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JP2008185788A - カメラ - Google Patents

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JP2008185788A
JP2008185788A JP2007019193A JP2007019193A JP2008185788A JP 2008185788 A JP2008185788 A JP 2008185788A JP 2007019193 A JP2007019193 A JP 2007019193A JP 2007019193 A JP2007019193 A JP 2007019193A JP 2008185788 A JP2008185788 A JP 2008185788A
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JP2007019193A
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Jun Matsushima
潤 松島
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Nikon Corp
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Abstract

【課題】専用の姿勢センサを設けることなく、カメラの姿勢を検出する。
【解決手段】カメラは、撮影操作に伴って駆動される部材であって、重力に抗して移動する可動部材1070と、可動部材1070を移動させるための駆動信号を出力する駆動信号出力手段117と、駆動信号に応じて可動部材1070を移動させる移動手段1072X、1072Yと、駆動信号に基づいて重力方向を検出する方向検出手段117とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、姿勢検出可能なカメラに関する。
従来から、カメラの姿勢を検出する姿勢センサを備えるカメラが知られている(たとえば特許文献1)。
特開平7−280565号公報
しかしながら、カメラの姿勢を検出するための専用センサが必要なため、コストがかかる。
請求項1に記載の発明によるカメラは、撮影操作に伴って駆動される部材であって、重力に抗して移動する可動部材と、可動部材を移動させるための駆動信号を出力する駆動信号出力手段と、駆動信号に応じて可動部材を移動させる移動手段と、駆動信号に基づいて重力方向を検出する方向検出手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のカメラにおいて、可動部材の位置を検出する位置検出手段をさらに備え、方向検出手段は、可動部材を特定位置に保持するために必要な駆動信号の電流値に基づいて、カメラの重力方向を検出することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のカメラにおいて、可動部材は、撮影光学系の光軸と直交する平面内で移動して像ブレを補正するブレ補正機構の構成部材であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のカメラにおいて、可動部材は、撮影光学系により結像する被写体像を撮像する撮像素子を有することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3または4に記載のカメラにおいて、方向検出手段は、撮影を開始する直前および画像記録を開始する直前のいずれか一方の時点において、可動部材をブレ補正動作の初期位置へ移動させるために駆動信号出力手段から出力された駆動信号の電流値に基づいて、カメラの重力方向を検出することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のカメラにおいて、検出された重力方向に基づいて、カメラの姿勢を判定する姿勢判定手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のカメラにおいて、撮影した画像に対応付けて、判定された姿勢を記録する記録制御手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項3乃至5のいずれか一項に記載のカメラにおいて、移動手段は、撮影光学系の光軸と直交する平面内で2次元移動する一対のアクチュエータを含み、カメラを横位置および縦位置にそれぞれ構えて像ブレを補正するときに一対のアクチュエータへそれぞれ通電する各電流値を像ブレ量と対応付けた電流特性のテーブルとして記憶する記憶手段と、一対のアクチュエータへ通電した電流値と記憶手段に記憶したテーブルの電流特性に基づいて、カメラの姿勢を判定する姿勢判定手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、撮影操作に伴い重力方向に抗して移動部材を駆動するための駆動信号を用いて、カメラの重力方向を検出することができる。
図1〜図5を参照して、本発明による一実施の形態におけるカメラを説明する。図1は電子カメラ100の要部構成を示す図である。カメラ100のボディに、撮影レンズL1と絞り201とを備える交換レンズ200が着脱可能に装着されている。カメラ100のボディ側には、クイックリターンミラー101、焦点板102、ペンタプリズム103、測光センサ104、接眼レンズ105、シャッタ106、焦点検出用センサ108、および撮像素子1071が設けられている。撮像素子1071は、図3に詳細を示すブレ補正装置107に2次元移動可能に保持されている。ブレ検出センサ109X,109Yで検出されたカメラのブレに応動して撮像素子1071が2次元移動して像ブレを補正する。
図2は電子カメラ100の制御系のブロック図である。なお、図2においては、ブレ補正装置107を構成する各要素の位置関係を模式的に示す。図2において、図1に示した構成要素には同一の符号を付して説明する。電子カメラ100の制御系は、測光センサ104、撮像素子1071、焦点検出用センサ108、ブレ検出センサ109X,109Y、AFE(Analog Front End)回路111、タイミングジェネレータ113、画像処理部114、圧縮回路115、RAM116、CPU117、ROM118、LCD駆動回路119、LCD120、操作部121、カードインタフェース122、およびメモリカード123を備えている。
図1を参照して説明すると、交換レンズ200を通過して電子カメラ100に入射した被写体光は、シャッタレリーズ前は図1において実線で示すように位置するクイックリターンミラー101で上方へ導かれて焦点板102に結像する。被写体光はさらにペンタプリズム103へ入射される。ペンタプリズム103は、入射された被写体光を接眼レンズ105へ導く一方、測光センサ104に被写体光を入射させる。測光センサ104は、交換レンズ200に対して撮像素子1071と光学的に等価な位置に配設され、撮像面上に結像されている被写体像を撮像し、被写体像の明るさに応じた光電変換信号を測光信号としてCPU117へ出力する。
被写体光の一部はクイックリターンミラー101の半透過領域を透過し、サブミラー101aにて下方に反射され、焦点検出用センサ108へ入射される。焦点検出用センサ108は、たとえば、焦点検出光束を一対の焦点検出用光像に分割して結像する焦点検出光学系と、分割された一対の光像が入射し、それに応じた焦点検出信号を出力する一対のCCDラインセンサとを備える。CCDラインセンサから出力される焦点検出信号はCPU117に入力される。
レリーズ後はクイックリターンミラー101が図1の破線で示される位置へ回動し、被写体光がシャッタ106を介して撮像素子1071へ導かれ、その撮像面上に被写体像が結像する。撮像素子1071は、受光した被写体光をその強度に応じた画像信号に変換するCCDやCMOSなどの光電変換素子である。
図2を参照して制御系について詳細に説明する。
AFE回路111は、撮像素子1071の出力する画像信号にアナログ的な処理をしてからデジタルの画像データに変換する回路である。タイミングジェネレータ113は、CPU117の命令に応じて、撮像素子1071とAFE回路111とにタイミング信号を出力し、撮像素子1071とAFE回路111との駆動タイミングを制御する回路である。
CPU117は、電子カメラ100の各構成要素を制御したり、各種のデータ処理を実行する演算回路である。CPU117はタイミングジェネレータ113を制御するほか、後述する画像処理部114、圧縮回路115、カードインタフェース122、LCD駆動回路119を制御する。また、CPU117は、前述の測光センサ104から出力された測光信号に基づいて被写体の輝度および撮像感度(ISO感度)を算出し、シャッタ速度と交換レンズ200の絞り値を演算する。さらに、CPU117は、前述した焦点検出用センサ108から出力された焦点検出信号に基づいて、デフォーカス量などの焦点調節状態の演算を行う。
画像処理部114は、ASICなどにより構成される。画像処理部114は、画像データに対して、ホワイトバランス処理、ガンマ補正処理、色補間処理、輪郭強調、ビネット補正などの画像処理を実行する。圧縮回路115は、画像処理部114で画像処理の施された本画像データに対してJPEG圧縮処理を実行する回路である。CPU117は、JPEG圧縮処理された本画像データから画像ファイルを生成する。
メモリカードインタフェース122は、メモリカード123が着脱可能なインタフェースである。メモリカードインタフェース122は、CPU117の制御に基づいて、画像ファイルをメモリカード123に書き込んだり、メモリカード123に記録されている画像ファイルを読み出す。メモリカード123はコンパクトフラッシュ(登録商標)やSDカードなどの半導体メモリカードである。
LCD駆動回路119は、CPU117の命令に基づいてLCD120を駆動する回路である。LCD120はたとえば液晶表示パネルであり、再生モードにおいて、メモリカード123に記録されている画像ファイルに基づいてCPU117で作成された表示データの表示を行う。いわゆるライブビュー画像を表示するように構成してもよい。ここで、ライブビューとは、レリーズ前にクイックリターンミラー101を上方に跳ね上げて撮像素子1071で撮像した画像をリアルタイムにLCD123に表示する表示形態であり、一眼レフカメラにおいて採用される撮像モードである。
RAM116は、画像処理、画像圧縮処理および表示データ作成処理の途中や処理後のデータを一時的に格納するために使用される。ROM118は、CPU117で実行されるプログラムデータなどを格納するメモリである。
操作部121は、ユーザの操作を受け付けるスイッチである。操作部121には、電源スイッチ、レリーズスイッチ、その他の設定メニューの表示切換スイッチ、設定メニュー決定ボタンなどが含まれる。
ブレ検出センサ109X、109Yは、たとえば角速度センサ、ジャイロセンサなどで構成され、撮影時の電子カメラ100に発生する振れをピッチングとヨーイングに分解して検出する。ブレ検出センサ109X、109Yで検出されたピッチングとヨーイングを表すブレ量信号をCPU117に出力する。CPU117は、入力したブレ量信号に基づいて後で詳細に説明するブレ補正装置107を駆動して手ブレ補正(像ブレ補正)を行なう。
図3(a)はブレ補正装置107の平面図であり、図3(b)はブレ補正装置107および電子カメラ100の断面を模式的に示す図である。ブレ補正装置107は、撮像素子1071を保持する基板1070、アクチュエータ1072X,1072Y、位置検出センサ1073X,1073Y、および可動支持部材1074を備える。基板1070は、たとえば十字形の薄板であり、電子カメラ100の本体から突設された可動支持部材1074により、光軸に直交する平面を2次元移動可能に支持されている。基板1070上には、素子受光面の中心が十字形の中心と一致するように撮像素子1071が実装されている。
図3(b)に示すように、アクチュエータ1072Yはコイル1072YCおよび磁石1072YMを有するボイスコイルモータである。アクチュエータ1072Yのコイル1072YCは基板1070のY方向(図3の上下方向)の平面上に実装されている。磁石1072YMは、電子カメラ100のボディを構成する部材のコイル1072YCに対向する位置に設けられる。アクチュエータ1072Yは、CPU117の制御の下で通電された電流により駆動力を発生して、基板1070をY方向へ移動させる。
アクチュエータ1072Xはアクチュエータ1072Yと同様に構成され、図示しないコイル1072XCおよび磁石1072XMを有するボイスコイルモータである。アクチュエータ1072Xの図示しないコイル1072XCは基板1070のX方向(図3の左右方向)平面上に実装されている。磁石1072XMは、電子カメラ100のボディを構成する部材のコイル1072XCに対向する位置に設けられる。アクチュエータ1072Xは、CPU117の制御の下で通電された電流により駆動力を発生して、基板1070をX方向へ移動させる。
位置検出センサ1073X,1073Yは、基板1070の移動量を測定する位置測定器である。位置センサ1073Xは、図3(b)に示すように、発光素子1073Xa、PSD(Position Sensitive Detector)1073Xb、およびスリット1073Xcを有する。発光素子1073XaおよびPSD1073Xbは、基板1070を挟んで配置される。スリット1073Xcは、長手方向がY方向と一致するように、基板1070のY方向の平面上に設けられる。位置センサ1073Yについても同様に、図示しない発光素子1073Ya、PSD1073Yb、およびスリット1073Ycを有する。スリット1073Ycは、長手方向がX方向と一致するように、基板1070のX方向の平面上に設けられる。
基板1070の中心と撮影レンズL1の光軸とが一致している場合は、発光素子1073Xa、Yaから発した光が、基板1070のスリット1073Xc、Ycをそれぞれ通過して、PSD1073Xb、Ycのそれぞれに照射される。PSD1073Xb、Ybのそれぞれに光が照射されることにより基板1070の位置が検出されて、位置検出信号としてCPU117へ出力される。
撮影者によりレリーズスイッチが半押し操作されると、CPU117はブレ検出センサ109X、109Yから出力されたブレ量信号と、位置検出センサ1073X、1073Yから出力される位置信号とに基づいて、像ブレを補正するためのブレ補正装置107の駆動量を算出する。そして、CPU117は、算出した駆動量に基づいてアクチュエータ1072X、1072Yに電流を通電する。
アクチュエータ1072X、1072Yは通電された電流により駆動力を発生させて、基板1070を駆動させる。すなわち、基板1070上に実装された撮像素子1071がブレ補正駆動されつつ撮影レンズL1を通過した被写体光が撮像素子1071上に結像する。その結果、電子カメラ100の本体の振れによる光学像のブレが補正される。
レリーズスイッチが全押し操作されると、CPU117は、位置検出センサ1073X、1073Yからの位置信号に基づいて、撮像素子1071を初期位置へ駆動するため、すなわちセンタリングするためにアクチュエータ1072X、1072Yに通電する。なお、初期位置とは、撮影レンズL1の光軸と撮像素子1071の中心とが一致する位置である。そして、CPU117は、入力した位置信号に基づいて基板1070が初期位置まで移動したと判定するまで、アクチュエータ1072X、1072Yに通電する。その結果、撮像素子1071が初期位置にセンタリングされる。
レリーズ全押し後、位置検出センサ1073X、1073Yからの位置信号に基づいて、CPU117により撮像素子1071がセンタリングされたことを確認すると、CPU117は、撮像素子1071へ撮像開始を指示する。さらに、CPU117は、上述のようにして、ブレ検出センサ109X、109Yから出力されたブレ量信号と、位置検出センサ1073X、1073Yから出力される位置信号とに基づいて、撮像素子1071を駆動するブレ補正を指示する。
以上の説明から明らかなように、基板1070は、電源スイッチが投入されていない場合およびブレ補正装置107が駆動されていない場合、重力で図3(d)のように垂れ下がっている。
次に、図3(c)、(d)、および図4を参照しながら、CPU117による電子カメラ100の姿勢検出について説明する。CPU117は、上述したブレ補正装置107におけるレリーズスイッチの全押し操作に伴う撮像素子1071のセンタリング動作を用いて姿勢検出を行う。なお、図3では電子カメラ100を横位置に保持した場合を仮定して、X方向を水平方向、Y方向を重力方向として説明する。
基板1070は、レリーズ半押しスイッチがオンされると、光軸に直交する平面内を2次元移動する。半押しスイッチがオフのとき、基板1070は重力の影響により、図3(d)に示すようにY方向下向き(重力方向)に移動した位置で支持される。すなわち、基板1070は初期位置を自己保持することができない。なお、基板1070はX方向については重力の影響を受けない。
図4(a)および(b)は、アクチュエータ1072X、1072Yへの通電電流と基板1070の光軸からの移動量との関係を示す。図4(a)は基板1070の重力方向の移動量と通電電流との関係を表し、図4(b)は基板1070の水平方向の移動量と通電電流との関係を表している。
カメラを横位置に保持する場合、基板1070のY方向が重力の影響を受けるので、撮像装置1071の中心を撮影レンズL1の光軸に一致させるためにアクチュエータ1072Yのコイル1072YCへ通電する電流は図4(a)の特性線図にしたがって表される。一方、基板1070のX方向は重力の影響を受けないので、アクチュエータ1072Xのコイル1072XCへ通電する電流は図4(b)の特性線図にしたがって表される。また、カメラを縦位置に保持する場合、基板1070のX方向が重力の影響を受けるので、撮像装置1071の中心を撮影レンズL1の光軸に一致させるためにアクチュエータ1072Xのコイル1072XCへ通電する電流は図4(a)の特性線図にしたがって表される。一方、基板1070のY方向は重力の影響を受けないので、アクチュエータ1072Yのコイル1072YCへ通電する電流は図4(b)の特性線図にしたがって表される。
したがって、レリーズ全押しにより撮影が開始される直前に撮影装置1071をセンタリングする際、アクチュエータ1072Xおよび1072Yへ通電する電流を監視することにより、カメラの姿勢を検出できる。すなわち、CPU117は、アクチュエータ1072Xおよび1072Yのうち、位置センサ1073X,Yの出力信号により光軸が検出されているときの通電電流を読込む。図4(a)に示す特性のように、光軸検出時の通電電流が図4(b)に示す値よりもΔI大きい通電電流が検出されているアクチュエータがY方向駆動用であれば、カメラ姿勢は横位置と判定される。光軸検出時の通電電流が図4(b)に示す値よりもΔI大きい通電電流が検出されているアクチュエータがX方向駆動用であれば、カメラ姿勢は縦位置と判定される。
CPU117は、撮影処理により取得された画像データと、作成した姿勢データとを対応付けてメモリカード123に記録する。
図5に示すフローチャートを用いて、実施の形態による電子カメラ100の姿勢検出動作を説明する。図5の各処理手順はCPU117でプログラムを実行して行われる。図5の各処理を行なうプログラムはメモリ(不図示)に格納されており、操作部121から撮影モード選択操作信号が入力されると起動される。
ステップS1においては、レリーズスイッチが半押し操作されたか否かを判定する。レリーズスイッチから半押し信号を入力した場合は、ステップS1が肯定判定されてステップS2へ進む。半押し信号を入力しない場合は、ステップS2が否定判定されてステップS1の判定を繰り返す。
ステップS2においては、ブレ検出センサ109X、109Yからのブレ量信号と、位置検出センサ1073X、1073Yからの位置信号を入力してステップS3へ進む。ステップS3においては、入力したブレ量信号と位置信号とに基づいて駆動量を算出し、駆動量に基づいた電流をアクチュエータ1072X、1072Yに通電して、ブレ補正処理を行なってステップS4へ進む。
ステップS4においては、レリーズスイッチが全押し操作されたか否かを判定する。レリーズスイッチから全押し信号を入力する場合は、ステップS4が肯定判定されてステップS5へ進む。ステップS5においては、位置検出センサ1073X、1073Yから位置信号を入力してステップS6へ進む。ステップS6においては、位置信号に基づいてアクチュエータ1072X、1072Yに通電してブレ補正装置107を駆動してステップS7へ進む。
ステップS7においては、位置検出センサ1073X、1073Yから位置信号に基づいて、基板1070、すなわち撮像素子1071が初期位置へセンタリングされたか否かを判定する。センタリングされていない場合は、ステップS7が否定判定されてステップS5へ戻る。センタリングされた場合、ステップS8において、アクチュエータ1072X,1072Yへ通電している電流値を読み込み、ステップS9へ進む。
ステップS9においては、ステップS8で読み込んだ電流値に基づいて、アクチュエータ1072X、1072Yのいずれから電流増分ΔIが検出されるかを判定し、電子カメラ100の重力方向を検出してステップS10へ進む。ステップS10においては、ステップS9での検出結果に基づいて、カメラが縦位置に構えられているか、横位置に構えられているかを示す姿勢データ(横位置撮影データ、縦位置撮影データ)を作成してステップS11へ進む。
ステップS11においては、撮像素子1071から出力された画像信号に対して画像処理部114で画像処理が施されて生成された画像データを取得してステップS12へ進む。ステップS12においては、ステップS11で取得した画像データに対して圧縮処理を施してステップS13へ進む。ステップS13においては、ステップS10で作成した姿勢データと、ステップS12で圧縮された画像データとを対応付けてメモリカード123に記録してステップS14へ進む。
ステップS14においては、電源がオフされたか否かを判定する。電源スイッチからオフ信号を入力した場合は、ステップS14が肯定判定されて一連の処理を終了する。電源スイッチからオフ信号を入力しない場合は、ステップS14が否定判定されてステップS1へ戻る。
一方、ステップS4でレリーズスイッチから全押し信号を入力せず、ステップS4が否定判定されて進んだステップS15においては、レリーズスイッチの半押し操作が解除されたか否かを判定する。レリーズスイッチから半押し信号を入力しない場合は、ステップS15が肯定判定されてステップS14へ進む。レリーズスイッチから半押し信号を入力する場合は、ステップS15が否定判定されてステップS2へ戻る。
以上説明した電子カメラは、カメラを横位置および縦位置に構えて像ブレを補正するときに、ブレ補正装置107が特定位置である初期位置で保持されたときのアクチュエータ1072X,1072Yのそれぞれに通電されている各電流値に基づいて、カメラの姿勢を判定するものである。換言すると、ブレ補正装置107の初期位置における電流値増分ΔIを必要とするアクチュエータの駆動方向が重力方向であり、重力方向に部材を駆動するアクチュエータがX方向アクチュエータかY方向アクチュエータかによってカメラの姿勢を判定するものである。
以上で説明した実施の形態による電子カメラ100によれば、以下の作用効果が得られる。
(1)全押し操作に伴って撮像装置1071をセンタリングする際、ブレ補正装置107のXY方向アクチュエータ1072X,1072Yへ通電する電流値に基づいてカメラの姿勢を検出するようにした。したがって、カメラの姿勢を検出するための専用センサが不要となり、コストを抑制し、専用センサのスペースを削減できる。
(2)撮像素子1071で撮像を開始する前に撮像素子1071をセンタリングさせ、そのセンタリング動作時のアクチュエータ通電電流値により電子カメラ100の姿勢、すなわち横位置撮影データまたは縦位置撮影データを作成した。したがって、従来の姿勢センサにより検出した横位置撮影データや縦位置撮影データと同様に、カメラの姿勢データを画像に対応付けて記録することができる。
以上で説明した実施の形態の電子カメラ100を、以下のように変形できる。
(1)以上では、撮像開始直前に撮像素子1071をセンタリングした時のアクチュエータ通電電流値に基づいてカメラ姿勢を検出した。しかし、撮影終了後、取得した画像データをメモリカード123に記録する直前に撮像素子1071をセンタリングして電子カメラ100の姿勢を検出してもよい。この場合、CPU117は撮像装置1071の撮像が終了すると、アクチュエータ1072X、1072Yに通電して基板1070を初期位置まで移動させ、実施の形態と同様の方法によって電子カメラ100の姿勢を検出する。そして、CPU117は姿勢データを作成し、画像データと対応付けをしてメモリカード123に記録すればよい。
(2)ブレ補正装置107に代えて、クイックリターンミラー101やシャッタ106など、重力に抗して駆動される部材を用いて電子カメラ100の姿勢を検出してもよい。この場合、CPU117は、カメラを横位置と縦位置に構えたときにクイックリターンミラー101やシャッタ106を駆動するアクチュエータに実際に通電した電流の値を測定しておき、ブレ補正装置で説明した手法と同様にしてカメラの姿勢を判定すればよい。
(3)図4(a)、(b)に示す通電電流特性を予めデータベースに記憶し、撮像素子1071のセンタリングした際に、CPU117は、データベースに記録されている電流値と、センタリングのために実際にアクチュエータ1072X、1072Yへ通電された電流値とを比較してカメラの姿勢を判定してもよい。すなわち、カメラを横位置および縦位置に構えて像ブレを補正するときに一対のアクチュエータ1072X、1072Yへそれぞれ通電する各電流値を像ブレ量と対応付けた電流特性(図4(a)、(b))のテーブルとして記憶し、像ブレ補正時に検出された一対のアクチュエータ1072X、1072Yへ通電した電流値と上記テーブルの電流特性に基づいて、カメラの姿勢を判定するものである。
(4)撮像素子1071を初期位置にセンタリングした際の電流増分ΔIを検出してカメラの姿勢を検出したが、レリーズスイッチが半押し操作されて、ブレ補正装置107が動作を開始してから常にΔIを検出してカメラ姿勢を判定してもよい。この場合、CPU117がアクチュエータ1072Xに通電した電流値Ixと、アクチュエータ1072Yに通電した電流値Iyとをそれぞれ積算して、∫Ixおよび∫Iyを常時算出する。そして、予め図4(b)の通電電流特性をデータベースに記録し、CPU117は、算出した電流の積算値と、データベースに記録されている通電電流特性によって同様に駆動した場合の電流値の積分値とを比較して、カメラの姿勢を判定すればよい。すなわち、この場合についても、カメラを横位置および縦位置に構えて像ブレを補正するときに一対のアクチュエータ1072X、1072Yへそれぞれ通電する各電流値を像ブレ量と対応付けた電流特性(図4(a)、(b))のテーブルとして記憶し、像ブレ補正時に検出された一対のアクチュエータ1072X、1072Yへ通電した電流値と上記テーブルの電流特性に基づいて、カメラの姿勢を判定するものである。
(5)ブレ補正装置107は、撮像素子1071を移動させてブレを補正するものに代えて、シフトレンズを駆動させて、撮影レンズL1を通過した被写体光がブレを打ち消す方向に屈折されるようにしてもよい。この場合は、シフトレンズを駆動させるための電流値を用いて電子カメラ100の姿勢を検出する。
また、本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。
本発明の実施の形態における電子カメラの要部構成を説明する図である。 実施の形態における電子カメラの制御系の回路構成を説明するブロック図である。 実施の形態におけるブレ補正装置の要部構成を説明する図である。 アクチュエータへ通電した電流値と撮像素子の位置との関係を示す図である。 実施の形態における電子カメラの動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
107 ブレ補正装置 109X、Y ブレ検出センサ
117 CPU 1070 基板
1071 撮像素子 1072X、Y アクチュエータ
1073X、Y 位置検出センサ

Claims (8)

  1. 撮影操作に伴って駆動される部材であって、重力に抗して移動する可動部材と、
    前記可動部材を移動させるための駆動信号を出力する駆動信号出力手段と、
    前記駆動信号に応じて前記可動部材を移動させる移動手段と、
    前記駆動信号に基づいて重力方向を検出する方向検出手段とを備えることを特徴とするカメラ。
  2. 請求項1に記載のカメラにおいて、
    前記可動部材の位置を検出する位置検出手段をさらに備え、
    前記方向検出手段は、前記可動部材を特定位置に保持するために必要な前記駆動信号の電流値に基づいて、前記カメラの重力方向を検出することを特徴とするカメラ。
  3. 請求項2に記載のカメラにおいて、
    前記可動部材は、撮影光学系の光軸と直交する平面内で移動して像ブレを補正するブレ補正機構の構成部材であることを特徴とするカメラ。
  4. 請求項3に記載のカメラにおいて、
    前記可動部材は、撮影光学系により結像する被写体像を撮像する撮像素子を有することを特徴とするカメラ。
  5. 請求項3または4に記載のカメラにおいて、
    前記方向検出手段は、撮影を開始する直前および画像記録を開始する直前のいずれか一方の時点において、前記可動部材をブレ補正動作の初期位置へ移動させるために前記駆動信号出力手段から出力された駆動信号の電流値に基づいて、前記カメラの重力方向を検出することを特徴とするカメラ。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
    前記検出された重力方向に基づいて、前記カメラの姿勢を判定する姿勢判定手段をさらに備えることを特徴とするカメラ。
  7. 請求項6に記載のカメラにおいて、
    撮影した画像に対応付けて、前記判定された姿勢を記録する記録制御手段をさらに備えることを特徴とするカメラ。
  8. 請求項3乃至5のいずれか一項に記載のカメラにおいて、
    前記移動手段は、前記撮影光学系の光軸と直交する平面内で2次元移動する一対のアクチュエータを含み、
    前記カメラを横位置および縦位置にそれぞれ構えて像ブレを補正するときに前記一対のアクチュエータへそれぞれ通電する各電流値を像ブレ量と対応付けた電流特性のテーブルとして記憶する記憶手段と、
    前記一対のアクチュエータへ通電した電流値と前記記憶手段に記憶したテーブルの電流特性に基づいて、前記カメラの姿勢を判定する姿勢判定手段とを備えることを特徴とするカメラ。
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