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JP2008194927A - 筆記具のクリップ取付構造 - Google Patents

筆記具のクリップ取付構造 Download PDF

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JP2008194927A
JP2008194927A JP2007031694A JP2007031694A JP2008194927A JP 2008194927 A JP2008194927 A JP 2008194927A JP 2007031694 A JP2007031694 A JP 2007031694A JP 2007031694 A JP2007031694 A JP 2007031694A JP 2008194927 A JP2008194927 A JP 2008194927A
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clip
locking
piece
shaft cylinder
locked
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JP2007031694A
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English (en)
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Shuhei Kageyama
秀平 陰山
Tadao Odaka
忠夫 小高
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Kotobuki and Co Ltd
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Kotobuki and Co Ltd
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Abstract

【課題】外観上の見栄えを悪化させることなく、尾冠を比較的容易に軸筒に取付けて、クリップを強固に軸筒に取付ける。
【解決手段】筆記具のクリップ取付構造は、後端に形成された切欠き12と切欠きの軸方向前方に形成された係止孔13とを有する軸筒11と、クリップ本体22とその後部両側から形成され先端縁が軸筒の外面に当接する取付板23と係止孔の孔縁に係止する取付片24と取付片が係止孔の孔縁に係止した状態で切欠きに嵌め込まれる係止片27とを有するクリップ21と、軸筒11の後端より軸筒の後部に挿入される挿入部32と切欠き12に嵌め込まれた係止片27に当接してクリップの後方への移動を禁止する大径部33とを有する尾冠31とを備える。軸筒11の後部に内周から筒内に向かって膨出する係止用突起16が形成され、大径部33が係止片27に当接した状態で係止用突起16が係止する被係止凹部34が挿入部32に形成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ボールペン、シャープペンシル又はこれらからなる複数の筆記軸体を備える複合筆記具等の筆記具における軸筒にクリップを取付ける筆記具のクリップ取付構造に関するものである。
筆記具のクリップは、筆記具にとって機能上も外観デザイン上も重要な部品であり、取付構造が簡単であり、かつ、がたつきがなくて確実に取付けられることが要請される。この簡単なクリップ取付構造として、クリップを弾性に富んだ金属板で形成し、軸筒に沿って設けられたクリップ本体と、そのクリップ本体の後部に設けられた取付部と、その取付部に前方に延びる取付片を設けたものが知られている。そして、この従来のクリップ取付構造では、このクリップが取付けられる軸筒に係止孔を形成し、かかるクリップの取付片を軸筒の係止孔に挿入するとともにクリップを前方に移動させ、取付片を係止孔の孔縁に係止させることによりクリップを軸筒に取付けるようにしている。
また、近年では、クリップをより強固に取付けるために、軸筒の後端に切欠きを形成し、取付片が係止孔の孔縁に係止した状態でその切欠きに嵌め込まれる係止片をクリップの後端に形成し、この係止片を軸筒の後部に取付けられる尾冠により押さえる構造も提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このクリップ取付構造における尾冠は、軸筒の後部に圧入される挿入部を有し、この挿入部が軸筒に後方から圧入された状態で切欠きに嵌め込まれた係止片に当接する大径部がこの挿入部と一体的に形成される。そして、このクリップ取付構造では、尾冠の大径部が係止片に後方から当接することにより、係止片が後端に形成されたクリップの後方への移動は禁止され、これによりクリップを強固に軸筒に取付けるとともに、係止片を大径部が覆うことによりその間に隙間が発生することを防止して外観上の見栄えを向上させることができるとしている。
特開平10−100590号公報(明細書[0008]、[0011]、図1〜図3)
しかし、上記の従来のクリップ取付構造では、尾冠における挿入部を軸筒の後部に圧入すること自体が比較的困難な作業であって、それ専用の工具を用いて行わなければならない未だ解決すべき課題が残存していた。また、尾冠における挿入部を軸筒の後部に圧入する従来のクリップ取付構造では、圧入した力を越える力が後方に向かってクリップに作用すると、軸筒からその尾冠がクリップとともに離脱する不具合があった。また、離脱しない場合であっても、後方に向かう力がクリップに繰り返し加えられると、圧入した尾冠が徐々に軸筒の後端から後方に移動して浮き上がり、そのクリップが徐々に緩められる不具合があった。このような不具合を解消させるためには、圧入する力を増大させることが必要であるけれども、圧入する力を増大させることはその圧入作業を更に困難にするとともに、その増大された力に耐えうる軸筒と尾冠を必要とし、軸筒と尾冠の構造を複雑にする問題点もあった。また、別の案として、尾冠を軸筒に対して螺着することもことも考えられるが、尾冠を軸筒に螺着させるためには軸筒に対して尾冠を複数回回転させる必要が生じ、その回転作業が煩わしいという不具合がある。
本発明の目的は、尾冠を比較的容易に軸筒に取付けて、クリップを強固に軸筒に取付ける筆記具のクリップ取付構造を提供することにある。
本発明の別の目的は、外観上の見栄えを悪化させることなくクリップを強固に軸筒に取付ける筆記具のクリップ取付構造を提供することにある。
請求項1に係る発明は、図1に示すように、後端に形成された切欠き12と切欠き12の軸方向前方に形成された係止孔13とを有する軸筒11と、軸筒11に沿って設けられたクリップ本体22とクリップ本体22の後部に形成され前方に移動して係止孔13の孔縁に係止し後方に移動して係止孔13の孔縁から離脱する取付片24とクリップ本体22の後端に設けられ取付片24が係止孔13の孔縁に係止した状態で切欠き12に嵌め込まれる係止片27とを有するクリップ21と、軸筒11の後部に挿入された挿入部32と挿入部32の後部に形成され挿入部32が軸筒11に挿入された状態で係止片27に当接してクリップ21の後方への移動を禁止する大径部33とを有する尾冠31とを備えた筆記具のクリップ取付構造の改良である。
その特徴ある構成は、軸筒11の後部に内周から筒内に向かって膨出する係止用突起16が形成され、大径部33が係止片27に当接した状態で係止用突起16が係止する被係止凹部34が挿入部32に形成されたところにある。
この請求項1に記載された筆記具のクリップ取付構造では、尾冠21の挿入部22を後端より軸筒11の後部に挿入し、係止用突起16を被係止凹部34に係止させるだけの比較的簡単な作業で尾冠31を軸筒11に固定することができる。ここで、クリップ21は、前方に移動してその取付片24を係止孔13の孔縁に係止させることにより予め軸筒11に取付けられる。そして、軸筒11に固定された尾冠31は、その大径部33が切欠き12に嵌め込まれた係止片27に当接してクリップ21の後方への移動を禁止する。よって、尾冠21の挿入部22を軸筒11の後部に挿入して、その係止用突起16を被係止凹部34に係止させるだけの比較的簡単な作業で、クリップ21を軸筒11に比較的強固に固定することができる。そして、係止用突起16を被係止凹部34に係止させた尾冠31は、後方に向かう力がクリップ21に繰り返し加えられても、軸筒11の後端から後方に移動して浮き上がるようなことはない。このため、クリップ21が徐々に緩められるような事態を回避することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明であって、更に図3に示すように、軸筒11が金属製であって、係止用突起16は前端縁16aが軸方向に直交するように筒内に向かって切り出された切り出し片からなり、切り出し片からなる係止用突起16は後方から前方に向かって軸筒11の内径を縮径するように傾斜して形成され、被係止凹部34は前面34aが軸方向に直交するように挿入部32の外周に周方向に延びて形成された溝であって係止用突起16の係止状態で前面34aが係止用突起16の前端縁16aに当接するように構成されたことを特徴とする。
尾冠21の挿入部22を後端より軸筒11の後部に挿入すると、係止用突起16又は尾冠21の挿入部22は弾性変形し、その後、係止用突起16が被係止凹部34に対向した段階でその弾性変形が復元し、係止用突起16が被係止凹部34に挿入して係止されることになる。この請求項2に記載された筆記具のクリップ取付構造では、後方から前方に向かって軸筒11の内径を縮径するように切り出し片からなる係止用突起16を傾斜させて形成したので、尾冠21の挿入部22を軸筒11の後部に挿入すると、係止用突起16又は尾冠21の挿入部22は係止用突起16の傾斜に従って弾性変形するので、その挿入作業を比較的容易に行わせることができる。
一方、弾性変形が復元して係止用突起16が被係止凹部34に挿入して係止された状態では、被係止凹部34の前面34aが係止用突起16の前端縁16aに当接するので、係止用突起16が被係止凹部34に挿入した尾冠31を軸筒11から離脱させるのを著しく困難にする。この結果、軸筒11に挿入しやすいにもかかわらず取外しにくい尾冠31を得ることができ、尾冠31を比較的容易に軸筒11に取付けて、軸筒11から取外しにくい尾冠31によりクリップ21を強固に軸筒11に取付けることができる。
また、係止用突起16が被係止凹部34に挿入した段階で被係止凹部34の前面34aが係止用突起16の前端縁16aに当接して係止するので、尾冠21を軸筒11の後部に挿入して係止用突起16を被係止凹部34に係止させることに対して節度感を持たせることができ、係止用突起16が被係止凹部34に係止されていない状態と、係止用突起16が被係止凹部34に係止された状態を明確に区別させることができる。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明であって、切欠き12の前方であってクリップ21により覆われる軸筒11の後部に係止用突起16が形成されたことを特徴とする。
筒内に向かって切り出された切り出し片からなる係止用突起16は、金属製の軸筒11の外表面に凹みを生じさせるけれども、この請求項3に記載された筆記具のクリップ取付構造では、その外表面に凹みを生じさせる係止用突起16をクリップ21が覆うので、その係止用突起16に起因する外表面の凹みが外部から視認されることはない。このため、外観上の見栄えを悪化させることなくクリップ21を強固に軸筒11に取付けることができる。
また、クリップ21に後方に向かう力が作用すると、その力はクリップ21を介して尾冠31を軸筒11から取外す方向に作用するけれども、クリップ21により覆われる軸筒11の後部に係止用突起16を形成したので、被係止凹部34の前面34aに前端縁16aが当接した係止用突起16によりその力を確実に支えることができる。この結果、尾冠31が軸筒11の後端から後方に移動して浮き上がるようなことを有効に防止でき、クリップ21の取付けが緩められてがたつくような事態を回避することができる。
請求項4に係る発明は、請求項1ないし3いずれか1項に係る発明であって、先端縁が軸筒11の外面に当接する取付板23がクリップ本体22の後部における幅方向の両側から軸筒11に向かって形成され、取付板23の先端縁が着座する座面14が軸筒11の後端より前方に延びて軸筒11の外面に形成されたことを特徴とする。
クリップ21を軸筒11に取付けるには、クリップ21の後部に形成された取付片24を軸筒11の係止孔13に挿入するとともにそのクリップ21を前方に移動させ、取付片24を係止孔13の孔縁に係止させることが必要である。この請求項4に記載された筆記具のクリップ取付構造では、取付板23の先端縁が着座する座面14を軸筒11の外面に形成するので、クリップ21を軸筒11に取付ける際にこの座面14を目印としてこの座面14に取付板23を近づけることにより、取付片24を軸筒11の係止孔13に挿入させることが可能となり、クリップ21の取付け作業を容易にすることができる。
また、取付片24が係止孔13の孔縁に係止した状態で取付板23の先端縁は座面14に当接するので、軸筒11に取付けられたクリップ21が軸筒11の円周方向にずれて移動するようなことを防止でき、クリップ21の安定性を十分に確保することができる。
請求項5に係る発明は、請求項4に係る発明であって、更に図2に示すように、座面14が軸筒11の外周を断面V字状に折り曲げることにより作られたことを特徴とする。
この請求項5に記載された筆記具のクリップ取付構造では、尾冠21の挿入部22を軸筒11に挿入すると、図2の一点差線で示すように、軸筒11の外周を断面V字状に折り曲げることにより作られた座面14のV字状の断面形状が引き延ばされるように弾性変形して、係止用突起16を挿入部22の外面から引き離すことができる。このため、尾冠21の挿入部22を軸筒11に挿入する作業を更に容易することができる。
請求項6に係る発明は、請求項5に係る発明であって、座面14に対向する案内溝36が挿入部32の外周に軸方向に延びて形成されたことを特徴とする。
この請求項6に記載された筆記具のクリップ取付構造では、座面14に対向する案内溝36を挿入部32の外周に軸方向に延びて形成するので、尾冠31を軸筒11に挿入する際に、この案内溝36を目印としてこの案内溝36を座面14に合わせるように挿入部22を軸筒11に挿入することにより、係止用突起16の後方に被係止凹部34を位置させることができ、その尾冠31の取付けを比較的容易に行うことができる。
請求項7に係る発明は、請求項4ないし6いずれか1項に係る発明であって、取付片24が取付板23の先端における前部に形成され、クリップ21が前方に移動して取付片24が係止孔13の孔縁に係止した状態で切欠き12に係止する補助取付片26が取付板23の先端における後部又は係止片27に形成されたことを特徴とする。
この請求項7に記載された筆記具のクリップ取付構造では、取付板23に形成された取付片24を軸筒11の係止孔13の孔縁に係止させ、取付板23又は係止片27に形成された補助取付片26を軸筒11の切欠き12に係止させることによりクリップ21を軸筒11に取付けることができる。このため、クリップ21の軸筒11に対する係止箇所を増大させ、これにより軸筒11に取付けられたクリップ21の安定性を十分に確保することができる。
本発明の筆記具のクリップ取付構造では、軸筒の後部に内周から筒内に向かって膨出する係止用突起を形成し、その係止用突起が係止する被係止凹部を尾冠の挿入部に形成したので、尾冠の挿入部を後端より軸筒の後部に挿入し、係止用突起を被係止凹部に係止させるだけの比較的簡単な作業で尾冠を筒軸に固定することができる。ここで、軸筒に固定された尾冠は、その大径部が係止片に当接してクリップの後方への移動を禁止する。よって、尾冠の挿入部を軸筒の後部に挿入させるだけの比較的簡単な作業で、軸筒に後方から取付けられたクリップをその軸筒に比較的強固に固定することができる。
また、係止用突起が金属製の軸筒の筒内に向かって切り出された切り出し片からなり、その切り出し片からなる係止用突起を傾斜させて形成すれば、尾冠の挿入部を軸筒の後部に挿入すると、係止用突起又は尾冠の挿入部は係止用突起の傾斜に従って弾性変形するので、その挿入作業を比較的容易に行わせることができる。また、被係止凹部は係止用突起の挿入状態で前面が係止用突起の前端縁に当接するようにすれば、尾冠を軸筒から離脱させるのを著しく困難とし、クリップを軸筒により強固に固定することができる。そして、切欠きの前方であってクリップにより覆われる軸筒の後部に係止用突起を形成すれば、その係止用突起に起因する外表面の凹みをクリップが覆い、凹みが視認されることに起因する外観上の見栄えを悪化させるようなことを回避することができる。
また、先端縁が軸筒の外面に当接する取付板をクリップ本体の後部における幅方向の両側から軸筒に向かって形成し、その取付板の先端縁が着座する座面を軸筒の外面に形成すれば、クリップを軸筒に取付ける際にこの座面を目印としてこの座面に取付板を近づけることにより、取付片を軸筒の係止孔に挿入させることができ、その取付け作業を更に容易にすることができる。また、取付片が係止孔の孔縁に係止した状態で取付板の先端縁は座面に当接するので、軸筒に取付けられたクリップの安定性を十分に確保することができる。この場合、座面が軸筒の外周を断面V字状に折り曲げたものであれば、尾冠の挿入部を軸筒に挿入すると、座面のV字状の断面形状が引き延ばされるように弾性変形して、係止用突起を挿入部の外面から引き離し、尾冠の挿入部を軸筒に挿入する作業を容易することができる。
更に、取付片を取付板の先端における前部に形成し、取付片が係止孔の孔縁に係止した状態で切欠きに係止する補助取付片を取付板の先端における後部又は係止片に形成すれば、クリップの軸筒に対する係止箇所は増大し、これにより軸筒に取付けられたクリップの安定性を十分に確保することができる。
次に本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本発明の筆記具のクリップ取付構造は、軸筒11の後部にクリップ21を係止させ、その後、軸筒11に後方から尾冠31を取付けることによりクリップ21をその軸筒11に固定する構造である。この軸筒11は金属製であって、円筒状に形成される。軸筒11の後端には切欠き12が形成され、この切欠き12の軸方向前方の軸筒11後部には方形状の係止孔13が形成される。また、軸筒11の外面には、後述するクリップ21における一対の取付板23の先端縁が着座する帯状の一対の座面14,14が切欠き12及び係止孔13を挟むように軸筒11の後端より前方に延びて形成される。この一対の座面14,14は、軸筒11の外面に外周方向に所定の間隔を開けて形成され、切欠き12及び方形状の係止孔13は、それぞれこの一対の座面14,14の間に形成される。
図2及び図4に示すように、この実施の形態における一対の座面14,14は、金属管からなる軸筒11の軸方向に直交する面における断面形状がV字状なるようにその外周の一部を折り曲げることにより形成される。そして、切欠き12及び方形状の係止孔13の円周方向における幅は、一対の座面14,14の間隔と同等に形成される。そして、この一対の座面14,14の軸方向における長さは、後述するクリップ21の取付板23における先端縁の長さと略同一に形成される。
図1〜図3に示すように、軸筒11の尾冠31が取付けられる後部には内周から筒内に向かって膨出する係止用突起16が形成される。この係止用突起16は、切欠き12の前方でありかつ一対の座面14,14の間であって、後述するクリップ21により覆われる軸筒11の後部に形成される。図3に詳しく示すように、この係止用突起16は前端縁16aが軸方向に直交するように軸筒11の筒内に向かって切り出された切り出し片からなり、軸筒11の筒内に膨出した係止用突起16は後述する被係止凹部34への挿入を容易にするために後方から前方に向かって軸筒11の内径を縮径するように傾斜して形成される。
図1に戻って、クリップ21は、軸筒11に沿って設けられたクリップ本体22と、そのクリップ本体22の後部における幅方向の両側から軸筒11に向かって形成された一対の取付板23を備える。このクリップ21は金属製であって、クリップ本体22の前部には軸筒11の外表面に弾性により接触する膨出部22aが形成される。図2及び図4に示すように、クリップ本体22の後部は幅方向において軸筒11を覆うようになだらかに湾曲しその両端が折り曲げられて取付板23が両側にそれぞれ形成される。そして図4に示すように、クリップ本体22の両側に形成された一対の取付板23,23の先端縁は軸筒11の外面に形成された一対の座面14,14に着座するようにその間隔が一対の座面14,14の間隔と同等になるように形成される。
図1及び図5に示すように、取付板23の先端には取付片24と補助取付片26がそれぞれ形成される。取付片24と補助取付片26はそれぞれ前方に向かって開口するフック状に形成され、取付片24は一対の取付板23,23の先端における前部にそれぞれ形成され、補助取付片26は一対の取付板23,23の先端における後部にそれぞれ形成される。そして、取付片24は図1の一点鎖線の矢印で示すように係止孔13に挿入しその後クリップ21を前方に移動することによりその係止孔13の孔縁に係止し、その孔縁に係止した取付片24はクリップ21を後方に移動させるとその係止孔13の孔縁から離脱可能に構成される。一方、取付片24と補助取付片26との前後方向における間隔は切欠き12と係止孔13の間隔に等しく、前方に移動した取付片24が係止孔13の孔縁に係止した状態で補助取付片26は切欠き12に係止するように構成され、クリップ21を後方に移動させて係止孔13の孔縁から取付片24を離脱させると、切欠き12に係止していた補助取付片26もその切欠き12から離脱するように構成される。
図1、図3及び図5に示すように、クリップ21は、クリップ本体22の後端に形成された係止片27を備える。係止片27は一対の取付板23,23の後端縁を連結してその間を閉塞するようにクリップ本体22の後端を折り曲げることにより作られる。また、図5に示すように、取付片24が係止孔13の孔縁に係止し、補助取付片26が切欠き12に係止した状態で、この係止片27は切欠き12に嵌め込まれるように構成される。そして、係止片27は切欠き12に嵌め込まれた状態でその後面が軸筒11の後端縁11a(図1)と面一になるように形成される。
図1に戻って、この軸筒11の後部に取付けられる尾冠31は、その軸筒11の後端より軸筒11の後部に挿入される断面円形の挿入部32と、その挿入部32と同軸にその挿入部32に連続してその挿入部32と一体的に形成された大径部33とを有する。図3に示すように、この実施の形態における大径部33は、その外径が軸筒11の後部における外径と同径に形成される。即ち、挿入部32が軸筒11の後部に挿入された状態で大径部33の前端縁33aが軸筒11の後端縁11aに当接すると、その大径部33の外周は軸筒11の後部における外周となめらかに連続するように構成される。そして、軸筒11の後端縁11aに当接する大径部33の前端縁33aは、切欠き12に嵌め込まれた係止片27に後方から当接して、取付片24が係止孔13の孔縁に係止し補助取付片26が切欠き12に係止したクリップ21の後方への移動を禁止するように構成される。
一方、尾冠31の挿入部32には、その大径部33が係止片27に当接した状態で係止用突起16が挿入する被係止凹部34が形成される。この被係止凹部34は前面が軸方向に直交するように挿入部32の外周に周方向に延びて形成された溝であって、図3に示すように、係止用突起16の挿入状態で被係止凹部34の前面34aが切り出し片からなる係止用突起16の前端縁16aに当接するように構成される。そして、被係止凹部34の前面34aが係止用突起16の前端縁16aに当接することにより、尾冠31が軸筒11に対して後方に移動することを防止するように構成される。また、尾冠31における挿入部32には、軸筒11の座面14に対向する案内溝36が軸方向に延びて形成される。図2及び図4に示すように、この案内溝36は、断面V字状に形成された座面14の筒内側表面形状に相応して形成され、この案内溝36には、切欠き12に係止した補助取付片26が進入可能なスリット37が軸方向に延びて形成される。
この実施の形態における筆記具は、複数の筆記軸体が軸筒11の内部に収容される複合筆記具であって、図1に示すように、複数の筆記軸体を選択的に出没させる図示しないカム筒を回転不能にかつ軸方向に移動可能に取付ける取付部38が、尾冠31における挿入部32に形成される。この実施の形態における尾冠31は樹脂成型品であって、大径部33と挿入部32と取付部38はその成型時に一体的に形成される。また、この尾冠31には、大径部33と挿入部32を貫通する貫通孔39が形成される。この貫通孔39は、図示しないカム筒により突出された筆記軸体のノックを可能とするノック部材が設けられるところであり、この図示しない複数の筆記軸体、カム筒及びノック部材の構造は、従来公知のものと同一であるので、ここにおける説明を省略する。
このように構成された筆記具のクリップ取付構造では、クリップ21の取付片24を係止孔13に挿入させるとともに補助取付片26を切欠き12の後方に位置させ、その後クリップ21を前方に移動させることにより取付片24を係止孔13の孔縁に係止させ、同時に補助取付片26を切欠き12に係止させる。このようにクリップ21を軸筒11に取付けると、クリップ21における係止片27が切欠き12に嵌め込まれる。その後、尾冠31をその軸筒11に後方から挿入する。尾冠21の挿入部22を後端より軸筒11の後部に挿入すると、係止用突起16は被係止凹部34に挿入して係止し、これにより尾冠31は軸筒11に取付けられる。そして、尾冠31が軸筒11に取付けられると、尾冠31における大径部33が切欠き12に嵌め込まれた係止片27に当接してクリップ21の後方への移動を禁止し、そのクリップ21を軸筒11に固定する。よって、尾冠21の挿入部22を軸筒11の後部に挿入させるだけの比較的簡単な作業でクリップ21を軸筒11に固定することができる。
また、軸筒11が金属製であって、係止用突起16は前端縁16aが軸方向に直交するように筒内に向かって切り出された切り出し片からなり、切り出し片からなる係止用突起16は後方から前方に向かって軸筒11の内径を縮径するように傾斜して形成したので、尾冠21の挿入部22を軸筒11の後部に挿入すると、係止用突起16又は尾冠21の挿入部22は係止用突起16の傾斜に従って弾性変形するので、その挿入作業を比較的容易に行わせることができる。そして、係止用突起16を被係止凹部34に挿入させると、被係止凹部34の前面34aが係止用突起16の前端縁に当接して係止されるので、係止用突起16が被係止凹部34に挿入した尾冠31を軸筒11から離脱させるのを著しく困難とすることができる。この結果、クリップ21を軸筒11により強固に固定することができる。
また、係止用突起16が被係止凹部34に挿入した段階で被係止凹部34の前面34aが係止用突起16の前端縁に当接するので、尾冠21を軸筒11の後部に挿入して係止用突起16を被係止凹部34に係止させることに対して節度感を持たせることができ、係止用突起16が被係止凹部34に係止していない状態と、係止用突起16が被係止凹部34に係止した状態を明確に区別させることができる。
また、切欠き12の前方であってクリップ21により覆われる軸筒11の後部に係止用突起16を形成したので、筒内に向かって切り出された切り出し片からなる係止用突起16の軸筒11の外表面に生じる凹みをクリップ21により覆うことができる。このため、その係止用突起16に起因する外表面の凹みが外部から視認されることはなく、外観上の見栄えを悪化させることなくクリップ21を強固に軸筒11に取付けることができる。
また、軸筒11の後端より前方に延びて形成され取付板23の先端縁が着座する座面14を軸筒11の外面に形成したので、クリップ21を軸筒11に取付ける際にこの座面14を目印としてこの座面14に取付板23を近づけることにより、取付板23の先端に形成されたの取付片24を軸筒11の係止孔13に挿入させることが可能となり、その取付け作業を更に容易にすることができる。また、取付片24が係止孔13の孔縁に係止した状態で取付板23の先端縁は座面14に当接するので、軸筒11に取付けられたクリップ21の安定性を十分に確保することができる。そして、尾冠21の挿入部22を軸筒11に挿入すると、図2の一点差線で示すように、軸筒11の外周を断面V字状に折り曲げることにより作られた座面14のV字状の断面形状が引き延ばされるように弾性変形して、係止用突起16を挿入部22の外面から引き離すことができる。このため、尾冠21の挿入部22を軸筒11に挿入する作業を更に容易することができる。
また、座面14に対向する案内溝36を挿入部32の外周に軸方向に延びて形成したので、尾冠31を軸筒11に挿入する際に、この案内溝36を目印としてこの案内溝36を座面14に合わせるように挿入部22を軸筒11に挿入することにより、その尾冠31の取付けを比較的容易に行うことができる。そして、前方に移動して取付片24が係止孔13の孔縁に係止した状態で切欠き12に係止する補助取付片26を取付板23に形成したので、取付板23の先端における前部に形成されたの取付片24を軸筒11の係止孔13の孔縁に係止させ、取付板23の先端における後部に形成された補助取付片26を軸筒11の切欠き12に係止させることによりクリップ21を軸筒11に取付けることができる。このため、クリップ21の軸筒11に対する係止箇所を増大させることができ、これにより軸筒11に取付けられたクリップ21の安定性を十分に確保することができる。
なお、上述した実施の形態では、切欠き12に係止する補助取付片26を取付板23の先端における後部に形成する例を示したが、前方に移動して取付片24が係止孔13の孔縁に係止した状態で切欠き12に係止可能である限り、補助取付片26を係止片27に形成しても良い。このように、補助取付片26を係止片27に形成しても、クリップ21の軸筒11に対する係止箇所を増大させることができ、軸筒11に取付けられたクリップ21の安定性を十分に確保することができる。
本発明実施形態の筆記具用尾冠31の取付構造を示す分解斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 図2のB−B線断面図である。 図1のC−C線断面図である。 図4のD−D線断面図である。
符号の説明
11 軸筒
12 切欠き
13 係止孔
14 座面
16 係止用突起
16a 前端縁
21 クリップ
22 クリップ本体
23 取付板
24 取付片
26 補助取付片
27 係止片
31 尾冠
32 挿入部
33 大径部
34 被係止凹部
34a 前面

Claims (7)

  1. 後端に形成された切欠きと前記切欠きの軸方向前方に形成された係止孔とを有する軸筒と、前記軸筒に沿って設けられたクリップ本体と前記クリップ本体の後部に形成され前方に移動して前記係止孔の孔縁に係止し後方に移動して前記係止孔の孔縁から離脱する取付片と前記クリップ本体の後端に設けられ前記取付片が前記係止孔の孔縁に係止した状態で前記切欠きに嵌め込まれる係止片とを有するクリップと、前記軸筒の後部に挿入された挿入部と前記挿入部の後部に形成され前記挿入部が前記軸筒に挿入された状態で前記係止片に当接して前記クリップの後方への移動を禁止する大径部とを有する尾冠とを備えた筆記具のクリップ取付構造において、
    前記軸筒の後部に内周から筒内に向かって膨出する係止用突起が形成され、
    前記大径部が前記係止片に当接した状態で前記係止用突起が係止する被係止凹部が前記挿入部に形成された
    ことを特徴とする筆記具のクリップ取付構造。
  2. 軸筒が金属製であって、係止用突起は前端縁が軸方向に直交するように前記軸筒を筒内に向かって切り出した切り出し片からなり、前記切り出し片からなる係止用突起は後方から前方に向かって前記軸筒の内径を縮径するように傾斜して形成され、被係止凹部は前面が軸方向に直交するように挿入部の外周に周方向に延びて形成された溝であって前記係止用突起の係止状態で前記前面が前記係止用突起の前端縁に当接するように構成された請求項1記載の筆記具のクリップ取付構造。
  3. 切欠きの前方であってクリップにより覆われる前記軸筒の後部に係止用突起が形成された請求項2記載の筆記具のクリップ取付構造。
  4. 先端縁が前記軸筒の外面に当接する取付板がクリップ本体の後部における幅方向の両側から前記軸筒に向かって形成され、前記取付板の先端縁が着座する座面が軸筒の後端より前方に延びて前記軸筒の外面に形成された請求項1ないし3いずれか1項に記載の筆記具のクリップ取付構造。
  5. 座面が軸筒の外周を断面V字状に折り曲げることにより作られた請求項4記載の筆記具のクリップ取付構造。
  6. 座面に対向する案内溝が挿入部の外周に軸方向に延びて形成された請求項5記載の筆記具のクリップ取付構造。
  7. 取付片が取付板の先端における前部に形成され、クリップが前方に移動して取付片が係止孔の孔縁に係止した状態で切欠きに係止する補助取付片が取付板の先端における後部又は係止片に形成された請求項4ないし6いずれか1項に記載の筆記具のクリップ取付構造。
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