JP2008169593A - 作業車両のエンジン負荷制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンジン負荷制御装置30は、エンジン1の出力を、ローダ用油圧ポンプ8のような可変容量型油圧ポンプを介してローダ用油圧シリンダ14等の油圧アクチュエータに伝達するホイルローダ50に搭載されている。コントローラ18は、エンジン回転数センサ1aおよびストロークセンサ17aにおいて検出されたエンジン1の目標回転数Neと実回転数Noとの偏差Ne−Noに基づいて、予め記憶部22に格納されているマップを参照して、各油圧ポンプ7〜9の最大吸収トルクの合計値を調整するとともに、この最大吸収トルクの合計値を各油圧ポンプ7〜9に対して適切に配分する。
【選択図】図6
Description
例えば、エンジン回転数がローアイドル回転数(アイドリング状態)にある場合は、エンジン回転数が高回転域にあるときと比較して、急激な油圧負荷の上昇に対するエンジントルクの上昇が鈍くなる。したがって、アイドリング状態で、ステアリングを切りながら積み荷が積み込まれたローダを持ち上げるという、高油圧負荷が急激にかかる作業を行うと、急激な油圧負荷上昇にエンジンのトルク上昇が追いつかず、エンジンが停止する場合がある。
また、特許文献2には、エンジンの実回転数がしきい値以下に低下したと判断すると、可変容量型油圧ポンプの吸収トルクを低下させ、急激な負荷がかかった場合のエンジン停止を防止するエンジン負荷制御装置が開示されている。
すなわち、上記公報に開示されたポンプトルク制御装置では、目標回転数と実回転数との偏差、あるいはエンジンの実回転数に基づいて、ポンプの最大吸収トルクを制御しているが、複数のポンプを搭載した作業車両においては各ポンプごとに操作上の重要度が異なっており、全てのポンプについて同様の制御を行ったのでは、作業機レバーやステアリング等の操作によるレスポンスが悪くなり、作業性の低下を招くおそれがある。
ここで、上記複数の可変容量型油圧ポンプには、例えば、ステアリング用油圧ポンプや作業機を駆動するローダ用油圧ポンプ等が含まれる。また、上記マップとしては、エンジンの実回転数、目標回転数と実回転数との偏差と、各可変容量型油圧ポンプの最大吸収トルクとの関係を示すグラフ等が、記憶部内に1または複数格納されているものとする。
ここでは、記憶部に格納されたマップとして、各可変容量型油圧ポンプの重要度に応じて、各可変容量型油圧ポンプの最大吸収トルクの配分が設定されたマップを用いている。
これにより、各可変容量型油圧ポンプに対する吸収トルクの配分比率を設定する前に、まずは各可変容量型油圧ポンプの最大吸収トルクの合計に上限を設定することで、各可変容量型油圧ポンプへの吸収トルクの配分比率に関わらず、確実にエンジンにかかる負荷を低減することができる。
これにより、例えば、実回転数が比較的大きい場合には、エンジンの出力も上昇してきているため、各可変容量型油圧ポンプの重要度に関わらず均一に近い配分比率で最大吸収トルクを設定することができる。一方、実回転数が比較的小さい場合には、エンジンの出力が低いため、各可変容量型油圧ポンプの重要度を考慮して重要度が高い可変容量型油圧ポンプには多く配分するように配分比率を決定することができる。この結果、エンジンの出力に応じて、各可変容量型油圧ポンプに対して適切に吸収トルクを配分することができる。
ここでは、記憶部に格納されているマップとして、上記エンジンの実回転数に応じて、複数の可変容量型油圧ポンプごとに最大吸収トルクの合計値の上限が設定されている。
ここでは、作業車両の進行方向を決定するステアリングに対応するステアリング用油圧ポンプ、冷却ユニット等に含まれる冷却ファンを駆動するファン用油圧ポンプ、作業機を駆動するローダ用油圧ポンプ等の複数の可変容量型油圧ポンプを、エンジン負荷低減制御の制御対象として含んでいる。
ここでは、可変容量型油圧ポンプの最大吸収トルクを低減する際には、制御部は、可変容量型油圧ポンプの吐出量を調整するEPC電流を制御する。
ここでは、回転数指示装置としてアクセルペダルを用いている。
これにより、目標回転数検出部では、アクセルペダルの踏込み量に応じて、目標回転数を容易に検出することができる。
[ホイルローダ50の構成]
本発明の一実施形態に係るホイルローダ(作業車両)50は、図1に示すように、車体51と、車体の前部に装着されたリフトアーム52と、このリフトアーム52の先端に取り付けられたバケット53と、車体51を支持しながら回転して車体を走行させる4本のタイヤ54と、車体51の上部に搭載されたキャブ55と、を備えている。
バケット53は、リフトアーム52の先端に取り付けられており、バケットシリンダによってダンプおよびチルトされる。
キャブ55は、転倒時運転者保護構造(ROPS構造)を有し、複数の鋼管と鋼板とを組み合わせて構成されるオペレータ用の運転室を形成している。そして、キャブ55は、車体51の中央部分よりもやや前方に配置されている。
(主な構成)
ホイルローダ50は、図2に示すように、主に、エンジン1と、このエンジン1によって駆動される走行側の機構および作業機側の機構や、これらの機構を制御するためのコントローラ18等を含むエンジン負荷制御装置(作業車両のエンジン負荷制御装置)30を、内部に備えている。そして、エンジン1と各機構との間には、歯車および軸からなるPTO(パワー・テイク・オフ)機構6が設けられている。
これらの各機構を駆動するために、油圧ポンプ(可変容量型油圧ポンプ)7〜9およびアクチュエータ(油圧シリンダ13,14および油圧モータ15)が設けられている。すなわち、ステアリング機構を駆動するために、ステアリング用油圧ポンプ7、ステアリング用制御弁11およびステアリング機構に接続されたステアリング用油圧シリンダ13が設けられている。また、ローダを駆動するために、ローダ用油圧ポンプ8、ローダ用制御弁12およびローダに接続されたローダ用油圧シリンダ14が設けられている。さらに、ファン16を駆動するために、ファン用油圧ポンプ9およびファン用油圧モータ15が設けられている。そして、これらの各油圧ポンプ7,8,9は、PTO機構6を介してエンジン1に連結されている。また、トルクコンバータ2用として、トルコンチャージポンプ10も設けられている。このトルコンチャージポンプ10は、PTO機構6を介してエンジン1に連結されている。
(エンジン負荷制御のための構成)
さらに、本実施形態のホイルローダ50では、エンジン1の負荷制御を行うために、図2に示すように、エンジン負荷制御装置30が、エンジン回転数を検出するエンジン回転数センサ(実回転数検出部)1aと、アクセルペダル17の開度を検出するストロークセンサ(目標回転数検出部)17aと、ステアリング用油圧ポンプ7aの吐出圧を検出する吐出圧センサ7bと、コントローラ18と、を有している。
本実施形態では、図3に示すように、油圧ポンプ8の斜板8aを制御するために、PC弁(馬力制御弁)19およびサーボ弁20が設けられている。PC弁19には、油圧ポンプ8の吐出圧Pp(kg/cm2)がパイロット圧として入力されるとともに、コントローラ18からの制御信号i1が入力される。サーボ弁20には、PC弁19からの圧油が供給されており、これにより油圧ポンプ8の容量qを制御している。より詳細には、PC弁19によって、油圧ポンプ8の吐出圧Ppと油圧ポンプ8の容量qの積が一定トルクを超えないように、油圧ポンプ8の斜板8aが制御される。したがって、エンジン1の回転数が一定であれば、油圧ポンプ8の吐出圧Ppと油圧ポンプ8の容量qの積が一定の馬力を超えないように、油圧ポンプ8の斜板8aが制御される。
エンジン1の出力は、図2に示すように、トルクコンバータ2を介してトランスミッション3に入力され、このトランスミッション3において、前後進用油圧クラッチのオン、オフ制御によって前後進が切り換えられる。また、変速用油圧クラッチのオン、オフ制御によって、変速制御が行われる。そして、トランスミッション3の出力は、図2に示すように、デファレンシャルギア4を介して駆動輪5に伝達される。
ステアリング用油圧ポンプ7が駆動されると、図2に示すように、その吐出圧油がステアリング用制御弁11を介してステアリング用油圧シリンダ13に供給される。このステアリング用油圧用シリンダ13に圧油が供給されると、ステアリング機構が作動して車体を所望の方向へ旋回させることができる。なお、ステアリング用制御弁11のスプールは、図示しないステアリングハンドルの操作に応じて移動する。このため、それに応じてステアリング用制御弁11の開口面積が変化し、ステアリング用油圧シリンダ13に供給される流量が変化する。
トルコンチャージポンプ10は、固定容量型のギアポンプであって、トルコンチャージポンプ10が駆動されると、吐出圧油がトルクコンバータ2に供給される。
<エンジン1の制御>
次に、アクセルペダル17によるエンジン1の制御について説明する。図5はエンジン回転数N、エンジントルクTeおよび油圧負荷の関係を示したものである。図5において、最大トルク線で規定される領域が、エンジン1が出力し得る性能を示している。エンジン1は、ガバナによって、エンジントルクが最大トルク線を超えて排気煙限界とならないように、またエンジン回転数Nがハイアイドル回転数NHを超えて過回転とならないように制御される。
本実施形態のエンジン負荷制御装置30では、まず、エンジン1の目標回転数と実回転数との偏差の大きさに基づいて、ローダ用油圧ポンプ8の吸収トルクを低下させるために、各油圧ポンプ7〜9における吸収トルクの合計の上限値を設定する。
具体的には、例えば、ホイルローダ50において、ローアイドル状態から作業機用操作レバーとアクセルペダル17とをほぼ同時に急操作した場合には、コントローラ18は、予め記憶部22(図4参照)に格納されている図6に示すグラフ(マップ)を参照して、以下のような制御を行う。
<最大吸収トルク制御の内容>
ここでは、上述した制御によって油圧ポンプ7〜9の最大吸収トルクを低下させる制御について、ローダ用油圧ポンプ8を例に挙げて詳しく説明する。
そして、ローダ用油圧ポンプ8では、油圧負荷、すなわち吸収トルクが最大吸収トルクを超えない範囲で、ポンプ吐出圧に応じてポンプ容量qが制御される。
したがって、上述した制御によって得られたPC−EPC電流値をPC弁19に与えることにより、エンジン1の目標回転数Neおよび実回転数Noを参照して、ローダ用油圧ポンプ8の吸収トルクを小さくすることができる。
本実施形態のエンジン負荷制御装置30では、各油圧ポンプ7〜9の最大吸収トルクをそれぞれ設定し、その回転数の偏差に対応する合計吸収トルクを設定する。そして、そのときのエンジン1の実回転数Noに基づいて、図6に示すグラフを参照して、その総吸収トルクの各油圧ポンプ7〜9に対する配分比率を決定する。
具体的には、図6のグラフとして表されたマップでは、原則として、ステアリング用油圧ポンプ7≒ローダ用油圧ポンプ8>ファン用油圧ポンプ9という優先度の中で、実回転数Noに応じて、ステアリング用油圧ポンプ7、ローダ用油圧ポンプ8およびファン用油圧ポンプ9への吸収トルクの配分比率が設定されている。なお、この優先度は、ホイルローダ50を操作する際における安全面、操作面を考慮して重要度が高いか否かに応じて設定されたものである。例えば、ステアリングやローダは、ホイルローダ50によって作業を行う際には、特に重要度が高いものであるから、ファン用油圧ポンプ9と比較して、ステアリング用油圧ポンプ7およびローダ用油圧ポンプ8の優先度が高くなるように設定されている。
さらに、実回転数No=1300rpmの場合も同様に、回転数の偏差Ne−Noが200から1000になると、図7に示すように、最大吸収トルクの合計も90%から60%まで低減されることから、その場合の各油圧ポンプ7〜9への配分比率も3:6:1から4:5:1へと変更される。
<エンジン1の負荷低減制御の流れ>
ここでは、上述したエンジン1の負荷低減制御の流れを、図9を用いて説明する。
次に、ステップS3では、コントローラ18が、この偏差(Ne2−No2)>200であるか否かを判定する。ここで、回転数の偏差が上記条件を満たす場合には、そのままステップS4へ進み、上記条件を満たさない場合にはステップS1へと戻って、作業機用操作レバーとアクセルペダル17とがほぼ同時に操作されたことが検出されるまで待機する。なお、ここで偏差(Ne2−No2)>200を、油圧ポンプ7〜9の最大吸収トルクを低減するエンジン負荷低減制御の開始条件としたのは、最大吸収トルクを100%より低下させる制御が開始される回転数の偏差の最小値が、ローダ用油圧ポンプ8におけるNe−No>200であるためである。
次に、ステップS5において、エンジン1の実回転数Noに基づいて、ステップS4において上限値が設定された最大吸収トルクを各油圧ポンプ7〜9に対して配分する比率を設定する。
[エンジン負荷制御装置30の特徴]
(1)
本実施形態のエンジン負荷制御装置30は、図2に示すように、ローダ用油圧ポンプ8のような可変容量型油圧ポンプを介してローダ用油圧シリンダ14等の油圧アクチュエータにエンジン1の出力を伝達するホイルローダ50に搭載されている。そして、コントローラ18は、エンジン回転数センサ1aおよびストロークセンサ17aにおいて検出されたエンジン1の目標回転数Neと実回転数Noとの偏差Ne−Noに基づいて、記憶部22に予め格納されている図6に示すグラフを参照して、各油圧ポンプ7〜9の最大吸収トルクの合計値を調整するとともに、この最大吸収トルクの合計値を各油圧ポンプ7〜9に対して適切に配分する。
本実施形態のエンジン負荷制御装置30では、コントローラ18が、図6等に示すように、ステアリング用油圧ポンプ7やローダ用油圧ポンプ8のような重要度の高い油圧ポンプに対して最大吸収トルクが多く配分されるように設定されたマップを記憶部22に格納している。
(3)
本実施形態のエンジン負荷制御装置30では、図9に示すように、まず、エンジン1の目標回転数Neと実回転数Noとの偏差Ne−Noに基づいて、各油圧ポンプ7〜9における最大吸収トルクの合計値に上限を設定する。
(4)
本実施形態のエンジン負荷制御装置30では、図9に示すように、まず、エンジン1の目標回転数Neと実回転数Noとの偏差Ne−Noに基づいて、各油圧ポンプ7〜9における最大吸収トルクの合計値に上限を設定した後、実回転数Noに基づいて、各油圧ポンプ7〜9に対する吸収トルクの配分比率を設定する。
本実施形態のエンジン負荷制御装置30では、図2に示すように、コントローラ18によって最大吸収トルクが制御される制御対象として、ステアリング用油圧ポンプ7、ローダ用油圧ポンプ8およびファン用油圧ポンプ9を用いている。
これにより、各油圧ポンプ7〜9において重要度に差がある場合には、例えば、エンジン1の実回転数Noが小さくエンジン1の出力が低い場合には、ステアリング等の操作の応答性が低下しないように、ステアリング用油圧ポンプ7の最大吸収トルクの配分を多めに設定することができる。この結果、エンジン1の負荷を低減しつつ、ステアリング等の操作時における応答性を必要最小限で維持することができる。
本実施形態のエンジン負荷制御装置30では、図3等に示すように、上記回転数の偏差Ne−Noに応じて各油圧ポンプ7〜9の最大吸収トルクを低減する制御を行う際には、各油圧ポンプ7〜9に接続されたPC弁19に対して付与されるPC−EPC電流を調整することで制御を行う。
(7)
本実施形態のエンジン負荷制御装置30では、図2に示すように、エンジン1の目標回転数を検出する手段として、アクセルペダル17に取り付けられたストロークセンサ17aを用いている。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施形態では、エンジン1の目標回転数と実回転数との偏差が所定値以上である場合に複数の油圧ポンプ7〜9の最大吸収トルクを低減する制御を行う際には、ステアリング用油圧ポンプ7、ローダ用油圧ポンプ8、ファン用油圧ポンプ9の順に優先度を設定して、各油圧ポンプ7〜9に対して吸収トルクを配分するように設定されたマップ(図6参照)を参照して制御を行う例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
また、優先度に応じた最大吸収トルクの配分割合についても、上記実施形態の例に限定されるものではなく、適宜配分割合を変更できるように複数のマップを用意しておいてもよい。
上記実施形態では、エンジン1の目標回転数と実回転数との偏差が所定値以上である場合に複数の油圧ポンプ7〜9の最大吸収トルクを低減する制御を行う際には、実回転数に応じて各油圧ポンプ7〜9への配分比率を変更するように設定されたマップに基づいて制御を行う例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
この場合には、目標回転数が高いということは、例えば、アクセルペダルが深い位置まで踏込まれていることを意味するため、目標回転数が高い場合にはエンジン出力も上昇し易いものと判断して各油圧ポンプへの吸収トルクの配分比率を設定することができる。一方、目標回転数が低いということは、例えば、アクセルペダルの踏込み量が浅いことを意味するため、目標回転数が低い場合にはエンジン出力が上昇しにくいものと判断して各油圧ポンプへの吸収トルクの配分比率を設定することができる。
上記実施形態では、最大吸収トルクを低減する制御対象となる油圧ポンプとして、3つの油圧ポンプ(ステアリング、ローダ、ファン)7〜9を搭載したホイルローダ50を例として挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、作業機用の油圧ポンプを1つだけ、あるいは4つ以上搭載したホイルローダ等の作業車両に対しても、本発明の適用は可能である。
(D)
上記実施形態では、図2に示すように、ストロークセンサ17aにおいて検出されるアクセルペダル17の踏込み量に応じて、エンジン1の目標回転数を検出する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
(E)
上記実施形態では、図3等に示すように、各油圧ポンプ7〜9の最大吸収トルクを制御する手段として、各油圧ポンプ7〜9における吐出量を調整するためのPC−EPC電流を制御する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
(F)
上記実施形態では、本発明に係るエンジン負荷制御装置としてのコントローラ18を、図1に示すように、ホイルローダ50に搭載した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
1a エンジン回転数センサ(実回転数検出部)
2 トルクコンバータ
3 トランスミッション
4 デファレンシャルギア
5 駆動輪
6 PTO(パワーテイクオフ)機構
7 ステアリング用油圧ポンプ(可変容量型油圧ポンプ)
7a 斜板
7b 吐出圧センサ
8 ローダ用油圧ポンプ(可変容量型油圧ポンプ)
8a 斜板
9 ファン用油圧ポンプ(可変容量型油圧ポンプ)
9a 斜板
10 トルコン潤滑用油圧ポンプ
11 ステアリング用制御弁
12 ローダ用制御弁
13 ステアリング用油圧シリンダ(アクチュエータ)
14 ローダ用油圧シリンダ(アクチュエータ)
15 ファン用油圧モータ(アクチュエータ)
16 ファン
17 アクセルペダル(回転数指示装置)
17a ストロークセンサ(目標回転数検出部)
18 コントローラ(制御部、偏差量算出部)
19 PC弁
20 サーボ弁
21 エンジンコントローラ
22 記憶部
30 エンジン負荷制御装置(作業車両のエンジン負荷制御装置)
50 ホイルローダ(作業車両)
51 車体
52 リフトアーム
53 バケット
54 タイヤ
55 キャブ
Ne 目標回転数
No 実回転数
S ステップ
Claims (8)
- 回転数指示装置によって回転数が制御されるエンジンの出力が、駆動輪に伝達されるとともに複数の可変容量型油圧ポンプを介して複数の油圧アクチュエータに伝達される作業車両のエンジン負荷制御装置であって、
前記回転数指示装置からの指示内容を受けて前記エンジンの目標回転数を検出する目標回転数検出部と、
前記エンジンの実際の回転数を検出する実回転数検出部と、
前記目標回転数検出部における検出結果と前記実回転数検出部における検出結果との差を算出する偏差量算出部と、
前記エンジンの前記目標回転数と前記実際の回転数との偏差量と、前記複数の可変容量型油圧ポンプの最大吸収トルクとの関係を定めたマップを格納した記憶部と、
前記実回転数検出部における検出結果と、前記偏差量算出部における算出結果とに基づいて、前記記憶部に格納された前記マップを参照して、前記複数の可変容量型油圧ポンプに対する最大吸収トルクを設定し、前記複数の可変容量型油圧ポンプの総吸収トルクを低減する制御を行う制御部と、
を備えている作業車両のエンジン負荷制御装置。 - 回転数指示装置によって回転数が制御されるエンジンの出力が、駆動輪に伝達されるとともに複数の可変容量型油圧ポンプを介して複数の油圧アクチュエータに伝達される作業車両のエンジン負荷制御装置であって、
前記回転数指示装置からの指示内容を受けて前記エンジンの目標回転数を検出する目標回転数検出部と、
前記エンジンの実際の回転数を検出する実回転数検出部と、
前記目標回転数検出部における検出結果と前記実回転数検出部における検出結果との差を算出する偏差量算出部と、
前記エンジンの前記目標回転数と前記実際の回転数との偏差と、前記エンジンの実際の回転数と、前記複数の可変容量型油圧ポンプの最大吸収トルクと、の関係を定めたマップを格納した記憶部と、
前記実回転数検出部における検出結果に応じて前記マップを参照し、前記複数の可変容量型油圧ポンプに対する吸収トルクの配分を決定する制御部と、
請求項1に記載の作業車両のエンジン負荷制御装置。 - 前記マップには、前記複数の可変容量型油圧ポンプの重要度に応じて、前記複数の可変容量型油圧ポンプごとに前記最大吸収トルクの前記配分比率が設定されている、
請求項1または2に記載の作業車両のエンジン負荷制御装置。 - 前記マップには、前記エンジンの前記目標回転数と前記実際の回転数との偏差に応じて、前記複数の可変容量型油圧ポンプごとに前記最大吸収トルクの合計値の上限が設定されている、
請求項1または2に記載の作業車両のエンジン負荷制御装置。 - 前記マップには、前記エンジンの前記実回転数に応じて、前記複数の可変容量型油圧ポンプごとに前記最大吸収トルクの合計値の上限が設定されている、
請求項2に記載の作業車両のエンジン負荷制御装置。 - 前記複数の可変容量型油圧ポンプには、ステアリング用油圧ポンプ、ファン用油圧ポンプ、ローダ用油圧ポンプのうち少なくとも1つが含まれる、
請求項1から5のいずれか1項に記載の作業車両のエンジン負荷制御装置。 - 前記制御部は、前記可変容量型油圧ポンプにおける吐出量を制御するEPC電流を制御して、前記可変容量型油圧ポンプの最大吸収トルクを低減する制御を行う、
請求項1から6のいずれか1項に記載の作業車両のエンジン負荷制御装置。 - 前記回転数指示装置は、前記エンジンの回転数を調整するアクセルペダルである、
請求項1から7のいずれか1項に記載の作業車両のエンジン負荷制御装置。
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