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JP2008109423A - 無線基地局装置及びその省電力制御方法 - Google Patents

無線基地局装置及びその省電力制御方法 Download PDF

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JP2008109423A JP2006290683A JP2006290683A JP2008109423A JP 2008109423 A JP2008109423 A JP 2008109423A JP 2006290683 A JP2006290683 A JP 2006290683A JP 2006290683 A JP2006290683 A JP 2006290683A JP 2008109423 A JP2008109423 A JP 2008109423A
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Abstract

【課題】無線基地局装置及びその省電力制御方法に関し、基地局から送信するキャリアの送信電力を制御し、無駄な電波の送信抑止及び消費電力の減少化を図る。
【解決手段】無線基地局装置1−2で発着信の受付を行った受付移動機数、無線ネットワーク制御装置1−3で発着信の受付を行った受付移動機数、又は移動マルチメディア交換機1−4に位置登録された登録移動機数を、無線基地局装置1−2において予め設定した閾値と大小比較し、該受付移動機数又は登録移動機数が該閾値を下回ったことを検出したとき、無線基地局装置1−2から送信する複数のキャリアのうち、一部のキャリアの出力を段階的に停止し、また、該受付移動機数又は登録移動機数が閾値を上回ったことを検出したとき、出力停止中のキャリアの送信を段階的に再開する。更に、一部のキャリアの出力を停止したとき、無線基地局装置1−2内の冷却用ファンの回転数を段階的に低下させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線基地局装置及びその省電力制御方法に関し、特に、CDMA(Code Division Multiple Access)方式による移動通信システムの無線基地局装置及びその省電力制御方法に関する。
移動通信事業者は、より多くのユーザーが通信サービスを受けることができるよう、無線通信サービスエリアにおける無線基地局、セクタ数、キャリア(搬送波)数等を設計し、無線通信サービスエリアの運用を開始する。移動無線通信サービスを受けるユーザー数は、時間及び場所によって流動的に変動するため、移動通信事業者は、変動するユーザー数の最大数をサポートするように、無線通信サービスエリアにおける移動機収容数を設計する。
一般に、都市部等では昼間は人口が集中してユーザーが増大するが、夜間は人口が分散しユーザーが減少する。移動通信事業者は、なるべく多くのユーザーの通信をサポートするために、昼間の人口分布に合わせて、1つの基地局がカバーする区域(セル)のセクタやキャリアを設計し、各ユーザーの移動機が初期セルサーチにおいてチャネル捕捉に使用する止まり木チャネルの設定を行い、無線基地局装置から電波の送信を行う。
昼間は多くのユーザーが移動無線通信を行うため、無線基地局装置から送信する電波は効率よく利用されるが、人口が少なくなり利用頻度が減少する夜間などは、通信に使用されない無駄な電波を送信し、無線基地局装置は無駄な電力を消費していることになる。
無線基地局装置における送信電力制御に関する先行技術文献として、下記の特許文献1には、単一搬送波周波数或いは複数の搬送波周波数を用いた拡散通信システムにおいて、加入者を効率的に各基地局に収容するために、少なくとも1つの周波数の搬送波に載せた特定のチャネルの拡散信号の送信電力を可変制御することにより、該搬送波に収容される移動機の収容数を制御する手段を備え、より多くの移動機を収容している搬送波の減衰量を多くし、収容移動機数のより少ない搬送波がより大きな強度で送信されるようにすることにより、基地局エリアに新規に入ってきた移動機が、収容数の少ない搬送波により多く収容されるようにした拡散通信システムが記載されている。
特開2000−201101号公報
上記特許文献1の拡散通信システムは、無線基地局装置の処理負荷分散化のために、移動機の収容数が多くなると、無線基地局装置から送信するキャリアの送信電力を小さくすることにより、移動機が他のエリアの無線基地局装置からのキャリアへ乗り移り、移動元の無線基地局装置の処理負荷を軽減することを特徴としている。つまり、移動機収容数とキャリア送信電力は反比例の関係である。
上記拡散通信システムでは、隣接する2つの基地局が共に輻輳し、移動機収容数が或る閾値を超えて増加した場合、該2つの基地局は共にキャリアの送信電力を小さくするため、該2つの基地局の中間に位置する移動機の通信品質が悪くなる、或いは通信することができなくなるという問題点を生じる。
また、前述したように、移動通信事業者は、利用者数が最も増える昼間の人口分布に合わせて一律に電波の送信を行うが、それによって、利用頻度が減少する夜間などでは、無駄な電波を送信し、その分、基地局では無駄な電力を消費していることになる。本発明は上記の問題を解決し、基地局から送信するキャリアの送信電力を制御し、無線通信サービスエリア内に所在する移動機の通信品質を劣化させることなく、無駄な電波の送信抑止及び無線基地局装置の消費電力の減少化を図ることを目的とする。
本発明の無線基地局装置の省電力制御は、無線基地局装置で発着信の受付を行った受付移動機数、当該無線基地局装置が接続された無線ネットワーク制御装置で発着信の受付を行った受付移動機数、又は当該無線基地局装置を管轄する移動マルチメディア交換機に位置登録された登録移動機数を、予め設定した閾値と大小比較し、前記受付移動機数又は登録移動機数が前記閾値を下回ったことを検出したとき、当該無線基地局装置から送信する複数のキャリアのうちの一部のキャリアの出力を停止し、また、前記受付移動機数又は登録移動機数が前記閾値を上回ったことを検出したとき、出力停止中のキャリアの送信を再開することを特徴とする。
また、前記無線基地局装置の基地局エリアに隣接する基地局エリアの輻輳状況を、前記無線ネットワーク制御装置を介して該無線基地局装置へ通知し、前記隣接する基地局エリアが輻輳状態にある旨の通知を受けたとき、前記キャリア出力停止の実行を中止させることを特徴とする。
また、前記キャリア出力停止の実行において、一部のキャリアの出力の停止と共に、前記無線基地局装置内の空冷用ファンの回転数を低下させ、前記キャリア出力再開の実行において、一部のキャリアの送信の再開と共に、前記無線基地局装置内の空冷用ファンの回転数を増大させることを特徴とする。
また、一部のキャリアの出力を停止する際に、運用中のキャリアの中から移動機受付数の最も少ないキャリアを選択して、該キャリアの出力の停止を行うこととし、それにより、キャリア出力停止に伴うハンドオーバーの処理負担を軽減することができる。また、キャリアの出力を再開する際のキャリア選択において、隣接無線基地局の輻輳しているキャリアと同じ周波数のキャリアを選択することとし、これにより、隣接基地局とのスムーズなハンドオーバーを実現することができる。
本発明によれば、無線基地局装置は、発着信の受付が行われた受付移動機数又は自装置の位置登録エリアに登録されている登録移動機数等の移動機収容数を基に、キャリア送信出力の停止・開始制御を行い、該移動機収容数が減少したとき、一部のキャリアの送信出力を停止することにより、無駄な電波の送信を抑止すると共に、無線基地局装置の電力消費量を削減することが可能となる。
また、移動機収容数に見合った数のキャリアを送信し、更に、隣接する基地局エリアが輻輳状態にあるときは、キャリア出力停止の実行を中止することにより、輻輳している隣接基地局エリアから多くの移動機が一度に移動してきても、それらの移動機の通信を中断又は切断させることなく、ハンドオーバーによる通信の継続が可能となり、サービスエリア内に所在する移動機の通信品質を劣化させない。
また、移動機収容数に応じて効率的に電波を出力するため電力消費量が減少し、廃熱量を少なくすることができ、その分、冷却用ファンの回転数を低下させることにより、騒音の低減とともに、更に電力消費量の低減が可能となる。
図1は本発明が適用される移動通信ネットワークの構成例を示す。同図に示すネットワークにおいて、無線基地局装置1−2は、各ユーザーが所持する移動機1−1と無線送受信を行い、無線ネットワーク制御装置1−3は、無線基地局装置1−2の制御を行い、例えばハンドオーバー等の制御を行う。
移動マルチメディア交換機1−4は、マルチメディア信号処理とともにコアネットワークとして交換階梯の処理機能を有する。ホームロケーションレジスタ1−5は、ユーザーと移動機に関するデータを管理するためのデータベースで、移動マルチメディア交換機1−4の配下に位置登録されている移動機1−1の登録数のデータを収集する。
また、無線ネットワーク制御装置1−3は、その配下で発着信の受付を行った移動機1−1の受付数のデータを収集し、無線基地局装置1−2は、その配下で発着信の受付を行った移動機1−1の受付数のデータを収集する。ホームロケーションレジスタ1−5は、収集した上記登録数のデータを、定期的に移動マルチメディア交換機1−4及び無線ネットワーク制御装置1−3を経由して、その配下のそれぞれの無線基地局装置1−2へ通知する。また、無線ネットワーク制御装置1−3は、収集した移動機1−1の受付数のデータを、定期的に配下のそれぞれの無線基地局装置1−2へ通知する。
ホームロケーションレジスタ1−5の位置登録移動機数、無線ネットワーク制御装置1−3の受付移動機数、及び無線基地局装置1−2の受付移動機数の通知を受けた無線基地局装置1−2は、それらの位置登録移動機数及び受付移動機数に応じて、キャリア(搬送波)の出力電力及び送信停止又は再開を制御する。
無線基地局装置1−2では、複数段階の閾値を設定しておき、ホームロケーションレジスタ1−5、無線ネットワーク制御装置1−3から受信した移動機数のデータ、及び自装置で収集した自装置における受付移動機数のデータを基に、自装置で送信するキャリアの省電力レベルを決定する。
省電力レベルは、運用キャリア数及び冷却用のファンの回転数を、段階的に変化させることができるように設定される。最大省電力レベルでは、隣接する基地局エリアから移動機1−1が当該基地局エリアへ移動してきても、正常に通信をすることができるように、少なくとも1つのキャリアを運用状態に保持する。
無線基地局装置1−2の出力電力制御の動作としては、複数のキャリアのうちの一部のキャリアの送信出力を停止するものとし、その場合、無線基地局装置1−2における移動機収容数のデータ収集をキャリア毎に分けて行い、移動機収容数に応じて順位を付け、移動機収容数が最も少ないキャリアから順に送信出力の停止を行う。また、送信出力の停止を解除し、送信を再開する場合は、例えば周波数の低いキャリアから再開を行う。
図2に本発明における省電力レベルの設定例を示す。同図は、無線基地局装置が送信信号のキャリアとして4つのキャリアを有する場合の例を表にして示している。表の左端から省電力レベル、ホームロケーションレジスタ(H)位置登録移動機数、無線ネットワーク制御装置(R)受付移動機数、無線基地局装置(B)受付移動機数、無線基地局装置(B)の省電力動作(レベル0→3)、無線基地局装置(B)の省電力解除動作(レベル3→0)を、省電力レベル対応に示している。なお、ホームロケーションレジスタ(H)位置登録移動機数は、移動マルチメディア交換機に位置登録された登録移動機数と同義である。
ここで省電力レベル0は、ホームロケーションレジスタ(H)位置登録移動機数が閾値[a]以上の場合のレベルで、この場合、無線基地局装置(B)は省電力動作としては何もせず、無線基地局装置として従来どおり動作し、4つのキャリア全てを送信する。また、省電力解除動作としては、送信停止中のキャリアの中で例えば1番目に周波数が低いキャリアの出力停止を解除し、結果的に4つキャリア全てを送信する。
省電力レベル1は、ホームロケーションレジスタ(H)位置登録移動機数が閾値[a]未満で、無線ネットワーク制御装置(R)受付移動機数が閾値[b]以上の場合のレベルで、この場合、無線基地局装置(B)は省電力動作としては、送信キャリアの中で受付移動機数が1番目に少ないキャリアの出力を停止し、3つのキャリアを送信し、装置内冷却用ファンの回転数を20%低下させた状態にする。また、省電力解除動作としては、停止中のキャリアの中で例えば1番目に周波数が低いキャリアの出力停止を解除し、結果的に3つのキャリアを送信する状態にする。
省電力レベル2は、ホームロケーションレジスタ(H)位置登録移動機数が閾値[a]未満で、無線ネットワーク制御装置(R)受付移動機数が閾値[b]未満で、無線基地局装置(B)受付移動機数が閾値[c]以上の場合のレベルで、この場合、無線基地局装置(B)は省電力動作としては、送信キャリアの中で受付移動機数が1番目に少ないキャリアの出力を停止し、2つのキャリアを送信し、装置内冷却用ファンの回転数を40%低下させた状態とする。また、省電力解除動作としては、停止中のキャリアの中で例えば1番目に周波数が低いキャリアの出力停止を解除し、結果的に2つのキャリアを送信する状態にする。
省電力レベル3は、ホームロケーションレジスタ(H)位置登録移動機数が閾値[a]未満で、無線ネットワーク制御装置(R)受付移動機数が閾値[b]未満で、無線基地局装置(B)受付移動機数が閾値[c]未満の場合のレベルで、この場合、無線基地局装置(B)は省電力動作としては、送信キャリアの中で受付移動機数が1番目に少ないキャリアの出力を停止し、1つのキャリアを送信し、装置内冷却用ファンの回転数を60%低下させた状態とする。また、省電力解除動作としては、1つのキャリア送信をする状態にする。
なお、上記の閾値[a],[b],[c]の値は、[a]>[b]>[c]である。また、移動マルチメディア交換機及び無線ネットワーク制御装置から無線基地局装置への位置登録移動機数(在圏移動機数)及び発着信受付移動機数(以下、これらを総称して移動機収容数という)の通知、並びに無線基地局装置における送信キャリア出力電力制御のシーケンスを図3に示す。
同図に示すように、移動マルチメディア交換機MMS(ホームロケーションレジスタHLR)は、在圏移動機数を無線ネットワーク制御装置RNCに通知し、無線ネットワーク制御装置RNCは、無線基地局装置BTSに、移動マルチメディア交換機MMSにおける在圏移動機数及び無線ネットワーク制御装置RNCの発着信受付移動機数を通知する。
無線基地局装置BTSは、無線ネットワーク制御装置RNCから通知された移動機収容数が各閾値[a],[b],[c]以上であるか以下であるかを判定し、該判定の結果を基に省電力レベルを決定し、該省電力レベルに応じた送信キャリア出力電力制御を行う。
図4は移動機収容数の時間経過による変化と、移動機収容数が閾値[a],[b],[c]を越えて変動したときの送信キャリアの停止/再開の制御動作の流れを示す。夜間などのように移動機収容数が減少する方向にある場合、移動機収容数から省電力レベルを決定して、移動機収容数に対応した省電力レベルまで送信キャリア出力数及び装置内冷却用ファンの回転数を下げていく。
なお、送信キャリアの出力を停止させる際には、該キャリアで通信している移動機の通信が切断されないようにするため、隣接する他の基地局からのキャリアに該移動機が乗り換えて継続して通信を行うことができるよう、送信キャリアの出力電力を段階的(例えば、1[dB]/ステップ)に低減していく。
一方、朝や昼間などのように移動機収容数が増加する方向にある場合、無線基地局装置は移動機収容数を認識し、該移動機収容数に応じた省電力レベルを判定し、該省電力レベルに基づいた送信キャリアを出力し、かつ冷却用ファンの回転数を上げる。このように送信キャリアの出力制御を行うことにより、無線基地局装置は無駄な電波を出力することなく、収容移動機数に応じた効率的な電波の出力を行うことができ、無線基地局装置自体の電力消費量を低減することができる。
但し、上述の制御動作では、隣接している他の基地局配下のキャリアに多くの移動機が収容されている状態で、自局配下の送信キャリアを多数停止している場合、他の基地局配下の移動機が自局配下のエリアに移動してくると、運用キャリアが少ないためにそれらの移動機を収容しきれなくなり、該移動機は通信をすることができなくなってしまう可能性がある。
このようなことが起こらないようにするため、各無線基地局装置は、自局配下の収容移動機数が予め設定した閾値より増加したとき、無線ネットワーク制御装置RNCにその旨を通知する。無線ネットワーク制御装置RNCは、配下の基地局エリアがそれぞれどの基地局エリアと隣接しているか、即ち基地局エリア相互の隣接関係を把握しているため、或る基地局が多くの移動機を収容し輻輳状態にある場合、その基地局の輻輳状態を、隣接関係にある他の基地局に通知する。
多数の移動機を収容している隣接基地局が存在することの通知を受けた無線基地局装置は、キャリアの出力停止中であれば、キャリア出力停止を解除し、また、キャリア出力中であれば、省電力レベルに応じた省電力動作モードによるキャリア出力停止制御動作を中止する。これにより、隣接基地局が輻輳状態にあるときは、キャリア送信を停止することなく、輻輳している隣接基地局エリアから多くの移動機が一度に移動してきても、それらの移動機の通信を中断又は切断させることなく、ハンドオーバーによる通信の継続が可能となる。
この隣接基地局の移動機収容数によるキャリア出力停止制御動作の中止は、隣接基地局から移動機収容数が閾値より減少した旨の通知を、無線ネットワーク制御装置RNC経由で受けたときに解除する。つまり、隣接基地局の輻輳状態が解けたとき、省電力動作モードに戻る。
図5に隣接基地局の輻輳状態を通知するシーケンスを示す。ここで第1の基地局BTS1と第2の基地局BTS2とが互いに隣接し、第2の基地局BTS2が省電力制御を実施しようとしている基地局で、第1の基地局BTS1が輻輳している基地局であるとする。第1の基地局BTS1では移動機(ユーザ端末)の収容数を監視し(5−1)、該移動機(ユーザ端末)の収容数が閾値以上になったことを検出すると(5−2)、無線ネットワーク制御装置RNCに輻輳セルが存在する旨を通知する(5−3)。
無線ネットワーク制御装置RNCは、第1の基地局BTS1から上記輻輳状態にある旨の通知を受けると、隣接する第2の基地局BTS2に、第1の基地局BTS1が輻輳している旨を通知する(5−4)。第2の基地局BTS2は上記通知を受けると、隣接基地局輻輳フラグをオン状態にセットし(5−5)、省電力のためのキャリア停止制御動作を中止する(5−6)。
やがて、第1の基地局BTS1で移動機(ユーザ端末)の収容数が閾値以下になったことを検出すると(5−7)、無線ネットワーク制御装置RNCに輻輳が解除された旨を通知する(5−8)。無線ネットワーク制御装置RNCは、第1の基地局BTS1から輻輳状態解除の旨の通知を受けると、隣接する第2の基地局BTS2に、第1の基地局BTS1が輻輳解除した旨を通知する(5−9)。第2の基地局BTS2は上記通知を受けると、隣接基地局輻輳フラグをオフ状態にセットし(5−10)、省電力のためのキャリア停止制御動作を再開する(5−11)。
図6は無線基地局装置における送信キャリア出力停止制御の機能ブロック構成を示す。同図に示すように、無線基地局装置は、移動機から無線信号を受信器6−1で受信し、該受信信号を基に移動機収容数監視部6−2で移動機収容数を監視し、該移動機収容数と閾値との大小比較を比較部6−3で行う。
上記閾値は移動機収容数閾値レジスタ6−4で保持される。比較部6−3の比較結果を基に基地局輻輳フラグ設定部6−5により輻輳フラグを設定し、無線ネットワーク制御装置RNCを経由して隣接基地局へ輻輳状態を通知する。また、無線ネットワーク制御装置RNCを経由して隣接基地局から輻輳状態の通知を隣接基地局輻輳フラグ設定部6−6で受けて隣接基地局輻輳フラグを設定する。
比較部6−3における比較結果、及び隣接基地局輻輳フラグ設定部6−6からの隣接基地局輻輳フラグに基づいて、送信制御部6−7により送信キャリアの出力停止制御を行い、送信制御部6−7で決定された送信キャリアを送信器6−8から移動機へ向けて送信する。また、送信制御部6−7は、省電力モード設定レジスタ6−10の設定内容に従って、省電力のためのキャリア停止制御動作を実行又は中止する。
図7に無線基地局装置における送信キャリア出力停止制御の動作フローを示す。同図に示すように、まず、省電力モード設定レジスタ6−10の設定がオン状態かオフ状態かを判定し(7−1)、オフ状態であれば、キャリア停止制御動作を実行せず、オン状態となるのを待機する。省電力モード設定レジスタ6−10は、例えばイベントの開催時や不測の事故や災害の発生時等のように、通常とは異なるトラフィックの発生が予想される場合などにはオフ状態にし、キャリア停止制御を実行しないようにする。
省電力モード設定レジスタ6−10の設定がオン状態のとき、隣接基地局輻輳フラグ6−6の設定がオン状態かオフ状態かを判定し(7−2)、オフ状態であれば、移動機収容数監視部6−2により移動機収容数を監視し(7−3)、比較部6−3により移動機収容数が閾値以下であるか否かを判定する(7−4)。
移動機収容数が閾値以下であると判定されたとき、閾値との比較結果に応じた省電力レベルを決定し(7−5)、該省電力レベルに応じたキャリア出力停止を実行し(7−6)、キャリア停止フラグ設定部6−9により停止したキャリアのキャリア停止フラグをオン状態に設定し(7−7)、上述のステップ7−2に戻り、同様の処理を繰り返す。なお、キャリア停止フラグは、各キャリア対応に設定する。
また、移動機収容数が閾値以上である場合、閾値との比較結果に応じた省電力レベルを決定し(7−8)、該省電力レベルに応じたキャリア出力再開を実行し(7−9)、キャリア停止フラグ設定部6−9により再開したキャリアのキャリア停止フラグをオフ状態に設定し(7−12)、上述のステップ7−2に戻り、同様の処理を繰り返す。
また、隣接基地局輻輳フラグの判定(7−2)により、隣接基地局輻輳フラグがオン状態に設定されていると判定されたとき、キャリア停止フラグ設定部6−9により設定された停止中のキャリアがある場合(7−10)、停止中のキャリアの出力を再開し(7−11)、キャリア停止フラグ設定部6−9により、再開したキャリアのキャリア停止フラグをオフ状態に設定し(7−12)、上述のステップ7−2に戻り、同様の処理を繰り返す。
なお、キャリア出力の停止又は再開を決定するための移動機収容数の閾値を、無線基地局装置を監視・遠隔制御することができる装置から設定可能にし、移動通信事業者により該移動機収容数の閾値を適宜設定することができる構成とすることができる。また、キャリア出力の停止制御の実行を、無線基地局装置を監視・遠隔制御することができる装置から、移動通信事業者により指示することができる構成とすることにより、予めイベント等で輻輳が予測される場合は、キャリア出力の停止制御を中止させ、通信に必要なリソース(キャリア)を確保することができる。
また、一部のキャリア出力停止の際に、運用中のキャリアの中から移動機受付数の最も少ないキャリアを選択して、該キャリアの出力の停止を行う構成とすることにより、キャリア出力停止に伴うハンドオーバーの処理負担を軽減することができる。また、キャリア出力再開の際のキャリア選択において、隣接無線基地局の輻輳しているキャリアと同じ周波数のキャリアを選択する構成とし、これにより、隣接基地局とのスムーズなハンドオーバーを実現することができる。
(付記1) 移動通信システムの無線基地局装置の省電力制御方法において、無線基地局装置で発着信の受付を行った受付移動機数、当該無線基地局装置が接続された無線ネットワーク制御装置で発着信の受付を行った受付移動機数、又は当該無線基地局装置を管轄する移動マルチメディア交換機に位置登録された登録移動機数を、予め設定した閾値と大小比較する移動機収容数監視ステップと、前記受付移動機数又は登録移動機数が前記閾値を下回ったことを検出したとき、当該無線基地局装置から送信する複数のキャリアのうちの一部のキャリアの出力を停止するキャリア出力停止ステップと、前記受付移動機数又は登録移動機数が前記閾値を上回ったことを検出したとき、前記キャリア出力停止ステップにより出力停止したキャリアの送信を再開するキャリア出力再開ステップと、を含むことを特徴とする無線基地局装置の省電力制御方法。
(付記2) 前記無線基地局装置の基地局エリアに隣接する基地局エリアの輻輳状況を、前記無線ネットワーク制御装置を介して該無線基地局装置へ通知する隣接基地局輻輳状況通知ステップと、前記隣接する基地局エリアが輻輳状態にある旨の通知を受けたとき、前記キャリア出力停止ステップの実行を中止させる省電力制御中止ステップと、を含むことを特徴とする付記1に記載の無線基地局装置の省電力制御方法。
(付記3) 前記キャリア出力停止ステップにおいて、一部のキャリアの出力の停止と共に、前記無線基地局装置内の空冷用ファンの回転数を低下させ、前記キャリア出力再開ステップにおいて、一部のキャリアの送信の再開と共に、前記無線基地局装置内の空冷用ファンの回転数を増大させることを特徴とする付記1に記載の無線基地局装置の省電力制御方法。
(付記4) 移動通信システムの無線基地局装置において、自装置で発着信の受付を行った受付移動機数、当該無線基地局装置が接続された無線ネットワーク制御装置から通知される該無線ネットワーク制御装置で発着信の受付を行った受付移動機数、又は当該無線基地局装置を管轄する移動マルチメディア交換機から通知される該移動マルチメディア交換機に位置登録された登録移動機数を、予め設定した閾値と大小比較する移動機収容数監視手段と、前記受付移動機数又は登録移動機数が前記閾値を下回ったことを検出したとき、自装置から送信する複数のキャリアのうちの一部のキャリアの出力を停止するキャリア出力停止制御手段と、前記受付移動機数又は登録移動機数が前記閾値を上回ったことを検出したとき、前記キャリア出力停止制御手段により出力停止したキャリアの送信を再開するキャリア出力再開制御手段と、を備えたことを特徴とする無線基地局装置。
(付記5) 当該無線基地局装置の基地局エリアに隣接する基地局エリアの輻輳状況の通知を、前記無線ネットワーク制御装置を介して受信する隣接基地局輻輳状況受信手段と、前記隣接基地局輻輳状況受信手段により、隣接する基地局エリアが輻輳状態にある旨の通知を受けたとき、前記キャリア出力停止制御手段によるキャリア出力停止の実行を中止させる省電力制御動作中止手段と、を備えたことを特徴とする付記4に記載の無線基地局装置。
(付記6) 前記キャリア出力停止制御手段は、一部のキャリアの出力停止時に、自装置内の空冷用ファンの回転数を低下させる手段を備え、前記キャリア出力再開制御手段は、一部のキャリアの送信の再開時に、自装置内の空冷用ファンの回転数を増大させる手段を備えたことを特徴とする付記4に記載の無線基地局装置。
(付記7) 前記キャリア出力停止ステップでは、出力を停止するキャリアの選択においてし、キャリア毎に移動機受付数を算出し、移動機受付数が少ないキャリアから順次選択することを特徴とする付記1に記載の無線基地局装置の省電力制御方法。
(付記8) 前記キャリア出力再開ステップでは、出力を再開するキャリアの選択において、隣接無線基地局の輻輳しているキャリアと同じ周波数のキャリアを選択することを特徴とする付記1に記載の無線基地局装置の省電力制御方法。
(付記9) 前記キャリア出力停止制御手段は、出力を停止するキャリアの選択において、キャリア毎に移動機受付数を算出し、移動機受付数が少ないキャリアから順次選択することを特徴とする付記4に記載の無線基地局装置。
(付記10) 前記キャリア出力再開制御手段は、出力を再開するキャリアの選択において、隣接無線基地局の輻輳しているキャリアと同じ周波数のキャリアを選択することを特徴とする付記5に記載の無線基地局装置。
本発明が適用される移動通信ネットワークの構成例を示す図である。 本発明における省電力レベルの設定例を示す図である。 無線基地局装置への移動機収容数の通知及び送信キャリア出力電力制御のシーケンスを示す図である。 移動機収容数の時間経過による変化と送信キャリアの停止/再開の制御動作の流れを示す図である。 隣接基地局の輻輳状態を通知するシーケンスを示す図である。 無線基地局装置における送信キャリア出力停止制御の機能ブロック構成を示す図である。 無線基地局装置における送信キャリア出力停止制御の動作フローを示す図である。
符号の説明
1−1 移動機
1−2 無線基地局装置
1−3 無線ネットワーク制御装置
1−4 移動マルチメディア交換機
1−5 ホームロケーションレジスタ

Claims (6)

  1. 移動通信システムの無線基地局装置の省電力制御方法において、
    無線基地局装置で発着信の受付を行った受付移動機数、当該無線基地局装置が接続された無線ネットワーク制御装置で発着信の受付を行った受付移動機数、又は当該無線基地局装置を管轄する移動マルチメディア交換機に位置登録された登録移動機数を、予め設定した閾値と大小比較する移動機収容数監視ステップと、
    前記受付移動機数又は登録移動機数が前記閾値を下回ったことを検出したとき、当該無線基地局装置から送信する複数のキャリアのうちの一部のキャリアの出力を停止するキャリア出力停止ステップと、
    前記受付移動機数又は登録移動機数が前記閾値を上回ったことを検出したとき、前記キャリア出力停止ステップにより出力停止したキャリアの送信を再開するキャリア出力再開ステップと、
    を含むことを特徴とする無線基地局装置の省電力制御方法。
  2. 前記無線基地局装置の基地局エリアに隣接する基地局エリアの輻輳状況を、前記無線ネットワーク制御装置を介して該無線基地局装置へ通知する隣接基地局輻輳状況通知ステップと、
    前記隣接する基地局エリアが輻輳状態にある旨の通知を受けたとき、前記キャリア出力停止ステップの実行を中止させる省電力制御中止ステップと、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の無線基地局装置の省電力制御方法。
  3. 前記キャリア出力停止ステップにおいて、一部のキャリアの出力の停止と共に、前記無線基地局装置内の空冷用ファンの回転数を低下させ、
    前記キャリア出力再開ステップにおいて、一部のキャリアの送信の再開と共に、前記無線基地局装置内の空冷用ファンの回転数を増大させることを特徴とする請求項1に記載の無線基地局装置の省電力制御方法。
  4. 移動通信システムの無線基地局装置において、
    自装置で発着信の受付を行った受付移動機数、当該無線基地局装置が接続された無線ネットワーク制御装置から通知される該無線ネットワーク制御装置で発着信の受付を行った受付移動機数、又は当該無線基地局装置を管轄する移動マルチメディア交換機から通知される該移動マルチメディア交換機に位置登録された登録移動機数を、予め設定した閾値と大小比較する移動機収容数監視手段と、
    前記受付移動機数又は登録移動機数が前記閾値を下回ったことを検出したとき、自装置から送信する複数のキャリアのうちの一部のキャリアの出力を停止するキャリア出力停止制御手段と、
    前記受付移動機数又は登録移動機数が前記閾値を上回ったことを検出したとき、前記キャリア出力停止制御手段により出力停止したキャリアの送信を再開するキャリア出力再開制御手段と、
    を備えたことを特徴とする無線基地局装置。
  5. 当該無線基地局装置の基地局エリアに隣接する基地局エリアの輻輳状況の通知を、前記無線ネットワーク制御装置を介して受信する隣接基地局輻輳状況受信手段と、
    前記隣接基地局輻輳状況受信手段により、隣接する基地局エリアが輻輳状態にある旨の通知を受けたとき、前記キャリア出力停止制御手段によるキャリア出力停止の実行を中止させる省電力制御動作中止手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項4に記載の無線基地局装置。
  6. 前記キャリア出力停止制御手段は、一部のキャリアの出力停止時に、自装置内の空冷用ファンの回転数を低下させる手段を備え、
    前記キャリア出力再開制御手段は、一部のキャリアの送信の再開時に、自装置内の空冷用ファンの回転数を増大させる手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の無線基地局装置。
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