9
条件式(1)4.9<8.9
条件式(2)SF=1.336
このように本実施形態では、上記条件式(1)〜(2)が全て満たされていることが分かる。また図5に、第2実施形態におけるアイポイントEP上での光源像のサインコンディション(正弦条件)を示す。図5から分かるように、サインコンディション(正弦条件)が良好に補正されていることが分かる。これにより、明るくかつクリアな表示体42の像の観察が可能になる。
この結果、第2実施形態に係る表示観察光学系40および照明光学系45によれば、第1実施形態の場合と同様の効果を得ることができる。
なお、上述の第2実施形態において、接眼レンズ55と表示体42の間にビームスプリッタ等の像合成手段を設けて、他の光学系による観察視野に表示を合成することも可能である。
また、上述の各実施形態において、表示体は透過型液晶を用いた表示体であるが、これに限られるものではない。例えば、遮光部分と透過部分とで固定パターン形成した表示シートや、表示板を用いるようにしてもよく、このようにすれば、表示体を簡易で安価に製作することができる。具体例としては、カメラのファインダー視野などに合成させる場合に、合焦マークの点灯表示や、視野中の撮影範囲の切替機能があるときにおける撮影範囲部分の枠表示などが考えられる。
また、上述の各実施形態において、表示体に表示される像が接眼レンズにより拡大観察されるように構成されているが、これに限られるものではなく、接眼レンズを用いずに、表示体に表示される像を直接観察するようにしてもよい。なお、接眼レンズを用いずに、表示体に表示される像を直接観察するような光学系を有する光学機器(一眼レフカメラ等)に対しても、本願の照明光学系を適用することが可能である。
第1実施形態に係る照明光学系を備えた一眼レフカメラの概略構成図である。 第1実施形態に係る照明光学系を備えた表示観察光学系のレンズ構成図である。 第1実施形態におけるアイポイント上での光源像のサインコンディションを示す図である。 第2実施形態に係る照明光学系を備えた表示観察光学系のレンズ構成図である。 第2実施形態におけるアイポイント上での光源像のサインコンディションを示す図である。
符号の説明
1 一眼レフカメラ(光学装置)
15 接眼レンズ
16 第1レンズ 17 第2レンズ
20 表示観察光学系(第1実施形態)
21 光源 22 表示体
23 表示観察用接眼レンズ
25 照明光学系
26 正レンズ 27 メニスカスレンズ
40 表示観察光学系(第2実施形態)
41 光源 42 表示体
43 接眼レンズ
45 照明光学系
46 正レンズ 47 メニスカスレンズ
55 接眼レンズ

Claims (7)

  1. 光源からの光を用いて表示体を照明する照明光学系であって、
    光源側から表示体側に向けて順に並んだ、正レンズと、表示体側に凸面を向けたメニスカスレンズとから構成されることを特徴とする照明光学系。
  2. 前記正レンズの焦点距離をf1とし、前記メニスカスレンズの焦点距離をf2としたとき、次式
    f1<f2
    の条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の照明光学系。
  3. 前記メニスカスレンズの前記凸面が非球面であることを特徴とする請求項1もしくは請求項2に記載の照明光学系。
  4. 前記正レンズおよび前記メニスカスレンズが樹脂を用いて形成されることを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の照明光学系。
  5. 光源からの光を用いて表示体を照明する照明光学系を備え、
    前記照明光学系が請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の照明光学系であり、前記照明光学系を用いて照明された前記表示体に表示される像が接眼レンズにより拡大観察されることを特徴とする表示観察光学系。
  6. 光源からの光を用いて表示体を照明する照明光学系を備え、
    前記照明光学系が請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の照明光学系であることを特徴とする光学装置。
  7. 光源からの光を用いて表示体を照明する照明光学系を有し、前記照明光学系を用いて照明された前記表示体に表示される像が接眼レンズにより拡大観察される表示観察光学系を備え、
    前記表示観察光学系が請求項5に記載の表示観察光学系であることを特徴とする光学装置。
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