JP2008166595A - チップ部品 - Google Patents
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Abstract
【課題】回路基板への実装時におけるハンダ爆ぜ現象を防止することができるチップ部品を提供すること。
【解決手段】本発明に係るチップ部品2は、下地電極層20と、導電性ペースト膜30とを有する。導電性ペースト膜30は、導電材および樹脂を含み、導電性ペースト膜30の単位面積当たりに占める樹脂の割合が35面積%以下である。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係るチップ部品2は、下地電極層20と、導電性ペースト膜30とを有する。導電性ペースト膜30は、導電材および樹脂を含み、導電性ペースト膜30の単位面積当たりに占める樹脂の割合が35面積%以下である。
【選択図】図1
Description
本発明は、チップ部品に係り、さらに詳しくは、回路基板への実装時における爆ぜ現象を防止することができるコイルチップ部品に関する。
従来、たとえば下記の特許文献1に示すコイルチップ部品が知られている。一般に、サイズが小さいコイルチップ部品では、ワイヤが巻回してあるコイル部の外周を樹脂で被覆した後に、フランジに電極膜を形成しなければならない場合がある。その場合には、コイル部を樹脂被覆した後の工程であるために、電極膜の焼き付け工程が出来ない。そのために、Ag等の導電性ペーストをフランジに塗布し、乾燥させることによって、導電性ペースト膜を形成し、導電性ペースト膜の表面にNi等のメッキ膜を形成することがある。
このような導電性ペースト膜上に形成されたメッキ膜を有するコイルチップ部品を、ハンダのリフロー処理によって、回路基板に実装する際に、ハンダ爆ぜ現象が生じることがあることが知られている。
ハンダ爆ぜ現象は、溶融したハンダ中に何らかの経路から水分が侵入して水蒸気爆発を起こし、溶融したハンダを、約20μm程度の粒状に吹き飛ばす現象である。この爆ぜ現象が生じると、粒状に飛ばされたハンダが、本来接続すべきでない電極間を接続させて短絡現象を生じさせるおそれがある。また、粒状に飛ばされたハンダが、連結して接続され、ブリッジを形成することもある。
ハンダ爆ぜ現象が生じる原因としては、コイルチップ部品の電極内部に残留している水分が、リフロー処理時の加熱により気化して溶融ハンダ中に侵入するためではないかと考えられている。
特に、特許文献1に示すように、Agの導電性ペースト膜の表面にNiのメッキ膜を有するコイルチップ部品の場合、AgとNiとの密着性が悪く、導電性ペースト膜と、メッキ膜との間(界面)に隙間が生じ、この隙間にめっき液等の水分や水素が誤って侵入する恐れがある。その結果、ハンダのリフロー処理において、導電性ペースト膜とメッキ膜との間に残留する水分や水素が気化し、メッキ膜の一部を破裂させて、ハンダ爆ぜ現象を引き起こす恐れがある。
特開2000−30952号公報
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、その目的は、回路基板への実装時におけるハンダ爆ぜ現象を防止することができるチップ部品を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係るチップ部品は、
下地電極層と、
導電性ペースト膜とを有するチップ部品であって、
前記導電性ペースト膜が、導電材および樹脂を含み、
前記導電性ペースト膜の単位面積当たりに占める前記樹脂の割合が5面積%以上35面積%以下である。
下地電極層と、
導電性ペースト膜とを有するチップ部品であって、
前記導電性ペースト膜が、導電材および樹脂を含み、
前記導電性ペースト膜の単位面積当たりに占める前記樹脂の割合が5面積%以上35面積%以下である。
また、本発明に係るチップ部品は、
コイルを形成するようにワイヤが巻回される巻芯部と、
前記巻芯部と一体に形成され、前記巻芯部の軸方向両側に形成される一対のフランジと、
前記ワイヤの継線部が接続されるように、各フランジを被覆する前記下地電極層と、
前記ワイヤが巻回された前記巻芯部の外周を被覆する樹脂被覆部と、
前記下地電極層を覆うように形成される前記導電性ペースト膜とを有する。
コイルを形成するようにワイヤが巻回される巻芯部と、
前記巻芯部と一体に形成され、前記巻芯部の軸方向両側に形成される一対のフランジと、
前記ワイヤの継線部が接続されるように、各フランジを被覆する前記下地電極層と、
前記ワイヤが巻回された前記巻芯部の外周を被覆する樹脂被覆部と、
前記下地電極層を覆うように形成される前記導電性ペースト膜とを有する。
導電性ペースト膜の単位面積当たりに占める樹脂の割合を35面積%以下とすることによって、導電性ペースト膜と、該導電性ペースト膜上に形成されるメッキ膜との密着性が向上する。よって、メッキ膜の形成工程において、メッキ膜の欠落を防止することができ、また、導電性ペースト膜とメッキ膜との界面に隙間が生じることを防止できる。その結果、ハンダのリフロー処理時に、ハンダ爆ぜ現象を防止することができる。
好ましくは、前記単位面積が100μm×100μmである。また、好ましくは、導電性ペースト膜の単位面積内において、樹脂が均一に分散している。
上記単位面積内において、樹脂の割合を35面積%以下とし、かつ、導電性ペースト膜中に樹脂を均一に分散させることによって、樹脂の凝集が抑制され、導電性ペースト膜と、該導電性ペースト膜上に形成されるメッキ膜との密着性を向上させることができる。その結果、ハンダのリフロー処理時に、ハンダ爆ぜ現象を防止することができる。
好ましくは、前記導電材の粒子径が0.5〜10μmであり、
前記導電性ペースト膜における前記導電材間の距離が20μm以下である。
前記導電性ペースト膜における前記導電材間の距離が20μm以下である。
より好ましくは、前記導電材の粒子径が1〜6μmであり、
前記導電性ペースト膜における前記導電材間の距離が12μm以下である。
前記導電性ペースト膜における前記導電材間の距離が12μm以下である。
すなわち、導電性ペースト膜中において、導電材が互いに接する程度の密度で導電材を分布させ、導電材間に大きな間隙(導電材より大きい隙間)が生じないようにすることによって、導電性ペースト膜中に樹脂を均一に分散させることができ、樹脂が導電材以上の大きさに凝集することを抑制することができる。その結果、導電性ペースト膜と、該導電性ペースト膜上に形成されるメッキ膜との密着性を向上させることができ、ハンダ爆ぜ現象を防止することができる。
好ましくは、前記導電性ペースト膜を覆うように形成されるCuメッキ膜と、
前記Cuメッキ膜を覆うように形成されるNiメッキ膜とを有し、
前記Cuメッキ膜および前記Niメッキ膜それぞれの厚みが、4〜8μmである。また、好ましくは、Niメッキ膜を覆うように形成されるSnメッキ膜を有し、Snメッキ膜の厚みが、3〜9μmである。
前記Cuメッキ膜を覆うように形成されるNiメッキ膜とを有し、
前記Cuメッキ膜および前記Niメッキ膜それぞれの厚みが、4〜8μmである。また、好ましくは、Niメッキ膜を覆うように形成されるSnメッキ膜を有し、Snメッキ膜の厚みが、3〜9μmである。
各メッキ膜を、従来よりも厚くすることによって、各メッキ膜の強度を向上させることができる。その結果、メッキ膜の欠落、破損を防止することができ、ハンダ爆ぜ現象を防止することができる。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るコイルチップ部品の縦断面図、
図2は、図1に示すII部の要部断面図、
図3(A)〜図3(C)は、本発明の第2実施形態に係るコイルチップ部品の製造方法における、導電性ペースト膜の製造過程を示す概略断面図、
図4は、本発明の実施例であるコイルチップ部品が有するフランジにおける外側端面の電子顕微鏡写真(反射電子像)、
図5は、本発明の比較例であるコイルチップ部品が有するフランジにおける外側端面の電子顕微鏡写真(反射電子像)、
図6は、本発明の実施例および比較例である各コイルチップ部品が有する導電性ペースト膜の単位面積当たりに占める樹脂の割合と、ハンダ爆ぜ現象の発生率との関係を示すグラフである。
図1は、本発明の第1実施形態に係るコイルチップ部品の縦断面図、
図2は、図1に示すII部の要部断面図、
図3(A)〜図3(C)は、本発明の第2実施形態に係るコイルチップ部品の製造方法における、導電性ペースト膜の製造過程を示す概略断面図、
図4は、本発明の実施例であるコイルチップ部品が有するフランジにおける外側端面の電子顕微鏡写真(反射電子像)、
図5は、本発明の比較例であるコイルチップ部品が有するフランジにおける外側端面の電子顕微鏡写真(反射電子像)、
図6は、本発明の実施例および比較例である各コイルチップ部品が有する導電性ペースト膜の単位面積当たりに占める樹脂の割合と、ハンダ爆ぜ現象の発生率との関係を示すグラフである。
(第1実施形態)
図1に示すように、本発明の第1実施形態に係るコイルチップ部品2は、コア部材(芯材)としてのドラムコア4を有する。ドラムコア4は、フェライト材料で構成してある。ドラムコア4は、コイル部10を構成するワイヤ10aが、コア4の軸方向に沿って巻回してある巻芯部4aを有する。
図1に示すように、本発明の第1実施形態に係るコイルチップ部品2は、コア部材(芯材)としてのドラムコア4を有する。ドラムコア4は、フェライト材料で構成してある。ドラムコア4は、コイル部10を構成するワイヤ10aが、コア4の軸方向に沿って巻回してある巻芯部4aを有する。
巻芯部4aの軸方向の両端である第1端部および第2端部には、それぞれ第1フランジ4bおよび第2フランジ4cが一体に形成してある。第1フランジ4bおよび第2フランジ4cの外径は、巻芯部4aの外径よりも大きくなっている。
巻芯部4aの横断面は、特に限定されず、長方形断面、円形断面、あるいは、その他の断面形状であっても良い。第1フランジ4bおよび第2フランジ4cの横断面形状も特に限定されず、長方形断面、円形断面、あるいは、その他の断面形状であっても良い。第1フランジ4bおよび第2フランジ4cは、同じサイズであり、たとえば長方形断面の場合には、縦が0.20〜3.20mm、横が0.20〜3.20mm程度である。また、巻芯部4aの外径は、0.10〜2.20mm程度であり、ドラムコア4の軸方向全長は、0.50〜4.50mm程度である。
図1に示すように、コイル部10を構成するワイヤ10aの両端に形成してある継線部10bおよび10cは、各フランジ4bおよび4cの外周位置において、下地電極層20と接続される。ワイヤ10aの継線部10bおよび10cは、下地電極層20が各フランジ4bおよび4cの外周および端面に形成された後に、下地電極層20に対して加熱圧着などの手段で固定され、これらの継線接続が確保される。あるいは、下地電極層20が形成される前に、ワイヤ10aの継線部10bおよび10cを、各フランジ4bおよび4cの外周にカシメ止めなどの手段で固定し、その後に下地電極層20を形成してもよい。
下地電極層20は、Agなどの導電性粒子、ガラスフリットおよびバインダ樹脂などを含む電極ペーストを塗布形成後に、乾燥して焼き付け処理することで得られる。その場合の乾燥温度は、特に限定されないが、100〜300°C、焼き付け温度は、600〜800°C程度である。焼き付け処理後の下地電極層20の膜厚は、特に限定されないが、通常、20〜60μm程度である。
下地電極層20と継線部10bおよび10cが接続された後、コイル部10が形成してある巻芯部4aの外周凹部に、樹脂をモールド成形して樹脂被覆部50が形成される。樹脂被覆部50の外径は、フランジ4bおよび4cの外径と同程度である。
樹脂被覆部50を構成する樹脂としては、特に限定されず、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂などが例示される。
図1および図2に示すように、樹脂被覆部50が形成された後に、下地電極層20の外周面および外側端面を覆うように、導電性ペースト膜(導電性電極膜)30が形成される。導電性ペースト膜30は、導電性ペーストを塗布した後に乾燥して形成される。この場合の導電性ペーストは、たとえばAgなどの導電性粒子、バインダ樹脂、溶媒などを含む。導電性ペースト塗布後の乾燥は、樹脂被覆部50が劣化しない程度の温度条件で行う。
導電性ペースト膜30の単位面積当たりに占めるバインダ樹脂の割合は、5面積%以上35面積%以下である。
なお、導電性ペースト膜30の単位面積当たりに占めるバインダ樹脂の割合を5面積%以上35面積%以下とする方法としては、導電性ペーストに含まれる導電性粒子およびバインダ樹脂の全体に対して、バインダ樹脂の割合を5体積%以上35体積%以下とすればよい。導電性ペーストにおけるバインダ樹脂の割合が小さ過ぎると、導電性ペースト膜30と下地電極層20との密着が悪くなり、導電性ペースト膜30にクラックが入る恐れがあり、バインダ樹脂の割合が大き過ぎると、完成後のコイルチップ部品2がハンダ爆ぜ現象を起こす恐れがあるが、導電性ペーストにおけるバインダ樹脂の割合を上記範囲内とすることによって、これらの不具合を防止できる。
好ましくは、上述の単位面積が100μm×100μmである。また、好ましくは、導電性ペースト膜の単位面積内において、樹脂が均一に分散している。
好ましくは、導電性粒子の粒子径が0.5〜10μmであり、導電性ペースト膜30における導電性粒子間の距離が20μm以下である。より好ましくは、導電性粒子の粒子径が1〜6μmであり、導電性ペースト膜30における導電性粒子の距離が12μm以下である。
すなわち、導電性ペースト膜30中において、導電性粒子が互いに接する程度の密度で導電性粒子を分布させ、導電性粒子間に大きな間隙(導電性粒子より大きい隙間)が生じないようにすることによって、電性ペースト膜30中に、バインダ樹脂を均一に分散させることができ、バインダ樹脂が導電性粒子以上の大きさに凝集することを抑制することができる。その結果、導電性ペースト膜30と、該導電性ペースト膜30上に形成されるメッキ膜40との密着性を向上させることができ、ハンダ爆ぜ現象を防止することができる。
導電性ペースト膜30の厚さt(図2)は、特に限定されないが、好ましくは、20〜50μm程度である。
導電性ペースト膜30を形成した後、図1および図2に示すように、導電性ペースト膜30の外側には、メッキ膜で構成してある外側電極膜40が形成される。外側電極膜40は、単層でも良いが、本実施形態では、3層のメッキ膜で構成される。図2に示すように、外側電極膜40は、Cuメッキ膜42と、Cuメッキ膜を42覆うように形成されるNiメッキ膜43と、Niメッキ膜43を覆うように形成されるSnメッキ膜44の3層から構成される。
好ましくは、Cuメッキ膜42およびNiメッキ膜43それぞれの厚みが、4〜8μmである。また、好ましくは、Snメッキ膜44の厚みが、3〜9μmである。
各メッキ膜を、上記のように、従来よりも厚くすることによって、各メッキ膜の強度を向上させることができる。その結果、各メッキ膜(外側電極膜40)の欠落、破損を防止することができ、ハンダ爆ぜ現象を防止することができる。
本実施形態においては、導電性ペースト膜30の単位面積当たりに占めるバインダ樹脂の割合を5面積%以上35面積%以下とすることによって、導電性ペースト膜30と外側電極膜40(Cuメッキ膜42)との密着性が向上する。よって、外側電極膜40の形成工程において、外側電極膜40の欠落を防止することができ、また、導電性ペースト膜30と外側電極膜40(Cuメッキ膜42)との界面に隙間が生じることを防止できる。その結果、コイルチップ部品2を回路基板に実装するためにハンダのリフロー処理を行う際に、ハンダ爆ぜ現象を防止することができる。
また、本実施形態においては、外側電極膜40の欠落、破損が起こりうる面積スケール(100μm×100μmの単位面積)で、バインダ樹脂の割合を35面積%以下とし、かつ、導電性ペースト膜30中にバインダ樹脂を均一に分散させることによって、バインダ樹脂の凝集が抑制され、導電性ペースト膜30と外側電極膜40との密着性を向上させることができる。その結果、ハンダのリフロー処理時に、ハンダ爆ぜ現象を防止することができる。
さらに、本実施形態においては、導電性ペースト膜30を形成してあるので、その上に、外側電極膜40を形成したとしても、下地電極層20と被覆樹脂50との間の隙間からメッキ液が入り込むことは無くなり、ショート不良などの種々の不具合も抑制できる。
また本実施形態においては、導電性ペースト膜30の外周には、メッキ膜42〜44から構成される外側電極膜40が形成してある。メッキ膜42〜44を形成することで、基板などへの実装が容易になる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を説明する。なお、以下では、第1実施形態と第2実施形態とに共通する事項については説明を省略し、両実施形態の相違点についてのみ説明する。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。なお、以下では、第1実施形態と第2実施形態とに共通する事項については説明を省略し、両実施形態の相違点についてのみ説明する。
本実施形態においては、フランジ4b、4cにおける外側端面に位置する導電性ペースト膜の厚みが、フランジ4b、4cの外周面における導電性ペースト膜の厚みよりも薄い。具体的には、フランジ4b、4cに形成された下地電極層20の上に導電性ペーストを塗布した後に、図3(A)〜図3(C)に示す工程を利用して、当該フランジ4b,4cの外側端面における導電性ペースト膜30aの厚さを、フランジ4b,4cの外周部分における導電性ペースト膜30bの厚さより薄くする。
まず、図3(A)に示すように、一方のフランジ4bの外周面および外側端面に、たとえばディッピング法により導電性ペーストを塗布して導電性ペースト膜30a,30bを形成する。
その後に、これら導電性ペースト膜30a,30bが乾燥する前に、フランジ4bの外側端面部分に形成してある導電性ペースト膜30aのみを、図3(B)に示すように、吸水性シート60に押し付け、導電性ペースト膜30aを吸水させる。吸水性シート60としては、特に限定されないが、吸水性を有する紙材、織布、不織布などが例示される。
その後に、図3(C)に示すように、吸水性シート60からフランジ4bの外側端面を引き離せば、その外側端面に形成してあった導電性ペースト膜30aの大部分30cは、吸水性シート60に吸収される。その結果、フランジ4bの外側端面に位置する導電性ペースト膜30aの厚みは、フランジ4bの外周部分の導電性ペースト膜30bの厚みに比べて極端に薄くなる。その後に、導電性ペースト膜30a,30bを乾燥させた後、フランジ4cの外側端面および外周面にも同様にして導電性ペースト膜30a,30bを形成する。
このようにして形成された導電性ペースト膜30において、フランジ4b,4cの外側端面部分の導電性ペースト膜30aの厚みは、0.5〜10μm、好ましくは0.5〜6μm、さらに好ましくは0.5〜5μmと極めて薄い。また、フランジ4b,4cの外周部分の導電性ペースト膜30bは、20〜50μm程度である。
本実施形態に係るコイルチップ部品では、樹脂被覆部50が形成された後に導電性ペースト膜30が形成されるが、フランジ4b,4cの外側端面に位置する導電性ペースト膜30aの厚みは0.5〜10μm、好ましくは0.5〜6μm、さらに好ましくは0.5〜5μmと極めて薄い。このため、コイルチップ部品のサイズが小型化しても、コイルチップ部品の軸方向長さ寸法のバラツキを抑制することができる。
本発明者等の実験によれば、導電性ペースト膜30aの厚みが0.5〜10μmの場合には、バラツキは、3.3%以内にすることができ、導電性ペースト膜30aの厚みが0.5〜6μmの場合には、バラツキは、2.0%以内にすることができる。また、導電性ペースト膜30aの厚みが0.5〜5μmの場合には、バラツキは、1.7%以内にすることができる。
コイルチップ部品の軸方向長さ寸法のバラツキを抑制することができるために、このコイルチップ部品が実装される基板部分のランド寸法と誤差が生じることが少なくなり、実装不良を防止することができる。さらに、プリント基板などにおいては、ランドパターンに余裕をもたせた設計とする必要が無くなり、高実装密度が容易になる。
本実施形態においては、導電性ペーストに含まれる導電性粒子およびバインダ樹脂の全体に対して、バインダ樹脂の割合が35体積%以下である。その結果、各フランジ4b、4cの外側端面に形成してあった導電性ペースト膜30aの大部分30cを吸水性シート60で吸収したとしても、外側端面の導電性ペースト膜30aにおいてバインダ樹脂が凝集することを防止できる。
なお、各フランジ4b、4cにおける外側端面に位置する導電性ペースト膜30aの厚みを、外周面における導電性ペースト膜30bの厚みよりも薄くするための方法としては、吸水性シートでペーストを吸水する以外の方法でも良い。そのような方法としては、ペーストをプレード等でかきとるなどの方法がある。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変することができる。
たとえば、本発明に係るコイルチップ部品の具体的な断面構造は、図1に示す実施形態に限定されず、種々の態様があり得る。
次に、本発明をさらに具体的な実施例に基づき説明するが、本発明は、この実施例に限定されない。
実施例1
実施例1として、図1に示す第1実施形態に係るコイルチップ部品2を作製した。なお、コイルチップ部品2の作製においては、導電性ペーストに含まれる導電性粒子(Ag粒子)およびバインダ樹脂の全体に対して、バインダ樹脂の割合を20.5体積%、Ag粒子の割合を79.5体積%とした。この導電性ペーストを用いて導電性ペースト膜30を形成した。
実施例1として、図1に示す第1実施形態に係るコイルチップ部品2を作製した。なお、コイルチップ部品2の作製においては、導電性ペーストに含まれる導電性粒子(Ag粒子)およびバインダ樹脂の全体に対して、バインダ樹脂の割合を20.5体積%、Ag粒子の割合を79.5体積%とした。この導電性ペーストを用いて導電性ペースト膜30を形成した。
得られたコイルチップ部品2におけるフランジ4bの外側端面を電子顕微鏡で撮影して、図4の反射電子像を得た。なお、図4の反射電子像において、黒色で示す領域(領域R)は、導電性ペースト膜においてバインダ樹脂が偏在する面領域を示す。また、白色で示す領域(領域M)は、Ag粒子が偏在する面領域を示す。
図4に示す領域Rの割合は、単位面積100μm×100μm当り、20.5面積%であった。また、図4に示す領域Mの割合は、単位面積100μm×100μm当り、79.5面積%であった。すなわち、実施例1においては、導電性ペースト膜30の単位面積当たりに占めるバインダ樹脂の割合は、35面積%以下であることが確認された。
次に、実施例1のコイルチップ部品2を、ハンダのリフロー処理によって回路基板に実装し、ハンダ爆ぜ現象の有無を調べた。その結果、実施例1のコイルチップ部品2では、ハンダ爆ぜ現象が発生しないことが確認された。
比較例1
比較例1においては、導電性ペーストに含まれる導電性粒子(Ag粒子)およびバインダ樹脂に全体に対して、バインダ樹脂の割合を43.83体積%、Ag粒子の割合を56.17体積%とした。導電性ペーストにおける各成分の割合以外は、実施例1と同様の条件で、比較例1のコイルチップ部品を作製した。
比較例1においては、導電性ペーストに含まれる導電性粒子(Ag粒子)およびバインダ樹脂に全体に対して、バインダ樹脂の割合を43.83体積%、Ag粒子の割合を56.17体積%とした。導電性ペーストにおける各成分の割合以外は、実施例1と同様の条件で、比較例1のコイルチップ部品を作製した。
比較例1では、コイルチップ部品が有する各フランジの外側端面において、メッキ膜(外側電極膜)の一部が欠落していることが確認された。
次に、比較例1のコイルチップ部品におけるフランジの外側端面を、実施例1の場合と同様に電子顕微鏡で撮影して、図5の反射電子像を得た。なお、図5の反射電子像において、黒色で示す領域(領域R)は、導電性ペースト膜においてバインダ樹脂が偏在する面領域を示す。また、白色で示す領域(領域M)は、Ag粒子が偏在する面領域を示す。
図5に示す領域Rの割合は、単位面積100μm×100μm当り、43.83面積%であった。また、図5に示す領域Mの割合は、単位面積100μm×100μm当り、56.17面積%であった。すなわち、比較例1においては、導電性ペースト膜30の単位面積当たりに占めるバインダ樹脂の割合は、35面積%超であることが確認された。
次に、実施例1の場合と同様の条件下で、比較例1のコイルチップ部品2を、ハンダのリフロー処理によって回路基板に実装し、ハンダ爆ぜ現象の有無を調べた。その結果、比較例1のコイルチップ部品2では、ハンダ爆ぜ現象が発生した。
実施例2〜5、比較例2〜8
実施例2〜5、比較例2〜8においては、導電性ペースト膜30の単位面積当たりに占めるバインダ樹脂の割合(以下、樹脂比率と記す)、および導電性ペースト膜30の単位面積当たりに占めるAg粒子の割合(以下、Ag比率と記す)を表1に示す値としたこと以外は、実施例1と同様の条件下で、実施例2〜5、比較例2〜8のコイルチップ部品のサンプルを、それぞれ500個作製した。
実施例2〜5、比較例2〜8においては、導電性ペースト膜30の単位面積当たりに占めるバインダ樹脂の割合(以下、樹脂比率と記す)、および導電性ペースト膜30の単位面積当たりに占めるAg粒子の割合(以下、Ag比率と記す)を表1に示す値としたこと以外は、実施例1と同様の条件下で、実施例2〜5、比較例2〜8のコイルチップ部品のサンプルを、それぞれ500個作製した。
次に、実施例2〜5、比較例2〜8の各サンプルに対して、実施例1の場合の同様の方法で、ハンダ爆ぜ現象の有無を調べた。そして、実施例2〜5、比較例2〜8それぞれにおいて、全サンプルに対する、ハンダ爆ぜ現象を起こしたサンプルの数の割合(以下、爆ぜ発生率と記す)を求めた。結果を表1に示す。また、図6において、実施例2〜4、比較例2〜7の各樹脂比率と、各爆ぜ発生率との関係をグラフに示す。
表1に示すように、実施例2〜5においては、樹脂比率が5面積%以上35面積%以下であるため、爆ぜ発生率が0%であり、ハンダ爆ぜ現象が発生しないことが確認された。一方、比較例2〜7においては、樹脂比率が40面積%以上であるため、ハンダ爆ぜ現象が発生することが確認された。
比較例8においては、樹脂比率が3面積%と小さ過ぎたため、導電性ペースト膜30にクラックが入る不具合が生じた。
また、図6に示すように、樹脂比率を35面積%以下とすることにより、爆ぜ発生率を0%にできることが確認された。
2… コイルチップ部品
4… ドラムコア
4a… 巻芯部
4b… 第1フランジ
4c… 第2フランジ
10… コイル部
10a… ワイヤ
10b,10c… 継線部
20… 下地電極層
30… 導電性ペースト膜
30a… 各フランジの外側端面に位置する導電性ペースト膜
30b… 各フランジの外周に位置する導電性ペースト膜
40… 外側電極膜
42,43,44… メッキ膜
50… 樹脂被覆部
60… 吸水性シート
4… ドラムコア
4a… 巻芯部
4b… 第1フランジ
4c… 第2フランジ
10… コイル部
10a… ワイヤ
10b,10c… 継線部
20… 下地電極層
30… 導電性ペースト膜
30a… 各フランジの外側端面に位置する導電性ペースト膜
30b… 各フランジの外周に位置する導電性ペースト膜
40… 外側電極膜
42,43,44… メッキ膜
50… 樹脂被覆部
60… 吸水性シート
Claims (5)
- 下地電極層と、
導電性ペースト膜とを有するチップ部品であって、
前記導電性ペースト膜が、導電材および樹脂を含み、
前記導電性ペースト膜の単位面積当たりに占める前記樹脂の割合が35面積%以下であることを特徴とするチップ部品。 - コイルを形成するようにワイヤが巻回される巻芯部と、
前記巻芯部と一体に形成され、前記巻芯部の軸方向両側に形成される一対のフランジと、
前記ワイヤの継線部が接続されるように、各フランジを被覆する前記下地電極層と、
前記ワイヤが巻回された前記巻芯部の外周を被覆する樹脂被覆部と、
前記下地電極層を覆うように形成される前記導電性ペースト膜とを有することを特徴とする請求項1に記載のチップ部品。 - 前記単位面積が100μm×100μmであることを特徴とする請求項1または2に記載のチップ部品。
- 前記導電材の粒子径が0.5〜10μmであり、
前記導電性ペースト膜における前記導電材間の距離が20μm以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のチップ部品。 - 前記導電性ペースト膜を覆うように形成されるCuメッキ膜と、
前記Cuメッキ膜を覆うように形成されるNiメッキ膜とを有し、
前記Cuメッキ膜および前記Niメッキ膜それぞれの厚みが、4〜8μmであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のチップ部品。
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|---|---|---|---|
| JP2006355997A JP2008166595A (ja) | 2006-12-28 | 2006-12-28 | チップ部品 |
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