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JP2008174279A - 通気性包装袋及びその製造方法ならびに排気可能な内容物充填包装体の製造方法 - Google Patents

通気性包装袋及びその製造方法ならびに排気可能な内容物充填包装体の製造方法 Download PDF

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JP2008174279A
JP2008174279A JP2007010039A JP2007010039A JP2008174279A JP 2008174279 A JP2008174279 A JP 2008174279A JP 2007010039 A JP2007010039 A JP 2007010039A JP 2007010039 A JP2007010039 A JP 2007010039A JP 2008174279 A JP2008174279 A JP 2008174279A
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JP2007010039A
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Eiji Nunoyama
英士 布山
Masaaki Ikeda
正秋 池田
Masayuki Goto
昌之 後藤
Tomokazu Takeda
友和 武田
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Zacros Corp
Original Assignee
Fujimori Kogyo Co Ltd
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Abstract

【課題】排気の必要な内容物を包装袋に充填した後に包装袋から過剰な空気を容易に抜くことができ、かつ内容品の品質を確保できるようにする。
【解決手段】周縁4がシールされて排気の必要な内容物が充填収納される通気性包装袋10であって、該包装袋10を形成する基材の少なくとも一枚は、通気性フィルムまたは不織布からなる両面がシール可能な内装材1が、不透水性フィルムからなる少なくとも片面がシール可能な外装材2のシール可能な面に接して重ねられてなり、一部に通気用の未シール部5を残して前記内装材1と前記外装材2との周縁がシールされた通気性包装袋10。
【選択図】図1

Description

本発明は、排気の必要な内容物が充填収納される通気性包装袋及びその製造方法ならびに排気可能な内容物充填包装体の製造方法に関する。
粉体や粒状物などの粉粒体は、充填時に大量の空気を巻き込むことから、充填包装体とされた後、速やかに余剰の空気を排気することが望まれる。従来流通している粉粒体の包装袋としては、例えば、内容物が米であれば、ポリエチレン単層フィルムからなる安価なチューブ品や、ナイロンやアルミ蒸着ナイロン等をポリエチレンとドライラミネートした積層体からなる袋が使用されている。また、高級品向けには、和紙や化繊紙をポリエチレンとドライラミネートした積層体からなる袋も使用されている。
いずれの構成の米袋も、充填直後に空気を抜くために袋の縦シール部分または横シール部分に空気抜き用の未シール部を有する特殊シールにしている。このため、米袋を落としたときにその特殊シール部分から破袋する問題が恒常的に発生している。また、特殊シール部分から水や虫が侵入したりして米の品質劣化を早めてしまうケースもある。
また、小麦粉等の粉体を充填するための包装袋の例としては、特許文献1に、内装フィルムと外装フィルムとを重ね合わせて袋を二重に構成し、内装フィルムには袋の長手方向に沿った両端辺附近に適当に分散して針を貫通させた小孔を設け、かつ外装フィルムには内装フィルムの小孔の位置から約20〜100mm離れた場所に、小孔を形成する針より細い針を貫通させた微細孔を設けることにより、小孔及び微細孔を通じて脱気するときに粉体の噴出を防止できるようとしたものが記載されている。しかしながら、袋の表側に孔を設けると、印刷と重なって微細孔が目立ってしまうおそれがあり、袋の裏側に孔を設けると、袋を多段に積み重ねたとき微細孔が地面に接して微細孔から水などが浸入したりするおそれがある。
また、内容物が充填されて充填包装体とされた後、包装体内部の気体を排気する必要のあるものとして、電子レンジで加熱する電子レンジ食品が良く知られている。電子レンジ食品の包装袋としては、内圧がかかったときに包装袋の一辺が剥離して排気できるように、シールを弱くした構造のものが知られているが、剥離するときの内圧が一定せず、所定圧で確実に剥離しないと言う問題があった。また、包装袋の一部を不織布としたものなどが知られているが、不織布面が露出しているので水と接触すると水が侵入し衛生的でない。この点を改良すべく、特許文献2には、この不織布を包材シートで覆ったものが提案されているが、使用時に不織布を容易かつ確実に露出させることができないと言う問題があった。
実開昭54−26513号公報 実開平5−13953号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、充填後に過剰な空気や電子レンジで加熱する際に発生する水蒸気を容易かつ速やかに抜くことができるとともに、内容品の品質を確保できる通気性包装袋及びその製造方法ならびに排気可能な内容物充填包装体の製造方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る発明は、周縁がシールされて排気の必要な内容物が充填収納される通気性包装袋であって、該包装袋を形成する基材の少なくとも一枚は、通気性フィルムまたは不織布からなる両面がシール可能な内装材が、不透水性フィルムからなる少なくとも片面がシール可能な外装材のシール可能な面に接して重ねられてなり、一部に通気用の未シール部を残して前記内装材と前記外装材との周縁がシールされたことを特徴とする通気性包装袋である。
本発明の請求項2に係る発明は、前記包装袋は、前記内装材と前記外装材とが上下両端でシールされた二箇所の横シール部と、前記横シール部に交差するようシールされた一箇所の縦シール部とを有するピロー包装袋または三方シール袋であり、前記縦シール部は、前記内装材と前記外装材との間に通気用の未シール部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の通気性包装袋である。
本発明の請求項3に係る発明は、前記外装材と前記内装材との間に印刷層を有することを特徴とする請求項1または2に記載の通気性包装袋である。
本発明の請求項4に係る発明は、周縁がシールされて排気の必要な内容物が充填収納される包装袋を形成する長尺の包材であって、該包材は、通気性フィルムまたは不織布からなる両面がシール可能な長尺の内装材が、不透水性フィルムからなる少なくとも片面がシール可能な長尺の外装材のシール可能な面に接して重ねられ、部分的にシールされたことを特徴とする通気性包材である。
本発明の請求項5に係る発明は、前記包材の流れ方向の両側端を自由端として残したことを特徴とする請求項4に記載の通気性包材である。
本発明の請求項6に係る発明は、縦型ピロー製袋充填機により包装袋を製袋して該包装袋の内部に排気の必要な内容物を充填した充填包装体の製造方法であって、通気性フィルムまたは不織布からなる両面がシール可能な長尺の内装材と、不透水性フィルムからなる少なくとも片面がシール可能な長尺の外装材とを重ね、流れ方向の両側端の内装材同士のみをベタシールして筒体を得る工程と、一部に通気用の未シール部が残るように前記ベタシールした部および/またはその近傍の前記内装材と前記外装材とを部分的にシールして縦シール部を形成する工程と、筒体の内部に内容物を充填する工程と、前記内装材同士および前記内装材と前記外装材とをベタシールして前記縦シール部と交差する横シール部を形成する工程と、を有することを特徴とする排気可能な内容物充填包装体の製造方法である。
本発明の請求項7に係る発明は、前記内装材と前記外装材とを重ねる代わりに、予め、通気性フィルムまたは不織布からなる両面がシール可能な長尺の内装材が、不透水性フィルムからなる少なくとも片面がシール可能な長尺の外装材のシール可能な面に接して重ねられ、流れ方向の両側端を自由端として残して部分的にシールされた包材を用いることを特徴とする請求項6に記載の排気可能な内容物充填包装体の製造方法である。
本発明の請求項8に係る発明は、複数枚の基材の周縁をシールして排気の必要な内容物が充填収納される通気性包装袋を製袋する製袋方法であって、通気性フィルムまたは不織布からなる両面がシール可能な長尺の内装材と、該内装材にシール可能に重ねられる、少なくとも片面がシール可能な長尺の不透水性フィルムからなる外装材とを一の基材とし、流れ方向に沿って所定間隔離間させて一の基材の内装材のみと少なくとも片面がシール可能な長尺の他の基材とを幅方向にベタシールして複数の幅方向のベタシール部を形成する工程と、前記幅方向のベタシール部および/またはその近傍の前記内装材と前記外装材とを、一部に通気用の未シール部を残して部分的にシールする工程と、有することを特徴とする通気性包装袋の製造方法である。
本発明の請求項9に係る発明は、複数枚の基材の周縁をシールして排気の必要な内容物が充填収納される通気性包装袋を製袋する製袋方法であって、通気性フィルムまたは不織布からなる両面がシール可能な長尺の内装材と、該内装材にシール可能に重ねられる、少なくとも片面がシール可能な長尺の不透水性フィルムからなる外装材とを一の基材とし、流れ方向の一側端または両側端の前記内装材のみと少なくとも片面がシール可能な長尺の他の基材とをベタシールして側端のベタシール部を形成する工程と、前記側端のベタシール部および/またはその近傍の前記内装材と前記外装材とを、一部に通気用の未シール部を残して部分的にシールする工程と、
を有することを特徴とする通気性包装袋の製造方法である。
本発明の請求項10に係る発明は、複数枚の基材の周縁をシールして排気の必要な内容物が充填収納される通気性包装袋を製袋する製袋方法であって、通気性フィルムまたは不織布からなる両面がシール可能な長尺の内装材と、該内装材にシール可能に重ねられる、少なくとも片面がシール可能な長尺の不透水性フィルムからなる外装材とを一の基材とし、前記内装材のみと少なくとも片面がシール可能な長尺の他の基材とを流れ方向に沿って所定間隔離間させて幅方向にベタシールして複数の幅方向のベタシール部を形成する工程と、流れ方向の一側端または両側端の前記内装材のみと前記他の基材とをベタシールして側端のベタシール部を形成する工程と、前記幅方向のベタシール部と前記側端のベタシール部および/またはそれらの近傍の前記内装材と前記他の基材とを、一部に通気用の未シール部を残して部分的にシールする工程と、を有することを特徴とする通気性包装袋の製造方法である。
本発明の請求項11に係る発明は、他の基材が、通気性フィルムまたは不織布からなる両面がシール可能な長尺の内装材と、該内装材にシール可能に重ねられる、少なくとも片面がシール可能な長尺の不透水性フィルムからなることを特徴とする請求項8ないし10のいずれかに記載の通気性包装袋の製造方法である。
本発明の請求項12に係る発明は、予め、通気性フィルムまたは不織布からなる両面がシール可能な長尺の内装材が、不透水性フィルムからなる少なくとも片面がシール可能な長尺の外装材のシール可能な面に接して重ねられ、部分的にシールされた包材を用いることを特徴とする請求項8ないし11のいずれかに記載の通気性包装袋の製造方法である。
本発明の通気性包装袋によれば、通気性フィルムまたは不織布からなる内装材、ならびに内装材と外装材との間に形成された通気用の未シール部を通じて過剰な空気や蒸気を容易に抜くことができる。また、通気用の未シール部と充填収納部に充填された内容物との間に内装材が介在し、充填収納部の全周の内装材同士がベタシールされているので、通気用の未シール部を通じて内容物が漏れ出したり、水や虫などが侵入することを防ぐことができる。
以下、最良の形態に基づき、図面を参照して本発明を説明する。
図1に一形態例を示すように、本発明の通気性包装袋10は、周縁4がシールされて内容物が充填収納される通気性包装袋10であって、該包装袋10を形成する基材の少なくとも一枚は、通気性フィルムまたは不織布からなる両面がシール可能な内装材1が、不透水性フィルムからなる少なくとも片面がシール可能な外装材2のシール可能な面に接して重ねられてなり、一部に通気用の未シール部5を残して内装材1と外装材2との周縁がシールされたことを特徴とする。
この形態例の場合、包装袋10は、内装材1と外装材2とが上下両端でシールされた二箇所の横シール部12,12と、横シール部12の中間で交差するようシールされた背貼りシール部11(縦シール部)とを有するピロー包装袋である。また、包装袋10を形成する基材は、一枚の基材が折られてなるので、表裏の基材二枚共が、通気性フィルムまたは不織布からなる両面がシール可能な内装材1が、不透水性フィルムからなる少なくとも片面がシール可能な外装材2のシール可能な面に接して重ねられてなり、一部に通気用の未シール部5を残して内装材1と外装材2との周縁がシールされている。そして、図1(c)に示すように、内装材1と外装材2とは略同一幅とされており、背貼りシール部11は、内装材1と外装材2とが幅方向の両側端にて互いにシールされたものである。
内装材1は、通気性フィルムまたは不織布からなり、両面がシール可能である。ここで、通気性フィルムとしては、例えば図1(b)及び(c)に示すように、通気孔6を有するフィルムが挙げられる。また、網状のフィルムでも良い。通気性フィルムの材料は、ヒートシールや超音波シール等によってシール可能な熱可塑性プラスチックからなるシール層を両面に備えるものである。シール層を両面に備えるものであれば、特に制限はなく、単層フィルムであっても積層フィルムであってもよい。積層フィルムである場合は、表裏のシール特性が異なってもよい。ただ、この通気フィルムは、粉粒体等の内容物の流出を制限するだけなので、コスト的に有利な単層フィルムが好ましく、具体的には、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)フィルムや無延伸ポリプロピレン(CPP)フィルムが挙げられる。通気孔6は、例えば、熱針、冷針やパンチ刃型等で複数穿孔した孔とすることができる。通気孔6の大きさは、穿孔の密度とのかねあいで、必要な排気性能に合わせて適宜選定することができる。内容物が粉粒体である場合には、該粉粒体が通過しない程度の大きさであると粉粒体が充填された包装袋の周辺が粉粒体で汚れることがないので好ましいが、粉粒体が通過する程度の大きさであっても良い。この場合、充填直後に空気を抜く時に粉粒体が空気に混ざって出てくるが、空気の流出経路は、外装材2に当たってから、内装材1と外装材2との隙間7を通って、通気用の未シール部5から排出されるので、脱気される空気中の粉粒体は、大部分が隙間7に残り、出てくる粉粒体の量は、極めて少ない。粉粒体が通過しない程度の大きさとする場合、通気孔6の孔径は、内装材1が変形しても粉粒体が通気孔6を通り抜けないよう、粉粒体の短径の半分程度またはそれ以下であることが好ましい。
通気性フィルムの材料は、不織布であってもよい。不織布としては、薄くて通気性の大きいものが良く、好ましくはスパンボンド法またはメルトブローン法によって作られた不織布で、その材質は低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン−酢酸ビニル等の単体もしくは2種以上をブレンドまたは鞘構造としたものである。不織布は通気度がJIS P8117ガーレー式測定法で5秒以下のものが好ましい。外装材2が隣接しているので、薄くて物理的な強度が低いものであっても良い。
また、本発明を電子レンジ食品の包装袋として用いる場合は、水蒸気は通すが、細菌は通さない、オートクレーブ滅菌やエチレンオキサイドガス滅菌などに多用されるフィルター機能を有する不織布が好ましい。
外装材2は、不透水性フィルムからなり、少なくとも片面がシール可能なフィルムである。また、内装材1は、外装材2のシール可能な面に接して重ねられている。外装材2としては、例えばポリエチレン、LLDPE、CPPなどのポリオレフィンの単層フィルムや樹脂層、またはこれらに二軸延伸ナイロンフィルム、二軸延伸ポリエステルフィルム、二軸延伸ポリプロピレン(OPP)フィルムなどの延伸フィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体或いは金属箔、和紙、化繊紙等を積層した積層フィルムが挙げられる。強度面や内容品の品質保持性能面から積層フィルムが好ましい。また、外装材2は、印刷層を有することができる。印刷層は、外装材2の表面でも裏面でも良く、外装材2が積層フィルムである場合は、中間層として設けることができる。表面に設ける場合は、OPニスなどで印刷層の脱落を防止することが好ましい。特に、外装材2が透明な延伸フィルムの積層フィルムの場合は、該延伸フィルムに裏印刷し、ポリオレフィンのシール層またはその他のフィルムとシール層を積層すると見栄えが良く、印刷層が脱落することもない。また、外装材2が透明なポリオレフィンの単層フィルムである場合は、該単層フィルムに裏印刷するだけで見栄えが良く、印刷層が脱落することもない。なぜなら、この場合は、内装材1が印刷層の保護層として機能し、印刷層が水平方向に擦られることがないからである。また、この場合、内装材1に表印刷しても良い。このときも印刷層は外装材2によって保護される。印刷層は、グラビア印刷、オフセット印刷やフレキソ印刷等で形成することができる。外装材2の印刷層が設けられる面が合成樹脂層である場合は、グラビア印刷が美麗で好ましい。印刷層は、包装品の名称や種類などを表す文字や模様を含んでも良く、また、長尺の基材から製袋する場合に製袋制御用マークを含むこともできる。
背貼りシール部11及び横シール部12においては、内装材1,1同士がベタシールされており、これにより、内装材1,1間に設けられる充填収納部3の全周の内装材1、1同士がベタシールされて図示しない内容物が漏れないように封鎖される。なお、ベタシールとは、シール部の延在方向では全長にわたり、かつシール部の延在方向と垂直な幅方向では所定幅の範囲で、シールが隙間なく全面的に設けられるものである。
横シール部12、12においては、内装材1、1及び内装材1と外装材2がベタシールされる。また、充填収納部3においては隙間7が形成される。この隙間7は、脱気時の空気の通り道となる。したがって、包装袋10を充填包装した後に充填収納部3内に残留する余分な空気は、例えば包装袋10が積み重ね等によって圧迫されたとき、通気性を有する内装材1を通じて内装材1と外装材2との隙間7に排出され、通気用の未シール部5から排気される。なお、この隙間7は、空気が通る限り、充填収納部3においても部分的にシールされていても良い。
さらに本形態例の通気性包装袋10においては、背貼りシール部11の内装材1と外装材2との間に通気用の未シール部5が形成されている。ここで、通気用未シール部5とは、背貼りシール部11の幅方向に、包装袋10の内外を通じるように形成されていればよい。通気用未シール部5は、例えば図2に示すように、(a)シール部を直線状に横断する通路を有する形状、(b)シール部を折れ線状または曲線状に横断する通路を有する形状、(c)複数の点状シール部を集合し、各シール部の間が格子状の通路となる形状が挙げられる。なお、図2の上下方向は、周縁4のシール部を介して包装袋10の内外が通じる方向であり、網掛けは、内装材1と外装材2との間にシールを施した部分を表す。
したがって、内装材1と外装材2との隙間7に存在する過剰な空気は、通気用未シール部5を通じて包装袋10外に容易に排出することができる。また、充填収納部3と通気用未シール部5との間には内装材1が介在しているので、通気用未シール部5を通じて内容物が漏れ出したり、水や虫などが侵入することを防ぐことができる。なお、これらの未シール部5は、斜めに設けられていたり、曲線状に設けられていても良い。
背貼りシール部11においては、内装材1と外装材2との隙間7は、一部に通気用の未シール部5を残して内装材1と外装材2との周縁が部分的にシールされる。この部分的なシールは、内装材1、1同士がベタシールされているので、内容物を閉鎖する機能は、重要視されない。したがって、設けられる位置が必ずしも背貼りシール部11の端縁を含む必要はないが、端縁を含まないと内装材1と外装材2との間が自由端となり、ここから虫や水が入りやすくなるので、背貼りシール部11の端縁を含むか、可能な限り近くに設けることが好ましい。また、内装材1、1同士のベタシール部のシール幅が狭い場合などは、必ずしもベタシール部を含まなくとも良いが、内装材1と外装材2との間が自由端となる事に加えて、この部分的なシールを形成する際、内装材1、1同士も部分的にシールされる結果、ベタシール部の補強に寄与するので、ベタシール部を含むか、可能な限り近くに設けることが好ましい。
さらに、包装袋10に印刷層で表示や意匠を施す場合でも、通気用未シール部5は包装袋10の背貼りシール部11に設けられることから、印刷と重なって目立ってしまうことがない。
上述のピロー包装袋10は、縦型ピロー製袋充填機や横型ピロー製袋充填機を用いて連続製袋充填することもできる。製袋中に粉粒体を充填する場合は縦型ピロー製袋充填機がより好ましい。
縦型ピロー製袋充填機を用いてピロー包装袋10を製造するには、まず、長尺の内装材1と長尺の外装材2とを重ねて、セーラーなどのガイド部材に誘導し、筒状に丸める。そして、通常用いられる棒状やロール状のシール部材を用いて外装材2が挟み込まれないように流れ方向両側端の外装材2の一部をめくりつつ、内装材1、1同士のみをベタシールして筒体を得ることができる。次に、例えば、所定間隔離間して溝が切られた棒状やロール状のシール部材を用いてベタシール部および/またはその近傍の内装材1と外装材2とをシールすると溝の部分が通気用の未シール部5として残り、部分的なシール部が得られる。これにより、背貼りシール部11の内装材1と外装材2との間に通気用の未シール部5を形成しつつ縦シール部を形成することができる。
なお、この部分的なシール部が内装材1、1同士のベタシール部から外れた位置では、内装材1、1同士が新たに部分的にシールされる。この新たな部分シールは、シール強度が低い場合のベタシール部を補強する。したがって、内装材1の幅を外装材2の幅より若干、例えば、15mm程度広くしておき、筒状に丸めた後、5mm程度の幅で内装材1、1同士をベタシールすれば、外装材2をめくらなくともベタシール部を形成することができる。その後、15mm程度の幅でベタシール部を含んで内装材1と外装材2を部分的にシールすれば、内装材1、1同士が新たに10mm程度の幅で部分的にシールされる。結果的にここには、7mm程度の幅で内装材1,1同士および内装材1と外装材2が部分的にシールされているので、ベタシール部は充分に補強される。
ここで、内装材1と外装材2とを重ねる代わりに、通気性フィルムまたは不織布からなる両面がシール可能な長尺の内装材1が不透水性フィルムからなる少なくとも片面がシール可能な長尺の外装材2のシール可能な面に接して重ねられ、部分的にシールされるとともに、流れ方向の両側端を自由端として残した包材を用いることもできる。この場合も、包材の流れ方向両側端が自由端として残されているので、流れ方向の両側端の外装材の一部をめくりつつ、内装材同士のみをベタシールして筒体を得、さらに内装材1と外装材2とを部分的にシールすることにより、背貼りシール部11の内装材1と外装材2との間に通気用の未シール部5を形成することができる。そして、この包材は、予め、内装材1が外装材2に部分的なシールで接着されているので、縦型ピロー製袋充填機の包材供給装置を2台設ける必要がない。
また、上述したのと同様に内装材1の幅を外装材2の幅より若干広くし、流れ方向両側端の内装材1と外装材2とを外装材2の周縁または周縁近傍において部分的にシールすることにより、内装材1と外装材2との間に通気用の未シール部5を予め形成した包材を用いることもできる。そして、この包材を用いると、縦型ピロー製袋充填機の包材供給装置を2台設ける必要がないのみならず、外装材2をめくらなくともベタシール部を形成することができるので、従来から使用している縦型ピロー製袋充填機に何らの変更を加えることなく使用することができる。
さらに、背貼りシールが形成された筒体の内部に内容物を所定量充填したのち、該筒体に対して背貼りシール部11と交差する横シール部12を形成し、充填口を封止する。横シール部12を形成するときには、筒体に対して外装材2の外側からシールバーや円筒の周面に形成された加熱部材を当接させることにより、内装材1,1同士および内装材1と外装材2とをベタシールする。
横シール部12は、下側の包装袋の封止部と、上側の包装袋の底部とを兼ねるものであり、筒状成形体の内部に内容物を充填するときには、先に下側の包装袋を充填した後に形成した横シール部12の上へと充填する。下側の包装袋の封止部と、上側の包装袋の底部とは、横シール部12の長手方向に沿って、筒状の成形体を横断するように横シール部12の中間部を切断することで分離することができる。
以上の工程により、本形態例のピロー包装袋10を製造することができる。
なお、縦シールを形成する位置を包装袋のサイドシール部となるよう同様に製袋充填することで、内容物が充填された三方シール袋を製造することができる。
図3及び図4は、複数枚の基材の周縁をシールして製袋された包装袋の一例を示す断面図である。図3に示す通気性包装袋20は、包装袋の充填収納部3を形成する二枚の基材は、いずれも通気性フィルムまたは不織布からなる両面がシール可能な内装材1が、不透水性フィルムからなる少なくとも片面がシール可能な外装材2のシール可能な面に接して重ねられてなり、一部に通気用の未シール部5を残して内装材1と外装材2との周縁4がシールされたものである。
また、本発明においては、内装材は充填収納部の片側のみに設けることもできる。図4は、複数枚の基材の周縁をシールして製袋された包装袋の一例を示す断面図である。図4に示す通気性包装袋30の充填収納部3を形成する二枚の基材のうち一枚(一の基材)は、通気性フィルムまたは不織布からなる両面がシール可能な内装材1が、不透水性フィルムからなる少なくとも片面がシール可能な外装材2のシール可能な面に接して重ねられてなり、一部に通気用の未シール部5を残して一の基材の内装材1と外装材2と他の基材との周縁4がシールされたものである。また、本形態例においては、他の基材として、不透水性フィルムからなる少なくとも片面がシール可能な外装材2のみからなるものが用いられ、この外装材2は、そのシール可能な面が一の基材の内装材1に接して重ねられている。
このような包装袋20,30を製造するには、例えば図3,図4に示すように一の基材(内装材1と外装材2)及び他の基材(内装材1と外装材2または外装材2のみ)を上下2枚とし、外装材2、2の間に一の基材または両基材の内装材1が来るように重ねて、一辺または対向する二辺において、通常用いられるシールバーなどのシール部材を用いて一の基材または両基材の外装材2が挟み込まれないように流れ方向両側端の外装材2の一部をめくって、内装材1、1同士または内装材1と他の基材の外装材2をベタシールし、ベタシール部および/またはその近傍の内装材1と外装材2とを通気用の未シール部5を残して部分的にシールする。そして、一辺を充填用の開口として残して残余の辺をシールして、一の基材と他の基材との間が充填収納部3となるように袋状に成形する方法が挙げられる。
また、複数枚の基材の周縁をシールした包装袋20,30を、通気性フィルムまたは不織布からなる両面がシール可能な長尺の内装材と、長尺の不透水性フィルムからなる少なくとも片面がシール可能な外装材とを重ねて一の基材を構成したものと、長尺の他の基材とを用いて製造する方法としては、次の(1)から(3)のような方法が例示される。
(1)内装材1と外装材2とを重ねて一の基材を構成し、流れ方向に沿って所定間隔離間させて内装材1のみと他の基材とを幅方向にベタシールして複数の幅方向のベタシール部を形成する工程と、前記幅方向のベタシール部および/またはその近傍の前記内装材1と外装材2とを、一部に通気用の未シール部5を残して部分的にシールする工程とを行う。これにより、前記幅方向のシール部は、内装材1と他の基材との間がベタシールされ、内装材1と外装材2との間の一部に通気用の未シール部5が形成されたものとすることができる。ここで、他の基材とは、図3に示す包装袋20の場合、内装材1と外装材2とからなるもう一組の基材であり、図4に示す包装袋30の場合、内装材1と重ねられない、もう一方の外装材2である。したがって、図3に示す包装袋20における他の基材とのベタシールは、内装材1、1同士をベタシールすることを意味する。
この(1)の製袋方法による場合、さらに、流れ方向の一側端または両側端をシールする工程を設けることにより、流れ方向に沿って所定間隔離間した幅方向のシール部と、流れ方向の一側端または両側端に沿うシール部との三方または四方がシールされた包装袋の帯を製造することができる。この帯から個々の包装袋を分離するには、横取り製袋の場合は、三方がシールされた包装袋の帯はそのまま、四方がシールされた包装袋の帯はセンターでスリットして、所定間隔離間した幅方向のシール部の中間でカットし、一面取りまたは二面取りの製袋が実現する。縦取り製袋の場合は、幅方向のシール部の上流または下流でカットすることで個々の包装袋を分離することができる。そして、横取り製袋の際、流れ方向の一側端または両側端をシールする工程の上流に包装袋の底部となる折り込みフィルムを基材の流れ方向の一側端または両側端に挟み込む工程を設けることにより、サイドシール部に通気用の未シール部が設けられたスタンディングパウチを一面取りまたは二面取りで製造することができる。また、縦取り製袋の際、流れ方向の一側端または両側端をシールする工程の上流に包装袋の両側部となるガゼット折り込みフィルムを基材の流れ方向の両側端に挟み込む工程を設けることにより、底シール部に通気用の未シール部が設けられたガゼット袋を製造することができる。なお、これらの折り込みフィルムは、外装材のみからなるものであっても良いし、外装材と内装材が重ねられたものであっても良い。
(2)内装材1と外装材2とを重ねて一の基材を構成し、流れ方向の一側端または両側端の内装材1のみと他の基材とをベタシールして側端のベタシール部を形成する工程と、前記側端のベタシール部および/またはその近傍の内装材1と外装材2とを、一部に通気用の未シール部5を残して部分的にシールする工程とを行う。これにより、前記流れ方向の一側端または両側端のシール部は、内装材1と他の基材との間がベタシールされ、内装材1と外装材2との間の一部に通気用の未シール部5が形成されたものとすることができる。ここで、他の基材とは、図3に示す包装袋20の場合、内装材1と外装材2とからなるもう一組の基材であり、図4に示す包装袋30の場合、内装材1と重ねられない、もう一方の外装材2である。したがって、図3に示す包装袋20における他の基材とのベタシールは、内装材1、1同士をベタシールすることを意味する。
この(2)の製袋方法による場合、さらに、流れ方向に沿って所定間隔離間させて幅方向にシールする工程を設けることにより、流れ方向に沿って所定間隔離間した幅方向のシール部と、流れ方向の一側端または両側端に沿うシール部との三方または四方がシールされた包装袋の帯を製造することができる。この帯から個々の包装袋を分離するには、横取り製袋の場合は、三方がシールされた包装袋の帯はそのまま、四方がシールされた包装袋の帯はセンターでスリットして、所定間隔離間した幅方向のシール部の中間でカットし、一面取りまたは二面取りの製袋が実現する。縦取り製袋の場合は、幅方向のシール部の上流または下流でカットすることで個々の包装袋を分離することができる。そして、横取り製袋の際、流れ方向の一側端または両側端の内装材1のみと他の基材とをベタシールして側端のベタシール部を形成する工程の上流に包装袋の底部となる折り込みフィルムを基材の流れ方向の一側端または両側端に挟み込む工程を設けることにより、底シール部に通気用の未シール部が設けられたスタンディングパウチを一面取りまたは二面取りで製造することができる。また、縦取り製袋の際、流れ方向の一側端または両側端の内装材1のみと他の基材とをベタシールして側端のベタシール部を形成する工程の上流に包装袋の両側部となるガゼット折り込みフィルムを基材の流れ方向の両側端に挟み込む工程を設けることにより、サイドシール部に通気用の未シール部が設けられたガゼット袋を製造することができる。なお、これらの折り込みフィルムは、外装材のみからなるものであっても良いし、外装材と内装材が重ねられたものであっても良い。
(3)内装材1と外装材2とを重ねて一の基材を構成し、流れ方向に沿って所定間隔離間させて内装材1のみと他の基材とを幅方向にベタシールして複数の幅方向のベタシール部を形成する工程と、流れ方向の一側端または両側端の前記内装材1のみと他の基材とをベタシールして側端のベタシール部を形成する工程と、前記幅方向のベタシール部と前記側端のベタシール部および/またはそれらの近傍の前記内装材と他の基材とを、一部に通気用の未シール部5を残して部分的にシールする工程とを行う。これにより、前記幅方向のシール部、および、前記流れ方向の一側端または両側端のシール部の両方が、内装材1と他の基材との間がベタシールされ、内装材1と外装材2との間の一部に通気用の未シール5部が形成される。ここで、他の基材とは、図3に示す包装袋20の場合、内装材1と外装材2とからなるもう一組の基材であり、図4に示す包装袋30の場合、内装材1と重ねられない、もう一方の外装材2である。したがって、図3に示す包装袋20における他の基材とのベタシールは、内装材1、1同士をベタシールすることを意味する。
この(3)の製袋方法による場合、流れ方向に沿って所定間隔離間した幅方向のシール部と、流れ方向の一側端または両側端のシール部とで三方または四方がシールされた包装袋の帯を製造することができる。この帯から個々の包装袋を分離するには、横取り製袋の場合は、三方がシールされた包装袋の帯はそのまま、四方がシールされた包装袋の帯はセンターでスリットして、所定間隔離間した幅方向のシール部の中間でカットし、一面取りまたは二面取りの製袋が実現する。縦取り製袋の場合は、幅方向のシール部の上流または下流でカットすることで個々の包装袋を分離することができる。そして、横取り製袋の際、流れ方向の一側端または両側端の内装材1のみと他の基材とをベタシールして側端のベタシール部を形成する工程の上流に包装袋の底部となる折り込みフィルムを基材の流れ方向の一側端または両側端に挟み込む工程を設けることにより、サイドシール部及び底シール部に通気用の未シール部が設けられたスタンディングパウチを一面取りまたは二面取りで製造することができる。また、縦取り製袋の際、流れ方向の一側端または両側端の内装材1のみと他の基材とをベタシールして側端のベタシール部を形成する工程の上流に包装袋の両側部となるガゼット折り込みフィルムを基材の流れ方向の両側端に挟み込む工程を設けることにより、底シール部及びサイドシール部に通気用の未シール部が設けられたガゼット袋を製造することができる。なお、これらの折り込みフィルムは、外装材のみからなるものであっても良いし、外装材と内装材が重ねられたものであっても良い。
上記(1)から(3)の製造方法においては、前記内装材1と前記外装材2とを重ねた後で内装材1のみと他の基材とをベタシールする際、外装材2を持ち上げたり引き下げたりして、内装材1と外装材2とを大きく離間させてその間にシール装置を挿入、配置することにより、内装材1と外装材2との間がベタシールされてしまうことを防止することができる。あるいは、予め、内装材1のみと他の基材とをベタシールしておき、内装材1の上に外装材2を重ねる様にしても良い。
前記内装材1と前記外装材2とを重ねる代わりに、周縁がシールされて排気の必要な内容物が充填収納される包装袋を形成する長尺の包材であって、該包材は、通気性フィルムまたは不織布からなる両面がシール可能な長尺の内装材1が、不透水性フィルムからなる少なくとも片面がシール可能な長尺の外装材2のシール可能な面に接して重ねられ、お互いがずれないように部分的にシールされた通気性包材を用いることもできる。この包材においては、包材の流れ方向の両側端を自由端として残したものとしてもよい。
本形態例の通気性包装袋20,30によれば、内装材1が通気性を有するので、充填収納部3内の過剰な空気は内装材1を隔てた外側の隙間7に排出し、さらに通気用の未シール部5を通じて包装袋20,30の外側へと容易に抜き出すことができる。また、通気用の未シール部5と充填収納部3に充填された内容物との間には内装材1が介在しているので、通気用の未シール部5を通じて内容物が漏れ出したり、水や虫などが侵入することを防ぐことができる。
さらに、包装袋20,30に印刷層で表示や意匠を施す場合でも、通気用未シール部5は包装袋20,30の周縁4のシール部に設けられることから、印刷と重なって目立ってしまうことがない。また、包装袋20,30を多段に積み重ねたときにも通気用未シール部5は外側に露出するので通気性を損ねることはない。また、通気用未シール部5から水などが浸入したりするおそれもない。
本発明は、各種粉粒体の充填包装に利用することができ、粉粒体としては、米や麦等の穀類、豆類、飼料やこれらの粉末、樹脂ペレット、化学品、その他の工業用製品などが挙げられる。また、本発明は、そのまま電子レンジにかける電子レンジ袋に利用することができる。
本発明の通気性包装袋の一形態例を示す図面であり、(a)は斜視図、(b)はA−A線に沿う縦断面図、(c)はB−B線に沿う横断面図である。 通気用未シール部を例示する図面であり、(a)は横シール部を直線状に横断する通路を有する形状、(b)は横シール部を折れ線状に横断する通路を有する形状、(c)は複数の点状シール部の間が格子状の通路となる形状を示す。 内装材を充填収納部の両側に有する通気性包装袋の一形態例を示す横断面図である。 内装材を充填収納部の片側に有する通気性包装袋の一形態例を示す横断面図である。
符号の説明
1…内装材、2…外装材、3…充填収納部、4…内装材および外装材の周縁、5…通気用の未シール部、6…通気孔、7…内装材と外装材との隙間、10…通気性包装袋(ピロー包装袋)、11…背貼りシール部(縦シール部)、12…横シール部、20…内装材を充填収納部の両側に有する通気性包装袋、30…内装材を充填収納部の片側に有する通気性包装袋。

Claims (12)

  1. 周縁がシールされて排気の必要な内容物が充填収納される通気性包装袋であって、
    該包装袋を形成する基材の少なくとも一枚は、通気性フィルムまたは不織布からなる両面がシール可能な内装材が、不透水性フィルムからなる少なくとも片面がシール可能な外装材のシール可能な面に接して重ねられてなり、一部に通気用の未シール部を残して前記内装材と前記外装材との周縁がシールされたことを特徴とする通気性包装袋。
  2. 前記包装袋は、前記内装材と前記外装材とが上下両端でシールされた二箇所の横シール部と、前記横シール部に交差するようシールされた一箇所の縦シール部とを有するピロー包装袋または三方シール袋であり、
    前記縦シール部は、前記内装材と前記外装材との間に通気用の未シール部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の通気性包装袋。
  3. 前記外装材と前記内装材との間に印刷層を有することを特徴とする請求項1または2に記載の通気性包装袋。
  4. 周縁がシールされて排気の必要な内容物が充填収納される包装袋を形成する長尺の包材であって、
    該包材は、通気性フィルムまたは不織布からなる両面がシール可能な長尺の内装材が、不透水性フィルムからなる少なくとも片面がシール可能な長尺の外装材のシール可能な面に接して重ねられ、部分的にシールされたことを特徴とする通気性包材。
  5. 前記包材の流れ方向の両側端を自由端として残したことを特徴とする請求項4に記載の通気性包材。
  6. 縦型ピロー製袋充填機により包装袋を製袋して該包装袋の内部に排気の必要な内容物を充填した充填包装体の製造方法であって、
    通気性フィルムまたは不織布からなる両面がシール可能な長尺の内装材と、不透水性フィルムからなる少なくとも片面がシール可能な長尺の外装材とを重ね、流れ方向の両側端の内装材同士のみをベタシールして筒体を得る工程と、
    一部に通気用の未シール部が残るように前記ベタシールした部および/またはその近傍の前記内装材と前記外装材とを部分的にシールして縦シール部を形成する工程と、
    筒体の内部に内容物を充填する工程と、
    前記内装材同士および前記内装材と前記外装材とをベタシールして前記縦シール部と交差する横シール部を形成する工程と、
    を有することを特徴とする排気可能な内容物充填包装体の製造方法。
  7. 前記内装材と前記外装材とを重ねる代わりに、予め、通気性フィルムまたは不織布からなる両面がシール可能な長尺の内装材が、不透水性フィルムからなる少なくとも片面がシール可能な長尺の外装材のシール可能な面に接して重ねられ、流れ方向の両側端を自由端として残して部分的にシールされた包材を用いることを特徴とする請求項6に記載の排気可能な内容物充填包装体の製造方法。
  8. 複数枚の基材の周縁をシールして排気の必要な内容物が充填収納される通気性包装袋を製袋する製袋方法であって、
    通気性フィルムまたは不織布からなる両面がシール可能な長尺の内装材と、該内装材にシール可能に重ねられる、少なくとも片面がシール可能な長尺の不透水性フィルムからなる外装材とを一の基材とし、流れ方向に沿って所定間隔離間させて一の基材の内装材のみと少なくとも片面がシール可能な長尺の他の基材とを幅方向にベタシールして複数の幅方向のベタシール部を形成する工程と、
    前記幅方向のベタシール部および/またはその近傍の前記内装材と前記外装材とを、一部に通気用の未シール部を残して部分的にシールする工程と、
    を有することを特徴とする通気性包装袋の製造方法。
  9. 複数枚の基材の周縁をシールして排気の必要な内容物が充填収納される通気性包装袋を製袋する製袋方法であって、
    通気性フィルムまたは不織布からなる両面がシール可能な長尺の内装材と、該内装材にシール可能に重ねられる、少なくとも片面がシール可能な長尺の不透水性フィルムからなる外装材とを一の基材とし、流れ方向の一側端または両側端の前記内装材のみと少なくとも片面がシール可能な長尺の他の基材とをベタシールして側端のベタシール部を形成する工程と、
    前記側端のベタシール部および/またはその近傍の前記内装材と前記外装材とを、一部に通気用の未シール部を残して部分的にシールする工程と、
    を有することを特徴とする通気性包装袋の製造方法。
  10. 複数枚の基材の周縁をシールして排気の必要な内容物が充填収納される通気性包装袋を製袋する製袋方法であって、
    通気性フィルムまたは不織布からなる両面がシール可能な長尺の内装材と、該内装材にシール可能に重ねられる、少なくとも片面がシール可能な長尺の不透水性フィルムからなる外装材とを一の基材とし、前記内装材のみと少なくとも片面がシール可能な長尺の他の基材とを流れ方向に沿って所定間隔離間させて幅方向にベタシールして複数の幅方向のベタシール部を形成する工程と、
    流れ方向の一側端または両側端の前記内装材のみと前記他の基材とをベタシールして側端のベタシール部を形成する工程と、
    前記幅方向のベタシール部と前記側端のベタシール部および/またはそれらの近傍の前記内装材と前記他の基材とを、一部に通気用の未シール部を残して部分的にシールする工程と、
    を有することを特徴とする通気性包装袋の製造方法。
  11. 他の基材が、通気性フィルムまたは不織布からなる両面がシール可能な長尺の内装材と、該内装材にシール可能に重ねられる、少なくとも片面がシール可能な長尺の不透水性フィルムからなることを特徴とする請求項8ないし10のいずれかに記載の通気性包装袋の製造方法。
  12. 予め、通気性フィルムまたは不織布からなる両面がシール可能な長尺の内装材が、不透水性フィルムからなる少なくとも片面がシール可能な長尺の外装材のシール可能な面に接して重ねられ、部分的にシールされた包材を用いることを特徴とする請求項8ないし11のいずれかに記載の通気性包装袋の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015193420A (ja) * 2014-03-28 2015-11-05 共同印刷株式会社 袋体
JP2017024789A (ja) * 2015-07-28 2017-02-02 凸版印刷株式会社 包装袋
JP2017507088A (ja) * 2014-02-20 2017-03-16 モンディ・アーゲーMondi AG
CN113748010A (zh) * 2019-04-29 2021-12-03 科韦斯股份有限公司 密封容器的制造方法及通过其获得的密封容器

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