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JP2008109300A - 通信方法ならびにそれを利用した無線装置 - Google Patents

通信方法ならびにそれを利用した無線装置 Download PDF

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Abstract

【課題】無線伝送路に適した変調方式や誤り訂正を選択したい。
【解決手段】変復調部24等は、通信対象の無線装置に対して、通信速度を可変に設定しながら通信を実行する。制御部30は、通信対象の無線装置との間の無線伝送路の遅延特性と、無線伝送路によるエラーベクトルとを取得する。また、制御部30は、取得した遅延特性とエラーベクトルとをもとに、通信速度として、誤り訂正の符号化率と変調方式とを決定する。特に、制御部30は、遅延特性をもとに符号化率を決定し、エラーベクトルをもとに変調方式を決定する。
【選択図】図4

Description

本発明は、通信技術に関し、特にふたつの無線装置間の伝送路特性に応じた通信を実行する通信方法ならびにそれを利用した無線装置および通信システムに関する。
高速なデータ伝送を可能にしつつ、マルチパス環境下に強い通信方式として、マルチキャリア方式のひとつであるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調方式がある。このOFDM変調方式は、無線LAN(Local Area Network)の標準化規格であるIEEE802.11a,gやHIPERLAN/2に適用されている。このような無線LANにおけるパケット信号は、一般的に時間と共に変動する伝送路環境を介して伝送され、かつ周波数選択性フェージングの影響を受けるので、受信装置は一般的に伝送路推定を動的に実行する。
受信装置が伝送路推定を実行するために、パケット信号内に、2種類の既知信号が設けられている。ひとつは、パケット信号の先頭部分において、すべてのキャリアに対して設けられた既知信号であり、いわゆるプリアンブルやトレーニング信号といわれるものである。もうひとつは、パケット信号のデータ区間中に一部のキャリアに対して設けられた既知信号であり、いわゆるパイロット信号といわれるものである(例えば、非特許文献1参照。)。
Sinem Coleri,Mustafa Ergen,Anuj Puri, and Ahmad Bahai,"Channel Estimation Techniques Based on Pilot Arrangement in OFDM Systems",IEEE Transactions on broadcasting,vol.48,No.3,pp.223−229,Sept.2002.
ワイヤレス通信において、周波数資源を有効利用するための技術のひとつが、アダプティブアレイアンテナ技術である。アダプティブアレイアンテナ技術は、複数のアンテナのそれぞれにおいて、処理対象の信号の振幅と位相を制御することによって、アンテナの指向性パターンを制御する。このようなアダプティブアレイアンテナ技術を利用して、データレートを高速化するための技術にMIMO(Multiple Input Multiple Output)システムがある。当該MIMOシステムは、送信装置と受信装置がそれぞれ複数のアンテナを備え、並列に送信されるべきパケット信号を設定する(以下、パケット信号において並列に送信されるべきデータ等のそれぞれを「系列」という)。すなわち、送信装置と受信装置との間の通信に対して、最大アンテナ数までの系列を設定することによって、データレートを向上させる。さらに、このようなMIMOシステムに、OFDM変調方式を組み合わせると、データレートはさらに高速化される。
MIMOシステムにおいて、データの通信に使用すべきアンテナの数を増減することによって、データレートの調節も可能になる。さらに、適応変調の適用によって、データレートの調節がより詳細になされる。適応変調では、送信装置と受信装置との間の伝送路特性に応じた通信が実行されるので、伝送路特性に適した通信が実現される。適応変調の処理精度を高めるために、受信装置が、送信装置に含まれた複数のアンテナと、受信装置に含まれた複数のアンテナと間のそれぞれの伝送路特性を取得する方が望ましい。伝送路特性の取得の精度を向上させるために、送信装置あるいは受信装置は、すべてのアンテナから伝送路推定用の既知信号を送信する。以下、データが配置された系列の数に関係なく、複数の系列に配置される伝送路推定用の既知信号を「トレーニング信号」という。例えば、データがふたつの系列に配置されている場合であっても、トレーニング信号は4つの系列に配置される。
本発明者はこうした状況下、以下の課題を認識するに至った。適応変調は、一般的にEVM(Error Vector Magnitude)、受信強度等をもとに実行される。しかしながら、MIMOシステム等の通信システムにインタリーブおよび誤り訂正が適用されていると、同一のEVMの値や受信強度の値であっても、そのときの無線伝送路に適した変調方式や誤り訂正の符号化率は異なる場合がある。具体的には、無線伝送路の遅延特性の大きさに応じて、誤り訂正の効果が異なる。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、無線伝送路に適した変調方式や誤り訂正を選択する通信技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の無線装置は、通信対象の無線装置に対して、通信速度を可変に設定しながら通信を実行する通信部と、通信部と通信対象の無線装置との間の無線伝送路の遅延特性と、無線伝送路によるエラーベクトルとを取得する取得部と、取得部において取得した遅延特性とエラーベクトルとをもとに、通信部に設定すべき通信速度を決定する決定部と、を備える。
「取得」は、通信対象の無線装置において導出された遅延特性とエラーベクトルとを取得する場合に対応してもよいし、本無線装置において、遅延特性とエラーベクトルとを導出する場合に対応してもよく、最終的にそれらを取得できればよい。この態様によると、エラーベクトルに加えて遅延特性を使用しながら通信速度を決定するので、遅延特性の影響を考慮しながら通信速度を決定できる。
通信部は、通信速度として、誤り訂正の符号化率と変調方式とを少なくとも設定し、決定部は、遅延特性をもとに符号化率を決定し、エラーベクトルをもとに変調方式を決定してもよい。この場合、遅延特性をもとに符号化率を決定するので、誤り訂正の効果を考慮しながら通信速度を決定できる。
本発明の別の態様もまた、無線装置である。この装置は、通信対象の無線装置に対して、通信速度を可変に設定しながら通信を実行する通信部と、通信部と通信対象の無線装置との間の無線伝送路によるエラーベクトルを取得する取得部と、取得部において取得したエラーベクトルの平均値と、エラーベクトルのばらつきの程度とをもとに、通信部に設定すべき通信速度を決定する決定部と、を備える。
「ばらつきの程度」とは、例えば平均値からの散らばり方の程度を示す分散値、標準偏差や、それに順ずる方法で計算されたものである。また、最大値と最小値の差、平均値と最大値の差、平均値と最小値の差などもこのばらつきの程度を表す尺度として用いることができる。この態様によると、エラーベクトルの平均値に加えてエラーベクトルのばらつきの程度を使用しながら通信速度を決定するので、遅延特性の影響を考慮しながら通信速度を決定できる。
通信部は、通信速度として、誤り訂正の符号化率と変調方式とを少なくとも設定し、決定部は、エラーベクトルのばらつきの程度をもとに符号化率を決定し、エラーベクトルの平均値をもとに変調方式を決定してもよい。この場合、エラーベクトルのばらつきの程度をもとに符号化率を決定するので、誤り訂正の効果を考慮しながら通信速度を決定できる。
本発明のさらに別の態様もまた、無線装置である。この装置は、通信対象の無線装置に対して、通信速度を可変に設定しながら複数の系列による通信を実行する通信部と、通信部と通信対象の無線装置との間の無線伝送路での信号強度に関する物理量を系列ごとに取得する取得部と、取得部において取得した物理量であって、かつ複数の系列と互いに対応づけられた複数の物理量のうちのいずれかと、複数の物理量間の差異とをもとに、通信部に設定すべき通信速度を決定する決定部と、を備える。
この態様によると、ひとつの物理量に加えて物理量間の差異を使用しながら通信速度を決定するので、遅延特性の影響を考慮しながら通信速度を決定できる。
取得部は、物理量として、エラーベクトルを取得し、決定部は、複数のエラーベクトルのうちのいずれかが同一の値でも、差異が大きくなるほど、高速な通信速度の使用を決定してもよい。この場合、通信速度の決定に差異を反映させるので、誤り訂正の効果を考慮しながら通信速度を決定できる。
通信部は複数の第1アンテナを備えることによって、複数の第2アンテナを備えた通信対象の無線装置との間での通信を実行し、取得部は、物理量として、第1アンテナの数と、第2アンテナの数から定められる要素の数を有した伝送路行列であって、かつ複数の第1アンテナのそれぞれと複数の第2アンテナのそれぞれとの間の伝送路特性を要素の値とした伝送路行列に対する特異値を取得し、決定部は、複数の特異値のうちのいずれかが同一の値でも、差異が大きくなるほど、高速な通信速度の使用を決定してもよい。この場合、通信速度の決定に差異を反映させるので、誤り訂正の効果を考慮しながら通信速度を決定できる。
決定部は、複数の物理量のうちのいずれかとして、複数の物理量のそれぞれに適した通信速度のうち、低い通信速度に対応すべき物理量を使用してもよい。この場合、低い通信速度に対応すべき物理量を使用するので、確実に実現可能な通信速度を選択できる。
本発明のさらに別の態様は、通信方法である。この方法は、通信対象の無線装置に対して、通信速度を可変に設定しながら通信を実行するステップと、通信対象の無線装置との間の無線伝送路によるエラーベクトルを取得するステップと、取得したエラーベクトルの平均値と、エラーベクトルのばらつきの程度とをもとに、設定すべき通信速度を決定するステップと、を備える。
通信を実行するステップは、通信速度として、誤り訂正の符号化率と変調方式とを少なくとも設定し、決定するステップは、エラーベクトルのばらつきの程度をもとに符号化率を決定し、エラーベクトルの平均値をもとに変調方式を決定してもよい。
本発明のさらに別の態様もまた、通信方法である。この方法は、通信対象の無線装置に対して、通信速度を可変に設定しながら複数の系列による通信を実行するステップと、通信対象の無線装置との間の無線伝送路での信号強度に関する物理量を系列ごとに取得するステップと、取得した物理量であって、かつ複数の系列と互いに対応づけられた複数の物理量のうちのいずれかと、複数の物理量間の差異とをもとに、設定すべき通信速度を決定するステップと、を備える。
取得するステップは、物理量として、エラーベクトルを取得し、決定するステップは、複数のエラーベクトルのうちのいずれかが同一の値でも、差異が大きくなるほど、高速な通信速度の使用を決定してもよい。
通信するステップは、複数の第1アンテナを使用しながら、複数の第2アンテナを備えた通信対象の無線装置との間での通信を実行し、取得するステップは、物理量として、第1アンテナの数と、第2アンテナの数から定められる要素の数を有した伝送路行列であって、かつ複数の第1アンテナのそれぞれと複数の第2アンテナのそれぞれとの間の伝送路特性を要素の値とした伝送路行列に対する特異値を取得し、決定するステップは、複数の特異値のうちのいずれかが同一の値でも、差異が大きくなるほど、高速な通信速度の使用を決定してもよい。決定するステップは、複数の物理量のうちのいずれかとして、複数の物理量のそれぞれに適した通信速度のうち、低い通信速度に対応すべき物理量を使用してもよい。
本発明のさらに別の態様もまた、通信方法である。この方法は、通信対象の無線装置に対して、通信速度を可変に設定しながら通信を実行するステップと、通信対象の無線装置との間の無線伝送路の遅延特性と、無線伝送路によるエラーベクトルとを取得するステップと、取得した遅延特性とエラーベクトルとをもとに、設定すべき通信速度を決定するステップと、を備える。
通信を実行するステップは、通信速度として、誤り訂正の符号化率と変調方式とを少なくとも設定し、決定するステップは、遅延特性をもとに符号化率を決定し、エラーベクトルをもとに変調方式を決定してもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、無線伝送路に適した変調方式や誤り訂正を選択できる。
本発明を具体的に説明する前に、概要を述べる。本発明の実施例は、少なくともふたつの無線装置によって構成される通信システムに関する。通信システムには、OFDM変調方式、誤り訂正、インタリーブが使用される。無線装置のうちの一方は、基地局装置に相当し、他方は、端末装置に相当する。通信システムは、適応変調を実行することによって、変調方式および誤り訂正の符号化率を変更するが、ここでは、説明を明瞭にするために、基地局装置から端末装置への下り回線に対する適応変調処理を説明する。基地局装置は、端末装置に対して、下り回線の伝送路特性およびEVMを要求する旨の信号(以下、「要求信号」という)を送信する。端末装置は、要求信号を受信すると、伝送路特性を導出するとともに、EVMを導出する。具体的には、各サブキャリアの成分に対してEVMを導出し、それらを1OFDMにわたって平均化することによって、EVMを導出する。以下、平均化したEVMも「EVM」と呼ぶ場合がある。また、伝送路特性は、周波数領域においてサブキャリア単位の成分を有する。端末装置は、伝送路特性およびEVMに関する情報が含まれた信号(以下、「応答信号」という)を基地局装置に送信する。
基地局装置が受信したEVMは、無線伝送路による信号の歪み方に相当するので、EVMが小さくなると通信速度を高くすることが可能になる。一方、基地局装置は、伝送路特性の成分に対して、隣接したサブキャリア間において相関値を導出する。このような相関値は、無線伝送路の遅延特性に相当する。そのため、遅延特性は、誤り訂正の効果に影響を及ぼす。つまり、遅延波の影響が小さければ、インタリーブを行っても、連続的な誤りが増加する傾向にある。そのため、このような環境下にあっては、誤り訂正の効果が小さくなる。これは、EVMが同一の値であったとしても、遅延波の影響が小さければ、通信速度を低くすべきであることに相当する。以上のことを考慮して、基地局装置は、遅延特性をもとに符号化率を決定し、EVMをもとに変調方式を決定する。
図1は、本発明の実施例に係るマルチキャリア信号のスペクトルを示す。特に、図1は、OFDM変調方式での信号のスペクトルを示す。OFDM変調方式における複数のキャリアのひとつをサブキャリアと一般的に呼ぶが、ここではひとつのサブキャリアを「サブキャリア番号」によって指定するものとする。MIMOシステムには、サブキャリア番号「−28」から「28」までの56サブキャリアが規定されている。なお、サブキャリア番号「0」は、ベースバンド信号における直流成分の影響を低減するため、ヌルに設定されている。一方、MIMOシステムに対応していないシステム(以下、「従来システム」という)には、サブキャリア番号「−26」から「26」までの52サブキャリアが規定されている。なお、従来システムの一例は、IEEE802.11a規格に準拠した無線LANである。また、複数のサブキャリアにて構成されたひとつの信号の単位であって、かつ時間領域のひとつの信号の単位は、「OFDMシンボル」と呼ばれるものとする。
また、それぞれのサブキャリアは、可変に設定された変調方式によって変調されている。変調方式には、BPSK(Binary Phase Shift Keying)、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)、64QAM、256QAMのいずれかが使用される。
また、これらの信号には、誤り訂正方式として、畳み込み符号化が適用されている。畳み込み符号化の符号化率は、1/2、3/4等に設定される。さらに、並列に送信すべきデータの数は、可変に設定される。その結果、変調方式、符号化率、系列の数の値が可変に設定されることによって、データレートも可変に設定される。なお、「データレート」は、これらの任意の組合せによって決定されてもよいし、これらのうちのひとつによって決定されてもよい。従来システムにおいて、変調方式がBPSKであり、符号化率が1/2である場合、データレートは6Mbpsになる。一方、変調方式がBPSKであり、符号化率が3/4である場合、データレートは9Mbpsになる。
図2は、本発明の実施例に係る通信システム100の構成を示す。通信システム100は、無線装置10と総称される第1無線装置10a、第2無線装置10bを含む。また、第1無線装置10aはアンテナ12を含み、第2無線装置10bはアンテナ14を含む。ここで、第1無線装置10aが、基地局装置に対応し、第2無線装置10bが、端末装置に対応する。通信システム100は、前述のごとく、OFDM変調方式を使用するとともに、誤り訂正およびインタリーブを使用する。前述のごとく、実施例は、下り回線に対する適応変調を説明の対象とするので、第1無線装置10aは、通信対象の第2無線装置10bに対して、通信速度を可変に設定しながら通信を実行する。ここでは、通信速度として、誤り訂正の符号化率と変調方式とが設定される。
第2無線装置10bは、第1無線装置10aからの信号をもとに、アンテナ12からアンテナ14へ至る下り回線の無線伝送路に対する伝送路特性を導出する。ここで、伝送路特性とは、アンテナ12からアンテナ14へ至る下り回線の無線伝送路において、信号が減衰する程度と位相が回転する程度とを示した指標である。また、伝送路特性は、複数のサブキャリアのそれぞれに対応した成分によって構成されている。さらに、第2無線装置10bは、EVMを導出する。EVMの導出方法については、後述する。第2無線装置10bは、第1無線装置10aに対して、伝送路特性とEVMとを送信する。第1無線装置10aは、第2無線装置10bから受信した伝送路特性をもとに遅延特性を導出するとともに、遅延特性およびEVMをもとに、変調方式と符号化率を決定する。最終的に、第1無線装置10aは、決定した変調方式と符号化率を使用しながら、当該データ信号を第2無線装置10bに送信する。なお、上り回線に対する適応変調は、上記と逆の処理が実行されればよいので、ここでは、説明を省略する。
通信システム100による適応変調の処理の概要を説明する。図3は、通信システム100における通信速度の設定手順を示すシーケンス図である。第1無線装置10aは、第2無線装置10bに対して、要求信号を送信する(S10)。第2無線装置10bは、要求信号をもとに、伝送路特性を推定し、EVMを導出する(S12)。第2無線装置10bは、第1無線装置10aに対して、推定した伝送路特性および導出したEVMを応答信号として送信する(S14)。第1無線装置10aは、応答信号に含まれた伝送路特性およびEVMをもとに、通信速度を決定する(S16)。第1無線装置10aは、決定した通信速度を使用しながら、第2無線装置10bにデータ信号を送信する(S18)。
図4は、第1無線装置10aの構成を示す。第1無線装置10aは、無線部20、ベースバンド処理部22、変復調部24、IF部26、制御部30を含む。また信号として、時間領域信号200、周波数領域信号202を含む。なお、第2無線装置10bは、第1無線装置10aと同様に構成される。そのため、以下の説明において、要求信号の送信および適応変調の実行に関する説明は、第1無線装置10aでの処理に対応し、伝送路特性の推定、EVMの導出、応答信号の送信に関する説明は、第2無線装置10bでの処理に対応する。
無線部20は、受信動作として、アンテナ12によって受信した無線周波数の信号を周波数変換し、ベースバンドの信号を導出する。無線部20は、ベースバンドの信号を時間領域信号200としてベースバンド処理部22に出力する。一般的に、ベースバンドの信号は、同相成分と直交成分によって形成されるので、ふたつの信号線によって伝送されるべきであるが、ここでは、図を明瞭にするためにひとつの信号線だけを示すものとする。また、AGCやA/D変換部も含まれる。
無線部20は、送信動作として、ベースバンド処理部22からのベースバンドの信号を周波数変換し、無線周波数の信号を導出する。ここで、ベースバンド処理部22からのベースバンドの信号も時間領域信号200として示す。無線部20は、無線周波数の信号をアンテナ12に出力する。すなわち、無線部20は、無線周波数のパケット信号をアンテナ12から送信する。また、PA(Power Amplifier)、D/A変換部も含まれる。時間領域信号200は、時間領域に変換されたマルチキャリア信号であり、デジタル信号であるものとする。
ベースバンド処理部22は、受信動作として、時間領域信号200を周波数領域に変換する。つまり、ベースバンド処理部22は、ベースバンドの信号に対してFFTを実行することによって、図1のごとく複数のサブキャリアによって形成される周波数領域信号202を生成する。通信システム100が従来システムである場合、サブキャリア数は「52」であるが、ここでは、図を明瞭にするためにこれをひとつの直線によって示す。また、ベースバンド処理部22は、送信動作として、変復調部24から、周波数領域の信号としての周波数領域信号202を入力し、周波数領域の信号を時間領域に変換する。ベースバンド処理部22は、周波数領域信号202に対してIFFTを実行する。ベースバンド処理部22は、周波数領域信号202を無線部20に出力する。
変復調部24は、受信処理として、ベースバンド処理部22からの周波数領域信号202に対して、復調を実行する。なお、復調は、サブキャリア単位でなされる。変復調部24は、復調した信号をIF部26に出力する。また、変復調部24は、送信処理として、変調を実行する。変復調部24は、変調した信号を周波数領域信号202としてベースバンド処理部22に出力する。送信処理の際に、変調方式は、制御部30によって指定されるものとする。
IF部26は、受信処理として、複数の変復調部24からの信号に対して、デインタリーブを実行した後に、復号を実行する。IF部26は、復号したデータを出力する。また、IF部26は、送信処理として、データを入力し、データに対して符号化を実行した後に、インタリーブを実行する。さらに、IF部26は、インタリーブを実行したデータを変復調部24に出力する。送信処理の際に、符号化率は、制御部30によって指定されるものとする。ここで、符号化の一例は、たたみ込み符号化であり、復号の一例は、ビタビ復号であるとする。
制御部30は、第1無線装置10aの動作を制御する。例えば、制御部30は、要求信号を生成し、これをIF部26、変復調部24、ベースバンド処理部22、無線部20、アンテナ12を介して、図示しない第2無線装置10bへ送信させる。また、制御部30は、アンテナ12、無線部20、ベースバンド処理部22、変復調部24、IF部26を介して、第2無線装置10bから応答信号を受信する。前述のごとく、応答信号には、複数のサブキャリアのそれぞれに対応した成分を有した伝送路特性と、EVMとが含まれている。制御部30は、伝送路特性に対して、サブキャリア間の成分の相関値を計算する。相関値の導出は、公知の技術によって実行される。なお、相関値は、無線伝送路における遅延特性、例えば遅延スプレッド等に対応する。例えば、遅延スプレッドが小さくなれば、相関値が大きくなり、遅延スプレッドが大きくなれば、相関値が小さくなる。なお、図11の場合、サブキャリア数は「52」であるので、「51」個の相関値が導出されるが、制御部30は、これらを積算する。積算結果もまた「相関値」というものとする。
一方、制御部30は、EVMを取得する。EVMとは、理想波形と計測波形の違いを示す物理量であり、エラーベクトルとも呼ばれる。図5は、制御部30において取得されるEVMの概要を示す。図5は、変調方式がQPSKであるときのコンスタレーションを示す。横軸が実軸(I軸)に相当し、縦軸が虚軸(Q軸)に相当する。また、丸印がQPSKの理想的な信号点を示し、×印が第2無線装置10bにおいて受信された信号の信号点を示す。ここで、理想的な信号点の座標を(di,dq)と示し、受信された信号の信号点の座標を(x,y)と示すと、EVMは、次のように示される。
Figure 2008109300
以上のEVMは、サブキャリア単位に導出される。また、第2無線装置10bの制御部30によって導出されるEVMは、サブキャリアごとに導出したEVMを1OFDMシンボルにわたって平均した値である。ここでは、平均結果もまた「EVM」というものとする。図4に戻る。以上の処理によって、制御部30は、第1無線装置10aと第2無線装置10bとの間の無線伝送路の遅延特性と、無線伝送路によるエラーベクトルとを取得する。
制御部30は、EVMと相関値とに対する変調方式と符号化率との関係を予め規定しており、当該関係を参照しながら、導出したEVMと相関値とをもとに、変調方式と符号化率とを決定する。具体的には、制御部30は、相関値と符号化率とを関連づけるために、「相関値に関するしきい値」を規定し、EVMと変調方式とを関連づけるために「EVMに関するしきい値」を規定する。つまり相関値が「相関値に関するしきい値」以上であるか、あるいは「相関値に関するしきい値」よりも小さいかによって、符号化率の値が異なるように決定される。EVMと変調方式についても同様である。なお、「相関値に関するしきい値」と「EVMに関するしきい値」とは、それぞれ複数段階規定されていてもよい。以上の処理によって、制御部30は、相関値とEVMとをもとに、通信速度を決定する。変復調部24は、決定された変調方式を使用し、IF部26は、決定された符号化率を使用することによって、第1無線装置10aは、図示しない第2無線装置10bに対してデータ信号を送信する。
ここで、第2無線装置10bの機能のうち、第1無線装置10aから要求信号を受信し、第1無線装置10aに対して応答信号を送信するための機能を説明する。第2無線装置10bのベースバンド処理部22は、周波数領域信号202を変復調部24に出力するとともに、制御部30にも出力する。前述のマルチキャリア信号は、パケット信号を構成しており、パケット信号の前方部分に既知の信号(以下、「トレーニング信号」という)が配置されている。制御部30は、トレーニング信号をサブキャリア単位に記憶しており、周波数領域信号202とトレーニング信号との相関処理をサブキャリア単位に実行する。このように導出した複数の相関結果が伝送路特性に相当する。また、制御部30は、変復調部24から受けつけた信号をもとに、図5に示すようにEVMを導出する。さらに、第2無線装置10bは、伝送路特性とEVMとが含められた応答信号を生成する。
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされた通信機能のあるプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
以上の構成による第1無線装置10aの動作を説明する。図6は、第1無線装置10aにおける通信速度の設定手順を示すフローチャートである。変復調部24等は、要求信号を送信する(S30)。変復調部24等が応答信号を受信するまで(S32のN)、制御部30は待機する。変復調部24等が応答信号を受信すると(S32のY)、制御部30は、EVMを受けつけ、相関値を導出する(S34)。また、制御部30は、相関値から符号化率を決定し、EVMから変調方式を決定する(S36)。IF部26は、決定した符号化率を使用し、変復調部24は、決定した変調方式を使用することによって、変復調部24等は、データ信号を送信する(S38)。
以下に変形例を説明する。変形例に係る通信システム100の処理のうち、第2無線装置10bから送信された応答信号を第1無線装置10aが受信するまでの処理は、これまで説明した実施例と同様である。しかしながら、変形例に係る通信システム100において、要求信号は、EVMを要求するための信号であり、応答信号には、EVMのみが含まれている。また、通信速度を決定するために、実施例では、相関値とEVMとが使用されたが、変形例では、EVMの平均値とEVMの分散値とが使用される。変形例に係る通信システム100は、図2に示された通信システム100と同様のタイプであり、変形例に係る第1無線装置10aは、図4に示された第1無線装置10aと同様のタイプである。
ここで、第2無線装置10bの制御部30は、伝送路特性に対して、サブキャリアに対応した成分ごとにEVMを計算する。また、制御部30は、実施例と同様に、1OFDMシンボルにわたってEVMの平均値を導出する。さらに、制御部30は、サブキャリアに対応した成分ごとのEVMと、EVMの平均値とから、EVMの分散値を導出する。分散値の導出には、公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。第2無線装置10bは、EVMの平均値とEVMの分散値とを応答信号に含めて送信する。
第1無線装置10aの制御部30は、EVMの平均値とEVMの分散値とから通信速度を決定する。具体的には、制御部30は、EVMの分散値をもとに符号化率を決定し、EVMの平均値をもとに変調方式を決定する。符号化率と変調方式を決定するための処理は、実施例の「EVM」を「EVMの平均値」に置きかえ、実施例の「相関値」を「EVMの分散値」に置きかえれば、実施例での処理を使用可能である。
以上の構成による第1無線装置10aの動作を説明する。図7は、本発明の変形例にかかる通信速度の設定手順を示すフローチャートである。変復調部24等は、要求信号を送信する(S50)。変復調部24等が応答信号を受信するまで(S52のN)、制御部30は待機する。変復調部24等が応答信号を受信すると(S52のY)、制御部30は、EVMの平均値とEVMの分散値とを受けつける(S54)。また、制御部30は、分散値から符号化率を決定し、平均値から変調方式を決定する(S56)。IF部26は、決定した符号化率を使用し、変復調部24は、決定した変調方式を使用することによって、変復調部24等は、データ信号を送信する(S58)。
本発明の別の変形例は、これまでの実施例において説明した従来システムでの適応変調方式をMIMOシステムに拡張する。つまり、変形例では、通信速度を可変に設定しながら複数の系列による通信を実行する。ここで、端末装置に伝送路特性を導出させるために、基地局装置は、要求信号を含めながら、トレーニング信号を送信する。以下の説明において、トレーニング信号が配置されたパケット信号も「トレーニング信号」というものとする。端末装置は、トレーニング信号を受信すると、MIMOシステムに含まれた系列を単位にして、端末装置に含まれた複数のアンテナとの間の伝送路特性を推定する。そのため、ひとつのサブキャリアに対応した伝送路特性は、端末装置に含まれたアンテナ数と基地局装置に含まれたアンテナ数とをそれぞれ行と列の成分とする行列(以下、「H行列」という)として示される。端末装置は、H行列を応答信号に含めながら送信する。
基地局装置は、H行列を特異値分解することによって、複数の特異値を導出する。また、基地局装置は、複数の特異値のうち、信号を伝送可能な程度の大きさを有した特異値を選択し、さらに選択した特異値の中から最小の特異値(以下、単に「最小の特異値」という)を選択する。基地局装置は、最大の特異値も選択する。基地局装置は、最大の特異値と最小の特異値との差異を導出する。以上の処理の結果、基地局装置は、最小の特異値と、特異値間の差異とをもとに、通信速度を決定する。
図8は、本発明の別の実施例に係る通信システム100の構成を示す。通信システム100は、無線装置10と総称される第1無線装置10a、第2無線装置10bを含む。また、第1無線装置10aは、アンテナ12と総称される第1アンテナ12a、第2アンテナ12b、第3アンテナ12c、第4アンテナ12dを含み、第2無線装置10bは、アンテナ14と総称される第1アンテナ14a、第2アンテナ14b、第3アンテナ14c、第4アンテナ14dを含む。ここで、第1無線装置10aが、基地局装置に対応し、第2無線装置10bが、端末装置に対応する。
通信システム100の構成として、MIMOシステムの概略を説明する。データは、第1無線装置10aから第2無線装置10bに送信されているものとする。第1無線装置10aは、第1アンテナ12aから第4アンテナ12dのそれぞれから、複数の系列のデータをそれぞれ送信する。その結果、データレートが高速になる。第2無線装置10bは、第1アンテナ14aから第4アンテナ14dによって、複数の系列のデータを受信する。さらに、第2無線装置10bは、アダプティブアレイ信号処理によって、受信したデータを分離して、複数の系列のデータを独立に復調する。
ここで、アンテナ12の本数は「4」であり、アンテナ14の本数も「4」であるので、アンテナ12とアンテナ14の間の伝送路の組合せは「16」になる。第iアンテナ12iから第jアンテナ14jとの間の伝送路特性をhijと示す。図中において、第1アンテナ12aと第1アンテナ14aとの間の伝送路特性がh11、第1アンテナ12aから第2アンテナ14bとの間の伝送路特性がh12、第2アンテナ12bと第1アンテナ14aとの間の伝送路特性がh21、第2アンテナ12bから第2アンテナ14bとの間の伝送路特性がh22、第4アンテナ12dから第4アンテナ14dとの間の伝送路特性がh44と示されている。なお、これら以外の伝送路は、図の明瞭化のために省略する。第1無線装置10aから第2無線装置10bに、トレーニング信号が予め送信される。また、第1無線装置10aと第2無線装置10bとが逆になってもよい。
図9(a)−(c)は、通信システム100におけるパケットフォーマットを示す。図9(a)−(c)は、トレーニング信号ではなく、通常のパケット信号のフォーマットを示す。ここで、図9(a)は、系列の数が「4」である場合に対応し、図9(b)は、系列の数が「3」である場合に対応し、図9(c)は、系列の数が「2」である場合に対応する。図9(a)では、4つの系列に含まれたデータが、送信の対象とされるものとし、第1から第4の系列に対応したパケットフォーマットが上段から下段に順に示される。
第1の系列に対応したパケット信号には、プリアンブル信号として「L−STF」、「HT−LTF」等が配置される。「L−STF」、「L−LTF」、「L−SIG」、「HT−SIG」は、従来システムに対応したAGC設定用の既知信号、伝送路推定用の既知信号、制御信号、MIMOシステムに対応した制御信号にそれぞれ相当する。MIMOシステムに対応した制御信号には、例えば、系列の数に関する情報やデータ信号の宛先が含まれている。「HT−STF」、「HT−LTF」は、MIMOシステムに対応したAGC設定用の既知信号、伝送路推定用の既知信号に相当する。一方、「データ1」は、データ信号である。なお、L−LTF、HT−LTFは、AGCの設定だけでなく、タイミングの推定にも使用される。
また、第2の系列に対応したパケット信号には、プリアンブル信号として「L−STF(−50ns)」と「HT−LTF(−400ns)」等が配置される。また、第3の系列に対応したパケット信号には、プリアンブル信号として「L−STF(−100ns)」と「HT−LTF(−200ns)」等が配置される。また、第4の系列に対応したパケット信号には、プリアンブル信号として「L−STF(−150ns)」と「HT−LTF(−600ns)」等が配置される。
ここで、「−400ns」等は、CDD(Cyclic Delay Diversity)におけるタイミングシフト量を示す。CDDとは、所定の区間において、時間領域の波形をシフト量だけ後方にシフトさせ、所定の区間の最後部から押し出された波形を所定の区間の先頭部分に循環的に配置させる処理である。すなわち、「L−STF(−50ns)」には、「L−STF」に対して、−50nsの遅延量にて循環的なタイミングシフトがなされている。なお、L−STFとHT−STFは、800nsの期間の繰り返しによって構成され、その他のHT−LTF等は、3.2μsの期間の繰り返し部分と0.8μsのGI部分から構成されている。ここで「データ1」から「データ4」にもCDDがなされており、タイミングシフト量は、前段に配置されたHT−LTFでのタイミングシフト量と同一の値である。
また、第1の系列において、HT−LTFが、先頭から「HT−LTF」、「−HT−LTF」、「HT−LFT」、「−HT−LTF」の順に配置されている。ここで、これらを順に、すべての系列において「第1成分」、「第2成分」、「第3成分」、「第4成分」と呼ぶ。すべての系列の受信信号に対して、第1成分−第2成分+第3成分−第4成分の演算を行えば、受信装置において、第1の系列に対する所望信号が抽出される。また、すべての系列の受信信号に対して、第1成分+第2成分+第3成分+第4成分の演算を行えば、受信装置において、第2の系列に対する所望信号が抽出される。また、すべての系列の受信信号に対して、第1成分−第2成分−第3成分+第4成分の演算を行えば、受信装置において、第3の系列に対する所望信号が抽出される。また、すべての系列の受信信号に対して、第1成分+第2成分−第3成分−第4成分の演算を行えば、受信装置において、第4の系列に対する所望信号が抽出される。これらは、所定の成分の符号の組合せが系列間において直交関係を有していることに相当する。なお、加減処理は、ベクトル演算にて実行される。
「L−LTF」から「HT−SIG」等までの部分には、従来システムと同様に、「52」サブキャリアが使用される。なお、「52」サブキャリアのうちの「4」サブキャリアがパイロット信号に相当する。一方、「HT−LTF」等以降の部分は、「56」サブキャリアを使用する。
図9(a)において、「HT−LTF」の符号は、以下のように規定されている。第1の系列の先頭から順に、符号は「+」、「−」、「+」、「−」の順に並べられ、第2の系列の先頭から順に、符号は「+」、「+」、「+」、「+」の順に並べられ、第3の系列の先頭から順に、符号は「+」、「−」、「−」、「+」の順に並べられ、第4の系列の先頭から順に、符号は「+」、「+」、「−」、「−」の順に並べられている。しかしながら、符号は、以下のように規定されていてもよい。第1の系列の先頭から順に、符号は「+」、「−」、「+」、「+」の順に並べられ、第2の系列の先頭から順に、符号は「+」、「+」、「−」、「+」の順に並べられ、第3の系列の先頭から順に、符号は「+」、「+」、「+」、「−」の順に並べられ、第4の系列の先頭から順に、符号は「−」、「+」、「+」、「+」の順に並べられる。このような符号であっても、所定の成分の符号の組合せが系列間において直交関係を有していることに相当する。
図9(b)は、図9(a)の第1の系列から第3の系列に相当する。図9(c)は、図9(a)に示したパケットフォーマットのうちの第1系列と第2系列に類似している。ここで、図9(b)の「HT−LTF」の配置が、図9(a)の「HT−LTF」の配置と異なっている。すなわち、HT−LTFには、第1成分と第2成分だけが含まれている。第1の系列において、HT−LTFが、先頭から「HT−LTF」、「HT−LTF」の順に配置され、第2の系列において、HT−LTFが、先頭から「HT−LTF」、「−HT−LTF」の順に配置されている。すべての系列の受信信号に対して、第1成分+第2成分の演算を行えば、受信装置において、第1の系列に対する所望信号が抽出される。また、すべての系列の受信信号に対して、第1成分−第2成分の演算を行えば、受信装置において、第2の系列に対する所望信号が抽出される。これらも、前述のごとく、直交関係といえる。例えば、図9(a)−(c)に示されたパケット信号が、第1無線装置10aから、ビームフォーミングされながら送信されてもよい。
図10(a)−(d)は、通信システム100におけるトレーニング信号用のパケットフォーマットを示す。図10(a)−(d)は、図9(b)−(c)およびデータがひとつの系列に配置される場合でのパケット信号に対するトレーニング信号である。なお、以下では説明を明瞭にするために、パケットフォーマットに含まれる「L−STF」から「HT−SIG」を省略するものとする。すなわち、「HT−STF」以降の構成が示されている。図10(a)は、データ信号が配置される系列(以下、「主系列」という)の数が「3」である場合であり、図10(b)は、主系列の数が「2」場合であり、図10(c)−(d)は、主系列の数が「1」である場合である。すなわち、図10(a)では、第1の系列から第3の系列とにデータ信号が配置され、図10(b)では、第1の系列と第2の系列とにデータ信号が配置され、図10(c)−(d)では、第1の系列にデータ信号が配置される。
図10(a)の第1の系列から第3の系列のうち、HT−LTFに関する配置までは、図9(b)での配置と同一である。しかしながら、その後段において、第1の系列から第3の系列には、空白の期間が設けられる。一方、第1の系列から第3の系列での空白の期間において、第4の系列には、HT−LTFが配置される。また、第4の系列に配置されたHT−LTFに続いて、第1の系列から第3の系列には、データが配置される。なお、第4の系列において、ひとつのHT−LTFが配置される。
このような配置によって、「HT−STF」が配置された系列の数が、データ信号が配置された系列の数に等しくなるので、受信装置において「HT−STF」によって設定された増幅率に含まれる誤差が小さくなり、データ信号の受信特性の悪化を防止できる。また、第4系列に配置された「HT−LTF」は、ひとつの系列に配置されているだけなので、受信装置において第4系列に配置された「HT−LTF」が、AGCによって歪みが生じるほど増幅される状況を低減できる。そのため、伝送路推定の精度の悪化を防止できる。
図10(b)の第1の系列と第2の系列のうち、HT−LTFに関する配置までは、図9(c)での配置と同一である。しかしながら、その後段において、第1の系列と第2の系列には、空白の期間が設けられる。一方、第1の系列と第2の系列での空白の期間において、第3の系列と第4の系列には、HT−LTFが配置される。また、第3の系列と第4の系列に配置されたHT−LTFに続いて、第1の系列と第2の系列には、データが配置される。なお、第3の系列と第4の系列でのHT−LTFの配置は、図9(c)での配置と同一である。
ここで、タイミングシフト量について、「0ns」、「−400ns」、「−200ns」、「−600ns」の順に優先度が低くなるように、優先度が規定されているものとする。すなわち、「0ns」の優先度が最も高く、「−600ns」の優先度が最も低くなるように規定されている。そのため、第1の系列と第2の系列では、タイミングシフト量として、「0ns」、「−400ns」の値が使用されている。一方、第3の系列と第4の系列でもタイミングシフト量として「0ns」、「−400ns」の値が使用されている。その結果、第1の系列での「HT−LTF」、「HT−LTF」の組合せが第3の系列でも使用され、第2の系列での「HT−LTF(−400ns)」、「−HT−LTF(−400ns)」の組合せが第4の系列でも使用されるので、処理が簡易になる。
図10(c)の第1の系列のうち、HT−LTFに関する配置までは、図10(b)の第1の系列に対する配置と同等である。ここで、ふたつの「HT−LTF」が配置される。しかしながら、その後段において、第1の系列には、空白の期間が設けられる。一方、第1の系列での空白の期間において、第2の系列から第4の系列には、HT−LTFが配置される。また、第2の系列から第4の系列に配置されたHT−LTFに続いて、第1の系列には、データが配置される。ここで、第2の系列から第3の系列に配置されるHT−LTFの配置は、図9(b)での配置に類似する。
図10(d)は、図10(c)と同様に構成されるが、図10(d)における「HT−LTF」の符号の組合せが、図10(c)のものと異なる。ここで、「HT−LTF」の符号の組合せは、系列間において直交関係が成立するように規定されている。また、図10(d)では、複数の系列のそれぞれに対し、「HT−LTF」の符号の組合せが固定されるように規定されている。ここで、図10(d)では、図10(c)と同様に、第2の系列から第4の系列であっても、優先度の高い「0ns」、「−400ns」、「−200ns」が使用される。
図10(a)での第4の系列、すなわちデータが配置されていない系列(以下、「副系列」という)には、ひとつの「HT−LTF」が配置される。また、図10(b)での第3の系列および第4の系列には、ふたつの「HT−LTF」が配置される。さらに、図10(c)−(d)での第2の系列から第4の系列には、4つの「HT−LTF」が配置される。これらを比較すると、図10(c)−(d)での副系列に配置された「HT−LTF」の長さが最も長くなる。すなわち、トレーニング信号を生成すべきパケット信号での主系列の数が大きくなると、副系列の長さが短くなり、伝送効率が向上する。なお、トレーニング信号は、ビームフォーミングされずに送信されるものとする。
図11(a)−(d)は、通信システム100における別のトレーニング信号用のパケットフォーマットを示す。図11(a)−(d)は、図10(a)−(d)にそれぞれ対応する。図11(a)−(d)では、複数の系列のそれぞれにタイミングシフト量が対応づけられながら規定されている。ここで、第1の系列に対してタイミングシフト量「0ns」が規定され、第2の系列に対してタイミングシフト量「−400ns」が規定され、第3の系列に対してタイミングシフト量「−200ns」が規定され、第4の系列に対してタイミングシフト量「−600ns」が規定されている。
そのため、図11(a)では、図10(a)における第4の系列でのタイミングシフト量「0ns」の代わりに、「−600ns」が使用される。また、図11(b)では、図10(b)における第3の系列と第4の系列でのタイミングシフト量「0ns」、「−400ns」の代わりに、「−200ns」、「−600ns」が使用される。一方、図11(c)−(d)では、図10(c)−(d)における第2の系列から第4の系列でのタイミングシフト量「0ns」、「−400ns」、「−200ns」の代わりに、「−400ns」、「−200ns」、「−600ns」が使用される。
図11(d)は、図11(c)と同様に構成されるが、図11(d)における「HT−LTF」の符号の組合せが、図11(c)のものと異なる。「HT−LTF」の符号の組合せには予め優先度が設けられている。すなわち、図9(a)の第1の系列における符号の組合せの優先度が最も高く、第4の系列における符号の組合せの優先度が最も低くなるような規定がなされている。また、データ信号が配置される系列に対して、優先度の高い符号の組合せから順に符号の組合せを使用し、データ信号が配置されない系列に対しても、優先度の高い符号の組合せから順に符号の組合せを使用する。このように、符号の組合せを同じにしておけば、受信装置が+−の演算を行って各成分を取り出す場合に、データが配置されない系列の「HT−LTF」の部分に対する伝送路特性の計算と、データが配置される系列の「HT−LTF」の部分に対する伝送路特性の計算に対して、共通の回路を使用できる。
図12は、通信システム100において最終的に送信されるトレーニング信号のパケットフォーマットを示す。図12は、図10(b)と図11(b)のパケット信号を変形させた場合に相当する。図10(b)と図11(b)の第1の系列と第2の系列に配置された「HT−STF」と「HT−LTF」に、後述の直交行列による演算がなされる。その結果、「HT−STF1」から「HT−STF4」が生成される。「HT−LTF」についても同様である。さらに、第1の系列から第4の系列のそれぞれに対して、タイミングシフト量「0ns」、「−50ns」、「−100ns」、「−150ns」によるCDDが実行される。なお、2度目のCDDでのタイミングシフト量の絶対値は、HT−STFおよびHT−LTFに対して1度目になされたCDDでのタイミングシフト量の絶対値よりも小さくなるように設定される。第3の系列と第4の系列に配置された「HT−LTF」と、第1の系列の「データ1」等に対しても同様の処理が実行される。
図13は、第1無線装置10aの構成を示す。第1無線装置10aは、無線部20と総称される第1無線部20a、第2無線部20b、第4無線部20d、ベースバンド処理部22、変復調部24、IF部26、制御部30を含む。また、IF部26は、結合部90、復号部92、分離部94、符号化部96を含む。また信号として、時間領域信号200と総称される第1時間領域信号200a、第2時間領域信号200b、第4時間領域信号200d、周波数領域信号202と総称される第1周波数領域信号202a、第2周波数領域信号202b、第4周波数領域信号202dを含む。なお、第2無線装置10bは、第1無線装置10aと同様に構成される。第1無線装置10aは、複数のアンテナ12を備えながら、図示しない第2無線装置10bであって、かつ図示しない複数のアンテナ14を備えた第2無線装置10bとの間での通信を実行する。
ベースバンド処理部22は、受信動作として、複数の時間領域信号200をそれぞれ周波数領域に変換し、周波数領域の信号に対してアダプティブアレイ信号処理を実行する。ベースバンド処理部22は、アダプティブアレイ信号処理の結果を周波数領域信号202として出力する。ひとつの周波数領域信号202が、送信された複数の系列のそれぞれに相当する。また、ベースバンド処理部22は、送信動作として、変復調部24から、周波数領域の信号としての周波数領域信号202を入力し、周波数領域の信号を時間領域に変換し、複数のアンテナ12のそれぞれに対応づけながら時間領域信号200として出力する。
送信処理において使用すべきアンテナ12の数は、制御部30によって指定されるものとする。ここで、周波数領域の信号である周波数領域信号202は、図1のごとく、複数のサブキャリアの成分を含むものとする。図を明瞭にするために、周波数領域の信号は、サブキャリア番号の順番に並べられて、シリアル信号を形成しているものとする。
図14は、周波数領域の信号の構成を示す。ここで、図1に示したサブキャリア番号「−28」から「28」のひとつの組合せを「OFDMシンボル」というものとする。「i」番目のOFDMシンボルは、サブキャリア番号「1」から「28」、サブキャリア番号「−28」から「−1」の順番にサブキャリア成分を並べているものとする。また、「i」番目のOFDMシンボルの前に、「i−1」番目のOFDMシンボルが配置され、「i」番目のOFDMシンボルの後ろに、「i+1」番目のOFDMシンボルが配置されているものとする。なお、図9(a)等の「L−SIG」等の部分では、ひとつの「OFDMシンボル」に対して、サブキャリア番号「−26」から「26」の組合せが使用される。
図13に戻る。第1無線装置10aに含まれるベースバンド処理部22は、図10(a)−(d)、図11(a)−(d)のパケットフォーマットに対応したトレーニング信号を生成するために、CDDを実行する。さらに、ベースバンド処理部22は、図12のパケットフォーマットに示したパケット信号への変形を実行するために、ステアリング行列の乗算を実行する。これらの処理の詳細は、後述する。一方、第2無線装置10bに含まれるベースバンド処理部22は、トレーニング信号を受信すると、受信したトレーニング信号からH行列を導出する。
H行列は、サブキャリア単位に、複数のアンテナ12の数と、複数の図示しないアンテナ14の数から定められる要素の数を有する。例えば、図8のように、複数のアンテナ12の数は、「4」であり、複数のアンテナ14の数も「4」である場合、H行列は、ひとつのサブキャリアに対して4行4列となる。また、H行列に含まれたそれぞれの成分は、前述の伝送路特性にであり、図8のhijに相当する。ベースバンド処理部22は、第1無線装置10aに対して応答信号を送信する際に、H行列を含める。ここで、応答信号は、図9(a)−(c)のパケットフォーマットを有する。
変復調部24は、受信処理として、ベースバンド処理部22からの周波数領域信号202に対して、復調を実行する。なお、復調は、サブキャリア単位でなされる。変復調部24は、復調した信号をIF部26に出力する。また、変復調部24は、送信処理として、変調を実行する。変復調部24は、変調した信号を周波数領域信号202としてベースバンド処理部22に出力する。
IF部26は、受信処理として、結合部90において複数の変復調部24からの信号を合成し、ひとつのデータストリームを形成する。さらに、復号部92は、ひとつのデータストリームに対してデインタリーブを実行した後に、復号を実行する。IF部26は、復号したデータストリームを出力する。また、IF部26は、送信処理として、ひとつのデータストリームを入力し、符号化部96において符号化およびインタリーブを実行した後に、分離部94においてこれを分離する。さらに、IF部26は、分離したデータを複数の変復調部24に出力する。
制御部30は、第1無線装置10aのタイミング等を制御する。まず、第1無線装置10aに含まれた制御部30がトレーニング信号を生成する際の動作について説明する。制御部30は、IF部26、変復調部24、ベースバンド処理部22と協同しながら、図9(a)−(c)、図10(a)−(d)、図11(a)−(d)、図12のようなパケットフォーマットのパケット信号を生成し、生成したパケット信号を送信するための制御を実行する。ここでは、図10(b)、図11(b)に示されたパケットフォーマットを生成するための処理を中心に説明するが、それ以外のパケットフォーマットについても、同様の処理が実行される。
IF部26において、複数の系列のうちの少なくともひとつに配置すべきデータが入力される。ここでは、図10(b)、図11(b)のごとく、ふたつの系列に配置すべきデータが入力される。制御部30は、ベースバンド処理部22に対して、入力したデータが配置された系列、すなわち第1の系列と第2の系列に配置される「HT−STF」と、「HT−STF」の後段において複数の系列に配置される「HT−LTF」と、第1の系列と第2の系列に配置されるデータとから、パケット信号を生成するように指示する。なお、制御部30は、図9(a)−(c)のごとく、HT−STFの前段に、「L−STF」、「L−LTF」、「L−SIG」、「HT−SIG」が配置されるように、ベースバンド処理部22に指示を出力する。
ここで、図10(b)、図11(b)に記載のごとく、ひとつの系列に対してふたつの「HT−LTF」が配置されている場合を説明の対象にする。すなわち、「HT−LTF」の全体は、時間領域において「HT−LTF」が繰り返されることによって形成されている。また、「HT−LTF」の符号の組合せは、主系列間あるいは副系列間での直交関係が成立するように規定されている。その結果、前述のごとく、主系列内において、第1成分と第2成分とを加算すれば、第1の系列に対するHT−LTFが抽出される。また、主系列内において、第1成分から第2成分を減算すれば、第2の系列に対するHT−LTFが抽出される。
なお、ひとつの系列に配置される「HT−LTF」の数は、直交関係を成立させるために必要な数によって定められる。そのため、直交関係を成立させるべき系列の数が「2」であれば、ひとつの系列当たりの「HT−LTF」の数は「2」になる。一方、直交関係を成立させるべき系列の数が「3」あるいは「4」であれば、ひとつの系列当たりの「HT−LTF」の数は「4」になる。
制御部30は、ベースバンド処理部22に対して、HT−LTF等にCDDを実行させる。なお、CDDは、ひとつの系列に配置されたHT−LTFを基準として、他の系列に配置されたHT−LTFに、HT−LTF内での循環的なタイミングシフトを実行させることに相当する。制御部30は、タイミングシフト量に予め優先度を設けている。ここでは、前述のごとく、タイミングシフト量「0ns」の優先度を最も高く設定し、それに続いて「−400ns」、「−200ns」、「−600ns」の順に低くなっていくような優先度を設定する。
さらに、制御部30は、ベースバンド処理部22に、主系列に対して、優先度の高いタイミングシフト量から順にタイミングシフト量を使用させる。例えば、図10(b)の場合、第1の系列に対して「0ns」を使用させ、第2の系列に対して「−400ns」を使用させる。また、制御部30は、副系列に対しても、優先度の高いタイミングシフト量から順にタイミングシフト量を使用させる。例えば、図10(b)の場合、第3の系列に対して「0ns」を使用させ、第4の系列に対して「−400ns」を使用させる。以上の処理によって、図10(b)に示したパケットフォーマットのパケット信号が生成される。
一方、これとは別に、複数の系列に対してそれぞれ異なった値のタイミングシフト量が設定されていてもよい。例えば、第1の系列のタイミングシフト量として、「0ns」が設定され、第2の系列のタイミングシフト量として、「−400ns」が設定され、第3の系列のタイミングシフト量として、「−200ns」が設定され、第4の系列のタイミングシフト量として、「−600ns」が設定される。以上の処理によって、図11(b)に示したパケットフォーマットのパケット信号が生成される。
以上の処理によって、図10(a)−(d)、図11(a)−(d)のようなパケットフォーマットのパケット信号が生成された後、制御部30は、ベースバンド処理部22に、これらのようなパケット信号を変形させる。すなわち、制御部30は、図10(b)、図11(b)に示したパケットフォーマットを図12に示したパケットフォーマットに変形させる。ベースバンド処理部22は、系列の数を複数の系列の数まで拡張した後に、拡張された系列に対して、CDDを実行する。また、制御部30は、変形したパケット信号を無線部20に送信させる。
また、制御部30は、ベースバンド処理部22等から要求信号を送信させる。ここで、要求信号は、トレーニング信号に含まれてもよいし、トレーニング信号とは別のパケット信号に含まれてもよいものとする。なお、説明の簡略化のために、前述のごとく、要求信号がトレーニング信号に含まれるものとする。
次に、要求信号が含まれたトレーニング信号を受信すべき第2無線装置10bに含まれる制御部30の動作について説明する。制御部30は、ベースバンド処理部22に対して、受信したトレーニング信号をもとに、サブキャリア単位のH行列を導出させる。つまり、ベースバンド処理部22は、受信したトレーニング信号に含まれたHT−LTFと、予め記憶したHT−LTFとを使用しながら、相関等によって、H行列を導出させる。また、制御部30は、ベースバンド処理部22に対して、前述のごとく、H行列が含まれた応答信号の送信を指示する。
次に、H行列が含まれた応答信号を受信すべき第1無線装置10aに含まれる制御部30の動作について説明する。制御部30は、H行列を受けつけることによって、第1無線装置10aと第2無線装置10bとの間の伝送路特性、つまり信号強度に関する物理量を系列ごとに取得する。なお、H行列は、前述のごとく、アンテナ12の数と、アンテナ14の数から定められる要素の数を有した伝送路行列であって、かつ複数のアンテナ12のそれぞれと複数のアンテナ14のそれぞれとの間の伝送路特性を要素の値とした伝送路行列である。以下、説明を容易にするためにひとつのサブキャリアに対する処理を説明する。受信されたトレーニング信号は、受信信号ベクトルYとして示される。なお、Yは、アンテナ14の数を要素の数とする。また、送信されるトレーニング信号は、送信信号ベクトルXとして示される。なお、Xは、アンテナ12の数を要素の数とする。これらのように定義すれば、Y、X、H行列の関係は、以下のように示される。
Figure 2008109300
nは、雑音ベクトルである。H行列は、アンテナ14の数を行の数とし、アンテナ12の数を列の数とする。また、図8の場合、H行列の各要素は、以下のように示される。
Figure 2008109300
制御部30は、H行列に対して特異値分解を実行する。H行列に対する特異値分解は、以下のように示される。
Figure 2008109300
Σは、以下のように示される対角行列である。
Figure 2008109300
なお、mは、無線伝送路において設定されるチャネルの数に相当しており、アンテナ12の数とアンテナ14の数のうちの少ない方であればよい。ここでΣは、m行m列の行列によって構成されており、その要素は、特異値であり、固有モードにおける利得に相当する。また、UとVは、特異行列であり、アンテナ12の数の行m列、アンテナ14の数の行m列によってそれぞれ構成される行列である。以上の処理によって、制御部30は、複数の特異値を取得する。
制御部30は、複数の特異値のうち、前述の最小の特異値と最大の特異値とを選択する。ここで、最小の特異値は、利得の小さい固有モードに相当するので、複数の系列のそれぞれに適した通信速度のうち、低い通信速度に対応すべき特異値に相当する。また、制御部30は、最大の特異値と最小の特異値との差異を導出する。さらに、制御部30は、最小の特異値と差異とをもとに、通信速度、つまり変調方式と符号化率との組合せを決定する。例えば、制御部30は、差異をもとに符号化率を決定し、最小の特異値をもとに変調方式を決定する。符号化率と変調方式を決定するための処理は、実施例の「EVM」を「最小の特異値」に置きかえ、実施例の「相関値」を「差異」に置きかえれば、実施例での処理を使用可能である。なお、「最小の特異値」は、n番目に大きい特異値であってもよい。ここで、nは、第1無線装置10aと第2無線装置10bの両方が共通に対応している最大の系列数に相当する。例えば、第1無線装置10aが4つのアンテナ12を備えていても、第2無線装置10bがふたつのストリームまでしか対応していない場合に、第1無線装置10aと第2無線装置10bの両方が共通に対応している最大の系列数、つまり「2」番目の特異値と1番目の特異値との差異と、2番目の特異値の大きさから変調方式等が決定される。
複数の系列にまたがるように誤り訂正の符号化を実行するシステムにおいては、差異が大きいほど、誤り訂正の効果が大きくなる。そのため、制御部30は、複数の特異値のうちのいずれかが同一の値でも、差異が大きくなるほど、高速な通信速度の使用を決定する。ここで、高速な通信速度の使用とは、高い符号化率の使用に相当する。なお、通信速度の決定は、別の方法によってなされてもよい。例えば、最小の相関値と差異との組合せが取るべき値のそれぞれに対して、変調方式と符号化率との組合せとの関係を予め規定しており、制御部30は、当該関係を参照しながら、導出した最小の相関値と差異との組合せから、変調方式と符号化率との組合せを決定してもよい。
図15は、ベースバンド処理部22の構成を示す。ベースバンド処理部22は、受信用処理部50、送信用処理部52を含む。受信用処理部50は、ベースバンド処理部22における動作のうち、受信動作に対応する部分を実行する。すなわち、受信用処理部50は、時間領域信号200に対してアダプティブアレイ信号処理を実行しており、そのために時間領域信号200のウエイトベクトルの導出を実行する。また、受信用処理部50は、アレイ合成した結果を周波数領域信号202として出力する。なお、受信用処理部50は、トレーニング信号に対応した周波数領域信号202をもとに、前述のH行列を推定する。
送信用処理部52は、ベースバンド処理部22における動作のうち、送信動作に対応する部分を実行する。すなわち、受信用処理部50は、周波数領域信号202を変換することによって、時間領域信号200を生成する。また、送信用処理部52は、複数の系列を複数のアンテナ12にそれぞれ対応づける。さらに、送信用処理部52は、図9(a)−(c)、図10(a)−(d)、図11(a)−(d)に示されたようなCDDを実行し、図12に示されたようなステアリング行列の演算を実行する。なお、送信用処理部52は、最終的に時間領域信号200を出力する。また、送信用処理部52は、図9(a)−(c)に対して、ビームフォーミングを実行してもよい。
図16は、受信用処理部50の構成を示す。受信用処理部50は、FFT部74、ウエイトベクトル導出部76、合成部80と総称される第1合成部80a、第2合成部80b、第3合成部80c、第4合成部80dを含む。
FFT部74は、時間領域信号200に対してFFTを実行することによって、時間領域信号200を周波数領域の値に変換する。そのため、周波数領域の値は、図14のように構成されているものとする。すなわち、ひとつの時間領域信号200に対する周波数領域の値は、ひとつの信号線にて出力される。
ウエイトベクトル導出部76は、周波数領域の値から、サブキャリア単位にウエイトベクトルを導出する。なお、ウエイトベクトルは、複数の系列のそれぞれに対応するように導出され、ひとつの系列に対するウエイトベクトルは、アンテナ12の数に対応した要素をサブキャリア単位に有する。また、複数の系列のそれぞれに対応したウエイトベクトルの導出には、適応アルゴリズムが使用されてもよく、あるいは伝送路特性が使用されてもよいが、これらの処理には、公知の技術が使用されればよいので、ここでは、説明を省略する。なお、ウエイトベクトル導出部76は、ウエイトを導出する際に、前述のごとく、第1成分−第2成分+第3成分−第4成分や第1成分+第2成分等の演算を実行する。最終的に、前述のごとく、サブキャリア、アンテナ12、系列のそれぞれを単位にして、ウエイトが導出される。なお、ウエイトベクトル導出部76は、ウエイトベクトルを導出すると共に、前述のサブキャリア単位のH行列を導出する。
合成部80は、FFT部74にて変換された周波数領域の値と、ウエイトベクトル導出部76からのウエイトベクトルとによって、合成を実行する。例えば、ひとつの乗算対象として、ウエイトベクトル導出部76からのウエイトベクトルのうち、ひとつのサブキャリアに対応したウエイトであって、かつ第1の系列に対応したウエイトが選択される。選択されたウエイトは、アンテナ12のそれぞれに対応した値を有する。
また、別の乗算対象として、FFT部74にて変換された周波数領域の値のうち、ひとつのサブキャリアに対応した値が選択される。選択された値は、アンテナ12のそれぞれに対応した値を有する。なお、選択されたウエイトと選択された値は、同一のサブキャリアに対応する。アンテナ12のそれぞれに対応づけられながら、選択されたウエイトと選択された値が、それぞれ乗算され、乗算結果が加算されることによって、第1の系列のうちのひとつのサブキャリアに対応した値が導出される。第1合成部80aでは、以上の処理が他のサブキャリアに対しても実行され、第1の系列に対応したデータが導出される。また、第2合成部80bから第4合成部80dでは、同様の処理によって、第2の系列から第4の系列に対応したデータがそれぞれ導出される。導出された第1の系列から第4の系列は、第1周波数領域信号202aから第4周波数領域信号202dとしてそれぞれ出力される。
図17は、送信用処理部52の構成を示す。送信用処理部52は、分散部66、IFFT部68を含む。分散部66は、周波数領域信号202とアンテナ12とを対応づける。ここでは、ビームフォーミングを実行しない場合の処理、例えば、トレーニング信号を送信する際の処理を説明する。分散部66は、図9(a)−(c)、図10(a)−(d)、図11(a)−(d)のパケットフォーマットに対応したパケット信号を生成するために、CDDを実行する。CDDは、行列Cとして、以下のように実行される。
Figure 2008109300
ここで、δは、シフト量を示し、lは、サブキャリア番号を示している。さらに、行列Cと系列との乗算は、サブキャリアを単位にして実行される。すなわち、分散部66は、L−STF等内での循環的なタイミングシフトを系列単位に実行する。また、タイミングシフト量は、図9(a)−(c)、図10(a)−(d)、図11(a)−(d)のごとく設定される。
分散部66は、図10(a)−(d)、図11(a)−(d)のごとく生成されたトレーニング信号に対して、ステアリング行列をそれぞれ乗算することによって、トレーニング信号の系列の数を複数の系列の数まで増加させる。ここで、分散部66は、乗算を実行する前に、入力した信号の次数を複数の系列の数まで拡張する。図10(b)および図11(b)の場合、第1の系列と第2の系列に配置された「HT−STF」等が入力されるので、入力した信号の数は、「2」であり、ここでは、「Nin」によって代表させる。
そのため、入力したデータは、「Nin×1」のベクトルによって示される。また、複数の系列の数は、「4」であり、ここでは、「Nout」によって代表させる。分散部66は、入力したデータの次数をNinからNoutに拡張させる。すなわち、「Nin×1」のベクトルを「Nout×1」のベクトルに拡張させる。その際、Nin+1行目からNout行目までの成分に「0」を挿入する。一方、図10(b)および図11(b)の第3の系列と第4の系列に配置された「HT−LTF」に対して、Ninまでの成分が「0」であり、Nin+1行目からNout行目までの成分にHT−LTF等が挿入されている。
また、ステアリング行列Sは、次のように示される。
Figure 2008109300
ステアリング行列は、「Nout×Nout」の行列である。また、Wは、直交行列であり、「Nout×Nout」の行列である。直交行列の一例は、ウォルシュ行列である。ここで、lは、サブキャリア番号を示しており、ステアリング行列による乗算は、サブキャリアを単位にして実行される。さらに、Cは、前述のごとく、CDDを示す。ここで、CDDにおけるタイミングシフト量は、複数の系列のそれぞれに対して異なるように規定されている。すなわち、第1の系列に対して「0ns」、第2の系列に対して「−50ns」、第3の系列に対して「−100ns」、第4の系列に対して「−150ns」のようにタイミングシフト量が規定される。
以上の構成による通信システム100の動作を説明する。図18は、通信システム100における通信速度の設定手順を示すシーケンス図である。第1無線装置10aは、第2無線装置10bに対して、要求信号が含まれたトレーニング信号を送信する(S70)。第2無線装置10bは、トレーニング信号をもとに、H行列を推定する(S72)。第2無線装置10bは、第1無線装置10aに対して、H行列を応答信号に含めて送信する(S74)。第1無線装置10aは、応答信号に含まれたH行列をもとに、通信速度を決定する(S76)。第1無線装置10aは、決定した通信速度を使用しながら、第2無線装置10bにデータ信号を送信する(S78)。
以上の構成による第1無線装置10aの動作を説明する。図19は、第1無線装置10aにおける通信速度の設定手順を示すフローチャートである。変復調部24等は、要求信号を送信する(S90)。変復調部24等が応答信号を受信するまで(S92のN)、制御部30は待機する。変復調部24等が応答信号を受信すると(S92のY)、制御部30は、特異値を導出し(S94)、最小の特異値を選択しながら、特異値間の差異を導出する(S96)。制御部30は、最小の特異値と特異値間の差異とから、通信速度を決定する(S98)。IF部26と変復調部24とは、決定した通信速度を使用することによって、変復調部24等は、データ信号を送信する(S100)。
本発明のさらに別の変形例は、別の実施例と同様にMIMOシステムを対象とする。既に説明した別の実施例では、特異値をもとに通信速度を決定していたが、さらに別の実施例では、EVMをもとに通信速度を決定する。さらに別の変形例に係る通信システム100は、図2に示された通信システム100と同様のタイプであり、変形例に係る第1無線装置10aは、図4に示された第1無線装置10aと同様のタイプである。
第2無線装置10bの制御部30は、実施例と同様にEVMを計算する。なお、さらに別の変形例では、複数の系列のそれぞれに対応するように複数のEVMが導出される。第2無線装置10bは、複数のEVMを応答信号に含めながら送信する。第1無線装置10aの制御部30は、複数のEVMのうちのいずれかを選択する。別の変形例と同様に、通信速度が低くなるようなEVM、つまり最大のEVMが選択される。また、制御部30は、最小のEVMと最大のEVMとの差異を導出する。さらに、制御部30は、最大のEVMと差異とをもとに通信速度を決定する。さらに別の変形例における通信速度を決定するための処理は、別の変形例における処理と同様であるので、説明を省略する。つまり、最大のEVMが同一の値でも、差異が大きくなるほど、高速な通信速度の使用が決定される。
以上の構成による第1無線装置10aの動作を説明する。図20は、本発明の変形例にかかる通信速度の設定手順を示すフローチャートである。変復調部24等は、要求信号を送信する(S120)。変復調部24等が応答信号を受信するまで(S122のN)、制御部30は待機する。変復調部24等が応答信号を受信すると(S122のY)、制御部30は、複数のEVMを受けつける(S124)。また、制御部30は、最大のEVMを選択し、EVM間の差異を導出する(S126)。制御部30は、最大のEVMとEVM間の差異から通信速度を決定する(S128)。IF部26は、決定した符号化率を使用し、変復調部24は、決定した変調方式を使用することによって、変復調部24等は、データ信号を送信する(S130)。
本発明の実施例によれば、EVMに加えて相関値を使用しながら通信速度を決定するので、遅延特性の影響を考慮しながら通信速度を決定できる。また、EVMが同一の値でも、相関値が大きくなれば符号化率を大きくするように、遅延特性をもとに符号化率を決定するので、誤り訂正の効果を考慮しながら通信速度を決定できる。また、誤り訂正の効果が大きい場合に符号化率を大きくするので、通信速度を向上できる。また、通信速度を向上できるので、通信効率を向上できる。また、EVMから変調方式を決定し、相関値から符号化率を決定するように、両者を独立に処理するので、処理を簡易に実現できる。また、EVMの平均値に加えてEVMの分散値を使用しながら通信速度を決定するので、遅延特性の影響を考慮しながら通信速度を決定できる。また、EVMの分散値をもとに符号化率を決定するので、誤り訂正の効果を考慮しながら通信速度を決定できる。また、EVMだけの導出だけでよいので、処理を簡易に実現できる。
また、ひとつの特異値に加えて特異値間の差異を使用しながら通信速度を決定するので、遅延特性の影響を考慮しながら通信速度を決定できる。また、特異値間の差異が大きければ、誤り訂正の効果が大きくなることを利用しているので、適切な符号化率を決定できる。また、ひとつの特異値として低い通信速度に対応すべき特異値を使用するので、確実に実現可能な通信速度を選択できる。また、通信速度の決定に特異値間の差異を反映させるので、誤り訂正の効果を考慮しながら通信速度を決定できる。また、固有モード伝送が実行される場合、固有モードのために特異値は導出されるので、導出された特異値を利用でき、処理を簡易に実現できる。
また、ひとつのEVMに加えてEVM間の差異を使用しながら通信速度を決定するので、遅延特性の影響を考慮しながら通信速度を決定できる。また、EVM間の差異が大きければ、誤り訂正の効果が大きくなることを利用しているので、適切な符号化率を決定できる。また、ひとつのEVMとして低い通信速度に対応すべき特異値を使用するので、確実に実現可能な通信速度を選択できる。また、通信速度の決定にEVM間の差異を反映させるので、誤り訂正の効果を考慮しながら通信速度を決定できる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明の実施例において、複数の系列の数が「4」である場合を説明した。しかしながらこれに限らず例えば、複数の系列の数は、「4」より小さくても構わないし、「4」より大きくても構わない。これにあわせて、前者の場合、アンテナ12の数が「4」より少なくても構わないし、アンテナ12の数が「4」より大きくても構わない。これらの場合において、ひとつのグループに含まれる系列の数が「2」より大きくてもよく、あるいはグループの数が「2」より大きくてもよい。本変形例によれば、さまざまな系列の数に本発明を適用できる。
本発明の実施例において、トレーニング信号における「HT−LTF」の符号関係として、各成分が直交の関係を有している行列を示している。しかしながらこれに限らず例えば、各成分が直交の関係でなくても、加算や減算のような簡単な演算によって、各所望の成分を取り出すことができるような符号関係を有している行列であればよい。本変形によれば、トレーニング信号における「HT−LTF」の符号として、さまざまな符号関係を使用できる。
本発明の実施例において、制御部30は、要求信号が含まれたパケット信号にトレーニング信号を配置している。しかしながらこれに限らず例えば、制御部30は、トレーニング信号を配置したパケット信号を送信してから、要求信号が含まれたパケット信号を送信してもよい。本変形例によれば、第2無線装置10bでは、トレーニング信号を受信したタイミングから、応答信号を送信すべきタイミングまでの期間を長くできる。つまり、トレーニング信号が配置されたパケット信号が送信されればよい。
本発明の実施例において、通信システム100は、マルチキャリア信号を処理の対象としている。しかしながらこれに限らず例えば、通信システム100は、シングルキャリア信号を処理の対象としてもよい。本変形例によれば、さまざまな通信システムに本発明を適用できる。
本発明の実施例において、第2無線装置10bが下り回線における伝送路特性、H行列、EVMを導出し、導出したそれらの値を第1無線装置10aに通知している。しかしながらこれに限らず例えば、第1無線装置10aが上り回線におけるこれらの値、あるいはこれらの値のうちのいずれかを導出し、導出したそれらの値を下り回線での通信速度の決定に使用してもよい。本変形例によれば、要求信号と応答信号を不要にでき、通信効率を向上できる。
また、第2無線装置10bが、通信速度を決定してもよい。その場合、実施例の第1無線装置10aにおいて実行された動作が、第2無線装置10bによってなされる。具体的には、第2無線装置10bは、第1無線装置10aから要求信号を受信する。第2無線装置10bは、第1無線装置10aから受信した信号をもとに、EVM、遅延特性、特異値等を導出する。さらに、第2無線装置10bは、実施例と同様に、導出したEVM、遅延特性、特異値等をもとに、通信速度を決定する。最終的に、第2無線装置10bは、第1無線装置10aに対して、決定した通信速度を応答信号に含めて送信する。第1無線装置10aは、応答信号に含まれた通信速度に応じて、通信を実行する。本変形例によれば、応答信号に含まれる情報量を低減できる。
本発明の実施例において、第2無線装置10bは、EVMの平均値や分散値を第1無線装置10aに通知している。しかしながらこれに限らず例えば、第2無線装置10bは、サブキャリア単位のEVMを第1無線装置10aに通知し、第1無線装置10aがEVMの平均値や分散値を導出してもよい。本変形例によれば、第2無線装置10bでの処理量を低減できる。
本発明の実施例に係るマルチキャリア信号のスペクトルを示す図である。 本発明の実施例に係る通信システムの構成を示す図である。 図2の通信システムにおける通信速度の設定手順を示すシーケンス図である。 図2の第1無線装置の構成を示す図である。 図4の制御部において導出されるEVMの概要を示す図である。 図2の第1無線装置における通信速度の設定手順を示すフローチャートである。 本発明の変形例に係る通信速度の設定手順を示すフローチャートである。 本発明の別の実施例に係る通信システムの構成を示す図である。 図9(a)−(c)は、図8の通信システムにおけるパケットフォーマットを示す図である。 図10(a)−(d)は、図8の通信システムにおけるトレーニング信号用のパケットフォーマットを示す図である。 図11(a)−(d)は、図8の通信システムにおける別のトレーニング信号用のパケットフォーマットを示す図である。 図8の通信システムにおいて最終的に送信されるトレーニング信号のパケットフォーマットを示す図である。 図8の第1無線装置の構成を示す図である。 図13における周波数領域の信号の構成を示す図である。 図13のベースバンド処理部の構成を示す図である。 図15の受信用処理部の構成を示す図である。 図15の送信用処理部の構成を示す図である。 図8の通信システムにおける通信速度の設定手順を示すシーケンス図である。 図13の第1無線装置における通信速度の設定手順を示すフローチャートである。 本発明のさらに別の変形例に係る通信速度の設定手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 無線装置、 12 アンテナ、 14 アンテナ、 20 無線部、 22 ベースバンド処理部、 24 変復調部、 26 IF部、 30 制御部、 100 通信システム。

Claims (10)

  1. 通信対象の無線装置に対して、通信速度を可変に設定しながら通信を実行する通信部と、
    前記通信部と通信対象の無線装置との間の無線伝送路の遅延特性と、無線伝送路によるエラーベクトルとを取得する取得部と、
    前記取得部において取得した遅延特性とエラーベクトルとをもとに、前記通信部に設定すべき通信速度を決定する決定部と、
    を備えることを特徴とする無線装置。
  2. 前記通信部は、通信速度として、誤り訂正の符号化率と変調方式とを少なくとも設定し、
    前記決定部は、遅延特性をもとに符号化率を決定し、エラーベクトルをもとに変調方式を決定することを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  3. 通信対象の無線装置に対して、通信速度を可変に設定しながら通信を実行する通信部と、
    前記通信部と通信対象の無線装置との間の無線伝送路によるエラーベクトルを取得する取得部と、
    前記取得部において取得したエラーベクトルの平均値と、エラーベクトルのばらつきの程度とをもとに、前記通信部に設定すべき通信速度を決定する決定部と、
    を備えることを特徴とする無線装置。
  4. 前記通信部は、通信速度として、誤り訂正の符号化率と変調方式とを少なくとも設定し、
    前記決定部は、エラーベクトルのばらつきの程度をもとに符号化率を決定し、エラーベクトルの平均値をもとに変調方式を決定することを特徴とする請求項3に記載の無線装置。
  5. 通信対象の無線装置に対して、通信速度を可変に設定しながら複数の系列による通信を実行する通信部と、
    前記通信部と通信対象の無線装置との間の無線伝送路での信号強度に関する物理量を系列ごとに取得する取得部と、
    前記取得部において取得した物理量であって、かつ複数の系列と互いに対応づけられた複数の物理量のうちのいずれかと、複数の物理量間の差異とをもとに、前記通信部に設定すべき通信速度を決定する決定部と、
    を備えることを特徴とする無線装置。
  6. 前記取得部は、物理量として、エラーベクトルを取得し、
    前記決定部は、複数のエラーベクトルのうちのいずれかが同一の値でも、差異が大きくなるほど、高速な通信速度の使用を決定することを特徴とする請求項5に記載の無線装置。
  7. 前記通信部は複数の第1アンテナを備えることによって、複数の第2アンテナを備えた通信対象の無線装置との間での通信を実行し、
    前記取得部は、物理量として、前記第1アンテナの数と、前記第2アンテナの数から定められる要素の数を有した伝送路行列であって、かつ複数の第1アンテナのそれぞれと複数の第2アンテナのそれぞれとの間の伝送路特性を要素の値とした伝送路行列に対する特異値を取得し、
    前記決定部は、複数の特異値のうちのいずれかが同一の値でも、差異が大きくなるほど、高速な通信速度の使用を決定することを特徴とする請求項5に記載の無線装置。
  8. 前記決定部は、複数の物理量のうちのいずれかとして、複数の物理量のそれぞれに適した通信速度のうち、低い通信速度に対応すべき物理量を使用することを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の無線装置。
  9. 通信対象の無線装置に対して、通信速度を可変に設定しながら通信を実行するステップと、
    前記通信対象の無線装置との間の無線伝送路によるエラーベクトルを取得するステップと、
    取得したエラーベクトルの平均値と、エラーベクトルのばらつきの程度とをもとに、設定すべき通信速度を決定するステップと、
    を備えることを特徴とする通信方法。
  10. 通信対象の無線装置に対して、通信速度を可変に設定しながら複数の系列による通信を実行するステップと、
    前記通信対象の無線装置との間の無線伝送路での信号強度に関する物理量を系列ごとに取得するステップと、
    取得した物理量であって、かつ複数の系列と互いに対応づけられた複数の物理量のうちのいずれかと、複数の物理量間の差異とをもとに、設定すべき通信速度を決定するステップと、
    を備えることを特徴とする通信方法。
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