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JP2008192861A - 半導体検査装置および半導体検査方法 - Google Patents

半導体検査装置および半導体検査方法 Download PDF

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JP2008192861A JP2007026212A JP2007026212A JP2008192861A JP 2008192861 A JP2008192861 A JP 2008192861A JP 2007026212 A JP2007026212 A JP 2007026212A JP 2007026212 A JP2007026212 A JP 2007026212A JP 2008192861 A JP2008192861 A JP 2008192861A
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Ryotaro Yoneda
亮太郎 米田
Shozo Fujimoto
尚三 藤本
Kouichi Hirae
浩一 平江
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】半導体ウェーハを高温もしくは低温で検査する際に生じるプローブカードの高さ変動に対し、常に電極パッドに対してプローブ針の押し当て量を一定に保つ半導体検査装置を提供する。
【解決手段】被測定物である半導体ウェーハ4を検査温度に設定させた後、ステージ3の横に備えられたプローブ針先位置用測定器9で針先位置を測定し、それと同時にプローブカード1またはプローブ針2に備えられた認識物位置をプローブカード1の上方に配設されたプローブ位置用測定器6で測定し、半導体ウェーハ4とプローブ針2の針先との距離を制御器7に入力する。さらに、検査時、常にプローブ位置用測定器6でプローブカード1またはプローブ針2の認識物位置を測定し、プローブカード1の膨張収縮による高さ変動量を測定して、その変動量を制御器7に入力し、電極パッドのプローブ針2の押し当て量を一定に保つようにステージ3の高さを補正する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体デバイスなどの被測定物の電気的特性を検査するための半導体検査装置および半導体検査方法に関するものであり、特にプローブ針とステージとの間の距離(高さ方向の位置)の保持手法に関するものである。
従来より、半導体デバイスの製造工程において、製造された半導体ウェーハの電気的特性を、半導体検査装置により半導体ウェーハの状態で検査するプローブ検査工程がある。
そして、このプローブ検査工程は、半導体ウェーハ内の1個もしくは多数個の半導体デバイスの複数の電極パッドにプローブ針を押し当てて、このプローブ針をテスタに接続させて電気的特性を測定して各半導体デバイスの良品・不良品の選別を行なうものである。また、半導体検査装置により、半導体ウェーハ内に形成した半導体デバイスに対して、低温状態から高温状態の任意の温度(−50℃〜150℃)で検査を行なうことが可能に構成されている。
この半導体検査装置は、真空吸着等により半導体ウェーハを保持するチャック機構を備えたステージと、このステージの上方に半導体デバイスの電極パッドに対応したプローブ針を備えたプローブカードを保持できる機構とを備えている。前記ステージはX軸、Y軸、Z軸方向に適宜移動させることが可能であり、適宜移動させることで半導体デバイスの各電極パッドとプローブ針との位置合わせを行い、検査を行なう。
従来の半導体検査装置について図10を用いて説明する。プローブ針2を備えたプローブカード1は、カードホルダー5によって半導体検査装置の所定位置に固定されており、まず、ステージ3の所定位置(図10においては、ステージ3の横)に取り付けられた移動自在のプローブ針先位置用測定器9が、プローブ針2の針先の直下位置となるようにステージ3を移動させてプローブ針2の針先位置を測定する。その後、別途に設けられた被測定物位置用測定器10で、ステージ3で保持された半導体ウェーハ4の高さ位置を測定して、プローブ針2と半導体ウェーハ4内のチップとの位置を合わせ、チップの電極パッドにプローブ針2を押し当てるためにステージ3のZ軸方向への移動量(大きさ)を設定していた。
しかし、半導体デバイスの検査において、品質保証上の都合により高温、低温での検査が必要な場合が増えており、この場合には、半導体ウェーハ4を高温、低温にするための加熱・冷却機構をステージ3に備えていることが多い。そこで高温での検査を行う場合を例にとると、検査時に、加熱によるステージ3の熱膨張や、ステージ3の輻射熱によるプローブカード1の変形等が発生することが知られている。
これにより、ステージ3の高さ変動やプローブ針2の位置の変動が発生し、この結果、半導体ウェーハ4とプローブ針2との位置関係が変動して、半導体デバイス(チップ)の電極パッドに対して所望のプローブ針2の押し当てができなくなって精度の良い検査ができなくなったり、プローブ針2と電極パッドとが強く接触し過ぎて想定以上の力がかかってしまいプローブ針2または電極パッドが損傷したりする等の問題が生じている。
このような問題に対処する1例として、特許文献1には、ステージからの輻射熱を遮断するためにプローブカードとステージとの間に遮蔽板を設け、さらにプローブカードを構成する部材に冷却・加熱機構を備えることで熱伝導を防ぐことを図った技術が開示されている。
特開2000−241454公報
上記したように、従来の半導体検査装置では、プローブカード1に設けられたプローブ針2の針先位置の認識作業が、ステージ3の横などに設けられたプローブ針先位置用測定器9を用いて行なわれていた。そのため、針先位置確認を行なう際に、熱源となっているステージ3を移動させることで、プローブ針先位置用測定器9を針先位置に移動させて測定を行っていた。この熱源となるステージ3の移動により、プローブカード1の直下にステージ3がある場合と離れた場合とでプローブカード1の反りによる針先高さが、一例では40μm変化する。
また、検査を行う半導体ウェーハ4内にあるチップの位置によってもステージ3からプローブカード1への輻射熱の影響は変化してしまい、プローブカード1の反る大きさは一例では20μm変動する。これらにより、測定中にプローブカード1およびプローブ針2の位置変動が生じてしまい、電極パッドとプローブ針2とを精度よく押し当てることができなくなっていた。
これに対し、前記特許文献1ではプローブカードへの熱伝導を抑える遮蔽板を設けた構造が提案されてきたが、この構造によっても、測定中の位置によって生じるプローブカードおよびプローブ針の位置変動には対応することが困難である。さらに、現在の微細化技術の進展に伴い、より精度よく電極パッドとプローブ針とを押し当てる必要性が求められている。
本発明は、前記従来の半導体検査装置における課題を解決するものであり、検査中においてプローブカードの反りの変動を生じた場合でも、半導体ウェーハとプローブ針との位置決め精度を向上できて、電極パッドに対するプローブ針の押し当て量を常に一定に保つことができる半導体検査装置および半導体検査方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の半導体検査装置は、測定中のプローブカードおよびプローブ針の位置変動に対し、半導体ウェーハなどの被測定物とプローブ針との位置決め精度を向上させるため、前記プローブカード上方に配設され、前記プローブカード又は前記プローブ針の位置を検出するプローブ位置用測定器と、検査中に前記プローブ位置用測定器が得た前記プローブカードの変形による前記プローブカード又は前記プローブ針の位置変動量に基づいて、前記プローブカードと前記被測定物との間の距離を一定に保つように前記ステージの位置を変動させる制御器とを備えたことを特徴とする。これにより、プローブカードと半導体ウェーハなどの被測定物との間の距離を一定に保つことが可能となる。
また、プローブカード又はプローブ針の位置変動量を測定するプローブ位置用測定器をプローブカードの上方に配設することに伴い、プローブ位置用測定器が測定するポイントを明確にする必要が生じる。そこで、プローブ位置用測定器がプローブカード又はプローブ針の位置変動量を容易に測定するためのポイントとしての認識物を、プローブカード又はプローブ針に設ける。
また、検査中に生じるプローブカードおよびプローブ針の位置変動量を常に測定して、これに対応すべくステージの位置を変動させると、前回の検査と次回の検査との間にも補正の時間が必要となって、ひいては、これらの各検査を含む全体の所要時間が伸びるため、検査効率が低下してしまう。そこで、検査中にプローブ位置用測定器が得たプローブカードの変形によるプローブカード又はプローブ針の位置変動量に基づいて、プローブカードと被測定物との間の距離を一定に保つようにステージの位置を変動させる制御器を備えることに加えて、プローブ位置用測定器が得た変動量を記録する記録装置を備える。これにより、一度検査を行なった半導体ウェーハなどの被測定物と同一品種の被測定物を検査する場合に、記録されたプローブカードもしくはプローブ針の位置変動量に基づいて、自動でステージの高さを補正することが可能となる。これにより、プローブカードまたはプローブ針の位置変動量を測定する頻度を低減できて、検査効率の向上を図ることができる。
本発明によれば、半導体検査装置において高温・低温状態において生じるプローブカードの位置変動量(高さ変動量)及び、ステージとプローブカード又はプローブ針との距離の変動によるプローブカードの位置変動量(高さ変動量)、例えば、およそ40μmに対して、半導体検査装置の位置決め精度を向上できて、ステージとプローブカードまたはプローブ針との距離を一定に保ち、電極パッドに対してプローブ針の押し当て量を常に一定に保つことができ、高温・低温状態の半導体ウェーハなどの被測定物の検査に生じるトラブルを回避し、さらに一度検査を行なった半導体ウェーハなどの被測定物と同一品種の被測定物を検査する場合に、自動でステージ高さを補正することができ、検査時間の短縮が可能になるとともに、検査工程の良品判別の精度を向上できるという効果を見込める。
まず、図1および図2を参照しながら、本発明の実施の形態1に係る半導体検査装置について説明する。なお、図10に示す従来の半導体検査装置の構成要素と同様な機能のものには同符号を付す。
図1、図2に示すように、本発明の実施の形態1に係る半導体検査装置は、被測定物の1例としての半導体ウェーハ4に接触させるプローブ針2を備えたプローブカード1と、半導体ウェーハ4を載せるステージ3と、ステージ3の横に取り付けられ、初期状態でのプローブ針2の針先位置を測定するプローブ針先位置用測定器9と、ステージ3よりも上方の所定位置に配設されて半導体ウェーハ4の位置を測定する被測定物位置用測定器10などを有している。さらに、半導体検査装置は、プローブカード1の上方に配設され、プローブカード1(又はプローブ針2)のZ軸方向の位置(すなわちこの実施の形態では上下方向(高さ方向)の位置)を検出するプローブ位置用測定器6と、検査中にプローブ位置用測定器6が測定して得たプローブカード1の変形によるプローブカード1(またはプローブ針2)のZ軸方向の位置変動量(すなわち高さ方向(上下方向)位置変動量)に基づいて、プローブカード1と半導体ウェーハ4との間の距離を一定に保つようにステージ3の位置を変動させる制御器7とを備えている。なお、図1、図2における、5はプローブカード1を所定位置に固定した状態で保持するカードホルダー、20はステージ3が載せられているベース部である。
次に、半導体検査装置の各部分について説明する。
半導体検査装置のステージ3には、ステージ3(詳しくは、ステージ3の半導体ウェーハ4を載せた状態で保持する部分)をベース部20に対してX軸方向(図1における紙面の左右方向)に駆動するX軸モータと、Y軸方向(図1における紙面に直交する方向)に駆動するY軸モータとが設けられており、半導体ウェーハ4をX軸、Y軸方向に移動自在に移動できるとともに位置決めできるXYステージにより構成されている。さらに、ステージ3は、Z軸方向に駆動できるZ軸モータ(図示せず)と、ステージ3を回転方向(θ方向)に駆動できる回転モータも有している。
よって、ステージ3上に載せられて保持された半導体ウェーハ4は、カードホルダー5により所定位置に固定されたプローブカード1に対して、X軸、Y軸、Z軸方向に移動可能で、かつθ方向に回転可能である。さらにステージ3の上面には図示していない半導体ウェーハ4を固定するための吸着機構が備えられている。その吸着機構の例として、ステージ3の上面に、真空源からの吸着溝が形成されており、半導体ウェーハ4を真空吸着してステージ3に固定できるようになっている。
また、このステージ3には、図示していない加熱・冷却機構を設けており、半導体検査装置の外部から検査温度の設定及び調節を行なえるよう構成されている。
ステージ3の上方には複数のプローブ針2を有したプローブカード1が設置されている。この複数のプローブ針2は、被測定物としての半導体ウェーハ4上に有する、図示していない少なくとも1個のチップにおける複数の電極パッドの配置に対応できるように、プローブカード1に配設されている。
上記構成において、検査が行われる際には、半導体ウェーハ4が、予め設定された所定の検査温度に達するように加熱または冷却されて、ステージ3の膨張収縮が十分に飽和した状態にされる。この後、ステージ3の横に備えられたプローブ針先位置用測定器9でプローブ針2の初期の針先位置bが測定され(図2においては、プローブ針先位置用測定器9でプローブ針2の針先位置を測定することで、ステージ3が載せられたベース部20からの針先位置(Z軸に沿った高さ寸法)bが測定される)、それと同時に、プローブカード1の上方に配設されたプローブ位置用測定器6で、プローブカード1に備えられた認識物位置a(この認識物位置aは、例えば、プローブカード1の上面に設けられた認識物までの位置である)またはプローブ針2に備えられた認識物位置a’(この場合には、例えば、プローブ位置用測定器6でプローブ針2の先端が認識できるように、プローブカード1やプローブ針2の支持部を透明としたり、透視できるように、実施の形態2〜4において後述する開口部11(図3〜図5参照)などを形成したりし、プローブ針2に設けられた認識物を認識する)が測定される。また、半導体ウェーハ位置(半導体ウェーハ4のZ軸に沿った高さ方向位置)cを被測定物位置用測定器10で測定し(例えば、被測定物位置用測定器10と半導体ウェーハ4との離間距離を測定することで、ベース部20からの距離を算出しているが、これに限るものではない)、これらの認識物位置a(または認識物位置a’)と半導体ウェーハ位置cとに基づいて、半導体ウェーハ4とプローブ針2の針先との上下方向の離間距離hが算出され、制御器7に入力される。
この場合に、検査を行なっている際、常にプローブ位置用測定器6でプローブカード1またはプローブ針2の認識物位置a(a’)を測定することで、プローブカード1の膨張収縮による高さ変動量を測定して、その変動量を制御器7に入力する。そして、制御器7により、半導体ウェーハ4とプローブ針2の針先との離間距離hを一定に保つようにステージ3の高さが調節される。
この機能を有した半導体検査装置を用いることで、最大およそ40μmのプローブカード1の反りの変動により生じる電極パッドとプローブ針2との不安定な押し当て量を一定に保つことが可能となる。
なお、ステージ3の膨張収縮が十分に飽和していなかった場合においても、一定の検査単位ごとにステージ3の高さを被測定物位置用測定器10により再測定を行い、変動量を補正することで、ステージ3の膨張収縮による高さ変動の影響は回避することができる。
さらに、検査中における半導体ウェーハ位置(半導体ウェーハ4の高さ)cを測定する被測定物位置用測定器10の代わりに、プローブカード1に、後述する開口部11(図3〜図5参照)を形成し、この開口部11を通して、プローブ位置用測定器6を用いて半導体ウェーハ位置(半導体ウェーハ4の高さ)cを測定してもよく、これにより、検査中においても半導体ウェーハ4とプローブ針2の針先との距離hを常に一定に保つことができ、プローブカード1の反りの変動により生じる電極パッドとプローブ針2との押し当て量の誤差を測定器精度であるおよそ5μm以下に保つことが可能となる。
次に、本発明の実施の形態2に係る半導体検査装置について、図3を参照しながら説明する。
この半導体検査装置においては、前記実施の形態1における、プローブカード1の上方に配設されたプローブ位置用測定器6でプローブカード1の位置を特定するために、プローブカード1に開口部11を有しているとともに、この開口部11に認識物としてのワイヤ12を備えている。ここで、認識物(ワイヤ12)はプローブ位置用測定器6でプローブカード1の位置を容易に特定するために備えるものである。
例えば、プローブ位置用測定器6がカメラであった場合に、図3に示すようにプローブカード1の開口部11にワイヤ12を交差させた構造を持ち、その交点の焦点を合わせることでプローブカード1の位置を認識させる。
ワイヤ12の交点は容易に焦点を合わせることが可能であり、プローブカード1の構成が品種ごとに変わったとしても構造的にも簡易であるため取り付けが容易であり、品種の違うプローブカード1においてもワイヤ12を取り付けて適用することは可能である。
さらに、プローブカード1の反りが大きい中心部を測定することで、より精度の高いプローブカード1およびプローブ針2の位置変動量を補正することが可能である。
実施の形態3に係る半導体検査装置について、図4を参照しながら説明する。
この半導体検査装置においては、前記実施の形態1における、プローブカード1の上方に配設されたプローブ位置用測定器6でプローブカード1の位置を特定するために、プローブカード1の開口部11のコーナー部11aを認識物として測定する。
例えば、プローブ位置用測定器6がカメラであった場合、開口部11のコーナー部11aにカメラの焦点を合わせることでプローブカード1の位置変動量を測定することが可能であり、測定する開口部11の2つのコーナー部11aを測定する(すなわち、2点測定する)ことでプローブカード1のねじれ状態を把握することが可能となる。さらに、開口部11の少なくとも3つ以上のコーナー部11aを測定する(すなわち、3点(又はそれ以上の点)測定する)ことで、プローブカード1の傾き状態を把握することが可能となり、プローブカード1とカードホルダー5との取り付け状態等を確認することができる。
実施の形態4に係る半導体検査装置について図5を参照しながら説明する。
この半導体検査装置においては、前記実施の形態1における、プローブカード1の上方に配設されたプローブ位置用測定器6でプローブカード1の位置を特定するための認識物として、プローブカード1の開口部11に突起物13を備えている。この突起物13は、プローブ位置用測定器6でプローブカード1の位置を容易に特定するために備えるものである。
例えば、プローブ位置用測定器6がレーザー変位計であった場合に、図5に示すようにプローブカード1の開口部11の一部分に認識可能な大きさの突起物13を備え、プローブカード1の位置変動量を測定する。
なお、突起物13の数は少なくとも1個以上であり、突起物13を備える位置は開口部11のプローブカード1の上面側でも下面側でも可能であるが、下面側のほうがプローブ針2の針先位置との距離が短くなり、測定する変動量の精度を高めることができる。
なお、プローブ位置用測定器6がカメラであった場合、突起物13にマークを付けておき、そのマークに焦点を合わせることでプローブカード1の変動量を測定することが可能である。
実施の形態5に係る半導体検査装置について、図6、図7、図8を参照しながら説明する。
この半導体検査装置においては、前記実施の形態1における、プローブカード1の上方に備えられたプローブ位置用測定器6でプローブ針2の位置を特定するための認識物として、プローブ針2の上面または曲げ部に突起物2aを備えている。
プローブ針2はプローブカード1に対して水平ではなく、角度を持って取り付けられており、また半導体プロセスの微細化による電極パッドの微細化・複雑化に伴い、プローブ針2の配置も複雑化が進んでおり、プローブカード1の下方からプローブ針2の針先位置を特定する場合と違い、プローブカード1の上方に備えられたプローブ位置用測定器6でのプローブ針2の測定位置の特定が困難となるため、突起物2aをプローブ針2の上面または曲げ部に備えることにより、プローブ位置用測定器6でプローブ針2の位置を容易に特定することが可能になるとともに、プローブカード1に認識物(図3におけるワイヤ12や、図4における開口部11のコーナー部11a、図5における突起物13)を備える場合よりもプローブ針2の針先に近いため、測定する位置変動量の精度を高めることができる。
なお、プローブ位置用測定器6がカメラであった場合、突起物2aにマークを付けておき、そのマークに焦点を合わせることでプローブカード1の位置変動量を測定することが可能である。
なお、突起物2aは針先位置に近い部分に備えることで、測定する変動量の精度をさらに高めることができる。
実施の形態6に係る半導体検査装置について図9を参照しながら説明する。
この半導体検査装置では、前記実施の形態1から実施の形態5の半導体検査装置の構成要素に加えて、プローブ位置用測定器6が測定して得た変動量を記録する記録装置8を備えている。
例えば、一枚目の半導体ウェーハ4の検査時に、制御器7を用いてステージ3の高さ補正を行なった値を記録装置8に記録しておき、再度同一品種の半導体ウェーハ4の測定を行う場合に、プローブカード1またはプローブ針2に備えた認識物の位置をプローブ位置用測定器6で再度測定する工程を省くことが可能となる。これにより、電極パッドに対してプローブ針2の押し当て量を一定に保つことが可能となるだけでなく、測定回数の低減を図ることができ、この測定回数の低減により検査時間の短縮も可能となる。
なお、例えば1枚目の半導体ウェーハ4を検査した時に、プローブカード1またはプローブ針2の位置変動量が5μm以上の部分だけ、同一品種の2枚目以降の半導体ウェーハ4の検査時にプローブ位置用測定器6で再測定を行うことで、プローブカード1またはプローブ針2の変動量をより精度よく補正を行うことができ、電極パッドに対してプローブ針2の押し当て量を5μm以内に保つことが可能となる。
なお、本発明において、プローブカード1の上方に備えられたプローブ位置用測定器6を少なくとも2個以上備えることで、三角測量が可能となり、より精度の高いプローブ針2の高さ変動量(位置変動量)を測定することができ、電極パッドとプローブ針2との押し当て量の誤差を2μm以下に保つことが可能である。
なお、本発明では被測定物として半導体ウェーハ4を挙げているが、被測定物としてPDP基板およびLCD基板などの検査工程にも適用できる。
本発明の半導体検査装置は、高温状態および低温状態において生じるプローブカードの高さ変化量に対して、検査中においてもプローブカードまたはプローブ針の位置変動(高さ位置変動)を測定し、ステージの位置補正を行うことができ、電極パッドに対してプローブ針の押し当て量を一定に保つことができ、精度のよい検査を行なうことが可能である。さらに、一度検査を行なった品種と同一品種の半導体ウェーハにおいては、記録した変動量を用いてステージの高さを変動させることができるため、検査効率の向上が図れる。また、上述したように、被測定物として、半導体ウェーハ、PDP基板およびLCD基板など、各種の半導体デバイスの検査工程に適用できる。
本発明の実施の形態1に係る半導体検査装置の概略構成を示す図 同実施の形態1に係るプローブカードの変位によってステージを制御する機構を説明する図 本発明の実施の形態2に係る半導体検査装置における、プローブカードの認識物を示す図 本発明の実施の形態3に係る半導体検査装置における、プローブカードの認識物(プローブカードの開口部のコーナー部)を測定することを示す図 本発明の実施の形態4に係る半導体検査装置における、プローブカードの認識物(プローブカードの突起物)を示す図 本発明の実施の形態5に係る半導体検査装置における、プローブ針の認識物(プローブ針上面に設けた突起物)を示す図 本発明の実施の形態5に係る半導体検査装置における、他のプローブ針の認識物(プローブ針上面に設けた他の突起物)を示す図 本発明の実施の形態5に係る半導体検査装置における、その他のプローブ針の認識物(プローブ針上面に設けたその他の突起物)を示す図 本発明の実施の形態6に係る半導体検査装置の概略構成を示す図 従来の半導体検査装置の概略構成を示す図
符号の説明
1 プローブカード
2 プローブ針
3 ステージ
4 半導体ウェーハ(被測定物)
5 カードホルダー
6 プローブ位置用測定器
7 制御器
8 記録装置
9 プローブ針先位置用測定器
10 被測定物位置用測定器
11 開口部
20 ベース部

Claims (6)

  1. 被測定物に接触させるプローブ針を備えたプローブカードを有し、前記被測定物を載せる移動自在のステージを有し、初期のプローブ針の針先位置を測定する初期プローブ針先位置用測定器を有し、被測定物の位置を測定する被測定物位置用測定器を有した半導体検査装置であって、
    前記プローブカードの上方に配設され、前記プローブカード又は前記プローブ針の位置を検出するプローブ位置用測定器と、検査中に前記プローブ位置用測定器が得た前記プローブカードの変形による前記プローブカード又は前記プローブ針の位置変動量に基づいて、前記プローブカードと前記被測定物との間の距離を一定に保つように前記ステージの位置を変動させる制御器とを備えたことを特徴とする半導体検査装置。
  2. プローブカードに、プローブ位置用測定器でプローブカード又はプローブ針の位置を検出するための認識物を設けたことを特徴とする請求項1に記載の半導体検査装置。
  3. プローブ針に、プローブ位置用測定器でプローブカード又は前記プローブ針の位置を検出するための認識物を設けたことを特徴とする請求項1に記載の半導体検査装置。
  4. プローブ位置用測定器が測定して得た変動量を記録する記録装置を備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の半導体検査装置。
  5. 被測定物を検査する前に、被測定物に接触させるプローブ針の針先位置と、前記被測定物を載せる移動自在のステージの位置と、前記プローブ針を備えたプローブカードの位置又は前記プローブ針の位置とを測定する工程と、検査中に前記プローブカードの上方に配設されたプローブ位置用測定器で前記プローブカード又は前記プローブ針の位置を測定する工程と、検査前の前記プローブカードまたは前記プローブ針の位置と前記プローブ位置用測定器で検査中に得た前記プローブカード又は前記プローブ針の位置変動量とに基づいて、前記プローブカードと前記被測定物との間の距離を一定に保つように前記ステージ位置を補正する工程とを含むことを特徴とする半導体検査方法。
  6. 被測定物を検査する前に、被測定物に接触させるプローブ針の針先位置と、前記被測定物を載せる移動自在のステージの位置と、前記プローブ針を備えたプローブカードの位置又は前記プローブ針の位置とを測定する工程と、検査中に前記プローブカードの上方に配設されたプローブ位置用測定器で前記プローブカード又は前記プローブ針の位置を測定する工程と、検査前の前記プローブカードまたは前記プローブ針の位置と前記プローブ位置用測定器で検査中に得た前記プローブカード又は前記プローブ針の位置変動量とに基づいて、前記プローブカードと前記被測定物との間の距離を一定に保つように前記ステージ位置を補正する工程と、記録装置で前記プローブ位置用測定器が測定により得た変動量を記録する工程と、前記被測定物と同一品種の被測定物を検査する場合に、記録した変動量に基づいて自動でステージ位置を補正する工程とを含むことを特徴とする半導体検査方法。
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