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JP2008161954A - 工作機械用の加工用ヘッド及びその加工用ヘッドに使用されるスピンドルユニット - Google Patents

工作機械用の加工用ヘッド及びその加工用ヘッドに使用されるスピンドルユニット Download PDF

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JP2008161954A JP2006351311A JP2006351311A JP2008161954A JP 2008161954 A JP2008161954 A JP 2008161954A JP 2006351311 A JP2006351311 A JP 2006351311A JP 2006351311 A JP2006351311 A JP 2006351311A JP 2008161954 A JP2008161954 A JP 2008161954A
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Abstract

【課題】一対の支持部間で支持軸を介してスピンドルユニットを支持する支持ヘッドであって支持軸の軸線を中心にスピンドルユニットを回転駆動する割出し機構を有する支持ヘッドを含む工作機械用の加工用ヘッドにおいて、加工用ヘッドの大型化を招くことのない支持ヘッドの内部構造を提供する。
【解決手段】加工用ヘッドにおいて、スピンドルユニット20に対する加工用流体の給排を行うためのロータリジョイントであって支持軸と一体的に回転する回転部材及び支持部のハウジング31A,31Bに対し回転不能に設けられて回転部材が相対回転可能に嵌装される軸部材からなるロータリジョイントを各支持部内に支持軸と同軸的に備え、第2の支持部30B内に備えられる一方のロータリジョイント38の回転部材と軸部材との間の摺動面の径が、第1の支持部30A内に備えられる他方のロータリジョイント37の摺動面の径よりも大径である。
【選択図】図1

Description

本発明は、工作機械用の加工用ヘッド、より詳しくは、5軸加工機(同時5軸制御可能な加工機)や多面加工機等の複合加工機(工作機械)で使用される加工用ヘッド、及びその加工用ヘッドで使用されるスピンドルユニットに関する。
図4は、前記の複合加工機の一例として、門型工作機械(マシニングセンタ)1を示している。この種の門型工作機械1は、ベッド4上に付設された左右のコラム2、2と、コラム2、2上を上下方向(Z軸方向)に移動するクロスレール6と、クロスレール6上を水平に左右方向(Y軸方向)に移動するサドル7と、サドル7上をZ軸方向に移動するラム8と、ベッド4上を前後方向(X軸方向)に移動するテーブル5とを含む。さらに、ラム8には、工具が取り付けられるスピンドルを備えたスピンドルユニット20及びスピンドルユニット20を支持する支持ヘッドを含む加工用ヘッド10が取り付けられている。
前記門型工作機械1は、ワークの加工時において、予め設定されたプログラムに基づく数値制御により、前記テーブル5、クロスレール6、サドル7及びラム8を移動させると共に、加工用ヘッド10がスピンドルユニット20の角度位置(回転位置)の割り出しを行う。これにより、前記工作機械では、ワークの各加工面に対して工具を最適な角度で当てて加工を行うことができ、複雑な形状のワークの切削加工等を可能としている。
そのため、前記加工用ヘッドは、スピンドルユニット20の角度位置を割り出すための割出し機構を備えている。また、この加工用ヘッドにおける割出し機構として、そのモータステータ及びモータロータが支持ヘッド30のハウジング内に配置され、ロータが、スピンドルユニットを支持する支持軸に連結された直接駆動型の駆動モータ(以下、「DDモータ」という)を駆動手段として含むものが公知である(例えば、特許文献1)。
この特許文献1に記載の支持ヘッド(操作ヘッド)は、ツールホルダを含む第2の支持部(本発明でいう「スピンドルユニット」)を支持する一対のアーム(本発明でいう「支持部」)を有するフォーク形に構成されている。また、各アーム内には、上記第2の支持部を支持するシャフト(本発明でいう「支持軸」)が回転自在に支持されると共に、このシャフトを回転駆動するためのDDモータが設けられている。なお、この特許文献1の構成のように、DDモータを駆動源とする支持ヘッドにおいては、スピンドルユニット(第2の支持部)を支持する支持軸(シャフト)及びこの支持軸を回転駆動するDDモータが、本発明でいう割出し機構を構成する。
そして、特許文献1に記載の支持ヘッドでは、予めプログラムされた数値制御に従って前記DDモータの駆動を制御することにより、前記支持軸がDDモータによって回転駆動され、これに伴い、スピンドルユニットが、支持軸の軸線と一致する軸線であってスピンドルの回転軸線と直交する軸線(以下、「A軸」という)を中心に、所定の角度位置へ向けて回転割り出しされる。
因みに、一般的な前記の支持ヘッドにおいては、特許文献1には記載されていないが、スピンドルユニットの角度位置を制御するために前記支持軸の角度位置(回転位置)を検出する必要があり、そのための回転検出器等の検出器類を、支持ヘッド内において支持軸に付設している。なお、特許文献1に記載されているような一対の支持部を有するフォーク形の支持ヘッドでは、前記の回転検出器は、いずれか一方の支持部内に設けられる。
また、前記の割出し機構や回転検出器に加え、支持ヘッド内には、支持軸を回転自在に支持するための軸受や、スピンドルユニット(支持軸)の角度位置を保持するためのクランプ機構が配設される。更には、支持部を通してスピンドルユニットに対し加工用の流体を供給するためのロータリジョイントであって、支持軸と同軸的に配置されて支持軸と共に回転する回転部材を含むロータリジョイントが支持ヘッドの各支持部内に設けられる場合もある。そして、前記の割出し機構も含め、これらの各構成要素は、いずれも支持軸に対し接続もしくは接続可能な状態に配設されるものである。
ところで、前記のような工作機械で用いられる加工用ヘッドでは、その操作性や重量が及ぼす影響等を考慮した場合、加工用ヘッド(支持ヘッド)自体が大型化することはことは好ましくない。しかし、特許文献1に記載の支持ヘッドのように両支持部内に割出し機構を備えたものにおいて、更に前記のロータリジョイント等の各構成要素を各支持部内に配設した場合、一方の支持部内には、前記の割出し機構及び各構成要素に加えて前記の検出器類が支持軸に対し設置されることになる。そのため、この一方の支持部については、そのA軸方向における寸法がこの回転検出器分だけ大きくなる。しかも、支持剛性のバランスを考えた場合、両支持部のA軸方向の寸法が同じである方が好ましく、そのために他方の支持部についても、そのA軸方向の寸法を上記一方の支持部に合せて大きくしなければならなくなる。その結果として、支持ヘッド全体のA軸方向に関する寸法が大きくなり、加工用ヘッドが大型化してしまう。
特開2004−48135号公報
従って、本発明の課題は、割出し機構と共に前記のような種々の構成要素を支持ヘッド内に備える工作機械用の加工用ヘッドにおいて、加工用ヘッドの大型化を招くことの無い支持ヘッドの内部構造を提供すること、及びその様な支持ヘッドに適用可能なスピンドルユニットを提供することにある。
本発明は、工具が取り付けられるスピンドルを含むスピンドルユニットと、該スピンドルユニットを挟んで対向配置された第1及び第2の支持部間で各支持部内に回転自在に支持された支持軸を介して前記スピンドルユニットを支持する支持ヘッドであって前記支持軸の軸線を中心に前記スピンドルユニットを回転させてその角度位置を割り出す割出し機構を有する支持ヘッドとを含み、前記割出し機構が、前記第1及び第2の支持部の少なくとも一方に設けられ、その駆動手段として前記支持部のハウジング内で前記支持軸周りに同軸的に配置されたモータロータ及びモータステータからなる駆動モータを含む工作機械用の加工用ヘッドを前提とする。
そして、上記の課題のもとに、本発明による加工用ヘッドは、前記支持軸と同軸的に配置されてスピンドルユニットに対し供給される加工用流体の供給及び排出を行うためのロータリジョイントであって前記支持軸と一体的に回転する回転部材及び前記支持部のハウジングに対し回転不能に設けられて前記回転部材が相対回転可能に嵌装される軸部材からなる前記ロータリジョイントを前記各支持部内に備えると共に、前記各支持軸と前記スピンドルユニットとを固定するための複数のネジ部材であって前記支持軸の軸線を中心とする円周上に配設された複数の前記ネジ部材を有する。そして、前記第2の支持部内に備えられる一方のロータリジョイントの上記回転部材と軸部材との間の摺動面の径が、前記第1の支持部内に備えられる他方のロータリジョイントの前記摺動面の径よりも大径であることを特徴とする。
また、前記の各ロータリジョイントについては、前記一方のロータリジョイントの前記摺動面の径を前記ネジ部材の配置円の径よりも大径とし、且つ、前記他方のロータリジョイントの前記摺動面の径を前記ネジ部材の配置円の径よりも小径とすることが好適である。因みに、本発明でいうネジ部材の「配置円」とは、ネジ部材が配置される仮想円のことを表すものである。すなわち、本発明による支持ヘッドでは、支持軸及びスピンドルユニットに対しA軸を中心とした仮想円を設定してこの仮想円の円周上にネジ孔を形成し、このネジ孔にネジ部材を螺挿して支持軸とスピンドルユニットとの固定を行うものであり、この円周上にネジ部材が配設される仮想円が前記の「配置円」に相当する。また、後述の加工用流体のための給排ポートの「配置円」についても同様の考え方のものである。
また、本発明では、前記の各支持部について、その前記スピンドルユニットと対向する面に対し、スピンドルユニットに形成された前記加工用流体のための複数の給排ポートに接続される複数の給排ポートであって各ロータリジョイントの回転部材に形成された複数の流体流路が連通する複数の前記給排ポートが形成されたものとし、前記第1の支持部における複数の前記給排ポートの各々が前記ネジ部材の配置円よりも小径の円周上に形成され、且つ、前記第2の支持部における複数の前記給排ポートの各々が前記ネジ部材の配置円よりも大径の円周上に形成されるものとしてもよい。更には、前記割出し機構が、前記第1及び第2の支持部のいずれか一方にのみ設けられるものとしてもよい。
なお、上記した本発明における「給排ポート」とは、供給用ポート及び排出用ポートの総称である。従って、複数の給排ポートとは、供給用ポート及び排出用ポートがそれぞれ1以上存在する場合や、少なくとも供給用ポートが2以上存在する場合を含む。
また、本発明による上記加工用ヘッドで使用されるスピンドルユニットは、前記第1及び第2の支持部と対向する両側面における前記支持軸の軸線を中心とした円周上において、前記ロータリジョイントからの加工用流体を給排するための複数の給排ポートが形成されており、且つ、前記第2の支持部側の前記給排ポートの配置円が、前記第1の支持部側の前記給排ポートの配置円よりも大径であることを特徴とする。
上記した本発明による工作機械用の加工用ヘッドによれば、各支持部内に配設されるロータリジョイントのうちの第2の支持部内に配設されるものとして、より大径のロータリジョイントを採用している。これにより、第2の支持部側では、ロータリジョイントの半径方向内側により大きい空間を確保することができるため、この空間内に検出器類等の構成要素を適宜に配設することにより、第2の支持部のA軸方向に関する寸法をより小さく抑えることができ、支持ヘッドの大型化を防止することが出来る。
より詳しくは、ロータリジョイントは、その回転部材と軸部材との間の摺動面の摺動抵抗を考えた場合、摺動面がより小径のもの(すなわち、ロータリジョイントを構成する各部材が支持軸の軸線(A軸)により近い位置に存在するもの)とした方が好ましい。しかし、両支持部内におけるロータリジョイントを半径方向における最も支持軸側に配設されたものとした場合、前記の検出器類等をA軸方向におけるロータリジョイントの存在範囲の外側に配設せざるを得なくなり、それに伴い、支持部のA軸方向に関する寸法が大きくなってしまう。そこで、本発明は、前記第1の支持部側では、上記の摺動抵抗を考慮して摺動面の径が小さいロータリジョイントを採用し、第2の支持部側では、摺動面の径が大きいロータリジョイントを採用してその半径方向内側に空間的な余裕ができるようにしている。これにより、第2の支持部内には、検出器類等の構成要素を配設するための空間的な余裕ができるため、この空間に適宜に構成要素を配設することにより、第2の支持部のA軸方向に関する寸法が大きくなることはなく、延ては支持ヘッドの大型化を防ぐことができる。
また、各ロータリジョイントについて、第1の支持部側のロータリジョイントを、その摺動面の径が前記ネジ部材の配置円よりも小径のものとし、且つ、第2の支持部側のロータリジョイントを、その摺動面の径が前記ネジ部材の配置円よりも大径のものとした場合において、各ロータリジョイントの回転部材に形成された流体流路が連通する給排ポートを、第1の支持部側では、各給排ポートが前記ネジ部材の配置円よりも小径の円周上に形成されるものとし、第2の支持部側では、各給排ポートが前記ネジ部材の配置円よりも大径の円周上に形成されものとすることにより、両支持部において、ロータリジョイントと前記給排ポートとを連通させる流体流路(以下、「連通流路」という)の経路が前記ネジ部材の配置円と交差することがなく、これによってネジ部材による支持軸とスピンドルユニットとの固定力の低下を防ぐことができる。
すなわち、各ロータリジョイントの各流体流路とそれに対応する各給排ポートとを繋ぐ連通流路が前記ネジ部材の配置円と公差して延びている場合、この連通流路によってネジ部材の配置が制限されて固定のため使用可能なネジ部材の数が少なくなってしまい、十分な固定力が得られない場合がある。これに対し前述の構成によれば、上記連通流路が前記ネジ部材の配置円と公差しないため、固定のためのネジ部材の数に制限を受けることが無く、十分な固定力を得ることができる。
また、割出し機構を第1及び第2の支持部のいずれか一方のみに配設したものとすることにより、割り出し機構を備えない支持部内に回転検出器を配設する空間が確保し易いものとなり、これによっても支持ヘッドの大型化を防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳述する。
図1及び2に示すのは本発明の一実施形態であって、図示の加工用ヘッド10は、工具が取り付けられるスピンドル21を有するスピンドルユニット20と、スピンドルユニット20を支持する支持ヘッド30とで構成されている。
図1に示すように、スピンドルユニット20は、駆動モータ内蔵型のスピンドルヘッドであり、内蔵された駆動モータによってスピンドル21を高速回転駆動するものである。詳しくは、スピンドルユニット20のハウジング23内には、スピンドル21が挿通配置されており、このスピンドル21を囲繞するようにして駆動モータ25が内蔵されている。駆動モータ25は、スピンドル21に外嵌固定されたロータ25aと、ロータ25aの外周面に対向するように設けられたステータ25bとから成っている。スピンドル21は、駆動モータ25の前後(図の上下)に複数列配置された軸受(例えば、アンギュラコンタクトベアリング)27によって回転自在に支持されている。そして、ステータ25bに励磁電流を供給すると、ロータ25aとの間に励磁力が発生し、その励磁力によってロータ25aが回転してスピンドル21が回転駆動される。
また、支持ヘッド30の各支持部と対向するスピンドルユニット20の側面には、支持ヘッド30から供給される加工用流体の給排を行うための給排ポート24が、スピンドルユニット20の回転軸(A軸)を中心とした配置円上に複数形成されている。因みに、このスピンドルユニット20へ供給される加工用流体としては、例えば、高速で回転するDDモータ25やスピンドル21を冷却するための冷却用の油、スピンドルユニット20(スピンドル21の回転部分)への切り粉の侵入を防ぐためのシール用のエア、加工時に回転工具等を冷却するための冷却用の水、等がある。
支持ヘッド30は、支持軸を介して上記スピンドルユニット20を支持すると共に、スピンドルユニット20を、支持軸の軸線と一致する前記A軸を中心に回転させてその角度位置を割り出すためのものである。
この支持ヘッド30は、基部30cに対し、第1及び第2の支持部30a、30bを組み付けたフォーク形に構成されている。そして、上記スピンドルユニット20は、この両支持部30a、30b間において、支持部30a、30bのそれぞれの内部で回転自在に支持された支持軸に固定されて支持されている。
なお、本実施例における支持ヘッド30では、スピンドルユニット20を回転駆動するための駆動モータとしてのDDモータ33が、上記第1及び第2の支持部30a、30bのうちの第1の支持部30a内にのみ設けられた構成となっている。そこで、以下では、第1の支持部における支持軸を駆動支持軸といい、第2の支持部30bにおける支持軸を従動支持軸という。さらに、本実施例における支持ヘッド30では、後述の回転検出器等の検出器類及びクランプ機構が、DDモータ33とは逆に、第2の支持部30b側のみに配設されている。
以下に、DDモータ33が配設される第1の支持部30aの構成について、詳細に説明する。
第1の支持部30aは、ハウジング31aを主体とし、そのハウジング31aの内部に、DDモータ33を構成するロータ(モータロータ)33a及びステータ(モータステータ)33b、スピンドルユニット20を支持する駆動支持軸、この駆動支持軸を回転自在に支持するための軸受(例えば、クロスローラベアリング)35、及びスピンドルユニット20へ加工用の流体を供給するためのロータリジョイント37、等が組み込まれている。
ハウジング31aは、DDモータ33や後述の回転軸等を挿入するためにスピンドルユニット20側が大きく開口している。また、ハウジング31a内には、反スピンドルユニット20側の側面からA軸方向に伸びる円筒部31a1が形成されており、この円筒部31a1には、A軸方向にロータリジョイント37が挿入される貫通孔31a2が形成されている。また、ハウジング31aの反スピンドルユニット20側の側端面には、後述の流体供給用のパイプやDDモータ33へ電流を供給するためのケーブル等を配置するための凹部31a3が形成されている。さらに、ハウジング31aの反スピンドルユニット20側には、その側面に対し側面カバー18aが取り付けられており、上記の凹部31a3がこの側面カバー18aによって覆われている(図2は、この側面カバー18aを外した状態を示している)。
ロータリジョイント37は、ハウジング31aに固定された軸部材としてのディストリビュータ37aと、ディストリビュータ37aの円筒部37a1の外周面に回転可能に嵌装された回転部材としてのシャフト37bとで構成されている。
ディストリビュータ37aは、ハウジング31aの貫通孔31a2に挿入された状態で、そのフランジ部37a2において、円周方向に配設された複数のネジ部材によってハウジング31aに対し固定されている。また、ディストリビュータ37aの中心には、スピンドルユニット20に向けてのケーブル等の通過を許容するための貫通孔37a4が形成されている。更に、ディストリビュータ37aには、スピンドルユニット20に対し供給される流体を供給又は排出するための複数の流体流路37a3が円周方向に位置をずらして形成されており(図1では、複数の流体流路37a3は、その1つのみが代表的に示されている)、この各流体流路37a3は、ディストリビュータ37aの反スピンドルユニット20側の端面に形成された給排ポート37dに連通されている。そして、給排ポート37dには、流体供給用又は排出用のパイプ12が接続されており、このパイプ12を介してディストリビュータ37aに対する加工用流体の供給又はディストリビュータ37aからの加工用流体の排出が行われる。
一方、シャフト37bには、上記のディストリビュータ37aに形成された各流体流路37a3に対応する複数の流体流路37b1が形成されている(図1では、流体流路37b1は、その1つのみが代表的に示されている)。また、各流体流路37b1は、駆動支持軸(回転軸32)に形成された連通流路32cを介し、スピンドルユニット20の第1の支持部30a側の側面に形成された給排ポート24に接続される給排ポート32c1に連通されている。
そして、各流体流路37a3とそれに対応する各流体流路37b1とは、ディストリビュータ37aとシャフト37bとの嵌合周面に形成された環状溝を介して連通しており、シャフト37bが回転した場合でもその連通状態が維持されるように構成されている。従って、供給用のパイプ12から供給された加工用流体は、給排ポート37d、ロータリジョイント37におけるディストリビュータ37a、シャフト37b及び給排ポート32cを介し、スピンドルユニット20の給排ポート24へ供給される。また、流体を循環させる場合には、スピンドルユニット20内を循環した流体が、給排ポート24、32cを介してロータリジョイント37へ排出され、これが排出用のパイプ12へ排出される。なお、ディストリビュータ37aとシャフト37bとの間には、各環状溝の間に密封用のシール部材が介装され、各環状溝の液密性を保つようになっている。
DDモータ33は、ハウジング31aに対し固定配置されたステータ33bと、ステータ33の内周面に対向するように配設されたロータ33aとからなる。すなわち、図示のDDモータ33は、インナーロータ型のモータとして構成されている。但し、本発明の支持ヘッドにおける割出し機構に用いられる駆動モータは、このようなインナーロータ形のDDモータに限らず、アウターロータ形のDDモータであってもよい。
ステータ33bは、ハウジング31aに固定されたステータスリーブ33cの内周面に内嵌固定されている。また、ロータ33aは、回転軸32に形成された円筒部32aの外周面に外嵌固定されて回転軸32に対し相対回転不能に設けられている。
回転軸32は、前述のロータリジョイント37のシャフト37bに対し、その回転軸線について同心的に配置され、円周方向に配設された複数のネジ部材によって組み付けられている。また、このシャフト37bとハウジング31aの円筒部31a1との間には、軸受(例えば、クロスローラベアリング)35が介装されている。従って、シャフト37b及びシャフト37bに組み付けられた回転軸32は、ハウジング31aに対し回転自在に支持された状態となっている。
更に、回転軸32には、そのスピンドルユニット20側の端面32bに対し、複数のネジ部材14によってスピンドルユニット20が固定される。すなわち、回転軸32は、その端面32bにおいてスピンドルユニット20を支持している。従って、第1の支持部30a側では、回転軸32及びこれと一体的に回転するロータリジョイント37のシャフト37bが、第1の支持部30a側の駆動支持軸を構成している。なお、スピンドルユニット20を駆動支持軸に対し固定するためのネジ部材14は、駆動支持軸の回転軸線(A軸)を中心として設定される配置円の円周上に複数配設されており、駆動支持軸(シャフト37b、回転軸32)及びスピンドルユニット20に螺挿されている。
次に、第1の支持部30aと対向する位置でスピンドルユニット20を支持する第2の支持部30bの構成について、以下に説明する。
第2の支持部30bは、ハウジング31bを主体とし、その内部に、スピンドルユニット20の角度位置を保持するクランプ機構34、スピンドルユニット20を支持する従動支持軸、この従動支持軸を回転自在に支持するための軸受36、及びロータリジョイント38、等が組み込まれている。
ハウジング31bには、A軸方向に貫通する貫通孔31b1が形成されており、その貫通孔31b1内に上記のクランプ機構34、従動支持軸、軸受36、及びロータリジョイント38が組み込まれている。また、ハウジング31bの反スピンドルユニット20側の側面には、第1の支持部30aと同様に凹部が形成されており(図示略)、これが側面カバー18bによって覆われている。
ロータリジョイント38は、第1の支持部30a側のロータリジョイント37と同様のものであって、ハウジング31bに固定された軸部材としてのディストリビュータ38aと、ディストリビュータ38aの円筒部38a1の外周面に回転可能に嵌装された回転部材としてのシャフト38bとで構成されている。
ディストリビュータ38aは、そのフランジ部38a2において、円周方向に配設された複数のネジ部材によってハウジング31bに組み付けられている。また、ディストリビュータ38aの中心には、A軸方向に貫通する貫通孔38a4が形成されている。更に、ディストリビュータ38aには、その円周方向に位置をずらして複数の流体流路38a3が形成されている。また、シャフト38bには、ディストリビュータ38aの各流体流路38a3に対応する複数の流体流路38b1が形成されている(図1では、複数の流体流路38a3及び38b1は、その1つのみが代表的に示されている)。そして、各流体流路38a3とそれに対応する各流体流路38b1とは、ディストリビュータ38aとシャフト38bとの嵌合周面に形成された環状溝を介して連通しており、シャフト38bが回転した場合でもその連通状態が維持されるように構成されている。また、シャフト38bに形成された各流体流路38b1は、従動支持軸(回転軸39)に形成された連通流路39cを介し、スピンドルユニット20の第2の支持部30b側の側面に形成された給排ポート24に接続される給排ポート39c1に連通されている。
第2の支持部30bにおいて、第1の支持部30aにおける回転軸32に対応する回転軸39は、軸受36を受け入れるため、軸部材39aとフランジ部材39bとの2つの部材によって構成されている。この回転軸39(軸部材39a及びフランジ部材39b)は、その回転軸線が、第1の支持部30aの回転軸32の回転軸線(A軸)と一致するように配設される。
回転軸39の軸部材39aは、ディストリビュータ38aの貫通孔38a4内で、ディストリビュータ38aに対し軸受36を介して回転自在に支持されており、A軸に関しディストリビュータ38aと同心的に配設されている。また、フランジ部材39bは、そのスピンドルユニット20側において、第1の支持部30aにおける回転軸32の端面32bと平行な端面39b1を有している。そして、この端面39b1には、複数のネジ部材15によってスピンドルユニット20が固定される。従って、この回転軸39が、第2の支持部30b側の従動支持軸となっている。また、回転軸39には、そのフランジ部材39bに対しロータリジョイント38のシャフト38bに固定されており、シャフト38bも回転軸39と一体的に回転する。従って、このシャフト38bも、従動支持軸の一部に相当する。
なお、スピンドルユニット20を従動支持軸に対し固定するためのネジ部材15は、従動支持軸の回転軸線(A軸)を中心として設定される配置円の円周上に複数配設されており、従動支持軸(回転軸39のフランジ部材39b)及びスピンドルユニット20に螺挿されている。また、このネジ部材15の配置円は、第1の支持部30a側との固定状態のバランスを考えて、ネジ部材14の配置円と同径に設定されている。
スピンドルユニット20の回転位置(角度位置)を保持するためのクランプ機構34は、クランプスリーブ34a及び受圧部材34bで構成されている。受圧部材34bは、環状の部材であって、ハウジング31bの貫通孔31b1に対し内嵌固定されており、その内周面にクランプスリーブ34aの円筒部34a2が嵌装されている。クランプスリーブ34aは、そのフランジ部34a3に螺挿されたネジ部材により、ハウジング31b及び受圧部材34bに対し固定されている。従って、クランプスリーブ34a及び受圧部材34bは、ハウジング31bに対し回転不能となっている。また、クランプスリーブ34aは、その円筒部34a2において、回転軸39と一体的に回転するロータリジョイント38のシャフト38bを、その回転を許容する状態で囲繞している。
また、クランプスリーブ34aの円筒部34a2には、受圧部材34b側に開口する環状溝34a1が形成されており、この環状溝34a1と受圧部材34bの内周面とにより、圧力室が形成される。更に、この圧力室には、フランジ部34a3及び受圧部材34bに形成された流体流路を介し、ハウジング31bに形成された流体流路31b2から圧力流体(例えば、圧油)が供給されるようになっている。そして、このクランプ機構34では、上記圧力室に対し圧力流体が供給されることにより、円筒部34a2の環状溝34a1に対応する薄肉部が縮径方向に変形し、その結果として、シャフト38bに対し縮径方向の締付け力が作用する。これにより、シャフト38b及びこれに組み付けられた回転軸39の回転が阻止された状態(クランプ状態)となってその回転位置が保持される。また、圧力室に対する圧力流体の供給を停止することにより、円筒部34a2の薄肉部の変形状態が解消され、シャフト38aに対する締付け力が消失してクランプ状態が解除される。
さらに、図示の支持ヘッド30では、第2の支持部30b内に、回転軸39の回転角度(=スピンドルユニット20の角度位置)を検出するための回転検出器41、及びスピンドルユニット20の回転範囲を制限するための角度検出器42といった検出器類が設けられている。
回転検出器41は、ロータリジョイント38におけるディストリビュータ38aの貫通孔38a4内で、貫通孔38a4の内周面から半径方向に突出する円盤状の支持部の所定位置に取り付けられた一対の検出ヘッド41a、41aと、検出器ヘッド41a、41aの内側に対向するよう配置で、回転軸39に取り付けられた検出リング41bとで構成されている。そして、この回転検出器41による検出信号は、本発明の加工用ヘッド10が搭載される工作機械の制御装置(図示せず)に送られ、スピンドルユニット20の回転制御(数値制御)に用いられる。なお、本発明における回転検出器は、この構成のものに限らず、他の公知のものであってもよい。
また、角度検出器42は、例えばリミットスイッチであって、ディストリビュータ38aの貫通孔38a4内に設けられた支持板上に取り付けられ、回転軸39の端部に取り付けられた円盤状の部材43の周面に対向するように設けられている。この部材43の周面には、許容角度範囲に対応するドグが形成され、このドグに対向した状態では、リミットスイッチ42は不作動状態におかれる。従って、制御の異常等により、スピンドルユニット20が許容角度以上に回転した場合、それがリミットスイッチ42によって検出され、その検出信号が、例えば非常停止信号として工作機械の制御装置へ送られる。
以上の構成からなる支持ヘッド30では、スピンドルユニット20を、第1及び第2の支持部30a、30bの各支持軸に挟み込むかたちで両支持軸に対し相対回転不能に固定して支持している。そして、スピンドルユニット20は、第1の支持部30a側の駆動支持軸がDDモータ33によって回転駆動されることにより、支持軸の回転軸線(A軸)を中心として、所望の角度位置へ向けて回転駆動される。
DDモータ33の駆動は、予め設定されたプログラムに基づく数値制御に従って行われ、ロータ33aの回転制御により、駆動支持軸を介してスピンドルユニット20の角度位置が制御される。従って、図示の例では、第1の支持部30a内に設けられたDDモータ33及びDDモータ33に連結された駆動支持軸(回転軸32+シャフト37b)が、スピンドルユニット20のための割出し機構として機能する。なお、DDモータ33を駆動するための励磁電流は、コネクタ16aによってDDモータ33に接続されたケーブル16によって供給される。
そして、本発明に基づく上記支持ヘッド30では、各支持部30a、30b内に配設されているロータリジョイント37、38は、図示のように、各ディストリビュータ37a、38aと各シャフト37b、38bとの間の摺動面の径に関し、第2の支持部30b側の方が第1の支持部30a側よりも大径のものを採用している。詳しくは、スピンドルユニット20を支持軸に固定するためのネジ部材14、15の配置円14a、15a(図2)の径との比較でいうと、第1の支持部30a側のロータリジョイント37は、そのディストリビュータ37aとシャフト37bとの間の摺動面の径が上記配置円14aよりも小径のものであり、第2の支持部30b側のロータリジョイント38は、そのディストリビュータ38aとシャフト38bとの間の摺動面の径が上記配置円15aよりも大径ものものとなっている。
このように、各支持部30a、30bに対し同じ形態のロータリジョイントを配設するのではなく、各ロータリジョイント37、38をその摺動面の径が異なるものとし、しかも、第2の支持部30b側のロータリジョイント38を、その摺動面の径がより大径のもの、より好ましくは、支持軸とスピンドルユニット20とを固定する複数のネジ部材の配置円よりもその摺動面の径が大きいものとすることにより、支持軸が配設されるロータリジョイントの半径方向内側に十分な空間を確保することができる。従って、支持軸に付設される構成要素、特に、前述の回転検出器41等の検出器類をいずれか一方の支持部内に配設するにあたり、これを第2の支持部30b側に配設することにより、支持部を構成するハウジングのA軸方向の寸法を大きくすること無く、上記構成要素をハウジング内に収容することができる。
また、各ロータリジョイント37、38を前記の構成のものとした場合、各ロータリジョイント37、38におけるシャフト37b、38bのそれぞれに形成されてスピンドルユニット20の給排ポート24に連通する複数の流体流路37b1及び38b1は、第1の支持部30a側では、ネジ部材14の配置円14aよりも小径の円周上に各流体流路37b1が配設されるものとなり、第2の支持部30b側では、ネジ部材15の配置円15aよりも大径の円周上に各流体流路38b1が配設されるものとなる。
この場合において、上記スピンドルユニット20の給排ポート24及びこれに接続される各支持部30a、30b側の給排ポート32c1、39c1は前記ネジ部材14、15と同様にA軸を中心とした円周上に配設されるものであるが、この給排ポート24及び32c1、39c1の配置円32d、39dの径が、ネジ部材14、15の配置円14a、15aの径との関係において、前記の各流体流路37b1及び38b1の配置円とは逆の関係、すなわち、第1の支持部30a側では給排ポート32c1の配置円32dがネジ部材14の配置円14aよりも大径であり、第2の支持部30b側では給排ポート39c1の配置円39dがネジ部材15の配置円15aよりも小径である場合、各流体流路37b1、38b1と対応する給排ポート32c1、39c1とを連通させる連通流路32c、39cが、ネジ部材14、15の配置円14a、15aと交差して形成されることとなる。この場合、連通流路32c、39cが通る位置にはネジ部材14、15を螺挿することができないため、連通流路32c、39cによってネジ部材14、15の数が制限されてしまう。
これに対し、本実施例における支持ヘッド30では、各支持部30a、30bにおいて、給排ポート32c1、39c1が、ネジ部材14、15の配置円14a、15aに対し、流体供給路37b1、38b1と同じ側に形成されている。すなわち、各支持部30a、30bにおいて、給排ポート32c1、39c1の配置円32d、39dとネジ部材14、15の配置円14a、15aとの径の大小関係が、流体供給路37b1、38b1の配置円とネジ部材14、15の配置円14a、15aとの径の大小関係と同じとなるように給排ポート32c1、39c1が形成されている。この構成によれば、各流体流路37b1、38b1と対応する給排ポート32c1、39c1とを連通させる連通流路32c、39cがネジ部材14、15の配置円14a、15aと交差することがないため、上記のようにネジ部材14、15の数が制限されることはなく、複数のネジ部材14、15による支持軸とスピンドルユニット20との固定において十分な固定力を得ることができる。
なお、上記の構成の場合において、スピンドルユニット20に形成される給排ポート24は、各支持部30a、30bに形成される給排ポート32c1、39c1と直接接続されるものであるから、スピンドルユニット20に形成される給排ポート24も、第1の支持部30a側と第2の支持部30b側とで異なる径の配置円上に形成されたものとなる。すなわち、本発明による加工用ヘッド10において、前記支持ヘッド30に支持されるスピンドルユニット20では、各支持部と対向する各側面における給排ポート24は、第2の支持部30b側のものが第1の支持部30a側のものよりも大径の配置円上に形成されるものとなり、更には、第1の支持部30a側の給排ポート24が、ネジ部材14の配置円14aよりも小径の配置円上に形成され、第2の支持部30b側の給排ポート24が、ネジ部材15の配置円15aよりも大径の配置円上に形成されたものとなる。
また、以上で説明した本発明による加工用ヘッドにおける支持ヘッド30では、DDモータ33は、第1の支持部30a側にのみ設けられた構成となっている。すなわち、支持ヘッド30では、スピンドルユニット20を回転駆動するための割出し機構が、2つの支持部のうちの一方(第1の支持部30a)にのみ設けられた構成となっている。この構成によれば、第2の支持部30bのハウジング31b内には、DDモータが配設されないため、その分だけ空間的に余裕ができ、ハウジング31を大型化することなく、各構成要素のハウジング内への配置をより容易に行えるものとなる。
但し、本発明はこのような構成に限定されるものではなく、図3に示すように、第1及び第2の支持部30a、30bの両方に割出し機構を備えたものであってもよい。なお、図4では、図1に示す構成と対応する部分には図1と同じ符号が付してある。また、図4に示す例では、割出し機構が第2の支持部30a側にも設けられいる点に加え、クランプ機構34が第1の支持部30a側に設けられている点でも図1に示す例と異なっている。
また、本発明は上記のいずれの実施形態にも限定されるものではなく、本発明の請求範囲を逸脱しない限りにおいて種々に変更することが可能である。
本発明の加工用ヘッドにおける支持ヘッドの一実施形態を示す正面部分断面図。 本発明の加工用ヘッドにおける支持ヘッドの一実施形態を示す側面図。 本発明の加工用ヘッドにおける支持ヘッドの他の実施形態を示す正面部分断面図。 本発明の加工用ヘッドが適用される工作機械の一例を示す斜視図。
符号の説明
1 工作機械
10 加工用ヘッド
14、15 ネジ部材
14a、15a 配置円
20 スピンドルユニット
21 スピンドル
24 給排ポート
25 DDモータ
25a ロータ
25b ステータ
30 支持ヘッド
30a 第1の支持部
30b 第2の支持部
30c 基部
31a、31b ハウジング
32 回転軸
32c 連通流路
32c1 給排ポート
32d 配置円
33 DDモータ
33a ロータ
33b ステータ
34 クランプ機構
34a クランプスリーブ
35、36 軸受
37 ロータリジョイント
37a ディストリビュータ
37a3 流体流路
37b シャフト
37b1 流体流路
38 ロータリジョイント
38a ディストリビュータ
38a3 流体流路
38b シャフト
38b1 流体流路
39 回転軸
39c 連通流路
39c1 給排ポート
39d 配置円
41 回転検出器
41a 検出ヘッド
41b 検出リング
42 角度検出器

Claims (5)

  1. 工具が取り付けられるスピンドルを含むスピンドルユニットと、該スピンドルユニットを挟んで対向配置された第1及び第2の支持部間で各支持部内に回転自在に支持された支持軸を介して前記スピンドルユニットを支持する支持ヘッドであって前記支持軸の軸線を中心に前記スピンドルユニットを回転させてその角度位置を割り出す割出し機構を有する支持ヘッドとを含み、前記割出し機構が、前記第1及び第2の支持部の少なくとも一方に設けられ、その駆動手段として前記支持部のハウジング内で前記支持軸周りに同軸的に配置されたモータロータ及びモータステータからなる駆動モータを含む、工作機械用の加工用ヘッドにおいて、
    前記各支持部内に、前記支持軸と同軸的に配置されて前記スピンドルユニットに対し供給される加工用流体の供給及び排出を行うためのロータリジョイントであって前記支持軸と一体的に回転する回転部材及び前記支持部のハウジングに対し回転不能に設けられて前記回転部材が相対回転可能に嵌装される軸部材からなる前記ロータリジョイントを備え、
    更に、前記各支持軸と前記スピンドルユニットとを固定するための複数のネジ部材であって前記支持軸の軸線を中心とする円周上に配設された複数の前記ネジ部材を有し、
    前記第2の支持部内に備えられる一方のロータリジョイントの前記回転部材と前記軸部材との間の摺動面の径が、前記第1の支持部内に備えられる他方のロータリジョイントの前記摺動面の径よりも大径である、
    ことを特徴とする工作機械用の加工用ヘッド。
  2. 前記一方のロータリジョイントは、その前記摺動面の径が前記ネジ部材の配置円の径よりも大径であり、前記他方のロータリジョイントは、その前記摺動面の径が前記ネジ部材の配置円の径よりも小径である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の工作機械用の加工用ヘッド。
  3. 前記各支持部の前記スピンドルユニットと対向する面には、前記スピンドルユニットに形成された前記加工用流体のための複数の給排ポートに接続される複数の給排ポートであって前記各ロータリジョイントの回転部材に形成された複数の流体流路が連通する複数の前記給排ポートが形成されており、
    前記第1の支持部における複数の前記給排ポートの各々は、前記ネジ部材の配置円よりも小径の円周上に形成され、前記第2の支持部における複数の前記給排ポートの各々は、前記ネジ部材の配置円よりも大径の円周上に形成される、
    ことを特徴とする請求項2に記載の工作機械用の加工用ヘッド。
  4. 前記割出し機構は、前記第1及び第2の支持部のいずれか一方にのみ設けられる、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の工作機械用の加工用ヘッド。
  5. 工具が取り付けられるスピンドルを含むスピンドルユニットと、該スピンドルユニットを挟んで対向配置された一対の支持部間で各支持部内に回転自在に支持された支持軸を介して前記スピンドルユニットを支持する支持ヘッドであって前記支持軸の軸線を中心に前記スピンドルユニットを回転させてその角度位置を割り出す割出し機構を含む支持ヘッドとを備えた工作機械用の加工用ヘッドであって、
    前記各支持部には、前記支持軸と同軸的に配置されて前記スピンドルユニットに対し供給される加工用流体の供給又は排出を行うためのロータリジョイントが設けられており、
    前記スピンドルユニットには、前記各支持部と対向する両側面における前記スピンドルユニットの回転軸線を中心とした円周上に、前記ロータリジョイントからの加工用流体を給排するための複数の給排ポートが形成されており、且つ、一方の支持部側の前記給排ポートの配置円が、他方の支持部側の前記給排ポートの配置円よりも大径である、
    ことを特徴とする工作機械用の加工用ヘッドに使用されるスピンドルユニット。
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