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JP2008161099A - 亜鉛高含有豆類 - Google Patents

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Abstract

【課題】子実中に亜鉛を高濃度含有する豆類及びその製造法の提供。
【解決手段】亜鉛を5.5mg/100g以上含有するアズキ以外の豆類子実及び亜鉛濃度として0.01〜2重量%含有する液を、アズキの着蕾期から葉面又は莢着生部位に散布する子実中に亜鉛を4.0mg/100g以上含有する豆類の製造法。
【選択図】なし

Description

本発明は、子実中に亜鉛を高濃度含有し、食品また食品材料として有用な豆類及びその製造法に関する。
ヒトが生命を維持するためには鉄(Fe)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、マンガン(Mn)、コバルト(Co)、モリブデン(Mo)、バナジウム(V)、セレン(Se)、クロム(Cr)、ニッケル(Ni)、ヨウ素(I)、ケイ素(Si)、フッ素(F)、ヒ素(As)、鉛(Pb)などといった微量金属元素を体外から摂取する必要があり、これらの元素は必須元素と呼ばれている(非特許文献1)。なかでも亜鉛(Zn)は人体内に微量金属元素としては鉄についで多く含まれており、カルボキシペプチダーゼ、炭酸脱水素酵素、アルコール脱水素酵素などの重要な酵素に含有され、体内の代謝系で重要な役割を担っていることが知られている。また、亜鉛が欠乏すると成長障害、性機能低下、皮膚や毛髪の損傷、味覚異常などを示すことが知られており問題となっている。さらに、成人の亜鉛所要量は1日当たり12〜15mgとされている一方で、平均的な日本食では1日あたり9mg程度しか亜鉛を摂取できないとされ、日本人の亜鉛不足が問題視されている(非特許文献2)。このことから平成14年には厚生労働省が栄養機能食品成分として亜鉛を追加し、また平成16年には文部科学省により給食中亜鉛含量の目標値が設定されるなどといった公的機関による対策が講じられている。
以上のように、亜鉛(Zn)は人体が生命活動を営む上で重要であるため、適正量を日常的な食事によって摂取することが望まれている。しかしながら、これらの元素を多く含む食品は比較的限られている。例えば亜鉛(Zn)は牡蠣(カキ)中には13.2mg/100g、牛レバーには3.8mg/100gといった高い濃度で含有されている(非特許文献3)。しかしながら、現在の日本人の食生活習慣においてこれらの食材を毎日摂取するのは一般的とはいえない。これに対して日本人は豆類を日常的に摂取する食習慣を有する。例えば、ダイズは煮豆などのほか、加工品である醤油、味噌、豆腐、納豆などを含めればほぼ毎日無理なく摂取できる食材といえる。また、ササゲ、ダイズ、アルファルファなどは、もやしやスプラウトとしても無理なく摂取出来る。この点から豆類にこれらの微量金属元素の含有量を高めることができれば有用と考えられるが、豆類の栽培法に関する技術分野では微量金属元素の研究は必要最低限の施肥方法などの研究は行われているものの、可食部に積極的に取り込ませる技術については満足できるものではなかった。
豆類ではないものの、最近ライムギの子実中の亜鉛含量を高めるために遺伝子組み換えによってシロイヌナズナ由来の亜鉛トランスポーター遺伝子を過剰発現させるという技術が開発された。しかしながら、この遺伝子組み換え体に亜鉛を施肥しても亜鉛吸収速度は高まらなかった(非特許文献4)。この原因については亜鉛トランスポーター遺伝子が発現していても亜鉛が存在すると他の金属トランスポータータンパク質でみられる(非特許文献5)ように、翻訳後調節によって亜鉛トランスポータータンパク質が消失してしまうためではないかと考察されている。このように現在先端的な技術である遺伝子組み換え技術を用いても作物の可食部に亜鉛などの微量金属元素をとりこませることは困難である。
また、従来の施肥技術の一つとして葉面散布法も実用化されている。この方法は散布液が直接接触する細胞中に肥料成分を取り込ませることは可能であるため、葉の要素欠乏症状の防止もしくは改善させるといったことは出来る。しかしながら、葉から種子中に転流させる、すなわち、複数の細胞間を移行させることによって、散布液が直接接触することのない種子中に金属元素含量を高濃度で蓄積させるといった技術はみられなかった。特に亜鉛は窒素、リン、カリウム、マグネシウムなどといった転流しやすい元素ではない(非特許文献6)ため、従来の葉面散布方法では種子中に高濃度で蓄積させることは困難であった。
桜井・田中(編著)1993.生物無機化学.廣川書店 冨田1998.元気になるミネラル 亜鉛パワーの秘密.宙出版 香川(監)2003.『五訂食品分析表2003』女子栄養大学出版部 Rameshら2004.Plant Mol. Biol. Connolyら2002.Plant Cell Marschner1995.Mineral Nutrition of Higher Plants(2nd ed.)Academic Press
本発明の目的は、豆類の可食部、すなわち子実中に亜鉛を高濃度含有する豆類及びその製造法を提供することにある。
そこで本発明者は、豆類の子実中に亜鉛を高濃度で取り込ませるべく種々検討した結果、全く意外にも、亜鉛含有液を葉面および莢着生部に散布することにより、土壌に施用する場合に比べて高濃度に子実中に取り込まれ、子実中の亜鉛濃度が従来にない高濃度の豆類が得られることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、亜鉛を5.5mg/100g以上含有するアズキ以外の完熟豆類子実を提供するものである。
また本発明は、亜鉛を4.0mg/100g以上含有するアズキ完熟子実を提供するものである。
さらに本発明は、亜鉛を2.0mg/100g(新鮮重)以上含有するダイズ未熟子実、インゲン未熟子実、エンドウ未熟子実又はソラマメ未熟子実を提供するものである。
また、本発明は、亜鉛濃度として0.01〜2重量%含有する液を、豆類の着蕾期から葉面又は莢着生部位に散布することを特徴とする完熟子実中に亜鉛を5.5mg/100g以上含有するアズキ以外の豆類の製造法を提供するものである。
また本発明は、亜鉛濃度として0.01〜2重量%含有する液を、アズキの着蕾期から葉面又は莢着生部位に散布することを特徴とする子実中に亜鉛を4.0mg/100g以上含有するアズキの製造法を提供するものである。
さらに本発明は、亜鉛濃度として0.01〜2重量%含有する液を、豆類の着蕾期から葉面又は莢着生部位に散布することを特徴とする未熟子実中に亜鉛を2.0mg/100g(新鮮重)以上含有するダイズ未熟子実、インゲン未熟子実、エンドウ未熟子実及びソラマメ未熟子実から選ばれる豆類の製造法を提供するものである。
また、本発明は、亜鉛濃度として0.01〜2重量%含有する豆類の葉面又は莢着生部位散布用液であって、完熟子実中に亜鉛を5.5mg/100g以上含有するアズキ以外の豆類製造用資材を提供するものである。
また本発明は、亜鉛濃度として0.01〜2重量%含有する、アズキの葉面又は莢着生部位散布用液であって、完熟子実中に亜鉛を4.0mg/100g以上含有するアズキの製造用資材を提供するものである。
さらに本発明は、亜鉛濃度として0.01〜2重量%含有する、豆類の葉面又は莢着生部位散布用液であって、未熟子実中に亜鉛を2.0mg/100g(新鮮重)以上含有するダイズ未熟子実、インゲン未熟子実、エンドウ未熟子実及びソラマメ未熟子実から選ばれる豆類の製造用資材を提供するものである。
本発明の豆類子実は、従来遺伝子組み換え技術によっても作製し得なかった高濃度の亜鉛を含有しており、栄養価の高い食品及び食品材料として有用である。
また、本発明の豆類の製造法は、土壌施用でなく、葉面等への散布であることから、土壌に亜鉛を大量に施肥した場合に生じるとされている、土壌中の鉄の吸収移動を阻害し、鉄欠乏症状を引き起こしてしまう(重金属誘導クロロシス)という問題(熊沢・西沢1976.植物の養分吸収.東京大学出版会)が生じない。また、土壌に大量に施用した場合は河川への流亡も環境保全上問題となる。例えば日本においては平成15年の環境基本法改正により河川や海水中の亜鉛濃度基準が10〜30μg/L以下と設定されているが、本発明方法によれば、かかる問題も生じない。
本発明のアズキ以外の完熟豆類子実は、亜鉛を5.5mg/100g以上含有する。通常完熟豆類子実中の亜鉛濃度は2.3〜4.5mg/100gとされており、本発明のように高濃度の亜鉛を含有する完熟豆類子実は知られていない。完熟豆類子実中のより好ましい亜鉛濃度は5.5〜15.0 mg/100gであり、特に好ましくは6.0〜8.5mg/100gである。ここで、亜鉛濃度は原子吸光法、ICP発光分析法、ICP質量分析法により測定でき、この濃度は乾燥物100g中の亜鉛含有量(mg)である。
本発明における完熟豆類としてはダイズ(Glycine max)、インゲンマメ(Phaseolus vulgaris)、ソラマメ(Vicia faba)、エンドウ(Pisum sativum)、ササゲ(Vigna unguiculata)、ラッカセイ(Arachis hypogaea)、フジマメ(Dolichos lablab)、ナタマメ(Canavalia gladiata)、ライマメ(Phaseolus lunatus)、シカクマメ(Psophocarpus tetragonolobus)、ヒラマメ(Lens esculenta)、ヒヨコマメ(Cicer arietinum)、リョクトウ(Vigna radiata)、ツルマメ(Glycine soja)、ホソバツルマメ(Glycine formosana)、アルファルファ(Medicago sativa) 、白花ルーピン(Lupinus albus)、青花ルーピン(Lupinus angustifolius)、黄花ルーピン(Lupinus luteus)、エジプトルーピン(Lupinus termis)等が挙げられるが、このうちダイズ、インゲン、ソラマメ、エンドウが好ましく、特にダイズが好ましい。ここでダイズには、普通大豆、納豆用小粒大豆、黒大豆、青大豆、青豆、茶豆、鞍掛大豆、未熟子実を食用とするエダマメ用ダイズ及びだだちゃ豆が含まれる。
本発明のアズキ完熟子実は、亜鉛を4.0mg/100g以上含有する。通常、完熟アズキ中の亜鉛濃度は2.3mg/100gとされており、本発明のように高濃度の亜鉛を含有するアズキ完熟子実は知られていない。アズキ完熟子実中のより好ましい亜鉛濃度は4.0〜10.0mg/100g、さらに好ましくは4.0〜8.5mg/100gである。ここでアズキは、Vigna angularisである。
本発明のダイズ未熟子実(エダマメ可食部)、インゲン未熟子実(さやいんげん可食部)、エンドウ未熟子実(グリーンピース可食部)又はソラマメ未熟子実(ソラマメ可食部)は、亜鉛を2.0mg/100g(新鮮重)以上含有する。従来、このような高濃度の亜鉛を含むこれらの豆未熟子実は知られていない。これらの未熟子実中のより好ましい亜鉛濃度は2.0〜10.0mg/100g、さらに好ましくは2.0〜8.5mg/100gである。
本発明の子実中に高濃度亜鉛を含有する豆類は、亜鉛濃度として0.01〜2重量%含有する液を、豆類の着蕾期から葉面又は莢着生部位に散布することにより製造できる。以下、製造方法及び豆類製造用資材における豆類には、アズキも含みまた未熟子実も含む。
本発明者等の検討によれば、豆類の子実中に亜鉛を高濃度に吸収させるには、土壌散布でなく、葉面又は莢着生部位散布が好ましいことが判明した。従って、亜鉛濃度として0.01〜2重量%含有し、豆類の葉面又は莢着生部位散布用液は、子実中に亜鉛を5.5〜15.0mg/100g以上含有する豆類製造用資材として有用である。
散布に用いる液(以下、葉面散布資材ということもある)は、亜鉛を0.01〜2重量%含有する液が好ましい。当該液を調製するために用いる亜鉛としては水溶性があれば特に制限はなく、硫酸亜鉛、塩化亜鉛、硝酸亜鉛、蟻酸亜鉛、酢酸亜鉛、EDTA亜鉛のようなキレート体亜鉛などが挙げられる。このうち、子実への亜鉛移行性の点から硫酸亜鉛が特に好ましい。
葉面散布資材中の亜鉛濃度としては、亜鉛として0.02〜1重量%が好ましく、特に0.1〜0.5重量%が好ましい。
また、本発明で用いる葉面散布資材には、海藻抽出物を含有させることにより、豆類子実への亜鉛移行率が向上する。海藻としては褐藻類が好ましく、なかでもコンブ目(Laminariales)が好ましい。さらにチガイソ科(Alariaceae)が好ましい。最も好適なのはアイヌワカメ(Alaria praelonga)である。これらの海藻抽出物は水分を含んだままでもよいし、乾燥させてもよいが、処理のしやすさを考慮すると乾燥物のほうが好ましい。
海藻抽出物の葉面散布資材中の含有量は、乾燥物換算で0.1〜20重量%、さらに1〜10重量%、特に3〜5重量%が好ましい。
海藻抽出物は、例えば以下の如くして調製できる。材料となる海藻は希硫酸水あるいは希塩酸水などの酸を加え、60℃以上に加温することによって加水分解を行う。この場合、用いる酸の種類は硫酸が好ましく、濃度は0.5〜2Nが好ましい。加温する温度については分解速度の速さから煮沸するのが好ましい。得られた加水分解物は適宜アルカリを加えることによってpHを調整したのち、遠心分離またはろ過により固形分を取り除き、海藻抽出物を得る。好ましい葉面散布資材を得るには、この海藻抽出物そのものまたは希釈液に亜鉛を適宜添加すればよい。
葉面散布資材には、葉面および莢着生部への付着性を高めるため、農業上通常用いられる展着剤、界面活性剤を添加するのが好ましい。用いる展着剤、界面活性剤は特に制限はないが、界面活性剤としては非イオン性、陰イオン性、陽イオン性及び両イオン性のいずれも使用することが出来る。例を挙げると、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、オキシエチレンポリマー、オキシプロピレンポリマー、ポリオキシエチレンアルキルリン酸エステル、脂肪酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、アルキルリン酸塩、アルキルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル、第四級アンモニウム塩、オキシアルキルアミン、レシチン、サポニン等である。また、必要に応じてゼラチン、カゼイン、デンプン、寒天、ポリビニルアルコール、アルギン酸ソーダなどを補助剤として用いることが出来る。
葉面散布資材を散布する場合、農業上通常用いられる葉面散布用肥料と混合してもよい。この場合、肥料成分としては特に制限はないが、溶解後アルカリ性を示すものについては亜鉛が塩として沈殿を起こすため好ましくない。混合する場合に好ましい肥料成分を例示すれば、尿素、燐酸アンモニウム、塩酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、燐酸、ピロ燐酸、などが挙げられる。中でも尿素の混用は亜鉛の吸収量を高める場合があるため好ましい(MortvedtとGilkes1993.Zinc fertilizer.“Zinc in soils and plants”Kluwer academic publishers)。
本発明の豆類を栽培する場合の土壌に施用する基肥・追肥はその地域で行われている施肥量・施肥方法に準拠すればよい。ただし、土壌に亜鉛処理すれば子実中亜鉛含量をさらに若干増加させることが出来ることは言うまでもない。
本発明の豆類を栽培する場合の栽植密度は、その地域で推奨されている密度でよいが、畦間(条間)については葉面散布資材が莢着生部位まで容易に到達できるよう、30cm以上とすることが好ましい。また、葉面散布資材中の亜鉛濃度を0.1重量%以上とする場合は、減収を軽減する目的で栽植密度を通常より1.2〜2倍高めることが好ましい。この場合、1株当り播種数を増加させるよりも、畦間(条間)・株間を狭めることが好ましい。
葉面散布資材の散布方法としては、莢着生部位まで葉面散布資材が展着するようにすることが望ましい。人手により散布する場合は葉面散布資材の噴霧口が莢着生部位に向くような操作がのぞまれる。また、ブームスプレーヤーを使用する場合は散布液量を1ヘクタール当たり1000リットル以上、好ましくは1000〜3000リットル、より好ましくは1200〜2000リットルとすることが望ましい。その際、噴霧器の加圧は2〜3MPaと高めに設定することが好ましい。また、噴孔を小さくするなど、噴霧される液の粒子径が小さくなるような装置を使用した方がよい点については言うまでもない。また、静電気を利用することにより噴霧液の植物体への付着を促進させるいわゆる静電噴霧機や静電噴霧ノズル口を用いることも望ましい。
葉面散布資材の散布時期については着蕾期から莢が黄化する時期までがよく、特に着莢期〜黄化直前までの時期が好ましい。葉面散布資材の散布間隔については1日1回乃至2週間に1回が好ましい。さらに1週間〜2週間に1回散布することがより好ましい。また、作物生育期間中での合計散布回数は2〜7回が好ましい。
次に実施例を示して本発明を更に詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
製造例1
海藻エキスの調製
アイヌワカメ(Alaria praelonga)、チガイソ(Alaria crassifola)、マコンブ(Laminaria japonica)、スジメ(Costraia costata)の乾燥物はそれぞれハサミで5cm角に細断した。これらの細断物450gに1N硫酸を2,550mL加え、2時間撹拌しながら煮沸した。得られた液体は容器をクラッシュアイス内に入れることにより冷却し、ついで遠心分離機により8,000G×60分で遠心分離した。得られた上澄み1.5Lに水1Lを加えて希釈し、硫酸亜鉛七水和物2.5kgを加えて溶かした。この液に水酸化カリウムを加えpH2.0に調整した。このうち、アイヌワカメを原料としたものを亜鉛入りアイヌワカメエキスと以後称することとする。なお、アイヌワカメ現物中の亜鉛含量は2.34mg/kgであることから、亜鉛含有アイヌワカメエキス中でアイヌワカメそのものに由来する亜鉛は0.11mg/kgに過ぎず、実質上無視できる。
実施例1
北海道江別市雪印種苗(株)技術研究所内の試験圃場においてエダマメ用ダイズ品種「春の舞」(雪印種苗(株))を栽培した。基肥は窒素50kg/ha、リン酸200kg/ha、カリウム117kg/ha施用し、同時に亜鉛を添加しない対照区、硫酸亜鉛(ZnSO4)を亜鉛含量として5.7、11.4、22.8、45.8kg/ha施用した区と、酸化亜鉛(ZnO)を亜鉛含量として20.6,41.2、82.4、164.7kg/ha施用した。栽植密度は60cm×20cmの1株1個体とした。播種は6月26日に行った。栽培中、着莢期である8月22日にそれぞれの処理区のうち半分の面積について硫酸亜鉛七水和物の0.5%水溶液(亜鉛濃度としては0.11%)にポリオキシエチレンヘキシタン脂肪酸エステルを含有する展着剤アプローチBI(花王(株)社製)を0.1%加えたものを150mL/m2葉面散布した。葉面散布にあたっては背負動力噴霧器SHR061((株)共立社製)を用い、莢着生部まで十分薬液が行き届くように散布した。試験は各処理2反復とした。
サンプリングはエダマメ収穫適期の9月25日に行い、莢をむき、中の子実(可食部)を分離し、生重を測定した後、乾燥機内で90℃、3日間乾燥させた。乾燥後の子実はすみやかに乾物重を測定し、乾物率を算出した。乾燥物は超遠心粉砕機MRK−RETSCH(三田村理研工業社製)で粉砕した後、0.5gを秤量し、精密分析用硝酸(和光純薬社製)5mLを加え、テフロン(登録商標)密閉加圧分解容器にて分解した。分解液を一定量に定容し、その液をICP発光分光分析装置SPS4000(セイコーインスツルメンツ社製)によって亜鉛含量を測定した。定量値は乾物率を用いて逆算することで生重あたりの亜鉛含有量を算出した。
その結果は表1に示した。土壌に硫酸亜鉛を施用し、葉面散布を行わなかった区で比較すると、もっとも子実中亜鉛含量が高かったのは45.8kg/ha施用区で、子実中亜鉛含量は1.91mg/100gで無施用区より30%高かった。土壌に酸化亜鉛を施用し、葉面散布を行わなかった区で比較すると、もっとも子実中亜鉛含量が高かったのは41.2kg/ha施用区であったが、子実中亜鉛含量は1.69mg/100gにとどまった(酸化亜鉛よりも硫酸亜鉛の効果が高かった原因としては酸化亜鉛より硫酸亜鉛の水溶性が極めて高いことが考えられる)。しかしながら、土壌に亜鉛を施用せず、葉面散布のみ行った処理区で子実中亜鉛含量は2.06mg/100gであり、いかなる土壌施用区よりも高かった。ちなみに、葉面散布処理で使用した亜鉛量はha当りに換算しても1.65kgに過ぎず、このことからも葉面散布処理が効果的であることは明らかであった。また、亜鉛を土壌施用し、かつ亜鉛葉面散布を行ったすべての処理区で子実中亜鉛含量は無散布区を上回った。この結果も亜鉛を子実中に取り込ませる場合には、土壌施用するよりも葉面散布を行うほうが効果的であることを示している。
Figure 2008161099
実施例2
北海道帯広市芽室町の圃場においてアズキ品種「エリモショウズ」を栽培した。基肥は『北海道施肥ガイド』(北海道農政部編2002、社団法人 北海道農業改良普及協会)の施肥基準に準じて行った。播種は5月20日に行った。栽植密度は66cm×20cmの1株2個体とした。開花期である8月14日に硫酸亜鉛(ZnSO4)を亜鉛含量として5.5、11、22kg/ha土壌施用した区と、硫酸亜鉛七水和物の0.5、1、2、3、4、5%水溶液(亜鉛濃度としてはそれぞれ0.11、0.22、0.44、0.66、0.88、1.1%)にポリオキシエチレンヘキシタン脂肪酸エステル含有展着剤アプローチBI(花王(株)社製)を0.1%加えたものを150mL/m2葉面散布した。葉面散布の方法は実施例1と同様であった。また、硫酸亜鉛七水和物の0.5、1%水溶液(亜鉛濃度としてはそれぞれ0.11、0.22%)処理区については、8月29日にも同様の散布を行った。試験は各処理2反復とした。
サンプリングは収穫期である10月5日に行い、植物体を風乾後、脱穀機で子実を分離した。得られた子実は実施例1と同様に粉砕、亜鉛含量の測定を行った。
その結果は表2に示した。亜鉛を土壌に施用した処理区の中で子実中亜鉛含量が最も高かったのは22kg/ha施用区で、3.43mg/100gであった。これに対して亜鉛葉面散布区の子実中亜鉛含量はすべての処理区でこの値を上回っており、アズキの子実中に亜鉛を取り込ませるには葉面散布が効果的であることが確認された。中でも、亜鉛0.22%水溶液2回処理区の子実中亜鉛含量は4.05mg/100g、亜鉛1.1%水溶液処理区の子実中亜鉛含量は4.07mg/100gと著しく高かった。なお、『五訂食品分析表2003』による牛レバー中の平均的な亜鉛含量は3.8mg/100gとされており、この点から考えると本実施例の亜鉛葉面散布によって牛レバー以上の亜鉛含量をもつアズキ子実が得られたこととなる。
Figure 2008161099
実施例3
北海道江別市雪印種苗(株)技術研究所内の温室内でダイズ品種「春の舞」(雪印種苗(株))を栽培した。直径9cm黒ポリマー樹脂製ポットに培養土「すくすく倶楽部30」(雪印種苗(株))を充填し、ポット当り1粒播種した。追肥は開花期以降葉が黄化するまでの間、10日毎に成分で窒素、リン酸、カリウムをポット当り各0.1g施用した。着莢期以降、週に1回、硫酸亜鉛七水和物の0.5%水溶液(亜鉛濃度としては0.11%)にポリオキシエチレンヘキシタン脂肪酸エステル含有展着剤アプローチBI(花王(株)社製)を0.1%加えたものを水性ペイント用の刷毛を用いて葉身、莢表面、および双方に塗布した。この処理は1週間毎に5回行った。各処理は2反復とした。植物体が完全に枯死してから各処理区の子実をサンプリングし、実施例1と同様の方法で粉砕、亜鉛含量の測定を行った。
その結果は表3に示した。子実中亜鉛含量は葉身のみ塗布処理区よりも莢のみ塗布処理区の方が高かった。豆類は莢の表面積よりも葉の表面積が大きいのが一般的で本供試品種でも同様である。それにもかかわらず、莢のみ塗布処理区の方が葉身のみ塗布処理区よりも子実中亜鉛含量が高くなっていたことから、莢表面へ付着するような方法が効率的であると判断される。
Figure 2008161099
実施例4
北海道江別市雪印種苗(株)技術研究所内の温室内でダイズ品種「春の舞」(雪印種苗(株))を栽培した。直径9cm黒ポリマー樹脂製ポットに培養土「すくすく倶楽部30」(雪印種苗(株))を充填し、ポット当り1粒播種した。追肥は開花期以降葉が黄化するまでの間、10日毎に成分で窒素、リン酸、カリウムをポット当り各0.1g施用した。開花期以降、2週間に1回、1週間に1回、1週間に2回の間隔で硫酸亜鉛七水和物の0.25%、0.5%、1%水溶液(亜鉛濃度としては0.055%、0.11%、0.22%)にポリオキシエチレンヘキシタン脂肪酸エステル含有展着剤アプローチBI(花王(株)社製)を0.1%加え、スプレーヤを用いて植物体全体に散布した。各処理は2反復とした。植物体が完全に枯死してから各処理区の子実をサンプリングし、実施例1と同様の方法で粉砕、亜鉛含量の測定を行った。
結果は表4に示した。亜鉛葉面散布濃度が同一のグループでは散布間隔が短く、総散布回数が多いほど子実中亜鉛含量が高まっていた。このことから、子実中亜鉛含量を高めるには、複数回の処理が有効であることが示された。
Figure 2008161099
実施例5
北海道長沼町雪印種苗(株)北海道研究農場内の試験圃場においてダイズ品種「スズマル」「トヨコマチ」を栽培した。基肥は窒素24kg/ha、リン酸150kg/ha、カリウム56kg/ha、マグネシウム20kg/ha施用した。栽植密度は60cm×20cmの1株2個体とした。播種は5月24日に行った。栽培中、開花期である7月30日、着莢期である8月9日、8月23日に硫酸亜鉛七水和物の0.25%、0.5%、1%水溶液(亜鉛濃度としては0.055%、0.11%、0.22%となる)、および製造例1に示した亜鉛含有アイヌワカメエキスの0.5%、1%、2%水溶液(亜鉛濃度としては同じく0.055%、0.11%、0.22%となる)にポリオキシエチレンヘキシタン脂肪酸エステル含有展着剤アプローチBI(花王(株)社製)を0.1%加えたものを150mL/m2葉面散布した。葉面散布にあたっては背負動力噴霧器SHR061((株)共立社製)を用い、莢着生部まで十分薬液が行き届くように散布した。試験は各処理2反復とした。
サンプリングは収穫期である10月3日に行い、植物体を風乾後、脱穀機で子実を分離した。得られた子実は実施例1と同様に粉砕、亜鉛含量の測定を行った。
その結果は表5に示した。硫酸亜鉛単独で処理したものと、アイヌワカメエキスが添加されたものとを比較すると、アイヌワカメエキスを添加したことによって子実中亜鉛含量が増加していた。なお、『五訂食品分析表2003』による牛レバー中の平均的な亜鉛含量は3.8mg/100gとされており、この点から考えると本実施例の亜鉛葉面散布によってスズマルでは牛レバーの1.8倍以上、トヨコマチでは牛レバーの2.1倍以上の亜鉛含量をもつアズキ子実が得られたこととなる。
Figure 2008161099
実施例6
北海道上川郡清水町の圃場において菜豆品種「大正金時」を栽培した。基肥は『北海道施肥ガイド』(北海道農政部編2002、社団法人 北海道農業改良普及協会)の施肥基準に準じて行った。播種は5月27日に行った。栽植密度は66cm×20cmの1株2個体とした。開花期にあたる7月10日および着莢期にあたる8月2日に製造例1で示した亜鉛含有アイヌワカメエキス160倍希釈液(亜鉛濃度としては0.31%となる)にポリオキシエチレンヘキシタン脂肪酸エステル含有展着剤アプローチBI(花王(株)社製)を0.1%加えたものを800L/ha葉面散布した。試験は各処理2反復とした。
サンプリングは収穫期である8月26日に行い、実施例1と同様の方法で粉砕、亜鉛含量の測定を行った。
結果は表6に示した。本処理によって子実中亜鉛含量は31%増加した。
Figure 2008161099
実施例7
北海道上川郡清水町の圃場において菜豆品種「姫手亡」を栽培した。基肥は『北海道施肥ガイド』(北海道農政部編2002、社団法人 北海道農業改良普及協会)の施肥基準に準じて行った。播種は5月24日に行った。栽植密度は66cm×20cmの1株2個体とした。開花期にあたる7月10日および着莢期にあたる8月2日に製造例1で示した亜鉛含有アイヌワカメエキス200倍希釈液(亜鉛濃度としては0.25%となる)にポリオキシエチレンヘキシタン脂肪酸エステル含有展着剤アプローチBI(花王(株)社製)を0.1%加えたものを1,000L/ha葉面散布した。試験は各処理2反復とした。
サンプリングは収穫期である8月26日に行い、実施例1と同様の方法で粉砕、亜鉛含量の測定を行った。
結果は表7に示した。本処理によって子実中亜鉛含量は33%増加した。
Figure 2008161099
実施例8
北海道網走郡津別町の圃場においてダイズ品種「トヨコマチ」を栽培した。基肥は『北海道施肥ガイド』(北海道農政部編2002、社団法人 北海道農業改良普及協会)の施肥基準に準じて行った。播種は5月21日に行った。栽植密度は66cm×20cmの1株2個体とした。着莢期にあたる8月7日、8月13日、8月20日に製造例1で示した亜鉛含有アイヌワカメエキス167倍希釈液(亜鉛濃度としては0.3%となる)にポリオキシエチレンヘキシタン脂肪酸エステル含有展着剤アプローチBI(花王(株)社製)を0.1%加えたものを1,200L/ha葉面散布した。試験は各処理2反復とした。
サンプリングは収穫期である10月6日に行い、実施例1と同様の方法で粉砕、亜鉛含量の測定を行った。
結果は表8に示した。本処理によって子実中亜鉛含量は2.5倍増加した。なお、『五訂食品分析表2003』による牛レバー中の平均的な亜鉛含量は3.8mg/100gとされており、この点から考えると本実施例の亜鉛葉面散布によって牛レバーの2.2倍以上の亜鉛含量をもつアズキ子実が得られたこととなる。
Figure 2008161099
実施例9
栽植密度を高めて減収を抑えた結果
北海道長沼町雪印種苗(株)北海道研究農場内の試験圃場においてダイズ品種「スズマル」「トヨコマチ」を栽培した。基肥は窒素24kg/ha、リン酸150kg/ha、カリウム56kg/ha、マグネシウム20kg/ha施用した。栽植密度は60cm×20cm、60cm×15cm、60cm×10cmの1株2個体とし、それぞれ標準区、密植区、2倍密植区とした(栽植密度はそれぞれ166,667個体/ha、222,222個体/ha、333,333個体/haとなる)。播種は5月24日に行った。栽培中、開花期である7月30日、着莢期である8月9日、8月23日に製造例1に示した亜鉛含有アイヌワカメエキスの0.5%、1%水溶液(亜鉛濃度としては0.055%、0.11%となる)にポリオキシエチレンヘキシタン脂肪酸エステル含有展着剤アプローチBI(花王(株)社製)を0.1%加えたものを150mL/m2葉面散布した。葉面散布にあたっては背負動力噴霧器SHR061((株)共立社製)を用い、莢着生部まで十分薬液が行き届くように散布した。試験は各処理2反復とした。
サンプリングは収穫期である10月3日に各処理区5m2を刈り取ることによって行い、植物体を風乾後、脱穀機で子実を分離した。得られた子実は実施例1と同様に粉砕、亜鉛含量の測定を行った。
その結果は表9に示した。栽植密度標準区で比較すると、亜鉛処理によって子実中亜鉛含量は高まる反面、収量は低下した。しかしながら、このような亜鉛処理区においても栽植密度を高めることによって、そのような面積当たり収量の低下程度をある程度低減できることが明らかとなった。
Figure 2008161099

Claims (22)

  1. 亜鉛を5.5mg/100g以上含有するアズキ以外の豆類完熟子実。
  2. 亜鉛含有量が5.5〜15.0mg/100gである請求項1記載の豆類完熟子実。
  3. 豆類が、ダイズ(Glycine max)、インゲンマメ(Phaseolus vulgaris)、ソラマメ(Vicia faba)、エンドウ(Pisum sativum)、ササゲ(Vigna unguiculata)、ラッカセイ(Arachis hypogaea)、フジマメ(Dolichos lablab)、ナタマメ(Canavalia gladiata)、ライマメ(Phaseolus lunatus)、シカクマメ(Psophocarpus tetragonolobus)、ヒラマメ(Lens esculenta)、ヒヨコマメ(Cicer arietinum)、リョクトウ(Vigna radiata)、ツルマメ(Glycine soja)、ホソバツルマメ(Glycine formosana)、アルファルファ(Medicago sativa)、白花ルーピン(Lupinus albus)、青花ルーピン(Lupinus angustifolius)、黄花ルーピン(Lupinus luteus)及びエジプトルーピン(Lupinus termis)から選ばれるものである請求項1又は2記載の豆類完熟子実。
  4. 亜鉛を4.0mg/100g以上含有するアズキ完熟子実。
  5. 亜鉛含有量が4.0〜10.0mg/100gである請求項4記載のアズキ完熟子実。
  6. 亜鉛を2.0mg/100g(新鮮重)以上含有するダイズ未熟子実、インゲン未熟子実、エンドウ未熟子実又はソラマメ未熟子実。
  7. 亜鉛含有量が2.0〜10.0mg/100g(新鮮重)である請求項6記載のダイズ未熟子実、インゲン未熟子実、エンドウ未熟子実又はソラマメ未熟子実。
  8. 亜鉛濃度として0.01〜2重量%含有する液を、豆類の着蕾期から葉面又は莢着生部位に散布することを特徴とする完熟子実中に亜鉛を5.5mg/100g以上含有するアズキ以外の豆類の製造法。
  9. 亜鉛濃度として0.01〜2重量%含有する液を、アズキの着蕾期から葉面又は莢着生部位に散布することを特徴とする子実中に亜鉛を4.0mg/100g以上含有するアズキの製造法。
  10. 亜鉛濃度として0.01〜2重量%含有する液を、豆類の着蕾期から葉面又は莢着生部位に散布することを特徴とする未熟子実中に亜鉛を2.0mg/100g(新鮮重)以上含有するダイズ未熟子実、インゲン未熟子実、エンドウ未熟子実及びソラマメ未熟子実から選ばれる豆類の製造法。
  11. 亜鉛を含有する液が、さらに海藻抽出物を含有するものである請求項8〜10のいずれか1項記載の製造法。
  12. 亜鉛を含有する液の散布量が、1ヘクタール当たり1000リットル以上である請求項8〜11のいずれか1項記載の製造法。
  13. 亜鉛を含有する液の散布が、着蕾期から1〜2週間おきに行うものである請求項8〜12のいずれか1項記載の製造法。
  14. 完熟子実中の亜鉛含有量が、5.5〜15.0mg/100gである請求項8記載の製造法。
  15. 豆類が、ダイズ(Glycine max)、インゲンマメ(Phaseolus vulgaris)、ソラマメ(Vicia faba)、エンドウ(Pisum sativum)、ササゲ(Vigna unguiculata)、ラッカセイ(Arachis hypogaea)、フジマメ(Dolichos lablab)、ナタマメ(Canavalia gladiata)、ライマメ(Phaseolus lunatus)、シカクマメ(Psophocarpus tetragonolobus)、ヒラマメ(Lens esculenta)、ヒヨコマメ(Cicer arietinum)、リョクトウ(Vigna radiata)、ツルマメ(Glycine soja)、ホソバツルマメ(Glycine formosana)、アルファルファ(Medicago sativa)、白花ルーピン(Lupinus albus)、青花ルーピン(Lupinus angustifolius)、黄花ルーピン(Lupinus luteus)、エジプトルーピン(Lupinus termis)から選ばれるものである請求項8又は9記載の製造法。
  16. 亜鉛濃度として0.01〜2重量%含有する、アズキ以外の豆類の葉面又は莢着生部位散布用液であって、完熟子実中に亜鉛を5.5mg/100g以上含有するアズキ以外の豆類の製造用資材。
  17. さらに海藻抽出物を含有するものである請求項16記載の資材。
  18. 豆類が、ダイズ(Glycine max)、インゲンマメ(Phaseolus vulgaris)、ソラマメ(Vicia faba)、エンドウ(Pisum sativum)、ササゲ(Vigna unguiculata)、ラッカセイ(Arachis hypogaea)、フジマメ(Dolichos lablab)、ナタマメ(Canavalia gladiata)、ライマメ(Phaseolus lunatus)、シカクマメ(Psophocarpus tetragonolobus)、ヒラマメ(Lens esculenta)、ヒヨコマメ(Cicer arietinum)、リョクトウ(Vigna radiata)、ツルマメ(Glycine soja)、ホソバツルマメ(Glycine formosana)、アルファルファ(Medicago sativa) 、白花ルーピン(Lupinus albus)、青花ルーピン(Lupinus angustifolius)、黄花ルーピン(Lupinus luteus)、エジプトルーピン(Lupinus termis)から選ばれるものである請求項16又は17記載の資材。
  19. 亜鉛濃度として0.01〜2重量%含有する、アズキの葉面又は莢着生部位散布用液であって、完熟子実中に亜鉛を4.0mg/100g以上含有するアズキの製造用資材。
  20. さらに海藻抽出物を含有するものである請求項19記載の資材。
  21. 亜鉛濃度として0.01〜2重量%含有する、豆類の葉面又は莢着生部位散布用液であって、未熟子実中に亜鉛を2.0mg/100g(新鮮重)以上含有するダイズ未熟子実、インゲン未熟子実、エンドウ未熟子実及びソラマメ未熟子実から選ばれる豆類の製造用資材。
  22. さらに海藻抽出物を含有するものである請求項21記載の資材。
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