JP2008109058A - 基板処理装置および基板処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】基板の一方面の全域に対して、薬液による処理を均一に施すことができる基板処理装置および基板処理方法を提供すること。
【解決手段】ウエハWの上面10の中央部には、高温(たとえば、80℃)のAPMが供給され、下面11の中央部には、常温(たとえば、22〜23℃)のDIWが供給される。ウエハWの上面10にAPMが供給されると、ウエハWの上面10の中央部との間で熱交換が行われる。一方で、ウエハWの下面11に供給される低温のDIWは、熱交換によりウエハWの中央部に与えられた熱を受けて、ウエハWの中央部を冷却する。そして、熱を受けたDIWがウエハWの中央部から周縁部に向けて流れる。ウエハWの中央部および周縁部の温度は約40〜45℃で拮抗する。
【選択図】図1
【解決手段】ウエハWの上面10の中央部には、高温(たとえば、80℃)のAPMが供給され、下面11の中央部には、常温(たとえば、22〜23℃)のDIWが供給される。ウエハWの上面10にAPMが供給されると、ウエハWの上面10の中央部との間で熱交換が行われる。一方で、ウエハWの下面11に供給される低温のDIWは、熱交換によりウエハWの中央部に与えられた熱を受けて、ウエハWの中央部を冷却する。そして、熱を受けたDIWがウエハWの中央部から周縁部に向けて流れる。ウエハWの中央部および周縁部の温度は約40〜45℃で拮抗する。
【選択図】図1
Description
この発明は、基板に対して薬液を用いた処理を行うために適用される基板処理装置および基板処理方法に関する。処理の対象となる基板には、たとえば、半導体ウエハ、液晶表示装置用ガラス基板、プラズマディスプレイ用ガラス基板、FED(Filed Emission Display)用ガラス基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板、セラミック基板などが含まれる。
半導体装置や液晶表示装置の製造工程では、半導体ウエハや液晶表示パネル用ガラス基板などの基板の表面に薬液による処理を施すために、基板を1枚ずつ処理する枚葉式の基板処理装置が用いられることがある。
この枚葉式の基板処理装置は、基板をほぼ水平に保持しつつ、その基板を回転させるスピンチャックと、スピンチャックによって回転される基板の表面に薬液を供給するためのノズルとを備えている。スピンチャックによって基板が回転されつつ、その基板の表面の回転中心付近にノズルから薬液が供給される。基板の表面上に供給された薬液は、基板の回転力による遠心力を受けて、基板の表面上を周縁部に向けて流れる。これによって、基板の表面の全域に薬液が行き渡り、基板の表面に対する薬液処理が達成される。
特開2005−286221号公報
この枚葉式の基板処理装置は、基板をほぼ水平に保持しつつ、その基板を回転させるスピンチャックと、スピンチャックによって回転される基板の表面に薬液を供給するためのノズルとを備えている。スピンチャックによって基板が回転されつつ、その基板の表面の回転中心付近にノズルから薬液が供給される。基板の表面上に供給された薬液は、基板の回転力による遠心力を受けて、基板の表面上を周縁部に向けて流れる。これによって、基板の表面の全域に薬液が行き渡り、基板の表面に対する薬液処理が達成される。
このような枚葉式の基板処理装置において、たとえば、処理速度を向上させるために、高温に加熱された薬液が用いられる場合がある、この場合、ノズルから吐出される薬液は、基板の表面の中央部に供給された直後は高温であるが、基板の中央部から基板の周縁部に向けて流れる過程で、その液温が低下してしまう。そのため、基板上において、その中央部で薬液の温度が相対的に高くなり、周縁部で薬液の温度が相対的に低くなってしまう。その結果、基板の表面の中央部で薬液による処理が速く進み、基板の表面の周縁部で薬液による処理が相対的に遅く進むといった、基板表面における処理レートのばらつきを生じる。
そこで、この発明の目的は、基板の一方面の全域に対して、薬液による処理を均一に施すことができる基板処理装置および基板処理方法を提供することである。
請求項1記載の発明は、処理室(1)と、前記処理室に設けられ、基板(W)を保持しつつ回転させる基板保持回転手段(2)と、前記基板保持回転手段により回転される基板の一方面(10)の中央部に対して、前記処理室内の温度よりも高温の薬液を供給する薬液供給手段(3、32)と、前記基板保持回転手段により回転される基板の他方面(11)の中央部に対して、前記薬液よりも低温の液を供給する低温液供給手段(23、24、25)とを含むことを特徴とする、基板処理装置である。
なお、括弧内の数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。
この構成によれば、基板の一方面の中央部に高温の薬液が供給され、他方面の中央部に低温の液が供給される。基板の一方面に薬液が供給されると、基板の一方面の中央部との間で熱交換が行われる。一方で、基板の他方面に供給される低温の液は、熱交換により基板の中央部に与えられた熱を受けて、基板の中央部を冷却する。そして、基板の一方面上では、基板に熱を奪われた薬液が中央部から周縁部に向けて流れ、他方面では、基板から熱を受けた液が中央部から周縁部に向けて流れる。これにより、基板の中央部および周縁部の温度は、薬液の温度と液の温度の間の所定の温度(たとえば、約40〜45℃)で拮抗する。また、基板の一方面上における薬液の温度も、その全域においてその所定の温度で均一に分布する。それゆえ、基板の一方面の全域に対して薬液による処理を均一に(均一な処理レートで)施すことができる。
この構成によれば、基板の一方面の中央部に高温の薬液が供給され、他方面の中央部に低温の液が供給される。基板の一方面に薬液が供給されると、基板の一方面の中央部との間で熱交換が行われる。一方で、基板の他方面に供給される低温の液は、熱交換により基板の中央部に与えられた熱を受けて、基板の中央部を冷却する。そして、基板の一方面上では、基板に熱を奪われた薬液が中央部から周縁部に向けて流れ、他方面では、基板から熱を受けた液が中央部から周縁部に向けて流れる。これにより、基板の中央部および周縁部の温度は、薬液の温度と液の温度の間の所定の温度(たとえば、約40〜45℃)で拮抗する。また、基板の一方面上における薬液の温度も、その全域においてその所定の温度で均一に分布する。それゆえ、基板の一方面の全域に対して薬液による処理を均一に(均一な処理レートで)施すことができる。
また、請求項2のように、前記低温液供給手段により供給される前記液は、純水であってもよい。この場合、基板の他方面は純水で覆われた状態となる。これにより、基板の他方面の全域を基板の一方面に供給される薬液から適切に保護しつつ、基板の中央部を冷却することができる。
さらに、請求項3のように、前記低温液供給手段により供給される前記液は、前記薬液と同種の薬液であってもよい。この場合、基板の両面に薬液による処理を施すことができる。また、処理に用いた薬液を、回収して再利用することができる。
さらに、請求項3のように、前記低温液供給手段により供給される前記液は、前記薬液と同種の薬液であってもよい。この場合、基板の両面に薬液による処理を施すことができる。また、処理に用いた薬液を、回収して再利用することができる。
請求項4記載の発明は、処理室内で基板を回転させる基板回転工程(S2)と、この基板回転工程中に、基板の一方面に中央部に対して、前記処理室内の温度よりも高温の薬液を供給する薬液供給工程(S4)と、前記薬液供給工程と並行して、前記基板の他方面の中央部に対して、前記薬液よりも低温の液を供給する低温液供給工程(S3)とを含むことを特徴とする、基板処理方法である。
この方法によれば、請求項1に関連して述べた作用効果と同様な作用効果を達成することができる。
請求項5記載の発明は、前記低温液供給工程は、前記薬液供給工程よりも、開始タイミングが早いことを特徴とする、請求項4記載の基板処理方法である。
この構成によれば、基板の中央部を予め冷却した状態で、基板の一方面に高温の薬液が供給される。そのため、処理開始直後から、基板の中央部およびその中央部上の薬液の温度と、基板の周縁部およびその周縁部上の薬液の温度とを拮抗させることができる。
請求項5記載の発明は、前記低温液供給工程は、前記薬液供給工程よりも、開始タイミングが早いことを特徴とする、請求項4記載の基板処理方法である。
この構成によれば、基板の中央部を予め冷却した状態で、基板の一方面に高温の薬液が供給される。そのため、処理開始直後から、基板の中央部およびその中央部上の薬液の温度と、基板の周縁部およびその周縁部上の薬液の温度とを拮抗させることができる。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る基板処理装置の構成を図解的に示す断面図である。この基板処理装置は、基板の一例である半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という。)Wにおけるデバイス形成領域側の表面10に対して、SC1に代表されるAPM(アンモニア過酸化水素水)による洗浄処理(たとえば、酸化膜のエッチング処理)を施すための枚葉型の装置である。
図1は、この発明の一実施形態に係る基板処理装置の構成を図解的に示す断面図である。この基板処理装置は、基板の一例である半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という。)Wにおけるデバイス形成領域側の表面10に対して、SC1に代表されるAPM(アンモニア過酸化水素水)による洗浄処理(たとえば、酸化膜のエッチング処理)を施すための枚葉型の装置である。
処理室1内には、ウエハWをほぼ水平に保持するとともに、その中心を通るほぼ鉛直な回転軸線方向まわりにウエハWを回転させるスピンチャック2と、このスピンチャック2に保持されたウエハWの上面(表面)10にAPMを供給するためのAPMノズル3と、ウエハWの上面10にDIW(純水)を供給するためのDIWノズル4と、スピンチャックを収容するカップ5とが配置されている。
スピンチャック2は、チャック回転駆動機構21によって回転される回転軸22の上端に固定されている。この回転軸22は、中空軸となっていて、回転軸22の内部には、裏面DIW弁23を介してDIWが供給される裏面供給管24が挿通されている。裏面供給管24は、スピンチャック2に保持されたウエハWに近接する位置まで延びており、その先端には、ウエハWの下面11(裏面)の中央部に向けてDIWを供給する裏面ノズル25が形成されている。
APMノズル3およびDIWノズル4は、スピンチャック2の上方に設けられたアーム31の先端に取り付けられている。APMノズル3には、APM弁32を介して高温(たとえば80℃)のAPMが供給されるようになっている。また、DIWノズル4には、DIW弁41を介して処理室1の室温(たとえば22〜23℃)とほぼ同じ温度のDIWが供給されるようになっている。
アーム31は、スピンチャック2の側方でほぼ鉛直に延びたアーム支持軸33に支持されており、このアーム支持軸33の下端部からほぼ水平に向けて延びている。アーム支持軸33には、アーム駆動機構34が結合されており、このアーム駆動機構34の駆動力によって、アーム支持軸33を所定角度範囲内で回動させて、アーム31を所定角度範囲内で揺動させることができるようになっている。
処理カップ5は、有底円筒状に形成されている。この処理カップ5の底部には、スピンチャック2の周囲を取り囲むように、ウエハWの処理に用いられた後のAPMとDIWとの混合液を排液するための排液溝51が形成されており、さらに、この排液溝51を取り囲むように、ウエハWの処理のために用いられた後のAPMを回収するための回収溝52が形成されている。排液溝51と回収溝52とは、筒状の仕切壁53によって区画されている。また、排液溝51には、図外の排液処理設備へと導くための排液管54が接続され、回収溝52には、図外の回収処理設備へとAPMを導くための回収管55が接続されている。
処理カップ5の上方には、ウエハWからのAPMおよびDIWが外部に飛散することを防止するためのスプラッシュガード6が設けられている。このスプラッシュガード6は、スピンチャック2により回転されるウエハWの回転軸線に対してほぼ回転対称な形状を有しており、上部の内面は、ウエハWの回転軸線に向けて開いた断面く字形状の排液捕獲部61となっている。また、スプラッシュガード6の下部の内面には、下方ほどウエハWの径方向外方に拡がるように湾曲した傾斜面の形態をなした回収液捕獲部62が形成されている。回収液捕獲部62の上端付近には、処理カップ5の仕切壁53を受け入れるための仕切壁収納溝63が形成されている。
スプラッシュガード6に関連して、たとえば、ボールねじ機構などを含むガード昇降駆動機構64が設けられている。ガード昇降駆動機構64は、スプラッシュガード6を、回収液捕獲部62がスピンチャック2に保持されたウエハWの端面に対向する回収位置と、排液捕獲部61がスピンチャックに保持されたウエハWの端面に対向する排液位置との間で上下動させる。
図2は、図1に示す基板処理装置において行われる処理について説明するための工程図である。以下、図1および図2を参照して、この基板処理装置におけるウエハWの処理について説明する。
処理対象のウエハWは、図示しない搬送ロボットによって処理室1内に搬入されて、その表面10を上方に向けた状態でスピンチャック2に保持される(ステップS1)。ウエハWがスピンチャック2に保持されると、スピンチャック2によるウエハWの回転が開始される(ステップS2)。なお、スピンチャック2へのウエハWの受け渡し時には、ウエハWの搬入を阻害しないように、スプラッシュガード6は排液位置よりもさらに下方の退避位置に退避している。
処理対象のウエハWは、図示しない搬送ロボットによって処理室1内に搬入されて、その表面10を上方に向けた状態でスピンチャック2に保持される(ステップS1)。ウエハWがスピンチャック2に保持されると、スピンチャック2によるウエハWの回転が開始される(ステップS2)。なお、スピンチャック2へのウエハWの受け渡し時には、ウエハWの搬入を阻害しないように、スプラッシュガード6は排液位置よりもさらに下方の退避位置に退避している。
その後、裏面DIW弁23が開かれて、裏面ノズル25からウエハWの下面11の中央部に向けて、常温のDIWが供給される(ステップS3)。裏面ノズル25から供給されるDIWの流量は、たとえば1〜5(L/min)、好ましくは2(L/min)である。ウエハWの下面11に供給されるDIWは、ウエハWの回転による遠心力を受けて、ウエハWの下面11を伝って中央部から周縁部に向けて流れる。これにより、ウエハWの下面11の全域にDIWが行き渡り、ウエハWの下面11がDIWで覆われた状態となる。
一方、アーム31がアーム駆動機構34により回転されて、APMノズル3およびDIWノズル4が、スピンチャック2の側方の退避位置から、ウエハWの中央部の上方へと移動される。APMノズル3は、たとえば、APMノズル3から吐出されるAPMがウエハWの回転中心から径方向外方に10mmずれた上面10上に着液するような位置に配置される。
好ましくは、裏面ノズル25によるDIWの供給開始とほぼ同時、あるいはDIWの供給開始と所定時間(たとえば1〜5秒間)だけ前後して、裏面ノズル25によるDIWの供給が継続されつつ、APMノズル3からウエハWの上面10の中央部へ向けて、高温(たとえば80℃)のAPMの供給が開始される。APMノズル3から供給されるAPMの流量は、前述の裏面ノズル25から供給されるDIWとほぼ同じ流量である。ウエハWの上面10にAPMが供給されると、ウエハWの上面10の中央部との間で熱交換が行われる。そして、ウエハWの上面10に供給されたAPMは、ウエハWの上面10上を中央部から周縁部に向けて流れる。
一方で、ウエハWの下面11に供給される低温のDIWは、熱交換によりウエハWの中央部に与えられた熱を受けて、ウエハWの中央部を冷却する。そして、熱を受けたDIWは、ウエハWの中央部から周縁部に向けて下面11上を流れる。これにより、ウエハWの中央部および周縁部の温度は約40〜45℃で拮抗する。そして、ウエハWの上面10上におけるAPMの温度も、その全域において約40〜45℃で分布するようになる。
ウエハWの上面10の周縁部に達したAPM、および、ウエハWの下面11の周縁部に達したDIWは、その周縁部から排液溝51へ液下し、また、一部は、ウエハWの側方へ飛散する。ウエハWの側方へと飛散するAPMおよびDIWは、スプラッシュガード6の排液捕獲部61に捕獲された後、この排液捕獲部61を伝って、排液捕獲部61の下端縁から処理カップ5の排液溝51へ液下する。排液溝51に集められたAPMおよびDIWは、排液管54を介して排液される。
ウエハWの上面10に対するAPMによる処理が予め定める時間にわたって行われると、APM弁32が閉じられて、APMノズル3からのAPMの供給が停止される。そして、DIW弁41が開かれて、DIWノズル4からDIWが供給され、リンス処理が施される(ステップS4)。ウエハWの上面10および下面11に供給されるDIWはウエハWの回転による遠心力を受けて、上面10および下面11を伝って流れ、ウエハWの側方へと移動する。これにより、ウエハWの上面10および下面11の全域にDIWがむらなく行き渡り、ウエハWに付着したAPMを洗い流すためのリンス処理が施される(ステップS5)。ウエハWの上面10および下面11の周縁部に達したDIWは、その周縁部から排液溝51へ液下し、また、一部は、ウエハWの側方へ飛散する。ウエハWの側方へと飛散するDIWは、スプラッシュガード6の排液捕獲部61に捕獲された後、この排液捕獲部61を伝って、排液捕獲部61の下端縁から処理カップ5の排液溝51へ液下する。排液溝51に集められたDIWは、排液管54を介して排液される。
こうして、リンス処理が予め定める時間にわたって施された後は、裏面DIW弁23およびDIW弁41が閉じられて、DIWノズル4および裏面ノズル25からのDIWの供給が停止される。その後、スピンチャック2によるウエハWの回転速度が上げられて、ウエハWの上面10および下面11に付着している液滴を遠心力で振り切って乾燥させる乾燥処理が行われる(ステップS6)。
乾燥処理の終了後は、スピンチャック2によるウエハWの回転が停止される(ステップS7)。そして、アーム31がアーム駆動機構34により回転されて、APMノズル3およびDIWノズル4が、ウエハWの上方位置からスピンチャック2の側方の退避位置に退避される。また、スプラッシュガード6が排液位置から退避位置まで下降される。これにより、ウエハWに対する一連の処理が終了し、処理済みのウエハWが図示しない搬送ロボットにより搬出されていく(ステップS8)。
以上のように、この実施の形態によれば、ウエハWの上面10の中央部に高温のAPMが供給され、下面11の中央部に低温のDIWが供給される。ウエハWの上面10にAPMが供給されると、ウエハWの上面10の中央部との間で熱交換が行われる。一方で、ウエハWの下面11に供給される低温のDIWは、熱交換によりウエハWの中央部に与えられた熱を受けて、ウエハWの中央部を冷却する。そして、ウエハWの上面10上では、ウエハWに熱を奪われたAPMが中央部から周縁部に向けて流れ、下面11では、ウエハWから熱を受けたDIWが中央部から周縁部に向けて流れる。これにより、ウエハWの中央部および周縁部の温度は約40〜45℃で拮抗する。また、ウエハWの上面10上におけるAPMの温度も、その全域において約40〜45℃で分布する。それゆえ、ウエハWの上面10の全域に対してAPMによる処理を均一に施すことができる。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は、他の実施形態で実施することもできる。たとえば、図1に破線で示すように、スピンチャック2の回転軸22の内部の裏面供給管24に、裏面APM弁123を介して常温のAPMが与えられるようになっていてもよい。この場合、ウエハWの上面10の中央部には高温のAPMが供給されるとともに、ウエハWの下面11の中央部には常温のAPMが供給される。これにより、ウエハWの上面10および下面11の双方に対してAPMによる処理を施すことができる。また、この場合、スプラッシュガード6を回収位置まで上昇させておくと、APMを、回収液捕獲部62、回収溝52および回収管55を順次に介して回収することができる。そして、回収したAPMを以降の処理に再利用することができる。
また、前述の説明では、ウエハWの上面に供給するAPMの温度をたとえば80℃として説明したが、APMの温度は、ウエハWの周縁部の処理レートに応じて、たとえば40〜80℃の範囲内で適宜設定することができる。
さらに、前述の実施形態では、APMノズル3から供給されるAPMの流量と、裏面ノズル25から供給されるDIWの流量とがほぼ同量であるとして説明したが、裏面ノズル25からの供給量をAPMノズル3からの供給量よりも少なく設定することもできる。この場合、たとえば、DIWがウエハWの周縁部に届かずに、下方に液下してしまう程度の液量に設定することが望ましい。この場合、ウエハWの周縁部に低温の液が届かないから、周縁部の温度低下を防止することができ、ウエハWの上面10上のAPMの温度分布をより均一化することができる。
さらに、前述の実施形態では、APMノズル3から供給されるAPMの流量と、裏面ノズル25から供給されるDIWの流量とがほぼ同量であるとして説明したが、裏面ノズル25からの供給量をAPMノズル3からの供給量よりも少なく設定することもできる。この場合、たとえば、DIWがウエハWの周縁部に届かずに、下方に液下してしまう程度の液量に設定することが望ましい。この場合、ウエハWの周縁部に低温の液が届かないから、周縁部の温度低下を防止することができ、ウエハWの上面10上のAPMの温度分布をより均一化することができる。
また、前述の実施形態では、ウエハWの上面10の中央部に対して高温のAPMを供給し、ウエハWの下面11の中央部に対してDIWを供給する構成を取り上げたが、ウエハWの下面11の中央部に対して高温のAPMを供給し、ウエハWの上面10の中央部に対してDIWを供給する構成が採用されていてもよい。
さらにまた、前記の実施形態の洗浄処理は、APMを用いてウエハWの酸化膜を除去するためのエッチング処理を例にとって説明したが、薬液としてSC2(塩酸過酸化水素水)を用いて、ウエハWのパーティクル除去処理を行うものに適用することもできる。この場合、SC2の温度はたとえば40〜80℃の範囲であることが好ましい。
さらにまた、前記の実施形態の洗浄処理は、APMを用いてウエハWの酸化膜を除去するためのエッチング処理を例にとって説明したが、薬液としてSC2(塩酸過酸化水素水)を用いて、ウエハWのパーティクル除去処理を行うものに適用することもできる。この場合、SC2の温度はたとえば40〜80℃の範囲であることが好ましい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 処理室
2 スピンチャック(基板保持回転手段)
3 APMノズル(薬液供給手段)
10 上面(一方面)
11 下面(他方面)
23 裏面DIW弁(低温液供給手段)
24 裏面供給管(低温液供給手段)
25 裏面ノズル(低温液供給手段)
32 APM弁
W ウエハ(基板)
2 スピンチャック(基板保持回転手段)
3 APMノズル(薬液供給手段)
10 上面(一方面)
11 下面(他方面)
23 裏面DIW弁(低温液供給手段)
24 裏面供給管(低温液供給手段)
25 裏面ノズル(低温液供給手段)
32 APM弁
W ウエハ(基板)
Claims (5)
- 処理室と、
前記処理室に設けられ、基板を保持しつつ回転させる基板保持回転手段と、
前記基板保持回転手段により回転される基板の一方面の中央部に対して、前記処理室内の温度よりも高温の薬液を供給する薬液供給手段と、
前記基板保持回転手段により回転される基板の他方面の中央部に対して、前記薬液よりも低温の液を供給する低温液供給手段とを含むことを特徴とする、基板処理装置。 - 前記低温液供給手段により供給される前記液は、純水であることを特徴とする、請求項1記載の基板処理装置。
- 前記低温液供給手段により供給される前記液は、前記薬液と同種の薬液であることを特徴とする、請求項1記載の基板処理装置。
- 処理室内で基板を回転させる基板回転工程と、
この基板回転工程中に、基板の一方面に中央部に対して、前記処理室内の温度よりも高温の薬液を供給する薬液供給工程と、
前記薬液供給工程と並行して、前記基板の他方面の中央部に対して、前記薬液よりも低温の液を供給する低温液供給工程とを含むことを特徴とする、基板処理方法。 - 前記低温液供給工程は、前記薬液供給工程よりも、開始タイミングが早いことを特徴とする、請求項4記載の基板処理方法。
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