JP2008189093A - 車両用駆動力制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両の位置ないしは車両と自動車専用道路の本線に対して接続される接続道路との位置関係を正確に判定して車両の駆動力を制御する。
【解決手段】自動車専用道路の本線から分岐して接続される接続道路と車両との位置関係に基づいて、前記車両の駆動力を制御する車両用駆動力制御装置であって、運転者による前記自動車専用道路の本線と前記接続道路との間の走行路の変更意図を検出又は推定する手段(S3)と、前記車両が前記自動車専用道路の本線と前記接続道路との間で走行路を変更したことを検出する手段(S4)とを備え、前記走行路の変更意図が検出又は推定されている間、又は前記走行路の変更意図が検出又は推定されている状態から予め設定された時間内に、前記車両が前記走行路を変更したことが検出されたときに、前記車両の駆動力の制御を許可する(S5)。
【選択図】 図1
【解決手段】自動車専用道路の本線から分岐して接続される接続道路と車両との位置関係に基づいて、前記車両の駆動力を制御する車両用駆動力制御装置であって、運転者による前記自動車専用道路の本線と前記接続道路との間の走行路の変更意図を検出又は推定する手段(S3)と、前記車両が前記自動車専用道路の本線と前記接続道路との間で走行路を変更したことを検出する手段(S4)とを備え、前記走行路の変更意図が検出又は推定されている間、又は前記走行路の変更意図が検出又は推定されている状態から予め設定された時間内に、前記車両が前記走行路を変更したことが検出されたときに、前記車両の駆動力の制御を許可する(S5)。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車両用駆動力制御装置に関し、特に、自動車専用道路の本線から分岐して自動車専用道路の本線に接続される接続道路と車両との位置関係に基づいて、車両の駆動力を制御する車両用駆動力制御装置に関する。
自動車専用道路の本線から分岐して自動車専用道路の本線に接続される接続道路と車両との位置関係に基づいて、車両の駆動力を制御する車両用駆動力制御装置が知られている。
例えば、特開2000−105898号公報(特許文献1)には、以下の技術が開示されている。道路面の表示線を画像処理によって認識し、表示線の自車に対する相対的な移動や表示線の種類(実線か破線か)から走行している車線を判別し、また、表示線の間隔の増加などから分岐の位置や、分岐する道路の進入経路を判定し、分岐を通過した後の経路(経路1か経路0か)を判定して、判定した経路の道路情報に基づき、その後の車両制御を実行する。更に、所定時間内に車線変更や分岐判定がなされたか否かによって、上記経路判定の信頼性の確度を判定し、その確度に応じて制御内容を変更する。
また、特開平10−141491号公報(特許文献2)には、ナビゲーションシステムの道路情報により高速道路と一般道を接続するランプウェイを検出し、ランプウェイを含む制御区間内に進入したことを確認した上で、運転者の減速意志を確認し変速段の上限値を規制する技術が開示されている。
上記特許文献1、特許文献2では、車線の画像処理結果やナビゲーションシステムの現在位置情報に基づいて車両制御を実施することが開示されている。その中でウィンカー情報を減速意図の検出や進路の判定の信頼度を判断するために用いているが、具体的な判定方法については開示されていない。
例えば、高速道路を含む自動車専用道路の本線(以下、専用道路本線)からの退出や専用道路本線への合流に際して、専用道路本線に対して接続される接続道路を走行するときに、接続道路への進入判定に基づいて、車両の駆動力を制御してドライバビリティの向上を図ることが求められている。
このような接続道路の走行に際して車両の駆動力制御が行われる場合には、車両の位置ないしは車両と接続道路との位置関係を正確に判定できることが必要である。従来は、ナビゲーションシステムの位置情報や、車両に搭載されたカメラの画像情報等に基づいて判定していたが、車両の位置ないしは車両と接続道路との位置関係を誤判定することがあった。
図9を参照して、従来技術の問題点について説明する。図9では、上記接続道路の例として、専用道路本線に対して接続される退出路の例を用いて説明する。
図9は、専用道路本線と、専用道路本線に接続された退出路(接続道路)を模式的に示す平面図である。専用道路本線401には、退出路403が接続されている。専用道路本線401と退出路403は、道路上に描かれた破線404によって区切られている。
退出路403へ車両が進入したか否か(上記接続道路への進入判定)は、例えば、ナビゲーションシステムから得られる車両の位置情報に基づいて判定される。ナビゲーションシステムの位置情報は十数メートルの誤差を含んでいる。このため、例えば車両の実際の走行位置が専用道路本線401上の符号X41で示される位置であるにもかかわらず、車両の位置が退出路403上の符号X42で示される位置であると誤って認識されることがある。
また、退出路403へ車両が進入したか否かの判定が、車両に搭載されたカメラにより取得される画像情報(画像処理結果)に基づいて行われることがある。この場合、画像情報に基づいて、例えば専用道路本線401と退出路403との境界に描かれた破線404を車両が跨いだか否かに基づいて上記判定が行われる。ここで、道路上に紛らわしいペイントが存在する場合や、例えば後続車のライト等により生じる光や影の具合で誤判定をする可能性がある。
上記のようにナビゲーションシステムの位置情報に基づく判定、及び画像情報に基づく判定の少なくともいずれか一方に基づく退出路進入判定では、退出路403への車両の進入が誤判定される可能性がある。例えば車両が専用道路本線401上を走行しているにもかかわらず、退出路403へ進入したと誤判定される可能性がある。この場合に、たまたま運転者がアクセルをOFFすると(上記運転者の減速意図)、専用道路本線401上で駆動力制御(例えばダウンシフト制御)が行われてしまい、運転者の感覚に合わない。
このため、上記の退出路進入判定に加えて、運転者の進路変更の意図が検出された場合に駆動力の制御を許可することが考えられる。運転者の進路変更の意図を検出する手段として、例えばウィンカーの情報が用いられる。この場合、例えば、退出路403への進路変更の意図を示すウィンカーONの信号が出力されている場合に駆動力の制御を行うことが許可される。これにより、位置情報又は画像情報に基づく退出路進入判定において誤判定が行われたり、判定タイミングに誤差が生じたとしても、ウィンカーONの情報の有無でガードがかかる。このため、運転者に違和感を与える制御(例えば専用道路本線401上でのダウンシフト制御など)が行われる可能性は低下する。
しかしながら、ウィンカーの操作タイミング等は、運転者によってそれぞれ異なる。退出路403に進入するまでウィンカーを出し続ける運転者がいる一方、運転者によっては、退出路403へ進入する前にウィンカーをOFFしてしまうことがある。例えば、退出路403へ進入する以前の点X40でウィンカーがOFFされてしまうことがある。その後、車両が退出路403へ進入し、例えば点X42において、位置情報等に基づく判定により退出路403へ車両が進入したと判定されても、既にウィンカーがOFFにされているため、駆動力の制御が許可されないという問題がある。この場合、運転者によって制御が実施されたり実施されなかったりといったことが起きてしまう。
本発明の目的は、車両の位置ないしは車両と自動車専用道路の本線に対して接続される接続道路との位置関係を正確に判定して車両の駆動力を制御する車両用駆動力制御装置を提供することである。
本発明の車両用駆動力制御装置は、自動車専用道路の本線から分岐して前記自動車専用道路の本線に接続される接続道路と車両との位置関係に基づいて、前記車両の駆動力を制御する車両用駆動力制御装置であって、運転者による前記自動車専用道路の本線と前記接続道路との間の走行路の変更意図を検出又は推定する走行路変更意図検出推定手段と、前記車両が前記自動車専用道路の本線と前記接続道路との間で走行路を変更したことを検出する走行路変更検出手段とを備え、前記走行路変更意図検出推定手段により前記走行路の変更意図が検出又は推定されている間、又は前記走行路の変更意図が検出又は推定されている状態から予め設定された時間内に、前記走行路変更検出手段により前記車両が前記走行路を変更したことが検出されたときに、前記車両の駆動力の制御を許可することを特徴としている。
本発明の車両用駆動力制御装置において、前記車両の駆動力の制御が許可された後、前記走行路変更検出手段により前記車両が前記走行路を変更したことが検出されたときに、前記車両の駆動力の制御を不許可とすることを特徴としている。
本発明の車両用駆動力制御装置において、前記走行路変更意図検出推定手段は、運転者による前記車両のウィンカーの操作状態、前記車両の操舵状態、前記車両の横加速度、及び前記車両のヨーレートの少なくともいずれか一つに基づいて、前記走行路の変更意図を検出又は推定することを特徴としている。
本発明の車両用駆動力制御装置において、前記走行路変更意図検出推定手段は、更に、前記車両が前記接続道路に接続される前記自動車専用道路の本線の車線を予め設定された所定時間走行しているか否かに基づいて、前記走行路の変更意図を検出又は推定することを特徴としている。
本発明によれば、自動車専用道路の本線に対して接続される接続道路を走行するに際して、車両の位置ないしは車両と接続道路との位置関係を正確に判定して車両の駆動力制御を行うことが可能となる。
以下、本発明の車両用駆動力制御装置の一実施形態につき図面を参照しつつ詳細に説明する。
以下に述べる実施形態は、高速道路を含む自動車専用道路の本線(以下、専用道路本線)からの退出や専用道路本線への合流に際して、専用道路本線に対して接続される接続道路を走行するときに、車両の駆動力を制御する車両用駆動力制御装置に関する。
ここで、接続道路とは、その一端側が専用道路本線に対して接続されるとともに、その他端側が[1]自動車専用道路以外の一般道路、[2]自動車専用道路に設けられた駐車エリア、又は、[3]他の専用道路本線に接続されている。自動車専用道路に設けられた駐車エリアに接続された接続道路は、自動車専用道路の一部ではあるが、自動車専用道路の本線ではなく支線である。同様に、他の専用道路本線に接続された接続道路は、自動車専用道路の支線を構成している。
(第1実施形態)
図1から図6を参照して、第1実施形態について説明する。
図1から図6を参照して、第1実施形態について説明する。
図9を参照して前述したように、退出路403へ車両が進入した場合の駆動力の制御(以下、退出路制御とする)が、進路変更の意図を示すウィンカーONの信号が出力されていることを条件として許可される場合、運転者のウィンカーの操作タイミングによっては、退出路403へ車両が進入したと判定されたにもかかわらず、既にウィンカーがOFFにされているため、退出路制御が許可されないという問題がある。
そこで、以下に図3を参照して説明するように、ウィンカーがONである期間のみならずウィンカーがONからOFFにされてから予め定められた所定期間の間は運転者の進路変更の意図を有効として、退出路制御を許可することが検討されている。
図3において、符号101は、専用道路本線を示す。符号101a及び101bは、それぞれ追い越し車線及び走行車線を示す。専用道路本線101には、退出路103が接続されている。専用道路本線101と退出路103は、道路上に描かれた破線104によって区切られている。
符号K1で示す実線、及び符号K1aで示す破線は、車両の走行軌跡を示している。走行軌跡K1は、ウィンカーがONとされている(左側へのウィンカー操作が行われている)期間の走行軌跡である。走行軌跡K1aは、ウィンカーがONからOFFとされてから上記所定期間の間の車両の走行軌跡である。
上記所定期間は、例えば2秒から3秒の値に設定されることができる。ウィンカーがONとされている期間(走行軌跡K1を走行中)のみならず、ウィンカーがONからOFFとされてから上記所定期間の間(走行軌跡K1aを走行中)であっても、退出路制御が許可される。なお、上記所定期間は、ウィンカーがONとされてからの期間として設定されてもよい。
車両が専用道路本線101から退出路103へ進入する際に、退出路103へ進入する手前の点X10でウィンカーがOFFにされたとしても、走行軌跡K1aで示す区間においては、退出路制御が許可される。このため、例えば走行軌跡K1aで示す区間上の点X12で運転者の減速意図(アクセルOFF、ブレーキON等)が検出された場合に、運転者の意図に沿って退出路制御が行われることができる。
ここで、上記所定期間の設定値によって、以下のような問題が生じることがある。車両が専用道路本線101から退出路103へ進入してから減速が開始されるまでの時間(その間の車両の走行距離)は、退出路103の道路形状や、専用道路本線101と退出路103との接続形態等によって異なる。
例えば、図4に示すように、退出路103の形状が比較的直線形状に近い場合などには、退出路103へ進入してからしばらくの間は運転者による減速操作が行われないことがある。この場合、上記所定期間が2秒から3秒に設定されていると、運転者の減速意図が検出されたときには既に上記所定期間が過ぎていることがある。走行軌跡K1aで示す区間を過ぎた点X13で減速操作が開始された(運転者の減速意図が検出された)場合には、退出路制御が許可されないため、ダウンシフトが行われず、運転者の意図に沿った制御とならない場合がある。
上記の問題を解決するために、走行軌跡K1aで示す区間(上記所定期間)を例えば符号K1bで示すように大きな値とすることが考えられる。上記所定期間は、比較的長い時間、例えば4秒から10秒の間の値に設定されることができる。この場合には、車両が退出路103の先方にある程度進入してから、例えばX13でアクセルがOFFされた場合にも対応することはできる。
しかし、この場合には、ウィンカーON状態が有効とされる時間(ウィンカーがONからOFFにされた後もON状態と同様に取り扱う時間)が長くなることで、運転者の退出路103へ向けた進路変更の意図の有無が正しく検出されない場合がある。
例えば、図5において、符号K2で示すように、車両が専用道路本線101から退出路103への分岐点の手前においてウィンカーがONとされて追い越し車線101aから走行車線101bへの車線変更が行われ(点X14にてウィンカーがOFFとされる)、その後、退出路103へ進入せずに走行車線101bを車両が走行し続ける場合がある(点X15参照)。
この場合、運転者には退出路103へ向かう意思がないにもかかわらず、点X14にてウィンカーがOFFにされてから上記所定期間(走行軌跡K1bで示す例えば4秒から10秒の区間)は、退出路103への進入意図が有ると判定された状態で退出路103に比較的近い走路(走行車線101b)を走行する状態となる。この場合に、実際は点X15に車両がいるにもかかわらず(点X15は上記所定期間K1b内である)、車両が退出路103へ進入し点X16にいると誤って判定され、点X15にて運転者の減速意図が検出された場合には、専用道路本線101上で退出路制御が行われてしまう可能性がある。この場合には、運転者に違和感を与えてしまうことになる。このように、上記所定期間が大きな値に設定されたのでは、退出路103への進入意図を検出するためにウィンカーONの信号を検知している意味が無くなってしまうこととなる。
そこで、本実施形態では、上記の問題を解決するために、以下の制御が行われる。
本実施形態の構成としては、以下に詳述するように、(1)〜(3)の3つの構成を備えていることが前提となる。
(1)属性の異なる道路種別(例えば、専用道路本線と専用道路本線に対して接続される接続道路(退出路、合流路など))の起点及び終点を判別できる手段(例えば、ナビゲーションシステム装置)
(2)運転者の他の道路種別の道路への進入意図(例えば、専用道路本線から退出路への進入意図)を検出または推定する手段(例えば、ウィンカー信号、ステアリング操舵角、車両横G、ヨーレートの少なくともいずれか1つを検出できる手段)
(3)上記2つの手段の検出、推定又は判別結果と、運転者の減速意図とに基づいて、車両の駆動力を制御可能な手段(変速段又は変速比のダウンシフト制御、ブレーキ制御、変速マップ変更、電子制御スロットル特性の変更など)
(1)属性の異なる道路種別(例えば、専用道路本線と専用道路本線に対して接続される接続道路(退出路、合流路など))の起点及び終点を判別できる手段(例えば、ナビゲーションシステム装置)
(2)運転者の他の道路種別の道路への進入意図(例えば、専用道路本線から退出路への進入意図)を検出または推定する手段(例えば、ウィンカー信号、ステアリング操舵角、車両横G、ヨーレートの少なくともいずれか1つを検出できる手段)
(3)上記2つの手段の検出、推定又は判別結果と、運転者の減速意図とに基づいて、車両の駆動力を制御可能な手段(変速段又は変速比のダウンシフト制御、ブレーキ制御、変速マップ変更、電子制御スロットル特性の変更など)
図2は、本実施形態に係る装置の概略構成図である。図2において、符号10は6速の自動変速機、40はエンジンである。自動変速機10は、電磁弁121a、121b、121cへの通電/非通電により油圧が制御されて変速が可能である。図2では、3つの電磁弁121a、121b、121cが図示されるが、電磁弁の数は3に限定されない。電磁弁121a、121b、121cは、制御回路130からの信号によって駆動される。
スロットル開度センサ114は、エンジン40の吸気通路41内に配置されたスロットルバルブ43の開度を検出する。エンジン回転数センサ116は、エンジン40の回転数を検出する。車速センサ122は、車速に比例する自動変速機10の出力軸120cの回転数を検出する。シフトポジションセンサ123は、シフトポジションを検出する。パターンセレクトスイッチ117は、変速パターンを指示する際に使用される。加速度センサ90は、車両の減速度(減速加速度)を検出する。カメラ118は、車両の前方及び後方の少なくともいずれか一方を撮像するように車両に搭載される。
ナビゲーションシステム装置95は、自車両を所定の目的地に誘導することを基本的な機能としており、演算処理装置と、車両の走行に必要な情報(地図、直線路、カーブ、登降坂、高速道路など)が記憶された情報記憶媒体と、自立航法により自車両の現在位置や道路状況を検出し、地磁気センサやジャイロコンパス、ステアリングセンサを含む第1情報検出装置と、電波航法により自車両の現在位置、道路状況などを検出するためのもので、GPSアンテナやGPS受信機などを含む第2情報検出装置等を備えている。
制御回路130は、スロットル開度センサ114、エンジン回転数センサ116、車速センサ122、シフトポジションセンサ123、加速度センサ90の各検出結果を示す信号を入力し、また、パターンセレクトスイッチ117のスイッチング状態を示す信号を入力し、また、ナビゲーションシステム装置95やカメラ118からの信号を入力する。
制御回路130は、周知のマイクロコンピュータによって構成され、CPU131、RAM132、ROM133、入力ポート134、出力ポート135、及びコモンバス136を備えている。入力ポート134には、上述の各センサ114、116、122、123、90からの信号、上述のスイッチ117からの信号、ナビゲーションシステム装置95からの信号、カメラ118からの信号が入力される。出力ポート135には、電磁弁駆動部138a、138b、138cが接続されている。
ROM133には、予め図1のフローチャートに示す動作(制御ステップ)が記述されたプログラムが格納されているとともに、自動変速機10の変速段を変速するための変速マップ及び変速制御の動作(図示せず)が記述されたプログラムが格納されている。制御回路130は、入力した各種制御条件に基づいて、自動変速機10の変速を行う。なお、符号200はブレーキ装置を示し、230はブレーキ制御回路を示している。
次に、図1、図6及び図7を参照して本実施形態の動作について説明する。図1は、本実施形態の動作を示すフローチャートである。図6は、車両が専用道路本線から退出路へ進入する様子を示す図である。図6において、符号105は、専用道路本線101と退出路103との分岐部を示す。分岐部105は、ナビゲーションシステム装置95に記憶されている。
図7は、本実施形態のタイムチャートである。図7において、符号301は、ウィンカー操作の判定結果(後述するステップS3参照)を示す。符号302は、退出路103への進入判定(後述するステップS4)の結果を示すフラグ(退出路判定フラグ)の状態を示す。退出路103へ進入した(車両が破線104を跨いだ)と判定された場合に退出路判定フラグ302がONとされる。符号303は、退出路ダウンシフト許可準備フラグの状態を示す。符号304は、アクセルがオフされた状態を判定するためのアイドルフラグの状態を示す。符号305は、自動変速機10に対する変速指令(変速出力)を示す。図7のタイムチャートにおける符号X1からX7は、それぞれ図6における自車両の位置を示す符号X1からX7に対応している。
[ステップS1]
ステップS1では、まず、制御回路130により、自車両が専用道路本線(例えば高速道路の本線)101を走行中であるか否かが判定される。制御回路130は、ナビゲーションシステム装置95から入力した自車両の現在の位置情報と地図情報に基づいて、このステップS1の判定を行う。
ステップS1では、まず、制御回路130により、自車両が専用道路本線(例えば高速道路の本線)101を走行中であるか否かが判定される。制御回路130は、ナビゲーションシステム装置95から入力した自車両の現在の位置情報と地図情報に基づいて、このステップS1の判定を行う。
ステップS1における判定の結果、自車両が専用道路本線101を走行中であると判定された(ステップS1肯定)場合、ステップS2へ移行する。一方、ステップS1における判定の結果、自車両が専用道路本線101を走行中ではないと判定された(ステップS1否定)場合、本制御フローはリターンされる。
[ステップS2]
ステップS2では、制御回路130により、自車両の前方に退出路103があるか否かが判定される。制御回路130は、ナビゲーションシステム装置95から入力した自車両の現在の位置情報と地図情報に基づいて、このステップS2の判定を行う。自車両の前方の予め定められた所定距離(例えば500m)の範囲内に、IC(インターチェンジ)、SA(サービスエリア)、及びPA(パーキングエリア)等へ向かう退出路103が存在するか否かが判定される。
ステップS2では、制御回路130により、自車両の前方に退出路103があるか否かが判定される。制御回路130は、ナビゲーションシステム装置95から入力した自車両の現在の位置情報と地図情報に基づいて、このステップS2の判定を行う。自車両の前方の予め定められた所定距離(例えば500m)の範囲内に、IC(インターチェンジ)、SA(サービスエリア)、及びPA(パーキングエリア)等へ向かう退出路103が存在するか否かが判定される。
ステップS2における判定の結果、自車両の前方に退出路103が存在すると判定された(ステップS2肯定)場合には、ステップS3へ移行する。一方、ステップS2における判定の結果、自車両の前方に退出路103が存在しないと判定された(ステップS2否定)場合には、本制御フローはリターンされる。
[ステップS3]
ステップS3では、制御回路130により、ウィンカーがONであるか、またはウィンカーがONからOFFとされてからの経過時間が予め定められた所定時間(図7の符号306参照)以下であるか否かが判定される。ステップS3では、運転者の退出路103へ進入する意図の有無が判定(推定)される。
ステップS3では、制御回路130により、ウィンカーがONであるか、またはウィンカーがONからOFFとされてからの経過時間が予め定められた所定時間(図7の符号306参照)以下であるか否かが判定される。ステップS3では、運転者の退出路103へ進入する意図の有無が判定(推定)される。
ここで、ウィンカーがONであるとは、運転者により、退出路103へ向かう方向の進路変更を示すウィンカーの操作が行われている状態を表す。例えば、図6に示す例では、退出路103が、専用道路本線101の進行方向左側(走行車線101b側)に接続されている。この場合、ウィンカーがONであるとは、運転者により左側への進路変更を示すウィンカーの操作が行われていることを表す。一方、ウィンカーがOFFとされるとは、ウィンカーが左側への進路変更を示す状態から中立の状態とされることを表す。
退出路103が専用道路本線101の進行方向右側(追い越し車線101a側)に接続されている場合には、運転者により右側への進路変更を示すウィンカーの操作が行われているときにウィンカーがONであると判定される。なお、退出路103が専用道路本線101の左右いずれの側に接続されているかは、ナビゲーションシステム装置95から入力した情報に基づいて判定される。
図6に示す例では、点X1においてウィンカーがONとされ、点X2においてウィンカーがOFFとされる。ウィンカーがOFFとされてから上記所定時間が経過した時点では、自車両は点X4に到達している。従って、自車両が点X1から点X4までの間の区間を走行中には、ステップS3で肯定的に判定される。
ウィンカーがONからOFFとされてからの経過時間の判定値である上記所定時間は、例えば3秒程度の時間に設定されることができる(符号K1a参照)。これにより、運転者の退出路103への進入意図の判定において、専用道路本線101と退出路103との分岐部105から近い区間におけるウィンカーの情報のみが有効と判定される。よって、図5を参照して説明したように、運転者が退出路103への進入意図なく退出路103への分岐点の手前で進路変更した場合(符号K2)には、点X17にてウインカーOFF時点(X14)からの上記所定時間(K1a)が経過した後は、退出路103への進入意図があると誤って判定されることが抑制される。なお、運転者が退出路103への進入意図なくウインカーをOFFにした時点(X14)から上記所定時間(K1a)が経過する地点X17までの区間では、退出路103及びその境界線104から遠いため、退出路103に進入したと誤判定する虞は少ない。
以上のことから、ステップS103では、運転者が退出路103への進入意図がない状態で行ったウィンカー操作を、誤って退出路103への進入意図有りと判定することを抑制することができる。
ステップS3における判定の結果、ウィンカーがONである、またはウィンカーがONからOFFとされてからの経過時間が上記所定時間以下であると判定された(ステップS3肯定)場合には、ステップS4へ移行する。一方、そうでない(ステップS3否定)場合には、本制御フローはリターンされる。
なお、ウィンカーがONからOFFとされてからの経過時間に代えて、ウィンカーがONとされてからの経過時間が予め定められた所定時間以下であるか否かに基づいて、ステップS3の判定が行われることができる。
[ステップS4]
ステップS4では、制御回路130により、自車両が専用道路本線101と退出路103の間の破線104を跨いだか否かが判定される。制御回路130は、カメラ118による撮像結果(画像処理結果)に基づいて、ステップS4の判定を行う。図6に示す例では、ウィンカーがOFFとされて(X2点)から上記所定時間が経過する前のX3点において、自車両が専用道路本線101と退出路103の間の破線104を跨いだと判定される。これにより、図7に示すように、X3点において退出路判定フラグ302がONとされる。なお、ステップS4の判定は、カメラ118による撮像結果に代えて、ナビゲーションシステム装置95から入力した自車両の現在の位置情報と地図情報に基づいて行われることができる。
ステップS4では、制御回路130により、自車両が専用道路本線101と退出路103の間の破線104を跨いだか否かが判定される。制御回路130は、カメラ118による撮像結果(画像処理結果)に基づいて、ステップS4の判定を行う。図6に示す例では、ウィンカーがOFFとされて(X2点)から上記所定時間が経過する前のX3点において、自車両が専用道路本線101と退出路103の間の破線104を跨いだと判定される。これにより、図7に示すように、X3点において退出路判定フラグ302がONとされる。なお、ステップS4の判定は、カメラ118による撮像結果に代えて、ナビゲーションシステム装置95から入力した自車両の現在の位置情報と地図情報に基づいて行われることができる。
ステップS4における判定の結果、自車両が破線104を跨いだと判定された(ステップS4肯定)場合には、ステップS5へ移行する。一方、ステップS4における判定の結果、自車両が破線104を跨いだと判定されなかった(ステップS4否定)場合には、本制御フローはリターンされる。
[ステップS5]
ステップS5では、制御回路130により、退出路ダウンシフト許可準備フラグがONとされる。退出路ダウンシフト許可準備フラグがONで(ステップS5)かつ運転者の減速意図が検出されると(ステップS7)、退出路制御(減速制御)が実行される(ステップS8)。ステップS5で退出路ダウンシフト許可準備フラグがONとされると、ステップS6へ移行する。
ステップS5では、制御回路130により、退出路ダウンシフト許可準備フラグがONとされる。退出路ダウンシフト許可準備フラグがONで(ステップS5)かつ運転者の減速意図が検出されると(ステップS7)、退出路制御(減速制御)が実行される(ステップS8)。ステップS5で退出路ダウンシフト許可準備フラグがONとされると、ステップS6へ移行する。
[ステップS6]
ステップS6では、制御回路130により、自車両が既に料金所を通過したか一般道を走行中、または、SA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)等の駐車エリア内等を走行中であるか否かが判定される。ステップS6では、自車両が退出路103を走行中ではないか否かが判定される。
ステップS6では、制御回路130により、自車両が既に料金所を通過したか一般道を走行中、または、SA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)等の駐車エリア内等を走行中であるか否かが判定される。ステップS6では、自車両が退出路103を走行中ではないか否かが判定される。
これは、自車両が退出路103から一般道へ入った場合など、退出路103を走行していない場合には、退出路制御が行われることは望ましくないためである。制御回路130は、ナビゲーションシステム装置95から入力した自車両の現在の位置情報と地図情報に基づいて、このステップS6の判定を行う。図6の例では、X7点において退出路103を出た(退出路103を走行していない)と判定される。
ステップS6における判定の結果、自車両が既に料金所を通過したか一般道を走行中、または、SAやPA等の駐車エリア内等を走行中であると判定されなかった(ステップS6否定)場合には、ステップS7へ移行する。一方、ステップS6における判定の結果、自車両が既に料金所を通過したか一般道を走行中、または、SAやPA等の駐車エリア内等を走行中であると判定された(ステップS6肯定)場合には、ステップS9へ移行する。
[ステップS7]
ステップS7では、制御回路130により、スロットル開度センサ114からの信号(アイドルフラグ304)に基づいて、アクセルがOFFの状態(全閉)か否かが判定される。ステップS7では、運転者に減速の意図があるか否かが判定される。アクセルが全閉である場合(ステップS7肯定)に、運転者に減速の意図があると判断されて、本実施形態の退出路制御(減速制御)が行われる。
ステップS7では、制御回路130により、スロットル開度センサ114からの信号(アイドルフラグ304)に基づいて、アクセルがOFFの状態(全閉)か否かが判定される。ステップS7では、運転者に減速の意図があるか否かが判定される。アクセルが全閉である場合(ステップS7肯定)に、運転者に減速の意図があると判断されて、本実施形態の退出路制御(減速制御)が行われる。
図6の例では、X5点でアイドルフラグ304がONと判定され、退出路制御が行われる。なお、ステップS7では、アクセルOFFに代えて、ブレーキONを検出することにより、運転者の減速意図を検出してもよい。または、アクセル戻し速度に基づいて、運転者の減速意図を検出してもよい。
ステップS7における判定の結果、アクセルがOFFの状態であると判定された(ステップS7肯定)場合、ステップS8へ移行する。一方、ステップS7における判定の結果、アクセルがOFFの状態であると判定されなかった(ステップS7否定)場合、ステップS6へ移行する。
[ステップS8]
ステップS8では、制御回路130により、変速段の高速段規制が行われる。ステップS8が行われる前までは、原則として、車速Vとスロットル開度から変速段マップに基づいて決定された変速段になっているが、ステップS8が実行されると、予め設定された高速段が規制される。
ステップS8では、制御回路130により、変速段の高速段規制が行われる。ステップS8が行われる前までは、原則として、車速Vとスロットル開度から変速段マップに基づいて決定された変速段になっているが、ステップS8が実行されると、予め設定された高速段が規制される。
例えば、予め設定された高速段が4速変速段であるケースでは、上記変速段マップに従って決定された変速段が4速以上である場合には、4速変速段が規制されて3速変速段にダウンシフト制御される。一方、上記変速段マップに従って決定された変速段が3速以下である場合には、4速変速段の規制(高速段規制)に影響されず、そのままの変速段とされる。
ステップS8において、高速段規制が行われた後の変速段が決定されると、制御回路130のCPU131から電磁弁駆動部138a〜138cにその変速段へのダウンシフト指令(変速指令)が出力される。ダウンシフト指令に応答して、電磁弁駆動部138a〜138cは、電磁弁121a〜121cを通電又は非通電にする。これにより、自動変速機10では、ダウンシフト指令に指示される変速が実行される。
なお、ステップS8では、上記変速段マップそのものを変更してもよい。即ち、ステップS8では、高速段規制がマップに反映された変速段マップに切り替えて使用し、車速Vとスロットル開度に基づいて、変速段を決定することができる。ここで、高速段規制がマップに反映された変速段マップとは、例えば、上記例と同様に、規制される高速段が4速変速段である場合、マップ内において、本来、車速Vとスロットル開度に従うと4速変速段以上であるべき領域の値が3速変速段になっているマップである。
なお、ステップS8における制御は、ダウンシフト制御に限定されず、自動ブレーキ制御などであることができる。ステップS8の次には、本制御フローはリターンされる。
[ステップS9]
なお、ステップS6で否定判定がなされてステップS9へ移行した場合、ステップS9では、退出路ダウンシフト許可準備フラグがOFFとされる。ステップS9の次には、本制御フローはリターンされる。
なお、ステップS6で否定判定がなされてステップS9へ移行した場合、ステップS9では、退出路ダウンシフト許可準備フラグがOFFとされる。ステップS9の次には、本制御フローはリターンされる。
本実施形態では、退出路ダウンシフト許可準備フラグがOFFとされる条件の判定(ステップS6)には、ウィンカーの情報は含まれない。これは、位置情報に基づいて自車両が退出路103を走行中であるか否かが十分に精度良く判定されることができるからである。専用道路本線101と退出路103との分岐部105を過ぎてからある程度進めば、ナビゲーションシステム装置95において、位置情報が確定し、自車両の現在位置が退出路103上と専用道路本線101上のいずれであるかの判定確度が高くなる。このため、ナビゲーションシステム装置95の位置情報に基づく判定のみでステップS6の判定が行われることができる。
本実施形態によれば、車両の走行路(本例では退出路)の判定結果(S4)と、ウィンカーの情報に基づいた運転者の退出路103への進入意図(進路方向)の検出手段(S3)を用いて、退出路制御(ダウンシフト制御)の許可条件が判定される。判定の手順を以下に示す。
[ダウンシフト許可準備条件](ダウンシフト許可準備フラグOFF→ON)
下記条件(1)及び(2)を全て成立することが必要とされる。
(1)走行路(本例では退出路)判定フラグON(ステップS4)
(2)ウィンカーONまたはウィンカーOFFから所定時間内(ステップS3)
下記条件(1)及び(2)を全て成立することが必要とされる。
(1)走行路(本例では退出路)判定フラグON(ステップS4)
(2)ウィンカーONまたはウィンカーOFFから所定時間内(ステップS3)
[ダウンシフト不許可条件](ダウンシフト許可準備フラグON→OFF)
(1)走行路(本例では退出路)判定フラグOFF(ステップS4)
(1)走行路(本例では退出路)判定フラグOFF(ステップS4)
ダウンシフト許可準備条件として、ダウンシフト許可準備フラグOFF→ONの判定は、走行路の判定とウィンカー情報より判定する。ダウンシフト許可準備フラグON→OFFの判定は、走行路の判定の情報のみで判断する。ダウンシフト許可準備条件ONかつ運転者の減速意図検出で駆動力制御を実行する。
運転者の操作によって運転者の意図を考慮することにより、万一、位置情報に誤差が生じても制御が誤って(専用道路本線上で)開始されるのを抑制することができ、制御の信頼性が向上する。即ち、走行路の判定精度が低い場合であっても、運転者の意図に合わない駆動力制御が実行されることが抑制されることができ、また、運転者の広範囲な運転操作に対応した制御を実行することができる。
(第1実施形態の第1変形例)
上記第1実施形態では、ステップS3でウィンカーの情報に基づいて運転者の退出路103へ進入する意図の有無が判定される際に、自車両がそれまで専用道路本線101のどの車線を走っていたかは考慮されなかった。このため、運転者のウィンカー操作が専用道路本線101上における車線変更を意図した操作であっても、退出路103への進入を意図した操作であると判定されてしまう場合がある。
上記第1実施形態では、ステップS3でウィンカーの情報に基づいて運転者の退出路103へ進入する意図の有無が判定される際に、自車両がそれまで専用道路本線101のどの車線を走っていたかは考慮されなかった。このため、運転者のウィンカー操作が専用道路本線101上における車線変更を意図した操作であっても、退出路103への進入を意図した操作であると判定されてしまう場合がある。
これに対して、本変形例では、ウィンカーの情報に基づいて運転者の退出路103へ進入する意図の有無が判定される際に、自車両が走行している車線及びその走行時間が加味される。自車両がそれまで最も左側の車線(図6の例では走行車線101b)を予め定められた所定の走行時間以上走行している場合に、運転者の退出路103への進入意図が有ると判定される。これにより、ウィンカーの操作が単なる車線変更を意図した操作か退出路103への進入を意図した操作かの判定がより精度良く行われる。
図8は、本変形例の動作を示すフローチャートである。
[ステップS20]
ステップS20における判定の結果、自車両の前方に退出路103が存在すると判定された(ステップS20肯定)場合には、ステップS25へ移行する。一方、ステップS20における判定の結果、自車両の前方に退出路103が存在しないと判定された(ステップS20否定)場合には、本制御フローはリターンされる。
ステップS20における判定の結果、自車両の前方に退出路103が存在すると判定された(ステップS20肯定)場合には、ステップS25へ移行する。一方、ステップS20における判定の結果、自車両の前方に退出路103が存在しないと判定された(ステップS20否定)場合には、本制御フローはリターンされる。
[ステップS25]
ステップS25では、制御回路130により、それまで自車両が最も左側の車線である走行車線101bを予め定められた所定の走行時間以上継続して走行しているか否かが判定される。制御回路130は、カメラ118から入力した車両の前方及び後方の少なくともいずれか一方を撮像した結果に基づいて、このステップS25の判定を行うことができる。
ステップS25では、制御回路130により、それまで自車両が最も左側の車線である走行車線101bを予め定められた所定の走行時間以上継続して走行しているか否かが判定される。制御回路130は、カメラ118から入力した車両の前方及び後方の少なくともいずれか一方を撮像した結果に基づいて、このステップS25の判定を行うことができる。
例えば、カメラ118が車両の後方を撮像するバックガイドモニタである場合には、右側に実線が写り左側に破線が写っていれば、図6の例では、その実線は一番左側の走行車線101bの左側の境界線101cであり、その破線は走行車線101bと追い越し車線101aとの間に描かれた破線101dであると特定することができる。これにより、車両は、一番左側の走行車線101bを走行していると判定することができる。
また、インフラが整備されて道路に磁気チップが埋め込まれた場合には、車両がその磁気チップをセンシングすることにより、現在走行している車線がどの車線であるかを判定することができる。
ステップS25における判定の結果、それまで自車両が最も左側の車線である走行車線101bを上記所定の走行時間以上継続して走行していたと判定された(ステップS25肯定)場合、ステップS30へ移行する。一方、ステップS25における判定の結果、それまで自車両が最も左側の車線である走行車線101bを上記所定の走行時間以上継続して走行していたと判定されなかった(ステップS25否定)場合には、本制御フローはリターンされる。その他の動作については、上記第1実施形態(図1)と同様であることができる。
(第1実施形態の第2変形例)
上記第1実施形態では、運転者の退出路103への進入意図の有無の判定(ステップS3)にウィンカー操作(ウィンカーの情報)が用いられたが、車両の進路変更を判定できる情報であれば、ウィンカーの情報には限定されない。ウィンカーの情報に代えて、又は、ウィンカー情報とともに、例えば、ハンドル操作量(操舵量)、車両の横G、ヨーレート等の少なくともいずれか一つが用いられることができる。
上記第1実施形態では、運転者の退出路103への進入意図の有無の判定(ステップS3)にウィンカー操作(ウィンカーの情報)が用いられたが、車両の進路変更を判定できる情報であれば、ウィンカーの情報には限定されない。ウィンカーの情報に代えて、又は、ウィンカー情報とともに、例えば、ハンドル操作量(操舵量)、車両の横G、ヨーレート等の少なくともいずれか一つが用いられることができる。
例えば、ハンドル操作量が退出路103への進入意図の有無の判定に用いられる場合について説明すると、ハンドル操作量が予め定められた所定値以上である条件、または、ハンドル操作量が上記所定値以上であることが検出されてからの経過時間が予め定められた所定時間以下である条件のいずれかが満たされている場合に、運転者の退出路103への進入意図があると判定されることができる。
(第1実施形態の第3変形例)
上記第1実施形態では、運転者の進入意図の有無が加味された進入判定が、専用道路本線101から退出路103への進入判定に適用されたが、本変形例では、これに代えて、合流路から専用道路本線への進入に際して、運転者の進入意図の有無が加味された進入判定が行われることができる。
上記第1実施形態では、運転者の進入意図の有無が加味された進入判定が、専用道路本線101から退出路103への進入判定に適用されたが、本変形例では、これに代えて、合流路から専用道路本線への進入に際して、運転者の進入意図の有無が加味された進入判定が行われることができる。
車両が合流路に進入しているときに、より駆動力が出る特性に電子スロットル特性が変更されて駆動力制御(合流制御)がなされることがある。これにより駆動力のアクセルによるコントロール性が向上する。車両が専用道路本線に入ったときに、アクセルがOFFにされると、通常の電子スロットル特性に復帰し、駆動力制御(合流制御)が停止される。この場合に、車両が合流路から専用道路本線に入ったことがより確実に判定されるために、上記第1実施形態が適用されることができる。
10 自動変速機
40 エンジン
41 吸気通路
43 スロットルバルブ
90 加速度センサ
95 ナビゲーションシステム装置
101 専用道路本線
101a 追い越し車線
101b 走行車線
101c 実線
101d 破線
103 退出路
104 破線
105 分岐部
114 スロットル開度センサ
116 エンジン回転数センサ
117 パターンセレクトスイッチ
118 カメラ
120c 出力軸
121a 電磁弁
121b 電磁弁
121c 電磁弁
122 車速センサ
123 シフトポジションセンサ
130 制御回路
131 CPU
132 RAM
133 ROM
134 入力ポート
135 出力ポート
200 ブレーキ装置
230 ブレーキ制御回路
301 ウィンカー操作の判定結果
302 退出路判定フラグ
303 退出路ダウンシフト許可準備フラグ
304 アイドルフラグ
305 変速指令
401 専用道路本線
403 退出路
40 エンジン
41 吸気通路
43 スロットルバルブ
90 加速度センサ
95 ナビゲーションシステム装置
101 専用道路本線
101a 追い越し車線
101b 走行車線
101c 実線
101d 破線
103 退出路
104 破線
105 分岐部
114 スロットル開度センサ
116 エンジン回転数センサ
117 パターンセレクトスイッチ
118 カメラ
120c 出力軸
121a 電磁弁
121b 電磁弁
121c 電磁弁
122 車速センサ
123 シフトポジションセンサ
130 制御回路
131 CPU
132 RAM
133 ROM
134 入力ポート
135 出力ポート
200 ブレーキ装置
230 ブレーキ制御回路
301 ウィンカー操作の判定結果
302 退出路判定フラグ
303 退出路ダウンシフト許可準備フラグ
304 アイドルフラグ
305 変速指令
401 専用道路本線
403 退出路
Claims (4)
- 自動車専用道路の本線から分岐して前記自動車専用道路の本線に接続される接続道路と車両との位置関係に基づいて、前記車両の駆動力を制御する車両用駆動力制御装置であって、
運転者による前記自動車専用道路の本線と前記接続道路との間の走行路の変更意図を検出又は推定する走行路変更意図検出推定手段と、
前記車両が前記自動車専用道路の本線と前記接続道路との間で走行路を変更したことを検出する走行路変更検出手段とを備え、
前記走行路変更意図検出推定手段により前記走行路の変更意図が検出又は推定されている間、又は前記走行路の変更意図が検出又は推定されている状態から予め設定された時間内に、前記走行路変更検出手段により前記車両が前記走行路を変更したことが検出されたときに、前記車両の駆動力の制御を許可する
ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。 - 請求項1記載の車両用駆動力制御装置において、
前記車両の駆動力の制御が許可された後、前記走行路変更検出手段により前記車両が前記走行路を変更したことが検出されたときに、前記車両の駆動力の制御を不許可とする
ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。 - 請求項1または2に記載の車両用駆動力制御装置において、
前記走行路変更意図検出推定手段は、運転者による前記車両のウィンカーの操作状態、前記車両の操舵状態、前記車両の横加速度、及び前記車両のヨーレートの少なくともいずれか一つに基づいて、前記走行路の変更意図を検出又は推定する
ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用駆動力制御装置において、
前記走行路変更意図検出推定手段は、更に、前記車両が前記接続道路に接続される前記自動車専用道路の本線の車線を予め設定された所定時間走行しているか否かに基づいて、前記走行路の変更意図を検出又は推定する
ことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007024546A JP2008189093A (ja) | 2007-02-02 | 2007-02-02 | 車両用駆動力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007024546A JP2008189093A (ja) | 2007-02-02 | 2007-02-02 | 車両用駆動力制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008189093A true JP2008189093A (ja) | 2008-08-21 |
Family
ID=39749617
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007024546A Pending JP2008189093A (ja) | 2007-02-02 | 2007-02-02 | 車両用駆動力制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2008189093A (ja) |
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-
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- 2007-02-02 JP JP2007024546A patent/JP2008189093A/ja active Pending
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