JP2008178284A - 電力変換器 - Google Patents
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Abstract
【課題】きめ細やかな電圧制御ができ、高調波の低減を図るともにPWM制御による損失を抑制できる電力変換器を提供することである。
【解決手段】第1のハーフブリッジ回路17は第1の直流電源11に接続された第1のスイッチング素子12−1及び第2のスイッチング素子12−2を有し、第2のハーフブリッジ回路18は第2の直流電源13に接続された第3のスイッチング素子12−3及び第4のスイッチング素子12−4を有し、第1の直流電源11の中性点と第2の直流電源13の中性点との間をハーフブリッジ回路接続線16で接続して第1のハーフブリッジ回路17と第2のハーフブリッジ回路18とを接続する。そして、交流端子は、一端が第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子の接続点から引き出され、他端が第3のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子の接続点から引き出される。
【選択図】 図1
【解決手段】第1のハーフブリッジ回路17は第1の直流電源11に接続された第1のスイッチング素子12−1及び第2のスイッチング素子12−2を有し、第2のハーフブリッジ回路18は第2の直流電源13に接続された第3のスイッチング素子12−3及び第4のスイッチング素子12−4を有し、第1の直流電源11の中性点と第2の直流電源13の中性点との間をハーフブリッジ回路接続線16で接続して第1のハーフブリッジ回路17と第2のハーフブリッジ回路18とを接続する。そして、交流端子は、一端が第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子の接続点から引き出され、他端が第3のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子の接続点から引き出される。
【選択図】 図1
Description
本発明は直流を交流に変換する電力変換器に関する。
直流を交流に変換する電力変換器から出力される交流電圧の高調波歪電圧を抑制するためにPWM制御が行われ、一般に電力変換器の高調波歪電圧を抑制するためにはPWM制御が必要である。
図16は従来の単相フルブリッジインバータの回路図である。第1のハーフブリッジ回路17における第1の直流電源11は中性点で接地され、この第1の直流電源11には第1のスイッチング素子12−1及び第2のスイッチング素子12−2が接続されている。同様に、第2のハーフブリッジ回路18における第2の直流電源13は中性点で接地され、この第2の直流電源13には第3のスイッチング素子12−3及び第4のスイッチング素子12−4が接続され、各々の第1のスイッチング素子12−1乃至第4のスイッチング素子12−4には、それぞれ環流ダイオードD1〜D4が並列に接続されている。
また、第1のスイッチング素子12−1及び第2のスイッチング素子12−2の上下アームは、第3のスイッチング素子12−3及び第4のスイッチング素子12−4の上下アームに並列に直流正極線14及び直流負極線15で接続されている。そして、交流端子の一端Uが第1のスイッチング素子12−1及び第2のスイッチング素子12−2の接続点から引き出され、交流端子の他端U’が第3のスイッチング素子12−3及び第4のスイッチング素子12−4の接続点から引き出され、この交流端子U、U’から単相交流負荷に電力が供給されるようになっている。いま、第1の直流電源11及び第2の直流電源13の電圧は、中性点を挟んでそれぞれEであるとする。すなわち、従来の単相フルブリッジインバータのハーフブリッジ回路に供給する両端の直流電圧の大きさは一致している必要がある。この例では、両端とも2E[V]である。
図17は、図16に示した単相フルブリッジインバータ回路の交流端子U、U’の出力電圧の一例を示す波形図であり、表1は単相フルブリッジインバータ回路の第1のスイッチング素子12−1乃至第4のスイッチング素子12−4のオンオフに対する出力電圧を示す表である。図17及び表1に示すように、単相フルブリッジインバータ回路の出力電圧は、0、2E、−2Eの3つのレベルとなる。
表1に示すように、単相フルブリッジインバータ回路の第1のスイッチング素子12−1乃至第4のスイッチング素子12−4のオンオフは4つのモード1〜4がある。
モード1は、第1のスイッチング素子12−1がオフ、第2のスイッチング素子12−2がオンで、交流端子Uの端子電圧が−Eであり、第3のスイッチング素子12−3がオフ、第4のスイッチング素子12−4がオンで、交流端子U’の端子電圧が−Eであるモードである。従って、このモード1のときはU−U’間端子電圧は0である。
モード2は、第1のスイッチング素子12−1がオン、第2のスイッチング素子12−2がオフで、交流端子Uの端子電圧がEであり、第3のスイッチング素子12−3がオフ、第4のスイッチング素子12−4がオンで、交流端子U’の端子電圧が−Eであるモードである。従って、このモード2のときはU−U’間端子電圧は2Eとなる。
モード3は、第1のスイッチング素子12−1がオン、第2のスイッチング素子12−2がオフで、交流端子Uの端子電圧がEであり、第3のスイッチング素子12−3がオン、第4のスイッチング素子12−4がオフで、交流端子U’の端子電圧がEであるモードである。従って、このモード3のときはU−U’間端子電圧は0となる。
モード4は、第1のスイッチング素子12−1がオフ、第2のスイッチング素子12−2がオンで、交流端子Uの端子電圧は−Eであり、第3のスイッチング素子12−3がオン、第4のスイッチング素子12−4がオフで、交流端子U’の端子電圧はEであるモードである。従って、このモード4のときはU−U’間端子電圧は−2Eとなる。
このように、単相フルブリッジインバータ回路の出力電圧は、第1のスイッチング素子12−1乃至第4のスイッチング素子12−4のオンオフの切り換えにより、モード1〜4を繰り返す。この場合、矩形波の幅dを調整することにより、出力電圧の大きさや高調波歪電圧が変化する。
次に、図18は従来のNPC(中性点クランプ)方式のうち3レベルインバータの回路図である。第1のNPCハーフブリッジ回路17における第1の直流電源11は中性点で接地され、この第1の直流電源11には第1のスイッチング素子12−1乃至第4のスイッチング素子12−4が接続されている。同様に、第2のNPCハーフブリッジ回路18における第2の直流電源13は中性点で接地され、この第2の直流電源13には第5のスイッチング素子12−5乃至第8のスイッチング素子12−8が接続され、各々の第1のスイッチング素子12−1乃至第8のスイッチング素子12−8には、それぞれ環流ダイオードD1〜D8が並列に接続されている。
第1の直流電源11の中性点と第1のスイッチング素子12−1及び第2のスイッチング素子12−2との接続点の間にダイオードD9が接続され、第1の直流電源11の中性点と第3のスイッチング素子12−3及び第4のスイッチング素子12−4との接続点の間にダイオードD10が接続されている。同様に、第2の直流電源13の中性点と第5のスイッチング素子12−5及び第6のスイッチング素子12−6との接続点の間にダイオードD11が接続され、第2の直流電源13の中性点と第7のスイッチング素子12−7及び第8のスイッチング素子12−8との接続点の間にダイオードD12が接続されている。
また、第1のスイッチング素子12−1乃至第4のスイッチング素子12−4の上下アームは、第5のスイッチング素子12−5乃至第8のスイッチング素子12−8の上下アームと並列に直流正極線14及び直流負極線15で接続されている。そして、交流端子の一端Uが第2のスイッチング素子12−2及び第3のスイッチング素子12−3の接続点から引き出され、交流端子の他端U’が第6のスイッチング素子12−6及び第7のスイッチング素子12−7の接続点から引き出され、この交流端子U、U’から単相交流負荷に電力が供給されるようになっている。いま、第1の直流電源11及び第2の直流電源13の電圧は、中性点を挟んでそれぞれEであるとする。すなわち、従来の単相NPCフルブリッジインバータのNPCハーフブリッジ回路に供給する両端の直流電圧の大きさは一致している必要がある。この例では、両端とも2E[V]である。
図19は、図18に示したNPC型インバータ回路の交流端子U、U’の出力電圧の一例を示す波形図であり、表2はNPC型インバータ回路の第1のスイッチング素子12−1乃至第8のスイッチング素子12−8のオンオフに対する出力電圧を示す表である。図19及び表2に示すように、NPC型インバータ回路の出力電圧は、0、E、2E、−E、−2Eの5つのレベルとなる。
表2に示すように、NPC型インバータ回路の第1のスイッチング素子12−1乃至第8のスイッチング素子12−8のオンオフには9つのモード1〜9がある。
例えば、モード1は、表2に示すように、第1のスイッチング素子12−1がオフ、第2のスイッチング素子12−2がオン、第3のスイッチング素子12−3がオン、第4のスイッチング素子12−4がオフで、交流端子Uの端子電圧が0であり、第5のスイッチング素子12−5がオフ、第6のスイッチング素子12−6がオン、第7のスイッチング素子12−7がオン、第8のスイッチング素子12−8がオフで、交流端子U’の端子電圧が0であるモードである。従って、このモード1のときはU−U’間端子電圧は0である。
以下同様に、モード2のときはU−U’間端子電圧はE、モード3のときはU−U’間端子電圧は2E、モード4のときはU−U’間端子電圧はE、モード5のときはU−U’間端子電圧は0、モード6のときはU−U’間端子電圧は−E、モード7のときはU−U’間端子電圧は−2E、モード8のときはU−U’間端子電圧は−E、モード9のときはU−U’間端子電圧は0である。
このように、NPC型インバータ回路の出力電圧は、第1のスイッチング素子12−1乃至第8のスイッチング素子12−8のオンオフの切り換える。この場合、矩形波の幅d、d’を調整することにより、出力電圧の大きさや高調波歪電圧が変化する。
以上に示すように、単相フルブリッジインバータや、NPCインバータは、公知技術として産業の発達に寄与している(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−337045号公報
しかしながら、特許文献1のものでは、フルブリッジ回路を構成する2つのハーフブリッジ回路は、ハーフブリッジ回路の正極及び負極が互いに接続されているので、出力波形の波高値を変化させることができない。このため、高調波低減には限界がある。また、電力変換器の高調波歪電圧を抑制するためにPWM制御による変調周波数を高くすると損失が増加する。このため、放熱フィンを大きくする必要があり、そうすると、装置の大型化やコストが増加する。一方、矩形波インバータを多重にする方式もあるが、矩形波インバータでは高調波低減には限界がある。
本発明の目的は、きめ細やかな電圧制御ができ、高調波の低減を図るとともにPWM制御による損失を抑制できる電力変換器を提供することである。
請求項1の発明に係わる電力変換器は、第1の直流電源に接続された第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子を有した第1のハーフブリッジ回路と、前記第1の直流電源の電圧と異なった電圧の第2の直流電源に接続された第3のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子を有した第2のハーフブリッジ回路と、第1の直流電源の中性点と第2の直流電源の中性点との間を接続して第1のハーフブリッジ回路と第2のハーフブリッジ回路とを接続するハーフブリッジ回路接続線と、一端が第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子の接続点から引き出され他端が第3のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子の接続点から引き出され単相交流負荷を接続するための交流端子とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明に係わる電力変換器は、第1の直流電源に接続された第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子を有した第1のハーフブリッジ回路と、前記第1の直流電源の電圧と異なった電圧の第2の直流電源に接続された第3のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子を有した第2のハーフブリッジ回路と、第1の直流電源の中性点と第2の直流電源の中性点との間を接続して第1のハーフブリッジ回路と第2のハーフブリッジ回路とを接続するハーフブリッジ回路接続線と、第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子の接続点と第3のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子の接続点との間に接続された相間リアクトルと、一端が相間リアクトルの中間点から引き出され他端がハーフブリッジ回路接続線から引き出され単相交流負荷を接続するための交流端子とを備えたことを特徴とする。
請求項3の発明に係わる電力変換器は、第1の直流電源に接続された第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子を有した第1のハーフブリッジ回路と、前記第1の直流電源の電圧と異なった電圧の第2の直流電源に接続された第3のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子を有した第2のハーフブリッジ回路と、第1の直流電源の中性点と第2の直流電源の中性点との間を接続して第1のハーフブリッジ回路と第2のハーフブリッジ回路とを接続するハーフブリッジ回路接続線と、第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子の接続点と第3のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子の接続点との間に接続された交流巻線と磁気結合されたもう一方の変圧器巻線を介して単相交流負荷に接続するための交流端子とを備えたことを特徴とする。
請求項4の発明に係わる電力変換器は、第1の直流電源に接続された4個以上のスイッチング素子を有した第1のNPCハーフブリッジ回路と、第2の直流電源に接続された4個以上のスイッチング素子を有した第2のNPCハーフブリッジ回路と、第1の直流電源の中性点と第2の直流電源の中性点との間を接続したNPCハーフブリッジ回路接続線と、第1のNPCハーフブリッジ回路と第2のNPCハーフブリッジ回路の複数のスイッチング素子間の接続点の間に単相交流負荷を配線するための交流端子とを備えたことを特徴とする。
請求項5の発明に係わる電力変換器は、第1の直流電源に接続された4個以上のスイッチング素子を有した第1のNPCハーフブリッジ回路と、第2の直流電源に接続された4個以上のスイッチング素子を有した第2のNPCハーフブリッジ回路と、第1の直流電源の中性点と第2の直流電源の中性点との間を接続したNPCハーフブリッジ回路接続線と、第1のNPCハーフブリッジ回路と第2のNPCハーフブリッジ回路の複数のスイッチング素子間の接続点の間に接続された相間リアクトルと、一端が相間リアクトルの中間点から引き出され他端がハーフブリッジ回路接続線から引き出され単相交流負荷を接続するための交流端子とを備えたことを特徴とする。
請求項6の発明に係わる電力変換器は、第1の直流電源に接続された4個以上のスイッチング素子を有した第1のNPCハーフブリッジ回路と、第2の直流電源に接続された4個以上のスイッチング素子を有した第2のNPCハーフブリッジ回路と、第1の直流電源の中性点と第2の直流電源の中性点との間を接続したNPCハーフブリッジ回路接続線と、第1のNPCハーフブリッジ回路と第2のNPCハーフブリッジ回路の複数のスイッチング素子間の接続点の間に接続された交流巻線と磁気結合されたもう一方の変圧器巻線を介して単相交流負荷に接続するための交流端子とを備えたことを特徴とする。
請求項7の発明に係わる電力変換器は、請求項1乃至6のいずれか1項の発明において、中性点を挟んだ第1の直流電源の電圧をE1、E2、中性点を挟んだ第2の直流電源の電圧をE3、E4としたとき、E1+E4=E2+E3を満たす第1の直流電源及び第2の直流電源を接続したことを特徴とする。
請求項8の発明に係わる電力変換器は、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の複数台の電力変換器を結合し多相または多重化したことを特徴とする
本発明によれば、第1のハーフブリッジ回路における第1の直流電源から供給される電圧パルス波形と第2のハーフブリッジ回路における第2の直流電源から供給される電圧パルス波形とを重畳させた電圧波形を得ることができるので、部品点数を増加させることなく、また変調周波数を高くすることなく、きめ細やかな電圧制御が可能となる。これにより、高調波の低減を図るともに、本方式にPWM制御を適用した場合、従来方式にPWM制御を適用した場合と比較して、キャリア周波数を抑えることができるので損失を抑制できる。
また、中性点を挟んだ第1の直流電源の電圧をE1、E2、中性点を挟んだ第2の直流電源の電圧をE3、E4としたとき、E1+E4=E2+E3を満たすようにすれば出力電圧は正弦波が得られ、また、電圧E1〜E4はそれぞれ異なる電圧値であってもよく、また、三相に適用した場合には三相各相をハーフブリッジ回路で形成できるので、回路構成の部品点数を軽減できる。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係わる電力変換器の一例の回路図である。この第1の実施の形態は、図16に示した従来例に対し、直流正極線14及び直流負極線15を除去し、第1の直流電源11の中性点と第2の直流電源13の中性点との間をハーフブリッジ回路接続線16で接続するようにしたものである。
図1は本発明の第1の実施の形態に係わる電力変換器の一例の回路図である。この第1の実施の形態は、図16に示した従来例に対し、直流正極線14及び直流負極線15を除去し、第1の直流電源11の中性点と第2の直流電源13の中性点との間をハーフブリッジ回路接続線16で接続するようにしたものである。
図1において、第1のハーフブリッジ回路17は、第1の直流電源11に接続された第1のスイッチング素子12−1及び第2のスイッチング素子12−2を有し、第1のスイッチング素子12−1には環流ダイオードD1が並列接続され、第2のスイッチング素子12−2には環流ダイオードD2が並列接続されている。また、第1のスイッチング素子12−1及び第2のスイッチング素子12−2の接続点から交流端子Uが引き出されている。
第2のハーフブリッジ回路18は、第2の直流電源13に接続された第3のスイッチング素子12−3及び第4のスイッチング素子12−4を有し、第3のスイッチング素子12−3には環流ダイオードD3が並列接続され、第4のスイッチング素子12−4には環流ダイオードD4が並列接続されている。また、第3のスイッチング素子12−3及び第4のスイッチング素子12−4の接続点から交流端子U’が引き出されている。
そして、第1の直流電源11の中性点と第2の直流電源13の中性点との間がハーフブリッジ回路接続線16で接続され、これにより、第1のハーフブリッジ回路17と第2のハーフブリッジ回路18とが接続されている。
第1のハーフブリッジ回路17の第1のスイッチング素子12−1及び第2のスイッチング素子12−2と、第2のハーフブリッジ回路18の第3のスイッチング素子12−3及び第4のスイッチング素子12−4とは、それぞれ個別に制御される。すなわち、本発明の第1の実施の形態に係わる電力変換器の一例への出力電圧指令は、パルス列決定手段19に入力される。パルス列決定手段19は電力変換器の出力電圧が出力電圧指令に一致するように、ゲート制御回路20a、20bにパルス列を出力する。ゲート制御回路20aはパルス列決定手段19からのパルス列に基づいてゲート駆動回路21aにより第1のスイッチング素子12−1及び第2のスイッチング素子12−2をオンオフ制御する。同様に、ゲート制御回路20bはパルス列決定手段19からのパルス列に基づいてゲート駆動回路21bにより第3のスイッチング素子12−3及び第4のスイッチング素子12−4をオンオフ制御する。
いま、第1の直流電源11の電圧は中性点を挟んでそれぞれEであるとし、第2の直流電源13の電圧は中性点を挟んでそれぞれE’(E’>E)であるとする。
図2は第1の実施の形態に係わる電力変換器の一例の第1のスイッチング素子12−1乃至第4のスイッチング素子12−4のオンオフ信号及び交流端子U、U’間の出力電圧の波形図、表3は第1の実施の形態に係わる電力変換器の一例の第1のスイッチング素子12−1乃至第4のスイッチング素子12−4のオンオフに対する出力電圧を示す表である。図2及び表3に示すように、第1の実施の形態に係わる電力変換器の一例の出力電圧は、−E+E’、E+E’、E−E’、−E−E’の4つのレベルとなる。
表3に示すように、第1の実施の形態に係わる電力変換器の一例の第1のスイッチング素子12−1乃至第4のスイッチング素子12−4のオンオフは6つのモード1〜6がある。
モード1は、第1のスイッチング素子12−1がオフ、第2のスイッチング素子12−2がオンで、交流端子Uの端子電圧が−Eであり、第3のスイッチング素子12−3がオフ、第4のスイッチング素子12−4がオンで、交流端子U’の端子電圧が−E’であるモードである。従って、このモード1のときはU−U’間端子電圧は−E+E’であり、図2の時点t1〜t2の間である。
モード2は、第1のスイッチング素子12−1がオン、第2のスイッチング素子12−2がオフで、交流端子Uの端子電圧がEであり、第3のスイッチング素子12−3がオフ、第4のスイッチング素子12−4がオンで、交流端子U’の端子電圧が−E’であるモードである。従って、このモード2のときはU−U’間端子電圧はE+E’であり、図2の時点t2〜t3の間である。
モード3は、第1のスイッチング素子12−1がオフ、第2のスイッチング素子12−2がオンで、交流端子Uの端子電圧が−Eであり、第3のスイッチング素子12−3がオフ、第4のスイッチング素子12−4がオンで、交流端子U’の端子電圧が−E’であるモードである。従って、このモード3のときはU−U’間端子電圧は−E+E’であり、図2の時点t3〜t4の間である。
モード4は、第1のスイッチング素子12−1がオン、第2のスイッチング素子12−2がオフで、交流端子Uの端子電圧がEであり、第3のスイッチング素子12−3がオン、第4のスイッチング素子12−4がオフで、交流端子U’の端子電圧がE’であるモードである。従って、このモード4のときはU−U’間端子電圧はE−E’であり、図2の時点t4〜t5の間である。
モード5は、第1のスイッチング素子12−1がオフ、第2のスイッチング素子12−2がオンで、交流端子Uの端子電圧が−Eであり、第3のスイッチング素子12−3がオン、第4のスイッチング素子12−4がオフで、交流端子U’の端子電圧がE’であるモードである。従って、このモード5のときはU−U’間端子電圧は−E−E’であり、図2の時点t5〜t6の間である。
モード6は、第1のスイッチング素子12−1がオン、第2のスイッチング素子12−2がオフで、交流端子Uの端子電圧がEであり、第3のスイッチング素子12−3がオン、第4のスイッチング素子12−4がオフで、交流端子U’の端子電圧がE’であるモードである。従って、このモード6のときはU−U’間端子電圧はE−E’であり、図2の時点t6〜t7の間である。
このように、第1の実施の形態に係わる電力変換器の一例の出力電圧は、第1のスイッチング素子12−1乃至第4のスイッチング素子12−4のオンオフの切り換える。これにより、出力電圧は2段重ねの矩形波となる。ベースとなる1段目の矩形波の高さの絶対値は|−E+E’|であり、2段目の矩形波の高さの絶対値は|E+E’|である。この場合、2段目の矩形波の幅wを調整することにより、出力電圧の大きさや高調波歪み電圧が変化する。2段目の矩形波の幅wを変化させるには、第1のスイッチング素子12−1及び第2のスイッチング素子12−2のオンオフ幅を調整することにより行う。
すなわち、時点t1〜t4においては、第2のハーフブリッジ回路18の第4のスイッチング素子12−4がオンしていることから、第1のハーフブリッジ回路17の第1のスイッチング素子12−1のオン時間を長くし、第2のスイッチング素子12−2のオン時間を短くすると、2段目の矩形波の幅wが大きくなり、逆に、第1のスイッチング素子12−1のオン時間を短くし、第2のスイッチング素子12−2のオン時間を長くすると、2段目の矩形波の幅wが小さくなる。
一方、時点t4〜t7においては、第2のハーフブリッジ回路18の第3のスイッチング素子12−3がオンしていることから、第1のハーフブリッジ回路17の第2のスイッチング素子12−2のオン時間を長くし、第1のスイッチング素子12−1のオン時間を短くすると、2段目の矩形波の幅wが大きくなり、逆に、第2のスイッチング素子12−2のオン時間を短くし、第1のスイッチング素子12−1のオン時間を長くすると、2段目の矩形波の幅wが小さくなる。
ここで、電力変換器の出力電圧は、図2から分かるように、−E+E’、E+E’、E−E’、−E−E’の4つのレベルであり0の値を取らないが特に問題とならない。例えば、0レベルが無くても正弦波を作ることができる。また、NAS(ナトリウムイオウ)電池用などの系統連系インバータは、有効電力制御を基本とし、出力電圧は、系統電圧の定常的な変化程度に追従させれば問題ない。また、無効電力制御装置の場合にも、電圧出力を零まで下げることはまれである。
従来例1は図17に示した出力電圧の矩形波の振幅2Eを1p.u.とし、矩形波のパルス幅dを基本波実効値0.6、0.7、0.8、0.9、1.0p.u.に対応して4.1、5.0、6.0、7.2msに変化させたものであり、従来例2は図17に示した出力電圧の矩形波の振幅2Eを1.2p.u.とし、矩形波のパルス幅dを基本波実効値0.6、0.7、0.8、0.9、1.0p.u.に対応して、3.7、4.5、5.3、6.3、7.6msに変化させたものである。図3のK1は従来例1の特性曲線、K2は従来例2の特性曲線である。
実施例1は図2に示した出力電圧の1段目矩形波の高さ(−E+E’)を0.55p.u.とし、出力電圧の2段目矩形波の高さを0.65p.u.とし、2段目矩形波のパルス幅wを基本波実効値0.6、0.7、0.8、0.9、1.0p.u.に対応して、1.1、2.3、3.5、4.9、6.7msに変化させたものである。実施例2は図2に示した出力電圧の1段目矩形波の高さ(−E+E’)を0.5p.u.とし、出力電圧の2段目矩形波の高さを0.7p.u.とし、2段目矩形波のパルス幅wを基本波実効値0.6、0.7、0.8、0.9、1.0p.u.に対応して、1.5、2.6、3.8、5.1、6.8msに変化させたものである。実施例3は図2に示した出力電圧の1段目矩形波の高さ(−E+E’)を0.4p.u.とし、出力電圧の2段目矩形波の高さを0.8p.u.とし、2段目矩形波のパルス幅wを基本波実効値0.6、0.7、0.8、0.9、1.0p.u.に対応して、2.2、3.2、4.2、6.3、7.0msに変化させたものである。図3のK3は実施例1の特性曲線、K4は実施例2の特性曲線、K5は実施例3の特性曲線である。
図3から分かるように、実施例1、2、3(特性曲線K3、K4、K5)は、従来例1、2(特性曲線K1、K2)と比較して、歪波指数が低減していることが分かる。これは、図2に示すように出力電圧を1段目矩形波に2段目矩形波を重畳させた凸状として正弦波に近似させたためであると考えられる。
1段目と2段目の電圧レベルは、目的とする基本波実効値の変動範囲に応じて調整することが望ましい。また、電圧調整範囲に応じて2段目のパルス幅を零にし、1段目のパルスのみで目的の基本波実効値を確保するように設計する必要がある。
1段目と2段目の電圧レベルは、目的とする基本波実効値の変動範囲に応じて調整することが望ましい。また、電圧調整範囲に応じて2段目のパルス幅を零にし、1段目のパルスのみで目的の基本波実効値を確保するように設計する必要がある。
図2では、出力電圧の2段目矩形波を1段目の矩形波のほぼ中央に位置するように、第1のハーフブリッジ回路17の第1のスイッチング素子12−1及び第2のスイッチング素子12−2をオンオフ制御するようにしたが、図4に示すように、出力電圧の2段目矩形波を1段目矩形波の片方に偏らせる特性とすることも可能である。図4では図の右方向に2段目矩形波を偏らせた場合を示している。これにより、電力変換器により不平衡電圧を補償する際に補償用の不平衡電圧を発生することができる。
また、以上の説明では、第1のハーフブリッジ回路17からの交流端子Uと第2のハーフブリッジ回路18からの交流端子U’との間から交流の出力電圧を取り出すようにしたが、図5に示すように、第1のハーフブリッジ回路17からの交流端子Uと第2のハーフブリッジ回路18からの交流端子U’との間に相間リアクトル22を接続し、その相間リアクトル22の中間点から端子UNを取り出すとともに、ハーフブリッジ回路接続線16から端子Nを取り出し、端子UNと端子Nとの間から交流の出力電圧を取り出すようにしてもよい。
この場合、交流端子UN、N間には、第1のハーフブリッジ回路17からの交流端子Uの電圧と第2のハーフブリッジ回路18からの交流端子U’の電圧との和が出力電圧として出力される。
図6は図5に示した第1の実施の形態に係わる電力変換器の他の一例の第1のスイッチング素子12−1乃至第4のスイッチング素子12−4のオンオフ信号及び交流端子UN、N間の出力電圧の波形図である。図6に示すように、図4に示した波形図に対し、第2のハーフブリッジ回路18の第3のスイッチング素子12−3と第4のスイッチング素子12−4のオンオフ状態が逆になっている。
また、図7に示すように、第1のスイッチング素子12−1及び第2のスイッチング素子12−2の接続点と第3のスイッチング素子12−3及び第4のスイッチング素子12−4の接続点との間に交流巻線23を接続し、この交流巻線23と磁気結合されたもう一方の変圧器巻線24を介して単相交流負荷に接続するための交流端子UT、UT’を取り出すようにしてもよい。
第1の実施の形態によれば、電力変換器の第1のハーフブリッジ回路17における第1の直流電源11の中性点と第2のハーフブリッジ回路18における第2の直流電源13の中性点との間のみを接続し、第1のハーフブリッジ回路17の2個のスイッチング素子及び第2のハーフブリッジ回路18の2個のスイッチング素子をオンオフ制御するので、第1の直流電源11から供給される電圧パルス波形と第2の直流電源13から供給される電圧パルス波形とを2段で重畳させた電圧波形を得ることができる。従って、部品点数を増加させることなく、また変調周波数を高くすることなく、きめ細やかな電圧制御が可能となる。これにより、交流波形に近似した電圧波形を得ることができ、高調波の低減を図ることができる。また、本方式にPWM制御を適用した場合、従来方式にPWM制御を適用した場合と比較して、キャリア周波数を抑えることができるので損失を抑制できる。
例えば、直流電源11、13が燃料電池やNAS電池などの直流電源である場合には、経年劣化により直流電源11、13にアンバランスが発生しても、そのアンバランス状態をベースに多レベルインバータを実現することができる。そのため、燃料電池やNAS電池などの有効活用ができる。また、直流電源11、13である燃料電池やNAS電池と第1のスイッチング素子12−1乃至第4のスイッチング素子12−4までの距離を等距離にできるため、配線インダクタンスの補償設計が容易となる。
(第2の実施の形態)
図8は本発明の第2の実施の形態に係わる電力変換器の一例の回路図である。この第2の実施の形態は、図18に示した従来例に対し、直流正極線14及び直流負極線15を除去し、第1の直流電源11の中性点と第2の直流電源13の中性点との間をNPCハーフブリッジ回路接続線16で接続するようにしたものである。図18に示した従来例と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
図8は本発明の第2の実施の形態に係わる電力変換器の一例の回路図である。この第2の実施の形態は、図18に示した従来例に対し、直流正極線14及び直流負極線15を除去し、第1の直流電源11の中性点と第2の直流電源13の中性点との間をNPCハーフブリッジ回路接続線16で接続するようにしたものである。図18に示した従来例と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
図8において、第1の直流電源11の中性点と第2の直流電源13の中性点との間はNPCハーフブリッジ回路接続線16で接続され、これにより、第1のNPCハーフブリッジ回路17と第2のNPCハーフブリッジ回路18とを接続している。第1のNPCハーフブリッジ回路17の第1のスイッチング素子12−1乃至第4のスイッチング素子12−4と、第2のNPCハーフブリッジ回路18の第5のスイッチング素子12−5乃至第8のスイッチング素子12−8とは、それぞれ個別に制御される。なお、図8では、第1のスイッチング素子12−1乃至第8のスイッチング素子12−8を制御するための制御装置の図示を省略している。
いま、第1の直流電源11の電圧は中性点を挟んでそれぞれEであるとし、第2の直流電源13の電圧は中性点を挟んでそれぞれE’であるとする。また、E’>2Eであるとする。
図9は第2の実施の形態に係わる電力変換器の一例の第1のスイッチング素子12−1乃至第8のスイッチング素子12−8のオンオフ信号及び交流端子U、U’間の出力電圧の波形図、表6は第2の実施の形態に係わる電力変換器の一例の第1のスイッチング素子12−1乃至第8のスイッチング素子12−8のオンオフに対する出力電圧を示す表である。
図9及び表6に示すように、第2の実施の形態に係わる電力変換器の一例の出力電圧は、0、E、−E+E’、E’、E+E’、−E、E−E’、−E’、−E−E’の9つのレベルとなる。ここで、第2の直流電源13の電圧E’は、E’>2Eであるとしているので、E’>−E+E’>E>0>E−E’の関係が成り立ち、交流端子U、U’間の出力電圧の波形は図9に示す通りとなる。なお、第2の直流電源13の電圧E’がE<E’<2EであるとE’>E>−E+E’>0>E−E’の関係が成り立ち、2E’<EであるとE>E−E’>E’>0>−E+E’の関係が成り立ち、E’<E<2E’であるとE>E’>E−E’>0>−E+E’の関係が成り立つ。このように、第2の直流電源13の電圧E’の大きさによって、9レベルの出力電圧、0、E、−E+E’、E’、E+E’、−E、E−E’、−E’、−E−E’の大小関係が変化する。
表6に示すように、第2の実施の形態に係わる電力変換器の一例の第2のスイッチング素子12−1乃至第8のスイッチング素子12−8のオンオフは16のモード1〜16がある。
例えば、モード1は、表6に示すように、第1のスイッチング素子12−1がオフ、第2のスイッチング素子12−2がオン、第3のスイッチング素子12−3がオン、第4のスイッチング素子12−4がオフで、交流端子Uの端子電圧が0であり、第5のスイッチング素子12−5がオフ、第6のスイッチング素子12−6がオン、第7のスイッチング素子12−7がオン、第8のスイッチング素子12−8がオフで、交流端子U’の端子電圧が0であるモードである。従って、このモード1のときはU−U’間端子電圧は0である。
以下同様に、モード2のときはU−U’間端子電圧はE、モード3のときはU−U’間端子電圧は−E+E’、モード4のときはU−U’間端子電圧はE’、モード5のときはU−U’間端子電圧はE+E’、モード6のときはU−U’間端子電圧はE’、モード7のときはU−U’間端子電圧は−E+E’、モード8のときはU−U’間端子電圧はE、モード9のときはU−U’間端子電圧は0、モード10のときはU−U’間端子電圧は−E、モード11のときはU−U’間端子電圧はE−E’、モード12のときはU−U’間端子電圧は−E’、モード13のときはU−U’間端子電圧は−E−E’、モード14のときはU−U’間端子電圧は−E’、モード15のときはU−U’間端子電圧はE−E’、モード16のときはU−U’間端子電圧は−Eである。
このように、第2の実施の形態に係わる電力変換器の一例の出力電圧は、第1のスイッチング素子12−1乃至第8のスイッチング素子12−8のオンオフの切り換える。これにより、出力電圧は4段重ねの矩形波となる。ベースとなる1段目の矩形波の高さの絶対値は|E|であり、2段目の矩形波の高さの絶対値は|−E+E’|、3段目の矩形波の高さの絶対値は|E’|、4段目の矩形波の高さの絶対値は|E+E’|である。この場合、2段目〜4段目の矩形波の幅を調整することにより、出力電圧の大きさや高調波歪電圧が変化する。2段目〜4段目の矩形波の幅を変化させるには、第1のスイッチング素子12−1乃至第4のスイッチング素子12−4のオンオフ幅を調整することにより行う。また、出力電圧として0の値を取ることができる。
本実施例では、2E<E‘の条件で電圧パルスを生成した。他方、2E>E’の条件で電圧パルスを生成する場合、1段目の矩形波の高さの絶対値が|−E+E’|となり、2段目の矩形波の高さの絶対値が|E|となるが、この場合においても階段状の矩形波電圧を発生することができる。
図10は、本発明の第2の実施の形態に係わる電力変換器の他の一例の回路図である。これは、図8に示した3レベルインバータを5レベルインバータに置き換えたものである。第1のNPCハーフブリッジ回路17における第1の直流電源11は4個の電源を有し、それぞれの電圧はEである。同様に、第2のNPCハーフブリッジ回路18における第2の直流電源13は4個の電源を有し、それぞれの電圧はE‘である。
そして、第1のNPCハーフブリッジ回路17における第1の直流電源11は中性点で接地され、この第1の直流電源11には第1のスイッチング素子12−1乃至第8のスイッチング素子12−8が接続されている。同様に、第2のNPCハーフブリッジ回路18における第2の直流電源13は中性点で接地され、この第2の直流電源13には第9のスイッチング素子12−9乃至第16のスイッチング素子12−16が接続され、各々の第1のスイッチング素子12−1乃至第16のスイッチング素子12−16には、それぞれ環流ダイオードD1〜D16が並列に接続されている。
また、第1のスイッチング素子12−1及び第2のスイッチング素子12−2の接続点と第1の直流電源11の第1電源E及び第2電源Eの接続点との間にダイオードD17が接続され、第1の直流電源11の第1電源E及び第2電源Eの接続点と第5のスイッチング素子12−5及び第6のスイッチング素子12−6との接続点の間にダイオードD18が接続される。第2のスイッチング素子12−2及び第3のスイッチング素子12−3の接続点と第1の直流電源11の第2電源E及び第3電源Eの接続点との間にダイオードD19が接続され、第1の直流電源11の第2電源E及び第3電源Eの接続点と第6のスイッチング素子12−6及び第7のスイッチング素子12−7との接続点の間にダイオードD20が接続され、さらに、第3のスイッチング素子12−3及び第4のスイッチング素子12−4の接続点と第1の直流電源11の第3電源E及び第4電源Eの接続点との間にダイオードD21が接続され、第1の直流電源11の第3電源E及び第4電源Eの接続点と第7のスイッチング素子12−7及び第8のスイッチング素子12−8との接続点の間にダイオードD22が接続される。
同様に、第9のスイッチング素子12−9及び第10のスイッチング素子12−10の接続点と第2の直流電源13の第1電源E’及び第2電源E’の接続点との間にダイオードD23が接続され、第2の直流電源13の第1電源E’及び第2電源E’の接続点と第13のスイッチング素子12−13及び第14のスイッチング素子12−14との接続点の間にダイオードD24が接続される。第10のスイッチング素子12−10及び第11のスイッチング素子12−11の接続点と第2の直流電源13の第2電源E’及び第3電源E’の接続点との間にダイオードD25が接続され、第2の直流電源13の第2電源E’及び第3電源E’の接続点と第14のスイッチング素子12−14及び第15のスイッチング素子12−15との接続点の間にダイオードD26が接続され、さらに、第11のスイッチング素子12−11及び第12のスイッチング素子12−12の接続点と第2の直流電源13の第3電源E’及び第4電源E’の接続点との間にダイオードD27が接続され、第2の直流電源13の第3電源E’及び第4電源E’の接続点と第15のスイッチング素子12−15及び第16のスイッチング素子12−16との接続点の間にダイオードD28が接続される。
そして、第1の直流電源11の中性点と第2の直流電源13の中性点との間はNPCハーフブリッジ回路接続線16で接続され、交流端子の一端Uが第4のスイッチング素子12−4及び第5のスイッチング素子12−5の接続点から引き出され、交流端子の他端U’が第12のスイッチング素子12−12及び第13のスイッチング素子12−13の接続点から引き出されている。この第2の実施の形態における他の一例の回路に示すようにレベル数を増やすことにより歪波をさらに低減することができる。
以上の説明では、第1のハーフブリッジ回路17からの交流端子Uと第2のハーフブリッジ回路18からの交流端子U’との間から交流の出力電圧を取り出すようにしたが、第1の実施の形態の図5に示したように、第1のハーフブリッジ回路17からの交流端子Uと第2のハーフブリッジ回路18からの交流端子U’との間に相間リアクトル22を接続し、その相間リアクトル22の中間点から端子UNを取り出すとともに、ハーフブリッジ回路接続線16から端子Nを取り出し、端子UNと端子Nとの間から交流の出力電圧を取り出すようにしてもよい。
また、出力電圧の1+n段目矩形波をn段目の矩形波のほぼ中央に位置するように、NPCハーフブリッジ回路17をオンオフ制御するようにしたが、第1の実施の形態の図4に示したように、出力電圧の1+n段目矩形波をn段目矩形波の片方に偏らせる特性とすることも可能である。これにより、電力変換器により不平衡電圧を補償する際に補償用の不平衡電圧を発生することができる。
また、第1の実施の形態の図7に示すように、第1のスイッチング素子12−1及び第2のスイッチング素子12−2の接続点と第3のスイッチング素子12−3及び第4のスイッチング素子12−4の接続点との間に交流巻線23を接続し、この交流巻線23と磁気結合されたもう一方の変圧器巻線24を介して単相交流負荷に接続するための交流端子UT、UT’を取り出すようにしてもよい。
第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態に効果に加え、第1のNPCハーフブリッジ回路17の4個のスイッチング素子及び第2のNPCハーフブリッジ回路18の4個のスイッチング素子をオンオフ制御するので、第1の直流電源11から供給される電圧パルス波形と第2の直流電源13から供給される電圧パルス波形とを4段で重畳させた電圧波形を得ることができ、0の電位も確保できるので、よりきめ細やかな電圧制御が可能となる。
(第3の実施の形態)
図11は本発明の第3の実施の形態に係わる電力変換器の一例の回路図である。この第3の実施の形態は、図1に示した第1の実施の形態に対し、中性点を挟んだ第1の直流電源11の電圧をE1、E2、中性点を挟んだ第2の直流電源13の電圧をE3、E4とし、E1+E4=E2+E3を満たすようにしたものである。
図11は本発明の第3の実施の形態に係わる電力変換器の一例の回路図である。この第3の実施の形態は、図1に示した第1の実施の形態に対し、中性点を挟んだ第1の直流電源11の電圧をE1、E2、中性点を挟んだ第2の直流電源13の電圧をE3、E4とし、E1+E4=E2+E3を満たすようにしたものである。
図12は第3の実施の形態に係わる電力変換器の一例の第1のスイッチング素子12−1乃至第4のスイッチング素子12−4のオンオフ信号及び交流端子U、U’間の出力電圧の波形図、表7は第3の実施の形態に係わる電力変換器の一例の第1のスイッチング素子12−1乃至第4のスイッチング素子12−4のオンオフに対する出力電圧を示す表である。図12及び表7に示すように、第3の実施の形態に係わる電力変換器の一例の出力電圧は、E1−E3、E1+E4、−E2+E4、−E2−E3の4つのレベルとなる。
表7に示すように、第3の実施の形態に係わる電力変換器の一例の第1のスイッチング素子12−1乃至第4のスイッチング素子12−4のオンオフは6つのモード1〜6がある。
モード1は、第1のスイッチング素子12−1がオン、第2のスイッチング素子12−2がオフで、交流端子Uの端子電圧がE1であり、第3のスイッチング素子12−3がオン、第4のスイッチング素子12−4がオフで、交流端子U’の端子電圧がE3であるモードである。従って、このモード1のときはU−U’間端子電圧はE1−E3であり、図12の時点t1〜t2の間である。
モード2は、第1のスイッチング素子12−1がオン、第2のスイッチング素子12−2がオフで、交流端子Uの端子電圧がE1であり、第3のスイッチング素子12−3がオフ、第4のスイッチング素子12−4がオンで、交流端子U’の端子電圧が−E4であるモードである。従って、このモード2のときはU−U’間端子電圧はE1+E4であり、図12の時点t2〜t3の間である。
モード3は、第1のスイッチング素子12−1がオン、第2のスイッチング素子12−2がオフで、交流端子Uの端子電圧がE1であり、第3のスイッチング素子12−3がオン、第4のスイッチング素子12−4がオフで、交流端子U’の端子電圧がE3であるモードである。従って、このモード3のときはU−U’間端子電圧はE1−E3であり、図12の時点t3〜t4の間である。
モード4は、第1のスイッチング素子12−1がオフ、第2のスイッチング素子12−2がオンで、交流端子Uの端子電圧が−E2であり、第3のスイッチング素子12−3がオフ、第4のスイッチング素子12−4がオンで、交流端子U’の端子電圧が−E4であるモードである。従って、このモード4のときはU−U’間端子電圧は−E2+E4であり、図12の時点t4〜t5の間である。
モード5は、第1のスイッチング素子12−1がオフ、第2のスイッチング素子12−2がオンで、交流端子Uの端子電圧が−E2であり、第3のスイッチング素子12−3がオン、第4のスイッチング素子12−4がオフで、交流端子U’の端子電圧がE3であるモードである。従って、このモード5のときはU−U’間端子電圧は−E2−E3であり、図12の時点t5〜t6の間である。
モード6は、第1のスイッチング素子12−1がオフ、第2のスイッチング素子12−2がオンで、交流端子Uの端子電圧が−E2であり、第3のスイッチング素子12−3がオフ、第4のスイッチング素子12−4がオンで、交流端子U’の端子電圧が−E4であるモードである。従って、このモード6のときはU−U’間端子電圧は−E2+E4であり、図12の時点t6〜t7の間である。
このように、第3の実施の形態に係わる電力変換器の一例の出力電圧は、第1のスイッチング素子12−1乃至第4のスイッチング素子12−4のオンオフの切り換えにより、モード1〜6を繰り返す。これにより、出力電圧は2段重ねの矩形波となる。ベースとなる1段目の矩形波の高さの絶対値は|−E2+E4|、|E1−E3|であり、2段目の矩形波の高さの絶対値は|E1+E4|、|−E2−E3|である。
ここで、|−E2+E4|=|E1−E3|、|E1+E4|=|−E2−E3|となる必要があるので、E1+E4=E2+E3となる。これにより、正負の波形の絶対値が等しくなり交流正弦波が得られる。第1の実施の形態の場合と同様に、2段目の矩形波の幅wを変化させることにより、出力電圧の大きさや高調波歪み電圧が調整可能となる。
また、直流電源11、13の電圧E1〜E4のいずれかの出力が0となっても、E1+E4=E2+E3を満たす限りは交流正弦波を得られる。
以上の説明では、第1のハーフブリッジ回路17からの交流端子Uと第2のハーフブリッジ回路18からの交流端子U’との間から交流の出力電圧を取り出すようにしたが、第1の実施の形態の図5に示したように、第1のハーフブリッジ回路17からの交流端子Uと第2のハーフブリッジ回路18からの交流端子U’との間に相間リアクトル22を接続し、その相間リアクトル22の中間点から端子UNを取り出すとともに、ハーフブリッジ回路接続線16から端子Nを取り出し、端子UNと端子Nとの間から交流の出力電圧を取り出すようにしてもよい。
本実施例においても電力変換器により不平衡電圧を補償する際に補償用の不平衡電圧を発生することができる。
また、第1の実施の形態の図7に示すように、第1のスイッチング素子12−1及び第2のスイッチング素子12−2の接続点と第3のスイッチング素子12−3及び第4のスイッチング素子12−4の接続点との間に交流巻線23を接続し、この交流巻線23と磁気結合されたもう一方の変圧器巻線24を介して単相交流負荷に接続するための交流端子UT、UT’を取り出すようにしてもよい。
次に、第1の実施の形態、第2の実施の形態及び第3の実施の形態の複数台の電力変換器を結合し多相の電力変換器を構成することも可能である。図13は本発明の第3の実施の形態に係わる3台の電力変換器を結合して構成した3相の電力変換器の一例を示す回路図であり、図14は図13に示した3相の電力変換器のスイッチング素子のオンオフ信号及び3相の交流端子間の出力電圧の波形図である。
三相のU相、V相、W相に対して、第1のハーフブリッジ回路17U、17V、17W及び第2のハーフブリッジ回路18U、18V、18Wを設ける。第1のハーフブリッジ回路17U、17V、17Wに並列に第1の直流電源11が接続され、第2のハーフブリッジ回路18U、18V、18Wに並列に第2の直流電源13が接続されている。そして、第1の直流電源11の中性点と第2の直流電源13の中性点との間がハーフブリッジ回路接続線16で接続され、これにより、第1のハーフブリッジ回路17U、17V、17Wと第2のハーフブリッジ回路18U、18V、18Wとが接続されている。
U相の第1のハーフブリッジ回路17Uはスイッチング素子S1、S2を有し、このスイッチング素子S1、S2にはそれぞれ環流ダイオードD1、D2が並列接続され、スイッチング素子S1、S2の接続点から交流端子Uが引き出されている。また、V相の第1のハーフブリッジ回路17Vはスイッチング素子S3、S4を有し、このスイッチング素子S3、S4にはそれぞれ環流ダイオードD3、D4が並列接続され、スイッチング素子S3、S4の接続点から交流端子Vが引き出されている。さらに、W相の第1のハーフブリッジ回路17Wはスイッチング素子S5、S6を有し、このスイッチング素子S5、S6にはそれぞれ環流ダイオードD5、D6が並列接続され、スイッチング素子S5、S6の接続点から交流端子Wが引き出されている。
第2のハーフブリッジ回路18U、18V、18Wについても同様に、U相の第2のハーフブリッジ回路18Uはスイッチング素子S7、S8を有し、このスイッチング素子S7、S8にはそれぞれ環流ダイオードD7、D8が並列接続され、スイッチング素子S7、S8の接続点から交流端子U’が引き出されている。また、V相の第2のハーフブリッジ回路18Vはスイッチング素子S9、S10を有し、このスイッチング素子S9、S10にはそれぞれ環流ダイオードD9、D10が並列接続され、スイッチング素子S9、S10の接続点から交流端子V’が引き出されている。さらに、W相の第2のハーフブリッジ回路18Wはスイッチング素子S11、S12を有し、このスイッチング素子S11、S12にはそれぞれ環流ダイオードD11、D12が並列接続され、スイッチング素子S11、S12の接続点から交流端子W’が引き出されている。
図14に示すように、3相の電力変換器の出力電圧は、図12の場合と同様に、E1−E3、E1+E4、−E2+E4、−E2−E3の4つのレベルとなる。
また、12個のスイッチング素子S1〜S12のオンオフは6つのモード1〜6がある。
モード1は、スイッチング素子S2、S4、S6、S8、S9、S12がオン、スイッチング素子S1、S3、S5、S7、S10、S11がオフで、交流端子Uの端子電圧がE1で交流端子U’の端子電圧がE3、交流端子Vの端子電圧が−E2で交流端子V’の端子電圧がE3、交流端子Wの端子電圧がE1で交流端子W’の端子電圧がE3であるモードである。従って、このモード1のときはU−U’間端子電圧はE1−E3、V−V’間端子電圧は−E2−E3、W−W’間端子電圧はE1−E3であり、図14の時点t1〜t2の間である。
以下同様に、スイッチング素子S1〜S12のオンオフの切り換えにより、モード2〜6に変化し、そのモードを繰り返す。これにより、U−U’間端子電圧、V−V’間端子電圧、W−W’間端子電圧は出力電圧は図12と同様に2段重ねの矩形波となる。 次に、第1の実施の形態、第2の実施の形態及び第3の実施の形態の複数台の電力変換器をトランス結合または相間リアクトル結合して多相または多重化の電力変換器を構成することも可能である。図15は本発明の実施の形態に係わる多相の電力変換器の構成図であり、図15(a)はトランス結合して三相電力変換器を構成した多相の電力変換器の構成図、図15(b)は相間リアクトル結合して三相電力変換器を構成した多相の電力変換器の構成図である。
図15(a)に示すように、三相のU相、V相、W相につき、それぞれ2台のハーフブリッジ回路10をトランス結合にて直列接続して三相の電力変換器を構成している。また、図15(b)に示すように、三相のU相、V相、W相につき、それぞれ2台のハーフブリッジ回路10を相間リアクトルにて直列接続して三相の電力変換器を構成している。これにより、第1の実施の形態の効果や第2の実施の形態の効果を有する多相の電力変換器を提供できる。これらの変換器を多重化することによりさらに高調波の低減や大容量化をすることができる。
11…第1の直流電源、12…スイッチング素子、13…第2の直流電源、14…直流正極線、15…直流負極線、16…ハーフブリッジ回路接続線、17…第1のハーフブリッジ回路、18…第2のハーフブリッジ回路、19…パルス列決定手段、20…ゲート制御回路、21…ゲート駆動回路、22…相間リアクトル、23…交流巻線、24…変圧器巻線
Claims (8)
- 第1の直流電源に接続された第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子を有した第1のハーフブリッジ回路と、前記第1の直流電源の電圧と異なった電圧の第2の直流電源に接続された第3のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子を有した第2のハーフブリッジ回路と、第1の直流電源の中性点と第2の直流電源の中性点との間を接続して第1のハーフブリッジ回路と第2のハーフブリッジ回路とを接続するハーフブリッジ回路接続線と、一端が第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子の接続点から引き出され他端が第3のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子の接続点から引き出され単相交流負荷を接続するための交流端子とを備えたことを特徴とする電力変換器。
- 第1の直流電源に接続された第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子を有した第1のハーフブリッジ回路と、前記第1の直流電源の電圧と異なった電圧の第2の直流電源に接続された第3のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子を有した第2のハーフブリッジ回路と、第1の直流電源の中性点と第2の直流電源の中性点との間を接続して第1のハーフブリッジ回路と第2のハーフブリッジ回路とを接続するハーフブリッジ回路接続線と、第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子の接続点と第3のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子の接続点との間に接続された相間リアクトルと、一端が相間リアクトルの中間点から引き出され他端がハーフブリッジ回路接続線から引き出され単相交流負荷を接続するための交流端子とを備えたことを特徴とする電力変換器。
- 第1の直流電源に接続された第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子を有した第1のハーフブリッジ回路と、前記第1の直流電源の電圧と異なった電圧の第2の直流電源に接続された第3のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子を有した第2のハーフブリッジ回路と、第1の直流電源の中性点と第2の直流電源の中性点との間を接続して第1のハーフブリッジ回路と第2のハーフブリッジ回路とを接続するハーフブリッジ回路接続線と、第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子の接続点と第3のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子の接続点との間に接続された交流巻線と磁気結合されたもう一方の変圧器巻線を介して単相交流負荷に接続するための交流端子とを備えたことを特徴とする電力変換器。
- 第1の直流電源に接続された4個以上のスイッチング素子を有した第1のNPCハーフブリッジ回路と、第2の直流電源に接続された4個以上のスイッチング素子を有した第2のNPCハーフブリッジ回路と、第1の直流電源の中性点と第2の直流電源の中性点との間を接続したNPCハーフブリッジ回路接続線と、第1のNPCハーフブリッジ回路と第2のNPCハーフブリッジ回路の複数のスイッチング素子間の接続点の間に単相交流負荷を配線するための交流端子とを備えたことを特徴とする電力変換器。
- 第1の直流電源に接続された4個以上のスイッチング素子を有した第1のNPCハーフブリッジ回路と、第2の直流電源に接続された4個以上のスイッチング素子を有した第2のNPCハーフブリッジ回路と、第1の直流電源の中性点と第2の直流電源の中性点との間を接続したNPCハーフブリッジ回路接続線と、第1のNPCハーフブリッジ回路と第2のNPCハーフブリッジ回路の複数のスイッチング素子間の接続点の間に接続された相間リアクトルと、一端が相間リアクトルの中間点から引き出され他端がハーフブリッジ回路接続線から引き出され単相交流負荷を接続するための交流端子とを備えたことを特徴とする電力変換器。
- 第1の直流電源に接続された4個以上のスイッチング素子を有した第1のNPCハーフブリッジ回路と、第2の直流電源に接続された4個以上のスイッチング素子を有した第2のNPCハーフブリッジ回路と、第1の直流電源の中性点と第2の直流電源の中性点との間を接続したNPCハーフブリッジ回路接続線と、第1のNPCハーフブリッジ回路と第2のNPCハーフブリッジ回路の複数のスイッチング素子間の接続点の間に接続された交流巻線と磁気結合されたもう一方の変圧器巻線を介して単相交流負荷に接続するための交流端子とを備えたことを特徴とする電力変換器。
- 中性点を挟んだ第1の直流電源の電圧をE1、E2、中性点を挟んだ第2の直流電源の電圧をE3、E4としたとき、E1+E4=E2+E3を満たす第1の直流電源及び第2の直流電源を接続したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電力変換器。
- 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の複数台の電力変換器を結合し多相または多重化したことを特徴とする電力変換器。
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