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JP2008180902A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2008180902A
JP2008180902A JP2007014207A JP2007014207A JP2008180902A JP 2008180902 A JP2008180902 A JP 2008180902A JP 2007014207 A JP2007014207 A JP 2007014207A JP 2007014207 A JP2007014207 A JP 2007014207A JP 2008180902 A JP2008180902 A JP 2008180902A
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toner
cleaning brush
bias
forming apparatus
latent image
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JP2007014207A
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English (en)
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Yoshio Sakakawa
与志男 坂川
Tetsumaru Fujita
哲丸 藤田
Yuji Nagatomo
雄司 長友
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

【課題】クリーニングブラシのクリーニング性能を維持し、且つ、より装置本体の小型化が可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】クリーニングブラシ8に蓄積された転写残トナーは静電力によって感光体3上に転移するので、クリーニングブラシ8がクリーンな状態になり、クリーニングブラシ8のクリーニング性能が回復する。したがって、クリーニングブラシ8による感光体3Yや帯電ローラ4のクリーニングも長期間に渡り良好に行なわれ、帯電ローラ4によって感光体3を長期間において良好に帯電せしめることができる。また、クリーニングブラシ8から感光体3上に転移させた転写残トナーは現像装置40で回収されるので、転写残トナーを回収するため専用のトナー回収部を装置本体内に設ける必要が無く、その分装置本体の小型化が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に係り、詳しくは、トナー像を転写体に転写した後の像担持体の表面及び像担持体を帯電せしめる帯電部材の表面に付着している転写残トナーを清掃部材によって回収する画像形成装置に関するものである。
従来より、電圧の印加された帯電ローラを感光体の表面に接触させることにより、感光体を帯電させる方式を用いた画像形成装置が知られている。
帯電ローラが感光体に接触していることから、クリーニングブラシなどで感光体表面のクリーニングを行なった後の感光体表面に残留しているトナーが帯電ローラの表面に付着してしまう。このように、帯電ローラの表面にトナーが付着すると、トナーが付着している部分では適切に感光体を帯電することができず、感光体表面に帯電ムラが生じてしまう。そのため、帯電ローラの表面に付着したトナーを除去する必要がある。
特許文献1に記載の画像形成装置では、感光体の表面に残留したトナーを除去するクリーニングブラシを感光体の表面にだけ接触させるのではなく、帯電ローラの表面にも接触させることにより、帯電ローラの表面に付着したトナーも除去している。
また近年、画像形成装置の小型化が進められているが、特許文献1に記載の画像形成装置のように、1つのクリーニングブラシで感光体の表面と帯電ローラの表面とのそれぞれに付着したトナーを除去するような構成にすることによって、感光体用のクリーニングブラシと帯電ローラ用のクリーニングブラシとを設けた場合に比べて、装置本体の小型化が可能となる。
なお、クリーニングブラシで感光体の表面と帯電ローラの表面とに付着したトナーを除去すると、クリーニングブラシにトナーが徐々に蓄積され、クリーニングブラシのクリーニング性能が低下してしまう。そのため、特許文献1に記載の画像形成装置では、クリーニングブラシにフリッカーバーを接触させて、クリーニングブラシに付着したトナーを掻き落し、クリーニングブラシのクリーニング性能を確保している。
特開平6−102800号公報
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置のような構成では、クリー二ングブラシから掻き落したトナーを回収するため専用の廃トナータンクなどが必要となるため、廃トナータンクなどを設ける分、装置本体が大型化してしまうといった問題が生じる。
本発明は、以上の問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、クリーニングブラシのクリーニング性能を維持し、且つ、より装置本体の小型化が可能な画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、自らの無端移動する表面に潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体上の潜像をトナーによって現像する現像手段と、該潜像担持体に接触させた自らの表面を無端移動せしめながら、該潜像担持体の表面を一様帯電せしめる帯電部材と、該帯電部材にバイアスを供給する第1のバイアス供給手段と、該帯電部材よりも潜像担持体回転方向上流側で、該潜像担持体と該帯電部材とに接触させた自らの表面を無端移動せしめながら、該潜像担持体と該帯電部材との表面に付着した少なくともトナーを回収して、該潜像担持体と該帯電部材との表面を清掃する清掃部材と、該清掃部材にバイアスを供給する第2のバイアス供給手段とを備えた画像形成装置において、該潜像担持体と該帯電部材とから該清掃手段に回収したトナーが静電力によって、該清掃部材から直接、潜像担持体表面上の非画像領域へ転移するように、該第2のバイアス供給手段が該清掃部材にバイアスを供給して、該清掃部材から該非画像領域に該回収したトナーを転移させるか、該清掃部材から該帯電部材を介して該非画像領域へ転移するように、該第1のバイアス供給手段が該帯電部材にバイアスを供給し及び該第2のバイアス供給手段が該清掃部材にバイアスを供給して、該清掃部材から該非画像領域に該回収したトナーを転移させるか、の少なくとも一方を行い、該非画像領域に転移させたトナーを該現像手段で回収するように構成したことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記回収したトナーを上記非画像領域へ転移させないときに、上記潜像担持体及び上記帯電部材の表面に付着したトナーが、静電力によって上記清掃部材へ転移するように、該第1のバイアス供給手段が該帯電手段にバイアスを供給し及び該第2のバイアス供給手段が該清掃部材にバイアスを供給して、該潜像担持体及び該帯電部材から該清掃部材へ該トナーを転移させるように構成したことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2の画像形成装置において、上記トナーは負極性に帯電しており、上記回収したトナーを上記非画像領域へ転移させないときには、上記清掃部材の電位が上記帯電部材及び上記潜像担持体の電位よりも高くなるように、該第1のバイアス供給手段が該帯電手段にバイアスを供給し、及び、該第2のバイアス供給手段が該清掃部材にバイアスを供給し、また、上記回収したトナーを上記非画像領域へ転移させるときには、該清掃部材の電位が該帯電部材及び該潜像担持体の電位よりも低く、且つ、該帯電部材の電位が該潜像担持体の電位よりも低くなるように、該第1のバイアス供給手段が該帯電手段にバイアスを供給し、及び、該第2のバイアス供給手段が該清掃部材にバイアスを供給するように構成したことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1、2または3の画像形成装置において、上記第1のバイアス供給手段は、直流電圧に交流電圧を重畳したバイアスを上記清掃部材に供給するものであることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項4の画像形成装置において、上記交流電圧の周波数は、5Hz乃至500Hzであることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1、2、3、4または5の画像形成装置において、少なくとも上記回収したトナーを上記非画像領域へ転移させるときの上記帯電部材及び上記清掃部材の回転方向は、上記潜像担持体の回転に沿う方向であることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1、2、3、4、5または6の画像形成装置において、上記回収したトナーを上記非画像領域へ転移させるときの上記像担持体の線速に対する上記清掃部材の線速の比は、0.1乃至0.9であることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項1、2、3、4、5、6または7の画像形成装置において、上記清掃部材は、外周部が弾性部材により構成されたローラ形状であることを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項8の画像形成装置において、上記弾性部材は、ウレタンフォームであることを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9の画像形成装置において、上記清掃部材はブラシ形状であることを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10の画像形成装置において、上記清掃部材に接触し、該清掃部材に回収されたトナーを帯電せしめるトナー帯電手段を備えることを特徴とするものである。
また、請求項12の発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10の画像形成装置において、上記潜像担持体上のトナー像を転写材に転写する転写部と、上記清掃部材と上記潜像担持体とが当接する位置よりも潜像担持体回転方向上流側で、且つ、該清掃部材と該転写部との間の該潜像担持体の表面に付着しているトナーを帯電せしめるトナー帯電手段とを備えることを特徴とするものである。
ここで、「非画像領域」とは、上記潜像担持体の表面にトナーが吐き出された箇所から、トナーが吐き出された上記潜像担持体の表面が一周するまでに、画像が形成されない潜像担持体表面の領域のことである。
本発明においては、潜像担持体と帯電部材とから清掃部材に回収したトナーを静電力によって、清掃部材上から直接、非画像領域へ転移させるように、第2のバイアス供給手段が清掃部材にバイアスを供給して、清掃部材から上記非画像領域に上記回収したトナーを転移させるか、清掃部材上から帯電部材を介して上記非画像領域へ転移させるように、第1のバイアス供給手段が帯電部材にバイアスを供給し及び第2のバイアス供給手段が清掃部材にバイアスを供給して、清掃部材から上記非画像領域に上記回収したトナーを転移させるか、の少なくとも一方を行う。これにより、清掃部材に回収されたトナーは静電力によって清掃部材から上記非画像領域つまり潜像担持体表面上に転移するので清掃部材がクリーンな状態になり、清掃部材のクリーニング性能が回復する。また、清掃部材から潜像担持体表面上に転移させたトナーは現像手段で回収されるので、トナーを回収するため専用のトナー回収部を装置本体内に設ける必要が無い。よって、その分装置本体の小型化が可能となる。
以上、本発明によれば、清掃部材のクリーニング性能を維持することができ、且つ、より装置本体の小型化ができるという優れた効果がある。
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式のカラーレーザープリンタ(以下、単にプリンタという)の一実施形態について説明する。
まず、本実施形態に係るプリンタの基本的な構成について説明する。図2は、本実施形態に係るプリンタの要部を示す概略構成図である。このプリンタは、イエロー,マゼンダ,シアン,ブラック(以下、Y,M,C,Kと記す)の各色のトナー像を形成するための4つのプロセスユニット1Y,M,C,Kを備えている。また、光書込ユニット50、レジストローラ対54、転写ユニット60等も備えている。各符号の末尾に付された添字Y,M,C,Kは、それぞれイエロー,マゼンダ,シアン,ブラック用の部材であることを示す。
光書込ユニット50は、Y,M,C,Kの各色に対応する4つのレーザーダイオードからなる光源、正六面体のポリゴンミラー、これを回転駆動するためのポリゴンモータ、fθレンズ、レンズ、反射ミラー等を有している。レーザーダイオードから射出されたレーザー光Lは、ポリゴンミラーの何れか1つの面で反射してポリゴンミラーの回転に伴って偏向せしめられながら、後述する4つの感光体のうちの何れかに到達する。4つのレーザーダイオードからそれぞれ射出されるレーザー光Lにより、4つの感光体の表面がそれぞれ光走査される。
プロセスユニット1Y,1M,1C,1Kは、潜像担持体としてのドラム状の感光体3Y,3M,3C,3K、これらにそれぞれ個別に対応する現像装置40Y,40M,40C,40Kなどを有している。感光体3Y,3M,3C,3Kは、アルミ等の素管に有機感光層が被覆されたものであり、図示しない駆動手段によって所定の線速で図中時計回り方向に回転駆動せしめられる。そして、図示しないパーソナルコンピュータ等から送られてくる画像情報に基づいて変調されたレーザー光Lを発する光書込ユニット50により、暗中にて光走査されて、Y,M,C,K用の静電潜像を担持する。
図3は、4つのプロセスユニット1Y,1M,1C,1Kのうち、Y用のプロセスユニット1Yを図1の転写ユニット60の中間転写ベルト61とともに示す拡大構成図である。同図において、Y用のプロセスユニット1Yは、感光体3Y、帯電ローラ4Y、クリーニングブラシ8Y、図示しない除電ランプ、現像手段たる現像装置40Y等を、1つのユニットとして共通のユニットケーシング(保持体)に保持させて、プリンタ本体に対して着脱可能にしたものである。
被帯電体であり且つ潜像担持体であるY用の感光体3Yは、アルミニウム素管からなる導電性基体の表面に、負帯電性の有機光光導電物質(OPC)からなる感光層が被覆された直径24[mm]程度のドラムであり、図示しない駆動手段によって所定の線速で図中時計回り方向に回転駆動せしめられる。
帯電ローラ4Yは、図示しない軸受けによって回転可能に受けられる金属製のシャフトを有しており、シャフトを中心にして図示しない駆動手段によって図中時計回り方向に回転駆動されながら、ローラ表面を感光体3Yに摺擦させる。シャフトには、装置本体に設けられた電源や配線等からなる帯電バイアス供給手段である電源装置70が接続されたおり、これによって直流電圧からなる帯電バイアスが印加される。本プリンタでは、帯電ローラ4Y、これを回転駆動せしめる図示しない駆動手段、前述の帯電バイアス供給装置などにより、感光体3Yの周面を一様帯電せしめる帯電システムが構成されている。そして、帯電ローラ4Yと感光体3Yとの間に放電を生じせしめて、感光体3Yの表面を例えば負極性に一様帯電せしめる。なお、帯電システムのうち、帯電ローラ4Yは、プロセスユニット1Y内に配設されて感光体3Yなどとともにプリンタ本体に対して一体的に着脱される。
一様帯電せしめられたY用の感光体3Yの表面には、上述した光書込ユニット50による光走査でY用の静電潜像が形成され、この静電潜像はY用の現像装置40YによってYトナー像に現像される。
Y用の現像装置40Yは感光体3Yに接触対向して配置される、ケーシング41Yに設けられた開口から周面の一部を露出させた現像ローラ42Yを有している。この現像ローラは、図示しない駆動手段によって回転駆動せしめられるている。また、ケーシング41Yには、負極性のYトナーを主成分とする図示しないY現像剤が内包されている。なお、本実施形態においては、現像剤として粒径8.5[μm]の粉砕トナーを用いており、また、外添処理として比表面積が200[m/g]でHMDS処理したシリカを1%と比表面積が90[m/g]でHMDS処理したシリカを2%とを添加している。Y現像剤は、現像ローラ表面に汲み上げられ、現像ローラの回転に伴って図示しない現像ドクタ43Yとの対向位置を通過する際にその層厚が規制された後、感光体3Yと対向する現像領域に接触して搬送され、感光体3Yの静電潜像をトナー像に現像する。
感光体3Y上のYトナー像は、感光体3Yと中間転写ベルト61とが当接するY用の1次転写ニップで中間転写ベルト61上に中間転写される。この1次転写ニップを通過した後の感光体3Y表面には、中間転写ベルト61上に転写されなかった転写残トナーが付着している。この転写残トナーは、帯電ローラ4Yよりも感光体回転方向上流側で帯電ローラ4Yと感光体3Yとに当接させているクリーニングブラシ8Yによって感光体3Y表面から除去される。また、クリーニングブラシ8Yによって感光体3Yから除去できなかったわずかな転写残トナーは、感光体3Yと当接している帯電ローラ4Yの表面に付着するが、帯電ローラ4Yの表面に付着した転写残トナーもクリーニングブラシ8Yによって除去される。なお、クリー二ングブラシ8Yには装置本体に設けられた電源装置71によりバイアスが印加されている。
クリーニングブラシ8Yの複数の植毛繊維は、それぞれ導電性繊維が所定の長さにカットされたものである。導電性繊維の素材としては、ナイロン6(登録商標)、ナイロン12(登録商標)、アクリル、テフロン(登録商標)などの樹脂材料を例示することができる。そして、かかる樹脂材料にカーボンや金属微粉などの導電性粒子を分散せしめて導電性を付与する。製造コストとヤング率の低さとを考慮すると、ナイロン樹脂にカーボンを分散させた導電性繊維が好ましい。なお、カーボンの分散を繊維の中で偏在させても良い。
Y用のプロセスユニット1Yについて説明してきたが、他色用のプロセスユニット1M,1C,1KはY用のプロセスユニット1Yと同様の構成になっているので説明を省略する。
先に示した図2において、各色のプロセスユニット1Y,1M,1C,1Kの下方には、転写ユニット60が配設されている。この転写ユニット60は、無端状の中間転写ベルト61を、複数の張架ローラによって張架しながら、図中反時計回り方向に無端移動せしめる。複数の張架ローラとは、具体的には、従動ローラ62、駆動ローラ63、4つの1次転写バイアスローラ66Y,66M,66C,66K等のことである。
従動ローラ62、1次転写バイアスローラ66Y,66M,66C,66K、駆動ローラ63は、何れも中間転写ベルト61の裏面(ループ内周面)に接触している。そして、4つの1次転写バイアスローラ66Y,66M,66C,66Kは、金属製の芯金にスポンジ等の弾性体が被覆されたローラであり、Y,M,C,K用の感光体3Y,3M,3C,3Kに向けて押圧されて、中間転写ベルト61を挟み込んでいる。これにより、1次転写部69として、4つの感光体3Y,3M,3C,3Kと中間転写ベルト61とがベルト移動方向において所定の長さで接触するY,M,C,K用の4つの1次転写ニップが形成されている。
4つの1次転写バイアスローラ66Y,66M,66C,66Kの芯金には、それぞれ図示しない転写バイアス電源によって定電流制御される1次転写バイアスが印加されている。これにより、4つの1次転写バイアスローラ66Y,66M,66C,66Kを介して中間転写ベルト61の裏面に転写電荷が付与され、各1次転写ニップにおいて中間転写ベルト61と感光体3Y,3M,3C,3Kとの間に転写電界が形成される。なお、本プリンタにおいては、1次転写手段として1次転写バイアスローラ66Y,66M,66C,66Kを設けているが、ローラに代えて、ブラシやブレード等のものを用いてもよい。また、転写チャージャーなどを用いてもよい。
各色の感光体3Y,3M,3C,3K上に形成されたY,M,C,Kトナー像は、各色の1次転写ニップで中間転写ベルト61上に重ね合わせて転写される。これにより、中間転写ベルト61上には4色重ね合わせトナー像(以下、4色トナー像という)が形成される。
中間転写ベルト61における駆動ローラ63に対する掛け回し箇所には、2次転写バイアスローラ67がベルトおもて面側から当接しており、これによって2次転写ニップが形成されている。この2次転写バイアスローラ67には、図示しない電源や配線からなる電圧印加手段によって2次転写バイアスが印加されている。これにより、2次転写バイアスローラ67と接地された2次転写ニップ裏側ローラ64との間に2次転写電界が形成されている。中間転写ベルト61上に形成された4色トナー像は、ベルトの無端移動に伴って2次転写ニップに進入する。
本プリンタは、図示しない給紙カセットを備えており、その中に記録紙Pを複数枚重ねた記録紙束の状態で収容している。そして、一番上の記録紙Pを所定のタイミングで給紙路に送り出す。送り出された記録紙Pは、給紙路の末端に配設されたレジストローラ対54のレジストニップ内に挟み込まれる。
レジストローラ対54は、給紙カセットから送られてきた記録紙Pをレジストニップに挟み込むために両ローラを回転駆動させているが、記録紙Pの先端を挟み込むとすぐに両ローラの回転駆動を停止させる。そして、記録紙Pを中間転写ベルト61上の4色トナー像に同期させ得るタイミングで2次転写ニップに向けて送り出す。2次転写ニップでは、中間転写ベルト61上の4色トナー像が2次転写電界やニップ圧の作用によって記録紙P上に一括2次転写されて、記録紙Pの白色と相まってフルカラー画像となる。
このようにしてフルカラー画像が形成された記録紙Pは、2次転写ニップから排出された後、図示しない定着装置に送られてフルカラー画像が定着せしめられる。
2次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト61表面に付着している2次転写残トナーは、ベルトクリーニング装置68によってベルト表面から除去される。
以上の基本的な構成を有する本プリンタでは、4つの感光体3Y,M,C,Kがそれぞれ、回転によって無端移動する表面に潜像を担持する潜像担持体として機能している。また、光書込ユニット50が、一様帯電後の感光体表面に潜像を形成する潜像形成手段として機能している。また、感光体3Y,3M,3C,3Kを回転駆動してそれぞれの表面を無端移動せしめるモータやギヤ列などからなる駆動源及び駆動伝達系と、駆動源のオンオフを制御する図示しない駆動制御部とが潜像担持体駆動手段として機能している。なお、駆動制御部は、周知のCPU等からなる制御回路と、RAM等の情報記憶手段とから構成されるものである。
次に、実施形態に係るプリンタの特徴部について各実施例に基づいて説明する。なお、以下に特筆しない限り、各実施例に係るプリンタの基本的な構成は上述したものと同様である。
[実施例1]
本実施例に係るプリンタでは、図2に示すように、いわゆるクリーナーレス方式を採用している。このクリーナーレス方式とは、感光体3Yなどの潜像担持体上に付着している転写残トナーをクリーニング回収するための専用の手段を用いることなく潜像担持体上での画像形成プロセスを実行する方式のことである。また、クリーニング回収するための専用の手段とは、具体的には、転写残トナーを潜像担持体から分離した後、再び潜像担持体に付着させることなく、廃トナー容器まで搬送して回収したり、現像装置40Y内に搬送してリサイクル回収したりする手段である。転写残トナーを潜像担持体から掻き取るクリーニングブレードも、専用の手段に含まれる。
かかるクリーナーレス方式について詳述する。クリーナーレス方式は、大別すると、散らし通過型と、一時捕捉型と、併用型とがある。これらのうち、散らし通過型では、潜像担持体に摺擦するブラシ等の散らし部材を用いて、潜像担持体上の転写残トナーを引っ掻くことで、転写残トナーと潜像担持体との付着力を弱める。そして、その後、現像スリーブや現像ローラ等の現像部材と潜像担持体とが対向する現像領域、あるいはその直前において、潜像担持体上の転写残トナーを現像ロールなどの現像部材に静電転移させることで、現像装置40Y内に回収する。この回収に先立って、転写残トナーは、潜像書込のための光書込位置を通過するが、転写残トナー量が比較的少量であれば、潜像書込に悪影響を及ぼすことはない。但し、正規極性とは逆極性に帯電している逆帯電トナーが転写残トナー中に含まれていると、それは現像部材上に回収されないので、地汚れなどを引き起こしてしまう。かかる逆帯電トナーによる地汚れの発生を抑える目的で、潜像担持体上の転写残トナーを正規極性に帯電せしめるためのトナー帯電手段を、転写位置(例えば1次転写ニップ)と散らし部材による散らし位置との間、あるいは散らし位置と現像領域との間、に設けることが望ましい。散らし部材としては、板金やユニットケーシング等に貼り付けられた導電性繊維からなる複数の植毛繊維を有する固定ブラシ、金属製の回転軸部材に複数の植毛繊維を立設せしめたブラシローラ、導電性のスポンジ等からなるローラ部を有するローラ部材などを用いることができる。
クリーナーレス方式における一時捕捉型では、表面を潜像担持体に接触させながら無端移動させる回転ブラシ部材などの捕捉部材によって、潜像担持体上の転写残トナーを一時的に捕捉する。そして、プリントジョブ終了後やプリントジョブ間の紙間タイミングなどにおいて、捕捉部材上の転写残トナーを吐き出させて潜像担持体に再転移させた後、現像ローラなどの現像部材に静電転移させて、現像装置40Y内に回収する。上述した散らし通過型では、ベタ画像形成時やジャム発生後などといった転写残トナーがかなり多くなってしまう場合に現像部材への回収能力を超えて画像劣化を引き起こすおそれがあるのに対し、一時捕捉型では捕捉部材で捕捉した転写残トナーを現像部材に少しずつ回収してかかる画像劣化の発生を抑えることができる。
クリーナーレス方式における併用型では、散らし通過型と一時捕捉型とを併用する。具体的には、潜像担持体に接触する回転ブラシ部材などを、散らし部材及び捕捉部材として併用する。回転ブラシ部材等に直流電圧だけを印加することで回転ブラシ部材等を散らし部材として機能させる一方で、必要に応じてバイアスを直流電圧から交流直流交流電圧に切り換えることで、回転ブラシ部材等を捕捉部材として機能させる。
本実施例のプロセスユニット1Yでは、一時捕捉型のクリーナーレス方式を採用している。光書込ユニット50による潜像の書込が行われているプリントジョブ時には感光体3Yの帯電不良を防止するために、感光体3Y上及び帯電ローラ4Y上に付着している転写残トナーをクリーニングブラシ8Yに捕捉する転写残トナー回収モードを実行し、プリントジョブ終了時や紙間タイミングなどでは、クリーニングブラシ8Yの清掃のためクリーニングブラシ8Yに捕捉した転写残トナーを直接及び帯電ローラ4Yを介して感光体3Y上の非画像領域に転移させる転写残トナー吐き出しモードを実行する。例えば、電源ONからプリントジョブ開始前まで、前の画像と次の画像との間及びプリントジョブ終了時から次のプリントジョブ開始前までは、上記トナー吐き出しモードでクリーニングブラシ8Yを清掃し、プリントジョブ中は上記トナー回収モードで感光体3Y上や転写ローラ上を清掃する。
具体的には、感光体3Yは、図中時計回り方向に所定の線速で回転駆動されながら中間転写ベルト61のおもて面に接触してY用の1次転写ニップを形成している。そして、一次転写ニップを通過した後の感光体3Y上や帯電ローラ4Y上に付着している転写残トナーを、静電力や摺擦力によってクリーニングブラシ8Yに転移させて一時的に捕捉する。この際の各部材間での最適なトナーの移動方向を図4に矢印で示す。なお、この際の帯電ローラ4Yの回転方向は、感光体3Yの回転に対して連れ回る方向及びカウンター方向のどちらでも良いが、上記カウンター方向に回転させた場合には大きな摺擦力により感光体3Y上から帯電ローラ4Yに転写残トナーをより掻き取ることができる。また、クリーニングブラシ8Yの線速(回転速度)は、感光体3Yの線速及び帯電ローラ4Yの線速よりも速いほうが好ましい。例えば、感光体3Y及び帯電ローラ4Yの線速を100[mm/s]とし、クリーニングブラシ8Yの線速を250[mm/s]として、感光体3Yの線速及び帯電ローラ4Yの線速に対するクリーニングブラシ8Yの線速の比を2.5とする。また、クリーニングブラシ8Yは独立して駆動可能なように構成されているのが好ましく、駆動タイミングを感光体3Yや帯電ローラ4Yと同じにしてやれば良い。
そして、プリントジョブ終了後や紙間タイミングなど光書込ユニット50による潜像の書込が行われていない非プリントジョブ時に、帯電ローラ4Yやクリーニングブラシ8Yに印加するバイアスを切り換えて、クリーニングブラシ8Yに捕捉しておいた転写残トナーを静電力や摺擦力によって直接及び帯電ローラ4Yを介して感光体3Y上の非画像領域に再転移させる。この際の各部材間での最適なトナーの移動方向を図5に矢印で示す。その後、感光体3Y上から現像ロール42Yを経て現像装置40Y内に回収する。なお、この際の帯電ローラ4Y及びクリーニングブラシ8Yの回転方向は感光体3Yの回転に対して連れまわる方向で、クリーニングブラシ8Yの回転方向は帯電ローラ4Yの回転に対してカウンター方向にすることが好ましい。また、この際の感光体3Yに対するクリーニングブラシ8Yの線速の比を0.1乃至0.9にするか、感光体3Yの線速に対するクリーニングブラシ8Yの線速の比を、感光体3Yの線速に対する帯電ローラ4Yの線速の比よりも小さくするかの少なくとも一方にすることが好ましい。このような上記回転方向や上記線速の比にすることによってクリーニングブラシ8Yに捕捉された転写残トナーを効率良く感光体3Y上に吐き出すことができる。
吐き出し時には、図6や図7に示した電圧印加可能領域部分(Lpc、Ldv)で、クリーニングブラシ8Yに捕捉されたトナーが感光体3Yや帯電ローラ4Yに吐き出される。つまり、クリーニングブラシ8Yが回転することで、クリーニングブラシ8Yの外周部が電圧印加可能領域部分(Lpc、Ldv)に順に移送して、そこに移送されたクリーニングブラシ8Yの外周部のトナーが感光体3Yや帯電ローラ4Yに吐き出される。しかしながら、上記線速比が0.1よりも小さければクリーニングブラシ8Yの回転が遅いために、見た目上、電圧印加可能領域部分(Lpc、Ldv)がほぼ同じ箇所に留まっているように見える。そのため、上記線速比が0.1よりも小さい場合には、全体的なトナー吐き出し効率が悪くなる。また、クリーニングブラシ8Yの所定の部分におけるトナー吐き出し時間(Tpc、Tdv)と電圧印加可能領域部分(Lpc、Ldv)とクリーニングブラシの移動速度(線速)とには数1のような関係がある。上記線速比が0.9よりも大きい場合には、移動速度(V)が速くなるので、数1から上記トナー吐き出し時間(Tpc、Tdv)が短くなることがわかる。よって、上記線速比が0.9よりも大きい場合には、電圧印加可能領域部分でクリーニングブラシ8Yから感光体3Yや帯電ローラ4Yにトナーを吐き出す時間が短くなるので、トナーの吐き出し効率が悪くなる。
Figure 2008180902
また、クリーニングブラシ8Yのクリーニング性能を長期間維持するためには、クリーニングブラシ8Yからのトナー吐き出し率が15[%]以上であることが好ましく、その際の上記線速比とトナー吐き出し率との関係を表1に示した。なお、この際の感光体3Yの線速と帯電ローラの線速とは100[mm/s]である。
Figure 2008180902
表1から、上記線速比が0.1乃至0.9であれば、トナー吐き出し率が15[%]以上となることがわかる。よって、このことからも本実施例のように非プリントジョブ時における上記線速比を0.1乃至0.9にすることにより、クリーニングブラシ8Yから効率良くトナーを吐き出すことが可能であることがわかる。
また、クリーニングブラシ8Yに捕捉された転写残トナーを感光体3Y上に吐き出すことによってクリーニングブラシ8Yはクリーンな状態となるので、クリーニングブラシ8Yのクリーニング性能を維持することができる。したがって、クリーニングブラシ8Yによる感光体3Yや帯電ローラ4Yのクリーニングも良好に行なわれるので、帯電ローラ4Yによって感光体3Yを良好に帯電せしめることが可能となる。なお、クリーニングブラシ8Yの代わりクリーニングローラを用いても構わない。この際、クリーニングローラの表面は弾性体、例えばウレタンフォームで構成されていることが好ましい。帯電ローラ4Yからクリーニングローラなどに静電力に加えて摺擦力によって転写残トナーを回収する際には、大きな摺擦力を得るためにクリーニングローラの表面が弾性変形してつぶれた状態になるぐらいクリーニングローラと帯電ローラ4Yとを接触させる必要がある。よって、ウレタンフォームのような弾性体によって表面が構成されたクリーニングローラを用いることによって、上記したような接触状態が可能となるので帯電ローラ4Yとクリーニングローラとの接触部で大きな摺擦力を得ることができる。また、ウレタンフォームの表面には凹凸があるため帯電ローラ4Y上から転写残トナーを掻き取り易い。
また、上記のように本実施例においては、転写残トナーを回収するため専用のクリーニング装置を設けず、現像装置40Yで転写残トナーの回収を行うよう構成している。本実施例のようなクリーナーレスシステムを採用することによって、転写残トナーを回収するための専用の回収トナー収容部を設ける必要が無いので装置本体の小型化に有効である。また、回収したトナーを再び現像に使用することができるので、トナーの有効活用が可能となり経済的でもある。
[実験1]
次に、本発明者らが行った実験について説明する。
本発明者らは、図2や図3に示した実施形態に係るプリンタと同様の構成の試験機を用意した。そして、この試験機を用いて、後述する条件下にてモノクロのハーフチャート(ハーフトーン階調画像)をA4用紙に5[%]の画像面積率で連続1000枚プリントした。そして、プリント画像や感光体3Yを拡大観察した結果に基づいて、感光体3Yの帯電ムラを評価した。具体的には、ハーフチャートにおける白斑点の発生レベルに基づいて、白斑点あり(×)、わずかに白斑点あり(△)、白斑点なし(○)の3段階で評価した。また、帯電ムラの評価にあいて、△、○を許容範囲とし、且つ、×を実使用上差し障りのあるレベルとした。
感光体3Yとしては、直径24[mm]のものであり、表面電位は0[V]である。また、線速は100[mm/s]とした。
帯電ローラ4Yはシャフト径6.0[mm]、外径10.0[mm]のローラ形状のものを使用しており、帯電ローラ4Yに印加する帯電バイアスとして、プリントジョブ時−500[V]、非プリントジョブ時−800[V]の直流電圧を印加している。なお、帯電部材としては回転軸部材に植毛繊維を複数立設せしめた帯電ブラシローラでも構わない。また、線速は100[mm/s]とした。
クリーニングブラシ8Yに印加するバイアスとしては、プリントジョブ時+100[V]、非プリントジョブ時に−1000[V]の直流電圧Vdcに、ピーク・ツウ・ピーク電圧Vppが1.0[kV]、周波数がプリントジョブ時300[Hz]、非プリントジョブ時10[Hz]である交流電圧を重畳したもので、且つ、デューティーが45[%]であるものを採用した。クリーニングブラシ8Yは感光体3Y上の転写残トナーと最初に接触する箇所であるため、この時点では感光体3Y上に多くの転写残トナーが付着している。このように転写残トナーの量が多いと回収しにくいため、交流電圧の極性の方向が変化することを利用してトナーを電気的に振動させ、感光体3Y上からトナーを離れ易くする。これにより、クリーニングブラシ8Yによる感光体3Y上のトナーの回収効率が向上する。また、クリーニングブラシ8Yで捕捉したトナーを感光体3Yや帯電ローラ4Yに吐き出す際にも、上述したようにクリーニングブラシ8Yに捕捉したトナーを交流電圧によって電気的に振動させることにより、クリーニングブラシ8Yからトナーが離れ易くなり、吐き出し効率を向上させることができる。なお、周波数は5[Hz]から500[Hz]までの範囲内が好ましい。通常、クリーニングブラシ8Yへの交流印加電圧により、クリーニングブラシ8Yの感光体3Yへの接触領域内で、感光体表面電位は、交流印加電圧の中心値になり、クリーニングブラシ8Yから感光体3Yへのトナーの移動と、感光体3Yからクリーニングブラシ8Yへのトナーの移動とが平衡状態となる。低周波の交流電圧を印加した場合は、クリーニングブラシ8Yの低周波数により感光体3Yの表面電位が波形形状の低めに誘起され、平均値はクリーニングブラシ8Yの交流印加電圧と電位差が確保できる。これにより、クリーニングブラシ8Yから感光体3Yにトナーを効率良く吐き出すことが可能となるが、500[Hz]より大きいと感光体3Yの表面電位波形は形成されず、また、5[Hz]よりも小さいと短すぎて交流の効果がでなくなるので、効率良くトナーの吐き出しを行えなくなる。
クリーニングブラシ8Yとしては、導電性粒子を含有するナイロン繊維からなる植毛繊維を、図示しない回転軸部材に複数立設せしめて、直径11[mm]のローラ状にしたものを用いた。また、感光体3Yに対するクリーニングブラシ食い込み量の許容範囲は0.1〜1.0[mm]とした。
以上の条件下で行った実験を試料1とし、その際のプリントジョブ時のプロセスユニット1Yの概略構成図を図8に、非プリントジョブ時のプロセスユニット1Yの概略構成図を図1に示している。また、試料1との比較対象として以下に示す条件で試料2から試料7までの実験を行った。なお、試料1に対して変化させる条件は、帯電ローラ4Yに印加する電圧値、クリーニングブラシ8Yに印加する電圧値及びクリーニングブラシ8Yの感光体3Yと帯電ローラ4Yとの接触状態についてであり、他の条件については特筆しない限り試料1の条件と同じにしている。
[試料2]
・帯電ローラ4Yへの印加電圧:プリントジョブ時−500[V],非プリントジョブ時−800[V]
・クリーニングブラシ8Yへの印加電圧:プリントジョブ時100[V],非プリントジョブ時−1000[V]
・クリーニングブラシ8Yは帯電ローラ4Yにのみ接触している。
[試料3]
・帯電ローラ4Yへの印加電圧:プリントジョブ時−500[V],非プリントジョブ時−800[V]
・クリーニングブラシ8Yへの印加電圧:プリントジョブ時100[V],非プリントジョブ時−1000[V]
・クリーニングブラシ8Yは感光体3Yにのみ接触している。
[試料4]
・帯電ローラ4Yへの印加電圧:プリントジョブ時−500[V],非プリントジョブ時−800[V]
・クリーニングブラシ8Yへの印加電圧:プリントジョブ時100[V],非プリントジョブ時−600[V]
・クリーニングブラシ8Yは感光体3Yと帯電ローラ4Yとの両方に接触している。
[試料5]
・帯電ローラ4Yへの印加電圧:プリントジョブ時−500[V],非プリントジョブ時−800[V]
・クリーニングブラシ8Yへの印加電圧:プリントジョブ時−200[V],非プリントジョブ時−1000[V]
・クリーニングブラシ8Yは感光体3Yと帯電ローラ4Yとの両方に接触している。
[試料6]
・帯電ローラ4Yへの印加電圧:プリントジョブ時−600[V],非プリントジョブ時−800[V]
・クリーニングブラシ8Yへの印加電圧:プリントジョブ時200[V],非プリントジョブ時−1000[V]
・クリーニングブラシ8Yは感光体3Yと帯電ローラ4Yとの両方に接触している。
[試料7]
・帯電ローラ4Yへの印加電圧:プリントジョブ時−500[V],非プリントジョブ時−600[V]
・クリーニングブラシ8Yへの印加電圧:プリントジョブ時200[V],非プリントジョブ時−900[V]
・クリーニングブラシ8Yは感光体3Yと帯電ローラ4Yとの両方に接触している。
以上の条件下で行った実験結果を表2に示す。なお、表中の回収時電位ギャップ及び吐き出し時電位ギャップの電位の正負は、図4及び図5に示した最適なトナーの移動方向に係り、正であれば図4及び図5の矢印方向で、負であれば上記矢印方向と反対方向である。また、各電位ギャップの優先順位は、回収時において表中の記号を用いて表すと、(C−A)→(B−A)→(C−B)であり、吐き出し時においては、(A−B)→(A−C)→(B−C)である。つまり、回収時においては、感光体3Y上の転写残トナーが最初に清掃されるので感光体3Yとクリーニングブラシ8Yとでの電位ギャップを第1優先とし、その後で感光体3Y上の転写残トナーを帯電ローラ4Yで清掃する感光体3Yと帯電ローラ4Yとでの電位ギャップが第2優先となる。また、吐き出し時においては、感光体3Yと帯電ローラ4Yとの間での転写残トナーの移動が、帯電不良に一番影響を与えるため感光体3Yと帯電ローラ4Yとでの電位ギャップを第1優先とし、帯電ローラ4Yを汚さずにクリーニング性能を確保する必要があるため、クリーニングブラシ8Yと感光体3Yとの間で転写残トナーの移動がある感光体3Yとクリーニングブラシ8Yとでの電位ギャップが第2優先となる。
Figure 2008180902
表2から、試料1では白斑点が無く良好に感光体3Yが帯電しているということがわかる。また、試料1におけるプリントジョブ時での各部材間の電位ギャップの状態を図9に、非プリントジョブ時での各部材間の電位ギャップの状態を図10に示している。
試料1ではプリントジョブ時に、感光体3Yと帯電ローラ4Yとの両方に付着した転写残トナーをクリーニングブラシ8Yに回収するような電圧、つまり帯電ローラ4Yに−500[V」とクリーニングブラシ8Yに100[V]とを印加している。これにより、表面電位が0[V]の感光体3Yや帯電ローラ4Yに付着した転写残トナーを静電力により効率良くクリーニングブラシ8Yに移動させることができる。したがって、プリントジョブ時には感光体3Yや帯電ローラ4Yがクリーンな状態となるので、帯電ローラ4Yによって感光体3Yを良好に帯電せしめることができたと考えられる。
また、非プリントジョブ時には、感光体3Yと帯電ローラ4Yとからクリーニングブラシ8Yに回収した転写残トナーを直接及び帯電部材を介して感光体3Y上に吐き出すような電圧、つまり帯電ローラ4Yに−800[V]とクリーニングブラシ8Yに−1000[V]とを印加している。これにより、クリーニングブラシ8Yに蓄積された転写残トナーは静電力によって表面電位が0[V]の感光体3Y上に直接または帯電ローラ4Yを介して効率良く移動する。なお、本実施例においては帯電ローラ4Yの回転に対してクリーニングブラシ8Yがカウンター方向で回転しているため、帯電ローラ4Yとクリーニングブラシ8Yとの間で生じる摺擦力によって、よりクリーニングブラシ8Yから帯電ローラ4Yに転写残トナーを効率良く移動させることができる。これにより、クリー二ングブラシがクリーンな状態になりクリーニングブラシ8Yのクリーニング性能が維持される。したがって、クリーニングブラシ8Yによる感光体3Yや帯電ローラ4Yのクリーニングも長期間に渡り良好に行なわれ、また、感光体3Y上に吐き出された転写残トナーは現像装置40Yで回収されるため、プリント1000枚時においても、帯電ローラ4Yによって感光体3Yを良好に帯電せしめることが可能であったと考えられる。
図11は試料2における感光体3Y、帯電ローラ4Y及びクリーニングブラシ8Yの位置関係を示したものである。試料2は、クリーニングブラシ8Yを帯電ローラ4Yにのみ接触させた場合であるが、この場合、クリーニングブラシ8Yによる感光体3Yのクリーニングが行なわれないために、感光体3Y上の残留トナーは帯電ローラ4Yによってのみ除去する必要がある。しかしながら、感光体3Y上から帯電ローラ4Yにトナーを回収するとき、つまり、プリントジョブ時の感光体3Yと帯電ローラ4Yとの電位の関係は「感光体3Yの電位(0[V])>帯電ローラ4Yの電位(−500[V])」なので、静電力によって感光体3Y上から帯電ローラ4Yにトナーが転移しない。よって、帯電ローラ4Yは感光体3Yとの摺擦力によってのみ感光体3Y上からトナーを除去することになるので、プリントジョブ時に帯電ローラ4Yによる感光体3Y上のトナーの除去が十分に行われない。なお、帯電ローラ4Yで回収されなかった転写残トナーが現像装置40で回収されるとは言え、転写残トナーの帯電状態(逆極性や帯電量が低い)を考慮すると、現像装置40で回収されない転写残トナーが感光体3Y上に残ってしまう。そのため、クリーニングブラシ8Yを感光体3Yに接触させ静電力や摺擦力で感光体3Y上の転写残トナーを回収する場合よりも経時で見ると感光体3Yをクリーンな状態にすることができない。よって、クリーニングブラシ8Yを感光体3Yと帯電ローラ4Yとの両方に接触した場合に比べて、感光体3Yが帯電不良となり、わずかに白斑点が生じたと考えられる。
図12は、試料2における感光体3Y、帯電ローラ4Y及びクリーニングブラシ8Yの位置関係を示したものである。試料3は、クリーニングブラシ8Yを感光体3Yにのみ接触させた場合であるが、この場合、クリーニングブラシ8Yによる帯電ローラ4Yのクリー二ングが行われないため、帯電ローラ4Yに付着した転写残トナーの影響により感光体3Yの帯電不良が生じたと考えられる。
試料4は、非プリントジョブ時のクリーニングブラシ8Yの電位を−600[V]にした場合であり、非プリントジョブ時における帯電ローラ4Yとクリーニングブラシ8Yとの電位の大小関係を試料1と反対になるようにしている。つまり、試料1では「帯電ローラ4Yの電位>クリーニングブラシ8Yの電位」であったものを、試料4では「帯電ローラ4Yの電位<クリーニングブラシ8Yの電位」にしている。これにより、非プリントジョブ時において、クリーニングブラシ8Yに蓄積されたトナーは静電力によって帯電ローラ4Yには吐き出されない。また、非プリントジョブ時における感光体3Yとクリーニングブラシ8Yとの電位差が試料1の同電位差よりも400[V]も小さいためクリーニングブラシ8Yから感光体3Yへ吐き出されるトナー量は試料1に比べて少なくなる。よって、クリーニングブラシ8Yに蓄積されたトナーの非プリントジョブ時における吐き出し効率が悪くなり、経時でクリーニングブラシ8Yにトナーが蓄積される。よって、短期間でクリーニングブラシ8Yのクリーニング性能が低下してしまい、感光体3Yや帯電ローラ4Yのクリーニングを良好に行うことができないため、感光体3Yの帯電不良が生じたと考えられる。
試料5は、プリントジョブ時のクリーニングブラシ8Yの電位を−200[V]にした場合であり、プリントジョブ時における感光体3Yとクリーニングブラシ8Yとの電位の大小関係が試料1と反対になっており、且つ、プリントジョブ時における帯電ローラ4Yとクリーニングブラシ8Yとの電位差を試料1と異ならせている。つまり、試料1では「クリーニングブラシ8Yの電位>感光体3Yの電位」であったものを、試料5では「クリーニングブラシ8Yの電位<感光体3Yの電位」にしている。また、試料1では帯電ローラ4Yとクリーニングブラシ8Yとの電位差が600[V]であるのに対し、試料5では帯電ローラ4Yとクリーニングブラシ8Yとの電位差が300[V]である。よって、試料5では静電力によって感光体3Yからクリーニングブラシ8Yにトナーの転移が行われず、且つ、帯電ローラ4Yとクリー二ングブラシとの間で生じる静電力は試料1よりも試料5のほうが小さいため帯電ローラ4Yからクリーニングブラシ8Yに転移するトナーの量も試料1よりも少なくなる。そのため、プリントジョブ時に感光体3Yと帯電ローラ4Yとのクリーニングが良好に行なわれないため、感光体3Yの帯電不良が生じたと考えられる。
試料6は、プリントジョブ時の帯電ローラ4Yの電位を−600[V]、クリーニングブラシ8Yの電位を200[V]にした場合であり、プリントジョブ時における帯電ローラ4Yとクリーニングブラシ8Yとの電位差及び感光体3Yとクリーニングブラシ8Yとの電位差が試料1よりも大きくなるようにしている。試料6のように、帯電ローラ4Yとクリーニングブラシ8Yの電位の大小関係及び感光体3Yとクリーニングブラシ8Yとの電位の大小関係が試料1と同じであれば、帯電ローラ4Yとクリーニングブラシ8Yとの電位差及び感光体3Yとクリーニングブラシ8Yとの電位差が試料1よりも大きくなることによって、静電力による感光体3Y及び帯電ローラ4Yからクリーニングブラシ8Yへのトナーの転移が行われ易くなる。よって、プリントジョブ時の感光体3Yと帯電ローラ4Yとのクリーニングが良好に行なわれる。また、非プリントジョブ時のクリーニングブラシ8Yに蓄積されたトナーの除去は試料1と同様に良好に行われるため、クリーニングブラシ8Yのクリーニング性能が長期間保持されるので、長期間において感光体3Yは良好な帯電状態を得ることができたと考えられる。
試料7は、プリントジョブ時のクリーニングブラシ8Yの電位を200[V]にし、非プリントジョブ時の帯電ローラ4Yの電位を−600[V]、クリーニングブラシ8Yの電位を−900[V]にした場合であり、プリントジョブ時における帯電ローラ4Yとクリーニングブラシ8Yとの電位差及び感光体3Yとクリーニングブラシ8Yとの電位差が試料1よりも大きく、且つ、非プリントジョブ時における帯電ローラ4Yとクリーニングブラシ8Yとの電位差も試料1より大きくしている。試料7も試料6の場合と同様に帯電ローラ4Yとクリーニングブラシ8Yの電位の大小関係及び感光体3Yとクリーニングブラシ8Yとの電位の大小関係が試料1と同じであれば、プリントジョブ時における帯電ローラ4Yとクリーニングブラシ8Yとの電位差及び感光体3Yとクリーニングブラシ8Yとの電位差が試料1よりも大きくなることによって、静電力による感光体3Y及び帯電ローラ4Yからクリーニングブラシ8Yへのトナーの転移が行われ易くなる。また、上記電位の大小関係が試料1と同じで、非プリントジョブ時における帯電ローラ4Yとクリーニングブラシ8Yとの電位差が試料1よりも大きくなることによって、静電力によるクリーニングブラシ8Yから帯電ローラ4Yへのクリーニングブラシ8Yに蓄積されたトナーの転移が行われ易くなり、効率良くクリーニングブラシ8Yからトナーが除去されるので、クリーニングブラシ8Yのクリーニング性能を長期間保持することができ、長期間において感光体3Yは良好な帯電状態を得ることができたと考えられる。
[実施例2]
次に、実施例2に係るプリンタについて説明する。なお、以下に特筆しない限り、実施例2に係るプリンタの構成は実施形態と同様である。
図13は、実施例2に係るプリンタにおけるY用のプロセスユニット1Yを示す拡大構成図である。他色用のプロセスユニット1M,1C,1KもY用のものと同様の構成になっている。
本実施例2では、実施例1と同様に一時捕捉型のクリーナーレス方式を採用している。実施例2と実施例1との装置本体の基本的な構成は同じであるが、実施例2においては、実施例1の構成に加え、片持ち支持された導電性シートからなる導電シート10Yが、自由端側をクリーニングブラシ8Yに当接するように装置本体に設けられている。かかる構成の導電シート10Yには、装置本体内に設けられた電源や配線等からなる帯電前バイアス供給手段によって直流電圧からなる帯電前バイアスが供給される。なお、導電シート10Yの母材樹脂としては、ポリビニリデンフルオロエチレン(PVDF)の他、ナイロン、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ウレタン、ポリエチレン、これらを2種類以上混合したもの等を例示することができる。実施例2では、導電シート10Yにマイナス極性の帯電前バイアスを印加しており、これによってクリーニングブラシ8Yに捕捉された転写残トナーを、正規極性であるマイナス極性に同帯電量で一様に帯電せしめている。クリーニングブラシ8Yから感光体3Yや帯電ローラ4Yに静電力で転写残トナーを吐き出す際には、転写残トナーの帯電量が一定レベル以上あると、より効率良く吐き出すことができる。よって、1次転写によって逆極性に帯電したり、帯電量が低下した転写残トナーを導電性シート10Yによって一様に正規極性及び同帯電量に帯電せしめることで、クリーニングブラシ8Yに導電シート10Yを当接させてない場合よりも、効率良くクリーングブラシ8Yから感光体3Yや帯電ローラ4Yに転写残トナーを吐き出すことができる。
クリーニングブラシ8Yに捕捉した転写残トナーは、書込手段による静電潜像の形成が行われない期間である、プリントジョブ終了後や紙間タイミングなどに、クリーニングブラシ8Yに印加する帯電バイアスを重畳電圧から直流電圧に切り換えることで、クリー二ングブラシから直接、及び、帯電ローラ4Yを介して感光体3Y上に再転移される。なお、本実施例2では導電シート10Yによってクリーニングブラシ8Yに捕捉された転写残トナーが一様に正規極性であるマイナス極性に帯電しているので、上記再転移の際に転写残トナーが静電力によってクリーニングブラシ8Yから効率良く感光体3Yや帯電ローラ4Yに吐き出される。このようにして感光体3Y上に再転移された転写残トナーは、感光体3Y上から現像ローラ42Yを経て現像装置40Y内に回収される。
[実験2]
本発明者らは、図2や図13に示した実施形態に係るプリンタと同様の構成の試験機を用意した。そして、この試験機を用いて、後述する条件でモノクロのハーフチャート(ハーフトーン階調画像)をA4用紙に5[%]の画像面積率でプリントした。そして、プリント画像や感光体3Yを拡大観察した結果に基づいて、実験1と同様に感光体3Yの帯電ムラを評価した。
実験2は、実験1でプリント1000毎時で良好な帯電状態を得ることができた試料7における各条件に、さらにクリーニングブラシ8Yに導電シート10Yを当接させているか否かの条件を加えて実験を行っている。つまり、前記当接させていない条件は実験1からわかるように試料7であり、前記当接させている条件は試料8とした。また、その他の条件は特筆しない限り実験1と同じにしている。なお、導電シート10Yには−1000[V]のバイアスを印加しており、また、感光体3Yの帯電状態の評価は、印刷1000枚時と2000枚時とについて行った。
以上の条件で行った実験結果を表3に示す。
Figure 2008180902
表3からわかるように、プリント1000枚時においては、試料7及び試料8とも、言い換えれば、クリーニングブラシ8Yに導電シート10Yを当接させているか否かに関係なく感光体3Yの帯電状態は良好であった。しかし、プリント2000枚時においては、試料7つまりクリーニングブラシ8Yに導電シート10Yを当接させていない条件下では、感光体3Yの帯電状態が良くなく白斑点が発生し、試料8つまりクリーニングブラシ8Yに導電シート10Yを当接させた条件下では、感光体3Yの帯電状態が良好だったので白斑点が発生しなかった。
これは、転写残トナー中には、正規極性とは逆極性に帯電してしまった逆帯電トナーや、正規極性に僅かに帯電している低帯電量トナーが含まれており、このような転写残トナーもクリーニングブラシ8Yに捕捉される。そして、クリーニングブラシ8Yから感光体3Y及び帯電ローラ4Yにその転写残トナーを吐き出そうとしても、逆帯電トナーや低帯電量トナーは効率良く吐き出すことができないため、それらトナーがクリーニングブラシ8Yに徐々に蓄積される。そのため、プリント枚数が増えるに連れてクリーニングブラシ8Yに蓄積されるトナー量が多くなるため、クリーニングブラシ8Yのクリーニング性能が低下してしまい、感光体3Yや帯電ローラ4Yのクリーニングを良好に行なうことができなくなるので帯電不良が生じてしまう。よって、試料7ではプリント1000毎時では良好な帯電状態を得ることができたが、上述した理由によりプリント2000枚時では帯電不良になったと考えられる。
試料7に対し試料8では、−1000[V]のバイアスを印加した導電シート10Yをクリーニングブラシ8Yに当接させているため、クリーニングブラシ8Yに捕捉された転写残トナーは、正規極性、逆極性及び低帯電量を問わず一様に正規極性であるマイナス極性に同帯電量で帯電する。これにより、クリーニングブラシ8Yに捕捉された転写残トナーが静電力によってクリーニングブラシ8Yから感光体3Yや帯電ローラ4Yに効率良く吐き出されるため、長期間に渡りクリーニングブラシ8Yのクリーニング性能を維持することができる。よって、クリーニングブラシ8Yによる感光体3Yや帯電ローラ4Yのクリーニングも長期間良好に行なうことができるので、試料8のように、導電シート10Yをクリーニングブラシ8Yに当接させる構成とすることで、プリント2000枚時においても良好な帯電状態を得ることができたと考えられる。
[実施例3]
次に、実施例3に係るプリンタについて説明する。なお、以下に特筆しない限り、実施例3に係るプリンタの構成は実施形態と同様である。
図14は、実施例3に係るプリンタにおけるY用のプロセスユニット1Yを示す拡大構成図である。他色用のプロセスユニット1M,1C,1KもY用のものと同様の構成になっている。
実施例3では、実施例1及び2と同様に一時捕捉型のクリーナーレス方式を採用している。また、実施例3の装置本体の基本的な構成は実施例1及び実施例2と同様であるが、実施例3では実施例2でクリーングブラシに当接させていた導電シートをクリーニングブラシ8Yにではなくクリーニングブラシ8Yよりも感光体回転方向上流側の感光体3Yの表面に当接させている。なお、実施例3で使用した導電シート11Yの諸特性や帯電前バイアス供給手段によって印加されるバイアスなどは実施例2と同様である。この導電シート11Yにより、感光体3Y上の逆極性であるプラス極性に帯電した転写残トナーの極性を正規極性であるマイナス極性にすることができる。よって、感光体3Y上の転写残トナーを一様に正規極性であるマイナス極性に帯電することで、図に示すようにプラス極性のバイアスを印加されたクリーニングブラシ8Yによって転写残トナーを捕捉し易くして、転写残トナーをクリーニングブラシ8Yに転移させて一時的に捕捉する。
クリーニングブラシ8Yに捕捉した転写残トナーは、プリントジョブ終了後や紙間タイミングなどに、クリーニングブラシ8Yに印加する帯電バイアスを重畳電圧から直流電圧に切り換えることで、クリー二ングブラシから直接、及び、帯電ローラ4Yを介して感光体3Y上に再転移させた後、感光体3Y上から現像ローラ42Yを経て現像装置40Y内に回収される。なお、クリーニングブラシ8Yに捕捉された転写残トナーは、クリーニングブラシ8Yに捕捉される前に導電シート11Yによって正規極性であるマイナス極性に一様に同帯電量で帯電せしめられているので、実施例2で記載したように上記再転移の際にクリーニングブラシ8Yから効率良く感光体3Yや帯電ローラ4Yに吐き出すことができる。
[実験3]
本発明者らは、図1や図14に示した実施形態に係るプリンタと同様の構成の試験機を用意した。そして、この試験機を用いて、後述する条件でモノクロのハーフチャート(ハーフトーン階調画像)をA4用紙に5[%]の画像面積率でプリントした。そして、プリント画像や感光体3Yを拡大観察した結果に基づいて、実験1及び実験2と同様に感光体3Yの帯電ムラを評価した。
実験2は、実験1でプリント1000毎時で良好な帯電状態を得ることができた試料7における各条件に、さらにクリーニングブラシ8Yよりも感光体回転方向上流側の感光体3Yの表面に導電シート11Yを当接させているか否かの条件を加えて実験を行っている。つまり、前記当接させていない条件は実験1の装置本体の構成からわかるように試料7であり、前記当接させている条件は実施例3における特徴的な構成を示したものであり試料9とした。また、その他の条件は特筆しない限り実験1と同じにしている。なお、導電シート11Yには−1000[V]のバイアスを印加しており、また、感光体3Yの帯電状態の評価は、プリント1000枚時とプリント2000枚時とについて行った。
以上の条件で行った実験結果を表4に示す。
Figure 2008180902
表3からわかるように、プリント1000枚時においては、試料7及び試料9とも、言い換えれば、上記感光体3Yの表面に導電シート11Yを当接させているか否かに関係なく感光体3Yの帯電状態は良好であった。
プリント2000枚時においては、試料7つまり上記感光体3Yの表面に導電シート11Yを当接させていない条件下では、実験2で記載した理由によって感光体3Yの帯電状態が良くなく白斑点が発生した。また、試料9つまり上記感光体3Yの表面に導電シート11Yを当接させた条件下では、白斑点が発生することなく感光体3Yの帯電状態が良好であることがわかる。
試料9の実験結果について考察してみると、−1000[V]のバイアスを印加した導電シート11Yを上記感光体3Yの表面に当接させているため、上記感光体3Yの表面上の転写残トナーは、正規極性、逆極性及び低帯電量を問わず一様に正規極性であるマイナス極性に同帯電量で帯電する。これにより、本実施例3でクリーニングブラシ8Yにプラス電極のバイアスを印加しているので、上記感光体3Yの表面上の転写残トナーは静電力によって効率良くクリーニングブラシ8Yに捕捉される。これにより、感光体3Yの表面が実施例1の構成よりもクリーンな状態となっているので、帯電ローラ4Yによる感光体3Yの帯電が良好に行われると考えられる。また、クリーニングブラシ8Yに捕捉された転写残トナーは、クリーニングブラシ8Yに捕捉される前に導電シート11Yによって正規極性であるマイナス極性に一様に帯電せしめられているので、静電力によってクリーニングブラシ8Yから感光体3Yや帯電ローラ4Yに効率良く吐き出すことができるため、長期間に渡りクリーニングブラシ8Yのクリーニング性能を維持することができる。よって、クリーニングブラシ8Yによる感光体3Yや帯電ローラ4Yのクリーニングも長期間良好に行なうことができるので、試料9のように、導電シート11Yを上記感光体3Yの表面に当接させる構成とすることで、プリント2000枚時においても良好な帯電状態を得ることができたと考えられる。
以上、本実施形態によれば、自らの無端移動する表面に潜像を担持する潜像担持体である感光体3と、感光体3上の潜像をトナーによって現像する現像手段である現像装置40と、感光体3に接触させた自らの表面を無端移動せしめながら、感光体3の表面を一様帯電せしめる帯電部材である帯電ローラ4と、帯電ローラ4にバイアスを供給する第1のバイアス供給手段である電源装置70と、帯電ローラ4よりも感光体回転方向上流側で、感光体3と帯電ローラ4とに接触させた自らの表面を無端移動せしめながら、感光体3と帯電ローラ4との表面に付着した少なくともトナーを回収して、感光体3と帯電ローラ4との表面を清掃する清掃部材であるクリーニングブラシ8と、クリーニングブラシ8にバイアスを供給する第2のバイアス供給手段である電源装置71とを備えた画像形成装置であるプリンタにおいて感光体3と帯電ローラ4とからクリーニングブラシに回収したトナーを静電力によって、クリーニングブラシ8から直接、感光体3表面上の非画像領域へ転移するように、電源装置71がクリーニングブラシ8にバイアスを供給して、クリーニングブラシ8から上記非画像領域に上記回収したトナーを転移させるか、クリーニングブラシ8から帯電ローラ4を介して上記非画像領域へ転移するように、電源装置70が帯電ローラ4にバイアスを供給し及び電源装置71がクリーニングブラシ8にバイアスを供給して、クリーニングブラシ8から上記非画像領域に上記回収したトナーを転移させるか、の少なくとも一方を行い、上記非画像領域つまり感光体3上に転移させたトナーを現像装置40で回収するように構成している。これにより、クリーニングブラシ8に蓄積された転写残トナーは静電力によって感光体3上に転移するので、クリーニングブラシ8がクリーンな状態になり、クリーニングブラシ8のクリーニング性能が回復する。したがって、クリーニングブラシ8による感光体3Yや帯電ローラ4のクリーニングも長期間に渡り良好に行なわれ、帯電ローラ4によって感光体3を長期間において良好に帯電せしめることができる。また、クリーニングブラシ8から感光体3上に転移させた転写残トナーは現像装置40で回収されるので、転写残トナーを回収するため専用のトナー回収部を装置本体内に設ける必要が無く、その分装置本体の小型化が可能となる。
また、本実施形態によれば、画像形成時であるプリントジョブ時に、感光体3と帯電ローラ4とのそれぞれの表面に付着したトナーを静電力によってクリーニングブラシ8に転移させるようなバイアスを、電源装置70が帯電ローラ4に印加し、及び、電源装置71がクリーニングブラシ8に印加するように構成している。これにより、感光体3や帯電ローラ4に付着した転写残トナーを静電力により効率良くクリーニングブラシ8に転移させることができる。したがって、プリントジョブ時には感光体3や帯電ローラ4がクリーンな状態となるので、帯電ローラ4によって感光体3を良好に帯電せしめることができる。
また、本実施形態によれば、上記トナーは負極性に帯電しており、プリントジョブ時には、クリーニングブラシ8の電位が帯電ローラ4及び感光体3の電位よりも高くなるように、電源装置70が帯電ローラ4にバイアスを印加し、及び、電源装置71がクリーニングブラシ8にバイアスを印加し、また、非プリントジョブ時には、クリーニングブラシ8の電位が帯電ローラ4及び感光体3の電位よりも低く、且つ、帯電ローラ4の電位が感光体3の電位よりも低くなるように、電源装置70が帯電ローラ4にバイアスを印加し、及び、電源装置71がクリーニングブラシ8にバイアスを印加するように構成している。これにより、プリントジョブ時に上記トナーは、静電力によって感光体3及び帯電ローラ4からクリーニングブラシ8に向かう方向に転移し、非プリントジョブ時には、静電力によってクリーニングブラシ8から感光体3及び帯電ローラ4を介して感光体3に向かう方向に転移する。よって、負極性に帯電したトナーを状況に応じて確実に所定の部材つまりプリントジョブ時には感光体3及び帯電ローラ4に再付着することなくクリーニングブラシ8に、非プリントジョブ時にはクリーニングブラシ8に再付着することなく感光体3上に転移させることができる。
また、本実施形態によれば、電源装置71は、直流電圧に交流電圧を重畳したバイアスをクリーニングブラシ8に印加する。これにより、交流電圧の特性により感光体3上に付着したトナーやクリーニングブラシ8に捕捉されたトナーを電気的に振動させることができる。よって、各部材からトナーが離れ易くなるので、感光体3上からクリーニングブラシ8へのトナーの回収効率や、クリーニングブラシ8から感光体3上にトナーを吐き出す効率を、クリーニングブラシ8に直流電圧だけを印加した場合よりも向上させることができる。
また、本実施形態によれば、上記交流電圧の周波数は、5Hz乃至500Hzである。上記周波数が5[Hz]よりも小さいと短すぎて交流の効果がでなくなり、500[Hz]より大きいと感光体3の表面電位波形は形成されなるので、効率良くトナーの吐き出しを行えなくなる。よって、本実施形態のように上記周波数を5Hz乃至500Hzにすることにより、クリーニングブラシ8から感光体3上にトナーを効率良く吐き出すことができる。
また、本実施形態によれば、少なくとも非プリントジョブ時の帯電ローラ4及びクリーニングブラシ8の回転方向は、感光体3の回転に沿う方向である。これにより、クリーニングブラシ8に捕捉された転写残トナーを、クリーニングブラシ8と帯電ローラ4との間で生じる摺擦力によって効率良く帯電ローラ4に転移させることができ、最終的にクリーニングブラシ8に捕捉された転写残トナーを感光体3上へ効率良く吐き出すことができる。
また、本実施形態によれば、非プリントジョブ時の感光体3の線速に対するクリーニングブラシ8の線速の比は、0.1乃至0.9である。感光体3に対するクリーニングブラシ8の線速の比が0.1よりも小さければ、クリーニングブラシ8に捕捉した転写残トナーをほぼ同じ箇所にしか吐き出せず、線速の比が0.9よりも大きければクリーニングブラシ8の回転が速すぎてクリーニングブラシ8から転写残トナーを吐き出す時間が短くなってしまう。よって、本実施形態のように上記線速の比を0.1乃至0.9にすることにより、効率良くクリーニングブラシ8から感光体3上に転写残トナーを吐き出すことができる。
また、本実施形態によれば、上記清掃部材が、外周部が弾性部材により構成されたローラ形状をしているクリーニングローラである場合、例えば静電力に加えて帯電ローラ4からクリーニングローラに摺擦力によって転写残トナーを回収する際には、クリーニングローラの表面が弾性変形してつぶれた状態になるぐらいクリーニングローラと帯電ローラ4とを接触させることで大きな摺擦力を得ることができるので、効率良く帯電ローラ4からクリーニングブラシ8に転写残トナーを回収することができる。なお、感光体3に対するクリーニングの際も同様の理由により、効率良く感光体3からクリーニングブラシ8に転写残トナーを回収することができる。
また、本実施形態によれば、上記弾性部材としてウレタンフォームを用いると、ウレタンフォームの表面には凹凸があるので、この凹凸により感光体3上や帯電ローラ4上に付着した転写残トナーを掻き取り易くなる。
また、本実施形態によれば、上記清掃部材はブラシ形状のクリーニングブラシ8であることにより、感光体3と帯電ローラ4とに対するブラシの摺擦により、感光体3上や帯電ローラ4上から転写残トナーを効果的にクリーニングブラシ8へ掻き取ることができる。
また、本実施形態によれば、クリーニングブラシ8に接触し、クリーニングブラシ8に回収されたトナーを帯電せしめるトナー帯電手段である導電シート10を備えている。これにより、クリーニングブラシ8に捕捉された転写残トナーを一様に正規極性及び同帯電量で帯電させることができるので、転写残トナーを静電力によってクリーニングブラシ8から感光体3や帯電ローラ4に効率良く吐き出すことができる。
また、本実施形態によれば、感光体3上のトナー像を転写材に転写する転写部である1次転写部69と、クリーニングブラシ8と感光体3が当接する位置よりも感光体回転方向上流側で、且つ、クリーニングブラシ8と1次転写部69との間の感光体3の表面に付着しているトナーを帯電せしめるトナー帯電手段である導電シート11とを備えている。これにより、感光体3の表面上の転写残トナーは、一様に正規極性及び同帯電量で帯電する。よって、感光体3の表面上の転写残トナーは静電力によって効率良くクリーニングブラシ8に捕捉される。また、クリーニングブラシ8に捕捉された転写残トナーは、クリーニングブラシ8に捕捉される前に導電シート11によって正規極性及び同帯電量で一様に帯電せしめられているので、クリーニングブラシ8から効率良く感光体3や帯電ローラ4に吐き出すことができる。
尚、本実施形態では、現像剤として負極性トナーを主成分とした1成分現像剤を用いたが、正極性トナーを主成分とした1成分現像剤を用いても構わない。この際、各部材に印加するバイアスは負極性トナーを用いたときと逆極性になるようにすれば良い。また、トナーを主成分とした1成分現像剤に限らず、トナーと磁性キャリアとからなる2成分現像剤を用いても良い。
本発明の特徴部を示す実施例1の非プリントジョブ時のプロセスユニットの概略構成図。 本実施形態に係るプリンタの概略構成図。 Y用のプロセスユニットの概略構成図。 プリントジョブ時における最適なトナーの移動方向を示した説明図。 非プリントジョブ時における最適なトナーの移動方向を示した説明図。 線速比が0.1よりも小さい場合のトナー吐き出し説明図。 線速比がお。9よりも大きい場合のトナー吐き出し説明図。 実施例1のプリントジョブ時のプロセスユニットの概略構成図。 実施例1のプリントジョブ時の各部材間の電位ギャップの状態を示した説明図。 実施例1の非プリントジョブ時の各部材間の電位ギャップの状態を示した説明図。 試料2における感光体、帯電ローラ及びクリーニングブラシの位置関係を示した概略構成図。 試料3における感光体、帯電ローラ及びクリーニングブラシの位置関係を示した概略構成図。 実施例2のプリントジョブ時のプロセスユニットの概略構成図。 実施例3のプリントジョブ時のプロセスユニットの概略構成図。
符号の説明
1 プロセスユニット
3 感光体
4 帯電ローラ
8 クリーニングブラシ
10 導電シート
11 導電シート
40 現像装置
42 現像ローラ
50 光書込ユニット
60 転写ユニット
61 中間転写ベルト
69 1次転写部
70 電源装置
71 電源装置

Claims (12)

  1. 自らの無端移動する表面に潜像を担持する潜像担持体と、
    該潜像担持体上の潜像をトナーによって現像する現像手段と、
    該潜像担持体に接触させた自らの表面を無端移動せしめながら、該潜像担持体の表面を一様帯電せしめる帯電部材と、
    該帯電部材にバイアスを供給する第1のバイアス供給手段と、
    該帯電部材よりも潜像担持体回転方向上流側で、該潜像担持体と該帯電部材とに接触させた自らの表面を無端移動せしめながら、該潜像担持体と該帯電部材との表面に付着した少なくともトナーを回収して、該潜像担持体と該帯電部材との表面を清掃する清掃部材と、
    該清掃部材にバイアスを供給する第2のバイアス供給手段とを備えた画像形成装置において、
    該潜像担持体と該帯電部材とから該清掃手段に回収したトナーが静電力によって、該清掃部材から直接、潜像担持体表面上の非画像領域へ転移するように、該第2のバイアス供給手段が該清掃部材にバイアスを供給して、該清掃部材から該非画像領域に該回収したトナーを転移させるか、
    該清掃部材から該帯電部材を介して該非画像領域へ転移するように、該第1のバイアス供給手段が該帯電部材にバイアスを供給し及び該第2のバイアス供給手段が該清掃部材にバイアスを供給して、該清掃部材から該非画像領域に該回収したトナーを転移させるか、の少なくとも一方を行い、
    該非画像領域に転移させたトナーを該現像手段で回収するように構成したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、
    上記回収したトナーを上記非画像領域へ転移させないときに、上記潜像担持体及び上記帯電部材の表面に付着したトナーが、静電力によって上記清掃部材へ転移するように、該第1のバイアス供給手段が該帯電手段にバイアスを供給し及び該第2のバイアス供給手段が該清掃部材にバイアスを供給して、該潜像担持体及び該帯電部材から該清掃部材へ該トナーを転移させるように構成したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2の画像形成装置において、
    上記トナーは負極性に帯電しており、
    上記回収したトナーを上記非画像領域へ転移させないときには、上記清掃部材の電位が上記帯電部材及び上記潜像担持体の電位よりも高くなるように、該第1のバイアス供給手段が該帯電手段にバイアスを供給し、及び、該第2のバイアス供給手段が該清掃部材にバイアスを供給し、
    また、上記回収したトナーを上記非画像領域へ転移させるときには、該清掃部材の電位が該帯電部材及び該潜像担持体の電位よりも低く、且つ、該帯電部材の電位が該潜像担持体の電位よりも低くなるように、該第1のバイアス供給手段が該帯電手段にバイアスを供給し、及び、該第2のバイアス供給手段が該清掃部材にバイアスを供給するように構成したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1、2または3の画像形成装置において、
    上記第1のバイアス供給手段は、直流電圧に交流電圧を重畳したバイアスを上記清掃部材に供給するものであることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4の画像形成装置において、
    上記交流電圧の周波数は、5Hz乃至500Hzであることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1、2、3、4または5の画像形成装置において、
    少なくとも上記回収したトナーを上記非画像領域へ転移させるときの上記帯電部材及び上記清掃部材の回転方向は、上記潜像担持体の回転に沿う方向であることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1、2、3、4、5または6の画像形成装置において、
    上記回収したトナーを上記非画像領域へ転移させるときの上記像担持体の線速に対する上記清掃部材の線速の比は、0.1乃至0.9であることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1、2、3、4、5、6または7の画像形成装置において、
    上記清掃部材は、外周部が弾性部材により構成されたローラ形状であることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項8の画像形成装置において、
    上記弾性部材は、ウレタンフォームであることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9の画像形成装置において、
    上記清掃部材はブラシ形状であることを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10の画像形成装置において、
    上記清掃部材に接触し、該清掃部材に回収されたトナーを帯電せしめるトナー帯電手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10の画像形成装置において、
    上記潜像担持体上のトナー像を転写材に転写する転写部と、
    上記清掃部材と上記潜像担持体とが当接する位置よりも潜像担持体回転方向上流側で、且つ、該清掃部材と該転写部との間の該潜像担持体の表面に付着しているトナーを帯電せしめるトナー帯電手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
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