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JP2008191647A - 光学素子、ファインダー、測光光学系及び撮影光学系と、結像方法、観察方法、測光方法及び撮影方法 - Google Patents

光学素子、ファインダー、測光光学系及び撮影光学系と、結像方法、観察方法、測光方法及び撮影方法 Download PDF

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JP2008191647A
JP2008191647A JP2007317074A JP2007317074A JP2008191647A JP 2008191647 A JP2008191647 A JP 2008191647A JP 2007317074 A JP2007317074 A JP 2007317074A JP 2007317074 A JP2007317074 A JP 2007317074A JP 2008191647 A JP2008191647 A JP 2008191647A
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optical
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optical system
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Akihiko Kohama
昭彦 小濱
Akio Nishizawa
彰夫 西澤
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Nikon Corp
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Nikon Corp
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Abstract

【課題】液体容器部と光軸偏向面とが一体に構成された光学素子を提供する。
【解決手段】第1液体32と、当該第1液体32と混合しない絶縁性の第2液体33とを備えて液体容器部22内に封入し、この液体容器部22内に加える電圧を変化させることで、第1液体32と第2液体33との境界面34の形状を変化させることが可能な液体レンズと、光軸偏向面を備えた偏向部材とを有し、光軸偏向面は、第1液体と第2液体との境界面を貫く液体レンズの光軸に対して、入射光線側および射出光線側の少なくとも一方に配設されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、光学素子及びこの光学素子を有するファインダー光学系、測光光学系及び撮影光学系と、これらを用いた結像方法、観察方法、測光方法及び撮影方法とに関する。
従来、フォーカシングや変倍、視度調整などを行う光学系では、固定焦点距離レンズを光軸方向に移動させることで、これらのフォーカシング、変倍、または、視度調整を行ってきた。固定焦点距離レンズを移動させるためには、モーターなどの動力源と、この動力源からの駆動力を固定焦点距離レンズの光軸方向への移動に変換するためのギアやカムなどのメカニカル機構が必要であったが、これらのメカニカル機構によって、カメラ等が大型化する、また、駆動音が発生するなどの問題があった。
これらの問題を解決する方法として、エレクトロウェティング現象を用いた可変焦点距離レンズや、面形状変化によって焦点距離を変えることができる可変形状ミラーなどを用い、動力源やメカニカル機構なしに電気的にフォーカシングや変倍、視度調整などを行うことができる光学系が近年数多く提案されている(例えば、特許文献1または2参照)。
特開2001−249282号公報
特開2004−198636号公報
しかしながら、光路中に反射面やプリズムなどの偏向部材を有する光学系中に、可変焦点距離レンズを設けた場合、反射部材やプリズム等の偏向部材とは別に可変焦点距離レンズを挿入する必要があり、光学系のサイズを小さくできない、部品点数がその分多くなる、光学系の組み立て時に反射部材等と可変焦点距離レンズとの光軸合わせが難しい、光学面が多くなることによるゴーストやフレアの発生が多いという課題がある。また、形状変化を反射面で行うように構成すると、可変反射面の形状誤差による光学収差への影響が大きくなるという課題がある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、反射部材やプリズム等の偏向部材と別に挿入する必要が無く、光学系のサイズを小型化可能で、部品点数を少なくでき、光学系の組み立て時の偏向部材との光軸合わせが不要で、ゴーストやフレアの発生が少なく、可変面形状誤差による光学収差への影響が少ない光学素子及びこの光学素子を有するファインダー光学系、測光光学系及び撮影光学系と、これらを用いた結像方法、観察方法、測光方法及び撮影方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、第1の本発明に係る光学素子は、第1液体と、当該第1液体と混合しない第2液体とを備えて容器(例えば実施形態における液体容器部22)内に封入し、この容器内に加える物理量を変化させることで、第1液体と第2液体との境界面形状を変化させることが可能な液体レンズと、光軸偏向面(例えば、実施形態における反射面23a)を備えた偏向部材とを有し、光軸偏向面は、第1液体と第2液体との境界面を貫く前記液体レンズの光軸に対して、入射光線側および射出光線側の少なくとも一方に配設されている。
また、光軸偏向面は、一つ以上のプリズム部材中に構成されるのが好ましい。
また、第1液体あるいは第2液体に接する光学部材を有し、この光学部材とプリズム部材とは接合されていることが好ましい。
また、例えば、第1液体は導電性を有し、第2液体は絶縁性を有し、物理量は電圧であるのが好ましい。
また、液体レンズの内壁面は境界面に対して液体レンズの光軸の周りの全周で接して構成されるのが好ましい。
この液体レンズの内壁面を形成する部材に設けられた電極(例えば、実施形態における第2電極27)と、この電極と第1液体及び第2液体との間に設けられた絶縁手段(例えば、実施形態における第2絶縁体29)とを有し、第1液体と電極との間に電圧を印加することにより境界面形状を変化させるように構成されることが好ましい。
なお、第1液体及び第2液体はほぼ同密度であることが好ましい。
また、第1液体及び第2液体は異なる屈折率を有するように構成されることが好ましい。
このとき、光軸偏向面のうち、少なくとも1面は屈折面であり、この屈折面と液体レンズの光軸とのなす角度をθ[度]とし、液体レンズの光軸上の屈折面から境界面までの長さをdとし、境界面と液体レンズの内壁面とが接する接触部の最大径をDLとするとき、次式
θ < 88
d/DL > 0.30
を満足することが好ましい。
また、光軸偏向面のうち、少なくとも1面は反射面であり、かつ、この反射面が境界面よりも入射面側に位置し、液体レンズの光軸を含む光軸上の入射面から境界面までの長さをd1とし、境界面と液体レンズの内壁面とが接する接触部の最大径をDLとするとき、次式
d1/DL >0.50
を満足することが好ましい。
あるいは、光軸偏向面のうち、少なくとも1面は反射面であり、かつ、この反射面が境界面よりも射出面側に位置し、液体レンズの光軸を含む光軸上の射出面から境界面までの長さをd2とし、境界面と液体レンズの内壁面とが接する接触部の最大径をDLとするとき、次式
d2/DL >0.50
を満足することが好ましい。
液体レンズの内壁面が、液体レンズの光軸に対して回転対称に形成されることが好ましい。
液体レンズの容器が偏向部材であるのが好ましい。
また、第1の本発明に係るファインダー光学系は、正の屈折力を有する対物レンズ群(例えば、実施形態における対物レンズ部41及びフィールドレンズ43)と、正の屈折力を有する接眼レンズ群(例えば、実施形態における光学素子47及び接眼レンズ部48)とからなり、これらの対物レンズ群若しくは接眼レンズ群の少なくとも一方の光路中に上述の光学素子のいずれかが配置されて構成される。
このような第1の本発明に係るファインダー光学系において、上記光学素子は接眼レンズ群の光路中に配置され、この光学素子の液体レンズの境界面を変化させることにより、視度調整を行うように構成されることが好ましい。
また、第2の本発明に係るファインダー光学系は、結像面付近に設けられた焦点板と、上述の光学素子のいずれかである可変焦点距離素子と、接眼レンズ群とから構成される。
このような第2の本発明に係るファインダー光学系は、光学素子の境界面を変化させることにより、視度調整を行うように構成されることが好ましい。また、光学素子の境界面を変化させることにより、光学素子からの射出光線のテレセントリック性調整を行うように構成されることが好ましい。さらに、フィールドレンズ(たとえば、実施形態におけるフレネルレンズ52)を有して構成されることが好ましい。
また、本発明に係る測光光学系は、結像面付近に設けられたフィールドレンズ(例えば、実施形態におけるフレネルレンズ72)及び焦点板と、像反転光学系と、上述の光学素子のいずれかであって、像反転光学系の光線射出側に配置される可変焦点距離素子と、この可変焦点距離素子の光線射出側に配置される正の屈折力を有する光学系(例えば、実施形態における正レンズ84)とから構成される。
また、本発明に係る撮影光学系は、全体として正の屈折力を有し、少なくとも1つ以上の上述の光学素子のいずれかを光路中に有して構成される。
なお、本発明に係る結像方法は、上述の光学素子のいずれかを用いて結像する方法であり、本発明に係る観察方法は、上述のファインダー光学系のいずれかを用いて被写体を観察する方法であり、本発明に係る測光方法は、上述の測光光学系により測光する方法であり、本発明に係る撮影方法は、上述の撮影光学系により撮影する方法である。
本発明に係る光学素子、ファインダー光学系、測光光学系、撮影光学系、及び、結像方法、観察方法、測光方法、撮影方法を以上のように構成すると、反射部材やプリズム等の偏向部材を別に挿入する必要が無く、光学系のサイズを小型化可能で、部品点数を少なくでき、光学系の組み立て時の偏向部材との光軸合わせが不要で、ゴーストやフレアの発生が少なく、可変面形状誤差による光学収差への影響を少なくすることができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。まず、図1及び図2を用いて実施形態に係る光学素子の構成について説明する。ここで、図1は第1実施例に係る光学素子1の断面図を示しており、図2は平面図を示している。この光学素子1は、液体容器部2とプリズム部3とから構成されている。
液体容器部2は、導電性材料が円筒形の碗状に形成された第1容器4、導電性材料が円筒形の碗状に形成された第2容器5、例えばゴム等の絶縁性材料で形成され、第1容器4と第2容器5との間に挟持されたパッキン6、導電性材料が円筒状に形成された第2電極7、光を透過する材料が円板状に形成された第1光学窓部材8、及び、光を透過する材料が円板状の基部9aとこの基部9aより径が小さく同心円状に配置されて上方に突出する接続部9bからなる2段円筒状に形成された第2光学窓部材9から構成される。なお、後述するとおり、第1容器4は電極としても利用されるため、以降の説明においては、第1電極4とも呼ぶものとする。
第2容器5の底部5aには円状に形成された開口窓5bが設けられており、この第2容器5内に挿入された第2光学窓部材9の接続部9bが、この開口窓5bから第2容器5の外側に突出するように取り付けられている。なお、第2光学窓部材9の基部9aの上面は第2容器5の底部5aの下面と当接しており、接着剤若しくはシーラー10で接続されている。また、第2光学窓部材9の接続部9bの上面には上述のプリズム部3が接合されている。
第2電極7には上下方向に貫通する貫通孔が形成されており、貫通孔の径が広い上部7aと、貫通孔の径が狭い下部7bとから構成される。この第2電極7の外径は第2容器5の内径と略同一大きさに形成されており、この第2容器5に対して、上部7a側から挿入され、第2容器5の底面5aの下面と第2電極7の上部7aの上面とが当接して取り付けられている。このとき、上部7aに形成されている貫通孔の高さは第2光学窓部材9の基部9aの高さ(厚さ)と略同一大きさを有しており、基部9aは、第2容器5の底面5aと第2電極7の下部7bの上面とによって挟持される。
一方、第1容器4の底部4aにも円状に形成され上下に貫通する開口窓4bが設けられており、この第1容器4に挿入された第1光学窓部材8が開口窓4bを塞ぐように取り付けられている。このとき、第1光学窓部材8の外周部の底面と第1容器4の底部4aの上面とは当接しており、接着剤若しくはシーラー11で接続されている。そして、パッキン6を挟んで、第1容器4の開口部4cと第2容器5の開口部5cとを合わせるように、第1容器4に第2容器5を挿入してこれらを組み合わせる。
第1容器4と第2容器5とで囲まれた空間には、導電性の塩化リチウム水溶液(これを「第1液体12」と呼ぶ)と、第1液体12と同密度の絶縁性のシリコンオイル(これを「第2液体13」と呼ぶ)とが充填されて封入されている。このとき、第1液体12と第2液体13とは混合せず、表面張力により境界面14が形成され、この境界面14を境にこれらの液体12,13が配置され、液体レンズを構成している。なお、第1液体12と第2液体13とが同密度で構成されることで、境界面14へ重力が全く影響しなくなるため、この境界面14にかかる重力方向の影響を回避することができ、また、振動による混合を回避することができる。
図1及び図2において、第2電極7の下部7bの内壁面7cは、回転対称に形成されており、この内壁面7cに対する回転対称軸として、液体レンズの光軸Xを定義することができる。図1において、この液体レンズの光軸Xは、下方から上方に向かって入射する入射光線の光軸(入射光線光軸I)と一致しており、境界面14を貫いている。この液体レンズの光軸X(入射光線光軸I)に沿って入射した光線は、第1光学窓部材8、第1液体12、第2液体13及び第2光学窓部材9を透過してプリズム部3に入射し、光軸偏向面である反射面3aで全反射し、図1の左方へと導かれ、このプリズム部3より射出光線光軸Oとして定義される光線として射出される。
この光学素子1において、第1液体12と第2液体13との境界面14は、液体レンズの光軸X周りの全周で内壁面7cに接している。この内壁面7cを形成する第2電極7の外面には、不図示の絶縁性の膜が設けられており、第1及び第2液体12,13と第2電極7とは絶縁されている。一方、第2電極7とパッキン6を介して絶縁されている第1電極(第1容器)4は、導電性液体である第1液体12に接し、この第1液体12に通電可能な構成となっている。したがって、第1電極4及び第2電極7へ電圧を印加することで、第1液体12及び内壁面7cを形成する第2電極7へ電圧を印加することができるように構成されており、電圧によって、境界面14と内壁面7cとの表面張力を変更可能な構成となっている。これにより、境界面14の表面張力によって境界面形状を変更可能であり、電圧の変化に対して、境界面形状の変更が可能な構成となっている。ここで、第1液体12のd線における屈折率はn=1.41であり、第2液体13のd線における屈折率はn=1.55であることから、電圧変化に伴う境界面形状の変化により、この光学素子1全体の焦点距離を変更可能としている。
なお、以上の説明においては、第2電極7の内壁面7cを回転対称に形成した場合について説明したが、本実施例がこの形状に限定されることはなく、例えば内壁面7cの形状を、液体レンズの光軸Xを含む面対称に構成することも可能である。あるいは、内壁面7cは非対称形状であっても良い。また、第1液体12及び第2液体13として、屈折率がほぼ同一で、アッベ数が異なる2つの液体を用いることにより、電圧変化に伴う境界面形状の変化により、この光学素子1全体の色収差を変更可能に構成することもできる。
図3は、第2実施例に係る光学素子1′の断面図を示している。なお、この第2実施例において、第1実施例と同一の部材は同一の符号を付し詳細な説明を省略する。この第2実施例に係る光学素子1′において、液体容器部2′は、第1光学窓部材8′も基部8a′及び接続部8b′から構成される2段円筒状に形成されており、この第1光学窓部材8′の接続部8a′の下面には第1プリズム部15が接合されている(この第1プリズム部15と区別するために、プリズム部3を「第2プリズム部」と呼ぶ)。第1プリズム部15の左方から入射光線光軸Iに沿って入射した光線は、光軸偏向面である反射面15aで全反射し、液体レンズの光軸Xに沿って液体容器部2′に入射し、さらに、第2プリズム部3の反射面3aで全反射して、図1の左方へと導かれ、この第2プリズム部3より射出光線光軸Oとして定義される光線として射出される。この第2実施例においても、第1実施例と同様の効果を得ることができる。
図4は、第3実施例に係る光学素子21を示している。この光学素子21は、液体容器部22とプリズム部23とから構成されている。
この第3実施例において、液体容器部22は、導電性材料が円筒形の碗状に形成された第1電極24、プラスチック等の絶縁性材料が円筒状に形成された容器25、絶縁性材料が円筒状に形成された第1絶縁体26、導電性材料が二重円筒状に形成された第2電極27、光を透過する材料が円板状に形成された光学窓部材28、及び、光を透過する絶縁性材料が円筒形の碗状に形成された第2絶縁体29から構成される。第2電極27は、断面がコの字状に形成されており、容器25の内周面、上面及び外周面を覆うように取り付けられている。また、第1絶縁体26の外径は、第2電極27及び容器25の内径と略同一大きさに形成されており、第2電極27及び容器25の内周面に対して、第1絶縁体26が挿入されて取り付けられている。さらに、第2絶縁体29の外径は、第1絶縁体26の内径と略同一大きさに形成されており、この第2絶縁体29の開口部29aが下方に向くように、第1絶縁体26内に挿入されて取り付けられている。
この容器25に対して第2電極27、第1絶縁体26及び第2絶縁体29が取り付けられた状態で、これらの上面は略同一平面上に位置しており、この上面に対してプリズム部23が接合されている。また、容器25、第1絶縁体26及び第2絶縁体29の下面も略同一平面上に位置しており、この下面に対して第1電極24が接合されている。第1電極24の底部24aには、円形の開口窓24bが設けられており、この開口窓24bの内径は、第2絶縁体29の開口部29aの内径よりやや小さく形成されており、開口窓24bと開口部29aとはその回転対称軸(後述する液体レンズの光軸X)が一致している。また、第1電極24の内径と光学窓部材28の外径とは略同一大きさに形成されており、この第1電極24に光学窓部材28が挿入されて取り付けられている。
第2絶縁体29と第1電極27及び光学窓部材28とで囲まれた空間には、第1実施例と同様に、同密度の、第1液体(導電性の塩化リチウム水溶液)32と、第2液体(絶縁性のシリコンオイル)33とが充填されて封入されている。この第3実施例においても、第1液体32と第2液体33とは混合せず、表面張力により第1液体32側に凸の曲面状態を含む境界面24が形成される。また、第1液体32と第2液体33とが同密度の液体で構成されているため、境界面34にかかる重力方向の影響及び振動による混合を回避することができる。さらに、第2絶縁体29の内壁面29bは回転対称に形成されており、この内壁面29bに対する回転対称軸と液体レンズの光軸Xとは一致している。この液体レンズの光軸Xは、下方から上方に向かって入射する入射光線光軸Iと一致して境界面34を貫いている。そのため、入射光線光軸Iに沿ってこの液体容器部22に入射した光線は、プリズム部23の光線偏向面である反射面23aで全反射し、射出光線光軸Oで定義される光線として射出される。
この光学素子21においても、第1液体32と第2液体33との境界面34は、液体レンズの光軸X周りの全周で内壁面29bに接している。また、第2電極27は第1及び第2絶縁体26,29により第1液体32及び第2液体33とは絶縁されており、一方、第1電極24の開口部24bは第1液体32に接して電気的に接続されている。したがって、第1電極24及び第2電極27に電圧を印加することで、境界面34と内壁面29bとの表面張力を変更可能であり、電圧の変化に対して、境界面形状の変更が可能な構成となっている。
なお、この第3実施例においても、第1液体32のd線における屈折率はn=1.44であり、第2液体33のd線における屈折率はn=1.51であることから、電圧変化に伴う境界面形状の変化により、この光学素子21全体の焦点距離を変更可能としている。また、内壁面29bの形状も回転対称だけでなく、液体レンズの光軸Xを含む面対称に構成することも可能であり、さらに、第1液体32及び第2液体33として、屈折率がほぼ同一で、アッベ数が異なる2つの液体を用いることにより、電圧変化に伴う境界面形状の変化により、この光学素子21全体の収差を変更可能に構成することもできる。
図5は、第4実施例に係る光学素子21′の断面図を示している。なお、この第4実施例において、第3実施例と同一の部材は同一の符号を付し詳細な説明を省略する。この第4実施例に係る光学素子21′において、液体容器部22′を構成する第1電極24′は円板状に形成されており、第3実施例と同様に開口部29aとその回転対称軸(後述する液体レンズの光軸Xと一致する)が一致する開口窓24b′が形成されている。そして、この第1電極24′の下面には第1プリズム部35が接合されている(プリズム部23を「第2プリズム部」と呼ぶ)。そのため、第1プリズム部35の左方から入射光線光軸Iに沿って入射した光線は、光軸偏向面である反射面35aで全反射し、液体レンズの光軸Xに沿って液体容器部22′に入射し、さらに、第2プリズム部23の反射面23aで全反射して、図5の左方へと導かれ、この第2プリズム部23より射出光線光軸Oとして定義される光線として射出される。この第4実施例においても、第3実施例と同様の効果を得ることができる。
なお、第3実施例において、第1電極24の側部24cは、光学窓部材28の側面に沿って延びているため、この側部24cに電源ケーブル等を接続することにより、電圧を印加することが可能であるが、第4実施例においては、このような側部はない。しかしながら、図6に示すようにこの第1電極24′を矩形形状にすることにより、平面視において回転対称に形成された容器25等と重ならない部分が四隅にできるため、この部分に電源ケーブル等を接続することができる。
図7には、第5実施例として本実施形態の光学素子をファインダー光学系(実像式ファインダー光学系)に適用した場合を示している。このファインダー光学系40は、物体側から順に、両凹レンズ、両凸レンズ及び物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズからなる対物レンズ部41と、ミラー42と、フィールドレンズ43と、ダハプリズム44と、プリズム部45及び液体容器部46から構成される光学素子47と、両凸レンズである接眼レンズ48とから構成される。この第5実施例に係るファインダー光学系40において、光学素子47は接眼部の視度調整を目的に用いられ、光学素子47と接眼レンズ48とで構成される接眼レンズ部49の合成焦点距離を変化させることでファインダー光学系からの射出構成のアフォーカル度を変化させて視度調整を実現している。そのため、光学素子47は、ダハプリズム44からの射出光線を接眼レンズ48に導きつつ、ダハプリズム44内で生じた図7における左右方向の光路差を補正する働きとしてプリズム部45が活用されている。なお、図8に示すように、ダハプリズム44とプリズム部45との間にはエアギャップ部49が設けられており、このエアギャップ部49では光軸が曲がる。すなわち、プリズム部45の光軸偏向面(屈折面)45aが入射光線光軸Iを曲げる働きをしていることが分かる。
図9には、第6実施例として本実施形態の光学素子をファインダー光学系(一眼レフファインダー光学系)に適用した場合を示している。このファインダー光学系50は、物体側から順に、ミラー51と、フレネルレンズ52と、焦点板53と、液体容器部54と、この液体容器部54に接合されたペンタプリズム部55と、両凹レンズ、両凸レンズ及び物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズからなる接眼レンズ部57とから構成される。この第6実施例に係るファインダー光学系50において、光学素子56は、液体容器部54及びペンタプリズム部55から構成され、フィールドレンズ及び像反転光学素子として用いられている。なお、この光学素子56の光軸偏向面は、ダハ反射面55a,反射面55bである。このファインダー光学系50は、光学素子56の焦点距離変換機能によって、射出光線のテレセントリック性を変化させ、その結果、ファインダー光学系50のアイレリーフ変更機能として使用されている。
図10には、第7実施例として本実施形態の光学素子をファインダー光学系(一眼レフファインダー光学系)に適用した場合を示している。このファインダー光学系60は、物体側から順に、ミラー61と、フレネルレンズ62と、焦点板63と、ペンタプリズム部64と、このペンタプリズム部64に接合された液体容器部65と、両凸レンズ及び物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズからなる接眼レンズ部67とから構成される。この第7実施例に係るファインダー光学系60において、光学素子66は、ペンタプリズム部64及び液体容器部65から構成され、上述のように接眼レンズ系の一部及び像反転光学素子として用いられている。なお、この光学素子66の光軸偏向面は、ダハ反射面64a,反射面64bである。このファインダー光学系60は、光学素子66の焦点距離変換機能によって、接眼レンズ部67からの視度を変化させ、視度調整機構として使用されている。
図11及び図12には、第8実施例としてファインダー光学系に取り付けられる測光光学系に対して、本実施形態の光学素子を適用した場合を示している。このファインダー光学系70は、物体側から順に、ミラー71と、フレネルレンズ72と、焦点板73と、ペンタプリズム部74と、両凹レンズ、両凸レンズ及び物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズからなる接眼レンズ部75が構成され、ペンタプリズム部74の射出側の面に測光光学系80が取り付けられている。この測光光学系80は、物体側から順に、プリズム部81及び液体容器部82からなる光学素子83と、両凸レンズである正レンズ84と、プリズム85と、測光センサー86とから構成され、光学素子83の光軸偏向面は、プリズム部81の反射面81aである。この第8実施例に係る測光光学系80において、光学素子83は、測光センサー86へ光線を導く光学系及び画角変更手段として用いられており、この光学素子83の焦点距離変換機能によって、測光センサー86上の画角を変更でき、これにより測光範囲を変更可能としている。
図13には、第9実施例として本実施形態の光学素子を撮影光学系に適用した場合を示している。この撮影光学系90は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ、プリズム91及び液体容器部92からなる第1レンズ群94と、両凹レンズ、両凹レンズ及び両凸レンズからなる第2レンズ群95と、両凸レンズ、両凸レンズ及び両凹レンズからなる第3レンズ群96と、両凸レンズ、両凸レンズ及び両凹レンズからなる第4レンズ群97と、光学ローパスフィルタ98と、撮像素子99とから構成される。この第9実施例に係る撮影光学系90において、光学素子93はプリズム部91及び液体容器部92から構成され、ズームレンズのコンペンセータ及び合焦、光線折り曲げ光学系として用いられている。なお、この光学素子93の光軸偏向面は、プリズム部91の反射面91aであり、この撮影光学系90は、光学素子93の焦点距離変換機能によって、第2レンズ群95への入射光を変化させ、ズームレンズのコンペンセータ及び合焦をさせている。
ところで、本実施例において、少なくとも1面以上の光軸偏向面が屈折面で構成されている場合、光軸偏向面と液体レンズの光軸とのなす角をθ[度]とし、液体レンズの光軸に沿って光軸偏向面から少なくとも1つの状態における境界面までの長さをdとし、境界面と液体レンズの内壁面の接する接触部の最大径をDLとするとき、次の条件式(1),(2)を満足することが望ましい。
θ < 88 (1)
d/DL > 0.30 (2)
条件式(1)は、本実施例に係る光学素子において屈折面によるゴーストの発生を軽減するための条件式である。この条件式(1)の上限値を上回ると、光軸偏向面である屈折面と、この光軸偏向面を有する光学部材の液体に接する面との間、或いは、第1液体と第2液体との境界面との間でゴーストが発生しやすくなり、光学素子や光学系によって発生するゴーストやフレアを抑えることができなくなってしまう。なお、さらに好ましくは、条件式(1)の上限値を85[度]、より好ましくは80[度]とすることが望ましい。
条件式(2)は、本実施例に係る光学素子において屈折面の多重反射によるゴーストの発生を軽減するための条件式である。この条件式(2)の下限値を下回ると、光軸偏向面である屈折面と、この光軸偏向面を有する光学部材の液体に接する面との間、或いは、第1液体と第2液体との境界面との間で多重反射によるゴーストが発生しやすくなり、光学素子や光学系によって発生するゴーストやフレアを抑えることができなくなってしまう。なお、さらに好ましくは、条件式(2)の下限値を0.35、より好ましくは0.40とすることが望ましい。
このように光学偏向面として屈折面を有する構成は、図7に示す第5実施例で実現されており、この第5実施例における諸元及び条件対応値を以下の表1に示す。
(表1)
[第5実施例]
d = 4.5mm
DL = 7.5mm
(1)θ = 58度
(2) d/DL = 0.60
このように、第5実施例においては、条件式(1)及び(2)は全て満たされている。
また、本実施例において、少なくとも1面以上の光軸偏向面が反射面で構成されており、この反射面が境界面よりも光学素子の入射面側にある場合、液体レンズの光軸を含む光軸に沿ってこの光学素子の入射面から少なくとも1つの状態における境界面までの長さをd1とし、境界面と液体レンズの内壁面の接する接触部の最大径をDLとするとき、次の条件式(3)を満足することが望ましい。
d1/DL > 0.50 (3)
条件式(3)は、本実施例に係る光学素子において、この光学素子への入射面によるゴーストの発生を軽減するためのものである。条件式(3)の下限値を下回ると、光学素子への入射面と、光軸偏向面を有する光学部材の液体に接する面との間、或いは、第1液体と第2液体との境界面との間でゴーストが発生しやすくなり、光学素子や光学系によって発生するゴーストやフレアを抑えることができなくなってしまう。なお、さらに好ましくは条件式(3)の下限値を0.70、より好ましくは0.90とすることが望ましい。
このように光学偏向面として反射面を有し、且つ、この反射面が境界面よりも光学素子の入射面側にある構成は、図3に示す第2実施例を始め、第4,7,8,9実施例で実現されており、これらの実施例における諸元及び条件対応値を以下の表2に示す。
(表2)
[第2実施例]
d1 = 9.0mm
DL = 5.9mm
(3) d1/DL = 1.52
[第4実施例]
d1 = 10.7mm
DL = 6.2mm
(3) d1/DL = 1.73
[第7実施例]
d1 = 71.2mm
DL = 14.5mm
(3) d1/DL = 4.91
[第8実施例]
d1 = 2.8mm
DL = 1.8mm
(3) d1/DL = 1.56
[第9実施例]
d1 = 22.7mm
DL = 16.0mm
(3) d1/DL = 1.42
このように、これらの実施例においては、条件式(3)は全て満たされている。
あるいは、本実施例において、少なくとも1面以上の光軸偏向面が反射面で構成されており、この反射面が境界面よりも光学素子の射出面側にある場合、液体レンズの光軸を含む光軸に沿ってこの光学素子の射出面から少なくとも1つの状態における境界面までの長さをd2とし、境界面と液体レンズの内壁面の接する接触部の最大径をDLとするとき、次の条件式(4)を満足することが望ましい。
d2/DL > 0.50 (4)
条件式(4)は、本実施例に係る光学素子において、この光学素子への射出面によるゴーストの発生を軽減するためのものである。条件式(4)の下限値を下回ると、光学素子への射出面と、光軸偏向面を有する光学部材の液体に接する面との間、或いは、第1液体と第2液体との境界面との間でゴーストが発生しやすくなり、光学素子や光学系によって発生するゴーストやフレアを抑えることができなくなってしまう。なお、さらに好ましくは条件式(4)の下限値を0.70、より好ましくは0.90とすることが望ましい。
このように光学偏向面として反射面を有し、且つ、この反射面が境界面よりも光学素子の射出面側にある構成は、図1に示す第1実施例を始め、第2,3,4,6実施例で実現されており、これらの実施例における諸元及び条件対応値を以下の表3に示す。
(表3)
[第1実施例]
d2 = 9.4mm
DL = 5.9mm
(4) d2/DL = 1.59
[第2実施例]
d2 = 9.4mm
DL = 5.9mm
(4) d2/DL = 1.59
[第3実施例]
d2 = 11.2mm
DL = 6.2mm
(4) d2/DL = 1.81
[第4実施例]
d2 = 11.2mm
DL = 6.2mm
(4) d2/DL = 1.81
[第6実施例]
d2 = 110.2mm
DL = 21.8mm
(4) d2/DL = 5.06
このように、これらの実施例においては、条件式(4)は全て満たされている。
各実施例において、偏向部材と液体容器部とが一体になった構成、すなわち、液体容器自体が偏向部材となっている構成であっても良い。
本実施例に示す光学素子、ファインダー、測光光学系及び撮影光学系を以上のように構成し、これらの光学素子等による結像方法、観察方法、測光方法及び撮影方法を用いると、反射部材やプリズム等の偏向部材と別に挿入する必要が無く、光学系のサイズを小型化可能で、部品点数を少なくでき、光学系の組み立て時の偏向部材との光軸合わせが不要で、ゴーストやフレアの発生が少なく、可変面形状誤差による光学収差への影響を少なくすることができる。
なお、本実施形態における液体容器の形態は、同じ機能を有していれば本明細書中に示される実施例に限定されることはない。また、液体材料(第1及び第2液体)は、同じ機能を有していれば、本明細書中に示される実施例に限定されることはない。
第1実施例に係る光学素子の側断面図である。 第1実施例に係る光学素子の平面図である。 第2実施例に係る光学素子の側断面図である。 第3実施例に係る光学素子の側断面図である。 第4実施例に係る光学素子の側断面図である。 図5のVI−VI断面図である。 第5実施例に係るファインダー光学系の側断面図である。 第5実施例の要部拡大図である。 第6実施例に係るファインダー光学系の側断面図である。 第7実施例に係るファインダー光学系の側断面図である。 第8実施例に係る測光光学系を含むファインダー光学系の側断面図である。 第8実施例に係る測光光学系の側断面図である。 第9実施例に係る撮影光学系の側断面図である。
符号の説明
1,1′,21,21′ 光学素子 2,2′,22,22′ 液体容器部(容器)
3,15,23,35,45,81,91 プリズム部材
3a,15a,23a,35a,55a,55b,64a,64b,81a,91a 反射面(光軸偏向面)
7,27 第2電極(電極) 29 第2絶縁体(絶縁手段)
7c,29b 液体レンズの内壁面 12,32 第1液体
13,33 第2液体 14,34 液体レンズの境界面
40,50,60 ファインダー光学系 53 焦点板
41 対物レンズ部(対物レンズ群) 43 フィールドレンズ
45a 屈折面(光軸偏向面) 48,57,67 接眼レンズ部(接眼レンズ群)
55,64 ダハプリズム(プリズム部材) 73 焦点板
80 測光光学系 90 撮影光学系
X 液体レンズの光軸 I 入射光線光軸 O 射出光線光軸

Claims (27)

  1. 第1液体と、当該第1液体と混合しない第2液体とを備えて容器内に封入し、前記容器内に加える物理量を変化させることで、前記第1液体と前記第2液体との境界面形状を変化させることが可能な液体レンズと、光軸偏向面を備えた偏向部材とを有し、
    前記光軸偏向面は、前記第1液体と前記第2液体との境界面を貫く前記液体レンズの光軸に対して、入射光線側および射出光線側の少なくとも一方に配設されていることを特徴とする光学素子。
  2. 前記光軸偏向面は、一つ以上のプリズム部材中に構成されることを特徴とする請求項1に記載の光学素子。
  3. 前記第1液体あるいは前記第2液体に接する光学部材を有し、前記光学部材と前記プリズム部材とは接合されている請求項2に記載の光学素子。
  4. 前記第1液体は導電性を有する請求項1〜3のいずれかに記載の光学素子。
  5. 前記第2液体は絶縁性を有する請求項1〜4のいずれかに記載の光学素子。
  6. 前記物理量は電圧である請求項1〜5のいずれかに記載の光学素子。
  7. 前記液体レンズの内壁面は前記境界面に対して前記液体レンズの光軸の周りの全周で接して構成された請求項1〜6のいずれかに記載の光学素子。
  8. 前記液体レンズの内壁面を形成する部材に設けられた電極と、
    前記電極と、前記第1液体及び前記第2液体との間に設けられた絶縁手段とを有し、
    前記第1液体と前記電極との間に電圧を印加することにより前記境界面形状を変化させるように構成された請求項7に記載の光学素子。
  9. 前記第1液体及び前記第2液体はほぼ同密度である請求項1〜8のいずれかに記載の光学素子。
  10. 前記第1液体及び前記第2液体は異なる屈折率を有するように構成された請求項1〜9のいずれかに記載の光学素子。
  11. 前記光軸偏向面のうち、少なくとも1面は屈折面であり、
    前記屈折面と前記液体レンズの光軸とのなす角度をθ[度]とし、前記液体レンズの光
    軸上の前記屈折面から前記境界面までの長さをdとし、前記境界面と前記液体レンズの内壁面が接する接触部の最大径をDLとするとき、次式
    θ < 88
    d/DL > 0.30
    を満足する請求項7〜10のいずれかに記載の光学素子。
  12. 前記光軸偏向面のうち、少なくとも1面は反射面であり、かつ、前記反射面が前記境界面よりも入射面側に位置し、
    前記液体レンズの光軸を含む光軸上の前記入射面から前記境界面までの長さをd1とし、前記境界面と前記液体レンズの内壁面とが接する接触部の最大径をDLとするとき、次式
    d1/DL >0.50
    を満足する請求項7〜10のいずれかに記載の光学素子。
  13. 前記光軸偏向面のうち、少なくとも1面は反射面であり、かつ、前記反射面が前記境界面よりも射出面側に位置し、
    前記液体レンズの光軸を含む光軸上の前記射出面から前記境界面までの長さをd2とし、前記境界面と前記液体レンズの内壁面とが接する接触部の最大径をDLとするとき、次式
    d2/DL >0.50
    を満足する請求項7〜10のいずれかに記載の光学素子。
  14. 前記液体レンズの内壁面が、前記液体レンズの光軸に対して回転対称に形成された請求項1〜13のいずれかに記載の光学素子。
  15. 前記液体レンズの容器が前記偏向部材であることを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載の光学素子。
  16. 正の屈折力を有する対物レンズ群と、正の屈折力を有する接眼レンズ群とからなるファインダー光学系であって、
    前記対物レンズ群若しくは前記接眼レンズ群の少なくとも一方の光路中に請求項1〜15のいずれかに記載の光学素子が配置されて構成されるファインダー光学系。
  17. 前記光学素子は前記接眼レンズ群の光路中に配置され、前記光学素子の前記液体レンズの境界面を変化させることにより、視度調整を行うように構成された請求項16に記載のファインダー光学系。
  18. 結像面付近に設けられた焦点板と、
    請求項1〜15のいずれかに記載の光学素子である可変焦点距離素子と、
    接眼レンズ群とから構成されるファインダー光学系。
  19. 前記光学素子の前記液体レンズの境界面を変化させることにより、視度調整を行うように構成された請求項18に記載のファインダー光学系。
  20. 前記光学素子の前記液体レンズの境界面を変化させることにより、前記光学素子からの射出光線のテレセントリック性調整を行うように構成された請求項18または19に記載のファインダー光学系。
  21. さらに、フィールドレンズを有する請求項18〜20のいずれかに記載のファインダー光学系。
  22. 結像面付近に設けられたフィールドレンズ及び焦点板と、
    像反転光学系と、
    請求項1〜15のいずれかに記載の光学素子であって、前記像反転光学系の光線射出側に配置される可変焦点距離素子と、
    前記可変焦点距離素子の光線射出側に配置される正の屈折力を有する光学系とから構成される測光光学系。
  23. 全体として正の屈折力を有する撮影光学系であって、
    少なくとも1つ以上の請求項1〜15のいずれかに記載の光学素子を光路中に有して構成された撮影光学系。
  24. 請求項1〜15のいずれかに記載の光学素子を用いて結像する結像方法。
  25. 請求項16〜21のいずれかに記載のファインダー光学系により被写体を観察する観察方法。
  26. 請求項22に記載の測光光学系により測光する測光方法。
  27. 請求項23に記載の撮影光学系により撮影する撮影方法。
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