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JP2008192381A - 温度調節機構 - Google Patents

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JP2008192381A
JP2008192381A JP2007023591A JP2007023591A JP2008192381A JP 2008192381 A JP2008192381 A JP 2008192381A JP 2007023591 A JP2007023591 A JP 2007023591A JP 2007023591 A JP2007023591 A JP 2007023591A JP 2008192381 A JP2008192381 A JP 2008192381A
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duct
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Keiji Shukutani
啓二 宿谷
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】 複数の電源ユニットにおける温度のバラツキを抑制することのできる温度調節機構を提供する。
【解決手段】 並列に配置された複数の電源ユニット(21,22)の温度を調節するための温度調節機構であって、複数の電源ユニットを収納するケース(14)と、複数の電源ユニットに対して、この配列方向における一端側から熱交換媒体を供給するための第1の供給ダクト(11)と、配列方向において第1の供給ダクトとは異なる位置から、電源ユニットに対して熱交換媒体を供給するための第2の供給ダクト(12)と、配列方向における他端側からケース内の熱交換媒体を排出するための排出ダクト(13)とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、並べて配置された複数の電源ユニットに対して熱交換媒体を供給することによって、電源ユニットの温度調節を行うことができる温度調節機構に関するものである。
従来、電気自動車やハイブリッド自動車では、動力源としてモータが搭載されるとともに、このモータに電力を供給するための電池(二次電池)が搭載されている。ここで、二次電池は、充放電等によって発熱するため、この熱による電池特性の劣化を抑制するために、二次電池を冷却する必要がある(例えば、特許文献1−3参照)。
以下、従来の冷却機構の構成について、図9,10を用いて説明する。ここで、図9は、従来の冷却機構の外観斜視図であり、図10は、図9のC−C断面図である。図9,10に示すX方向、Y方向及びZ方向は、互いに直交している。
冷却機構の一部を構成する電池パック100は、2つの電池モジュール201,202と、これらの電池モジュール201,202を収納する電池ケース103とを有している。各電池モジュール201,202では、複数の単電池がX方向に並列に配置され、これらの単電池が電気的に直列に接続されている。また、電池モジュール201,202は、図9,10に示すように、電池ケース103内においてY方向で並べて配置されている。
電池ケース103には、電池モジュール201,202の冷却に用いられる空気を取り込むための吸気ダクト101と、吸気ダクト101から電池ケース103内に取り込まれた空気を排出するための排気ダクト102とが接続されている。
上述した冷却機構の構成において、吸気ダクト101から取り込まれた空気は、電池ケース103内に進入し、図10の矢印(点線)で示すように、電池モジュール201,202を通過して、排気ダクト102に導かれる。ここで、電池ケース103内に進入した冷却用の空気が、電池モジュール201,202と接触して熱交換が行われることにより、電池モジュール201,202が冷却されることになる。
特開2006−24510号公報(段落0038,0044、図2−4等) 特開2000−233648号公報(段落0034,図3等) 特開2006−236827号公報
しかしながら、図9,10に示す冷却機構の構成では、以下に説明する不具合が生じてしまう。
吸気ダクト101から取り込まれた冷却用の空気は、まず、電池モジュール201に接触することにより、電池モジュール201において熱交換(冷却)を行うことになる。次に、電池モジュール201を通過した空気が、電池モジュール202に接触することにより、電池モジュール202において熱交換(冷却)が行われる。
この場合において、電池モジュール202に接触する空気は、電池モジュール201で熱交換されているため、電池モジュール201に接触する空気の温度と、電池モジュール202に接触する空気の温度は、互いに異なることになる。ここで、吸気ダクト101から取り込まれる空気の温度をT0とし、空気による冷却後の各電池モジュール201,202の温度をT1,T2とすると、図11に示すようにT0<T1<T2の関係となる。
なお、図11において、縦軸は温度(T)を示し、横軸は時間(t)を示す。
温度T2が温度T1よりも高くなるのは、電池モジュール202に対しては、電池モジュール201との熱交換が行われた後の空気(熱を持った空気)が接触するため、電池モジュール202を効率良く冷却することができないからである。
図11に示すように、電池モジュール201の温度T1と、電池モジュール202の温度T2とにバラツキ(ΔT)が生じると、各電池モジュール201,202の電池特性にバラツキが生じてしまう。また、電池モジュール202を効率良く冷却できない場合には、電池モジュール202が電池モジュール201よりも先に劣化してしまうこともある。
そこで、本発明の目的は、複数の電源ユニットが並んだ状態で配置されている構成において、これらの電源ユニットにおける温度のバラツキを抑制することのできる温度調節機構を提供することにある。
本願第1の発明は、並列に配置された複数の電源ユニットの温度を調節するための温度調節機構であって、複数の電源ユニットを収納するケースと、複数の電源ユニットに対して、この配列方向における一端側から熱交換媒体を供給するための第1の供給ダクトと、上記配列方向において第1の供給ダクトとは異なる位置から、電源ユニットに対して熱交換媒体を供給するための第2の供給ダクトと、上記配列方向における他端側からケース内の熱交換媒体を排出するための排出ダクトとを有することを特徴とする。
ここで、第2の供給ダクトの一部を電源ユニットの上方に配置し、第2の供給ダクトにおける電源ユニットと対向する面に、電源ユニットに対して熱交換媒体を導くための開口部を形成することができる。また、第2の供給ダクトの一部を、複数の電源ユニット間のスペースに対して上方に位置させることができる。
また、第2の供給ダクトを、ケース外において、第1の供給ダクトから分岐させることができる。そして、第2の供給ダクトの断面積を、第1の供給ダクトの断面積よりも小さくすることができる。
本願第2の発明は、並列に配置された複数の電源ユニットの温度を調節するための温度調節機構であって、複数の電源ユニットを収納するケースと、ケース内に熱交換媒体を供給するための供給ダクトと、ケースから熱交換媒体を排出するための排出ダクトとを有し、供給ダクトの一部は、電源ユニットの上方に配置されているとともに、電源ユニットに対して熱交換媒体を導くための開口部を有することを特徴とする。
ここで、供給ダクトの一部を、複数の電源ユニット間のスペースに対して上方に位置させることができる。
なお、電源ユニットとしては、例えば、複数の単電池(二次電池)を有する電池モジュールが用いられる。また、二次電池の代わりに、電気二重層キャパシタや燃料電池を用いることもできる。
本願第1の発明によれば、ケース内で並列に配置された複数の電源ユニットに対して、電源ユニットの配列方向で異なる位置に設けられた第1及び第2の供給ダクトを用いて熱交換媒体を供給することにより、複数の電源ユニットにおける温度のバラツキを抑制することができる。
また、本願第2の発明によれば、供給ダクトの一部を電源ユニットの上方に配置し、供給ダクトの開口部を介して熱交換媒体を電源ユニットに導くことで、各電源ユニットに対して効率良く熱交換媒体を導くことができる。これにより、複数の電源ユニットにおける温度のバラツキを抑制することができる。
以下、本発明の実施例について説明する。
本発明の実施例1である温度調節機構について、図1,2を用いて説明する。本実施例では、後述するように、電池モジュールに対して熱交換媒体としての冷却用の空気を供給する冷却機構(温度調節機構)について説明する。
ここで、図1は、本実施例の冷却機構の外観斜視図であり、図2は、図1のA−A断面図である。なお、図1,2において、X方向、Y方向及びZ方向は互いに直交している。また、Z方向が上下方向となる。
冷却機構の一部を構成する電池パック10は、電池ケース14と、電池ケース14内に収納された2つの電池モジュール(電源ユニット)21,22とを有している。電池ケース14には、冷却用の空気を電池ケース14内に取り込むための第1の吸気ダクト(第1の供給ダクト)11及び第2の吸気ダクト(第2の供給ダクト)12と、電池ケース14内に取り込まれた空気を外部に排出するための排気ダクト(排出ダクト)13とが接続されている。
本実施例では、電池ケース14、第1及び第2の吸気ダクト11,12及び排気ダクト13が一体的に形成されている。なお、第1及び第2の吸気ダクト11,12や排気ダクト13を別体として形成し、電池ケース14に連結してもよい。
各電池モジュール21,22は、複数の単電池(二次電池)がX方向に並列に配置され、これらの単電池が電気的に直列に接続されている。そして、各電池モジュール21,22は、エンドプレート(不図示)によって両端側から狭持されている。また、電池モジュール21,22は、Y方向(配列方向)において並んで配置されている。
ここで、本実施例では、電源ユニットとして二次電池を用いた場合について説明するが、二次電池の代わりに、電源ユニットとしての電気二重層キャパシタ(コンデンサ)や燃料電池を用いてもよい。
第1の吸気ダクト11は、電池ケース14と略等しい高さ(Z方向の長さ)を有しており、電池ケース14の側面14aにおける一端部に接続されている。ここで、第1の吸気ダクト11は、電池ケース14内に冷却用の空気を供給できる構成であればよく、この高さや幅(Y方向の長さ)は、適宜設定することができる。
また、第1の吸気ダクト11の上流側(電池ケース14側とは反対側)にはファン(不図示)が配置されており、このファンを駆動することにより、電池パック10の外にある空気が、第1の吸気ダクト11内に取り込まれる。この空気は、図1の矢印(点線)で示すように、第1の吸気ダクト11や第2の吸気ダクト12内を移動する。
第2の吸気ダクト12は、第1の吸気ダクト11から分岐しており、第1の吸気ダクト11とは異なる位置において電池ケース14に接続されている。具体的には、図1に示すように、第2の吸気ダクト12は、第1の吸気ダクト11の上側部分から分岐している。また、第2の吸気ダクト12は、電池ケース14の側面14aのうち上側部分に接続され、電池ケース14内でX方向に延びている。
電池ケース14内に位置する第2の吸気ダクト12は、図2に示すように、隣り合う電池モジュール21,22の間に形成されたスペースの上方に位置している。また、第2の吸気ダクト12のうち、電池ケース14内に位置する部分には、電池モジュール21,22と対向する開口部12aが形成されている。
開口部12aは、電池モジュール21,22の間に形成されたスペースの上方に位置しており、X方向に延びている。
一方、排気ダクト13は、電池ケース14の側面14aのうち、第1の吸気ダクト11が接続された部分とは反対側の端部において接続されている。
また、電池モジュール21,22は、図2に示すように、電池ケース14内において、第1の吸気ダクト11及び排気ダクト13の間に位置するように配置されている。
ファンの駆動によって取り込まれる冷却用の空気は、主に、第1の吸気ダクト11を通過して電池ケース14内に導かれる。すなわち、第1の吸気ダクト11の開口面積(Y−Z平面内の断面積)は、第2の吸気ダクト12の開口面積よりも大きくなっているため、ファンからの空気は、第1の吸気ダクト11を通過して電池ケース14内に導かれる。
一方、第1の吸気ダクト11からは第2の吸気ダクト12が分岐しているため、ファンからの空気は、第2の吸気ダクト12にも導かれる。この空気は、第2の吸気ダクト12を介して電池ケース14内に供給される。
第1の吸気ダクト11を介して電池ケース14内に供給された空気は、電池モジュール21に接触することになる。具体的には、電池モジュール21において、X方向で隣り合う単電池間のスペースに空気が流れ込み、この空気が単電池と接触することにより、単電池で発生した熱を吸収(熱交換)する。そして、電池モジュール21で熱交換された空気は、電池モジュール22の方向に移動する。
なお、上述したように、電池ケース14のうち、電池モジュール21の側方(電池モジュール22とは反対側)には、第1の吸気ダクト11の断面積に相当するスペースが設けられているため、第1の吸気ダクト11からの空気が電池モジュール21の全体に到達するようになっている。
電池モジュール21で熱交換された空気は、電池モジュール22の単電池と接触することにより、この単電池で発生した熱を吸収(熱交換)する。すなわち、電池モジュール21を通過した空気の温度が、電池モジュール22の温度よりも低い場合には、この空気によって電池モジュール22の冷却が行われることになる。
一方、第2の吸気ダクト12を介して電池ケース14内に導かれる空気は、電池ケース14の上面側に位置する開口部12aから電池モジュール21,22に向けて供給される。すなわち、第2の吸気ダクト12からの空気は、電池モジュール21,22の上方から供給される。
ここで、開口部12aから排出された空気は、電池モジュール21,22に向かうが、第1の吸気ダクト11から電池ケース14内に進入した空気の流れ(排気ダクト13側に向かう空気の流れ)に沿って移動することにより、主に電池モジュール22に向かうことになる。すなわち、第1の吸気ダクト11から排気ダクト13に向かう気流を利用することで、第2の吸気ダクト11からの空気を電池モジュール22に導いている。
すなわち、第2の吸気ダクト12からの空気は、電池モジュール22において、X方向で隣り合う単電池間のスペースに流れ込み、これらの単電池と接触することにより、単電池で発生した熱を吸収(熱交換)する。そして、電池モジュール22で熱交換された空気は、排気ダクト13に導かれる。
なお、電池ケース14のうち、電池モジュール22の側方(電池モジュール21とは反対側)には、排気ダクト13の断面積に相当するスペースが設けられているため、電池モジュール22を通過した空気のすべては、排気ダクト13に導かれることになる。
本実施例において、電池モジュール21に対しては、第1の吸気ダクト11を介して冷却用の空気が供給されることで、充放電等に伴う電池モジュール21の温度上昇を抑制することができる。また、電池モジュール22に対しては、電池モジュール21を通過した空気が供給されるとともに、第2の吸気ダクト12を介して冷却用の空気が供給される。これにより、充放電等に伴う電池モジュール22の温度上昇を抑制することができる。
このように、電池モジュール22には、電池モジュール21を通過した空気(電池モジュール21で熱交換された空気)だけでなく、第2の吸気ダクト12からの空気(電池モジュール21で熱交換されていない空気)を供給しているため、電池モジュール22の冷却効率を向上させることができる。
これにより、電池モジュール21,22を、略等しい温度T0の空気で冷却することができるため、電池モジュール21,22の温度のバラツキを抑制することができる。すなわち、電池モジュール21の温度と、電池モジュール22の温度との差を小さくすることができる。したがって、従来の冷却機構(図9,10参照)のように、一方の電池モジュールだけが劣化し易くなってしまうのを抑制することができる。
なお、本実施例では、電池ケース14の幅(Y方向の長さ)を略一定(製造誤差を含む)としているが、図3に示すように、第1の吸気ダクト11の一部と接続された面14bを、X方向に対して傾斜する傾斜面とすることもできる。図3は、電池ケース14内の一部の構成を示す概略図である。
具体的には、電池ケース14のうち、電池モジュール21の側方に形成されたスペースの幅(Y方向の長さ)を、第1の吸気ダクト11との接続側で最も大きくし、空気の進行方向(X方向)に向かって連続的に狭くすることができる。
このように構成すれば、第1の吸気ダクト11から電池ケース14内に進入した空気を、電池モジュール21を構成するすべての単電池21aに対して効率良く導くことができる。
ここで、図3に示す構成では、電池ケース14の面14bを略平坦な傾斜面としたが、階段状の面としてもよい。すなわち、電池モジュール21の側方に形成されたスペースの幅を段階的に変化させてもよい。
また、本実施例では、第1の吸気ダクト11の端部を電池ケース14の側面14aに接続しただけの構成であるが、これに限るものではない。具体的には、第1の吸気ダクト11の一部を電池ケース14内に配置し、電池ケース14内に位置する第1の吸気ダクト11の側面(電池モジュール21側の面)に開口部を形成することができる。
例えば、図4(A)に示すように、第1の吸気ダクト11の断面(Y−Z平面)を略コの字状に形成し、第1の吸気ダクト11の側面に、この吸気ダクト11に沿って延びる開口部11aを形成することができる。この構成では、開口部11aから電池モジュール21に対して冷却用の空気が排出される。ここで、図4(A)は、第1の吸気ダクト11のうち、電池ケース14内に位置する部分の概略を示す外観斜視図である。
また、図4(B)に示すように、第1の吸気ダクト11の断面を凸状に形成し、電池モジュール21側に開口部11bを形成することができる。この構成でも、開口部11bから電池モジュール21に対して冷却用の空気が排出される。ここで、図4(B)は、第1の吸気ダクト11のうち、電池ケース14内に位置する部分の概略を示す外観斜視図である。
さらに、図4(C)に示すように、電池ケース14内に位置する第1の吸気ダクト11のうち、電池モジュール21側の側面に、複数の開口部11cを所定の間隔を空けて形成することができる。ここで、図4(C)は、第1の吸気ダクト11のうち、電池ケース14内に位置する部分の概略を示す外観斜視図である。
図4(C)に示すように複数の開口部11cを形成する場合には、電池モジュール21を構成する単電池間のスペース毎に開口部11cを形成することができる。このように構成すれば、単電池間のスペースに、冷却用の空気を効率良く導くことができる。
一方、本実施例では、図1に示すように、電池ケース14内に位置する第2の吸気ダクト12の幅(Y方向の長さ)を略一定(製造誤差を含む)としているが、これに限るものではない。
例えば、第2の吸気ダクト12の幅を、図5(A),(B)に示すように先端側に向かって連続的に狭くすることもできる。ここで、図5(A)は、第2の吸気ダクト12を電池モジュール21,22側から見たときの概略図である。なお、図5において、本実施例で説明した部材等と同様の機能を有するものについては、同一符号を用いている。
また、図5(B)に示す構成では、第2の吸気ダクト12を、この断面(Y−Z平面)が略矩形状となるように形成し、この吸気ダクト12のうち、電池モジュール21,22と対向する底面に複数の開口部12bを形成している。ここで、図5(B)は、第2の吸気ダクト12を電池モジュール21,22側から見たときの概略図である。
図5(A),(B)に示すように、電池ケース14内に位置する第2の吸気ダクト12の幅を、先端側に向かって狭くすることにより、電池モジュール22を構成するすべての単電池に対して効率良く空気を供給することができる。
なお、第2の吸気ダクト12の幅を先端側に向かって段階的に狭くすることもできる。
一方、本実施例では、第1の吸気ダクト11から第2の吸気ダクト12を分岐させているが、第1及び第2の吸気ダクトが別々の流路を形成するように構成することもできる。この場合には、第1及び第2の吸気ダクトのそれぞれに、冷却用の空気を取り込むためのファンを設ける必要がある。
また、本実施例では、第2の吸気ダクト12の一部を電池ケース14内に配置しているが、電池ケース14内に配置しなくてもよい。例えば、電池ケース14の上面(外面)に第2の吸気ダクト12の一部を接続し、第2の吸気ダクト12及び電池ケース14に開口部を形成することで、第2の吸気ダクト12からの空気を電池ケース14内に導くことができる。また、第2の吸気ダクト12の端部を電池ケース14の側面14aに接続し、電池ケース14内に冷却用の空気を供給するようにしてもよい。
さらに、本実施例では、電池ケース14内における第2の吸気ダクト12を、電池モジュール21,22間のスペースに対して上方に位置するように配置しているが、これに限るものではない。すなわち、電池モジュール21,22間のスペースに対する上方の位置に対してY方向でずれた位置に、第2の吸気ダクト12を配置することもできる。具体的には、電池ケース14内における第2の吸気ダクト12を、図2に示す位置に対して、排気ダクト13側にずらして配置することができる。
この構成であっても、第2の吸気ダクト12からの空気を電池モジュール22に導くことができ、電池モジュール21,22の温度のバラツキを抑制することができる。
次に、本発明の実施例2である冷却機構について、図6,7を用いて説明する。ここで、図6は、本実施例の冷却機構の外観斜視図であり、図7は、図6のB−B断面図である。
冷却機構の一部を構成する電池パック30は、電池ケース33と、電池ケース33内に収納された2つの電池モジュール21,22とを有している。電池モジュール21,22の構成及び配置は、実施例1と同様である。
電池ケース33の側面33aには、吸気ダクト(供給ダクト)31及び排気ダクト(排出ダクト)32が接続されている。ここで、排気ダクト32の構成は、実施例1と同様である。実施例1では、2つの吸気ダクトを設けているが、本実施例では、1つの吸気ダクトを設けている。
吸気ダクト31の上流側(電池ケース33側とは反対側)には、ファン(不図示)が設けられており、ファンを駆動することで、電池パック30の外部にある空気(冷却用の空気)を吸気ダクト31内に導くことができる。
吸気ダクト31は、電池ケース33の側面33aにおける上方領域に接続され、電池ケース33内でX方向に延びている。
電池ケース33内に位置する吸気ダクト31は、図7に示すように、隣り合う電池モジュール21,22の間に形成されたスペースの上方に位置している。また、吸気ダクト31のうち、電池ケース33内に位置する部分には、電池モジュール21,22と対向する開口部31aが形成されている。
開口部31aは、電池モジュール21,22の間に形成されたスペースの上方に位置しており、X方向に延びている。
ファンから取り込まれた空気は、吸気ダクト31内を通り、開口部31aから排出される。ここで、開口部31aから排出された空気は、吸気ダクト31の下方に位置する電池モジュール21,22に導かれる。すなわち、図7の矢印(点線)で示すように、開口部31aから排出された空気が、各電池モジュール21,22の方向に向かって進む。言い換えれば、開口部31aから排出された空気は、電池ケース33内で拡散することになる。
電池モジュール21側に進んだ空気は、電池ケース33の内壁に衝突することにより、排気ダクト32側に進むことになる。言い換えれば、電池ケース33のうち、電池モジュール21が配置された空間内を循環して、排気ダクト32側に進む。
電池モジュール21側に進んだ空気は、電池モジュール21を構成する単電池と接触することにより、充放電等に伴って発生した単電池の熱を吸収(熱交換)する。具体的には、電池モジュール21のうち、X方向で隣り合う単電池間のスペースに進入することにより、これらの単電池と接触する。これにより、電池モジュール21の冷却が行われる。
一方、電池モジュール22側に進んだ空気は、電池モジュール22において、X方向で隣り合う単電池間のスペースに進入し、各単電池に接触する。これにより、充放電等に伴って発生した単電池の熱を吸収(熱交換)し、電池モジュール22の冷却が行われる。電池モジュール22を通過した空気は、排気ダクト32に導かれる。
本実施例によれば、ファンから供給された冷却用の空気を、吸気ダクト31を介して直接、電池モジュール21,22に導くことができるため、電池モジュール21,22の冷却効率を向上させることができる。これにより、電池モジュール21,22の温度のバラツキを抑制することができる。言い換えれば、従来の冷却機構(図9,10参照)に比べて、電池モジュール21の温度と、電池モジュール22の温度との差を小さくすることができる。
ここで、図8に示すように、吸気ダクト31と電池モジュール21,22との間に、シール部材34を配置することもできる。
シール部材34は、吸気ダクト31のうち開口部31aを形成する側壁と、各電池モジュール21,22の上面との間に配置されている。また、シール部材34は、開口部31aに沿って配置されている。これにより、吸気ダクト31の下面(開口部31aが設けられた面)と、各電池モジュール21,22の上面との間のスペースは、シール部材34によって密閉状態となる。
上述したように、シール部材34を配置することで、開口部31aから排出される空気を各電池モジュール21,22に効率良く導くことができる。
なお、特許文献1(特開2006−24510号公報)に記載の電池パックでは、並列に配置された電池モジュールの間に位置する空間に、ファンからの冷却風を供給しているが、この構成では、以下に説明する不具合が生じる。
すなわち、ファンの近傍に位置する電池には、効率良く冷却風が導かれるが、ファンから離れた位置にある電池に対しては、ファンからの冷却風が直接導かれない。すなわち、ファンから離れた電池には、ファンの近傍に位置する電池で熱交換された空気が導かれることになり、電池の温度にバラツキが生じてしまう。
一方、本実施例では、上述したように、電池モジュール21,22の上方に吸気ダクト31を配置し、開口部31aから下方に向かって空気を排出するようにしている。これにより、電池モジュール21,22のすべての単電池に対して、ファンからの空気を直接導くことができ、電池モジュール21,22を効率良く冷却することができる。
そして、電池モジュール21,22の温度のバラツキを抑制することができるとともに、各電池モジュール21,22を構成する単電池間の温度のバラツキを抑制することができる。
また、本実施例では、実施例1の構成に比べて、第1の吸気ダクトを省略することができるため、電池パック30をY方向において小型化することができる。
なお、上述した実施例1,2では、電池モジュール21,22に対して冷却用の空気(熱交換媒体)を供給する場合について説明したが、これに限るものではない。すなわち、電池モジュール21,22が過度に冷却されるのを抑制するために、加温用の熱を持った空気(熱交換媒体)を供給してもよい。ここで、加温とは、電池モジュール21,22の単電池に対して熱を与えて(熱交換して)、単電池の温度を上昇させることをいう。
ここで、加温用の空気としては、加熱ユニットにより加熱させられた空気や、車室内でエアコンから排出される空気を用いたり、車両の走行時に排出される排出ガスを用いたりすることができる。
このように、冷却用や加温用の空気を適宜供給することにより、電池モジュール21,22の温度を適正な温度範囲(例えば、20℃〜60℃)内で維持することができる。
また、上述した実施例1,2では、空気を用いた場合について説明したが、空気以外の気体を用いることもできる。
さらに、上述した実施例1,2では、電池ケース内に2つの電池モジュール21,22を配置した場合について説明したが、電池ケース内に配置する電池モジュールの数は適宜設定することができる。
ここで、実施例1の構成を適用する場合には、電池モジュールの数に応じて、第1の吸気ダクトから分岐される第2の吸気ダクトの数を増やすことができる。例えば、3つの電池モジュールをY方向に並べて配置した場合には、各電池モジュールの間に形成されたスペースに対して、冷却用の空気が供給されるように、2つの第2の吸気ダクトを設けることができる。
また、実施例2の構成を適用する場合には、電池モジュールの数に応じて、吸気ダクトの数を増やすことができる。例えば、3つの電池モジュールをY方向に並べて配置した場合には、電池ケース内のうち、各電池モジュールの間に形成されたスペースの上方に吸気ダクト(2つ)を配置することができる。また、電池ケース内に2つの吸気ダクトを配置する場合には、電池ケース外に1つの吸気ダクトを設け、この吸気ダクトを分岐させることにより、電池ケース内に2つの吸気ダクトを設けることができる。
一方、上述した実施例1,2では、電池ケースの一側面(側面14a,33a)に、吸気ダクト及び排気ダクトを設けているが、電池ケースの互いに向かい合う側面(X方向で向かい合う側面)に吸気ダクト及び排気ダクトをそれぞれ設けることもできる。例えば、図1に示す構成において、第1及び第2の吸気ダクト11,12が設けられた電池ケース14の側面14aに対して、X方向で対向する面に排気ダクトを設けることができる。
本発明の実施例1である冷却機構の外観斜視図である。 図1のA−A断面図である。 実施例1の変形例において、第1の吸気ダクトの構成を示す概略図である。 電池ケース内に配置される第1の吸気ダクトの変形例を示す外観斜視図(A〜C)である。 電池ケース内に配置される第2の吸気ダクトの変形例を示す正面図(A、B)である。 本発明の実施例2である冷却機構の外観斜視図である。 図6のB−B断面図である。 実施例2の変形例を示す断面図である。 従来の冷却機構の外観斜視図である。 図9のC−C断面図である。 従来の冷却機構において、2つの電池モジュールの温度分布を示す図である。
符号の説明
10:電池パック
11:第1の吸気ダクト
12:第2の吸気ダクト
12a:開口部
13:排気ダクト
21,22:電池モジュール

Claims (9)

  1. 並列に配置された複数の電源ユニットの温度を調節するための温度調節機構であって、
    前記複数の電源ユニットを収納するケースと、
    前記複数の電源ユニットに対して、この配列方向における一端側から熱交換媒体を供給するための第1の供給ダクトと、
    前記配列方向において前記第1の供給ダクトとは異なる位置から、前記電源ユニットに対して熱交換媒体を供給するための第2の供給ダクトと、
    前記配列方向における他端側から前記ケース内の熱交換媒体を排出するための排出ダクトとを有することを特徴とする温度調節機構。
  2. 前記第2の供給ダクトの一部は、前記電源ユニットの上方に配置されており、
    前記第2の供給ダクトにおける前記電源ユニットと対向する面には、前記電源ユニットに対して熱交換媒体を導くための開口部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の温度調節機構。
  3. 前記第2の供給ダクトの一部は、前記複数の電源ユニット間のスペースに対して上方に位置していることを特徴とする請求項2に記載の温度調節機構。
  4. 前記第2の供給ダクトは、前記ケース外において、前記第1の供給ダクトから分岐していることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の温度調節機構。
  5. 前記第2の供給ダクトの断面積が、前記第1の供給ダクトの断面積よりも小さいことを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の温度調節機構。
  6. 前記第1及び第2の供給ダクトと前記排出ダクトが、前記ケースの同一面に接続されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の温度調節機構。
  7. 並列に配置された複数の電源ユニットの温度を調節するための温度調節機構であって、
    前記複数の電源ユニットを収納するケースと、
    該ケース内に熱交換媒体を供給するための供給ダクトと、
    前記ケースから熱交換媒体を排出するための排出ダクトとを有し、
    前記供給ダクトの一部は、前記電源ユニットの上方に配置されているとともに、前記電源ユニットに対して熱交換媒体を導くための開口部を有することを特徴とする温度調節機構。
  8. 前記供給ダクトの一部は、前記複数の電源ユニット間のスペースに対して上方に位置していることを特徴とする請求項7に記載の温度調節機構。
  9. 前記供給ダクト及び前記排出ダクトが、前記ケースの同一面に接続されていることを特徴とする請求項7又は8に記載の温度調節機構。
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