JP2008102231A - 表示媒体用粒子およびそれを用いた情報表示用パネル - Google Patents
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Abstract
【課題】2種類の表示媒体をそれぞれ構成する2種類の表示媒体用粒子の電荷保持率を好適範囲内に設定することにより、これら表示媒体用粒子によって構成した表示媒体を用いたときに表示品質に優れた情報表示用パネルが得られる表示媒体用粒子を提供する。
【解決手段】2枚の基板1,2間の空間に光学的反射率および帯電特性が異なる少なくとも2種類の表示媒体を封入し、表示媒体に電界を付与することによって、表示媒体を移動させて画像等の情報を表示する情報表示用パネルに用いる表示媒体を構成する表示媒体用粒子は、表示媒体用粒子1の25℃300時間電荷保持率R251および表示媒体用粒子2の25℃300時間電荷保持率R252の一方が90%以上、かつ、他方が90%未満の範囲とすることにより、これら2種類の表示媒体用粒子によってそれぞれ構成した2種類の表示媒体を用いた、表示品質に優れた情報表示用パネルを提供する。
【選択図】図1
【解決手段】2枚の基板1,2間の空間に光学的反射率および帯電特性が異なる少なくとも2種類の表示媒体を封入し、表示媒体に電界を付与することによって、表示媒体を移動させて画像等の情報を表示する情報表示用パネルに用いる表示媒体を構成する表示媒体用粒子は、表示媒体用粒子1の25℃300時間電荷保持率R251および表示媒体用粒子2の25℃300時間電荷保持率R252の一方が90%以上、かつ、他方が90%未満の範囲とすることにより、これら2種類の表示媒体用粒子によってそれぞれ構成した2種類の表示媒体を用いた、表示品質に優れた情報表示用パネルを提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は、少なくとも一方が透明な2枚の基板間の空間に少なくとも2種類の表示媒体を封入し、表示媒体に電界を付与することによって、表示媒体を移動させて画像等の情報を表示する情報表示用パネルに用いる表示媒体を構成する表示媒体用粒子、および、それを用いた情報表示用パネルに関するものである。
従来、液晶表示装置(LCD)に代わる情報表示装置として、電気泳動方式、エレクトロクロミック方式、サーマル方式、2色粒子回転方式等の技術を用いた情報表示装置が提案されている。
これら従来技術は、LCDと比較すると、通常の印刷物に近い広い視野角が得られる、消費電力が小さい、メモリ機能を有している等のメリットがあることから、次世代の安価な情報表示装置に使用可能な技術として考えられており、携帯端末用情報表示、電子ペーパー等への展開が期待されている。特に、最近では、分散粒子と着色溶液とから成る分散液をマイクロカプセル化し、これを対向する基板間に配置して成る電気泳動方式が提案され、期待が寄せられている。
しかしながら、電気泳動方式では、液中を粒子が泳動するために液の粘性抵抗により応答速度が遅くなるという問題がある。さらに、低比重の溶液中に酸化チタン等の高比重の粒子を分散させているため沈降しやすくなっており、分散状態の安定性維持が難しく、情報表示の繰り返し安定性に欠けるという問題を抱えている。また、マイクロカプセル化にしても、セルサイズをマイクロカプセルレベルにして、見かけ上、上述した欠点が現れにくくしているだけであって、本質的な問題は何ら解決されていない。
一方、溶液中での挙動を利用する電気泳動方式に対し、溶液を使わず、導電性粒子と電荷輸送層とを基板の一部に組み入れる方式も提案され始めている(例えば、非特許文献1参照)。しかし、この方式は、電荷輸送層、さらには電荷発生層を配置するために構造が複雑化するとともに、導電性粒子に電荷を一定に注入することは難しいため、安定性に欠けるという問題もある。
上述した種々の問題を解決するための一方法として、少なくとも一方が透明な2枚の基板間の空間に表示媒体を封入し、表示媒体に電界を付与することによって、表示媒体を移動させて画像等の情報を表示する情報表示用パネルが知られている。
趙 国来、外3名、"新しいトナーディスプレイデバイス(I)"、1999年7月21日、日本画像学会年次大会(通算83回)"Japan Hardcopy’99"、p.249-252
上記のような電界により表示媒体を移動させて画像等の情報を表示するタイプの情報表示用パネルにおいて表示媒体を構成する表示媒体用粒子の候補となる粒子としては、電子写真用トナーがある。しかし、電子写真用トナーにより構成した表示媒体を用いて上記タイプの情報表示用パネルを作製した場合、所望の電荷保持特性が得られないため、表示品質が悪くなってしまう。
本発明は、情報表示用パネルに用いる光学的反射率および帯電特性が異なる少なくとも2種類の表示媒体において、それぞれの表示媒体を少なくとも1種類以上の粒子で構成し、それぞれの表示媒体が含む表示媒体用粒子の電荷保持率を好適範囲内に設定することにより、これら表示媒体用粒子によって構成した表示媒体を用いたときに表示品質に優れた情報表示用パネルが得られる表示媒体用粒子を提供することを第1の目的とする。
本発明は、上記表示媒体用粒子によって構成した少なくとも2種類の表示媒体を用いた、表示品質に優れた情報表示用パネルを提供することを第2の目的とする。
本発明は、上記表示媒体用粒子によって構成した少なくとも2種類の表示媒体を用いた、表示品質に優れた情報表示用パネルを提供することを第2の目的とする。
上記第1の目的を達成するため、本発明の表示媒体用粒子は、少なくとも一方が透明な2枚の基板間の空間に少なくとも1種類以上の粒子からなり光学的反射率および帯電特性が異なる少なくとも2種類の表示媒体を封入し、表示媒体に電界を付与することによって、表示媒体を移動させて画像等の情報を表示する情報表示用パネルに用いる表示媒体を構成する表示媒体用粒子であって、一方の表示媒体を構成する表示媒体用粒子1の25℃300時間電荷保持率R251およびもう一方の表示媒体を構成する表示媒体用粒子2の25℃300時間電荷保持率R252が、次式
R251≧90(%)、かつ、R252<90(%)
または
R251<90(%)、かつ、R252≧90(%)
の範囲であることを特徴とする。
R251≧90(%)、かつ、R252<90(%)
または
R251<90(%)、かつ、R252≧90(%)
の範囲であることを特徴とする。
本発明の表示媒体用粒子の好適例としては、表示媒体用粒子1の50℃300時間電荷保持率R501および表示媒体用粒子2の50℃300時間電荷保持率R502が、次式
R501≧85(%)、かつ、R502<85(%)
または
R501<85(%)、かつ、R502≧85(%)
の範囲であること、がある。
R501≧85(%)、かつ、R502<85(%)
または
R501<85(%)、かつ、R502≧85(%)
の範囲であること、がある。
上記第2の目的を達成するため、本発明の情報表示用パネルは、少なくとも一方が透明な対向する2枚の基板間の空間に、請求項1または2に記載の表示媒体用粒子により構成される表示媒体を封入し、基板内に発生させた電界により表示媒体を移動させて画像等の情報を表示するようにしたことを特徴とする。
上記本発明の表示媒体用粒子によれば、少なくとも一方が透明な2枚の基板間の空間に少なくとも1種類以上の粒子からなり光学的反射率および帯電特性が異なる少なくとも2種類の表示媒体を封入し、表示媒体に電界を付与することによって、表示媒体を移動させて画像等の情報を表示する情報表示用パネルに用いる表示媒体を構成する表示媒体用粒子である、一方の表示媒体を構成する表示媒体用粒子1の25℃300時間電荷保持率R251およびもう一方の表示媒体を構成する表示媒体用粒子2の25℃300時間電荷保持率R252が、次式
R251≧90(%)、かつ、R252<90(%)
または
R251<90(%)、かつ、R252≧90(%)
の範囲であるものを用いるので、これら2種類の表示媒体用粒子は、後に説明する実施例で立証されているように、2種類の表示媒体用粒子によってそれぞれ構成した少なくとも2種類の表示媒体を用いたときに表示品質に優れた情報表示用パネルが得られる表示媒体用粒子となる。
R251≧90(%)、かつ、R252<90(%)
または
R251<90(%)、かつ、R252≧90(%)
の範囲であるものを用いるので、これら2種類の表示媒体用粒子は、後に説明する実施例で立証されているように、2種類の表示媒体用粒子によってそれぞれ構成した少なくとも2種類の表示媒体を用いたときに表示品質に優れた情報表示用パネルが得られる表示媒体用粒子となる。
上記本発明の情報表示用パネルによれば、少なくとも一方が透明な対向する2枚の基板間の空間に、請求項1または2に記載の表示媒体用粒子により構成される表示媒体を封入し、基板内に発生させた電界により表示媒体を移動させて画像等の情報を表示するように構成されているので、この情報表示用パネルは、後に説明する実施例で立証されているように、表示品質に優れた情報表示用パネルとなる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づき詳細に説明する。
まず、本発明の表示媒体用粒子より成る表示媒体を用いる本発明の情報表示用パネルの構成について説明する。本発明の情報表示用パネルでは、対向する2枚の基板間に封入した少なくとも2種類の表示媒体に電界が付与される。付与された電界方向に沿って、帯電した表示媒体が電界による力やクーロン力などによって引き寄せられ、少なくとも2種類の表示媒体が電界方向の変化によって移動することにより、画像等の情報表示がなされる。従って、表示媒体が、均一に移動し、かつ、繰り返し表示情報を書き換える時あるいは表示情報を継続して表示する時の安定性を維持できるように、情報表示用パネルを設計する必要がある。ここで、表示媒体を構成する粒子にかかる力は、粒子同士のクーロン力により引き付けあう力の他に、電極や基板との電気鏡像力、分子間力、液架橋力、重力などが考えられる。
本発明の対象となる情報表示装置に搭載する情報表示用パネルの例を、図1(a),(b)〜図3(a),(b)、図4(a)〜(d)に基づき説明する。
図1(a),(b)に示す例では、少なくとも1種以上の粒子から構成される光学的反射率および帯電特性の異なる少なくとも2種以上の表示媒体3(ここでは表示媒体用白色粒子3Waの粒子群からなる白色表示媒体3Wと表示媒体用黒色粒子3Baの粒子群からなる黒色表示媒体3Bを示す)を、隔壁4で形成された各セルにおいて、基板1に設けた電極5(個別電極)と基板2に設けた電極6(個別電極)との間に電圧を印加することにより発生する電界に応じて、基板1、2と垂直に移動させる。そして、図1(a)に示すように白色表示媒体3Wを観察者に視認させて白色の表示を行うか、あるいは、図1(b)に示すように黒色表示媒体3Bを観察者に視認させて黒色の表示を行っている。なお、図1(a)、(b)において、手前にある隔壁は省略している。電極は、基板の外側に設けても、基板の内側に設けても、基板内部に埋め込むように設けてもよい。
図2(a)、(b)に示す例では、少なくとも1種以上の粒子から構成される光学的反射率および帯電特性の異なる少なくとも2種以上の表示媒体3(ここでは表示媒体用白色粒子3Waの粒子群からなる白色表示媒体3Wと表示媒体用黒色粒子3Baの粒子群からなる黒色表示媒体3Bを示す)を、隔壁4で形成された各セルにおいて、基板1に設けた電極5(ライン電極)と基板2に設けた電極6(ライン電極)との間に電圧を印加することにより発生する電界に応じて、基板1、2と垂直に移動させる。そして、図2(a)に示すように白色表示媒体3Wを観察者に視認させて白色の表示を行うか、あるいは、図2(b)に示すように黒色表示媒体3Bを観察者に視認させて黒色の表示を行っている。なお、図2(a)、(b)において、手前にある隔壁は省略している。電極は、基板の外側に設けても、基板の内側に設けても、基板内部に埋め込むように設けてもよい。
図3(a)、(b)に示す例では、3個のセルで単位画素を構成するカラー表示の例を示している。図3(a)、(b)に示す例では、表示媒体としてはセル21−1〜21−3の全てに白色表示媒体3Wと黒色表示媒体3Bとを充填し、第1のセル21−1の観察者側に赤色カラーフィルター22Rを設け、第2のセル21−2の観察者側に緑色カラーフィルター22Gを設け、第3のセル21−3の観察者側に青色カラーフィルター22Bを設け、第1のセル21−1、第2のセル21−2および第3のセル21−3の3個のセルで単位画素を構成している。観察者に対しカラーフィルターを介した三原色の構成でカラー表示を行う。図3(a)では白色表示を行い、図3(b)では黒色表示を行っている。なお、図3(a)、(b)において、手前にある隔壁は省略している。電極は、基板の外側に設けても、基板の内側に設けても、基板内部に埋め込むように設けてもよい。
図4(a)〜(d)に示す例では、まず、図4(a)、(c)に示すように、少なくとも1種以上の粒子から構成される光学的反射率および帯電特性の異なる少なくとも2種以上の表示媒体3(ここでは表示媒体用白色粒子3Waの粒子群からなる白色表示媒体3Wと表示媒体用黒色粒子3Baの粒子群からなる黒色表示媒体3Bを示す)を、隔壁4で形成された各セルにおいて、基板1の外側に設けた外部電界形成手段11と基板2の外側に設けた外部電界形成手段12との間に電圧を印加することにより発生する電界に応じて、基板1、2と垂直に移動させる。そして、図4(b)に示すように白色表示媒体3Wを観察者に視認させて白色の表示を行うか、あるいは、図4(d)に示すように黒色表示媒体3Bを観察者に視認させて黒色の表示を行っている。なお、図4(a)〜(d)において、手前にある隔壁は省略している。また、基板1の内側には導電部材13を設けるとともに、基板2の内側には導電部材14を設けている。
以下、本発明の特徴となる表示媒体用粒子を詳細に説明する。本発明の表示媒体用粒子は、図1(a),(b)〜図3(a),(b)、図4(a)〜(d)の情報表示用パネルに適用することができ、上記情報表示用パネルの少なくとも一方が透明な2枚の基板間の空間に表示媒体を構成して封入されるものである。この表示媒体としては、本発明では表示媒体用粒子1で構成される表示媒体および表示媒体用粒子2で構成される表示媒体の2種類を用いるが、これら表示媒体用粒子1および表示媒体用粒子2としては、表示媒体用粒子1の25℃300時間電荷保持率R251および表示媒体用粒子2の25℃300時間電荷保持率R252が、次式
R251≧90(%)、かつ、R252<90(%)
または
R251<90(%)、かつ、R252≧90(%)
の範囲であるものを用いる。
R251≧90(%)、かつ、R252<90(%)
または
R251<90(%)、かつ、R252≧90(%)
の範囲であるものを用いる。
上記表示媒体用粒子1および表示媒体用粒子2として、表示媒体用粒子1の25℃300時間電荷保持率R251および表示媒体用粒子2の25℃300時間電荷保持率R252が上記範囲のものを用いた場合、上記表示媒体用粒子1および表示媒体用粒子2がさらに、表示媒体用粒子1の50℃300時間電荷保持率R501および表示媒体用粒子2の50℃300時間電荷保持率R502が、次式
R501≧85(%)、かつ、R502<85(%)
または
R501<85(%)、かつ、R502≧85(%)
の範囲であるものを用いるのが、より好ましい。
R501≧85(%)、かつ、R502<85(%)
または
R501<85(%)、かつ、R502≧85(%)
の範囲であるものを用いるのが、より好ましい。
上記電荷保持率は、以下のようにして定義した。すなわち、粒子の初期表面電位(T℃における表面温度)をPTlとし、T℃において300時間静置後の粒子が有する帯電量をPTfとしたとき、T℃においての電荷保持率RT を、
RT (%)=PTf/PTl×100
と定義した。
RT (%)=PTf/PTl×100
と定義した。
上記電荷保持率は、以下の方法により所望の電荷保持率とすることができる。
(1)三次元網目架橋構造を導入することにより、高い電荷保持率が達成される。
(2)高いガラス転移温度(Tg)を有する樹脂および無機顔料を充填することにより、高い電荷保持率が達成される。
(3)荷電制御剤(CCA)量を低減することにより、高い電荷保持率が達成される。
(4)0.5〜1.5%の吸水率を持つモノマー成分を共重合することにより、電荷減衰性を付与することができる。
(5)アクリル構造を有する樹脂成分を配合することにより、電荷減衰性を付与することができる。
なお、表示媒体用粒子の電荷保持率の測定は、例えば、スコロトロン帯電器で(表面電位+1kV;正帯電粒子の場合)または(表面電位−1kV;負帯電粒子の場合)に帯電させてから接地して、25℃または50℃で静置し、表面電位計で電位変化を300時間連続測定することにより行う。
(1)三次元網目架橋構造を導入することにより、高い電荷保持率が達成される。
(2)高いガラス転移温度(Tg)を有する樹脂および無機顔料を充填することにより、高い電荷保持率が達成される。
(3)荷電制御剤(CCA)量を低減することにより、高い電荷保持率が達成される。
(4)0.5〜1.5%の吸水率を持つモノマー成分を共重合することにより、電荷減衰性を付与することができる。
(5)アクリル構造を有する樹脂成分を配合することにより、電荷減衰性を付与することができる。
なお、表示媒体用粒子の電荷保持率の測定は、例えば、スコロトロン帯電器で(表面電位+1kV;正帯電粒子の場合)または(表面電位−1kV;負帯電粒子の場合)に帯電させてから接地して、25℃または50℃で静置し、表面電位計で電位変化を300時間連続測定することにより行う。
上記25℃300時間電荷保持率の条件を満たした本発明の表示媒体用粒子1および表示媒体用粒子2によって構成した表示媒体をそれぞれ2種類の表示媒体として用いた本発明の情報表示用パネルは、後に説明する実施例で立証されているように、表示品質に優れた情報表示用パネルとなる。
また、上記25℃300時間電荷保持率の条件および上記50℃300時間電荷保持率の条件を同時に満たした本発明の表示媒体用粒子1および表示媒体用粒子2によって構成した表示媒体をそれぞれ2種類の表示媒体として用いた本発明の情報表示用パネルは、後に説明する実施例で立証されているように、表示品質および耐熱性に優れた情報表示用パネルとなる。
また、上記25℃300時間電荷保持率の条件および上記50℃300時間電荷保持率の条件を同時に満たした本発明の表示媒体用粒子1および表示媒体用粒子2によって構成した表示媒体をそれぞれ2種類の表示媒体として用いた本発明の情報表示用パネルは、後に説明する実施例で立証されているように、表示品質および耐熱性に優れた情報表示用パネルとなる。
以下、本発明の情報表示用パネルを構成する各部材について説明する。
基板については、少なくとも一方の基板はパネル外側から表示媒体の色が確認できる透明な基板であり、可視光の透過率が高くかつ耐熱性の良い材料が好適である。もう一方の基板となる背面基板は透明でも不透明でもかまわない。基板材料を例示すると、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエーテルサルフォン、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリイミド、アクリルなどのポリマーシートや、金属シートのように可とう性のあるもの、および、ガラス、石英などの可とう性のない無機シートが挙げられる。基板の厚みは、2〜5000μmが好ましく、さらに5〜2000μmが好適であり、薄すぎると、強度、基板間の間隔均一性を保ちにくくなり、5000μmより厚いと、薄型情報表示用パネルとする場合に不都合がある。
必要に応じて基板に設ける電極の電極形成材料としては、アルミニウム、銀、ニッケル、銅、金等の金属類や酸化インジウム錫(ITO)、酸化インジウム、導電性酸化錫、アンチモン錫酸化物(ATO)導電性酸化亜鉛等の導電金属酸化物類、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェンなどの導電性高分子類が例示され、適宜選択して用いられる。電極の形成方法としては、上記例示の材料をスパッタリング法、真空蒸着法、CVD(化学蒸着)法、塗布法等で薄膜状にパターニング形成する方法や、導電剤を溶媒や合成樹脂バインダーに混合して塗布してパターニング形成する方法が用いられる。視認側(表示面側)基板に設ける電極は透明である必要があるが、背面側基板に設ける電極は透明である必要がない。いずれの場合もパターン形成可能である導電性である上記材料を好適に用いることができる。なお、電極厚みは、導電性が確保でき光透過性に支障がなければ良く、3〜1000nm、好ましくは5〜400nmが好適である。背面側基板に設ける電極の材質や厚みなどは上述した表示面側基板に設ける電極と同様であるが、透明である必要はない。なお、この場合の外部電圧入力は、直流あるいは交流を重畳しても良い。
必要に応じて基板に設ける隔壁については、その形状は表示にかかわる表示媒体の種類や、配置する電極の形状、配置により適宜最適設定され、一概には限定されないが、隔壁の幅は2〜100μm、好ましくは3〜50μmに、隔壁の高さは10〜100μm、好ましくは10〜50μmに調整される。
また、隔壁を形成するにあたり、対向する両基板1、2の各々にリブを形成した後に接合する両リブ法、片側の基板上にのみリブを形成する片リブ法が考えられる。この発明では、いずれの方法も好適に用いられる。
これらのリブからなる隔壁により形成されるセルは、図5に示すごとく、基板平面方向からみて四角状、三角状、ライン状、円形状、六角状が例示され、配置としては格子状やハニカム状や網目状が例示される。表示面側から見える隔壁断面部分に相当する部分(セルの枠部の面積)はできるだけ小さくした方が良く、表示の鮮明さが増す。
ここで、隔壁の形成方法を例示すると、金型転写法、スクリーン印刷法、サンドブラスト法、フォトリソ法、アディティブ法が挙げられる。いずれの方法もこの発明の情報表示装置に搭載する情報表示用パネルに好適に用いることができるが、これらのうち、レジストフィルムを用いるフォトリソ法や金型転写法が好適に用いられる。
また、隔壁を形成するにあたり、対向する両基板1、2の各々にリブを形成した後に接合する両リブ法、片側の基板上にのみリブを形成する片リブ法が考えられる。この発明では、いずれの方法も好適に用いられる。
これらのリブからなる隔壁により形成されるセルは、図5に示すごとく、基板平面方向からみて四角状、三角状、ライン状、円形状、六角状が例示され、配置としては格子状やハニカム状や網目状が例示される。表示面側から見える隔壁断面部分に相当する部分(セルの枠部の面積)はできるだけ小さくした方が良く、表示の鮮明さが増す。
ここで、隔壁の形成方法を例示すると、金型転写法、スクリーン印刷法、サンドブラスト法、フォトリソ法、アディティブ法が挙げられる。いずれの方法もこの発明の情報表示装置に搭載する情報表示用パネルに好適に用いることができるが、これらのうち、レジストフィルムを用いるフォトリソ法や金型転写法が好適に用いられる。
次に、本発明の情報表示用パネルにおいて表示媒体を構成する表示媒体用粒子(以下、粒子ともいう)について説明する。表示媒体用粒子は、そのまま該表示媒体用粒子だけで構成して表示媒体としたり、その他の粒子と合わせて構成して表示媒体としたりして用いられる。
粒子には、その主成分となる樹脂に、必要に応じて、荷電制御剤、着色剤、無機添加剤等を含ますことができる。以下に、樹脂、荷電制御剤、着色剤、その他添加剤を例示する。
粒子には、その主成分となる樹脂に、必要に応じて、荷電制御剤、着色剤、無機添加剤等を含ますことができる。以下に、樹脂、荷電制御剤、着色剤、その他添加剤を例示する。
樹脂の例としては、ウレタン樹脂、ウレア樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、アクリルウレタン樹脂、アクリルウレタンシリコーン樹脂、アクリルウレタンフッ素樹脂、アクリルフッ素樹脂、シリコーン樹脂、アクリルシリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ポリスチレン樹脂、スチレンアクリル樹脂、ポリオレフィン樹脂、ブチラール樹脂、塩化ビニリデン樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、フッ素樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスルフォン樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリアミド樹脂等が挙げられ、2種以上混合することもできる。特に、基板との付着力を制御する観点から、アクリルウレタン樹脂、アクリルシリコーン樹脂、アクリルフッ素樹脂、アクリルウレタンシリコーン樹脂、アクリルウレタンフッ素樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂が好適である。
荷電制御剤としては、特に制限はないが、負荷電制御剤としては例えば、サリチル酸金属錯体、含金属アゾ染料、含金属(金属イオンや金属原子を含む)の油溶性染料、4級アンモニウム塩系化合物、カリックスアレン化合物、含ホウ素化合物(ベンジル酸ホウ素錯体)、ニトロイミダゾール誘導体等が挙げられる。正荷電制御剤としては例えば、ニグロシン染料、トリフェニルメタン系化合物、4級アンモニウム塩系化合物、ポリアミン樹脂、イミダゾール誘導体等が挙げられる。その他、超微粒子シリカ、超微粒子酸化チタン、超微粒子アルミナ等の金属酸化物、ピリジン等の含窒素環状化合物及びその誘導体や塩、各種有機顔料、フッ素、塩素、窒素等を含んだ樹脂等も荷電制御剤として用いることもできる。
着色剤としては、以下に例示するような、有機または無機の各種、各色の顔料、染料が使用可能である。
黒色着色剤としては、カーボンブラック、酸化銅、二酸化マンガン、アニリンブラック、活性炭等がある。
青色着色剤としては、C.I.ピグメントブルー15:3、C.I.ピグメントブルー15、紺青、コバルトブルー、アルカリブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、フタロシアニンブルー、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー部分塩素化物、ファーストスカイブルー、インダンスレンブルーBC等がある。
赤色着色剤としては、ベンガラ、カドミウムレッド、鉛丹、硫化水銀、カドミウム、パーマネントレッド4R、リソールレッド、ピラゾロンレッド、ウォッチングレッド、カルシウム塩、レーキレッドD、ブリリアントカーミン6B、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、アリザリンレーキ、ブリリアントカーミン3B、C.I.ピグメントレッド2等がある。
青色着色剤としては、C.I.ピグメントブルー15:3、C.I.ピグメントブルー15、紺青、コバルトブルー、アルカリブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、フタロシアニンブルー、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー部分塩素化物、ファーストスカイブルー、インダンスレンブルーBC等がある。
赤色着色剤としては、ベンガラ、カドミウムレッド、鉛丹、硫化水銀、カドミウム、パーマネントレッド4R、リソールレッド、ピラゾロンレッド、ウォッチングレッド、カルシウム塩、レーキレッドD、ブリリアントカーミン6B、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、アリザリンレーキ、ブリリアントカーミン3B、C.I.ピグメントレッド2等がある。
黄色着色剤としては、黄鉛、亜鉛黄、カドミウムイエロー、黄色酸化鉄、ミネラルファーストイエロー、ニッケルチタンイエロー、ネーブルイエロー、ナフトールイエローS、ハンザイエローG、ハンザイエロー10G、ベンジジンイエローG、ベンジジンイエローGR、キノリンイエローレーキ、パーマネントイエローNCG、タートラジンレーキ、C.I.ピグメントイエロー12等がある。
緑色着色剤としては、クロムグリーン、酸化クロム、ピグメントグリーンB、C.I.ピグメントグリーン7、マラカイトグリーンレーキ、ファイナルイエローグリーンG等がある。
橙色着色剤としては、赤色黄鉛、モリブデンオレンジ、パーマネントオレンジGTR、ピラゾロンオレンジ、バルカンオレンジ、インダンスレンブリリアントオレンジRK、ベンジジンオレンジG、インダンスレンブリリアントオレンジGK、C.I.ピグメントオレンジ31等がある。
紫色着色剤としては、マンガン紫、ファーストバイオレットB、メチルバイオレットレーキ等がある。
白色着色剤としては、亜鉛華、酸化チタン、アンチモン白、硫化亜鉛等がある。
緑色着色剤としては、クロムグリーン、酸化クロム、ピグメントグリーンB、C.I.ピグメントグリーン7、マラカイトグリーンレーキ、ファイナルイエローグリーンG等がある。
橙色着色剤としては、赤色黄鉛、モリブデンオレンジ、パーマネントオレンジGTR、ピラゾロンオレンジ、バルカンオレンジ、インダンスレンブリリアントオレンジRK、ベンジジンオレンジG、インダンスレンブリリアントオレンジGK、C.I.ピグメントオレンジ31等がある。
紫色着色剤としては、マンガン紫、ファーストバイオレットB、メチルバイオレットレーキ等がある。
白色着色剤としては、亜鉛華、酸化チタン、アンチモン白、硫化亜鉛等がある。
体質顔料としては、バライト粉、炭酸バリウム、クレー、シリカ、ホワイトカーボン、タルク、アルミナホワイト等がある。また、塩基性、酸性、分散、直接染料等の各種染料として、ニグロシン、メチレンブルー、ローズベンガル、キノリンイエロー、ウルトラマリンブルー等がある。
無機系添加剤の例としては、酸化チタン、亜鉛華、硫化亜鉛、酸化アンチモン、炭酸カルシウム、鉛白、タルク、シリカ、ケイ酸カルシウム、アルミナホワイト、カドミウムイエロー、カドミウムレッド、カドミウムオレンジ、チタンイエロー、紺青、群青、コバルトブルー、コバルトグリーン、コバルトバイオレット、酸化鉄、カーボンブラック、マンガンフェライトブラック、コバルトフェライトブラック、銅粉、アルミニウム粉などが挙げられる。
これらの顔料および無機系添加剤は、単独であるいは複数組み合わせて用いることができる。このうち特に黒色顔料としてカーボンブラックが、白色顔料として酸化チタンが好ましい。上記着色剤を配合して所望の色の表示用有色粒子を作製できる。
これらの顔料および無機系添加剤は、単独であるいは複数組み合わせて用いることができる。このうち特に黒色顔料としてカーボンブラックが、白色顔料として酸化チタンが好ましい。上記着色剤を配合して所望の色の表示用有色粒子を作製できる。
また、本発明の表示媒体用粒子(以下、粒子ともいう)は平均粒子径d(0.5)が、1〜50μmの範囲であり、均一で揃っていることが好ましい。平均粒子径d(0.5)がこの範囲より大きいと表示上の鮮明さに欠け、この範囲より小さいと粒子同士の凝集力が大きくなりすぎるために表示媒体としての移動に支障をきたすようになる。
さらに本発明では、各粒子の粒子径分布に関して、下記式に示される粒子径分布Spanを5未満、好ましくは3未満とする。
Span=(d(0.9)−d(0.1))/d(0.5)
(但し、d(0.5)は粒子の50%がこれより大きく、50%がこれより小さいという粒子径をμmで表した数値、d(0.1)はこれ以下の粒子の比率が10%である粒子径をμmで表した数値、d(0.9)はこれ以下の粒子が90%である粒子径をμmで表した数値である。)
Spanを5以下の範囲に納めることにより、各粒子のサイズが揃い、均一な表示媒体としての移動が可能となる。
Span=(d(0.9)−d(0.1))/d(0.5)
(但し、d(0.5)は粒子の50%がこれより大きく、50%がこれより小さいという粒子径をμmで表した数値、d(0.1)はこれ以下の粒子の比率が10%である粒子径をμmで表した数値、d(0.9)はこれ以下の粒子が90%である粒子径をμmで表した数値である。)
Spanを5以下の範囲に納めることにより、各粒子のサイズが揃い、均一な表示媒体としての移動が可能となる。
さらにまた、各粒子の相関について、使用した粒子の内、最大径を有する粒子のd(0.5)に対する最小径を有する粒子のd(0.5)の比を50以下、好ましくは10以下とすることが肝要である。たとえ粒子径分布Spanを小さくしたとしても、互いに帯電特性の異なる粒子が互いに反対方向に動くので、互いの粒子サイズが近く、互いの粒子が当量ずつ反対方向に容易に移動できるようにするのが好適であり、それがこの範囲となる。
なお、上記の粒子径分布および粒子径は、レーザー回折/散乱法などから求めることができる。測定対象となる粒子にレーザー光を照射すると空間的に回折/散乱光の光強度分布パターンが生じ、この光強度パターンは粒子径と対応関係があることから、粒子径および粒子径分布が測定できる。
ここで、本発明における粒子径および粒子径分布は、体積基準分布から得られたものである。具体的には、Mastersizer2000(Malvern Instruments Ltd.)測定機を用いて、窒素気流中に粒子を投入し、付属の解析ソフト(Mie理論を用いた体積基準分布を基本としたソフト)にて、粒子径および粒子径分布の測定を行なうことができる。
ここで、本発明における粒子径および粒子径分布は、体積基準分布から得られたものである。具体的には、Mastersizer2000(Malvern Instruments Ltd.)測定機を用いて、窒素気流中に粒子を投入し、付属の解析ソフト(Mie理論を用いた体積基準分布を基本としたソフト)にて、粒子径および粒子径分布の測定を行なうことができる。
さらに、表示媒体用粒子で構成する表示媒体を気中空間で駆動させる情報表示用パネルに適用する場合には、基板間の表示媒体を取り巻く空隙部分の気体の管理が重要であり、表示安定性向上に寄与する。具体的には、空隙部分の気体の湿度について、25℃における相対湿度を60%RH以下、好ましくは50%RH以下とすることが重要である。
この空隙部分とは、図1(a),(b)〜図3(a),(b)、図4(a)〜(d)において、対向する基板1、基板2に挟まれる部分から、電極5、6(電極を基板の内側に設けた場合)、表示媒体3の占有部分、隔壁4の占有部分(隔壁を設けた場合)、情報表示用パネルのシール部分を除いた、いわゆる表示媒体が接する気体部分を指すものとする。
空隙部分の気体は、先に述べた湿度領域であれば、その種類は問わないが、乾燥空気、乾燥窒素、乾燥アルゴン、乾燥ヘリウム、乾燥二酸化炭素、乾燥メタンなどが好適である。この気体は、その湿度が保持されるように情報表示用パネルに封入することが必要であり、例えば、表示媒体の充填、情報表示用パネルの組み立てなどを所定湿度環境下にて行い、さらに、外からの湿度侵入を防ぐシール材、シール方法を施すことが肝要である。
この空隙部分とは、図1(a),(b)〜図3(a),(b)、図4(a)〜(d)において、対向する基板1、基板2に挟まれる部分から、電極5、6(電極を基板の内側に設けた場合)、表示媒体3の占有部分、隔壁4の占有部分(隔壁を設けた場合)、情報表示用パネルのシール部分を除いた、いわゆる表示媒体が接する気体部分を指すものとする。
空隙部分の気体は、先に述べた湿度領域であれば、その種類は問わないが、乾燥空気、乾燥窒素、乾燥アルゴン、乾燥ヘリウム、乾燥二酸化炭素、乾燥メタンなどが好適である。この気体は、その湿度が保持されるように情報表示用パネルに封入することが必要であり、例えば、表示媒体の充填、情報表示用パネルの組み立てなどを所定湿度環境下にて行い、さらに、外からの湿度侵入を防ぐシール材、シール方法を施すことが肝要である。
本発明の対象となる情報表示用パネルにおける基板と基板との間隔は、表示媒体が移動できて、コントラストを維持できればよいが、通常10〜500μm、好ましくは10〜200μmに調整される。
対向する基板間の気中空間における表示媒体の体積占有率は5〜70%が好ましく、さらに好ましくは5〜60%である。70%を超える場合には表示媒体の移動に支障をきたし、5%未満の場合にはコントラストが不明確となり易い。
対向する基板間の気中空間における表示媒体の体積占有率は5〜70%が好ましく、さらに好ましくは5〜60%である。70%を超える場合には表示媒体の移動に支障をきたし、5%未満の場合にはコントラストが不明確となり易い。
以下、本発明の実施例および比較例を示して、本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は下記実施例に限定されるものではない。なお、実施例および比較例の情報表示用パネルは、下記の方法にて作製した粒子で構成した表示媒体をパネル基板間の空間に湿度50%RH以下の乾燥空気と共に封止したものを、下記の基準に従い、評価した。
[粒子1の作製]
正帯電表示用粒子(正帯電粒子)として、メチルメタクリレートモノマー(関東化学試薬)50重量部、及び、1分子中に重合反応基を複数持つ多官能性モノマーとしてエチレングリコールジメタクリレート(和光純薬試薬)50重量部に、正帯電の荷電制御剤としてポリスチレン−アクリル樹脂コポリマー(アクリベースFCA−201−PS:藤倉化成製)3重量部をサンドミルにより分散させ、これと、着色剤として予め2重量倍量のメタクリル樹脂(デルペット560F:旭化成製)に分散させてマスターバッチ化したカーボンブラック(MA100:三菱化学製)5重量部とを、界面活性剤としてポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム(ラテムルE−118B:花王製)を0.5重量%添加した40℃の精製水に懸濁させ、平均油滴径約80μmの懸濁液を得た。この懸濁液にアシル系過酸化物であるラウリルパーオキサイド(パーロイルL:日本油脂製/10時間半減期温度61.6℃)を予め水分散させた分散液を該過酸化物が2重量部となるように添加した後、平均油滴径が約10μmになるように再び懸濁加熱重合させ、濾過、乾燥させた後、分級機(MDS−2:日本ニューマチック工業)を用いて粒子径が0.5〜50μmの範囲で平均粒子径R0=9.7μmの粒子1を得た。
正帯電表示用粒子(正帯電粒子)として、メチルメタクリレートモノマー(関東化学試薬)50重量部、及び、1分子中に重合反応基を複数持つ多官能性モノマーとしてエチレングリコールジメタクリレート(和光純薬試薬)50重量部に、正帯電の荷電制御剤としてポリスチレン−アクリル樹脂コポリマー(アクリベースFCA−201−PS:藤倉化成製)3重量部をサンドミルにより分散させ、これと、着色剤として予め2重量倍量のメタクリル樹脂(デルペット560F:旭化成製)に分散させてマスターバッチ化したカーボンブラック(MA100:三菱化学製)5重量部とを、界面活性剤としてポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム(ラテムルE−118B:花王製)を0.5重量%添加した40℃の精製水に懸濁させ、平均油滴径約80μmの懸濁液を得た。この懸濁液にアシル系過酸化物であるラウリルパーオキサイド(パーロイルL:日本油脂製/10時間半減期温度61.6℃)を予め水分散させた分散液を該過酸化物が2重量部となるように添加した後、平均油滴径が約10μmになるように再び懸濁加熱重合させ、濾過、乾燥させた後、分級機(MDS−2:日本ニューマチック工業)を用いて粒子径が0.5〜50μmの範囲で平均粒子径R0=9.7μmの粒子1を得た。
[粒子2の作製]
メチルメタクリレートモノマー(関東化学試薬)を65重量部に変更し、エチレングリコールジメタクリレート(和光純薬試薬)を35重量部に変更したこと以外は、上記粒子1と同様にして、平均粒子径R0=9.2μmの粒子2を得た。
メチルメタクリレートモノマー(関東化学試薬)を65重量部に変更し、エチレングリコールジメタクリレート(和光純薬試薬)を35重量部に変更したこと以外は、上記粒子1と同様にして、平均粒子径R0=9.2μmの粒子2を得た。
[粒子3の作製]
メチルメタクリレートモノマー(関東化学試薬)を70重量部に変更し、エチレングリコールジメタクリレート(和光純薬試薬)を30重量部に変更したこと以外は、上記粒子1と同様にして、平均粒子径R0=9.7μmの粒子3を得た。
メチルメタクリレートモノマー(関東化学試薬)を70重量部に変更し、エチレングリコールジメタクリレート(和光純薬試薬)を30重量部に変更したこと以外は、上記粒子1と同様にして、平均粒子径R0=9.7μmの粒子3を得た。
[粒子4の作製]
メチルメタクリレートモノマー(関東化学試薬)を85重量部に変更し、エチレングリコールジメタクリレート(和光純薬試薬)を15重量部に変更したこと以外は、上記粒子1と同様にして、平均粒子径R0=9.8μmの粒子4を得た。
メチルメタクリレートモノマー(関東化学試薬)を85重量部に変更し、エチレングリコールジメタクリレート(和光純薬試薬)を15重量部に変更したこと以外は、上記粒子1と同様にして、平均粒子径R0=9.8μmの粒子4を得た。
[粒子5の作製]
メチルメタクリレートモノマー(関東化学試薬)を95重量部に変更し、エチレングリコールジメタクリレート(和光純薬試薬)を5重量部に変更したこと以外は、上記粒子1と同様にして、平均粒子径R0=9.5μmの粒子5を得た。
メチルメタクリレートモノマー(関東化学試薬)を95重量部に変更し、エチレングリコールジメタクリレート(和光純薬試薬)を5重量部に変更したこと以外は、上記粒子1と同様にして、平均粒子径R0=9.5μmの粒子5を得た。
[粒子6の作製]
メチルメタクリレートモノマー(関東化学試薬)50重量部をスチレン(関東化学試薬)95重量部に変更し、エチレングリコールジメタクリレート(和光純薬試薬)50重量部をジビニルベンゼン(和光純薬試薬)5重量部に変更したこと以外は、上記粒子1と同様にして、平均粒子径R0=9.1μmの粒子6を得た。
メチルメタクリレートモノマー(関東化学試薬)50重量部をスチレン(関東化学試薬)95重量部に変更し、エチレングリコールジメタクリレート(和光純薬試薬)50重量部をジビニルベンゼン(和光純薬試薬)5重量部に変更したこと以外は、上記粒子1と同様にして、平均粒子径R0=9.1μmの粒子6を得た。
[粒子7の作製]
メチルメタクリレートモノマー(関東化学試薬)50重量部をスチレン(関東化学試薬)50重量部に変更し、エチレングリコールジメタクリレート(和光純薬試薬)50重量部をジビニルベンゼン(和光純薬試薬)50重量部に変更したこと以外は、上記粒子1と同様にして、平均粒子径R0=9.0μmの粒子7を得た。
メチルメタクリレートモノマー(関東化学試薬)50重量部をスチレン(関東化学試薬)50重量部に変更し、エチレングリコールジメタクリレート(和光純薬試薬)50重量部をジビニルベンゼン(和光純薬試薬)50重量部に変更したこと以外は、上記粒子1と同様にして、平均粒子径R0=9.0μmの粒子7を得た。
[粒子8の作製]
負帯電表示用粒子(負帯電粒子)として、シクロオレフィン樹脂(ゼオネックス330R:日本ゼオン製)100重量部及び、二酸化チタン(タイペ−クCR−90:石原産業製)100重量部、負帯電性の荷電制御剤としてサリチル酸金属錯体(ボントロンE88:オリエント化学製)3重量部を2軸混練り機により溶融混錬し、ジェットミル(ラポジェットミルIDS−LJ型:日本ニューマチック工業)で細かく粉砕し、分級機(MDS−2:日本ニューマチック工業)を用いて粒子径が0.5〜50μmの範囲で平均粒子径R0=9.4μmの粒子8を得た。
負帯電表示用粒子(負帯電粒子)として、シクロオレフィン樹脂(ゼオネックス330R:日本ゼオン製)100重量部及び、二酸化チタン(タイペ−クCR−90:石原産業製)100重量部、負帯電性の荷電制御剤としてサリチル酸金属錯体(ボントロンE88:オリエント化学製)3重量部を2軸混練り機により溶融混錬し、ジェットミル(ラポジェットミルIDS−LJ型:日本ニューマチック工業)で細かく粉砕し、分級機(MDS−2:日本ニューマチック工業)を用いて粒子径が0.5〜50μmの範囲で平均粒子径R0=9.4μmの粒子8を得た。
[粒子9の作製]
サリチル酸金属錯体(ボントロンE88:オリエント化学製)を5重量部に変更したこと以外は、上記粒子8と同様にして、平均粒子径R0=9.6μmの粒子9を得た。
サリチル酸金属錯体(ボントロンE88:オリエント化学製)を5重量部に変更したこと以外は、上記粒子8と同様にして、平均粒子径R0=9.6μmの粒子9を得た。
[粒子10の作製]
サリチル酸金属錯体(ボントロンE88:オリエント化学製)3重量部をサリチル酸金属錯体(TN−105:保土ヶ谷化学製)2重量部に変更したこと以外は、上記粒子8と同様にして、平均粒子径R0=9.2μmの粒子10を得た。
サリチル酸金属錯体(ボントロンE88:オリエント化学製)3重量部をサリチル酸金属錯体(TN−105:保土ヶ谷化学製)2重量部に変更したこと以外は、上記粒子8と同様にして、平均粒子径R0=9.2μmの粒子10を得た。
[粒子11の作製]
サリチル酸金属錯体(ボントロンE88:オリエント化学製)3重量部をサリチル酸金属錯体(TN−105:保土ヶ谷化学製)3重量部に変更したこと以外は、上記粒子8と同様にして、平均粒子径R0=9.7μmの粒子11を得た。
サリチル酸金属錯体(ボントロンE88:オリエント化学製)3重量部をサリチル酸金属錯体(TN−105:保土ヶ谷化学製)3重量部に変更したこと以外は、上記粒子8と同様にして、平均粒子径R0=9.7μmの粒子11を得た。
[粒子12の作製]
サリチル酸金属錯体(ボントロンE88:オリエント化学製)3重量部をサリチル酸金属錯体(TN−105:保土ヶ谷化学製)5重量部に変更したこと以外は、上記粒子8と同様にして、平均粒子径R0=9.3μmの粒子12を得た。
サリチル酸金属錯体(ボントロンE88:オリエント化学製)3重量部をサリチル酸金属錯体(TN−105:保土ヶ谷化学製)5重量部に変更したこと以外は、上記粒子8と同様にして、平均粒子径R0=9.3μmの粒子12を得た。
[粒子13の作製]
荷電制御剤として、正帯電性荷電制御剤である四級アンモニウム塩化合物(ボントロンP−51:オリエント化学製)3重量部を追加したこと以外は、上記粒子8と同様にして、平均粒子径R0=9.0μmの粒子13を得た。
荷電制御剤として、正帯電性荷電制御剤である四級アンモニウム塩化合物(ボントロンP−51:オリエント化学製)3重量部を追加したこと以外は、上記粒子8と同様にして、平均粒子径R0=9.0μmの粒子13を得た。
[粒子14の作製]
シクロオレフィン樹脂(ゼオネックス330R:日本ゼオン製)100重量部をポリスチレン100重量部に変更し、荷電制御剤として、正帯電性荷電制御剤である四級アンモニウム塩化合物(ボントロンP−51:オリエント化学製)3重量部を追加したこと以外は、上記粒子8と同様にして、平均粒子径R0=9.9μmの粒子14を得た。
シクロオレフィン樹脂(ゼオネックス330R:日本ゼオン製)100重量部をポリスチレン100重量部に変更し、荷電制御剤として、正帯電性荷電制御剤である四級アンモニウム塩化合物(ボントロンP−51:オリエント化学製)3重量部を追加したこと以外は、上記粒子8と同様にして、平均粒子径R0=9.9μmの粒子14を得た。
以上の粒子作製法および配合をまとめて表1,表2に示す。なお、表1,表2中のR25は25℃300時間電荷保持率を示し、R50は50℃300時間電荷保持率を示す。
[初期表示性能測定方法]
表3,表4に示す正帯電粒子と負帯電粒子とを当重量混合攪拌して摩擦帯電を行い、100μmのスペーサーを介して配置された、一方が内側ITO処理されたガラス基板で、もう一方が銅基板であるセル中に体積占有率30%で封止し、情報表示用パネルを得た。ITOガラス基板、銅基板それぞれを電源に接続し、ITOガラス基板が低電位に、銅基板が高電位となるように、所定の直流電圧をかけると、正帯電粒子は低電位極側に、負帯電粒子は高電位極側にそれぞれ移動した。ここで、正帯電粒子が黒色で、負帯電粒子が白色である場合、ガラス基板を通して黒色の表示状態が観察され、次に印加電圧の電位を逆にすると、粒子はそれぞれ逆方向に移動して、白色の表示状態が観察された。印加電圧を+200Vおよび−200Vとして連続的に交互に100回電圧印加した後、電圧印加を行わずに情報表示用パネルを25℃の環境に300時間静置した。300時間静置した後に+200Vおよび−200Vを1度ずつ印加し、それぞれの表示状態において反射率を測定し、白表示時反射率および黒表示時反射率の比を初期表示性能とした。
表3,表4に示す正帯電粒子と負帯電粒子とを当重量混合攪拌して摩擦帯電を行い、100μmのスペーサーを介して配置された、一方が内側ITO処理されたガラス基板で、もう一方が銅基板であるセル中に体積占有率30%で封止し、情報表示用パネルを得た。ITOガラス基板、銅基板それぞれを電源に接続し、ITOガラス基板が低電位に、銅基板が高電位となるように、所定の直流電圧をかけると、正帯電粒子は低電位極側に、負帯電粒子は高電位極側にそれぞれ移動した。ここで、正帯電粒子が黒色で、負帯電粒子が白色である場合、ガラス基板を通して黒色の表示状態が観察され、次に印加電圧の電位を逆にすると、粒子はそれぞれ逆方向に移動して、白色の表示状態が観察された。印加電圧を+200Vおよび−200Vとして連続的に交互に100回電圧印加した後、電圧印加を行わずに情報表示用パネルを25℃の環境に300時間静置した。300時間静置した後に+200Vおよび−200Vを1度ずつ印加し、それぞれの表示状態において反射率を測定し、白表示時反射率および黒表示時反射率の比を初期表示性能とした。
[50℃耐熱試験後表示性能測定方法]
上記初期表示性能測定方法と同様に作製した情報表示用パネルに対して、印加電圧を+200Vおよび−200Vとして連続的に交互に100回電圧印加した後、電圧印加を行わずに情報表示用パネルを50℃の環境に300時間静置した。300時間静置した後に+200Vおよび−200Vを1度ずつ印加し、それぞれの表示状態において反射率を測定し、白表示時反射率および黒表示時反射率の比を50℃耐熱試験後表示性能とした。
上記初期表示性能測定方法と同様に作製した情報表示用パネルに対して、印加電圧を+200Vおよび−200Vとして連続的に交互に100回電圧印加した後、電圧印加を行わずに情報表示用パネルを50℃の環境に300時間静置した。300時間静置した後に+200Vおよび−200Vを1度ずつ印加し、それぞれの表示状態において反射率を測定し、白表示時反射率および黒表示時反射率の比を50℃耐熱試験後表示性能とした。
[粒子特性(帯電保持率)測定方法]
(a)深さ300μmの窪みを設けた銅製カップの窪み部分に粒子サンプルを充填する。
(b)25℃または50℃に銅製カップを温調する。
(c)スコロトロン帯電器に表面電位が+800V〜+1000V(正帯電粒子の場合)、−800V〜−1000V(負帯電粒子の場合)となるまでコロナ帯電させる。このときの表面電位をPTlとする。
(d)銅製カップを接地する。
(e)25℃または50℃に銅製カップを温調したまま300時間静置する。
(f)表面電位計で表面電位を測定する。このときの表面電位をPTfとし、T℃での電荷保持率RT を、RT (%)=PTf/PTl×100と定義する。
なお、表面電位測定は、表面電位計(Model 344、Trek社製)にプローブ(MODEL 555−P1 耐熱型、Trek社製)を接続して行った。
(a)深さ300μmの窪みを設けた銅製カップの窪み部分に粒子サンプルを充填する。
(b)25℃または50℃に銅製カップを温調する。
(c)スコロトロン帯電器に表面電位が+800V〜+1000V(正帯電粒子の場合)、−800V〜−1000V(負帯電粒子の場合)となるまでコロナ帯電させる。このときの表面電位をPTlとする。
(d)銅製カップを接地する。
(e)25℃または50℃に銅製カップを温調したまま300時間静置する。
(f)表面電位計で表面電位を測定する。このときの表面電位をPTfとし、T℃での電荷保持率RT を、RT (%)=PTf/PTl×100と定義する。
なお、表面電位測定は、表面電位計(Model 344、Trek社製)にプローブ(MODEL 555−P1 耐熱型、Trek社製)を接続して行った。
[実施例および比較例の粒子の組み合わせおよび駆動評価結果]
表3,表4に示す正帯電粒子および負帯電粒子の組み合わせで実施例1〜10および比較例1〜5の情報表示用パネルを構成した。実施例1〜10および比較例1〜5の情報表示用パネルを用いて行った駆動評価結果は、表3,表4に初期表示性能および50℃耐熱試験後表示性能として示すようになった。なお、表3,表4中のR25は25℃300時間電荷保持率を示し、R50は50℃300時間電荷保持率を示す。
表3,表4に示す正帯電粒子および負帯電粒子の組み合わせで実施例1〜10および比較例1〜5の情報表示用パネルを構成した。実施例1〜10および比較例1〜5の情報表示用パネルを用いて行った駆動評価結果は、表3,表4に初期表示性能および50℃耐熱試験後表示性能として示すようになった。なお、表3,表4中のR25は25℃300時間電荷保持率を示し、R50は50℃300時間電荷保持率を示す。
<実施例1>
正帯電粒子として粒子1を用いるとともに、負帯電粒子として粒子8を用いて、実施例1の情報表示用パネルを作製した。この実施例1の情報表示用パネルは、表3に示すように、初期表示特性性能および50℃耐熱試験後表示性能が共に良好(OK)と判定された。
正帯電粒子として粒子1を用いるとともに、負帯電粒子として粒子8を用いて、実施例1の情報表示用パネルを作製した。この実施例1の情報表示用パネルは、表3に示すように、初期表示特性性能および50℃耐熱試験後表示性能が共に良好(OK)と判定された。
<実施例2>
正帯電粒子として粒子1を用いるとともに、負帯電粒子として粒子9を用いて、実施例2の情報表示用パネルを作製した。この実施例2の情報表示用パネルは、表3に示すように、初期表示特性性能および50℃耐熱試験後表示性能が共に良好(OK)と判定された。
正帯電粒子として粒子1を用いるとともに、負帯電粒子として粒子9を用いて、実施例2の情報表示用パネルを作製した。この実施例2の情報表示用パネルは、表3に示すように、初期表示特性性能および50℃耐熱試験後表示性能が共に良好(OK)と判定された。
<実施例3>
正帯電粒子として粒子1を用いるとともに、負帯電粒子として粒子10を用いて、実施例3の情報表示用パネルを作製した。この実施例3の情報表示用パネルは、表3に示すように、初期表示特性性能および50℃耐熱試験後表示性能が共に良好(OK)と判定された。
正帯電粒子として粒子1を用いるとともに、負帯電粒子として粒子10を用いて、実施例3の情報表示用パネルを作製した。この実施例3の情報表示用パネルは、表3に示すように、初期表示特性性能および50℃耐熱試験後表示性能が共に良好(OK)と判定された。
<実施例4>
正帯電粒子として粒子1を用いるとともに、負帯電粒子として粒子11を用いて、実施例4の情報表示用パネルを作製した。この実施例4の情報表示用パネルは、表3に示すように、初期表示特性性能および50℃耐熱試験後表示性能が共に良好(OK)と判定された。
正帯電粒子として粒子1を用いるとともに、負帯電粒子として粒子11を用いて、実施例4の情報表示用パネルを作製した。この実施例4の情報表示用パネルは、表3に示すように、初期表示特性性能および50℃耐熱試験後表示性能が共に良好(OK)と判定された。
<実施例5>
正帯電粒子として粒子1を用いるとともに、負帯電粒子として粒子12を用いて、実施例5の情報表示用パネルを作製した。この実施例5の情報表示用パネルは、表3に示すように、初期表示特性性能および50℃耐熱試験後表示性能が共に良好(OK)と判定された。
正帯電粒子として粒子1を用いるとともに、負帯電粒子として粒子12を用いて、実施例5の情報表示用パネルを作製した。この実施例5の情報表示用パネルは、表3に示すように、初期表示特性性能および50℃耐熱試験後表示性能が共に良好(OK)と判定された。
<実施例6>
正帯電粒子として粒子2を用いるとともに、負帯電粒子として粒子8を用いて、実施例6の情報表示用パネルを作製した。この実施例6の情報表示用パネルは、表3に示すように、初期表示特性性能および50℃耐熱試験後表示性能が共に良好(OK)と判定された。
正帯電粒子として粒子2を用いるとともに、負帯電粒子として粒子8を用いて、実施例6の情報表示用パネルを作製した。この実施例6の情報表示用パネルは、表3に示すように、初期表示特性性能および50℃耐熱試験後表示性能が共に良好(OK)と判定された。
<実施例7>
正帯電粒子として粒子3を用いるとともに、負帯電粒子として粒子8を用いて、実施例7の情報表示用パネルを作製した。この実施例7の情報表示用パネルは、表3に示すように、初期表示特性性能および50℃耐熱試験後表示性能が共に良好(OK)と判定された。
正帯電粒子として粒子3を用いるとともに、負帯電粒子として粒子8を用いて、実施例7の情報表示用パネルを作製した。この実施例7の情報表示用パネルは、表3に示すように、初期表示特性性能および50℃耐熱試験後表示性能が共に良好(OK)と判定された。
<実施例8>
正帯電粒子として粒子4を用いるとともに、負帯電粒子として粒子8を用いて、実施例8の情報表示用パネルを作製した。この実施例8の情報表示用パネルは、表3に示すように、初期表示特性性能および50℃耐熱試験後表示性能が共に良好(OK)と判定された。
正帯電粒子として粒子4を用いるとともに、負帯電粒子として粒子8を用いて、実施例8の情報表示用パネルを作製した。この実施例8の情報表示用パネルは、表3に示すように、初期表示特性性能および50℃耐熱試験後表示性能が共に良好(OK)と判定された。
<実施例9>
正帯電粒子として粒子5を用いるとともに、負帯電粒子として粒子8を用いて、実施例9の情報表示用パネルを作製した。この実施例9の情報表示用パネルは、表4に示すように、初期表示特性性能および50℃耐熱試験後表示性能が共に良好(OK)と判定された。
正帯電粒子として粒子5を用いるとともに、負帯電粒子として粒子8を用いて、実施例9の情報表示用パネルを作製した。この実施例9の情報表示用パネルは、表4に示すように、初期表示特性性能および50℃耐熱試験後表示性能が共に良好(OK)と判定された。
<実施例10>
正帯電粒子として粒子7を用いるとともに、負帯電粒子として粒子14を用いて、実施例10の情報表示用パネルを作製した。この実施例10の情報表示用パネルは、表4に示すように、初期表示特性性能および50℃耐熱試験後表示性能が共に良好(OK)と判定された。
正帯電粒子として粒子7を用いるとともに、負帯電粒子として粒子14を用いて、実施例10の情報表示用パネルを作製した。この実施例10の情報表示用パネルは、表4に示すように、初期表示特性性能および50℃耐熱試験後表示性能が共に良好(OK)と判定された。
<実施例11>
正帯電粒子として粒子1を用いるとともに、負帯電粒子として粒子13を用いて、実施例11の情報表示用パネルを作製した。この実施例11の情報表示用パネルは、表4に示すように、初期表示特性性能は良好と判定された。ただし、50℃耐熱試験後表示性能は、判定基準となる5.0には若干不足し、不良(NG)と判定されてしまった。
正帯電粒子として粒子1を用いるとともに、負帯電粒子として粒子13を用いて、実施例11の情報表示用パネルを作製した。この実施例11の情報表示用パネルは、表4に示すように、初期表示特性性能は良好と判定された。ただし、50℃耐熱試験後表示性能は、判定基準となる5.0には若干不足し、不良(NG)と判定されてしまった。
<実施例12>
正帯電粒子として粒子6を用いるとともに、負帯電粒子として粒子14を用いて、実施例12の情報表示用パネルを作製した。この実施例12の情報表示用パネルは、表4に示すように、初期表示特性性能は良好と判定された。ただし、50℃耐熱試験後表示性能は、判定基準となる5.0には若干不足し、不良(NG)と判定されてしまった。
正帯電粒子として粒子6を用いるとともに、負帯電粒子として粒子14を用いて、実施例12の情報表示用パネルを作製した。この実施例12の情報表示用パネルは、表4に示すように、初期表示特性性能は良好と判定された。ただし、50℃耐熱試験後表示性能は、判定基準となる5.0には若干不足し、不良(NG)と判定されてしまった。
<比較例1>
正帯電粒子として粒子1を用いるとともに、負帯電粒子として粒子14を用いて、比較例1の情報表示用パネルを作製した。この比較例1の情報表示用パネルは、表4に示すように、初期表示特性性能および50℃耐熱試験後表示性能が共に不良(NG)と判定された。
正帯電粒子として粒子1を用いるとともに、負帯電粒子として粒子14を用いて、比較例1の情報表示用パネルを作製した。この比較例1の情報表示用パネルは、表4に示すように、初期表示特性性能および50℃耐熱試験後表示性能が共に不良(NG)と判定された。
<比較例2>
正帯電粒子として粒子6を用いるとともに、負帯電粒子として粒子13を用いて、比較例2の情報表示用パネルを作製した。この比較例2の情報表示用パネルは、表4に示すように、初期表示特性性能および50℃耐熱試験後表示性能が共に不良(NG)と判定された。
正帯電粒子として粒子6を用いるとともに、負帯電粒子として粒子13を用いて、比較例2の情報表示用パネルを作製した。この比較例2の情報表示用パネルは、表4に示すように、初期表示特性性能および50℃耐熱試験後表示性能が共に不良(NG)と判定された。
本発明の情報表示用パネルは、ノートパソコン、電子手帳、PDA(Personal Digital Assistants )と呼ばれる携帯型情報機器、携帯電話、ハンディターミナル等のモバイル機器の表示部、電子ブック、電子新聞、電子マニュアル(電子取扱説明書)等の電子ペーパー、看板、ポスター、黒板やホワイトボード等の掲示板、電子卓上計算機、家電製品、自動車用品等の表示部、ポイントカード、ICカード等のカード表示部、電子広告、情報ボード、電子POP(Point Of Presence 、Point Of Purchase advertising )、電子値札、電子棚札、電子楽譜、RF−ID機器の表示部のほか、POS端末、カーナビゲーション装置、時計など様々な電子機器の表示部に好適に用いられる。他に、リライタブルペーパー(外部電界形成手段を用いて書き換えできる)としても好適に用いられる。
なお、本発明に係る情報表示用パネルの駆動方式については、パネル自体にスイッチング素子を用いない単純マトリックス駆動方式やスタティック駆動方式、また、薄膜トランジスタ(TFT)で代表される三端子スイッチング素子あるいは薄膜ダイオード(TFD)で代表される二端子スイッチング素子を用いたアクティブマトリックス駆動方式や、外部電界を用いた外部電界駆動方式など、種々のタイプの駆動方式が適用できる。
なお、本発明に係る情報表示用パネルの駆動方式については、パネル自体にスイッチング素子を用いない単純マトリックス駆動方式やスタティック駆動方式、また、薄膜トランジスタ(TFT)で代表される三端子スイッチング素子あるいは薄膜ダイオード(TFD)で代表される二端子スイッチング素子を用いたアクティブマトリックス駆動方式や、外部電界を用いた外部電界駆動方式など、種々のタイプの駆動方式が適用できる。
1、2 基板
3 表示媒体(粒子群)
3W 白色表示媒体
3B 黒色表示媒体
3Wa 表示媒体用白色粒子
3Ba 表示媒体用黒色粒子
4 隔壁
5、6 電極
11,12 外部電界形成手段
13,14 導電部材
21−1 第1のセル
21−2 第2のセル
21−3 第3のセル
22R 赤色カラーフィルター
22G 緑色カラーフィルター
22B 青色カラーフィルター
3 表示媒体(粒子群)
3W 白色表示媒体
3B 黒色表示媒体
3Wa 表示媒体用白色粒子
3Ba 表示媒体用黒色粒子
4 隔壁
5、6 電極
11,12 外部電界形成手段
13,14 導電部材
21−1 第1のセル
21−2 第2のセル
21−3 第3のセル
22R 赤色カラーフィルター
22G 緑色カラーフィルター
22B 青色カラーフィルター
Claims (3)
- 少なくとも一方が透明な2枚の基板間の空間に少なくとも1種類以上の粒子からなり光学的反射率および帯電特性が異なる少なくとも2種類の表示媒体を封入し、表示媒体に電界を付与することによって、表示媒体を移動させて画像等の情報を表示する情報表示用パネルに用いる表示媒体を構成する表示媒体用粒子であって、
一方の表示媒体を構成する表示媒体用粒子1の25℃300時間電荷保持率R251およびもう一方の表示媒体を構成する表示媒体用粒子2の25℃300時間電荷保持率R252が、次式
R251≧90(%)、かつ、R252<90(%)
または
R251<90(%)、かつ、R252≧90(%)
の範囲であることを特徴とする表示媒体用粒子。 - 表示媒体用粒子1の50℃300時間電荷保持率R501および表示媒体用粒子2の50℃300時間電荷保持率R502が、次式
R501≧85(%)、かつ、R502<85(%)
または
R501<85(%)、かつ、R502≧85(%)
の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の表示媒体用粒子。 - 少なくとも一方が透明な対向する2枚の基板間の空間に、請求項1または2に記載の表示媒体用粒子により構成される表示媒体を封入し、基板内に発生させた電界により表示媒体を移動させて画像等の情報を表示するようにしたことを特徴とする情報表示用パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006283289A JP2008102231A (ja) | 2006-10-18 | 2006-10-18 | 表示媒体用粒子およびそれを用いた情報表示用パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006283289A JP2008102231A (ja) | 2006-10-18 | 2006-10-18 | 表示媒体用粒子およびそれを用いた情報表示用パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008102231A true JP2008102231A (ja) | 2008-05-01 |
Family
ID=39436620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006283289A Withdrawn JP2008102231A (ja) | 2006-10-18 | 2006-10-18 | 表示媒体用粒子およびそれを用いた情報表示用パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2008102231A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101794553B (zh) * | 2009-02-04 | 2014-06-04 | 元太科技工业股份有限公司 | 电泳式显示装置的显示方法及电泳式显示装置 |
-
2006
- 2006-10-18 JP JP2006283289A patent/JP2008102231A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101794553B (zh) * | 2009-02-04 | 2014-06-04 | 元太科技工业股份有限公司 | 电泳式显示装置的显示方法及电泳式显示装置 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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