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JP2008176111A - 画像表示装置および画像表示方法 - Google Patents

画像表示装置および画像表示方法 Download PDF

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JP2008176111A
JP2008176111A JP2007010215A JP2007010215A JP2008176111A JP 2008176111 A JP2008176111 A JP 2008176111A JP 2007010215 A JP2007010215 A JP 2007010215A JP 2007010215 A JP2007010215 A JP 2007010215A JP 2008176111 A JP2008176111 A JP 2008176111A
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Ryosuke Nonaka
中 亮 助 野
Masahiro Baba
場 雅 裕 馬
Takeshi Ito
藤 剛 伊
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Toshiba Corp
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Abstract

【課題】フリッカによる画質劣化を生じさせることなく黒表示比率を効率よく変化させる。
【解決手段】本発明の一態様としての画像表示方法は、入力画像の1フレーム期間において表示期間と非表示期間とを切り替える画像表示方法であって、入力画像を入力し、今回表示すべきフレームについて目標とすべき非表示期間の長さを算出し、複数のフレームから明るさの変化幅を算出し、前記明るさの変化幅に基づいて前記非表示期間の長さの許容可能な最大変化幅を算出し、前回表示されたフレームの非表示期間の長さから前記最大変化幅を超えないように前記目標とすべき非表示期間の長さに最も近い非表示期間の長さを算出し、前記非表示期間の長さの変動による表示輝度の変動を抑制するための変動抑制情報を算出し、前記表示期間において前記変動抑制情報と前記今回表示すべきフレームとに基づいて画像表示を行い、前記非表示期間において前記画像表示を停止する、ことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像表示装置および画像表示方法に関するものである。
従来から、液晶表示装置において、動画質向上・フリッカ低減・消費電力削減・コントラスト向上等の目的で、表示する画像に応じた液晶パネルおよびバックライトの表示輝度の動的な制御が行われている。
例えば、特開2006−189661号公報(特許文献1)では液晶表示装置のようなホールド型表示装置における動画ボヤケを改善する目的で、連続するフレームとフレームの間に黒画像を挿入するが、入力画像の動きの大きさに合わせて、黒画像の表示比率を変化させている。
液晶パネルの黒表示比率を大きくすると画面輝度は暗くなってしまうため、特許文献1では黒表示比率の変化に伴う液晶パネルの表示輝度の変化を補償するように同時にバックライトの輝度も変化させている。
ただし、輝度変化が生じないように黒表示比率およびバックライト輝度を変化させたとしても、黒表示比率およびバックライト輝度の変化が急激だと、その瞬間にフリッカが生じ、画質が劣化してしまうため、特許文献1では黒表示比率およびバックライト輝度の変化幅をある固定値以下に制限することによりフリッカの発生を抑制している。
しかしながら、この方法では黒表示比率およびバックライト輝度をゆっくりとしか変化させられないため、黒表示比率を変化させる効果が十分に得られなくなる。
特開2006−189661号公報
本発明は、フリッカによる画質劣化を生じることなく、黒表示比率およびバックライト輝度を効率よく変化させることができる画像表示装置および画像表示方法を提供する。
本発明の一態様としての画像表示装置は、
入力画像の1フレーム期間において表示期間と非表示期間とを切替可能な画像表示装置であって、
入力画像を入力する画像入力部と、
今回表示すべきフレームについて目標とすべき非表示期間の長さを算出する目標非表示期間算出部と、
複数のフレーム間の明るさの変化幅を算出する明るさ変化幅算出部と、
前記明るさの変化幅に基づいて前記非表示期間の長さの許容可能な最大変化幅を算出する最大変化幅算出部と、
前回表示されたフレームの非表示期間の長さから前記最大変化幅を超えないように前記目標とすべき非表示期間の長さに最も近い非表示期間の長さを算出する非表示期間算出部と、
前記非表示期間の長さの変動による表示輝度の変動を抑制するための変動抑制情報を算出する変動抑制情報算出部と、
前記表示期間において前記変動抑制情報と前記今回表示すべきフレームとに基づいて画像表示を行い、前記非表示期間において前記画像表示を停止する画像表示部と、
を備える。
本発明の一態様としての画像表示方法は、
入力画像の1フレーム期間において表示期間と非表示期間とを切り替える画像表示方法であって、
入力画像を入力し、
今回表示すべきフレームについて目標とすべき非表示期間の長さを算出し、
複数のフレームから明るさの変化幅を算出し、
前記明るさの変化幅に基づいて前記非表示期間の長さの許容可能な最大変化幅を算出し、
前回表示されたフレームの非表示期間の長さから前記最大変化幅を超えないように前記目標とすべき非表示期間の長さに最も近い非表示期間の長さを算出し、
前記非表示期間の長さの変動による表示輝度の変動を抑制するための変動抑制情報を算出し、
前記表示期間において前記変動抑制情報と前記今回表示すべきフレームとに基づいて画像表示を行い、前記非表示期間において前記画像表示を停止する、
ことを特徴とする。
本発明により、フリッカによる画質劣化を生じることなく、黒表示比率およびバックライト輝度を効率よく変化させることができる。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像表示装置およびその方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1実施の形態による画像表示装置について図1〜図12に基づいて説明する。
(1)画像表示装置の構成
図1に、本実施形態による画像表示装置の構成を示す。
本実施形態による画像表示装置は、明るさ変化幅算出部1、最大黒表示比率変化幅算出部2、黒表示比率算出部3、バックライト輝度算出部4、目標黒表示比率算出部5、バックライト6、液晶パネル7、および、フレームメモリ8、メモリ9からなる。
入力画像はフレームメモリ8に格納される。明るさ変化幅算出部1は入力画像IおよびIより過去に本画像表示装置に入力された画像I{n−1}の明度(階調)から明るさ変化幅ΔIを算出する。最大黒表示比率変化幅算出部2は明るさ変化幅ΔIから各フレーム間に適用する黒表示比率の変化幅の上限ΔBmaxを算出する。目標黒表示比率算出部5は、入力画像から、黒表示比率の目標値
Figure 2008176111
を算出する。黒表示比率算出部3は、黒表示比率の変化幅の上限ΔBmaxと、黒表示比率の目標値
Figure 2008176111
と、過去に算出した黒表示比率B{n−1}とから、各画像フレームIの表示に適用する黒表示比率Bを算出する。過去に算出した黒表示比率B{n−1}はメモリ9に格納されている。黒表示比率算出部3は、算出した黒表示比率Bをバックライト輝度算出部4に送り、また、黒表示比率Bに基づいた制御信号を液晶パネル7に送る。液晶パネル7は、入力画像と、黒表示比率算出部3からの制御信号とに基づきフレーム間に黒表示を内挿した映像信号を表示する。バックライト輝度算出部4では、入力された黒表示比率Bにしたがってバックライト6の光源を制御するバックライト輝度制御信号をバックライト6に送る。バックライト6は、受け取ったバックライト輝度制御信号に基づいた輝度で発光する。
以下に各部の詳細を述べる。
(2−1)明るさ変化幅算出部1
図3は明るさ変化幅算出部1のブロック図である。
明るさ変化幅算出部1は入力画像IおよびIより過去に本画像表示装置に入力された画像I{n−1}(通常はInの一つ前のフレームを用いる)の明度から明るさ変化幅ΔIを算出する。
入力画像Iの座標(x,y)における明度Y(x,y)は明度算出部において数1のように算出される。
Figure 2008176111
数1において、I、I、IはそれぞれI(x,y)に含まれる赤色成分、緑色成分、青色成分である。
明度変化幅算出部はフレーム間差分のフレーム内における絶対値平均をΔIとして算出する。つまり、I、I{n−1}の座標(x,y)における明度を各々Y(x,y)、Y{n−1}(x,y)として、ΔIは数2のように算出される。
Figure 2008176111
数2において、Nは画像内の総画素数、Wは水平画素数、Hは垂直画素数である。
または、ΔIはフレーム間差分のフレーム内におけるRMS(Root Mean Square:自乗平均平方根)としても算出しても良い。つまり、ΔIは数3のように算出しても良い。
Figure 2008176111
ΔIの算出において絶対値平均またはRMSのどちらを用いても、本発明の効果に対してさほどの違いが現れないことが実験により確かめられている。
また、ΔIを算出するにあたってあらかじめI、I{n−1}各々に公知の線形帯域透過フィルタ(ガウシアンフィルタなど)を施してから数2または数3に従ってΔIを算出してもよい。人の明るさ知覚は高周波成分に対して鈍感なため、このようにすることでΔIをより人の明るさ変化知覚に近い値とすることができる。
また、明るさ変化幅ΔIは複数のI、I{n−1}の組から算出しても良い。例えば、複数の明るさ変化幅の線形和として算出することができる。つまり、I、I{n−1}から数2や数3のようにして算出された明るさ変化幅をΔIとして数4のように算出しても良い。
Figure 2008176111
数4においてwはΔIに対する重みである。人の視覚に対する入力画像の明るさ変化の影響は時間的に帯域透過の特性を持っている。したがって複数のフレーム間の明るさ変化の重み付き線形和を算出することでΔIをより人の明るさ変化知覚に近い値とすることができる。
以上のようにして算出されたΔIは入力画像フレーム間の明るさの変化量を表していると考えられる。
(2−2)最大黒表示比率変化幅算出部
最大黒表示比率変化幅算出部2は、各フレーム間に適用する黒表示比率の変化幅の上限ΔBmaxを算出する。
各フレーム間に適用された黒表示比率の変化幅ΔBが小さいほど、実際に画像を観察したときの表示輝度の変動が小さくなることが本発明者らの実験により確かめられている。入力されてきた画像の明るさの変化幅ΔIが小さいほどフリッカによる表示輝度の変動が知覚されやすい。したがって、入力されてきた画像の明るさ変化幅ΔIが小さいほど黒表示比率の変化幅ΔBを小さくすればフリッカを目立たせないで駆動することができる。
最大黒表示比率変化幅算出部2は、ΔBの変化幅の上限ΔBmaxを、数5のように算出する。
Figure 2008176111
このようにΔIが小さいほどΔBmaxを小さくすることによりフリッカを目立たせないで駆動することができる。
また、最大黒表示比率変化幅算出部2から出力するΔBmaxの値はΔBmaxの算出に用いたΔIの値と時間的に同期が取れている必要は無く、必要に応じて、過去のフレームから算出した値を出力するように構成してもよい。この場合は算出されたΔBmaxの値を図示しないメモリ等にバッファしてから出力するようにすれば良い。
(2−3)黒表示比率算出部
黒表示比率算出部3は、各画像フレームIの表示に適用する黒表示比率Bを算出する。黒表示比率はたとえば非表示期間の長さに相当し、「1−黒表示比率」はたとえば表示期間の長さに相当する。非表示期間の長さおよび表示期間の長さは、1フレーム期間における割合として表されてもよいし、実際の時間の長さとして表されても良い。黒表示比率Bの算出例を図2に示す。
より詳細に、黒表示比率算出部3は、画像フレームIの表示に適用する黒表示比率Bと画像フレームI{n−1}の表示に適用した黒表示比率B{n−1}との間の黒表示比率の変化幅ΔBが、フレームIn−1において最大黒表示比率変化幅算出部2で算出されたΔB{max,n−1}より小さくなるようにBを算出する。つまり、数6を満たすように、Bを算出する(図2参照)。数6において、ΔB{max,n−1}に代えて、ΔB{max,n}を用いることも可能である。つまり、今回表示するべきフレームとこれより過去に入力された1つ以上のフレームから得られる明るさの変化幅、または、今回表示するべきフレームより過去に入力された複数のフレームから得られた明るさの変化幅、から求めた最大黒表示比率変化幅を用いることができる。
Figure 2008176111
数6はBに対する制約条件であり、数6からでは直ちにBnを決定することはできない。
の算出は、目標黒表示比率算出部5において入力画像の動き量等の情報に基づいて算出された黒表示比率の目標値
Figure 2008176111
から数7のように算出する。
Figure 2008176111
数7において、sgn(x)はxの符号を、min(x,y)はxとyとのうち小さい方の値を返す関数である。つまり、Bには、黒表示比率の変化幅がΔB{max,n−1}を超えない範囲で、最も目標値
Figure 2008176111
に近い値が設定される。
このように、黒表示比率をその変化幅がΔBmaxを超えない範囲で最も目標値に近い値にすることでフリッカを目立たせずかつ迅速に黒表示比率を変化させることができる。
(2−4)目標黒表示比率算出部
目標黒表示比率算出部5は黒表示比率の目標値
Figure 2008176111
を算出する。
目標となる黒表示比率は動画質(ぼけ)、ちらつき、消費電力等の観点から決定されうる。例えば特開2006−189658公報における段落0028〜0067、0104、0110〜0136に記載の手法や、特開2006−189661公報における段落0028〜0036、段落0100〜0130、段落0134に記載の手法ように、入力された複数フレーム(今回表示するフレームとこれより過去に入力された1つ以上のフレーム、または、今回表示するフレームより過去に入力された複数のフレーム)の画像から動き検出により動きベクトルを算出し、求められた動きベクトルから、動きの速さ、動きの方向性、動体のコントラスト、動体の空間周波数を算出し、これらの情報に基づいて(各々の値の線形和等から)目標となる黒表示比率を決定することができる。
(2−5)液晶パネル
液晶パネル7は,本実施形態ではアクティブマトリクス型のものであり,図4に示すように,アレイ基板24上に複数本の信号線21及びこれと交差する複数本の走査線22が図示しない絶縁膜を介して配置されており,両線の各交差部には画素23が形成されている。信号線21の端部は信号線駆動回路25に接続され、走査線22の端部は走査線駆動回路26に接続されている。
画素23において,薄膜トランジスタ(TFT)からなるスイッチ素子31は,映像信号書込み用のスイッチ素子であり,そのゲートは1水平ライン毎に共通に走査線22に接続され,ソースは1垂直ライン毎に信号線21に共通に接続されている。さらに,ドレインは画素電極32に接続されるとともに,この画素電極32と電気的に並列に配置された補助容量33に接続されている。
画素電極32は,アレイ基板24上に形成され,この画素電極32と電気的に相対する対向電極34は,図示しない対向基板上に形成されている。対向電極34には,図示しない対向電圧発生回路から所定の対向電圧が与えられている。また画素電極32と対向電極34との間には液晶層35が保持され,アレイ基板24と前記対向基板の周囲は図示しないシール材により封止されている。なお,液晶層35に用いる液晶材料は,どのようなものでも良いが,後述するように,本実施形態による液晶パネル7は,1フレーム期間に画像表示と黒表示の2つの画像信号を書き込む必要があるため,比較的高速に応答するものが望ましい。例えば,強誘電性液晶やOCB(Optically Compensated Bend)モードの液晶等が良い。
走査線駆動回路26は,図示しないシフトレジスタ,レベルシフタ及びバッファ回路等から構成されている。この走査線駆動回路26は,黒表示比率算出部3から制御信号の一部として出力された垂直スタート信号や垂直クロック信号に基づいて,各走査線22に行選択信号を出力する。
信号線駆動回路25は,図示しないアナログスイッチ,シフトレジスタ,サンプルホールド回路,ビデオバス等から構成されている。この信号線駆動回路25には,黒表示比率算出部3から制御信号の一部として出力された水平スタート信号及び水平クロック信号が入力されるとともに,映像信号が入力されている。
次に、本実施形態による液晶パネル7の動作について説明する。
図5は黒表示比率が50%の場合の液晶表示パネルのタイミングチャートを示す。信号線駆動回路25から出力される表示信号及び走査線駆動回路26から出力される走査線信号の駆動波形,並びに液晶パネル7における画像表示状態が示されている。ここでは垂直走査線数V=8の例が示されている。なお,図5では,説明を簡単にするために,ブランキング期間を図示していないが,通常,一般的な液晶パネルの駆動信号は,水平及び垂直ブランキング期間を有している。
信号線駆動回路25からは,1水平走査期間の前半に画像表示信号が,後半に黒表示信号が出力される。走査線駆動回路26では,画像表示信号を供給すべき各画素に対応する走査線を1水平走査期間の前半に選択し,黒表示信号を供給すべき各画素に対応する走査線を1水平走査線期間の後半に選択する。
1水平走査期間の前半に1ライン目の走査線を選択して対応する画素に画像表示信号を供給するときには,1水平走査期間の後半にはV/2+1ライン目の走査線を選択して対応する画素に黒表示信号を供給する。同様に,1水平走査期間の前半に2ライン目の走査線を選択したときには,1水平走査期間の後半にV/2+2ライン目の走査線を選択する。同様にして,1水平走査期間の前半と後半とでそれぞれ順次その次の走査線を選択してゆき,1水平走査期間の前半にVライン目の走査線が選択されて対応する画素に画像表示信号が供給されたときは,1水平走査期間の後半にはV/2ライン目の走査線が選択されて対応する画素に黒表示信号が供給される。
図6は,黒表示比率が50%の場合における液晶パネル7上の表示状態を示したものである。図6(a)は,V/2+1ライン目までnフレーム目の画像表示信号の書き込みが完了し,1ライン目に黒表示信号を書き込んだときの表示状態を示している。図6(b)は,V/2+2ライン目までnフレーム目の画像表示信号を書き込み,2ライン目に黒表示信号を書き込んだ時の表示状態を示している。図6(c)は,Vライン目にnフレーム目の画像表示信号を書き込み,V/2−1ライン目に黒表示信号を書き込んだ時の表示状態を示している。図6(d)は,1ライン目にn+1フレーム目の画像表示信号を書き込み,V/2+1ライン目に黒表示信号を書き込んだ時の表示状態を示している。図6(e)は,V/2ライン目にn+1フレーム目の画像表示信号を書き込み,Vライン目に黒表示信号を書き込んだ時の表示状態を示している。
図6では,黒表示率が50%の場合について示したが,同様に黒表示信号の書き込み開始タイミングを変更,すなわち,走査線信号のタイミングを変更することにより任意の黒表示期間の設定が可能である。よって,黒表示比率算出部3で黒表示比率を算出し,黒表示信号の書き込み開始タイミングを制御信号として液晶パネル7に入力することで,任意の黒表示比率により液晶パネル7に画像を表示することが可能となる。
(2−6)バックライト輝度算出部
バックライト輝度算出部4では、入力された黒表示比率情報を用いてバックライト6の光源を制御するバックライト輝度制御信号を出力する。すなわち、バックライト6の光源がアナログ変調のLEDであれば、アナログ電圧信号を、パルス幅変調(PWM)のLEDであれば、パルス幅変調信号を出力する。また、光源が冷陰極管であれば、冷陰極管点灯用のインバータに入力されるアナログ電圧を出力する。
なお、本実施形態では、比較的簡単な構成で、輝度のダイナミックレンジを大きく取ることができるパルス幅変調方式のLED光源を用いた。予め、LED光源に入力するパルス幅とバックライト6の輝度の関係を測定し、バックライト輝度算出部4に保持しておく。保持しておくデータとしては、例えば、上記関係が関数で表現できる場合は関数を保持しておけばよい。
また、LUT(Look−up Table)としてROM等に保持しておいても良い。
また、LED光源が赤、緑、青の3原色のLEDを混色して白を表示する構成であれば、それぞれのLEDのデータを保持しておくのが望ましい。
更に、上記では、パルス幅とバックライト輝度の関係をデータとして保持していく方法を示したが、様々な黒表示比率で表示された液晶パネル7上で、輝度が一定となる黒表示比率とパルス幅の関係を保持しておいても良い。
すなわち、ある黒表示比率で液晶パネル7に白画像を表示し、バックライト輝度を、液晶パネル透過後の輝度が所定の値となるように制御し、そのときのLED光源に入力しているパルス幅を求める。上記操作を様々な黒表示比率で行い、黒表示比率とパルス幅の関係を求め、データとして保持しておく。入力された黒表示比率情報で上記データを参照することにより、バックライト6の輝度は制御され、任意の黒表示比率に対し、液晶パネル7上の輝度を一定に保つことが可能となる。
また、上記以外にも、バックライト6にフォトダイオード等を設置し、バックライト6の輝度をフォトダイオード等で計測しながらフィードバックを行い、LED光源の輝度を制御する方法でも良い。特にLED光源は、温度により発光特性が変化するために、上記のようにフォトダイオード等によりフィードバックを行う構成は有効である。
図7は,黒表示率を0%から50%の範囲で設定した場合の,黒表示率と,液晶パネル相対透過率,バックライト相対輝度,液晶表示装置相対輝度との関係を示したものである。
横軸が黒表示率,左側縦軸が、黒表示率が0%の時の、液晶パネル7の透過率に対する相対透過率,右側縦軸が,黒表示率が50%の時の,バックライト6の輝度に対する相対輝度を示している。本実施形態で用いた液晶パネル7は,黒表示率が大きくなるにつれ,線形に透過率が減少するため,バックライト6の輝度を黒表示率が大きくなるにつれ大きくし,液晶表示装置の相対輝度,すなわち,液晶パネル透過後の輝度が一定になるようにバックライト6の輝度を制御する。つまり、液晶パネル相対透過率×バックライト相対輝度=液晶表示装置相対輝度の関係がある。図7より,黒表示率とバックライト6の相対輝度の関係が求まり,更にバックライト相対輝度と,LED光源に入力するパルス幅の関係から,黒表示率とパルス幅の関係を求めることができる。よって黒表示比率算出部3で求められた黒表示率より,パルス幅で表されるバックライト輝度設定信号を求めることができる。
なお、様々な黒表示比率で表示された液晶パネル7上で、輝度が1フレーム期間中で常に一定となるように制御することとしたが、1フレーム期間中で基準となる輝度を中心として所定の範囲内で輝度が変動するのを抑える制御を行ってもよい。すなわち、人の目で見た場合に、フリッカを感じない範囲で輝度の変動を抑える制御であれば、本実施形態の目的を達成することができる。
(2−7)バックライト
バックライト6は、上記のように、様々な光源により構成可能であるが、本実施形態では、LEDを光源とする直下型バックライトとした。ただし、バックライトの構成は、上記に限定されるものではなく、例えば、導光板を用いたエッジライト型バックライトでも構わない。バックライト6は、バックライト輝度算出部4から出力されたバックライト輝度制御信号により、輝度が制御される。
(2−8)明るさ変化幅算出部の変更例1
図8は変更例1に係る明るさ変化幅算出部の構成を示すブロック図である。
本明るさ変化幅算出部1aは、カット点を検出するカット点検出部1dを有することを特徴とする。
明るさ変化幅算出部1aでは人がその画像を見たときに感じる明るさの変化量を算出したい。そのため、図3の明るさ変化幅算出部1ではその変化量の算出にフレーム間差分のフレーム内における、絶対値平均またはRMS等を用いた。しかし、画像中に動体が存在する場合、このように算出された明るさ変化幅は人が知覚する明るさの変化幅とは必ずしも比例しない。画像中に動体が存在する場合、2つのフレームの画像は一致しないので、一般にフレーム間差分の値は大きくなる。一方、人がその画像を見る場合には眼球は画像中の動体を追従するため、網膜像としての画像にはあまり変化が生じない。したがって、算出された明るさ変化幅と人が知覚する明るさの変化幅にずれが生じる。
本変更例の明るさ変化幅算出部1aはこのずれを考慮するためにカット点検出部1dを有している。
カット点検出部1dは入力画像InおよびInより過去に本画像表示装置に入力された画像I{n−1}(通常はInの一つ前のフレームを用いる)からカット点検出を行う。カット点検出は公知のカット点検出手法(面輝度法、度数分布法、色度数分布法、カイ二乗検定法等)を用いて行えば良い。
本変更例の明るさ変化幅算出部1aは、カット点検出部1dでカット点が検出された場合は、数2または数3で表されるように算出されたΔIを出力値する。カット点検出部1dでカット点が検出されなかった場合は、十分に小さい値(例えばΔI=0)を出力値とする。
このようにすることで、入力画像に動体が含まれる場合の誤動作を回避することができる。
(2−9)明るさ変化幅算出部の変更例2
明るさ変化幅算出部は動きの影響を無視するために以下のような構成としてもよい。
図9は変更例2にかかる明るさ変化幅算出部1eの構成を示すブロック図である。
本変更例2の明るさ変化幅算出部1eはフーリエ変換部1fを有する。フーリエ変換部1fは入力画像の明度をフーリエ変換してF(u,v)(フーリエ成分)を求め、その振幅|F(u,v)|を算出する。つまり、振幅|F(u,v)|を数8のように求める。
Figure 2008176111
図3の明度変化幅算出部は入力画像の明度に対して処理を行ったが、図9の明度変化幅算出部1eは、この|F(u,v)|に対して処理を行う。つまり、数2または数3のYを|F|に、xをuに、yをvに置き換えた式に基づいてΔIを算出する。すなわち、数9または数10のようにΔIを算出する。
Figure 2008176111
任意の画像は複数の異なる周波数の正弦波の和として表すことができる。画像Y(x,y)をフーリエ変換して得られた画像F(u,v)(この値は複素数として得られる)は、画像Y(x,y)に含まれる垂直周波数u、水平周波数vの正弦波の振幅と位相を表している。F(u,v)は大きさと方向を持ったベクトルであり、F(u,v)の絶対値は正弦波の振幅を、F(u,v)の偏角は正弦波の位相を表している。
また、フーリエ変換により得られた画像F(u,v)からもRMSは求めることができ、求められた値は元の画像Y(x,y)から求められたRMSと同じ値になる。
ところで、F(u,v)に含まれる位相成分はその波の位置を表しているから、近似的に元の画像Y(x,y)の位置情報を表していると考えられる。したがって、F(u,v)の位相成分を無視し、F(u,v)の振幅成分(すなわちF(u,v)の絶対値)のみからRMS値を求めるということは、近似的にもとの画像の位置情報を無視してRMS値を算出していることになる。したがって、このようにして算出されたΔIは物体の移動による影響をほとんど受けずに算出されるため、入力画像中に動体が存在していても人の目で見た明るさ変化に近い値を算出することができる。
また、ΔIを算出するにあたってあらかじめFn(u,v)、F{n−1}(u,v)の値を周波数(u,v)応じて強調または減衰させてから数9または数10に従ってΔIを算出してもよい。人の明るさ知覚は高周波成分に対して鈍感なためこのようにすることでΔIをより人の明るさ変化知覚に近い値とすることができる。
このようにすることで、入力画像に動体が含まれる場合の誤動作を回避することができる。
(2−10)明るさ変化幅算出部の変更例3
明るさ変化幅算出部は動きの影響を無視するために以下のような構成としてもよい。
図10は本変更例3にかかる明るさ変化幅算出部の構成を示すブロック図である。
本変更例の明るさ変化幅算出部1gは動き補償部1hを有する。動き補償部1hは明度画像YとY{n−1}との間で位置合わせを行い、画像上の各座標(x,y)に対して変位ベクトルフィールドd(x,y)を求める。変位ベクトルフィールドd(x,y)は公知の位置合わせ手法(ブロックマッチング等)を用いて行えば良い。
本変更例の明度変化算出部1cは動き補償部1hで算出された変位ベクトルフィールドを用いてΔIを算出する。すなわち、数11または数12のようにΔIを算出する。
Figure 2008176111
数11、数12において、d{x,n}、d{y,n}は明度画像Y{n−1}とYとの間で求められたY{n−1}からYへの変位ベクトルフィールドdのx成分およびy成分である。
このようにすることによっても、入力画像に動体が含まれる場合の誤動作を回避することができる。
(2−11)明るさ変化幅算出部の変更例4
明るさ変化幅算出部は必要メモリ容量を小さくするために以下のような構成としてもよい。
図11は本変更例4にかかる明るさ変化幅算出部の構成を示すブロック図である。
本変更例の明るさ変化幅算出部1jは1次元ヒストグラム算出部1kを有する。1次元ヒストグラム算出部1kは入力画像の明度を垂直方向、水平方向に加算し1次元ヒストグラムを生成する。つまり、入力画像Y(x,y)から垂直射影ヒストグラムHv(x)、水平射影ヒストグラムHh(y)を数13、数14のように求める。
Figure 2008176111
図3の明度変化算出部は入力画像の明度に対して処理を行ったが、図11の明度変化幅算出部1jは、垂直・水平射影ヒストグラム各々に対して処理を行い、平均値を算出する。すなわち、数15または数16のようにΔIを算出する。
Figure 2008176111
このようにすることで、演算量および必要なメモリ容量を少なくできる。
(3)画像表示装置の効果
図12は本実施形態にかかる画像表示装置の効果を説明するための図である。
黒表示比率や黒表示比率に伴って決まる液晶パネル7の表示輝度あるいはバックライト6の輝度などは入力画像中の動きの量やインパルス発光に起因するフリッカ量、消費電力、コントラスト等の観点から、表示する画像の内容に応じて常に最適な値に制御されていることが望ましい。
しかし、従来の手法では黒表示比率や黒表示比率に伴って決まる液晶パネルの表示輝度あるいはバックライトの輝度などを急速に変化させたときの、その変化に伴う表示輝度の変化がフリッカとして知覚されるのを防ぐため、これらの値を常に急速に変化させないように制御していた。その結果、実際に適用される黒表示比率やそれに伴って決まる液晶パネルの表示輝度あるいはバックライトの輝度などの値は、最適と判断された目標値から大きくずれてしまう。
これに対し、本提案の画像表示装置によれば、入力画像に応じて、それらフリッカが知覚されない最大限の変化幅で黒表示比率やそれに伴って決まる液晶パネル7の表示輝度あるいはバックライト6の輝度などを変化させることができる。すなわち、表示する画像によっては黒表示比率やバックライト輝度を急激に変化させてもフリッカが目立たない場合があり(明るさ変化の激しい映像の場合など)、フリッカが目立たないような画像では急峻に黒表示比率やバックライト輝度を変化させることができる。逆に、フリッカが目立つような画像では黒表示比率やバックライト輝度の変化幅を小さくすることによりフリッカによる画質劣化を回避することができる。よって従来法と比べて迅速に黒表示比率やバックライト輝度を変化させることが可能であり、より効率的に制御することが可能となる。
このように、本実施形態によれば、フリッカによる画質劣化を生じることなく、黒表示比率およびバックライト輝度を効率よく変化させることができる。
(第2の実施の形態)
図13は、本発明の第2の実施形態による液晶表示装置の要部構成を示す。
第2の実施形態による液晶表示装置は、基本的な構成は、第1の実施形態と同様であるが、バックライト6の発光、消光を制御することにより液晶パネル7に表示させる入力映像の黒表示比率を制御することを特徴とする。
入力映像から、第1の実施形態と同様にして、黒表示比率算出部3において黒表示比率が算出される。算出された黒表示比率は、黒表示比率情報としてバックライト輝度制御部51に入力される。バックライト輝度制御部51では、黒表示比率情報に基づき、バックライト6の発光期間及びバックライト6の発光輝度を決定し、バックライト発光比率制御信号及びバックライト輝度制御信号として、バックライト6に入力する。バックライト6は、入力されたバックライト発光比率制御信号及びバックライト輝度制御信号に基づき発光する。
次に、液晶パネル7とバックライト6の動作について説明する。
図14は、液晶パネル7とバックライト6の動作を説明する図である。図14の横軸は時間、縦軸は、液晶パネル7の垂直表示位置を示している。通常、液晶表示パネル7は、画面向かって上部より線順次に映像が書き込まれる。
よって、液晶パネル7への書き込みは、図14に示すように、画面向かって上部より、書き込む時間を少しずつズラしながら映像が液晶パネル7に書き込まれる。液晶パネル7への書き込みは1フレーム期間(一般に1/60秒)かけて行われるのが通常であるが、本実施形態では、後に説明するバックライト6の発光期間を確保するために、1フレーム期間よりも短い期間、1/4フレーム期間(1/240秒)で書き込みを行う。液晶パネル7の最下ラインが書き込まれた後、液晶の応答が完了するまでの所定の期間後、バックライト発光比率制御信号に応じてバックライト6が発光する。
なお、バックライト6の発光輝度は、バックライト発光期間によって決まり、バックライト発光期間とバックライト発光輝度の積がおおよそ一定となるように制御される。
また、バックライト6は、液晶パネル7への書き込み期間及び液晶の応答期間は、消光していることが望ましい。これは、液晶パネル7への書き込み期間及び液晶の応答期間では、前フレームの一部の映像が液晶パネル7に表示されているために、その期間にバックライト6が発光すると、前フレームと現フレームが混合されて観察者に提示されることになるためである。
上記のようにバックライト6の発光期間を制御することにより、第1の実施形態と同様に、液晶表示装置の黒表示比率を制御することが可能となる。
以上説明したように、本実施形態による液晶表示装置によれば、消費電力の増加を抑制しつつ、表示される入力映像の画質を向上させることが可能となる。更に、急激な黒表示比率の変化により発生するフリッカも、可及的に抑制することが可能となる。また、様々な映像に対して、安定した黒表示比率を得ることが可能となる。
(第3の実施の形態)
図15は、本発明の第3の実施形態による液晶表示装置の構成を示す。
第3の実施形態による液晶表示装置は、基本的な構成は第2の実施形態と同様であるが、バックライト6aの発光領域が分割されており、異なるタイミングでバックライトの各発光領域を発光させることが可能となっている。
本実施形態によるバックライト6aの構造の一例を図16に示す。
このバックライト6aの構造は、直下型バックライトと呼ばれ、光源として冷陰極管320が並び、各冷陰極管は反射板321により囲まれている。冷陰極管の上部には、拡散板322が設置されており、冷陰極管からの光を拡散して均一な面光源を実現している。本実施形態では、各冷陰極管の発光タイミングを異なるものとしている。
図17は液晶パネル7とバックライト6aの動作を説明する図である。図17では、バックライト6aは水平方向に4分割されており、各領域においてそれぞれ独立に発光及び消光のタイミングを制御することができる。第2の実施形態では、バックライトの発光のタイミングは、液晶パネルの最下ラインが書き込まれた後、一定期間後であったが、本実施形態では、各分割領域に相当する液晶パネル7の最下ラインが書き込まれた後、液晶の応答期間後、バックライト6aの発光比率制御信号に応じて発光する。このようにバックライトの発光領域を分割した場合、第2の実施形態に比べ、バックライトの発光期間を長くすることが可能となり、より大きい範囲で黒表示比率の制御が可能となる。
以上説明したように、本実施形態による液晶表示装置によれば、消費電力の増加を抑制しつつ、表示される入力映像の画質を向上させることが可能となる。更に、急激な黒表示比率の変化により発生するフリッカも、可及的に抑制することが可能となる。また、様々な映像に対して、安定した黒表示比率を得ることが可能となる。
(第4の実施の形態)
図18は、本発明の第4の実施形態による有機ELディスプレイの構成を示す。
第4の実施形態による有機ELディスプレイは、基本的な構成は、第1の実施形態と同様であるが、画像表示部が有機ELパネル61により構成されている。
図19は、有機ELパネル61の構成の一例を示す。有機ELパネル61は、2つの薄膜トランジスタよりなるスイッチ素子341及びスイッチ素子342、信号線343から供給される電圧を保持するための電圧保持容量344、有機EL素子345より画素346が構成され、信号線343、電源線347の端部は信号線駆動回路348に接続され、信号線343、電源線347と直行する方向の走査線349は、走査線駆動回路350に接続される。
次に動作を説明する。
走査線駆動回路350より走査線349を介してON状態の走査線駆動信号がスイッチ素子341に印加され、スイッチ素子341が導通状態となり、その時に信号線駆動回路348から出力されている信号線駆動信号が信号線343を介して電圧保持容量344に書き込まれる。電圧保持容量344に蓄積された電荷量に応じてスイッチ素子342の導通状態が決定され、電源線347より有機EL素子345に電流が供給され、有機EL素子345が発光する。なお、走査線駆動信号がOFF状態となっても、スイッチ素子342の導通状態を決定する電圧は、電圧保持容量344に蓄積されているため、電源線347より有機EL素子345には電流が供給され続けることとなる。
よって、第1の実施形態の図5と同様に、1水平走査期間の前半に映像信号、1水平走査期間の後半に黒映像信号を信号線駆動回路348より出力し、映像信号を書き込む走査線349には、1水平走査期間の前半に同期したON状態の走査線駆動信号を印加し、黒映像信号を書き込む走査線349には、1水平走査期間の後半に同期したON状態の走査線駆動信号を印加することで、第1の実施形態と同様に、有機ELパネルの映像表示期間と黒映像表示期間を制御可能となる。
すなわち、黒表示比率算出部3により決定された黒表示比率に基づき、走査線駆動回路350を第1の実施形態と同様に制御する。ただし、有機ELパネル61は、自発光の素子であるため、黒表示比率に応じて、映像が表示される期間における映像の明るさを制御して、1フレーム期間の輝度を略一定に制御する必要がある。
そこで、本実施形態では、10ビットの出力精度を備えた信号線駆動回路348を用いて、デジタル的に映像の明るさの制御を行った。映像の明るさが最も必要な状態は、黒表示比率が予め定められた制御範囲において最大になる状態である。つまり、黒表示比率が大きいために、映像を表示する期間は短くなり、1フレーム期間の輝度を略一定にするためには、映像の明るさを大きくする必要がある。
そこで、予め定められた黒表示比率制御範囲において、最大となる黒表示比率時の映像の最大表示階調(最大表示明度)を1020階調として設定し、黒表示比率が小さくなるにつれ、映像の最大表示階調を小さい値とすることで、映像表示期間の最大輝度を制御した。すなわち、入力映像のガンマ値をγ、入力映像の最大階調を8ビット(255階調)、黒表示比率制御範囲における最大黒表示比率時の映像表示期間の輝度に対する、設定したい黒表示比率時の映像表示期間の輝度の比率をIとすると、輝度の比率I時に設定される最大階調Lmaxは、数式17により表される。
Figure 2008176111
数式17により、黒表示比率に応じた最大階調を求めた後、映像の全ての階調を再量子化することにより補償映像(補償フレーム)を生成しこれを表示することで、映像表示期間の明るさを制御することができる。
また、有機ELパネル61は、電源線347より供給される電流値を制御することによっても、明るさを制御することができる。よって、黒表示比率に応じて、1フレーム期間の輝度が略一定となるように、電源線347より供給する電流値を制御する構成としても良い。
以上説明したように、本実施形態による有機EL表示装置によれば、消費電力の増加を抑制しつつ、表示される入力映像の画質を向上させることが可能となる。更に、急激な黒表示比率の変化により発生するフリッカも、可及的に抑制することが可能となる。また、様々な映像に対して、安定した黒表示比率を得ることが可能となる。
本発明の第1の実施形態における画像表示装置の構成を示す図である。 第1の実施形態における黒表示比率を算出する過程を示す図である。 第1の実施形態における明るさ変化幅算出部の構成を示す図である。 第1の実施形態における液晶パネルの構成を示す図である。 第1の実施形態における液晶パネルの動作を示す図である。 第1の実施形態における画像表示装置の表示の様子を示す図である。 第1の実施形態の黒表示比率と液晶パネル相対透過率、バックライトの相対輝度、液晶表示装置の相対輝度の関係を示す図である。 第1の実施形態における明るさ変化幅算出部の変更例1の構成を示す図である。 第1の実施形態における明るさ変化幅算出部の変更例2の構成を示す図である。 第1の実施形態における明るさ変化幅算出部の変更例3の構成を示す図である。 第1の実施形態における明るさ変化幅算出部の変更例4の構成を示す図である。 第1の実施形態における画像表示装置の効果を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態における画像表示装置の構成を示す図である。 第2の実施形態における動作を示す図である。 本発明の第3の実施形態における画像表示装置の構成を示す図である。 第3の実施形態におけるバックライトの構成を示す図である。 第3の実施形態における動作を示す図である。 本発明の第4における実施形態の画像表示装置の構成を示す図である。 第4の実施形態における有機ELパネルの構成を示す図である。
符号の説明
1:明るさ変化幅算出部
2:最大黒表示比率変化幅算出部
3:黒表示比率算出部
4:バックライト輝度算出部
5:目標表示比率算出部
6、6a:バックライト
7:液晶パネル
8:フレームメモリ
9:メモリ
1b:明度算出部
1c:明度変化幅算出部
1d:カット点検出部
1f:フーリエ変換部
1h:動き補償部
1k:一次元ヒストグラム算出部
51:バックライト輝度制御部
61:有機ELパネル

Claims (22)

  1. 入力画像の1フレーム期間において表示期間と非表示期間とを切替可能な画像表示装置であって、
    入力画像を入力する画像入力部と、
    今回表示すべきフレームについて目標とすべき非表示期間の長さを算出する目標非表示期間算出部と、
    複数のフレーム間の明るさの変化幅を算出する明るさ変化幅算出部と、
    前記明るさの変化幅に基づいて前記非表示期間の長さの許容可能な最大変化幅を算出する最大変化幅算出部と、
    前回表示されたフレームの非表示期間の長さから前記最大変化幅を超えない範囲で前記目標とすべき非表示期間の長さに最も近い非表示期間の長さを算出する非表示期間算出部と、
    前記非表示期間の長さの変動による1フレーム期間の表示輝度の変動を抑制するための変動抑制情報を算出する変動抑制情報算出部と、
    前記表示期間において前記変動抑制情報と前記今回表示すべきフレームとに基づいて画像表示を行い、前記非表示期間において前記画像表示を停止する画像表示部と、
    を備えた画像表示装置。
  2. 前記画像表示部は、前記非表示期間に黒画像を表示することにより前記画像表示を停止することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記最大変化幅算出部は、前記今回表示するべきフレームとこれより過去に入力された1つ以上のフレームから得られる明るさの変化幅、または、前記今回表示するべきフレームより過去に入力された複数のフレームから得られた明るさの変化幅を用いることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  4. 前記最大変化幅算出部は、前記明るさの変化幅が小さいほど、前記最大変化幅を小さくすることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  5. 前記明るさ変化幅算出部は、2つのフレーム間においてフレーム内の各画素の明度の差分の絶対値平均を前記明るさ変化幅として算出することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  6. 前記明るさ変化幅算出部は、2つのフレーム間においてフレーム内の各画素の明度の差分の自乗平均平方根(RMS:Root Mean Square:)を前記明るさ変化幅として算出することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  7. 前記明るさ変化幅算出部は、前記2つのフレームの各フレームを線形帯域透過フィルタリングしてから前記明るさ変化幅を算出することを特徴とする請求項5または6に記載の画像表示装置。
  8. 前記明るさ変化幅算出部は、2つのフレームをそれぞれフーリエ変換し、前記2つのフレームから前記フーリエ変換により得られたフーリエ成分の振幅の差分の絶対値平均を前記明るさ変化幅として算出することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  9. 前記明るさ変化幅算出部は、2つのフレームをそれぞれフーリエ変換し、前記2つのフレームから前記フーリエ変換により得られたフーリエ成分の振幅の差分の自乗平均平方根(RMS:Root Mean Square:)を前記明るさ変化幅として算出することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  10. 前記明るさ変化幅算出部は、前記フレームからフーリエ変換により得られる各フーリエ成分の振幅を該フーリエ成分の周波数に応じて強調または減衰させる重み付けを行い、重み付けを行った前記2つのフレームから前記明るさ変化幅を算出することを特徴とする請求項8または9に記載の画像表示装置。
  11. 前記明るさ変化幅算出部は、2つのフレーム間において画像の位置合わせを行い、位置合わせされた前記2つのフレーム間においてそれぞれ対応する画素の明度の差分の絶対値平均を前記明るさ変化幅として算出することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  12. 前記明るさ変化幅算出部は、2つのフレーム間において画像の位置合わせを行い、位置合わせされた前記2つのフレーム間においてそれぞれ対応する画素の明度の差分の自乗平均平方根(RMS:Root Mean Square:)を前記明るさ変化幅として算出することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  13. 前記明るさ変化幅算出部は、2つのフレームのそれぞれにおいて前記フレームに含まれる各画素を垂直方向および水平方向に加算することにより垂直ヒストグラムおよび水平ヒストグラムを生成し、前記2つのフレーム間において前記垂直ヒストグラムの差分の平均と前記水平ヒストグラムの差分の平均との平均を前記明るさ変化幅として算出することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  14. 前記明るさ変化幅算出部は、2つのフレームのそれぞれにおいて前記フレームに含まれる各画素を垂直方向および水平方向に加算することにより垂直ヒストグラムおよび水平ヒストグラムを生成し、前記2つのフレーム間において前記垂直ヒストグラムの差分の自乗平均平方根(RMS:Root Mean Square:)と、前記水平ヒストグラムの差分の自乗平均平方根(RMS:Root Mean Square:)との平均を前記明るさ変化幅として算出することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  15. 前記今回表示すべきフレームと、これより過去に入力されたフレームとからカット点を検出するカット点検出部をさらに備え、
    前記最大変化幅算出部は、前記カット点が検出された場合、前記最大変化幅をゼロにするまたは所定閾値内に抑えることを特徴とする請求項1ないし14のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  16. 前記画像表示部は、液晶パネルと、前記液晶パネルの背面に設置されて前記液晶パネルを背面から照射するバックライトを有し、
    前記変動抑制情報算出部は、前記非表示期間の長さの変動による前記表示輝度の変動を抑制するために必要な前記バックライトの発光輝度の情報を前記変動抑制情報として算出し、
    前記画像表示部は、前記バックライトの発光輝度を前記発光輝度の情報に基づいて制御するとともに、前記液晶パネルに前記今回表示すべきフレームを書き込むことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  17. 前記画像表示部は、前記バックライトを前記表示期間中発光させ、前記非表示期間中消光させることを特徴とする請求項16に記載の画像表示装置。
  18. 前記バックライトは、前記液晶パネルの画面の垂直方向に対して複数に分割された単位水平発光領域毎に発光と消光とを切り替え可能に構成され、
    前記画像表示部は、前記画面の垂直方向の端部より線順次で前記フレームのデータを水平ライン毎に前記液晶パネルに入力し、前記単位水平発光領域に相当する前記液晶パネルの表示領域に前記フレームのデータが書き込まれた後、前記表示期間には当該単位水平発光領域を発光させ、前記非表示期間には当該単位水平発光領域を消光することを特徴とする請求項16に記載の画像表示装置。
  19. 前記画像表示部は、有機ELパネルを有し、
    前記変動抑制情報算出部は、前記非表示期間の長さの変動による前記表示輝度の変動を抑制するために必要な最大表示明度の情報を前記変動抑制情報として算出し、
    前記画像表示部は、前記最大表示明度の情報から前記今回表示すべきフレームを補償した補償フレームを生成し、生成した補償フレームを前記有機ELパネルに表示することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  20. 前記画像表示部は、有機ELパネルを有し、
    前記変動抑制情報算出部は、前記非表示期間の長さの変動による前記表示輝度の変動を抑制するために前記有機ELパネルに供給すべき電流値を前記変動抑制情報として算出し、
    前記画像表示部は、前記今回表示すべきフレームと、前記電流値の電流とを前記有機ELパネルに供給することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  21. 入力画像の1フレーム期間において表示期間と非表示期間とを切り替える画像表示方法であって、
    入力画像を入力し、
    今回表示すべきフレームについて目標とすべき非表示期間の長さを算出し、
    複数のフレームから明るさの変化幅を算出し、
    前記明るさの変化幅に基づいて前記非表示期間の長さの許容可能な最大変化幅を算出し、
    前回表示されたフレームの非表示期間の長さから前記最大変化幅を超えないように前記目標とすべき非表示期間の長さに最も近い非表示期間の長さを算出し、
    前記非表示期間の長さの変動による表示輝度の変動を抑制するための変動抑制情報を算出し、
    前記表示期間において前記変動抑制情報と前記今回表示すべきフレームとに基づいて画像表示を行い、前記非表示期間において前記画像表示を停止する、
    画像表示方法。
  22. 前記非表示期間に黒画像を表示することにより前記画像表示を停止することを特徴とする請求項21に記載の画像表示方法。
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