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JP2008164529A - 時計用文字板の製造方法、時計用文字板および時計 - Google Patents

時計用文字板の製造方法、時計用文字板および時計 Download PDF

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JP2008164529A JP2006356613A JP2006356613A JP2008164529A JP 2008164529 A JP2008164529 A JP 2008164529A JP 2006356613 A JP2006356613 A JP 2006356613A JP 2006356613 A JP2006356613 A JP 2006356613A JP 2008164529 A JP2008164529 A JP 2008164529A
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Koju Takazawa
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Seiko Epson Corp
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Abstract

【課題】漆の質感、色調および装飾性(美的外観)に優れ、かつ光透過性に優れた時計用文字板を簡便な方法で効率よく製造することが可能な時計用文字板の製造方法を提供すること、漆の質感、色調および装飾性(美的外観)に優れ、かつ光透過性に優れた時計用文字板を提供すること、また、十分な光量の外光を太陽電池に供給することができ、かつ、漆の質感、色調に優れ、装飾性に優れた時計を提供すること。
【解決手段】時計用文字板の製造方法は、光透過性を有する材料で構成された基板2上に、圧電素子の振動により、ヘッド部5から、漆を含有する漆塗料311を液滴として間欠的に吐出させる吐出工程と、吐出された前記液滴を、所定パターンで前記基板2に着弾させ漆膜3を形成する漆膜形成工程とを有することを特徴とする。また、前記漆は、主としてウルシオールを含むことが好ましい。
【選択図】図6

Description

本発明は、時計用文字板の製造方法、時計用文字板および時計に関する。
時計用文字板は、実用品としての機能が求められるとともに、装飾品としての装飾性(美的外観)が求められる。特に、太陽電池を備えたソーラー時計では、文字板(ソーラー時計用文字板)の下に太陽電池(ソーラーセル)が配置される場合に、文字板について、優れた光透過性等とともに、装飾品としての装飾性(美的外観)が求められる。
具体的には、ソーラー時計用文字板は、光透過性に関して、時計を駆動するのに十分な量の光を、その下部に配置された太陽電池に透過して供するものである一方、装飾品としての装飾性も求められる。
漆は、天然の樹木から採取される塗料であり、高級な食器、家具等の装飾に用いられている。漆は、独特の質感と色調を有しており、漆を塗布して得られた物品は、高級感、美的外観に優れたものとなる。この漆を時計用文字板に塗布した場合、時計用文字板は、高級感は得られるものの、時計用文字板の光の透過率が低く、ソーラー時計等には好適に適用できない欠点があった。また、これを解決するために、漆を薄く塗った場合、漆が有する独特の質感と色調を得ることが困難な問題があった。
特開平11−326549号公報
本発明の目的は、漆の質感、色調および装飾性(美的外観)に優れ、かつ光透過性に優れた時計用文字板を簡便な方法で効率よく製造することが可能な時計用文字板の製造方法を提供すること、漆の質感、色調および装飾性(美的外観)に優れ、かつ光透過性に優れた時計用文字板を提供すること、また、十分な光量の外光を太陽電池に供給することができ、かつ、漆の質感、色調に優れ、装飾性に優れた時計を提供することにある。
このような目的は、下記の本発明により達成される。
本発明の時計用文字板の製造方法は、光透過性を有する材料で構成された基板上に、圧電素子の振動により、ヘッド部から、漆を含有する漆塗料を液滴として間欠的に吐出させる吐出工程と、
吐出された前記液滴を、所定パターンで前記基板に着弾させ漆膜を形成する漆膜形成工程とを有することを特徴とする。
これにより、漆の質感、色調に優れ、かつ光透過性および装飾性(美的外観)に優れた時計用文字板を簡便な方法で効率よく製造することが可能な時計用文字板の製造方法を提供することができる。
本発明の時計用文字板の製造方法では、前記漆は、主としてウルシオールを含むものであることが好ましい。
これにより、特に優れた漆の質感、色調を有し、美的外観が特に優れた時計用文字板を製造できる。
本発明の時計用文字板の製造方法では、前記漆は、Feを含むものであることが好ましい。
これにより、漆は、特に濃い黒色を呈することができ、独特の色調、質感がより顕著に現れたものとなる。このため、特に優れた漆の質感、色調を有し、美的外観が特に優れた時計用文字板を製造できる。
本発明の時計用文字板の製造方法では、常温における前記漆塗料の粘度が、1〜100mPa・sであることが好ましい。
これにより、ヘッド部からの液滴の吐出をより安定的に行うことができるともに、精密な形状を有し、所定の厚みを有する漆膜を、より容易かつ確実に形成することができる。
本発明の時計用文字板の製造方法では、前記漆塗料の液滴の1滴の平均体積が、0.1〜40pLであることが好ましい。
これにより、液滴の1滴の量(平均)が前記範囲内の値であると、より精密な形状を有し、所定の厚みを有する漆膜を容易かつ確実に形成することができる。
本発明の時計用文字板の製造方法では、前記基板を平面視した際に、前記漆膜の開口率を、10〜40%とすることが好ましい。
これにより、光の透過性を十分に高いものとしつつ、美的外観(審美性)が特に優れた時計用文字板を製造することができる。
本発明の時計用文字板の製造方法では、前記吐出工程の際では、温度が10〜45℃、湿度が55〜95%の雰囲気下で前記液滴の吐出を行うものであることが好ましい。
これにより、特に優れた漆の質感、色調を有し、美的外観、光の透過性が特に優れた時計用文字板を製造できる。
本発明の時計用文字板の製造方法では、前記漆膜形成工程では、前記基板の温度を、80〜200℃とするものであることが好ましい。
これにより、特に優れた漆の質感、色調を有し、美的外観、光の透過性が特に優れた時計用文字板を製造できる。
本発明の時計用文字板は、本発明の方法により製造されたことを特徴とする。
これにより、光の透過性に優れるとともに、美的外観に優れた時計用文字板を提供することができる。
本発明の時計は、本発明の時計用文字板と、太陽電池とを有し、
前記太陽電池の受光面側に前記時計用文字板が配されていることを特徴とする。
これにより、十分な光量の外光を太陽電池に供給することができ、かつ、装飾性に優れた時計を提供することができる。
本発明によれば、漆の質感、色調および装飾性(美的外観)に優れ、かつ光透過性に優れた時計用文字板を簡便な方法で効率よく製造することが可能な時計用文字板の製造方法を提供すること、漆の質感、色調および装飾性(美的外観)に優れ、かつ光透過性に優れた時計用文字板を提供すること、また、十分な光量の外光を太陽電池に供給することができ、かつ、漆の質感、色調に優れ、装飾性に優れた時計を提供することができる。
以下、本発明の好適な実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
まず、本発明の時計用文字板および時計用文字板の製造方法の好適な実施形態について説明する。
図1は、本発明の時計用文字板1の好適な実施形態を示す断面図、図2および図3は、漆膜3が備える実部31の配置パターンを示す平面図、図4は、本発明の時計用文字板(図1に示す時計用文字板)の製造方法の好適な実施形態を示す断面図である。以下の説明では、図1中の上側が、時計用文字板の使用時における観察者側であるものとして説明する。(後述する図4、図7についても同様)。また、以下の説明では、時計用文字板1を、後述する時計(ソーラー時計)100に適用する場合について、中心的に説明する。
図1に示すように、本実施形態の時計用文字板1は、基板2と、基板2の一方の主面である第1の面21上に設けられ、主として漆によって構成された漆膜3と、第1の面21側に漆膜3を被覆するように設けられたコート層4とを有している。
以下、基板2、漆膜3およびコート層4について詳細に説明する。
[基板]
基板2は、光透過性を有する材料で構成されたものである。
基板2の構成材料としては、例えば、各種プラスチック、各種ガラス、各種セラミックス等を用いることができるが、基板2はプラスチック(特に、耐熱性プラスチック)で構成されたものであるのが好ましい。プラスチックは、一般に、漆との密着性に優れており、時計用文字板1の耐久性を特に優れたものとすることができる。また、例えば、一般に、比較的軽量で携帯しやすい時計用文字板1を提供することができる。また、例えば、比較的容易に、所望の形状に成形することができる。また、非金属材料であるため、電波時計用文字板にも好適に適用することができる。
基板2を構成するプラスチック材料としては、各種熱可塑性樹脂、各種熱硬化性樹脂等が挙げられ、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等のポリオレフィン、環状ポリオレフィン、変性ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリアミド(例:ナイロン6、ナイロン46、ナイロン66、ナイロン610、ナイロン612、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン6−12、ナイロン6−66)、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリカーボネート(PC)、ポリ−(4−メチルペンテン−1)、アイオノマー、アクリル系樹脂、ポリメチルメタクリレート、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS樹脂)、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS樹脂)、ブタジエン−スチレン共重合体、ポリオキシメチレン、ポリビニルアルコール(PVA)、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリシクロヘキサンテレフタレート(PCT)等のポリエステル、ポリエーテル、ポリエーテルケトン(PEK)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルイミド、ポリアセタール(POM)、ポリフェニレンオキシド、変性ポリフェニレンオキシド、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、ポリフェニレンサルファイド、ポリアリレート、芳香族ポリエステル(液晶ポリマー)、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、その他フッ素系樹脂、スチレン系、ポリオレフィン系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリブタジエン系、トランスポリイソプレン系、フッ素ゴム系、塩素化ポリエチレン系等の各種熱可塑性エラストマー、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエステル、シリコーン系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリパラキシリレン(poly-para-xylylene)、ポリモノクロロパラキシリレン(poly-monochloro-para-xylylene)、ポリジクロロパラキシリレン(poly-dichloro-para-xylylene)、ポリモノフルオロパラキシリレン(poly-monofluoro-para-xylylene)、ポリモノエチルパラキシリレン(poly-monoethyl-para-xylylene)等のポリパラキシリレン樹脂等、またはこれらを主とする共重合体、ブレンド体、ポリマーアロイ等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて(例えば、ブレンド樹脂、ポリマーアロイ、積層体等として)用いることができる。特に、基板2は、主として、ポリカーボネートおよび/またはアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体で構成されたものであるのが好ましい。これにより、例えば、後述する漆膜3との密着性を特に優れたものとすることができる。また、基板2の成形の自由度が増す(成形のし易さが向上する)ため、時計用文字板1は、デザインの自由度が大きなものとなる。また、後述するような製造方法において、基板2の表面に好適に漆膜3を形成することもできる。また、時計用文字板1全体としての強度を特に優れたものとすることができる。
基板2は、各部位でその組成が実質的に均一な組成を有するものであってもよいし、部位によって組成の異なるものであってもよい。例えば、基板2は、基部と、該基部上に着色等の目的で設けられた着色樹脂層とを有するものであってもよい。
また、基板2の形状、大きさは、特に限定されず、通常、時計用文字板1の形状、大きさに基づいて決定される。なお、図示の構成では、基板2(時計用文字板1)は、平板状をなすものであるが、例えば、湾曲板状等をなすものであってもよい。
基板2は、光透過性(太陽電池9の駆動、蓄電に利用可能な波長の光についての透過性)を有するものであれば、その色は特に限定されず、いかなるものであってもよい。例えば、基板2が漆膜3と同系統の色で着色されている場合、後述する漆膜3の開口部32を特に目立たないものとすることができ、また、時計用文字板の漆の質感、色調を特に強調できるものとなる。このため、時計用文字板1の美的外観(特に、時計100に適用した際の美的外観)を特に優れたものとすることができ、時計用文字板1、時計100をより優れた高級感を備えたものとすることができる。また、基板2が実質的に透明のもの(より具体的には、可視光領域の光の透過率が90%以上のもの)である場合、時計用文字板1としての光の透過率をより高くすることができ、後述するような時計(ソーラー時計)100において、太陽電池9の発電効率を特に優れたものとすることができる。
基板2の平均厚さは、特に限定されないが、100〜1000μmであるのが好ましく、200〜800μmであるのがより好ましい。基板2の平均厚さが前記範囲内の値であると、時計用文字板1の光透過性を十分に高いものとしつつ、後述するような時計100に適用した場合において、時計用文字板1を介して、太陽電池9の色等が透けて見えてしまうことをより確実に防止することができ、装飾性(美的外観)を特に優れたものとすることができる。
[漆膜]
漆膜3は、所定パターンで配された実部31を備え、それ以外の部位が、開口部32となっている。そして、実部31は、主として漆が固化(酸化重合)することよって形成された材料で構成されている。
以下、漆について説明する。漆は、一般に、ウルシ科の樹木等から得られる樹液を精製して得られるものである。また、漆は、一般に、ウルシオール、チチオール、ラッコールやそれらに類似した成分(例えば、カードール等)等を含むものである。漆は、漆中に含まれる酵素や熱等によって、これらの成分が空気中の酸素を取り込みながら酸化重合し、被膜を形成することができる。形成された漆の被膜は、独特の質感、色調を有し、美的外観に優れたものであり、また、耐水性、耐熱性、耐薬性に優れている。このため、漆を材料として用いた時計用文字板1は、漆が有する独特の質感、色調が得られ、美的外観に優れたものとなる。また、時計用文字板1は、耐久性に優れたものとなる。
また、漆は、主成分として、ウルシオールを含むことが好ましい。これにより、得られる時計用文字板1は、漆膜3の質感、色調が特に優れたものとなり、美的外観が特に優れたものとなる。
また、漆は、Feを含むことが好ましい。これにより、漆は、特に濃い黒色を呈することができ、独特の色調、質感がより顕著に現れたものとなる。このため、このような漆を用いて得られる時計用文字板1は、漆の質感、色調に特に優れたものとなり、美的外観が特に優れたものとなる。
また、実部31は、漆を主として構成されたものであるが、着色剤を含んでいてもよい。着色剤としては、例えば、染料、顔料等を用いることができる。これらの着色剤を用いることで、漆の色調を自由に変化させることができ、得られる時計用文字板1のデザインにバリエーションを持たせることができる。また、顔料は、優れた耐光性を有しており、長期間にわたって安定的に優れた外観を保持する上で、特に有利である。顔料としては、例えば、無機顔料、有機顔料等が挙げられ、公知の顔料を1種または2種以上組み合わせて使用することができ、具体例には、例えば、硫化水銀、酸化第2鉄、硫化砒素、酸化チタン等が挙げられる。
また、上述したように、漆膜3は、開口部32を有している。これにより、基板2の第1の面21側(図1中上側から)から入射した光(外光)を、基板2の第1の面21とは反対側の主面である第2の面22側(図1中下側)に出射させることができる。
漆膜3において、実部31が設けられていない部分は開口部32となっているため、基板2の実部31で被覆されていない部位が外部からの光を透過させる透過部として機能し、時計用文字板1は、外部からの光を十分に透過させることができるものとなっている。これにより、時計用文字板1を、例えば、ソーラー時計(太陽電池を内蔵する時計)、ソーラー電波時計等に好適に適用することができる。
そして、漆膜3が、実部31とともに、開口部32を有することにより、優れた外観上の効果を発揮させつつ、時計用文字板1全体としての光の透過率を十分に優れたものとすることができる。
また、漆膜3を構成する複数の実部31は、すべてが同一の材料で構成されたものであってもよいし、互いに異なる材料で構成されたものであってもよい。また、任意の実部31は、その全体が均一な組成を有するものであってもよいし、各部位で組成の異なるものであってもよい。特に、漆膜3は、基板2上に、複数の実部31で構成されたエリアを、複数個有するものであり、各エリアで、実部31の構成材料が異なるものであってもよい。上記のような構成とすることにより、時計用文字板1の装飾性を更に高めることができる。
漆膜3を構成する実部31は、後述するように、圧電素子の振動により、ヘッド部から、漆膜3の構成材料を含有する漆塗料の液滴311を所定パターンで基板2上に吐出させることにより形成されたものである。
実部31の平面視した際の形状(平面形状)は、特に限定されないが、後述するような方法により形成されるものであるため、通常、漆塗料の液滴に対応するような略円形状をなすものである(図2、図3参照)。なお、実部31は、複数個の液滴が一体化したような形状をなすものであってもよい。また、実部31は、同一地点に複数個の液滴が着弾して形成された積層体であってもよい。
実部31の配置パターン(平面視した際の配置パターン)は、特に限定されず、いかなるものであってもよい。一例として、装飾パターンが幾何学的な模様であれば、例えば、図2に示すような正方格子状に配されていてもよいし、図3に示すような千鳥格子状に配されていてもよい。また、図4や図5のように、複数の液滴311を重なり合わせて実部31を形成し配置したパターンであってもよい。また、上記のような定型的な形状の繰り返しパターンにおいて一部が欠落したパターンであってもよい。また、その他の任意パターンでもよく、例えば、放射状模様、渦巻模様等であってもよい。
また、漆膜3を構成する複数の実部31は、同一の大きさ、形状を有するものであってもよいし、互いに異なる大きさ、形状のものであってもよい。
図1中hで表される実部31の平均高さ(平均厚さ)は、特に限定されないが、5〜40μmであるのが好ましく、7〜30μmであるのがより好ましい。実部31の平均高さが前記範囲内の値であると、漆膜3(実部31)の内部応力が高くなるのを十分に防止しつつ、時計用文字板1の審美性を特に優れたものとすることができる。また、基板2と漆膜3との密着性を特に優れたものとすることができる。また、時計用文字板1全体としての光の透過率を十分に大きいものとすることができる。これに対し、実部31の平均高さが前記下限値未満であると、漆膜3の構成材料等によっては、漆膜3の質感、色調等の特長を十分に発揮するのが困難となり、時計用文字板1全体としての審美性を十分に高めるのが困難になる可能性がある。また、漆膜3、基板2の構成材料等によっては、基板2と漆膜3との密着性を十分に向上させるのが困難になる可能性がある。また、実部31の平均高さが前記上限値を超えると、漆膜3の各部位における膜厚のばらつきが大きくなる傾向を示す。また、実部31の平均高さが特に大きい場合は、内部応力が高くなり、実部31が剥がれ易くなる可能性がある。また、実部31の平均高さが前記上限値を超えると、時計用文字板1全体としての光の透過率が減少する傾向を示す。
また、実部31が略円形の場合、図2および図3中dで表される実部31の平均径は、特に限定されないが、5〜100μmであるのが好ましく、10〜50μmであるのがより好ましい。実部31の平均径が前記範囲内の値であると、時計用文字板1としての光の透過性を十分に高いものとしつつ、時計用文字板1の美的外観(審美性)を特に優れたものとすることができる。これに対し、実部31の平均径が前記下限値未満であると、漆膜3の構成材料や厚さ等によっては、時計用文字板1の外観を十分に優れたものとするのが困難になる可能性がある。一方、実部31の平均径が前記上限値を超えると、実部31の占有面積の割合によっては、時計用文字板1全体としての光の透過率を十分に高めるのが困難になる可能性がある。
また、図2および図3中pで表される実部31間のピッチは、特に限定されないが、5〜120μmであるのが好ましく、10〜60μmであるのがより好ましい。実部31間のピッチが前記範囲内の値であると、時計用文字板1としての光の透過性を十分に高いものとしつつ、時計用文字板1の美的外観(審美性)を特に優れたものとすることができる。これに対し、実部31間のピッチが前記下限値未満であると、実部31の占有面積の割合によっては、時計用文字板1全体としての光の透過率を十分に高めるのが困難になる可能性がある。一方、実部31間のピッチが前記上限値を超えると、漆膜3の構成材料や厚さ等によっては、時計用文字板1の外観を十分に優れたものとするのが困難になる可能性がある。
基板2(時計用文字板1)を平面視した際に実部31で被覆されていない開口部32の面積の割合である開口率(有効領域における開口率)は、特に限定されないが、10〜40%であるのが好ましく、20〜30%であるのがより好ましい。開口率が前記範囲内の値であると、時計用文字板1としての光の透過性を十分に高いものとしつつ、時計用文字板1の美的外観(審美性)を特に優れたものとすることができる。これに対し、開口率が前記下限値未満であると、時計用文字板1全体としての光の透過率を十分に高めるのが困難になる可能性がある。一方、開口率が前記上限値を超えると、漆膜3の構成材料や厚さ等によっては、時計用文字板1の外観を十分に優れたものとするのが困難になる可能性がある。
時計用文字板1全体の光の透過率は、特に限定されるものではないが、10〜50%であるのが好ましく、20〜40%であるのがより好ましい。透過率が前記範囲内の値であると、基板2上にある漆膜の質感、色調を特に優れたものとすることができ、時計用文字板1の美的外観(審美性)を特に優れたものとすることができる。これに対し、透過率が前記下限値未満であると、後述するような時計に適用した場合等において、太陽電池9における発電に十分な光量が得られない可能性がある。一方、透過率が前記上限値を超えると、漆膜3の構成材料や厚さ等によっては、時計用文字板1の外観を十分に優れたものとするのが困難になる可能性がある。
[コート層]
基板2の第1の面21側には、漆膜3を被覆するようにコート層4が設けられている。このようなコート層4を有することにより、例えば、光の透過率を十分に高いものとしつつ、漆の質感、色調等を鮮明にすることができ、時計用文字板1の美的外観をさらに優れたものにすることができる。また、例えば、時計用文字板1全体としての、耐食性、耐候性、耐水性、耐油性、耐擦傷性、耐摩耗性等の各種特性を向上させることができ、外部環境の影響による漆膜3等の劣化、変性等をより確実に防止することができる。特に、漆膜3が空気と接触して、劣化することを確実に防止することができる。このため、漆膜3の色調、質感が変化することを好適に防止することができる。その結果、時計用文字板1としての耐久性を特に優れたものとすることができる。
コート層4は、いかなる材料で構成されたものであってもよいが、適度な透明性を有する材料で構成されたものであるのが好ましい。このような材料としては、各種プラスチック材料(樹脂材料)、各種ガラス、ダイヤモンド様炭素(DLC)等が挙げられるが、この中でも、プラスチックは、優れた透明性と、優れた成形性(成形の容易さ)とを併有しているため、特に好ましい。
コート層4を構成するプラスチック材料(樹脂材料)としては、特に限定されず、例えば、上述したような基板2と同様の材料を用いることができる。コート層4は、上述のような材料の中でも特に、ウレタン系樹脂および/またはアクリル系樹脂を含む材料で構成されたものであるのが好ましく、主としてウレタン系樹脂および/またはアクリル系樹脂で構成されたものであるのがより好ましい。これにより、上記のようなコート層4を有することによる効果をより顕著なものとして発揮させつつ、コート層4と漆膜3との密着性を特に優れたものとすることができる。
また、コート層4中には、上記のような材料以外の成分が含まれていてもよい。このような成分としては、例えば、着色剤(各種発色剤、蛍光物質、りん光物質等を含む)、光沢剤、可塑剤、酸化防止剤、フィラー等が挙げられる。
コート層4の平均厚さは、特に限定されないが、0.01〜50μmであるのが好ましく、0.1〜20μmであるのがより好ましく、2〜15μmであるのがさらに好ましい。コート層4の平均厚さが前記範囲内の値であると、コート層4の内部応力が高くなるのを十分に防止しつつ、上述したような効果を特に顕著に得ることができ、コート層4と漆膜3との密着性を特に優れたものとすることができる。また、時計用文字板1の審美性を特に優れたものとすることができる。
なお、図示のように、コート層4の一部が開口部32内に侵入している場合、コート層4の平均厚さとしては、漆膜3上に設けられた部位(開口部32に対応する部位を除いた部位)についての平均厚さの値を採用するものとする。
また、コート層4は、各部位で均一な組成を有するものであってもよいし、そうでなくてもよい。例えば、コート層4は、含有成分(組成)が厚さ方向に順次変化するもの(傾斜材料)であってもよい。また、コート層4は、複数の層を有する積層体であってもよい。これにより、例えば、漆膜3との密着性を特に優れたものとしつつ、時計用文字板1としての審美性をさらに高めることができる。
また、コート層4は、例えば、時計用文字板1の使用時等において除去されるものであってもよい。
なお、図中には示していないが、時計用文字板1は、基板2の第1の面21側に、時刻目盛りや装飾文字、マーク等が設けられている。
次に、上述した時計用文字板1の製造方法について説明する。
図6に示すように、本実施形態の時計用文字板1の製造方法は、基板2(1a)の表面(第1の面21)の少なくとも一部に、圧電素子の振動により、ヘッド部から、漆膜3の構成材料を含有する漆塗料の液滴を所定パターンで吐出させる吐出工程(1b)と、液滴を着弾させ実部31を有する漆膜3を形成する漆膜形成工程(1c)と、基板2の第1の面21側に漆膜3を被覆するようにコート層4を形成するコート層形成工程(1d)とを有する。
上述したように、漆は、独特の質感と色調を有し、漆を材料として用いた時計用文字板1は、漆に独特の質感、色調が得られ、美的外観に優れたものとなる。しかしながら、漆を時計用文字板に適用した場合、通常の塗布するような方法では、時計用文字板の光の透過性が優れたものとならなかった。また、これを解決するために、漆を薄く時計用文字板の基板に塗布した場合、漆に独特の質感、色調が得られない問題があった。そこで、本発明者らは、鋭意検討した結果、上述したような製造方法によって、文字板を製造することにより、時計用文字板1が、漆の質感、色調を優れたものにしつつ、光の透過性に優れたものになることを見出した。すなわち、漆塗料を微小の液滴として吐出し、液滴を基板2上に着弾させて漆膜3を形成することで、上述したような、所定パターンで実部31と開口部32を有する漆膜3を製造できることができる。
[基板]
まず、基板2を用意する(1a)。
基板2の構成材料としては、上述したような材料を用いることができる。
また、基板2は、いかなる方法で成形されたものであってもよいが、基板12の成形方法としては、例えば、圧縮成形、押出成形、射出成形、光造形等が挙げられる。
また、基板2の表面に対しては、例えば、鏡面加工、スジ目加工、梨地加工等の表面加工が施されてもよい。これにより、得られる時計用文字板1の表面の光沢具合にバリエーションを持たせることが可能となり、得られる時計用文字板1の装飾性をさらに向上させることができる。また、後述する吐出工程において、基板2に対する漆塗料の液滴の親和性を高めることができ、その結果、基板2上の目的とする部位に、より確実に液滴311を保持することができるとともに、形成される漆膜3と基板2との密着性を特に優れたものとすることができる。また、このような表面加工を施した基板2を用いて製造される時計用文字板1は、基板2に対して、前記表面加工を施すことにより得られるものに比べて、漆膜3のギラツキ等が抑制されたものとなり、特に美的外観に優れたものとなる。また、基板2が、主としてプラスチック材料で構成されたものである場合、上記のような表面加工を比較的容易に行うことができる。また、漆膜3は、通常、比較的薄いものであるため漆膜3を形成した後に表面加工を施すと、当該表面処理を施した部位の漆膜3を好適に残存させることが困難であるが、基板2に対して表面処理を行うことにより、このような問題の発生も効果的に防止することができる。
また、基板2の表面を、漆塗料に対して親液性に処理してもよい(親液化処理)。親液化処理としては、例えば、大気圧プラズマ法、UV処理法、有機薄膜法(デカン膜、ポリエチレン膜)等が挙げられる。このような処理を施すことにより、基板2の表面に対する液滴の濡れ性が向上し、基板2上の目的とする部位に、より確実に液滴を保持することができるとともに、形成される漆膜3と基板2との密着性を特に優れたものとすることができる。
[吐出工程、漆膜形成工程]
次に、基板2上に、漆塗料の液滴311を吐出し(吐出工程)(1b)、漆膜3を形成する(漆膜形成工程)(1c)。
漆塗料の液滴311の吐出は、圧電素子の振動により、ヘッド部5から、漆膜3の構成材料を含有する漆塗料の液滴311を所定パターンで吐出させることにより行う。このようにして液滴311を吐出することにより、所望の微細なパターンの漆膜3(実部31)を確実に形成でき、効率良く短時間で形成することができる。また、液滴吐出のプログラムを変更することにより、多様な時計用文字板を容易に製造することができる。すなわち、多品目生産にも好適に対応することができる。
また、漆は、空気に接触することで、空気中の酸素を取り込んでウルシオール等の主成分が酸化重合して、固化する。上述のように、漆塗料を微小の液滴311として吐出することにより、吐出された液滴311は、大量の空気に接触することができ、素早く重合反応を開始する。このため、基板2に着弾した漆塗料の液滴311は、吐出前の漆塗料と比較して粘度が高くなっており、基板2上を濡れ広がることを確実に防止することができる。このため、容易かつ確実に所望のパターンの実部31および開口部32を有する漆膜3を形成することができる。また、基板2上に着弾した液滴311は、粘度が高くなっているため、この液滴311上にさらなる液滴311を着弾させて、積層した漆膜3を形成しても、混じりあわず、好適に積層体を形成できる。また、このように積層を行うことで、様々な質感、色調の漆膜3を形成することができる。また、このように積層を行うことで、実部31に適度の厚みを持たせつつ、実部31と開口部32とを有した漆膜3を確実に形成することができる。
《漆塗料》
漆塗料は、少なくとも、上述したような漆を含むものである。
また、漆塗料は、必要に応じて、着色剤や、溶媒、分散媒等の液性媒体を含んでいてもよい。
着色剤としては、特に限定されず、例えば、前述したような漆膜3の構成材料として用いるものを用いることができる。
液性媒体としては、特に限定されず、溶剤や分散媒として公知のものを用いることができるが、例えば、水等の無機化合物や、カンフル(樟脳油)、α−ピネン、β−ピネン等のテルペン系化合物、アセトン等のケトン系化合物、エタノール、メタノール等のアルコール系化合物、エーテル系化合物、セロソルブ系化合物、脂肪族炭化水素系化合物、芳香族炭化水素系化合物、芳香族複素環化合物、アミド系化合物、ハロゲン化合物、エステル系化合物、アミン系化合物、ニトリル系化合物、ニトロ系化合物、アルデヒド系化合物等の有機化合物等が挙げられ、これらから選択される1種または2種以上を混合したものを用いることができる。漆塗料が液性媒体を含むものであると、液滴311の吐出を円滑に行うことができ、所望の形状の実部31を、所望のパターンで、容易かつ確実に形成することができる。特に、テルペン系化合物を液性媒体として用いた場合、得られる時計用文字板1において、漆膜3上でテルペン系化合物が光沢剤として機能し、時計用文字板1の漆の質感、色調が特に優れたものとなる。
また、漆塗料中には、前述した材料以外の成分が含まれていてもよい。このような成分としては、例えば、分散剤、樹脂材料、pH調整剤、表面張力調整剤、粘度調整剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、乾燥防止剤、蒸発促進剤、消泡剤、防かび剤、防腐剤、防錆剤等が挙げられ、これらは公知のものを用いることができる。
このような、漆塗料の粘度は、特に限定されないが、通常、1〜100mPa・sであるのが好ましく、2〜80mPa・sであるのがより好ましい。漆塗料の粘度が前記範囲内の値であると、ヘッド部5からの液滴の吐出をより安定的に行うことができるともに、精密な形状を有し、所定の厚みを有する漆膜3を、より容易かつ確実に形成することができる。なお、本明細書においては、特に断りのない限り、「粘度」とは、25℃において、JIS Z8809に準拠して測定される粘度のことを指す。
また、液滴311の1滴の体積も、特に限定されないが、通常、0.1〜40pLであるのが好ましく、1〜30pLであるのがより好ましい。液滴311の1滴の平均体積が前記範囲内の値であると、より精密な形状を有し、所定の厚みを有する漆膜3を容易かつ確実に形成することができる。
また、本工程では、吐出を行う際の雰囲気の温度が10〜45℃であることが好ましく、15〜40℃であることがより好ましい。これにより、漆塗料中に含まれる酵素をより活性化させることができ、吐出した液滴中での漆の重合反応を確実に開始させることができる。このため、基板2に着弾した漆塗料の液滴311が、基板2上を濡れ広がることを確実に防止することができ、容易かつ確実に所望のパターンの実部31および開口部32を有する漆膜3を形成することができる。このため、得られる時計用文字板1は、特に優れた漆の質感、色調を有し、美的外観、光透過性が特に優れたものとなる。
また、本工程では、吐出を行う際の雰囲気の湿度が55〜95%であることが好ましく、60〜90%であることがより好ましい。これにより、漆塗料中に含まれる酵素をより活性化させることができ、吐出した液滴中での漆の重合反応を確実に開始させることができる。このため、基板2に着弾した漆塗料の液滴311が、基板2上を濡れ広がることを確実に防止することができ、容易かつ確実に所望のパターンの実部31および開口部32を有する漆膜3を形成することができる。このため、得られる時計用文字板1は、特に優れた漆の質感、色調を有し、美的外観、光透過性が特に優れたものとなる。
また、本工程では、基板2の温度を80〜200℃とすることが好ましく、100〜180℃とすることがより好ましい。これにより、漆塗料の液滴311が基板2に着弾すると、漆塗料が含む漆が熱によって素早く酸化重合をすることができる。このため、基板2に着弾した漆塗料の液滴311が、基板2上を濡れ広がることを確実に防止することができ、容易かつ確実に所望のパターンの実部31および開口部32を有する漆膜3を形成することができる。また、このような温度範囲であると、基板2や漆膜3の不本意な変質や変形を防ぐことができる。
また、このような吐出工程と漆膜形成工程を繰り返し行うことで、基板2全体に漆膜3を形成することができる。
なお、本工程では、1つの実部31を複数の液滴311で形成してもよい。これにより着弾面の親液、撥液性の制御をして、実部31の大きさ、形状を確実に制御することができる。
また、本工程では、上記のような液滴の吐出の後に、必要に応じて、加熱、冷却等の熱処理、減圧処理等を施して、完全に漆膜3を固化させてもよい。
[コート層形成工程]
次に、基板2の第1の面21側に漆膜3を被覆するようにコート層4を形成する(1d)。これにより、時計用文字板1が得られる。
コート層4の形成方法は、特に限定されず、例えば、スピンコート、ディッピング、刷毛塗り、噴霧塗装、静電塗装、電着塗装等の塗装、電解めっき、浸漬めっき、無電解めっき等の湿式めっき法や、熱CVD、プラズマCVD、レーザーCVD等の化学蒸着法(CVD)、真空蒸着、スパッタリング、イオンプレーティング等の乾式めっき法(気相成膜法)、溶射、貼着等が挙げられるが、コート層4が主として前述したような樹脂材料で構成されたものである場合、塗装により形成するのが好ましい。これにより、比較的容易にコート層4を形成することができる。また、塗装によりコート層4を形成する場合、コート層4形成用の材料中に着色剤等の成分を添加したり、その添加量の調節したりするのが容易である。
上述したように、漆膜3には、開口部32が設けられているため、本工程においては、コート層4を、その一部が開口部32内に入り込んだ形状のものとして容易かつ確実に形成することができる。これにより、コート層4と漆膜3との接触面積が増大し、時計用文字板1におけるコート層4の密着性を特に優れたものとすることができる。
<時計>
次に、上述したような本発明の時計用文字板1を備えた本発明の時計について説明する。
本発明の時計は、上述したような本発明の時計用文字板1を有するものである。上述したように、本発明の時計用文字板1は、電磁波透過性(光透過性)および装飾性(美的外観)に優れたものである。このため、このような時計用文字板1を備えた本発明の時計は、ソーラー時計や電波時計としての求められる要件を十分に満足することができる。なお、本発明の時計を構成する前記時計用文字板1(本発明の時計用文字板1)以外の部品としては、公知のものを用いることができるが、以下に、本発明の時計の構成の一例について説明する。
図7は、本発明の時計(腕時計)の好適な実施形態を示す断面図である。
図7に示すように、本実施形態の腕時計(携帯時計)100は、胴(ケース)72と、裏蓋73と、ベゼル(縁)74と、ガラス板(カバーガラス)75とを備えている。また、ケース72内には、前述したような本発明の時計用文字板1と、太陽電池9と、ムーブメント71とが収納されており、さらに、図示しない針(指針)等が収納されている。
ガラス板75は、通常、透明性の高い透明ガラスやサファイア等で構成されている。これにより、本発明の時計用文字板1の審美性を十分に発揮させることができるとともに、太陽電池9に十分な光量の光を入射させることができる。
ムーブメント71は、太陽電池9の起電力を利用して、指針を駆動する。
図6中では省略しているが、ムーブメント71内には、例えば、太陽電池9の起電力を貯蔵する電気二重層コンデンサー、リチウムイオン二次電池や、時間基準源として水晶振動子や、水晶振動子の発振周波数をもとに時計を駆動する駆動パルスを発生する半導体集積回路や、この駆動パルスを受けて輪列機構を1秒毎に指針を駆動するステップモーターや、ステップモーターの動きを指針に伝達する輪列機構等を備えている。
また、ムーブメント71は、図示しない電波受信用のアンテナを備えている。そして、受信した電波を用いて時刻調整等を行う機能を有している。
太陽電池9は、光エネルギーを電気エネルギーに変換する機能を有する。そして、太陽電池9で変換された電気エネルギーは、ムーブメントの駆動等に利用される。
太陽電池9は、例えば、非単結晶シリコン薄膜にp型の不純物とn型の不純物とが選択的に導入され、さらにp型の非単結晶シリコン薄膜とn型の非単結晶シリコン薄膜との間に不純物濃度の低いi型の非単結晶シリコン薄膜を備えたpin構造を有している。
胴72には巻真パイプ76が嵌入・固定され、この巻真パイプ76内にはりゅうず77の軸部771が回転可能に挿入されている。
胴72とベゼル74とは、プラスチックパッキン78により固定され、ベゼル74とガラス板75とはプラスチックパッキン79により固定されている。
また、胴72に対し裏蓋73が嵌合(または螺合)されており、これらの接合部(シール部)85には、リング状のゴムパッキン(裏蓋パッキン)84が圧縮状態で介挿されている。この構成によりシール部85が液密に封止され、防水機能が得られる。
りゅうず77の軸部771の途中の外周には溝772が形成され、この溝772内にはリング状のゴムパッキン(りゅうずパッキン)83が嵌合されている。ゴムパッキン83は巻真パイプ76の内周面に密着し、該内周面と溝772の内面との間で圧縮される。この構成により、りゅうず77と巻真パイプ76との間が液密に封止され防水機能が得られる。なお、りゅうず77を回転操作したとき、ゴムパッキン83は軸部771と共に回転し、巻真パイプ76の内周面に密着しながら周方向に摺動する。
なお、上記の説明では、時計の一例として、腕時計(携帯時計)を挙げて説明したが、本発明は、腕時計以外の携帯時計、置時計、掛け時計等の他の種類の時計にも同様に適用することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、これらに限定されるものではない。
例えば、本発明の時計用文字板の製造方法では、必要に応じて、任意の目的の工程を追加することもできる。例えば、漆膜形成工程とコート層形成工程との間に、洗浄等の中間処理を施してもよい。また、コート層の形成後に、研磨(ラッピング)等の後処理を施してもよい。
また、前述した実施形態では、漆膜の形成を1度のみ行ったが、2度以上行って、漆膜を積層させてもよい。
また、本発明の時計用文字板の製造方法において、各工程の順序は、上述したようなものに限定されない。
また、前述した実施形態では、時計用文字板が、基板と、漆膜と、コート層とを有するものとして説明したが、本発明の時計用文字板は、このような構成のものに限定されず、例えば、時計用文字板はコート層を備えていなくてもよい。また、例えば、漆膜上に、着色していない透明の漆の被膜をコート層として形成してもよい。
また、前述した実施形態では、基板の第1の面側のみに、漆膜を有する構成について説明したが、漆膜は、第2の面側に設けられたものであってもよい。また、漆膜は、基板の両面に設けられたものであってもよい。また、漆膜は、2枚の基板の隙間に設けられたものであってもよい。また、基板上に形成される漆膜は、基板の一部にのみ設けられるものであってもよい。
また、前述した実施形態では、漆は、樹木から採取され精製して用いられるものとして説明したが、このようなものに限定されない。例えば、漆は、合成によって製造されたものであってもよい。このようなものとしては、例えば、カシューナッツの殻に含まれるカシュー油を加工した人工漆(カシュー塗料)等が挙げられる。
次に、本発明の具体的実施例について説明する。
1.時計用文字板の製造
(実施例1)
以下に示すような方法により、腕時計用文字板を製造した。
まず、粗漆(あらみ漆)を精製し、精製した漆を得た。粗漆(あらみ漆)としては、ウルシオールを66wt%含んだものを用いた。最初に、粗漆をろ過することにより、不純物を取り除いた。この粗漆を容器中でゆっくりと撹拌し、その後、撹拌を保ちつつ、水酸化鉄を加えた。粗漆が十分に黒く着色した段階で、粗漆をゆっくりと加熱し、40℃に保って撹拌を続けた。粗漆のウルシオールの含有量が86wt%となったところで、加熱、撹拌をやめ、再びろ過を行い、精製した漆を得た。
次に、漆塗料を調製した。漆塗料は、漆をテレビン油(主としてα−ピネン、β−ピネン混合物を含む。)で希釈することによって得られた。このとき、漆塗料の粘度は50mPa・sであった。
次に、ポリカーボネートを用いて、圧縮成形により、腕時計用文字板の形状を有する基板を作製し、その後、必要箇所を切削、研磨した。得られた基板は、略円盤状をなし、直径:27mm×厚さ:500μmであった。
次に、この基板を洗浄した。基板の洗浄としては、まず、アルカリ浸漬脱脂を30秒間行い、その後、中和を10秒間、水洗を10秒間、純水洗浄を10秒間行った。
次に、洗浄を行った基板の一方の主面(第1の面)に、圧電素子の振動により、ヘッド部から、図3に示すような千鳥格子状の配列パターンで、漆塗料の液滴を吐出させ(吐出工程)、漆膜を形成した(漆膜形成工程)。吐出した漆塗料の液滴の1滴の平均体積は、10pLであった。
なお、吐出時の雰囲気は湿度80%、温度25℃であり、基板は150℃に加熱された状態であった。
吐出工程および漆膜形成工程を同様に繰り返し(計2度)漆膜を得た。形成された実部の平均高さは、12μmであった。また、実部の平均径は、25μmであり、実部間のピッチは、26μmであった。また、基板を平面視した際に漆膜において実部が形成されていない部分(開口部)の割合(開口率)は、28%であった
次に、基板の温度を150℃とし加熱することにより、漆膜を完全に固化させた。
その後、基板の第1の面側において漆膜を被覆するように、ポリウレタンで構成されるコート層を形成し、これにより時計用文字板を得た(図4(1c)参照)。コート層の形成は、スピンコート法により行った。形成されたコート層の平均厚さは、10μmであった。また、得られた時計用文字板において、コート層はその一部が開口部内に侵入していた。
なお、漆膜の高さおよびコート層の厚さは、JIS H 5821で規定される顕微鏡断面試験方法に従い測定した。
(実施例2)
漆膜形成時において、基板の温度の加温を行わずに、漆膜を形成した。次に、湿度80%、温度25℃の雰囲気下で基板を静置することにより、漆膜の固化を行った以外は、前記実施例1と同様にして時計用文字板を製造した。
(実施例3)
漆塗料および漆膜の構成、吐出工程での条件を表1のように行い、図2に示すようなパターンの漆膜を形成した以外は、前記実施例1と同様にして時計用文字板を製造した。
(実施例4)
漆塗料および漆膜の構成、吐出工程、漆膜形成工程での条件を表1のように行い、図4に示すようなパターンの漆膜を形成した以外は、前記実施例1と同様にして時計用文字板を製造した。
(実施例5)
漆塗料および漆膜の構成、吐出工程での条件を表1のように行い、図5に示すようなパターンの漆膜を形成した以外は、前記実施例1と同様にして時計用文字板を製造した。
(実施例6〜12)
漆、漆塗料および漆膜の構成と、吐出工程、漆膜形成工程、コート層形成工程での条件とを表1のようにした以外は、前記実施例1と同様にして時計用文字板を製造した。また、実施例7ではコート層の形成を行わなかった。
(実施例13、14)
漆の調製時に水酸化鉄による着色処理を行わず、漆塗料に顔料として、表1に示すものを加えた。また、漆塗料および漆膜の構成と、吐出工程での条件とを表1のようにした以外は、前記実施例1と同様にして時計用文字板を製造した。
(比較例1)
まず、前記実施例1と同様に漆および基板を調製した。
次に、漆を、テレピン油にて希釈し、表1に示すような所定の粘度の漆塗料を得た。この漆塗料をスピンコート法による塗布を2度行い、漆膜を形成した。さらに、前記実施例1と同様に漆膜を固化し、コート層を形成して時計用文字板を製造した。
(比較例2)
前記実施例1と同様に漆および基板を調製した。
次に、漆を、テレピン油にて希釈し、表1に示すような所定の粘度の漆塗料を得た。この漆塗料をスピンコート法によって塗布し、漆膜を形成した。さらに、前記実施例1と同様に漆膜を固化し、コート層を形成して時計用文字板を製造した。
(比較例3)
比較例1と同様にして漆、基板および漆塗料の調製を行い、漆膜を形成、固化させた。
次に、レーザーエッチングによって漆膜に図3に示すような開口部を形成した。コート層を実施例1と同様にして形成し、時計用文字板を製造した。
各実施例および各比較例について、時計用文字板の製造に用いた漆、漆塗料および各工程の条件、および、時計用文字板が有する漆膜の構成を表1にまとめて示す。
Figure 2008164529
2.時計用文字板の生産性
前記各実施例および各比較例について、時計用文字板の生産性(生産時間、歩留まり、操業性)を以下の4段階の基準に従い、評価した。
◎:生産性にきわめて優れている。
○:生産性に優れている。
△:生産性にやや劣る。
×:生産性に劣る。
3.時計用文字板の外観評価
前記各実施例および各比較例で製造した各時計用文字板について、目視および顕微鏡による観察を行い、これらの外観を以下の5段階の基準に従い、評価した。
◎◎:外観きわめて優良。
◎:外観優良。
○:外観良。
△:外観やや不良。
×:外観不良。
4.時計用文字板の光透過性評価
前記各実施例および各比較例で製造した各時計用文字板について、以下のような方法により、光透過性を評価した。
まず、太陽電池と各文字板とを暗室にいれた。その後、太陽電池単体でその受光面に対し、所定距離離間した蛍光灯(光源)からの光を入射させた。この際、太陽電池の発電電流をA[mA]とした。次に、前記太陽電池の受光面の上面に文字板を重ね合わせた状態で、前記と同様に所定距離離間した蛍光灯(光源)からの光を入射させた。この状態での、太陽電池の発電電流をB[mA]とした。そして、(B/A)×100で表される文字板の光透過率を算出し、以下の5段階の基準に従い、評価した。文字板の光透過率が大きいほど、文字板の光透過性は優れたものであるといえる。
◎◎:37%以上。
◎:32%以上37%未満。
○:25%以上32%未満。
△:17%以上25%未満。
×:17%未満。
その後、前記各実施例および各比較例で製造した文字板を用いて、図7に示すような腕時計を製造した。そして、製造された各腕時計を暗室にいれた。その後、時計の文字板側の面(ガラス板側の面)から、所定距離離間した蛍光灯(光源)からの光を入射させた。この際、光の照射強度が次第に大きくなるように照射強度を一定の速度で変化させた。その結果、本発明の時計では、比較的照射強度が小さい場合でもムーブメントが駆動した。これに対し、比較例1の時計では、比較的照射強度が大きい場合でもムーブメントの駆動が確認されなかった。
これらの結果を表2に示す。
Figure 2008164529
表2から明らかなように、本発明にかかる時計用文字板は、いずれも優れた美的外観を有するとともに、光の透過性に優れていた。
これに対し、比較例では、満足な結果が得られなかった。すなわち、漆塗料をスピンコートで塗布した場合、固化に時間がかかるため、生産性に劣っていた。また、比較例1の時計用文字板は、優れた美的外観が得られるものの、開口部を有しないため、光の透過性に劣っていた。また、比較例2の時計用文字板は、光の透過性を有するものの、漆膜が薄く、美的外観に劣っていた。また、比較例3では、レーザーエッチングによって、漆膜に好適に開口部を形成することができず、美的外観を優れたものとすることができなかった。また、レーザーエッチングを行う工程が増えることで生産性に劣るものとなった。
また、各実施例で得られた時計用文字板について、時計ケースと、電波受信用のアンテナを備えた腕時計用内部モジュール(ムーブメント)とを用意し、時計ケース内に、腕時計用内部モジュール(ムーブメント)および、装飾品としての文字板を組み込んだ。この状態での電波の受信感度を測定したところ、電波受信用のアンテナは、文字板を組み込まない状態での受信感度と比較して、受信感度の低下が認められなかった。このことから、各実施例で得られた時計用文字板は、好適に電波時計に使用することができる。
また、各実施例および各比較例で得られた時計用文字板を用いて、図7に示すような時計を組み立てた。このようにして得られた各時計について、上記の「3.時計用文字板の外観評価」と同様の試験、評価を行ったところ、上記と同様の結果が得られた。
本発明の時計用文字板の好適な実施形態を示す断面図である。 図1に示す時計用文字板において実部の配置パターンの一例を示す平面図である。 図1に示す時計用文字板において実部の配置パターンの一例を示す平面図である。 図1に示す時計用文字板において実部の配置パターンの一例を示す平面図である。 図1に示す時計用文字板において実部の配置パターンの一例を示す平面図である。 本発明の時計用文字板の製造方法の好適な実施形態を示す断面図である。 本発明の時計(携帯時計)の好適な実施形態を示す部分断面図である。
符号の説明
1…時計用文字板 2…基板 21…第1の面 22…第2の面 3…漆膜 31…実部 311…液滴 32…開口部(透過部) 4…コート層 5…ヘッド部 9…太陽電池 71…ムーブメント 72…胴(ケース) 73…裏蓋 74…ベゼル(縁) 75…ガラス板(カバーガラス) 76…巻真パイプ 77…りゅうず 771…軸部 772…溝 78…プラスチックパッキン 79…プラスチックパッキン 83…ゴムパッキン(りゅうずパッキン) 84…ゴムパッキン(裏蓋パッキン) 85…接合部(シール部) 100…腕時計(携帯時計)

Claims (10)

  1. 光透過性を有する材料で構成された基板上に、圧電素子の振動により、ヘッド部から、漆を含有する漆塗料を液滴として間欠的に吐出させる吐出工程と、
    吐出された前記液滴を、所定パターンで前記基板に着弾させ漆膜を形成する漆膜形成工程とを有することを特徴とする時計用文字板の製造方法。
  2. 前記漆は、主としてウルシオールを含むものである請求項1に記載の時計用文字板の製造方法。
  3. 前記漆は、Feを含むものである請求項1または2に記載の時計用文字板の製造方法。
  4. 常温における前記漆塗料の粘度が、1〜100mPa・sである請求項1ないし3のいずれかに記載の時計用文字板の製造方法。
  5. 前記漆塗料の液滴の1滴の平均体積が、0.1〜40pLである請求項1ないし4のいずれかに記載の時計用文字板の製造方法。
  6. 前記基板を平面視した際に、前記漆膜の開口率を、10〜40%とする請求項1ないし5のいずれかに記載の時計用文字板の製造方法。
  7. 前記吐出工程の際では、温度が10〜45℃、湿度が55〜95%の雰囲気下で前記液滴の吐出を行うものである請求項1ないし6のいずれかに記載の時計用文字板の製造方法。
  8. 前記漆膜形成工程では、前記基板の温度を、80〜200℃とするものである請求項1ないし7のいずれかに記載の時計用文字板の製造方法。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載の方法により製造されたことを特徴とする時計用文字板。
  10. 請求項9に記載の時計用文字板と、太陽電池とを有し、
    前記太陽電池の受光面側に前記時計用文字板が配されていることを特徴とする時計。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015000179A (ja) * 2013-06-14 2015-01-05 株式会社堤淺吉漆店 漆器製造方法
EP4264378B1 (fr) * 2020-12-17 2024-11-06 CSEM Centre Suisse d'Electronique et de Microtechnique SA - Recherche et Développement Procede d'impression d'un element fonctionnel sur un composant horloger

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