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JP2008183181A - 生体信号検出装置及びそれを用いた就寝装置 - Google Patents

生体信号検出装置及びそれを用いた就寝装置 Download PDF

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JP2008183181A
JP2008183181A JP2007018890A JP2007018890A JP2008183181A JP 2008183181 A JP2008183181 A JP 2008183181A JP 2007018890 A JP2007018890 A JP 2007018890A JP 2007018890 A JP2007018890 A JP 2007018890A JP 2008183181 A JP2008183181 A JP 2008183181A
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biological signal
signal detection
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pressing
pressure
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JP2007018890A
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Makoto Shibuya
誠 渋谷
Hiroyuki Ogino
弘之 荻野
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】従来の生体信号検出装置の構成では、凹凸部材をネジ等で固定した場合、たとえ凹凸部材が弾力性を持っていて撓んで振動を伝えたとしても、固定部での動きは規制されるため、振動が固定部に印加された場合には、検出能力が不十分になってしまうという課題があった。
【解決手段】生体の発生した圧力変動を検知する可撓性を持つ感圧手段8と、感圧手段8と交差するよう配置された複数の凹凸5を有する複数の押圧部材6を有し、押圧部材6は感圧手段8をはさむように重ねて配置し、感圧手段8は押圧部材6の凹凸5により押圧変形され、複数の押圧部材6は互いに可動するように連結支持する構成としたことで、どの部分でも高い感度で生体信号を検出する生体信号検出装置4を提供することが出来る。
【選択図】図5

Description

本発明は、ベッド等の就寝装置に設置し、心拍などの信号を検出する生体信号検出装置に関するものである。
従来、この種の生体信号検出装置は、寝具や椅子など生体の荷重の掛かる製品に設置するもので、検出感度を向上させるため、生体信号検出手段と凹凸部材を組み合わせた構造を持つものがある(例えば、特許文献1参照)。
図18は特許文献1に記載された従来の別の生体信号検出装置の検出部の構成図である。図18において、従来の生体信号検出装置1は、信号を検出する光ファイバー2(本発明の感圧手段に相当する)を凹凸部材3a、3b(本発明の複数の凹凸を有する押圧部材に相当)にはさみ、生体からの振動が加わったときに光ファイバー2を変形させて大きな信号を得る構成である。
特開平8−584号公報
しかしながら、前記従来の構成では、固定方法が記述されておらず、例えば両端を光ファイバーの厚さに相当するスペーサを介してネジ等で固定した場合、たとえ凹凸部材3a、3bが弾力性を持っており、撓んで振動を伝えたとしても、固定部での動きは規制されるため、振動が固定部に印加された場合には、光ファイバー2へ伝わる振動が抑制されてしまい検出装置の検知能力が低下するという課題が考えられる。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、検出装置のどの部分へ振動が加わっても高い検出感度を実現する生体信号検出装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の生体信号検出装置は、生体の発生した圧力変動を検知する可撓性を持つ感圧手段と、前記感圧手段と交差するよう配置された複数の凹凸を有する複数の押圧部材を有し、前記押圧部材は前記感圧手段をはさむように重ねて配置し、前記感圧手段は前記押圧部材の凹凸により押圧変形され、前記複数の押圧部材は互いに可動するように連結部材により連結支持する構成とした。そのため、生体信号検出装置を設置した就寝装置の中央付近でも端部でも同様に押圧部材が可動し感圧手段に大きな変形を加えるため就寝位置によらず高い感度で生体信号を検出する。
本発明の生体信号検出装置は、高い感度で生体から発生する振動信号を検出できる物を提供することができる。
第1の発明は、本発明の生体信号検出装置は、生体の発生した圧力変動を検知する可撓性を持つ感圧手段と、前記感圧手段と交差するよう配置された複数の凹凸を有する複数の押圧部材を有し、前記押圧部材は前記感圧手段をはさむように重ねて配置し、前記感圧手段は前記押圧部材の凹凸により押圧変形され、前記複数の押圧部材は互いに可動するように連結部材により連結支持する構成としたので、生体信号検出装置を設置した就寝装置の中央付近でも端部でも同様に押圧部材が可動し感圧手段に大きな変形を加えるため就寝位
置によらず高い感度で生体信号を検出する生体信号検出装置を提供することが出来る。
第2の発明は、特に第1の発明において、押圧部材は上下に可動するように連結部材で連結支持する構成としたので、生体信号検出装置を設置した就寝装置の中央付近でも端部でも同様に押圧部材が可動し感圧手段に大きな変形を加えるため就寝位置によらず高い感度で上下方向の生体信号を検出する生体信号検出装置を提供することが出来る。
第3の発明は、特に第1の発明において、複数の押圧部材が横方向に可動するように連結部材で連結支持する構成としたので、生体信号検出装置を設置した就寝装置の中央付近でも端部でも同様に押圧部材が可動し感圧手段に大きな変形を加えるため就寝位置によらず高い感度で横方向の生体信号を検出する生体信号検出装置を提供することが出来る。
第4の発明は、特に第2の発明において、複数の押圧部材を連結支持する連結部材を、弾性部材により構成としたので、押圧部材が容易に上下に可動するため、感度の高い生体信号検出装置を提供することが出来る。
第5の発明は、特に第2の発明において、押圧部材の一部を連結部材により連結支持し、前記連結部材を支点にして可動するよう構成したので、連結部材を支点にして容易に上下に可動する押圧部材により、感圧手段に大きな変形を加えるため高い感度で上下方向の生体信号を検出する生体信号検出装置を提供することが出来る。
第6の発明は、特に第5の発明において、複数の押圧部材の一端を連結部材により連結支持し、他端が可動するよう構成したので、連結部材を支点にして他端全体が容易に上下に可動するため就寝位置によらず高い感度で上下方向の生体信号を検出する生体信号検出装置を提供することが出来る。
第7の発明は、特に第5の発明において、複数の押圧部材を連結部材により中央で連結支持し、両端が可動するよう構成したので、連結部材を支点にして他端全体が容易に上下に可動するため就寝位置によらず高い感度で上下方向の生体信号を検出する生体信号検出装置を提供することが出来る。また、連結部材を中心に対象形状となるため、設置向きによらず高い感度の生体信号検出装置を提供することが出来る。
第8の発明は、特に第5から第7のいずれか1つに記載の発明において、押圧部材の連結部材により連結支持されてない部分を弾性部材で支持する構成としたので、押圧部材の凹凸による押圧に対し感圧手段が容易に変形を起こし、押圧がなくなったときに容易に元の形状に復元するため、感度の高い生体信号検出装置を提供することが出来る。
第9の発明は、特に第1から第8のいずれか1つに記載の発明において、複数の押圧部材は金属により構成され、連結部材は導電性部材を用い、前記押圧部材と連結部材が直接接触するような構成としたので、押圧部材と連結部材が電磁シールドの役を果たし外来電磁波ノイズの影響を受けにくい物となる。よって、生体信号の収集や処理のために近くで電子機器を用いたり、携帯電話などの通信機器等を近くで使用したりしてもノイズが重畳することの少ない信頼性の高い生体信号検出装置を提供することができる。
第10の発明は、特に第1から第9のいずれか1つに記載の発明において、感圧手段は弾性部材に支持される構成としたので、押圧部材の凹凸による押圧に対し感圧手段が容易に変形を起こし、押圧がなくなったときに容易に元の形状に復元するため、感度の高い生体信号検出装置を提供することが出来る。
第11の発明は、特に第1から第10のいずれか1つに記載の発明において、感圧手段
はケーブル状圧電センサとしたので、検出した生体信号を伝達する中心電極に対し外部電極がシールドの役を果たし外来電磁波ノイズの影響を受けにくい物となる。よって、生体信号の収集や処理のために近くで電子機器を用いたり、携帯電話などの通信機器等を近くで使用したりしてもノイズが重畳することの少ない信頼性の高い生体信号検出装置を提供することができる。
第12の発明は、特に第1から第11のいずれか1つに記載の発明において、生体信号検出装置をベッドなどの就寝装置に設置し、前記就寝装置上の生体の脚側が、前記生体信号検出装置の可動する端部になるように設置したので、生体の肩から胸部が生体信号検出装置の可動する端部に位置するため、より大きな圧電センサの出力を得る感度の高い生体信号検出装置を提供することが出来る。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は生体荷重のかかっていない場合の生体信号検出装置の側面断面図、図2は生体信号検出装置の平面部分断面図、図3は、本発明の第1の実施の形態における生体信号検出装置が設置されたベッド(就寝装置)の構成図、図4及び図5は生体信号検出装置が設置されたベッドの断面図である。また、図6は感圧手段の断面図、図8は生体信号検出装置のブロック図である。
図1及び図2において、生体信号検出装置4は、平行でほぼ等間隔に並んだ複数の凹凸5を有する金属板よりなる2枚の押圧板(押圧部材)6a、6bと、金属または硬質の樹脂よりなるベース部材7と可撓性を有する感圧手段8と、感圧手段8を保持するスポンジやゴムなどの弾性部材からなる支持体9と、押圧板を両端で支持する金属製のコイルスプリング10(連結部材)からなる。コイルスプリング10は押圧板6a、6b端部の凹凸5のない部分に複数設置され、この例では図2に示すように押圧板の四隅に設置している。ベース部材7は押圧板6bのコイルスプリング10設置部に配置され、押圧板6bにかかる荷重により押圧板6bが撓まないように支えている。そしてコイルスプリング10の弾性により押圧板6a、6bに荷重や振動が加わったときに押圧板6a、6bが上下に可動する。図1では生体信号検出装置4には荷重かかかっていないので、感圧手段8は変形しておらず、またコイルスプリング10も圧縮されていない。
このとき、感圧手段8としては1本のケーブル状の圧電センサ8を用い、図2に示すように押圧板6a、6bの間に蛇行配置される。このとき圧電センサ8が移動してしまわないように支持体9には溝が彫ってあり、その溝にはめ込むことにより圧電センサ8が保持される。押圧板6a、6bの凹凸5は、例えばプレス加工などにより金属板を曲げることで形成されている。そのため、押圧板6a、6b、の下面の凹凸5は、上面から見ても凹凸5を有する事になる。そして、押圧板6a、6b、の凹凸5は生体信号検出装置4として重ねて設置したときに、同じ位置になるように配置されている。
そしてこの例では凹凸5と圧電センサ8とは約90度の角度において複数の点で交差する。また、凹凸5は生体が就寝した際に、生体の身長方向と平行になるような方向に形成されている。
また、圧電センサ8の一端には圧電センサ8からの出力信号を処理する制御ユニット11が接続されている。
以下に生体信号検出装置4の動作作用を説明する。図3、図4においてベッド12の床
板13の上に生体信号検出装置4が配置され、その上にマットレス14を配しさらにその上に生体である人体15が就寝している。このとき、人体15からの心拍などの生体信号に起因する振動はマットレス14を介して伝わり生体信号検出装置4に達する。そのときコイルスプリング10は圧縮され圧電センサ8は押圧板6aの凹凸5の断面形状に沿って支持体9とともにその下面に設置されている押圧板6bの凹凸5の窪みに入り込むことで圧電センサ8に大きな曲げ作用が加わり大きな信号出力が発生する。また荷重や振動がない場合は、コイルスプリング10の弾性による復元力と、支持体9の弾性による復元力のため圧電センサ8とともに元の形状に復元する。さらに、凹凸5は板状の押圧板6a、6bに配されているので板自体が撓み変形を起こし、例えばマットレス14の中央の荷重や振動によって、マットレス14の中央部分においてより大きな変形を起こし高い感度で生体信号を検出することが出来る。
また、図4のように人体15がマットレス14の端に就寝した場合や、寝返り等でマットレス14の端に移動した場合でも、人体15が就寝している側のコイルスプリング10が弾性により収縮し圧電センサ8に曲げ作用が加わり大きな信号出力が発生するので、マットレス14の中央付近でも端部でも同様に高い感度で生体信号を検出することが出来る。
実験において、直径約2.5mmの圧電センサ8を用い、押圧板6a、6b、として厚さ0.8mmの金属板に高さ約10mmの凹凸5を30〜100mm間隔で複数配置することで、良好な結果を得ることができた。
また生体信号検出装置4の設置領域について説明すると、幅方向寸法は、成人の標準体型をもとに、人体15の肩幅より大きく床板13の幅より小さい値にしてある。そして、縦方向寸法は、使用を前提とする成人の頭部から胸部の少なくとも一部が掛かるような大きさとしており、また頭部から胸部の少なくとも一部が掛かるようなベッド上の位置に設置される。そして、このような大きさおよび設置位置にすることで、生体信号検出装置4は人体15の就寝位置が寝返りなどでずれても人体15からの振動が伝達され得る領域に配設されているので、就寝位置によらず十分に人体15から発生する生体信号を検知することができる。
また、本発明の生体信号検出装置4は、押圧板6a、6bと金属性コイルスプリング10により圧電センサ8を挟んでいるため、押圧板6a、6bとコイルスプリング10が電磁シールドの役を果たし外来電磁波ノイズの影響を受けにくい物となる。よって、生体信号の収集や処理するために電子機器をベッドの近くで使用したり、携帯電話などの通信機器等を近くで使用したりしても圧電センサ8にノイズが重畳することの少ない信頼性の高い生体信号検出装置4を提供することができる。
また、本発明の生体信号検出装置4は、ベッド床板13とマットレス14の間に設置するため、生体信号検出装置4と人体15の間にはマットレス14が介在し、直接接する事が無いため、就寝を阻害しない物とすることができる。
尚、生体信号検出装置4の配置場所に関しては本実施の形態に限られることは無く、床もしくは畳と敷布団の間でもかまわない。
また尚、この例ではベッドなどの就寝具に生体信号検出装置4を設置する例を説明したが、これに限られることは無く、椅子や座布団などに設置して用いてもかまわない。すなわち、人体荷重を継続的に受ける生活用品であれば、本実施の形態のよう生体信号を検出することが可能となる。その場合、本実施の形態の生体信号検出装置4を、例えば椅子の座面とクッションの間、畳と座布団の間に設置する。
また、支持体9と圧電センサ8は、はめ込みによる固定としたが、接着剤や粘着テープにより固定しても良い。
また、凹凸5の高さや配置間隔もこの例は1例であり発明の効果がこれに限定されるものではない。さらに、本実施の形態では凹凸5は、就寝した生体15の身長方向に平行になる方向に配置したが、身長方向と直交する方向としてもよく、その場合は圧電センサ8もそれにあわせて凹凸5と直交するように配置される。
また尚、押圧部材6a、6bの支持部材としてコイルスプリング10を使用する例を示したがこれに限られず、板バネ、ゴム、スポンジまたは導電性ゴムなどを用いても同様の作用効果がある。
また、コイルスプリング10の設置位置も押圧板6a、6bの四隅に限られず、中央部などに設置してもよい。
また、押圧部材として押圧板6a、6bを使用する例を示したがこれに限られず、図6の様にブロック状の押圧ブロック16a、16bを用いても同様の作用効果が得られる。
以下に本発明の生体信号検出装置4に用いる圧電センサ8について説明する。
図7において、圧電センサ8は内側電極として導体からなる中心電極801、感圧部材である圧電体層802、導体からなる外側電極803、弾性体からなる被覆層804を備えている。圧電体層802はポリフッ化ビニリデン等の樹脂系の高分子圧電体や、特定の樹脂基材中に圧電セラミックスの粉体を混合した複合圧電体を用いることができる。そして外側電極803は内側電極801と圧電体層802を囲うように配置されており、圧電センサ8は同軸ケーブル状となるため信号を伝達する中心電極801に対し外部電極803がシールドの役を果たし外来電磁波ノイズの影響を受けにくい物となる。よって、生体信号の収集や処理するために電子機器を近くで使用したり、携帯電話などの通信機器等を近くで使用したりしても圧電センサ1にノイズが重畳することの少ない信頼性の高い生体信号検出装置4を提供することができる。特に、押圧部材6a、6b及びコイルスプリング10などの支持部材が導電性のない部材で構成された場合により大きな効果を発揮する。
尚、内側電極と外側電極を持つケーブル状の感圧手段として同軸ケーブル状の圧電センサ1を例として示したが、本発明はこれに限られることは無く、中心導体が複数あるケーブル、中心導体が外側電極の中心から偏心しているケーブル、断面形状が円形ではないケーブルなどを用いても同様の効果がある。
次に、圧電センサ8出力信号の処理例と、人体15からの生体信号の検出作用を説明する。図8は本発明の第1の実施の形態における生体信号検出装置4のブロック図である。図6において、制御ユニット11は、検出手段17、判定手段18、報知手段19を備えている。検出手段17は、圧電センサ8からの出力信号を所定の濾波特性で濾波し、かつ、所定の増幅度で増幅を行うフィルタ部20と、フィルタ部20の出力信号を予め設定された設定値と比較を行うコンパレータ部21とを備えている。フィルタ部20の濾波特性としては、例えばノイズとして信号に重畳しやすい商用電源周波数は50Hzおよび60Hzであるが、生体15の信号、例えば心拍などは1Hz前後、呼吸などは0.1Hz前後、体動などは数Hzの範囲なので、濾波特性としては例えば、0.05Hz〜20Hzの信号成分を通過させるバンドパスフィルタとする。
以上のように構成された生体信号検出装置4について、以下その動作、作用を特に心拍を検出する場合について図9に基づいて説明する。図9は人体15の心拍に由来する振動が圧電センサ8に加わったときの圧電センサ8の出力に対応するフィルタ部20の出力信号Vとコンパレータ部21の出力信号Jの経時変化を示す特性図である。
まず、図4のように、ベッドの上に人体15が横たわると、人体15からの体重などの圧力や心拍等の振動等がマットレス14を介して圧電センサ8に印加される。このとき圧電センサ8は変形し、圧電効果により圧電センサ8の変形の加速度に応じた信号が出力される。そのため、変動の無い体重による圧力等は検出されず変動のある振動成分のみが検出され、例えば体の動きや呼吸、心拍信号等を検出する。このとき特に押圧板6a、6bの凹凸5の部分で圧電センサ8の曲げ変形が大きくなり、より大きな出力信号が得られる。そして、圧電センサ8の出力信号は、フィルタ部20により心拍などの人体15からの振動の接触時の周波数帯域である0.05〜20Hzの信号を通過させ、他の周波数帯の信号は除去される。心拍振動の検出時には、Vに基準電位Vより大きな信号成分が現れる。そして変形量の2次微分値である加速度も大きくなり、結果として圧電センサの出力信号も大きくなる。コンパレータ部21はVのVからの振幅|V−V|がDより大ならば心拍振動を検出した判定し、時刻t1で判定出力としてLo→Hi→Loのバルス信号を出力する。
上述したように、コンパレータ部21から出力された信号が判定手段18に入力され例えば心拍信号の周期Δtより心拍周期つまり心拍数がわかり、報知手段19により心拍数を表示したり音声により報知したりすることができる。
(実施の形態2)
本発明の第2の実施の形態における生体信号検出装置について図10から図12を用いて説明する。図10は生体信号検出装置の側面図、図11は平面図、図12は生体信号検出装置を設置したベッドの側面断面図である。
第1の実施の形態との違いは、生体信号検出装置4の2枚の押圧板6a、6bが、連結部材として蝶番を用いて連結支持されている点である。実施の形態1と同一符号の物は同様の動作、作用、効果を示し説明を省略する。
図10に示すように上下の押圧板6a、6bは一端を蝶番22とL字金具23を用いてコの字型に連結することで、蝶番22を支点にして他端が矢印Aのように自由に可動する。また他端にはコイルスプリング24のような弾性部材を配して押圧板6a、6bに加わった荷重や振動の圧縮する力に対して復元する。蝶番22を配置する箇所は図11に示すように、押圧板6a、6bに配された凹凸5と交差する端部に配置しており、この生体信号検出装置を図12に示すように蝶番22側を人体15の頭側、可動する端部を脚側になるように配置する。図11では、蝶番22は凹凸5のない左右端部の2箇所に設置する例を示しているが、これに限られることは無く複数並んだ凹凸5の間の2ヶ所以上に設置してもよい。
この生体信号検出装置4に荷重や心拍などに起因する振動が印加された場合、押圧板6a、6bは蝶番22を支点にして上下に振動し押圧板6a、6bに挟まれた圧電センサ8を変形させ信号を出力する。これは、生体信号検出装置4の中央でも端部でも同様である。
従って、人体15がベッド12中央に就寝してもベッド12端部に就寝しても、就寝位置によらず同様な高い検出感度を得ることが出来る。
また、蝶番22のない可動する端部を人体15の脚側になるよう配置することで人体15の肩から胸部が生体信号検出装置4の可動する端面上に位置するため、より大きな圧電センサ8の出力を得ることが出来る。
尚、圧電センサ8の支持体9に充分な弾性と復元力があればコイルスプリング10の無い構成としても良い。
(実施の形態3)
本発明の第3の実施の形態における生体信号検出装置について図13及び図14を用いて説明する。図13は生体信号検出装置の側面図、図14は生体信号検出装置を設置したベッドの側面断面図である。
第1および第2の実施の形態との違いは、2枚の押圧板を、押圧板端部の中央で連結支持した点である。実施の形態1および2と同一符号の物は同様の動作、作用、効果を示し説明を省略する。
図13に示すように上下2枚の押圧板6a、6bは、左右両端の中央部で継手25(連結部材)により連結されており、継手25は、軸26と、軸26を中心に回転する2つのアーム27a、27bからなる。これにより押圧板6aは継手25を軸にして矢印Bのように可動するので、生体信号検出装置4に荷重や心拍などに起因する振動が印加された場合、押圧板6a、6bに挟まれた圧電センサ8を変形させ信号を出力する。また、圧電センサ8の支持体9の弾性により荷重や振動の圧縮する力に対して復元する。
このように、押圧板6a、6bの中央が支点になるように継手25を配置したので、図14に示すように、どちらを人体15の脚側に設置しても対称形状になり、設置間違いによる感度の違いが発生せず信頼性が高く、使い勝手の良い生体信号検出装置4を提供することができる。
尚、押圧板6a、6bの四隅にスプリングを配して押圧に対して復元力を得るような構成としても良い。
また尚、図15のように連結部材として軸の無い円柱状部材28を用いてもよい。その場合、押圧板6aが撓むことにより押圧板6aの両端が可動し同様の効果が得られる。
(実施の形態4)
本発明の第4の実施の形態における生体信号検出装置について図16を用いて説明する。図16は、生体信号検出装置の要部断面図である。
第1から第3の実施の形態との違いは、押圧ブロック29a、29b(押圧部材)が横方向に可動するような構成とした点である。
図16(a)に示すように、下側の押圧ブロック29bの端部には軸受け30と軸受け30内で回転するローラー31(連結部材)が固定されており、そのローラー31上に上側の押圧板29aが配置され、矢印C方向に可動する。上側の押圧ブロック29aにはストッパー32が配置されており可動する上側の押圧ブロック29aが過剰に移動して外れないように移動量を規制している。そして図16(b)に示すように生体信号検出装置4に心拍などに起因する振動が印加された場合、ローラー31上を移動した上側の押圧ブロック29aの凹凸5は圧電センサ8を下側の押圧板29bの凹凸5に横方向に押しつけるように変形させ高い感度で信号を出力することが出来る。一般的に人体は、心臓の拍動による振動成分と供に、心臓から動脈へ拍出される血流の反作用などによる振動成分を持っ
ているためマットレス及び生体信号検出装置4には縦方向のみならず横方向の振動成分も加わるためこのような構成で生体信号を検出することが可能である。またこのような構成とすることでベッドの中央に就寝した場合でもベッドの端部に就寝した場合でも同様に押圧ブロック29aが動くので、就寝位置によらず高い感度で生体信号を検出可能することができる。
生体信号検出装置4の大きさは実施の形態第1から第3と同様でも良いが、図17に示すようにマットレス14と同程度の大きさにしてマットレス14と床板12との摩擦により押圧ブロック29aの横方向の動きが抑制されないようにした方がより高い感度で生体信号が検出可能となる。
尚、本実施の形態では押圧部材として押圧ブロック29a、29bを用いる例を示したが、実施の形態1から3のように押圧板でも同様の作用効果が得られる。
また尚、ローラー31の形状は、円柱状でも球体でもよい。
また尚、連結部材として、ローラー31と軸受け30等の回転部材に代わり、極めて摩擦係数の低い材質例えばフッ素樹脂のブロック等を押圧ブロック29a、29bに相対向するように設置することで押圧ブロック29aを押圧ブロック29b上で摺動させる構成としても良い。
尚、実施の形態1から4では感圧手段としてケーブル状の圧電センサ8を用いたが、他の形態の圧電センサでもよく感圧手段として例えば第4の実施の形態で用いたPVDF薄膜の両面を電極で挟んだフィルム状またはリボン状の圧電センサを用いても同様の効果が得られる。
尚、実施の形態1から4では感圧手段として圧電センサ8を用いた構成であったが、感圧手段に、押圧変形に感応して透過光が変調する特性を持つ光ファイバを用いても同様の効果がある。
以上のように、本発明にかかる生体信号検出装置は、圧電センサに複数の凸部を有する板状部材を配置したので、感度よく生体信号を検出することが出来、上記のように簡単にベッドに設置して生体信号の取得に活用できるとともに、例えば、マッサージチェアのようなリラクゼーション機器、自動車用座席、娯楽施設の座席等に設置して、生体信号を検出するシステムとしても適用できる。また、ペット用マット等人体に限らず動物の生体信号を検出する用途にも応用可能である。
本発明の実施の形態1における生体信号検出装置の側面断面図 本発明の実施の形態1における生体信号検出装置の平面断面図 本発明の実施の形態1における生体信号検出装置を配置したベッドの構成図 本発明の実施の形態1における生体信号検出装置を配置したベッドの断面図 本発明の実施の形態1における生体信号検出装置を配置したベッドの端部就寝状態の断面図 本発明の実施の形態1における生体信号検出装置を配置したベッドの別形態の断面図 本発明の実施の形態1における圧電センサの断面図 本発明の実施の形態1における生体信号検出装置のブロック図 本発明の実施の形態1における生体信号検出装置で、人体からの生体信号を受けたときのフィルタ部の出力信号Vとコンパレータ部の出力信号Jの経時変化を示す特性図 本発明の実施の形態2における生体信号検出装置の側面図 本発明の実施の形態2における生体信号検出装置の平面断面図 本発明の実施の形態2におけ生体信号検出装置を配置したベッドの側面断面図 本発明の実施の形態3における生体信号検出装置の側面図 本発明の実施の形態3における生体信号検出装置を配置したベッドの側面断面図 本発明の実施の形態3の別形態における生体信号検出装置の側面図 (a)本発明の実施の形態4における生体信号検出装置の側面図(b)本発明の実施の形態4における生体信号検出装置の側面図 本発明の実施の形態4における生体信号検出装置を配置したベッドの側面断面図 従来の生体信号検出装置の構成図
符号の説明
4 生体信号検出装置
5 凹凸(押圧部材が有する複数の凹凸)
6a、6b 押圧板(複数の凹凸を有する押圧部材)
8 圧電センサ(可撓性を持つ感圧手段)
9 支持体(感圧手段を支持する弾性部材)
10 コイルスプリング(連結部材)
16a、16b 押圧ブロック(複数の凹凸を有する押圧部材)
22 蝶番(連結部材)
25 継手(連結部材)
28 円柱状部材(連結部材)
29a、29b 押圧ブロック(複数の凹凸を有する押圧部材)
30 軸受け(連結部材)
31 ローラー(連結部材)

Claims (12)

  1. 生体の発生した圧力変動を検知する可撓性を持つ感圧手段と、前記感圧手段と交差するよう配置された複数の凹凸を有する複数の押圧部材を有し、前記押圧部材は前記感圧手段をはさむように重ねて配置し、前記感圧手段は前記押圧部材の凹凸により押圧変形され、前記複数の押圧部材は互いに可動するように連結部材により連結支持する構成とした生体信号検出装置。
  2. 押圧部材は上下に可動するように連結部材で連結支持する構成とした請求項1記載の生体信号検出装置。
  3. 複数の押圧部材が横方向に可動するように連結部材で連結支持する構成とした請求項1記載の生体信号検出装置。
  4. 複数の押圧部材を連結支持する連結部材を、弾性部材により構成とした請求項2記載の生体信号検出装置。
  5. 押圧部材の一部を連結部材により連結支持し、前記連結部材を支点にして可動するよう構成した請求項2記載の生体信号検出装置。
  6. 複数の押圧部材の一端を連結部材により連結支持し、他端が可動するよう構成した請求項5記載の生体信号検出装置。
  7. 複数の押圧部材を連結部材により中央で連結支持し、両端が可動するよう構成した請求項5記載の生体信号検出装置。
  8. 押圧部材の連結部材により連結支持されてない部分を弾性部材で支持する構成とした請求項5から7のいずれか1項記載の生体信号検出装置。
  9. 複数の押圧部材は金属により構成され、連結部材は導電性部材を用い、前記押圧部材と連結部材が直接接触するような構成とした請求項1から8のいずれか1項記載の生体信号検出装置。
  10. 感圧手段は弾性部材に支持される構成とした請求項1から9のいずれか1項記載の生体信号検出装置。
  11. 感圧手段はケーブル状圧電センサである請求項1から10のいずれか1項記載の生体信号検出装置。
  12. 請求項1から11のいずれか1項記載の生体信号検出装置をベッドなどの就寝装置に設置し、前記就寝装置上の生体の脚側が、前記生体信号検出装置の可動する端部になるように設置した就寝装置。
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