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JP2008162541A - 二輪車用ステアリング機構 - Google Patents

二輪車用ステアリング機構 Download PDF

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JP2008162541A
JP2008162541A JP2006357554A JP2006357554A JP2008162541A JP 2008162541 A JP2008162541 A JP 2008162541A JP 2006357554 A JP2006357554 A JP 2006357554A JP 2006357554 A JP2006357554 A JP 2006357554A JP 2008162541 A JP2008162541 A JP 2008162541A
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JP
Japan
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steering mechanism
wheeled vehicle
wheeler
main frame
strut bar
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JP2006357554A
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English (en)
Inventor
Tadashi Watanabe
正 渡辺
Makoto Watanabe
渡辺  誠
Muneki Moribe
統樹 森部
Sokichi Kobayashi
宗吉 小林
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Abstract

【課題】 従来の二輪車のステアリング機構は、二輪車レースなどで観られるような高速あるいは濡れた路面でコーナを曲がると、遠心力に対して後輪タイヤのコーナリングフォースが不足してスピンを起こす原因となり、安全を確保することが難しい。本発明は、このような点に鑑みて成されたものであり、その目的は、二輪車のコーナリングでのスピン限界性能を向上させると共に、コーナリングでの安全性を確保することにある。
【解決手段】 従来一体であった二輪車のフレームを、フロントフォーク部分とメインフレーム部分とを新たに設けたアッパアームとロアアーム及びストラットパーで繋ぎ、フロントフォーク部分とメインフレーム部分が自由に曲がることができるようにして、コーナリング時に遠心力とライダーによるバランス操作によって、前記繋ぎ部から車体が曲がるようにしたことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、二輪車に使用されるステアリング機構に関する。
従来、二輪車を操作するライダーはカーブになると二輪車を寝かし、ハンドルを切ってコーナリングを行う。この時ステアリング機構はハンドルの動きをフロントタイヤに伝え、それによって二輪車の進行方向を決定しているのが現状である。
上述の如く、従来技術に係る二輪車のステアリング機構は、通常の速度ではハンドルを切ってコーナを曲がることにおいては支障ないが、二輪車レースなどで観られるような高速あるいは濡れた路面でコーナを曲がると、二輪車の遠心力に対して後輪タイヤのコーナリングフォースが不足してスピンを起こす原因となり、安全を確保することが難しい。本発明は、このような点に鑑みて成されたものであり、その目的は、高速あるいは濡れた路面等での二輪車のコーナリングでのスピン限界性能を向上させると共に、且つコーナリングでの安全性を確保することにある。
上述の目的を達成する本発明の二輪車用ステアリング機構は、従来一体であった二輪車のフレームを、二輪車の前輪を支えるフロントフォーク部分と後輪、エンジン及び駆動部を支えるメインフレーム部分とを新たに設けたアッパアームとロアアーム及びストラットバーで繋いで、フロントフォーク部分とメインフレーム部分がある範囲で自由に曲がることができるようにして、二輪車がコーナを曲がる時に、遠心力とライダーによるバランス操作によって、前記繋ぎ部から車体が曲がるようにしたことを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、二輪車の前輪を支えるフロントフォーク部分と後輪、エンジン及び駆動部を支えるメインフレーム部分とをライダーシートの前方に新たに設けた1本のアッパアームと2本のロアアーム及び1本のストラットバーで連結したことで、二輪車がコーナを曲がる時の遠心力によって、前記繋ぎ部から後輪を固定しているフレームが外側に振られて曲がり、前輪と後輪が逆位相に切れ、更にコーナリングを続けることによって、二輪車を寝かせてライダーが身を乗り出して重力方向に体を寝かすことによって、前記繋ぎ部から後輪を支えているフレームを旋回方向に曲げることで前輪と後輪が同位相に切れることができるようにした。こうすることによってコーナリング時のスピン限界性能を向上させると共に、且つ安全にコーナを曲がることに極めて有効である。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。本実施形態にかかる二輪車用ステアリング機構は、二輪車のフレームに適用されており、図1は従来の二輪車の代表的なクレードル形フレームの外観斜視図であり、図1に示すように、ヘッドパイプ1、タンクレール2、シートレール3及びダウンチューブ5から構成されている。これらの部品は全て溶接によって繋がれていて、フレームそのものが左右に可動するようにはなっていない。
このような形式のフレームを持つ二輪車のステアリング機構であると、コーナを曲がる時にハンドルを切って、車体を寝かせて通過する。しかし、レースなどで観られるように高速でコーナを曲がったり、濡れた路面のコーナを曲ったりする時は、二輪車に掛かる遠心力に対して後輪のコーナリングフォースが不足してスピンを起こす可能性がある。また、このような現象は一般の二輪車でも起こり得る現象である。
このような現象を回避するために、本発明は二輪車の前輪の向きと後輪の向きをコーナリング中に可変することで、コーナリング時のスピン限界性能を向上させ、且つ安全にコーナを曲がれるよう考案したものである。
図2は本発明の可動型フレームの外観斜視図であり、図3は前記可動型フレームの平面図である。図2及び図3に示すように、本発明の可動型フレームはヘッドパイプ1を有するフロントフォーク(図示なし)部分とタンクレール2、シートレール3及びダウンチューブ5から構成されるメインフレーム部分とを分離させて、フロントフォーク部分とメインフレーム部分を1本のアッパアーム6、2本のロアアーム7及び1本のストラットバー27で繋ぎ、支点8を基点にして図4に示すように、ヘッドパイプ1すなわちフロントフォークを左右に可動できるようにした。
図5は図3のA−A断面図であり、図6はその部分拡大図である。図5及び図6に示すように、フロントフォークが取り付けられるヘッドパイプ1とタンクレール2、シートレール3及びダウンチューブ5から構成されるメインフレーム部分を左右に可動できるようするために、1本のアッパアーム6の一方の端をヘッドパイプ1のヘッドパイプブラケット17に溶接し、もう一方の端には回転パイプ25が溶接されていて、この回転パイプ25は連結チューブA9に溶接された回転軸21に挿入され、アッパアーム6が容易に回転できるように押え板23とボルト24で固定されている。回転軸21はライダーがコントロールし易いようにシート16と燃料タンク15の間付近の位置に設けられている。また、燃料タンク15のアッパアーム6が貫通する部分は、アッパアーム6が左右に動けるようにスペースが設けられている(図示なし)。
一方、図3に示すように2本のロアアーム7は、ヘッドパイプ1と左右のダウンチューブ5を繋ぐ連結チューブB10に左右別々に固定されている。図7は図6のB−B断面図であり、ロアアーム7の一方の端は図7に示すように、ヘッドパイプ1に溶接されたヘッドパイプブラケット17にフロントラバーブシュ18を介して固定されている。図8は図5の矢視Cの拡大図であり、図8に示すように、ロアアーム7のもう一方の端は連結チューブB10に溶接された左右のロアアームブラケット26にリヤラバーブシュ19を介して固定されている。
上述の構造体であると、アッパアーム6及びロアアーム7は車体の重量とブレーキング時に、前輪からのブレーキ力をフロントフォークから受ける。したがって、図2及び図5に示すように、アッパアーム6とダウンチューブ5の連結チューブC11に取付けた1本のストラットバー27にて、これらの負荷を受け止めるようにしている。図6はストラットバー27の詳細を示す拡大図であり、アッパアーム6に溶接されたストラットアッパブラケット29とダウンチューブ5の連結チューブC11に溶接されたストラットロアブラケット32にストラットバー27と一体のアッパボールジョイント30とロアボールジョイント31によって、アッパアーム6と連結チューブC11を繋ぎ、上下方向の負荷を受け止める。一方、前後方向の負荷については、アッパアーム6とロアアーム7にて受け止めるフレーム構造と成っている。
上述のような可動型フレーム構造によって、二輪車のフレームを左右に可動させることができるために、走行中に前輪と後輪を遠心力の作用とライダーによる動きによって、ある範囲で別々に角度を設けることができるようになる。
図9及び図10は本発明の可動型フレームの実施例を示す。上述のような可動型フレーム構造を持つ二輪車がコーナにさしかかり、ハンドルを左に切って二輪車に遠心力が掛かった場合、フレームは後輪を支えるメインフレーム部分がアッパアーム6の支点8を軸に外側に向くため、図9に示すように、後輪の切れる方角は前輪の切れる方角とは逆位相に向く。更にコーナリングを続け、二輪車に掛かる遠心力がきつくなるとライダーは身を乗り出して重力方向に体重を掛けることによって、図10に示すように、メインフレーム部分は内側に曲げられ、後輪は前輪と同じ方角に切れて同位相となる。こうすることによって、二輪車のコーナリング時のスピン限界性能は向上し、且つ安全にコーナを曲がることができるようになる。
本発明は二輪車を製造、販売する産業分野で利用することができる。
従来の二輪車の代表的なクレードル形フレームの外観斜視図である。 本発明の可動型フレームの外観斜視図である。 図2の平面図である。 本発明の可動型フレームが左右に振れた状態を示す平面図である。 図3のA−A断面図である。 図5の可動部分の拡大図である。 図6のB−B断面の拡大図である。 図5の矢視Cによる外観の拡大図である。 本発明の可動型フレームによる前、後輪が逆位相状態を示す実施例である。 本発明の可動型フレームによる前、後輪が同位相状態を示す実施例である。
符号の説明
1:ヘッドパイプ
2:タンクレール
3:シートレール
4:ピボット
5:ダウンチューブ
6:アッパアーム
7:ロアアーム
8:支点
9:連結チューブA
10:連結チューブB
11:連結チューブC
12:連結チューブD
13:シートブラケット
14:連結チューブE
15:燃料タンク
16:シート
17:ヘッドパイプブラケット
18:フロントラバーブシュ
19:リヤラバーブシュ
20:ブシュボルト
21:回転軸
22:補強ブラケット
23:押え板
24:ボルト
25:回転パイプ
26:ロアアームブラケット
27:ストラットバー
28:ストラットアッパボルト
29:ストラットアッパブラケット
30:アッパボールジョイント
31:ロアボールジョイント
32:ストラットロアブラケット
33:ストラットロアボルト
34:前輪
35:前輪中心線
36:後輪
37:後輪中心線
38:前輪中心半径
39:後輪中心半径

Claims (7)

  1. 二輪車の前輪を支えるフロントフォーク部分と後輪、エンジン及び駆動部を支えるメインフレーム部分とを分離させて、新たに設けたアッパアーム、ロアアーム及びストラットバーにて繋いで、フロントフォーク部分とメインフレーム部分がコーナリング時に左右に可動できるようにしたことを特徴とする二輪車用ステアリング機構。
  2. 請求項1記載の二輪車用ステアリング機構において、前記可動型フレームが二輪車の燃料タンクとシートの間付近を支点として左右に可動することを特徴とする二輪車用ステアリング機構。
  3. 請求項1記載の二輪車用ステアリング機構において、前記フロントフォーク部分とメインフレーム部分とを1本のアッパアームと2本のロアアーム及び1本のストラットバーにて連結したことを特徴とする二輪車用ステアリング機構。
  4. 請求項1及び請求項3記載の二輪車用ステアリング機構において、前記ロアアームの両端をラバーブシュにて連結し、前記アッパアームの左右への動きに追従できるようにしたことを特徴とする二輪車用ステアリング機構。
  5. 請求項1及び請求項3記載の二輪車用ステアリング機構において、前記アッパアームとロアアームは車体重量とブレーキング時の前輪からのブレーキ力をフロントフォークから受けるため、これらの負荷を補うためにストラットバーを設けたことを特徴とする二輪車用ステアリング機構。
  6. 請求項5記載の二輪車用ステアリング機構において、前記ストラットバーはアッパアームの左右への方向には自由に可動し、上下方向に対しては動きを規制できるようストラットバーの両端にボールジョイントを使ったことを特徴とする二輪車用ステアリング機構。
  7. 請求項1〜請求項6の何れかに記載の二輪車用ステアリング機構において、二輪社がコーナにさしかかり遠心力が加わると、後輪を支えるメインフレームは遠心力によって外側に向いて前、後輪は逆位相状態になる。更にコーナに進入し続けるとライダーは二輪車を寝かせ、身を乗り出して重力方向に体重を掛けることによって、前記メインフレームは内側に向いて前、後輪は同位相状態になることを特徴とする二輪車用ステアリング機構。
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