JP2008158285A - 画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の表示素子と、スペーサと、入力された画像データに基づいて、表示素子を駆動する駆動信号を出力する駆動回路と、を有し、駆動回路は、入力された画像データを輝度に対して輝度信号を得る第1の補正回路と、第2の補正回路と、を有し、該第2の補正回路は、入力された画像データによる所定の発光領域の発光に対して、該所定の発光領域以外の発光領域に対応する表示素子の駆動が与える影響をスペーサが抑制する抑制効果を評価した評価値を算出する算出回路と、調整回路と、を有し、算出回路は、輝度信号を電荷信号に変換した後、電荷信号を用いて抑制効果を評価した評価値を算出し、調整回路は、輝度信号に基づき表示素子の蛍光体の特性を参照した調整値を算出し、評価値と調整値とによって駆動信号に対応する補正値を動的に算出する回路である。
【選択図】図1
Description
ョン発光分を比較すると、点灯箇所では非点灯箇所よりハレーションが少ないことが判明した((図16(b))。このことにより、補正対象蛍光体の点灯状況によって、スペー
サむらが変化し、最適な補正量も変化することが判明した。
の変換回路の出力と放出すべき電子量との線形性が第1の変換回路の出力と放出すべき電子量との線形性よりも高くなる変換を行う回路であり、 スペーサは、第1の画素から第2の画素の発光領域に向かう電子を遮蔽する位置に位置しており、算出回路は、第2の画素に対応する補正値を、第2の変換回路の出力の内の第1の画素に対応する出力に基づいて算出するものであり、補正値は、該補正値を用いた補正によって、第2の画素の輝度と該第2の画素よりもスペーサから離れて位置する画素の輝度との差を減少することができる値を有する、ことを特徴とする。
択的加算部2は電荷信号を用いることによりハレーション量を正確に評価することができる。SPD値については後述する。
を参照した補正値を動的に算出する。
値としている。
点灯状況補正比率制御部8は、補正対象画素の入力画像信号(輝度信号)を入力する。点灯状況補正比率制御部8は、この入力画像信号に基づきR,G,B変換係数を算出する。こ
の変換係数は、図1、図2に示す係数乗算部3の出力の評価値から、補正対象画素の蛍光体種類に応じて最適な補正値に変換する係数(本発明の「調整値」に相当)である。
まず、補正する対象パネルの一つの画素を計測対象にし、その周辺参照画素は点滅させておく(図16(a))。そして、補正対象画素の点灯状況を変化させながら、周辺参照画素の点滅によるハレーションの増加を計測する。図16におけるハレーション輝度B(補正対象画素は非点灯)を1としたときのハレーション輝度Aの値が発光効率である。ハレーション輝度Aの発光効率は、次のように求めることができる、始めに、周辺参照画素を非点灯且つ補正対象画素を点灯した状態で輝度a1を測定する。次に、周辺参照画素を点灯且つ補正対象画素を点灯した状態で輝度a2を測定する。ハレーション輝度Aは、A=a2−a1で求まる。そして、発光効率は、A/Bで求まる。
L−Ieテーブル部9では補正対象画素とその周辺参照画素のそれぞれの点灯状況から、むらの量を正確に算出する機能を有する。
電子ビームのビーム密度、ビーム照射時間などにより変化することが述べられている。一般に蛍光体の発光特性はビームの照射時間が長い場合や、ビームの強度が強い場合ほど、その発光輝度が低下する現象がある(蛍光体の飽和と呼ぶ)。この現象の存在の為、L−Ieテーブル部9を設けている。同様の理由で、Ie−Lテーブル部11が図2に示す補正比率制御部10に設けられている(図3)。
その位置におけるR、G、B出力のうちの最大値においてそれぞれ規格化する(図9)。
ルの各蛍光体からの出力にはバラツキが存在している。BIT補正とはそのバラツキを抑え
る為、ある一定の輝度値に最大出力をそろえる手法である。
いる。図8のα1とβ1が図9のα2とβ2にそれぞれ対応している。これがL−Ieテーブルである。
本発明の画像表示装置は、SED表示装置、FED表示装置などを包含しており、自発光した輝点輝度によって周辺参照画素でハレーション発光が生じる可能性があるため本発明が適用される好ましい形態である。
信号S2が表示信号として出力される。信号処理部13の機能については、本実施形態を説明する上での必要最小限の機能ブロックについて記載している。14は逆γ補正部(本発明の「第1の補正回路」に相当)である。一般的に、入力映像信号S1はCRTディスプレイ装置で表示することを前提として、CRTディスプレイの入力−発光特性に合わせたガンマ変換と呼ばれる0.45乗などの非線形変換が施され、通信回線を介して伝送さ
れるいは記録媒体に記録されている。
を施す。逆γ補正部14の出力データは表示パネルの輝度とデータがリニアな系に変換され、本実施例での特徴部となるハレーション補正部15に入力される。実際には、回路で処理すると真にリニアな信号にならない場合がある。このため、逆γ補正部14は、入力された画像データを輝度に対してリニアな信号に近づける補正をすることにより輝度信号を得ることとなる。ハレーション補正部15に関しては以降で詳しく説明する。BIT補正
部16は、ハレーション補正部15からの出力を入力し、電子源と蛍光体に起因する発光のばらつきをそろえる為に、一定の輝度値に最大輝度をそろえることで隣接のばらつきをそろえる。蛍光体飽和補正部17は、BIT補正部16の出力を入力し、R、G、B蛍光体
ごとのガンマ特性を考慮して、入力に対して出力色彩と明暗を忠実に表示することが出来るように調整する。蛍光体飽和補正部17は、SEDにとって最適な映像の表示信号S2を出力する。タイミング制御部18は、入力映像信号S1と共に受け渡された同期信号を元に、各ブロックの動作のための各種タイミング信号を生成し出力する。
次に、本発明の特徴部であるハレーション補正部15について図1を用いて説明する。
、彩度が低下する原因を確認した。電子放出素子が放出する1次電子が、該電子放出素子が対応する発光体に入射することで、対応する発光体が輝点発光する。これに加えて、上記発光体で反射することで近接(隣接も含む)の異なる色の発光領域に後方散乱電子(反射電子・2次電子)として入射することで周辺の発光体も発光させることを確認した。この後方散乱電子による発光の様に、表示素子が近接する表示素子の駆動による影響を受けて発光する現象を本発明ではハレーションと呼んでいる。SEDにおいては、図17(b
)に示すようにある蛍光体に電子が照射されるとその表示素子を中心にハレーションによる円形発光(発光量としての輝度で表現すると輝点を中心とした円柱形に分布)が起きることが分かった。このハレーションの及ぶ円形領域の半径がn画素であれば、後ほど詳しく説明するハレーション補正処理のための画素参照範囲として2n+1タップのフィルタが必要になる。更に、前記ハレーションの及ぶ領域の半径は、蛍光体が配置されているフェースプレートと電子源が配置されているリアプレートとの間隔、画素サイズなどによって一意に決めても実用上差支えないことが分かった。したがって、フェースプレートとリアプレートの間隔がわかっていれば、フィルタタップ数は一意に決まる。本実施例ではn=5画素であったために、11タップフィルタ、つまり、ハレーションの影響度を考慮する為には、図18示したように11画素×11ラインのデータ参照を行えばよいことが分かる。このようにハレーションの及ぶ領域の半径はパネルの物理構造(フェースプレートとリアプレートとの間隔、画素サイズ)から得られる静的パラメータである。そのため、同一の補正回路を複数の種別の異なるSEDパネルに対応させる場合は、図18のハレーションマスクパターンを可変パラメータとして変更できるようにしておけば良い。
より変更が伴うので、ここの詳細は後述する。選択的加算部2は、スペーサ近傍の補正対象画素において、周囲の画素からの反射電子のうちスペーサにより遮断された分のみを選択的に加算する。補正対象画素がスペーサ近傍にあるかどうかは、4のスペーサ位置情報生成部が、タイミング制御部18より受け取ったタイミング制御信号とスペーサ位置情報を元に生成した補正対象画素とスペーサとの位置関係を示すSPD値(Spacer Distance)により判断する。スペーサ近傍の補正対象画素における遮断された反射電子に対応する画素は図21のようにSPD値により10パターンあり、遮断量に関係する総点灯量は、SPD値に応じてグレーで示した画素の値を選択し、これらをすべて加算することで求めることができる。なお、1画素は3つの表示素子からなり、赤(R)、緑(G)、青(B)の発光領域を有している。入力信号は1画素に対応するR信号、G信号、B信号としてそれぞれ入力される構成を採用しており、各色毎に遮断量に関係するデータの積算を行い、RGBの各色毎の該積算結果の和をとって選択的加算部2から出力する。スペーサの非近傍に対しては、電子のスペーサによる遮断は起きないため、加算結果は0とすればよい。3は係数乗算器であり、加算結果のうち何%が遮断されたハレーション分になるかを示す係数(ハレーションゲイン値)を乗算する。係数は通常0と1の間の値を取り、実際のパネルにおいては1.5%程度の値である。係数乗算部3から出力されるデータはスペーサによる混発光抑制効果を評価した値となる。上述のように、この値は、各色に対応する画像データを合わせて評価した値(評価値)となっている。
蛍光体への変換係数(調整値)を乗算する。ここでの変換係数も信号処理部内での処理内容により変更が伴う為、詳細は後述する。変換係数をかけた結果を補正値加算部7で元画像データに加算し、その結果を補正画像として出力すると、図20(a) のような補正
前にはスペーサ近傍の色純度の段階的な変化は図20(b)に示したようにスペーサ近傍
の画像データにおいて、スペーサによって遮断された反射電子分のハレーション相当の補正値が加算され、画面全体としてスペーサ非近傍と近傍の色純度の違いが低減し、ハレーションによるスペーサむらを補正することができる。
Mに書き込んで使用している。その精度を適宜下げることで、RAMの容量、処理時間等の節約を行い演算デバイスの規模を小さくすることで、より低コストのシステムを実現することも可能である。
したパラメータを与えて、演算処理で代用することも可能である。点灯状況補正比率制御テーブルは輝度信号により示される輝度が大きくなるほど、変換係数が小さくなる部分を含んでいる。
図5のように蛍光体飽和補正部17(本発明の「第1の補正回路」に相当)の後段にハレーション補正部15があるときは、図2のように補正比率制御部10を設置する。
2・・・選択的加算部
3・・・係数乗算部
4・・・スペーサ位置情報生成部
5・・・調整ゲイン乗算部
6・・・算出回路
7・・・補正加算部
8・・・点灯状況補正比率制御部
9・・・L−Ieテーブル部
10・・・補正比率制御部
11・・・Ie−Lテーブル部
12・・・点灯状況補正比率制御部
13・・・信号処理部
14・・・逆γ補正部
15・・・ハレーション補正部
16・・・BIT補正部
17・・・蛍光体飽和補正部
18・・・タイミング制御部
19・・・PWMパルス制御部
20・・・駆動電圧制御部
21・・・列配線スイッチ部
22・・・行選択制御部
23・・・行配線スイッチ部
24・・・高圧発生部
25・・・表示パネル
S1・・・映像信号
S2・・・表示信号
Claims (9)
- 対応付けられた所定の発光領域をそれぞれ有し、該発光領域を発光させることによって画像を表示する複数の表示素子と、
所定の発光領域以外の発光領域に対応する表示素子を駆動することに起因して該所定の発光領域が発光するのを抑制するスペーサと、
入力された画像データに基づいて、前記表示素子を駆動する駆動信号を出力する駆動回路と、
を有し、
前記駆動回路は、
入力された画像データを輝度に対してリニアな信号に近づける補正をすることにより輝度信号を得る第1の補正回路と、
補正された前記駆動信号を出力するための第2の補正回路と、
を有し、
該第2の補正回路は、
入力された画像データによる所定の発光領域の発光に対して、該所定の発光領域以外の発光領域に対応する表示素子の駆動が与える影響を前記スペーサが抑制する抑制効果を評価した評価値を算出する算出回路と、
調整回路と、
を有し、
前記算出回路は、前記輝度信号を電荷量に対してリニアな信号に近づける補正をすることにより、輝度信号が指定する輝度を得るために必要な電荷量を示す電荷信号に変換した後、前記電荷信号を用いて抑制効果を評価した評価値を算出し、
前記調整回路は、前記輝度信号に基づき前記表示素子の蛍光体の特性を参照した調整値を算出し、前記評価値と前記調整値とによって前記駆動信号に対応する補正値を動的に算出する回路である
ことを特徴とする画像表示装置。 - 前記第2の補正回路は、さらに前記補正値を補正対象となる前記輝度信号に加算する補正値加算回路を有することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
- 対応付けられた所定の発光領域をそれぞれ有し、該発光領域を発光させることによって画像を表示する複数の表示素子と、
所定の発光領域以外の発光領域に対応する表示素子を駆動することに起因して該所定の発光領域が発光するのを抑制するスペーサと、
入力された画像データに基づいて、前記表示素子を駆動する駆動信号を出力する駆動回路と、
を有し、
前記駆動回路は、
入力された画像データを電荷量に対してリニアな信号に近づける補正をすることにより電荷信号を得る第1の補正回路と、
補正された前記駆動信号を出力するための第2の補正回路と、
を有し、
該第2の補正回路は、
入力された画像データによる所定の発光領域の発光に対して、該所定の発光領域以外の発光領域に対応する表示素子の駆動が与える影響を前記スペーサが抑制する抑制効果を評価した評価値を算出する算出回路と、
調整回路と、
を有し、
前記算出回路は、前記電荷信号を用いて抑制効果を評価した評価値を算出し、
前記調整回路は、前記電荷信号を輝度に対してリニアな信号に近づける補正をすることにより輝度信号に変換し、前記輝度信号に基づき前記表示素子の蛍光体の特性を参照した調整値を算出し、前記評価値と前記調整値とによって前記駆動信号に対応する補正値を動的に算出する回路である
ことを特徴とする画像表示装置。 - 前記第2の補正回路は、さらに前記補正値を補正対象となる前記電荷信号に加算する補正値加算回路を有することを特徴とする請求項3に記載の画像表示装置。
- 前記調整回路は、前記評価値を前記調整値により調整した値を補正値として出力することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像表示装置。
- 前記調整回路は前記輝度信号により示される輝度が大きくなるほど、前記調整値が小さくなる算出をすることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像表示装置。
- 前記表示素子は、電子放出素子と、該電子放出素子と間隔を空けて配置され、該電子放出素子から放出される電子が照射されることによって発光する所定の発光領域とを有し、
前記スペーサは、所定の発光領域に対応する前記電子放出素子に近接する電子放出素子が放出する電子に起因する電子を遮蔽することで、前記所定の発光領域に対応する前記電子放出素子に近接する電子放出素子が放出する電子に起因する前記電子が前記所定の発光領域に照射されるのを抑制する電子遮蔽部材であり、
前記算出回路における前記評価値は、前記所定の発光領域に対応する電子放出素子に近接する電子放出素子から放出された電子が前記所定の発光領域に照射されるのを前記スペーサが遮蔽する遮蔽量を評価した値であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の画像表示装置。 - 電子放出素子と、該電子放出素子が放出する電子が入射されることで発光する発光領域とをそれぞれが有する複数の画素と、
前記電子放出素子と前記発光領域との間の空間を維持するスペーサと、
映像信号を変換する第1の変換回路と、
前記第1の変換回路の出力を変換する第2の変換回路と、
該第2の変換回路の出力に基づいて補正値を算出する算出回路と、
前記補正値を前記第1の変換回路の出力に基づいて調整し、調整した補正値を出力する調整回路と、
前記第1の変換回路の出力を前記調整した補正値で補正する補正回路と、
を有し、
前記第1の変換回路は、該第1の変換回路の出力と表示すべき輝度との線形性が前記映像信号と表示すべき輝度との線形性よりも高くなる変換を行う回路であり、
前記第2の変換回路は、該第2の変換回路の出力と放出すべき電子量との線形性が前記第1の変換回路の出力と放出すべき電子量との線形性よりも高くなる変換を行う回路であり、
前記スペーサは、第1の画素から第2の画素の発光領域に向かう電子を遮蔽する位置に位置しており、
前記算出回路は、前記第2の画素に対応する前記補正値を、前記第2の変換回路の出力の内の前記第1の画素に対応する出力に基づいて算出するものであり、
前記補正値は、該補正値を用いた補正によって、前記第2の画素の輝度と該第2の画素よりも前記スペーサから離れて位置する画素の輝度との差を減少することができる値を有する、
ことを特徴とする画像表示装置。 - 電子放出素子と、該電子放出素子が放出する電子が入射されることで発光する発光領域とをそれぞれが有する複数の画素と、
映像信号を変換する第1の変換回路と、
前記第1の変換回路の出力を変換する第2の変換回路と、
該第2の変換回路の出力に基づいて補正値を算出する算出回路と、
前記補正値を前記第1の変換回路の出力に基づいて調整し、調整した補正値を出力する調整回路と、
前記第1の変換回路の出力を前記調整した補正値で補正する補正回路と、
を有し、
前記第1の変換回路は、該第1の変換回路の出力と表示すべき輝度との線形性が前記映像信号と表示すべき輝度との線形性よりも高くなる変換を行う回路であり、
前記第2の変換回路は、該第2の変換回路の出力と放出すべき電子量との線形性が前記第1の変換回路の出力と放出すべき電子量との線形性よりも高くなる変換を行う回路であり、
前記複数の画素は第1の画素と該第1の画素の近傍に位置する第2の画素を含んでおり、前記第1の画素と前記第2の画素との距離は、前記第1の画素からでてくる電子が前記第2の画素に到達する距離であり、
前記算出回路は、第2の画素に対応する前記補正値を、前記第2の変換回路の出力の内の前記第1の画素に対応する出力に基づいて算出するものであり、
前記第1の画素から出てくる電子によって生じる前記第2の画素の発光、による第2の画素の輝度の増加を補正することができる値を前記補正値が有する、
ことを特徴とする画像表示装置。
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