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JP2008172864A - 無停電電源設備及びその増設方法 - Google Patents

無停電電源設備及びその増設方法 Download PDF

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JP2008172864A JP2007001322A JP2007001322A JP2008172864A JP 2008172864 A JP2008172864 A JP 2008172864A JP 2007001322 A JP2007001322 A JP 2007001322A JP 2007001322 A JP2007001322 A JP 2007001322A JP 2008172864 A JP2008172864 A JP 2008172864A
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Masakuni Tarui
将邦 樽井
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Abstract

【課題】運用中の並列システムを流用してモジュール部のみではなく、切換え機能部分も追加実装し、システム全体の容量アップを可能とした無停電電源装置及びその増設方法を提供する。
【解決手段】交流/直流変換器、二次電池、直流/交流変換器を有するUPSモジュール11と、バイパス用交流電源14とのいずれかを、負荷側に対して切換接続する切換開閉器5、及びこの切換開閉器4と並列接続された無集断切換え用の半導体スイッチ5からなる電源切換装置13を有し、システム全体を容量アップする場合、上記電源切換装置13と同じ構成の電源切換装置23を増設して共通部分の容量増加を図った後、UPSモジュール21を増設して既設のUPSモジュール11と並列接続し、システム全体を容量アップさせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、重要負荷に対して安定した電源を供給する無停電電源設備及びその増設方法に関する。
一般に電子計算機設備などの重要負荷の電源設備には、安定して定電圧・定周波数の電源を供給する無停電電源設備が用いられている。この無停電電源設備の一つとして、商用電源から供給される交流を直流に変換するコンバータ、このコンバータによって変換された直流により充電される二次電池、前記コンバータ及び二次電池から出力される直流を交流に変換するインバータを含む無停電電源(以降UPSと呼ぶ)をモジュールとして複数用意し、これらを並列接続して負荷側に電力を供給する並列システムがある。
このような並列システムによる無停電電源設備では、複数のUPSモジュールと、これら複数のUPSモジュール間を、負荷容量に応じて切換接続する並列切換装置とで構成される。並列切換装置は、上述のように、負荷容量に応じて複数のUPSモジュールの並列接続状態を切換えるともに、これら並列接続されたUPSモジュールの具合発生次等、負荷への給電路を、UPSモジュール側から、商用電源によるバイパス給電路側に無瞬断で切換えるための切換機能を有する。この切換機能は切換開閉器と動作遅れのない半導体スイッチ(サイリスタスイッチとする)とで構成される。
このような無停電電源設備では、並列接続されるUPSモジュールは、負荷容量に相当する台数にもう1台加えて、冗長性をもたせた構成が標準的である。万が一、UPSモジュール1台が故障して解列された場合でも、代わりに冗長分のUPSモジュールが負荷を背負うことで、負荷に対してUPS給電を継続することができる。また、2台以上のUPSが同時に故障した場合でも、残りのUPS容量の和が負荷容量よりも大きければ、UPS給電を継続する。しかし、残りのUPS容量の和が負荷容量よりも小さくなった場合は、前述した切換機能により無瞬断にて商用電源によるバイパス給電路に切換えられ、商用からの給電となる。
このようなUPSの並列運用に関する提案は従来から行われている(例えば、特許文献1参照)。
特許第321735号公報
従来、このような無停電電源設備において、運用中の並列システムのシステム容量をアップさせる場合、アップする容量分のUPSモジュールを並列に追加することとなる。ここで、前記切換え機能を有する並列切換装置は、並列接続されたUPSモジュールに対して共通であり、その切換機能は、並列接続されたUPSモジュールの合計出力電流を無瞬断で切換える能力が必要となる。このため、将来、容量アップが見込まれる場合は、システム構築時に、追加されるUPSモジュールの容量分を見込んで冗長性を持たせておく必要がある。もし冗長性がない場合は別のシステムを新たに構築する必要があった。
また、原則的に上記2つのシステムは互いに独立した電源系統であるため、運用中にシステム系統を切換える際は系統間に横流が発生し、電源供給に影響を与える可能性も無視できない。
本発明の目的は、運用中の並列システムを流用してモジュール部のみではなく、共通の切換え機能部分も追加実装することにより、システム全体の容量アップを可能とした無停電電源装置及びその増設方法を提供することにある。
本発明による無停電電源設備は、交流/直流変換器、二次電池、直流/交流変換器を有するUPSモジュールと、このUPSモジュールの出力側と接続する第1の入力端子、バイパス用交流電源と接続する第2の入力端子、及び負荷側に接続される出力端子を有し、これら第1及び第2の入力端子のいずれかを出力端子側に切換接続する切換開閉器、及びこの切換開閉器の前記第2の入力端子と出力端子間に接続された半導体スイッチを有する電源切換装置と、交流/直流変換器、二次電池、直流/交流変換器を有し、前記UPSモジュールに並列接続される増設UPSモジュールと、前記電源切換装置と同じ機能の増設切換開閉器及び増設半導体スイッチを有し、この増設切換開閉器の第1の入力端子、第2の入力端子、及び出力端子が、前記電源切換装置の第1の入力端子、第2の入力端子、及び出力端子の対応するものに接続され、かつ前記増設UPSモジュールの出力容量より大きなスイッチング容量を有する増設電源切換装置とを備えたことを特徴とする。
また、本発明による無停電電源設備の増設方法は、交流/直流変換器、二次電池、直流/交流変換器を有するUPSモジュールと、このUPSモジュールの出力側と接続する第1の入力端子、バイパス用交流電源と接続する第2の入力端子、及び負荷側に接続される出力端子を有し、これら第1及び第2の入力端子のいずれかを出力端子側に切換接続する切換開閉器、及びこの切換開閉器の前記第2の入力端子と出力端子間に接続された半導体スイッチを有する電源切換装置とからなる既設設備に対し、前記電源切換装置と同じ機能の増設切換開閉器及び増設半導体スイッチを有する増設電源切換装置に設けられた、前記増設切換開閉器の第1の入力端子、第2の入力端子、及び出力端子を、前記電源切換装置における切換開閉器の第1の入力端子、第2の入力端子、及び出力端子の対応するものに接続した後、交流/直流変換器、二次電池、直流/交流変換器を有する増設UPSモジュールを、前記UPSモジュールに並列接続することを特徴とする。
本発明によれば、運用中における容量アップが困難であった共通の切換機能部分について、冗長分を新たに増設可能にすることで、既設を生かしつつ、従来よりも柔軟かつ容易にシステムの再構築が可能となる。
以下、本発明による無停電電源設備の一実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
先ず、図5により、既設の一般的な無停電電源設備の回路構成を説明する。11はUPSモジュールであり、交流/直流変換器(以下、コンバータと呼ぶ)1、二次電池(以下、バッテリと呼ぶ)6、直流/交流変換器(以下、インバータと呼ぶ)及び出力変圧器12を有する。コンバータ1の入力側には遮断器31が設けられ、図示しない商用電源から供給される交流を上記遮断器31を介して入力し、直流に変換する。バッテリ6は、遮断器32を介してコンバータ1の出力側及びインバータ2の入力側とそれぞれ接続しており、コンバータ1によって変換された直流により充電されると共に、放電時、直流電力をインバータ2に供給する。インバータ2は、コンバータ1からの直流出力及びバッテリ6から放電された直流出力を入力し、これを交流に変換する。変換された交流は、出力変圧器12を介して、UPSモジュール11から出力される。このUPSモジュール11は複数(図の例ではNo.1〜No.3の3個)用意され、負荷容量に応じて組み合わされる。
13は並列制御システムとして機能する電源切換装置であり、複数のUPSモジュール11に対して共通に設けられ、これら複数のUPSモジュール11間を、負荷容量に応じて切換接続する。また、この電源切換装置13は、UPSモジュール11の故障時など、これら並列接続されたUPSモジュール11に代って、商用電源14に接続されたバイパス給電路に、無瞬断で切換えるための切換機能を有する。この切換機能は後述する切換開閉器4と動作遅れのないサイリスタスイッチ5とで構成される。
すなわち、この電源切換装置13は、各UPSモジュール11の出力側にそれぞれ接続され、これらUPSモジュール11を並列接続させるための遮断器33を有すると共に、これら各遮断器33の図示右端を共通接続している。前記切換開閉器4には、例えば、双投式の電磁接触器が用いられる。そして、その第1の入力端子41には、各遮断器33の共通接続端が接続されており、各UPSモジュール11の出力側と接続したことになる。また、第2の入力端子42は、商用電源などのバイパス用交流電源14と遮断器34を介して接続する。さらに、出力端子43は、遮断器35を介して図示しない負荷側に接続する。切換開閉器4は、これら第1の入力端子41及び第2の入力端子42のいずれかを、出力端子43側に択一的に切換接続する。
また、サイリスタスイッチ5は、上記切換開閉器4の第2の入力端子42と出力端子43間に接続されており、切換開閉器4が切換動作する際にオン制御され、無瞬断切換を実現する。
なお、36はメンテナンスバイパス給電用の遮断器であり、無停電電源設備全体をメンテナンスする場合等に、オン制御される。
上記No.1〜No.3までのUPSモジュール11と、これらに共通の電源切換装置13は、図4で示すように列盤構成される。
このような既設の無停電電源設備において、負荷容量の増大などに伴い、無停電電源自体の容量が不足することがある。このような場合、並列接続された既設のUPSモジュール11だけでは容量が不足することから、例えば、既設のUPSモジュール11と同等のUSPモジュールを1つ増設するものとする。このとき、既設の電源切換装置13のスイッチング容量は、既設の3つのモジュール分の容量のみであるとする。このため、UPSモジュール11と同等のものを単に1セット増設しただけでは、無停電電源設備として機能させることはできない。
そこで、図2及び図3で示すように、増設用の電源切換装置23を用意し、既設の電源切換装置13の対応箇所に接続点を設け、これらの対応箇所を相互に接続するように構成した。すなわち、増設電源切換装置23は、前記既設の電源切換装置13と同じ機能の増設切換開閉器40及び増設サイリスタスイッチ50を有する。そして、この増設切換開閉器40の第1の入力端子401、第2の入力端子402、及び出力端子403には、それぞれ接続線を介して接続点71,81,91を設ける。一方、既設電源切換装置4の第1の入力端子41、第2の入力端子42、及び出力端子43にも接続線を介して接続点70,80,90を設け、これらの対応するものを、それぞれ相互に接続できるように構成する。
一方、図1で示すように、増設されるUPSモジュール21は、既設のNo.1,No.2,No.3UPSモジュール11に並列接続されて、No.4UPSモジュールとなるもので、既設のUPSモジュール11と同様に、コンバータ1、バッテリ6、インバータ2などを有するものである。
ここで、前記増設電源切換装置23は、前記増設UPSモジュール21の出力容量より大きなスイッチング容量を有するものとする。
また、図1において、制御回路10は、無停電電源装置全体を制御するもので、具体的にはUPSモジュール11,21の並列運転切換や、サイリスタスイッチ5,50を用いた無瞬断切換などを制御する。
上記構成において、図5で示した無停電電源設備に対して、USPモジュール21の増設を行う場合は、まず、図2で示した既設の電源切換装置13に対して、増設電源切換装置23の対応する部分を図1で示すように接続する。すなわち、図1において、符号7は両電源切換装置13,23に設けられた切換開閉器4,40の、図2、図3で示した対応する第1の端子41,401間を接続する接続点70、71の接続部を示す。また、符号8は、同第2の端子42,402間を接続する接続点80、81の接続部を示し、さらに、符号9は、同出力端子43,403間を接続する接続点90、91の接続部を示す。
これらの結果、増設切換開閉器40の第1の入力端子401、第2の入力端子402、及び出力端子403は、既設切換開閉器4の第1の入力端子41、第2の入力端子42、及び出力端子43の対応するものにそれぞれ接続された並列構造となり、電源切換装置13,23全体としてのスイッチング容量を増大させる。この後、増設UPSモジュール21を、既設UPSモジュール11に並列接続する。
すなわち、無停電電源設備のシステム容量をアップする場合は、まず、既設電源切換装置13に増設電源切換装置23を増設して共通部(電源切換装置部分)の容量アップを行う。この増設作業は、両電源切換装置13,23の対応する接続点間70,71間、8081間、90,91間を相互に接続すればよい。このようにして共通部の容量アップ後、遮断器36をオン操作してメンテナンスバイパス給電に切換えた上で、増設UPSモジュール21を増設し、遮断器33を介して既設UPSモジュール11と並列接続する。
これらの配置構成は図4で示すとおりであり、列盤構成された3つの既設UPSモジュール11及び既設電源切換装置13を挟むように、それらの外側に、増設UPSモジュール21及び増設電源切換装置23が列盤構成されている。
このように、既設の無停電電源設備に対して電源容量を増大させる場合、既設の共通部(既設電源切換装置13部分)が、現状のUPSモジュール11の容量分のみで冗長性がない場合でも、同等の電源切換装置23を増設することにより共通部の容量が増大するので、UPSモジュール21を増設して無停電電源装置としての電源容量を増大させることができる。このため、システム構築時に将来の電源増大を考慮する必要がなく不必要な冗長性を持たせる必要はない。また、電源切換装置23の増設は、予め設けた接続点の対応するもの同士を接続するだけでよく、容易に実施することができる。
本発明による無停電電源設備の一実施の形態を示す回路構成図である。 同上一実施の形態に用いる既設電源切換装置の構成例を示す回路構成図である。 同上一実施の形態に用いる増設電源切換装置の構成例を示す回路構成図である。 本発明の対象となる無停電電源設備の増設前と増設後とを比較して示す外観斜視図である。 一般的な無停電電源設備回路構成を示す図である。
符号の説明
1 交流/直流変換機
2 直流/交流変換機
31〜37 遮断器
4、40 切換開閉器
41,401 第1の入力端子
42,402 第2の入力端子
43,403 出力端子
5、50 半導体スイッチ(サイリスタスイッチ)
6 二次電池
7,8,9 対応する接続部
11 UPSモジュール
13 電源切換装置
14 バイパス用交流電源
21 増設UPSモジュール
23 増設電源切換装置

Claims (2)

  1. 交流/直流変換器、二次電池、直流/交流変換器を有するUPSモジュールと、
    このUPSモジュールの出力側と接続する第1の入力端子、バイパス用交流電源と接続する第2の入力端子、及び負荷側に接続される出力端子を有し、これら第1及び第2の入力端子のいずれかを出力端子側に切換接続する切換開閉器、及びこの切換開閉器の前記第2の入力端子と出力端子間に接続された半導体スイッチを有する電源切換装置と、
    交流/直流変換器、二次電池、直流/交流変換器を有し、前記UPSモジュールに並列接続される増設UPSモジュールと、
    前記電源切換装置と同じ機能の増設切換開閉器及び増設半導体スイッチを有し、この増設切換開閉器の第1の入力端子、第2の入力端子、及び出力端子が、前記電源切換装置の第1の入力端子、第2の入力端子、及び出力端子の対応するものに接続され、かつ前記増設UPSモジュールの出力容量より大きなスイッチング容量を有する増設電源切換装置と、
    を備えたことを特徴とする無停電電源設備。
  2. 交流/直流変換器、二次電池、直流/交流変換器を有するUPSモジュールと、このUPSモジュールの出力側と接続する第1の入力端子、バイパス用交流電源と接続する第2の入力端子、及び負荷側に接続される出力端子を有し、これら第1及び第2の入力端子のいずれかを出力端子側に切換接続する切換開閉器、及びこの切換開閉器の前記第2の入力端子と出力端子間に接続された半導体スイッチを有する電源切換装置とからなる既設設備に対し、
    前記電源切換装置と同じ機能の増設切換開閉器及び増設半導体スイッチを有する増設電源切換装置に設けられた、前記増設切換開閉器の第1の入力端子、第2の入力端子、及び出力端子を、前記電源切換装置における切換開閉器の第1の入力端子、第2の入力端子、及び出力端子の対応するものに接続した後、交流/直流変換器、二次電池、直流/交流変換器を有する増設UPSモジュールを、前記UPSモジュールに並列接続する
    ことを特徴とする無停電電源設備の増設方法。
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