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JP2008186270A - ネットワークプリンティングシステム - Google Patents

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JP2008186270A
JP2008186270A JP2007019708A JP2007019708A JP2008186270A JP 2008186270 A JP2008186270 A JP 2008186270A JP 2007019708 A JP2007019708 A JP 2007019708A JP 2007019708 A JP2007019708 A JP 2007019708A JP 2008186270 A JP2008186270 A JP 2008186270A
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Abstract

【課題】ネットワークプリンティングシステムにおいて、ユーザの利便性を向上させること、リソースの効率的活用およびシステムの信頼性を上げること、プリンタの機器単価を下げること等を目的とする。
【解決手段】ネットワーク上に接続される機器間の接続を仲介する呼接続サーバ、機器の状態を把握し要求元装置に通知するプレゼンスサーバと、印刷サーバと、プリンタによりネットワークプリンティングシステムを構成する。機器間の通信に例えばSIPプロトコルを用いる。印刷サーバ側には、クライアントからの印刷データ全てを蓄積するスプーラを備え、プリンタには印刷サーバから1ページの印刷ジョブを処理するだけの最小限のスプーラを備えページ単位で印刷ジョブを処理する。
【選択図】図2

Description

本発明は、デジタル複写機、ファクシミリ装置、プリンタなどの複合機、もしくは画像形成装置等のネットワークプリンタと、サーバ装置を用いたネットワークプリンティングシステムに関するもので、ネットワーク上に接続される複数のプリンタ資源を有効利用し、印刷トラブル時におけるユーザの利便性を向上させるための技術に関する。
プリンタ機能を有した装置(以下、ネットワークプリンタ)をLAN等のネットワークを介して複数台接続し、同じネットワークに接続されたクライアント装置の印字出力作業を各ネットワークプリンタを利用して効率的に行うネットワークプリンティングシステムがひろく用いられている。プリントサーバ(装置)を含ませることでより効率的なネットワークプリンティングシステムが構築される。これらのシステムは、既に各種提案されている。例えば、特許文献1:「リモート印刷システム」には、リモートで従来のプリンタと同様に印刷可能な仕組みが開示されている
ネットワークプリンティングシステムには、印字方式、また、印字性能(画像印刷機能も含む)が異なる多数のネットワークプリンタ、更には付加機能を備えたもの等が用いられる。例えば、「デジタル複合機」などと呼ばれる多機能複合機(MFP)の構成も、従来からある、プリンタI/Fやファクシミリ機能のほか、大容量メモリ(HDD)を標準で装備することによるローカルストレージ(LS)機能や、ネットワークを介してのホストPCとのデータ転送など多機能化していて、多くのアプリケーションを提供できるようになってきており、ネットワークプリンティングシステムでも活用されている。
特許文献2に示されるように、プリンタ機能を有した各種の機器、特にプリンタ、ファクシミリ装置、複写機等の事務機器には、機器内部にネットワーク接続機構を備え、インターネット上で基本的なプロトコルである「TCP/IP(Transmission
Control Protcol/internet protcol)」を実装したものがある。この機能実現には、機器内部に既に存在しているプロセッサやメモリ、入出力回路等を用いて実現できるため、必要な余分なコスト及び空間を必要としない利点がある。
この種ネットワーク接続機能の利用手段の一つとして、RDF(Resource DescrIPtion FRAMework)やRSS(RDF Site Summary)と呼ばれるXML形式のフォーマットの仕様が策定され、広く一般に利用されている。これらは、情報をメタデータとして記述するためのメカニズムであり、異種装置間での情報の相互利用が容易になる。例えば、特許文献3には、出力装置に応じたコンテンツの生成に関する発明が開示されている。
この他にも、2つのエンティティ(例えば,装置,または装置上でソフトウェアが実行させることにより具現化されるプロセス)間の通信(IP電話など)を確立するために、セッション開始プロトコル:SIP
(Session Initiation Protocol)というプロトコルが広く利用されてきている(SIPの詳細は,例えば,非特許文献1参照)。SIPを利用した1例として、SIPによるネットワーク環境を有効に活用してプレゼンス情報変更を通知できるプレゼンス情報管理システムおよびその方法が、特許文献4に開示されている。
また、ネットワークプリンタシステムにおいては、アプリケーションを連携させて統合サービスを提供する仕組みも提案されており、例えば、特許文献5:「アプリケーション統合管理システム、装置及びプログラム、並びに統合セッション管理サーバ、システム、プログラム及びサーバ筐体、並びに通信システム、セッション制御サーバ、及び統合アプリケーションサーバ」がある。
ところで、ネットワークプリンティングシステムにおいては、特定の装置が印刷処理を行っている最中にプリントジョブを受信した場合には、期待どおりに受け付けジョブを直ちに実行できない不都合がある。このため、例えば、特許文献6に開示の技術では、複合装置において、いずれかの機能により印刷処理を行っている最中に印刷すべきデータを受信した場合でも、ネットワーク上に配置された複合装置(画像形成装置)が印刷を実行中にプリントジョブを依頼された場合、ネットワーク上の他の複合装置(画像形成装置)に印刷データを送信することで、現在処理中の印刷処理を中断することなく、受信データを早急に印刷できるようにしている。この技術においては、プリントジョブ送信側が送信相手をネットワーク上から探すようにしている。従って、各画像形成装置が、ネットワーク上の他のネットワークプリンタを認識している必要があり、システムの設計やメンテナンスに際し相応の負荷となっている。すなわち、従来の印刷の仕組みでは、プリンタに対して印刷データをPushしているため印刷要求機器がデータを保持していたり、データフォーマットを知っている必要があり利便性に課題がある。
この他、従来の印刷の仕組みでは、プリンタに印刷する場合、プリンタドライバが必要であり、このため近くにプリンタがあってもプリンタドライバがないと印刷できない難点がある。更には従来の印刷の仕組みでは、通常は特定のプリンタを利用して印刷可能な要求元装置の組み合わせは固定されていることが多く、例えばモバイルワーカーなど移動先で印刷を行いたいなどの要求に応えられないとの難点がありシステム活用・利便性向上の観点で改良の余地がある。
その他にも、ネットワークプリンタでの印刷中にジャムなどが発生し、印刷が中断した場合には、ユーザが機器に足を運んで紙詰まりなどを解消し、再印刷を行うのが一般的であり、最悪の場合、ユーザが出力用紙を取りに行ってからジャムに気付き、復帰作業を行うことにもなりかねず使い勝手が良くないという問題点も挙げられている。
また、印刷サーバを利用して印刷を行う場合では、印刷ジョブを転送中に問題が発生した場合に、受信側のプリンタが受け付けられなくなるまで印刷ジョブを転送し続け、問題発生に気付くまで時間が掛かるという不都合があった。
なお、従来の印刷処理では、PCなどのクライアント端末等からPDLで記述された印刷データを受付け、プリンタ(印字装置)のスプーラに蓄積して印刷ジョブを生成し、印刷出力を行っている(例えば、特許文献7参照)。特許文献7の「ネットワークプリントシステム」の発明では、クライアントのスプーラからサーバのスプーラに印刷データを転送して、サーバに接続されたプリンタから出力する技術が開示されている。
IETF,RFC3261"SIP: Session Initiation Protocol",IETF,2002年6月,[2006年11月16日検索],インターネット<URL:http://www.ietf.org/rfc/rfc3261.txt> 特開平7−152514号公報 特開平10−149242号公報 特開2002−312243号公報 特開2006−235697号公報 特開2005-242999号公報 特開平11−275300号公報 特許第3241278号公報
本発明は、上述した如き幾つかの不都合に鑑みてなされたもので、ネットワーク上に接続される複数のプリンタ資源を有効利用するネットワークプリンティングシステムにおいて、第1に印刷サーバがネットワーク上に存在するプリンタの駆動状況を直接あるいは間接的に把握し、ユーザに代替宛先およびその駆動状況をユーザが探さなくても指定できるようにすることでユーザの利便性を向上させることを目的としている。また、ネットワークプリンティングシステムをセキュリティ性を確保しつつ利用できるより多くの要求元から利用できるようにしてシステムの活用・利便性向上を目的とする。また、印刷ジョブをページごとに出力されたことを確認しながらジョブ転送を行い、リソースの効率的活用およびシステムの信頼性を上げることを目的としている。また、本発明では、プリンタ側のスプーラ容量を削減することにより、プリンタの機器単価を下げることを目的としている。
更には、印刷トラブル時におけるユーザの利便性を向上させるべく、印刷不具合が発生した場合、どのプリンタで、どのような不具合が発生し、印刷状況がどのようになっているかを機器まで足を運ぶことなくユーザが察知することができるようにしてユーザの利便性を向上させることを目的としている。また、印刷不具合が発生した場合、どのプリンタで、どのような不具合が発生し、印刷状況がどのようになっているかを機器に足を運ぶことなくユーザが察知することができるようにする。また、印刷不具合が発生した場合、印刷中止にするのか、別のプリンタに出力するのかの選択操作などの対策措置を、ユーザが機器まで足を運ぶことなく、機器の前にいるのと同様な感覚で操作指示できるようにする。また、ユーザが他の機器に足を運ぶことなく、ユーザに指定された代替プリンタに出力されていない印刷ページを出力できるようにして、印刷の信頼性およびユーザの利便性を向上させることも目的としている。
その他、本発明では、プリンタに対して印刷要求を行う機器の範囲を拡大することも目的としている。、例えばモバイル機器やブラウザと操作部だけを備えた端末などでも印刷要求を可能にし、従来のプリンタと同様な使用を維持し、かつユーザの利便性を向上させるネットワーク印刷システムを提案する。この他、従来の印刷の仕組みでは、印刷の利用状況はプリンタ内部でロギングして管理することが多く、また、一時的に利用したユーザに対する課金管理に課題がある。本発明は、この点の改良も目的としている。
本発明のネットワークプリンティングシステムは、ネットワーク上に接続される機器の場所を特定する手段、接続を仲介する手段を備えた第一の装置としての呼接続サーバと、
ネットワーク上に接続される機器の状態を把握し要求元装置に通知する手段を備えた第二の装置としてのプレゼンスサーバと、前記呼接続サーバおよびプレゼンスサーバと通信する手段、クライアント端末からの印刷要求を受付け印刷要求から印刷データの生成・加工を行い印刷ジョブを生成する手段、所定の機器に転送する手段、印刷ジョブの印刷状況を管理する手段、印刷ジョブの印刷状況を要求元クライアント端末へ通知する手段を備えてなる第三の装置としての印刷サーバと、少なくとも前記呼接続サーバ、プレゼンスサーバおよび印刷サーバと通信する手段を備えるとともに、印刷ジョブに基づいた印刷処理を実行する印刷手段を含む第四の装置としてのプリンタと、の各装置夫々を少なくとも1つずつ含み構成され、クライアント端末から印刷要求があった場合、当該クライアント端末からまたは他の装置から印刷データが前記印刷サーバに転送され生成された印刷ジョブが前記プリンタに転送され印刷出力されることを特徴とする。
前記印刷サーバは、印刷要求元からの印刷要求で指定されたURL上のデータを取得し印刷データに変換するためのデータ変換手段を備えるようにしても良い。また、前記印刷サーバ側には、印刷データを蓄積するスプーラを備え、前記プリンタには印刷要求ごとに少なくとも1ページの印刷ジョブを処理するだけの最小限のスプーラを備え、前記印刷サーバから一度に1ページの印刷に最低限必要な印刷ジョブデータだけ前記プリンタに送信し、前記プリンタが当該1ページ分の印刷処理を完了するのを確認して、次の1ページの印刷に最低限必要な印刷ジョブデータを送信する単位処理を全ての印刷ジョブの送信が完了するまで繰返し実行するようにする。
また、本発明では、前記印刷サーバは、少なくとも代替出力先プリンタの能力情報、および駆動状況を前記プレゼンスサーバから取得する手段を更に備え、印刷ジョブ送付先のプリンタで当該印刷ジョブが出力されなかったと判断した場合に、選択した代替プリンタに対して、少なくとも出力されていない印刷ジョブを転送、出力するようにする。また、本発明では、前記第三の装置としての印刷サーバは、印刷ジョブ送付先のプリンタで当該印刷ジョブが出力されなかったと判断した場合に、対応要求元クライアント端末に対して、少なくとも出力先プリンタの宛先識別情報と出力結果情報を含む印刷未了の旨の通知をするようにする。また、前記印刷サーバは、印刷ジョブ送付先のプリンタで当該印刷ジョブが出力されなかったと判断した場合に、対応要求元クライアント端末に対して、少なくとも出力先プリンタの宛先識別情報と出力結果情報を含む印刷未了の旨の通知をするようにしても良い。更には、前記印刷サーバは、少なくとも代替出力先プリンタの能力情報、および駆動状況を前記プレゼンスサーバから取得する手段と、代替出力先プリンタの宛先識別情報等を通知する手段とを備え、印刷ジョブ送付先のプリンタで当該印刷ジョブが出力されなかったと判断した場合に、当該印刷ジョブの少なくとも出力されていないものを代替出力先プリンタに出力するとともに、前記印刷未了の旨の通知情報中に、少なくとも代替出力先プリンタの宛先識別情報、プリンタの能力情報、駆動状況を更に含ませて、前記クライアント端末へ通知するようにしても良い。
更に、前記プリンタの操作画面をプリンタおよびクライアント端末において表示するための手段、および当該表示された操作画面を用いて入力される操作情報を管理する手段を備え、クライアント端末への前記印刷未了の旨の通知情報に操作画面形成用情報を含むようにすると好ましい。また、前記印刷サーバが前記操作画面での操作により生成・送出される再印刷要求を受け付ける操作情報受付手段を備えており、クライアント端末からの前記再印刷要求にて指定された代替出力先プリンタに対して、少なくとも出力されていない印刷ジョブを転送、出力する構成とする。
また、上述各構成において、前記ネットワークプリンティングシステムを利用する前記クライアント端末のユーザを認証する認証手段を備え、当該認証手段によるユーザ認証に成功した場合、当該クライアント端末に前記プリンタのプリンタドライバが組み込まれていなくても印刷可能とするとより好適である。その他、前記第一の装置としての呼接続サーバが、前記第二の装置としてのプレゼンスサーバを兼ねた構成としても良い。あるいは、前記第三の装置としての印刷サーバが、前記第一の装置としての呼接続サーバと、前記第二の装置としてのプレゼンスサーバとを兼ねた構成としても良い。
また、本発明では、上述の如きシステム構成に加え更に、第五の装置として、前記プリンタが提供する機能を管理することができ、前記サーバ群と通信可能な機能管理サーバを含み構成し、前記クライアント端末が、前記プレゼンスサーバを経由して少なくとも機能情報閲覧が可能に構成する。また、本発明では、更に第六の装置として、前記プレゼンスサーバと通信可能で、前記ネットワークプリンティングシステムの利用ユーザごとに、ユーザが使用したプリンタの機能情報に対応した課金管理を行うための課金サーバを更に含みネットワークプリンティングシステムを構成する。
本発明によれば、プリンタに対して印刷要求を行う機器の範囲を拡大することができユーザの利便性が向上する。また、クライアント側あるいはネットワークプリンタ側で、ネットワークに接続された他のネットワークプリンタの情報登録、及び管理の必要ないネットワークプリンティングシステムが実現でき、スプーラ省容量化によりプリンタのコスト削減にもつながる。機能管理サーバおよび課金サーバを含み構成した場合には、適切な課金が効率的に行える。
また、印刷不具合が発生した場合、ユーザが機器に足を運ぶことなく、どのプリンタにおいてどのような不具合が発生し、印刷状況がどのようになっているか察知する、また、代替宛先プリンタおよびその駆動状況を手元で知って印刷中止にするのか、別のプリンタに出力するのかの選択操作などの対策措置を機器の前にいるのと同様な感覚で操作指示するができる等、ユーザの利便性を格段に向上でき、また印刷の信頼性向上にも寄与する。
〔第1実施形態〕以下、本発明の実施の形態について、図面に従って説明する。図1は本発明におけるネットワークプリンティングシステムの第1の実施の形態のシステム全体構成を示す構成図である。この実施形態のネットワークシステムNPSYSは、事業体のオフィス内に設置され、ネットワーク回線(ネットワークNW)を介して、ネットワーク上の機器同士で各種メディアセッションを確立、変更、終了するための第一(番目の種類)の装置としての呼接続サーバ100、機器の状態を管理する第二(の種類)の装置としてのプレゼンスサーバ200、PDLで記述された印刷データから印刷ジョブをページ単位で生成し、プレゼンスサーバ200から受けるプリンタ情報を元にプリンタへ印刷ジョブを送信する第三の装置としての印刷サーバ300と、PCからの要求を受付て印刷データを印刷サーバ300へ直接送信させ、印刷サーバ300で生成された印刷ジョブを印刷する第四の装置としてのネットワークプリンタ400Aおよび400B、およびユーザが印刷要求を出すためのユーザ端末装置(印刷要求機器)であるマイクロコンピュータを内蔵したデスクトップ型パーソナルコンピュータ等(以後「クライアントPC:500」、また単に「PC」と呼ぶ)とが同一ネットワークNW上に接続されている。なお図では省略しているが、通常は他にもクライアントPC:500が複数接続されている。また、更に他のプリンタが接続されていても勿論良い。なお、本発明におけるシステムに関連して接続される装置は全てが呼接続サーバ100、プレゼンスサーバ200に接続可能であり、利用できるものとする。
本実施形態におけるネットワークNW(LAN;Local Area Network:構内通信網)としては、イーサネット(登録商標)やIEEE(The Instituteof Electrical and Electronic Engineers)1394といったの複数データを同時転送可能な高速ネットワークを想定している。イーサネット(登録商標)はIEEE802.3規格に定められており、CSMA/CD方式のネットワーク規格である。IEEE1394はその名の通りIEEE1394規格で定められた通信方式である。ネットワークNWでは、これらの通信方式を用いて、通信プロトコル;TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)に基づきパケットを単位としたデータの送受信により通信を行っている。有線ネットワーク(LAN)以外にもIEEE802.11bなどの無線LANを含み構成されることもある。なお、ネットワークNWは、更にインターネットに接続されていても無論良い。
ネットワークプリンタ(以下では単にプリンタとも記す)の形態は400Aのように多機能複合機(MFP:Multi_Function_Printer)であっても構わない。なお、図示は省略しているが、画像形成装置(MFP)400AはFAX機能を利用するために一般加入電話回線やISDN(Integrated Services Digital Network)などのアナログあるいはディジタル電話回線網であるPSTN(Public
Switched Telephone Network:公衆交換電話網)に接続されている。プリンタは画像形成装置に限らず、プリント機能を有するファクシミリ装置、およびプリント機能を有する各種複合装置が接続されている場合にも本発明を適用することができる。本明細書においてネットワークプリンタ(またはプリンタ)と言う場合には、ネットワーク接続機能とプリント機能を有する上記の全ての装置を指すものとする。
以下、ネットワークプリンティングシステムNPSYSを構成する各装置について順に説明する。先ず、本発明におけるシステムを構成するための、本実施形態におけるSIP(Session Initiation Protocol)を実装したプリンタ400と印刷サーバ300について説明する。図2(a),(b)は、プリンタ400、印刷サーバ300の内部構成の一例を夫々示している。先ず、本実施形態におけるプリンタ400は、装置全体の制御処理を行なう周知の装置制御部、端末の動作を制御するシステムデータや各種設定情報等を記憶するRAMの他、図2(a)に示すようにインターネット等のネットワークレイヤ・トランスポートレイヤのプロトコル〔IP網との通信制御を行なうIPプロトコルとしてのTCP(:Transmission
Control Protocol)/UDP(User Datagram Protocol)プロトコル〕を制御するTCP/UDP/IP制御部603、データリンク層以下の通信制御機能を有し、ネットワークNW(IP網)と接続するためのネットワークI/F:604を具備し、IP網を介してセッション接続制御を行うセッション接続制御部分として、呼接続サーバ100等と接続するためのSIP(Session
Initiation Protocol)呼制御部605、プレゼンスサーバ200と接続するためのプレゼンス制御部606を有している。
また、プリンタ400には、クライアントPC:500(以下単にPCと記す)からの印刷要求を受けた場合、印刷データをどこに転送するかを制御する、すなわち自他の各プリンタのプレゼンス情報から印刷ジョブを適切なプリンタに振り分けるための制御を行うための印刷データ制御部607、印刷サーバ300からページ単位で印刷ジョブを受けたとき、いったんスプーラ608Aに蓄積され、ページ単位で印刷出力するための制御を行う印刷ジョブ制御部609Aも備わっている。この印刷ジョブ制御部609Aは、印刷不具合が発生した場合、プレゼンス制御部606にその情報を伝え、プレゼンスサーバ200に通知させるトリガーともなる。なお、ここで言う、適切なプリンタに振り分けるとは、印刷不具合が発生した場合に単一の代替プリンタに印刷要求全体、または、少なくとも未印刷のジョブを転送する(割り当てる)ことを意味している。
プリンタ400は、この他、操作画面描画部610と操作データ管理部611とを有している。この操作画面描画部610と操作データ管理部611とは、通常の操作画面の表示と入力操作を処理する他、後述の印刷サーバが実装している操作画面管理部610と操作データ管理部611Bと連携することで、他のプリンタを利用した印刷時に当該他のプリンタの操作が可能になっている。この場合は、印刷サーバから操作画面の画情報をもらい、操作画面描画部610が機器の操作部(以下オペと称す)に表示させる処理を行う。操作データ管理部611は、オペまたは外部アプリに表示した操作画面に入力された操作情報(押下されたボタン情報など)を機器に反映する処理を行う。
後述するように、プリンタ400は、REGISTERメッセージで印刷サーバ300に自端末情報を登録するときに、紙サイズ、印刷速度、カラー、フィニッシャー等の印刷能力も含めて印刷サーバ300に登録するようになっている(図3、図4)。プリンタ400により、PCから出される印刷要求に対応して、印刷サーバ300や他のサーバと連携して印刷が実行される。この一連の印刷実行過程の詳細については、後で説明する。
次に、本実施形態における印刷サーバ300は、SIPプロトコルなどの制御機能を有したもので、プリンタ400と同様に、装置全体の制御処理を行なう周知の装置制御部、端末の動作を制御するシステムデータや各種設定情報等を記憶するRAMの他、図2(b)に示すように、インターネット等のネットワークレイヤ・トランスポートレイヤのプロトコル〔IP網との通信制御を行なうIPプロトコルとしてのTCP(:Transmission
Control Protocol)/UDP(User Datagram Protocol)プロトコル〕を制御するTCP/UDP/IP制御部603、データリンク層以下の通信制御機能を有してネットワークNW(IP網)と接続するためのネットワークI/F:604を具備し、IP網を介してセッション接続制御を行うセッション接続制御部分として、呼接続サーバ100等と接続するためのSIP呼制御部605、プレゼンスサーバ200と接続するためのプレゼンス制御部606を有している。
また、この印刷サーバ300には、PCから印刷要求を受けた場合に、略全印刷データを蓄積できるスプーラ608Bと、印刷データをどこに転送するか(振り分けるか)を制御するための制御を行うための印刷データ制御部607B、印刷データをプリンタにページ単位で印刷ジョブを送出するための制御を行う印刷ジョブ制御部609Bがある。
更に、この印刷サーバ300は、ネットワーク上に接続されている複数のプリンタ400のうちで最適なものに印刷ジョブを振り分けることで、プリンタ資源を有効利用するために、印刷ジョブ生成部612、印刷ジョブ管理部613、および出力先管理部614を備えている。
PCから印刷サーバ300に転送された印刷データはスプーラ608Bに蓄積され、印刷ジョブ生成部612でページ単位の印刷ジョブが生成され、印刷ジョブ管理部613で管理される。また、印刷ジョブの出力先は出力先管理部614で管理されるが、出力先管理部614は印刷要求を受けたジョブを処理するプリンタ400以外の有効なプリンタ400の情報(宛先、機器能力など)についても管理している。これはプレゼンスサーバ200から受けた情報をプレゼンス制御部606が受け、出力先管理部614で管理されることを想定している。
また、前述のプリンタ400側が備える操作画面描画部610と操作データ管理部611Aに対応して、プリンタ400のオペや外部アプリに表示するために必要な情報(画情報や設定情報など)を管理する操作画面管理部615と、操作された情報を管理するための操作データ管理部616を備えている。印刷サーバ300の操作データ管理部616とプリンタ400の操作データ管理部611との違いは、印刷サーバ側はオペや外部アプリから操作情報を直接受けるが、プリンタ400側は印刷サーバ300から機器に反映させるために受ける操作情報を処理する違いがある。ただし、印刷サーバ側が直接機器に操作情報を反映させる機能を持っていてもよいものとする。
次に、本実施形態におけるクライアントPC:500(内部クライアント端末;符号500)は、パーソナルコンピュータ(PC)などの情報処理端末装置などから構成された、既知の典型的なもので良く、その構成・動作は周知である。クライアントPC:500は、ネットワークと接続するためのI/Fを持ち、SIPプロトコルなどの制御機能を実装していて、ネットワークNWに接続されている。すなわち、クライアントPC:500は、例えば、所定のNICを備えることでネットワークNWに接続可能な構成を有していて、ネットワークを介して印刷サーバ300等と相互通信が可能である。
後述するように、クライアントPC:500は、随時呼接続サーバ100に対してプリントジョブの実行を依頼する(所定の印刷データをネットワークを介して送信する)。ここで、クライアントPC:500は呼接続サーバ100の情報(IPアドレス、プリントジョブの依頼手法)のみを把握しており、各プリンタ400に関する情報は把握していない。
また、この実施形態のクライアントPC:500は操作画面描画部と操作データ管理部とを有している。すなわち、クライアントPC:500自体に実装している操作画面の情報による表示とこれに沿った操作が可能な他、には操作画面の情報は持っておらず、印刷サーバ300から操作画面の画情報をもらい機器の操作部(以下オペと称す)や外部アプリに表示させる処理を行う操作画面描画部、オペまたは外部アプリに表示した操作画面に入力された操作情報(押下されたボタン情報など)を機器に反映する処理を行う操作データ管理部による表示・操作が可能で、印刷サーバ300が実装している操作画面管理部610と操作データ管理部611Bと連携して、ネットワークプリンタを利用した印刷時に当該プリンタの操作が可能になっている。ある。この構成・機能は、既に説明したプリンタ400におけると同等のものである。この場合、機器に反映する処理は、操作データ管理部が直接行っても印刷データへ処理を任せてもよいものとする。なお、ここで言う外部アプリとは、例えばPC上で動作するアプリケーションやWebブラウザを想定している。
図3のメッセージシーケンス図は、本実施形態における通常印刷時の基本シーケンスを示している。各ネットワークプリンタ400は、REGISTERメッセージで印刷サーバ300に自端末情報を登録するときに、紙サイズ、印刷速度、カラー、フィニッシャー等の印刷能力も含めて登録する。また、各プリンタは、プレゼンスサーバ200に随時自機の状態が変化する毎に通知している。
まずPCから印刷要求が呼接続サーバ100に印刷要求が出される。すなわち、ユーザがPC端末から印刷をするときに、PC端末は印刷ジョブ情報をINVITEリクエストのメッセージボディに含めて呼接続サーバ100に送信する。ここでは、PCはあらかじめ呼接続サーバ100の宛先を知っているものとする。なお、PCが直接プリンタへ印刷要求を出すこともできるものとする。印刷要求は呼接続サーバ100によって印刷サーバ300へ通知される。ここではSIP(RFC3261準拠)で規定されている、もしくはSIPを拡張した手順によって印刷要求が通知されることを想定している。
印刷要求を受けた呼接続サーバ100は印刷サーバ300に対して印刷要求を渡す。印刷サーバ300が印刷可能と判断した場合、印刷に必要な情報をレスポンスメッセージ(200OK)に含めて、印刷要求応答として印刷要求と同じ経路を辿ってPCにその旨が通知される。すなわち、印刷要求応答は呼接続サーバ100によってプリンタ400へ通知される。ここではSIP(RFC3261準拠)で規定されている、もしくはSIPを拡張した手順によって印刷要求応答が通知されることを想定している。
PCでは、先の印刷要求が許容され印刷要求応答が通知されると、印刷要求応答で指定された宛先である印刷サーバ300に対して印刷データの全てを送信しPC自身は開放される。なお、印刷要求応答で宛先としてここでは印刷サーバ300が指定されたが、印刷サーバにおいて印刷サーバ以外の適した機器を指定する制御例も考えられる。例えば、図3では宛先は印刷サーバとなっているが、印刷サーバ300がプリンタ400の宛先を指定することもでき、対応してPCがプリンタ400へ送信して印刷を行ってもよい。
印刷サーバ300は印刷データを受信すると、いったんスプーラ608Bに蓄積し、印刷ジョブを生成する。印刷ジョブは要求ごとに印刷ジョブ管理部で管理されるものとする。印刷サーバ300は印刷要求受付、印刷データ受信中など、随時ステータスをプレゼンスサーバ200に通知することを想定している。プレゼンスサーバ200に通知されたステータスはPC、プリンタ400、印刷サーバ300で共有できるものとする。印刷サーバ300では、印刷ジョブとして生成されたデータがページ単位に管理されていて、印刷サーバ300はその印刷ジョブをプリンタ400に応答を確認しながらページ毎に転送する。
プリンタ400は印刷サーバ300から受けた1ページ分の印刷ジョブをいったんスプーラ608Aにスプールし、逐次印刷出力処理を行う。プリンタ400は当該印刷ジョブの印刷出力を確認すると、プレゼンスサーバ200に対して印刷完了を通知する。プレゼンスサーバ200はこの通知を受けると印刷サーバ300に印刷が完了したことを通知し、印刷サーバ300は次のページがある場合は更に次のページに相当する印刷ジョブをプリンタ400へ転送する。このようにしてページ毎の転送・応答・通知が順次繰り返されて全てのページが処理される。
印刷サーバ300は、生成した印刷ジョブが全て印刷出力されたことを確認すると印刷処理を終了する。この場合、印刷要求と同じ手段を利用して印刷が完了したことをPC側へ通知してもよい。例えば、SIPの切断処理(BYEリクエスト)などがそれに該当する。あるいはまた、プレゼンスサーバ200から印刷完了をPCに通知してもよい。
次に、本発明で言う印刷不具合、例えばジャムが発生した場合について説明する。図4は、図1のシステムにおいて、プリンタ400Aで上述したような印刷過程中で印刷不具合(ジャム)が発生した場合に、現在印刷処理を行っているプリンタ400A以外の代替プリンタ400Bで印刷を続ける或いは再印刷をするためのシーケンス例を示している。印刷要求に関しては前述の図3で示した手順が実行されていて、この間にも印刷サーバ300はプレゼンスサーバ200から代替プリンタ400Bの状態を常に受信していることを想定している。ここでは、前述の図3の手順に従って、印刷サーバ300が1ページ分の印刷ジョブをプリンタ400Aへ転送し、プリンタ400A側でジャムが発生したことを想定して説明しているが、ジャムだけではなく印刷出力ができなくなった状態全てに対しても該当するものとする。
ジャム発生のステータスはプリンタ400Aからプレゼンスサーバ200に通知され、プレゼンスサーバ200から印刷サーバ300にステータスが通知される(または、プリンタ400Aは直接印刷サーバ300へステータスを通知してもよい)。これにより印刷サーバ300は印刷不具合が発生したことを察知すると、そのステータス情報をPCに通知する(または、プレゼンスサーバ200を経由して通知してもよい)。通知する情報には印刷不具合のステータス以外にも印刷中のプリンタ400Aの情報を付加しても良くより好ましい。
次に印刷サーバ300はPCに対してプリンタに表示している操作画面情報を転送するための処理を行う(処理の詳細は図5を用いて後述する)。PCは操作画面情報を受けるとPCアプリケーションやWebブラウザにそのイメージを表示できるようになっている。この時表示された操作画面は、座標データと入力データが把握できるものとし、その情報は逐一印刷サーバ300とやりとりされる。これは例えばタッチパネルを用いたり、キー操作と連動してマーキングが移動する等のソフトウェア主体のもので良く簡単に実現できる。また、ここでは印刷サーバ300からは、転送される操作画面情報と同時に代替プリンタ400Bの宛先情報、用紙サイズ、速度、カラー/モノクロなどの能力情報、現在印刷可能かどうかの駆動情報などがPCに通知されるものとする。
印刷要求を行ったユーザは、PCで表示されている操作画面や代替プリンタ400Bの情報を元に、操作画面に従って代替プリンタ400Bでの印刷要求を行うことができる。この印刷要求は印刷サーバ300から代替プリンタ400Bへ通知される。印刷サーバ300は代替プリンタ400Bから印刷要求応答を受信すると、印刷に失敗した印刷ジョブを前述の手順に従って転送し、代替プリンタ400Bで印刷出力処理を行う。印刷サーバ300と代替プリンタ400Bは直接やりとりをしてもよいし、前述の呼接続サーバ100を利用した手順で行っても良いものとする。
本実施形態のネットワークプリンティングシステムにおいて、印刷サーバ300がプレゼンスサーバ200によって他に印刷可能な代替プリンタ400Bの所在と能力を把握することができるので、ユーザが代替プリンタ400Bを探す手間を軽減することができ、利便性を向上させることができ使い勝手の良いものとなっている。
上述した、操作画面をPCなどで表示し、操作可能にするための手順、特にそのデータをやり取りするチャネル確立を行うシーケンス例を図5に示し説明する。印刷サーバ300は呼接続サーバ100に対して操作画面をPCに描画するためのデータを転送するための開始要求を出す。PCの宛先が分かっている場合は、呼接続サーバ100を介さずにPCへ直接要求を出してよいものとする。特にユーザ認証などが必要な場合は呼接続サーバ100を経由するとよい。PCはその要求に対して、要求と同じ経路で応答を返すものとする。このやり取りによって操作画面をPCに描画するためのデータ転送チャネルが確立され、そのチャネルを利用して印刷サーバ300はPCに操作画面の描画データを転送する。なお、PC側には前述の制御を行うアプリケーションがあることを想定している。PCで操作画面が表示されると、PC側からユーザが入力した操作データ(入力座標位置や入力イベント種別など)をやり取りするためのチャネルを確立するために操作データ転送要求を呼接続サーバ100を介して印刷サーバ300に送信する。印刷サーバ300から同じ経路を辿ってその応答を受けると操作データ転送を行うためのチャネルが確立され、そのチャネルを利用して印刷サーバ300にユーザ操作を伝え、操作画面の描画やプリンタの設定、代替印刷などの処理に反映することができるものとする。
このようにすれば、ネットワークプリンティングシステムにおいて、印刷不具合が発生した場合、プレゼンスサーバによって印刷結果をクライアント端末側で確認することができ、少なくとも機器の操作画面による操作で解決できる不具合をユーザが機器へ足を運ぶことなく対処することができ、代替プリンタ400に印刷継続の操作を行うことができるので、ユーザの利便性を向上させることができる。
なお、このシステムには、クライアント端末のユーザを認証する認証手段を備えるようにすると好ましい。この認証の仕組みにはSIPで標準的に規定されているダイジェスト認証を用いることができる。あるいは、外部サーバによる認証を採用することもできる。
以上実施形態により説明したように、本発明のネットワークプリンティングシステムにおいては、印刷ジョブをページごとにプレゼンスサーバからプリンタ400の状態および出力結果を確認しながら印刷サーバが次の印刷ジョブを送っているので印刷の信頼性をあげることができる。この場合、プリンタ400側には印刷ジョブごとに少なくとも1ページ印刷するだけの容量のスプーラがあれば印刷可能なので、機器のコストを低減することができる。
なお、これまで説明した実施形態では、呼接続サーバ、プレゼンスサーバおよび印刷サーバが、独立したものであったが、これらのサーバ機能は、適宜組み合わせて単一の装置(SIPサーバ)として実現することができる。例えば、印刷サーバを、前記呼接続サーバと、前記プレゼンスサーバとを兼ねさせた単一のSIPサーバを用いて上述したシステムを構築できる。
更には、ネットワークプリンタが上述した如きサーバ機能を併せて備える用にした構成とすることも可能である。既述した各サーバ機能部は、サーバ機能を実現するボード類や記憶装置などで実現され、単一の機器内に一体的に搭載される。サーバ機能部は、所定のインタフェースを介して多機能複合機等のネットワークプリンタの印刷部等の他機能部に接続されて、サーバ機能が付加・拡張される。このように、ネットワークプリンタに対してプリントサーバの機能を付加した場合には、プリントサーバを別に準備する必要なしに、複数のネットワークプリンタを接続したプリントシステムを構築できる。
〔第2実施形態〕次に、図6は本発明の第2実施形態におけるネットワークプリンティングシステム全体構成の例を示している。このネットワークシステムNPSYS′は、ネットワーク回線(ネットワークNW)を介して接続された、第1実施形態と同等の第一(番目の種類)の装置としての呼接続サーバ100、第二(の種類)の装置としてのプレゼンスサーバ200、第三の装置としての印刷サーバ300と、PCからの要求を受付て印刷データを印刷サーバ300へ直接送信させ、印刷サーバ300で生成された印刷ジョブを印刷する第四の装置としてのネットワークプリンタ400C、およびユーザが印刷要求を出すためのユーザ端末装置(クライアント装置:500)を含み構成されている。ここでは、ネットワークNWは、インターネットを介して別ネットワークや無線電話の基地局とも接続されているものとする。
本システムは、更に第五の装置としての機能管理サーバ700、第六の装置としてのリポジトリサーバ800および第七の装置としての課金管理サーバ900が接続されている。リポジトリサーバは例えばVPNなどの別ネットワーク上にあるリポジトリでもよいものとする。また、このシステムは、例えばSIPで標準的に規定されているダイジェスト認証を用いた、クライアント端末のユーザを認証する認証手段を備えている。その他にも、外部サーバによる認証の仕組みを採用することもできる。
呼接続サーバ100は、第1実施形態におけると同様に本システムの機器を特定し、機器の能力交換を行うことができるサーバであり、代表的な例はSIPサーバ(SIPはRFC3261で規定されているSession Inititation Protocol)である。プレゼンスサーバ200は、本システムの機器の状態を監視し、各機器に状態を通知するサーバであり、代表的な例はSIPの拡張規格であるSIMPLEを用いたSIPプレゼンスサーバである。印刷サーバ300は、本システムのプリンタ400Cの印刷データを作成・加工することができるものとする。また印刷サーバ300は、印刷要求元からの印刷要求で指定されたURL上のデータを取得し印刷データに変換するためのデータ変換手段を備えている(請求項3)。
プリンタ400Cは、印刷サーバ300から印刷データを取得して印刷できる機器とし、SIPサーバやSIPプレゼンスサーバ200とも通信することができるものとする。印刷要求機器であるクライアント端末500は、PC、PDA、携帯電話など、基本的には印刷データを取り扱えるもの全てを示し、少なくとも呼接続サーバ100、プレゼンスサーバ200と通信することができるものとする。
図7に本実施形態における印刷過程の基本シーケンスを示す。図6は、印刷データが同一ネットワーク上のリポジトリサーバに格納されている場合の印刷例を示している。図7に示されている通り、印刷要求機器が印刷要求を行い、プリンタへ出力されるまでのフローを示している。印刷要求機器であるクライアント端末500は呼接続サーバ100に対して印刷要求を送信し、呼接続サーバ200は出力先のプリンタ400Cに対して要求を転送する。印刷サーバ300からリポジトリサーバ800に対して印刷要求が転送され、リポジトリサーバ800は印刷要求から生成した印刷するためのデータ(印刷ジョブ)を印刷サーバ300へ転送する。なお、リポジトリサーバ800はデータセッションを確立し、データ転送を行うことができるものとする。
リポジトリサーバ800から受け取ったデータは印刷サーバ300でプリンタで印刷可能なフォーマットで作成されてプリンタへ転送される。プリンタの能力はプレゼンスサーバ200か取得するか、プリンタが印刷サーバ300へ転送する印刷要求メッセージの中に含まれるものとする。これにより、印刷サーバ300はプリンタの機能に合ったデータフォーマットを選択することができる(請求項2)。また、印刷要求機器が呼接続サーバへ印刷要求を転送する際に、プレゼンスサーバ200へも印刷要求を出したことを通知し、機器や各サーバの状態監視を行い、最終的に印刷が完了した場合、印刷要求機器に対してその結果通知が行われてフローを完了する。(請求項1)このように、印刷要求機器は印刷データを保持せず印刷できるので、記憶容量やデータフォーマットに依存せず印刷を行うことができる。また、印刷要求機器が本システムを利用可能であることが保証できれば印刷できるので、プリンタドライバが印刷要求機器に組み込まれていなくても印刷を行うことができネットワークプリンティングシステムを活用できる(請求項2)。
このシステムでは、既述した印刷データの印刷出力の他にも、前述のリポジトリサーバやWebサーバなどに存在する情報を印刷要求機器がブラウズしている状態で印刷したい場合を想定していてブラウズ内容を印刷することが可能である。この場合、印刷要求機器400Cにおいて呼接続サーバ100へ印刷要求するメッセージ内容にURLを含ませるものとする。
印刷サーバ300は、呼接続サーバ100を経由してURLを特定することが可能であり、データ変換手段により指定されたURL上のデータを取得し印刷データに変換することができるので、URLを表示している機器はURLを指定するだけで印刷を行うことができる(請求項3)。この場合の印刷手順は前述と略同様である。これにより、インターネットに接続可能ならば携帯端末等の簡易な装置を印刷要求機器としてネットワークプリンティングシステムを活用することが可能になっている。
その他の特徴として、本システムでは、ユーザが指定したプリンタの能力情報を機能管理サーバ700が管理し、ユーザに通知することができる(請求項11)。通知情報は機能管理サーバ700から印刷要求機器に直接能力通知してもよいし、プリンタを経由して印刷要求機器に通知されてもよいものとする。このように、機能管理サーバ700がプリンタの機能情報を管理しているので、プリンタドライバのない印刷要求機器からユーザが指定したプリンタの機能情報を知ることができる。
また、本システムでは、課金管理サーバ900が所定の基礎情報を管理し、また、利用した機能と課金情報をまとめて管理することができる(請求項12)。すなわち、課金管理サーバは図8に示すとおりの情報を管理している。図8におけるユーザIDは、印刷要求機器を使用するユーザを一意に識別するためのIDであり、印刷要求機器だけを識別するものに限定しない。利用機器IDは、ここではプリンタを示している。利用機能IDは、プリンタで使用できる機能を想定している。この機能はユーザごとに異なってもよいとする。課金情報は通信ごとに利用した機能に応じた課金の情報であり、課金累計情報はそのユーザもしくは印刷要求機器が利用した金額の累計が記録されているものとし、累計単位は任意であるものとする。
図9に課金管理のためのシーケンス図を示す。課金管理サーバ900が図8で示すとおりの各情報を管理し、また、利用した機能と課金情報を管理する。このように、プリンタごとの機能情報とユーザごとの課金情報を組み合わせて管理しているので、どのユーザがどの機能を使用し、累計使用料金を管理することができる(請求項12)。本実施形態のネットワークプリンティングシステムでは、ユーザ認証や課金管理を加えることでユビキタス時代におけるプリンティングサービスを提供することも可能になっている。なお、本実施形態の印刷サーバおよびプリンタとして、第1実施形態にて説明したと同等の機能を備えたものを用いても勿論良く、これに対応して第1実施形態におけると同等のユーザの利便性向上効果や、機器のコスト低減効果が得られ、代替プリンタを有効活用した印刷不良対策も行える。
なお、第2実施形態においても、例えば、印刷サーバを、前記呼接続サーバと、前記プレゼンスサーバとを兼ねさせた単一のSIPサーバを用いる等、各サーバについても適宜統合した装置としてこれらを組み合わせシステムを実現することができる。また、プリンタが適宜の既述サーバ機能を併せ持った形態とすることもできる。
本発明に係るネットワークプリンティングシステムの第1実施形態を示す構成図である。 (a),(b)は、プリンタ並びに印刷サーバの本発明に関連する要部の概略内部構成図である。 第1実施形態における通常印刷時の基本シーケンスを説明する図である。 第1実施形態システムにおける印刷不具合に対する対処の例を説明するシーケンス図である。 印刷サーバとクライアントPC間での操作画面関連のデータ送受を説明するシーケンス図である。 本発明に係るネットワークプリンティングシステムの第2実施形態を示す構成図である。 第2実施形態における印刷過程の基本シーケンスを説明する図である。 課金管理サーバにおける管理情報を説明する図である。 第2実施形態における課金管理のシーケンスを説明する図である。
符号の説明
100…呼接続サーバ
200…プレゼンスサーバ
300…印刷サーバ
400…プリンタ(ネットワークプリンタ)
400A…ネットワークプリンタ(多機能複合機(MFP:Multi_Function_Printer))
400B…ネットワークプリンタ
400C…ネットワークプリンタ
500…クライアントPC
603…TCP/UDP/IP制御部
604…ネットワークI/F
605…SIP呼制御部
606…プレゼンス制御部
607…印刷データ制御部
607B…印刷データ制御部
608A…スプーラ(プリンタ側)
608B…スプーラ(印刷サーバ側)
609A…印刷ジョブ制御部
609B…印刷ジョブ制御部
610…操作画面描画部
611…操作データ管理部
612…印刷ジョブ生成部
613…印刷ジョブ管理部
614…出力先管理部
615…操作画面管理部
616…操作データ管理部
700…機能管理サーバ
800…リポジトリサーバ
900…課金管理サーバ
ネットワーク…NW
NPSYS,NPSYS′…ネットワークプリンティングシステム

Claims (13)

  1. ネットワーク上に接続される機器の場所を特定する手段、接続を仲介する手段を備えた第一の装置としての呼接続サーバと、
    ネットワーク上に接続される機器の状態を把握し要求元装置に通知する手段を備えた第二の装置としてのプレゼンスサーバと、
    前記呼接続サーバおよびプレゼンスサーバと通信する手段、クライアント端末からの印刷要求を受付け印刷要求から印刷ジョブを生成する手段、印刷ジョブを所定の機器に転送する手段、印刷ジョブの印刷状況を管理する手段、印刷ジョブの印刷状況を要求元クライアント端末へ通知する手段を備えてなる第三の装置としての印刷サーバと、
    少なくとも前記呼接続サーバ、プレゼンスサーバおよび印刷サーバと通信する手段を備えるとともに、印刷ジョブに基づいた印刷処理を実行する印刷手段を含む第四の装置としてのプリンタと、の各装置夫々を少なくとも1つずつ含み構成され、
    クライアント端末から印刷要求があった場合、当該クライアント端末からまたは他の装置から印刷データが前記印刷サーバに転送され生成された印刷ジョブが前記プリンタに転送され印刷出力されることを特徴とするネットワークプリンティングシステム。
  2. 前記印刷サーバは、印刷要求元からの印刷要求で指定されたURL上のデータを取得し印刷データに変換するためのデータ変換手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のネットワークプリンティングシステム。
  3. 前記印刷サーバ側には、印刷データを蓄積するスプーラを備え、前記プリンタには印刷要求ごとに少なくとも1ページの印刷ジョブを処理するだけの最小限のスプーラを備え、
    前記印刷サーバから一度に1ページの印刷に最低限必要な印刷ジョブデータだけ前記プリンタに送信し、前記プリンタが当該1ページ分の印刷処理を完了するのを確認して、次の1ページの印刷に最低限必要な印刷ジョブデータを送信する単位処理を全ての印刷ジョブの送信が完了するまで繰返し実行することを特徴とする請求項1または2に記載のネットワークプリンティングシステム。
  4. 前記印刷サーバは、少なくとも代替出力先プリンタの能力情報、および駆動状況を前記プレゼンスサーバから取得する手段を更に備え、
    印刷ジョブ送付先のプリンタで当該印刷ジョブが出力されなかったと判断した場合に、
    選択した代替プリンタに対して、少なくとも出力されていない印刷ジョブを転送、出力することを特徴とする請求項3に記載のネットワークプリンティングシステム。
  5. 前記印刷サーバは、印刷ジョブ送付先のプリンタで当該印刷ジョブが出力されなかったと判断した場合に、
    対応要求元クライアント端末に対して、少なくとも出力先プリンタの宛先識別情報と出力結果情報を含む印刷未了の旨の通知をすることを特徴とする請求項3に記載のネットワークプリンティングシステム。
  6. 前記印刷サーバは、少なくとも代替出力先プリンタの能力情報、および駆動状況を前記プレゼンスサーバから取得する手段と、代替出力先プリンタの宛先識別情報等を通知する手段とを更に備え、
    印刷ジョブ送付先のプリンタで当該印刷ジョブが出力されなかったと判断した場合に、
    当該印刷ジョブの少なくとも出力されていないものを代替出力先プリンタに出力するとともに、前記印刷未了の旨の通知情報中に、少なくとも代替出力先プリンタの宛先識別情報、プリンタの能力情報、駆動状況を更に含ませて、前記クライアント端末へ通知することを特徴とする請求項5に記載のネットワークプリンティングシステム。
  7. 前記プリンタの操作画面をプリンタおよびクライアント端末において表示するための手段、および当該表示された操作画面を用いて入力される操作情報を管理する手段を備え、
    クライアント端末への前記印刷未了の旨の通知情報に操作画面形成用情報を含むことを特徴とする請求項5または請求項6に記載のネットワークプリンティングシステム。
  8. 前記印刷サーバが前記操作画面での操作により生成・送出される再印刷要求を受け付ける操作情報受付手段を備えており、
    クライアント端末からの前記再印刷要求にて指定された代替出力先プリンタに対して、少なくとも出力されていない印刷ジョブを転送、出力することを特徴とする請求項7に記載のネットワークプリンティングシステム。
  9. 前記ネットワークプリンティングシステムを利用する前記クライアント端末のユーザを認証する認証手段を備え、当該認証手段によるユーザ認証に成功した場合、当該クライアント端末に前記プリンタのプリンタドライバが組み込まれていなくても印刷可能であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のネットワークプリンティングシステム。
  10. 前記第一の装置としての呼接続サーバが、前記第二の装置としてのプレゼンスサーバを兼ねていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のネットワークプリンティングシステム。
  11. 前記第三の装置としての印刷サーバが、前記第一の装置としての呼接続サーバと、前記第二の装置としてのプレゼンスサーバとを兼ねていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のネットワークプリンティングシステム。
  12. 第五の装置として、前記プリンタが提供する機能を管理することができ、前記サーバ群と通信可能な機能管理サーバを更に含み構成され、
    前記クライアント端末が、前記プレゼンスサーバを経由して少なくとも機能情報閲覧が可能としたことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載のネットワークプリンティングシステム。
  13. 第六の装置として、前記プレゼンスサーバと通信可能で、前記ネットワークプリンティングシステムの利用ユーザごとに、ユーザが使用したプリンタの機能情報に対応した課金管理を行うための課金サーバを更に含み構成されたことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載のネットワークプリンティングシステム。
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