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JP2008179217A - 車両用整流装置 - Google Patents

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JP2008179217A
JP2008179217A JP2007013447A JP2007013447A JP2008179217A JP 2008179217 A JP2008179217 A JP 2008179217A JP 2007013447 A JP2007013447 A JP 2007013447A JP 2007013447 A JP2007013447 A JP 2007013447A JP 2008179217 A JP2008179217 A JP 2008179217A
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Japan
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vehicle
tire
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rectifying
vehicle width
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JP2007013447A
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Susumu Terakado
晋 寺門
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】タイヤの車幅方向外側へ空気が吹出すことを抑制し、タイヤの車幅方向外側における空気流の乱れを抑制することを可能とする車両用整流装置を提供する。
【解決手段】車両床下のフロントタイヤ40の車両前方にタイヤ前整流装置10を配設する。タイヤ前整流装置10は、フロントタイヤ40の車両前方に車幅方向に沿って配設された複数の整流フィン26、28、30を備える。整流フィン26、28、30は、全体的に車両前側へかけて車幅方向内側に傾斜し、後部を車両前後方向に対して略平行とされている。また、整流フィン26、28、30の後端部26B、28B、30Bは、フロントタイヤ40の前面40Aと車両前後方向に対向している。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両用整流装置に関する。
車両床下のタイヤ前にスパッツを配設することにより、タイヤ前面に当たる空気量を低減し、タイヤ前面での空気抵抗を低減することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、車両床下のタイヤ前にスパッツを配設したからといって、タイヤに当たる空気量を全く無くすことはできない。ここで、車両前方からタイヤへの空気流の向きは、ラジエータやエンジンコンパートメントから車両床下へ排出される空気流の影響により、車幅方向外側に傾斜した向きになる。このため、タイヤ前面に当たった空気は、タイヤの車幅方向外側へ吹出して、タイヤの車幅方向外側における車両後方への空気流を乱し、空気抵抗を増大させる(例えば、非特許文献1参照)。
実開昭61−183271号公報 Jochen Wiedemann著「The Influence of Ground Simulation and Wheel Rotation on Aerodynamic Drag Optimization −Potential for Reducing Fuel Consumption」Copyright 1996 Society of Automotive Engineers,Inc
本発明は上記事実を考慮し、タイヤの車幅方向外側への空気の吹出しを抑制し、タイヤの車幅方向外側における空気流の乱れを抑制することを可能とする車両用整流装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の車両用整流装置は、前部が車両前後方向に対して車幅方向内側に傾斜されると共に、後部が前記前部よりも車両前後方向に対する傾斜角を小さくされており、且つ、後端部をタイヤ前面に対向させた整流部材が、タイヤの車両前方側に、車幅方向に複数配設されてなることを特徴とする。
請求項1に記載の車両用整流装置では、車幅方向に複数配設された整流部材が、タイヤの車両前方側に設けられており、該整流部材により、タイヤへ向かう空気流が整流される。
ここで、車幅方向に配設された複数の整流部材は、前部が車両前後方向に対して車幅方向内側に傾斜すると共に、後部がその前側よりも車両前後方向に対する傾斜角を小さくされており、且つ、後端部をタイヤ前面に対向させている。よって、車両前方からタイヤへ車幅方向外側に傾斜しながら進む空気流の車幅方向外側への傾きを抑制することが可能である。
従って、タイヤの車幅方向外側への空気の吹出しを抑制でき、タイヤの車幅方向外側における空気流の乱れを抑制できる。
請求項2に記載の車両用整流装置は、請求項1に記載の車両用整流装置であって、前記整流部材の後部は、車両前後方向に沿って延在していることを特徴とする。
請求項2に記載の車両用整流装置では、整流部材の後部が、車両前後方向に沿って延在していることにより、車両前方からタイヤ前面に向かう空気流の車幅方向外側への傾きをより一層低減することが可能である。
よって、タイヤの車幅方向外側への空気の吹出しをより一層抑制でき、タイヤの車幅方向外側における空気流の乱れをより一層抑制できる。
請求項3に記載の車両用整流装置は、請求項1又は請求項2に記載の車両用整流装置であって、車幅方向外側の前記整流部材の前部は、車幅方向内側の前記整流部材の前部と比して車両前後方向に対する傾斜角を大きくされていることを特徴とする。
請求項3に記載の車両用整流装置では、車幅方向外側の整流部材の前部が、車幅方向内側の整流部材の後部と比して車両前後方向に対する傾斜角を大きくされている。これにより、車幅方向外側にいくにつれて車幅方向外側への傾きを増加させる空気流に対して、整流部材による整流効果を発揮させることが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、タイヤの車幅方向外側への空気の吹出しを抑制し、タイヤの車幅方向外側における空気流の乱れを抑制することを可能とする車両用整流装置を提供できる。
以下、図1〜図6を用いて、本発明に係る車両用整流装置の一実施形態について説明する。なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢印UPは車両上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示す。
図1には、本発明の車両用整流装置の一実施形態に係るタイヤ前整流装置10が適用された車両12の前部が示されている。この図に示されるように、車両12では、ホイルハウス14内に、タイヤとしてのフロントタイヤ40を装着された前輪16及び前輪16用のブレーキ装置(図示省略)が配置されている。ホイルハウス14の前方では、フロントフェンダ18の下側がフェンダライナ20によって被覆されている。フロントフェンダ18の下部すなわちフェンダライナ20の外縁の上側には、フロントバンパ22の車幅方向端部が廻り込んでいる。
そして、タイヤ前整流装置10は、車両12の床下且つフロントタイヤ40の車両前方に配設されている。このタイヤ前整流装置10は、左右の前輪16に対応して左右一対設けられているが、構造は左右共通(対称)なので一方について説明する。
図1乃至図3に示すように、タイヤ前整流装置10は、整流部11と、前輪16の車両前方において整流部11をファンダライナ20に固定する矩形状の取付板24とを備えている。取付板24は、車幅方向を長手方向としており、車幅方向の両端部及び中央部をボルト32によりフェンダライナ20に固定されている。
整流部11は、取付板24に立設された3枚の整流部材としての整流フィン26、28、30からなる。整流フィン26、28、30は、車幅方向内側から外側へ順に車幅方向に配設されており、車両前後方向に延在している。また、整流フィン26、28、30の前端部26A、28A、30Aは、底面視にて翼形状となっている。
整流フィン26の後端部26Bは、フロントタイヤ40の前面40Aの車幅方向内側端部と車両前後方向に対向し、整流フィン28の後端部28Bは、フロントタイヤ40の前面40Aの車幅方向中央部と車両前後方向に対向し、また、整流フィン30の後端部30Bは、フロントタイヤ40の前面40Aの車幅方向外側端部と車両前後方向に対向している。
また、整流フィン26、28、30は、車両前方へかけて車幅方向内側へ湾曲しており、全体的に車両前方へかけて車幅方向内側へ傾斜している。また、整流フィン26、28、30の後部は、その前部よりも車両前後方向に対する傾斜角度を小さくされている。
ここで、図4に示すように、整流フィン26、28、30の翼厚中央部を通る線(以下、翼厚中央線という)Lの車両前後方向に対する傾斜角度は、車両前側から後側へかけて次第に減少しており、整流フィン26、28、30の後部における該翼厚中央線Lは、車両前後方向に沿っており、車両前後方向と略平行になっている。
また、整流フィン26、28、30の翼厚中央線Lの前側1/4の部分L0の車両前後方向に対する傾斜角度α1、α2、α3は、下記(1)式を満足している。
α1<α2<α3…(1)
なお、図4においては、誇張して傾斜角度α1、α2、α3を大きく描いているが、α1は、3〜5°、α2、α3は、6〜10°が適しており、この範囲内で各車両毎に最適化すれば良い。
次に、本実施形態における作用及び効果について説明する。
図5に示すように、車両12の走行時、ラジエータやエンジンコンパートメントから車両床下へ排出される空気流の影響により、車両床下のフロントタイヤ40の車両前方において、車両前方から後方へ車幅方向外側に傾斜して流れる空気流Aが生成される。この空気流Aは、フロントタイヤ40へ向かう際に、フロントタイヤ40の車両前方に車幅方向に配設された整流フィン26、28、30により整流される。
ここで、整流フィン26、28、30は、全体的に車両前方へかけて車幅方向内側に傾斜すると共に、車両前側から後側へかけて車両前後方向に対する傾斜角度を次第に減少させており、さらに、後部26B、28B、30Bをフロントタイヤ40の前面40Aに対向させている。このため、空気流Aは、整流フィン26、28、30により、車両前後方向に対する傾斜角度を減少されてフロントタイヤ40の前面40Aに当たる。
これにより、フロントタイヤ40の車幅方向外側への空気の吹出しを抑制でき、フロントタイヤ40の車幅方向外側(車両12の側方)における空気流の乱れを抑制できる。 また、車両床下のフロントタイヤ40の車両前方にスパッツを配設した場合には、スパッツが空気流Aに対して略垂直に配設された板材であることにより、スパッツ自体に発生する正圧が大きくなるのに対して、本実施形態では、整流フィン26、28、30が、空気流Aに沿って延在する板材であることにより、整流フィン26、28、30自体に発生する正圧が、スパッツ自体に発生する正圧と比較して格段に小さくなる。
また、本実施形態では、車幅方向最外側の整流フィン30の上記傾斜角度α3を、車幅方向中央の整流フィン28の上記傾斜角度α2、及び、車幅方向最内側の整流フィン28の上記傾斜角度α1をよりも大とし、上記傾斜角度α2を上記傾斜角度α1よりも大としたことにより、車幅方向外側にいくにつれて車幅方向外側への傾きを増加させる空気流Aに対して、整流フィン26、28、30による整流効果を発揮させることが可能となる。
また、図6に示すように、車両12の側方における空気流Bの乱れを抑制できることにより、車両12の後方において、該空気流Bと、車両上方から車両後方へ流れた空気流Cとをスムーズに合流させることができる。
従って、車両12の走行時の空気抵抗(空気抗力係数Cd)を低減できる。特に、SUV車両等、車高が高く、フロントタイヤの露出量が多く、且つ、ラジエータやエンジンコンパートメントから車両床下へ排出される空気量が多い車両においては効果が大きくなる。
また、整流フィン26、28、30の後部が車両前後方向と略平行にされていることにより、整流フィン26、28、30により整流された空気流Aは、フロントタイヤ40の前面40Aに略直角に当たり、フロントタイヤ40の側面に沿って車両後方へ流れる。
これにより、フロントタイヤ40の車幅方向外側への空気の吹出しをより一層抑制でき、フロントタイヤ40の車幅方向外側における空気流の乱れをより一層抑制できる。従って、車両12の走行時の空気抵抗(空気抗力係数Cd)をより一層低減できる。
また、車両床下のフロントタイヤ40の車両前方にスパッツを配設した場合には、前輪16用のブレーキ装置へ空気流を導くブレーキダクト(図示省略)の車両前方において、空気流が遮られることにより、ブレーキ装置の冷却性能が低下する。これに対して、本実施形態では、整流フィン26が空気流を遮らないことにより、ブレーキ装置の冷却性能が、スパッツを配設した場合と比較して格段に高くなる。
さらに、フロントタイヤ40の前面40Aに対して傾斜して当たる空気量を低減できることにより、操縦安定性の向上という効果を得ることができる。
ところで、本実施形態のタイヤ前整流装置10を備えない状態で、フロントタイヤ40の車両前方における空気流Aの車両前後方向に対する傾斜角度(偏向)が5°であり、タイヤ前整流装置10を設置し、偏向が0°になるように空気流Aを整流した場合には、各フロントタイヤ40毎のΔCd値(空気抗力係数の変化量)は、ΔCd=−0.03となる(上記非特許文献1のFig7参照)。即ち、タイヤ前整流装置10では、タイヤ単体で0.03だけCdを改善する効果がある。
ここで、一般的な車両の前影投影面積を2.5m、一般的なタイヤ(1本)の前影投影面積を0.18mとすると、ΔCd値が−0.03の場合、車両全体のΔCd値は、面積換算でΔCd=−0.03×(0.18×2)/2.5=−0.0043となる。通常、車両全体のΔCd値は、ΔCd=0.3程度であるため、1.0〜1.5%程度の空気抵抗の減少という効果を得ることができる。
以上、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、本実施形態では、本発明における整流部材として、断面翼形状の板材であるフィンを用いたが、肉厚が略一定の板材や断面三角形状のブロック等も適用可能である。また、本実施形態では、整流フィンを3枚配設したが、2枚以上配設されていれば良い。
さらに、本実施形態では、整流フィンの下辺を地面に対して略平行としたが、図7に示すように、整流フィンの下辺を、車両後方へかけて車両下側へ傾斜するテーパ状とすることも可能である。この場合、整流フィンの車両前側の地上高が車両後側よりも高くなることにより、整流フィンのアプローチアングルの確保が容易になる。
本発明の一実施形態に係るタイヤ前整流装置を備える車両の前部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るタイヤ前整流装置を示す(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図である。 (A)は、図2(A)の3(A)−(A)断面図であり、(B)は、図2(A)の3(B)−3(B)断面図である。 本発明の一実施形態に係るタイヤ前整流装置を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るタイヤ前整流装置における作用を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るタイヤ前整流装置を備える車両における作用を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係るタイヤ前整流装置の変形例を示す側面図である。
符号の説明
10 タイヤ前整流装置(車両用整流装置)
12 車両
26 整流フィン(整流部材)
28 整流フィン(整流部材)
30 整流フィン(整流部材)
40 フロントタイヤ(タイヤ)
40A 前面(タイヤ前面)

Claims (3)

  1. 前部が車両前後方向に対して車幅方向内側に傾斜されると共に、後部が前記前部よりも車両前後方向に対する傾斜角を小さくされており、且つ、後端部をタイヤ前面に対向させた整流部材が、タイヤの車両前方側に、車幅方向に複数配設されてなることを特徴とする車両用整流装置。
  2. 前記整流部材の後部は、車両前後方向に沿って延在していることを特徴とする請求項1に記載の車両用整流装置。
  3. 車幅方向外側の前記整流部材の前部は、車幅方向内側の前記整流部材の前部と比して車両前後方向に対する傾斜角を大きくされていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用整流装置。
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