JP2008191841A - 動作状態解析システム - Google Patents
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Abstract
【課題】けん引車両及びけん引車両を操作する作業者の動作状態を解析する。
【解決手段】けん引車両6及び当該けん引車両を操作する作業者9の動作状態を解析する動作状態解析システムであって、前記けん引車両に設置される第1のタグ1と、前記作業者によって保持される第2のタグ2と、前記第1のタグ及び第2のタグをアンテナ5a〜5hを介して検知し、当該第1のタグと第2のタグの位置関係に基づいて、前記けん引車両及び作業者の動作状態を解析する状態解析手段51とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】けん引車両6及び当該けん引車両を操作する作業者9の動作状態を解析する動作状態解析システムであって、前記けん引車両に設置される第1のタグ1と、前記作業者によって保持される第2のタグ2と、前記第1のタグ及び第2のタグをアンテナ5a〜5hを介して検知し、当該第1のタグと第2のタグの位置関係に基づいて、前記けん引車両及び作業者の動作状態を解析する状態解析手段51とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、動作状態解析システムに関し、特にけん引車両及びけん引車両を操作する作業者の位置情報に基づいて、動作状態を解析する動作状態解析システムに関する。
近年、GPS(Global Positioning System)あるいは、車輪の回転を検出する手法によって道路を走行する車両の位置あるいは動作状態を検知する手法が用いられている。この車両が例えば自動車(けん引車両)に連結される連結部を備え、連結された複数の被けん引車両に積載された荷物を運送する運送車両である場合は、運送処理の効率化のためにGPSあるいは車輪の回転を検出する手法によって運送処理の効率化が図られている。この運送処理の効率化を向上させるための位置提供システムが特許文献1に記載されている。
図5に特許文献1に記載の位置提供システムを示す。位置提供システム300は、自動車等の車両307にけん引される被けん引車両308に搭載される位置検知装置301と、コンピュータ303に接続される位置提供装置302によって構成されている。また、位置検知装置301及び位置提供装置302は、無線通信によって送受信が行なわれている。
位置検知装置301の制御部305は、GPS衛星304から送信された電波をGPS受信機(図示せず)によって受信し、この電波に基づいて、被けん引車両308の現在位置を取得している。また、位置検知装置301に内蔵される走行検知センサ306は、被けん引車両308の車輪の回転を検知するセンサであり、車輪の回転の検出により被けん引車両308の動作状態(走行状態及び停止状態)を検出している。そして、コンピュータ303は、位置提供装置302によって取得された様々な場所を移動する複数の被けん引車両の位置情報及び動作状態を一括して把握している。このように、特許文献1に記載の位置提供システムでは、複数の被けん引車両の位置情報及び動作状態を取得することによって、運送業務の効率を向上させている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、仮に屋内で運搬作業を行なう場合に、走行、停止に加え、荷役、渋滞等のより詳細な動作あるいは作業状態を解析することが困難である。構内(屋内)の物流では、屋外と比較して、非常に短いスパンで運搬作業が行なわれている。よって、時間的な制約がより厳しく、走行、停止に加え、荷役、渋滞等のより詳細な動作、作業解析を実施しないと改善、効率化に結びつけることは困難である。
さらに、特許文献1に記載の技術では、位置の検知と走行状態の検知は独立して行なわれているため、それぞれ別の装置センサを設ける必要があり、低コストに抑えることが困難である。また、屋内での運搬作業では被けん引車両(被けん引台車)は1台であることはなく、通常、4〜10台程度が普通であり、それぞれに大掛かりな走行検知センサを搭載することはコスト面から考慮しても極めて困難なものである。
特開2004−302689号公報
上記したように、従来の位置提供システムでは、詳細な動作状態あるいは作業状態を解析することが極めて困難であった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、けん引車両及びけん引車両を操作する作業者の動作状態を解析することを目的とする。
本発明にかかる動作状態解析システムは、けん引車両及び当該けん引車両を操作する作業者の動作状態を解析する動作状態解析システムであって、前記けん引車両に設置される第1のタグと、前記作業者によって保持される第2のタグと、前記第1のタグ及び第2のタグをアンテナを介して検知し、当該第1のタグと第2のタグの位置関係に基づいて、前記けん引車両及び作業者の動作状態を解析する状態解析手段とを備えることを特徴としている。
このように構成された動作状態解析システムによれば、けん引車両及びけん引車両を操作する作業者の動作状態を解析することが可能となる。
また、本発明にかかる前記状態解析手段は、前記第1のタグと第2のタグをアンテナを介して検知し、それぞれの位置情報を取得する検知部と、当該検知部によって取得された位置情報より前記第1のタグと前記第2のタグの位置関係を求め、当該位置関係に基づいて前記けん引車両及び作業者の動作状態を解析する解析部を有することを特徴とする。このような構成により、けん引車両と作業者に設置した2つのタグの検知された位置関係(位置及び、位置より求められる移動量)に基づいて、走行、荷役、渋滞、及び駐車といった現在の車両の動作状態を解析することが可能となる。従って、それぞれの動作あるいは作業にどのくらいの時間を要しているか、あるいはコースを1回まわるのみでどのくらいの時間を要するか等のデータを蓄積することが可能となる。
また、本発明にかかる前記アンテナは、予め定められた通信範囲を有し、前記検知部は、第1のタグと第2のタグを検知したか否かに応じて当該第1のタグと第2のタグの位置情報を取得することを特徴としている。このような構成により、特定の作業エリアでのけん引車両及びけん引車両を操作する作業者の動作状態を解析することが可能となる。
また、本発明にかかる前記動作状態解析システムは、さらに、前記けん引車両にけん引される被けん引車両に設置される第3のタグを有し、前記被けん引車両に積載される積載物の識別情報と前記第3のタグの識別情報とを関連付けて記憶する記憶部を有することを特徴としている。このような構成により、各被けん引車両ごとで何を荷役しているかを判別すること及び、それぞれの荷物の種類毎の荷役時間を解析することが可能となる。
また、本発明にかかる前記状態解析手段は、前記第1のタグと前記第2のタグとの距離が第1の閾値以内であるか否かに応じて、渋滞状態と走行状態を含む状態と、荷役状態と駐車状態を含む状態のいずれかを判別することを特徴としている。このような構成により、動作状態が、走行状態、渋滞状態であるのか、あるいは荷役状態、駐車状態であるのかを判別することが可能となる。
また、本発明にかかる前記動作解析手段は、前記第1のタグと前記第2のタグの距離が前記第1の閾値以内である場合に、前記第1のタグ及び前記第2のタグの移動量が第2の閾値以内であるか否かに応じて渋滞状態か走行状態かを判別することを特徴としている。このような構成により、動作状態が、走行状態、あるいは渋滞状態のいずれであるかを判別することが可能となる。
また、本発明にかかる前記状態解析手段は、前記第1のタグと前記第2のタグの距離が前記第1の閾値より長い場合に、さらに、当該第1の閾値より大きい第3の閾値以内であるか否かに応じて荷役状態か駐車状態かを判別することを特徴としている。このような構成により、動作状態が、荷役状態、あるいは駐車状態のいずれであるかを判別することが可能となる。
また、本発明にかかる前記動作状態解析システムは、さらに、前記けん引車両にけん引される最後尾の被けん引車両に設置される第4のタグを有し、前記状態解析手段は、前記第4のタグをアンテナを介して検知し、前記第3の閾値を前記第1のタグと前記第4のタグの位置関係に基づいて決定することを特徴としている。このような構成により、前記第3の閾値の定義が、けん引車両に設置されたタグ1と被けん引車両の最後尾に設置された第4の識別部との位置関係によって判断することが可能である。つまり、第3の閾値をより正確に定義することが可能となるため、荷役時あるいは駐車時の判断をさらに正確で容易に行なうことが可能となる。
けん引車両に設置されるタグ及び作業者によって保持されるタグの位置関係によって、けん引車両あるいは作業者の動作状態を解析することが可能となる。
発明の実施の形態1.
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態1に関わる動作状態解析システムを示す図である。図1に示すように、本実施の形態の動作状態解析システム100は、タグ1〜タグ4、アンテナ5a〜5h、状態解析装置51を有している。この状態解析装置51は、例えばCPU、ROM、RAM、HDD等を有するコンピュータによって構成され、検知部511、解析部512、記憶部513、出力部514を備えている。なお、動作状態解析システム100は、屋内に設けられているが、屋外に設けられるようにしてもよい。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態1に関わる動作状態解析システムを示す図である。図1に示すように、本実施の形態の動作状態解析システム100は、タグ1〜タグ4、アンテナ5a〜5h、状態解析装置51を有している。この状態解析装置51は、例えばCPU、ROM、RAM、HDD等を有するコンピュータによって構成され、検知部511、解析部512、記憶部513、出力部514を備えている。なお、動作状態解析システム100は、屋内に設けられているが、屋外に設けられるようにしてもよい。
タグ1は、被けん引車両7及び最後尾の被けん引車両に相当する被けん引車両8を含む複数の被けん引車両をけん引するけん引車両6に設置されている。また、タグ2は、けん引車両6を操作する作業者9によって保持されている。タグ3は、けん引車両6にけん引される被けん引車両7に設置されている。そして、タグ4は、最後尾の被けん引車両8に設置されている。タグ1〜4は、例えばRFIDタグであり、自身の識別コード等の情報が記憶されたメモリと、送受信手段を有する無線ICチップとを有している。
アンテナ5a〜5hは地上固定の送受信装置であり、タグ1〜タグ4を検知し、状態解析装置51に出力する。アンテナ5a〜5hによる通信範囲は、図1に示された領域全体であるものとする。タグ1〜タグ4とアンテナ5a〜5hとの送受信を行なう手段は、例えば、無線、赤外線あるいは、超音波等、いずれの手段を用いてもよい。ただし、本実施の形態1では、無線LANを用いてタグ1及びタグ2の位置を検知する場合について記載する。状態解析装置51の検知部511は、アンテナ5a〜5hを介して各タグ1〜4を検出する。また、検知部511は、タグ1あるいはタグ2と各アンテナ5a〜5hとの送受信時間を求め、時間を距離に換算し、3辺測量の原理で位置情報を計測する。なお、この場合の位置情報は2次元情報であるものとする。例えば、荷役状態における作業者9が保持するタグ2の位置情報を求める場合、アンテナ5bとタグ2との送受信時間、アンテナ5cとタグ2との送受信時間を計測する。そして、アンテナ5bとタグ2との送受信時間、アンテナ5cとタグ2との送受信時間をそれぞれ、距離に換算する。
このように、アンテナ5bと5cとの距離、アンテナ5bとタグ2との距離及び、アンテナ5cとタグ2との距離を計算することによって、作業者9が保持するタグ2の位置情報を求めることができる。解析部512は、検知部511によって検出されたタグ1〜4の位置情報に基づいて、けん引車両6及び作業者9の動作状態の解析処理を行う。記憶部513は、検知部511による検知結果や解析部512による解析結果が格納される。さらに、記憶部513には、各タグの識別情報も格納される。出力部514は、解析部512により生成された解析結果情報を表示又は、他の機器や端末に送信する等して出力する。
以下、このように構成された動作状態解析システム100を用いた動作状態の判別方法について、図1を参照して説明する。なお、けん引車両6及びけん引車両を操作する作業者9の動作状態の詳細な解析については後述する。
図1に示すように、屋内環境で物流を行なう場合、複数の被けん引車両をけん引するけん引車両6は、ライン10の周囲を走行する。そして、けん引車両6あるいはけん引車両を操作する作業者9の動作状態は、走行状態、荷役状態、渋滞状態及び駐車状態の4つに分類することができる。なお、荷役は、けん引車両6を操作する作業者9自身が自らけん引車両6にけん引される被けん引車両7に積載された荷物を積み下ろすことによって行なわれるものとする。
走行時(図1(a)参照)は、タグ1とタグ2との距離が第1の閾値である近接閾値以内を維持し、かつタグ1とタグ2とが同一の領域へ移動している。なお、この近接閾値以内とは、けん引車両6に設置したタグ1と、けん引車両6を操作する作業者9が保持するタグ2とがほぼ同一の位置にいることを示す。
荷役作業時(図1(b)参照)は、タグ1とタグ2との距離が第3の閾値である近傍閾値以内を維持し、かつタグ1が停止し、タグ2が移動と停止を繰り返している。これは、作業者9がけん引車両6を降りて作業を行なう間、けん引車両6を動かさない場合にあたる。なお、近傍閾値内とは、作業者9によって保持されるタグ2がけん引車両6に設置されるタグ1の作業エリアにいることを示す。従って、この近傍閾値は基本的には、けん引車両と披けん引車両を含めた車両の最大長さが適当である。
さらに、荷役作業時は、タグ1とタグ2との距離が近傍閾値以内を維持し、かつタグ1、タグ2ともに移動と停止を繰り返す場合も考えられる。これは、作業者9がけん引車両6を降り荷役作業を行なう間、リモコンによってけん引車両6を前方向に移動させることがあり、けん引車両6に設置されるタグ1もまた移動あるいは停止することがあるためである。
渋滞時(図1(c)参照)は、タグ1とタグ2との距離が近接閾値以内で、かつタグ1とタグ2とが停止している。
駐車時(図1(d)参照)は、タグ1とタグ2との距離が近傍閾値より長く、かつタグ1のみ停止している。これは、作業者9がけん引車両6を降り、作業エリア外に移動するためである。このように分類されたけん引車両6及びけん引車両を操作する作業者9の動作状態の詳細な解析に関し、以下図2及び図3に示すフローチャートを参照して詳細に説明する。
図2は、図1に示した動作状態解析システム100に関し、より判別の精度を高め、詳細な解析のために移動量と時間で特定のけん引車両6と作業者9との位置関係を示したグラフである。移動量とは、タグ1、タグ2それぞれの時間に基づく移動距離によって求められる平均速度であり、タグ1、タグ2の移動量をそれぞれΔ1、Δ2とする。図2に示すグラフでは、縦軸が移動量であり、横軸が時間である。また、図2に示すグラフにおける走行時と渋滞時でのタグ1とタグ2は並べてプロットされている。これは、見やすくするためであり、実際にはけん引車両6に設置されるタグ1と作業者9によって保持されるタグ2は、ほぼ同一の位置にいるため、重ねてプロットされる。
タグ1とタグ2との距離が近接閾値内を維持しつつ、かつ移動量Δ1、Δ2がゼロではない場合、けん引車両6は走行状態であると判別される(図2、t1参照)。このように、走行状態の場合は、移動量の有無によって判断することができる。従って、走行中か否かは1秒程度の位置検知間隔でいわゆる、リアルタイムに判断することが可能である。また、加速中、減速中、あるいは一定速度で走行中との判断も可能である。
荷役作業時の場合は、まず始めは移動量がゼロとなる(図2、t2参照)。つまりけん引車両6および作業者9はともに停止する。そこから、ある所定の時間内にタグ2のみに移動量が生じた場合、作業者9がけん引車両6から降りたと判断でき、荷役作業が開始されたと判断される(図2、t3参照)。荷役作業の間は、タグ1、タグ2ともに少量の移動を繰り返す。なお、上記したように、タグ1は移動しない場合もある。また、荷役作業の終了時は、タグ1、タグ2ともに移動量Δ1、Δ2がゼロとなり、かつ近接閾値以内にいることにより判断できる(図2、t4参照)。実際にはその後、走行状態になるため、そのことからも判断することが可能となる(図2、t5参照)。
タグ1、タグ2が近接閾値内で、かつ移動量Δ1、Δ2がゼロである場合、けん引車両は渋滞であると判断される(図2、t6参照)。この場合、けん引車両6の長さ程度の範囲に別のけん引車両が存在する可能性を考慮することが必要である。渋滞時であるのか、あるいは荷役のための停止の最初なのかは、ある時間閾値を定めることによって判別することができる。仮にその閾値以上停止している場合であれば渋滞と判断し、そうでない場合は荷役であると判断する。この場合の閾値は、3、4秒程度が適当である。また、渋滞の終了は、走行を開始したことにより判断できる(図2、t7参照)。
駐車の場合は、タグ1、タグ2との距離が近傍閾値より長く、かつタグ2がタグ1から徐々に離れていくことで判断することができる(図2、t8参照)。そして、最終的に、近傍閾値(車両の長さ)を超えたとき、けん引車両6は駐車であると判断される(図2、t9参照)。
図3は、けん引車両6の動作状態を判別するために用いられるフローチャートである。まず、状態解析装置51の検知部511は、タグ1、タグ2を検知することにより、タグ1及びタグ2の位置情報であるX、Y座標を取得し、記憶部513に格納する(図3、S1参照)。そして、解析部512は、検知部511によって取得されたタグ1及びタグ2のX、Y座標に基づいて、タグ1、タグ2間の距離Dを計算する(図3、S2参照)。
次に、解析部512は、タグ1、タグ2間の距離Dが近接閾値以内であるか否かを計算する(図3、S3参照)。近接閾値とは、タグ1とタグ2とが同一の場所にいるか否かを判断する閾値である。従って、同一の場所にいる渋滞あるいは走行状態の場合と、同一の場所ではない場合の荷役状態あるいは駐車の場合とに判別される。
タグ1、タグ2間の距離Dが近接閾値以内である場合に、解析部512は、タグ1、タグ2の前回からの移動量(Δ1、Δ2)を計算する(図3、S4参照)。
そして、解析部512は、タグ1、タグ2のそれぞれの移動量Δ1、Δ2が停止閾値以内であるか否かを判定する(図3、S5参照)。なお、停止閾値とは、タグが停止しているかあるいは移動しているかを判断する閾値である。ここで、移動量Δ1、Δ2が第2の閾値である停止閾値以内である場合、けん引車両は渋滞状態であると判別される。また、移動量Δ1、Δ2が第2の閾値である停止閾値より大きい場合、けん引車両は走行状態であると判別される。
一方、タグ1、タグ2間の距離Dが近接閾値より長い場合、解析部512は、タグ1、タグ2間の距離Dが近傍閾値以内であるか否かを判定する(図3、S6参照)。近傍閾値とは、タグ2がタグ1の作業エリアにいるか否かを判断する閾値である。従って、タグ2がタグ1の作業エリアにいる場合、すなわち、タグ1、タグ2間の距離Dが近傍閾値以内である場合は、荷役状態であると判別される。
一方、タグ2がタグ1の作業エリアにいない場合、すなわち、タグ1、タグ2間の距離Dが近傍閾値より長い場合は、駐車であると判別される。
以上のように、本実施の形態では、けん引車両及びけん引車両を操作する作業者にそれぞれタグ1、タグ2を設け、作業場である屋内にタグを検知するアンテナを設けた。そして、タグ1及びタグ2の位置情報を取得することによって、けん引車両とけん引車両を操作する作業者の動作状態を判定した。このけん引車両と作業者に設置した2つのタグの検知された位置関係(位置及び、位置より求められる移動量)によって、動作状態は、走行状態、荷役状態、渋滞状態及び、駐車状態の4通りに分類することが可能となった。
また、このような構成により、それぞれの動作あるいは作業にどのくらいの時間を要しているか、あるいはコースを1回まわる場合にどのくらいの時間を要するか等のデータを蓄積することが可能となった。さらに、このデータの蓄積により、例えば新人の教育訓練あるいは指導にも適用することが可能となった。また、走行コースの設計の最適化及び効率化を検討することも可能となった。
また、本実施の形態では、けん引車両にタグ1を設置し、けん引車両を操作する作業者にタグ2を保持させた。しかしながら、けん引車両によってけん引される被けん引車両にタグを追加することもできる。
例えば、第4のタグ4を最後尾の被けん引車両8に追加する。すると上記した近傍閾値の定義が、けん引車両6に設置されたタグ1と被けん引車両の最後尾に設置されたタグ4との位置関係によって判断することが可能である。つまり、近傍閾値をより正確に定義することが可能となるため、荷役時あるいは駐車時の判断をさらに正確で容易に行なうことが可能となる。
さらに、各被けん引車両ごとにタグを設置することもできる。例えば、被けん引車両7にタグ3を設置する。そして、記憶部513にタグ3の識別情報と、タグ3を設置した被けん引車両7に積載された積載物の識別情報とを関連付けて記憶することにより、タグ3と被けん引車両7の運ぶ荷物との紐付けを行なう。これにより、各被けん引車両ごとで、何を荷役しているかを判別することが可能となる。また、その場合には、それぞれの荷物の種類毎の荷役時間を解析することが可能となる。
また、保全者がタグを持つことによって、保全の人がいるのか否かを把握することが可能となる。さらに、タグを手直し車両に設置すれば、手直し車両がどこに存在するのか把握することが可能となる。
発明の実施の形態2.
図4は、本実施の形態2の動作状態解析システム200を示す図である。なお、図4において、図1と共通する構成に関しては、同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。発明の実施の形態1では、けん引車両6に設置されたタグ1の位置と、作業者が保持するタグ2の位置を計測することにより両者の位置関係を求めたが、本実施の形態2では、特定の通信範囲を有するアンテナに対して各タグが検知されたか否かにより、タグ1とタグ2の位置関係を求めている。
図4は、本実施の形態2の動作状態解析システム200を示す図である。なお、図4において、図1と共通する構成に関しては、同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。発明の実施の形態1では、けん引車両6に設置されたタグ1の位置と、作業者が保持するタグ2の位置を計測することにより両者の位置関係を求めたが、本実施の形態2では、特定の通信範囲を有するアンテナに対して各タグが検知されたか否かにより、タグ1とタグ2の位置関係を求めている。
図4に示すように、アンテナ5は、けん引車両6が停止する位置に設置される。アンテナ5は、予め定められた通信範囲を有する。具体的には、作業者9がけん引車両6に乗車した状態において、タグ1、3の双方が含まれ、かつ、作業者9が被けん引車両において荷役作業している状態において、タグ1、2のいずれかのみが含まれないような通信範囲である。また、実施の形態1と同様に状態解析装置51は、けん引車両6に設置されるタグ1とけん引車両を操作する作業者9によって保持されるタグ2を検知し、動作状態を解析する。
まず、けん引車両6が作業エリアに到着すると、けん引車両6に設置されたタグ1、作業者9が保持するタグ2は、アンテナ5の通信範囲に入り、ほぼ同時にアンテナ5によって検知される(図4(a)参照)。これにより解析部512は、けん引車両6及びけん引車両を操作する作業者9が作業エリアに到着したことを確認する。
次に、作業者9は荷役作業を開始する(図4(b)参照)。この場合、タグ1はアンテナ5の通信範囲内に位置する一方でタグ2はアンテナ5の通信範囲外に位置する。従って、タグ1は検知されるが、タグ2は検知されなくなる。このように、タグ1のみが検知された場合に、解析部512は、荷役作業中であると判断することができる。
この後、荷役作業が終了する(図4(c)参照)。この場合には、タグ1、2は共にアンテナ5の通信範囲内に位置するため、タグ2が再び検知され、タグ1、タグ2ともに検知される。よって、解析部512は、作業者9が先頭車両であるけん引車両6に戻ってきたことを確認する。
その後、タグ1、タグ2は、アンテナ5の通信範囲外に位置するため、ともに検知されなくなる。この場合に、解析部512は、けん引車両6が発進したことを確認する。
このように、本実施の形態では、所定の通信範囲を有するアンテナをけん引車両が停止する位置に設置し、けん引車両に設置されるタグ1とけん引車両を操作する作業者によって保持されるタグ2を検知した。このような構成によって、特定の作業エリアでのけん引車両及びけん引車両を操作する作業者の動作状態を解析することが可能となった。
また、上記各場面において、時間的な閾値を設けることにより、誤検知を低減することが可能となる。例えば、けん引車両は、作業エリアで作業せずに通過するだけの場合がある。このような場合には一瞬検知されてすぐに検知されなくなる。この瞬間的に検知されるものは、ある閾値以下の場合には、作業車両でないとして除くことが可能となる。なお、この閾値は検知エリアの大きさとけん引台車の速度によって決定することができる。
また、けん引車両に設置されているタグ1と、作業者が保持するタグ2を控えておき、けん引車両と作業者の組み合わせをあらかじめ決めておく。すると、例えばタグを保持している作業者のみが歩いている場合、あるいは、停止しているけん引車両の横をたまたま通りかかった場合にも誤検知等をせずに判定することが可能となる。
さらに、本実施の形態では、屋内の特定の作業エリアでタグを検知することによって動作状態の解析をすることが可能であるため、必要な場所のみで実現可能である。よって、低コストに抑えることが可能となる。
1・・・第1のタグ
2・・・第2のタグ
3・・・第3のタグ
4・・・第4のタグ
5a〜5h・・・アンテナ
6・・・けん引車両
7,8・・・被けん引車両
9・・・作業者
10・・・ライン
51・・・状態解析装置
511・・・検知部
512・・・解析部
513・・・記憶部
514・・・出力部
2・・・第2のタグ
3・・・第3のタグ
4・・・第4のタグ
5a〜5h・・・アンテナ
6・・・けん引車両
7,8・・・被けん引車両
9・・・作業者
10・・・ライン
51・・・状態解析装置
511・・・検知部
512・・・解析部
513・・・記憶部
514・・・出力部
Claims (8)
- けん引車両及び当該けん引車両を操作する作業者の動作状態を解析する動作状態解析システムであって、
前記けん引車両に設置される第1のタグと、
前記作業者によって保持される第2のタグと、
前記第1のタグ及び第2のタグをアンテナを介して検知し、当該第1のタグと第2のタグの位置関係に基づいて、前記けん引車両及び作業者の動作状態を解析する状態解析手段とを備えた動作状態解析システム。 - 前記状態解析手段は、
前記第1のタグと第2のタグをアンテナを介して検知し、それぞれの位置情報を取得する検知部と、
当該検知部によって取得された位置情報より前記第1のタグと前記第2のタグの位置関係を求め、当該位置関係に基づいて前記けん引車両及び作業者の動作状態を解析する解析部を有することを特徴とする請求項1記載の動作状態解析システム。 - 前記アンテナは、予め定められた通信範囲を有し、
前記検知部は、第1のタグと第2のタグを検知したか否かに応じて当該第1のタグと第2のタグの位置情報を取得する請求項2記載の動作状態解析システム。 - 前記動作状態解析システムは、さらに、前記けん引車両にけん引される被けん引車両に設置される第3のタグを有し、
前記被けん引車両に積載される積載物の識別情報と前記第3のタグの識別情報とを関連付けて記憶する記憶部を有することを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の動作状態解析システム。 - 前記状態解析手段は、前記第1のタグと前記第2のタグとの距離が第1の閾値以内であるか否かに応じて、渋滞状態と走行状態を含む状態と、荷役状態と駐車状態を含む状態のいずれかを判別することを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載の動作状態解析システム。
- 前記動作解析手段は、前記第1のタグと前記第2のタグの距離が前記第1の閾値以内である場合に、前記第1のタグ及び前記第2のタグの移動量が第2の閾値以内であるか否かに応じて渋滞状態か走行状態かを判別することを特徴とする請求項5記載の動作状態解析システム。
- 前記状態解析手段は、前記第1のタグと前記第2のタグの距離が前記第1の閾値より長い場合に、さらに、当該第1の閾値より大きい第3の閾値以内であるか否かに応じて荷役状態か駐車状態かを判別することを特徴とする請求項5記載の動作状態解析システム。
- 前記動作状態解析システムは、
さらに、前記けん引車両にけん引される最後尾の被けん引車両に設置される第4のタグを有し、
前記状態解析手段は、前記第4のタグをアンテナを介して検知し、前記第3の閾値を前記第1のタグと前記第4のタグの位置関係に基づいて決定することを特徴とする請求項7記載の動作状態解析システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007024267A JP2008191841A (ja) | 2007-02-02 | 2007-02-02 | 動作状態解析システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007024267A JP2008191841A (ja) | 2007-02-02 | 2007-02-02 | 動作状態解析システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008191841A true JP2008191841A (ja) | 2008-08-21 |
Family
ID=39751900
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007024267A Pending JP2008191841A (ja) | 2007-02-02 | 2007-02-02 | 動作状態解析システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2008191841A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013080284A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-05-02 | Jvc Kenwood Corp | 位置管理装置、位置管理システム、及び位置管理プログラム |
| JP2021182439A (ja) * | 2017-07-18 | 2021-11-25 | 株式会社小松製作所 | 施工現場管理装置 |
| JP2023506870A (ja) * | 2019-12-16 | 2023-02-20 | プラッサー ウント トイラー エクスポート フォン バーンバウマシーネン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 軌道車両のポジションを求める方法および監視システム |
-
2007
- 2007-02-02 JP JP2007024267A patent/JP2008191841A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2023506870A (ja) * | 2019-12-16 | 2023-02-20 | プラッサー ウント トイラー エクスポート フォン バーンバウマシーネン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 軌道車両のポジションを求める方法および監視システム |
| JP7746267B2 (ja) | 2019-12-16 | 2025-09-30 | プロデス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 軌道車両のポジションを求める方法および監視システム |
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