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JP2008163374A - 橋梁用鋼材 - Google Patents

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JP2008163374A JP2006352255A JP2006352255A JP2008163374A JP 2008163374 A JP2008163374 A JP 2008163374A JP 2006352255 A JP2006352255 A JP 2006352255A JP 2006352255 A JP2006352255 A JP 2006352255A JP 2008163374 A JP2008163374 A JP 2008163374A
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Abstract

【課題】海浜地域や融雪塩が散布される地域等で飛来塩分量が多い環境下でもミニマムメンテナンス材料として使用することができる、耐候性および耐塗装剥離性に優れた橋梁用鋼材と、この鋼材からなる橋梁の提供。
【解決手段】質量%で、C:0.001〜0.15%、Si:2.5%以下、Mn:0.5%を超え2.5%以下、P:0.03%未満、S:0.005%以下、Cu:0.05%未満、Ni:0.05%未満、Cr:0.01〜3.0%、Al:0.003〜0.1%、N:0.001〜0.1%およびSn:0.03〜0.50%を含有し、残部がFeおよび不純物からなり、Cu/Sn比が1以下である組成を有することを特徴とする橋梁用鋼材及びこの鋼材からなる橋梁。Ti:0.3%以下、Nb:0.1%以下、Mo:1.0%以下、W:1.0%以下、V:1.0%以下、Ca:0.1%以下、Mg:0.1%以下及びREMを0.02%以下のうちの1種または2種以上を含んでもよい。また、表面が防食皮膜により被覆されていてもよい。
【選択図】なし

Description

本発明は、海浜地域や融雪塩が散布される地域等で飛来塩分量が多い環境下でもミニマムメンテナンス材料として使用することができる、耐候性および耐塗装剥離性に優れた橋梁用鋼材と、この鋼材からなる橋梁に関する。
一般に、耐候性鋼材は、それを大気腐食環境中に暴露すると、保護性のあるさび層が表面に形成され、それ以降の鋼材腐食が抑制されることにより耐候性を発揮する。そのため、耐候性鋼材は、塗装せずに裸のまま使用できるミニマムメンテナンス鋼材として、橋梁等の構造物に用いられている。
ところが、海浜地域はもちろん、内陸部でも融雪塩や凍結防止剤が散布される地域のように飛来塩分量が多い環境下では、耐候性鋼材の表面に保護性のあるさび層が形成されにくく、腐食を抑制する効果が発揮されにくい。そのため、これらの地域では、裸のままの耐候性鋼材を用いることができず、塗装をして用いる必要があった。
日本工業規格(JIS)で規格化された耐候性鋼(JIS G3114:溶接構造用耐候性熱間圧延鋼材)においても、海浜地域のように飛来塩分量がNaClとして0.05mg/dm2/day(0.05mdd)以上の地域では、ウロコ状錆や層状錆等の発生による腐食減量が大きいため、無塗装では使用できないことになっている(建設省土木研究所、(社)鋼材倶楽部、(社)日本橋梁建設協会:耐候性鋼の橋梁への適用に関する共同研究報告書(XX)−無塗耐候性橋梁の設計・施工要領(改訂版−1993.3)参照)。
このため、海浜地域などの塩分の多い環境下では、普通鋼材に塗装を施して使用する普通鋼の塗装使用が一般的である。しかし、河口付近の海浜地域に建設される橋梁や、融雪塩や凍結防止剤を撒く山間部等の道路に建設される橋梁では腐食が著しく、腐食による塗膜劣化のため、約10年毎に再塗装する必要がある。これらの再塗装には多大な工数がかかり、維持管理に莫大な費用がかかることから、海浜地域においても無塗装で使用できる海浜耐候性に優れた鋼材への要望が強い。
最近、Niを1〜3%程度添加したNi系高耐候性鋼が開発され、実用化されてきているが、このようなNi添加だけでは、飛来塩分量が0.3〜0.4mddを越える地域では適用が難しいことが判明している。
鋼材の腐食は、飛来塩分量が多くなるにつれて激しくなるため、耐食性と経済性の観点からは、飛来塩分量に応じた耐候性鋼材が必要になる。また、橋梁といっても、使用される場所や部位により、鋼材の腐食環境は異なる。例えば、桁外部では、降雨、結露水および日照に曝される。一方、桁内部では、結露水に曝されるが、雨掛かりはない。一般に、飛来塩分量が多い環境では、雨で洗われる桁外部より、雨掛かりのない桁内部の方が、腐食が激しいと言われている。
また、融雪塩や凍結防止剤を道路に撒く環境では、その塩が走行中の車に巻き上げられ、道路を支える橋梁に付着し、厳しい腐食環境となる。さらに、海岸から少し離れた軒下等も厳しい塩害環境に曝され、このような地域では、飛来塩分量が1mdd以上の厳しい腐食環境になる。
飛来塩分量が多い環境での腐食を防止する鋼材も従来から開発が進められてきた。
例えば、特許文献1ではクロム(Cr)の含有量を増加させた耐候性鋼材が、そして特許文献2ではニッケル(Ni)含有量を増加させた耐候性鋼材が、それぞれ提案されている。
また、本発明者らは、先に特許文献3で、Cu、NiおよびCrを複合して含有させた海浜耐候性を有する鋼材を提案している。
そして、特許文献4には、P、Ni、Mo、SbおよびSn等を含有する溶接構造用鋼が、そして特許文献5にはCu、NiおよびSbを含有させた高耐候性鋼材が、それぞれ提案されている。
さらに、特許文献6にはCu、Ni、Cr、SnおよびSb等を含有することにより耐食性を向上させた耐酸露点腐食鋼が提案されており、煙突や熱交換器等における酸露点腐食に対し優れた耐食性を発揮している。
特開平9−176790号公報 特開平5−51668号公報 特開2000−297343号公報 特開平10−251797号公報 特開2002−53929号公報 特開平9−25536号公報
上記特許文献1で提案されたクロム(Cr)の含有量を増加させた耐候性鋼材は、ある程度以下の飛来塩分量の領域においては耐候性を改善することができるものの、それを超える厳しい塩分環境においては逆に耐候性を劣化させる。
上記特許文献2で提案されたニッケル(Ni)含有量を増加させた耐候性鋼材の場合、耐候性はある程度改善されるが、鋼材自体のコストが高くなり、橋梁等の用途に使用される材料としては高価なものになる。これを避けるため、Ni含有量を少なくすると、耐候性はさほど改善されず、飛来塩分量が多い場合には、鋼材の表面に層状の剥離さびが生成し、腐食が著しく、長期間の使用に耐えられないという問題が生じる。
上記特許文献3で提案された、Cu、NiおよびCrを複合して含有させた海浜耐候性を有する鋼材では、これらの元素を数%程度含有させることによって、JIS耐候性鋼に比べれば耐候性を改善することができるものの、飛来塩分量が1mddを超えるような非常に厳しい環境では十分な耐候性を発揮することができず、さらなる改善が必要である。
上記特許文献4で提案された、P、Ni、Mo、SbおよびSn等を含有する溶接構造用鋼については、飛来塩分量の多い環境における耐候性を得るためにPの含有量を多くしているため、溶接性が十分でない。
上記特許文献5で提案された、Cu、NiおよびSbを含有させた高耐候性鋼材は、飛来塩分量0.8mddの環境において耐候性が良好であるとしているが、1mddを超えるような厳しい腐食環境においては耐候性が十分でない。
上記特許文献6で提案された、Cu、Ni、Cr、SnおよびSb等を含有することにより耐食性を向上させた耐酸露点腐食鋼は、煙突や熱交換器等における酸露点腐食に対し優れた耐食性を発揮するものの、飛来塩分量が1mddを超えるような大気腐食環境において、耐候性は十分でない。
さらに、橋梁分野における耐塗装剥離性が大きな問題である。すなわち上記示したように、多量の塩化物が飛来する海岸環境や、融雪剤や凍結防止剤を散布する環境においては、塗装を施しても塗装が早期に剥離し、且つ腐食が進行するという問題があり、数年から十数年毎に塗装の塗り替えを実施する必要がある。しかしながら、塗装の塗り替えを実施するためには、一度腐食した橋梁に足場を組んで再ブラスト処理を施す必要があるので多大なコストがかかる。そして、再ブラスト処理を施してもさびを完全に除去できるわけではなく、さびを完全には除去しきれていない鋼材上に再度、塗装しても、塗装寿命が著しく短くなる。
したがって、塗装の寿命を延長し、補修塗装間隔を大きく延ばすことが強く望まれていた。すなわち、塗装が必要とされる橋梁においても、ライフサイクルコストのミニマム化の要求が高く、塗装寿命を延長することは橋梁のライフサイクルマネジメントを考える上で非常に重要となる。
本発明は、従来の鋼材が内包する上述のような問題を解決すべく、高塩化物環境において、耐候性および耐塗装剥離性に優れた橋梁用鋼材を提供することを目的とする。
本発明者らの一人が既に報告しているように(「材料と環境」第43巻(1994)第1号26頁参照)、耐候性鋼材においてさび層が保護性を有するのは、Feの一部がCrで置換された微細なα−(Fe1−xCr)OOH からなるさび層が生成することによる。
しかし、前述したように、Crの添加は飛来塩分量が比較的少ない環境では耐候性の向上に有効であるが、飛来塩分量が多い環境では、逆に耐候性を劣化させる。一方、Niの添加は、飛来塩分量の多い地域での耐候性の向上に有効であるとされてきた。
本発明者らは、これらの知見を踏まえて、飛来塩分量の多い環境での腐食について検討した結果、このような環境下では、FeCl溶液の乾湿繰り返しが腐食の本質的な条件となり、Fe3+の加水分解によりpHが低下した状態で、かつFe3+が酸化剤として作用することによって腐食が加速されることを見出した。
このときの腐食反応は、以下に示すとおりである。
カソード反応としては、主として、次の反応が起こる。
Fe3++e→Fe2+ (Fe3+の還元反応)
そして、この反応以外にも、次のカソード反応も併発する。
2HO+O+2e→4OH
2H+2e→H
一方、上記のFe3+の還元反応に対して、次のアノード反応が起こる。
アノード反応:Fe→Fe2++2e (Feの溶解反応)
従って、腐食の総括反応は、次の(1)式のとおりである。
2Fe3++Fe→3Fe2+ ・・・・・・(1)式
上記(1)式の反応により生成したFe2+は、空気酸化によってFe3+に酸化され、生成したFe3+は再び酸化剤として作用し、腐食を加速する。この際、Fe2+の空気酸化の反応速度は低pH環境では一般に遅いが、濃厚塩化物溶液中では加速され、Fe3+が生成され易くなる。このようなサイクリックな反応のため、飛来塩分量が非常に多い環境では、Fe3+が常に供給され続け、鋼の腐食が加速され、耐食性が著しく劣化することになることが判明した。
このように、飛来塩分量が非常に多い環境では、さび層による保護は期待できないため、鋼自身のアノード溶解反応を遅くすることによって、鋼の腐食を遅らせるのが有効である。すなわち、飛来塩分量が非常に多い環境では、Crを含有する鋼はアノード溶解反応が促進されるため、耐候性が劣化すると推測されるのに対して、Niを含有する鋼はアノード溶解反応を遅延させるので耐候性が向上することが期待できる。
上述の塩分環境における腐食のメカニズムを基に、種々の合金元素の耐候性への影響について検討した結果、下記の(a)〜(i)に示す知見を得た。
(a)Snは、Sn2+として溶解し、2Fe3++Sn2+→2Fe2++Sn4+なる反応によりFe3+の濃度を低下させることで、(1)式の反応を抑制する。Snには、さらにアノード溶解を抑制するという作用もある。
(b)Cuは、従来から飛来塩分の多い環境において耐食性改善効果の基本とされていた元素であり、比較的濡れ時間が長い環境において耐食性改善効果は見られる。しかしながら、塩化物濃度がさらに大きくなり、局部的にpHが下がるような環境、例えば塩分が付着し、湿度が変化することにより乾湿が繰り返され、β−FeOOHが生成するような比較的ドライな環境では、Cuはむしろ腐食を促進することを知見した。
図1は、塩分付着乾湿試験結果例である。本実験は、Fe−0.05C鋼の表面に、予め塩分付着量が10mg/cmになるように塩水を塗布し、40℃ 恒温高湿槽内において、4時間40%RH(相対湿度40%)、4時間80%RH(相対湿度80%)を1サイクルとして繰り返し、30サイクル後に再度10mg/cmになるように塩水を塗布し、さらに30サイクル、合計60サイクル実施した後のFe−0.05C鋼の腐食量の変化を鋼中のCu含有量で整理したものである。
(c)さらに、NiはSnと複合添加した場合には、飛来塩分の多い環境における耐食性改善効果が無く、多量に添加すると、逆に耐候性を劣化させることが判明した。このNiの挙動は、Ni添加量が増すほど耐候性が向上するという従来の知見とは相反するものである。
(d)Crは、単独添加した場合には、飛来塩分量の多い環境において耐候性を劣化させるが、Snと複合添加した場合には、飛来塩分量の多い環境での耐候性を向上させる効果を発揮する。
(e)Alを含有させると海浜耐候性が向上する。
(f)Nはアンモニアとして溶解し、腐食界面のpHを上昇させる作用を有する。飛来塩分量の多い環境では、上記Fe3+の加水分解によりpHが低下するが、Nを含有させることにより、腐食界面のpH低下が抑制され、耐候性および塗膜剥離性が向上する。
(g)上記(a)〜(f)で述べた合金元素を含有させた材料に、さらに、Ti、Nb、Mo、W、V、CaおよびMgから選んだ1種または2種以上を含有させても、海浜耐候性の改善に効果がある。
(h)さらに、REMを含有させると、鋼材の溶接性が改善される。
(i)これらの海浜耐候性に優れた橋梁用鋼材は、表面を防食皮膜で被覆してもよく、塗装寿命延長化に効果が大きい。
本発明は、上記の知見に基づきなされたもので、その要旨は、次の(1)〜(6)の橋梁用鋼材と、(7)の橋梁にある。以下、総称して、本発明ということがある。
本発明の橋梁用鋼材は、飛来塩分量が多い環境下においても十分な耐候性を有している。海浜耐候性に優れた材料として最適であり、海浜地域における橋梁等の構造物や、融雪塩や凍結防止剤が散布される地域における橋梁等の構造物に使用するミニマムメンテナンス材料として、土木および建築分野等において広く適用することができる。さらに、塗装を施して、船舶や橋梁等の鋼構造物に使用した場合に、欠陥部等からの腐食を著しく抑制するためメンテナンスミニマム化に寄与する材料として広く適用することができる。
以下に、本発明の橋梁用鋼材に含まれる合金元素の作用効果を、その含有量の限定理由とともに、説明する。なお、合金元素の含有量「%」は、いずれも「質量%」を意味する。
C:0.001〜0.15%
Cは、鋼の強度を確保するために必要な合金元素であるが、多量に含有させると鋼材の溶接性が劣化する。したがって、C含有量は0.15%を上限とする。また、0.001%未満になると所定の強度が確保できないので、下限は0.001%とする。望ましい範囲は、0.005%〜0.15%である。
Si:2.5%以下
Siは、製鋼時の脱酸に必要な合金元素である。同じく脱酸剤としての働きをするAlを含有する場合には、特に添加をしなくてもよいが、Al含有量が0.005%未満の場合には、0.4%以上含有させるのが望ましい。一方、Siを2.5%を超えて含有させると、鋼の靱性が損なわれる。したがって、Siの含有量は2.5%以下とする。また、Siには耐候性を向上させる効果もある。この効果を得たい場合には、0.1%以上添加するのが好ましい。
Mn:0.5%を超え2.5%以下
Mnは、低コストで鋼の強度を高める作用効果を有する元素であり、鋼中のSの含有量が低い場合には、一般に高飛来塩分環境における耐候性を向上させる作用を有する。しかしながら、鋼中のSと結合してMnSを形成し、このMnSが腐食の起点となり、耐食性、ひいては耐候性を劣化させる。また、機構は不明であるが、Niと共存する場合にはMnの含有量が2.5%を超えると耐候性が劣化する。したがって、Mnの含有量は2.5%以下とする。望ましくは1.5%以下とする。なお、構造用鋼としての強度を維持するためには、Mnを0.5%を超えて含有させる必要がある。
P:0.03%未満
Pは、不純物として含有されるが、濃厚塩化物環境での過度のPの含有は耐候性を劣化させるため、できるだけ少なくする必要がある。したがって、その含有量は0.03%未満とする。
S:0.005%以下
Sは、不純物として含有されるが、Mnと結合すると非金属介在物のMnSを形成して腐食の起点となり易く、耐候性を劣化させる。したがって、Sの含有はできるだけ少なくする必要があるので、その上限は0.005%とする。
Cu:0.05%未満
Cuは、一般的に耐候性を向上させる基本元素とされ、全ての海浜耐候性鋼や耐食鋼に添加されているが、高飛来塩分下の比較的ドライな環境においては、むしろ耐食性を低下させる。したがって、Cuの含有はできるだけ少なくする必要があり、不純物として含有されるとしても、Cu含有量は0.05%未満とする必要がある。
Ni:0.05%未満
Niは、一般的に飛来塩分量の多い環境下での海浜耐候性を著しく向上させる元素として従来から鋼中に添加され、Ni系耐候性鋼として開発・実用化されてきている。しかし、理由は定かではないが、Snと複合添加した場合には、耐食性の改善効果がないばかりか、Snによる耐候性改善効果を低下させるという悪影響が現れる。したがって、Niの含有はできるだけ少なくする必要があり、不純物として含有されるとしても、Ni含有量は0.05%未満とする必要がある。
Cr:0.01〜3.0%
Crは、飛来塩分量がそれほど多くない環境では保護性さびの形成による耐食性の向上が期待できるが、飛来塩分量が多い環境において鋼のアノード溶解反応を促進し耐候性を劣化させる。
ところが、Snを含有する場合には、飛来塩分量が多い環境においても、Cr含有による耐候性の向上効果が発揮される。この効果は含有量0.01%以上で発揮されるが、3.0%を超えると局部腐食感受性が高まるとともに、溶接性が劣化する。したがって、Cr含有量は0.01〜3.0%とする必要がある。なお、Crの含有量の望ましい範囲は0.05〜1.0%である。
Al:0.003〜0.1%
Alは、0.003%以上含有させると耐候性が向上するが、含有量が0.1%を超えると鋼が脆化し易くなる。したがって、Alの含有量の上限は0.1%とする。
N:0.001〜0.1%
Nは、アンモニアとなって溶解し、飛来塩分量の多い環境におけるFe3+の加水分解によるpH低下を抑制することで、塩分環境における耐候性を向上させる効果を有する。この効果はNを0.001%以上含有させることにより得られ、0.1%を超えると飽和する。したがって、Nの含有量は0.001〜0.1%とする。含有量の望ましい範囲は0.002〜0.08%である。
Sn:0.03〜0.50%
Snは、Sn2+となって溶解し、酸性塩化物溶液中でのインヒビター作用により腐食を抑制する作用を有する。また、Fe3+を速やかに還元させ、酸化剤としてのFe3+濃度を低減する作用を有することにより、Fe3+の腐食促進作用を抑制するので、高飛来塩分環境における耐候性を向上させる。
また、Snには鋼のアノード溶解反応を抑制し耐食性を向上させる作用がある。さらに、Snを含有することにより、飛来塩分が多い環境においてもCrの耐候性を向上させる効果が発揮される。
これらの作用は、Snを0.03%以上含有させることにより得られ、0.50%を超えると飽和する。したがって、Snの含有量は0.03〜0.50%とする。Snの含有量の望ましい範囲は0.03〜0.20%である。
Cu/Sn比:1以下
本願発明のようにSnを含有する鋼の場合には、Cuの含有による耐食性の低下が著しい。また、鋼材を製造する際、Cuの含有による圧延割れの原因ともなる。このため、Cu/Sn比、すなわち、Si含有量に対するCu含有量の比を1以下とする必要がある。
本発明の橋梁用鋼材は、上記の合金元素の他に、さらにTi、Nb、Mo、W、V、CaおよびMgよりなる群から選ばれた1種または2種以上を含有してもよいし、また、REMを含有してもよい。これらの元素の含有させてもよい理由とそのときの含有量は、次の通りである。
Ti:0.3%以下
Tiは、TiCを形成してCを固定することによって、クロム炭化物の形成を抑制して耐候性を向上させる。また、TiSの形成によりSを固定することによって、腐食の起点となるMnSの形成を抑える。
しかしながら、Tiの含有量が0.3%を超えると、この効果が飽和するだけでなく、鋼材のコストが上昇するので、その含有量の上限は0.3%とする。なお、この効果を確実に発現させるために、Tiを0.01%以上含有させるのが好ましい。
Nb:0.1%以下
Nbには、Tiと同様、NbCを形成することによって、クロム炭化物の形成を抑制して耐候性を向上させる効果がある。
しかしながら、Nbの含有量が0.1%を超えると、この効果が飽和するだけでなく、鋼材のコストが上昇するので、その含有量の上限は0.1%とする。なお、この効果を確実に発現させるために、Nbを0.01%以上含有させるのが好ましい。
Mo:1.0%以下
Moは、溶解して酸素酸イオンMoO 2−の形でさびに吸着し、さび層中の塩化物イオンの透過を抑制し、耐食性を向上させる効果がある。
しかしながら、Moの含有量が1.0%を超えると、この効果が飽和するだけでなく、鋼材のコストが上昇するので、その含有量の上限は1.0%とする。なお、この効果を確実に発現させるために、Moを0.01%以上含有させるのが好ましい。
W:1.0%以下
Wは、Moと同様、溶解して酸素酸イオンMoO 2−の形でさびに吸着し、さび層中の塩化物イオンの透過を抑制し、耐食性を向上させる効果がある。
しかしながら、Wの含有量が1.0%を超えると、この効果が飽和するだけでなく、鋼材のコストが上昇するので、その含有量の上限は1.0%とする。なお、この効果を確実に発現させるために、Wを0.01%以上含有させるのが好ましい。
V:1.0%以下
Vは、MoやWと同様、溶解して酸素酸イオンMoO 2−の形でさびに吸着し、さび層中の塩化物イオンの透過を抑制し、耐食性を向上させる効果がある。
しかしながら、Vの含有量が1.0%を超えると、この効果が飽和するだけでなく、鋼材のコストが上昇するので、その含有量の上限は1.0%とする。なお、この効果を確実に発現させるために、Vを0.01%以上含有させるのが好ましい。
Ca:0.1%以下
Caは、鋼中に酸化物の形で存在し、腐食反応部における界面のpHの低下を抑制して、腐食の促進を抑える効果がある。
しかしながら、Caの含有量が0.1%を超えると、この効果が飽和するだけでなく、鋼材のコストが上昇するので、その含有量の上限は0.1%とする。なお、この効果を確実に発現させるために、Caを0.0001%以上含有させるのが好ましい。
Mg:0.1%以下
Mgは、Caと同様、腐食反応部における界面のpHの低下を抑制し、耐食性を向上させる効果がある。
しかしながら、Mbの含有量が0.1%を超えると、この効果が飽和するだけでなく、鋼材のコストが上昇するので、その含有量の上限は0.1%とする。なお、この効果を確実に発現させるために、Mgを0.0001%以上含有させるのが好ましい。
REM:0.02%以下
REMは、鋼の溶接性を向上させる目的で含有させることができる。
しかしながら、REMの含有量が0.02%を超えると、この効果が飽和するだけでなく、鋼材のコストが上昇するので、その含有量の上限は0.02%とする。なお、この効果を確実に発現させるために、REMを0.0001%以上含有させるのが好ましい。なお、REMとは、ランタニドの15元素にYおよびScを合わせた17元素を意味する。 本発明の橋梁用鋼材は、上記の必須元素あるいはさらに上記の任意元素を含有し、残部がFeおよび不純物からなる鋼材である。なお、鋼中にオキサイド等の介在物が微細分散されている鋼も本発明の橋梁用鋼材に含まれる。
本発明の橋梁用鋼材は、板材、管材、棒材、H型鋼などの異形材を含む多様な形状とすることができる。厚みは一般に3mm以上とすることが好ましい。耐候性鋼材は一般に熱間圧延材であるが、本発明の橋梁用鋼材を製造する際の熱間圧延条件は特に制限されず、通常と同様でよい。
本発明の橋梁用鋼材は、さらに耐候性を高める場合には、その表面を防食皮膜で覆うのが望ましい。本発明において用いる防食皮膜とは、鋼材の防食目的で施される皮膜を意味する。具体的には、耐候性鋼材において周知の各種のさび安定化処理皮膜(化成処理系と塗装系とを含む);Znめっき、Alめっき、Zn−Alめっき等の防食めっき皮膜;Zn溶射、Al溶射等の金属溶射皮膜;ビニルブチラール系、エポキシ系、ウレタン系、フタル酸系などの一般の防食塗装皮膜、さらにいわゆるC系塗装系、I系塗装系等を包含する。いずれの防食皮膜を施した場合であっても、優れた耐候性と高い防食性能を発揮することができる。これらの防食皮膜の膜厚または付着量は特に制限されず、通常の範囲内でよい。さらに本橋梁用鋼材は、さび付き鋼材、すなわち補修時に表面さびが除去しきれない状況で、特に塗装部耐食性を発揮するので、ケレン等でさびを完全に除去出来ない場合、例えば電動工具、ワイヤーブラシによるケレン程度で上記塗装を施しても著しく寿命を延長することができる。これは、塗装した場合に、キズ部がアノードと成りやすく、特にさび付き状態で塗装する場合に、局部的にpHが低下する現象が顕著になるために、本橋梁用鋼材の性能が発揮されるものと考えられる。
上述の通り、本発明の橋梁用鋼材は、飛来塩分量が多い環境下において優れた海浜耐候性を発揮するので、海浜地域における橋梁等、そして融雪塩や凍結防止剤が散布される地域における橋梁等の構造物に、塗装を必要としないミニマムメンテナンス材料として使用することができる。さらに、塗装を施す場合には、塗装部の耐剥離性・キズ部耐食性を著しく向上させることができ、ライフサイクルコスト低減に寄与する。この種の構造物は、一般に切断、曲げ加工等の成形加工、および溶接により作製されるが、本発明の橋梁用鋼材は加工性および溶接性にも優れている。
表1に示した化学組成を有するNo.1〜No.22の鋼について、150Kg真空溶解炉で溶製し、インゴットに鍛造した後、1100℃に加熱後、圧延を行って、厚さ4mm×幅150mm×長さ1000mmの寸法の鋼材を作製した。次いで、この鋼材の表裏面を機械研削し、厚さ3mm×幅60mm×長さ100mmの試験片を切り出した。なお、本実施例で作製した鋼材の酸素含有量は0.0001〜0.005%の範囲であった。
Figure 2008163374
得られた試験片をSAE(Society of Automotive Engineers)J2334試験により評価した。SAE J2334試験は、次の条件で行う加速試験であり、腐食形態が大気暴露試験に類似しているとされている(長野博夫、山下正人、内田仁著:環境材料学、共立出版(2004)、p.74参照)。本試験は、飛来塩分量が1mddを超えるような厳しい腐食環境を模擬する試験である。
湿潤:50℃、100%RH、6時間、
塩分付着:0.5質量%NaCl、0.1質量%CaCl、0.075質量%NaHCO水溶液浸漬、0.25時間、
乾燥:60℃、50%RH、
17.75時間を1サイクル(合計24時間)とした。
SAE J2334試験160サイクル終了後、各試験片の表面のさび層を除去し、板厚減少量を測定した。試験結果を表1に示す。同表における「腐食減量」は、試験片の平均の板厚減少量であり、試験前後の重量減少と試験片の表面積を用いて算出したものである。
さらに、β−FeOOHが生成する塩分付着乾湿繰り返し試験を行った。鋼材を厚さ3mm×幅50mm×長さ50mmに切り出し、予め塩分付着量が1mg/cmになるように塩水を塗布し、40℃の恒温高湿槽にいれ、4時間40%RH、4時間80%RHを1サイクルとして繰り返し、30サイクル毎に、さらに1mg/cmになるように塩水を塗布する試験である。本実施例では、0.171mol/L NaCl水溶液3mLを鋼材表面全面に塗布して塩分を付着させた。本試験は150サイクル実施し、各試験片の表面のさび層を除去し、板厚減少量を測定した。試験結果を表1に示す。
次に、表1に示した化学組成を有する鋼No.1〜No.22に対して、汎用エポキシ樹脂塗料(バンノー200:中国塗料製)を塗膜厚さ150μmになるようにスプレー塗装し、鋼面にキズがつくまで塩化ビニルカッターによりクロスにカットを入れて、クロスカット試験評価を行った。さらに、予めSAE J2334試験を10サイクル実施し、表面にさびを形成させた後、ワイヤーブラシにてケレンしたさび付き鋼材に、同様に、汎用エポキシ樹脂塗料(バンノー200:中国塗料製)を塗膜厚さ150μmになるようにスプレー塗装し、鋼面にキズがつくまで塩化ビニルカッターによりクロスにカットを入れて、クロスカット試験評価を行った。クロスカット試験後の表面状態を図2に示す。これら試験後、ポイントマイクロメーターを用いて、最大腐食深さを測定した。
表1の結果から明らかなように、本発明例に係る鋼材では、いずれも本発明で規定する化学組成の含有量を満足しているので、腐食減量濡れ環境であるSAE J2334試験の結果、裸耐食性及び塗装部耐食性に優れており、また、塩分付着乾湿環境においても優れた耐食性を示している。
これに対して、比較例の鋼No.23及び26の鋼材においてはSnの量が不足するために、塩分付着乾湿試験で腐食減量が増大する傾向が明瞭に観察される。そして、比較例の鋼No.24及び25の鋼材においては、Snが規定範囲に添加されているものの、Cu量が多すぎるため、Cu/Snが1を超えてしまっており、塩分付着乾湿試験で腐食減量が増大する傾向が明瞭に観察される。なお、比較例の鋼No.24及び25の鋼材は、圧延後に微小の割れが観察された。
また、比較例の鋼No.27の鋼材は、Sn、Cuともに規定範囲に添加されているものの、Cu/Snが1を超えてしまっており、塩分付着乾湿試験で腐食減量が増大する。また、クロスカット試験の結果も良好ではない。比較例の鋼No.28および29の鋼材は、CuまたはNiのいずれかが規定範囲を超えており、塩分付着乾湿試験で腐食減量が増大する。比較例の鋼No.30の鋼材は、Snの量が不足するために、腐食減量が増大すると共に、クロスカット試験でも、最大腐食深さは増大し、良好な結果は得られなかった。
本発明の橋梁用鋼材は、飛来塩分量が多い環境下においても十分な耐候性を有する。海浜耐候性に優れた材料として最適であり、海浜地域における橋梁等の構造物や、融雪塩や凍結防止剤が散布される地域における橋梁等の構造物に使用するミニマムメンテナンス材料として、土木および建築分野等において広く適用することができる。さらに、塗装を施して、船舶や橋梁等の鋼構造物に使用した場合に、欠陥部等からの腐食を著しく抑制するためメンテナンスミニマム化に寄与する材料として広く適用することができる。
塩分付着乾湿試験結果例である。 クロスカット試験後の表面状態を示す。

Claims (7)

  1. 質量%で、C:0.001〜0.15%、Si:2.5%以下、Mn:0.5%を超え2.5%以下、P:0.03%未満、S:0.005%以下、Cu:0.05%未満、Ni:0.05%未満、Cr:0.01〜3.0%、Al:0.003〜0.1%、N:0.001〜0.1%およびSn:0.03〜0.50%を含有し、残部がFeおよび不純物からなり、Cu/Sn比が1以下である組成を有することを特徴とする橋梁用鋼材。
  2. さらに、質量%で、Ti:0.3%以下およびNb:0.1%以下よりなる群から選ばれた1種または2種を含有することを特徴とする、請求項1に記載の橋梁用鋼材。
  3. さらに、質量%で、Mo:1.0%以下、W:1.0%以下およびV:1.0%以下よりなる群から選ばれた1種または2種以上を含有することを特徴とする、請求項1または2に記載の橋梁用鋼材。
  4. さらに、質量%で、Ca:0.1%以下およびMg:0.1%以下よりなる群から選ばれた1種または2種を含有することを特徴とする、請求項1から3までのいずれかに記載の橋梁用鋼材。
  5. さらに、質量%で、REMを0.02%以下含有することを特徴とする、請求項1から4までのいずれかに記載の橋梁用鋼材。
  6. 表面が防食皮膜により被覆されていることを特徴とする、請求項1から5までのいずれかに記載の橋梁用鋼材。
  7. 請求項1から6までのいずれかに記載の鋼材からなる橋梁。
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