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JP2008173271A - 防煙垂壁 - Google Patents

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JP2008173271A
JP2008173271A JP2007008839A JP2007008839A JP2008173271A JP 2008173271 A JP2008173271 A JP 2008173271A JP 2007008839 A JP2007008839 A JP 2007008839A JP 2007008839 A JP2007008839 A JP 2007008839A JP 2008173271 A JP2008173271 A JP 2008173271A
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JP2007008839A
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Ishiyuki Takai
石行 高井
Akiko Takahashi
章子 高橋
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Nitto Boseki Co Ltd
Sanritsu Giken Kogyo KK
Original Assignee
Nitto Boseki Co Ltd
Sanritsu Giken Kogyo KK
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Abstract

【課題】シート状防煙垂壁を弛み無く、且つ簡単に取り付け施工可能とする。
【解決手段】耐熱樹脂シート1上下縁部をコの字断面形状の開口側を狭めたグリップフレーム4内に同様の断面形状の一対のシートグリップ5間に挟持し、該フレーム底面側よりシートグリッププレート6を締結ネジにより押圧してシートグリップ間に作用する押圧力により固定する。固定フレーム60への取付けは、グリップホルダー10により該フレーム内の封止開口縁部63上に支持する。
振れ止め構造は、振れ止めブラケットにシートを挟む一対のジョイナー25を取り付ける。ブラケット頂部の四辺形のブラケット片16を固定フレーム底部の封止開口からそ挿入して支持段部65上方で回転し、該ブラケット片の長辺の長さがフレーム内壁幅よりも大きいためつかえて停止し、その状態で締結ボルトを締めてボルト頭部を隔壁66に当接させて固定する。
【選択図】図7

Description

本発明は、建築物の天井面に沿って流れる気流を遮断する障壁を垂下した構造により、火災時に発生する煙、有毒ガスが天井面に沿って流動することを抑制する防煙垂壁に関する。
建築基準法施行令(第126条2、及び3項)によれば、一定の基準以上の要件を満たす建築物について、火災時の避難路の確保や、延焼防止、及び消火活動の円滑化を図る為、建築物天井面から垂下した防煙垂壁を設けることが義務付けられている。
防煙垂壁は、その機能上不燃材で形成され、天井部から垂下して取り付けられる構造とされている。
それらの典型例を図8及び9に示す。
防煙垂壁の材質は、建築物の天井に沿って縦横に配置される構造上、不透明な材質であると視野を妨げて圧迫感を感じることとなり、また不体裁であるため、従来はガラス板が一般的であった。
天井部に対する防煙垂壁の支持構造は、天井上方の野縁受け等の強度のある梁材からフレーム吊ボルト71により、長尺の防煙垂壁(ガラス)吊下フレーム60を吊下げて水平に支持固定し、さらに該吊下フレーム60から適宜の間隔で防煙垂壁(ガラス)吊下げボルト72を垂下してガラス吊金具73を水平に支持する。
垂壁材となるガラス板85は、該ガラス吊金具73上に下縁部を支持され、上縁部は吊下フレームの底面に長さ方向に形成された封止開口内に収容され、バックアップ材75を当て、さらにシーリング76して垂壁材と吊下げフレーム間の間隙から煙が流通しないようにシールすると共に体裁を整える。
垂壁を構成するガラス板85は、安全のため強化用の網、又は線入りガラス板を使用する。
ところで、ガラス材を使用した防煙垂壁は透明性に優れるものの、重量が嵩み、また網入り補強されていてもガラス自体は破損しやすい。
防煙垂壁を天井に沿って吊下げるための取り付け施工は、これらのかなりの長尺で重量物であるガラス板材を水平に支持して、手作業によって吊下げフレームに対してネジ止めからシール加工などを行なわなければならず、人手と工数が多く必要であるなど、コスト上昇要因となった。
また、火災時のほか、地震に際しては建物の揺れと変形に対して破損し易く、破損したガラス片により却って避難の障害ともなりやすい。これらの構造は、地震等のように建築物全体が揺れると、吊り下げた支持構造とガラスとの間で生じる揺れモーメントを受けて、天井部近くの支持構造に応力が集中することとなり、破損し、落下する危険性がある。
さらに、建築物全体に生じる曲げや捻れは、吊下げフレーム、吊下げボルトやガラス吊金具などを介して ガラスに加わるため、その変形に追従できないガラスが破損、落下する結果となる。
このような事態は、地震の際の比較的小規模な揺れでも生じる危険があり、ガラスの破片が落下、散乱して被害を一層拡大するおそれがある。
このようなガラス材の欠点を解消するものとして、近年不燃性、或いは耐熱性の高い樹脂シートをガラス繊維で強化した構造の透明シートが開発された。
これらの材質は、弾力性に富み、軽量で撓み性に優れるため、地震などによって建築物が揺れ、或いは変形して防煙垂壁の支持構造が著しく変形しても破損することなく、その機能を維持することができる。
これらの不燃性の樹脂シートからなる防煙垂壁は、アルミ押し出し材などからなるフレーム材を用いた枠構造とすれば、従来のガラス材を用いた防煙垂壁と同様に天井から垂下して取り付けることが可能であり、また、その軽量であることから、従来のガラス材に用いられた取り付け構造に格別の補強をすることなくそのまま利用して取り付けることができるから、ガラス材を用いた既存の防煙垂壁を不燃性樹脂シートからなる防煙垂壁と取替えることにより、これらによる安全性を向上することができる。
しかしながら、このような構造により剛性の枠体フレームにこれらの不燃性樹脂シートを固定する構造とすると、枠体フレームへの固定構造周辺のシートに部分的な歪みや弛みが発生し、外観を損なうばかりでなく、強固に固定することが困難であった。
例えば、図10に示すように一対の枠体フレーム77、77'間に不燃性樹脂シート1を挟持してボルト78などにより締結する構造とすると、締結箇所近傍とその周縁とではシートの締結圧力に差があり、歪みや弛み15が生じる。さらに、このようにして不燃性シートを固定した枠体から構成される防煙垂壁を防煙垂壁固定フレーム60から垂下した状態として天井に取り付けると、シート面にこれらの歪みや弛みに起因する歪みが一層強く表れる。
さらに、これらのガラス繊維強化不燃性樹脂シートは、ガラス繊維の熱膨張率が極めて小さいため、シートの樹脂層も強化ガラス繊維に拘束されて、シートの熱膨張率はきわめて低い。一方、これらのシートを固定するアルミ押出し材などからなるフレームなどは比較的熱膨張率が大きいため、これらの固定構造が気温の変化に伴なって伸縮すると、シートがその伸縮に追従することができない。
これらの寸法変化は、強度的には問題ない程度の小さいものであっても、上記したようにシートの撓みや弛みとなって表れ、特に、四辺形状の枠体に固定すると、固定枠77の四隅で各辺に沿った変形が集中して、図11に示すようにシート1の四隅から中央に向けて皺や弛み15となってシート面に広く表れる。
これは不燃性樹脂シートにガラス板のような剛性がなく、柔軟性に富むために僅かな応力によっても撓み変形するためで、耐熱樹脂中にガラス繊維を封じて伸びが抑制された構造であっても、これらの負荷による変形は回避できない。
特に、シート面に表れる歪みは、伸びなどの変形のみなくむしろ撓み現象に伴なうものと考えられ、部分的な僅かな応力差があっても発生しやすい。
このような変形は、シート表面の歪みとして表れるが、透明であるため目立ち易く、特に見る方向や照明条件によっては不規則な、歪んだ反射面となって見えるため、視覚的に外観を著しく損なう。
また、これらの防煙垂壁に使用するシートは、微細なガラス繊維を屈折率を調整した樹脂層で挟んだ構造であるため、これら締め付け箇所で強い負荷が生じると、これらの内包されたガラス繊維が樹脂層から剥離して、ガラス繊維束が白く表れて見えるようになる。このようになると外観が劣化するばかりでなく、強度的にも好ましくない。
そこで、固着箇所にかかる負荷を均一にするため接着材を介してこれらの枠体フレームの間に挟持して接着する構造が試みられたが、接着剤はシートや枠体フレームに対して組織的に一体に結合しないため、垂下して常に負荷がかかる状態に置かれると荷重自体は小さくとも、時間の経過と共に接着部位にずれや変形が生じてしまう。それを補う為にボルトなどによる機械的な締結手段を併用すれば上記したと同様に部分的な締結作用の影響が表れるためやはり歪みが生じることは避けられない。
また、これらのシート状の防煙垂壁は、軽量で天井からの吊り下げ構造に掛かる負荷が小さいため、新たな支持構造に替えることなく、支持強度の高い既存の吊構造を利用することができるが、従来の支持構造は剛性が高く、かつ重量のあるガラスを用いた防煙垂壁用の構造であるため、軽量でシート状の防煙垂壁の固定には適さないばかりか、一般に複雑な取り付け構造であるため作業性が悪く、折角の軽量特性を活用することができない。
特開2005−310746号公報 特許第3803829号公報
解決しようとする問題点は、防煙垂壁を支持するフレーム材に対してガラス繊維により強化した不燃性樹脂シートを歪みや弛みを生じることなく、また長期間にわたって変形を来たすことなく強固に固定する構造とする。
また、これらの不燃性シートを用いた防煙垂壁を天井に取り付ける構造を簡単にして、天井に対する防煙垂壁の取り付け、交換作業を人手を要することなく容易に行うことを可能とする。
本発明は、コの字型の開口が狭められた断面形状のグリップフレーム、該グリップフレーム断面に沿って開口に向けて狭められた断面形状の一対のシートグリップ、及びシート状の防煙垂壁材を挟持して該グリップフレームのコの字状断面内に収容された一対のシートグリップに対して、グリップフレーム底辺側から当接するグリッププレート及び該グリッププレートを上記グリップフレームの狭められた開口方向に押圧する手段、からなるシート状防煙垂壁固定部材であり、
頂部に短辺と長辺からなる四辺形のブラケット片を備え、内ネジを形成したボルト挿通孔を一端からブラケット片まで貫通した軸部からなるブラケット、及び該ボルト挿通孔に挿通して該内ネジに螺合して、上記ブラケット片から突出するボルトからなり、
防煙垂壁吊り下げフレームのスリットを隔てて突出形成された防煙垂壁支持段部とその上方の隔壁との間で上記ブラケット片を収容し、該ブラケット片を該支持段部上に置き、上記隔壁にブラケット片から突出したボルト頭部を当接して該段部と隔壁間で固定する、
ことを特徴とする、シート状防煙垂壁用振れ止め固定部材及び該固定部材において、
上記四辺形のブラケット片の長辺間の幅を防煙垂壁吊下げフレームの支持段部間の間隔より小さくし、
対角線の一方を該支持段部上方のフレーム内壁間の幅よりも大きく、他方を該幅よりも小さくした防煙垂壁用振れ止め固定部材であり、
さらに、シート状防煙垂壁材の上下縁部を水平方向に配置される上下枠体に固定し、
上枠体を天井側の防煙垂壁吊り下げフレームに固定して防煙垂壁材を垂下させると共に、下枠体の錘作用によりシート状防煙垂壁材に対して垂直方向に張力を負荷し、
該固定フレームに固定してシート状防煙垂壁材の垂直方向縁部に沿って垂直方向に振れ止め部材を配置すると共に、該振れ止め部材下部を上記下枠体に対して垂直方向にスライド可能に取り付けることによって、シート状防煙垂壁材とその固定フレームとの熱膨張差によるシート状防煙垂壁材に生じる皺などを防止すると共に、これらの軽量な防煙垂壁材が振れないように固定するシート状防煙垂壁である。
本発明は、軽量で、かつガラスのように破損して破片による危険性のない不燃性シート状防煙垂壁を歪みや弛みを生じることなく吊り下げ固定することが可能であり、
また、新規に設置する場合のみでなく、既存の防煙垂壁に対して、その吊り下げ構造となる吊り下げフレームの構造を利用して、簡単且つ容易に取り付け交換することが可能である。
上記したようにガラス繊維により強化された不燃性樹脂シートを用いた防煙垂壁材を固定するため、剛性のあるアルミフレーム材などに締結挟持させてボルトなどで締め付けると、シート材に対する締結力は、ボルトなどの締結手段近傍・周辺とそれから離れた位置とでは差があり、均一な締結作用とならない。また、かかる荷重の下ではこれらの防煙垂壁を垂下した状態でこれらの締結力や荷重の僅かな差によっても撓みによる部分的な弛みが生じて、外観を損なう。
これに対して、本発明者らはシート材を挟持・固定するフレーム材のシート材に接する面全体から締結力を作用させることを着想し、本発明に至った。
図1(A)、(B)にその構造を示す。
図において、1は不燃性樹脂シート、4は該シートを固定するグリップフレームであって図示するようにコの字型の開口部側が狭められた断面形状からなる。
不燃性シートは、このグリップフレームの断面に合わせて開口部に向けて狭まった断面形状の一対のシートグリップ5の間に挟持されて該開口内にセットされ、グリップフレームの底部側にシートグリッププレート6をあてがい、締め付けねじ7によって該プレートを介してシートグリップをグリップフレームの狭められた開口方向に向けて押圧して固定する。
不燃性樹脂シートは、一対のシートグリップの間でグリップフレームから受ける押圧力によって締め付けられて固定され、さらにこれらの防煙垂壁を垂下した状態でこれらの自重により不燃性樹脂シートを引き出す方向に作用する力は、シートグリップとグリップフレームとの間に締結力となって作用するため、長期間垂下した状態でも緩むことはない。
これらの不燃性樹脂シートを締め付ける押圧力は、グリップフレームからシートグリップに対してグリップレーム全長にわたって均一一様に作用するため、不燃性樹脂シートには歪みや弛みを生じることはない。
シートグリップの不燃性樹脂シートに接する面には、図示のようにその全長にわたって多段の凹溝8を形成して、挟持力を強化することができる。
これらグリップフレーム、シートグリップ、シートグリッププレートの材質は、特に限定されないが、強度、耐食性、加工性などからアルミ押し出し材が好適である。
本発明の防煙垂壁シート固定構造は、不燃性シートの上下縁部に同じ構造で構成することができ、既存の天井側の吊下げフレームを利用して容易に取り付け施工することができる。
図2は、既設の防煙垂壁材固定フレーム60を利用して本発明の防煙垂壁を取り付けた状態を示す断面図(A)、及び固定フレームに対するグリップフレームの固定構造(B)である。
防煙垂壁は、不燃性シート1上下縁部をグリップフレーム4に固定して一体とした状態で取り扱うことができる。
図2(A)の防煙垂壁材固定フレーム60は、一般的な構造のものであって、図9に挙げた例のように長尺のアルミ押出し型材であって、これらの図に示すように枠体底面に形成したスリット両側の棚状の封止開口縁部63、ガラス吊下げボルトを支持する支持段部65、及びフレーム吊ボルト71との間の仕切り壁66を備えるのが一般である。
この様な構造を利用して本発明の防煙垂壁を取り付けるには、図2(B)に示すように先に本出願人が提案したグリップホルダー(特願2006−192636号)10によりグリップフレーム4を防煙垂壁材固定フレーム60底部のスリット両側の封止開口縁部63上に支持する。無論、防煙垂壁を固定フレームに取り付ける構造として他の構造のものでもよいが、図示の構造であれば下方からスリット開口にグリップホルダーを押し込むことにより取り付けが完了するので簡単である。
グリップホルダー10は、末広がりのコの字型に成形され、その両側面の一部を打ち抜いて内側に向いた爪12を形成し、また、グリップフレーム4側面には長さ方向に多数の溝11を形成し、図のように両者を組合わせるとグリップホルダーの爪はグリップフレーム側面の溝に食い込み、防煙垂壁が垂下した状態で自重などにより図の下方に向かう力に対して、この溝に爪を食い込ませて支持することができる。
この状態で、これらのグリップホルダーとグリップフレーム上縁部を固定フレーム60底面のスリット開口に挿入し、さらにグリップホルダーをスリット開口上方に押し込むと、グリップホルダーのやや開いた形状のコの字型下辺がスリット開口上方で拡がり、棚状の封止開口縁部63上に支持される。
防煙垂壁上部のスリット上方の空間には耐熱性の弾性体製のスモークストッパー13を押し込み、防煙垂壁材固定フレーム60と防煙垂壁との間の間隙を封止して、火災時の煙を遮断する。
このようにして形成された防煙垂壁構造は、不燃性樹脂シートが軽量である特徴により、ガラス材を使用した防煙垂壁の場合のように、 防煙垂壁材固定フレームに対して大きな支持強度を必要とせず、複雑な取り付け構造も必要としない。
防煙垂壁を取付けるグリップホルダー10は、防煙垂壁全長にわたるグリップフレーム4に対して適宜の間隔で配置する事によって充分な支持強度を得ることができる。
以上の構造から明らかなように、本発明のシート固定構造は、シート状防煙垂壁材の上下縁部をグリップフレームで挟持し、該シート上縁部を固定したグリップフレームを防煙垂壁材固定フレームに固定して、該シートを介して該シート下縁部を固定したグリップフレームを垂下する構造であって、防煙垂壁側方では該シートを固定しない。
不燃性シートは、上下のグリップフレームにより均一一様な締結力によって固定されるために、グリップフレーム近傍で皺などが生じることなく、強固に固定される。さらに、該シートには、下縁部を固定したシートグリップの自重などにより上下方向に一定の張力が付与され、弛みなく張った状態が維持される。
この状態で、グリップフレームの熱膨張による水平方向の伸縮作用の影響は残るが、上下2辺方向のみであるため、上記したような撓みや弛みが集中、交錯して生じる四隅の皺は発生せず、下縁部を固定するグリップフレームの自重などによる張力によってピンと張った状態に維持されるため、上下垂直方向の皺などは抑制されてほとんど目立たない。
これらの張力を保つため、防煙垂壁の下縁部を固定するグリップフレームの自重を利用するほか、その内部に錘を仕込んでもよく、またグリップフレームを厚手にして自重を調整してもよい。
このように本発明のシート状防煙垂壁構造は、防煙垂壁材固定フレームに対して簡単な機構によって充分な支持強度が得られるが、自重によって垂下した状態であるため軽量であること及び屋内とはいえ気流により揺れることを防止するため、補強を兼ねて振れ止め構造を設置する。
図3〜6に本発明の防煙垂壁振れ止めの構造を示す。
図3に示すように振れ止め構造は、振れ止めブラケット15、ブラケット締結ボルト20、及び一対の振れ止めジョイナー25、25'からなる。
振れ止めブラケット15頂部にブラケット片16、その円筒状の軸体中心に振れ止めブラケット締結ボルト20を通すボルト挿通孔17を形成し、軸体外周にローレットがけ18する。
振れ止めジョイナー25、25'は、その一方にブラケット孔26を設けてローレットがけ18を形成したブラケット軸体を挿通して固定する。
図4(A)及び(B)は、それぞれ振れ止めブラケット15のボルト挿通孔にブラケット締結ボルト20を挿通してネジ止めした状態、及び締結ボルトを挿通したブラケット15を一方のジョイナー25のブラケット孔に挿通して固定した状態を示す。
振れ止めブラケット15を防煙垂壁材固定フレーム60に取り付けるには、振れ止めブラケットのブラケット片16を防煙垂壁材固定フレーム60の防煙垂壁材支持段部65の間のスリット開口を通してその上方で回転させ、該防煙垂壁材支持段部上に支持する。
図5(A)、(B)は、ブラケット15を防煙垂壁材固定フレーム60に取り付ける態様を示す。
図5(A)上方に示すようにブラケット頂部のブラケット片16の平面形は、ほぼ平行四辺形でその一対の長辺の間の幅bは該固定フレーム底辺の封止開口縁部63及びその上方の支持段部65の間隔aより狭いため、図示のようにその間を挿通してセットすることができる。
これに対して短辺の間の幅(長さ)は上記スリット開口の間隔aより広く、また短辺は斜めに形成されて、短い方の対角線r1は該フレーム内の支持段部65上方のフレーム内壁間の幅dよりも小さく、長い方の対角線r2は該内壁間隔dよりも大きくされており、ブラケット片を該支持段部スリットを挿通してその上方で回転すると(B)に示すように長い方の対角線近傍の位置で固定フレームの内壁につかえて停止する。
この状態でブラケット締結ボルト20をブラケット胴部内の内ネジに対してねじ込んで進めると、該ボルト頭部が防煙垂壁材固定フレーム60の防煙垂壁材支持段部65上方の隔壁66に当接し、さらにねじ込むと該ボルト頭部とブラケット片とが隔壁66と段部65の間で突っ張り状態となって固定される。
この状態で図4(B)及び図5(B)に示すように、 振れ止めジョイナー25のブラケット孔にブラケット軸体を押し込み、ローレットがけ18部により固定する。
図6(A)、(B)は、振れ止めジョイナー25、25'の断面図で、(A)は一方の振れ止めジョイナー25にブラケット締結ボルト20を挿通したブラケット15を固定し、他方の振れ止めジョイナー25'との間に防煙垂壁シートを挟持した状態を示す。
(B)は、防煙垂壁シートの上下縁部から離れてブラケットが挿通していない位置で、ジョイナー25,25'のシート挟持片27、27間にシート1の側縁部を挟持して、シート締結ネジ28でジョイナー25、25'を結合して、防煙垂壁シート1を挟持した状態を示す。振れ止めジョイナーは、不燃性シートの垂直方向の移動を許容するように、軽く挟持するため、締結ネジ28は強固な締結力は必要ない。
ジョイナー25、25'の組立には、上記の締結ネジによるほか、ジョイナー25'側にスナップを設けて他方のジョイナー25のブラケット挿通孔に形成した孔に嵌入して止めることもでき、適宜の固定手段を採用することができる。
ジョイナー下端部は、不燃性シート下縁部を固定したグリップフレームに固定せず、上部のブラケット15と同様に頂部に平板状のブラケット片を設けた第2ブラケット15'のブラケット片16'をグリップフレーム底部のシートグリッププレートと該底部との間の間隙に挿入して取付ける。該ブラケットの厚さは該間隙よりも薄く、これらの間隙の間で垂直方向にスライド可能な遊びを設けてあり、これによって振れ止め部材全体の熱膨張による伸縮作用が不燃性シートに及ぶことを回避する。
この振れ止め部材のグリップフレームに対する取り付け構造は、防煙垂壁をシート面に垂直な方向のみ振れないように規制できればよいから、この例に限らず、グリップフレーム或いは振れ止め部材の間で一方の挿通孔を他方に該挿通孔に挿通する軸体を組合わせるなどのスライド可能な構造を適宜採用すればよい。
また、グリップフレームに急激な負荷が加わるなどの不時の場合に備えて、これらのスライド構造下端にストッパーを設けて、これらの荷重を振れ止めで受けることによって安全性を保つことができる。
図7は、防煙垂壁シートを防煙垂壁材固定フレーム60に取り付けた本発明の防煙垂壁構造全体を示す部分破断図である。
防煙垂壁シート1を挟持固定する上下のグリップフレーム4、4'は、防煙垂壁シートを挟持するシートグリップ5、シートグリッププレート6を備える構造ではいずれも基本的には共通である。
本発明の不燃性樹脂シートを用いた防煙垂壁を天井に固定された防煙垂壁固定フレーム60に取り付けるには、前述のように不燃性シート1を予め上下のグリップフレーム4に固定しておき、上方のグリップフレーム4に所定の間隔でグリップホルダー10をセットする。
次いで、該グリップホルダーを防煙垂壁固定フレーム60底部のスリット開口から押し込んでグリップホルダーの下辺のバネ片により該スリット両側の棚状の封止開口縁部63上に支持する。
一方、振れ止めブラケット15に振れ止めブラケット締結ボルト10を挿通し、ブラケット片16を固定フレーム60の支持段部65間のスリットを通してその上方で回転させてブラケット片の長い辺を内壁面に当接させ、次いでブラケット締結ボルト20をねじ込んで該ボルト頭部を固定フレーム隔壁66に当接して固定する。
ブラケットを固定後、ジョイナー25のブラケット孔にブラケット軸部を挿通して軸部外周面のローレットがけ部を食い込ませて固定し、不燃シートの側縁部をジョイナー25、25'のシート挟持辺27,27間に挟持してシート締結ネジ28により固定する。
ジョイナー下端部は、上端部と同様の第2ブラケット15'を固定し、ブラケット頂部の平板状のブラケット片16'をグリップフレーム4'底面とシートグリッププレート6との間の間隙に挿入し、シート面に垂直な方向の振れを抑止する。
このとき、該ブラケット片とシートグリッププレート、グリッププレートとの間には振れ止め部材の垂直方向の熱膨張を許容する間隙を形成する。
このあと、振れ止めジョイナー廻りなどをシールして体裁を整え、施工を完了する。
本発明の防煙垂壁構造は、簡単な構造であるため容易に構築することができ、或いは従来の網入りガラス材などからなる防煙垂壁に対して、その固定構造を付け替えることなく利用して、シート状防煙垂壁材を用いた防煙垂壁に容易に改装することを可能とし、震災における火災対策、避難路確保など多面的な有用性により、広く普及することが期待される。
本発明の防煙垂壁材固定具によりシート状防煙垂壁材フレームに固定した状態(A)、及び固定構造断面図(B)。 本発明の防煙垂壁を天井側に固定した防煙垂壁材固定フレームに取り付けた構造の断面図(A)及び防煙垂壁の固定フレームに対する取り付け構造。 本発明の防煙垂壁振れ止め構造の構成部品図。 本発明の防煙垂壁振れ止め構造の部分組み立て図(A)、(B)。 本発明の振れ止めの取り付け構造(A)及び取り付け操作(B)を示す、適用例。 本発明の振れ止めジョイナー断面図上端部(A)、中間部(B)。 本発明の防煙垂壁全体組立て図。 従来の防煙垂壁例。 従来の防煙垂壁固定構造を示す図。 不燃性シートをフレーム枠に固定する場合の皺発生状態を示す図。 シート状防煙垂壁材を四辺形の枠体に固定した場合の熱膨張による弛みなどの発生した状態。
符号の説明
1 シート状防煙垂壁材
2 皺
3 シート状防煙垂壁材固定フレーム
4、4' グリップフレーム
5 シートグリップ
6 シートグリッププレート
7 締結ねじ
8 凹溝
10 グリップホルダー
13 スモークストッパー
15 振れ止めブラケット
15' 第2ブラケット
16 ブラケット頂片
16' ブラケット片
17 ボルト挿通孔
18 ローレットがけ
20 振れ止めブラケット締結ボルト
25 振れ止め固定ジョイナー
26 ブラケット孔
27 シート挟持片
28 シート締結ネジ
50 従来の防煙垂壁材
51 柱
60 防煙垂壁材固定フレーム
61 締結ねじ
63 封止開口縁部
65 支持段部
66 仕切り壁
67 シール材
72 天井(仕上げ材)
71 フレーム吊ボルト
72 ガラス吊下げボルト
73 ガラス吊金具
75 バックアップ材
76 シーリング
77、77'不燃性シート固定枠材
78 締結ネジ
80 ガラス支持フレーム
85 網入りガラス

Claims (4)

  1. コの字型の開口が狭められた断面形状のグリップフレーム、該グリップフレーム断面に沿って開口に向けて狭められた断面形状の一対のシートグリップ、及びシート状の防煙垂壁材を挟持して該グリップフレームのコの字状断面内に収容された一対のシートグリップに対して、グリップフレーム底辺側から当接するグリッププレート及び該グリッププレートを上記グリップフレームの狭められた開口方向に押圧する手段、
    からなるシート状防煙垂壁固定部材。
  2. 頂部に短辺と長辺からなる四辺形のブラケット片を備え、内ネジを形成したボルト挿通孔を一端からブラケット片まで貫通した軸部からなるブラケット、及び該ボルト挿通孔に挿通して該内ネジに螺合して、上記ブラケット片から突出するボルトからなり、
    防煙垂壁吊り下げフレームのスリットを隔てて突出形成された防煙垂壁支持段部とその上方の隔壁との間で上記ブラケット片を収容し、該ブラケット片を該支持段部上に置き、上記隔壁にブラケット片から突出したボルト頭部を当接して該段部と隔壁間で固定すること、
    を特徴とする、シート状防煙垂壁用振れ止め固定部材。
  3. 上記四辺形のブラケット片の長辺間の幅を防煙垂壁吊下げフレームの支持段部間の間隔より小さくし、
    対角線の一方を該支持段部上方のフレーム内壁間の幅よりも大きく、他方を該幅よりも小さくしたこと、
    を特徴とする請求項2記載の防煙垂壁用振れ止め固定部材。
  4. シート状防煙垂壁材の上下縁部を水平方向に配置される上下枠体に固定し、
    上枠体を天井側の防煙垂壁吊り下げフレームに固定して防煙垂壁材を垂下させると共に、下枠体の錘作用によりシート状防煙垂壁材に対して垂直方向に張力を負荷し、
    該固定フレームに固定してシート状防煙垂壁材の垂直方向縁部に沿って垂直方向に振れ止め部材を配置すると共に、該振れ止め部材下部を上記下枠体に対して垂直方向にスライド可能に取り付けたこと、
    を特徴とするシート状防煙垂壁。
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