JP2008164402A - 時計用文字板および時計 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】時計用文字板は、光を透過することのできる基板と指標とを有し、基板を平面視した場合において、前記基板の外表面側の主面の少なくとも一部に光の反射を防止するための、ピッチが120〜400nmである周期的な凹凸123が設けられていることを特徴とする。前記凹凸123の高さは、120〜700nmであることが好ましい。また、前記凹凸123は、多数の微小な凸部1231が形成されており、前記凸部1231は、略錐形であることが好ましい。
【選択図】図2
Description
しかしながら、時計用文字板の厚さを通常のものとして、立体感を得るために、時計用文字板の基板に十分な高さの段差を設けた場合、基板の一部が薄くなりすぎてしまう。このため、時計用文字板は、十分な強度を得ることができず、耐久性が劣る欠点があった。また、時計用文字板の厚さを十分に大きくした場合、時計用文字板は、立体感に優れるものの、適用できる時計が限られる欠点を有していた。
本発明の時計用文字板は、光を透過することのできる基板と指標とを有し、
前記基板を平面視した場合において、前記基板の外表面側の主面の少なくとも一部に、ピッチが120〜400nmである周期的な凹凸が設けられていることを特徴とする。
これにより、立体感、美的外観に優れた時計用文字板を提供することができる。
これにより、基板に入射する光の入射角が大きい場合であっても、光の反射を好適に防止することができ、反射防止部を特に視認しづらくさせることができる。このため、立体感および美的外観が特に優れた時計用文字板を提供することができる。
これにより、基板と空気層との境界での屈折率の変化をより緩やかにすることができ、光の反射を特に効果的に防止することができる。このため、立体感および美的外観が特に優れた時計用文字板を提供することができる。
これにより、指標の立体感を特に優れたものとすることができ、立体感および美的外観が特に優れた時計用文字板を提供することができる。
これにより、耐久性を優れたものとしつつ、立体感、および美的外観が特に優れた時計用文字板を提供することができる。
本発明の時計用文字板では、前記基板は、主としてプラスチック材料によって構成されるものであることが好ましい。
これにより、立体感、美的外観、耐久性が優れたものであるとともに、電磁波(光、電波)の透過性に優れている時計用文字板を提供することができる。
これにより、立体感および美的外観が特に優れた時計用文字板を提供することができる。
本発明の時計用文字板では、前記装飾層は、主として金属材料によって構成されるものであることが好ましい。
これにより、光沢感を優れたものとすることができ、立体感、高級感および美的外観が特に優れた時計用文字板を提供することができる。
本発明の時計用文字板では、前記装飾層は、所定のパターンの開口部が設けられたものであることが好ましい。
これにより、美的外観を優れたものとしつつ、電磁波(光、電波)の透過性が優れた時計用文字板を提供することができる。
時計用文字板は、ソーラー時計等において、電磁波の優れた透過性が求められるとともに、優れた美的外観等も求められるが、本発明によればこれらの要件を同時に満足することができる。
本発明の時計は、本発明の時計用文字板を用いたことを特徴とする。
これにより、立体感、美的外観に優れた時計を提供することができる。
<第1実施形態>
まず、本発明の文字板(時計用文字板)の第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態の文字板を示す模式的な断面図、図2は、文字板が有する凹凸の形状(パターン)の一例を示す模式的な斜視図、図3は、第1実施形態の文字板を示す模式的な斜視図、図4は、文字板が有する開口部の形状(パターン)の一例を説明するための模式的な平面図、図5は、文字板が有する開口部の形状(パターン)の他の一例を説明するための模式的な平面図である。なお、本明細書で参照する図面は、構成の一部を強調して示したものであり、実際の寸法等を正確に反映したものではない。
基板12は、光の透過性を有するものであればいかなるものであってもよいが、主としてプラスチック材料で構成されたものであることが好ましい。プラスチック材料は、一般に、製造時において、成形が容易であり、精度よく所望の形状の基板12を製造することができる。特に、本発明においては、基板12上に後述する反射防止部123を精度よく、容易に形成することができる。また、プラスチック材料は、耐久性が優れたものであるとともに、電磁波(光、電波)の透過性に優れている。
なお、基板12は、プラスチック材料以外の成分を含むものであってもよい。このような成分としては、例えば、可塑剤、酸化防止剤、着色剤(各種発色剤、蛍光物質、りん光物質等を含む)、光沢剤、フィラー等が挙げられる。
また、基板12は、各部位でその組成が実質的に均一な組成を有するものであってもよいし、部位によって組成の異なるものであってもよい。
また、基板12の形状、大きさは、特に限定されず、通常、文字板10の形状、大きさに基づいて決定される。
また、基板12の表面に対して、後述する反射防止部123が設けられていない部分には、例えば、鏡面加工、スジ目加工、梨地加工等の表面加工が施されてもよい。これにより、得られる文字板10の表面の光沢具合にバリエーションを持たせることが可能となり、得られる文字板10の装飾性をさらに向上させることができる。
本発明において、基板12の第1の面121の少なくとも一部は、光の反射を防止する凹凸(反射防止部)123が設けられている。
図2に示すように、凹凸(反射防止部)123は、ピッチが120〜400nmである周期的なパターンを有している。このような微細で周期的な凹凸123を有することにより、文字板10は、このような反射防止部(凹凸)123を有する部分で、光の反射を特に好適に防止でき、立体感および美的外観を優れたものとすることができる。詳しく説明すると、一般に、光の反射は、光の伝達媒体の屈折率が急激に変化することによって生じると考えられている。このため、空気層から基板12に入射する光は、屈折率が大きく変化する空気層と基板12との境界において、反射しやすい。しかしながら、凹凸123が存在することにより、基板12と空気層の境界において、屈折率の変化を段階的なものとすることができる。このため、反射防止部123において好適に基板12に入射する光の反射を防止することができ、反射防止部123が設けられた部分を視認しづらくすることができる。
また、反射防止部123を設けることで、反射防止部123から入射する光は、基板12に入射しやすくなり、結果として、文字板10にある装飾層16の色調をより鮮明にすることができる。また、このように、基板12に光が入射しやすくなることから、文字板10の光の透過性を優れたものとすることができる。このため、文字板10は、好適にソーラー時計に用いることができる。
また、凹凸123は、上述の条件を満たすものであれば、いかなるものであってもよいが、多数の微小な凸部1231によって形成されていることが好ましい。これにより、基板12と空気層との境界での屈折率の変化をより緩やかにすることができ、光の反射を特に効果的に防止することができる。
また、光を基板12と垂直に入射した場合において、可視光の反射防止部123における反射率は1.0%以下であることが好ましく、0.8%以下であることがより好ましい。これにより、反射防止部123が設けられた部分が特に視認しづらくなり、文字板10は特に立体感が優れたものとなる。
また、凹凸123に対応するパターンを有する型は、例えば、上記のような材料で構成された原版に対して、所定の開口部を有するマスクを介してエッチングを施す方法や、レーザー加工する方法、タングステン等の金属材料を原版に対してスパッタリングする方法等により形成することができる。
また、凹凸123は、基板12に対して直接エッチング、レーザー加工等を施すことで形成されるものであってもよい。
基板12の外表面側(第1の面121側)には、時字やマーク、目盛り等の指標13が設けられている。
基板12を平面視した場合において、文字板10は、指標13として、少なくとも周縁部付近に反射防止部123が設けられたものを有することが好ましい。このような指標13は、目視した場合において、特に立体的に視認されやすく、文字板10における指標13の視認性を特に優れたものとすることができる。また、文字板10は立体感および美的外観に特に優れたものとなる。また、このような指標13は、例えば、印刷等の手段で形成され、指標13そのもの厚さが低い場合であっても、第2の面122が視認できることによって、指標13は、指標13そのものの厚さよりも厚く視認されやすくなり、また、浮いているかのように立体的に視認されやすい。このため、文字板10は、指標13の視認性が優れたものとなるとともに、立体感、美的外観が特に優れたものとなる。なお、本実施形態では、反射防止部123は、基板12の全面に設けられており、基板12上の全ての指標13の周縁部付近に反射防止部123が設けられたものとなっている。
また、指標13は、複数設けるものであってもよいし、単独で設けるものであってもよい。また、指標13は、基板12の第1の面121上であればどこに設けてもよく、例えば、反射防止部123に設けてもよい。
基板12の第2の面122には、酸化物層15が設けられている。このように、本実施形態では、主としてプラスチック材料で構成された基板12の第2の面122に、装飾層16が直接設けられずに、基板12と装飾層16との間に酸化物層15が介在している。これにより、基板12と装飾層16との密着性(酸化物層15を介しての密着性)、特に、後述するような気相成膜により形成される金属を構成材料とした装飾層16の密着性を向上させることができ、装飾層16の浮きや剥がれ(剥離)等を効果的に防止することができる。その結果、文字板10は耐久性に優れたものとなる。
酸化物層15を構成する金属酸化物としては、各種金属の酸化物を用いることができ、好ましくは、Fe、Cu、Zn、Ni、Mg、Cr、Mn、Mo、Nb、Al、V、Zr、Sn、Au、Pd、Pt、Ag、Co、In、W、Ti、Rhの酸化物(複合酸化物を含む)が挙げられる。酸化物層15が、酸化チタン(複合酸化物を含む)、酸化クロム(複合酸化物を含む)から選択される少なくとも1種を含む材料で構成されたものであると、基板12と装飾層16との密着性をより優れたものとすることができる。また、酸化物層15は、透明性を有する材料(無色の金属酸化物)で構成されたものであり、開口部17からの光を透過しソーラーセル(発電部)へ照射させる。このような材料としては、例えば、Ti、Zn、Mg、Mo、Nb、Zr、Sn、Inの酸化物等が挙げられる。なお、酸化物層15は、金属酸化物以外の成分(例えば、SiO2)を含むものであってもよい。
なお、上記のような気相成膜法を適用する場合、例えば、酸化物層15を構成する金属酸化物に対応する金属をターゲットとして用い、酸素ガスを含む雰囲気中で処理を行うことにより、酸化物層15を容易かつ確実に形成することができる。
また、酸化物層15の形成は、異なる複数の方法、条件を組み合わせて行ってもよい。これにより、前述したような酸化物層15を好適に形成することができる。
また、本実施形態において、基板12の第2の面122側の酸化物層15上には、装飾層16が設けられている。
装飾層16は、少なくとも一部の光を反射または透過することのできるものである。このような装飾層16を有していることで、文字板10を介して、その裏側に配された部材等が透けて見えることを確実に防止できる。また、基板12が光の透過性を有しているため、装飾層16の構成材料を選択することで、文字板10の質感、色調を自由に選択することが可能となる。また、文字板10を外表面側(第1の面121側)から目視した場合において、反射防止部123の設けられた部分は、基板12の第1の面121側の界面が視認しにくいため、装飾層16付近を文字板10の外表面と認識しやすい。このため、文字板10は、奥行きが深いものなり、立体感に優れたものとなる。
この中でも、装飾層16は、主として金属材料によって構成されていることが好ましい。金属材料は、一般に、金属光沢を有しており、光(可視光)を反射する機能を有している。このため、装飾層16の基板12と対向する面は、光(可視光)を反射する反射膜として機能する。このため、文字板10は、光沢感に優れたものとなる。また、装飾層16によって反射した光によって、指標13が特に立体的に視認できる。このため、文字板10は、指標13の視認性が特に優れるとともに、美的外観、立体感が特に優れたものとなる。また、後述するような方法で、容易かつ確実に文字板10を製造することができる。また、このような装飾層16を後述するような方法で製造することで、傷、装飾層の厚さのむら等を少なくすることができ、所望の形状の装飾層16を精度よく形成することができる。
また、装飾層16は、各部位で均一な組成を有するものであってもよいし、そうでなくてもよい。例えば、装飾層16は、含有成分(組成)が厚さ方向に順次変化するもの(傾斜材料)であってもよい。また、装飾層16は、複数の層を有する積層体であってもよい。
また、装飾層16が金属材料によって構成される場合、その厚さ方向に貫通する開口部17が所定の面積率で設けられていることが好ましい。このような開口部17を有することにより、基板12の装飾層16で被覆されていない部位が外部からの電磁波(光、電波)を透過させる透過部となっており、文字板10は、外部からの電磁波を十分に透過させることができるものとなっている。これにより、文字板10を、例えば、電波時計やソーラー時計(太陽電池を内蔵する時計)、ソーラー電波時計等に好適に適用することができる。
また、磁石は、例えば、永久磁石であってもよいし、電磁石であってもよい。
また、開口部16は、上述した方法以外にも、装飾層16の形成後に、装飾層16に対してエッチング等の化学的処理を施したり、レーザー光等のエネルギー線の照射、旋盤処理等の機械的処理(物理的処理)を施したりする等して、開口部17を形成してもよい。
以上、上述したような文字板10は、指標13の立体感に優れるとともに、文字板10自体の立体感、美的外観に優れたものである。このため、好適に時計用文字板に適用できる。時計用文字板は、時計を構成する各種部品の中でも、特に優れた美的外観が要求される部品であるが、上述したような文字板10はこれらの要求を満たすことができる。
また、文字板10は、時計用文字板の中でも特に、腕時計に適用されるものであるのが好ましい。腕時計は、一般に、使用される環境の条件が一定ではなく、様々な環境下において優れた装飾性、実用性が求められるものであるが、本発明の文字板10によれば、このような要求を十分に満足することができる。
次に、本発明の文字板の第2実施形態について説明する。
図6は、本発明の第2実施形態の文字板を示す模式的な斜視図である。
以下、第2実施形態の文字板について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項の説明については、その説明を省略する。
このような文字板10は、前述した第1実施形態と同様に文字板10を製造できる。
次に、本発明の文字板の第3実施形態について説明する。
図7は、本発明の第3実施形態の文字板を示す模式的な斜視図である。
以下、第3実施形態の文字板について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項の説明については、その説明を省略する。
図7に示すように、本実施形態の文字板10は、第1の面121の大部分に反射防止部123が設けられ、第1の面121の一部のみ反射防止部123が設けられていないものとなっている。反射防止部123が設けられた部分は、基板12の第1の面121が視認しづらいことで、第2の面122付近を外表面と認識しやすくなる。これに対し、反射防止部123が設けられていない部分は第1の面121を外表面として認識しやすくなる。このため、基板12そのものを立体感のあるものとして視認させることができ、文字板10は、立体感が特に優れたものとなる。
このような文字板10は、前述した第1実施形態と同様に文字板10を製造できる。
次に、上述したような本発明の文字板を備えた本発明の時計について説明する。
本発明の時計は、上述したような本発明の文字板を有するものである。上述したように、本発明の文字板は、光透過性(電磁波透過性)および装飾性(美的外観)に優れたものである。このため、このような文字板を備えた本発明の時計は、ソーラー時計や電波時計としての求められる要件を十分に満足することができる。なお、本発明の時計を構成する前記文字板(本発明の文字板)以外の部品としては、公知のものを用いることができるが、以下に、本発明の時計の構成の一例について説明する。
図8に示すように、本実施形態の腕時計(携帯時計)100は、胴(ケース)72と、裏蓋73と、ベゼル(縁)74と、ガラス板(カバーガラス)75とを備えている。また、ケース72内には、前述したような本発明の文字板としての文字板(時計用文字板)10と、太陽電池88と、ムーブメント71とが収納されており、さらに、針(指針)89等が収納されている。
ガラス板75は、通常、透明性の高い透明ガラスやサファイア等で構成されている。これにより、本発明の文字板としての文字板10の審美性を十分に発揮させることができるとともに、太陽電池88に十分な光量の光を入射させることができる。
ムーブメント71は、太陽電池88の起電力を利用して、指針89を駆動する。
また、ムーブメント71は、図示しない電波受信用のアンテナを備えている。そして、受信した電波を用いて時刻調整等を行う機能を有している。
太陽電池88は、例えば、非単結晶シリコン薄膜にp型の不純物とn型の不純物とが選択的に導入され、さらにp型の非単結晶シリコン薄膜とn型の非単結晶シリコン薄膜との間に不純物濃度の低いi型の非単結晶シリコン薄膜を備えたpin構造を有している。
胴72とベゼル74とは、プラスチックパッキン78により固定され、ベゼル74とガラス板75とはプラスチックパッキン79により固定されている。
また、胴72に対し裏蓋73が嵌合(または螺合)されており、これらの接合部(シール部)85には、リング状のゴムパッキン(裏蓋パッキン)84が圧縮状態で介挿されている。この構成によりシール部85が液密に封止され、防水機能が得られる。
なお、上記の説明では、時計の一例として、腕時計(携帯時計)を挙げて説明したが、本発明は、腕時計以外の携帯時計、置時計、掛け時計等の他の種類の時計にも同様に適用することができる。
例えば、前述した実施形態では、反射防止部は、円錐形の凸部によって構成されるものとして説明したが、このようなものに限定されない。例えば、反射防止部は、図9、図10、図11に示すような多数の凸部によって構成されたものであってもよく、また、多数の凹部によって構成されるものであってもよい。
また、前述した実施形態では、装飾層が主として金属材料で構成されるものとして説明したが、装飾層は、いかなる材料で構成されたものであってもよい。例えば、装飾層は、着色プラスチック等を塗装したものであってもよい。また、装飾層は、印刷によって形成されたものであってもよい。
また、前述した実施形態では、基板は主としてプラスチック材料で構成されたものとして説明したが、基板を構成する材料は、これに限定されず、例えば、ガラス、サファイア等の光透過性を有する材料であってもよい。
1.文字板の製造
以下に示すような方法で、各実施例および各比較例について、100個ずつの文字板(腕時計用文字板)を製造した。
まず、シリコンの板を用いて、図3に示すような凹凸に対応する型を、レーザーエッチングを用いて製作した。
次に、ポリカーボネートを材料とし、前記型を用いて、射出成形により、腕時計用外装部品(文字板)の形状を有する基板を作製し、その後、必要箇所を切削、研磨した。得られた基板は、反射防止部を構成する凹凸を一方の主面の全面に有するものであり、略円盤状をなし、直径:約27mm×厚さ:約0.5mmであった。基板を構成するポリカーボネートの絶対屈折率IBは1.58であった。また、凹凸は、略円錐形の凸部を有したものであり、そのピッチは、250nmであり、高さは450nmであった。
次に、この基板を洗浄した。基板の洗浄としては、まず、アルカリ浸漬脱脂を30秒間行い、その後、中和を10秒間、水洗を10秒間、純水洗浄を10秒間行った。
まず、洗浄済みの基板をスパッタリング装置内に取付け、その後、装置内を予熱しながら、スパッタリング装置内を3×10−3Paまで排気(減圧)した。
装飾層は、酸化物層の表面に、正方形の開口部が規則正しく配列した網目状の(正方格子状の)マスクを配した状態で、スパッタリングを行うことにより形成した。
マスクとしては、ステンレス鋼(SUS444)で構成されたものであり、その厚さは150μmであった。また、このマスクは、その厚さ方向において断面積が一定のものであった。
また、装飾層の形成は、基板のマスクに対向する面とは反対の面側に磁石を配し、この磁石により、酸化物層が設けられた基板と、マスクとを密着させた状態で行った。
まず、装置内を3×10−3Paまで排気(減圧)し、その後、アルゴンガス流量:35ml/分でアルゴンガスを導入した。このような状態で、ターゲットとしてAgを用い、投入電力:1400W、処理時間:2.0分間という条件で放電を行うことにより、Agで構成される装飾層を形成した。このとき、基板の主面の垂線方向と、スパッタ粒子の進行方向がほぼ平行となるようにした。このようにして形成された装飾層の平均厚さは、0.20μmであった。
次に、反射防止部が設けられた面に印刷を行うことにより、基板上に指標を形成した。これにより、図1、図2に示すような文字板を得た。
なお、酸化物層、装飾層、指標およびマスクの厚さは、JIS H 5821で規定される顕微鏡断面試験方法に従い測定した。また、得られた文字板の反射防止部における光(400〜800nm)の反射率は、約0.5%であった。
反射防止部の凹凸の形状ピッチ、高さ、および基板、装飾層の構成、厚さ、材料を表1に示すように変更した以外は、前記実施例7と同様にして文字板(腕時計用文字板)を製造した。
(実施例5)
反射防止部の凹凸の形状ピッチ、高さ、および基板、装飾層の構成、厚さ、材料を表1に示すように変更した以外は、前記実施例7と同様にして文字板(腕時計用文字板)を製造した。なお、装飾層は、マスクを配さずにスパッタリングを行うことにより形成し、開口部を有していないものとであった。
酸化物層の形成を行わず、装飾層の形成時において、装飾層の構成材料を着色樹脂材料(着色したポリエステル樹脂)とし、マスクを配さずに塗装を行った以外は、前記実施例1と同様にして文字板(腕時計用文字板)を製造した。形成された装飾層は、均一な厚さを有しており、装飾層の厚さは、5μmであった。
基板の成形時において、図6に示すように基板の一部のみに反射防止部を設けた以外は、前記実施例1と同様にして文字板(腕時計用文字板)を製造した。
(実施例8〜10)
反射防止部の凹凸の形状、ピッチ、高さ、および基板、装飾層の構成、厚さ、材料を表1に示すように変更した以外は、前記実施例7と同様にして文字板(腕時計用文字板)を製造した。
基板の成形時において、図7に示すように基板の一部のみに反射防止部を設けた以外は、前記実施例1と同様にして文字板(腕時計用文字板)を製造した。
(実施例12〜15)
反射防止部の凹凸の形状、ピッチ、高さ、および基板、装飾層の構成、厚さ、材料を表1に示すように変更した以外は、前記実施例11と同様にして文字板(腕時計用文字板)を製造した。
装飾層を以下に示すように形成したこと以外は、前記実施例1と同様にして文字板(腕時計用文字板)を製造した。
装飾層の材料としては、Agの金属板を用いた。金属板は、略円盤状をなし、直径:約27mm×厚さ:約0.3mmであった。この金属板を接着剤を用いて基板の第2の面に貼着することにより、装飾層を形成した。
まず、ポリカーボネートを材料とし、射出成形により、腕時計用外装部品(文字板)の形状を有する基板を作製し、その後、必要箇所を切削、研磨した。得られた基板は、反射防止部を構成する凹凸を有さないものであり、略円盤状をなし、直径:約27mm×厚さ:約0.5mmであった。基板を構成するポリカーボネートの絶対屈折率IBは1.58であった。
このようにして洗浄を行った基板の外表面側の主面の全面に、真空蒸着装置CES−21(株式会社シンクロン製)を用いてEB法(電子ビーム蒸着)により、基板の表層から順に酸化ジルコニウム、二酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、二酸化ケイ素を主成分とする4層の反射防止膜を形成した。これらの各4層の厚さは、それぞれ130nmであった。
次に、基板の反射防止膜を形成した面とは反対側の面に対して、前記実施例1と同様に酸化物層、装飾層を形成した。
次に、前記実施例1と同様に指標を形成し、文字板(腕時計用文字板)を製造した。
基板の形成時に反射防止部の形成を行わなかった以外は、前記実施例1と同様にして文字板(腕時計用文字板)を製造した。
(比較例3)
反射防止部を形成せずに基板を製造し、前記実施例1と同様にして基板の第2の面に酸化物層および装飾層を形成した。次に、高さ600μmの植字を基板の第1の面に設け、文字板(腕時計用文字板)を製造した。
基板の成形時において、平面視した場合において、図6に示すような形状の基板を形成した。このとき、図中、反射防止部が設けられる部分については、厚さを50μmとし、その他の部分については、厚さを500μmとした。また、得られた基板は、第1の面は段差を有し、第2の面は平坦なものであった。次に、反射防止部の形成を行わずに基板を形成し、前記実施例1と同様にして第2の面に対して酸化物層、装飾層の形成を行った。指標は、第1の面に対して形成し、厚さが500μm、50μmの部分にそれぞれ指標を形成し、文字板(腕時計用文字板)を製造した。
反射防止部の凹凸の形状、ピッチを表1に示すように変更した以外は、前記実施例1と同様にして文字板(腕時計用文字板)を製造した。
各実施例および各比較例の文字板の構成を表1にまとめて示す。なお、表中、ポリカーボネートをPCで示し、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS樹脂)をABSで示した。
前記各実施例および各比較例で製造した各文字板について、目視による観察を行い、これらの外観を以下の4段階の基準に従い、評価した。
◎:外観優良。
○:外観良。
△:外観やや不良。
×:外観不良。
◎:立体感優良。
○:立体感良。
△:立体感やや不良。
×:立体感不良。
前記各実施例および各比較例で製造した各時計用文字板について、高さ3mから、ステンレス鋼製の厚さ10cmのブロック上に、10回繰り返し落下させた後の、時計用文字板の外観を目視により観察し、これらの外観を以下の4段階の基準に従い、評価した。
◎:時計用文字板、指標等のゆがみが全く認められない。
○:時計用文字板、指標等のゆがみがほとんど認められない。
△:時計用文字板、指標等のゆがみがわずかに認められる。
×:時計用文字板、指標等のゆがみが顕著に認められる。
前記各実施例および各比較例で製造した文字板について、以下のような方法により、光透過性を評価した。
まず、太陽電池と各文字板とを暗室にいれた。その後、太陽電池単体でその受光面に対し、所定距離離間した蛍光灯(光源)からの光を入射させた。この際、太陽電池の発電電流をA[mA]とした。次に、前記太陽電池の受光面の上面に文字板を重ね合わせた状態で、前記と同様に所定距離離間した蛍光灯(光源)からの光を入射させた。この状態での、太陽電池の発電電流をB[mA]とした。そして、(B/A)×100で表される文字板の光透過率を算出し、以下の4段階の基準に従い、評価した。文字板の光透過率が大きいほど、文字板の光透過性は優れたものであるといえる。
◎:32%以上。
○:25%以上32%未満。
△:17%以上25%未満。
×:17%未満。
前記各実施例および各比較例で製造した各文字板について、以下に示すような方法で電波透過性を評価した。
まず、時計ケースと、電波受信用のアンテナを備えた腕時計用内部モジュール(ムーブメント)とを用意した。
文字板を組み込まない状態での受信感度を基準とし、文字板を組み込んだ場合における受信感度の低下量(dB)を以下の4段階の基準に従い、評価した。電波の受信感度の低下が低いものほど、文字板の電波透過性は優れたものであるといえる。
◎:感度の低下が認められない(検出限界以下)。
○:感度の低下が0.7dB未満で認められる。
△:感度の低下が0.7dB以上1.0dB未満。
×:感度の低下が1.0dB以上。
これらの結果を表2に示す。
これに対し、比較例では、満足な結果が得られなかった。すなわち、従来の反射防止膜を用いた比較例1の文字板では、斜めから目視した際において、立体感が劣るものとなり、美的外観が優れたものとならなかった。また、反射防止部を形成しなかった比較例2の文字板では、立体感が劣り、美的外観を優れたものとすることができなかった。また、比較例3の文字板は、厚さの大きい植字によって、立体感は得られたものの、落下試験では、植字がゆがみやすく、耐久性に劣るものとなった。また、比較例4の文字板は、基板の厚さの薄い部分がゆがみやすく、耐久性が劣るものとなった。また、比較例5、6の文字板は、設けた反射防止部の光の反射率が高いため、優れた立体感を得ることができなかった。
また、各実施例および各比較例で得られた文字板を用いて、図8に示すような時計を組み立てた。このようにして得られた各時計について、上記と同様の試験、評価を行ったところ、上記と同様の結果が得られた。
Claims (11)
- 光を透過することのできる基板と指標とを有し、
前記基板を平面視した場合において、前記基板の外表面側の主面の少なくとも一部に、ピッチが120〜400nmである周期的な凹凸が設けられていることを特徴とする時計用文字板。 - 前記凹凸の高さは、120〜700nmである請求項1に記載の時計用文字板。
- 前記凹凸は、多数の微小な凸部が形成されており、前記凸部は、略錐形である請求項1または2に記載の時計用文字板。
- 時計用文字板は、前記基板を平面視した場合において、前記指標として、少なくともその周縁部付近に前記凹凸が設けられたものを有するものである請求項1ないし3のいずれかに記載の時計用文字板。
- 前記基板の厚さは、200〜1000μmである請求項1ないし4のいずれかに記載の時計用文字板。
- 前記基板は、主としてプラスチック材料によって構成されるものである請求項1ないし5のいずれかに記載の時計用文字板。
- 前記凹凸を有する面とは反対側の主面付近に、少なくとも光の一部を吸収または反射する装飾層または板を有する請求項1ないし6のいずれかに記載の時計用文字板。
- 前記装飾層は、主として金属材料によって構成されるものである請求項1ないし7のいずれかに記載の時計用文字板。
- 前記装飾層は、所定のパターンの開口部が設けられたものである請求項1ないし8のいずれかに記載の時計用文字板。
- 時計用文字板は、ソーラー時計用文字板である請求項1ないし9のいずれかに記載の時計用文字板。
- 請求項1ないし10のいずれかに記載の時計用文字板を用いたことを特徴とする時計。
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