JP2008178436A - 外反母趾矯正具 - Google Patents
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Abstract
【課題】日常的に使用したまま通常の履物を履くこともでき、裸足のままサンダル等を履いても目立たず気兼ねなく外出できるとともに、使用中の痛みや違和感も生じなく、手入れも簡単であり、製造コストも低減できる外反母趾矯正具を提供せんとする。
【解決手段】可撓性を有する板状本体2と、前記板状本体2の長手方向両端部23、24における内面20の側に設けられ、それぞれ図5に示す使用状態において、母趾及び第二趾に係止されるリング状(環状)の係止部3,4とより構成され、使用の際、板状本体2が長手方向に沿って外面21が内側となるように弾性屈曲した状態で母趾と第二趾とよりなる趾股部にわたり内面20が密接され、通常状態に戻ろうとする弾性復元力により母趾と第二趾が互いに離れる方向に力が作用して、これにより母趾は外側に矯正され、母趾の付け根部分が足の内側に戻るように矯正される。
【選択図】図1
【解決手段】可撓性を有する板状本体2と、前記板状本体2の長手方向両端部23、24における内面20の側に設けられ、それぞれ図5に示す使用状態において、母趾及び第二趾に係止されるリング状(環状)の係止部3,4とより構成され、使用の際、板状本体2が長手方向に沿って外面21が内側となるように弾性屈曲した状態で母趾と第二趾とよりなる趾股部にわたり内面20が密接され、通常状態に戻ろうとする弾性復元力により母趾と第二趾が互いに離れる方向に力が作用して、これにより母趾は外側に矯正され、母趾の付け根部分が足の内側に戻るように矯正される。
【選択図】図1
Description
本発明は、外反母趾を予防或いは矯正できる外反母趾矯正具に関する。
この種の外反母趾矯正具としては、例えば、履物底部の上面前方部に人の足の親指を位置規制可能な第1足指位置規制部と、当該親指を除いた各足指を位置規制可能な第2足指位置規制部とを有し、第1足指位置規制部が、それぞれ基端部が履物底部に固定されかつ自由端部に平面ファスナ構成要素が取り付けられた一対のベルト部からなり、当該両ベルト部を足の親指に違う側から巻きつけその状態で当該両ベルト部の平面ファスナ構成要素同士を係止させて親指を位置規制可能かつ各平面ファスナ構成要素の係止位置を変えることにより当該親指の第2足指位置規制部に対する位置を調節可能に構成されたものなど、外反母趾矯正用の特殊な履物が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、足の中足関節部を小指側に押圧する巾と、その外周を巻回する超薄地生ゴム素材によるバンドの上縁に、母指を外方に拡げるような部材を取り付けてなり、足の中足関節部を小指側に押圧する巾と、その外周を巻回する超薄地生ゴム素材によるバンドの上縁に、母指に嵌合密着固定する弾性筒部材を一体に固定したことを特徴とする外反母趾矯正用サポータなど、種々の矯正用サポータが知られている(例えば、特許文献2〜5参照。)。
しかしながら、上記特殊な履物については、使用状況が限定され、日常的に使用するには不便であり、通常の履物を履きたい場合などには適用できない。また、履物としての機能も兼用するため、コスト低減にも限界がある。これに対し、上記の矯正用サポータは、さらに靴下を履くなどして通常の履物を履いて外出する際にも使用することができるが、足先等の広い範囲を締め付けるために違和感の生じることは避けられず、面積が大きいため裸足のままだと非常に目立ち、指先が露出するサンダルを履いて夏場に外出したいときなど不便である。また、洗濯などの手間もかかる。
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、日常的に使用したまま通常の履物を履くこともでき、裸足のままサンダル等を履いても目立たず気兼ねなく外出できるとともに、使用中の痛みや違和感も生じなく、手入れも簡単であり、製造コストも低減できる外反母趾矯正具を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、可撓性を有する板状本体であって、長手方向に沿って外面が内側となるように弾性屈曲した状態で母趾と第二趾の趾股部にわたり内面が密接する板状本体と、前記板状本体の長手方向両端部における前記内面の側に設けられ、それぞれ前記母趾及び第二趾に係止されるリング状又は略C字状の係止部とより構成したことを特徴とする外反母趾矯正具を構成した。
ここで、前記係止部を、それぞれ前記板状本体の長手方向に所定の長さを有し、且つ前記板状本体の端部側に向けて次第に縮径するテーパー状に形成したものが好ましい。
また、少なくとも前記板状本体は、熱可塑性エラストマー又はゴム、特にシリコーンゴムを用いて成形したものが好ましい。特に、前記板状本体及び前記係止部は、同一の素材を用いて一体成形することが好ましい。
更に、前記板状本体及び前記係止部を、透明又は半透明に構成することが好ましい。また、前記板状本体の内面を、断面視凹状の湾曲面としたものが好ましい実施例である。
以上にしてなる本願発明に係る外反母趾矯正具は、使用の際、板状本体が母趾と第二趾とよりなる趾股部にわたり内面が密接され、通常状態に戻ろうとする弾性復元力により母趾と第二趾が互いに離れる方向に力が作用して、これにより母趾は外側に矯正され、母趾の付け根部分が足の内側に戻るように矯正されるのであり、このような趾股部に装着されて目立たない板状本体と、母趾及び第二趾にのみ係止される同じく目立たない係止部とから構成されているため、装着したまま通常の履物を履くことも勿論できるし、裸足のままサンダル等を履いても目立たず、気兼ねなく外出することができる。
また、従来の矯正用サポータのように足先を締め付けるものではないため、違和感も少なく、優れた装着感を有している。また、簡単な構造であるため、手入れも簡単であり、製造コストも低減できる。
また、係止部をそれぞれ前記板状本体の長手方向に所定の長さを有し、且つ前記板状本体の端部側に向けて次第に縮径するテーパー状に形成したので、母趾や第二趾の先細な形にフィットし、係止部の先端側の跳ね上がりなどを防止でき、違和感を少なくすることができる。
少なくとも前記板状本体を、熱可塑性エラストマー又はゴム、より好ましくは、少なくとも前記板状本体を、シリコーンゴムを用いて成形してなるので、そのソフトな弾性復元力により痛みを伴うことなく外反母趾の矯正を行うことができ、日常の手入れも容易となる。
また、板状本体及び前記係止部を、同一の素材を用いて一体成形したので、容易且つ低コストで製造できる。
また、板状本体及び前記係止部を、透明又は半透明に構成したので、外観上殆ど目立たなくなる。
また、板状本体の内面を、断面視凹状の湾曲面としたので、母趾から第二趾にわたる趾股部に板状本体を密着させることができ、装着感を向上できるとともに矯正作用を確実なものとすることができ、さらに板状本体の弾性復元力を高めることもできる。
次に、本発明の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明に係るの全体構成を示す図であり、図1〜8は代表的実施形態を示し、図中符号1は外反母趾矯正具、2は板状本体、3,4は係止部をそれぞれ示している。
本発明の外反母趾矯正具1は、図1に示すように、可撓性を有する板状本体2と、前記板状本体2の長手方向両端部23、24における内面20の側に設けられ、それぞれ図5に示す使用状態において、母趾51及び第二趾52に係止されるリング状(環状)の係止部3,4とより構成されている。
板状本体2は、使用の際、図3の仮想線で示すように、長手方向に沿って外面21が内側となるように弾性屈曲した状態で、図5に示すように、母趾51と第二趾52とよりなる趾股部53にわたり内面20が密接される。ここで、趾股部53は、母趾51と第二趾52のそれぞれの対向する面と股部とからなり、前記板状本体2がこの趾股部53に密接し、図3の実線で示す通常状態に戻ろうとする弾性復元力により、図5の一点差線の矢印で示すように母趾51と第二趾52が互いに離れる方向に力が作用して、これにより母趾51は破線矢印のように外側に矯正され、母趾の付け根部分が足の内側に戻るように矯正されるのである。
板状本体2の内面20は、図4の断面図に示すように、凹状の湾曲面に形成されており、母趾51から第二趾52にわたる趾股部53に密着するように構成されるとともに、屈曲部22において、上記した板状本体2の弾性復元力を高める作用を有する。本例では、外面21側も凸状の湾曲面として構成されており、使用状態において接触する外面21同士の摩擦抵抗を少なくし、母趾51および第二趾52の動作を妨げないように作用している。
係止部3,4は、それぞれ母趾51及び第二趾52に外装されるリング状に成形されており、より詳しくは前記板状本体2の長手方向に所定の長さh1、h2を有し、且つ、前記板状本体2の端部側に向けて次第に縮径するテーパー状の筒状部として構成されている。筒状部の長さh1、h2や端部側の開口部30、40の大きさ、テーパーの傾斜角などは、図5に示すように、母趾51及び第2趾52に外装して適当な位置で係止されるような寸法や角度に設定され、板状本体2の長さとともに、足のサイズに応じて適当な寸法に設定される。好ましくは、足のサイズ、性別、年齢別等によって異なる複数の寸法を設定すればよい。
なお、係止部3、4は、板状本体2を適当な位置に係止するためのものであり、本例では母趾51、第2趾52にそれぞれ外装されるリング状のものとしているが、図6に示すように、途中部28で分離した形状である略C字状に構成してもよい。これにより係止機能を維持しつつ母趾51等への装着性を向上させることができる。図示したものは係止部3、4の双方を略C字状としたが、一方をリング状のままとし他方を略C字状とすることも好ましい例である。また、本例のように長さh1、h2を有する筒状とする必要もなく、線状に構成してもよい。例えば板状本体2をシリコーン等で成形して構成し、その両端に係止部3、4としてリング状の紐を取り付けたものでもよい。
板状本体2及び係止部3,4からなる全体は、同一の素材を用いて一体成形されており、その素材には、好ましくは熱可塑性エラストマー又はゴム、とくにシリコーンゴムが用いられるが、その他の素材、例えば軟質の合成樹脂やコルク材、発泡樹脂材料、繊維材などを用いることもできる。また、板状本体2と係止部3(4)をそれぞれ別素材で構成してもよい。
例えば、上述の弾性復元力による矯正作用を奏する板状本体2については前記の素材で成形し、係止部3,4については、該板状本体2を包む部分と両端のリング状の係止部とを繊維素材で別途縫製等により構成したものや、別素材を用いた二色成形により板状本体2と係止部3,4を一体的に成形したものなど、種々の形態とすることができる。勿論、同一又は別素材を用いて、板状本体2に対し、別途構成された係止部3,4を熱融着等により取り付けて構成したものでもよい。
板状本体2及び前記係止部3,4は、目立たない透明又は半透明に構成されることが好ましく、望ましくは肌色等に着色したものが好ましい。また、ゲルマニウム効果を有する物質など種々の物質を成形時に添加したものも好ましい。
なお、本発明の外反母趾矯正具1では、板状本体2の弾性復元力が重要となり、これが小さすぎても効果が少なく、大きすぎると痛みを伴ってしまう。これは素材の選定や、厚み、大きさ等の寸法設定、形状設定などによって、適宜調整することができ、板状本体2の内面20の湾曲形状についても、趾にフィットすることは勿論のこと弾性復元力を調整する機能も有している点は上述した通りである。
形状設定の他の例としては、例えば図7に示すように、板状本体2の外面側に長手方向に延びる単又は複数のリブ25を突設し、弾性復元力を高めることや、図8(a)に示すように、同じく板状本体2の長手方向に延びるスリット26を設けたり、或いは図8(b)に示すように、板状本体2の側端縁に沿って切り込み部27を設けることにより、弾性復元力を低減させることができる。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明はこうした実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
1 外反母趾矯正具
2 板状本体
3,4 係止部
20 内面
21 外面
22 屈曲部
23,24 端部
25 リブ
26 スリット
27 切り込み部
28 途中部
30 開口部
51 母趾
52 第二趾
53 趾股部
2 板状本体
3,4 係止部
20 内面
21 外面
22 屈曲部
23,24 端部
25 リブ
26 スリット
27 切り込み部
28 途中部
30 開口部
51 母趾
52 第二趾
53 趾股部
Claims (7)
- 可撓性を有する板状本体であって、長手方向に沿って外面が内側となるように弾性屈曲した状態で母趾と第二趾の趾股部にわたり内面が密接する板状本体と、
前記板状本体の長手方向両端部における前記内面の側に設けられ、それぞれ前記母趾及び第二趾に係止されるリング状又は略C字状の係止部と、
より構成したことを特徴とする外反母趾矯正具。 - 前記係止部を、それぞれ前記板状本体の長手方向に所定の長さを有し、且つ前記板状本体の端部側に向けて次第に縮径するテーパー状に形成してなる請求項1記載の外反母趾矯正具。
- 少なくとも前記板状本体を、熱可塑性エラストマー又はゴムを用いて成形してなる請求項1又は2記載の外反母趾矯正具。
- 少なくとも前記板状本体を、シリコーンゴムを用いて成形してなる請求項3記載の外反母趾矯正具。
- 前記板状本体及び前記係止部を、同一の素材を用いて一体成形してなる請求項1〜4の何れか1項に記載の外反母趾矯正具。
- 前記板状本体及び前記係止部を、透明又は半透明に構成してなる請求項1〜5の何れか1項に記載の外反母趾矯正具。
- 前記板状本体の内面を、断面視凹状の湾曲面とした請求項1〜6の何れか1項に記載の外反母趾矯正具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007012159A JP2008178436A (ja) | 2007-01-23 | 2007-01-23 | 外反母趾矯正具 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2007012159A JP2008178436A (ja) | 2007-01-23 | 2007-01-23 | 外反母趾矯正具 |
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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Country Status (1)
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| JP (1) | JP2008178436A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011086716A1 (ja) | 2010-01-15 | 2011-07-21 | 独立行政法人科学技術振興機構 | 外反母趾矯正装具及び外反母趾矯正装具の製造方法 |
| EP2689754A1 (fr) | 2012-07-26 | 2014-01-29 | Vitry Freres | Dispositif de protection et de correction de l'Hallux Valgus |
| KR20190043721A (ko) * | 2017-10-19 | 2019-04-29 | 이휘경 | 엄지 발가락 교정구 |
| KR102046174B1 (ko) * | 2018-08-17 | 2019-11-18 | 동의대학교 산학협력단 | 기능성 양말 |
| JP2022114642A (ja) * | 2021-01-27 | 2022-08-08 | 恵巳 加藤 | 足趾パッド作成キット |
| JP7468956B1 (ja) | 2023-12-19 | 2024-04-16 | 株式会社P.O.イノベーション | 外反母趾用サポーター |
-
2007
- 2007-01-23 JP JP2007012159A patent/JP2008178436A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR102047331B1 (ko) | 2017-10-19 | 2019-11-21 | 이휘경 | 엄지 발가락 교정구 |
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| JP2025097683A (ja) * | 2023-12-19 | 2025-07-01 | 株式会社P.O.イノベーション | 外反母趾用サポーター |
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