JP2008165195A - 電子写真画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の電子写真画像形成プロセスの構成中に露光源−感光体一体型のデジタル感光体ドラムを搭載することが可能な簡易な構成を提供する。
【解決手段】ドラムと一緒に回転するエンコーダーホイール部の位相検知用パターンの間隔は帯電部位と帯電部位との間隔以下で、画像形成時に、位相検出値に従って発光駆動すべき画素のタイミングを制御する。
【選択図】図6
【解決手段】ドラムと一緒に回転するエンコーダーホイール部の位相検知用パターンの間隔は帯電部位と帯電部位との間隔以下で、画像形成時に、位相検出値に従って発光駆動すべき画素のタイミングを制御する。
【選択図】図6
Description
本発明は、露光源が一体化した感光体デバイスを用いた電子写真画像形成装置の構成に関するものである。
電子写真プロセスは感光体を一様に帯電させた後、画像情報に基づいて所望のパターンを露光することによって感光体表面に電荷密度分布(潜像)を形成し、これをトナーで現像して可視像とするものである。
電子写真プロセスを応用した製品としてレーザープリンターやLEDプリンターが広く利用されている。
レーザープリンターは露光源として半導体レーザーを用い、このレーザービームを回転するポリゴンミラーで反射して感光体上を走査するものである。
ここで、以下の説明において、主走査方向とは、回転ドラム型の感光体に関して、ドラム長手方向(ドラム母線方向)を指す。副走査方向とは、回転ドラム型の感光体に関して、ドラム周方向を指す。
LEDプリンターはレーザープリンターのレーザー走査方向(主走査方向)に必要画素数のLED発光画素を並べ、これを結像素子によって感光体面上に結像する方式である。
LEDプリンターはレーザープリンターの様な主走査を伴わないため、主走査方向の画像位置精度が良いという特徴がある。
しかし、レーザープリンター、LEDプリンターともに副走査の精度は感光体ドラムと露光源との相対位置、相対速度に依存している。そのため、例えば、露光源の振動、感光体ドラムの偏心、回転速度変動により副走査方向のピッチムラが発生する。
この副走査の精度を上げる手段として露光源と感光体間の相対速度を無くす。即ち、露光源と感光体を一体化することが考えられる。この一体化の例として以下のような方法がとられてきた。
1)発光素子に中間緩衝層を介して感光層を積層した平板の感光体デバイスの例
特許文献1に、薄膜EL層(エレクトロルミネッセンス層)上に、硬度の高いα−Si感光層(アモルファスシリコン感光層)を積層する方法として中間緩衝層の導入が紹介されている。
特許文献1に、薄膜EL層(エレクトロルミネッセンス層)上に、硬度の高いα−Si感光層(アモルファスシリコン感光層)を積層する方法として中間緩衝層の導入が紹介されている。
2)発光アレイ層に絶縁層を介してα−Si感光層を積層した平板の感光体デバイスの例
特許文献2に、ガラス基板上に画素TFT(Thin−Film−Transistor:薄膜トランジスタ)マトリクスを形成した無機LEDのトップエミッション構成が紹介されている。
特許文献2に、ガラス基板上に画素TFT(Thin−Film−Transistor:薄膜トランジスタ)マトリクスを形成した無機LEDのトップエミッション構成が紹介されている。
3)画素TFTを有するELデバイス上に感光層を積層した感光体ドラムの例
特許文献3に、円筒基体上へTFT層を含むELデバイスを構成する方法としてデバイス転写方式が紹介されている。
特開平05−221018号公報
特開平06−095456号公報
特開2001−18441号公報
特許文献3に、円筒基体上へTFT層を含むELデバイスを構成する方法としてデバイス転写方式が紹介されている。
ここで、露光源と感光体を一体化した回転ドラム型の感光体、即ち、画素を感光体上に作り込んで主走査方向のみならず副走査方向の画像精度ずれ要因を無くす露光源一体化ドラムを、以後、デジタル感光体ドラムと呼ぶ。
このデジタル感光体ドラムを用いる方式は、レーザーの点走査から主走査を固定化したLEDアレイ、さらにLEDアレイから副走査を固定化する画素マトリクス方式への技術の変遷を鑑みても技術進化の方向として妥当である。
しかしながら、レーザー走査におけるレーザースキャナーおよびLED方式におけるLEDアレイは露光源が空間的に固定されて、空間的に決まった位置に光源の像を形成する一方、デジタル感光体ドラムは走査線がドラムと共に回転する。そのために、画像形成上解決すべき問題が生じた。すなわち、デジタル感光体ドラムを用いた画像形成においては、第1の問題として、画像形成上、露光プロセスは帯電と現像間で処理される必要上、外部より露光すべき走査線を決定する方法が必要である。第2に、インラインカラー機においては、各色の副走査方向位置を一致させるための補正制御に関して、各色のデジタル感光体ドラムにつき補正後の走査線を決定する手段が必要である。
レーザー走査におけるレーザースキャナーおよびLED方式におけるLEDアレイは露光源が空間的に固定されて、空間的に決まった位置に光源の像を形成する。
しかしながら、デジタル感光体ドラムは露光源がドラムと共に回転するためデジタル感光体ドラムを用いた画像形成においては、外部より露光すべき露光源をどれにすべきか決定する必要がある。
画像形成上、露光プロセスは帯電と現像間で処理される必要があり、帯電と現像間のタイミングで露光を行なう必要がある。また、インラインカラー機においては、各色の副走査方向位置を一致させるように、それぞれのドラムの露光のタイミングを決定する必要がある。
以上の問題に対して、従来の方式は不都合であった。すなわち、特許文献1、特許文献2の構成では、平板の露光源感光体一体化デバイスが用いられているので、連続したプリント動作が要求される電子写真画像形成装置としてはそもそも不向きである。
また、特許文献3のデジタル感光体ドラムの構成では、自発光デバイスをドラム基体上に巻きつけているので、ドラム周方向においてシーム(つなぎ目)ができる。このため、ドラムの回転開始位置(ホームポジション)を検出して、以後、所定の時間経過にしたがって画像形成を行なう記述がある。しかし、この構成では露光位置(走査線選択)が時間に依存しているため、画像形成速度(ドラムの回転速度)が変化した場合に、露光のタイミングに誤差が生じる。
本発明の目的は、露光源と感光体を一体化したデジタル感光体ドラムを搭載した電子写真画像形成装置において、電子写真感光体ドラムの回転速度が変化した場合においても、適切な露光源を選択することが可能な画像形成装置を提供することである。
上記の目的を達成するための本発明に係る電子写真画像形成装置の代表的な構成は、
電子写真感光体ドラムを帯電部位で帯電する帯電装置と、潜像を現像部位で現像剤により現像する現像装置とを備える電子写真画像形成装置であって、
前記電子写真感光体ドラムは、複数の発光画素部を有する発光素子マトリクス層と、前記発光画素部の発光により潜像が形成される感光体層と、を備え、
前記電子写真感光体と共に回転し、前記電子写真感光体の位相検知用の複数のパターンを備える回転部を備え、
前記複数のパターンのうち隣り合うパターンどうしの前記回転部の回転中心に対する角度は、前記帯電部位と前記現像部位との前記電子写真感光体ドラムの回転中心に対する角度以下であり、
前記複数の発光画素部の発光を制御する制御部は、前記位相検知用パターンの検出結果に応じて、ひとつの被転写体に対応するように潜像形成をする間に、前記複数の発光画素部のうちの第1の発光画素部の発光と、前記第1の発光画素部の電子写真感光体ドラムの回転方向の下流側の第2の発光画素部の発光と、の発光のタイミングの間隔を変更することが可能であることを特徴とする。
電子写真感光体ドラムを帯電部位で帯電する帯電装置と、潜像を現像部位で現像剤により現像する現像装置とを備える電子写真画像形成装置であって、
前記電子写真感光体ドラムは、複数の発光画素部を有する発光素子マトリクス層と、前記発光画素部の発光により潜像が形成される感光体層と、を備え、
前記電子写真感光体と共に回転し、前記電子写真感光体の位相検知用の複数のパターンを備える回転部を備え、
前記複数のパターンのうち隣り合うパターンどうしの前記回転部の回転中心に対する角度は、前記帯電部位と前記現像部位との前記電子写真感光体ドラムの回転中心に対する角度以下であり、
前記複数の発光画素部の発光を制御する制御部は、前記位相検知用パターンの検出結果に応じて、ひとつの被転写体に対応するように潜像形成をする間に、前記複数の発光画素部のうちの第1の発光画素部の発光と、前記第1の発光画素部の電子写真感光体ドラムの回転方向の下流側の第2の発光画素部の発光と、の発光のタイミングの間隔を変更することが可能であることを特徴とする。
本発明によれば、露光源と感光体を一体化したデジタル感光体ドラムを搭載した電子写真画像形成装置において、電子写真感光体ドラムの回転速度が変化した場合においても、適切な露光源を選択することができる。
[実施例1]
(1)画像形成部
図1は本実施例における電子写真画像形成装置Aの概略構成を示す横断面模式図である。図2はこの画像形成装置A内の作像ユニット1と中間転写ベルトユニット(ITBユニット、以下、ベルトユニットと記す)7の部分の拡大図である。図3は作像ユニット1に搭載させた第1から第4の4つのプロセスカートリッジ(以下、カートリッジと記す)PY・PM・PC・PKと中間転写ベルトユニット7との分解模式図である。図4は1つのカートリッジP(Y・M・C・K)の概略構成を示す拡大横断面模式図である。
(1)画像形成部
図1は本実施例における電子写真画像形成装置Aの概略構成を示す横断面模式図である。図2はこの画像形成装置A内の作像ユニット1と中間転写ベルトユニット(ITBユニット、以下、ベルトユニットと記す)7の部分の拡大図である。図3は作像ユニット1に搭載させた第1から第4の4つのプロセスカートリッジ(以下、カートリッジと記す)PY・PM・PC・PKと中間転写ベルトユニット7との分解模式図である。図4は1つのカートリッジP(Y・M・C・K)の概略構成を示す拡大横断面模式図である。
本実施例の画像形成装置Aは、4ドラムタンデム型で、中間転写体としてエンドレスベルトを用いたフルカラーデジタル電子写真プリンターである。
このプリンターAは、本体制御回路部Bに接続された外部装置(ホスト装置)Cから入力する電気的な画像データ(画像情報信号)に対応したフルカラー画像又はモノカラー画像をシート状の記録材Sの面に形成して出力(プリントアウト)することができる。
外部装置Cは、パーソナルコンピュータ、イメージリーダ、ファクシミリ等である。
本体制御回路部(コントローラー)Bは、外部装置Cと各種の電気的情報信号の授受をする。また画像形成プロセス機器類・センサ類などから入力する電気的情報信号や画像形成プロセス機器類等への指令信号の処理、所定の画像形成シーケンス制御を司る。ROMやRAMに格納された制御プログラムや参照テーブルにしたがってプリンター全体の動作制御を実行する。
作像ユニット1はベルトユニット7の上側に配設されており、図面上、左側から右側に順に第1から第4の4つのカートリッジPY・PM・PC・PKを4連並べて搭載させた水平タンデム構成である。各カートリッジP(Y・M・C・K)は作像ユニット1のユニット枠体(不図示)に対して個々に着脱交換自在である。
第1から第4のカートリッジPY・PM・PC・PKは、それぞれ、フルカラー画像の色分解成分像である、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色トナー像を形成するものである。本実施例では、作像が行われる順に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色トナー像の形成を行なうカートリッジを並べたが、作像を行なう色順は上記に限られず、任意の色順にカートリッジを配列にすることができる。
図4を参照して、各カートリッジP(Y・M・C・K)は何れも同様の構成を有する電子写真プロセス機構であり、それぞれ、画像形成プロセスの中心となるドラム型の電子写真感光体(以下、ドラムと記す)2を有する。
各ドラム2は、発光体素子マトリックス層の上に感光体層を積層している、露光源−潜像形成一体型のデジタル感光体ドラムであり、画像形成プロセス実行時においては、ドラム軸(中心支軸)2aを中心に矢印の反時計方向に所定の角速度で回転駆動される。このデジタル感光体ドラム2については後述する。
また、各カートリッジP(Y・M・C・K)は、ドラム2に作用する電子写真プロセス手段である、帯電ローラ(帯電装置)3、現像器(現像装置)4、ドラムクリーニング器(クリーニング装置)5を有している。ただし、第1のカートリッジPYの現像器4には現像剤としてイエロートナーを収容させてある。第2のカートリッジPMの現像器4には現像剤としてマゼンタトナーを収容させてある。第3のカートリッジPCの現像器4には現像剤としてシアントナーを収容させてある。第4のカートリッジPKの現像器4には現像剤としてブラックトナーを収容させてある。
各帯電ローラ3は、金属軸部に導電ゴムのローラ部を設けてあり、ドラム2に対してほぼ並行に配列して所定の押圧力にて加圧接触させてあり、ドラム2の回転に従動して回転する。この帯電ローラ3の金属軸部に対して電源部(不図示)から、帯電バイアスとして、ドラム2の基体電位に対して暗電位Vdとして例えば−700Vの直流電圧を印加する。そうすると、ドラム2と帯電ローラ3との接触部である帯電部位aにおいて、誘電性のコート膜を有するドラム2の表面に、電位が約−450Vとなる一様な表面電荷分布を形成することができる。
この一様な表面電荷分布のドラム面に対して、帯電部位aと現像部位bとの間位置、図4においてはドラム2の鉛直方向最高位置付近cを露光ポイントにして、画像データに対応したドラム発光素子を点灯させてスポットパターンを感光体裏面より露光する。現像部位bは、ドラム2が現像器4により現像作用を受ける部位であり、本実施例おいては現像ローラ4aがドラム2に接触している部位である。
発光素子の点灯で露光されたドラム2の感光体層は、キャリア発生層(CGL)でキャリアが発生し、一様帯電している表面電荷による電場の作用でホールがキャリア移送層(CTL)を移動し、表面電荷を打ち消す。この結果、ドラム2の感光体の露光部位(明電位)Vl約−50Vであり、未露光部位Vd(暗電位)約−400Vの表面電荷密度分布になる。即ち、ドラム2の面に静電潜像が形成される。
このようにして、第1のカートリッジPYにおいては、回転するドラム2の面に、フルカラー画像のイエローの色分解成分像に対応する静電潜像が形成され、その潜像が現像器4によりイエロートナー像として現像される。
第2のカートリッジPMにおいては、回転するドラム2の面に、フルカラー画像のマゼンタの色分解成分像に対応する静電潜像が形成され、その潜像が現像器4によりマゼンタトナー像として現像される。
第3のカートリッジPCにおいては、回転するドラム2の面に、フルカラー画像のシアンの色分解成分像に対応する静電潜像が形成され、その潜像が現像器4によりシアントナー像として現像される。
第4のカートリッジPKにおいては、回転するドラム2の面に、フルカラー画像のブラックの色分解成分像に対応する静電潜像が形成され、その潜像が現像器4によりブラックトナー像として現像される。
各現像器4は、本実施例ではいわゆる1成分非磁性接触現像方式を採用している。導電ゴムのローラ部を有する現像ローラ4aを有し、この現像ローラ4aをドラム2にほぼ並行に配列して所定の押圧力で加圧接触させてある。現像ローラ4aは駆動機構(不図示)によってドラム2とは独立に駆動され、ドラム2との接触部である現像部位bにおける接線速度方向は同じであるが、現像ローラ4aとドラム2の接線速度比は約2:1である。
各カートリッジP(Y・M・C・K)の現像器4には、それぞれ、各カートリッジの上部にセットされるトナータンク(トナーカートリッジ)6からトナーが所定の制御タイミングにて定量供給される。現像器4に供給されたトナーは、現像ローラ4aに接触させて配設してある供給ローラ4bおよびトリマー4cと、現像ローラ4aとの間の相互作用により接触帯電する。そして、トナーが現像ローラ4aの表層に塗布され、そのトナー塗布の単位面積あたりの質量が所望の値となるように規制されて現像ローラ4aの回転により現像部位bに搬送される。現像ローラ4aに対しては電源部(不図示)から所定の現像バイアスが印加される。例えば、現像ローラ4aとドラム2の基体との間に例えばV=−200Vの現像バイアスを印加する。そうすると、前述の潜像条件であれば、現像コントラストVc=150V、バックコントラストVbc=200Vにより、潜像をトナー現像してドラム2上にトナー画像を形成することができる。
ベルトユニット7は、無端状で可撓性を有する誘電体製の中間転写ベルト(以下、ベルトと記す)8を有する。このベルト8は、ベルトユニット枠体7aに対して回転可能に軸受けさせて配設した、駆動ローラ9と、テンションローラ10と、2次転写対向ローラ11と、のほぼ並行3本のローラを懸架部材として、これらのローラ間に懸回張設してある。ベルト8の内側には各カートリッジP(Y・M・C・K)に対応する4本の1次転写ローラ12を配設してある。各1次転写ローラ12は金属軸部に導電ゴムのローラ部を設けてあり、それぞれ、対応するドラム2にほぼ並行に配列し、ベルト8を挟んでドラム2の下面部に対して所定の押圧力をもって加圧接触させてある。ドラム2とベルト8との接触ニップ部が1次転写部位dである。これらの1次転写ローラ12もそれぞれベルトユニット枠体7aに対して回転可能に軸受けさせて配設してある。
ベルト8は、画像形成プロセス実行時においては、矢印の時計方向に所定の速度で周回駆動される。各カートリッジP(Y・M・C・K)のドラム2の画像形成プロセス実行時の速度基準は、ベルト8の接線速度に同期している。本実施例においては、この基準速度と各カートリッジP(Y・M・C・K)の像形成との同期をとるために、歯付ベルトによる駆動伝達方法を用いている。すなわち、ベルト駆動軸上のプーリーから動力伝達された歯付ベルトにより各カートリッジP(Y・M・C・K)の1次転写ローラ軸上の転写駆動プーリーを駆動する。さらに、転写ローラギアとドラムギアがかみ合うことによってドラム軸2a、すなわちドラム2へ駆動力を伝達している。
第1から第4の4つのカートリッジPY・PM・PC・PKのドラム2に対して、それぞれ、フルカラー画像の色分解成分像である、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色トナー像が所定の制御タイミングに形成される。第1のカートリッジPYのドラム2に形成されたイエロートナー像が1次転写部位dにおいて、周回駆動されているベルト8上に1次転写される。第2のカートリッジPMのドラム2に形成されたマゼンタトナー像が1次転写部位dにおいて、ベルト8上の上記イエロートナー像に重ねられて1次転写される。第3のカートリッジPCのドラム2に形成されたシアントナー像が1次転写部位dにおいて、ベルト8上の上記イエロートナー像+マゼンタトナー像に重ねられて1次転写される。第4のカートリッジPKのドラム2に形成されたブラックトナー像が1次転写部位dにおいて、ベルト8上の上記イエロートナー像+マゼンタトナー像+シアントナー像に重ねられて1次転写される。すなわち、ベルト8上に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色の色トナー像が順次に所定に重ね合わされて重畳(多重)転写されて、フルカラーの未定着トナー画像(鏡像)が合成形成される。
各カートリッジP(Y・M・C・K)の1次転写部位dにおいて、ドラム2からベルト8へのトナー像の1次転写は、各1次転写ローラ12に対してそれぞれの電源部(不図示)から印加される所定の転写バイアスの電場の作用によりなされる。
各カートリッジP(Y・M・C・K)において、ベルト8に対するトナー像転写後のドラム2上の未転写トナーは、ドラムクリーニング器5のウレタンゴム製のクリーニングブレード5aによりドラム表面より廃トナーとして掻き落とされる。その掻き落とされ廃トナーは、廃トナースクリュー5bにより、作像ユニット1に設けられた廃トナー容器(不図示)に回収される。
上記のようにしてベルト8上に合成形成されたフルカラーの未定着トナー画像は、ベルト8の引き続く回転により搬送されて、ベルト8と2次転写ローラ13との接触部である2次転写部位eに至る。2次転写ローラ13は金属軸部に導電ゴムのローラ部を設けてあり、2次転写対向ローラ11に対してほぼ並行に配列してベルト8を挟ませて所定の押圧力にて加圧接触させてあり、ベルト8の速度とほぼ同じ速度でベルト移動方向に順方向に回転する。
一方、画像形成(印字)動作の要求とともに、給紙搬送ユニット15における分離給送ローラ16により、プリンター本体の下部に配設された給紙カセット14内に積載された被転写体であるシート状の記録材(記録紙)Sの最上位の記録材が1枚のみ分離される。その記録材Sが搬送ローラ対17を通過してレジストユニット18へ送られる。レジストユニット18は、ベルト8上のトナー画像の先端部の位置と記録材Sの先端部の位置とが2次転写部位eにおいて同期するタイミングで記録材Sを2次転写部位eに送り出す。2次転写部位eに進入した記録材Sは2次転写部位eで挟持搬送され、その搬送過程で、2次転写ローラ13に対して電源部(不図示)から所定の転写バイアスが印加されることによりベルト8上の4色重ね合わせのトナー画像の一括転写を順次に受ける。
2次転写部位eを通過した記録材Sはベルト8の面から分離され、搬送ユニット19により熱圧タイプの定着ユニット20へ導入される。記録材S上の未定着のフルカラートナー画像はこの定着ユニット20により熱と圧を加えられて記録材上に溶融・混色・固着される。そして、縦搬送ユニット21、排紙ユニット22を通って、フェイスダウン排紙トレー23上にフルカラー画像形成物として排出される。
また、記録材Sに対するトナー像転写後のベルト8上の未転写トナーは、ベルトクリーニング器24によって除去・回収される。
以上がフルカラー画像形成モードの場合である。モノクロなどモノカラー画像形成モードの場合は、指定された色のカートリッジが画像形成動作する。それ以外のカートリッジは、ドラム2を回転駆動させるけれども、画像形成動作はなされない。
図1においてプリンターAの右側面側にはマルチ給紙ユニット(手差し給紙ユニット)25を配設してある。このマルチ給紙ユニット25はプリンター本体に対して開閉自由に配設してあり、不使用時はプリンター本体に対して閉じ込んだ状態に転換され、使用時はプリンター本体から開いた状態に転換される。また、図1においてプリンターAの左側面側にはフェイスアップ排紙トレー26を配設してある。このトレー26はプリンター本体に対して開閉自由に配設してあり、不使用時はプリンター本体に対して閉じ込んだ状態に転換され、使用時はプリンター本体から開いた状態に転換される。
本実施例のプリンターAは、2次転写ローラ13、給紙搬送ユニット15、レジストユニット18、マルチ給紙ユニット25の4つを1つのユニットとして、プリンター本体の、図1において右側(マルチ給紙ユニット側)より引き出せる引出し構成をとっている。そして、この引出し上に作像ユニット1が搭載されている。トナーの交換時には、この引出しを引いて、引き出された作像ユニット1上のトナータンク6を交換することで簡単に行える。各カートリッジP(Y・M・C・K)の交換も、引出しを引いて、引き出された作像ユニット1上のカートリッジを交換することで同様に簡単に行える。本実施例のプリンターにおいては、トナータンク(トナーカートリッジ)のトナー容量は、5%印字換算でA4:3000枚であり、各カートリッジP(Y・M・C・K)の耐久枚数は50000枚である。
(2)デジタル感光体ドラム2
図5の(a)はドラム2の縦断面図、(b)はその一端部側(駆動側)の拡大図、(c)は他端部側(非駆動側)の拡大図である。図6はドラム2の駆動部及び位相検出部を見た斜視図である。
図5の(a)はドラム2の縦断面図、(b)はその一端部側(駆動側)の拡大図、(c)は他端部側(非駆動側)の拡大図である。図6はドラム2の駆動部及び位相検出部を見た斜視図である。
このデジタル感光体ドラム2は、円筒基体上に、発光素子マトリクス層としての自発光デバイス部と、機能分離部と、感光体部を積層してなる、露光源−潜像形成一体型の回転ドラム型感光体デバイスである。このドラム2の両端開口部にはそれぞれ円筒フランジ31a・31bをドラム2と同軸に圧入して固定して装着するとともに、この両フランジ31a・31b間にドラム軸2aを挿通して装着してある。該両フランジ31a・31bはドラム軸2aに一体に固着させてある。ドラム2の軸線とドラム軸2aの軸線は同軸に一致させている。ドラム軸2aの両端部はそれぞれフランジ31a・31bから外側に突出させてあり、その突出軸部にそれぞれ軸受け32a・32bを嵌着してある。また、駆動側の突出軸部にはドラムギアG2を同軸に嵌着してドラム軸2aに一体に固着させてある。また、駆動側のフランジ31aの端部外周部(外径部)には、位相検出用のエンコーダーホイール部33(回転部)を設けてある。エンコーダーホイール部33はドラム2の回転と共に回転をする。軸受け32a・32bはそれぞれプロセスカートリッジP(Y・M・C・K)の枠体Pa・Pbに保持される。
プロセスカートリッジP(Y・M・C・K)がプリンター本体に対して所定に装着された状態において、各プロセスカートリッジのドラムギアG2は、図6のように、それぞれ対応する1次転写ローラ側の転写ローラギアG12に対してかみ合っている。そして、転写ローラギアG12からドラムギアG2に対して駆動力が伝達されることで、ドラム軸2aが回転駆動される。すなわちドラム2が回転駆動される。前記したように、各1次転写ローラ12には、ベルトユニット7のベルト駆動ローラ9の回転力がプーリーと歯付ベルトの動力伝達機構を介して伝達されて回転する。転写ローラギアG12は1次転写ローラ12の軸12aに同軸に一体に固着さており、1次転写ローラ12と一体に回転する。この転写ローラギアG12の回転がドラムギアG2に伝達されてドラム2が回転駆動される。各カートリッジP(Y・M・C・K)のドラム2の画像形成プロセス実行時の速度基準は、ベルト8の接線速度に同期している。
図7は本実施例におけるデジタル感光体ドラム2の層構成の模式図である。このドラム2は、円筒基体40上に、発光素子マトリクス層としての自発光デバイス部50と、機能分離部60と、感光体部70の3つの機能層を積層してなる、露光源−潜像形成一体型の回転ドラム型感光体デバイスである。図7は、ドラム2のドラム軸線を含み、その軸線に並行に配置された第2電極線の1つを含む平面における断面である。
ここで、便宜上、以下の説明において、自発光デバイス部50に含まれる、円筒基体周方向に一周の円環状の第1電極線を「信号線」と、また、自発光デバイス部50に含まれる、円筒基体長手方向の直線状の第2電極線を「走査線」と記す。
(2−1)円筒基体40
円筒基体40は、本実施例ではアルミニウム製シリンダー(以下、ドラムシリンダーと記す)を用いている。
円筒基体40は、本実施例ではアルミニウム製シリンダー(以下、ドラムシリンダーと記す)を用いている。
(2−2)自発光デバイス部50
自発光デバイス部50は、信号線(第1電極線)と走査線(第2電極線)に印加される電圧を制御する制御回路51と、信号線層(第1電極線層)52、EL発光層53、および走査線層(第2電極線層)54を有する。ドラムシリンダー40の外周表面に対して内側から外側に、制御回路51、信号線層52、EL発光層53、走査線層54の順に積層した。
自発光デバイス部50は、信号線(第1電極線)と走査線(第2電極線)に印加される電圧を制御する制御回路51と、信号線層(第1電極線層)52、EL発光層53、および走査線層(第2電極線層)54を有する。ドラムシリンダー40の外周表面に対して内側から外側に、制御回路51、信号線層52、EL発光層53、走査線層54の順に積層した。
信号線層52は、複数の信号線52eを含む信号線群(副走査信号線群)の層である。信号線52eは、円筒基体の周方向に円環状に伸びている。それぞれの信号線52eは、絶縁体52gで分離されて、円筒基体の長手方向に所定の等間隔で配列される。
走査線層54は、複数の走査線54aを含む走査線群(主走査信号線群)の層である。走査線54aは、円筒基体の長手方向に伸びている。それぞれの走査線52aは、絶縁体54b(図11Bの(e))で分離されて、円筒基体の周方向に所定の等間隔で配列される。
信号線層52の円環状信号線群と走査線層54の直線状走査線群は縦横格子状に張り巡らされた形態を構成し、個々の信号線52eと個々の走査線54aとの交点が画素部となる。
制御回路51の機能は、信号線層52の各信号線52eと走査線層54の各走査線54aのON/OFF制御である。最終段の駆動TFT51dのゲート51bを制御して信号線52eと走査線54aのON/OFFを行なう。すなわち、一つ一つの画素を独立に制御する。駆動TFT51dのソース電極は電極パッド51eに接続されている。図7の駆動TFT51dは信号線の制御回路のトランジスタであり、図11の駆動TFT51dは走査線の制御回路のトランジスタである。
制御回路51は、ガラス基板上にpoly−Siプロセスで形成された制御回路を、所謂デバイス転写法によってドラムシリンダー40上に転写したものである。51aはpoly−Siプロセスで形成された回路のポリシリコン層(絶縁層)であり、ドラムシリンダー40の表面に接合されている。駆動TFT51dの駆動ドライバー(定電流回路、点灯時間制御回路、シフトレジスター、バッファ等)を同一デバイス上に形成している。
信号線層52は、層間絶縁層(絶縁膜)52a・52b、複数の円環状信号線52e、および信号線52eと駆動TFT51dの電極パッド51eと接続する層間電極であるスルーホール電極(大)52cとスルーホール電極(小)52dを含む。
本実施例における信号線52eは、幅10μmのAg電極であり、図8の信号線層52の円環状信号線群と走査線層54の直線状信号線群との縦横格子状構造の模式図のように、ドラムシリンダー40を1周する円環形状をなしている。そして、この円環状信号線52eを絶縁体である隔壁54bで分離してドラムシリンダー長手方向に所定の等間隔で数多配列してある。本実施例において、円環状信号線52eの相互間隔は、約42μm(画素解像度600dpi)であり、5120本(A4用紙ポートレート印刷対応)が、信号線52eの円環軸線とドラム軸線2aが一致するように配置されている。各信号線52eはスルーホール電極52d・52cを介して駆動TFT51dの電極パッド51eに接続している。
EL発光層53は、有機ELによる電荷注入型の蛍光発光素子を構成している。本実施例では信号線52e側を金属電極(Ag)による陰極、走査線54a側を金属酸化物(ITO)による陽極としている。そのため、信号線52e側より走査線54a側に向って、電子輸送層(ETL)、発光層(EML)、ホール輸送層(HTL)、ホール注入層(HIL)の順で積層した4層構成とした。
走査線層54の走査線54aは、幅10μmで、ドラムシリンダー長手方向に延びた直線形状のパターン電極であり、絶縁体である隔壁54bで分離して円筒基体周方向に所定の等間隔で数多配列してある。各走査線54aは透明導電酸化物(ITO)で形成してある。本実施例において、走査線54aの相互間隔は、約42μm(画素解像度600dpi)であり、1800本(φ24ドラム、位相角0.2度)の走査線54aが走査線層54中にドラム軸線と平行あるいは交差角をもって配置されている。各々の走査線54aは、図11Bの(e)のように、スルーホール電極54c・52cを介して駆動TFT51dの電極パッド51eに接続している。
(2−3)機能分離部60
機能分離部60は、自発光デバイス部50と感光体部70を電気的に絶縁する透明絶縁層である透明絶縁性/ガスバリアー層(以下、透明絶縁/バリアー層と記す)61と、この層61の上に設けられた透明導電層(透明導電膜)62と、で構成される。透明絶縁/バリアー層61は有機ポリマー膜と金属酸化物薄膜(Al2O3)の多層積層構成膜である。また、透明導電層62は透明絶縁/バリアー層61の表面(円筒形状外周面側)にITOを成膜したものである。この結果、この機能分離層60においては、可視光透過率85%(λ=520nm)と高ガスバリアー性能を維持している。
機能分離部60は、自発光デバイス部50と感光体部70を電気的に絶縁する透明絶縁層である透明絶縁性/ガスバリアー層(以下、透明絶縁/バリアー層と記す)61と、この層61の上に設けられた透明導電層(透明導電膜)62と、で構成される。透明絶縁/バリアー層61は有機ポリマー膜と金属酸化物薄膜(Al2O3)の多層積層構成膜である。また、透明導電層62は透明絶縁/バリアー層61の表面(円筒形状外周面側)にITOを成膜したものである。この結果、この機能分離層60においては、可視光透過率85%(λ=520nm)と高ガスバリアー性能を維持している。
(2−4)感光体部70
感光体部70は、機能分離部60の透明導電層62の上に、順次に、下引き層(UCL)71、キャリア発生層(CGL)72、キャリア移送層(CTL)73、および保護層74、を積層した有機感光体(OPC)である。
感光体部70は、機能分離部60の透明導電層62の上に、順次に、下引き層(UCL)71、キャリア発生層(CGL)72、キャリア移送層(CTL)73、および保護層74、を積層した有機感光体(OPC)である。
本実施例の上記のデジタル感光体ドラム2の基本構成は、基体/制御回路/信号線/EL層/走査線/透明絶縁層/透明導電層(ITO)/OPCである。信号線の電圧を制御する制御回路部である信号線ドライバーは、複数に分割されている。信号線ドライバーと信号線間はスルーホールによる上下コンタクト構造である。走査線の電圧を制御する制御回路部である走査線ドライバーはドラム2の画像域外に配設されている。走査線はITOあるいはITO+補助電極であり、トップエミッション構造を形成している。
本実施例のデジタル感光体ドラム2において、自発光デバイス部50は、制御回路51を備え、この制御回路51の上に信号線層52を備えている。すなわち、制御回路51と信号線52eの距離が、制御回路51と走査線54aの距離よりも近い。制御回路51から信号線52eが近い方が電気信号が減衰しにくいので、信号線52eを安定して制御することができる。
信号線52eと走査線54aの間に有機EL層53があればPM方式でEL層53を発光させることが出来る。したがって、基体40上に制御回路51を設けた場合、1)基体40側から制御回路51、信号線層52、EL層53、走査線層54の順番の層構成で発光制御をすることは可能である。また、2)基体40側から制御回路51、走査線層54、EL層53、信号線層52の順番の層構成でも発光制御をすることは可能である。すなわち、1)と2)のどちらの層構成でも発光制御をすることは可能である。しかし、1)の方が2)よりもよいといえる。なぜならば、信号線52eの方が走査線54aよりも高速(短い周期)で制御を受けるからである。つまり、ドラム2の長手方向のどの位置においてEL層53を光らせるかというのは画像データ信号によって決まり、画像データに応じて信号線52eの制御をしなければならないからである。これに対し、走査線54aはドラム2の周方向のどの位置でEL層53を光らせるかを担当しており、画像データにより走査線54aの制御が変更されることはない。このように、高速(短い周期)で制御を受ける信号線52eを制御回路51の近くに配置することにより、データ信号の減衰を抑制することができる。特に制御回路51を基体40上に設けているので、信号線52eと制御回路51を近くに配置することができる。
また、本実施例のデジタル感光体ドラム2において、走査線層54の各走査線54aは透明導電酸化物(ITO)で形成されている。走査線54aが透明であるので、EL層53で発光した光が感光体部70に行くのを妨げない。上述したように、有機EL層53は、信号線52eと走査線54aの間にある。したがって、信号線52eと、走査線54aのどちらかはかならずEL層53の上に形成されることになる。ここで、信号線52eは円環状に形成されるためスパッタリング等でITOの信号線を作るのに困難である。これに対し、走査線54aの方は、ドラム2の長手方向に直線状に設けられているものであるので、円環状信号線52eよりも容易にITOの電極線を形成することができる。よって、EL層53の上に走査線54aを形成する構成にするとともに、さらに走査線54aを透明導電酸化物(ITO)で形成することで、EL層53で発光させた光を妨げることなく感光体部70へ照射させることがでる。
以上説明したような簡易な構成で、従来の電子写真画像形成プロセスの構成中に露光源−感光体一体型のデジタル感光体ドラムを搭載することができる。そして、電子写真感光体ドラムの回転速度が変化した場合においても、適切な露光源を選択することが可能な画像形成装置を提供することができる。よって、書き出し位置補正、あるいはインラインカラー機における副走査レジ補正を画像形成速度変動の影響を受けることなしに行なうことができる。
(3)デジタル感光体ドラム2の製造プロセス
図9〜図11に本実施例におけるデジタル感光体ドラム2の製造プロセスの概要を示す。図9は製造プロセスの概要のフロー図、図10〜図11は製造プロセスの工程模式図である。
図9〜図11に本実施例におけるデジタル感光体ドラム2の製造プロセスの概要を示す。図9は製造プロセスの概要のフロー図、図10〜図11は製造プロセスの工程模式図である。
図10は、走査線54aを含むようにデジタル感光体ドラム2を長手方向に切断した図である。図10における左右は、デジタル感光体ドラム2の長手方向に対応する。
図11は、走査線54aを駆動する、長手方向端部に設けられた走査線制御回路51を含むようにデジタル感光体ドラム2を周方向に切断した図である。図11における左右は、デジタル感光体ドラム2の周方向に対応する。
図18は、デジタル感光体ドラム2の平面図である。図10は、図18のAの方向から見た図である。図11は、図18のBの方向から見た図である。
プロセスP1:制御回路の形成
元基板(ガラス基板)上に、poly−Siプロセスを用いて、信号線の駆動、I/F(インターフェイス)を含む回路である信号線/走査線の制御回路(デバイス)を形成する。
元基板(ガラス基板)上に、poly−Siプロセスを用いて、信号線の駆動、I/F(インターフェイス)を含む回路である信号線/走査線の制御回路(デバイス)を形成する。
プロセスP2:デバイス転写
元基板よりデバイスを剥離し、ドラムシリンダー40の外周面上にデバイス転写する。すなわち、ドラムシリンダー40の外周面に制御回路51を形成する(図10Aの(a))。
元基板よりデバイスを剥離し、ドラムシリンダー40の外周面上にデバイス転写する。すなわち、ドラムシリンダー40の外周面に制御回路51を形成する(図10Aの(a))。
デバイスはドラムシリンダー40の外周面に沿って巻きつく様に接着固定する。この際、ドラムシリンダー40の外径寸法とデバイスの巻きつけ周長さの公差を吸収するために、デバイスの巻きつき合わせ部において、間隔が250μm以下の継ぎ目(シーム)が残る。
プロセスP3:絶縁層52aの形成
ドラムシリンダー40の両端部にフランジ31a・31b(図5)を装着する。制御回路51を形成したドラム外周面に層間絶縁層52aとして有機ポリマー層を成膜する(図10Aの(b))。
ドラムシリンダー40の両端部にフランジ31a・31b(図5)を装着する。制御回路51を形成したドラム外周面に層間絶縁層52aとして有機ポリマー層を成膜する(図10Aの(b))。
本実施例では、絶縁層52aとして10μのポリイミド膜をディッピングによりコートした。この工程によって、上記のシーム部が埋まり、ドラム外周面はシームレスの連続曲面となる。
プロセスP4:信号線層52の形成
絶縁層52aに、制御回路51の駆動TFT51dの信号線電極パッド51eの中央に向けて、レーザー加工によりビアホール(スルーホール大)52fをあける(図10Aの(c))。
絶縁層52aに、制御回路51の駆動TFT51dの信号線電極パッド51eの中央に向けて、レーザー加工によりビアホール(スルーホール大)52fをあける(図10Aの(c))。
次に、導電ペーストによりこのビアホール52fの電極埋め込みを行なう。すなわち、スルーホール電極(大)52cを形成する(図10Bの(d))。
また、走査線駆動回路側においても、走査線54a用のスルーホール(大)52fの形成、スルーホール電極52cの形成を同様に行なう(図11Aの(a)、(b))。
絶縁層52aとスルーホール電極52cの外周面をCMPプロセスにより研磨し、平滑化する。
次に、フォトリソグラフィプロセスにより、ドラムシリンダー周方向に切れ目の無い円環状で、互いに絶縁体52gで分離されてドラムシリンダー長手方向に配列された複数の信号線(第1電極線)52eを形成する(図10Bの(e)、(f))。
52fはスルーホール(小)、52gは信号線パターニング用の絶縁体の隔壁である。52dはスルーホール(小)52fの部分に形成したスルーホール電極であり、信号線52eの形成と同時に形成される。各信号線52eはスルーホール電極52d・52cを介して駆動TFT51dの電極パッド51eに接続している。
また、走査線駆動回路側にもスルーホール(小)52fを形成する(図11Aの(c))。
プロセスP5:有機EL層53の形成
信号線層52の表面に、ドラムシリンダー長手方向に直線状で、ドラムシリンダー周方向に所定の間隔と幅にて、走査線パターニング用の絶縁体の複数の隔壁54bを形成する(図10Bの(g)、図11Bの(d))。
信号線層52の表面に、ドラムシリンダー長手方向に直線状で、ドラムシリンダー周方向に所定の間隔と幅にて、走査線パターニング用の絶縁体の複数の隔壁54bを形成する(図10Bの(g)、図11Bの(d))。
次に、有機EL層53を蒸着により形成する(図10Cの(g))。
プロセスP6:走査線層54の形成
シャドーマスクを用いて走査線54aをITOのスパッタリングによりパターン成膜する(図10Cの(i)、図11Bの(e))。この際、走査線54aと走査線駆動回路側のスルーホール(大)52c間のスルーホール電極(層間電極)54cも同時形成する。
シャドーマスクを用いて走査線54aをITOのスパッタリングによりパターン成膜する(図10Cの(i)、図11Bの(e))。この際、走査線54aと走査線駆動回路側のスルーホール(大)52c間のスルーホール電極(層間電極)54cも同時形成する。
上記のプロセスP1〜P6により、ドラムシリンダー40の外周面上に、制御回路51、信号線層52、EL発光層53および走査線層54の順次積層による自発光デバイス部50が形成される。
プロセスP7:透明絶縁/バリアー層61の形成
上記のように形成された自発光デバイス部50の外周面上に、透明絶縁/バリアー層61として、ポリマー(PEN)層と、金属酸化物(Al2O3)層を、交互に連続蒸着プロセスにより成膜する(図10Dの(j))。
上記のように形成された自発光デバイス部50の外周面上に、透明絶縁/バリアー層61として、ポリマー(PEN)層と、金属酸化物(Al2O3)層を、交互に連続蒸着プロセスにより成膜する(図10Dの(j))。
プロセスP8:透明導電層62の形成
上記の透明絶縁/バリアー層61の外周面上に、透明導電層62として、ITOをスパッタリングにより成膜する(図10Dの(k))。
上記の透明絶縁/バリアー層61の外周面上に、透明導電層62として、ITOをスパッタリングにより成膜する(図10Dの(k))。
上記のプロセスP7とP6により、自発光デバイス部50の外周面上に、ガスバリアー性、表面導電性、可視光透過性を有する機能分離部60が形成される。
プロセスP9:感光体部70の形成
機能分離部60の外周面上に、感光体部70として、ディッピングコートにより、下引き層(UCL)71、キャリア発生層(CGL)72、キャリア移送層(CTL)73、および保護層74、を積層した有機感光体(OPC)層を形成する。
機能分離部60の外周面上に、感光体部70として、ディッピングコートにより、下引き層(UCL)71、キャリア発生層(CGL)72、キャリア移送層(CTL)73、および保護層74、を積層した有機感光体(OPC)層を形成する。
自発光デバイス部50や、機能分離部60、感光体部70の形成のための、成膜、フォトリソグラフィー及びスルーホール電極形成の全ての工程が、ドラム外周面側からの処理である。
以上の製造プロセスP1〜P9により、ドラム周方向にシームレスの小径デジタル感光体ドラム2を実現することができる。
すなわち、プロセスP2の信号線/走査線制御回路がデバイス転写されてドラムシリンダー40上に形成される工程までは、ドラム円周上に不連続部位、即ちシームが残る。しかし、プロセスP3で層間絶縁層52aを形成した後のドラム外径部は、継ぎ目の無い円筒表面形状となる。さらに、これに続く工程において、信号線52eは円環状に形成され、走査線54aはドラム回転軸について対称に配置される。
以上の構成により、信号線52eと走査線54aの交差点近傍に発光点(画素)をもつ、シームレスの画素マトリクスが形成される。すなわち、シームレスで小径のデジタル感光体ドラム2が製作される。これにより、露光デバイス内包によるプリンター本体の小型化ができる。振動、負荷変動に対する出力画像の安定性が向上する。
(4)デジタル感光体ドラム2の駆動方法
図12にデジタル感光体ドラム2の駆動回路のブロック図を示す。
図12にデジタル感光体ドラム2の駆動回路のブロック図を示す。
プリンターAの本体制御回路部Bと、回転駆動されるデジタル感光体ドラム2側の制御回路部との間の画像データを含む電気的情報信号の授受は無線インターフェイスによりされる。
本実施例では、ドラム2側の発光画素の駆動は走査線54aの順次選択によるパッシブマトリクス(PM)駆動を行なう。すなわち、駆動回路は、走査線層54の走査線54aを順次選択し、これに同期して信号線層52の信号線52eを駆動する。これにより、走査線54aと信号線52eとが交差する点近傍の発光画素部を発光させて画像データに対応した発光パターンを形成する線順次方式で駆動する回路である。
本実施例において、走査線54aは、1800本、走査線間隔約42μm(解像度600dpi)、画像形成速度120mm/sより、定常走査周期は約352μs(走査周波数2.8KHz)で、走査線54aを順次選択する。
走査線電位は、選択時は+の電位となるように、非選択時は0V(GND)になるように制御する。走査線の選択に同期して信号線のON/OFFを制御することで、この走査線上の画像データに応じた発光パターンを形成する。ここで、本実施例では、信号線52eの選択時約0V(GND)、非選択時+5Vとした。走査線54aの非選択電位と信号線52eの選択電位をほぼ等しく設定したことによって、非選択の走査線上の発光を防止している。
図6により本実施例におけるデジタル感光体ドラム2の位相検出構成を説明する。図6は、デジタル感光体ドラム2の駆動側端部付近及びドラム2が位置決めされる対象であるベルトユニット7の一部を示している。
ドラム2はドラムシリンダー40の端部にドラム2と同軸上に固定された駆動側ドラムフランジ31aの外径部に位相検出用のエンコーダーホイール部33を設けている。従ってドラム2が回転駆動されればエンコーダーホイール部33もドラム2と一緒に回転する。エンコーダーホイール部33の回転中心軸はドラム2の中心軸と同軸上に設けられている。
このエンコーダーホイール部33の位相分割パターンは、ドラム2の走査線層54の走査線54aとの位相関係が保持されている。
エンコーダーホイール部33はアルミニウム合金製のドラムフランジ31aの外径部に形成された黒色Crのエッチングパターンであり、本実施例においては、分解数は1800分割(AB相各900分割)で、0点検出用のZ相を有する。
一方、位相検出器34はZ相検出付の反射型フォトディテクタであり、ベルトユニット枠体7aに固定して配置されている。エンコーダーホイール部33の位相分割パターンはこの位相検出器34によって検出される。位相検出器34の検出信号は本体制御回路部Bの位相検出回路内部カウンタ(図12)に入力する
本実施例においては、図4に示す様に、露光ポイントcは帯電部位aと現像部位bの中間、すなわち、ドラム断面上鉛直方向最上部付近にあり、位相検出器34による位相検出ポイントは、1次転写部位dに対応する、ドラム断面上鉛直方向最下部付近にある。
本実施例においては、図4に示す様に、露光ポイントcは帯電部位aと現像部位bの中間、すなわち、ドラム断面上鉛直方向最上部付近にあり、位相検出器34による位相検出ポイントは、1次転写部位dに対応する、ドラム断面上鉛直方向最下部付近にある。
ドラム2の回転角度は、位相検出器34で検出したA/B相出力を本体制御回路部Bの内部カウンタに積算することにより求める。内部カウンタは、ドラム2の基準位置であるZ相を検出するとリセットされるモードで動作する。
制御部である本体制御回路部Bは、画像形成開始のトリガーが発行されると、走査線選択制御部(図12)では内部カウンタの現在値から現在のドラム2の位相を検知して露光駆動すべき走査線54aを選択する。すなわち、本体制御回路部Bは、画像形成時には、位相検出器34からの出力信号によって、ドラム2のベルトユニット7(プリンター本体)に対する位相を演算し、この値によって駆動すべき走査線を決定する。書き出しトリガー時にドラム2の現在位相からドラム上の書き込み走査線を選択する。ドラム2の現在位相パルスに同期して書き込み走査を行なう。
図13に駆動タイミングを示す。1strobe周期は走査線選択周期に対応している。本実施例では全信号線5120本を5つのセグメントに分割して制御する。このため、発光は各セグメントに約50μsの時間をわりあてて順次駆動する時分割駆動を行なう。
発光画素データは走査線LINEnが発光するフレームでLINEn+1のデータをラッチする。各セグメント1024個の発光データ(発光時間情報を含む4bitデータ)を時分割で信号駆動回路に転送し、バッファへラッチする。
図14にデータ転送のブロック図を示す。セグメント(Segment)は制御部で生成されたアドレス(ADDR)により選択され、データ(DATA)が該当するセグメントへ転送される。ここで、データ(DATA)転送用クロック(CLK)の周波数は20MHzである。
以上の構成で、自発光デバイス部50において、走査線54aの線順次選択とこれに同期した信号線52eのON/OFF駆動によって、選択画素の走査線54aと信号線52eの交差する部位近傍において有機EL層53による蛍光スポットが生じる。この蛍光スポットにより、この上部に積層された感光体部70を直接露光することによって、感光体表面上の電荷密度分布、すなわち静電潜像を形成する。
上記のドラム2のプリンター本体に対する回転位相の検知に関して図15〜図17を用いて更に説明する。
例えば、図15の(a)のように、帯電部位aと現像部位bのドラム2に対する配置を120度離れた位置とする。帯電部位aと現像部位bの中間位置を露光ポイントcとする。露光ポイントcから180度反対位置を転写部位dとする。ドラム2の回転角速度を120度/秒とする。そして、ドラム2の領域2)と領域3)の間に一つだけ位置検知のためのパッチ(いわゆるホームポジション検知)Mがあり、転写部位dに対応する位置にパッチを検知する位相検出器34があるとする。
図15の(a)において、転写部位dで位相検出器34がパッチMを検知すると、帯電部位aと現像部位bの間に領域1)があることが解かる。露光は帯電部位aと現像部位bの間でしなければならないので、領域1)は露光による潜像形成を行える領域であると本体制御部Bは判断15の(b)のように、領域2)はパッチMを検知した1秒経過した後に露光することになる。
このように、時間に基いて露光を開始するとなると、ドラム2の回転速度が一定である場合は問題ない。しかし、ドラム2の回転速度が急に遅くなった場合は、図15の(c)のように、まだ露光できない部分(まだ書けない部分)があるにも関わらず露光をしてしまう可能性がある。つまり、ドラム2の角速度の変動により潜像形成がうまくできなくなる可能性がある。つまり、従来では、時間に基いて露光を開始していたため、ひとつの記録材に対応して潜像を作るときに、複数の発光画素部のうち、ある発光画素部とドラム2の回転方向の下流の発光画素部との発光のタイミングの間隔は常に同じであった。そのためドラム2の回転速度が変動すると、潜像を形成できないタイミングで露光を開始してしまう場合があった。
そこで、上記実施例のエンコーダーホイール部33に関しては、位相検知のための分割パターン(パターンは図15のパッチMに相当)の間隔を、帯電部位aと現像部位bの間隔の120度以下に設けることで、ドラム2の速度変動による影響を少なくする。図16では1)、2)、3)の各領域の境(120度ごと)に位相検知のパターン(パッチ)M1、M2、M3を設けている。
図16の(a)において、転写部位dで位相検出器34がパッチM3を検知すると、帯電部位aと現像部位bの間に領域1)があることが解かる。
そして、図16の(b)のように、1秒後に次のパターンM2が来たら、帯電部位aと現像部位bの間に領域2)があることが解かる。
このように、パターンM1、M2、M3を設けておくことで、ドラム2のどの領域がいま帯電部位aと現像部位bの間にあるか判断できるので、露光のタイミングを時間による基準ではなく、パターンM1、M2、M3による基準で行なうことができる。つまり、パターンM1、M2、M3を検知したことをトリガーとして露光を開始する。
この方法なら、ドラム2の回転速度が急に遅くなった場合であっても、図16の(c)のように、次のパターンが転写部位d、すなわち、位相検出器34まで来ていないので、領域2)にまだ露光できない部分があるということが解かる。
したがって、領域2)の露光を実行することをやめることができ、まだ露光できない部分があるにも関わらず露光をしてしまうという状況を防止することができる。
上記実施例では、ひとつの被転写体に対する潜像形成をする間に、ある発光画素部(第1の発光画素部)の発光と、当該発光画素部のドラム2の回転方向の下流側の発光画素部(第2の発光画素部)の発光と、の発光間隔を変更することが可能である。よって、ひとつの被転写体に対する潜像形成をする間に、ドラム2の回転速度が変動した場合であったとしても、露光のタイミングを最適に制御することができる。
もちろん、エンコーダーホイール部33のパターンの分割数を増やせば増やすほどドラム2の位置を把握する精度があがる。例えば、図17の(a)のように、パターンの数が10個M1〜M10あれば、ドラム2の回転位相位置も10分割で把握できる。よって、理想的には、エンコーダーホイール部33に、走査線層54に含まれる走査線54aの数と同数のパターン数があれば走査線54aとパターンを1対1対応で把握することができる。
図16の(a)では、隣あうパターンの間隔を帯電部位aと現像部位bの間の角度以下にすれば、少なくとも帯電部位aと現像部位bの間にドラム2のどの領域が来ているか把握できるとした。さらに帯電部位aと現像部位bの特定領域のみで露光を行ないたい場合は、パターンの数を増やすことが有効である。例えば、帯電部位aの直後や現像部位bの直前で露光させるのは好ましくないとして、帯電部位aと現像部位bの間の露光好適領域があるとした場合、パターンを多数分割しておけば、当該露光好適領域で露光を行なうことができる。例えば、図17の(b)のように、露光好適領域が中心角30°である場合には、360°÷30°=12で、エンコーダーホイール部33のパターンを12分割しておけば、当該露光好適領域で露光を行なうことができる。
このように、エンコーダーホイール部33のドラム回転位相検知用パターンの間隔、すなわち、位相検知の分解数が上がれば上がるほど、帯電部位aと現像部位bの間の特定領域(露光好適領域)で露光が行なえるので有効である。
かくして、エンコーダーホイール部33のドラム回転位相検知用パターンの間隔(位相検知の分解数)が、ドラム2の帯電部位aと現像部位bとの配置の間隔以下になるようにする。制御部Bは、エンコーダーホイール部33の位相検知パターンを位相検出器により検出された検出結果と、外部装置(ホスト装置)Cから入力される画像データとに応じて、画素部の露光を制御する。これにより、電子写真感光体ドラムの回転速度が変化した場合においても、適切な発光画素部を選択することが可能な画像形成装置を提供することができる。
また、ドラム2の回転速度が遅くなった場合は、発光画素部の発光位置を変更してもよい。例えば、ドラム2の回転速度が速い場合は、図15のCの位置で露光して、ドラム2の回転速度が遅い場合は、図15のCの位置よりもドラム2の回転方向の下流側の位置で露光をするようにする。こうすることで、ドラム2が露光されてから現像位置に到達するまでの時間を等しくする事も可能である。
よって、露光の書き出し位置補正、あるいはインラインカラー機における露光の副走査レジ補正を画像形成速度変動の影響を受けることなしに行なうことができる。
本実施例において、エンコーダーホイール部は、駆動側のフランジ31aの端部外周部(外径部)に設けた。しかし、この構成に限られるものではなく、ドラム2の回転とともに回転するエンコーダーホイール部であって、当該エンコーダーホイールの位相検知用パターンを検出することで、ドラム2の位相検出ができる構成であればよい。
(5)その他
1)実施例の画像形成装置はインラインカラー画像形成装置であるが、画像形成装置は1ドラム方式のカラー画像形成装置にすることもできる。また、モノカラー画像形成装置にすることもできる。
1)実施例の画像形成装置はインラインカラー画像形成装置であるが、画像形成装置は1ドラム方式のカラー画像形成装置にすることもできる。また、モノカラー画像形成装置にすることもできる。
2)ドラム2の帯電装置は、実施例の帯電ローラを用いた接触帯電に限られない。非接触タイプのコロナ放電器にすることもできる。
3)ドラム2の現像装置も、実施例の1成分非磁性接触現像方式に限られない。1成分又は2成分の現像剤を用いた接触または非接触の各種タイプの現像を用いることが出来る。
4)転写残トナーを現像装置で現像同時クリーニングして、専用のクリーニング装置を無しにしたクリーナーレスの画像形成装置にすることもできる。
5)実施例の画像形成装置は、パッシブマトリックス駆動により発光画素を駆動したが、アクティブマトリックス駆動により発光画素を駆動しても良い。
A・・電子写真画像形成装置、2・・デジタル感光体ドラム、33・・エンコーダーホイール部、34・・位相検出器、40・・円筒基体、50‥‥自発光デバイス部、51・・制御回路部、52・・信号線層、52e・・信号線(第1電極線)、53・・有機EL発光層、54・・走査線層、54a・・走査線、60・・機能分離部、61・・絶縁層(透明絶縁性/ガスバリアー層)、62・・透明導電層、70・・感光体部
Claims (4)
- 電子写真感光体ドラムを帯電部位で帯電する帯電装置と、潜像を現像部位で現像剤により現像する現像装置とを備える電子写真画像形成装置であって、
前記電子写真感光体ドラムは、複数の発光画素部を有する発光素子マトリクス層と、前記発光画素部の発光により潜像が形成される感光体層と、を備え、
前記電子写真感光体と共に回転し、前記電子写真感光体の位相検知用の複数のパターンを備える回転部を備え、
前記複数のパターンのうち隣り合うパターンどうしの前記回転部の回転中心に対する角度は、前記帯電部位と前記現像部位との前記電子写真感光体ドラムの回転中心に対する角度以下であり、
前記複数の発光画素部の発光を制御する制御部は、前記位相検知用パターンの検出結果に応じて、ひとつの被転写体に対応するように潜像形成をする間に、前記複数の発光画素部のうちの第1の発光画素部の発光と、前記第1の発光画素部の電子写真感光体ドラムの回転方向の下流側の第2の発光画素部の発光と、の発光のタイミングの間隔を変更することが可能であることを特徴とする電子写真画像形成装置。 - 前記電子写真感光体ドラムの回転速度が遅いほど、前記発光位置を前記感光体ドラムの回転方向の下流側にすることを特徴とする請求項1に記載の電子写真画像形成装置。
- 前記発光素子マトリクス層は、前記円筒基体の周方向へ円環状に伸びた複数の第1電極線と、前記円筒基体の長手方向に伸びた複数の第2電極線と、前記第1電極線と前記第2電極線との間に設けられた発光層と、を備え、
前記複数の第1電極線は前記円筒基体の長手方向にそれぞれ絶縁体で分離されて配列され、前記複数の第2電極線は前記円筒基体の周方向にそれぞれ絶縁体で分離され配列され、前記第1電極線と前記第2電極線との間に電圧が印加されることにより前記発光層の前記発光画素部が発光することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子写真画像形成装置。 - 前記位相検知用パターンの数と、前記第2電極線の数とは同じであることを特徴とする請求項3に記載の電子写真画像形成装置。
Priority Applications (2)
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|---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (2)
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Family Applications (1)
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012232576A (ja) * | 2011-05-03 | 2012-11-29 | Xerox Corp | バイポーラ型画像形成体を用いたデジタルマーキング |
| WO2014123311A1 (en) * | 2013-02-07 | 2014-08-14 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Self-luminous display panel and display apparatus having the same |
| JP2014207356A (ja) * | 2013-04-15 | 2014-10-30 | キヤノン株式会社 | 有機el素子、画像形成装置、表示装置及び撮像装置 |
| CN116615340A (zh) * | 2020-12-18 | 2023-08-18 | 佳能株式会社 | 图像形成装置 |
-
2007
- 2007-11-12 JP JP2007293103A patent/JP2008165195A/ja not_active Withdrawn
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| A761 | Written withdrawal of application |
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