JP2008191494A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 液晶表示パネルに蛍光体層を設けて視角依存性を改善する液晶表示装置において、表示がオフ状態の光の漏れを減少させて表示のコントラストを改善し、かつ、通常の偏光板を使用可能とする。
【解決手段】 液晶セル3と、照明装置8と、液晶セル3と照明装置8との間に配置された入射側偏光板2pと、照明装置8とは反対側の液晶セル3の上に配置された出射側偏光板2aと、出射側偏光板2aの上であって照明装置8から出射される光により励起されて発光する蛍光体板1とを備え、照明装置8から出射され、液晶セル3に入射する入射光の半値全角θwが、液晶セル3の表面上の特定の方向に対して略20°以内である液晶表示装置。
【選択図】 図1
【解決手段】 液晶セル3と、照明装置8と、液晶セル3と照明装置8との間に配置された入射側偏光板2pと、照明装置8とは反対側の液晶セル3の上に配置された出射側偏光板2aと、出射側偏光板2aの上であって照明装置8から出射される光により励起されて発光する蛍光体板1とを備え、照明装置8から出射され、液晶セル3に入射する入射光の半値全角θwが、液晶セル3の表面上の特定の方向に対して略20°以内である液晶表示装置。
【選択図】 図1
Description
本発明は、液晶表示装置に関し、特に照明装置から照射された光の波長と異なる波長の光を発光する蛍光体層を有する液晶表示装置に関する。
液晶表示装置は平面型テレビや携帯電話の表示部として実用化されている。液晶表示装置は、液晶セルを挟持する一対の偏光板と、液晶セルの下部から光を照射するバックライト等を備えている。液晶セルは、内面に透明電極を形成した一対の透明基板で液晶層を挟持した構成である。この液晶層は、下側透明電極から上側透明基板に向かって液晶分子が捻じれて配向している。液晶分子の捻じれ角は、通常、TFTなどを用いたアクティブ型液晶パネルの場合には約90°、単純マトリックス型液晶パネルの場合には約90°又は約180°〜270°に設定されている。
この液晶層に電圧が印加されない場合には、光が入射する入射側偏光板を通過した後の直線偏光は、液晶分子の捻じれに従って約90°又は約180°〜270°回転する。出射側偏光板と入射側偏光板の偏光軸が互いに同じ方向を向いている場合には液晶層を通過してきた光は遮断され、互いに直交する方向を向いている場合には透過する。一方、透明電極に電圧が印加されると液晶分子は基板面に垂直方向に立ち上がる。すると、液晶層に入射する偏光光線を回転させることができなくなる。その結果、入射側偏光板と出射側偏光板の偏光軸が互いに平行である場合には液晶層を通過してきた光は透過し、互いに直交する場合には液晶層を通過してきた光が遮断される。これにより、液晶セルを通過する光を透明電極に印加する電圧により制御可能となる。
しかしながら、液晶層を通過する光は、可視光の全域の波長に亘って液晶分子の回転に沿って回転することができず、また、偏光板の偏光特性も波長依存性を有する。そのために、液晶パネルを通過する光の完全な遮断が困難となり、コントラストが低下する原因となっている。これを改善するために、位相差板を設けて光学補償を行う方法があるが、液晶パネルの厚さが厚くなり、また、コスト高になる。更に、カラー表示を行うために各画素にカラーフィルターを設けるが、カラーフィルターは必要な波長の光のみ通過してその他の光を遮断する性質を有する。そのために、入射光の利用効率が低下する。
このような不具合を改善するために、蛍光体層を設けた液晶表示装置が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。図7は、液晶層側に蛍光体層110を形成した液晶表示装置の断面図である。下基板101と上基板102の間に液晶層100が挟持して液晶パネル114を構成している。下基板101は、下基板本体104に下透明電極105と配向膜106が順に形成された構成である。上基板102は、上基板本体111に蛍光体層110、出射側偏光層109、上透明電極108、配向膜107が順に形成された構成である。下基板101の下部には入射側偏光板103と、その下にはバックライト113が配置されている。蛍光体層110は、バックライト113から出射される紫外光を入射して、励起光として赤色光を放射する蛍光体層110Rと、励起光として緑色光を放射する蛍光体層110Gと、励起光として青色光を放射する蛍光体層110Bが各画素に対応して形成されている。
このような構成により、液晶層100を波長の帯域幅の狭い紫外光が通過するので、液晶層100を通過する光の波長分散に伴う光の漏れが減少することと、カラーフィルターを設けることなくカラー表示を行うことができる。
特開2005−274674号公報
しかし、液晶パネル114は視角依存性を有している。即ち、垂直方向では入射光を遮断できても、斜め方向の入射光に対しては光が漏れる角度が存在する。例えば、蛍光体層110Rに着目して、バックライト113から照射される入射光が液晶層100を垂直に通過して出射側偏光層109に到達する場合にその入射光が出射側偏光層109により遮断されても、液晶層100を斜めに通過して出射側偏光層109に到達した入射光は出射側偏光層109により完全には遮断されず、その入射光の一部が漏れて蛍光体層110Rに照射される。その結果、不要な励起光が蛍光体層110Rから出射することになる。これは、表示画像のコントラストを低下させる原因となる。
また、隣接する画素間で表示が重なる、また、画素の輪郭が不鮮明になるなどの表示品質が劣化することを防止するために、蛍光体層110を上基板本体111の液晶層100側に形成しなければならず、そのために出射側偏光層109を蛍光体層110と液晶層100の間に設ける必要がある。このような出射側偏光層109は特殊な液晶材料を蛍光体層110の上に展延して応力を付与しながら塗布するものであり、一般の偏光板と比較して偏光特性が十分ではない。加えて、特殊な製造方法により形成しなければならないので製造コストが増加する。
本発明は、上記の課題を解決するために、内面に電極が形成された一対の基板間に液晶層が挟持された液晶セルと、前記液晶セルに光を照射する照明装置と、前記液晶セルと前記照明装置との間に配置された入射側偏光板と、前記照明装置とは反対側の前記液晶セルの上に配置された出射側偏光板と、前記出射側偏光板の上であって、前記照明装置から出射される光により励起されて発光する蛍光体板とを備え、前記照明装置から出射され、前記液晶セルに入射する入射光の半値全角が、前記液晶セルの表面上の特定の方向に対して略20°以内である液晶表示装置とした。
また、照明装置から出射される光を青色光とした。また、出射側偏光板の上にタッチパネルを配置した。また、出射側偏光板として反射偏光板を用いることとした。
本発明によれば、液晶セルの外側の液晶表示を視認する側に蛍光体層を設けると共に、照明装置から照射されて液晶セルに入射する光の指向性を、半値全角が略20°以内とした。これにより、液晶セル内を通過する斜め光が減少し、斜め光により蛍光体層が励起されてコントラストが低下することを抑制することができ、かつ、偏光層を液晶セル内に形成する必要がないので製造が容易になる、という利点を有する。
本発明の液晶表示装置は、入射側偏光板と出射側偏光板に挟まれた液晶セルと、入射側偏光板側に設けられた照明装置と、出射側偏光板の上方に設けられた蛍光体とを備えており、照明装置から出射されて液晶セルに入射する入射光の半値全角が、液晶セルの表面上の特定の方向に対して略20°以内になっている。このような構成により、液晶層を通過する斜め方向の光が減少することとなり、コントラストの低下を防ぐことができる。
また、照明装置から出射される光が青色光となるように構成した。また、出射側偏光板の上方にタッチパネルを配置することとした。このタッチパネルの表面に蛍光体を形成することとした。
発光色の異なる複数種の蛍光体を液晶セルの単位画素に対応するように配列する構成とした。これにより、多色表示が可能になる。
以下、本発明に係る液晶表示装置の実施例を詳細に説明する。
<実施例1>
本実施例の液晶表示装置10の断面構成を図1に模式的に示す。図示する様に、液晶パネル4は、入射側偏光板2pと出射側偏光板2aで液晶セル3を挟む構成である。液晶セル3は、液晶層を一対の透光性基板で挟持した構成である。一対の透光性基板の内面には透明電極が形成され、液晶層に電圧を印加できるように構成されている。液晶パネル4の下部には、液晶パネル4に光を照射する照明装置8が配置されている。照明装置8は、光源7と、光源7から出射された光を導光して液晶パネル4側に出射する導光板5と、導光板5の下から出射した光を導光板側へ反射させるための反射板6を備えている。ここで、照明装置8から出射され、液晶セル3に入射する入射光の半値全角が、液晶パネル4の表面上の特定方向に対して略20°以内である。
<実施例1>
本実施例の液晶表示装置10の断面構成を図1に模式的に示す。図示する様に、液晶パネル4は、入射側偏光板2pと出射側偏光板2aで液晶セル3を挟む構成である。液晶セル3は、液晶層を一対の透光性基板で挟持した構成である。一対の透光性基板の内面には透明電極が形成され、液晶層に電圧を印加できるように構成されている。液晶パネル4の下部には、液晶パネル4に光を照射する照明装置8が配置されている。照明装置8は、光源7と、光源7から出射された光を導光して液晶パネル4側に出射する導光板5と、導光板5の下から出射した光を導光板側へ反射させるための反射板6を備えている。ここで、照明装置8から出射され、液晶セル3に入射する入射光の半値全角が、液晶パネル4の表面上の特定方向に対して略20°以内である。
このような構成により、液晶セル3の液晶層内を通過する斜め方向の光が減少することとなり、液晶パネル4を通過する光の視角依存性を低減させることができる。その結果、蛍光体板1に斜めから入射する光が減少して黒レベルが向上し、コントラスト比を向上させた表示を得ることができる。また、蛍光体板1と液晶セル3の間に通常使用されている偏光板を使用することができるので、液晶セル内に特殊な製造方法で偏光板を形成する必要がなくなり、偏光特性を改善させ、かつ容易に製造することができる。また、液晶表示装置の最上面で発光するので、視角依存性の無い表示を得ることができる。
ここで、光源7に青色の出射光9を発光する発光ダイオード(以下LEDという)を使用する。蛍光体板1は、青色光を入射して赤色光を励起する材料や、緑色光を励起する材料を使用することができる。また、青色光を入射して赤色光と緑色光を励起する材料を使用することができる。この場合に、入射した青色光の一部を透過し、他の一部の入射光により赤色光及び緑色光を励起光として発光させることにより、各色の光が加法混色された白色光を表示光11として出射させることができる。蛍光体板1自体が発光するのでどの方向からでも表示を見ることができ、視角依存性のない表示を得ることができる。また、偏光板を通過する光が単色光なので偏光率の高い偏光板を使用することができる。更に、液晶層を単色光が通過するので偏光方向の回転角が波長によって分散することがない。その結果、例えば電圧を印加しないときに光が透過しないノーマリオフの液晶パネルの場合に、漏れ光が低減するので高いコントラストの表示を得ることができる。
更に、蛍光体板1の上に又は下側にガラス等の透光性材料が設置されていない。そのために、蛍光体板1から斜め横方向に出射される表示光を利用することができる。蛍光体板1の上部にガラス等の透光性材料が設置されると、蛍光体から出射した斜め方向の光が透光性材料の表面で全反射されて表示光として利用できなくなるが、本実施例ではこのような現象は発生しない。それ故に、図7に示す蛍光体層付き液晶表示装置と比較して、蛍光体による発光の利用効率を高めることができる。
蛍光体板1には、表面に蛍光体層が形成された透光性基体や蛍光体材料が分散又は溶解された透光性基体が例示できる。また、この透光性基体は液晶表示装置を搭載する携帯機器の透明カバーと兼用して用いることができる。蛍光体材料としては、無機系又は無機系の蛍光体材料を使用することができる。光源7として青色光LEDを使用する場合には、蛍光体材料として入射した青色光で励起して赤色光を発光する材料、例えば、(Sr,Ca)S:Eu、(Ca,Sr)2Si5N8:Eu、CaSiN2:Eu、CaAlSiN3:Eu等を使用することができる。また、青色光で励起して緑色光を発光する、Y3(Al,Ca)5O12:Ce、SrCa2S4:Eu、Ca3Se2Si3O12:Ce、Sr−SiON:Eu等の材料を使用することができる。青色光で励起して黄色光を発光する、(Y,Gd)3Al5O12:Ce、Tb3Al5O12:Ce、CaGa2S4:Eu、Sr2SiO4:Eu、Cax(Si,Al)12(O,N)16:Eu等を使用することができる。この蛍光体材料を使用すれば、入射した青色光の一部と、発光した黄色光とが加法混色して白色光として出射される。
また、光源7として近紫外光を発光する紫外光LEDを使用することができる。蛍光体材料は、紫外光により励起されて赤色光、緑色光、青色光を発光する蛍光体材料を使用することができる。ただし、紫外光を光源とする場合には、高分子材料、特に液晶材料や偏光板の紫外線による劣化を防止する対策を施しておく必要がある。
図2は、本発明に使用する照明装置8を説明するための説明図であり、図2(a)は照明装置8の斜視図であり、図2(b)は導光板5と反射板6の部分断面図である。同一の部分又は同一の機能を有する部分は同一の符号を付した。
図2(a)に示すように、照明装置8は、青色光を発光するLEDからなる光源7と、下側の表面に同心円状に凹凸又は溝からなるパターン14が形成された導光板5と、導光板5から出射される光を板面に対して垂直方向に反射する反射板6を備えている。導光板5は、アクリルやポリカーボネイト等の合成樹脂、あるいは、ガラス等の無機材料から形成されている。反射板6は、合成樹脂フィルム又は金属板からなる基材18と、その上に堆積したアルミニュウムや銀薄膜の反射層19とから構成されている。
光源7から出射された光は導光板5の側面から導光板5の内部に導入される。導光板5内では導入された光は全反射して光源7と反対側の側面まで到達する。凹凸又は溝からなるパターン14は光源7に近いほど粗く、遠いほど密に形成されている。これは上方に出射する光の強度分布を均一にするためである。図2(b)を参照して説明する。導光板5内部で全反射された全反射光17が導光板5の下側表面に形成されたV字状溝15に到達すると、V字状溝15の傾斜面に対する全反射光17の進入角度が全反射条件を満たさないので導光板5から下方に出射することができる。出射した光は反射板6の傾斜面16で反射されて導光板5を透過し、液晶パネル4に入射する入射光Linとして出射される。なお、反射板6の替わりに、導光板5の裏面に反射膜を形成してもよい。また、導光板5の下側表面に形成する溝又は凹凸の形状やパターン14の配置は、図2に示したものに限定されない。要は、後に説明するように、液晶パネル4の表面上の特定の方向に対して略20°以内の半値全角をもって入射する光を照射できればよい。
図3は、本発明に係る液晶表示装置の液晶セル3に入射する入射光の半値全角を説明するための説明図である。図3(a)は、液晶セル3の方向と入射光Linとの関係を表す斜視図であり、図3(b)は、入射光Linの9時−3時方向の光強度特性の一例を表すグラフであり、図3(c)は、入射光Linの12時−6時方向の光強度特性の一例を現すグラフである。同一の部分又は同一の機能を表す部分には同一の符号を付している。なお、図3(b)及び図3(c)の各グラフは、上記図2(b)に示した照明装置8を用いて測定した実測値である。
図3(a)は、液晶セル3を照明装置側から見た斜視図である。液晶セル3の表面上の方向を、9時−3時方向と12時−6時方向に定義しておく。液晶層の分子配向が90°ツイストするTNモード、180°〜270°ツイストするSTNモード、あるいは垂直配向モードを使用した液晶パネル4においては、入射側偏光板2pの偏光軸と出射側偏光板2aの偏光軸は通常7時半−1時半方向又は10時半−4時半方向を向いている。このような液晶パネル4の視角特性は、9時−3時方向が最も狭く、12時−6時方向が最も広い。即ち、9時−3時方向の斜めから見たときは表示のコントラストが低下するが、12時−6時方向の斜めから見ると表示のコントラストは低下せずに比較的高いコントラストが得られる。
図3(b)は、上記液晶セル3の9時−3時方向に入射する入射光の強度分布を表している。横軸が液晶セル3の表面上の垂線に対する視角θ(角度:°)を表し、縦軸が入射光の明るさ(入射光強度:任意単位)を表している。即ち、液晶パネル4の視角特性が最も狭い方向を特定の方向としたときの、液晶セル3に入射する入射光の強度分布を表している。ここで、半値全角とは、入射光強度の最大値に対して入射光強度が1/2となる視角の幅θwと定義する。図3(b)において、半値全角θwは約16°である。本発明者の実験によれば、液晶パネル4の視角特性が最も狭い方向を特定の方向として、半値全角を略20°以下に設定することにより、斜め入射光による斜め方向の光の漏れが観察者に届くことを防止できることがわかった。
図3(c)は、液晶セル3の12時−6時方向に入射する入射光の強度分布を表している。横軸が液晶セル3の表面上の垂線に対する視角θ(角度:°)を表し、縦軸が入射光の明るさ(入射光強度:任意単位)を表している。即ち、液晶パネル4の視角特性が最も広い方向である。図3(c)のグラフから、半値全角θwは約18°である。本実施例では、12時−6時方向においても半値全角θwが20°以内であるが、液晶パネル4の視角が最も広い方向に対しては半値全角を必ずしも20°以下にする必要はない。液晶パネル4の視角の最も広い方向におけるコントラストは高いので、斜め方向の光の漏れは少ない。そのために、液晶パネル4の視角が最も広い方向に対しては、例えば、液晶セル3に入射する入射光Linの半値全角を30°〜40°にすることができる。要は、液晶セル3に入射する入射光の半値全角が、液晶セル3の表面の特定の方向(例えば液晶パネル4の視角特性が最も狭い方向)に対して略20°以内であればよい。
<実施例2>
本実施例の液晶表示装置20の断面構成を図4に模式的に示す。本実施例はカラー表示可能な液晶表示装置である。実施例1と同一の部分又は同一の機能を有する部分は同一の符号を付し、適宜説明は省略する。
本実施例の液晶表示装置20の断面構成を図4に模式的に示す。本実施例はカラー表示可能な液晶表示装置である。実施例1と同一の部分又は同一の機能を有する部分は同一の符号を付し、適宜説明は省略する。
図示するように、蛍光体板1は、青色光により励起されて赤色光を発光する赤蛍光体層Rと、青色光により励起されて緑色光を発光する緑蛍光体層Gと、入射した青色光を散乱する青散乱層Bを備えている。入射側偏光板2pと出射側偏光板2aの間に液晶セル3が設けられて液晶パネル4を構成している。液晶セル3は、ガラスからなる上基板25及び下基板24の間隙に液晶層22が設けられた構成であり、これらの基板の内面には上透明電極21及び下透明電極23が形成されている。なお、透明電極21、23の上には図示しない配向膜が形成されている。
本実施例では、蛍光体板1が発光色毎に分割されており、分割された下透明電極DR、DG、DBのそれぞれに対応して重なるように配置されている。液晶パネル4がTFTを用いたアクティブマトリックス型液晶パネルの場合には、これらの透明電極DR、DG、DBのそれぞれにTFTが接続され、単位画素を構成している。透明電極DR、DG、DBの3つの単位画素により1画素が構成される。液晶パネル4が単純マトリックス型液晶パネルの場合には、これらの透明電極DR、DG、DBは紙面垂直方向にストライプ状に延びており、上基板25上の上透明電極21も多数分割されて紙面方向に延びている。そして、上透明電極21と下透明電極23との各交差部が単位画素となる。
例えば、上透明電極21と透明電極DGとの間に点燈電圧が印加され、その他の領域の画素には点灯電圧が印加されない場合には、出射側偏光板2aからは、透明電極DGに対応する領域の緑蛍光体層Gに透過光12が照射される。これにより、緑蛍光体層Gは励起し緑色の光を発光する。透明電極DG以外の透明電極DR、DBの領域においては、出射側偏光板2aにより入射光Linは遮断され、赤蛍光体層と青散乱層に光は入射しないため、発光又は散乱されない。ここで、照明装置8から出射されて液晶セル3に入射する入射光Linは指向性を有する。即ち、液晶セル3に入射する入射光Linの半値全角が、液晶セル3の表面の特定の方向(例えば液晶パネル4の視角特性が最も狭い9時−3時方向)に対して略20°以内である。そのため、液晶パネル4の視角特性が最も狭い方向、例えば9時−3時方向において半値全角θwより深い角度で入射する斜め入射光Linは強度が極端に低下する。これにより、出射側偏光板2aから漏れる光が低下して、コントラスト比を大きくとることができる。
なお、透明電極DR、DG、DBを通過した透過光12が、その電極に隣接する蛍光体層に漏れないようにする必要がある。そのためには、液晶セル3に入射する入射光Linは、指向性を高くすることが好ましい。従って、液晶パネル4の視角特性が最も高い、例えば12時−6時方向に入射する入射光Linに対しても、半値全角θwを略20°以下とすることが好ましい。
また、光源7には青色光LEDを使用している。青色光LEDの波長帯域は狭いので液晶層22において波長分散が抑制される。このために、出射側偏光板2aから漏れる光を減少させることができ、コントラストを向上させる要因となっている。
なお、以上の説明において、光源7の青色光LEDに代えて近紫外光を発光する紫外光LEDを使用し、青散乱層Bを紫外光により励起されて青色光を発光する青蛍光体層とすることができる。使用可能な蛍光体材料については既に実施例1で説明したので、ここでは説明を省略する。
<実施例3>
本実施例では、タッチパネルを付加して入力可能とした液晶表示装置を説明する。図5(a)は本実施例の液晶表示装置を模式的に示す断面図であり、図5(b)は、タッチパネルの模式的断面図である。図5(a)では、タッチパネル31の裏側に蛍光体板1が設けられている。ここでは、蛍光体板1がタッチパネル31と出射側偏光板2aの間に配置された構成であればよい。その他の構成は実施例1と同様なので、適宜説明を省略する。また、同一の部分又は同一の機能を有する部分は同一の符号を付した。
本実施例では、タッチパネルを付加して入力可能とした液晶表示装置を説明する。図5(a)は本実施例の液晶表示装置を模式的に示す断面図であり、図5(b)は、タッチパネルの模式的断面図である。図5(a)では、タッチパネル31の裏側に蛍光体板1が設けられている。ここでは、蛍光体板1がタッチパネル31と出射側偏光板2aの間に配置された構成であればよい。その他の構成は実施例1と同様なので、適宜説明を省略する。また、同一の部分又は同一の機能を有する部分は同一の符号を付した。
タッチパネル31は、指や物でタッチパネルの表面を触れることにより、その触れた位置を検出してデータを入力する機能を有するパネルである。図5(b)に、静電容量方式のタッチパネル31の断面を模式的に示す。タッチパネル31の上面から、タッチ面である表面オーバーコート32、表面透明電極34、この表面透明電極34に接続しその周辺に形成した周辺電極33、アンダーコート35、ガラス基板36、アンダーコート35、裏面透明電極37、裏面オーバーコート38及び裏面透明電極37に電気的に接続する周辺電極39等が一体的に構成されている。タッチ面である表面オーバーコート32に触れることにより、その触れた点の静電容量が変化してその点を中心として表面透明電極34に微小電流が流れる。この微小電流を周辺に形成した周辺電極33により複数箇所で検出する。複数個所で検出した微小電流の大きさから、図示しない検出回路により触れた位置を特定する。なお、タッチパネル31としては静電容量方式に限らず、抵抗膜方式、赤外線方式あるいは超音波方式等を使用することができる。
ここで、通常、液晶表示装置の表示面に表示された文字や図形等を見ながら、その画面上の特定の位置を認識し、その位置のタッチパネル31に触れてデータ等を入力する。従って、表示情報の表示位置とタッチパネル31に入力する位置とが一致していることが望ましい。しかし、従来のタッチパネル付液晶表示装置では、液晶に表示される表示面とタッチパネルの入力面との間に距離があり、位置ずれが発生した。通常液晶パネルの表示面は液晶層の位置となる。液晶層の位置とタッチパネル31のタッチ面である表面オーバーコート32とは、液晶セルの一方の透明基板、出射側偏光板2a、タッチパネルのガラス基板36が介在する。そのために、表示面とタッチ面との位置ずれが発生した。
しかし、本実施例3においては、タッチパネル31のタッチ面である表面オーバーコート32に近接して表示面である蛍光体板1が位置する。従って、タッチ面と表示面との間に位置ずれがほとんど生じない、という利点を有する。なお、タッチパネル31を表示面である蛍光体板1の下に設置することができる。この場合にも、タッチ面と表示面とはタッチパネル31のガラス基板36を介するのみとなるので、表示面とタッチ面の位置ずれは問題とならない。
<実施例4>
図6は、本実施例の液晶表示装置40を模式的に示す断面図である。本実施例では、出射側偏光板として反射偏光板41を用いている。その他の構成については、実施例1と同様である。同一の部分又は同一の機能を有する部分については同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。
図6は、本実施例の液晶表示装置40を模式的に示す断面図である。本実施例では、出射側偏光板として反射偏光板41を用いている。その他の構成については、実施例1と同様である。同一の部分又は同一の機能を有する部分については同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。
反射偏光板41は、偏光軸方向の光を透過し、偏光軸と直交する方向の光を反射する。反射偏光板41を通過して蛍光体板1に入射した透過光12は、蛍光体板1の蛍光体を励起して発光する。この発光は表示光11として表示面の前方に出射されるとともに、表示面の後方にも後方発光42として出射される。しかし、出射側偏光板として反射偏光板41を使用することにより、反射偏光板41の偏光軸に直交する偏光方向を有する後方発光42は反射される。この反射光43は、蛍光体板1の蛍光体の材質や厚さを選択することにより表示面の前方に出射させることができる。さらに、蛍光体板1と反射偏光板41とを近接させることにより、表示光11と反射光43とを重ねることができる。これにより表示光11の輝度をより高くすることができる。なお、図6において、蛍光体板1と反射偏光板41とを理解を容易にするために離間させているが、反射偏光板41と蛍光体板1とを接して形成するのが好ましい。
1 蛍光体板
2a 出射側偏光板
2p 入射側偏光板
3 液晶セル
4 液晶パネル
5 導光板
6 反射板
7 光源
8 照明装置
9 出射光
10、20、30、40 液晶表示装置
11 表示光
12 透過光
13 垂直方向
14 パターン
15 V字状溝
2a 出射側偏光板
2p 入射側偏光板
3 液晶セル
4 液晶パネル
5 導光板
6 反射板
7 光源
8 照明装置
9 出射光
10、20、30、40 液晶表示装置
11 表示光
12 透過光
13 垂直方向
14 パターン
15 V字状溝
Claims (6)
- 内面に電極が形成された一対の基板間に液晶層が挟持された液晶セルと、前記液晶セルに光を照射する照明装置と、前記液晶セルと前記照明装置との間に配置された入射側偏光板と、前記照明装置とは反対側の前記液晶セルの上に配置された出射側偏光板と、前記出射側偏光板の上方に設けられるとともに、前記照明装置から出射される光により励起されて発光する蛍光体とを備え、
前記照明装置から出射され、前記液晶セルに入射する入射光の半値全角が、前記液晶セルの表面上の特定の方向に対して略20°以内である液晶表示装置。 - 前記照明装置から出射される光は青色光であることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
- 前記出射側偏光板の上方にタッチパネルが配置されたことを特徴とする請求項1または2に記載の液晶表示装置。
- 前記タッチパネルの表面に前記蛍光体が形成されたことを特徴とする請求項3に記載の液晶表示装置。
- 前記出射側偏光板は、反射偏光板であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
- 前記蛍光体は、発光色の異なる複数種の蛍光体が配列された構成であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007027008A JP2008191494A (ja) | 2007-02-06 | 2007-02-06 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007027008A JP2008191494A (ja) | 2007-02-06 | 2007-02-06 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008191494A true JP2008191494A (ja) | 2008-08-21 |
Family
ID=39751638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007027008A Pending JP2008191494A (ja) | 2007-02-06 | 2007-02-06 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2008191494A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011065490A1 (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-03 | 日東電工株式会社 | 液晶表示装置 |
| WO2013015139A1 (ja) * | 2011-07-22 | 2013-01-31 | シャープ株式会社 | 表示装置 |
-
2007
- 2007-02-06 JP JP2007027008A patent/JP2008191494A/ja active Pending
Cited By (5)
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| CN102667586A (zh) * | 2009-11-30 | 2012-09-12 | 日东电工株式会社 | 液晶显示装置 |
| US8953118B2 (en) | 2009-11-30 | 2015-02-10 | Nitto Denko Corporation | Liquid crystal display apparatus |
| CN102667586B (zh) * | 2009-11-30 | 2015-11-25 | 日东电工株式会社 | 液晶显示装置 |
| WO2013015139A1 (ja) * | 2011-07-22 | 2013-01-31 | シャープ株式会社 | 表示装置 |
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