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JP2008107132A - 異物検査方法、異物検査装置 - Google Patents

異物検査方法、異物検査装置 Download PDF

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JP2008107132A JP2006288436A JP2006288436A JP2008107132A JP 2008107132 A JP2008107132 A JP 2008107132A JP 2006288436 A JP2006288436 A JP 2006288436A JP 2006288436 A JP2006288436 A JP 2006288436A JP 2008107132 A JP2008107132 A JP 2008107132A
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Tomohide Mizukoshi
智秀 水越
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Konica Minolta Inc
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Abstract

【課題】1度の異物検出により被検査体が透明でも不透明であっても、表面に存在する微小な異物を精度よく検査する異物検査装置及び異物検査方法の提供。
【解決手段】支持部材により支持され連続的に搬送されるシート状被検査体の表面の異物を、検査光の照射部と、受光部と、画像処理部とを有する異物検査装置を使用し、前記異物を検査する異物検査方法において、前記照射部より前記検査光を、前記支持部材と前記シート状被検査体との接点での法線に対して角度80°〜90°で、前記支持部材と前記シート状被検査体との接線方向に前記検査光を照射させ、前記異物に照射され散乱した前記検査光の散乱光を前記受光部で受け、前記受光部の情報を、前記画像処理部により解析することを特徴とする異物検査方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、シート状被検査体の表面に存在する異物を検出するための表面検査方法及び異物検査装置に関する。
従来、シート状材料(例えば、樹脂フィルム、紙、金属板等)を扱う各種製造業において、製品の品質向上、安定性の面から使用する材料及び材料を使用した製品に対して表面の疵、付着した異物、平面性等の製品の性能に影響を与える可能性がある欠陥に付き検査が行われている。
例えば、昨今、自動車搭載用の液晶ディスプレイ、大型液晶テレビのディスプレイ、携帯電話、ノートパソコン等の普及から液晶表示装置(LCD)、有機物質を使用した有機EL素子の需要が増えてきている。LCDは、従来のCRT表示装置に比べて、省スペース、省エネルギーであることからモニターとして広く使用されている。更にTV用としても普及が進んできている。又、有機EL素子は固体発光型の安価な大面積フルカラー表示素子や書き込み光源アレイとしての用途が普及が進んできている。
この様な液晶表示装置には、偏光板保護フィルム、光学補償フィルム、防眩性フィルム、偏光フィルムや位相差フィルムなどの種々な光学用フィルムとして樹脂フィルムが使用されている。例えば、偏光板は偏光子の両側に光学用フィルムを貼り合せた構成となっている。偏光板は、一定方向の偏波面の光だけを通し、電界による液晶の配向の変化を可視化させる重要な役割を担っている。この光学用フィルムに異物が付着した状態で使用した場合、通す光の偏光方向が一定でなくなり液晶表示装置の性能が大きく左右される危険があるため通常、十分な異物付着検査を行い欠陥がないことを確認した後に使用している。
又、有機EL素子は、基板上に形成された第1電極(陽極又は陰極)と、その上に積層された有機発光物質を含有する有機化合物層(単層部又は多層部)すなわち発光層と、この発光層上に積層された第2電極(陰極又は陽極)とを有する薄膜型の素子である。この様な有機EL素子に電圧を印加すると、有機化合物層に陰極から電子が注入され陽極から正孔が注入される。この電子と正孔が発光層において再結合し、エネルギー準位が伝導帯から価電子帯に戻る際にエネルギーを光として放出することにより発光が得られることが知られている。有機EL素子の使用にさいしては湿度の透過を防止し、寿命を延ばすために金属又は金属箔を使用した封止部材により封止された状態で使用されている。これらに使用する封止部材の表面に異物が付着した状態で使用した場合、異物が付着した部分での防湿効果が低下し、有機EL素子の寿命が短くなるため十分な異物付着検査を行い欠陥がないことを確認した後に使用している。
紙材料としては、デジタルカメラからの写真プリント用紙、各種印刷用紙等が挙げられる。通常、写真プリント用紙はプリントの高級感を得るため、紙支持体の表面に塗布により各種加工がなされている。紙支持体の表面に異物が付着した状態で表面を加工した場合、異物により表面性が安定せず製品性能として品質の悪い製品となってしまう。又、加工中に異物が付着した場合の状態で使用した場合、印刷されるものによっては欠陥製品となる危険がある。このため、使用する紙支持体、製品に対して十分な欠陥検査を行い欠陥がないことを確認した後に使用している。
この様に、使用する支持体、材料及び製品の表面に存在する異物の検査方法の検討がこれまでに各分野でされて来た。例えば、光学的反射手段として、位相供役鏡を使用し、被検査体の異物に照射した検査光を反射し再度、被検査体の異物に照射することで、異物を二回照明することとなり、そのため、異物からの光量がほぼ2倍の量となるため、サブミクロンオーダーの微細な異物等の欠陥を、高いS/N比(Signal to Noise ratio)で安定に検出する方法が知られている(特許文献1参照。)。
しかしながら、特許文献1に記載の方法は、被検査体に検査光を照射するとき、平面状態で照射するため被検査体に付着した異物からの散乱光に加え、被検査体からの散乱光も加わるため、被検査体の表面状態によっては精度が低下し、微細な異物等の欠陥を安定して検出することが出来なくなる危険がある。
検査ロールに圧着されて検査部で折り返し走行されるフィルムを、検査ロール上のフィルムに接するように投光器から走査光を投光される。検査ロール上のフィルムを通過した走査光を光電検出することで、フィルムの表面に存在する突起欠陥を確実に検出する異物検出方法が知られている(特許文献2参照。)。
しかしながら、特許文献2に記載の方法は、比較的大きな5μm以上の異物に対しては有効な方法であるが、波長に近い1μm以下の微小な異物の場合、光の回折効果で差が出難くなり、検出精度が不安定になり安定した異物検出が出来ない場合がある。
被検査物の表面に対し、被検査物表面の法線方向に対して所定の照射角度だけ傾いた方向から光を照射して照射領域を形成する照射領域を形成し、照射領域の中央よりも離れた位置に光検出手段を設けて被検査物の表面にある小さいサイズの欠陥を精度よく検出する方法が知られている(特許文献3参照。)。
しかしながら、特許文献3に記載の方法は、狭い範囲の欠陥の検出には適しているが、被検査物が大きく、且つ全面の異物の検出を行うことが困難となっている。
フィルムの1方面に第1の偏向板を、他方面側に第2の偏向板を直交ニコル状態に配置し、第1の偏向板の外側からライン状光源により光を照射し、第2の偏向板を介して通過してきた光をCCDラインセンサで受光し解析することで非常に小さな欠陥であっても、容易に検出することを可能とするフィルムの検査方法が知られている(特許文献4参照。)。しながら、特許文献4に記載の方法は、被検査体が透明若しくは半透明の場合は有効な手段であるが、被検査体が不透明の場合は表面に付着している異物を検出することが出来ない欠点を有している。
この様な状況から、1度の異物検出により被検査体が透明でも不透明であっても、表面に存在す微小な異物を精度よく検査する異物検査装置、異物検査方法の開発が望まれている。
特開平8−304296号公報 特開平8−128967号公報 特開2006−38477号公報 特開2006−47143号公報
本発明は上記状況に鑑みなされたものであり、その目的は、1度の異物検出により被検査体が透明でも不透明であっても、表面に存在する微小な異物を検査する異物検査方法及び異物検査装置を提供することである。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成された。
1.支持部材により支持され連続的に搬送されるシート状被検査体の表面の異物を、照射部と、受光部と、画像処理部とを有する異物検査装置を使用し、前記異物を検査する異物検査方法において、前記照射部は光源部と、走査部とを有し、前記光源部からの検査光を、前記走査部により、前記支持部材と前記シート状被検査体との接点での法線に対して角度80°〜90°で、前記支持部材と前記シート状被検査体との接線方向に照射し、前記異物に照射され散乱した前記検査光の散乱光を前記受光部で受光し、前記受光部の情報を、前記画像処理部により解析することを特徴とする異物検査方法。
2.前記走査部は光源部からの検査光を、支持部材とシート状被検査体との接点を基準として、該検査光の直径の1%〜30%が、該接点での法線の下方向を照射する様に、接線方向に照射し走査することを特徴とする前記1に記載の異物検査方法。
3.前記走査部は、光源部からの検査光を平行光に変換する平行光変換手段と、該検査光の照射方向の対面に、該検査光の照射角度と同じ角度で配置された光学的反射手段とを有し、該光学的反射手段は支持部材とシート状被検査体との接点を通過し、該平行光変換手段で変換された検査光を、接線方向に反射させる様に構成されていることを特徴とする前記1又は2に記載の異物検査方法。
4.前記受光部は、光導棒と光受光素子とを有し、該光導棒は支持部材とシート状被検査体との接点での法線に対して、−60°〜+60°の範囲で、該接点の上部に10mm〜250mmの位置に配設されていることを特徴とする前記1から3の何れか1項に記載の異物検査方法。
5.前記検査光がレーザ光であり、平行光変換手段により平行光に変換されていることを特徴とする前記1から4の何れか1項に記載の異物検査方法。
6.前記異物の高さが、0.02μm〜10μmであることを特徴とする前記1から5の何れか1項に記載の異物検査方法。
7.支持部材により支持され連続的に搬送されるシート状被検査体の表面の異物を検査する、検査光の照射部と、受光部と、画像処理部とを有する異物検査装置において、前記照射部は光源部と、走査部とを有し、前記光源部からの検査光を、前記走査部により、前記支持部材と前記シート状被検査体との接点での法線に対して角度80°〜90°で、前記支持部材と前記シート状被検査体との接線方向に前記検査光を照射する様に走査し、前記異物に照射され散乱した前記検査光の散乱光を前記受光部で受光し、前記受光部の情報を、前記画像処理部により解析することを特徴とする異物検査装置。
8.前記走査部で検査光を、支持部材とシート状被検査体との接点を基準として、該検査光の直径の1%〜30%が、該接点での法線の下方向を照射する様に、接線方向に照射し走査することを特徴とする前記7に記載の異物検査装置。
9.前記走査部は、光源部からの検査光を平行光に変換する平行光変換手段と、該検査光の照射方向の対面に、該検査光の照射角度と同じ角度で配置された光学的反射手段とを有し、該光学的反射手段は支持部材とシート状被検査体との接点を通過し、該平行光変換手段で変換された検査光を、接線方向に反射させる様に構成されていることを特徴とする前記7又は8に記載の異物検査装置。
10.前記受光部は、光導棒と光受光素子とを有し、該光導棒は支持部材とシート状被検査体との接点での法線に対して、−60°〜+60°の範囲で該接点の上部に10mm〜250mmの位置に配設されていることを特徴とする前記7から9の何れか1項に記載の異物検査装置。
11.前記検査光がレーザ光であることを特徴とする前記7から10の何れか1項に記載の異物検査装置。
12.前記異物の高さが、0.02μm〜10μmであることを特徴とする前記7から11の何れか1項に記載の異物検査装置。
1度の異物検出により被検査体が透明でも不透明であっても、表面に存在する微小な異物を検査する異物検査装置及び異物検査方法を提供することが出来、高品質の製品の生産、異物検査作業の効率化、精度の高い異物検査が可能となった。
本発明の実施の形態を図1〜図5を参照しながら説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
図1は異物検査装置の模式図である。尚、本図は連続的に搬送されるシート状被検査体の表面の異物を検出する異物検査装置を示している。
図中、1は異物検査装置を示す。異物検査装置1は支持部材2により支持され連続的に搬送される帯状のシート状被検査体3の上にある異物に検査光を照射する照射部101と、異物に照射された検査光の散乱光を受光する受光部102と、受光部102からの情報を処理する画像処理部103とを有している。
照射部101は、光源部101aと、走査部101bとを有している。光源部101aは光源101a1と、光源101a1からの検査光を集光するシリンダレンズ、コリメータレンズ等から構成されている光源光学系101a2を有している。走査部101bは、光源部101aからの検査光を線状に集光するポリゴンミラー101b1と、線状に集光された検査光を平行光に変換する平行光変換手段101b2と、平行光変換手段101b2により平行光に変換された検査光を反射する光学的反射手段101b3とを有している。ポリゴンミラー101b1が等速回転することで検査光が走査され、平行光変換手段101b2によりシート状被検査体3に集光される様になっている。照射部101は、シート状被検査体の幅に合わせ複数台を配設することが可能となっている。尚、本図はポリゴンミラーを使用した場合を示しているが、ポリゴンミラーを使用せず、直接レーザ光を平行光変換手段101b2に照射して、シート状の光とする方法であってもよい。
平行光変換手段101b2としてはとくに限定はなく、例えば放物面鏡(パラボラミラー)、fθレンズ等が挙げられる。本図は、fθレンズを使用した場合を示している。
光学的反射手段101b3としては、支持部材2により支持された帯状のシート状被検査体3の支持部材2と帯状のシート状被検査体3との接点での接線を通過した検査光を反射し接線上の異物に再照射出来れば特に限定はなく、例えば平面鏡、位相供役鏡等が挙げられる。本図は、平面鏡を使用した場合を示している。光学的反射手段101b3は検査光の照射方向の対面する位置に、検査光の照射角度と同じ角度で配置することが好ましい。
この様に光学的反射手段により接線を通過した検査光を反射し接線の上の異物に再照射することで、検査光の光量を2倍にすることなく2倍の散乱光量が得られ異物検出の精度が向上する。
照射部101から、支持部材2により支持され連続的に搬送される帯状のシート状被検査体3の支持部材2と、シート状被検査体3との接線方向に向けて検査光が走査しながら照射される。接線方向に向けて検査光を照射し走査することで、検査光の帯状のシート状被検査体3の搬送方向の照射領域を狭くすることが出来、シート状被検査体からの散乱光を抑えることが出来、接線の上にある異物からの散乱光のS/N比を高めることが可能となる。
帯状のシート状被検査体3の搬送速度は、異物検出精度、異物検出効率等を考慮し、1m/min〜10m/minが好ましい。検査光の走査速度は帯状のシート状被検査体3の搬送速度と、検査光の直径の大きさから適宜決めることが好ましい。
光源101aとしては半導体レーザが使用される。使用される半導体レーザとしては、波長が550〜780nmの可視領域、830nm以上の赤外領域、波長が408nm〜470nmの紫外領域のレーザが挙げられる。レーザに使用する素子としては、半導体レーザ、ガスレーザ、固体レーザ等が挙げられる。レーザ出力としては、5mW〜250mWが好ましい。
受光部102は、支持部材2により支持された帯状のシート状被検査体3の接線方向に照射された検査光により照射された接線上にある異物4からの散乱光Cと、平面鏡101b3により反射された検査光により再照射された接線上にある異物4からの散乱光C′とを受光する光導棒102aと光受光素子102bとを有している。散乱光C(C′)は光導棒102aで受光され、光受光素子102bで信号検出し、画像処理部103で画像処理されることで異物の大きさ、異物の位置が解析することが可能となっている。本図に示される光受光素子としてはしくに限定はなく、例えば光電子増倍管(PMT)、CCDカメラ、フォトダイオード(PD)等が挙げられる。本図では、光電子増倍管を使用している場合を示している。
光導棒102aは、帯状のシート状被検査体3の幅方向で、且つ、支持部材2により支持された帯状のシート状被検査体3の接線と平行に支持部材2の上方に配設されている。
尚、本図では受光部102に光導棒102aを使用した場合を示しているが、一次元型CCDカメラ(ラインセンサ)であっても勿論構わない。光導棒に使用する材質としては、アクリル樹脂、石英ガラス等が挙げられ、特に好ましい材質としてはアクリル樹脂が挙げられる。
本図に示される異物検査装置1を使用し、帯状のシート状被検査体3の上の異物を検出する方法に付き説明する。光源101aから照射された検査光Aは等速回転するポリゴンミラー101b1により線状に集光され、平行光変換手段のfθレンズ101b2により平行光Bに変換される。平行光Bは、支持部材2により支持され、連続的に搬送されるシート状被検査体3と、支持部材2との接線方向に走査しながら照射される。シート状被検査体3が搬送され表面に付着している異物4がシート状被検査体3と、支持部材2との接線に来たとき、異物4は検査光に照射され、照射された検査光である平行光Bの一部はB異物4にぶつかり散乱光Cとなる。一方、他の検査光である平行光Bは、平行光Bと対面する位置に配置(検査光の照射角度と同じ角度で配置)された光学的反射手段の平面鏡101b3により反射され、平行光B′として再度、異物4を照射し、検査光である平行光Bの一部は異物4により散乱光C′となる。
散乱光Cと散乱光C′は光導棒102aにより受光され光受光素子102bにより信号検出し、画像処理部103で画像処理されることで異物の大きさ、異物の位置が解析される。本図に示される帯状のシート状被検査体3としては、透明でも不透明であっても使用することが可能である。
本図に示される異物検査装置1を使用し、支持部材2により支持され連続的に搬送される帯状のシート状被検査体3の支持部材2と、帯状のシート状被検査体3との接線方向に向けて検査光を照射し、帯状のシート状被検査体3の上の異物を検出することで次の効果が挙げられる。
1.接線方向に検査光を照射することで、ノイズとなる散乱光を抑えることが可能となり、接線の上に存在する異物からの散乱光を効率良く分けられS/N比を高めることが可能となり微小の異物を精度良く検出することが可能となった。
2.検査光と対面する位置に光学的反射手段を配設することで、検査光の有効利用が出来、低出力のレーザでも精度よく異物を検出することが可能となった。
図2は図1の概略平面図である。
図中、Qは光導棒102aの幅を示す。幅Qは、検査範囲、受光した光の損失等を考慮し、帯状のシート状被検査体3幅に対して110%〜120%が好ましい。Rは平面鏡101b3の幅を示す。幅Rは、検査範囲の確保、検査精度、工程のレイアウト等を考慮し、帯状のシート状被検査体3の幅に対して100%〜120%が好ましい。他の符号は図1と同義である。
図3は図1のD−D′に沿った概略断面図である。
θ1は支持部材2とシート状被検査体3の接点5の上部に配設されている光導棒102aの中心と、接点5での法線Eとの角度を示す。角度θ1は、接点5での法線Eに対して、微小異物の散乱光の角度、微小異物の散乱光の受光効率等を考慮し、−60°〜+60°であることが好ましい。尚、法線Eに対して−60°とは、図面で法線Eの左側に光導棒102aが位置する場合を示し、法線Eに対して+60°とは、図面で法線Eの右側に光導棒102aが位置する場合を示す。即ち、0°とは法線E上に光導棒102aが位置する場合を示す。
光導棒102aの直径は、散乱光の受光効率、受光した散乱光の損失、外乱光の受光、検出部での検出性等を考慮し、30mm〜60mmであることが好ましい。
Sは光導棒102aの中心と接点5との距離を示し、距離Sは微小異物の散乱光の角度微小異物の散乱光の受光効率、光導棒の直径、散乱光の強度等を考慮し、10mm〜250mmであることが好ましい。
θ2は支持部材2とシート状被検査体3の接点5におけるシート状被検査体3の接線方向に照射される検査光の角度を示す。角度θ2は、接点5での法線に対して、80°〜90°に設定されている。角度が80°未満の場合は、被検査体が透明体の場合、被検査体の内部での反射及び裏面反射により、ノイズが増加、精度良く異物が検出されなくなるため好ましくない。角度が90°を超える場合は、検査光が接線方向に届かないため、接線上にある異物の検出が出来なくなるため好ましくない。
θ3は検査光と対面する位置に配置された光学的反射手段の角度を示す。角度θ3は、接線方向に照射される検査光を正確に接線上の異物に反射させるため、接点5での法線に対して、接線方向に照射される検査光の角度θ2と同じであることが必要である。
Tはfθレンズ101b2の表面と接点5との距離を示し、距離Tは検査光(レーザ光)のスポット径、焦点深度、装置の大きさ等を考慮し、10mm〜300mmであることが好ましい。
Uは平面鏡101b3の反射面と接点5との距離を示し、距離Uは反射光の集光、反射光の強度、装置の大きさ等を考慮し、50mm〜200mmであることが好ましい。他の符号は図1と同義である。
図4は図2のZで示される部分の拡大概略図である。
図中、Vは検査光の径を示す。径Vは、異物検出精度、異物の大きさ、異物に対する照射効率等を考慮し、10μm〜500μmが好ましい。
fθレンズ101c(図1を参照)により平行光Bに変換された検査光は、シート状被検査体3と支持部材2との接線方向に照射され、接点5のシート状被検査体3の上に存在する異物4を照射するが、検査光が照射する範囲は、接点5での法線Eの接点5からの下方向の距離Wと、上方の距離Xを同時に照射することが好ましい。下方向の距離Wは、被検査体が透明体の場合の内部反射に伴うノイズ、被検査体の搬送時の位置変動等を考慮し、照射する検査光の径Vの1%〜30%が好ましい。上方の距離Xは、検査光の径Vから下方向の距離Wを差し引いた距離となる。接線方向に照射するとは、距離Xと、距離Wとで示される照射範囲で接線方向に向けて照射することを言う。
異物4の高さは、偏光板保護フィルム、光学補償フィルム、防眩性フィルム、偏光フィルムや位相差フィルムなどの種々な高機能性が要求される光学用フィルムの機能性維持を考慮し、0.02μm〜10μmが好ましい。
図5は断面形状が異なる支持部材で支持されたシート状被検査体の状態を示す概略断面図である。図5(a)は断面形状が円形の支持部材で支持されたシート状被検査体の状態を示す概略断面図である。図5(b)は断面形状が三角形でシート状被検査体を支持する部分がR形状を有する支持部材で支持されたシート状被検査体の状態を示す概略断面図である。
図5(a)で示される支持部材2に付き説明する。支持部材2を回転可能とすることでシート状被検査体3を連続的に搬送しながら支持部材2とシート状被検査体3との接点5でシート状被検査体3の上にある異物を異物検査装置1(図1を参照)で検出することが可能となる。支持部材2の直径は、検査精度、シート状被検査体に対するダメージ等を考慮し、80mm〜300mmが好ましい。
θ4は支持部材2の中心とシート状被検査体3が支持部材2に接触する点と、シート状被検査体3が支持部材2から離れる点とを結んだ線に挟まれる角度(抱き角)を示す。抱き角θ4は、シート状被検査体の検査時平面性、シート状被検査体へのダメージ等を考慮し、60°〜270°が好ましい。
図5(b)で示される支持部材2′に付き説明する。支持部材2′は、断面形状が三角形でシート状被検査体を支持する部分がR形状を有する形状をしている。本図に示される支持部材2′はシート状被検査体3′を固定し、支持部材2′とシート状被検査体3′との接点5′でシート状被検査体3′の上にある異物を異物検査装置1(図1を参照)で検出する場合に適している。支持部材2′のシート状被検査体3′を支持する部分のRは、図5(a)で示される支持部材2の直径と同じである。
θ4′は支持部材2′のシート状被検査体3′を支持する部分のRの中心とシート状被検査体3′が支持部材2′に接触する点と、シート状被検査体3′が支持部材2′から離れる点とを結んだ線に挟まれる角度(抱き角)を示す。角度(抱き角)θ4′は、図5(a)で示される角度(抱き角)θ4と同じである。
尚、図5(b)で示される支持部材2′を使用する場合、シート状被検査体3′を止めた状態で検査することが好ましい。但し、支持部材2′と擦れることで疵が付いても構わない場合は搬送しながらの検査も可能である。本図に示される支持部材2′を使用し搬送しながら異物検出を行う場合、シート状被検査体3′としては、透明或いは不透明の帯状のシート状被検査体3′を使用することが可能である。又、止めて異物検出を行う場合、透明或いは不透明の枚葉のシート状被検査体3′使用することが好ましい。
本発明に係わるシート状被検査体に付き説明する。本発明に係わるシート状被検査体は特に限定はないが、使用上、微細な異物の付着で製品性能に影響を与えるシート状被検査体に対して特に有効である。例えば液晶表示装置(LCD)に使用する光学用フィルム、有機EL素子の封止に使用する封止フィルム等が挙げられる。
光学用フィルムとしては、透明で優れた物理的、機械的性質を持ち、温湿度に対する寸度変化が小さい樹脂、例えば、セルロース樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリスルホン樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、ノルボルネン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアクリレート樹脂、ポリエステル樹脂等から作製されたフィルムが挙げられる。
有機EL素子の封止に使用するフィルム状の封止部材としては、熱可塑性樹脂フィルム材料を基材とし、バリア層に金属箔を積層した多層構成となっている。基材としては、例えばエチレンテトラフルオロエチル共重合体(ETFE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、延伸ポリプロピレン(0PP)、ポリスチレン(PS)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、延伸ナイロン(ONy)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)、ポリイミド、ポリエーテルスチレン(PES)など一般の包装用フィルムに使用されている熱可塑性樹脂フィルム材料等を使用することが出来る。又、これら熱可塑性樹脂フィルムは、必要に応じて異種フィルムと共押出しで作った多層フィルム、延伸角度を変えて貼り合せて作った多層フィルム等も当然使用出来る。更に必要とする物性を得るために使用するフィルムの密度、分子量分布を組合せて作ることも当然可能である。
熱可塑性樹脂フィルムの場合は、蒸着法やコーティング法でバリア層を形成する必要がある。バリア層としては、例えば無機蒸着膜、金属箔が挙げられる。無機蒸着膜としては薄膜ハンドブックp879〜p901(日本学術振興会)、真空技術ハンドブックp502〜p509、p612、p810(日刊工業新聞社)、真空ハンドブック増訂版p132〜p134(ULVAC 日本真空技術K.K)に記載されている如き無機膜が挙げられる。例えば、In、Sn、Pb、Au、Cu、Ag、Al、Ti、Ni等の金属、MgO、SiO、SiO2、Al23、GeO、NiO、CaO、BaO、Fe23、Y23、TiO2、Cr23、Sixy(x=1、y=1.5〜2.0)、Ta23、ZrN、SiC、TiC、PSG、Si34、単結晶Si、アモルファスSi、W、等が用いられる。又、金属箔の材料としては、例えばアルミニウム、銅、ニッケルなどの金属材料や、ステンレス、アルミニウム合金などの合金材料を用いることが出来るが、加工性やコストの面でアルミニウムが好ましい。膜厚は、1〜100μm程度、好ましくは10μm〜50μm程度が望ましい。又、製造時の取り扱いを容易にするために、ポリエチレンテレフタレート、ナイロンなどのフィルムを予めラミネートしておいてもよい。可撓性封止部材に樹脂フィルムを使用する場合、液状シール剤と接触する側に熱可塑性接着性樹脂層を有することが好ましい。
更に、バリア層の上に保護層を設けてもよい。保護層の膜厚は、バリア層の耐ストレスクラッキング性、耐電気的絶縁性、シール剤層として使用する場合は接着性(接着力、段差追従性)等を考慮し、100nm〜200μmが好ましい。保護層としてはJIS K 7210規定のメルトフローレートが5〜20g/10minである熱可塑性樹脂フィルムが好ましく、更に好ましくは、6〜15g/10min以下の熱可塑性樹脂フィルムを用いることが好ましい。これは、メルトフローレートが5(g/10min)以下の樹脂を用いると、各電極の取り出し電極の段差により生じる隙間部を完全に埋めることが出来ず、20(g/10min)以上の樹脂を用いると引っ張り強さや耐ストレスクラッキング性、加工性などが低下するためである。熱可塑性樹脂フィルムは、上記数値を満たすものであれば特に限定されるものではないが、例えば機能性包装材料の新展開株式会社東レリサーチセンター記載の高分子フィルムである低密度ポリエチレン(LDPE)、HDPE、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、中密度ポリエチレン、未延伸ポリプロピレン(CPP)、OPP、ONy、PET、セロハン、ポリビニルアルコール(PVA)、延伸ビニロン(OV)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVOH)、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、塩化ビニリデン(PVDC)等の使用が可能である。これらの熱可塑性樹脂フィルムの中で特にLDPE、LLDPE及びメタロセン触媒を使用して製造したLDPE、LLDPE、又、これらフィルムとHDPEフィルムの混合使用したフィルムを使用することが好ましい。
以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1
次に示す条件でシート状被検査体としてセルロースアセテートプロピオネートフィルム(光学用フィルム)を製造した。
(使用樹脂)
セルロースアセテートプロピオネート(アセチル基の置換度が1.38、プロピオニル基の置換度が1.30、数平均分子量80000、残留硫酸含有量(硫黄元素として)が50ppm)
(ペレットの作製)
セルロースアセテートプロピオネートを120℃で1時間乾燥空気中で熱処理し、乾燥空気中で室温まで放冷した。乾燥した後、下記の組成物をヘンシェルミキサーで混合後、押出し機を用い加熱してペレットを作製し放冷した。
(組成物)
セルロースアセテートプロピオネート 90質量部
グリセリントリベンゾエート 10質量部
チヌビン928(チバスペシャルティケミカルズ(株)製、紫外線吸収剤)
2質量部
IRGANOX1010(チバスペシャルティケミカルズ(株)製、酸化防止剤)
0.2質量部
GSY−P101(堺化学(株)製、酸化防止剤) 0.2質量部
スミライザーGS(住友化学(株)製、酸化防止剤) 0.2質量部
(セルロースアセテートプロピオネートフィルムの作製)
作製したペレットを熱風乾燥器を用いて105℃で2時間乾燥させて水分を除去した。この後、リップ幅1.5mのコートハンガータイプのTダイを有する単軸押出し機(三菱重工業株式会社製:スクリュー径90mm、Tダイリップ部材質は炭化タングステン)を用い、冷却引取り部で冷却し回収部で巻き芯に巻き取り、膜厚80μm、長さ1000mのセルロースアセテートプロピオネートフィルムを作製した。尚、押出し条件としては、クリーン度クラス100の環境で、ペレットの溶融温度230℃、スクリュー回転40rpm/min、押出し量50kg/minで行った。
(表面異物検査)
準備したセルロースアセテートプロピオネートフィルムの全長を、図1に示す異物検査装置で表1に示す様に支持部材とセルロースアセテートプロピオネートフィルムとの接点におけるセルロースアセテートプロピオネートフィルムの上の異物に照射される検査光の角度θ2(図3を参照)を変えて異物検出試験No.101〜105を行い、下記に示す評価ランクに従って評価した結果を表1に示す。照射される検査光の角度は支持部材と防湿フィルムの接点での法線に対する角度を示す。
尚、異物検査条件は次の条件で行った。セルロースアセテートプロピオネートフィルムの搬送速度5m/minとし、検査光の走査速度は、10面のポリゴンミラーを回転数30000rpmで行った。支持部材は直径は260mmの図5(a)に示される支持部材を使用し、支持部材へのセルロースアセテートプロピオネートフィルムの抱き角θ4(図5を参照)を210°とした。検査光の光源は、素子としてガリウム砒素を使用し、波長408nmの半導体レーザ(直径12μm)をレーザ出力5mWとした。fθレンズの表面と接点との距離は10cmとし、平面鏡の反射面と接点との距離は10cmとした。平面鏡の高さを10mmとし、平面鏡の幅はセルロースアセテートプロピオネートフィルムの幅に対して100%とした。平面鏡の角度θ3(図3を参照)は照射される検査光の角度に合わせて配置した。検査光(レーザ光)の照射範囲は、接点での法線の接点からの下方向の距離W(図4を参照)を検査光(レーザ光)の径の10%とした。
光導棒の配設位置は、支持部材とセルロースアセテートプロピオネートフィルムの接点での法線に対して、0°(法線上に配設してあることを意味する)で、光導棒の中心と接点との距離は100mmとした。光導棒は、アクリル樹脂製で、幅はセルロースアセテートプロピオネートフィルムの幅に対して120%とした。光導棒の直径は、60mmのものを使用した。尚、検出された異物の高さに対する検証は、検出された箇所を(株)キーエンス製 デジタルマイクロスコープで測定して確認した。
(異物検査の評価ランク)
○:異物の検出が出来た
△:異物の検出が不安定
×:異物の検出が不可能
Figure 2008107132
本発明の有効性が確認された。
実施例2
(シート状被検査体の準備)
実施例1と同じ方法でセルロースアセテートプロピオネートフィルム(光学用フィルム)を製造した。
(表面異物検査)
準備したセルロースアセテートプロピオネートフィルムの全長を、図1に示す異物検査装置で表2に示す様に受光部に使用する光導棒の設置位置を変えて異物検出試験No.201〜213を行い、実施例1と同じ評価ランクに従って評価した結果を表2に示す。
尚、異物検査条件は次の条件で行った。セルロースアセテートプロピオネートフィルムの搬送速度5m/minとし、検査光の走査速度は、10面のポリゴンミラーを回転数30000rpmで行った。支持部材の直径は260mmの図5(a)に示される支持部材を使用し、支持部材へのセルロースアセテートプロピオネートフィルムの抱き角θ4(図5を参照)を210°とした。検査光の光源は、素子としてガリウム砒素を使用し、波長408nmの半導体レーザ(直径12μm)をレーザ出力5mWとした。fθレンズの表面と接点との距離は10cmとし、平面鏡の反射面と接点との距離は10cmとした。平面鏡の高さを10mmとし、平面鏡の幅はセルロースアセテートプロピオネートフィルムの幅に対して100%とした。平面鏡の角度θ3(図3を参照)は照射される検査光の角度に合わせて配置した。検査光(レーザ光)の照射範囲は、接点での法線の接点からの下方向の距離Wを検査光(レーザ光)の径の10%とした。照射される検査光の角度θ2(図3を参照)は90°とした。尚、照射される検査光の角度は支持部材とセルロースアセテートプロピオネートフィルムの接点での法線に対する角度を示す。
光導棒は、アクリル樹脂製で、幅はセルロースアセテートプロピオネートフィルムの幅に対して120%とした。光導棒の直径は、60mmのものを使用した。尚、検出された異物の高さに対する検証は、検出された箇所を(株)キーエンス製 デジタルマイクロスコープで測定して確認した。
Figure 2008107132
本発明の有効性が確認された。
実施例3
(シート状被検査体の準備)
実施例1と同じ方法でセルロースアセテートプロピオネートフィルム(光学用フィルム)を製造した。
(表面異物検査)
準備したセルロースアセテートプロピオネートフィルムの全長を、図1に示す異物検査装置で図4に示す検査光の照射範囲(接点での法線の接点から下方向の距離W)を表3に示す様に変えて異物検出試験No.301〜307を行い、実施例1と同じ評価ランクに従って評価した結果を表3に示す。尚、接点での法線の接点から下方向の距離Wは、検査光(レーザ光)の径に対する割合(%)を示す。
尚、異物検査条件は次の条件で行った。セルロースアセテートプロピオネートフィルムの搬送速度5m/minとし、検査光の走査速度は、10面のポリゴンミラーを回転数30000rpmで行った。支持部材の直径は260mmの図5(a)に示される支持部材を使用し、支持部材へのセルロースアセテートプロピオネートフィルムの抱き角θ4(図5を参照)を210°とした。検査光の光源は、素子としてガリウム砒素を使用し、波長408nmの半導体レーザ(直径12μm)をレーザ出力5mWとした。fθレンズの表面と接点との距離は10cmとし、平面鏡の反射面と接点との距離は10cmとした。平面鏡の高さを10mmとし、平面鏡の幅はセルロースアセテートプロピオネートフィルムの幅に対して100%とした。平面鏡の角度θ3(図3を参照)は照射される検査光の角度に合わせて配置した。照射される検査光の角度θ2(図3を参照)は90°とした。尚、照射される検査光の角度は支持部材とセルロースアセテートプロピオネートフィルムの接点での法線に対する角度を示す。光導棒の配設位置は、支持部材とセルロースアセテートプロピオネートフィルムの接点での法線に対して、0°(法線上に配設してあることを意味する)で、光導棒の中心と接点との距離は100mmとした。光導棒は、アクリル樹脂製で、幅はセルロースアセテートプロピオネートフィルムの幅に対して120%とした。光導棒の直径は、60mmのものを使用した。尚、検出された異物の高さに対する検証は、検出された箇所を(株)キーエンス製 デジタルマイクロスコープで測定して確認した。
Figure 2008107132
本発明の有効性が確認された。
実施例4
(シート状被検査体の準備)
厚さ12μm、幅1000mm、長さ500mのPETフィルムを基材とし、防湿層として厚さ6μmのアルミ箔を接着剤で貼着した防湿フィルムを準備した。尚、アルミ箔の接着は、クリーン度クラス100の環境で行った。
(表面異物検査)
準備した防湿フィルムの防湿層の全長を、図1に示す異物検査装置で表4に示す様に支持部材と防湿フィルムとの接点における防湿フィルムの上の異物に照射される検査光の角度θ2(図3を参照)を変えて異物検出試験No.401〜405を行い、実施例1と同じ評価ランクに従って評価した結果を表4に示す。照射される検査光の角度は支持部材と防湿フィルムの接点での法線に対する角度を示す。
尚、異物検査条件は次の条件で行った。防湿フィルムの搬送速度5m/minとし、検査光の走査速度は、10面のポリゴンミラーを回転数30000rpmで行った。支持部材の直径は260mmの図5(a)に示される支持部材を使用し、支持部材への防湿フィルムの抱き角θ4(図5を参照)を210°とした。検査光の光源は、素子としてガリウム砒素を使用し、波長405nmの半導体レーザ(直径12μm)をレーザ出力5mWとした。fθレンズの表面と接点との距離は10cmとし、平面鏡の反射面と接点との距離は10cmとした。平面鏡の高さを10mmとし、平面鏡の幅は防湿フィルムの幅に対して100%とした。平面鏡の角度θ3(図3を参照)は照射される検査光の角度に合わせて配置した。検査光(レーザ光)の照射範囲は、接点での法線の接点からの下方向の距離Wを検査光(レーザ光)の径の1%とした。
光導棒の配設位置は、支持部材と防湿フィルムの接点での法線に対して、0°(法線上に配設してあることを意味する)で、光導棒の中心と接点との距離は80mmとした。光導棒は、アクリル樹脂製で、幅は防湿フィルムの幅に対して120%とした。光導棒の直径は、60mmのものを使用した。尚、検出された異物の高さに対する検証は、検出された箇所を(株)キーエンス製 デジタルマイクロスコープで測定して確認した。
Figure 2008107132
本発明の有効性が確認された。
実施例5
(シート状被検査体の準備)
実施例4と同じ方法で同じ帯状の防湿フィルムを製造した。
(表面異物検査)
準備した防湿フィルムの防湿層の全長を、図1に示す異物検査装置で表5に示す様に受光部に使用する光導棒の設置位置を変えて異物検出試験No.501〜513を行い、実施例1と同じ評価ランクに従って評価した結果を表5に示す。
尚、異物検査条件は次の条件で行った。防湿フィルムの搬送速度5m/minとし、検査光の走査速度は、10面のポリゴンミラーを回転数30000rpmで行った。支持部材の直径は260mmの図5(a)に示される支持部材を使用し、支持部材への防湿フィルムの抱き角θ4(図5を参照)を210°とした。検査光の光源は、素子としてガリウム砒素を使用し、波長405nmの半導体レーザ(直径12μm)をレーザ出力5mWとした。fθレンズの表面と接点との距離は10cmとし、平面鏡の反射面と接点との距離は10cmとした。平面鏡の高さを10mmとし、平面鏡の幅は防湿フィルムの幅に対して100%とした。平面鏡の角度θ3(図3を参照)は照射される検査光の角度に合わせて配置した。検査光(レーザ光)の照射範囲は、接点での法線の接点からの下方向の距離Wを検査光(レーザ光)の径の2%とした。照射される検査光の角度θ2(図3を参照)は90°とした。尚、照射される検査光の角度は支持部材と防湿フィルムの接点での法線に対する角度を示す。光導棒は、アクリル樹脂製で、幅は防湿フィルムの幅に対して120%とした。光導棒の直径は、60mmのものを使用した。尚、検出された異物の高さに対する検証は、検出された箇所を(株)キーエンス製 デジタルマイクロスコープで測定して確認した。
Figure 2008107132
本発明の有効性が確認された。
異物検査装置の模式図である。 図1の概略平面図である。 図1のD−D′に沿った概略断面図である。 図2のZで示される部分の拡大概略図である。 断面形状が異なる支持部材で支持されたシート状被検査体の状態を示す概略断面図である。
符号の説明
1 異物検査装置
101 照射部
101a 光源
101b ポリゴンミラー
101c fθレンズ
101d 平面鏡
102 受光部
102a 光導棒
102b 光電子倍増管
103 画像処理部
2、2′ 支持部材
3、3′ シート状被検査体
4 異物
5 接点
θ1、θ2、θ3 角度
θ4、θ4′ 角度(抱き角)
S、T、U、W、X 距離
V 径

Claims (12)

  1. 支持部材により支持され連続的に搬送されるシート状被検査体の表面の異物を、照射部と、受光部と、画像処理部とを有する異物検査装置を使用し、前記異物を検査する異物検査方法において、
    前記照射部は光源部と、走査部とを有し、
    前記光源部からの検査光を、前記走査部により、前記支持部材と前記シート状被検査体との接点での法線に対して角度80°〜90°で、前記支持部材と前記シート状被検査体との接線方向に照射し、
    前記異物に照射され散乱した前記検査光の散乱光を前記受光部で受光し、
    前記受光部の情報を、前記画像処理部により解析することを特徴とする異物検査方法。
  2. 前記走査部は光源部からの検査光を、支持部材とシート状被検査体との接点を基準として、該検査光の直径の1%〜30%が、該接点での法線の下方向を照射する様に、接線方向に照射し走査することを特徴とする請求項1に記載の異物検査方法。
  3. 前記走査部は、光源部からの検査光を平行光に変換する平行光変換手段と、該検査光の照射方向の対面に、該検査光の照射角度と同じ角度で配置された光学的反射手段とを有し、該光学的反射手段は支持部材とシート状被検査体との接点を通過し、該平行光変換手段で変換された検査光を、接線方向に反射させる様に構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の異物検査方法。
  4. 前記受光部は、光導棒と光受光素子とを有し、該光導棒は支持部材とシート状被検査体との接点での法線に対して、−60°〜+60°の範囲で、該接点の上部に10mm〜250mmの位置に配設されていることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の異物検査方法。
  5. 前記検査光がレーザ光であり、平行光変換手段により平行光に変換されていることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の異物検査方法。
  6. 前記異物の高さが、0.02μm〜10μmであることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の異物検査方法。
  7. 支持部材により支持され連続的に搬送されるシート状被検査体の表面の異物を検査する、検査光の照射部と、受光部と、画像処理部とを有する異物検査装置において、
    前記照射部は光源部と、走査部とを有し、
    前記光源部からの検査光を、前記走査部により、前記支持部材と前記シート状被検査体との接点での法線に対して角度80°〜90°で、前記支持部材と前記シート状被検査体との接線方向に前記検査光を照射する様に走査し、
    前記異物に照射され散乱した前記検査光の散乱光を前記受光部で受光し、
    前記受光部の情報を、前記画像処理部により解析することを特徴とする異物検査装置。
  8. 前記走査部で検査光を、支持部材とシート状被検査体との接点を基準として、該検査光の直径の1%〜30%が、該接点での法線の下方向を照射する様に、接線方向に照射し走査することを特徴とする請求項7に記載の異物検査装置。
  9. 前記走査部は、光源部からの検査光を平行光に変換する平行光変換手段と、該検査光の照射方向の対面に、該検査光の照射角度と同じ角度で配置された光学的反射手段とを有し、
    該光学的反射手段は支持部材とシート状被検査体との接点を通過し、該平行光変換手段で変換された検査光を、接線方向に反射させる様に構成されていることを特徴とする請求項7又は8に記載の異物検査装置。
  10. 前記受光部は、光導棒と光受光素子とを有し、該光導棒は支持部材とシート状被検査体との接点での法線に対して、−60°〜+60°の範囲で該接点の上部に10mm〜250mmの位置に配設されていることを特徴とする請求項7から9の何れか1項に記載の異物検査装置。
  11. 前記検査光がレーザ光であることを特徴とする請求項7から10の何れか1項に記載の異物検査装置。
  12. 前記異物の高さが、0.02μm〜10μmであることを特徴とする請求項7から11の何れか1項に記載の異物検査装置。
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