JP2008166384A - 低誘電率膜形成用組成物、絶縁膜及び電子デバイス - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アリール基間をジアゾ結合で連結した構造を有する化合物を含有することを特徴とする低誘電率膜形成用組成物、該組成物を用いて得られる絶縁膜、および、該絶縁膜を有する電子デバイス。
【選択図】なし
Description
間絶縁膜および該絶縁膜を層構成層として有する電子デバイスを提供することである。
<1>下記一般式(A)で表される化合物を含有することを特徴とする低誘電率膜形成用組成物。
<3> 該炭素−炭素三重結合を有する化合物が、カゴ型構造を有することを特徴とする上記<2>に記載の低誘電率膜形成用組成物。
<4> 該カゴ型構造がアダマンタン、ビアダマンタン、ジアマンタン、トリアマンタン、テトラマンタンから選択されることを特徴とする上記<3>に記載の低誘電率膜形成用組成物。
<6> 上記<5>に記載の絶縁膜を有する電子デバイス。
(一般式(A)で表される化合物)
まず、一般式(A)で表される化合物について説明する。
一般式(A)で表される化合物は、複数の一般式(A)で表される化合物が単結合、任意の連結基を介して結合する形態をとっていてもよい。
本発明の低誘電率膜形成用組成物(以下、膜形成用組成物ともいう)は炭素−炭素三重結合を有する化合物(以降、化合物(1)ともいう)を含有することが好ましい。
本発明における炭素−炭素三重結合を有する化合物とは、炭素−炭素三重結合を少なくとも1つ有する有機化合物を指し、炭素−炭素三重結合を2つ以上有することが好ましく、炭素−炭素三重結合を2〜6個有することがより好ましく、2〜4個有することがさらに好ましい。ただし、炭素−炭素三重結合を有する化合物が重合体である場合にはこの限りではない。
炭素−炭素三重結合を有する化合物は、脂肪族、芳香族、又は脂環式の化合物を表し、それらの主鎖または環状構造中に炭素−炭素三重結合を有していてもよく、置換基として炭素−炭素三重結合を有する基を有していてもよい。炭素−炭素三重結合を有する基としては、エチニル基、プロパルギル基、2−ブチン−1−イル基等が挙げられ、これらの基はさらに置換基を有していてもよく、置換基としてはアルキル基(炭素数1〜20のアルキル基で、メチル、エチル、プロピル等)およびアリール基(炭素数6〜20のアリール基で、フェニル、1−ナフチル、2−ナフチル等)が好ましい。
Y1〜Y4はそれぞれ独立にハロゲン原子(フッ素、塩素、臭素等)、アルキル基(好ましくは炭素数1〜10)、アリール基(好ましくは炭素数6〜20)またはシリル基(好ましくは炭素数0〜20)から選ばれる原子または基を表し、より好ましくは置換基を有していても良い炭素数1〜10のアルキル基、炭素数6〜20のアリール基であり、特に好ましくはアルキル基(メチル基等)である。
X1〜X4、Y1〜Y4はさらに置換されていてもよく、その場合の置換基は、X1〜X4、Y1〜Y4として上記した置換基が好ましい。
m1〜m4はそれぞれ独立に1〜14の整数を表し、好ましくは1〜4の整数を表し、より好ましくは1〜3の整数を表し、特に好ましくは2を表す。
n1〜n4はそれぞれ独立に0〜13の整数を表し、好ましくは0〜4の整数を表し、より好ましくは0または1を表し、特に好ましくは0を表す。
以下に本発明で使用できるカゴ型構造を有する化合物(モノマー)の具体例を記載するが、本発明はこれらに限定はされない。
また、末端アセチレン基の水素原子をブチルリチウム等でアニオン化して、これにハロゲン化アルキルやハロゲン化シリルを反応させることによって、アルキル基やシリル基を導入することが出来る。
併用しても良い。本発明に用いるカゴ型構造を有する化合物が、炭素−炭素三重結合とカゴ型構造を有するモノマーの重合体である場合、2種類以上のモノマーから得られる重合体でもよく、さらに他のモノマーを含む共重合体でもよい。
例えば、炭素-炭素三重結合を有するモノマーを、加熱によって炭素ラジカルや酸素ラジカル等の遊離ラジカルを発生するラジカル発生剤の存在下で重合することが出来る。
ラジカル発生剤としては、有機過酸化物では、日本油脂株式会社より市販されているパーヘキサH等のケトンパーオキサイド類、パーヘキサTMH等のパーオキシケタール類、パーブチルH−69等のハイドロパーオキサイド類、パークミルD、パーブチルC、パーブチルD等のジアルキルパーオキサイド類、ナイパーBW等のジアシルパーオキサイド類、パーブチルZ、パーブチルL等のパーオキシエステル類、パーロイルTCP等のパーオキシジカーボネート、ジイソブチリルパーオキサイド、クミルパーオキシネオデカノエート、ジ−n−プロピルパーオキシジカーボネート、ジイソプロピルパーオキシジカーボネート、ジ−sec−ブチルパーオキシジカーボネート、1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオキシネオデカノエート、ジ(4−t−ブチルクロヘキシル)パーオキシジカーボネート、ジ(2−エチルヘキシル)パーオキシジカーボネート、t−ヘキシルパーオキシネオデカノエート、t−ブチルパーオキシネオデカノエート、t−ブチルパーオキシネオヘプタノエート、t−ヘキシルパーオキシピバレート、t−ブチルパーオキシピバレート、ジ(3,5,5−トリメチルヘキサノイル)パーオキサイド、ジラウロイルパーオキサイド、1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、ジコハク酸パーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(2−エチルヘキサノイルパーオキシ)ヘキサン、t−ヘキシルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、ジ(4−メチルベンゾイル)パーオキサイド、t−ブチルパーオキシ‐2−エチルヘキサノエート、ジ(3−メチルベンゾイル)パーオキサイド、ベンゾイル(3−メチルベンゾイル)パーオキサイド、ジベンゾイルパーオキサイド、ジベンゾイルパーオキサイド、1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)−2−メチルシクロヘキサン、1、1−ジ(t−ヘキシルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、1,1−ジ(t−ヘキシルパーオキシ)シクロヘキサン、1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン、2,2−ジ(4,4−ジ‐(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキシル)プロパン、
オキサイド、2,5−ジメチル-2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン‐3、ジイソプロピルベンゼンヒドロパーオキサイド、1,1,3,3−テトラメチルブチルヒドロパーオキサイド、クメンヒドロパーオキサイド、t−ブチルヒドロパーオキサイド、2,3−ジメチルー2,3−ジフェニルブタン、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、o−クロロベンゾイルパーオキサイド、p−クロロベンゾイルパーオキサイド、トリス‐(t−ブチルパーオキシ)トリアジン、2,4,4−トリメチルペンチルパーオキシネオデカノエート、α‐クミルパーオキシネオデカノエート、t−アミルパーオキシ2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシイソブチレート、ジーt−ブチルパーオキシヘキサヒドロテレフタレート、ジ‐t−ブチルパーオキシトリメチルアジペート、ジ‐3−メトキシブチルパーオキシジカーボネート、ジ‐イソプロピルパーオキシジカーボネート、t−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、1,6−ビス(t−ブチルパーオキシカルボニルオキシ)ヘキサン、ジエチレングリコールビス(t−ブチルパーオキシカーボネート)、t−ヘキシルパーオキシネオデカノエート等が好ましく用いられる。
とりわけ、有機過酸化物が、少量で効果的に重合できる点で最も好ましい。
本発明においてラジカル発生剤の使用量はモノマー1モルに対して、好ましくは0.001〜2モル、より好ましくは0.01〜1モル、特に好ましくは0.05〜0.75モルである。
また、酸素によるラジカル発生剤の不活性化を抑制するために不活性ガス雰囲気下(例
えば窒素、アルゴン等)で反応させることが好ましい。反応時の酸素濃度は好ましくは100ppm以下、より好ましくは50ppm以下、特に好ましくは20ppm以下である。
。連結基の例としては例えば、−C(R11)(R12)−、−C(R13)=C(R14)−、−C≡C−、アリーレン基、−CO−、−O−、−SO2−、−N(R15)−、−Si(R16)(R17)−またはこれらを組み合わせた基が挙げられる。ここで、R11〜R17はそれぞれ独立に前記した一般式(I)〜(III)におけるX1〜X4、Y1〜Y4と同じ意味の基を表し、好ましくは水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基またはアリール基を表す。これらの連結基は任意の置換基で置換されていてもよく、例えば前述の置換基が好ましい例として挙げられる。
この中でより好ましい連結基は、R11〜R17が水素原子、メチル基、またはエチル基である場合であり、−C(R11)(R12)−、−CH=CH−、−C≡C−、アリーレン基、−O−、−Si(R16)(R17)−またはこれらを組み合わせた基が好ましく、特に好ましいものは、低誘電率である見地から−C(R11)(R12)−、−CH=CH−である。
より好ましい有機溶媒は、1−メトキシ−2−プロパノール、プロパノール、アセチル
アセトン,シクロヘキサノン、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、酢酸ブチル、乳酸メチル、乳酸エチル、γ−ブチロラクトン、アニソール、メシチレン、t−ブチルベンゼンであり、特に好ましくは1−メトキシ−2−プロパノール、シクロヘキサノン、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、乳酸エチル、γ−ブチロラクトン、t−ブチルベンゼン、アニソールである。
本発明においては、重合反応に用いる溶媒がSP3炭素と共有結合する水素原子を有さない溶媒であることが好ましい。SP3炭素と共有結合する水素原子を有さない溶媒としては、ジフェニルエーテル等が挙げられる。
ここで固形分とは、この組成物を用いて得られる絶縁膜を構成する全成分に相当する。
剤でもよい。例えば、(メタ)アクリル酸系共重合体等が挙げられる。
シランカップリング剤の好ましい使用量は、全固形分100質量部に対して10質量部以下、特に0.05〜5質量部であることが好ましい。
nm、好ましくは5nm、特に好ましくは1nmである。
空孔形成剤となる添加剤としての空孔形成因子としては特に限定はされないが、非金属化合物が好適に用いられ、膜形成用塗布液で使用される溶媒との溶解性、本発明重合体との相溶性を同時に満たすことが必要である。またこの空孔形成剤の沸点若しくは分解温度は、好ましくは100〜500℃、より好ましくは200〜450℃、特に好ましくは250〜400℃である。分子量としては、200〜50000であることが好ましく、より好ましくは300〜10000、特に好ましくは400〜5000である。添加量は膜を形成する重合体に対して、質量%で好ましくは0.5〜75%、より好ましくは0.5〜30%、特に好ましくは1%〜20%である。また、空孔形成因子として、重合体の中に分解性基を含んでいても良く、その分解温度は好ましくは100〜500℃、より好ましくは200〜450℃、特に好ましくは250〜400℃であると良い。分解性基の含有率は膜を形成する重合体のモノマー量に対して、モル%で0.5〜75%、より好ましくは0.5〜30%、特に好ましくは1〜20%である。
また、本発明では加熱処理ではなく高エネルギー線を照射することで重合体中に残存す
る炭素三重結合の重合反応を起こして硬化(焼成)させても良い。高エネルギー線とは、電子線、紫外線、X線などが挙げられるが、特にこれらの方法に限定されるものではない。
高エネルギー線として紫外線を用いてもよい。紫外線を用いる際の照射波長領域は190〜400nmが好ましく、その出力は基板直上において0.1〜2000mWcm−2が好ましい。紫外線照射時の基板温度は250〜450℃が好ましく、より好ましくは250〜400℃、特に好ましくは250〜350℃である。本発明の重合物の酸化を防止するという観点から、基板周囲の雰囲気はAr、He、窒素などの不活性雰囲気を用いることが好ましい。また、その際の圧力は0〜133kPaが好ましい。
本発明の膜形成用組成物を使用して得られる膜は、銅配線あるいはその他の目的でエッチング加工をすることができる。エッチングとしてはウエットエッチング、ドライエッチングのいずれでもよいが、ドライエッチングが好ましい。ドライエッチングは、アンモニア系プラズマ、フルオロカーボン系プラズマのいずれもが適宜使用できる。これらプラズマにはArだけでなく、酸素、あるいは窒素、水素、ヘリウム等のガスを用いることができる。また、エッチング加工後に、加工に使用したフォトレジスト等を除く目的でアッシングすることもでき、さらにはアッシング時の残渣を除くため、洗浄することもできる。
コート膜の他、LSIにおけるパッシベーション膜、α線遮断膜、フレキソ印刷版のカバーレイフィルム、オーバーコート膜、フレキシブル銅張板のカバーコート、ソルダーレジスト膜、液晶配向膜等として使用することが出来る。
さらに、別の用途として本発明の膜に電子ドナーまたはアクセプターをドープすることによって導電性を付与し、導電性膜として使用することも出来る。
4−アミノアゾベンゼン1(25.0g、アルドリッチ社製)、トリエチルアミン(8.6g)、乾燥テトラヒドロフラン(250ml)を反応容器に測りとり、氷冷して内温0℃まで冷却した。攪拌した反応液へ、融解したトリメシン酸クロリド2(5.6g、1,3,5−ベンゼントリカルボニルトリクロリド、アルドリッチ社製)を滴下し、1時間攪拌した。室温まで昇温し、さらに6時間攪拌後、テトラヒドロフランを留去した。得られた固体を、水洗浄、メタノール洗浄、酢酸エチル洗浄し、化合物A−1の粗晶を得た。得られた粗晶をテトラヒドロフラン系で再結晶し、橙色結晶のA−1(14.2g、90%)を得た。
4−フェニルアゾフェノール3(25.0g、アルドリッチ社製)、トリエチルアミン(12.8g)、乾燥テトラヒドロフラン(250ml)を反応容器に測りとり、氷冷して内温0℃まで冷却した。攪拌した反応液へ、融解したトリメシン酸クロリド4(8.4g)を滴下し、1時間攪拌した。室温まで昇温し、さらに6時間攪拌後、テトラヒドロフランを留去した。得られた固体を、水洗浄、メタノール洗浄、酢酸エチル洗浄し、化合物A−2の粗晶を得た。得られた粗晶をテトラヒドロフラン−メタノール系で再結晶し、黄橙色結晶のA−2(18.2g、77%)を得た。
2,2’−ジヒドロキシアゾベンゼン(2.2g、アルドリッチ社製)、トリエチルアミン(4.14g)、乾燥テトラヒドロフラン(100ml)を反応容器に測りとり、氷冷して内温0℃まで冷却した。攪拌した反応液へ、4−フェニルアゾ安息香酸クロリド5
(2.2g)の乾燥テトラヒドロフラン30mlの溶液を滴下し、1時間攪拌した。室温まで昇温し、さらに6時間攪拌後、テトラヒドロフランを留去した。得られた固体を、水洗浄、メタノール洗浄、酢酸エチル洗浄し、化合物A−3の粗晶を得た。得られた粗晶をテトラヒドロフラン系で再結晶し、橙色結晶のA−3(6.3g、82%)を得た。
同様の合成法にて、下記化合物A−4〜A−6を合成した。
Macromolecules.,5266頁(1991)に記載の合成法に従って、4,9−ジエチニルジアマンタンを合成した。
次に、4,9−ジエチニルジアマンタン100gと563gのジフェニルエーテルを反応容器内に入れ、窒素気流下で攪拌しながら内温155℃に加熱し、4,9−ジエチニルジアマンタンを完全に溶解した。次に、ジクミルパーオキサイド(パークミルD、日本油脂製)21.6gをジフェニルエーテル18.9gに溶解した溶液を、反応液の内温を150℃〜160℃に保ちながら、1時間かけて反応液へ滴下した。
反応後、反応液を50℃まで冷却後、2−プロパノール4Lに添加し、析出した固体を濾過して、2−プロパノールで洗浄した。得られた重合体をTHF400mlに溶解して、メタノール4Lへ添加し、再沈精製した。真空乾燥後、重量平均分子量約3.8万の重合体(1)を62g得た。重合体(1)について、IRスペクトルにより三重結合の存在を確認した。
重合体(1)0.97gおよび化合物A−1の0.03gをシクロヘキサノン9.0gに完全に溶解させて塗布液を調製した。この溶液を0.1μmのPTFE製フィルターでろ過した後、シリコンウェハー上にスピンコートし、この塗膜を窒素気流下ホットプレート上で250℃で60秒間加熱した後、更に窒素置換した400℃のオーブン中で60分焼成した結果、膜厚0.5μmのブツのない均一な膜が得られた。膜の比誘電率(測定温度:25℃、以降も同様)をフォーディメンジョンズ製水銀プローバおよび横川ヒューレットパッカード製のHP4285ALCRメーターを用いて1MHzにおける容量値から算出したところ、2.39であった。得られた絶縁膜の外観をピーク社製ポケットマイクロルーペ(50倍)で観察したが、塗膜表面にクラックは認められなかった。
実施例1の化合物A−1の代わりに、化合物A−2〜A−6を表1の添加量になるよう
にして塗布液を作成し、同様の評価を行った。
実施例1の化合物A−1の添加分を重合体(1)に置き換えた以外は実施例1におけるのと同様にして塗布液、膜を調製した。
得られた塗膜を窒素気流下ホットプレート上で250℃で60秒間加熱した後、更に窒素置換した400℃のオーブン中で60分焼成した結果、膜厚0.5μmのブツのない均一な膜が得られた。膜の比誘電率(測定温度:25℃、以降も同様)をフォーディメンジョンズ製水銀プローバおよび横川ヒューレットパッカード製のHP4285ALCRメーターを用いて1MHzにおける容量値から算出したところ、2.39であった。得られた絶縁膜の外観をピーク社製ポケットマイクロルーペ(50倍)で観察したが、塗膜表面にクラックは認められなかった。
実施例1〜6および比較例1で得た膜をそれぞれ、空気中400℃30秒加熱し、質量変化を測定し、減量(%)を求めた。
結果を表1に示した。
Claims (6)
- さらに、炭素−炭素三重結合を有する化合物を含有することを特徴とする請求項1に記載の低誘電率膜形成用組成物。
- 該炭素−炭素三重結合を有する化合物が、カゴ型構造を有することを特徴とする請求項2に記載の低誘電率膜形成用組成物。
- 該カゴ型構造がアダマンタン、ビアダマンタン、ジアマンタン、トリアマンタン、テトラマンタンから選択されることを特徴とする請求項3に記載の低誘電率膜形成用組成物。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の低誘電率膜形成用組成物を用いて形成した絶縁膜。
- 請求項5に記載の絶縁膜を有する電子デバイス。
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