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JP2008183388A - 舌部係止具 - Google Patents

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JP2008183388A JP2007046145A JP2007046145A JP2008183388A JP 2008183388 A JP2008183388 A JP 2008183388A JP 2007046145 A JP2007046145 A JP 2007046145A JP 2007046145 A JP2007046145 A JP 2007046145A JP 2008183388 A JP2008183388 A JP 2008183388A
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正勝 四倉
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Abstract

【課題】舌部を口蓋部に係止することにより、舌部が気道の方向に落下して起こる無呼吸症、口いびき等の障害を防止する舌部係止用の器具を提供する。
【解決手段】口蓋部と舌部の両面に向けた吸着部12,を具えるベース21を主構造部とする舌部係止具を口蓋部と舌部の間に挿入し、吸着部内の外気等を排出し、舌部係止具を舌部と口蓋部間に介着させ移動を阻止する事により、舌部が落下し、気道を塞ぐことを防止する構成とする。また、ベース21の一端から口外もしくは歯と唇の間に略断面形状L字またはI字状の、誤飲防止部11aを延在させる、あるいは、強制排出器24からベースに続く通気路22の途中にフィルター23を介在させ、吸着部から通気路を通って来る外気に含まれる唾液等の排出阻害物質を濾過滞留し、強制排出器の故障を防止すると共にフィルターを清掃し清潔を保つことが可能となる構成とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、舌部を口内の口蓋部に係止することにより舌部の移動を阻止する技術に関する。
いびきを止める方法として鼻腔、鼻穴を広げる、あるいはいびきをかく度に体の一部を刺激する、などの方法が発表されており、一方 睡眠時無呼吸症候群(以下無呼吸症という)の治療に対しては主としてCPAPと称する、睡眠時 鼻腔から空気を強制送気する器具を用いて、落下する舌部が気道を塞ぐことを抑え、呼吸を保全する方法が採用されている。
これ等の方法について、前記いびきを止める方法の実効度は低く、CPAPは有効性が確立しているが、睡眠中 常時マスクを装着することが煩わしく、寝返りも規制を受け、また常時強制送気するために、口を一旦開けると送気が口外に逃げ、呼吸しにくくなる、常用により肺活量の低下を招く可能性がある、などの支障を来し、マスクからのエア漏れも起こしやすく一旦漏れると効果が激減する等の欠陥があった。
本発明はかかる現状を背景としてなされるものであり、口呼吸によるいびき(以下口いびきという)、無呼吸症等の睡眠時に開口し、主として舌部が落下し気道を塞いで起こる障害を 口内の口蓋部と舌部とを係止することにより防止し、あるいは係止した舌部が口呼吸を抑え、鼻呼吸を促し、口いびきを阻止するなどして解決する器具を提供することである。
上記課題を解決するための請求項1に記載する発明の舌部係止具は、少なくとも、ベース内に通気路を穿設し、通気路の吸着方向の開口部付近に、吸盤及び開口部からなる吸着部を具え、前記吸着部の周囲は隙間無く閉鎖して前記開口部を囲んで形成してあり、当該吸着部内の空気または唾等の液体を、通気路を通して吸引排出することによって吸着部が前記それぞれの面に吸着すると共に、通気路の一部の操作しやすい箇所に通気開閉部を設け、これを閉じることにより前記吸着状態を保ち、また開くことにより当該吸着部内に空気等を送り込み 吸着状態を開放可能にする構造を具える。ここに述べる、開口部からなる吸着部とは、前記ベースおよび前記吸盤の皿面上に開口し前記通気路に通ずる吸着部であって、前記皿面または開口部の形状を形成する周線が一つに閉じられていれば、皿面または開口部の形状は吸着を阻害しない限り、どのような形状であっても良い。
請求項2に記載する発明の舌部係止具は、少なくとも前記ベースが舌部側に向く側片と、口蓋側に向く側片から成り、互いに分離可能に形成し、前記吸盤及び開口部からなる吸着部に向け通気路の末端を開口し、前記ベースにおいて、それぞれの側片が向き合う側の周辺または全周に、互いに嵌着しあう機能を持つ嵌着部を具えることにより、正しく嵌着するとそれぞれの側片間に穿設した通気路に空気や液体が侵入できなくなる密閉状態となり、例えば咳き込む、あるいは飲み物を飲むなど緊急時において舌部係止具を取り外す必要に迫られたとき、前記吸着部が吸着係止する舌部と口蓋部とを強く離間させることにより互いの部位に密着している側片間の嵌着が外れ、開いて前記吸着部に空気等を送入することにより、舌部係止具の係止を素早く取り外すことが可能となる。
なお、嵌着する機能を有する構造部は 側片間の機密を保たれる効果を果たせれば、周辺または全周に限らず側片間の何れの箇所に設けても良い。
請求項3に記載する発明の舌部係止具は、少なくとも前記通気路を口外に向け延長し、おおむね管状と成して延長上にエアーポンプ等の強制排出の持続可能な強制排出器を具え、当該強制排出器を稼動し空気等の吸引排出を持続することにより、前記吸盤及び開口部からなる吸着部の、前記舌部と口蓋部に係止する吸着力を長時間持続可能とし、舌部と口蓋部の介着係止の持続を可能にして睡眠時等の全時間を通して口蓋部と舌部の係止状態を安定し、あるいは前記強制排出器を吸排自在に切り替え稼動可能にすることにより、外気を舌部係止具に向け送気状態にして前記吸着部に外気を送り、前記係止する吸着部の吸着状態を開放することも可能とする。
さらに通気路を開いて清掃することにより、容易に清潔を保つことができる。
請求項4に記載する発明の舌部係止具は、少なくとも前記口蓋部と前記舌部の間にベースを含む前記舌部係止具を挿入し、当該ベースの口蓋部に向いた面に吸盤を具え、舌部に向いた面に他の吸盤を具え、口蓋部と舌部を密着方向に圧着させることにより、それぞれの面にこれ等の吸盤の中の空気が排出して吸着し、そのため舌部は前記舌部係止具を介して口蓋部に介着し、主に睡眠時に気道に向けて落下する障害を防止し、さらに口蓋部に係止した舌部が口からの呼吸を抑え、これ等の作用によって口いびきを阻止する。
請求項5に記載する発明は、ベースから口元に向けて唇と歯の間、もしくは口外に張り出して成る、誤飲防止部を設けることにより、本発明の舌部係止具が誤って飲み込まれることを防止する。
従来のいびき防止具は、主として鼻腔を膨らませるか、口の開きを規制する、あるいは下顎部の落下を抑止する、またはマウスピースなどにより下顎部歯列を上顎部歯列より外方にせり出し係止する方法等がある。また、チューブ状の軟性器具の中に空気を排除しつつ舌部を挿入し、軟性器具を係止することにより舌部の落下を防止する案も開示されている(特許公表2004−520084)。
一方、睡眠時無呼吸症の治療にはCPAPと称する、睡眠時、鼻腔を介して空気を強制連続送気することによって、舌部が落下して気道を閉塞して起こる無呼吸障害を阻止する器具が使用されている。
しかし、これ等の方法あるいは器具は、何れも舌部を直接係止する効果は無いか、あるいは例え軟性器具に舌部を挿入しても、舌部自体も軟体であるために自在に変形してしまい係止出来ず抜け落ち、または舌部を直接係止することによって舌部の落下を防止するものではなく、したがって舌部自体を直接引き止め、舌部の落下を防止する効果は無い。このことは例えばコンドームなど軟性袋に舌部を挿入し、中の空気や唾液等を排出した後、当該軟性袋を外方に引出して見ても、舌部が共に引出されることは無く、軟性袋のみ外れながら引き出されてしまう実験結果によっても明らかである。
これ等に対し本発明の舌部係止具は、舌部の表面と吸盤の双方を、当接するそれぞれ吸盤の皿面あるいは吸着部付近一帯の空気を排出する際、舌部が軟体であるために、舌部と前記吸盤及び開口部からなる吸着部とが容易に係止し合い、一方、口蓋部も唾液により常に湿潤しているために、吸盤及び開口部からなる吸着部と容易に係止し合う性質を具える実態を利用する。
すなわち、口内の舌部または口蓋部の表面に皿面を向けた吸盤及び開口部からなる、吸着部を、ベースの表面あるいは表面から内方に向けて固着または係止または穿設して構成し、当該ベース内から、これらの吸盤及び開口部からなる前記吸着開口部に向け通気路を延伸し、当該通気路を通して前記吸着部付近の一帯に滞留する 外気あるいは液体の吸引排出を可能にしてこれらを強制排出することにより、当該吸着部を舌部または口蓋部の表面に吸着させ続け舌部と口蓋部間の介着を保持することにより、口いびきを防止する。
また、さらに当該通気路の一部に外気あるいは通気路上の通気を回動栓状あるいは押栓状あるいはシャッター状等の開閉機構により制御する、通気開閉部を設け、前記通気開閉部を閉じて前記吸着部の吸着状態を保ち、または 当該通気開閉部を開くことによって前記介着係止する吸着部の吸着状態を開放可能に成すことにより、吸着の強さを最適に調整可能に成し、または吸着状態を開放して直ちに前記吸着部および前記ベースを前記舌部または口蓋部の表面から離脱可能とすることにより、舌部と口蓋部の位置を一定に留めて睡眠時の、仰寝状または横寝状に於いて舌部が気道方向に向けて落下することを抑止し、あるいは必要に応じて簡単に前記舌部係止具を取り外せる効果を具える舌部係止具を提供する。
また前記ベースを舌部側と口蓋側に分かれ開く、いわゆる二枚貝形状に成し、使用時において互いに嵌着し合い、密閉して嵌着時には合わさった中に前記通気路を形成し、当該ベースを含む前記舌部係止具の使用を緊急に止め、あるいは緊急に取り外す必要があるときは舌部と口蓋部を強く引き離すことにより、ベース間の嵌着が外れ、素早く大量に外気が通気路に流入し、口呼吸が阻害される等の恐れがあるときには、前記通気開閉部を開くより早く、口を開くだけで取り外すことが出来る。
さらに前記通気路を前記ベース内から口外に延伸し、あるいは柔軟性がある管状に成して顔面より延在し、延在先にエアーポンプ等の持続稼動可能な 前記通気路上の通気の強制排出器を設け、稼動することによって前記吸着部の吸着状態を維持し、あるいは当該強制排出器の排出方向を逆にすることにより前記通気路に送気し、吸着部の吸着状態を開放して当該舌部係止具を取り外すことを可能にする。
また、強制排出器と通気路の間に、唾液等の通気の排出を阻害する物質を濾過するためのフィルターを設けることにより、これらの物質を滞留して強制排出器を損なうことなく通気を排出可能にし、あるいは当該フィルターを取り外して洗浄することにより、排出力を低下させる障害を除去出来るばかりでなく、器具の衛生を維持することも出来る。
さらに本発明の舌部係止具は、舌部および口蓋部の表面と吸着部をそれぞれ当接し、次に前記当接する面を圧着することにより、当接する吸盤の皿面あるいは吸着部付近一帯の空気を排出して舌部または口蓋部を前記吸盤及び開口部からなる吸着部によって吸着し、舌部と口蓋部を舌部係止具で介着係止して、主として睡眠時に舌部が気道に向けて落下し気道を塞ぐ障害を抑止する。
これ等の舌部係止具の誤飲を防止するために、口外、または歯と口唇の間の、何れか一方、または両方に係止する形状の誤飲防止部を設け前記ベースから延在することによって、舌部係止具が一定以内に留まり、咽喉の奥に入り込まない構造に成し、さらに当該誤飲防止部の断面形状をおおむねL字状に形成して口外の唇から鼻下あるいは顎部方向に延伸して装着することにより顔面に引き掛けて誤飲防止効果を持たせ、あるいは同様の形状に形成して唇と歯の間に狭着することにより同様な誤飲防止効果を持たせるとともに口外に装着する違和感を無くし、または口外と歯唇間の両方に装着することによりさらに装着性を高め、口を開いても誤飲防止部を脱落しにくくする。口外と歯唇間の誤飲防止部によって唇を挟み込む構造にすれば、より脱落しにくい誤飲防止部と成すことが可能である。
当該舌部係止具は吸盤または穴状から成る吸着部は柔軟性に富み、吸着時に舌部あるいは口蓋部に沿って吸着し易く 有害物質を含まない材質が好ましく、例えばシリコン、医療器具にも使われるエラストマ類等が最適であり、柔軟な舌部にも対応しやすい利点があるが、医療上において専門的かつ適切に形成される場合は、口蓋部等に合わせ最適な形状を維持するために、敢えて柔軟でない材質を選択する場合もあり、材質の限定は口内で使用する器具であることから、専門医もしくは技師等の専門家によってなされる必要がある。これは前記ベースにおいても同様である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態を説明する。
図2は、本発明の舌部係止具の第一実施形態を示す。
1Aはベース21内に通気路22を穿設した他の舌部係止具であり、通気路22の一方は前記吸着部の開口部22aに通気可能に繋がり、他方は通気開閉部22bに繋がることによって開口部22a一帯に滞留する外気(空気)、唾液等を排出し前記吸着部を舌部2または口蓋部3に吸着することができる。
さらに排出後、押栓状の開閉機構22dにより通気開閉部22bを閉じることによって前記吸着状態を維持し、開くことによって外気を導入し吸着状態を開放できる。なお、前記開閉機構22dの構造は図示の押栓状に止まらず、回動栓状あるいはシャッター状等であっても同様の機能を発揮する。
吸着部である吸盤12とベース21とは互いに外れないように固着しており、または互いに外れにくい構造としつつ、外し方を限定することによりそれぞれの交換も可能な、係止構造とすることも可能である。
図3は、本発明の舌部係止具の全実施形態において、舌部係止具1,及び他の舌部係止具1A,1Bが舌部2及び口蓋部3に係止して、舌部2が気道5方向に落下する障害を防止していることを示す断面図である。
舌部係止具1または他の舌部係止具1A,1Bを舌部2と口蓋部3の間に挟み、舌部2を口の開口方向に移動し、舌部2を口蓋部3に向けて強く押し付け、または通気路22を経て開口部22a一帯に滞留する外気(空気)、唾液等を排出し(図2参照)、吸着部12及びベース11を舌部2及び口蓋部3にそれぞれ舌部係止具を介して係止することにより、舌部2の移動が阻止され、気道5方向に落下しなくなる。
図4ないし図6において本発明の第二実施形態を説明する。
図4に示す舌部係止具1Bはベース21が、舌部側に向く、側片21cと、口蓋側に向く、側片21aからなり、それぞれの側片には吸着部12が設けられ、吸着部12内に開口部22aが開口し、通気路22に続いている。また、通気路22の三角状スペースの中央付近には支柱11bが形成され、排気時、通気路22が吸い込まれ落ち込むことを防止している。
さらに、通気路22は口外に向け延伸して管状にして続く 同じく通気路22と成り、延伸先に強制排出器24を設け、稼動することによって開口部22a一帯に滞留する外気等を排出方向24aに向け持続可能に排出し、前記開口部および吸着部12の吸着状態を維持し、あるいは強制排出器24を逆方向に稼動し、排出方向24aを前記吸着部に導入する方向に切り替え、開口部22aに向けて送気することによって吸着部12による吸着を開放し舌部係止具1A,1Bを素早く取り外すことができる。
また強制排出器24と、管状にして続く 同じく通気路22の間に、フィルター23を介在させることにより、外気等に含まれる唾液等の排出阻害物質を濾過滞留して、強制排出器が異物によって故障することを防止し、フィルター23を着脱自在にして清掃可能とし、常に清潔を保つことができる。
本実施形態においても吸着部である吸盤12とベースの側片21aまたは側片21cとは互いに外れないように固着しており、または互いに外れにくい構造としつつ、外し方を限定することによりそれぞれの交換も可能な、係止構造とすることも可能である。
図5は、図4における この構造を詳しく示す断面図である。側片21aと、側片21cとは互いに強く嵌合し、嵌着状態になっており、支柱11bが通気路22の落ち込みを防止している。
図6において、舌部側2と口蓋側3の間が強く開かれることにより、舌部係止具1Bの構成要素であるそれぞれの側片の嵌着が、舌部側の嵌合部21dと口蓋側の嵌合部21bとの嵌合が解かれることによって外れて開き、外気4が侵入して吸着部12の吸着を開放した状態を示す。この作動により、舌部係止具1Bは安全に外れ、呼吸を保つ等のことが可能となる。
図1は、本発明の舌部係止具の第四実施形態を示す全体の斜視図である。
1は本発明の舌部係止具であり、この実施形態において複数の 吸着部である吸盤12がベース11に固着または係止され、吸着部である吸盤12の 皿面12aをそれぞれ口蓋部方向または舌部方向に向けている。
吸着部である吸盤12とベース11とは互いに外れないように固着しており、または互いに外れにくい構造としつつ、外し方を限定することによりそれぞれの交換も可能な、係止構造とすることも可能である。
この構造においては、舌部係止具1を図3に示すように舌部2と口蓋部3の間に挟み込み、次に舌部2と口蓋部3とを強く押し付けることによってそれぞれに面向する吸着部である吸盤12の皿面12a内に滞留する外気(空気)、唾液等を排出することにより、舌部2および口蓋部3は舌部係止具1に吸着されて互いのずれが止められ係止し、主に睡眠時に舌部2が気道に向けて落下することを防止する。
また、図7は吸着部の別の実施形態を示す断面図である。すなわち、通気路22から繋がる、別形態の吸着部22cは平面上に開口しており、吸盤12は存在していない。したがって吸着時においては別形態の吸着部22c周囲に広がる平面が、吸盤12の代わりに吸着する機能を果たすことにより、通気路22から排出される吸気に従い吸着する。このことは別形態の吸着部22c周囲に広がる平面が、ほぼ平らな面とすることにより果たせるのであり、もし前記平面に吸気を持続させてしまう突起等が存在する場合は、吸着部22cの吸着する機能は果たせなくなる。
本発明におけるそれぞれの実施形態において、舌部係止具1、1A、1Bが歯列表面によって係留可能となる部位に向け、誤飲防止部11aを延在することにより、唾眠時においても舌部係止具1が誤飲され咽喉を詰まらせる等の事故を防止する。
誤飲防止部11aの構造は図1ないし図5に示すように、L字状に折れ曲がり口外において口唇周辺に係留する様になっており、故に舌部係止具1、1A、1Bは誤飲防止部11aによって誤って飲み込まれることを防止される仕組みとなっている。
また誤飲防止部11cは図2及び図3に示すように、舌部係止具1、1A、1Bの適切な部分から延在し、唇と歯あるいは歯肉部との間にL字状もしくはI字状に立面して狭着する構造になっており、口外に出ることなくマウスピースの如く唇と歯あるいは歯肉部に係留するために、顔面の外見において誤飲防止部の存在が分かる違和感がない。
誤飲防止部11aおよび11cは、それぞれ独立して設けることによって防止機能を発揮できる。しかし、誤飲防止効果を上げるために誤飲防止部11aと11cとを図3に示すように併用することにより、さらに有効性を高められる。
図1ないし図4において、誤飲防止部11aおよび11cは何れも上方に向けて立面する形で図示されているが、これらの立面方向は上方のみでなく、下方に向けてあっても唇あるいは唇と歯または歯肉部の双方または一方に係留し、誤飲防止効果を上げることが可能であり(図示せず)、または上方および下方の双方向に向けて立面し、誤飲防止効果の向上を求めることが可能である(図示せず)。
本発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項に記載する範囲内において、様々な変更が可能である。
例えば、舌部防止具1Aまたは1Bの吸盤及び開口部からなる吸着部22を図7に示す別形態の吸着部22cの構造に変え、吸着部22cの周囲に広がる平面が吸盤12の代わりに吸着する機能を果たすことにより、同様の吸着効果を上げることが可能となる。
本発明にかかる舌部係止具の第四実施形態を示す斜視図である。 本発明にかかる舌部係止具の第一実施形態を示す斜視図である。 本発明にかかる舌部係止具が口蓋部に舌部を係止していることを示す断面図である。 本発明にかかる舌部係止具に通気路および強制排出器、フィルターを具える図である 本発明にかかる舌部係止具の、図4の断面を示す図である。 本発明にかかる舌部係止具の側片が離間したことを示す断面図である。 本発明にかかる舌部係止具の、吸着部の別の実施形態を示す断面図である。
符号の説明
1、1A、1B 舌部係止具
2 舌部
3 口蓋部
4 外気
5 気道
11、21 ベース
11a 11c 誤飲防止部
11b 支柱
12、22c 吸着部
12a 皿面
21a、21c 側片
21b、21d 嵌着部
22 通気路
22a 開口部
22b 通気開閉部
22d 開閉機構
23 フィルター
24 強制排出器
24a 排出方向

Claims (5)

  1. 口内の舌部または口蓋部における、それぞれの表面に皿面を向けた吸盤、または穴状の吸着部とする、吸着部を、ベースの表面に固着または係止または穿設して構成し、当該ベースの内方から表面の開口部に向け延伸する通気路に、当該通気路を通して前記吸着部一帯に滞留する 外気あるいは液体の吸引排出を可能と成し、吸引排出することにより前記吸着部が、前記舌部または口蓋部に吸着し、およびまたは当該通気路の一部に、外気あるいは通気路上の通気を制御する、通気開閉部を設け、舌部と口蓋部の間に挿入当該通気路を通じる 外気あるいは液体の吸引排出にかかる制御を可能と成す、すなわち前記通気開閉部を閉じて前記吸着部の吸着状態を保ち、または 当該通気開閉部を開くことによって前記吸着部の吸着状態を開放可能にする、舌部係止具。
  2. 前記吸盤または穴状の吸着部が、舌部側と口蓋部側に分離可能な前記ベースを構成する、それぞれの側片に、固着または係止または穿設して構成され、互いの側片を随時分離可能に嵌着して気密保持可能と成し、前記舌部と口蓋部の介着係止を緊急解除する際、舌部と口蓋部を強く離間させることにより当該嵌着した互いの側片の嵌合が外れ、開いて外気あるいは液体が流入し気密を解くことにより解除可能とする、請求項1の舌部係止具。
  3. 前記通気路を口外に延伸し、延伸上に空気、液体等の排出器を具え、当該排出器を稼動し排気を適宜強制して前記吸着状態を維持することにより、前記舌部と口蓋部の介着係止を持続可能に成し、あるいは前記排出器を吸排自在に切り替え可能にすることにより、外気吸気状態にして前記吸着部に外気を送り、前記介着係止状態において吸着部の吸着状態を開放することを可能とする、請求項1または2の舌部係止具。
  4. 口内の舌部及び口蓋部における、それぞれの表面に皿面を向けた吸盤と、当該吸盤の基部を固着または係止するベースにより構成し、舌部と口蓋部の間に挿入してこれ等吸盤の皿面を舌部と口蓋部の面にそれぞれ圧着して吸着し、舌部と口蓋部を介着係止することにより 舌部の移動を阻止し、主として睡眠時に 舌部が気道に向けて落下し気道を塞ぐ障害を抑止する舌部係止具。
  5. 前記ベースより延在し、口外、または歯と口唇の間の、何れか一方、または両方に係止することにより舌部係止具の誤飲を防止する効果を持つ誤飲防止部を具える、請求項1ないし4の舌部係止具。
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