JP2008170734A - 定着装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置の立ち上がりを鈍化させることなく、発熱部材の自己温度制御によって過昇温を容易かつ且つ実に防止すると共に小サイズの記録媒体を連続通紙した場合でも過昇温を抑制して発熱部材等の損傷を防止することのできる定着装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】励磁コイル5の円筒内部のコイル51と発熱部材1aとの間のギャップ間隔を変えることで発熱部材の発熱量分布を調節し、急速立ち上げや端部での異常昇温防止が可能となる。
【選択図】図7
【解決手段】励磁コイル5の円筒内部のコイル51と発熱部材1aとの間のギャップ間隔を変えることで発熱部材の発熱量分布を調節し、急速立ち上げや端部での異常昇温防止が可能となる。
【選択図】図7
Description
本発明は、定着装置及びこれを備えた画像形成装置電子機器に係り、特に、電磁誘導加熱方式の定着装置及びこれを備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
従来、複写機、プリンタ等の画像形成装置において、装置の立ち上がり時間を低減して省エネルギー化を図る目的で、電磁誘導加熱方式の定着装置を用いることが広く知られている(特許文献1参照)。
この特許文献1に記載された電磁誘導加熱方式の定着装置は、図1に示すように、励磁コイルユニット18と加熱部である磁性金属部材19とからなる加熱体20が装着されたフィルム内面ガイド21と、磁性金属部材19を内壁に当接した状態でフィルム内面ガイド21を包む耐熱性を備えた円筒状のフィルム17と、磁性金属部材19の位置でフィルム17に圧接してこのフィルム17との間に定着ニップ部Nを形成するとともに当該フィルム17を回転させる加圧ローラ22とから構成されている。
この定着装置によって記録媒体11に担持されている未定着トナー画像Tを加熱、加圧して定着する場合には、磁界発生手段の励磁コイルユニット18に高周波の交番電流を供給することによって励磁コイルの周囲に交番磁界が形成されて、磁性金属部材19に渦電流が生じる。磁性金属部材19に渦電流が生じると、磁性金属材料19自身の電気抵抗によってジュール熱が発生し、このジュール熱によって円筒状のフィルム17を介して未定着トナー画像を加熱し、同時に加圧ローラ22によって加圧されて、未定着トナー画像Tが記録媒体11に定着される。
この特許文献1に記載された電磁誘導加熱方式の定着装置は、図1に示すように、励磁コイルユニット18と加熱部である磁性金属部材19とからなる加熱体20が装着されたフィルム内面ガイド21と、磁性金属部材19を内壁に当接した状態でフィルム内面ガイド21を包む耐熱性を備えた円筒状のフィルム17と、磁性金属部材19の位置でフィルム17に圧接してこのフィルム17との間に定着ニップ部Nを形成するとともに当該フィルム17を回転させる加圧ローラ22とから構成されている。
この定着装置によって記録媒体11に担持されている未定着トナー画像Tを加熱、加圧して定着する場合には、磁界発生手段の励磁コイルユニット18に高周波の交番電流を供給することによって励磁コイルの周囲に交番磁界が形成されて、磁性金属部材19に渦電流が生じる。磁性金属部材19に渦電流が生じると、磁性金属材料19自身の電気抵抗によってジュール熱が発生し、このジュール熱によって円筒状のフィルム17を介して未定着トナー画像を加熱し、同時に加圧ローラ22によって加圧されて、未定着トナー画像Tが記録媒体11に定着される。
このような電磁誘導加熱方式の定着装置は、熱ローラ方式等の他の方式の定着装置に比べて、少ないエネルギー消費で短い立ち上げ時間で円筒状フィルム17の未定着トナー画像Tと圧接する表面を所望の温度まで昇温できるものとして知られている。
しかしながら、この特許文献1記載の定着装置では、円筒状フィルム17の幅方向(回転軸方向)で全幅に亘って均一に加熱されるため、小サイズの記録媒体を連続的に定着した場合に、記録媒体と接触しない両端のフィルム17の部分で過昇温したり、また、紙詰まり等により装置が突発的に駆動停止した場合に、円筒状フィルム17が過昇温したりして加熱体20を損傷してしまうことを招き易い問題があった。
このような過昇温を防ぐため、発熱部材の一部、または発熱部材に定着温度近傍にキュリー点を有する磁性材料を利用し、キュリー点以上では発熱効率を低下させることにより過昇温を防止している。しかし、室温から定着温度まで昇温させるとき、キュリー点近傍で発熱部材の磁気特性が低下するにつれて温度上昇の傾きが小さくなるため、立ち上がりには不利である(特許文献2参照)。
しかしながら、この特許文献1記載の定着装置では、円筒状フィルム17の幅方向(回転軸方向)で全幅に亘って均一に加熱されるため、小サイズの記録媒体を連続的に定着した場合に、記録媒体と接触しない両端のフィルム17の部分で過昇温したり、また、紙詰まり等により装置が突発的に駆動停止した場合に、円筒状フィルム17が過昇温したりして加熱体20を損傷してしまうことを招き易い問題があった。
このような過昇温を防ぐため、発熱部材の一部、または発熱部材に定着温度近傍にキュリー点を有する磁性材料を利用し、キュリー点以上では発熱効率を低下させることにより過昇温を防止している。しかし、室温から定着温度まで昇温させるとき、キュリー点近傍で発熱部材の磁気特性が低下するにつれて温度上昇の傾きが小さくなるため、立ち上がりには不利である(特許文献2参照)。
本発明者らは、この点を改善すべく検討の結果、コイルを発熱部材の表裏を挟み込むように巻きまわすことで、所定のキュリー点を有する発熱部材のみでキュリー点に従って昇温を停止することができるため、熱容量を小さくでき、急速立ち上げ可能な定着装置を提案した(特許文献3参照)。
特開平8−22206号公報
特開平4−264479号公報
特開2006−79949公報
しかしながら、特許文献3記載の定着装置では、依然としてキュリー点近傍で発熱部材の磁気特性が低下するにつれて温度上昇の傾きが小さくなる課題を有する。そのために、定着温度に比して高キュリー点材を用いなければ急速立ち上げは不可能であり、それによって小サイズ連続通紙時の端部昇温が大きくなってしまうという問題がある。
本発明は、上記実情を考慮してなされたものであり、装置の立ち上がりを鈍化させることなく、発熱部材の自己温度制御によって過昇温を容易かつ且つ実に防止すると共に小サイズの記録媒体を連続通紙した場合でも過昇温を抑制して発熱部材等の損傷を防止することのできる定着装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記実情を考慮してなされたものであり、装置の立ち上がりを鈍化させることなく、発熱部材の自己温度制御によって過昇温を容易かつ且つ実に防止すると共に小サイズの記録媒体を連続通紙した場合でも過昇温を抑制して発熱部材等の損傷を防止することのできる定着装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、交番磁界を発生させるコイル部と、前記交番磁界によって発熱する中空円筒状の発熱部材とを備え、当該発熱部材の発熱によって記録媒体に担持されているトナー像を加熱して記録媒体に定着する定着装置において、前記コイル部は、前記発熱部材の円筒部を挟んで円筒内部及び円筒外部に亘って巻回状に配設されており、前記発熱部材の円筒内部に位置するコイルの位置を、前記発熱部材の円筒軸方向において可変とする可変手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1記載の定着装置において、前記コイル部より発生する交番磁界は、周波数が10kHz〜1MHzの交番電流を当該コイル部に供給することによって発生させることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1または2記載の定着装置において、前記発熱部材は、350℃以下のキュリー点を有する磁性導電層を備えたことを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1記載の定着装置において、前記コイル部より発生する交番磁界は、周波数が10kHz〜1MHzの交番電流を当該コイル部に供給することによって発生させることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1または2記載の定着装置において、前記発熱部材は、350℃以下のキュリー点を有する磁性導電層を備えたことを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項記載の定着装置において、前記発熱部材は、少なくとも鉄及びニッケルを含む磁性合金で構成されることを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項記載の定着装置において、前記可変手段は、前記発熱部材の円筒内部に配設された回転軸に取り付けられたカム手段であって、当該回転軸が回転されて当該カム手段のカム面が前記発熱部材の円筒内部に位置するコイルに当接して当該コイルの位置を変更することを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項記載の定着装置において、前記トナー像は、前記発熱部材による加熱と共に、加圧手段による加圧力を受けて前記記録媒体に定着されることを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項記載の定着装置において、前記可変手段は、前記発熱部材の円筒内部に配設された回転軸に取り付けられたカム手段であって、当該回転軸が回転されて当該カム手段のカム面が前記発熱部材の円筒内部に位置するコイルに当接して当該コイルの位置を変更することを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項記載の定着装置において、前記トナー像は、前記発熱部材による加熱と共に、加圧手段による加圧力を受けて前記記録媒体に定着されることを特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項6記載の定着装置において、前記発熱部材と加圧手段は、それぞれ発熱ローラと加圧ローラであり、当該発熱ローラと加圧ローラとによって前記記録媒体を加熱、加圧して、前記トナー像を定着させることを特徴とする。
また、請求項8の発明は、請求項6記載の定着装置において、前記発熱部材は無端状のベルトを加熱し、加熱された当該無端状ベルトによって前記トナー像を加熱して前記記録媒体に定着することを特徴とする。
また、請求項9の発明は、請求項8記載の定着装置において、前記発熱部材は、定着補助ローラとともに前記無端状ベルトを張架する支持ローラであり、前記加圧手段は加圧ローラであり、当該定着補助ローラは、当該加圧ローラに前記無端状ベルトを介して圧接するように配置されていることを特徴とする。
また、請求項10の発明は、請求項1乃至9いずれか1項記載の定着装置を具備することを特徴とする画像形成装置としたものである。
また、請求項8の発明は、請求項6記載の定着装置において、前記発熱部材は無端状のベルトを加熱し、加熱された当該無端状ベルトによって前記トナー像を加熱して前記記録媒体に定着することを特徴とする。
また、請求項9の発明は、請求項8記載の定着装置において、前記発熱部材は、定着補助ローラとともに前記無端状ベルトを張架する支持ローラであり、前記加圧手段は加圧ローラであり、当該定着補助ローラは、当該加圧ローラに前記無端状ベルトを介して圧接するように配置されていることを特徴とする。
また、請求項10の発明は、請求項1乃至9いずれか1項記載の定着装置を具備することを特徴とする画像形成装置としたものである。
本発明によれば、上記構成を採用することによって、装置の立ち上がりを鈍化させることなく、発熱部材の自己温度制御によって過昇温を容易かつ且つ実に防止すると共に小サイズの記録媒体を連続通紙した場合でも過昇温を抑制して発熱部材等の損傷を防止することのできる定着装置及び画像形成装置を提供ことが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
[実施例1]
図2は、本発明による一実施形態の定着装置の概略構成を示す図である。図中、1は発熱部材としての中空円筒状の支持ローラ、2は芯金2aの表面に弾性層2bを有する定着補助ローラ、3は支持ローラ1と定着補助ローラ2に張架され、支持ローラ1で発熱された熱を保有して記録媒体11上に担持された未定着トナー画像Tに熱を供給する無端状の定着ベルトである。4は芯金4a表面に弾性層4bが形成された加圧ローラ、5は交番交流が供給されて交番磁界を発生する励磁コイル、6は定着ベルト3の温度を検知する温度検知センサである。
本実施例に係る定着装置においては、図3に示すように、中空円筒状の支持ローラ1には、支持ローラ1の円筒内部1bを貫通し、円筒外部1cに亘って延出されて、支持ローラ1の円筒部1aを挟んで(図2参照)円筒内部1bと円筒外部1cとの亘って巻回された励磁コイル5が配設されている。励磁コイル5は、高周波電源7と接続され、高周波電源7からの高周波の交番電流が供給されて支持ローラ1の円筒内部1b及び円筒外部1cに交番磁界を発生するようになっている。
[実施例1]
図2は、本発明による一実施形態の定着装置の概略構成を示す図である。図中、1は発熱部材としての中空円筒状の支持ローラ、2は芯金2aの表面に弾性層2bを有する定着補助ローラ、3は支持ローラ1と定着補助ローラ2に張架され、支持ローラ1で発熱された熱を保有して記録媒体11上に担持された未定着トナー画像Tに熱を供給する無端状の定着ベルトである。4は芯金4a表面に弾性層4bが形成された加圧ローラ、5は交番交流が供給されて交番磁界を発生する励磁コイル、6は定着ベルト3の温度を検知する温度検知センサである。
本実施例に係る定着装置においては、図3に示すように、中空円筒状の支持ローラ1には、支持ローラ1の円筒内部1bを貫通し、円筒外部1cに亘って延出されて、支持ローラ1の円筒部1aを挟んで(図2参照)円筒内部1bと円筒外部1cとの亘って巻回された励磁コイル5が配設されている。励磁コイル5は、高周波電源7と接続され、高周波電源7からの高周波の交番電流が供給されて支持ローラ1の円筒内部1b及び円筒外部1cに交番磁界を発生するようになっている。
支持ローラ1は、定着温度以上で350℃以下の範囲のキュリー点を有する導電性磁性材料によって中空の円筒部1aが形成され、ローラ1の両端部は、図示しない断熱ブッシュ、軸受を介してフレーム等に回転可能に固定されている。従って、支持ローラ1に、前述のように、励磁コイル5から交番磁界が印加されることによって、支持ローラ1の円筒部1a内に渦電流が発生し、円筒部1aの構成材料の抵抗によってジュール熱が発生し、支持ローラ1が発熱する。
このようにして発熱された支持ローラ1は、その熱を支持ローラ1と定着補助ローラ2に張架された定着ベルト3に伝熱する。このようにして伝熱された定着ベルト3は、矢印B方向に回転駆動する定着補助ローラ2の回転によってA方向(図2参照)に移動されて定着補助ローラ2と加圧ローラ4のニップ部Nに到達する。ニップ部Nでは、表面に未定着トナー像Tを担持する記録媒体11を定着補助ローラ2と加圧ローラ4とで挟持、加圧しながら、定着ベルト3による加熱によって、未定着トナー画像を定着する。また、記録媒体11は、加圧ローラ4と定着補助ローラ2によってニップ部Nで挟持され、定着補助ローラ2の駆動することによってD方向に搬送されるが、記録媒体11の搬送によって加圧ローラ4は、矢印C方向に回転されて、記録媒体11の搬送を円滑に行っている。この場合に、本実施例においては、定着補助ローラ2を駆動回転しているが、加圧ローラ4を駆動回転し、記録媒体11の搬送によって定着補助ローラ2を従動回転するようにしても良い。
このようにして発熱された支持ローラ1は、その熱を支持ローラ1と定着補助ローラ2に張架された定着ベルト3に伝熱する。このようにして伝熱された定着ベルト3は、矢印B方向に回転駆動する定着補助ローラ2の回転によってA方向(図2参照)に移動されて定着補助ローラ2と加圧ローラ4のニップ部Nに到達する。ニップ部Nでは、表面に未定着トナー像Tを担持する記録媒体11を定着補助ローラ2と加圧ローラ4とで挟持、加圧しながら、定着ベルト3による加熱によって、未定着トナー画像を定着する。また、記録媒体11は、加圧ローラ4と定着補助ローラ2によってニップ部Nで挟持され、定着補助ローラ2の駆動することによってD方向に搬送されるが、記録媒体11の搬送によって加圧ローラ4は、矢印C方向に回転されて、記録媒体11の搬送を円滑に行っている。この場合に、本実施例においては、定着補助ローラ2を駆動回転しているが、加圧ローラ4を駆動回転し、記録媒体11の搬送によって定着補助ローラ2を従動回転するようにしても良い。
定着ベルト3は、図4に示すように、基材31の上に弾性層32、離型層33を積層している。この実施例で示す定着ベルト3は、発熱部材を保持しておらず、支持ローラ1を発熱部材で構成し発熱ローラとして用いるときの実施形態である。基材31に求められる特性としては、ベルト3を支持ローラ1と定着補助ローラ2に張架した際の機械的強度、柔軟性、定着温度での使用に耐え得る耐熱性等が挙げられ、本実施例においては、支持ローラ1が発熱部材として作用するので、絶縁性の耐熱樹脂材料、例えば、ポリイミド、ポリイミドアミド、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルスルフォン(PES)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、フッ素系樹脂等が適している。厚さは熱容量、強度の関係から30μm〜200μmが望ましい。
定着ベルト3の弾性層32は、光沢ムラのない均一な画像を得るために、ベルト表面に柔軟性を与える目的で形成され、ゴム硬度は5°〜50°(JIS−A)、厚さは50μm〜500μmmが望ましい。また、定着温度における耐熱性から、弾性層32の材質としてはシリコーンゴム、フロロシリコーンゴム等が用いられる。離型層33に使用される材料としては、四フッ化エチレン樹脂(PTFE)、四フッ化エチレン・パーフロロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂(PFA)、および四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体(FEP)等のフッ素系樹脂、もしくは、これらの樹脂の混合物、耐熱性樹脂にこれらフッ素系樹脂を分散させたものが挙げられる。弾性層32を離型層33で基材31を被覆すると、シリコーンオイル等を使用しなくともトナー離型性、紙粉固着防止が可能になる(オイルレス化)。
定着ベルト3の弾性層32は、光沢ムラのない均一な画像を得るために、ベルト表面に柔軟性を与える目的で形成され、ゴム硬度は5°〜50°(JIS−A)、厚さは50μm〜500μmmが望ましい。また、定着温度における耐熱性から、弾性層32の材質としてはシリコーンゴム、フロロシリコーンゴム等が用いられる。離型層33に使用される材料としては、四フッ化エチレン樹脂(PTFE)、四フッ化エチレン・パーフロロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂(PFA)、および四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体(FEP)等のフッ素系樹脂、もしくは、これらの樹脂の混合物、耐熱性樹脂にこれらフッ素系樹脂を分散させたものが挙げられる。弾性層32を離型層33で基材31を被覆すると、シリコーンオイル等を使用しなくともトナー離型性、紙粉固着防止が可能になる(オイルレス化)。
しかし、これらの離型性を有する樹脂は、一般に、ゴム材料のような弾性を有していないことから、弾性層32上に厚く離型層33を形成するとベルト表面の柔軟性を損ない光沢ムラを発生させてしまう。離型性と柔軟性を両立させるため、離型層33の膜厚を調整することが必要である。そのため、離型層33の膜厚としては、5μm〜50μm、望ましくは10μm〜30μmが好ましい。また、必要に応じて、各層間にプライマー層を設けても良く、また、基材31の内面に摺動時の耐久性を向上させる層を設けても良い。
また、支持ローラ1には、Fe−Ni合金、Fe−Ni−Cr合金等を用いることができる。これらの合金は、Fe、Ni、Crの原子の各含有率を調整することで、任意のキュリー点を持たせることができる。設定するキュリー点は、上記定着ベルト3に用いられるフッ素系樹脂などの耐熱温度に合わせて350℃以下とするのが良く、本実施例では、円筒部1aの発熱部材のキュリー点を230℃としている。また、円筒部1aの表面に低抵抗層をメッキ、スパッタなどで厚さ2μm以上、低抵抗層材料の浸透深さを上限に付加することで発熱効率の改善が可能である。該当する低抵抗材としてAg、Cu、Ni等が挙げられる。コスト面からCu、または、Niを使用するのが好適であり、特に、Cuを使用する場合は防錆のため表面にNi層を0.5μm程度形成するのが好ましい。さらに、定着ベルト3の基材31との摺動面には、ベルト基材31の磨耗を低減するように、前述のフッ素系樹脂等の摩擦係数の小さい樹脂で被覆することが好ましい。
また、支持ローラ1には、Fe−Ni合金、Fe−Ni−Cr合金等を用いることができる。これらの合金は、Fe、Ni、Crの原子の各含有率を調整することで、任意のキュリー点を持たせることができる。設定するキュリー点は、上記定着ベルト3に用いられるフッ素系樹脂などの耐熱温度に合わせて350℃以下とするのが良く、本実施例では、円筒部1aの発熱部材のキュリー点を230℃としている。また、円筒部1aの表面に低抵抗層をメッキ、スパッタなどで厚さ2μm以上、低抵抗層材料の浸透深さを上限に付加することで発熱効率の改善が可能である。該当する低抵抗材としてAg、Cu、Ni等が挙げられる。コスト面からCu、または、Niを使用するのが好適であり、特に、Cuを使用する場合は防錆のため表面にNi層を0.5μm程度形成するのが好ましい。さらに、定着ベルト3の基材31との摺動面には、ベルト基材31の磨耗を低減するように、前述のフッ素系樹脂等の摩擦係数の小さい樹脂で被覆することが好ましい。
本実施例で使用される励磁コイル5は、細い導線を束ねたリッツ線より構成され、図3に示すように、ループを形成する。このループ内に支持ローラ1の円筒部1aをその内外面に沿って挟み込むように配置する。この配置によって後述する自己温度制御が実現可能となる。リッツ線は、表面に絶縁被膜を施した導線を複数撚り合わせたものである。一般に、導線の径が小さいほど高周波交番電流を印加したときの損失は小さい反面、強度が低下するため、巻き回す際に破断する恐れがある。そのために、素線径は0.05mm以上が好ましい。また、素線径は、コイルに印加される交番電流の周波数から算出される浸透深さの2倍以下であれば素線全域で電流が流れることから、これを上限とする。なお電流の浸透深さδは透磁率μ、抵抗率ρ、周波数fから次式で表される。
δ=503{ρ/(fμ)}1/2
撚り本数は多ければ断面積が増えるため耐電流量が増加する反面、巻き回すための柔軟性に欠き、占有面積が増えるためレイアウトからも欠点となり得る。そこで、本実施例では外径0.15mmの素線を150本撚り合わせて使用している。コイル5の巻き数は図3では2回巻きで表現されているが、1〜50回巻き、好ましくは1〜10回巻きで励磁コイルを作成するのが好ましい。
δ=503{ρ/(fμ)}1/2
撚り本数は多ければ断面積が増えるため耐電流量が増加する反面、巻き回すための柔軟性に欠き、占有面積が増えるためレイアウトからも欠点となり得る。そこで、本実施例では外径0.15mmの素線を150本撚り合わせて使用している。コイル5の巻き数は図3では2回巻きで表現されているが、1〜50回巻き、好ましくは1〜10回巻きで励磁コイルを作成するのが好ましい。
本発明においては、支持ローラ1に備えた350℃以下のキュリー点を有する円筒部1aを発熱部材として、磁界生成手段である励磁コイル5を図3のように円筒部1aに巻回する構成することによって自己温度制御を実現している。以下にその作用を説明する。
発熱部材(円筒部1a)がキュリー点以下のとき、磁性を保持(μ>1)しているため、励磁コイル5より発生した磁束は、発熱部材の磁性に引き寄せられ、発熱部材表面に集中して渦電流が大きく流れ、発熱する。キュリー点まで発熱すると磁性が消失するため(μ=1)、発熱部材の磁性により引き寄せられていた磁束は発散し、発熱部材を透過する磁束が少なくなり渦電流が小さくなるため発熱が低下する。その結果、温度の上昇は停止する。このように図3の構成を採用することによって、発熱部材のキュリー点を利用した自己温度制御が可能となる。
発熱部材(円筒部1a)がキュリー点以下のとき、磁性を保持(μ>1)しているため、励磁コイル5より発生した磁束は、発熱部材の磁性に引き寄せられ、発熱部材表面に集中して渦電流が大きく流れ、発熱する。キュリー点まで発熱すると磁性が消失するため(μ=1)、発熱部材の磁性により引き寄せられていた磁束は発散し、発熱部材を透過する磁束が少なくなり渦電流が小さくなるため発熱が低下する。その結果、温度の上昇は停止する。このように図3の構成を採用することによって、発熱部材のキュリー点を利用した自己温度制御が可能となる。
次に、本実施例で使用される高周波電源7について説明すると、励磁コイル5に交番磁界を発生させるために、励磁コイル5に交番交流を供給する必要がある。この交番交流を供給する高周波電源7としては、10KHz〜1MHz、好ましくは、人の可聴域外である20KHz〜300KHzの交番電流が使用され、これにより励磁コイル5に交番磁界が発生し、支持ローラ1の発熱部材(円筒部1a)を誘導加熱する。この場合に、支持ロール1は、非磁性体で構成し、支持ロール1に張架される定着ベルト3に磁性導電性層を形成し、支持ロール1の円筒部1aの表面に張架された定着ベルト3を挟んで励磁コイル5を巻回するようにして定着ベルト3を発熱部材とすることもできる。また、高周波電源7は、出力電力を制御回路からの指令によって制御可能である。
温度検知センサ6は、ニップ部Nの入り口側近傍の定着ベルト3の表面側、もしくは裏面に当接して配置されたサーミスタなど熱応答性の高い感温素子からなり、ベルト温度が検知される。ここで検知した温度を制御回路にフィードバックし、励磁コイル5に接続された高周波電源7の出力制御を行うようにしている。
温度検知センサ6は、ニップ部Nの入り口側近傍の定着ベルト3の表面側、もしくは裏面に当接して配置されたサーミスタなど熱応答性の高い感温素子からなり、ベルト温度が検知される。ここで検知した温度を制御回路にフィードバックし、励磁コイル5に接続された高周波電源7の出力制御を行うようにしている。
本実施例で使用される加圧ローラ4は、例えば、ステンレス、炭素鋼等の金属製の芯金4aと、耐熱性を有するシリコーンゴム等をソリッド状または発泡状にして芯金を被覆した弾性層4bとからなる。そして、加圧ローラ4からの押圧力で加圧ローラ4と定着補助ローラ2の間に所定幅の接触部N(定着ニップ部)を形成する。外径は30〜40mm程度、弾性層4bは肉厚を1〜10mm程度、好ましくは1〜5mm、硬度を10〜50°(Asker硬度)好ましくは、20〜50°程度としている。さらに、両面印刷時の離型性を上げるため、弾性層4b上に前述のようなフッ素系樹脂などの離型層を形成することもでき、このような離型層を形成することが好ましい。本実施例においては、加圧ローラ4の硬度を定着補助ローラ2に比べて硬くすることによって、加圧ローラ4が定着補助ローラ2(及び定着ベルト3)へ食い込む形となり、この食い込みにより記録媒体11には、ニップ部Nの出口において定着ベルト3の表面に沿うことができない曲率を持たすことができ、記録媒体11の定着ベルト3表面からの離型性を上げることができる。
次に、本発明においては、小サイズの記録媒体を連続通紙した場合でも発熱部材等の損傷を防止するために、発熱部材の円筒内部に位置するコイルの位置を、前記発熱部材の円筒軸方向において可変とする可変手段を備え、この可変手段を使用することによって、使用される記録媒体のサイズに対応して適切な加熱量に制御可能としている。
次に、この可変手段の具体例について、図5〜図7に基づいて説明する。
図5は、中空円筒状の支持ローラ1の内部に配設された一実施形態の可変手段の概略構成を示す図で、図6は図5のA−A線状で切断した断面図である。なお、図5においては励磁コイル5を省略している。
次に、この可変手段の具体例について、図5〜図7に基づいて説明する。
図5は、中空円筒状の支持ローラ1の内部に配設された一実施形態の可変手段の概略構成を示す図で、図6は図5のA−A線状で切断した断面図である。なお、図5においては励磁コイル5を省略している。
可変手段8は、支持ローラ1の中心軸上に取り付けられ、図示しない駆動手段によって回転される回転軸9と、この回転軸9上にそれぞれ取り付けられたL1の長さを有する第1のカム91と、この第1のカム91と直交する位置に形成され、第1のカム91よりも短い長さL2を有する第2のカム92とを備えている。また、支持ローラ1の円筒部1aの内面と円筒内部の励磁コイル51との間には、バネ等の弾性部材10が配設され、弾性部材10によって、円筒内部の励磁コイル51が支持ローラ1の円筒部1aの内面から離隔するように弾性付勢され、図示しないストッパーで所定の位置に位置して、円筒部1aの内面から励磁コイル51との間隔がG1となるように移動可能に取り付けられている。因みに、円筒外部の励磁コイル52は、円筒部1aの外面からG2の間隔を有して固定されている。
従って、可変手段8の回転軸9を矢印E方向に90度回転させると、第2のカム92のカム面が励磁コイル51の背面と当接して、弾性部材10の弾性力に抵抗して励磁コイル51を円筒部1aの内面方向に押圧移動させる。その結果、図7(A)に示すように、当初、円筒部1aの内面から励磁コイル51との間隔がG1であった状態(第1の状態)が、図7(B)に示すように、円筒部1aの中央部で、第2のカム92の長さL2に対応する長さで、円筒部1aの内面から励磁コイル51との間隔がG3となるように、励磁コイル51が円筒部1aの内面に近接、移動変形する(第2の状態)。
従って、可変手段8の回転軸9を矢印E方向に90度回転させると、第2のカム92のカム面が励磁コイル51の背面と当接して、弾性部材10の弾性力に抵抗して励磁コイル51を円筒部1aの内面方向に押圧移動させる。その結果、図7(A)に示すように、当初、円筒部1aの内面から励磁コイル51との間隔がG1であった状態(第1の状態)が、図7(B)に示すように、円筒部1aの中央部で、第2のカム92の長さL2に対応する長さで、円筒部1aの内面から励磁コイル51との間隔がG3となるように、励磁コイル51が円筒部1aの内面に近接、移動変形する(第2の状態)。
さらに、可変手段8の回転軸9をさらに90度回転させると、図7(C)に示すように、第2のカム92は、励磁コイル51との当接がはずれ、続いて第1のカム91のカム面が励磁コイル51の背面と当接して、励磁コイル51を円筒部1aに近接するように、移動変形させ、第1のカム91の長さL1に相当する長さで、間隔G4を有するようになる(第3の状態)。
このように、円筒内部の励磁コイル51の間隔を変化させる(G1、G3、G4)ことによって円筒部1aに発生する熱量が変化することになり、また、励磁コイル51の近接する長さ(L1、L2)を変化させることによって円筒部1aにおける強い発熱量の領域を制限することが可能となる。従って、定着処理開始時等の迅速な昇温を可能とし、さらに、小サイズの記録媒体11の定着処理においても円筒部1a端部での過昇温を適切に抑制することが可能となる。即ち、迅速な昇温を必要とする場合には、前述の第3の状態となるように可変手段8を設定し、また、小サイズの記録媒体11の定着処理の場合には、前述の第2の状態となるように可変手段8を変化させることによって、所期の目的を達成することができる。このような、可変手段8を変化させることによって、前述の第1の状態から第3の状態に必要に応じて変化させて、所望の熱制御が可能となる。なお、図7中、12は支持ローラ1の両端に取り付けられたカラー13を回転自在に支持するフレームである。
このように、円筒内部の励磁コイル51の間隔を変化させる(G1、G3、G4)ことによって円筒部1aに発生する熱量が変化することになり、また、励磁コイル51の近接する長さ(L1、L2)を変化させることによって円筒部1aにおける強い発熱量の領域を制限することが可能となる。従って、定着処理開始時等の迅速な昇温を可能とし、さらに、小サイズの記録媒体11の定着処理においても円筒部1a端部での過昇温を適切に抑制することが可能となる。即ち、迅速な昇温を必要とする場合には、前述の第3の状態となるように可変手段8を設定し、また、小サイズの記録媒体11の定着処理の場合には、前述の第2の状態となるように可変手段8を変化させることによって、所期の目的を達成することができる。このような、可変手段8を変化させることによって、前述の第1の状態から第3の状態に必要に応じて変化させて、所望の熱制御が可能となる。なお、図7中、12は支持ローラ1の両端に取り付けられたカラー13を回転自在に支持するフレームである。
次に、本実施例の定着装置を使用して小サイズの記録用紙を連続通紙した場合における円筒部1aの温度上昇の変化を測定した。実験条件としては、次のように、図8のギャップ間隔Gと励磁コイル51の突出部の長さLを変化させ、また、温度測定位置は、図9で示すS1(端部非通紙部)、S2(中央部温度制御位置)、S3(端部非通紙部)の3個所で測定した。なお、図8中、L3=30mmと設定した。
[実験条件]
励磁コイル5のレイアウト:図8のように内部コイル51の中央部分でのギャップ間隔G5=5mm、両端部でのギャップ間隔G6=10mmと設定した。突出部長さLを、L=0mm(ギャップ間隔G6=10mmとしてストレート形状(図7(A)参照))、L=200mm(A4短辺幅ギャップ間隔G5=5mm(図7(B)参照))、L=300mm(全長ギャップ間隔G=5mm(図7(C)参照))の3水準とした。
発熱部材キュリー点:230℃
温度測定位置:定着ベルト表面中央部(通紙部)と両端部(非通紙部)に温度検知センサを配置し、各位置において温度を検出した。(図9参照)
制御温度:中央部S2に温度検知センサを取り付け、通紙時は160℃に温度を調節した。
[実験条件]
励磁コイル5のレイアウト:図8のように内部コイル51の中央部分でのギャップ間隔G5=5mm、両端部でのギャップ間隔G6=10mmと設定した。突出部長さLを、L=0mm(ギャップ間隔G6=10mmとしてストレート形状(図7(A)参照))、L=200mm(A4短辺幅ギャップ間隔G5=5mm(図7(B)参照))、L=300mm(全長ギャップ間隔G=5mm(図7(C)参照))の3水準とした。
発熱部材キュリー点:230℃
温度測定位置:定着ベルト表面中央部(通紙部)と両端部(非通紙部)に温度検知センサを配置し、各位置において温度を検出した。(図9参照)
制御温度:中央部S2に温度検知センサを取り付け、通紙時は160℃に温度を調節した。
測定結果を、図10に示す。図10中、曲線1は、L=0mmの場合、曲線2はL=200mmの場合、曲線3はL=300mmの場合、曲線4は中央部S2における場合における温度変化を示した。測定結果は、通紙試験における中央部の温度と、2個所で測定した端部のうち、より高温に達した側の昇温曲線を示す。
この結果から、L=0mmを基準に、コイル全長に亘りギャップ間隔G=5mmと小さくした条件L=300mmでは、内部コイル51の磁束が積極的に支持ローラ1内に入るため端部の昇温も早くなっている。このことから、支持ローラ1全体での発熱効率が向上しており、立ち上がり時には有利な構成と言える。
また、中央のギャップ間隔G=5mmとし、その長さLを紙サイズにあわせて小さくした条件L=200mmでは、中央部に比べ端部の発熱効率が低くなり、端部昇温が抑えられている。
この結果から、L=0mmを基準に、コイル全長に亘りギャップ間隔G=5mmと小さくした条件L=300mmでは、内部コイル51の磁束が積極的に支持ローラ1内に入るため端部の昇温も早くなっている。このことから、支持ローラ1全体での発熱効率が向上しており、立ち上がり時には有利な構成と言える。
また、中央のギャップ間隔G=5mmとし、その長さLを紙サイズにあわせて小さくした条件L=200mmでは、中央部に比べ端部の発熱効率が低くなり、端部昇温が抑えられている。
以上のように、本実施例の定着装置では、発熱層として少なくとも1層を有する発熱部材を用いることで、発熱部材が磁性を有するときは、発熱部材に磁束が集中するため効率良く発熱、昇温し、発熱部材の磁性が昇温によって減衰後は、発熱部材を貫く磁束が小さくなるため発熱効率が下がり、昇温を防止することが可能である。この自己温度制御特性を利用し、発熱部材のキュリー点を適切に設定することで従来課題である過昇温防止が可能となる。さらに励磁コイル5の円筒内部のコイル51と発熱部材1aとの間のギャップ間隔を変えることで発熱部材の発熱量分布を調節し、急速立ち上げや端部での異常昇温を防止することが可能となる。
[実施例2]
図11は、本発明による他の実施形態に係る定着装置の概略構成を示す図である。この実施例においては、前述の実施例1の定着装置とは、発熱部材が相違し、支持ローラ1と別個に中空円筒状の発熱部材14を使用している。この場合には、励磁コイル5を中空円筒状の発熱部材14を内部及び外部に亘って巻回されて配設され、内部の励磁コイル51は、前述の図5及び図6のように、可変手段8が発熱部材14の円筒内部に取り付けられ、可変手段8を作動させて、図7に示すように、ギャップ間隔を変更することができるように構成されている。
発熱層を持たない定着ベルト3と、ニップNの手前ベルト裏側に前述の導電性磁性材料よりなる発熱部材14が定着ベルト3に圧接されており、ベルト3と発熱部材14を挟み込むように電磁誘導加熱手段である励磁コイル5を有する。この場合に、支持ローラ1は昇温を妨げない機能が望まれ、低熱容量化の場合には、例えばステンレス鋼(SUS304)を使用して外径を20mm、肉厚0.1mmとして、低熱容量かつ十分な機械強度を持たせることができる。断熱が要求される場合には、セラミック、断熱材料等が用いられる。また、支持ローラ1の表面はフッ素樹脂でコートするなどして摩擦係数を下げることも好適である。
このように、発熱部材14を支持ローラ1と別体に構成するので、発熱部材14をニップ部Nに近い個所に配置できるため、立ち上がりを早くすることができるとともに、記録媒体11の厚さを変更した際等、ニップ部Nでの急激な温度変動が生じたときも安定した温度制御が可能である。また、発熱部材14を定着ベルト3の表側に配置すれば、ベルト表面からの加熱となるため立ち上がりをより早くすることができる。
図11は、本発明による他の実施形態に係る定着装置の概略構成を示す図である。この実施例においては、前述の実施例1の定着装置とは、発熱部材が相違し、支持ローラ1と別個に中空円筒状の発熱部材14を使用している。この場合には、励磁コイル5を中空円筒状の発熱部材14を内部及び外部に亘って巻回されて配設され、内部の励磁コイル51は、前述の図5及び図6のように、可変手段8が発熱部材14の円筒内部に取り付けられ、可変手段8を作動させて、図7に示すように、ギャップ間隔を変更することができるように構成されている。
発熱層を持たない定着ベルト3と、ニップNの手前ベルト裏側に前述の導電性磁性材料よりなる発熱部材14が定着ベルト3に圧接されており、ベルト3と発熱部材14を挟み込むように電磁誘導加熱手段である励磁コイル5を有する。この場合に、支持ローラ1は昇温を妨げない機能が望まれ、低熱容量化の場合には、例えばステンレス鋼(SUS304)を使用して外径を20mm、肉厚0.1mmとして、低熱容量かつ十分な機械強度を持たせることができる。断熱が要求される場合には、セラミック、断熱材料等が用いられる。また、支持ローラ1の表面はフッ素樹脂でコートするなどして摩擦係数を下げることも好適である。
このように、発熱部材14を支持ローラ1と別体に構成するので、発熱部材14をニップ部Nに近い個所に配置できるため、立ち上がりを早くすることができるとともに、記録媒体11の厚さを変更した際等、ニップ部Nでの急激な温度変動が生じたときも安定した温度制御が可能である。また、発熱部材14を定着ベルト3の表側に配置すれば、ベルト表面からの加熱となるため立ち上がりをより早くすることができる。
[実施例3]
図12は、本発明による他の実施形態の定着装置の概略構成を示す図である。この実施例による定着装置では、導電性磁性材料よりなる発熱ローラ15と、その外部に発熱ローラ15を電磁誘導加熱するための励磁手段である励磁コイル5と、発熱ローラ15とニップ部Nを形成する加圧ローラ4とを有し、励磁コイル5は、記録媒体11がニップ部Nに進入する側に配置される。発熱ローラ15は、例えば、中空円筒状の導電性磁性材料からなる基材兼発熱部材上に、順次、前記実施例1の定着補助ローラ2で使用した弾性層及び離型層を積層した構造とする。基材兼発熱部材は、ニップ部Nの圧力に耐える機械的強度が必要なために、0.1mm以上の厚みを有するのが良く、また、立ち上がりの迅速性からは熱容量を小さくすることが望まれるので、1.0mm以下の厚みとするのが良く、これらの要求から、厚さ0.1〜1.0mmの金属材料により形成されている。
なお、本実施例においては、励磁コイル5が中空円筒状の発熱ローラ15を内部及び外部に亘って巻回されて配設され、内部の励磁コイル51は、前述の図5及び図6のように、発熱部材14の円筒内部に取り付けられた可変手段8を作動させて、図7に示すように、ギャップ間隔を変更することができるように構成されている。
この構成によると、定着ベルト3、支持ローラ1等の部材が不要となり、低コスト化が可能である。また発熱ローラ15に接する部材が少ないため、より高速立ち上げが可能となる。
図12は、本発明による他の実施形態の定着装置の概略構成を示す図である。この実施例による定着装置では、導電性磁性材料よりなる発熱ローラ15と、その外部に発熱ローラ15を電磁誘導加熱するための励磁手段である励磁コイル5と、発熱ローラ15とニップ部Nを形成する加圧ローラ4とを有し、励磁コイル5は、記録媒体11がニップ部Nに進入する側に配置される。発熱ローラ15は、例えば、中空円筒状の導電性磁性材料からなる基材兼発熱部材上に、順次、前記実施例1の定着補助ローラ2で使用した弾性層及び離型層を積層した構造とする。基材兼発熱部材は、ニップ部Nの圧力に耐える機械的強度が必要なために、0.1mm以上の厚みを有するのが良く、また、立ち上がりの迅速性からは熱容量を小さくすることが望まれるので、1.0mm以下の厚みとするのが良く、これらの要求から、厚さ0.1〜1.0mmの金属材料により形成されている。
なお、本実施例においては、励磁コイル5が中空円筒状の発熱ローラ15を内部及び外部に亘って巻回されて配設され、内部の励磁コイル51は、前述の図5及び図6のように、発熱部材14の円筒内部に取り付けられた可変手段8を作動させて、図7に示すように、ギャップ間隔を変更することができるように構成されている。
この構成によると、定着ベルト3、支持ローラ1等の部材が不要となり、低コスト化が可能である。また発熱ローラ15に接する部材が少ないため、より高速立ち上げが可能となる。
[実施例4]
図13は、本発明による他の実施形態の定着装置の概略構成を示す図である。この実施例による定着装置では、前記実施例1で述べた導電性磁性材料よりなる発熱部材を有する発熱定着ベルト17と、その外部から定着ベルト17の発熱部材を電磁誘導加熱するための励磁手段である励磁コイル5と、励磁コイル51、52とのギャップ間隔を保持し、ベルト回転のガイドをする保持部材21とを有する。定着ベルト17は、例えば、図4で示す構造のものが使用され、その基材41が磁性材料よりなるものを使用する。
ベルト保持部材21は、熱容量や熱伝導を小さくするため、耐熱性の樹脂で成形している。またニップ部Nは加圧ローラ4がベルト保持部材21側に食い込む形にするため、耐熱性を有するシリコーンゴム等をソリッド状または発泡状にした弾性部材18を利用している。弾性部材23は、硬度10〜50°(JIS−A)程度の範囲で加圧ローラ4よりも低硬度のものを利用している。
この構成では、発熱定着ベルト17に接する部材が少ないため周囲への伝熱が押さえられる上、定着ベルト17の小径・薄肉化から熱容量が小さくなり、立ち上がり時間の短縮が可能となる。
図13は、本発明による他の実施形態の定着装置の概略構成を示す図である。この実施例による定着装置では、前記実施例1で述べた導電性磁性材料よりなる発熱部材を有する発熱定着ベルト17と、その外部から定着ベルト17の発熱部材を電磁誘導加熱するための励磁手段である励磁コイル5と、励磁コイル51、52とのギャップ間隔を保持し、ベルト回転のガイドをする保持部材21とを有する。定着ベルト17は、例えば、図4で示す構造のものが使用され、その基材41が磁性材料よりなるものを使用する。
ベルト保持部材21は、熱容量や熱伝導を小さくするため、耐熱性の樹脂で成形している。またニップ部Nは加圧ローラ4がベルト保持部材21側に食い込む形にするため、耐熱性を有するシリコーンゴム等をソリッド状または発泡状にした弾性部材18を利用している。弾性部材23は、硬度10〜50°(JIS−A)程度の範囲で加圧ローラ4よりも低硬度のものを利用している。
この構成では、発熱定着ベルト17に接する部材が少ないため周囲への伝熱が押さえられる上、定着ベルト17の小径・薄肉化から熱容量が小さくなり、立ち上がり時間の短縮が可能となる。
[実施例5]
図14は、本発明による一実施形態の画像形成装置としての4連タンデム方式のフルカラープリンタの概略構成を示す図である。
このプリンタは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の4色のトナー像を、それぞれ対応した感光体ドラム1Y、1M、1C、1Bk(像担持体)の表面上に形成するために電子写真方式の4組の画像形成部10Y、10M、10C、10Bk(像形成手段)を備えている。
これら画像形成部10Y、10M、10C、10Bkの下方には、各画像形成部を通して用紙(記録媒体)11を搬送するための搬送ベルト20が張架されている。
各画像形成部10Y、10M、10C、10Bkの感光体ドラム1Y、1M、1C、1Bkは、搬送ベルト20にそれぞれ転接配置され、用紙11は搬送ベルト40の表面に静電的に吸着される。4組の画像形成部10Y、10M、10C、10Bkは、略同じ構造を有する。よって、ここでは用紙11の搬送方向(矢印E方向)の最上流側に配設されたイエロー用の画像形成部10Yについて代表して説明し、他の色用の画像形成部10M、10C、10Bkについては同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図14は、本発明による一実施形態の画像形成装置としての4連タンデム方式のフルカラープリンタの概略構成を示す図である。
このプリンタは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の4色のトナー像を、それぞれ対応した感光体ドラム1Y、1M、1C、1Bk(像担持体)の表面上に形成するために電子写真方式の4組の画像形成部10Y、10M、10C、10Bk(像形成手段)を備えている。
これら画像形成部10Y、10M、10C、10Bkの下方には、各画像形成部を通して用紙(記録媒体)11を搬送するための搬送ベルト20が張架されている。
各画像形成部10Y、10M、10C、10Bkの感光体ドラム1Y、1M、1C、1Bkは、搬送ベルト20にそれぞれ転接配置され、用紙11は搬送ベルト40の表面に静電的に吸着される。4組の画像形成部10Y、10M、10C、10Bkは、略同じ構造を有する。よって、ここでは用紙11の搬送方向(矢印E方向)の最上流側に配設されたイエロー用の画像形成部10Yについて代表して説明し、他の色用の画像形成部10M、10C、10Bkについては同一符号を付して詳細な説明を省略する。
画像形成部10Yは、その略中央位置に搬送ベルト40に転接された感光体ドラム1Yを有する。感光体ドラム1Yの周囲には、感光体ドラム1Yの表面を所定の電位に帯電させる帯電装置2Y、帯電されたドラム表面を色分解された画像信号に基づいて露光し、ドラム表面上に静電潜像を形成する露光装置3Y、ドラム1Y表面上に形成された静電潜像にイエロートナーを供給して現像する現像装置4Y、現像したトナー像を、搬送ベルト40を介して搬送される用紙上に転写する転写ローラ5Y(転写装置)、転写されずにドラム表面に残留した残留トナーを除去するクリーナ6Y、および図示しないドラム1Y表面に残留した電荷を除去する除電ランプが、感光体ドラム1Yの回転方向に沿って順に配設されている。
搬送ベルト40の図中右下方には、用紙を搬送ベルト20上に給紙するための給紙機構50が配設されている。搬送ベルト40の図中左側には、前述の実施例1に記載された定着装置60が配設されている。搬送ベルト40によって搬送された用紙11は、搬送ベルト20から連続して定着装置60を通って延びた搬送路を搬送され、定着装置60を通過する。定着装置60は、搬送された用紙11、すなわちその表面上に各色のトナー像Tが転写された状態の用紙を加熱および加圧する。そして、各色のトナー像を溶融して用紙に浸透させて定着させる(この図中では、励磁コイル等は省略)。また、定着装置40の搬送経路下流側に排紙ローラを介して排紙する。
搬送ベルト40の図中右下方には、用紙を搬送ベルト20上に給紙するための給紙機構50が配設されている。搬送ベルト40の図中左側には、前述の実施例1に記載された定着装置60が配設されている。搬送ベルト40によって搬送された用紙11は、搬送ベルト20から連続して定着装置60を通って延びた搬送路を搬送され、定着装置60を通過する。定着装置60は、搬送された用紙11、すなわちその表面上に各色のトナー像Tが転写された状態の用紙を加熱および加圧する。そして、各色のトナー像を溶融して用紙に浸透させて定着させる(この図中では、励磁コイル等は省略)。また、定着装置40の搬送経路下流側に排紙ローラを介して排紙する。
以上のように、本実施例による画像形成装置においては、定着装置60として、導電性磁性材料で形成した中空円筒状の円筒部1aを有する支持ローラ1を使用し、支持ローラ1の円筒部1aに励磁コイルを巻回し、円筒部1aの円筒内部の励磁コイル51と円筒部1aとのギャップ間隔を変えることで支持ローラ1に発熱量分布を持たせ、大きな発熱量が必要な立ち上がり時、端部の発熱が不要な小サイズ紙通紙時等、状況に応じてギャップ間隔を制御し、急速立ち上げを可能とし、かつ、小サイズ通紙時も温度ムラの少ない高精度の定着装置を使用して、急速な画像形成及び高品質の画像を適切に形成することが可能となる。
なお、本実施例に置いては、画像形成装置として、4連タンデム方式のフルカラープリンタを例示したが、黒色、単色の画像形成部10Bkを有するプリンタであっても有効に利用することができる。
なお、本実施例に置いては、画像形成装置として、4連タンデム方式のフルカラープリンタを例示したが、黒色、単色の画像形成部10Bkを有するプリンタであっても有効に利用することができる。
1…支持ローラ、1a…円筒部、1b…円筒内部、1c…円筒外部、2…定着補助ローラ、3…定着ベルト、4…加圧ローラ、5…励磁コイル、51…円筒内部の励磁コイル、52…円筒外部の励磁コイル、6…温度検知センサ、7…高周波電源、8…可変手段、9…回転軸、91…第1のカム、92…第2のカム、10…弾性部材、11…記録媒体、14…発熱部材、15…発熱ローラ、16…発熱定着ローラ、21…保護部材、23…弾性部材、1Y、1M、1C、1Bk…感光体ドラム、2Y、2M、2C、2Bk…帯電装置、3Y、3M、3C、3Bk…露光装置、4Y、4M、4C、4Bk…現像装置、5Y、5M、5C、5Bk…転写ローラ、6Y、6M、6C、6Bk…クリーナ、40…搬送ベルト、50…給紙機構、60…定着装置
Claims (10)
- 交番磁界を発生させるコイル部と、前記交番磁界によって発熱する中空円筒状の発熱部材とを備え、当該発熱部材の発熱によって記録媒体に担持されているトナー像を加熱して記録媒体に定着する定着装置において、
前記コイル部は、前記発熱部材の円筒部を挟んで円筒内部及び円筒外部に亘って巻回状に配設されており、前記発熱部材の円筒内部に位置するコイルの位置を、前記発熱部材の円筒軸方向において可変とする可変手段を備えたことを特徴とする定着装置。 - 請求項1記載の定着装置において、
前記コイル部より発生する交番磁界は、周波数が10kHz〜1MHzの交番電流を当該コイル部に供給することによって発生させることを特徴とする定着装置。 - 請求項1または2記載の定着装置において、
前記発熱部材は、350℃以下のキュリー点を有する磁性導電層を備えたことを特徴とする定着装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項記載の定着装置において、
前記発熱部材は、少なくとも鉄及びニッケルを含む磁性合金で構成されることを特徴とする定着装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項記載の定着装置において、
前記可変手段は、前記発熱部材の円筒内部に配設された回転軸に取り付けられたカム手段であって、当該回転軸が回転されて当該カム手段のカム面が前記発熱部材の円筒内部に位置するコイルに当接して当該コイルの位置を変更することを特徴とする定着装置。 - 請求項1乃至5のいずれか1項記載の定着装置において、
前記トナー像は、前記発熱部材による加熱と共に、加圧手段による加圧力を受けて前記記録媒体に定着されることを特徴とする定着装置。 - 請求項6記載の定着装置において、
前記発熱部材と加圧手段は、それぞれ発熱ローラと加圧ローラであり、当該発熱ローラと加圧ローラとによって前記記録媒体を加熱、加圧して、前記トナー像を定着させることを特徴とする定着装置。 - 請求項6記載の定着装置において、
前記発熱部材は無端状のベルトを加熱し、加熱された当該無端状ベルトによって前記トナー像を加熱して前記記録媒体に定着することを特徴とする定着装置。 - 請求項8記載の定着装置において、
前記発熱部材は、定着補助ローラとともに前記無端状ベルトを張架する支持ローラであり、前記加圧手段は加圧ローラであり、当該定着補助ローラは、当該加圧ローラに前記無端状ベルトを介して圧接するように配置されていることを特徴とする定着装置。 - 請求項1乃至9のいずれか1項記載の定着装置を具備することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007003898A JP2008170734A (ja) | 2007-01-11 | 2007-01-11 | 定着装置及びこれを備えた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007003898A JP2008170734A (ja) | 2007-01-11 | 2007-01-11 | 定着装置及びこれを備えた画像形成装置 |
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|---|---|
| JP2008170734A true JP2008170734A (ja) | 2008-07-24 |
Family
ID=39698879
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2007003898A Pending JP2008170734A (ja) | 2007-01-11 | 2007-01-11 | 定着装置及びこれを備えた画像形成装置 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP2008170734A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010054846A (ja) | 2008-08-28 | 2010-03-11 | Sharp Corp | 抵抗発熱体、定着装置およびこれを備えた画像形成装置 |
-
2007
- 2007-01-11 JP JP2007003898A patent/JP2008170734A/ja active Pending
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