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JP2008180933A - 液晶装置及び電子機器 - Google Patents

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JP2008180933A JP2007014718A JP2007014718A JP2008180933A JP 2008180933 A JP2008180933 A JP 2008180933A JP 2007014718 A JP2007014718 A JP 2007014718A JP 2007014718 A JP2007014718 A JP 2007014718A JP 2008180933 A JP2008180933 A JP 2008180933A
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Kenichi Honda
賢一 本田
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Abstract

【課題】回路構造を単純化することの可能な液晶装置を提供することを課題とする。
【解決手段】液晶装置は、ガンマ補正回路と、デジタル・アナログ変換回路と、調整回路と、を備える。ガンマ補正回路は、複数の互いに異なる色のうち、いずれか1つの色のガンマ特性を基に、入力された複数の色の各色の画像データの階調値の補正を行う。デジタル・アナログ変換回路は、階調値の補正が行われた複数の色の各色の画像データをアナログ信号に変換した複数の色の各色の出力信号を生成する。調整回路は、複数の色の各色の出力信号のうち、1つの色以外の各色の出力信号を、1つの色以外の各色のガンマ特性に基づいて調整する。このようにすることで、各色毎にガンマ特性を示すルックアップテーブルを持つ必要がなくなるので、ガンマ特性を示すルックアップテーブルを記憶するメモリの容量を小さくすることができ、ガンマ補正回路を単純化することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種情報の表示に用いて好適な液晶装置に関する。
画像データを表示する液晶装置においては、表示デバイスの特性に応じて画像データの表示特性を調整する処理が行われる。典型的な画像処理としては、入力した画像データに対して、表示デバイスの特性に応じた階調特性処理(以下では、この処理を「ガンマ補正」と称す)を行って表示デバイスに画像を表示する処理が挙げられる。
一般的な液晶装置では、RGBの各色の画像データに対して、ガンマ補正が行われるため、RGBの各色毎にガンマ補正のための回路を有している。
しかしながら、RGBの各色毎にガンマ補正のための回路を液晶装置に備えることは、液晶装置の回路構造を複雑にし、コストの上昇や開発期間の長期化を招くこととなる。
なお、以下の特許文献1に記載の技術では、ソースドライバを全てデジタル回路で構成することにより、増幅器や階調電源を不要にし、部品点数を削減している。
特開2004−117598号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、回路構造を単純化することの可能な液晶装置を提供することを課題とする。
本発明の1つの観点では、液晶装置は、複数の互いに異なる色のうち、いずれか1つの色のガンマ特性を基に、入力された複数の色の各色の画像データの階調値の補正を行うガンマ補正回路と、前記階調値の補正が行われた複数の色の各色の画像データをアナログ信号に変換した複数の色の各色の出力信号を生成するデジタル・アナログ変換回路と、前記複数の色の各色の出力信号のうち、前記1つの色以外の各色の出力信号を、前記1つの色以外の各色のガンマ特性に基づいて調整する調整回路と、を備える。
上記の液晶装置は、ガンマ補正回路と、デジタル・アナログ変換回路と、調整回路と、を備える。ガンマ補正回路は、複数の互いに異なる色のうち、いずれか1つの色のガンマ特性を基に、入力された複数の色の各色の画像データの階調値の補正を行う。デジタル・アナログ変換回路は、前記階調値の補正が行われた複数の色の各色の画像データをアナログ信号に変換した複数の色の各色の出力信号を生成する。調整回路は、前記複数の色の各色の出力信号のうち、前記1つの色以外の各色の出力信号を、前記1つの色以外の各色のガンマ特性に基づいて調整する。このようにすることで、各色毎にガンマ特性を示すルックアップテーブルを持つ必要がなくなるので、ガンマ特性を示すルックアップテーブルを記憶するメモリの容量を小さくすることができ、ガンマ補正回路を単純化することができる。
上記の液晶装置の好適な実施例は、前記調整回路は、前記1つの色以外の各色の出力信号に対し夫々、前記1つの色以外の各色のガンマ特性を基に求められた所定の値の電圧で増減する。この場合、前記調整回路は、例えば、加算回路又は減算回路である。
上記の液晶装置の好適な実施例は、前記調整回路は、前記1つの色以外の各色の出力信号を夫々、前記1つの色以外の各色のガンマ特性を基に求められた所定の値で増幅又は減幅する。この場合、前記調整回路は、例えば、オフセット回路である。
上記の液晶装置の具体例は、前記所定の値は、前記1つの色以外の各色の出力信号の階調値を夫々、前記1つの色以外の各色のガンマ特性を基に補正されたとしたときの前記1つの色以外の各色の階調値に合わせるように設定されている。これにより、正しくガンマ補正された画像を表示画面に表示することができる。
本発明の他の観点では、上記の液晶装置を表示部に備えることを特徴とする電子機器を構成することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態に係る液晶装置100の概略構成を示すブロック図である。液晶装置100は、画像データ出力源10と、ガンマ補正回路11と、デジタル・アナログ変換(DAC:Digital Analog Converter)回路12と、加算回路13と、出力回路14と、液晶表示パネル15より構成される。なお、ガンマ補正回路11は、メモリ16を備えている。
液晶装置100は、例えば、TFT(Thin Film Transistor)方式の液晶装置である。TFT方式の液晶装置100では、液晶表示パネル15は、相互に対向する2枚の基板のうち、一方の基板に走査電極及び信号電極が形成され、他方の基板に共通電極が形成されている。両基板間には液晶層が封入されている。走査電極及び信号電極と液晶層との間には、スイッチング素子として例えばα−Si型TFT素子が介挿されている。液晶表示パネル15は、照明装置などによって、液晶層に光を透過させることで、表示画面に画像を表示する。液晶層には、走査電極と信号電極の夫々に信号が供給されることで、電圧が印加される。液晶層に電圧が印加されることで、液晶の配向が変えられ、表示される画像の階調が変えられる。
画像データ出力源10は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等からなるメモリと、磁気記録ディスクや光記録ディスク等からなるストレージユニットと、デジタル画像信号を同調出力する同調回路とを備え、図示しないタイミングジェネレータによって生成された各種のクロック信号に基づいて、所定フォーマットの画像データを、ガンマ補正回路11に供給する。
ガンマ補正回路11は、画像データ出力源10より供給されたRGBの各色の画像データR1、G1、B1に対し、ガンマ補正を行う。メモリ16には、ガンマ特性を示すルックアップテーブル(LUT)が、入力階調値と出力階調値のテーブルとして記憶されている。ガンマ補正回路11は、RGBの各色の画像データR1、G1、B1より求められる各色の階調値を入力階調値として、メモリ16に記憶されているガンマ特性を示すLUTを基に、当該入力階調値に対応する出力階調値を求める。そして、ガンマ補正回路11は、求められたRGBの各色の出力階調値を、RGBの各色の画像データR2、G2、B2としてDAC回路12に供給する。ガンマ補正回路11については、後に詳しく説明する。
DAC回路12は、ガンマ補正されたRGBの各色の画像データR2、G2、B2をアナログ信号に変換し、アナログ信号に変換されたRGBの各色の出力信号R3、G3、B3を加算回路13に供給する。
加算回路13は、RGBの各色の出力信号R3、G3、B3に一定の電圧を加え、電圧が加えられたRGBの各色の出力信号R4、G4、B4を、出力回路14に供給する。加算回路13が、本発明における調整回路として機能する。加算回路13については、後に詳しく説明する。
出力回路14は、RGBの各色の出力信号R4、G4、B4を増幅して、増幅された出力信号R5、G5、B5を、液晶表示パネル15の信号電極に出力する。これにより、液晶表示パネル15の表示画面には、画像が表示される。
(ガンマ補正回路と加算回路の関係)
図2は、液晶表示パネル15のRGBの各画素における、液晶層に印加される電圧と当該液晶層の透過率の関係を示すグラフである。グラフ31Rは、Rの画素における、液晶層に印加される電圧と当該液晶層の透過率の関係を示し、グラフ31Gは、Gの画素における、液晶層に印加される電圧と当該液晶層の透過率の関係を示し、グラフ31Bは、Bの画素における、液晶層に印加される電圧と当該液晶層の透過率の関係を示している。なお、液晶表示パネル15は、ノーマリーホワイトの液晶表示パネルであるとする。ここで、液晶表示パネル15のRGBの各画素における液晶層に、電圧Vsが印加されたとする。この場合、図2に示すように、RGBの各画素における液晶層に同じ電圧Vsが印加されたとしても、RGBの各画素の透過率は、全て同じ透過率とはならず、夫々異なった透過率TR、TG、TBとなる。
図3は、液晶表示パネル15における入力階調値と出力階調値の関係を示すグラフである。グラフ32Rは、Rの画像についての入力階調値と出力階調値の関係を示すグラフであり、グラフ32Gは、Gの画像についての入力階調値と出力階調値の関係を示すグラフであり、グラフ32Bは、Bの画像についての入力階調値と出力階調値の関係を示すグラフである。先に述べたように、RGBの各画素の透過率は、各画素の液晶層に同じ電圧Vsが印加されたとしても、全て同じ透過率とはならず、夫々異なった透過率となる。そのため、グラフ32R、32G、32Bに示すように、液晶表示パネル15に入力されたRGBの各色の画像データの入力階調値が全て同じであったとしても、実際に液晶表示パネル15に表示される画像の出力階調値は、RGBの各色で異なったものとなる。
そのため、一般的な液晶装置では、RGBの各色のガンマ特性を示すLUTをメモリに記憶しておき、ガンマ補正回路は、RGBの各色の画像データ夫々について、RGBの各色のガンマ特性を示すLUTを用いて、ガンマ補正を行っている。ガンマ補正回路は、具体的には、γ=出力階調値/入力階調値=1となるように、階調値を補正する。従って、このとき、Rの色を示すガンマ特性のLUTの入力階調値と出力階調値の関係は、グラフ33R上の点で示され、Gの色を示すガンマ特性のLUTの入力階調値と出力階調値の関係は、グラフ33G上の点で示され、Bの色を示すガンマ特性のLUTの入力階調値と出力階調値の関係は、グラフ33B上の点で示される。
第1実施形態に係る液晶装置100では、メモリ16は、RGBの各色のうち、1つの色のガンマ特性を示すLUTのみを記憶している。例えば、ここでは、メモリ16は、Rの色のガンマ特性を示すLUTのみを記憶しているとする。このとき、ガンマ補正回路11は、RGBの各色の画像データR1、G1、B1の階調値を入力階調値として、Rの色のガンマ特性を示すLUTを用いて、入力階調値に対応する出力階調値を求める。そして、ガンマ補正回路11は、求められたRGBの各色の出力階調値を、RGBの各色の画像データR2、G2、B2としてDAC回路12に供給する。
このとき、Rの色の画像データR2の階調値は、正しい出力階調値にガンマ補正されているものの、当然のことながら、GBの各色の画像データG2、B2の階調値は、正しい出力階調値にガンマ補正されていない。例えば、図3において、RGBの各色の画像データR1、G1、B1の階調値が全てKiだとすると、正しい出力階調値にガンマ補正された場合、RGBの各色の画像データR2、G2、B2の階調値は夫々、KoR、KoG、KoBとなるはずである。しかし、第1実施形態に係る液晶装置100では、ガンマ補正回路11は、Rの色のガンマ特性を示すLUTのみを用いるため、RGBの各色の画像データR2、G2、B2の階調値は全て、KoRとなる。従って、GBの各色の画像データG2、B2は、正しい出力階調値にガンマ補正されたときと比較して、その階調値が大きくずれてしまう。なお、ここで、図3より、KoR−KoG<KoR−KoBとなるので、Bの色の階調値のずれの方が、Gの色の階調値のずれよりも大きいことが分かる。
そこで、第1実施形態に係る液晶装置100では、加算回路13が設けられている。加算回路13では、入力されたRGBの各色の出力信号R3、G3、B3のうち、GBの各色の出力信号G3、B3について夫々、電圧の調整を行う。具体的には、液晶装置100は、ノーマリーホワイトの液晶装置であるので、加算回路13は、GBの各色の出力信号G3、B3について夫々、一定の電圧を加える調整を行い、調整が行われたGBの各色の出力信号G3、B3を、GBの各色の出力信号G4、B4として出力回路14に供給する。一方、加算回路13は、Rの色の出力信号R3については、正しい階調値にガンマ補正されているので、調整を行わず、そのまま、Rの色の出力信号R4として出力回路14に供給する。
ここで、Gの色の出力信号G3に加える電圧の大きさをvlgとし、Bの色の出力信号B3に加える電圧の大きさをvlbとする。このvlg、vlbの求め方としては、まず、液晶表示パネル15の特性を基に、実験などにより、RGBの各色のガンマ特性を示すグラフ33R、33G、33Bを予め求めておく。次に、補正回路11においてRの色のガンマ特性を用いて求められたGの色の出力階調値を、Gの色のガンマ特性を用いて求められたとした場合のGの色の出力階調値に調整可能な電圧の大きさを、vlgとして求める。また、補正回路11においてRの色のガンマ特性を用いて求められたBの色の出力階調値を、Bの色のガンマ特性を用いて求められたとした場合のBの色の出力階調値に調整可能な電圧の大きさを、vlbとして求める。従って、vlg、vlbが、本発明における所定の値となる。
図4は、第1実施形態にとって好適な液晶装置100のRGBの各色のガンマ特性を示すグラフである。図4に示すグラフでは、どの入力階調値に対しても、GBの各色のガンマ特性のグラフ34G、34Bより求められるGBの色の出力階調値と、Rの色のガンマ特性のグラフ34Rより求められるRの色の出力階調値との差は、常に一定の差分ΔγRG、ΔγRBとなっている。このように、差分ΔγRG、ΔγRBが、常に一定の差分となっている場合には、増加量vlg、vlbも一定の電圧として求めることができる。
なお、ここで、Bの色の階調値のずれの方が、Gの色の階調値のずれよりも大きいので、ノーマリーホワイトの液晶装置100では、一定の電圧vlg、vlbは、vlb>vlgとなる。
以上に述べたことから分かるように、加算回路13において、増加量vlg、vlbは、補正回路11においてRの色のガンマ特性を基に補正されたGBの各色の階調値を夫々、GBの各色のガンマ特性を基に補正されたとしたときの当該GBの各色の階調値に合わせるように設定される。これにより、液晶装置100は、補正回路11において正しい出力階調値と比較して大きくなってしまったGBの各色の階調値を、小さくすることができ、正しくガンマ補正された画像を表示画面に表示することができる。
なお、上述の例では、補正回路11において、RGBの各色の画像データR1、G1、B1の階調値を、Rの色のガンマ特性を示すLUTを用いてガンマ補正を行うとしているがこれに限られるものではない。Rの色のガンマ特性を示すLUTを用いてガンマ補正を行う代わりに、G又はBの色のガンマ特性を示すLUTを用いてガンマ補正を行うとしてもよい。
例えば、補正回路11においてBの色のガンマ特性を示すLUTを用いてガンマ補正を行う場合には、加算回路13の代わりに減算回路が設けられ、当該減算回路では、RGの色の出力信号R3、G3について、一定の電圧を減少させる調整が行われる。この場合、電圧の減少量は、補正回路11においてBの色のガンマ特性を基に補正されたRGの各色の階調値を夫々、RGの各色のガンマ特性を基に補正されたとしたときの当該RGの各色の階調値に合わせるように設定される。これによっても、正しくガンマ補正された画像を表示画面に表示することができる。
以上に述べたように、本発明の液晶装置は、RGBの各色のうち、いずれか1つの色のガンマ特性を基に、入力されたRGBの各色の画像データの階調値の補正を行うガンマ補正回路と、階調値の補正が行われたRGBの各色の画像データをアナログ信号に変換したRGBの各色の出力信号を生成するデジタル・アナログ変換回路と、RGBの各色の出力信号のうち、当該1つの色以外の各色の出力信号を、当該1つの色以外の各色のガンマ特性に基づいて調整する調整回路と、を備える。このようにすることで、各色毎にガンマ特性を示すルックアップテーブルを持つ必要がなくなるので、ガンマ特性を示すルックアップテーブルを記憶するメモリの容量を小さくすることができ、ガンマ補正回路を単純化することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図5は、本発明の第2実施形態に係る液晶装置100の概略構成を示すブロック図である。第2実施形態に係る液晶装置100は、第1実施形態に係る液晶装置100と異なり、加算回路13の代わりに、オフセット回路21を有している。オフセット回路21が、本発明における調整回路として機能する。
第2実施形態について、第1実施形態で述べた例、即ち、ガンマ補正回路11において、RGBの各色の画像データR1、G1、B1の階調値を、Rの色のガンマ特性を示すLUTを用いて、ガンマ補正を行う例を用いて説明する。この場合、先に述べたように、Rの色の画像データR2の階調値は、正しい出力階調値にガンマ補正されているものの、GBの各色の画像データG2、B2の階調値は、正しい出力階調値にガンマ補正されていない。
DAC回路12は、ガンマ補正回路11より供給されたRGBの各色の画像データR2、G2、B2をアナログ信号に変換し、アナログ信号に変換されたRGBの各色の出力信号R3、G3、B3を出力回路14に供給する。
出力回路14は、RGBの各色の出力信号R3、G3、B3を増幅して、増幅された出力信号R6、G6、B6を、オフセット回路21に供給する。
オフセット回路21は、例えば、増幅回路より構成され、出力回路14より供給されたRGBの各色の出力信号R6、G6、B6を増幅し、増幅されたRGBの各色の出力信号R7、G7、B7を、液晶表示パネル15の信号電極に出力する。具体的には、GBの各色の画像データG2、B2の階調値が、ガンマ補正回路11において、正しい出力階調値にガンマ補正されていないので、オフセット回路21は、GBの各色の出力信号G6、B6を一定の倍率で増幅して、GBの各色の出力信号G7、B7として出力する。一方、オフセット回路21は、Rの色の出力信号R6については、正しい出力階調値にガンマ補正されているので、増幅せずに、そのまま出力信号R7として出力する。
なお、ここで、Gの色の出力信号G6を増幅するときの倍率をamgとし、Bの色の出力信号B6を増幅するときの倍率をambとする。倍率amg、ambの求め方としては、まず、液晶表示パネル15の特性を基に、実験などにより、図3で示したRGBの各色のガンマ特性を示すグラフ33R、33G、33Bを予め求めておく。次に、補正回路11においてRの色のガンマ特性を用いて求められたGの色の出力階調値を、Gの色のガンマ特性を用いて求められるGの色の出力階調値に調整可能な増幅の倍率を、倍率amgとして求める。また、補正回路11においてRの色のガンマ特性を用いて求められたBの色の出力階調値を、Bの色のガンマ特性を用いて求められるBの色の出力階調値に調整可能な増幅の倍率を、倍率ambとして求める。従って、倍率amg、ambが本発明における所定の値となる。
図6は、第2実施形態にとって好適な液晶装置100のRGBの各色のガンマ特性を示すグラフである。図6に示すグラフでは、どの入力階調値に対しても、GBの各色のガンマ特性のグラフ35G、35Bより求められる出力階調値は夫々、Rの色のガンマ特性のグラフ35Rより求められる出力階調値の定数倍となっている。
具体的には、どの入力階調値に対しても、Gの色のガンマ特性のグラフ35Gより求められる出力階調値は、Rの色のガンマ特性のグラフ35Rより求められる出力階調値のmg倍(mg:定数)になっている。また、どの入力階調値に対しても、Bの色のガンマ特性のグラフ35Bより求められる出力階調値は、Rの色のガンマ特性のグラフ35Rより求められる出力階調値のmb倍(mb:定数)になっている。このように、mg、mbが、常に一定の倍率となっている場合には、倍率amg、ambも一定の倍率として求めることができる。
なお、ここで、Bの色の階調値のずれの方が、Gの色の階調値のずれよりも大きくなるので、ノーマリーホワイトの液晶装置100では、一定の倍率amg、ambは、amb>amgとなる。
以上に述べたことから分かるように、オフセット回路21において、倍率amg、ambは、Rの色のガンマ特性を基に補正されたGBの各色の階調値を夫々、GBの各色のガンマ特性を基に補正されたとしたときの当該GBの各色の階調値に合わせるように設定される。これにより、液晶装置100は、補正回路11において正しい出力階調値と比較して大きくなってしまったGBの各色の階調値を、小さくすることができ、正しくガンマ補正された画像を表示画面に表示することができる。
なお、第2実施形態においても、補正回路11において、RGBの各色の画像データR1、G1、B1の階調値を、Rの色のガンマ特性を示すLUTを用いてガンマ補正を行うとしているがこれに限られるものではない。Rの色のガンマ特性を示すLUTを用いてガンマ補正を行う代わりに、G又はBの色のガンマ特性を示すLUTを用いてガンマ補正を行うとしてもよいのは言うまでもない。
例えば、補正回路11においてBの色のガンマ特性を示すLUTを用いてガンマ補正を行う場合には、オフセット回路21では、RGの色の出力信号R6、G6について、出力信号を減幅する調整が行われる。この場合、電圧を減幅するときの倍率は、補正回路11においてBの色のガンマ特性を基に補正されたRGの各色の階調値を夫々、RGの各色のガンマ特性を基に補正されたとしたときのRGの各色の階調値に合わせるように設定される。これによっても、正しくガンマ補正された画像を表示画面に表示することができる。
以上に述べたように、第2実施形態に係る液晶装置によっても、RGBの各色毎にガンマ特性を示すルックアップテーブルを持つ必要がなくなるので、ガンマ特性を示すLUTを記憶するメモリの容量を小さくすることができ、ガンマ補正回路を単純化することができる。
[応用例]
上述の各実施形態では、液晶装置は、RGBの各色のうち、いずれか1つの色のガンマ特性を基に、入力されたRGBの各色の画像データの階調値の補正を行うガンマ補正回路と、階調値の補正が行われたRGBの各色の画像データをアナログ信号に変換したRGBの各色の出力信号を生成するデジタル・アナログ変換回路と、RGBの各色の出力信号のうち、当該1つの色以外の各色の出力信号を、当該1つの色以外の各色のガンマ特性に基づいて調整する調整回路と、を備えるとしている。しかしながら、画像データとしては、RGBの各色に限られるものではない。
液晶装置は、2色、又は、RGBにC(シアン)などの色を加えた4色以上の複数の互いに異なる色のうち、いずれか1つの色のガンマ特性を基に、入力された当該複数の色の各色の画像データの階調値の補正を行うガンマ補正回路と、階調値の補正が行われた当該複数の色の各色の画像データをアナログ信号に変換した当該複数の色の各色の出力信号を生成するデジタル・アナログ変換回路と、当該複数の色の各色の出力信号のうち、当該1つの色以外の各色の出力信号を、当該1つの色以外の各色のガンマ特性に基づいて調整する調整回路と、を備えるとしているとしてもよい。
[電子機器]
次に、上述した各実施形態に係る液晶装置100を適用可能な電子機器の具体例について図7を参照して説明する。
まず、各実施形態に係る液晶装置100を、可搬型のパーソナルコンピュータ(いわゆるノート型パソコン)の表示部に適用した例について説明する。図7(a)は、このパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。同図に示すように、パーソナルコンピュータ710は、キーボード711を備えた本体部712と、本発明に係る液晶装置100を適用した表示部713とを備えている。
続いて、各実施形態に係る液晶装置100を、携帯電話機の表示部に適用した例について説明する。図7(b)は、この携帯電話機の構成を示す斜視図である。同図に示すように、携帯電話機720は、複数の操作ボタン721のほか、受話口722、送話口723とともに、本発明に係る液晶装置100を適用した表示部724を備える。
なお、各実施形態に係る液晶装置100を適用可能な電子機器としては、図7(a)に示したパーソナルコンピュータや図7(b)に示した携帯電話機の他にも、液晶テレビ、ビューファインダ型・モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、ディジタルスチルカメラなどが挙げられる。
第1実施形態に係る液晶装置の概略構成を示すブロック図である。 液晶層に印加される電圧と当該液晶層の透過率の関係を示すグラフである。 入力階調値と出力階調値との関係を示すグラフである。 第1実施形態に好適な液晶装置のガンマ特性を示すグラフである。 第2実施形態に係る液晶装置の概略構成を示すブロック図である。 第2実施形態に好適な液晶装置のガンマ特性を示すグラフである。 各実施形態の液晶装置を適用した電子機器の例を示す図である。
符号の説明
10 画像データ出力源、 11 ガンマ補正回路、 12 DAC回路、 13 加算回路、 14 出力回路、 15 液晶表示パネル、 100 液晶装置

Claims (5)

  1. 複数の互いに異なる色のうち、いずれか1つの色のガンマ特性を基に、入力された複数の色の各色の画像データの階調値の補正を行うガンマ補正回路と、
    前記階調値の補正が行われた複数の色の各色の画像データをアナログ信号に変換した複数の色の各色の出力信号を生成するデジタル・アナログ変換回路と、
    前記複数の色の各色の出力信号のうち、前記1つの色以外の各色の出力信号を、前記1つの色以外の各色のガンマ特性に基づいて調整する調整回路と、を備えることを特徴とする液晶装置。
  2. 前記調整回路は、前記1つの色以外の各色の出力信号に対し夫々、前記1つの色以外の各色のガンマ特性を基に求められた所定の値の電圧を増減することを特徴とする請求項1に記載の液晶装置。
  3. 前記調整回路は、前記1つの色以外の各色の出力信号を夫々、前記1つの色以外の各色のガンマ特性を基に求められた所定の値で増幅又は減幅することを特徴とする請求項1に記載の液晶装置。
  4. 前記所定の値は、前記1つの色以外の各色の出力信号の階調値を夫々、前記1つの色以外の各色のガンマ特性を基に補正されたとしたときの前記1つの色以外の各色の階調値に合わせるように設定されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の液晶装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の液晶装置を表示部に備えることを特徴とする電子機器。
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