JP2008189269A - 車両用内装部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、使用時には点灯し、非使用時には消灯するインテリア照明として好適な照明を具えた車両用内装部材を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明の車両用内装部材は、基体と、基体に揺動可能に枢止される揺動部と、この揺動部に止着した傾斜センサと、傾斜センサに接続する照明部とを具え、揺動部を揺動することで照明部が点灯又は消灯することを特徴とし、特に容器ホルダに適用して有用である。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の車両用内装部材は、基体と、基体に揺動可能に枢止される揺動部と、この揺動部に止着した傾斜センサと、傾斜センサに接続する照明部とを具え、揺動部を揺動することで照明部が点灯又は消灯することを特徴とし、特に容器ホルダに適用して有用である。
【選択図】図1
Description
本発明は、容器ホルダなどの車両用内装部材に関する。
自動車の車室内には、移動時あるいは停車時における搭乗者の利便性を確保するために、種々の車両用内装部材が配置されている。例えば、灰皿や飲料用の容器を保持する容器ホルダなどがある。これらはフロントパネルやシートの背面に固定されていたり、あるいはコンソールボックスなどに出し入れ可能に配置されている。
近年、これらの内装部品について夜間の位置確認や搭乗者に対するアメニティ効果を狙って照明を施すことが考案され、照明構造を工夫した各種の照明付きカップホルダが提案されている。
例えば、温度センサと変色する発光源とを具え、飲料の温度変化により保持部の外周面が異なる色で発光する容器ホルダが提案されている(特許文献1参照)。また、ボックス本体内部が照明できると共にボックス本体内に配置したカップホルダなどの内装品自体も照射できるコンソールボックスも知られている(特許文献2参照)。
しかし、これらの照明構造は夜間になると照明を行うのみで、それら内装部材の使用時と非使用時の状態に応じて照明状態を変化させるものはなく、車内のインテリア照明としては必ずしも満足できるものではなかった。
特開平11−310070号公報
特開2002−144965号公報
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、使用時には点灯し、非使用時には消灯するインテリア照明として好適な車両用内装部材を提供することを課題とする。
本発明の車両用内装部材は、基体と、基体に揺動可能に枢止される揺動部と、この揺動部に止着した傾斜センサと、傾斜センサに接続する照明部とを具え、揺動部を揺動することで照明部が点灯又は消灯することを特徴とする。
本発明の車両用内装部材の好適な態様としては、紙コップや飲料缶などを保持する容器ホルダを挙げることができる。容器ホルダとしては種々の形態のものが知られているが、本発明の車両用内装部材としては、使用時に回動して開蓋する蓋体を有する容器ホルダや容器を保持する容器保持口内に揺動可能に突出し容器の外周面に弾接して容器のがたつきを規制する規制部材を具える容器ホルダが好適である。これらの容器ホルダにおいては、使用時に揺動する蓋体や規制部材に傾斜センサを止着することができる。
ここで、傾斜センサは一端に正負の電極を具えるとともに導電性の球体を封入した管状体であり、球体が電極に接離することで照明回路を開閉して照明部が点滅するものが望ましい。
また、蓋体に内蔵する傾斜センサでは、管状体は折れ部を有することが望ましい。規制部材を具える容器ホルダでは、規制部材を揺動することで照明回路を開閉する揺動確認手段を更に具えるようにするとよい。
上記の構成を有する車両用内装部材において、照明部の光源はLEDであり照明部は蓋部材もしくは基体底部に配置することが望ましい。
本発明の車両用内装部材は、基材に枢止される揺動部に傾斜センサを内蔵しているので、内装部材の使用時に揺動部を揺動することで傾斜センサ内の導電性の球体が電極に接触して照明回路が成立し、照明部のLEDを点灯させることができる。また、使用を終了した場合には、揺動部が使用時とは逆方向に揺動されるので傾斜センサ内の球体が電極から離間して照明回路を遮断し、照明部のLEDを消灯させることができる。
かかる照明構造は、従来の蓋体や規制部材に電源からの配線を施して、電流値の低いLEDと簡易な傾斜センサとから構成することができるので、大幅な設計変更を伴うことなく安価な照明を得ることができる。
また、導電性の球体を管状体に封入した構成の傾斜センサでは、簡易な制御回路を設けることで、その特性を利用して蓋体又は規制部材の動作と完全に一致させることなく、照明を容易に演出することが出来る。例えば、点灯時にはLEDの輝度を急激に高めその後徐々に低下させた後ある一定値で維持し、消灯時には、一旦輝度を高めた後に、徐々に輝度を低下させて消灯する所謂フェードアウトするようにしてもよい。
以下、実施例により本発明の車両用内装部材について詳しく説明する。
(実施例1)
図1は、本発明の第1の実施例である容器ホルダ1の主要部を示す断面概要図である。(a)は容器を保持していない非使用時の状態を、(b)は容器を保持している使用時の状態を示す。容器ホルダ1は、容器を保持する上部開口で有底筒体の基体2と、この基体2に揺動可能に枢止される蓋体3とからなる。蓋体3には傾斜センサ4と照明部5とが内蔵されている。照明部5は電流値の小さいLEDを光源として傾斜センサ4の電極を介して図示しない電源に接続されている。傾斜センサ4の電極42は正負の電極端子(図示せず)を有し、この端子間を短絡することでLEDを点灯可能な照明回路になっている。
図1は、本発明の第1の実施例である容器ホルダ1の主要部を示す断面概要図である。(a)は容器を保持していない非使用時の状態を、(b)は容器を保持している使用時の状態を示す。容器ホルダ1は、容器を保持する上部開口で有底筒体の基体2と、この基体2に揺動可能に枢止される蓋体3とからなる。蓋体3には傾斜センサ4と照明部5とが内蔵されている。照明部5は電流値の小さいLEDを光源として傾斜センサ4の電極を介して図示しない電源に接続されている。傾斜センサ4の電極42は正負の電極端子(図示せず)を有し、この端子間を短絡することでLEDを点灯可能な照明回路になっている。
図2は、傾斜センサ4を示す断面模式図である。傾斜センサ4は、管体41の一端に電極42を具えるとともに導電性の球体43を封入した管状体であり、電極42からは照明部5と接続する導体(リード線)44が導出されている。管体41は、球体43の直径に近似する内径を持つスチール製のパイプからなり「くの字」状の折れ部41aを有している。また、この管体41の電極42の他端側は内径が球体43より僅かに小さい縮径部41bとなっており、球体43が管体41から脱落するのを防止している。
このように構成される傾斜センサ4は、揺動時に電極42端が他端よりも低位置になるように指向し、かつ電極42側を水平よりもやや高い略水平姿勢で蓋体3に止着されている。このため蓋体3が基体1の開口部を閉塞している容器ホルダ1の非使用時には、球体43は折れ部41aよりも下方の縮径部41bに内接して保持される。球体43は管体41内に封入されているので、管体41内を電極42と縮径部41bとの間で自在に移動することができる。しかし、図2(a)の非使用状態では、球体43は管体41内で最も低い位置(縮径部41b)に位置しているので、蓋体3を揺動して開姿勢としない限り電極42と接触することがない。つまり、球体43は運転中のカーブや急停止などで転動しても縮径部41bと折れ部41aの範囲で移動するのみである。つまり、容器ホルダ1においては、管体41の折れ部41aと縮径部41bとが車両の横揺れに対する誤作動防止対策となる。
容器ホルダ1は、蓋体3を矢印Aのように回動して図1(b)に示す開姿勢にしてからカップCやペットボトルP等の容器を基体2に挿入して使用する。本実施例では回動後の蓋体3は基体2の側面に沿ってほぼ垂直に保持されるようになっている。蓋体3が回動されると蓋体3に止着されている傾斜センサ4は、図2(a)に示す水平姿勢から図2(b)の垂直姿勢となる。このため傾斜センサ4の球体43は、重力によって縮径部41bから離脱し折れ部41aを越えて電極42方向に転動して電極42に接触する。球体43は銅やスチールなどの良導体で形成されているので、正負の電極端子に接触させることにより照明回路が成立し、電極42に接続している照明部5のLEDを点灯させる。照明部5は蓋体3の裏面に止着されているので、LEDは容器C(P)の側面を照射する。
また、容器ホルダ1の使用を終了した場合には、容器Cを基体2から取り出して蓋体3を矢印B方向に回動して水平状態の閉姿勢にする。この時、傾斜センサ4の球体43は、電極42から離間し管体41内を転動して縮径部41bに保持される。電極42から球体43が離間することで照明回路は遮断され照明部5のLEDは消灯する。
以上のように、本実施例では、容器ホルダ1の蓋体3を揺動することで、容器使用時には蓋体3の裏側に設けた照明部5が点灯し、使用を終了して蓋体3を閉姿勢にすると照明部5は消灯する。この作用は昼夜に関係なく蓋体3の開閉のみで照明の点滅が可能であるので、車内のインテリア照明として常時楽しむことができる。
(実施例2)
図3、4に第2の実施例の容器ホルダ10の概要を示す。図3は容器ホルダ10の平面図であり、図4は図3のX−X断面を示す。なお、実施例1と同様の箇所には同一の符号を付してある。
図3、4に第2の実施例の容器ホルダ10の概要を示す。図3は容器ホルダ10の平面図であり、図4は図3のX−X断面を示す。なお、実施例1と同様の箇所には同一の符号を付してある。
容器ホルダ10は、容器を載置する基体12と容器の周壁を保持する保持部13とからなる。保持部13には円形の2個の容器保持口13aが形成されているので、容器ホルダ10は2個の容器を保持することができる。
基体12の底部12aの中央部には2個の容器を隔てる隔壁12bが立設されており、この隔壁12bには容器の外周面に弾接して容器のがたつきを規制する規制部材14が揺動自在に軸支されている。規制部材14は、ばね15(図5参照)の付勢力によって常には図4の左側の規制部材14のように略水平位置に保持されている。
規制部材14には図5に示すように傾斜センサ4が内蔵されており、傾斜センサ4は基体12の底部(トレイ)12aに埋設した照明部5に図示しない導体で接続されている。
傾斜センサ4は、直管状の管体41の一端に電極42を具えるとともに導電性の球体43を封入した管状体であり、電極42からは照明部5と接続する前記の導体が導出されている。傾斜センサの電極42は正負の電極端子(図示せず)を有しこの端子間を短絡することでLEDを点灯可能な照明回路になっている。
このような傾斜センサ4は電極42を規制部材14の自由端14a側に指向して規制部材14の裏面に平行に止着されている。また、規制部材14の揺動軸16近傍には第1の接点17が規制部材の揺動によって隔壁12bに配置された第2の接点18と接離するように設けられている。この第1の接点17と第2の接点18は、規制部材14が揺動して第1の接点17が第2の接点18から離れた状態で傾斜センサ4の球体43が電極42に接触しないと照明部5が点灯しないようにするための揺動確認手段20である。このような揺動確認手段20を設けることで、運転中のカーブや急停車など規制部材の揺動以外の球体43の転動による無用なLEDの点滅を防止することができる。
以上の構成を持つ容器ホルダ10の作用は以下の通りである。
図4の左側の容器保持口13は容器を保持していない非使用状態を示している。このとき、規制部材14は自由端14a側が軸支側よりやや高い略水平姿勢となっており、傾斜センサ4の球体43は管体41の軸支側に位置している。このため照明回路は電源と遮断されておりLEDは消灯している。
図4の右側の容器保持口13は容器Cを保持した使用状態を示している。規制部材14は容器Cの外周面に沿って下方に揺動し、ばね15の付勢力により自由端14aが容器Cの外周面に弾接している。規制部材14は、容器の外周面を押圧することで容器保持口13aの内周縁部と協働して容器のがたつきを規制する。
このように規制部材14が揺動すると、傾斜センサ4の球体43は重力によって電極42方向に転動して正負の電極端子に接触するとともに、規制部材4の揺動により第1の接点17と第2の接点18とは離間して規制部材が揺動したことが確認されるので、照明回路が成立して傾斜センサ4に接続している照明部5のLEDが点灯する。照明部5は基体底部(トレイ)12aに埋設されているので、LEDは容器C(P)の底面や底部周辺を照射する。
また、容器Cを容器保持口13から取り出すと、規制部材14はばね15の付勢力により図5の左側の規制部材14のように略水平姿勢となり、傾斜センサの球体43が電極42から離間する。これにより照明回路は遮断され照明部5のLEDは消灯する。
以上のように、本実施例では、容器ホルダに容器を載置することで基体底部に設けた照明が点灯し、容器ホルダから容器を除去することで照明部が消灯する。この作用は昼夜に関係なく規制部材の揺動(容器の抜き差し)のみで照明の点滅が可能であるので、車内のインテリア照明として楽しむことができる。
なお、本発明の車両用内装部材は、上記の実施例に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で変更することができる。
上記の実施例では車両用内装部材として容器ホルダを例としたが、本発明の車両用内装部材は、容器ホルダに限定することなく揺動部を有する内装部材であれば好適に用いることができる。例えば、蓋部を揺動してから使用する灰皿や揺動後水平姿勢にして使用する小物用などのトレイ、あるいはグラブボックス等にも発光色の異なるLEDを用いるなどして適用すれば車内インテリアとして更に有用である。
本発明の車両用内装部材は、揺動部を有する内装部材であれば好適に用いることができる。特に、蓋付きの容器ホルダや容器のがたつきを規制する規制部材を具える容器ホルダに適用して有用である。
1、10:容器ホルダ 2、12:基体 3:蓋体(揺動部) 4:傾斜センサ 5:照明部 14:規制部材 15:ばね 16:揺動軸 17:第1の接点 18:第2の接点 20:揺動確認手段 41管体 42:電極 43:球体 C:容器(カップ)
Claims (8)
- 基体と
該基体に揺動可能に枢止される揺動部と、
該揺動部に止着した傾斜センサと、
該傾斜センサに接続する照明部とを具え、
前記揺動部を揺動することにより前記照明部が点灯又は消灯することを特徴とする車両用内装部材。 - 前記内装部材は容器を載置する容器ホルダである請求項1に記載の車両用内装部材。
- 前記揺動部は蓋体である請求項2に記載の車両用内装部材。
- 前記揺動部は容器を保持する容器保持口内に揺動可能に突出し該容器の外周面に弾接して該容器のがたつきを規制する規制部材である請求項2に記載の車両用内装部材。
- 前記傾斜センサは一端に正負の電極を具えるとともに導電性の球体を封入した管状体であり、該球体が前記電極に接離することで照明回路を開閉して前記照明部を点滅させる請求項1〜4のいずれかに記載の車両用内装部材。
- 前記管状体は折れ部を有する請求項5に記載の車両用内装部材。
- 前記規制部材を揺動することで照明回路を開閉する揺動確認手段を更に具える請求項4に記載の車両用内装部材。
- 前記照明部はLEDを光源とする請求項1〜7のいずれかに記載の車両用内装部材。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2007028503A JP2008189269A (ja) | 2007-02-07 | 2007-02-07 | 車両用内装部材 |
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| JP2008189269A true JP2008189269A (ja) | 2008-08-21 |
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011178296A (ja) * | 2010-03-02 | 2011-09-15 | Nhk Spring Co Ltd | 照明装置およびそれを備えた収納ボックス |
| JP2013518770A (ja) * | 2010-02-01 | 2013-05-23 | フェデラル−モーグル・イグニション・カンパニー | 照明付き車用カップホルダーアセンブリ |
| KR101809677B1 (ko) * | 2016-11-28 | 2018-01-18 | 주식회사 성보산업 | 홀 센서를 이용한 자동차 램프장치 |
| CN107776481A (zh) * | 2016-08-24 | 2018-03-09 | 福特全球技术公司 | 照明车辆控制台 |
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2007
- 2007-02-07 JP JP2007028503A patent/JP2008189269A/ja active Pending
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| KR101809677B1 (ko) * | 2016-11-28 | 2018-01-18 | 주식회사 성보산업 | 홀 센서를 이용한 자동차 램프장치 |
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